JPH11217384A - ピリミジノン誘導体 - Google Patents

ピリミジノン誘導体

Info

Publication number
JPH11217384A
JPH11217384A JP27672298A JP27672298A JPH11217384A JP H11217384 A JPH11217384 A JP H11217384A JP 27672298 A JP27672298 A JP 27672298A JP 27672298 A JP27672298 A JP 27672298A JP H11217384 A JPH11217384 A JP H11217384A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
alkyl group
alkyl
compound
carbonyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27672298A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Komori
岳 小森
Hisayuki Hoshi
久行 星
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP27672298A priority Critical patent/JPH11217384A/ja
Publication of JPH11217384A publication Critical patent/JPH11217384A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】優れた除草活性を有する化合物を提供すること 【解決手段】一般式 化1 【化1】 [式中、Rは水素原子またはC1−C3アルキル基を
表し、RはC1−C3ハロアルキル基を表し、R
窒素原子またはCH基を表し、Gは、一般式 化2 【化2】 {式中、E、E、E、E、E、E、E
、E、E10、E11、E12はそれぞれ水素原
子またはC1−C3アルキル基を表す}の何れかの基を
表し、Qは2、4−ジハロゲノフェニル基等を表す]で
示される化合物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はピリミジノン誘導体
及びその用途に関する。
【発明が解決しようとする課題】本発明は優れた除草活
性を有する化合物を提供することを課題とする。
【0002】
【課題を解決する為の手段】本発明者らは優れた除草活
性を有する化合物を見出すべく鋭意検討した結果、下記
一般式 化6で示されるピリミジノン誘導体が優れた除
草活性を有することを見出し、本発明に至った。即ち、
本発明は、一般式 化6
【化6】 [式中、Rは水素原子またはC1−C3アルキル基を
表し、RはC1−C3ハロアルキル基を表し、R
窒素原子またはCH基を表し、Gは、一般式 化7
【化7】 {式中、E、E、E、E、E、E、E
、E、E10、E11、E12はそれぞれ水素原
子またはC1−C3アルキル基を表す。}の何れかの基
を表し、Qは一般式 化8
【化8】 {式中、Xは水素原子またはハロゲン原子を表し、Yは
ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基またはトリフルオロ
メチル基を表し、Zは酸素原子、硫黄原子、NH基ま
たはCH基を表し、Zは酸素原子または硫黄原子を
表し、nは0または1を表し、Rは水素原子またはC
1−C3アルキル基を表し、Rは水素原子、C1−C
6アルキル基、C1−C6ハロアルキル基、(C3−C
8シクロアルキル)C1−C6アルキル基、C3−C6
アルケニル基、C3−C6ハロアルケニル基、C3−C
6アルキニル基、C3−C6ハロアルキニル基、シアノ
C1−C6アルキル基、C1−C4アルコキシC1−C
4アルキル基、C1−C3アルコキシC1−C3アルコ
キシC1−C3アルキル基、カルボキシC1−C6アル
キル基、(C1−C6アルコキシ)カルボニルC1−C
6アルキル基、{(C1−C4アルコキシ)C1−C4
アルコキシ}カルボニルC1−C6アルキル基、(C3
−C8シクロアルコキシ)カルボニルC1−C6アルキ
ル基、C1−C4アルキルチオC1−C4アルキル基、
ヒドロキシC1−C6アルキル基、−CHCON(R
12)R13基、−CHCOON(R12)R
13基、−CH(C1−C4アルキル)CON
(R12)R13基または−CH(C1−C4アルキ
ル)COON(R12)R13基を表し、(ここで、R
12およびR13はそれぞれ独立して水素原子、C1−
C6アルキル基、C3−C8シクロアルキル基、C1−
C6ハロアルキル基、C3−C6アルケニル基、C3−
C6アルキニル基、シアノC1−C6アルキル基、C1
−C4アルコキシC1−C4アルキル基、C1−C4ア
ルキルチオC1−C4アルキル基、カルボキシC1−C
6アルキル基、(C1−C6アルコキシ)カルボニルC
1−C6アルキル基、(C3−C8シクロアルコキシ)
カルボニルC1−C6アルキル基、(C1−C6アルキ
ル)カルボニルオキシC2−C6アルキル基、(C1−
C6アルキル)カルボニルアミノC2−C6アルキル
基、ヒドロキシC2−C6アルキル基、置換されていて
もよいベンジル基、置換されていてもよいフェニル基ま
たは{(C1−C4アルコキシ)C1−C4アルキル}
カルボニルC1−C6アルキルを表すか、あるいは、R
12とR13とでトリメチレン、テトラメチレン、ペン
タメチレン、エチレンオキシエチレンまたはエチレンチ
オエチレンを表す。) RはC1−C6アルキル基、C1−C6ハロアルキル
基、シアノ基、カルボキシル基、ヒドロキシC1−C6
アルキル基、C1−C6アルコキシC1−C6アルキル
基、C1−C4アルキルチオC1−C4アルキル基、C
1−C6アルコキシC1−C6アルコキシC1−C6ア
ルキル基、(C1−C6アルキル)カルボニルオキシC
1−C6アルキル基、(C1−C6ハロアルキル)カル
ボニルオキシC1−C6アルキル基または(C1−C6
アルコキシ)カルボニル基を表し、Rは水素原子また
はC1−C6アルキル基を表し、RはC1−C6アル
キル基、C1−C6ハロアルキル基、ヒドロキシC1−
C6アルキル基、C1−C4アルコキシC1−C4アル
キル基、C1−C3アルコキシC1−C3アルコキシC
1−C3アルキル基、(C1−C6アルキル)カルボニ
ルオキシC1−C6アルキル基、(C1−C6ハロアル
キル)カルボニルC1−C6アルキル基、カルボキシ
基、カルボキシC1−C6アルキル基、(C1−C8ア
ルコキシ)カルボニル基、(C1−C6ハロアルコキ
シ)カルボニル基、(C3−C10シクロアルコキシ)
カルボニル基、(C3−C8アルケニルオキシ)カルボ
ニル基、(C3−C8アルキニルオキシ)カルボニル
基、(C1−C6アルキル)アミノカルボニル基、ジ
(C1−C6アルキル)アミノカルボニル基、(C1−
C6アルキル)アミノカルボニルオキシC1−C6アル
キル基またはジ(C1−C6アルキル)アミノカルボニ
ルオキシC1−C6アルキル基を表し、Bは、水素原
子、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、クロロスルホ
ニル基、OR10基、SR10基、SOOR21基、
N(R12)R13基、SON(R12)R13基、
NR12(COR)基、NR12(SO28
基、N(SO28)(SO29)基、N(SO
28)(COR)基、NHCOOR11基、CO
NR1213基、CSNR1213基、COR30
基、CR23=CR24COR30基、CR23=CR
24CON(R12)R13基、CHCHWCON
(R12)R13基、CR30=NOR31基、CR
30=NN(R12)R13基、CR30(Z
32基、OCO32基、OCOR32基、
COOR22基、CHOR10基、CR23=CR
24COOR25基またはCHCHWCOOR25
を表わす。{ここで、R12とR13は前記と同じ意味
を表わし、Wは水素原子、塩素原子、または臭素原子を
表し、Rは水素原子、C1−C6アルキル基、C1−
C6ハロアルキル基、C3−C8シクロアルキル基また
はC3−C6アルケニル基を表わし、R11は水素原
子、C1−C6アルキル基、C3−C8シクロアルキル
基またはC3−C6アルケニル基を表わし、R28とR
29はそれぞれ独立してC1−C6アルキル基、C1−
C6ハロアルキル基またはフェニル基を表わし、R30
は、水素原子、C1−C6アルキル基、C3−C6アル
ケニル基またはC3−C6アルキニル基を表わし、R
31は水素原子、C1−C6アルキル基、C1−C6ハ
ロアルキル基、C3−C6アルケニル基、C3−C6ハ
ロアルケニル基、C3−C6アルキニル基、シアノC1
−C6アルキル基、C2−C8アルコキシアルキル基、
C2−C8アルキルチオアルキル基、カルボキシC1−
C6アルキル基、(C1−C6アルコキシ)カルボニル
C1−C6アルキル基、(C3−C8シクロアルコキ
シ)カルボニルC1−C6アルキル基または{(C1−
C4アルコキシ)C1−C4アルコキシ}カルボニルC
1−C6アルキル基を表わし、R32は水素原子、C1
−C6アルキル基、C3−C8シクロアルキル基または
C3−C6アルケニル基を表し、R10は水素原子、C
1−C6アルキル基、C1−C6ハロアルキル基、C3
−C8シクロアルキル基、ベンジル基、C3−C6アル
ケニル基、C3−C6ハロアルケニル基、C3−C6ア
ルキニル基、C3−C6ハロアルキニル基、シアノC1
−C6アルキル基、C1−C4アルコキシC1−C4ア
ルキル基、C1−C4アルキルチオC1−C4アルキル
基、カルボキシC1−C6アルキル基、(C1−C8ア
ルコキシ)カルボニルC1−C6アルキル基、(C1−
C6ハロアルコキシ)カルボニルC1−C6アルキル
基、{(C1−C4アルコキシ)C1−C4アルコキ
シ}カルボニルC1−C6アルキル基、(C3−C8シ
クロアルコキシ)カルボニルC1−C6アルキル基、
(C3−C8シクロアルキル)C1−C6アルコキシカ
ルボニルC1−C6アルキル基、−CHCOON(R
12)R13基、−CH(C1−C4アルキル)COO
N(R12)R13基、−CHCON(R12)R
13基、−CH(C1−C4アルキル)CON
(R12)R13基(ここで、R12とR13は前記と
同じ意味を表す。)、C2−C6アルケニルオキシカル
ボニルC1−C6アルキル基、C3−C6ハロアルケニ
ルオキシカルボニルC1−C6アルキル基、C3−C6
アルキニルオキシカルボニルC1−C6アルキル基、C
3−C6ハロアルキニルオキシカルボニルC1−C6ア
ルキル基、(C1−C6アルキルチオ)カルボニルC1
−C6アルキル基、(C1−C6ハロアルキルチオ)カ
ルボニルC1−C6アルキル基、(C3−C6アルケニ
ルチオ)カルボニルC1−C6アルキル基、(C3−C
6ハロアルケニルチオ)カルボニルC1−C6アルキル
基、(C3−C6アルキニルチオ)カルボニルC1−C
6アルキル基、(C3−C6ハロアルキニルチオ)カル
ボニルC1−C6アルキル基、(C3−C8シクロアル
キルチオ)カルボニルC1−C6アルキル基、(C3−
C8シクロハロアルキルチオ)カルボニルC1−C6ア
ルキル基、((C3−C8シクロアルキル)C1−C6
アルキルチオ)カルボニルC1−C6アルキル基、ジ
(C1−C6アルキル)C=NOカルボニルC1−C6
アルキル基、(置換されていてもよいベンジルチオ)カ
ルボニルC1−C6アルキル基、(置換されていてもよ
いフェニルチオ)カルボニルC1−C6アルキル基、ヒ
ドロキシC2−C6アルコキシカルボニルC1−C6ア
ルキル基、(C1−C6アルキル)カルボニルオキシC
2−C6アルコキシカルボニルC1−C6アルキル基、
(C1−C6アルキル)カルボニルアミノC2−C6ア
ルコキシカルボニルC1−C6アルキル基、{(C1−
C6アルコキシ)カルボニルC1−C6アルキル}オキ
シカルボニルC1−C6アルキル基、ヒドロキシC1−
C6アルキル基、C1−C6アルコキシカルボニル基、
C1−C6ハロアルコキシカルボニル基、C3−C8シ
クロアルコキシカルボニル基、C3−C6アルケニルオ
キシカルボニル基、置換されていてもよいベンジルオキ
シカルボニル基、C1−C6アルキルカルボニル基、置
換されていてもよいベンジルオキシカルボニルC1−C
6アルキル基、置換されていてもよいフェノキシカルボ
ニルC1−C6アルキル基、置換されていてもよいフリ
ルオキシカルボニルC1−C6アルキル基、置換されて
いてもよいフリルC1−C6アルキルオキシカルボニル
C1−C6アルキル基、置換されていてもよいチエニル
オキシカルボニルC1−C6アルキル基、置換されてい
てもよいチエニルC1−C6アルキルオキシカルボニル
C1−C6アルキル基、置換されていてもよいピロリル
オキシカルボニルC1−C6アルキル基、置換されてい
てもよいピロリルオキシC1−C6アルキルオキシカル
ボニルC1−C6アルキル基、置換されていてもよいイ
ミダゾイルオキシカルボニルC1−C6アルキル基、置
換されていてもよいイミダゾイルC1−C6アルキルオ
キシカルボニルC1−C6アルキル基、置換されていて
もよいピラゾイルオキシカルボニルC1−C6アルキル
基、置換されていてもよいピラゾイルC1−C6アルキ
ルオキシカルボニルC1−C6アルキル基、置換されて
いてもよいチアゾイルオキシカルボニルC1−C6アル
キル基、置換されていてもよいチアゾイルC1−C6ア
ルキルオキシカルボニルC1−C6アルキル基、置換さ
れていてもよいオキサゾイルオキシカルボニルC1−C
6アルキル基、置換されていてもよいオキサゾイルC1
−C6アルキルオキシカルボニルC1−C6アルキル
基、置換されていてもよいイソチアゾイルオキシカルボ
ニルC1−C6アルキル基、置換されていてもよいイソ
チアゾイルC1−C6アルキルオキシカルボニルC1−
C6アルキル基、置換されていてもよいイソキサゾイル
オキシカルボニルC1−C6アルキル基、置換されてい
てもよいイソキサゾイルC1−C6アルキルオキシカル
ボニルC1−C6アルキル基、置換されていてもよいピ
リジルオキシカルボニルC1−C6アルキル基、置換さ
れていてもよいピリジルC1−C6アルキルオキシカル
ボニルC1−C6アルキル基、置換されていてもよいピ
ラジニルオキシカルボニルC1−C6アルキル基、置換
されていてもよいピラジニルC1−C6アルキルオキシ
カルボニルC1−C6アルキル基、置換されていてもよ
いピリミジニルオキシカルボニルC1−C6アルキル
基、置換されていてもよいピリミジニルC1−C6アル
キルオキシカルボニルC1−C6アルキル基、置換され
ていてもよいピリダジニルオキシカルボニルC1−C6
アルキル基、置換されていてもよいピリダジニルC1−
C6アルキルオキシカルボニルC1−C6アルキル基、
置換されていてもよいインドリジニルオキシカルボニル
C1−C6アルキル基、置換されていてもよいインドリ
ジニルC1−C6アルキルオキシカルボニルC1−C6
アルキル基、置換されていてもよいインドリルオキシカ
ルボニルC1−C6アルキル基、置換されていてもよい
インドリルC1−C6アルキルオキシカルボニルC1−
C6アルキル基、置換されていてもよいインダゾリルオ
キシカルボニルC1−C6アルキル基、置換されていて
もよいインダゾリルC1−C6アルキルオキシカルボニ
ルC1−C6アルキル基、置換されていてもよいキノリ
ルオキシカルボニルC1−C6アルキル基、置換されて
いてもよいキノリルC1−C6アルキルオキシカルボニ
ルC1−C6アルキル基、置換されていてもよいイソキ
ノリルオキシカルボニルC1−C6アルキル基、または
置換されていてもよいイソキノリルC1−C6アルキル
オキシカルボニルC1−C6アルキル基を表すか、一般
式 化9
【化9】 {式中、R14は水素原子またはC1−C5アルキル基
を表し、R15は水素原子、ヒドロキシル基または−O
−COR16で表される基を表す。(ここで、R
16は、C1−C6アルキル基、C1−C6ハロアルキ
ル基、C3−C6アルケニル基、C3−C8シクロアル
キル基、置換されていてもよいフェニル基、置換されて
いてもよいベンジル基、またはC1−C6アルコキシ基
を表す。)}で示される基を表すか、あるいは、一般式
化10
【化10】 〈式中、R17は水素原子、ハロゲン原子またはC1−
C6アルキル基を表し、R18はC3−C8シクロアル
キル基、ベンジル基、炭素鎖にエポキシ基を有するC2
−C10アルキル基、C3−C8シクロアルキルC1−
C6アルキル基、C3−C8シクロアルキルC2−C6
アルケニル基、カルボキシC2−C6アルケニル基、
(C1−C8アルコキシ)カルボニルC2−C6アルケ
ニル基、(C1−C8ハロアルコキシ)カルボニルC2
−C6アルケニル基、{(C1−C4アルコキシ)C1
−C4アルコキシ}カルボニルC2−C6アルケニル
基、(C3−C8シクロアルコキシ)カルボニルC2−
C6アルケニル基、同一の炭素原子がOR19およびO
20で置換されたC1−C6アルキル基、同一の炭素
原子がOR19およびOR20で置換されたC2−C6
