JPH11217468A - 樹脂組成物の成形方法 - Google Patents

樹脂組成物の成形方法

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JPH11217468A
JPH11217468A JP10327575A JP32757598A JPH11217468A JP H11217468 A JPH11217468 A JP H11217468A JP 10327575 A JP10327575 A JP 10327575A JP 32757598 A JP32757598 A JP 32757598A JP H11217468 A JPH11217468 A JP H11217468A
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JP
Japan
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polyolefin
resin composition
molding
lignocellulosic
weight
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Application number
JP10327575A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Matsumoto
寛 松本
Tomonori Yamaguchi
友紀 山口
Minoru Ueda
實 上田
Hideaki Matsuda
▲ひで▼明 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okura Industrial Co Ltd
Original Assignee
Okura Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】木質系材料に代表されるリグノセルロース系ま
たはセルロース系物質を含有するポリオレフィン系樹脂
組成物を押出成形、射出成形等の方法で成形する際のヤ
ケ、コゲを防止して、長時間の連続生産を可能にするこ
と。 【解決手段】リグノセルロース系またはセルロース系物
質を含有するポリオレフィン系樹脂組成物を成形する際
に、該樹脂組成物に対してフッ素系加工助剤を0.00
5〜0.8重量%配合することを特徴とする成形物の製
造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、木質系材料に代表
されるリグノセルロース系またはセルロース系物質を含
有するポリオレフィン系樹脂組成物を押出成形、射出成
形等の方法で成形する際のヤケ、コゲを防止して、長時
間の連続生産を可能にする成形方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、メラミン樹脂、フェノール樹
脂等の熱硬化性樹脂に、充填剤として木質系材料を配合
し、外観や弾性を改善した複合材を得ることは広く行わ
れている。また、ポリオレフィン等の熱可塑性樹脂に木
質系材料を配合することも検討されてはいるが、親水性
の木質系材料は疎水性のポリオレフィンに対し親和性が
低く、樹脂組成物の熱流動性が低下して成形加工性が低
下したり、場合によっては機械強度が低下するという問
題があった。
【0003】このような問題点を解決して、木質系材料
とポリオレフィンとの親和性を向上させる方法として
は、例えば、ポリオレフィンと植物性繊維とを含み、ポ
リオレフィンが未変性ポリオレフィンと変性ポリオレフ
ィンの混合物からなるポリオレフィン−植物繊維系成形
用組成物(特開平1−51451号公報)、(A)熱可
塑性樹脂、(B)植物性充填材、(C)不飽和カルボン
酸にて処理した無機充填材及び(D)ポリオレフィンを
液状ゴム及び不飽和カルボン酸あるいはその誘導体で変
性した化学変性ポリオレフィンよりなる熱可塑性複合樹
脂組成物(特開昭56−167743号公報)等のよう
に相溶化剤として変性ポリオレフィン樹脂を添加する方
法や熱可塑性樹脂と、木材を構成するセルロース、リグ
ニン、ヘミセルロースの水酸基の水素原子の少なくとも
一部を炭素原子数3以上の脂肪族アシル基及び/又は長
鎖アルキル基で置換した改質木材を溶融混合してなる熱
可塑性樹脂組成物(特公平1−59302号公報)のよ
