JPH11218031A - ターボチャージャ作動制御のために学習ウエストゲート制御信号を用いる装置及びその方法 - Google Patents

ターボチャージャ作動制御のために学習ウエストゲート制御信号を用いる装置及びその方法

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JPH11218031A
JPH11218031A JP10327927A JP32792798A JPH11218031A JP H11218031 A JPH11218031 A JP H11218031A JP 10327927 A JP10327927 A JP 10327927A JP 32792798 A JP32792798 A JP 32792798A JP H11218031 A JPH11218031 A JP H11218031A
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウエストゲート制御バルブを有するエンジン
ターボチャージャを制御するための方法を提供する。 【解決手段】 この方法では、ターボチャージャは、ウ
エストゲート信号をウエストゲート制御バルブに送信で
きる電子コントローラによって制御される。エンジン速
度が、第1の所定の速度と第2の所定の速度とにより定
められた所定の速度範囲内にあるかどうかの判断がなさ
れ、ここでは、第2の所定の速度は第1の所定の速度よ
りも大きい。エンジン速度が所定の速度範囲にあること
に応じて、所定の初期化ウエストゲート制御信号がウエ
ストゲート制御バルブに送信される。エンジン速度が第
2の所定の速度を超えるかどうかの判定がなされ、エン
ジン負荷が、第1の所定の負荷と第2の所定の負荷とに
より定められた所定の負荷範囲にあるかどうかの判断が
なされ、この場合、第2の所定の負荷は第1の所定の負
荷よりも大きい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的に電子的に
制御されるターボチャージャ付エンジンの分野に関す
る。より詳細には、本発明は、検出されたエンジン作動
状態に基づいてエンジンターボチャージャのウエストゲ
ート制御バルブの作動を制御するための電子制御に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ターボチャージャ付エンジンが本分野に
おいて広く知られている。ターボチャージャには、エン
ジンの排気通路内にあるタービンホイールを含むものも
ある。タービンホイールには、エンジンの吸気マニホル
ド内に配置されているコンプレッサホイールが機械的に
接続されている。エンジン排気ガスによってタービンホ
イールが回転し、コンプレッサホイールが、エンジン吸
気マニホルドに入る空気を圧縮することになる。空気を
圧縮することにより、より大きな量の空気がエンジンシ
リンダに導入され、さらに多くの燃料が噴射されて、エ
ンジンの出力が通常に作動するエンジンを超えて上昇す
ることになる。場合によっては、空気を圧縮することの
ために、吸気マニホルド内の圧力が大きくなりすぎた
り、エンジンシリンダの圧力が大きくなりすぎて、エン
ジンに損傷を与える可能性もある。ターボチャージャの
オーバスピードも発生し、何回かのオーバスピードの後
にはターボチャージャの低サイクル疲労故障となること
がある。損傷が発生する可能性のあるレベルを圧力が超
えないようにし、オーバスピードを防ぐために、ウエス
トゲート制御バルブを設けることがある。ウエストゲー
ト制御バルブは、一般的にエンジン吸気マニホルドと排
気マニホルドとの間に接続されており、排気ガスがター
ボチャージャタービンホイールをバイパスできるように
作動して、タービンホイールの速度を減速し、吸気マニ
ホルドを通ってエンジンシリンダに与えられる空気の圧
力を減少させるようになっている。
【0003】厳密にいえば、機械的に作動するウエスト
ゲート制御バルブと、電子的に作動可能なウエストゲー
ト制御バルブの両者が知られている。電子的に制御可能
なウエスト制御バルブの場合、電子制御モジュールは、
ウエストゲート制御バルブが開かれる量を制御するのに
用いることができ、ターボチャージャタービンホイール
をバイパスする排気ガスの量を制御することになる。こ
のような電子的に作動可能なウエストゲート制御バルブ
において、ウエストゲート制御バルブが、損傷が発生す
る可能性のある状態を防ぐのに十分に早く作動しない場
合には、問題が発生する。例えば、電子制御モジュール
がターボチャージャによって与えられるブースト圧を検