アルケニル基、同一の炭素原子がSR19およびSR
20で置換されたC1−C6アルキル基または同一の炭
素原子がSR19およびSR20で置換されたC2−C
6アルケニル基を表す。(ここで、R19とR20はそ
れぞれ独立してC1−C6アルキル基、C1−C6ハロ
アルキル基を表すか、R19とR20とで、ハロゲン原
子で置換されていてもよいエチレン、ハロゲン原子で置
換されていてもよいトリメチレン、ハロゲン原子で置換
されていてもよいテトラメチレン、ハロゲン原子で置換
されていてもよいペンタメチレン、ハロゲン原子で置換
されていてもよいエチレンオキシエチレンを表す。)〉
を表し、R21はC1−C6アルキル基、C1−C6ハ
ロアルキル基、C3−C8シクロアルキル基、C3−C
6アルケニル基、C3−C6ハロアルケニル基、C3−
C6アルキニル基、C3−C6ハロアルキニル基または
ベンジル基を表し、R22は水素原子、C1−C6アル
キル基、C1−C6ハロアルキル基、C3−C8シクロ
アルキル基、ベンジル基、C3−C6アルケニル基、C
3−C6ハロアルケニル基、C3−C6アルキニル基、
C3−C6ハロアルキニル基、シアノC1−C6アルキ
ル基、C1−C4アルコキシC1−C4アルキル基、C
1−C4アルキルチオC1−C4アルキル基、カルボキ
シC1−C6アルキル基、(C1−C8アルコキシ)カ
ルボニルC1−C6アルキル基、(C1−C6ハロアル
コキシ)カルボニルC1−C6アルキル基、{(C1−
C4アルコキシ)C1−C4アルコキシ}カルボニルC
1−C6アルキル基、(C3−C8シクロアルコキシ)
カルボニルC1−C6アルキル基、(C1−C6アルキ
ル)カルボニルC1−C6アルキル基、(C1−C6ハ
ロアルキル)カルボニルC1−C6アルキル基、{(C
1−C4アルコキシ)C1−C4アルキル}カルボニル
C1−C6アルキル基、(C3−C8シクロアルキル)
カルボニルC1−C6アルキル基、、{(C1−C6ア
ルコキシ)カルボニルC1−C6アルキル}オキシカル
ボニルC1−C6アルキル基、ヒドロキシC1−C6ア
ルキル基、−CHCOON(R26)R27基、−C
H(C1−C4アルキル)COON(R26)R
27基、−CHCON(R26)R27基または−C
H(C1−C4アルキル)CON(R26)R27基を
表し、(ここで、R26とR27はそれぞれ独立して水
素原子、C1−C6アルキル基、C1−C6ハロアルキ
ル基、C3−C6アルケニル基、C3−C6アルキニル
基、シアノC1−C6アルキル基、C1−C4アルコキ
シC1−C4アルキル基、C1−C4アルキルチオC1
−C4アルキル基、カルボキシC1−C6アルキル基、
(C1−C6アルコキシ)カルボニルC1−C6アルキ
ル基、(C3−C8シクロアルコキシ)カルボニルC1
−C6アルキル基または、{(C1−C4アルコキシ)
C1−C4アルキル}カルボニルC1−C6アルキルを
表すか、あるいは、R26とR27とでテトラメチレ
ン、ペンタメチレン、またはエチレンオキシエチレンを
表す。) R23およびR24は、それぞれ独立して、水素原子ま
たはC1−C6アルキル基を表し、R25は水素原子、
C1−C6アルキル基、C1−C6ハロアルキル基、C
3−C8シクロアルキル基またはC3−C6アルケニル
基を表す。}}で示される何れかの基を表す。]で示さ
れるピリミジノン誘導体(以下、本発明化合物と記
す。)およびそれを有効成分とする除草剤を提供する。
【0003】
【発明実施の形態】本発明において、Rで示されるC
1−C3アルキル基としては、メチル基、エチル基等が
あげられ、Rで示されるC1−C3ハロアルキル基と
しては、トリクロロメチル基、トリフルオロメチル基、
クロロジフルオロメチル基、ペンタフルオロエチル基、
1,1−ジフルオロエチル基等があげられ、E
、E、E、E、E、E、E、E、E
10、E11およびE12で示されるC1−C3アルキ
ル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、イソ
プロピル基等があげられ、Bで示されるハロゲン原子と
は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子を意
味し、XおよびYで示されるハロゲン原子とはフッ素原
子、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子を意味し、R
で示されるC1−C3アルキル基としては、メチル
基、エチル基等があげられ、Rで示されるC1−C6
アルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル
基、イソプロピル基、イソブチル基、ブチル基、t−ブ
チル基(ここで「t」は[第3級]を示す:以下、同
じ)、イソアミル基等があげられ、Rで示されるC1
−C6ハロアルキル基としては、2−フルオロエチル
基、2−クロロエチル基、2−ブロモエチル基、3−ク
ロロブチル基、3−ブロモブチル基、ジフルオロメチル
基等が挙げられ、Rで示される(C3−C8シクロア
ルキル)C1−C6アルキル基としては、シクロペンチ
ルメチル基等があげられ、Rで示されるC3−C6ア
ルケニル基としては、アリル基、1−メチル−2−プロ
ペニル基、3−ブテニル基、2−ブテニル基、3−メチ
ル−2−ブテニル基、2−メチル−3−ブテニル基等が
あげられ、Rで示されるC3−C6ハロアルケニル基
としては、2−クロロ−2−プロペニル基、3,3−ジ
クロロ−2−プロペニル基等があげられ、Rで示され
るC3−C6アルキニル基としては、プロパルギル基、
1−メチル−2−プロピニル基、2−ブチニル基、3−
ブチニル基、1,1−ジメチル−2−プロピニル基等が
あげられ、Rで示されるC3−C6ハロアルキニル基
としては、3−ヨード−2−プロピニル基、3−ブロモ
−2−プロピニル基等があげられ、Rで示されるシア
ノC1−C6アルキル基としては、シアノメチル基、シ
アノエチル基等があげられ、Rで示されるC1−C4
アルコキシC1−C4アルキル基としては、メトキシメ
チル基、1−メトキシエチル基、エトキシメチル基等が
あげられ、Rで示されるC1−C3アルコキシC1−
C3アルコキシC1−C3アルキル基としてはメトキシ
メトキシメチル基、メトキシエトキシメチル基、エトキ
シメトキシメチル基等があげられ、Rで示されるカル
ボキシC1−C6アルキル基としては、カルボキシメチ
ル基、1−カルボキシエチル基、2−カルボキシエチル
基等があげられ、Rで示される(C1−C6アルコキ
シ)カルボニルC1−C6アルキル基としては、メトキ
シカルボニルメチル基、エトキシカルボニルメチル基、
プロポキシカルボニルメチル基、イソプロポキシカルボ
ニルメチル基、ブトキシカルボニルメチル基、イソブト
キシカルボニルメチル基、t−ブトキシカルボニルメチ
ル基、アミルオキシカルボニルメチル基、イソアミルオ
キシカルボニルメチル基、t−アミルオキシカルボニル
メチル基、1−メトキシカルボニルエチル基、1−エト
キシカルボニルエチル基、1−プロポキシカルボニルエ
チル基、1−イソプロポキシカルボニルエチル基、1−
ブトキシカルボニルエチル基、1−イソブトキシカルボ
ニルエチル基、1−t−ブトキシカルボニルエチル基、
1−アミルオキシカルボニルエチル基、1−イソアミル
オキシカルボニルエチル基等があげられ、Rで示され
る{(C1−C4アルコキシ)C1−C4アルコキシ}
カルボニルC1−C6アルキル基としては、メトキシエ
トキシカルボニルメチル基、1−メトキシメトキシカル
ボニルエチル基等があげられ、Rで示される(C3−
C8シクロアルコキシ)カルボニルC1−C6アルキル
基としては、シクロブチルオキシカルボニルメチル基、
シクロペンチルオキシカルボニルメチル基、シクロヘキ
シルオキシカルボニルメチル基、1−シクロブチルオキ
シカルボニルエチル基、1−シクロペンチルオキシカル
ボニルエチル基、1−シクロヘキシルオキシカルボニル
エチル基等があげられ、Rで示されるヒドロキシC1
−C6アルキル基としてはヒドロキシメチル基、ヒドロ
キシエチル基、ヒドロキシプロピル基等があげられ、R
で示されるC1−C4アルキルチオC1−C4アルキ
ル基としては、メチルチオメチル基、1−メチルチオエ
チル基、エチルチオメチル基等があげられ、Rで示さ
れるC1−C6アルキル基としてはメチル基、エチル基
等があげられ、Rで示されるC1−C6ハロアルキル
基としてはブロモメチル基、ジブロモメチル基、トリブ
ロモメチル基、1−ブロモエチル基、クロロメチル基、
ジクロロメチル基、トリクロロメチル基等があげられ、
で示されるヒドロキシC1−C6アルキル基として
はヒドロキシメチル基、ヒドロキシエチル基等があげら
れ、Rで示される(C1−C6アルコキシ)C1−C
6アルキル基としては、メトキシメチル基、エトキシメ
チル基、プロポキシメチル基、イソプロポキシメチル基
等があげられ、Rで示されるC1−C4アルキルチオ
C1−C4アルキル基としては、メチルチオメチル基、
1−メチルチオエチル基、エチルチオメチル基等があげ
られ、Rで示される{(C1−C6アルコキシ)C1
−C6アルコキシ}C1−C6アルキル基としては、メ
トキシメトキシメチル基、メトキシエトキシメチル基、
エトキシメトキシメチル基等があげられ、Rで示され
る(C1−C6アルキル)カルボニルオキシC1−C6
アルキル基としては、アセチルオキシメチル基、エチル
カルボニルオキシメチル基、イソプロピルカルボニルオ
キシメチル基等があげられ、Rで示される(C1−C
6ハロアルキル)カルボニルオキシC1−C6アルキル
基としては、トリフルオロアセチルオキシメチル基、ク
ロロアセチルオキシメチル基、トリクロロアセチルオキ
シメチル基等があげられ、Rで示される(C1−C6
アルコキシ)カルボニル基としては、メトキシカルボニ
ル基、エトキシカルボニル基、プロポキシカルボニル
基、ブトキシカルボニル基、アミルオキシカルボニル
基、イソプロポキシカルボニル基、イソブトキシカルボ
ニル基、イソアミルオキシカルボニル基等があげられ、
で示されるC1−C6アルキル基としてはメチル
基、エチル基等があげられ、Rで示されるC1−C6
アルキル基としてはメチル基、エチル基等があげられ、
で示されるC1−C6ハロアルキル基としては、ク
ロロメチル基、ブロモメチル基等があげられ、Rで示
されるヒドロキシC1−C6アルキル基としてはヒドロ
キシメチル基等があげられ、Rで示されるC1−C4
アルコキシC1−C4アルキル基としてはメトキシメチ
ル基、エトキシメチル基、イソプロポキシメチル基、ブ
トキシメチル基、イソブトキシメチル基等があげられ、
で示されるC1−C3アルコキシC1−C3アルコ
キシC1−C3アルキル基としてはメトキシメトキシメ
チル基、メトキシエトキシメチル基、エトキシメトキシ
メチル基等があげられ、Rで示される(C1−C6ア
ルキル)カルボニルオキシC1−C6アルキル基として
はアセチルオキシメチル基、エチルカルボニルオキシメ
チル基、イソプロピルカルボニルオキシメチル基等があ
げられ、Rで示される(C1−C6ハロアルキル)カ
ルボニルC1−C6アルキル基としては2−クロロエチ
ルカルボニルメチル基等があげられ、Rで示されるカ
ルボキシC1−C6アルキル基としてはカルボキシメチ
ル基、カルボキシエチル基等があげられ、Rで示され
る(C1−C8アルコキシ)カルボニル基としてはメト
キシカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポキシ
カルボニル基、ブトキシカルボニル基、アミルオキシカ
ルボニル基、イソプロポキシカルボニル基、イソブトキ
シカルボニル基、イソアミルオキシカルボニル基等があ
げられ、Rで示される(C1−C6ハロアルコキシ)
カルボニル基としては2−クロロエトキシカルボニル
基、2−ブロモエトキシカルボニル基、3−クロロブト
キシカルボニル基、1−クロロ−2−プロポキシカルボ
ニル基、1,3−ジクロロ−2−プロポキシカルボニル
基、2,2−ジクロロエトキシカルボニル基、2,2,
2−トリフルオロエトキシカルボニル基、2,2,2−
トリクロロエトキシカルボニル基、2,2,2−トリブ
ロモエトキシカルボニル基等があげられ、Rで示され
る(C3−C10シクロアルコキシ)カルボニル基とし
てはシクロブチルオキシカルボニル基、シクロペンチル
オキシカルボニル基、シクロヘキシルオキシカルボニル
基等があげられ、Rで示される(C3−C8アルケニ
ルオキシ)カルボニル基としてはアリルオキシカルボニ
ル基、3−ブテニルオキシカルボニル基、1−メチル−
2−プロペニルオキシカルボニル基等があげられ、R
で示される(C3−C8アルキニルオキシ)カルボニル
基としてはプロパルギルオキシカルボニル基、3−ブチ
ニルオキシカルボニル基、1−メチル−2−プロピニル
オキシカルボニル基等があげられ、Rで示される(C
1−C6アルキル)アミノカルボニル基としてはメチル
アミノカルボニル基、エチルアミノカルボニル基、プロ
ピルアミノカルボニル基等があげられ、Rで示される
ジ(C1−C6アルキル)アミノカルボニル基としては
ジメチルアミノカルボニル基、ジエチルアミノカルボニ
ル基、ジイソプロピルアミノカルボニル基等があげら
れ、Rで示される(C1−C6アルキル)アミノカル
ボニルオキシC1−C6アルキル基としてはメチルアミ
ノカルボニルオキシメチル基、エチルアミノカルボニル
オキシメチル基、プロピルアミノカルボニルオキシメチ
ル基等があげられ、Rで示されるジ(C1−C6アル
キル)アミノカルボニルオキシC1−C6アルキル基と
してはジメチルアミノカルボニルオキシメチル基、ジエ
チルアミノカルボニルオキシメチル基等があげられ、R
で示されるC1−C6アルキル基としては、メチル
基、エチル基、イソプロピル基等があげられ、Rで示
されるC1−C6ハロアルキル基としては、クロロメチ
ル基、トリクロロメチル基、トリフルオロメチル基等が
あげられ、Rで示されるC3−C8シクロアルキル基
としては、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロ
ペンチル基、シクロヘキシル基等があげられ、Rで示
されるC3−C6のアルケニル基としては、アリル基、
1−メチル−2−プロペニル基、3−ブテニル基、2−
ブテニル基、3−メチル−2−ブテニル基、2−メチル
−3−ブテニル基等があげられ、R10で示されるC1
−C6アルキル基としては、メチル基、エチル基、プロ
ピル基、イソプロピル基、イソブチル基、ブチル基、t
−ブチル基、アミル基、イソアミル基、t−アミル基等
があげられ、R10で示されるC1−C6ハロアルキル
基としては、2−フルオロエチル基、2−クロロエチル
基、2−ブロモエチル基、2,2,2−トリフルオロエ
チル基等があげられ、R10で示されるC3−C8のシ
クロアルキル基としては、シクロプロピル基、シクロブ
チル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等があげ
られ、R10で示されるC3−C6のアルケニル基とし
ては、アリル基、1−メチル−2−プロペニル基、3−
ブテニル基、2−ブテニル基、3−メチル−2−ブテニ
ル基、2−メチル−3−ブテニル基等があげられ、R
10で示されるC3−C6のハロアルケニル基として
は、2−クロロ−2−プロペニル基、3,3−ジクロロ
−2−プロペニル基等があげられ、R10で示されるC
3−C6アルキニル基としては、プロパルギル基、1−
メチル−2−プロピニル基、2−ブチニル基、1,1−
ジメチル−2−プロピニル基等があげられ、R10で示
されるC3−C6ハロアルキニル基としては、3−ブロ
モプロパルギル基等があげられ、R10で示されるシア
ノC1−C6アルキル基としては、シアノメチル基等が
あげられ、R10で示されるC1−C4アルコキシC1
−C4アルキル基としては、メトキシメチル基、メトキ
シエチル基、エトキシメチル基、エトキシエチル基等が
あげられ、R10で示されるC1−C4アルキルチオC
1−C4アルキル基としては、メチルチオメチル基、メ
チルチオエチル基等があげられ、R10で示されるカル
ボキシC1−C6アルキル基としては、カルボキシメチ
ル基、1−カルボキシエチル基、2−カルボキシエチル
基等があげられ、R10で示される(C1−C8アルコ
キシ)カルボニルC1−C6アルキル基としては、メト
キシカルボニルメチル基、エトキシカルボニルメチル
基、プロポキシカルボニルメチル基、イソプロポキシカ
ルボニルメチル基、ブトキシカルボニルメチル基、イソ
ブトキシカルボニルメチル基、t−ブトキシカルボニル
メチル基、アミルオキシカルボニルメチル基、イソアミ
ルオキシカルボニルメチル基、t−アミルオキシカルボ
ニルメチル基、1−メトキシカルボニルエチル基、1−
エトキシカルボニルエチル基、1−プロポキシカルボニ
ルエチル基、1−イソプロポキシカルボニルエチル基、
1−ブトキシカルボニルエチル基、1−イソブトキシカ
ルボニルエチル基、1−t−ブトキシカルボニルエチル
基、1−アミルオキシカルボニルエチル基、1−イソア
ミルオキシカルボニルエチル基、1−t−アミルオキシ