うに木材に化学処理を施して木質系材料に熱可塑性樹脂
に対する親和性を付与する方法が提案されている。
【0004】更に、熱可塑性樹脂としてポリプロピレン
系樹脂を使用する場合には有機過酸化物を配合してその
熱流動性を改良することも提案されており、例えば、プ
ロピレン系樹脂、植物性繊維、変性プロピレン系樹脂お
よび有機過酸化物を特定量含有する樹脂組成物を加熱下
に反応させて樹脂複合材を得ること(特公昭62−51
86号公報、特公平1−22297号公報、特公平5−
60502号公報等)が記載されている。
【0005】上述した方法によって、木質系材料を代表
とするリグノセルロース系またはセルロース系物質を含
有するポリオレフィン系樹脂組成物を成形加工すること
がある程度可能となった。しかしながら、これらの樹脂
組成物を成形加工すると、該組成物の一部が成形機内部
や金型に付着する現象が見られる。これは短時間の運転
では目ヤニとして出始め、長時間運転を継続すると成形
機内部や金型に付着した部分が熱劣化を起こしてヤケや
コゲが発生する。これを放置すると、運転中にその部分
がはがれて成形物中に混入するといった問題があった。
そして、そのような傾向は熱流動性を改良すればするほ
ど顕著であった。したがって、その対策としては運転を
停止して頻繁に掃除をするしかなかった。
【0006】一方、従来から熱可塑性樹脂の(1)混合
混練における摩擦熱の発生防止、(2)成形加工におけ
る流動性の向上、(3)機壁に対する凝着の防止などの
目的でいわゆる滑剤を添加することが広く行われてい
る。このような目的に用いられる滑剤としては、パラフ
ィンワックス、脂肪酸アミドやステアリン酸バリウム、
ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリ
ン酸マグネシウム等の金属石けんがよく知られており、
例えば、木粉を混入したポリオレフィンを成形する際
の、混練時の摩擦熱による蓄熱を防止して、木粉の分解
が起こることなく厚物の成形品を製造するために融点が
200℃以上の滑剤(具体的にはステアリン酸バリウ
ム)を配合すること(特開平8−100086号公報)
が提案されている。しかしながら、このような滑剤を添
加しても上述した目ヤニやヤケ、コゲを防止することは
できなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した問
題を解決して、リグノセルロース系またはセルロース系
物質を含有するポリオレフィン系樹脂組成物を成形加工
する際に、成形加工性がよく、しかも長時間連続運転し
てもヤケ、コゲ等の発生が防止できる成形方法を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、鋭意検討
を重ねた結果、リグノセルロース系またはセルロース系
物質を含有するポリオレフィン系樹脂組成物にフッ素系
の加工助剤を配合して成形加工すると上述した問題点が
解決できることを見いだし本発明に到った。
【0009】すなわち、本発明は次の成形物の製造方法
である。 (1)リグノセルロース系またはセルロース系物質を含
有するポリオレフィン系樹脂組成物を成形する際に、該
樹脂組成物に対してフッ素系加工助剤(F)を0.00
5〜0.8重量%配合することを特徴とする樹脂組成物
の成形方法。 (2)前記ポリオレフィン系樹脂組成物がリグノセルロ
ース系またはセルロース系物質を20重量%以上含有し
ているものであることを特徴とする請求項1記載の樹脂
組成物の成形方法。 (3)前記ポリオレフィン系樹脂組成物がポリオレフィ
ン(A)、リグノセルロース系またはセルロース系物質
(B)、及び(A)(B)の合計量に対して有機過酸化
物(C)0.005〜1重量%、変性ポリオレフィン
(D)0.1〜10重量%とを加熱混練したものである
ことを特徴とする請求項1又は2記載の樹脂組成物の成
形方法。 (4)前記ポリオレフィン系樹脂組成物がポリオレフィ
ン(A)、リグノセルロース系またはセルロース系物質
(B)、及び(A)(B)の合計量に対して有機過酸化
物(C)0.005〜1重量%、多塩基酸無水物(E)
0.5〜20重量%とを加熱混練したものであることを
特徴とする請求項1又は2記載の樹脂組成物の成形方
法。 (5)前記ポリオレフィン系樹脂組成物が予めリグノセ
ルロース系またはセルロース系物質(B)と多塩基酸無
水物(E)とを加熱混練してエステル化リグノセルロー