出し、この検出されたブースト圧が所定の値を超える場
合にウエストゲート制御バルブを開くために、ウエスト
ゲート制御信号をウエストゲート制御バルブに送信する
ものがある。しかし、このような状況では、電子制御モ
ジュールが反応してウエストゲート制御信号をウエスト
ゲート制御バルブに送信する前に、ブースト圧は、ター
ボチャージャがオーバスピードとなるのに十分なほど高
くなり始めることがある。この問題に対する可能な解決
策は、電子制御モジュールがウエストゲートバルブを開
くように作用するような、より低い所定のブースト圧を
選択することである。しかし、このような低いブースト
圧が選択される場合には、エンジン性能に悪影響をおよ
ぼすことがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】発生しうる別の問題
は、ウエストゲート制御バルブの様々な成分部品が時間
とともに摩耗し、ウエストゲートバルブを所定の距離だ
け動かすのに必要とされるウエストゲート制御信号も変
わることである。本発明は、上述の1か、2以上の問題
を解決するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の1態様におい
て、ウエストゲート制御バルブを有するエンジンターボ
チャージャを制御するための方法が提案されており、ウ
エストゲート制御信号をウエストゲート制御バルブに送
信できる電子コントローラによってターボチャージャが
制御されるようになっている。エンジン速度が、第1の
所定の速度と第2の所定の速度とにより定められた所定
の速度範囲にあるかについての判断がなされ、この場
合、第2の所定の速度は第1の所定の速度よりも速い。
エンジン速度が所定の速度範囲内にあることに応じて、
所定の初期化ウエストゲート制御信号がウエストゲート
制御バルブに送信される。エンジン速度が第2の所定の
速度を超えたかについての判定がなされて、更にエンジ
ン負荷が、第1の所定の負荷と第2の所定の負荷とによ
り定められる所定の負荷の範囲内にあるかどうかについ
ての判断がなされ、この場合、第2の所定の負荷は第1
の所定の負荷よりも大きい。記録された制御信号値が、
電子コントローラに組み合わされたメモリから検索さ
れ、エンジン速度が第2の所定の速度を超えることと、
エンジン負荷が所定の負荷範囲内にあることに応答し
て、制御信号値に対応したウエストゲート制御信号がウ
エストゲート制御バルブに送信される。
【0006】本発明の別の態様において、ウエストゲー
ト制御バルブを有するターボチャージャを含むエンジン
の作動を制御するための装置を提供する。メモリが組み
合わされた電子コントローラがウエストゲート制御バル
ブに接続されている。エンジン速度センサーが電子コン
トローラに接続されており、燃料給送機構が電子コント
ローラに接続されている。電子コントローラはエンジン
速度センサーから受信した信号に基づいてエンジン速度
を監視するように作動可能であり、少なくとも一部燃料
給送機構により給送された燃料に基づいてエンジン負荷
を求めるように作動可能である。1つか、2つ以上の監
視されたエンジンパラメータに基づき、コントローラ
は、エンジンが加速モードにあるときを判定する。エン
ジンが加速モードであると判定されると、電子コントロ
ーラは、メモリから記憶された制御信号値を検索して、
これに対応したウエストゲート制御信号をウエストゲー
ト制御バルブに送信するように作動可能である。給送さ
れたウエストゲート制御信号によって、十分な排気ガス
がターボチャージャのタービンホイールをバイパスでき
る量だけウエストゲート制御バルブが動き、ターボチャ
ージャは、加速状態の間オーバスピードにはならないこ
とになる。
【0007】方法と装置の双方において、ウエストゲー
ト制御バルブの修正または変更を考慮するために、ウエ
ストゲートで支配されるモードで作動しているときに、
記憶された制御信号値が電子コントローラによって求め
られた学習された制御信号値で更新される。
【0008】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、本発明のウエ
ストゲート制御10の好ましい実施例を図示している。
ウエストゲート制御バルブ12は、内燃エンジン16の
排気マニホルド14と排気マフラー20へのインレット
18の間に接続されている。ウエストゲート制御バルブ
12は、バルブ12のソレノイド作動式部分24に接続
されたインレット22を含む。ソレノイド作動式バルブ
部分24が電子制御モジュール(ECM)26に接続さ
れており、これにより制御されるようになっている。ウ