カルボニルエチル基等があげられ、R10で示される
{(C1−C4アルコキシ)C1−C4アルコキシ}カ
ルボニルC1−C6アルキル基としては、メトキシメト
キシカルボニルメチル基、メトキシエトキシカルボニル
メチル基、1−メトキシエトキシカルボニルエチル基等
があげられ、R10で示される(C3−C8シクロアル
コキシ)カルボニルC1−C6アルキル基としては、シ
クロブチルオキシカルボニルメチル基、シクロペンチル
オキシカルボニルメチル基、シクロヘキシルオキシカル
ボニルメチル基、1−シクロブチルオキシカルボニルエ
チル基、1−シクロペンチルオキシカルボニルエチル
基、1−シクロヘキシルオキシカルボニルエチル基等が
あげられ、R10で示されるC1−C6アルコキシカル
ボニル基としては、メトキシカルボニル基、エトキシカ
ルボニル基、プロポキシカルボニル基、ブトキシカルボ
ニル基、イソプロポキシカルボニル基、イソブトキシカ
ルボニル基またはt−ブトキシカルボニル基等があげら
れ、R10で示されるC1−C6ハロアルコキシカルボ
ニル基としては、2,2,2−トリクロロエトキシカル
ボニル基等があげられ、R10で示されるC3−C8シ
クロアルコキシカルボニル基としては、シクロプロピル
オキシカルボニル基、シクロブチルオキシカルボニル基
等があげられ、R10で示されるC3−C6アルケニル
オキシカルボニル基としては、アリルオキシカルボニル
基等があげられ、R10で示される{(C1−C6アル
コキシ)カルボニルC1−C6アルキル}オキシカルボ
ニルC1−C6アルキル基としては、(メトキシカルボ
ニル)メトキシカルボニルメチル基、(エトキシカルボ
ニル)メトキシカルボニルメチル基等があげられ、R
11で示されるC1−C6アルキル基としては、メチル
基、エチル基、イソプロピル基等があげられ、R11
示されるC3−C8シクロアルキル基としては、シクロ
プロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シク
ロヘキシル基等があげられ、R11で示されるC3−C
6のアルケニル基としては、アリル基、1−メチル−2
−プロペニル基、3−ブテニル基、2−ブテニル基、3
−メチル−2−ブテニル基、2−メチル−3−ブテニル
基等があげられ、R12およびR13で示されるC1−
C6アルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピ
ル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基等があ
げられ、R12およびR13で示されるC3−C8シク
ロアルキル基としては、シクロプロピル基、シクロブチ
ル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等があげら
れ、R12およびR13で示されるC1−C6ハロアル
キル基としては、フルオロエチル基、クロロエチル基、
ブロモエチル基等があげられ、R12およびR13で示
されるC3−C6のアルケニル基としては、アリル基、
1−メチル−2−プロペニル基、3−ブテニル基、2−
ブテニル基、3−メチル−2−ブテニル基、2−メチル
−3−ブテニル基等があげられ、R12およびR13
示されるC3−C6アルキニル基としては、プロパルギ
ル基、1−メチル−2−プロピニル基、2−ブチニル
基、1,1−ジメチル−2−プロピニル基等があげら
れ、R12およびR13で示されるシアノC1−C6ア
ルキル基としては、シアノメチル基、シアノエチル基等
があげられ、R12およびR13で示されるC1−C4
アルコキシC1−C4アルキル基としては、メトキシメ
チル基、メトキシエチル基、エトキシメチル基、エトキ
シエチル基等があげられ、R12およびR13で示され
るC1−C4アルキルチオC1−C4アルキル基として
は、メチルチオメチル基、メチルチオエチル基等があげ
られ、R12およびR13で示されるカルボキシC1−
C6アルキル基としては、カルボキシメチル基、1−カ
ルボキシエチル基、2−カルボキシエチル基等があげら
れ、R12およびR13で示される(C1−C6アルコ
キシ)カルボニルC1−C6アルキル基としては、メト
キシカルボニルメチル基、エトキシカルボニルメチル
基、プロポキシカルボニルメチル基、イソプロポキシカ
ルボニルメチル基、ブトキシカルボニルメチル基、イソ
ブトキシカルボニルメチル基、t−ブトキシカルボニル
メチル基、アミルオキシカルボニルメチル基、イソアミ
ルオキシカルボニルメチル基、t−アミルオキシカルボ
ニルメチル基、1−メトキシカルボニルエチル基、1−
エトキシカルボニルエチル基、1−プロポキシカルボニ
ルエチル基、1−イソプロポキシカルボニルエチル基、
1−ブトキシカルボニルエチル基、1−イソブトキシカ
ルボニルエチル基、1−t−ブトキシカルボニルエチル
基、1−アミルオキシカルボニルエチル基、1−イソア
ミルオキシカルボニルエチル基、1−t−アミルオキシ
カルボニルエチル基等があげられ、R12およびR13
で示される(C3−C8シクロアルコキシ)カルボニル
C1−C6アルキル基としては、シクロブチルオキシカ
ルボニルメチル基、シクロペンチルオキシカルボニルメ
チル基、シクロヘキシルオキシカルボニルメチル基、1
−シクロブチルオキシカルボニルエチル基、1−シクロ
ペンチルオキシカルボニルエチル基、1−シクロヘキシ
ルオキシカルボニルエチル基等があげられ、R12およ
びR13で示される(C1−C6アルキル)カルボニル
オキシC2−C6アルキル基としては、メチルカルボニ
ルオキシエチル基、エチルカルボニルオキシエチル基等
があげられ、R12およびR13で示される(C1−C
6アルキル)カルボニルアミノC2−C6アルキル基と
しては、メチルカルボニルアミノエチル基、エチルカル
ボニルアミノエチル基等があげられ、R12およびR
13で示されるヒドロキシC2−C6アルキル基として
は、ヒドロキシエチル基、ヒドロキシプロピル基等があ
げられ、R12およびR13で示される置換されていて
もよいベンジル基としては、ベンジル基等があげられ、
12およびR13で示される置換されていてもよいフ
ェニル基としては、フェニル基等があげられ、R12
よびR13で示される{(C1−C4アルコキシ)C1
−C4アルキル}カルボニルC1−C6アルキル基とし
ては、メトキシメトキシカルボニルメチル基、1−メト
キシメトキシカルボニルエチル基等があげられ、R14
で示されるC1−C5アルキル基としては、メチル基、
エチル基等があげられ、R16で示されるC1−C6ア
ルキル基としては、メチル基、エチル基、イソプロピル
基等があげられ、R16で示されるC1−C6ハロアル
キル基としては、トリクロロメチル基、トリフルオロメ
チル基等があげられ、R16で示されるC3−C6のア
ルケニル基としては、アリル基、1−メチル−2−プロ
ペニル基、3−ブテニル基、2−ブテニル基、3−メチ
ル−2−ブテニル基、2−メチル−3−ブテニル基等が
あげられ、R16で示されるC3−C8シクロアルキル
基としては、シクロプロピル基、シクロブチル基、シク
ロペンチル基、シクロヘキシル基等があげられ、R16
で示される置換されていてもよいフェニル基としては、
フェニル基等があげられ、R16で示される置換されて
いてもよいベンジル基としては、ベンジル基等があげら
れ、R16で示されるC1−C6アルコキシ基として
は、メトキシ基、エトキシ基等があげられ、R17で示
されるハロゲン原子とは、フッ素原子、塩素原子、臭素
原子、よう素原子を意味し、R17で示されるC1−C
6アルキル基としては、メチル基、エチル基、イソプロ
ピル基等があげられ、R18で示されるC3−C8シク
ロアルキル基としては、シクロプロピル基、シクロブチ
ル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等があげら
れ、R18で示される炭素鎖にエポキシ基を有するC2
−C10アルキル基としては2−オキシラニル基、2−
オキシラニルメチル基等があげられ、R18で示される
C3−C8シクロアルキルC1−C6アルキル基として
は、シクロペンチルメチル基、シクロヘキシルメチル
基、シクロプロピルエチル基等があげられ、R18で示
されるC3−C8シクロアルキルC2−C6アルケニル
基としては、3−シクロペンチルアリル基等があげら
れ、R18で示される同一の炭素原子がOR19および
OR20で置換されたC1−C6アルキル基としては−
CH(OR19)(OR20)基、−CHCH(OR
19)(OR20)基等があげられ、R18で示される
同一の炭素原子がSR19およびSR20で置換された
C1−C6アルキル基としては−CH(SR19)(S
20)基、−CHCH(SR19)(SR20)基
等があげられ、R18で示されるカルボキシC2−C6
アルケニル基としては3−カルボキシアリル基等があげ
られ、R18で示される(C1−C8アルコキシ)カル
ボニルC2−C6アルケニル基としては3−メトキシカ
ルボニルアリル基、3−エトキシカルボニルアリル基等
があげられ、R18で示される(C1−C8ハロアルコ
キシ)カルボニルC2−C6アルケニル基としては3−
(2−フルオロエトキシ)カルボニルアリル基等があげ
られ、R18で示される{(C1−C4アルコキシ)C
1−C4アルコキシ}カルボニルC2−C6アルケニル
基としては3−(2−メトキシエトキシ)カルボニルア
リル基等があげられ、R19およびR20で示されるC
1−C6アルキル基としては、メチル基、エチル基、プ
ロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基等
があげられ、R19およびR20で示されるC1−C6
ハロアルキル基としては、2−クロロエチル基、2−フ
ルオロエチル基等があげられ、R21で示されるC1−
C6アルキル基としては、メチル基、エチル基等があげ
られ、R21で示されるC1−C6ハロアルキル基とし
ては、フルオロエチル基、クロロエチル基、ブロモエチ
ル基等があげられ、R21で示されるC3−C8シクロ
アルキル基としては、シクロプロピル基、シクロブチル
基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等があげら
れ、R21で示されるC3−C6のアルケニル基として
は、アリル基、1−メチル−2−プロペニル基、3−ブ
テニル基、2−ブテニル基、3−メチル−2−ブテニル
基、2−メチル−3−ブテニル基等があげられ、R21
で示されるC3−C6のハロアルケニル基としては、2
−クロロ−2−プロペニル基、3,3−ジクロロ−2−
プロペニル基等があげられ、R21で示されるC3−C
6アルキニル基としては、プロパルギル基、1−メチル
−2−プロピニル基、2−ブチニル基、1,1−ジメチ
ル−2−プロピニル基等があげられ、R21で示される
C3−C6ハロアルキニル基としては、3−ブロモプロ
パルギル基等があげられ、R22示されるC1−C6ア
ルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル基、
イソプロピル基、イソブチル基、ブチル基、t−ブチル
基、アミル基、イソアミル基、t−アミル基等が挙げら
れ、R22で示されるC1−C6ハロアルキル基として
は、2−クロロエチル基、2−ブロモエチル基、2,
2,2−トリフルオロエチル基等が挙げられ、R22
示されるC3−C8シクロアルキル基としては、シクロ
プロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シク
ロヘキシル基等があげられ、R22で示されるC3−C
6アルケニル基としては、アリル基、1−メチル−2−
プロペニル基、3−ブテニル基、2−ブテニル基、3−
メチル−2−ブテニル基、2−メチル−3−ブテニル基
等があげられ、R22示されるC3−C6ハロアルケニ
ル基としては、2−クロロ−2−プロペニル基、3,3
−ジクロロ−2−プロペニル基等があげられ、R22
示されるC3−C6アルキニル基としては、プロパルギ
ル基、1−メチル−2−プロピニル基、2−ブチニル基
等があげられ、R22で示されるC3−C6ハロアルキ
ニル基としては、3−ブロモプロパルギル基等があげら
れ、R22で示されるシアノC1−C6アルキル基とし
ては、シアノエチル基等があげられ、R22で示される
C1−C4アルコキシC1−C4アルキル基としては、
メトキシメチル基、メトキシエチル基、エトキシメチル
基、エトキシエチル基等があげられ、R22で示される
C1−C4アルキルチオC1−C4アルキル基として
は、メチルチオエチル基等があげられ、R22で示され
るカルボキシC1−C6アルキル基としては、カルボキ
シメチル基、1−カルボキシエチル基、2−カルボキシ
エチル基等があげられ、R22で示される(C1−C8
アルコキシ)カルボニルC1−C6アルキル基として
は、メトキシカルボニルメチル基、エトキシカルボニル
メチル基、プロポキシカルボニルメチル基、イソプロポ
キシカルボニルメチル基、ブトキシカルボニルメチル
基、イソブトキシカルボニルメチル基、t−ブトキシカ
ルボニルメチル基、アミルオキシカルボニルメチル基、
イソアミルオキシカルボニルメチル基、t−アミルオキ
シカルボニルメチル基、1−メトキシカルボニルエチル
基、1−エトキシカルボニルエチル基、1−プロポキシ
カルボニルエチル基、1−イソプロポキシカルボニルエ
チル基、1−ブトキシカルボニルエチル基、1−イソブ
トキシカルボニルエチル基、1−t−ブトキシカルボニ
ルエチル基、1−アミルオキシカルボニルエチル基、1
−イソアミルオキシカルボニルエチル基、1−t−アミ
ルオキシカルボニルエチル基等があげられ、R22で示
される(C1−C6ハロアルコキシ)カルボニルC1−
C6アルキル基としては、クロロエトキシカルボニルメ
チル基等があげられ、R22で示される{(C1−C4
アルコキシ)C1−C4アルコキシ}カルボニルC1−
C6アルキル基としては、メトキシメトキシカルボニル
メチル基、メトキシエトキシカルボニルメチル基、1−
メトキシエトキシカルボニルエチル基等があげられ、R
22で示される(C3−C8シクロアルコキシ)カルボ
ニルC1−C6アルキル基としては、シクロブチルオキ
シカルボニルメチル基、シクロペンチルオキシカルボニ
ルメチル基、シクロヘキシルオキシカルボニルメチル
基、1−シクロブチルオキシカルボニルエチル基、1−
シクロペンチルオキシカルボニルエチル基、1−シクロ
ヘキシルオキシカルボニルエチル基等があげられ、R
23およびR24で示されるC1−C6アルキル基とし
ては、メチル基、エチル基等があげられ、R25で示さ
れるC1−C6アルキル基としては、メチル基、エチル
基、プロピル基、イソプロピル基、イソブチル基、ブチ
ル基、t−ブチル基、アミル基、イソアミル基、t−ア
ミル基等が挙げられ、R25で示されるC1−C6ハロ
アルキル基としては、2−クロロエチル基、2−ブロモ
エチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基等が挙げ
られ、R25で示されるC3−C8のシクロアルキル基
としては、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロ
ペンチル基、シクロヘキシル基等があげられ、R25
示されるC3−C6のアルケニル基としては、アリル
基、1−メチル−2−プロペニル基、3−ブテニル基、
2−ブテニル基、3−メチル−2−ブテニル基、2−メ
チル−3−ブテニル基等があげられ、R26およびR
27で示されるC1−C6アルキル基としては、メチル
基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基等があげら
れ、R26およびR27で示されるC1−C6ハロアル
キル基としては、クロロエチル基、ブロモエチル基等が
あげられ、R26およびR27で示されるC3−C6の
アルケニル基としては、アリル基、1−メチル−2−プ
ロペニル基、3−ブテニル基、2−ブテニル基、3−メ
チル−2−ブテニル基、2−メチル−3−ブテニル基等
があげられ、R26およびR27で示されるC3−C6
アルキニル基としては、プロパルギル基、1−メチル−
2−プロピニル基、2−ブチニル基、1,1−ジメチル
−2−プロピニル基等があげられ、R26およびR27
で示されるシアノC1−C6アルキル基としては、シア
ノメチル基、シアノエチル基等があげられ、R26およ
びR27で示されるC1−C4アルコキシC1−C4ア
ルキル基としては、メトキシメチル基、メトキシエチル
基、エトキシメチル基、エトキシエチル基等があげら
れ、R26およびR27で示されるC1−C4アルキル
チオC1−C4アルキル基としては、メチルチオメチル
基、メチルチオエチル基等があげられ、R26およびR
27で示されるカルボキシC1−C6アルキル基として
は、カルボキシメチル基、1−カルボキシエチル基、2
−カルボキシエチル基等があげられ、R26およびR
27で示される(C1−C6アルコキシ)カルボニルC
1−C6アルキル基としては、メトキシカルボニルメチ
ル基、エトキシカルボニルメチル基、プロポキシカルボ