ス系またはセルロース系物質(B’)となした後、ポリ
オレフィン(A)及び有機過酸化物(C)を配合して加
熱混練したものであることを特徴とする請求項4記載の
樹脂組成物の成形方法。 (6)ポリオレフィン(A)が、メルトフローレートが
0.1〜200g/10分(ASTM D1238、温
度230℃、荷重2.16kg)のポリプロピレンとメ
ルトフローレートが0.01〜200g/10分(AS
TM D1238、温度190℃、荷重2.16kg)
のポリエチレンの混合物である請求項1乃至5のいずれ
かに記載の樹脂組成物の成形方法。
【実施の形態】
【0010】以下に、本発明の実施の形態について詳細
に説明する。本発明のリグノセルロース系またはセルロ
ース系物質を含有するポリオレフィン系樹脂組成物の
(A)成分として用いられるポリオレフィンは、炭素数
2〜20のα−オレフィンの単独重合体または共重合体
である。ポリオレフィン(A)の具体的なものとして
は、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテ
ン、ポリ4−メチル−1−ペンテンなどがあげられる。
これらは単独重合体であっても、2種以上のα−オレフ
ィンの共重合体であってもよい。その他にも、エチレン
・プロピレン共重合体、エチレン・α−オレフィン共重
合体、プロピレン・α−オレフィン共重合体などがあげ
られる。ポリオレフィン(A)は1種単独で使用するこ
ともできるし、2種以上を任意の混合比で混合して使用
することもできる。
【0011】特に、本発明においてはポリオレフィン
(A)としてポリプロピレンとポリエチレンの混合物を
使用するのが好ましく、その好ましい混合比は重量比で
ポリプロピレン:ポリエチレン=40〜90:60〜1
0の範囲である。また、好ましいメルトフローレート
(MFR)はポリプロピレンの場合で、0.1〜200
g/10分(ASTM D1238、温度230℃、荷
重2.16kg)、ポリエチレンの場合で0.01〜2
00g/10分(ASTM D1238、温度190
℃、荷重2.16kg)である。
【0012】また、リグノセルロース系またはセルロー
ス系物質(B)としては、リグノセルロース、セルロー
スまたはこれらの誘導体を含む物質であって、従来から
樹脂の充填剤として使用されているものが制限なく使用
できる。(B)成分は、いわゆる木質系材料であり(以
下、(B)成分を木質系材料と称する場合がある)、具
体的なものとしては木粉、木質パルプなどがあげられ
る。これらの木質系材料の原木や樹種は特に制限されな
い。また木質系材料としては、パーティクルボードの研
磨時に発生するサンダー粉のように木材工業における工
業廃棄物としての木質材や未利用の木質材から得られる
木質材料を使用することもでき、資源の有効利用を図る
こともできる。さらに尿素等で木酸(レプリン酸、酢
酸、ギ酸等)を中和処理したものを使用することもでき
る。この(B)成分は1種単独で使用することもできる
し、2種以上を併用することもできる。この際、ポリオ
レフィン系樹脂組成物中のリグノセルロース系またはセ
ルロース系物質(B)成分が20重量%以上、特に30
重量%以上になるようにするのが好ましい。
【0013】本発明においては上記ポリオレフィン
(A)とリグノセルロース系またはセルロース系物質
(B)を必須成分とするポリオレフィン系系樹脂組成物
であれば特に制限なく使用できるが、特に、成形加工
性、熱流動性に優れたポリオレフィン系樹脂組成物を使
用するのが好ましい。このような目的を満足するものと
して、例えば、ポリオレフィン(A)、リグノセルロー
ス系またはセルロース系物質(B)、有機過酸化物
(C)及び変性ポリオレフィン(D)を加熱混練したポ
リオレフィン系系樹脂組成物が挙げられる。なお、この
場合の加熱混練条件は150〜260℃、好ましくは1
70〜230℃で10秒〜30分、好ましくは30秒〜
5分であり、これらの配合割合は(A)(B)の合計量
に対して有機過酸化物(C)を0.005〜1重量%、
好ましくは0.008〜0.1重量%、変性ポリオレフ
ィン(D)0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜8
重量%である。
【0014】また、他の好ましい一例としては、ポリオ
レフィン(A)、リグノセルロース系またはセルロース
系物質(B)、有機過酸化物(C)及び多塩基酸無水物
(E)を加熱混練したものが挙げられる。この場合、
