JPH11217536A - 水性被覆組成物 - Google Patents

水性被覆組成物

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JPH11217536A
JPH11217536A JP32261798A JP32261798A JPH11217536A JP H11217536 A JPH11217536 A JP H11217536A JP 32261798 A JP32261798 A JP 32261798A JP 32261798 A JP32261798 A JP 32261798A JP H11217536 A JPH11217536 A JP H11217536A
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JP
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coating composition
polyether
acetoacetate
copolymerized
aqueous coating
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JP32261798A
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English (en)
Inventor
Tammy Lynne Maver
タミー・リン・メイバー
Robert Krasnansky
ロバート・クラスナンスキー
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Rohm and Haas Co
Original Assignee
Rohm and Haas Co
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Publication date
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • C09D133/00Coating compositions based on homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides, or nitriles thereof; Coating compositions based on derivatives of such polymers
    • C09D133/04Homopolymers or copolymers of esters
    • C09D133/06Homopolymers or copolymers of esters of esters containing only carbon, hydrogen and oxygen, the oxygen atom being present only as part of the carboxyl radical
    • C09D133/062Copolymers with monomers not covered by C09D133/06

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被覆剤のオープンタイムを長くするために好
適な組成物および方法の提供。 【解決手段】 アセトアセテート、アセトアセタミド、
シアノアセテート、およびシアノアセタミドからなる群
から選択されるペンダント基を有する共重合されたエチ
レン性不飽和モノマーを含むエマルションポリマー、1
級または2級のアミノ基を有するポリエーテルモノアミ
ンまたはポリエーテルジアミン、およびアルキルポリグ
リコシドを含む延長されたオープンタイムを有する水性
被覆組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、長いオープンタイム(open
time)を有する水性被覆組成物に関する。より詳
細には、本発明は、アセトアセテート、アセトアセタミ
ド、シアノアセテート、およびシアノアセタミドからな