エストゲート制御バルブ12が図示するように開くと、
ターボチャージャ28、詳細にはターボチャージャのタ
ービンホイール30を通って、排気出口32とマフラー
20を流れる排気通路(A)に平行な排気通路を形成す
る。
【0009】タービンホイール30は、コンプレッサホ
イール34に機械的に接続されている。空気が、空気清
浄器36を通ってコンプレッサホイール入口38に流れ
る。コンプレッサホイール34により空気が圧縮され、
この圧縮量はタービンホイール30の回転速度の関数で
ある。高低圧タービンホイールと、これに対応した高低
圧コンプレッサホイールが本分野において知られている
ことに留意する。本発明は、図示するように、単一のタ
ービンホイール・コンプレッサホイールの組み合わせを
有するエンジンと同様に、高低圧タービンホイール・コ
ンプレッサホイールとの組み合わせを有するターボチャ
ージャ付エンジンに組み込むことができる。最終冷却器
40が、コンプレッサホイール34の出力に接続され、
エンジン16の吸気マニホルド42に接続される。エン
ジン16の単一のシリンダ44が図1に図示されてい
る。しかし、エンジン16は、複数のシリンダ44を含
んでいてもよい。シリンダ44は、少なくとも一つの吸
気バルブ46と少なくとも一つの排気バルブ48とを含
む。燃料噴射器50が、噴射器ドライバ回路52から導
管通路54を通る噴射器ドライバコマンド信号を受信す
ることに応じて燃料噴射器50が燃料をシリンダ44に
噴射する。ドライバ回路52は、ECM26により導管
通路56を通って送信された燃料コマンド信号の関数と
して噴射器ドライバコマンドを発する。混合気が爆燃し
てしまった後に、排気ガスがエンジンシリンダ44を出
て、排気バルブ48を通って、排気マニホルド14に入
る。
【0010】ECM26が導管通路60を介しブースト
圧センサー58に接続されている。ブースト圧センサー
58は、吸気マニホルド42内の機能空気圧であるブー
スト圧信号を発する。ECM26は、ブースト圧センサ
ー58によって発生したブースト圧信号を監視すること
により吸気マニホルド42のブースト圧を検出する。エ
ンジン速度センサー62はエンジン16のカムシャフト
に接続されており、ECM26に接続されている導管通
路64にエンジン速度信号を発する。ECM26は、バ
ッテリーでバックアップされたRAMのようなメモリ6
6を含むのが好ましい。ECM26は、導管通路68を
介しソレノイド作動式バルブ部分24に接続されてい
る。ソレノイド作動バルブ部分24は、コンプレッサま
たは圧縮空気タンクのような高圧空気源70に接続され
ている。従来の手段において、ウエストゲート制御バル
ブ12は、ハウジング72とダイアフラム74とを含ん
でおり、このダイアフラム74は、該ダイアフラム74
の周囲近くでハウジングに接続されている。バルブ76
とばね78は、ダイアフラム74に接続されている。ば
ね78は、バルブ76を閉位置に付勢し、この位置にお
いてバルブは、排気バイパス開口部80を閉じて、排気
ガスがタービンホイール30をバイパスしないようにす
る。ディバイダー82がハウジング72内に取り付けら
れており、ハウジング72内のキャビティを分割するよ
うになっている。例えば、ハウジング72は、制御圧キ
ャビティ84と排気キャビティ86とを含む。制御圧キ
ャビティ84がソレノイドバルブ部分24を介し高圧空
気源70に接続されている。ECM26は、導管通路6
8を通ってソレノイドバルブ部24に送信される信号を
介しウエストゲート制御バルブ12の作動を制御する。
制御圧キャビティ84内の空気圧は、例えばECM26
からソレノイド作動式バルブ部分24に送信されたパル
ス幅変調信号デューティサイクルを変更することによっ
て変えることができる。詳細には、このような信号のデ
ューティサイクルが大きくなるにつれ、制御圧キャビテ
ィ84内の圧力が上昇する。制御圧キャビティ84内の
圧力がバルブ76を動かすことができ、このような圧力
を変えることによってばね78を所望のように圧縮した
り、圧縮を解除させることができる。バルブ76が図示
するように開くと、排気ガスがタービンホイール30を
バイパスでき、排気キャビティ86と開口部80とを通
ってマフラ20に流れることができる。バルブ部分24
に送信された信号を変えることによって、ECM26
は、バルブ76の開閉だけではなく、タービンホイール
30をバイパスする排気ガスの量を制御するのに、どれ
だけバルブを開くかを制御する。このようにウエストゲ
ート制御バルブ12は、過度のブースト圧を防ぐことが
でき、ターボチャージャのオーバスピードも防ぐことも
できる。