ニルメチル基、イソプロポキシカルボニルメチル基、ブ
トキシカルボニルメチル基、イソブトキシカルボニルメ
チル基、t−ブトキシカルボニルメチル基、アミルオキ
シカルボニルメチル基、イソアミルオキシカルボニルメ
チル基、t−アミルオキシカルボニルメチル基、1−メ
トキシカルボニルエチル基、1−エトキシカルボニルエ
チル基、1−プロポキシカルボニルエチル基、1−イソ
プロポキシカルボニルエチル基、1−ブトキシカルボニ
ルエチル基、1−イソブトキシカルボニルエチル基、1
−t−ブトキシカルボニルエチル基、1−アミルオキシ
カルボニルエチル基、1−イソアミルオキシカルボニル
エチル基、1−t−アミルオキシカルボニルエチル基等
があげられ、R26およびR27で示される(C3−C
8シクロアルコキシ)カルボニルC1−C6アルキル基
としては、シクロブチルオキシカルボニルメチル基、シ
クロペンチルオキシカルボニルメチル基、シクロヘキシ
ルオキシカルボニルメチル基、1−シクロブチルオキシ
カルボニルエチル基、1−シクロペンチルオキシカルボ
ニルエチル基、1−シクロヘキシルオキシカルボニルエ
チル基等があげられ、R26およびR27で示される
{(C1−C4アルコキシ)C1−C4アルキル}カル
ボニルC1−C6アルキル基としては、メトキシメチル
カルボニルメチル基、1−メトキシメチルカルボニルエ
チル基等があげられ、R28およびR29で示されるC
1−C6アルキル基としては、メチル基、エチル基、プ
ロピル基、イソプロピル基等があげられ、R28および
29で示されるC1−C6ハロアルキル基としては、
クロロメチル基、クロロエチル基等があげられ、R30
で示されるC1−C6アルキル基としては、メチル基、
エチル基、プロピル基、イソプロピル基、イソブチル
基、ブチル基、t−ブチル基、アミル基、イソアミル
基、t−アミル基等があげられ、R30で示されるC3
−C6のアルケニル基としては、アリル基、1−メチル
−2−プロペニル基、3−ブテニル基、2−ブテニル
基、3−メチル−2−ブテニル基、2−メチル−3−ブ
テニル基等があげられ、R30で示されるC3−C6ア
ルキニル基としては、プロパルギル基、1−メチル−2
−プロピニル基、2−ブチニル基、1,1−ジメチル−
2−プロピニル基等があげられ、R31で示されるC1
−C6アルキル基としては、メチル基、エチル基、プロ
ピル基、イソプロピル基、イソブチル基、ブチル基、t
−ブチル基、アミル基、イソアミル基、t−アミル基等
があげられ、R31で示されるC1−C6ハロアルキル
基としては、2−クロロエチル基、2−ブロモエチル
基、2,2,2−トリフルオロエチル基等があげられ、
31で示されるC3−C6のアルケニル基としては、
アリル基、1−メチル−2−プロペニル基、3−ブテニ
ル基、2−ブテニル基、3−メチル−2−ブテニル基、
2−メチル−3−ブテニル基等があげられ、R31で示
されるC3−C6のハロアルケニル基としては、2−ク
ロロ−2−プロペニル基、3,3−ジクロロ−2−プロ
ペニル基等があげられ、R31で示されるC3−C6ア
ルキニル基としては、プロパルギル基、1−メチル−2
−プロピニル基、2−ブチニル基、1,1−ジメチル−
2−プロピニル基等があげられ、R31で示されるシア
ノC1−C6アルキル基としては、シアノメチル基等が
あげられ、R31で示されるC2−C8アルコキシアル
キル基としては、メトキシメチル基、メトキシエチル
基、エトキシメチル基、エトキシエチル基等があげら
れ、R31で示されるC2−C8アルキルチオアルキル
基としては、メチルチオメチル基、メチルチオエチル基
等があげられ、R31で示されるカルボキシC1−C6
アルキル基としては、カルボキシメチル基、1−カルボ
キシエチル基、2−カルボキシエチル基等があげられ、
31で示される(C1−C6アルコキシ)カルボニル
C1−C6アルキル基としては、メトキシカルボニルメ
チル基、エトキシカルボニルメチル基、プロポキシカル
ボニルメチル基、イソプロポキシカルボニルメチル基、
ブトキシカルボニルメチル基、イソブトキシカルボニル
メチル基、t−ブトキシカルボニルメチル基、アミルオ
キシカルボニルメチル基、イソアミルオキシカルボニル
メチル基、t−アミルオキシカルボニルメチル基、1−
メトキシカルボニルエチル基、1−エトキシカルボニル
エチル基、1−プロポキシカルボニルエチル基、1−イ
ソプロポキシカルボニルエチル基、1−ブトキシカルボ
ニルエチル基、1−イソブトキシカルボニルエチル基、
1−t−ブトキシカルボニルエチル基、1−アミルオキ
シカルボニルエチル基、1−イソアミルオキシカルボニ
ルエチル基、1−t−アミルオキシカルボニルエチル基
等があげられ、R31で示される(C3−C8シクロア
ルコキシ)カルボニルC1−C6アルキル基としては、
シクロブチルオキシカルボニルメチル基、シクロペンチ
ルオキシカルボニルメチル基、シクロヘキシルオキシカ
ルボニルメチル基、シクロブチルオキシカルボニルエチ
ル基、シクロペンチルオキシカルボニルエチル基、シク
ロヘキシルオキシカルボニルエチル基等があげられ、R
31で示される{(C1−C4アルコキシ)C1−C4
アルコキシ}カルボニルC1−C6アルキル基として
は、メトキシメトキシカルボニルメチル基、メトキシエ
トキシカルボニルメチル基、1−メトキシエトキシカル
ボニルエチル基等があげられ、R32で示されるC1−
C6アルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピ
ル基、イソプロピル基、イソブチル基、ブチル基、t−
ブチル基、アミル基、イソアミル基、t−アミル基等が
あげられ、R32で示されるC3−C8のシクロアルキ
ル基としては、シクロプロピル基、シクロブチル基、シ
クロペンチル基、シクロヘキシル基等があげられ、R
32で示されるC3−C6のアルケニル基としては、ア
リル基、1−メチル−2−プロペニル基、3−ブテニル
基、2−ブテニル基、3−メチル−2−ブテニル基、2
−メチル−3−ブテニル基等があげられる。尚、本発明
化合物には、二重結合に由来する幾可異性体、不斉炭素
に由来する光学異性体及びジアステレオマーが存在する
場合があるが、本発明化合物には、これらの異性体及び
その混合物も含まれる。
【0004】本発明化合物のうち、除草活性の点から好
ましい置換基として、Rについてフッ素原子で置換さ
れたメチル基(例えば、トリフルオロメチル基、クロロ
ジフルオロメチル基)、フッ素原子で置換されたエチル
基(例えば、ペンタフルオロエチル基、1,1−ジフル
オロエチル基)が挙げられ、Qについては、Q−1、Q
−2、Q−3、Q−4が挙げられる。QがQ−1である
場合は、Xが水素原子またはフッ素原子であり、Yが塩
素原子である化合物がより好ましい。QがQ−2である
場合は、Xがフッ素原子または水素原子であり、Z
酸素原子であり、Rが水素原子であり、nが1である
化合物がより好ましく、その中でもRがC3−C6ア
ルキニル基である化合物がより好ましい。上記の好まし
い置換基を組み合わせた化合物は除草活性の点からより
好ましい。
【0005】本発明化合物において除草活性の点から好
ましい化合物の例を以下に具体的に例示する。尚、各化
合物名の後の括弧内の番号は後記表1〜表340に記載
の化合物番号を表す。 7−フルオロ−6−[7−オキソ−5−トリフルオロメ
チル−2、3、7、8−テトラヒドロイミダゾ[1、2
−a]ピリミジン−8−イル]−4−プロパルギル−
3、4−ジヒドロ−2H−1、4−ベンゾオキサジン−
3−オン(2−26) 6−[7−オキソ−5−トリフルオロメチル−2、3、
7、8−テトラヒドロイミダゾ[1、2−a]ピリミジ
ン−8−イル]−4−プロパルギル−3、4−ジヒドロ
−2H−1、4−ベンゾオキサジン−3−オン(2−2
5) 6−フルオロ−5−[7−オキソ−5−トリフルオロメ
チル−2、3、7、8−テトラヒドロイミダゾ[1、2
−a]ピリミジン−8−イル]−3−プロパルギル−
2、3−ジヒドロ−1、3−ベンゾチアゾール−2−オ
ン(2−164) 5−[7−オキソ−5−トリフルオロメチル−2、3、
7、8−テトラヒドロイミダゾ[1、2−a]ピリミジ
ン−8−イル]−3−プロパルギル−2、3−ジヒドロ
−1、3−ベンゾチアゾール−2−オン(2−163) 8−(4−クロロ−2−フルオロ−5−メトキシフェニ
ル)−5−トリフルオロメチル−2、3、7、8−テト
ラヒドロイミダゾ[1、2−a]ピリミジン−7−オン
(1−262) 8−(4−クロロ−2−フルオロ−5−エトキシフェニ
ル)−5−トリフルオロメチル−2、3、7、8−テト
ラヒドロイミダゾ[1、2−a]ピリミジン−7−オン
(1−268) 8−(4−クロロ−2−フルオロ−5−イソプロポキシ
フェニル)−5−トリフルオロメチル−2、3、7、8
−テトラヒドロイミダゾ[1、2−a]ピリミジン−7
−オン(1−274) 8−(4−クロロ−2−フルオロ−5−プロパルギルオ
キシフェニル)−5−トリフルオロメチル−2、3、
7、8−テトラヒドロイミダゾ[1、2−a]ピリミジ
ン−7−オン(1−340) 8−(4−クロロ−2−フルオロ−5−(1−メチルプ
ロパルギルオキシ)フェニル)−5−トリフルオロメチ
ル−2、3、7、8−テトラヒドロイミダゾ[1、2−
a]ピリミジン−7−オン(1−346) {2−クロロ−4−フルオロ−5−(7−オキソ−5−
トリフルオロメチル−2、3、7、8−テトラヒドロイ
ミダゾ[1、2−a]ピリミジン−8−イル)フェノキ
シ}酢酸メチル(1−400) {2−クロロ−4−フルオロ−5−(7−オキソ−5−
トリフルオロメチル−2、3、7、8−テトラヒドロイ
ミダゾ[1、2−a]ピリミジン−8−イル)フェノキ
シ}酢酸エチル(1−406) {2−クロロ−4−フルオロ−5−(7−オキソ−5−
トリフルオロメチル−2、3、7、8−テトラヒドロイ
ミダゾ[1、2−a]ピリミジン−8−イル)フェノキ
シ}酢酸イソプロピル(1−430) 2−{2−クロロ−4−フルオロ−5−(7−オキソ−
5−トリフルオロメチル−2、3、7、8−テトラヒド
ロイミダゾ[1、2−a]ピリミジン−8−イル)フェ
ノキシ}プロピオン酸メチル(1−454) 2−{2−クロロ−4−フルオロ−5−(7−オキソ−
5−トリフルオロメチル−2、3、7、8−テトラヒド
ロイミダゾ[1、2−a]ピリミジン−8−イル)フェ
ノキシ}プロピオン酸エチル(1−460) 2−{2−クロロ−4−フルオロ−5−(7−オキソ−
5−トリフルオロメチル−2、3、7、8−テトラヒド
ロイミダゾ[1、2−a]ピリミジン−8−イル)フェ
ノキシ}プロピオン酸イソプロピル(1−484) {2−クロロ−4−フルオロ−5−(7−オキソ−5−
トリフルオロメチル−2、3、7、8−テトラヒドロイ
ミダゾ[1、2−a]ピリミジン−8−イル)フェニル
チオ}酢酸メチル(1−706) {2−クロロ−4−フルオロ−5−(7−オキソ−5−
トリフルオロメチル−2、3、7、8−テトラヒドロイ
ミダゾ[1、2−a]ピリミジン−8−イル)フェニル
チオ}酢酸エチル(1−712) 2−{2−クロロ−4−フルオロ−5−(7−オキソ−
5−トリフルオロメチル−2、3、7、8−テトラヒド
ロイミダゾ[1、2−a]ピリミジン−8−イル)フェ
ニルチオ}プロピオン酸メチル(1−760) 2−{2−クロロ−4−フルオロ−5−(7−オキソ−
5−トリフルオロメチル−2、3、7、8−テトラヒド
ロイミダゾ[1、2−a]ピリミジン−8−イル)フェ
ニルチオ}プロピオン酸エチル(1−766) {2−クロロ−4−フルオロ−5−(7−オキソ−5−
トリフルオロメチル−2、3、7、8−テトラヒドロイ
ミダゾ[1、2−a]ピリミジン−8−イル)フェニル
アミノ}酢酸メチル(1−166) {2−クロロ−4−フルオロ−5−(7−オキソ−5−
トリフルオロメチル−2、3、7、8−テトラヒドロイ
ミダゾ[1、2−a]ピリミジン−8−イル)フェニル
アミノ}酢酸エチル(1−172) 2−{2−クロロ−4−フルオロ−5−(7−オキソ−
5−トリフルオロメチル−2、3、7、8−テトラヒド
ロイミダゾ[1、2−a]ピリミジン−8−イル)フェ
ニルアミノ}プロピオン酸メチル(1−214) 2−{2−クロロ−4−フルオロ−5−(7−オキソ−
5−トリフルオロメチル−2、3、7、8−テトラヒド
ロイミダゾ[1、2−a]ピリミジン−8−イル)フェ
ニルアミノ}プロピオン酸エチル(1−220) N−{2−クロロ−4−フルオロ−5−(7−オキソ−
5−トリフルオロメチル−2、3、7、8−テトラヒド
ロイミダゾ[1、2−a]ピリミジン−8−イル)フェ
ニル}メタンスルフォンアミド(1−88) N−{2−クロロ−4−フルオロ−5−(7−オキソ−
5−トリフルオロメチル−2、3、7、8−テトラヒド
ロイミダゾ[1、2−a]ピリミジン−8−イル)フェ
ニル}クロロメタンスルフォンアミド(1−100) N−{2−クロロ−5−(7−オキソ−5−トリフルオ
ロメチル−2、3、7、8−テトラヒドロイミダゾ
[1、2−a]ピリミジン−8−イル)フェニル}メタ
ンスルフォンアミド(1−86) 2−クロロ−4−フルオロ−5−(7−オキソ−5−ト
リフルオロメチル−2、3、7、8−テトラヒドロイミ
ダゾ[1、2−a]ピリミジン−8−イル)安息香酸メ
チル(1−952) 2−クロロ−4−フルオロ−5−(7−オキソ−5−ト
リフルオロメチル−2、3、7、8−テトラヒドロイミ
ダゾ[1、2−a]ピリミジン−8−イル)安息香酸エ
チル(1−958) 2−クロロ−5−(7−オキソ−5−トリフルオロメチ
ル−2、3、7、8−テトラヒドロイミダゾ[1、2−
a]ピリミジン−8−イル)安息香酸メチル(1−95
0) 2−クロロ−5−(7−オキソ−5−トリフルオロメチ
ル−2、3、7、8−テトラヒドロイミダゾ[1、2−
a]ピリミジン−8−イル)安息香酸エチル(1−95
6) 7−フルオロ−6−[7−オキソ−5−トリフルオロメ
チル−7、8−ジヒドロイミダゾ[1、2−a]ピリミ
ジン−8−イル]−4−プロパルギル−3、4−ジヒド
ロ−2H−1、4−ベンゾオキサジン−3−オン(7−
26) 6−[7−オキソ−5−トリフルオロメチル−7、8−
ジヒドロイミダゾ[1、2−a]ピリミジン−8−イ
ル]−4−プロパルギル−3、4−ジヒドロ−2H−
1、4−ベンゾオキサジン−3−オン(7−25) 6−フルオロ−5−[7−オキソ−5−トリフルオロメ
チル−7、8−ジヒドロイミダゾ[1、2−a]ピリミ
ジン−8−イル]−3−プロパルギル−2、3−ジヒド
ロ−1、3−ベンゾチアゾール−2−オン(7−16
4) 5−[7−オキソ−5−トリフルオロメチル−7、8−
ジヒドロイミダゾ[1、2−a]ピリミジン−8−イ
ル]−3−プロパルギル−2、3−ジヒドロ−1、3−
ベンゾチアゾール−2−オン(7−163) 8−(4−クロロ−2−フルオロ−5−イソプロポキシ
フェニル)−5−トリフルオロメチル−7、8−ジヒド
ロイミダゾ[1、2−a]ピリミジン−7−オン(6−
274) 8−(4−クロロ−2−フルオロ−5−プロパルギルオ
キシフェニル)−5−トリフルオロメチル−7、8−ジ
ヒドロイミダゾ[1、2−a]ピリミジン−7−オン
(6−340) 8−(4−クロロ−2−フルオロ−5−(1−メチルプ
ロパルギルオキシ)フェニル)−5−トリフルオロメチ
ル−7、8−ジヒドロイミダゾ[1、2−a]ピリミジ
ン−7−オン(6−346) {2−クロロ−4−フルオロ−5−(7−オキソ−5−
トリフルオロメチル−7、8−ジヒドロイミダゾ[1、
2−a]ピリミジン−8−イル)フェノキシ}酢酸メチ
ル(6−400) {2−クロロ−4−フルオロ−5−(7−オキソ−5−
トリフルオロメチル−7、8−ジヒドロイミダゾ[1、
2−a]ピリミジン−8−イル)フェノキシ}酢酸エチ
ル(6−406) {2−クロロ−4−フルオロ−5−(7−オキソ−5−
トリフルオロメチル−7、8−ジヒドロイミダゾ[1、
2−a]ピリミジン−8−イル)フェノキシ}酢酸イソ
プロピル(6−430) 2−{2−クロロ−4−フルオロ−5−(7−オキソ−
5−トリフルオロメチル−7、8−ジヒドロイミダゾ
[1、2−a]ピリミジン−8−イル)フェノキシ}プ
ロピオン酸メチル(6−454) 2−{2−クロロ−4−フルオロ−5−(7−オキソ−
5−トリフルオロメチル−7、8−ジヒドロイミダゾ
[1、2−a]ピリミジン−8−イル)フェノキシ}プ
ロピオン酸エチル(6−460) 2−{2−クロロ−4−フルオロ−5−(7−オキソ−
5−トリフルオロメチル−7、8−ジヒドロイミダゾ
[1、2−a]ピリミジン−8−イル)フェノキシ}プ
ロピオン酸イソプロピル(6−484) {2−クロロ−4−フルオロ−5−(7−オキソ−5−
トリフルオロメチル−7、8−ジヒドロイミダゾ[1、
2−a]ピリミジン−8−イル)フェニルチオ}酢酸メ
チル(6−706) {2−クロロ−4−フルオロ−5−(7−オキソ−5−
トリフルオロメチル−7、8−ジヒドロイミダゾ[1、
2−a]ピリミジン−8−イル)フェニルチオ}酢酸エ
チル(6−712) 2−{2−クロロ−4−フルオロ−5−(7−オキソ−
5−トリフルオロメチル−7、8−ジヒドロイミダゾ