る群から選択されるペンダント基を有する共重合された
エチレン性不飽和モノマーを含むエマルションポリマ
ー、1級または2級のアミノ基を有するポリエーテルモ
ノアミンまたはポリエーテルジアミン、およびアルキル
ポリグリコシドを含む延長されたオープンタイムを有す
る水性被覆組成物に関する。本発明はさらに、アセトア
セテート、アセトアセタミド、シアノアセテート、およ
びシアノアセタミドからなる群から選択されるペンダン
ト基を有する共重合されたエチレン性不飽和モノマーを
含むエマルションポリマー、1級または2級のアミノ基
を有するポリエーテルモノアミンまたはポリエーテルジ
アミン、およびアルキルポリグリコシドを含む水性被覆
組成物を形成し、該組成物を基体に施すことを含む、水
性被覆組成物のオープンタイムを延長する方法に関す
る。
【0002】本発明は、水性被覆組成物のオープンタイ
ムを長くすることにより、美観に優れた乾燥被覆を提供
する。本明細書において水性被覆組成物の「オープンタ
イム」とは、水性被覆組成物が使用可能である時間をい
う。水性被覆組成物は乾燥しやすいので、塗布された湿
潤表面上に再度刷毛塗りまたはロール塗りして表面の美
観を改良したり、ブラシマークやペイント厚の相違に起
因するラップライン(lap lines)、光沢の減
少などの欠陥を生ずることなく塗布されたばかりの表面
にさらに塗布するための十分な時間がないことがしばし
ばある。本明細書において「長くされたオープンタイ
ム」の語は、1級または2級のアミノ基を有するポリエ
ーテルモノアミンまたはポリエーテルジアミン、および
/またはアルキルポリグリコシドを含まない同じエマル
ションポリマーについて同じ方法および同じ条件で測定
したオープンタイムよりも長いものである、本発明の組
成物のオープンタイムをいう。
【0003】米国特許第5,270,308号は、改質
剤化合物中の第2の反応基と反応する第1の反応基を有
するラテックスポリマーを提供することにより、水性被
覆組成物のオープンタイムを長くする方法を開示する。
開示されているラテックスポリマーはアセトアセテート
基を有し、改質剤化合物はポリエトキシル化モノアミン
またはジアミンを含む。さらなるオープンタイムの改良
が望まれていた。
【0004】米国特許第5,523,335号は、エチ
レンオキシドの長鎖または分岐鎖のモノアミンとの縮合
物のような非イオン性分散剤、顔料、およびアルキルポ
リグリコシド界面活性剤を使用して調製する事ができる
水分散性ポリアクリレート樹脂バインダーを含む軟質印
刷インク組成物を開示する。この軟質印刷インク組成物
においてオープンタイムは関係のない性質であり測定も
されていないし、アセトアセテート、アセトアセタミ
ド、シアノアセテート、およびシアノアセタミドからな
る群から選択されるペンダント基を有するエチレン性不
飽和モノマーを共重合することも開示されていない。
【0005】本発明の解決すべき課題は、被覆剤のオー
プンタイムを長くするために好適な組成物および方法を
提供し、刷毛の塗り跡が乾燥した被覆の表面を損なわな
いようにすることである。上記の被覆組成物もこの課題
を解決することを目的としていたが、さらなる改良が望
まれていた。我々は、アルキルポリグリコシドと特定の
エマルションポリマー、およびアミン組成物の組み合わ
せにより、オープンタイムを改良する事ができることを
見いだした。
【0006】本発明の第1の態様は、アセトアセテー
ト、アセトアセタミド、シアノアセテート、およびシア
ノアセタミドからなる群から選択されるペンダント基を
有する共重合されたエチレン性不飽和モノマーを含むエ
マルションポリマー、1級または2級のアミノ基を有す
るポリエーテルモノアミンまたはポリエーテルジアミ
ン、およびアルキルポリグリコシドを含む延長されたオ
ープンタイムを有する水性被覆組成物に関する。
【0007】本発明の第2の態様は、アセトアセテー
ト、アセトアセタミド、シアノアセテート、およびシア
ノアセタミドからなる群から選択されるペンダント基を
有する共重合されたエチレン性不飽和モノマーを含むエ
マルションポリマー、1級または2級のアミノ基を有す
るポリエーテルモノアミンまたはポリエーテルジアミ
ン、およびアルキルポリグリコシドを含む水性被覆組成