【0011】図2および3を参照すると、本発明のEC
Mに関する作動の好ましい実施例のフローチャート10
0が図示されている。このような作動は、適当なマイク
ロプロセッサと、該マイクロプロセッサに組み合わされ
たアセンブリ言語とを用いて、図2および3の作動をコ
ーディングするような、既知の手段によりECM26内
に組み込むことができる。このようなソフトウェアをコ
ーディングすることは本分野において機械的な段階に過
ぎない。本明細書において特定されたウエストゲートの
現在のレベルはソレノイドバルブ24に与えられた平均
電流であることに留意する。このような平均電流は、E
CM26によって送信されたウエストゲート制御信号の
デューティサイクルにおける増大の関数として大きくな
り、ECM26によって送信されたウエストゲート信号
のデューティサイクルの減少の関数として小さくなる。
このようにウエストゲート電流を特定の値に設定するこ
とは、ECM26により送信されたウエストゲート制御
信号のデューティサイクルを特定の値に設定することに
対応する。
【0012】エンジンターボチャージャの作動は、開始
ブロック102で図示するように始まる。ECM26
は、エンジンセンサー62からの信号に基づいてエンジ
ン速度を検出し、エンジン速度がブロック104で図示
したような第1の所定のエンジン速度以下であるかどう
かについての判断がなされる。エンジン速度が所定のエ
ンジン速度以下である場合には、ブロック106におい
て図示するようにECM26が、ウエストゲート電流を
ゼロアンペアに設定し、作動はブロック104に戻る。
ゼロアンペアにおけるウエストゲート制御バルブのばね
78がバルブ76を付勢して開口部86を閉じ、どんな
排気ガスもタービンホイール30をバイパスすることが
できない。例として、第1の所定のエンジン速度は、約
800RPMであればよいが、エンジン試験により判定
されるような別の値も利用してもよい。ウエストゲート
電流は、このような速度以下でゼロに設定されていれば
よい。なぜならば、エンジン16がこのような速度以下
で作動しているとき、ターボチャージャがオーバスピー
ドとなったり、ブースト圧が過度になる可能性がほとん
どないし、ウエストゲート制御バルブ12を即座に開く
ことを必要とする可能性もほとんどないからである。
【0013】ブロック104においてエンジン速度が第
1の所定の速度を超える場合には、ECM26は、エン
ジン速度が、図108に図示するように、第2の所定の
エンジン速度を超えるかどうかを判定する。エンジン速
度が第2の所定のエンジン速度を超えない場合には、E
CM26は、ウエストゲート電流を、ブロック110に
よって示されるような初期レベルに設定し、作動はブロ
ック104に戻る。このような電流初期化レベルは、ソ
レノイド作動式バルブ部分24のヒステリシスの少なく
ともいくらかを消費するのに十分なレベルであるが、バ
ルブ76が開口部80に対し閉位置から動くのに十分で
はないレベルである。第2の所定のエンジン速度は、約
1200RPMとでき、別の値も利用できることに留意
しなければならない。初期電流は、より応答しやすくバ
ルブを開くようにウエストゲート制御バルブ12を形成
することを意図するものであり、例えば0.35アンペ
アであればよいが、別の値も、ウエストゲート制御バル
ブ12の特性に基づいて、容易に用いることができる。
【0014】エンジン速度が、ブロック108において
第2の所定のエンジン速度を超える場合には、ECM2
6は、ブロック112に示したような第1の所定のエン
ジン負荷を、エンジン負荷が超えているかどうかを判定
する。燃料噴射器50のような燃料供給機構によって給
送された燃料に基づいて、ECM26はエンジン負荷を
求めればよい。例えば、エンジンの「ラック」は、燃料
噴射器が開いている時間の長さにより判断される。ラッ
クとエンジン速度の関数として得られる燃料の記憶され
たマップは、エンジンに給送される燃料の量を求めるの
に使用できる。次いで求められた燃料量がエンジン全負
荷状態で給送される所定の最高燃料量で割られ、その割
合がエンジン全負荷の割合を表すエンジン負荷判定値を
表す。エンジン負荷が、第1の所定のエンジン負荷を超
える場合には、ECM26は、ブロック114により図
示されているような第2の所定のエンジン負荷よりも大
きいかどうかを判断する。エンジン負荷が第2の所定の
エンジン負荷を超えない場合には、ECM26は、ウエ
ストゲート電流をブロック116に図示するような記憶
された電流値に設定し、作動がブロック104に戻る。
この点に関し、記憶された電流値がECM26のバッテ