[1、2−a]ピリミジン−8−イル)フェニルチオ}
プロピオン酸メチル(6−760) 2−{2−クロロ−4−フルオロ−5−(7−オキソ−
5−トリフルオロメチル−7、8−ジヒドロイミダゾ
[1、2−a]ピリミジン−8−イル)フェニルチオ}
プロピオン酸エチル(6−766) {2−クロロ−4−フルオロ−5−(7−オキソ−5−
トリフルオロメチル−7、8−ジヒドロイミダゾ[1、
2−a]ピリミジン−8−イル)フェニルアミノ}酢酸
メチル(6−166) {2−クロロ−4−フルオロ−5−(7−オキソ−5−
トリフルオロメチル−7、8−ジヒドロイミダゾ[1、
2−a]ピリミジン−8−イル)フェニルアミノ}酢酸
エチル(6−172) 2−{2−クロロ−4−フルオロ−5−(7−オキソ−
5−トリフルオロメチル−7、8−ジヒドロイミダゾ
[1、2−a]ピリミジン−8−イル)フェニルアミ
ノ}プロピオン酸メチル(6−214) 2−{2−クロロ−4−フルオロ−5−(7−オキソ−
5−トリフルオロメチル−7、8−ジヒドロイミダゾ
[1、2−a]ピリミジン−8−イル)フェニルアミ
ノ}プロピオン酸エチル(6−220) N−{2−クロロ−4−フルオロ−5−(7−オキソ−
5−トリフルオロメチル−7、8−ジヒドロイミダゾ
[1、2−a]ピリミジン−8−イル)フェニル}メタ
ンスルフォンアミド(6−88) N−{2−クロロ−4−フルオロ−5−(7−オキソ−
5−トリフルオロメチル−7、8−ジヒドロイミダゾ
[1、2−a]ピリミジン−8−イル)フェニル}クロ
ロメタンスルフォンアミド(6−100) N−{2−クロロ−5−(7−オキソ−5−トリフルオ
ロメチル−7、8−ジヒドロイミダゾ[1、2−a]ピ
リミジン−8−イル)フェニル}メタンスルフォンアミ
ド(6−86) 2−クロロ−4−フルオロ−5−(7−オキソ−5−ト
リフルオロメチル−7、8−ジドロイミダゾ[1、2−
a]ピリミジン−8−イル)安息香酸メチル(6−95
2) 2−クロロ−4−フルオロ−5−(7−オキソ−5−ト
リフルオロメチル−7、8−ジヒドロイミダゾ[1、2
−a]ピリミジン−8−イル)安息香酸エチル(6−9
58) 2−クロロ−5−(7−オキソ−5−トリフルオロメチ
ル−7、8−ジヒドロイミダゾ[1、2−a]ピリミジ
ン−8−イル)安息香酸メチル(6−950) 2−クロロ−5−(7−オキソ−5−トリフルオロメチ
ル−7、8−ジヒドロイミダゾ[1、2−a]ピリミジ
ン−8−イル)安息香酸エチル(6−956)
【0006】本発明化合物は、例えば下記(製造法1)
〜(製造法17)の製造法等を用いて製造する事ができ
る。
【0007】(製造法1) 一般式 化11
【化11】 [式中、G、Q、Rは前記と同じ意味を表す。]で示
されるアニリン誘導体と一般式 化12
【化12】 [式中、R及びRは前記と同じ意味を表し、R33
はC1−C6アルキル基を表す。]で示されるエステル
誘導体または一般式 化13
【化13】 [式中、R、R及びR33は前記と同じ意味を表
し、R80はC1−C6アルコキシ基、C1−C6アル
キルチオ基、ジ(C1−C3アルキル)アミノ基、ハロ
ゲン原子、C1−C6アルキルスルホニル基、アリール
スルホニル基等の脱離基を表す。]で示されるアクリル
酸誘導体とを反応させる方法。該反応は、通常無溶媒ま
たは溶媒中で行われ、反応温度の範囲は50〜200℃
であり、反応時間の範囲は通常1〜100時間である。
反応に供される試剤の量は、一般式 化11で示される
アニリン誘導体1モルに対して、一般式 化12で示さ
れるエステル誘導体または一般式 化13で示されるア
クリル酸誘導体は1モルの割合が理論量であるが、反応
の状況により任意に変化させることができる。用いられ
る溶媒としては、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、リグ
ロイン等の脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエン、エ
チルベンゼン、キシレン、メシチレン等の芳香族炭化水
素類、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、トリクロロ
ベンゼン等のハロゲン化炭化水素類、1,4−ジオキサ
ン、テトラヒドロフラン、エチレングリコールジメチル
エーテル、メチル−t−ブチルエーテル等のエーテル
類、ニトロメタン、ニトロベンゼン等のニトロ化合物、
N,N−ジメチルホルムアミド等の酸アミド類、ジメチ
ルスルホキシド、スルホラン等の硫黄化合物、あるいは
それらの混合物等が挙げられる。また、パラトルエンス
ルホン酸等の酸を反応の触媒として使用することもでき
る。反応終了後の反応液は、これをそのまま濃縮操作に
付すか、または反応液を水に注加し、有機溶媒で抽出
し、有機層を乾燥、濃縮する等の後処理操作を行ない、
目的の本発明化合物を得ることができる。また該化合物
は必要ならば、再結晶、カラムクロマトグラフィー等の
操作によって精製することもできる。
【0008】(製造法2)下記スキーム化14に従った
製造法。
【化14】 [式中、R51は水素以外のRを表し、R、R
、R、R33、X及びGは前記と同じ意味を表
し、Dは塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、メタンスル
ホニルオキシ基またはp−トルエンスルホニルオキシ基
を表す。] 各工程の反応は、例えば、特開平1−301679号に
記載の方法に準じて行うか、または、例えば以下の方法
を用いて行うことができる。
【0009】1)化合物[I]から化合物[II]を製
造する方法 化合物[II]は化合物[I]をニトロ化剤と溶媒中で
反応させることにより製造することができる。 ニトロ化剤:硝酸等 ニトロ化剤の量:化合物[I]1モルに対して1〜10
モルの割合 溶媒:硫酸等 温度:−10℃〜室温 時間:瞬時〜24時間 反応終了後の反応液は、必要に応じて水を加えて、生じ
た結晶を濾集するか、または、有機溶媒抽出および濃縮
等の通常の後処理を行い、目的の本発明化合物を得るこ
とができる。また該化合物は必要ならば、再結晶、カラ
ムクロマトグラフィー等の操作によって精製することも
できる。 2)化合物[II]から化合物[III]を製造する方
法 化合物[III]は化合物[II]とHOCH(R
COOR33(RおよびR33は前記と同じ意味を表
わす。)で示される化合物とをフッ化カリウムの存在下
溶媒中で反応させることにより製造することができる。 HOCH(R)COOR33で示される化合物の量:
化合物[II]1モルに対して1〜50モルの割合 フッ化カリウムの量:化合物[II]1モルに対して1
〜50モルの割合 溶媒:1,4−ジオキサン等 温度:室温〜加熱還流 時間:瞬時〜96時間 反応終了後の反応液は、必要に応じて水を加えて、生じ
た結晶を濾集するか、または、有機溶媒抽出および濃縮
等の通常の後処理を行い、目的の本発明化合物を得るこ
とができる。また該化合物は必要ならば、再結晶、カラ
ムクロマトグラフィー等の操作によって精製することも
できる。 3)化合物[III]から化合物[IV]を製造する方
法 化合物[IV]は化合物[III]を鉄粉等を用いて酸
の存在下、溶媒中で還元することにより製造することが
できる。 鉄粉等の量:化合物[III]1モルに対して3モル〜
過剰量の割合 酸:酢酸等 酸の量:化合物[III]1モルに対して1〜10モル
の割合 溶 媒:水、酢酸エチル等 温 度:室温〜加熱還流 時 間:瞬時〜24時間 反応終了後の反応液は、鉄粉等を濾過した後、必要に応
じて水を加えて、生じた結晶を濾集するか、または、有
機溶媒抽出および濃縮等の通常の後処理を行い、目的の
本発明化合物を得ることができる。また該化合物は必要
ならば、再結晶、カラムクロマトグラフィー等の操作に
よって精製することもできる。 4)化合物[IV]から化合物[V]を製造する方法 化合物[V]は化合物[IV]とR51−D(R51
よびDは前記と同じ意味を表わす。)で示される化合物
とを反応させることにより製造することができる。該反
応は、通常、塩基の存在下、溶媒中で行われ、反応温度
の範囲は通常−20℃〜150℃、好ましくは0℃〜5
0℃であり、反応時間の範囲は通常、瞬時〜48時間で
ある。反応に用いられる反応剤の量は化合物[IV]1
モルに対してR51−Dで示される化合物は通常1〜3
モルであり、塩基は通常1〜2モルである。反応に用い
られる塩基としては、たとえば、水素化ナトリウム、水
素化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭
酸カリウム、炭酸ナトリウム等の無機塩基、トリエチル
アミン、ジイソプロピルエチルアミン、ピリジン、4−
ジメチルアミノピリジン、N,N−ジメチルアニリン、
N,N−ジエチルアニリン等の有機塩基が挙げられる。
反応に用いられる溶媒としては、ヘキサン、ヘブタン、
リグロイン、シクロヘキサン、石油エーテル等の脂肪族
炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族
炭化水素類、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン等のハ
ロゲン化炭化水素類、ジエチルエーテル、ジイソプロピ
ルエーテル、ジオキサン、THF、エチレングリコール
ジメチルエーテル等のエーテル類、ニトロベンゼン等の
ニトロ化合物、N,N−ジメチルホルムアミド等の酸ア
ミド類、ピリジン、トリエチルアミン、ジイソプロピル
エチルアミン、N,N−ジメチルアミン、N,N−ジエ
チルアニリン、N−メチルモルホリン等の第三級アミン
あるいはそれらの混合物が挙げられる。反応終了後の反
応液は、必要に応じてこれを水に注加した後、有機溶媒
抽出、濃縮等の通常の後処理を行い、目的の本発明化合
物[V]を得ることができる。また該化合物は必要なら
ば、再結晶、カラムクロマトグラフィー等の操作によっ
て精製することもできる。
【0010】化合物[III]は、下記スキーム化15
に従って製造することもできる。
【化15】 [式中、R、R、R、R、X、GおよびR33
は前記と同じ意味を表す。] 各工程の反応条件は例えば以下のようである。
【0011】1)化合物[VI]から化合物[VII]
を製造する方法 化合物[VII]は化合物[VI]とBrCH(R
COOR33(RおよびR33は前記と同じ意味を表
わす。)で示される化合物とを塩基の存在下溶媒中で反
応させることにより製造することができる。 BrCH(R)COOR33で示される化合物の量:
化合物[VI]1モルに対して1〜2モルの割合 塩基:水素化ナトリウム、炭酸カリウム等 塩基の量:化合物[VI]1モルに対して1〜2モルの
割合 溶媒:1,4一ジオキサン、N,N一ジメチルホルムア
ミド等 温度:0℃〜100℃ 時間:瞬時〜24時間 反応終了後の反応液は、必要に応じて水を加えて、生じ
た結晶を濾集するか、または、有機溶媒抽出および濃縮
等の通常の後処理を行い、目的の本発明化合物を得るこ
とができる。また該化合物は必要ならば、再結晶、カラ
ムクロマトグラフィー等の操作によって精製することも
できる。 2)化合物[VII]から化合物[III]を製造する
方法 化合物[III]は化合物[VII]をニトロ化剤と溶
媒中で反応させることにより製造することができる。 ニトロ化剤:硝酸等 ニトロ化剤の量:化合物[VII]1モルに対して1〜
10モルの割合 溶媒:硫酸、酢酸等 温度:−10℃〜室温 時間:瞬時〜24時間 反応終了後の反応液は、必要に応じて水を加えて、生じ
た結晶を濾集するか、または、有機溶媒抽出および濃縮
等の通常の後処理を行い、目的の本発明化合物を得るこ
とができる。また該化合物は必要ならば、再結晶、カラ
ムクロマトグラフィー等の操作によって精製することも
できる。 3)化合物[VI]から化合物[VIII]を製造する
方法 化合物[VIII]は化合物[VI]をニトロ化剤と溶
媒中で反応させることにより製造することができる。 ニトロ化剤:硝酸等 ニトロ化剤の量:化合物[VI]1モルに対して1〜1
0モルの割合 溶媒:硝酸、酢酸等 温度:−10℃〜室温 時間:瞬時〜24時間 反応終了後の反応液は、必要に応じて水を加えて、生じ
た結晶を濾集するか、または、有機溶媒抽出および濃縮
等の通常の後処理を行い、目的の本発明化合物を得るこ
とができる。また該化合物は必要ならば、再結晶、カラ
ムクロマトグラフィー等の操作によって精製することも
できる。。 4)化合物[VIII]から化合物[III]造する方
法 化合物[III]は化合物[VIII]とBrCH(R
)COOR33(RおよびR33は前記と同じ意味
を表わす。)で示される化合物とを塩基の存在下溶媒中
で反応させることにより製造することができる。 BrCH(R)COOR33で示される化合物の量:
[VIII]1モルに対して1〜2モルの割合 塩基:水素化ナトリウム、炭酸カリウム等 塩基の量:化合物[VIII]1モルに対して1〜2モ
ルの割合 溶媒:1,4−ジオキサン、N,N−ジメチルホルムア
ミド等 温度:0℃〜100℃ 時間:瞬時〜24時間 反応終了後の反応液は、必要に応じて水を加えて、生じ
た結晶を濾集するか、または、有機溶媒抽出および濃縮
等の通常の後処理を行い、目的の本発明化合物を得るこ
とができる。また該化合物は必要ならば、再結晶、カラ
ムクロマトグラフィー等の操作によって精製することも
できる。
【0012】(製造法3)下記スキーム化16に従った
製造法。
【化16】 [式中、X、R、R、R、G、R51およびDは
前記と同じ意味を表す。] 各工程の反応は、例えば、特開昭62−252787号
公報に記載の方法に準じて行うかまたは、例えば以下の
方法を用いて行うことができる。
【0013】1)化合物[IX]から化合物[X]を製
造する方法 化合物[X]は化合物[IX]を鉄粉等の存在下、酸を
用いて溶媒中で反応させることにより製造することがで
きる。 鉄粉等の量:化合物[IX]1モルに対して3モル〜過
剰量の割合 酸:酢酸等 酸の量:化合物[IX]1モルに対して1〜10モルの
割合 溶媒:水、酢酸エチル等 温度:室温〜加熱還流 時間:瞬時〜24時間 反応終了後の反応液は、必要に応じて水を加えて、生じ
た結晶を濾集するか、または、有機溶媒抽出および濃縮
等の通常の後処理を行い、目的の本発明化合物を得るこ
とができる。また該化合物は必要ならば、再結晶、カラ
ムクロマトグラフィー等の操作によって精製することも
できる。 2)化合物[X]から化合物[XI]を製造する方法 化合物[XI]は化合物[X]とチオシアン酸ナトリウ
ムまたはチオシアン酸カリウム等とを溶媒中で反応させ
た後、臭素または塩素と溶媒中で反応させることにより
製造することができる。 チオシアン酸ナトリウムまたはチオシアン酸カリウム等
の量:化合物[X]1モルに対して1〜10モルの割合 臭素または塩素の量:化合物[X]1モルに対して1〜
10モルの割合 溶媒:塩酸水、酢酸水、硫酸水等 温度:0〜50℃ 時間:瞬時〜150時間 反応終了後の反応液は、水に注加し、必要に応じてアル
カリにより中和した後、有機溶媒で抽出し、有機層を乾
燥、濃縮する等の後処理操作を行ない、目的の本発明化
合物を得ることができる。また該化合物は必要ならば、
再結晶、カラムクロマトグラフィー等の操作によって精
製することもできる。 3)化合物[XI]から化合物[XII]を製造する方
法 化合物[XII]は、i)化合物[XI]と亜硝酸ナト
リウムまたは亜硝酸カリウム等とを溶媒中で反応させた
後(反応1)、引き続き、ii)酸性溶液中で加熱する
(反応2)ことにより製造することができる。 (反応1) 亜硝酸ナトリウム、亜硝酸カリウム等の量:化合物[X
I]1モルに対して1〜2モルの割合 溶媒:塩酸水または硫酸水 温度:−10℃〜10℃ 時間:瞬時〜5時間 (反応2) 酸性溶液:塩酸水、硫酸水等 温度:70℃〜加熱還流 時間:瞬時〜24時間 反応終了後の反応液は、必要に応じて水を加えて、生じ
た結晶を濾集するか、または、有機溶媒抽出および濃縮
等の通常の後処理を行い、目的の本発明化合物を得るこ
とができる。また該化合物は必要ならば、再結晶、カラ
ムクロマトグラフィー等の操作によって精製することも
できる。 4)化合物[XII]から化合物[XIII]を製造す
る方法 化合物[XIII]は化合物[XII]とR51−D
(R51、Dは前記と同じ意味を表わす)で示される化
合物とを塩基の存在下溶媒中で反応させることにより製
造することができる。 R51−Dで示される化合物の量:化合物[XII]1
モルに対して1〜3モルの割合 塩基:水素化ナトリウム、炭酸カリウム等 塩基の量:化合物[XII]1モルに対して1〜2モル
の割合 溶媒:1,4−ジオキサン、N,N−ジメチルホルムア
ミド等 温度:0〜100℃ 時間:瞬時〜48時間 反応終了後の反応液は、必要に応じて水を加えて、生じ
た結晶を濾集するか、または、有機溶媒抽出および濃縮
等の通常の後処理を行い、目的の本発明化合物を得るこ
とができる。また該化合物は必要ならば、再結晶、カラ
ムクロマトグラフィー等の操作によって精製することも