物を形成し、該組成物を基体に施すことを含む、水性被
覆組成物のオープンタイムを延長する方法に関する。
【0008】本発明は、長くされたオープンタイムを有
する。水性被覆組成物は水性エマルションポリマーを含
む。エマルションポリマーはアセトアセテート、アセト
アセタミド、シアノアセテート、およびシアノアセタミ
ドから選択されるペンダント基を有する少なくとも1種
の共重合されたエチレン性不飽和モノマーを含む。その
ようなモノマーは、ポリマーの形成中に使用されてもよ
く、または共重合された先駆体モノマーと後反応させて
もよい。一般に、任意の重合可能なヒドロキシーまたは
アミノ官能性モノマーを、重合前または重合後にジケテ
ンまたは他の適当なアセトアセチル化試薬と反応させる
ことにより、対応するアセトアセテートまたはアセトア
セタミドに転化することができる。Compariso
n ofMethods for the Prepa
ration of Acetoacetylated
Coating Resins, Witzema
n,J.S.;Dell Nottingham,
W.;Del Rector,F.J.Coating
Technology;Vol.62,1990,1
01、およびこれに記載されている参考文献を参照のこ
と。シアノアセテート、およびシアノアセタミドは、公
知の方法により調製する事ができ、たとえば米国特許第
3,554,987号、米国特許第3,658,878
号、および米国特許第5,021,511号に記載され
ている。好ましいエマルションポリマーは、モノマーの
総重量に基づいて1から25重量%の共重合されたアセ
トアセテート基を有するエチレン性不飽和モノマー、た
とえばビニルアセトアセテート、アセトアセトキシエチ
ルアクリレート、アセトアセトキシエチルメタアクリレ
ート(AAEM)、アセトアセトキシプロピルメタアク
リレート(AAPM)、アリルアセトアセテート、アセ
トアセトキシブチルメタアクリレート、および2,3−
ジ(アセトアセトキシ)プロピルメタアクリレートを含
むものである。より好ましいエマルションポリマーは、
モノマーの総重量に基づいて2から20重量%の共重合
されたアセトアセトキシエチルメタアクリレートを含む
ものである。
【0009】ポリマーは、他の共重合されたエチレン性
不飽和モノマーたとえば、アクリル及びメタクリル酸エ
ステルモノマー、例えばメチルアクリレート、エチルア
クリレート、ブチルアクリレート、2−エチルヘキシル
アクリレート、デシルアクリレート、メチルメタアクリ
レート、ブチルメタアクリレート、ヒドロキシエチルメ
タアクリレート、ヒドロキシプロピルメタアクリレー
ト、およびアミノアルキル(メタ)アクリレート;スチ
レン又は置換スチレン;ブタジエン;ビニルアセテート
又は他のビニルエステル;塩化ビニル、塩化ビニリデ
ン、およびN−ビニルピロリドンのようなビニルモノマ
ー;(メタ)アクリロニトリルおよび(メタ)アクリル
アミドを含むことができる。本明細書において(メタ)
アクリレートおよび(メタ)アクリルアミドは、それぞ
れアクリレートおよびメタアクリレート、並びにアクリ
ルアミドおよびメタアクリルアミドをいう。
【0010】水性ポリマーは、さらにポリマーの乾燥重
量に基づいて0から15重量%、好ましくは1から5重
量%の共重合されたモノエチレン性不飽和酸モノマーを
含む。モノエチレン性不飽和酸モノマーとしては、たと
えば、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコ
ン酸、スルホエチルメタアクリレート、ホスホロエチル
メタアクリレート、フマル酸、マレイン酸、モノメチル
イタコネート、モノメチルフマレート、モノブチルフマ
レートおよび無水マレイン酸があげられる。
【0011】本発明で使用される水性ポリマーは、少量
の意図的または偶発的な架橋が存在してもよいが、基体
に施される際には実質的に熱可塑性であり、または実質
的に非架橋である。少量の前架橋またはゲル含有が所望
される場合には、少量の多エチレン性不飽和モノマー、
たとえば、エマルション重合されたポリマーの重量に基
づいて0.1から5重量%のアリルメタアクリレート、
ジアリルフタレート、1,3−ブチレングリコールジメ
タアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレ
ート、およびジビニルベンゼンを使用することができ
る。しかし、形成されたフィルムの特性を損なわないこ
とが重要である。アルキルメルカプタンのような連鎖移
動剤を、ポリマーの分子量を調整するために使用するこ
とができる。
【0012】水性ポリマー、たとえばエマルションポリ
マー、水性コロイダル重合分散体、水または主として水
性媒体に溶解された溶液ポリマー、および水性ポリマー
サスペンションを調製するために使用する重合方法は当
該技術において周知である。エマルションポリマーが好
ましい。エマルションポリマーの調製に際して、公知の
界面活性剤を使用することができ、たとえばアニオン
性、および/または非イオン性乳化剤、たとえばアルカ
リ又はアンモニウムアルキルスルフェート、アルキルス
ルホン酸、脂肪酸、及びオキシエチル化アルキルフェノ
ール類を使用することができる。使用される界面活性剤
の量は、通常、モノマー合計重量を基準として6重量%
以下である。重合は熱開始またはレドックス開始重合に
おいて行われる。公知のフリーラジカル開始剤、たとえ
ば、過酸化水素、t−ブチルヒドロペルオキシド、およ
びアンモニウム及び/またはアルカリペルスルフェート
を、通常、モノマー合計重量を基準として0.05から
3.0重量%の量で使用される。ナトリウムビスルファ
イトのような好適な還元剤と組み合わせた同様の開始剤
を用いるレドックス系を、同等の量で用いることができ
る。
【0013】本発明の他の態様においては、エマルショ
ンポリマーを、少なくとも2つの組成の異なる段をシー
ケンシャルに重合させる、多段エマルション重合方法に
より調製することができる。そのような製造方法は少な
くとも2つの互いに相溶しないポリマー組成物を形成
し、ポリマー粒子中に少なくとも2つの相を形成する。
そのような粒子は種々のジオメトリーの2以上の相から
構成され、たとえば、コア/シェル又はコア/シース粒
子、コアを不完全に被包するシェル相を有するコア/シ
ェル粒子、多数のコアを有するコア/シェル粒子、及び
相互侵入網目粒子であることができる。これらの場合の
すべてにおいて、粒子の表面積の過半は少なくとも一つ
の外側相によって占有され、ポリマー粒子の内部は少な
くとも一つの内部相によって占有される。多段エマルシ
ョンポリマーのそれぞれの段は、エマルションポリマー
に関して前述されたものと同じモノマー、界面活性剤、
連鎖移動剤などを含むことができる。そのような多段エ
マルションポリマーの調製に使用される重合方法は公知
であり、たとえば、米国特許第4,325,856号、
米国特許第4,654,397号、および米国特許第
4,814,373号に開示されている。
【0014】エマルションポリマーは典型的には30ナ
ノメーター(nm)から500nmの平均粒子直径を有
する。たとえば、米国特許第4,384,056号、お
よび米国特許第4,539,361号に開示されている
ような、多モード粒子サイズ分布を与える方法を使用す
ることもできる。エマルションポリマーのガラス転移温
度(Tg)は、示差走査熱量計(DSC)を使用し、熱
量と温度変化の中点をTg値として測定した場合に、好
ましくは−10℃から70℃である。
【0015】水性被覆組成物は、1級または2級のアミ
ノ基を有するポリエーテルモノアミンまたはポリエーテ
ルジアミン、たとえばモノまたはジアミノ末端ポリエチ
レングリコールを含む。ポリエーテルモノアミンまたは
ポリエーテルジアミンは、同一または異なった少なくと
も8個のオキシアルキレン基を含み、モノアミンは1級
または2級のアミン基であり、ジアミンは1級または2
級のアミン基から独立に選択される2つのアミン基を有
する。好ましいポリエーテルモノアミンは、 R−(CHCH(R)O)n−CHCH
(R)−NH 式中、Rは(C−C12)アルキルから選択され、
およびRは水素、(C−C)アルキルから独
立に選択される;の構造を有する。好ましくはRはメ
チルである。好ましいポリエーテルモノアミンはジェフ
ァーミン(JEFFAMINE) M−1000(現在