リーでバックアップされたRAMのようなメモリ内の記
憶から検索され、製造中に記憶された初期の値になる。
【0015】1例として、第1の所定のエンジン負荷
は、エンジン全負荷の約50パーセントであればよく、
第2の所定のエンジン負荷は、エンジン全負荷の約95
パーセントであればよいが、別のエンジン負荷も利用で
きることに留意する。エンジン負荷は、エンジンが加速
モードに入るときを判断するために、ECM26により
監視される。この例の場合、エンジン速度が1200R
PMを超え、エンジン負荷がエンジン全負荷の50パー
セントを超えるとき、エンジンは加速モードにあると考
えられる。ターボチャージャがオーバスピードになる可
能性は、エンジンがこのような加速モードにあるときに
存在し、ウエストゲート電流は、メモリから検索された
記憶値、すなわち、オーバスピードを防ぐのに十分なウ
エストゲート制御バルブ12を開くのに十分な値であ
る。例えば、記憶された値は、最初0.65アンペアと
できるが、別の値であっても容易に使うことができる
し、問題となっているエンジンの種類を試験することに
よって適切な値が求められる。
【0016】エンジン負荷が第2の所定のエンジン負荷
を超える場合には、ECM26は、ウエストゲート支配
モードになり、このモードの間には、ブロック118、
120、122、124および126(図3参照)によ
り図示されたような所定のブースト圧を達成しようとす
る際に、ウエストゲート電流が調整されている。詳細に
は、ブロック118において、ECM26がメモリ66
から所定のブースト圧を検索し、このブースト圧が、エ
ンジンラックとエンジン速度との関数となるマップ内に
記憶される。ブロック126において、ECM26が、
吸気マニホルド42内のブースト圧センサー58から受
信した信号に基づいてブースト圧を検出する。ブースト
圧が所定のブースト圧よりも小さい場合には、ウエスト
ゲート制御バルブ12が開く量を減少させるために、ウ
エストゲート電流はブロック122に図示するように減
少する。あるいは、ブロック124において、ブースト
圧が所定のブースト圧よりも大きい場合には、ブロック
126に図示するようにウエストゲート制御バルブ12
が開く量を大きくするために、ウエストゲート電流は増
大する。
【0017】ウエストゲート電流がブロック120また
は124のいずれかで調整される場合には、あるいは調
整が必要でない場合には、ブロック128に図示するよ
うな所定の時間の長さの間、ウエストゲート支配モード
でシステムが作動していたかどうかについての判断がな
される。その場合には、学習された電流値がブロック1
30において判定され、学習された電流値は、所定のブ
ースト圧を得るために設定されたウエストゲート電流に
基づくようになっている。記憶された電流値はブロック
132に図示するように、求められた学習電流値と置き
換えることができる。使用される所定の時間長さは約2
0秒であればよく、別の時間長さも同様に使用すること
ができることが理解できる。学習電流値を決定する前
に、所定のブースト圧に近づくためウエストゲート電流
を調整するのにシステムに時間を与えるように、所定の
時間待機することが望まれる。
【0018】本発明の好ましい実施例において、学習電
流値が、所定のブースト圧を達成しようとしたときに設
定されたウエストゲート電流とほぼ同一の値に設定され
る。学習電流値を求めることにより、システムは、ウエ
ストゲート制御バルブ12における修正または変更に関
し調整を行うことができ、ウエストゲート制御バルブを
所定の距離だけ動かすのに必要とされる電流が変更・修
正されることになる。ブロック130内で求められた学
習電流値は、所定のブースト圧を得る際に設定された値
とは異なる値にできることが理解できるであろう。例え
ばECM26は、0.7アンぺアのウエストゲート電流
が、所定のブースト圧を得るのに必要とされることを表
す記録されたマップ26を含むことができる。所定のブ
ースト圧を得るのに、ウエストゲート電流を0.77ア
ンペアに設定するウエストゲート支配モードにおいて調
整がなされる場合、要求される電流は実質10パーセン
ト高いようになる。このような場合、ブロック130に
おいて、ECM26により決定された学習電流値ははじ
めに記憶された電流値よりも10パーセント高い調整値
である。
【0019】ブロック112をもう一度参照すると、エ
ンジン負荷が第1の所定のエンジン負荷よりも大きくな
いという判定がなされた場合には、ブロック134にお
いて図示するようにECM26は、利用されるウエスト
ゲート電流値が、記憶された電流値であるかどうかを判