できる。
【0014】(製造法4)下記スキーム化17に従った
製造法。
【化17】 [式中、X、R、R、R、GおよびRは前記と
同じ意味を表す。] 各工程の反応は、例えば、特開昭61−165384号
公報に記載の方法に準じて行うか、または、例えば以下
の方法を用いて行うことができる。
【0015】1)化合物[XIV]から化合物[XV]
を製造する方法 化合物[XV]は化合物[XIV]を鉄粉等を用いて酸
の存在下溶媒中で還元することにより製造することがで
きる。 鉄粉等の量:化合物[XIV]1モルに対して3モル〜
過剰量の割合 酸:酢酸等 酸の量:化合物[XIV]1モルに対して1〜10モル
の割合 溶媒:水、酢酸エチル等 温度:室温〜加熱還流 時間:瞬時〜24時間 反応終了後の反応液は、必要に応じて水を加えて、生じ
た結晶を濾集するか、または、有機溶媒抽出および濃縮
等の通常の後処理を行い、目的の本発明化合物を得るこ
とができる。また該化合物は必要ならば、再結晶、カラ
ムクロマトグラフィー等の操作によって精製することも
できる。 2)化合物[XV]から化合物[XVI]を製造する方
法 化合物[XVI]は、i)化合物[XV]と亜硝酸塩と
を溶媒中反応させてジアゾニウム塩にした後(反応
1)、引き続き、ii)昇温して該ジアソニウム塩を溶
媒中で環化すること(反応2)により製造することがで
きる。 (反応1) 亜硝酸塩:亜硝酸ナトリウム、亜硝酸カリウム等 溶媒:塩酸水、硫酸水等 温度:−10〜10℃ 時間:瞬時〜5時間 (反応2) 溶媒:塩酸水、硫酸水等 温度:室温〜80℃ 時間:瞬時〜24時間 反応終了後の反応液は、必要に応じて水を加えて、生じ
た結晶を濾集するか、または、有機溶媒抽出および濃縮
等の通常の後処理を行い、目的の本発明化合物を得るこ
とができる。また該化合物は必要ならば、再結晶、カラ
ムクロマトグラフィー等の操作によって精製することも
できる。
【0016】(製造法5)下記スキーム化18に従った
製造法。
【化18】 [式中、Yはニトロ基以外のYを表し、X、Y、
、R、R、Gは前記と同じ意味を表す。] 各工程の反応は、例えば、特開昭63−41466号公
報や国際特許出願公開明細書WO92/11244号に
記載の方法に準じて行うか、または、例えば以下の方法
を用いて行うことができる。
【0017】1)化合物[XVII]から化合物[XV
III]を製造する方法 化合物[XVIII]は化合物[XVII]に溶媒中硝
酸を加えることにより製造することができる。(Org
anic Synthesis Collective
Vol.1,P372参照) 反応温度の範囲は、通常0℃〜100℃、反応時間の範
囲は通常瞬時〜24時間である。反応に供される試剤の
量は、化合物[XVII]1モルに対して硝酸1モルの
割合が理論量であるが、反応の状況に応じて任意に変化
させることができる。用いられる溶媒としては、硫酸等
の酸性溶媒を挙げることができる。反応終了後の反応液
は、必要に応じて水を加えて、生じた結晶を濾集する
か、または、有機溶媒抽出および濃縮等の通常の後処理
を行い、目的の本発明化合物を得ることができる。また
該化合物は必要ならば、再結晶、カラムクロマトグラフ
ィー等の操作によって精製することもできる。 2)化合物[XVIII]から化合物[XIX]を製造
する方法 化合物[XIX]は化合物[XVIII]を溶媒中で還
元することにより製造することができる。(Organ
ic Synthesis Collective V
ol.2,P471,Vol.5,P829参照) 該反応は、例えば、酢酸、鉄粉および水の混合液に、化
合物[XVIII]をそのまま、または酢酸エチル等の
溶媒に溶解させ、加えることにより行うことができる。
反応温度の範囲は通常0〜100℃であり、反応時間の
範囲は通常瞬時〜24時間である。反応終了後の反応液
は、必要に応じて水を加えて、生じた結晶を濾集する
か、または、有機溶媒抽出および濃縮等の通常の後処理
を行い、目的の本発明化合物を得ることができる。また
該化合物は必要ならば、再結晶、カラムクロマトグラフ
ィー等の操作によって精製することもできる。
【0018】(製造法6)下記スキーム化19に従った
製造法。
【化19】 [式中、X、Y、R、R、R、GおよびDは前記
と同じ意味を表し、R34はR10のうち水素原子以外
の基を表し、R35及びR36は同一または相異なり前
記の、水素原子以外のR12、COR、SO
28、SO29またはカルボキシル基以外のC
OOR11うちのいずれかの基を表す。また、R35
D又は(R35O、R36−D又は(R36
O、R34−D又は(R34Oとあるは必要に応
じて一方を用いて反応することができるという意味であ
る。]
【0019】1)化合物[XXXII]から化合物[X
X]を製造する方法 化合物[XX]は、i)化合物[XXXII]を亜硝酸
塩と溶媒中で反応させた後(反応1)、引き続き、i
i)酸性溶媒中で加熱する(反応2)ことにより製造す
ることができる。 (反応1) 亜硝酸塩:亜硝酸ナトリウム、亜硝酸カリウム等 亜硝酸塩の量:化合物[XXXII]1モルに対して1
〜2モルの割合 溶媒:塩酸水、硫酸水等 温度:−10〜10℃ 時間:瞬時〜5時間 (反応2) 酸性溶媒・:塩酸水、硫酸水等 温度:70℃〜加熱還流 時間:瞬時〜24時間 反応終了後の反応液は、必要に応じて水を加えて、生じ
た結晶を濾集するか、または、有機溶媒抽出および濃縮
等の通常の後処理を行い、目的の本発明化合物を得るこ
とができる。また該化合物は必要ならば、再結晶、カラ
ムクロマトグラフィー等の操作によって精製することも
できる。 2)化合物[XX]から化合物[XXIII]を製造す
る方法 化合物[XXIII]は化合物[XX]とR34−Dで
示される化合物又は(R34O(R34およびDは
前記と同じ意味を表わす。)で示される化合物とを溶媒
中、塩基の存在下で反応させることにより製造すること
ができる。該反応は、通常溶媒中で行われ、反応温度の
範囲は通常−20℃〜150℃であり、好ましくは0℃
〜100℃である。反応時間の鞄囲は、通常、瞬時〜7
2時間である。反応に供される試剤の量は、化合物[X
X]1モルに対してR34−Dで示される化合物又は
(R34Oで示される化合物、及び、塩基はそれぞ
れ1モルの割合が理論量であるが、反応の状況に応じて
任意に変化させることができる。反応に用いられる塩基
としては有機塩基、無機塩基、共に使用することがで
き、例えば、炭酸カリウム、水酸化ナトリウム、水素化
ナトリウム等があげられ、用いられる溶媒としては、ヘ
キサン、ヘプタン、リグロイン、シクロヘキサン、石油
エーテル等の脂肪族炭化水素類、ベンゼン、トルエン、
キシレン等の芳香族炭化水素類、クロロホルム、四塩化
炭素、ジクロロメタン、ジクロロエタン、クロロベンゼ
ン、ジクロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素類、ジエ
チルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、
THF、エチレングリコールジメチルエーテル等のエー
テル類、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブ
チルケトン、イソホロン、シクロヘキサノン等のケトン
類、蟻酸エチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、炭酸ジエチ
ル等のエステル類、ニトロメタン、ニトロベンゼン等の
ニトロ化合物、アセトニトリル、イソブチロニトリル等
のニトリル頚、ホルムアミド、N,N−ジメチルホルム
アミド(以下、DMFと記す。)、アセトアミド等の酸
アミド類、ピリジン、トリエチルアミン、ジイソプロピ
ルエチルアミン、N,N−ジメチルアニリン、N,N−
ジエチルアニリン、N−メチルモルホリン等の第三級ア
ミン、ジメチルスルホキシド、スルホラン等の硫黄化合
物、あるいはそれらの混合物があげられる。反応終了後
の反応液は、必要に応じて水を加えて、生じた結晶をロ
集するか、または、有機溶媒抽出および濃縮等の通常の
後処理を行い、目的の本発明化合物を得ることができ
る。また該化合物は必要ならば、再結晶、カラムクロマ
トグラフィー等の操作によって精製することもできる。 3)化合物[XXXII]から化合物[XXI]を製造
する方法 化合物[XXI]は化合物[XXXII]とR35−D
で示される化合物、又は(R35Oで示される化合
物とを無溶媒でまたは溶媒中、必要に応じ塩基の存在下
で反応させることにより製造することができる。反応温
度の範囲は通常−20〜200℃、好ましくは0〜18
0℃であり、反応時間の範囲は瞬時〜72時間である。
反応に供される試剤の量は化合物[XXXII]1モル
に対して、R35−Dで示される化合物又は化合物(R
35Oは1モル、塩基は1モルが理論量であるが、
反応の状況に応じて任意に変化させることができる。塩
基としてはピリジン、トリエチルアミン等の有機塩基、
炭酸カリウム等の無機塩基が挙げられる。溶媒として
は、ヘキサン、ヘプタン、リグロイン、シクロヘキサ
ン、石油エーテル等の脂肪族炭化水素類、ベンゼン、ト
ルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、クロロホル
ム、四塩化炭素、ジクロロメタン、ジクロロエタン、ク
ロロベンゼン、ジクロロベンゼン等のハロゲン化炭化水
素類、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジ
オキサン、THF、エチレングリコールジメチルエーテ
ル等のエーテル類、アセトン、メチルエチルケトン、メ
チルイソブチルケトン、イソホロン、シクロヘキサノン
等のケトン類、蟻酸エチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、
炭酸ジエチル等のエステル類、ニトロメタン、ニトロベ
ンゼン等のニトロ化合物、アセトニトリル、イソブチロ
ニトリル等のニトリル類、ホルムアミド、DMF、アセ
トアミド等の酸アミド類、ピリジン、トリエチルアミ
ン、ジイソプロピルエチルアミン、N,N−ジメチルア
ニリン、N,N−ジエチルアニリン、N−メチルモルホ
リン等の第三級アミン、ジメチルスルホキシド、スルホ
ラン等の硫黄化合物、あるいはそれらの混合物があげら
れる。反応終了後の反応液は、生じた結晶をろ集する
か、または、有機溶媒抽出および濃縮等の通常の後処理
を行い、目的の本発明化合物を得ることができる。また
該化合物は必要ならば、再結晶、カラムクロマトグラフ
ィー等の操作によって精製することもできる。 4)化合物[XXI]から化合物[XXII]を製造す
る方法 化合物[XXII]は化合物[XXI]とR36−Dで
示される化合物又は(R36Oで示される化合物と
を反応させることにより製造することができる。本製造
法は前記の化合物[XXXII]から化合物[XXI]
を製造する方法に準じて行うことができる。
【0020】(製造法7)下記スキーム化20に従った
製造法。
【化20】 [式中、X、Y、R、R、R、G、R12、R
13およびR21は前記と同じ意味を表す。] 各工程の反応条件は例えば下記のようである。
【0021】1)化合物[XXIV]から化合物[XX
V]を製造する方法 化合物[XXV]は化合物[XXIV]とクロロスルホ
ン酸とを無溶媒または溶媒中反応させることにより製造
することができる。 クロロスルホン酸の量:化合物[XXIV]1モルに対
して1モル〜過剰量の割合 溶媒:硫酸 温度:0〜70℃ 時間:瞬時〜24時間 反応終了後の反応液は、必要に応じて水を加えて、生じ
た結晶を濾集するか、または、有機溶媒抽出および濃縮
等の通常の後処理を行い、目的の本発明化合物を得るこ
とができる。また該化合物は必要ならば、再結晶、カラ
ムクロマトグラフィー等の操作によって精製することも
できる。(Org.Syn.Coll.Vol.1、8
(1941)参照) 2)化合物[XXV]から化合物[XXVI]を製造す
る方法 化合物[XXVI]は化合物[XXV]とR21−OH
(R21は前記と同じ意味を表わす。)で示される化合
物とを塩基の存在下、無溶媒または溶媒中反応させるこ
とにより製造することができる。 R21−OHで示される化合物の量:化合物[XXV]
1モルに対して1モル〜過剰量の割合 塩基:トリエチルアミン等の3級アミン類、炭酸カリウ
ム等の無機塩基 塩基の量:化合物[XXV]1モルに対して1〜2モル
の割合 溶媒:DMF、1,4−ジオキサン等 温度:0〜100℃ 時間:瞬時〜24時間 反応終了後の反応液は、必要に応じて水を加えて、生じ
た結晶を濾集するか、または、有機溶媒抽出および濃縮
等の通常の後処理を行い、目的の本発明化合物を得るこ
とができる。また該化合物は必要ならば、再結晶、カラ
ムクロマトグラフィー等の操作によって精製することも
できる。 3)化合物[XXV]から化合物[XXVII]を製造
する方法 化合物[XXVII]は化合物[XXV]とR12
13NH(R12およびR13は前記と同じ意味を表わ
す。)で示される化合物とを塩基の存在下または非存在
下、無溶媒または溶媒中で反応させることにより製造す
ることができる。 化合物R1213NHの量:化合物[XXV]1モル
に対して1モル〜過剰量の割合 塩基:トリエチルアミン等の有機塩基または炭酸カリウ
ム等の無機塩基 塩基の量:化合物[XXV]1モルに対して1〜2モル
の割合 溶媒:DMF、1,4−ジオキサン等 温度:0℃〜100℃ 時間:瞬時〜24時間 反応終了後の反応液は、必要に応じて水を加えて、生じ
た結晶を濾集するか、または、有機溶媒抽出および濃縮
等の通常の後処理を行い、目的の本発明化合物を得るこ
とができる。また該化合物は必要ならば、再結晶、カラ
ムクロマトグラフィー等の操作によって精製することも
できる。
【0022】(製造法8)下記スキーム化21に従った
製造法。
【化21】 [式中、X、Y、G、R、R、R、R23、R
24、R25、R12およびR13は前記と同じ意味を
表す。] 各工程の反応条件は例えば下記のようである。
【0023】1)化合物[XXVIII]から化合物
[XXIX]を製造する方法 化合物[XXIX]は、特開平5−294920号公報
に記載の方法に準じて化合物[XXVIII]から製造
することができる。 2)化合物[XXIX]から化合物[XXX]を製造す
る方法 化合物[XXX]は化合物[XXIX]と(C
P=CR24COOR25または(CO)
(O)CHR24COOR25(R24およびR25
前記と同じ意味を表わす。)で示される化合物とを溶媒
中、(CO)P(O)CHR24COOR25
で示される化合物を用いる場合は塩基の存在下、反応さ
せることにより製造することができる。 (CP=CR24COOR25で示される化
合物または(CO)P(O)CHR24COO
25で示される化合物の量:化合物[XXIX]1モ
ルに対して1〜2モルの割合 溶媒:THF、トルエン等 塩基:水素化ナトリウム等 塩基の量:化合物[XXIX]1モルに対して1〜2モ
ルの割合 温度:0℃〜50℃ 時間:瞬時〜24時間 反応終了後の反応液は、必要に応じて水を加えて、生じ
た結晶を濾集するか、または、有機溶媒抽出および濃縮
等の通常の後処理を行い、目的の本発明化合物を得るこ
とができる。また該化合物は必要ならば、再結晶、カラ
ムクロマトグラフィー等の操作によって精製することも
できる。 3)化合物[XXX]から化合物[XXXI]を製造す
る方法 化合物[XXXI]は化合物[XXX]と化合物R12
13NHとを反応させることにより製造することがで
きる。 R1213NHで示される化合物の量:化合物[XX
X]1モルに対して1モル〜過剰量 溶媒:THF等 温度:0℃〜100℃ 時間:瞬時〜24時間 反応終了後の反応液は、必要に応じて水を加えて、生じ
た結晶を濾集するか、または、有機溶媒抽出および濃縮
等の通常の後処理を行い、目的の本発明化合物を得るこ
とができる。また該化合物は必要ならば、再結晶、カラ
ムクロマトグラフィー等の操作によって精製することも
できる。
【0024】(製造法9)下記スキーム化22に従った
製造法。
【化22】 [式中、X、Y、G、R、R、RおよびR25
前記と同じ意味を表し、Wは塩素原子または臭素原子を
表す。]
【0025】1)化合物[XXXII]から化合物[X
XXIII]を製造する方法 各工程の反応は、例えば、米国特許明細書USP520
8212号に記載の方法に準じて行うか、または、例え
ば以下の方法を用いて行うことができる。化合物[XX
XII]を塩酸、、臭化水素水、硫酸水等の溶媒中で通
常の方法でジアゾニウム塩にした後(反応1)、引き続
き、アセトニトリル等の溶媒中、塩化第二銅、臭化第二
銅等の銅塩の存在下、該ジアゾニウム塩とCH=CH
CO25(R25は前記と同じ意味を表わす。)で
示される化合物とを反応させる(反応2)ことにより製
造することができる。 (反応1) ジアゾ化剤:亜硝酸ナトリウムまたは亜硝酸カリウム等 ジアゾ化剤の量:化合物[XXXII]1モルに対して