ではXTJ−506)(ジェファーミンはHuntsm
an Chemicalの登録商標)であり、これは R−(CHCH(R’)−CHCH(CH)−N
の構造を有し、プロピレンオキシド/エチレンオキシド
のモル比が3/19であり、分子量がほぼ1,000で
あり、1価アルコール開始剤とアルキレンオキシドを反
応させ、生成物の末端水酸基をアミンに転化させて作ら
れるとされている。
【0016】ポリエーテルジアミンは、 H(R)N−(OCHCH(R))x−N
(R)H 式中、RとRは同一または異なっており、独立して
水素および(C−C )アルキルから選択され、R
は(C−C)アルキルから選択され、またはアルキ
レンオキシであってもよい;の構造を有する。好ましく
はR=R=H、R=メチル、x=10−50であ
る。好ましいポリエーテルジアミンはジェファーミン
ED−600(現在ではXTJ−500であり、これは HNCH(CH)CH−[OCH(CH)CH
]a−[OCHCH]b−[OCHCH(CH
)]c−NH の構造を有し、bが約5.5であり、a+c=2.5、
分子量がほぼ600であるとされている。1級または2
級のアミノ基はポリマーエマルションの官能基と反応す
ることができ、たとえば、アセトアセテート基と反応し
てエナミン構造を形成する。より好ましくは、ポリエー
テルジアミンであり、それらは架橋を生じさせ、オープ
ンタイム以外の被覆特性を向上させる。ポリエーテルモ
ノアミンまたはポリエーテルジアミンの好ましい量は、
アセトアセテート、アセトアセタミド、シアノアセテー
ト、およびシアノアセタミドの当量に基づいて、アミノ
基の当量数が0.1から1.1当量になる量である。ポ
リエーテルモノアミンまたはポリエーテルジアミンのよ
り好ましい量は、アセトアセテート、アセトアセタミ
ド、シアノアセテート、およびシアノアセタミドの当量
に基づいて、アミノ基の当量数が0.2から0.6当量
になる量である。
【0017】水性被覆組成物はアルキルポリグリコシド
を含む。本明細書においては、「アルキルポリグリコシ
ド」の語は、CからC18のアルコールと還元糖との
アルキルポリグリコシドであって、すべてのアルキル基
について、互いにグリコシド結合によって結合している
平均して1から10個の糖残基を含む1つの糖の鎖が存
在するものをいう。アルキルポリグリコシドは米国特許
第3,839,318号に開示されている製造方法によ
り調製する事ができ、最初にグルコースまたはオリゴ糖
とC−C18アルコールとを80−130℃で、硫酸
のような酸性触媒の存在下で反応させる。アルキルポリ
グリコシドは界面活性剤であり、エマルションポリマー
の調製中において単独の界面活性剤または共界面活性剤
として使用されるか、またはエマルションポリマーの形
成中もしくは形成後に後添加される。好ましいアルキル
ポリグリコシドは、平均アルキル鎖長さが9.1である
とされるGLUCOPON225(GLUCOPONは
ヘンケル社の登録商標である)、または平均アルキル鎖
長さが12.8であるとされるGLUCOPON625
である。好ましくは、組成物はポリマー重量に基づいて
0.1から10重量%のアルキルポリグリコシドを含
む。より好ましくは、組成物はポリマー重量に基づいて
1から7重量%のアルキルポリグリコシドを含む。
【0018】水性被覆組成物中の顔料の量は0から75
の顔料体積濃度(PVC)の範囲で変化させることがで
き、たとえば透明塗料、半光沢塗料、光沢塗料、艶消し
塗料、およびプライマーが本発明に包含される。
【0019】水性被覆組成物は被覆剤の業界で公知であ
る方法により調製する事ができる。被覆剤組成物が色づ
けされる場合、少なくとも1種の顔料が水性媒体中で、
COWLESミキサーにより与えられるような高剪断条
件下でよく分散されるか、または少なくとも1種のあら
かじめ分散された顔料が使用される。得られたエマルシ
ョンポリマーに、低剪断条件での撹拌下で、所望のその
他の被覆剤添加剤とともに加える。または、エマルショ
ンポリマーの存在下に顔料分散行程を行ってもよい。水
性被覆組成物は公知の被覆剤添加剤、たとえば、乳化
剤、緩衝剤、中和剤、造膜助剤、増粘剤、レオロジー改
良剤、凍結/乾燥安定剤、ウェットエッジ助剤(wet