定する。そうである場合には、ブロック136において
図示するように、ECM26は、エンジン負荷が第1の
所定のエンジン負荷よりも小さい第3の所定のエンジン
負荷よりも大きいかどうかを判定する。そうである場合
には、ブロック116において図示するように、ウエス
トゲート電流が記憶された電流値に再び設定されるか、
もしくはこの値のままである。ブロック110において
図示するように、エンジン負荷が第3の所定のエンジン
負荷よりも小さいという判定がなされた場合には、ウエ
ストゲート電流が電流初期化レベルに設定される。ステ
ップ134と136は、システムが記憶された電流値を
用いて停止すべきときを判定するのに利用される。別の
値も利用できるが、第3の所定のエンジン負荷がエンジ
ン全負荷の約25パーセントとできる。エンジン負荷が
第1の所定のエンジン負荷以下にあると同時に、ウエス
トゲート電流を初期化レベルに設定することのために、
ウエストゲート電流調整によってエンジン負荷が第1の
所定のエンジン負荷を反復的に超えたり、降下するよう
な不安定な状況となることがわかる。このように、第3
の所定のエンジン負荷は、ウエストゲート電流がいつ記
憶された電流値から初期化レベルに変わるかについての
チェックとして用いられる。
【0020】本発明は、エンジンのターボチャージャの
作動を制御する有効な装置と方法とを提供する。まず、
ブロック110に図示するように、電流を初期化レベル
に設定することによって、ウエストゲート制御バルブが
準備モードになり、短時間で応答でき、所望であれば開
くことができる。さらに、エンジン速度が第2の所定の
エンジン速度を超え、エンジン負荷が第1および第2の
所定のエンジン負荷により定められた範囲にある場合
に、ウエストゲート電流は、エンジンが加速モードにあ
るときに記憶された電流値に設定される。エンジンが加
速モードにあるとき、ウエストゲート電流を記憶された
電流値に設定することによって、ウエストゲート制御バ
ルブは、ターボチャージャがオーバスピードにならない
のに十分な量だけ開く。さらに、ウエストゲート支配モ
ードの間、ウエストゲート電流を監視することによっ
て、ウエストゲート制御バルブの性能における変更また
は変化を考慮するために、ECMは学習電流値を求める
ことができ、記憶された電流値を学習電流値と代えるこ
とができ、短時間及び長時間のターボチャージャの性能
を改善することになる。
【0021】本発明の別の態様、目的、利点及び用途
は、図面、発明の開示及び請求の範囲から得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を表すブロック線図である。
【図2】本発明において使用された電子制御モジュール
の作動のフローチャートを表す図である。
【図3】本発明において使用された電子制御モジュール
の作動のフローチャートを表す図である。
【符号】
10. ウエストゲート制御 12. ウエストゲート制御バルブ 14. 排気マニホルド 16. エンジン 20. 排気マフラ 26. 電子制御モジュール 28. ターボチャージャ 30. タービンホイール 34. コンプレッサホイール 44. シリンダ 46. 吸気バルブ 50. 燃料噴射器 56. 導管通路 58. ブースト圧センサー 60. 導管通路 62. エンジン速度センサー 66. メモリ 70. 高圧空気源
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02D 45/00 364 F02D 45/00 364F (72)発明者 ディヴィッド エル フローバーグ アメリカ合衆国 インディアナ州 47906 −6513 ウェスト ラファイエット サン ドパイパー ドライヴ 1748 (72)発明者 フィリップ ジェイ ハウツ アメリカ合衆国 インディアナ州 47905 −8002 ラファイエット ウェスト 200 サウス 3705 (72)発明者 チャールズ ジェイ コシアン アメリカ合衆国 イリノイ州 61614 ピ オーリア ウェスト ヴァイキング コー ト 1617 アパートメント 308 (72)発明者 ケヴィン エイ ランツ アメリカ合衆国 イリノイ州 61548 メ タモーラ アーバー ヴィタエ ドライヴ 320 (72)発明者 ジェームズ ビー マードック アメリカ合衆国 イリノイ州 61571 ワ シントン ノールクレスト ドライヴ 1201 (72)発明者 グレッグ ダブリュー ウーランド アメリカ合衆国 インディアナ州 47905 −6000 ラファイエット アシュレイ オ ークス ドライヴ 3712 アパートメント シー