(A)、(B)、(C)及び(E)を同時に配合して加
熱混練することももちろん可能であるが、予めリグノセ
ルロース系またはセルロース系物質(B)と多塩基酸無
水物(E)とを加熱混練してエステル化リグノセルロー
ス系またはセルロース系物質(B’)となした後、ポリ
オレフィン(A)及び有機過酸化物(C)を配合して加
熱混練したものを使用することが好ましい。(B’)を
得るための加熱混練条件は、120〜260℃、好まし
くは140〜230℃で10秒〜30分、好ましくは3
0秒〜10分であり、(B’)と(A)、(C)とを加
熱混練する条件は150〜260℃、好ましくは170
〜230℃で10秒〜30分、好ましくは30秒〜5分
である。また、有機過酸化物(C)及び多塩基酸無水物
(E)に配合割合は、(A)(B)の合計量に対して有
機過酸化物(C)が0.005〜1重量%、好ましくは
0.008〜0.1重量%、多塩基酸無水物(E)が
0.5〜20重量%、好ましくは0.5〜15重量%で
ある。
【0015】さて、上述したポリオレフィン系樹脂組成
物を得るために用いられる有機過酸化物(C)として
は、ジアルキルペルオキシド、ジアシルペルオキシド、
ヒドロペルオキシド、ケトンペルオキシド等の有機ペル
オキシド;アルキルペルエステル等の有機ペルエステ
ル;ペルオキシジカーボネートなどが特に制限なく使用
できる。
【0016】有機過酸化物(C)の具体的なものとして
は、ベンゾイルペルオキシド、ジクロルベンゾイルペル
オキシド、ジクミルペルオキシド、ジ−t−ブチルペル
オキシド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ペルオキシ
ベンゾエート)へキシン−3、1,3−ビス(t−ブチ
ルペルオキシイソプロピル)ベンゼン、ラウロイルペル
オキシド、t−ブチルペルアセテート、2,5−ジメチ
ル−2,5−ジ(t−ブチルペルオキシ)へキシン−
3、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルペルオ
キシ)へキサン、t−ブチルペルオキシベンゾエート、
t−ブチルペルオキシフェニルアセテート、t−ブチル
ペルオキシイソブチレート、t−ブチルペルオキシse
c−オクテート、t−ブチルペルオキシピバレート、ク
ミルペルオキシピバレート、t−ブチルペルオキシジエ
チルアセテートなどをあげることができる。これらの中
では、ジクミルペルオキシド、t−ブチルペルオキシベ
ンゾエート、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチ
ルペルオキシ)へキサン、1,3−ビス(t−ブチルペ
ルオキシイソプロピル)ベンゼンが好ましい。このよう
な有機過酸化物(C)は1種単独で使用することもでき
るし、2種以上を併用することもできる。
【0017】また、変性ポリオレフィン(D)として
は、無水マレイン酸、マレイン酸ジメチル、マレイン酸
ジエチル、アクリル酸、メタクリル酸、テトラヒドロフ
タル酸、グリシジルメタクリレート、ヒドロキシエチル
メタクリレート等の変性用化合物で変性されたポリオレ
フィンがあげられる。変性前のポリオレフィンとして
は、前記ポリオレフィン(A)と同様のものがあげられ
る。変性前のポリオレフィンに対する導入された変性用
化合物の量(変性量)は0.1〜20重量%、好ましく
は0.5〜10重量%である。
【0018】特に、変性ポリオレフィン(D)として
(A)成分として使用しているポリオレフィンと同種の
変性ポリオレフィンを組合せて使用するのが好ましい。
すなわち、(A)成分のポリオレフィンがポリプロピレ
ンの場合には、変性ポリオレフィンとして変性ポリプロ
ピレンを配合するのが好ましい。
【0019】更に、多塩基酸無水物(E)としては、例
えば無水マレイン酸、無水フタル酸、無水コハク酸、無
水テトラヒドロフタル酸、無水へキサヒドロフタル酸、
無水イタコン酸、無水アジピン酸などがあげられる。こ
れらの中では、工業的に低廉な無水マレイン酸、無水フ
タル酸、無水コハク酸等が好ましい。このような多塩基
酸無水物(E)は1種単独で使用することもできるし、
2種以上を併用することもできる。
【0020】上述したポリオレフィン系樹脂組成物にお
いて、変性ポリオレフィン(D)はポリオレフィン
(A)とリグノセルロース系またはセルロース系物質
(B)との親和性を向上させ、成形加工性、機械的強度