−edge aids)、保湿剤、湿潤剤、殺生物剤、
消泡剤、着色剤、ワックス、および酸化防止剤を含むこ
とができる。
【0020】水性被覆組成物の固形分は体積%で25か
ら60%である。水性ポリマー組成物の粘度は、ブルッ
クフィールドデジタル粘度計KU−1で測定して50K
U(Krebs Units)から100KUである。
塗布方法が異なると好適な粘度は著しく変化する。
【0021】ブラシ塗布、ロール塗布、およびスプレー
塗布、たとえば空気霧化スプレー塗布、エアアシストス
プレー、エアレススプレー、高体積低圧スプレー、およ
びエアアシストエアレススプレーのような公知の塗布方
法を用いることができる。水性被覆組成物は、たとえば
木材、金属、プラスチック、セメント質基体、たとえば
コンクリート、漆喰、およびモルタル、塗料で被覆され
た表面もしくは下塗りされた表面、および天候劣化した
表面のような基体に塗布することができる。典型的に
は、乾燥はたとえば0℃から35℃のような周囲環境条
件下で行うことができる。
【0022】実施例1 水性被覆組成物の調製 櫂型撹拌棒、加熱マントル、温度コントローラー、およ
び凝縮器を取り付けた5リットルの4口の丸底フラスコ
に、窒素雰囲気下で1200gの水、および2gのラウ
リル硫酸ナトリウムを加えた。成分を85℃に加熱し
た。700gの水、20gのラウリル硫酸ナトリウム、
800gのブチルアクリレート、960gのメチルメタ
アクリレート、200gの2−(アセトアセトキシ)エ
チルメタアクリレート、40gのメタアクリル酸、およ
び10gの1−ドデカンチオールのモノマーエマルショ
ンを調製した。ついで、20gの水と3gの炭酸ナトリ
ウムとの溶液、およびモノマーエマルション25gのシ
ード供給物、並びに20gの水と6gの過硫酸アンモニ
ウムの溶液をフラスコに加えた。成分を85℃で10分
撹拌した。残りのモノマーエマルションと、水100g
と1gの過硫酸アンモニウムの溶液を、180分にわた
り連続的に加えた。供給終了後、アルキルポリグリコシ
ドを、20分にわたって加え、さらに20分撹拌した。
混合物を60℃に冷却し、5g(0.15重量%)の硫
酸第1鉄7水和物、10gの水中の1gのt−ブチルヒ
ドロペルオキシド、20gの水中の0.5gのナトリウ
ムスルホキシレートを混合物に加え、30分撹拌した。
冷却しながら、11gの水酸化アンモニウム(28重量
%)を加えた。系を冷却し、濾過した。ついで、水で5
0重量%に希釈されたアミンを撹拌しながら加えた。
【0023】
【表1】
【0024】CC−9は、Glucopon625を、
エマルションポリマーの調製中に、水酸化アンモニウム
の添加後に40℃で加えたことを除き、CC−8と同様
にして調製した。比較例Lは920gのブチルアクリレ
ート、1040gのメチルメタアクリレート、40gの
メタクリル酸、および10gの1−ドデカンチオールか
らなり、2−(アセトアセトキシ)エチルメタアクリレ
ートを使用しないエマルションポリマー組成物を使用し
て、CC−8と同様にして調製した。CC−10は82
0gのブチルアクリレート、940gのスチレン、40
gのメタクリル酸、200gの2−(アセトアセトキ
シ)エチルメタアクリレート、および10gの1−ドデ
カンチオールからなり、メチルメタアクリレートを使用
しないエマルションポリマー組成物を使用して、CC−
8と同様にして調製した。被覆組成物は表1−1に記載
したように試験配合物に加えた。
【0025】
【表2】
【0026】注)TiPureはデュポン社の登録商標
である。テキサノール(TEXANOL)はイーストマ
ンケミカル社の登録商標である。FOAMEXはTeg
o Chemie Service USAの登録商標
である。タモールおよびアクリゾルはローム アンド
ハース カンパニーの登録商標である。
【0027】被覆組成物のオープンタイムの評価 オープンタイム法は、美感上望ましくない、初期被覆の
速すぎる乾燥または裂け(tearing)により引き
起こされる不均一なブラシアウト(brushout)
を、フィルムを5分および10分乾燥させた後にフィル
ムを補修し、光沢およびブラシアウトのフローを測定す
ることにより評価する。表1−1のとおり配合された試