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエストゲート制御バルブを有してお
    り、ウエストゲート制御信号を前記ウエストゲート制御
    バルブに給送できる電子コントローラによって制御可能
    なエンジンターボチャージャを制御するための方法であ
    って、 (a)エンジン速度が、第1の所定の速度と、該第1の
    所定の速度よりも大きい第2の所定の速度により定めら
    れた所定の速度範囲にあるかどうかを判断し、 (b)前記段階(a)において、前記エンジン速度が前
    記所定の速度範囲にあることに応答して、所定の初期化
    ウエストゲート制御信号を前記ウエストゲート制御バル
    ブに送信し、 (c)エンジン速度が前記第2の所定の速度を超えてい
    るかどうかを判断し、 (d)エンジン負荷が、第1の所定の負荷と、該第1の
    所定の負荷よりも大きい第2の所定の負荷とにより定め
    られた所定の負荷範囲にあるかどうかを判断し、 (e)前記電子コントローラと組み合わされたメモリか
    ら記憶された制御信号を検索し、前記段階(c)におい
    て前記エンジン速度が前記第2の所定の速度を超えてお
    り、前記段階(d)において前記エンジン負荷が前記所
    定の負荷範囲にあることに応答して、前記記憶制御信号
    に対応したウエストゲート制御信号を前記ウエストゲー
    ト制御バルブに送信する、段階からなる方法。
  2. 【請求項2】 (f)エンジン負荷が前記第2の所定の
    負荷を超えたかどうかを判断し、 (g)前記エンジンの吸気マニホルドのブースト圧を検
    出し、段階(f)において、前記エンジン負荷が前記第
    2の所定の負荷を超えることに応答して、所定のブース
    ト圧を得るように前記ウエストゲート制御バルブに送信
    される前記ウエストゲート制御信号を調整し、 (h)前記段階(g)において、前記ウエストゲート制
    御バルブに送信された前記ウエストゲート制御信号に基
    づいた学習制御信号値を求め、 (i)前記段階(e)における前記記憶された制御信号
    値を前記段階(h)において求められた前記学習制御信
    号値と置き換える、 段階からなることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記段階(h)と(i)は、前記段階
    (g)が少なくとも所定の時間の間実施された後に、実
    行されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記段階(h)において求められた前記
    学習制御信号値は、前記段階(e)において検索された
    場合、前記段階(g)において前記所定のブースト圧を
    得るのに設定された前記ウエストゲート制御信号とほぼ
    同じであるウエストゲート制御信号を送信することにな
    るような値であることを特徴とする請求項2に記載の方
    法。
  5. 【請求項5】 前記段階(g)の前記所定のブースト圧
    が、給送された燃料とエンジン速度とに基づいた3次元
    マップに記憶され、前記段階(g)は、前記所定のブー
    スト圧を、前記電子コントローラと組み合わされたメモ
    リから検索する段階を含むことを特徴とする請求項2に
    記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記第1の所定の速度は、約800RP
    Mであり、前記第2の所定の速度は、約1200RPM
    であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記第1の所定の負荷は、エンジン全負
    荷の約50パーセントであり、前記第2の所定の負荷は
    エンジン全負荷の約95パーセントであることを特徴と
    する請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 ウエストゲート制御バルブを有するター
    ボチャージャを含んでおり、ウエストゲート制御信号を
    前記ウエストゲート制御バルブに送信できる電子コント
    ローラによって制御されるエンジンを制御するための方
    法であって、 (a)少なくとも一つのエンジンパラメータを監視し、 (b)前記段階(a)において監視された前記エンジン
    パラメータに少なくとも一部基づいて前記エンジンが加
    速モードにあるときを判定し、 (c)前記電子コントローラと組み合わされたメモリか