の向上に寄与する。また、多塩基酸無水物(E)を配合
した場合には、加熱混練時にポリオレフィン(A)の変
性、或いはリグノセルロース系またはセルロース系物質
(B)のエステル化反応が起こってポリオレフィン
(A)とリグノセルロース系またはセルロース系物質
(B)との界面接合性が改善され、強度が向上すると推
測される。更に、有機過酸化物(C)の存在下に加熱混
練することによりポリオレフィン系樹脂組成物の熱流動
性が向上すると同時に、多塩基酸無水物(E)を使用し
た場合には多塩基酸無水物(E)によるポリオレフィン
(A)の変性に寄与するものと考えられる。
【0021】更に、本発明で使用するポリオレフィン系
樹脂組成物は必要に応じて無機系の充填剤、例えばタル
ク、炭酸カルシウム、マイカ、ガラス繊維等、あるいは
有機系の充填剤、例えばポリエステル、ポリアミド繊維
等、その他に難燃剤、安定剤、紫外線吸収剤、酸化防止
剤、可塑剤等の各種添加剤や染料、顔料等の着色剤など
の他の成分を添加することももちろん可能である。
【0022】このようなポリオレフィン系樹脂組成物の
加熱混練方法も前記条件で加熱混練できる方法であれば
特に限定されず、例えばブレンダー、ニーダー、ミキシ
ングロール、バンバリーミキサー、1軸もしくは2軸の
押出機などにより行うことができる。好ましい混練方法
としては、次の方法が例示できる。すなわち、2軸押出
機で混練ゾーンの設定温度を前記温度に設定して混練
し、組成物を混練状態で反応させてポリオレフィン系樹
脂組成物を得る。なお、温度が260℃を超えるとリグ
ノセルロース系またはセルロース系物質(B)の分解に
よるガスが発生するため、造粒温度が230℃を超えな
いように注意する必要がある。そのため、冷却コントロ
ールの効く2軸押出機等を使用するのが好ましい。
【0023】本発明においては、上述したポリオレフィ
ン系樹脂組成物から成形物を製造する際にフッ素系加工
助剤(F)を配合する必要がある。フッ素系加工助剤
(F)とは、四フッ化エチレン、三フッ化塩化エチレ
ン、二フッ化ビニリデン、一フッ化エチレン、六フッ化
プロピレン、含フッ素ビニルエーテル、エチレン、プロ
ピレン、パーフルオロプロピレン等から選択された少な
くともフッ素含有モノマーの一種を含む2種以上のモノ
マーを共重合させて得られる共重合体であって、成形加
工中に有機フッ素化合物の熱反応により金型金属面を固
形皮膜で被覆する作用を有しておりポリオレフィン系樹
脂組成物の金型への接着を防止して、その結果ヤケ、コ
ゲ等の発生が防止できるものである。
【0024】フッ素系加工助剤の具体例としては、フッ
化ビニリデン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体、フ
ッ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロピレン−テトラフ
ルオロエチレン共重合体、テトラフルオロエチレン−プ
ロピレン共重合体、フッ化ビニリデン−クロロトリフル
オロエチレン共重合体、フッ化ビニリデン−1−ヒドロ
ペンタフルオロプロピレン共重合体、フッ化ビニリデン
−1−ヒドロペンタフルオロプロピレン−テトラフルオ
ロエチレン共重合体等があげられる。これらは1種単独
で使用することもできるし、2種以上を組合せて使用す
ることもできる。
【0025】このフッ素系加工助剤(F)はそのまま使
用することもできるが前記ポリオレフィン(A)と同様
のものを用いてマスターバッチとしたものを用いても良
い。また、フッ素系加工助剤(F)の配合時期について
は特に制限はなく、該ポリオレフィン系樹脂組成物の製
造時或いはその成形加工時のいずれでもよい。更に、配
合量は上記ポリオレフィン系樹脂組成物に対して0.0
05〜0.8重量%、好ましくは0.01〜0.5重量
%である。0.005重量%未満では効果が発現され
ず、また、0.8重量%を超えるとコストアップの要因
になるばかりか、成形品に鮫肌等の不良が生じる。な
お、この場合の配合量は、フッ素系加工助剤成分当たり
の量を意味しており、マスターバッチで使用する場合
は、マスターバッチの配合割合に、当該マスターバッチ
中に含まれるフッ素系加工助剤(F)の含有率を乗じた
値がこの場合の配合量となる。なお、本発明において
は、このフッ素系加工助剤(F)とその他の公知の滑剤
や加工助剤とを併用することももちろん可能である。
【0026】次いで、上述した原材料を押出成形機、射