験被覆組成物は、2インチのテーパーを有するナイロン
ブラシで6−16平方メートル/リットルの通常の塗布
割合でLeneta Spreading Rate
Chart(12H)(The Leneta 社製)
に25℃、相対湿度50%で塗布された。この条件はす
べての試験において維持された。ペイントを塗布したら
時間を計測した。5分間の乾燥後、洗浄していない同じ
ブラシを使用して、ブラシを少量の被覆組成物で再びぬ
らし、ブラシアウトチャートの長さ方向に沿って、左側
を再度ブラシ塗りした。10分間の乾燥後、洗浄してい
ない同じブラシを使用して、上記と同様に、右側を再度
ブラシ塗りした。被覆されたチャートは1晩乾燥され
た。Byk−Gardner Haze−Gloss
Meterで、初期、5分後、10分後のそれぞれのブ
ラシアウトされた領域の20度光沢を測定した。フロー
はASTM D−4062−88により、初期、5分
後、10分後のそれぞれのブラシアウトされた領域につ
いて測定した。10のフロー評価は目視で完全に平滑な
表面を示す。7−10は優秀であり、5以下は不合格で
ある。オープンタイムが長いと、乾燥工程の間にペイン
トフィルムを攪乱した後のフローと光沢の変化を最小限
にする。すなわち、この試験においては初期被覆の評価
と比較して、5分後および10分後のフローと光沢の変
化はないか、または最小限にされ、すべて許容される範
囲にある。特に、10分の乾燥後のフローが重要であ
る。評価段階の1の相違は有意差であると考えられる。
【0028】
【表3】
【0029】乾燥時間5分および10分におけるフロー
の価が悪く、オープンタイムが短いことが、アルキルポ
リグリコシドを含むものおよび含まないもの、ポリエー
テルモノ−またはジアミンではないアミンを含むものお
よび含まないものである比較例について示された。
【0030】
【表4】
【0031】乾燥時間5分および10分におけるフロー
の価が悪く、オープンタイムが短いことが、アルキルポ
リグリコシドを含むものおよび含まないもの、ポリエー
テルモノ−またはジアミンではないアミンを含むものお
よび含まないものである比較例について示された。
【0032】
【表5】
【0033】本発明にかかる被覆組成物CC−8は、ア
ルキルポリグリコシドおよび/またはポリエーテルアミ
ンを含まない比較例と比較して、乾燥時間5分および1
0分におけるフローの価が良好であり優れたオープンタ
イムを示す。
【0034】
【表6】
【0035】本発明にかかる被覆組成物CC−5は、ア
ルキルポリグリコシドおよび/またはポリエーテルアミ
ンを含まない比較例と比較して、乾燥時間5分および1
0分におけるフローの価が良好であり優れたオープンタ
イムを示す。
【0036】
【表7】
【0037】本発明にかかる被覆組成物CC−6は、ア
ルキルポリグリコシドおよび/またはポリエーテルアミ
ンを含まない比較例と比較して、乾燥時間5分および1
0分におけるフローの価が良好であり優れたオープンタ
イムを示す。
【0038】
【表8】
【0039】乾燥時間5分および10分におけるフロー
の価が悪く、オープンタイムが短いことが、アルキルポ
リグリコシドを含むものおよび含まないもの、ポリエー
テルモノ−またはジアミンではないアミンを含むものお
よび含まないものである比較例について示された。
【0040】
【表9】
【0041】乾燥時間5分および10分におけるフロー
の価が悪く、オープンタイムが短いことが、アルキルポ
リグリコシドを含むものおよび含まないもの、ポリエー
テルモノ−またはジアミンではないアミンを含むものお
よび含まないものである比較例について示された。
【0042】
【表10】
【0043】本発明にかかる被覆組成物CC−7は、ア
ルキルポリグリコシドおよび/またはポリエーテルアミ
ンを含まない比較例と比較して、乾燥時間5分および1
0分におけるフローの価が良好であり優れたオープンタ
イムを示す。
【0044】
【表11】
【0045】本発明にかかる被覆組成物CC−1からC
C−5は、アルキルポリグリコシドおよび/またはポリ
エーテルアミンを含まない比較例と比較して、乾燥時間
5分および10分におけるフローの価が良好であり概し
て優れたオープンタイムを示す。
【0046】