1〜2モルの割合 温度:−10℃〜10℃ 時間:瞬時〜5時間 (反応2) 化合物CH=CHCO25の量:化合物[XXX
II]1モルに対して1〜2モルの割合 塩化第二銅または臭化第二銅の量:化合物[XXXI
I]1モルに対して1モル〜過剰量 温度:−20〜150℃、好ましくは0〜60℃ 時間:瞬時〜72時間 反応終了後の反応液は、必要に応じて水を加えて、生じ
た結晶をろ集するか、または、有機溶媒抽出および濃縮
等の通常の後処理を行い、目的の本発明化合物を得るこ
とができる。また該化合物は必要ならば、再結晶、カラ
ムクロマトグラフィー等の操作によって精製することも
できる。
【0026】(製造法10)下記スキーム化23に従っ
た製造法
【化23】 [式中、Wは、臭素原子またはヨウ素原子を表わし、
X、Y、G、R、R、RおよびR22は前記と同
じ意味を表わす。] 各工程の反応条件は例えば下記のようである。
【0027】1)化合物[XXXII]から化合物[X
XXIV]を製造する方法 化合物[XXXIV]は、i)化合物[XXXII]を
溶媒中でジアゾ化した後(反応1)、引き続き、ii)
ヨウ化カリウムまたは臭化銅(I)と溶媒中で反応させ
る(反応2)ことにより製造することができる。 (反応1) ジアゾ化剤:亜硝酸ナトリウムまたは亜硝酸カリウム等 ジアゾ化剤の量:化合物[XXXII]1モルに対して
1〜2モルの割合 溶媒:臭化水素水、硫酸水等 温度:−10℃〜10℃ 時間:瞬時〜5時間 (反応2) ヨウ化カリウムまたは臭化銅(I)の量:化合物[XX
XII]1モルに対して1モル〜過剰量 溶媒:臭化水素水、硫酸水等 温度:0℃〜80℃ 時間:瞬時〜24時間 反応終了後の反応液は、必要に応じて水を加えて、生じ
た結晶を濾集するか、または、有機溶媒抽出および濃縮
等の通常の後処理を行い、目的の本発明化合物を得るこ
とができる。また該化合物は必要ならば、再結晶、カラ
ムクロマトグラフィー等の操作によって精製することも
できる。(Org.Syn.Coll.Vol.2,6
04(1943),Vol.1,136(1932)参
照) 2)化合物[XXXIV]から化合物[XXXV]を製
造する方法 化合物[XXXV]は化合物[XXXIV]と一酸化炭
素とR22−OH(R22は前記と同じ意味を表わ
す。)で示される化合物とを溶媒中、遷移金属触媒およ
び塩基の存在下、一酸化炭素雰囲気下で反応させること
により製造することができる。 触 媒:PdCl(PPh等(ここでPhはフ
ェニルを表す) 触媒の量:化合物[XXXIV]1モルに対して触媒量
〜0.5モルの割合 R22−OHで示される化合物の量:化合物[XXXI
V]1モルに対して1モル〜過剰量の割合 塩 基:ジエチルアミン等の有機塩基 塩基の量:化合物[XXXIV]1モルに対して1〜2
モルの割合 溶 媒:DMF等 一酸化炭素の気圧:1〜150気圧 温度:0〜100℃ 時間:瞬時〜72時間 反応終了後の反応液は、必要に応じて水を加えて、生じ
た結晶を濾集するか、または、有機溶媒抽出および濃縮
等の通常の後処理を行い、目的の本発明化合物を得るこ
とができる。また該化合物は必要ならば、再結晶、カラ
ムクロマトグラフィー等の操作によって精製することも
できる。(Bull.Chem.Soc.Jpn.48
(7),2075(1975)参照)
【0028】(製造法11)下記スキーム化24に従っ
た製造法
【化24】 [式中、X、Y、G、R、RおよびRは前記と同
じ意味を表わし、R37はC1−C6アルキル基を表
す。]
【0029】化合物[XXXVII]は化合物[XXX
VI]を硫酸等の酸の存在下に加水分解するか、または
塩化メチレン等の溶媒中でボロントリブロマイド等の酸
で処理したのち、水で処理することにより製造すること
ができる。反応温度の範囲は通常−20〜150℃、好
ましくは0〜100℃であり、反応時間の範囲は通常瞬
時〜72時間である。反応に供される酸の量は化合物
[XXXVI]1モルに対して1モルの割合が理想的で
あるが、反応の状況に応じて任意に変化させることがで
きる。反応終了後の反応液は、必要に応じて水を加え
て、生じた結晶をろ集するか、または、有機溶媒抽出お
よび濃縮等の通常の後処理を行い、目的の本発明化合物
を得ることができる。また該化合物は必要ならば、再結
晶、カラムクロマトグラフィー等の操作によって精製す
ることもできる。
【0030】(製造法12)下記スキーム化25に従っ
た製造法
【化25】 [式中、X、Y、G、R、R、R、Zは前記と
同じ意味を表わし、R38は水素原子又はC1−C6ア
ルキル基を表わし、R39は水素原子又はC1−C6ア
ルキル基を表わし、Zは酸素原子又はイオウ原子を表
わし、R40はC1−C6アルキル基、C3−C6アル
ケニル基またはC3−C6アルキニル基を表わす。] 化合物[XXXIX]は化合物[XXXVIII]とR
40H[R40およびZは前記と同じ意味を表わ
す。]で示される化合物とを触媒の存在下または非存在
下、通常溶媒中で反応させることにより製造することが
できる。反応に供されるR40Hで示される化合物
の量は、化合物[XXXVIII]1モルに対して1モ
ルの割合が理論量であるが、反応の状況に応じて任意に
変化させることができる。用いられる触媒としてはp−
トルエンスルホン酸等が挙げられ、用いられる溶媒とし
てはトルエン、キシレン等、また、化合物R40
が挙げられる。反応温度の範囲は通常0℃〜200℃、
好ましくは50℃〜150℃である。反応時間の範囲
は、通常瞬時〜72時間である。反応終了後の反応液
は、必要に応じて水を加えて、生じた結晶を濾集する
か、または、有機溶媒抽出および濃縮等の通常の後処理
を行い、目的の本発明化合物を得ることができる。また
該化合物は必要ならば、再結晶、カラムクロマトグラフ
ィー等の操作によって精製することもできる。
【0031】(製造法13)下記スキーム化26に従っ
た製造法
【化26】 [式中、R41はメチル基以外のRを表わし、X、
Y、G、R、RおよびRは前記と同じ意味を表わ
す。] 各工程の反応条件は例えば下記のようである。
【0032】1)化合物[XXXVII]から化合物
[XL]を製造する方法 化合物[XL]は化合物[XXXVII]と2,3−ジ
クロロプロペンとを塩基の存在下溶媒中で反応させるこ
とにより製造することができる。 2,3一ジクロロプロペンの量:化合物[XXXVI
I]1モルに対して1〜3モルの割合 塩基:炭酸カリウム等の無機塩基 塩基の量:化合物[XXXVII]1モルに対して1〜
2モルの割合 溶媒:DMF等 温度:0℃〜70℃ 時間:瞬時〜24時間 反応終了後の反応液は、必要に応じて水を加えて、生じ
た結晶を濾集するか、または、有機溶媒抽出および濃縮
等の通常の後処理を行い、目的の本発明化合物を得るこ
とができる。また該化合物は必要ならば、再結晶、カラ
ムクロマトグラフィー等の操作によって精製することも
できる。 2)化合物[XL]から化合物[XLI]を製造する方
法 化合物[XLI]は化合物[XL]を溶媒中で加熱する
ことにより製造することができる。 溶媒:DMF、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジ
エチルアニリン等 温度:70℃〜200℃ 時間:瞬時〜24時間 反応終了後の反応液は、必要に応じて水を加えて、生じ
た結晶を濾集するか、または、有機溶媒抽出および濃縮
等の通常の後処理を行い、目的の本発明化合物を得るこ
とができる。また該化合物は必要ならば、再結晶、カラ
ムクロマトグラフィー等の操作によって精製することも
できる。 3)化合物[XLI]から化合物[XLII]を製造す
る方法 該反応は、米国特許明細書第5308829号カラム2
〜11に記載の、ベンゾフラン環の2位のメチル基を他
の置換基に変換させる方法に準じて行うことができる。
【0033】(製造法14)下記スキーム化27に従っ
た製造法
【化27】 [式中、X、Y、G、R、R、R、およびR
前記と同じ意味を表わし、R42は、前述のRの定義
からメチル基およびヒドロキシメチルを除いた置換基を
表わす。] 各工程の反応条件は例えば下記のようである.
【0034】1)化合物[XLIII]から化合物[X
LIV]を製造する方法 化合物[XLIV]は化合物[XLIII]を溶媒中、
加熱することにより製造することができる。 溶 媒:N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチル
アニリン、P−ジイソプロピルベンゼン等 温度:100〜200℃ 時間:瞬時〜24時間 反応終了後の反応液は、必要に応じて水を加えて、生じ
た結晶を濾集するか、または、有機溶媒抽出および濃縮
等の通常の後処理を行い、目的の本発明化合物を得るこ
とができる。また該化合物は必要ならば、再結晶、カラ
ムクロマトグラフィー等の操作によって精製することも
できる。 2)化合物[XLIV]から化合物[XLV]を製造す
る方法 化合物[XLV]は化合物[XLIV]を酸の存在下に
溶媒中で加熱することにより製造することができる。 酸:p−トルエンスルホン酸等の有機酸、硫酸等の無機
酸 酸の量:化合物[XLIV]1モルに対して触媒量〜1
モルの割合 溶媒:トルエン、キシレン等 温度:100〜250℃ 時間:瞬時〜24時間 反応終了後の反応液は、必要に応じて水を加えて、生じ
た結晶を濾集するか、または、有機溶媒抽出および濃縮
等の通常の後処理を行い、目的の本発明化合物を得るこ
とができる。また該化合物は必要ならば、再結晶、カラ
ムクロマトグラフィー等の操作によって精製することも
できる。 3)化合物[XLIV]から化合物[XLVI]を製造
する方法 化合物[XLVI]は化合物[XLIV]と過酸とを溶
媒中反応させることにより製造することができる。 過酸:m−クロロ過安息香酸、過酢酸等 過酸の量:化合物[XLIV]1モルに対して1モル〜
過剰量の割合 溶媒:ジクロロメタン等のハロゲン化炭化水素、酢酸等
の有機酸 温度:−20℃〜室温 時間:瞬時〜24時間 反応終了後の反応液は、必要に応じて水を加えて、生じ
た結晶を濾集するか、または、有機溶媒抽出および濃縮
等の通常の後処理を行い、目的の本発明化合物を得るこ
とができる。また該化合物は必要ならば、再結晶、カラ
ムクロマトグラフィー等の操作によって精製することも
できる。 4)化合物[XLVI]から化合物[XLVII]を製
造する方法 化合物[XLVII]は化合物[XLVI]を塩基の存
在下溶媒中で反応させることにより製造することができ
る。 塩基:炭酸カリウム等 塩基の量:化合物[XLVI]1モルに対して1〜2モ
ルの割合 溶媒:メタノール、エタノール等 温度:0〜50℃ 時間:瞬時〜5時間 反応終了後の反応液は、必要に応じて水を加えて、生じ
た結晶を濾集するか、または、有機溶媒抽出および濃縮
等の通常の後処理を行い、目的の本発明化合物を得るこ
とができる。また該化合物は必要ならば、再結晶、カラ
ムクロマトグラフィー等の操作によって精製することも
できる。。 5)化合物[XLVII]から化合物[XLVIII]
を製造する方法 該反応は、米国特許明細書第5411935号カラム5
〜10に記載のジヒドロベンゾフラン環の2位のヒドロ
キシアルキル基を他の置換基に変換させる方法に準じて
行うことができる。
【0035】(製造法15)下記スキーム化28に従っ
た製造法
【化28】 [式中、Wはハロゲン原子(好ましくは塩素原子)を
表わし、R43は水素原子またはC1−C5アルキル基
を表わし、X、Y、G、Z、R、R、R、R
12、R13、R31またはR32は前記と同じ意味を
表わす。] 各工程の反応条件は例えば下記のようである。
【0036】1)化合物[XXVIII]から化合物
[XLIX]を製造する方法 化合物[XLIX]は化合物[XXVIII]と塩化チ
オニル等のハロゲン化剤とを溶媒中通常の方法で反応さ
せることにより製造することができる。 2)化合物[XLIX]から化合物[L]を製造する方
法 化合物[L]は化合物[XLIX]と一般式 化29
【化29】 [式中、Mはアルカリ金属カチオン(好ましくはリチ
ウムカチオン、ナトリウムカチオン)を表わし、R44
およびR45はそれぞれC1−C6アルキル基を表し、
43は前記と同じ意味を表わす。]で示される化合物
とを反応させて(反応1)一般式 化30
【化30】 [式中、X、Y、R、R、R、G、R43、R
44およびR45は前記と同じ意味を表わす。]で示さ
れる化合物とした後、該化合物を加水分解および脱カル
ボキシル化する(反応2)ことにより製造することがで
きる。反応1は、通常溶媒中で行われ、反応温度の範囲
は通常−20〜50℃、好ましくは室温であり、反応時
間の範囲は瞬時〜72時間である。用いられる溶媒とし
ては、ヘキサン、ヘブタン、リグロイン、シクロヘキサ
ン、石油エーテル等の脂肪族炭化水素頬、ジエチルエー
テル、ジイソプロピルエーテル、ジオキサン、THF、
エチレングリコールジメチルエーテル等のエーテル類、
ホルムアミド、DMF、アセトアミド等の酸アミド類、
ジメチルスルホキシド、スルホラン等の硫黄化合物ある
いはそれらの混合物が挙げられる。反応終了後の反応液
は、これを濃縮した後、残渣を反応2に供する。反応2
は、酢酸等の低級カルボン酸等の溶媒中、または非溶媒
中、硫酸、臭化水素酸等の存在下で行われ、反応温度の
範囲は通常80〜140℃、好ましくは100〜120
℃であり、反応時間の範囲は瞬時〜72時間である。反
応終了後の反応液は、必要に応じて水を加えて、生じた
結晶を濾集するか、または、有機溶媒抽出および濃縮等
の通常の後処理を行い、目的の本発明化合物を得ること
ができる。また該化合物は必要ならば、再結晶、カラム
クロマトグラフィー等の操作によって精製することもで
きる。。 3)化合物[L]から化合物[LI]を製造する方法 化合物[LI]は化合物[L]とHN−O−R
31[R31は前記と同じ意味を表わす。]で示される
化合物とを反応させることにより製造することができ
る。該反応は、低級アルコール(例えばメタノール、エ
タノール、イソプロパノール)または低級アルコールと
水との混合液中で行われ、反応温度の範囲は0〜80℃
であり、反応時間の範囲は瞬時〜72時間である。反応
に供されるHN−O−R31で示される化合物の量
は、化合物[L]1モルに対して1モルの割合が理論量
であるが、反応の状況に応じて任意に変化させることが
できる。HN−O−R31で示される化合物は遊離基
の形態または塩酸塩または硫酸塩等の酸付加塩の形態で
使用することができる。本反応は、ピリジン等の有機塩
基、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属炭
酸塩、炭酸水素ナトリウム等のアルカリ金属炭酸水素
塩、炭酸カルシウム等のアルカリ土類金属炭酸塩等を添
加して行うこともできる。反応終了後の反応液は、必要
に応じて水を加えて、生じた結晶をろ集するか、また
は、有機溶媒抽出および濃縮等の通常の後処理を行い、
目的の本発明化合物を得ることができる。また該化合物
は必要ならば、再結晶、カラムクロマトグラフィー等の
操作によって精製することもできる。。
【0037】また、化合物[LI]は、一般式 化31
【化31】 [式中、G、X、Y、R、R、RおよびR43
前記と同じ意味を表わす。]で示される化合物(製造法
15の3)に記載の方法に準じて製造)と、R49−D
[R49は水素原子以外のR31を表わし、Dは前記と
同じ意味を表わす。]で示される化合物とを通常、溶媒
中塩基の存在下で反応させることにより製造することが
きる。用いられる塩基としてはアルカリ金属アルコラー
ト、アルカリ金属水素化物(例えば水素化ナトリウム)
が挙げられる。反応に供される試剤の量は、一般式化3
1で示される化合物1モルに対してR49−Dで示され
る化合物は1モルの割合、塩基は1〜2モルの割合が理
論量であるが、状況に応じて変化させることができる。
用いられる溶媒としては、ジエチルエーテル、ジイソプ
ロピルエーテル、ジオキサン、THF、エチレングリコ
ールジメチルエーテル等のエーテル類、ホルムアミド、
DMF、アセトアミド等の酸アミド類、ジメチルスルホ
キシド、スルホラン等の硫黄化合物、メタノール、エタ
ノール、エチレングリコール、イソプロパノール等のア
ルコール類、あるいはそれらの混合物が挙げられる。該
反応における反応温度の鞄囲は−10〜100℃、好ま
しくは0〜80℃であり反応時間は瞬時〜72時間であ
る。反応終了後の反応液は、必要に応じて水を加えて、
生じた結晶を濾集するか、または、有機溶媒抽出および
濃縮等の通常の後処理を行い、目的の本発明化合物を得
ることができる。また該化合物は必要ならば、再結晶、
カラムクロマトグラフィー等の操作によって精製するこ
ともできる。。 4)化合物[L]から化合物[LII]を製造する方法 化合物[LII]は化合物[L]とHN−N
(R12)R13[R12およびR13は前記と同じ意
味を表わす。]で示される化合物とを反応させることに
より製造することができる。該反応は、低級アルコール
(例えばメタノール、エタノール、イソプロパノール)
または低級アルコールと水との混合液中で行われ、反応