出成形機等の通常の成形手段を用いて成形加工すること
により各種成形物が製造できる。本発明の製造方法で得
られる成形物の利用分野は特に制限されず、従来から熱
可塑性樹脂が用いられている多くの分野に使用すること
ができるが、電気絶縁材料、工業用部品材料、建築用材
料等の分野に好適に利用でき、中でも住宅部材、建築材
料、家電製品の原料として特に好適に利用できる。
【0027】具体的には、巾木、表面化粧板、ドア材、
外壁材、洗面化粧台、カウンター材、基礎受け板、窓
枠、壁材、廻り縁木、手すり、取っ手、構造材、土木角
材、柱、床柱、飾り柱、耐震材、壁紙、建具天井材、下
地材、畳、床、コンクリートパネル、足場材、遮蔽板、
遮音板、家具の箱天井、扉、前板裏板、棚板、袖板、幕
板、甲板、背板、座板、トレー、マナ板、厨房部材、防
水材、防かび材、防腐材、雨戸板、腰板、側板、バスユ
ニット床バン、バス天井、バス壁、バス、スノコ、桶、
衛陶機器、便座、便蓋、ラジオテレビ受信機、キャビネ
ット、ステレオキャビネット、アンプキャビネット、ス
ピーカー、ピアノオルガンの親板、大屋根、巻き屋根、
上下巻物板などの材料として好適に利用できる。
【0028】
【実施例】次に本発明の実施例について説明する。使用
した原材料、評価方法は以下の通りである。 <ポリオレフィン(A)>メルトフローレート(MF
R)はポリプロピレンにおいては温度230℃、荷重
2.16kg、ポリエチレンにおいては温度190℃、
荷重2.16kgの条件でASTM D1238に従っ
て測定した結果である。 PP:ポリプロピレン(ホモポリプロピレン、MFR=
0.5g/10分、比重=0.9) PE:ポリエチレン(高密度ポリエチレン、MFR=
0.03g/10分、比重=0.95) <リグノセルロース系又はセルロース系物質(B)> 木粉:リグノセルCB120 <有機過酸化物(C)> PO:2,5−ジメチル−2,5−(t−ブチルペルオ
キシ)ヘキサン <多塩基酸無水物(E)> MA:無水マレイン酸 <フッ素系加工助剤(F)> F1:フッ化ビニリデン−ヘキサフルオロプロピレン共
重合体2%含有マスターバッチ(分子量70000、ベ
ースポリマー:直鎖状低密度ポリエチレン、商品名:フ
リーフローL−20) F2:ダイナマーTMPPA FX−5920((住友
スリーエム(株)製フッ素系加工助剤、有効成分97
%) F3:ダイナマーTMPPA FX−9613((住友
スリーエム(株)製フッ素系加工助剤、有効成分90
%) <シリコーン系加工助剤> F4:熱可塑性樹脂に反応性オルガノシロキサンをグラ
フト重合させたシリコーン系加工助剤40%含有マスタ
ーバッチ(ベースポリマー:低密度ポリエチレン、商品
名:マスターペレットSP−300、ダウ・コーニング
・アジア株式会社製) <滑剤> F5:ステアリン酸カルシウム F6:ステアリン酸マグネシウム F7:ステアリン酸亜鉛 F8:パラフィンワックス(商品名:Hi−wax)
【0029】<押出成形の評価方法>東洋精機(株)製
ラボプラストミルの押出機(L/D=25、スクリュー
径=20mm、フルフライト、圧縮比=2.0)にスト
ランドダイ(径=5mm)を取り付け、設定温度をC1
=180℃、C2=190℃、C3=185℃、D=1
80℃とし、回転速度20rpmの条件で上記のペレッ
トを押し出し、目ヤニの有無、及び押し出されるストラ
ンドの表面平滑性を観察して評価した。
【0030】<金型成形性の評価方法> 成形品寸法:230×85×6mmの金型を用いて、加
熱温度200℃で予熱時間10分、プレス圧力10kg
f/cm(ゲージ圧)、加熱圧縮時間2分、冷却プレ
ス圧力10kgf/cm、冷却時間20分の条件で上
記のペレットを圧縮成形し、ヤケの有無及び成形品と金
型の離型性を観察して評価した。
【0031】実施例1〜5、比較例1〜4 木粉(B)と無水マレイン酸(E)とを連続ニーダーに
供給して150℃で8分加熱混練して、エステル化木粉
(B’)を得た後、それにポリオレフィン(A)、有機
過酸化物(C)及び各種加工助剤又は滑剤を表1に示す
割合で添加して、連続ニーダーで180℃、3分加熱混
練してポリオレフィン系樹脂組成物を得た。次いで、株
式会社ホーライ製シートペレタイザーを用いて4mm角
のペレットとし、各試験に用いて評価を行った。結果を
同じく表1に示す。
【0032】
【表1】
【0033】表1からも明らかなように、実施例1〜5
の0.005〜0.8重量%の範囲のフッ素系加工助剤