【表12】
【0047】異なる方法により調製された本発明にかか
る被覆組成物CC−7およびCC−9は、乾燥時間5分
および10分におけるフローの価から、同様のオープン
タイムを有することがわかる。
【0048】
【表13】
【0049】エマルションポリマーがすべてアクリル系
であるかまたはスチレン/アクリル系である、本発明に
かかる被覆組成物CC−8およびCC−10は、乾燥時
間5分および10分におけるフローの価から、同様のオ
ープンタイムを有することがわかる。
【0050】
【表14】
【0051】本発明にかかる被覆組成物CC−8は、ア
セトアセテート、アセトアセタミド、シアノアセテー
ト、およびシアノアセタミドからなる群から選択される
ペンダント基を有する共重合されたエチレン性不飽和モ
ノマーを含まないエマルションポリマーである比較例L
と比較して、乾燥時間5分および10分におけるフロー
の価から優れたオープンタイムを示すことがわかる。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アセトアセテート、アセトアセタミド、
    シアノアセテート、およびシアノアセタミドからなる群
    から選択されるペンダント基を有する共重合されたエチ
    レン性不飽和モノマーを含むエマルションポリマー、1
    級または2級のアミノ基を有するポリエーテルモノアミ
    ンまたはポリエーテルジアミン、およびアルキルポリグ
    リコシドを含む延長されたオープンタイムを有する水性
    被覆組成物。
  2. 【請求項2】 前記ポリマーが、モノマーの合計重量に
    基づいて1から25%の、共重合されたアセトアセテー
    ト官能基を有するエチレン性不飽和モノマーを含む、請
    求項1記載の水性被覆組成物。
  3. 【請求項3】 前記ポリマーが、モノマーの合計重量に
    基づいて2から20%の、共重合されたアセトアセトキ
    シエチルメタアクリレートを含む、請求項1記載の水性
    被覆組成物。
  4. 【請求項4】 前記ポリエーテルモノアミンまたはポリ
    エーテルジアミンが、アセトアセテート、アセトアセタ
    ミド、シアノアセテート、およびシアノアセタミド基の
    当量に基づいて0.1から1.1当量のアミノ基を有す
    るポリエーテルジアミンである、請求項1記載の水性被
    覆組成物。
  5. 【請求項5】 アセトアセテート、アセトアセタミド、
    シアノアセテート、およびシアノアセタミドからなる群
    から選択されるペンダント基を有する共重合されたエチ
    レン性不飽和モノマーを含むエマルションポリマー、1
    級または2級のアミノ基を有するポリエーテルモノアミ
    ンまたはポリエーテルジアミン、およびアルキルポリグ
    リコシドを含む水性被覆組成物を形成し、該組成物を基
    体に施すことを含む、水性被覆組成物のオープンタイム
    を延長する方法。
  6. 【請求項6】 前記ポリマーが、モノマーの合計重量に
    基づいて1から25%の、共重合されたアセトアセテー
    ト官能基を有するエチレン性不飽和モノマーを含む、請
    求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記ポリマーが、モノマーの合計重量に
    基づいて2から20%の、共重合されたアセトアセトキ
    シエチルメタアクリレートを含む、請求項5記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 前記ポリエーテルモノアミンまたはポリ
    エーテルジアミンが、アセトアセテート、アセトアセタ
    ミド、シアノアセテート、およびシアノアセタミド基の
    当量に基づいて0.1から1.1当量のアミノ基を有す
    るポリエーテルジアミンである、請求項5記載の方法。
JP32261798A 1997-11-13 1998-11-12 水性被覆組成物 Withdrawn JPH11217536A (ja)

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