    ら記憶された制御信号値を検索し、前記エンジンが前記
    段階(b)において判定されたような加速モードである
    ことに応答して、前記記憶制御信号値に対応したウエス
    トゲート制御信号を前記ウエストゲート制御バルブに送
    信し、 (d)エンジン負荷が所定の負荷を超えているかどうか
    を判定し、 (e)前記エンジンの吸気マニホルドのブースト圧を検
    出し、前記エンジン負荷が前記段階(d)において求め
    られた前記所定の負荷を超えることに応答して所定のブ
    ースト圧を得る際に前記ウエストゲート制御バルブに送
    信された前記ウエストゲート制御信号を調整し、 (f)前記段階(d)における前記所定のブースト圧を
    得る際に設定された前記ウエストゲート制御信号に基づ
    いて学習制御信号値を求め、 (g)前記段階(c)の前記記憶された制御信号値を前
    記段階(f)において求められた前記学習制御信号値と
    置き換える、 段階からなる方法。
  9. 【請求項9】 前記段階(a)はエンジン負荷を監視す
    る段階を含み、前記段階(b)は、前記エンジン負荷
    が、前記段階(d)の前記所定の負荷よりも小さい所定
    の負荷を超えているかどうかを判定する段階を含むこと
    を特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】前記段階(a)はエンジン速度を監視す
    る段階を含み、前記段階(b)は、前記エンジン速度が
    所定のエンジン速度を超えるかどうかを判断する段階を
    含むことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  11. 【請求項11】前記段階(f)は、前記段階(e)が、
    所定の時間の間実行された後に、実行されることを特徴
    とする請求項8に記載の方法、。
  12. 【請求項12】ウエストゲート制御バルブを有するター
    ボチャージャを含むエンジンの作動を制御するための装
    置において、 メモリが組み合わされており、前記ウエストゲート制御
    バルブに接続された電子コントローラと、 該電子コントローラに接続されたエンジン速度センサー
    と、 前記電子コントローラに接続された燃料給送機構と、 を備えており、 前記電子コントローラは、前記エンジン速度センサーか
    ら受信した信号に基づいてエンジン速度を監視するよう
    に作動し、前記燃料給送機構によって給送された燃料に
    少なくとも部分的に基づいてエンジン負荷を求めるよう
    に作動し、 前記監視されたエンジン速度が所定のエンジン速度を超
    え、該求められたエンジン負荷が所定の負荷範囲にある
    場合に、前記電子コントローラがメモリから記憶されて
    いる制御信号値を検索し、これに対応するウエストゲー
    ト制御信号を前記ウエストゲート制御バルブに送信する
    ように作動するようになっている装置。
  13. 【請求項13】前記電子コントローラに接続されたブー
    スト圧センサーを備えており、 前記電子コントローラは、前記エンジン負荷が前記所定
    の負荷範囲を超えているかどうかを判定するように作用
    し、 前記エンジン負荷が前記所定の負荷範囲を超えていると
    判定されると、前記電子コントローラが前記エンジンの
    ブースト圧を監視するように作動し、所定のブースト圧
    を達成する際に前記ウエストゲート制御バルブに送信さ
    れる前記ウエストゲート制御信号を調整するように作動
    するようになっている請求項12に記載の装置。
  14. 【請求項14】前記電子コントローラは、前記ウエスト
    ゲート制御バルブに送信される前記ウエストゲート制御
    信号が、前記所定のブースト圧を達成する際に調整され
    るときに、学習制御信号値を求めるように作用し、前記
    電子コントローラが前記記憶された制御信号値を前記学
    習された制御信号値と置き換えるように作用することを
    特徴とする請求項13に記載の装置。
  15. 【請求項15】前記メモリは、バッテリーでバックアッ
    プされたRAMを含んでおり、前記記憶された制御信号
    値が前記バッテリーでバックアップされたRAMに記録
    されるようになっていることを特徴とする請求項12に
    記載の装置。
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