(F)を配合して成形した場合は、これらを全く配合し
ていない比較例1に比べて押出成形性、金型成形性が大
幅に改善された。また、比較例3のシリコーン系の加工
助剤を配合して成形しても押出成形性、金型成形性の改
良は見られなかった。更に、比較例4のワックス系の滑
剤を配合して成形した場合は、表面平滑性が一部改善さ
れ、また離型性も改善されたが、ヤケ、目ヤニ防止効果
はなかった。
【0034】比較例5〜7 表2に示す配合割合とした以外は、実施例1と同様にし
て滑剤として金属石けんをを添加して実施例1と同様に
評価を行った。結果を同じく表2に示す。
【0035】
【表2】
【0036】表2からも明らかなように、従来公知の金
属石けんでは、本発明の樹脂組成物を成形する際の押出
成形性、金型成形性向上の効果は見られなかった。
【0037】
【発明の効果】本発明の製造方法においては、成形時に
ポリオレフィン系樹脂組成物にフッ素系加工助剤(F)
を配合しているので、成形中に組成物中の低分子成分や
極性基をもつ化合物が成形機の内面や金型に付着するこ
とが防止されるため、リグノセルロース系又はセルロー
ス系物質を多量に含有しているにもかかわらず成形中の
ヤケ、コゲ等の発生がなく長時間連続して成形加工が可
能となった。特に、リグノセルロース系又はセルロース
系物質(B)と多塩基酸無水物(E)を予め加熱混練し
てエステル化リグノセルロース系又はセルロース系物質
(B’)とした場合に、成形加工性と機械強度に優れる
成形物を低コストで製造することができるようになっ
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 27:12) (72)発明者 松田 ▲ひで▼明 香川県丸亀市中津町1515番地 大倉工業株 式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リグノセルロース系またはセルロース系物
    質を含有するポリオレフィン系樹脂組成物を成形する際
    に、該樹脂組成物に対してフッ素系加工助剤(F)を
    0.005〜0.8重量%配合することを特徴とする樹
    脂組成物の成形方法。
  2. 【請求項2】前記ポリオレフィン系樹脂組成物がリグノ
    セルロース系またはセルロース系物質を20重量%以上
    含有しているものであることを特徴とする請求項1記載
    の樹脂組成物の成形方法。
  3. 【請求項3】前記ポリオレフィン系樹脂組成物がポリオ
    レフィン(A)、リグノセルロース系またはセルロース
    系物質(B)、及び(A)(B)の合計量に対して有機
    過酸化物(C)0.005〜1重量%、変性ポリオレフ
    ィン(D)0.1〜10重量%とを加熱混練したもので
    あることを特徴とする請求項1又は2記載の樹脂組成物
    の成形方法。
  4. 【請求項4】前記ポリオレフィン系樹脂組成物がポリオ
    レフィン(A)、リグノセルロース系またはセルロース
    系物質(B)、及び(A)(B)の合計量に対して有機
    過酸化物(C)0.005〜1重量%、多塩基酸無水物
    (E)0.5〜20重量%とを加熱混練したものである
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の樹脂組成物の成
    形方法。
  5. 【請求項5】前記ポリオレフィン系樹脂組成物が予めリ
    グノセルロース系またはセルロース系物質(B)と多塩
    基酸無水物(E)とを加熱混練してエステル化リグノセ
    ルロース系またはセルロース系物質(B’)となした
    後、ポリオレフィン(A)及び有機過酸化物(C)を配
    合して加熱混練したものであることを特徴とする請求項
    4記載の樹脂組成物の成形方法。
  6. 【請求項6】ポリオレフィン(A)が、メルトフローレ
    ートが0.1〜200g/10分(ASTM D123
    8、温度230℃、荷重2.16kg)のポリプロピレ
    ンとメルトフローレートが0.01〜200g/10分
    (ASTMD1238、温度190℃、荷重2.16k
    g)のポリエチレンの混合物である請求項1乃至5のい
    ずれかに記載の樹脂組成物の成形方法。
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