温度の範囲は0〜80℃であり、反応時間の範囲は瞬時
〜72時間である。反応に供されるHN−N
(R12)R13で示される化合物の量は、化合物
[L]1モルに対して1モルの割合が理論量であるが、
反応の状況に応じて任意に変化させることができる。化
合物HN−N(R12)R13で示される化合物は遊
離塩基の形態または塩酸塩または硫酸等の酸付加体の形
態で使用することができる。該反応は、ピリジン等の有
機塩基、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金
属炭酸塩、炭酸水素ナトリウム等のアルカリ金属炭酸水
素塩、炭酸カルシウム等のアルカリ土類金属炭酸塩等の
塩基性触媒を添加して行うこともできる。反応終了後の
反応液は、必要に応じて水を加えて、生じた結晶を濾集
するか、または、有機溶媒抽出および濃縮等の通常の後
処理を行い、目的の本発明化合物を得ることができる。
また該化合物は必要ならば、再結晶、カラムクロマトグ
ラフィー等の操作によって精製することもできる。。 5)化合物[L]から化合物[LIII]を製造する方
法 化合物[LIII]は化合物[L]とR32H[Z
およびR32は前記と同じ意味を表わす。]で示され
る化合物とを通常、触媒量〜過剰量のp−トルエンスル
ホン酸、塩酸、硫酸等の酸の存在下、ベンゼン、クロロ
ホルム等の有機溶媒中で反応させることにより製造する
ことができる。反応に供されるR32Hで示される
化合物の量は、化合物[L]1モルに対して2モルの割
合が理論量であるが、反応の状況に応じて任意に変化さ
せることができる。反応温度の範囲は−30℃〜反応混
合物の沸点温度であり、反応時間は、瞬時〜72時間で
ある。反応終了後の反応液は、必要に応じて水を加え
て、生じた結晶を濾集するか、または、有機溶媒抽出お
よび濃縮等の通常の後処理を行い、目的の本発明化合物
を得ることができる。また該化合物は必要ならば、再結
晶、カラムクロマトグラフィー等の操作によって精製す
ることもできる。。
【0038】(製造法16)下記スキーム化32に従っ
た製造法。
【化32】 [式中、Q、RおよびRは前記と同じ意味を表し、
は前記のG−1またはG−2であり、Xはよう素
原子、臭素原子、塩素原子を表す。] 1)化合物[LXI]から化合物[LXII]を製造す
る方法。 化合物[LXII]は化合物[LXI]と化合物[LX
III]とを溶媒中、塩基存在下、反応させることによ
り製造することができる。 化合物[LXIII]の量:化合物[LXI]1モルに
対して1モル〜過剰量の割合 溶媒:ジオキサン等のエーテル類、エタノール等のアル
コール類、水等 温度:0℃〜加熱還流 時間:瞬時〜48時間 塩基:ナトリウムエトキサイド等のアルコラート類等、
トリエチルアミン等の有機塩基、炭酸カリウム等の無機
塩基 塩基の量:化合物[LXI]1モルに対して2モル〜過
剰量の割合 反応終了後の反応液は、(必要に応じて水を加えて希塩
酸で中和して)生じた結晶を濾集するか、または、有機
溶媒抽出および濃縮等の通常の後処理を行い、目的物を
単離することが出来る。また必要ならば該目的物は、ク
ロマトグラフィー、再結晶等の操作によってさらに精製
することもできる。
【0039】(製造法17)下記スキーム化33に従っ
た製造法。
【化33】 [式中、Q、X、R、R、E11およびE12
前記と同じ意味を表し、Gは前記のG−3であり、R
60は水素原子またはC1−C5アルキル基を表す。]
【0040】1)化合物[LXIV]から化合物[LX
V]を製造する方法。 化合物[LXV]は化合物[LIV]と、化合物[LX
VI]又は化合物[LXVII]とを溶媒中、必要なら
ば酸存在下、反応させることにより製造することができ
る。 化合物[LXVI]又は化合物[LXVII]の量:化
合物[LXIV]1モルに対して1モル〜過剰量の割合 溶媒:ジオキサン等のエーテル類、エタノール等のアル
コール系類、酢酸等の有機酸、水等 温度:0℃〜加熱還流 時間:瞬時〜168時間 酸:塩酸等の無機酸、 酸の量:触媒量〜過剰量 反応終了後の反応液は、必要に応じて水を加えて、生じ
た結晶を濾集するか、または、有機溶媒抽出および濃縮
等の通常の後処理を行い、目的物を単離することができ
る。また該目的物は必要ならば、クロマトグラフィー、
再結晶等の操作によってさらに精製することもできる。
【0041】次に、本発明化合物を製造する際に用いら
れる中間体や原料化合物の製造法について述べる。(製
造法1)により本発明化合物を製造する場合の原料化合
物である一般式 化34
【化34】 [式中、Q、G、Rは前記と同じ意味を表わす。]で
示されるアニリン誘導体のうち、一般式 化35
【化35】 [式中、Q及びGは前記と同じ意味を表わす。]で示
される化合物は、例えば、下記(製造法18)〜(製造
法19)に準じて製造する事ができ、一般式 化36
【化36】 [式中、Q及びGは前記と同じ意味を表わす。]で示
される化合物は、例えば、下記(製造法20)に準じて
製造する事ができる。
【0042】(製造法18) 一般式 化37
【化37】 [式中、Qは前記と同じ意味を表わし、R46は、C1
−C6アルキル基を表す。]で示されるカーバメート誘
導体と、一般式 化38
【化38】HN−G−NH [式中、Gは前記と同じ意味を表わす。]で示される
アミン誘導体を反応させることによって製造する方法。
該反応は、通常、無溶媒または溶媒中で行い、反応温度
の範囲は通常20〜200℃、反応時間の範囲は通常瞬
時から24時間であり、反応に供される試剤の量は、一
般式 化37で表わされるカーバメート化合物1モルに
対して一般式化38で示されるアミン誘導体の量は1モ
ルの割合が理論量であるが、必要に応じて変化させる事
ができる。用いられる溶媒としては、ヘキサン、ヘプタ
ン、リグロイン、シクロヘキサン、石油エーテル等の脂
防族炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳
香族炭化水素類、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン等
のハロゲン化炭化水素類、ジエチルエーテル、ジイソプ
ロピルエーテル、ジオキサン、THF、エチレングリコ
ールジメチルエーテル等のエーテル類、ニトロメタン、
ニトロベンゼン等のニトロ化合物、アセトニトリル、イ
ソブチロニトリル等のニトリル類、DMF等の酸アミド
類、ピリジン、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチ
ルアミン、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジエチ
ルアニリン、N−メチルモルホリン等の第三級アミン、
ジメチルスルホキシド、スルホラン等の硫黄化合物、メ
タノール、エタノール、エチレングリコール、イソプロ
パノール等のアルコール類、水等、あるいはそれらの混
合物があげられ、一般式 化38で示されるアミン誘導
体を溶媒として用いることもできる。反応終了後の反応
液は、必要に応じて水を加えて、生じた結晶を濾集する
か、または、有機溶媒抽出および濃縮等の通常の後処理
を行い、目的の本発明化合物を得ることができる。また
該化合物は必要ならば、再結晶、カラムクロマトグラフ
ィー等の操作によって精製することもできる。。尚、一
般式 化37で示されるカーバメート誘導体は、公知の
方法、例えば、Q−NCS[Qは前記と同じ意味を表
す。]で示されるイソチオシアナート誘導体とR46
H[R46は前記と同じ意味を表す。]とを反応させる
ことによって製造することができる。Q−NCS[式
中、Qは前記と同じ意味を表す。]で示されるイソチオ
シアナート誘導体は、市販されているものを用いるか、
または、例えば実験化学講座(丸善株式会社)第4版第
20巻、483〜489頁に記載された方法に準じて製
造することができる。
【0043】(製造法19)Q−NCS[Qは前記と同
じ意味を表す。]で示されるイソチオシアナート誘導体
と一般式 化38で示されるアミン誘導体を反応させる
事によって合成する方法。該反応は、通常、無溶媒また
は溶媒中で行い、反応温度の範囲は通常20〜200
℃、反応時間の範囲は通常瞬時から24時間であり、反
応に供される試剤の量は、Q−NCSで示されるイソチ
オシアナート誘導体1モルに対して一般式 化38で示
されるアミン誘導体の量は1モルの割合が理論量である
が、必要に応じて変化させる事ができる。用いられる溶
媒としては、ヘキサン、ヘプタン、リグロイン、シクロ
ヘキサン、石油エーテル等の脂防族炭化水素類、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、クロロ
ベンゼン、ジクロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素
類、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジオ
キサン、THF、エチレングリコールジメチルエーテル
等のエーテル類、ニトロメタン、ニトロベンゼン等のニ
トロ化合物、アセトニトリル、イソブチロニトリル等の
ニトリル類、DMF等の酸アミド類、ピリジン、トリエ
チルアミン、ジイソプロピルエチルアミン、N,N−ジ
メチルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、N−メチ
ルモルホリン等の第三級アミン、ジメチルスルホキシ
ド、スルホラン等の硫黄化合物、水等、あるいはそれら
の混合物があげられ、一般式 化38で示されるアミン
誘導体を溶媒として用いることもできる。反応終了後の
反応液は、必要に応じて水を加えて、生じた結晶を濾集
するか、または、有機溶媒抽出および濃縮等の通常の後
処理を行い、目的の本発明化合物を得ることができる。
また該化合物は必要ならば、再結晶、カラムクロマトグ
ラフィー等の操作によって精製することもできる。。
【0044】(製造法20)下記スキーム化39に従っ
た製造法(J.Med.Chem.1997,40,1
8−23参照)。
【化39】 [式中、R47およびR48はそれぞれC1−C6アル
キル基を表わし、Q、E11、E12およびGは前記
と同じ意味を表わす。] 1)化合物[LIV]から化合物[LVI]を製造する
方法。 化合物[LVI]は化合物[LIV]と化合物[LV]
とを溶媒中、酸存在下、反応させることにより製造する
ことができる。 化合物[LV]の量:化合物[LIV]1モルに対して
1モル〜過剰量の割合 溶媒:エタノール等 温度:0℃〜加熱還流 時間:瞬時〜24時間 酸:メタンスルホン酸等の有機酸 酸の量:触媒量〜過剰量 反応終了後の反応液は、必要に応じて水を加えて、生じ
た結晶を濾集するか、または、有機溶媒抽出および濃縮
等の通常の後処理を行い、目的の本発明化合物を得るこ
とができる。また該化合物は必要ならば、再結晶、カラ
ムクロマトグラフィー等の操作によって精製することも
できる。。 2)化合物[LVI]から化合物[LVII]を製造す
る方法。 化合物[LVII]は化合物[LVI]を溶媒中、酸存
在下、反応させることにより製造することができる。 溶媒:水等 温度:0℃〜加熱還流 時間:瞬時〜24時間 酸:塩酸等の無機酸 酸の量:触媒量〜過剰量 反応終了後の反応液は、必要に応じて水を加えて、生じ
た結晶を濾集するか、または、有機溶媒抽出および濃縮
等の通常の後処理を行い、目的の本発明化合物を得るこ
とができる。また該化合物は必要ならば、再結晶、カラ
ムクロマトグラフィー等の操作によって精製することも
できる。。
【0045】また、Q−NH[Qは前記と同じ意味を
表す。]で示されるアニリン誘導体は、例えば、ヨーロ
ッパ特許出願公開明細書EP−61741−A、米国特
許明細書USP4770695、USP470904
9、USP4720297、USP5169431、特
開昭63−156787号公報で公知であるか、または
それに記載された方法に準じて製造することができる。
【0046】(製造法21)(製造法16)及び(製造
法17)において用いられる2−アミノピリミジン誘導
体は、下記スキーム 化40に従って製造することがで
きる。(ヨーロッパ特許出願公開明細書EP−0396
250参照)
【化40】 [式中、Q、R、R及びR33は前記と同じ意味を
表す。]
【0047】1)イソチオシアネート誘導体から化合物
[LXXI]を製造する方法。 化合物[LXXI]はイソチオシアネート誘導体と化合
物[LXX]とを溶媒中、塩基存在下、反応させること
により製造することができる。 化合物[LXX]の量:イソチオシアネート誘導体1モ
ルに対して1モル〜過剰量 溶媒:ジメチルホルムアミド等 温度:0℃〜100℃ 時間:瞬時〜24時間 塩基:水素化ナトリウム等の無機塩基 塩基の量:イソチオシアネート誘導体1モルに対して1
モル〜過剰量 反応終了後の反応液は、希塩酸水を加えて生じた結晶を
濾集するか、または、有機溶媒抽出および濃縮等の通常
の後処理を行い、目的の本発明化合物を得ることができ
る。また該化合物は必要ならば、再結晶、カラムクロマ
トグラフィー等の操作によって精製することもでき
る。。 2)化合物[LXXI]から化合物[LXXII]を製
造する方法。 化合物[LXXII]は化合物[LXXI]を溶媒中、
塩基存在下、メチル化することにより製造することがで
きる。 メチル化剤の量:化合物[LXXI]1モルに対して1
モル〜過剰量 メチル化剤の種類:ヨードメタン、ジメチル硫酸等 溶媒:ジメチルホルムアミド等 温度:−10℃〜100℃ 時間:瞬時〜24時間 塩基:トリエチルアミン等の有機塩基、炭酸カリウム等
の無機塩基 塩基の量:化合物[LXXI]1モルに対して1モル〜
過剰量 反応終了後の反応液は、希塩酸水を加えて生じた結晶を
濾集するか、または、有機溶媒抽出および濃縮等の通常
の後処理を行い、目的の本発明化合物を得ることができ
る。また該化合物は必要ならば、再結晶、カラムクロマ
トグラフィー等の操作によって精製することもでき
る。。 3)化合物[LXXII]から化合物[LXXIII]
を製造する方法。 化合物[LXXIII]は化合物[LXXII]を溶媒
中、酸化することにより製造することができる。 酸化剤の量:化合物[LXXII]1モルに対して2モ
ル〜過剰量 酸化剤の種類:m−クロロ過安息香酸等 溶媒:クロロホルム等 温度:−10℃〜還流温度 時間:瞬時〜48時間 反応終了後の反応液は、亜硫酸水素ナトリウム等の水溶
液で洗浄後有機溶媒抽出および濃縮等の通常の後処理を
行い、目的の本発明化合物を得ることができる。また該
化合物は必要ならば、再結晶、カラムクロマトグラフィ
ー等の操作によって精製することもできる。。 4)化合物[LXXIII]から化合物[LXXIV]
を製造する方法。 化合物[LXXIV]は化合物[LXXIII]を溶媒
中、アンモニアと反応させることにより製造することが
できる。 アンモニアの量:化合物[LXXII]1モルに対して
1モル〜過剰量 溶媒:2−プロパノール、2−メチル−2−プロパノー
ル等 温度:−10℃〜還流温度 時間:瞬時〜48時間 反応終了後の反応液は、これを水に注加し、析出した結
晶を濾取するか、有機溶媒抽出および濃縮等の通常の後
処理を行い、目的の本発明化合物を得ることができる。
また該化合物は必要ならば、再結晶、カラムクロマトグ
ラフィー等の操作によって精製することもできる。。
【0048】本発明化合物は、優れた除草効力を有し、
かつあるものは作物・雑草間に優れた選択性を示す。す
なわち本発明化合物は、畑地の茎葉処理および土壌処理
において、次に挙げられる問題となる種々の雑草に対し
て除草効力を有する。 タデ科雑草 ソバカズラ(Polygonum convolvul
us)、サナエタデ(Polygonum lapat
hifolium)、アメリカサナエタデ(Polyg
onum pensylvanicum)、ハルタデ
(Polygonum persicaria)、ナガ
バギシギシ(Rumex crispus)、エゾノギ
シギシ(Rumex obtusifolius)、イ
タドリ(Poligonum cuspidatum) スベリヒユ科雑草 スベリヒユ(Portulaca oleracea) ナデシコ科雑草 ハコベ(Stellaria media) アカザ科雑草 シロザ(Chenopodium album)、ホウ
キギ(Kochia scoparia)、 ヒユ科雑草 アオゲイトウ(Amaranthus retrofl
exus)、ホナガアオゲイトウ(Amaranthu
s hybridus) アブラナ科雑草 ワイルドラディッシュ(Raphanus rapha
nistrum)、ノハラガラシ(Sinapis a
rvensis)、ナズナ(Capsellaburs
a−pastoris) マメ科雑草 アメリカツノクサネム(Sesbania exalt
ata)、エビスグサ(Cassia obtusif
olia)、フロリダベガーウィード(Desmodi
um tortuosum)、シロツメクサ(Trif
olium repens) アオイ科雑草 イチビ(Abutilon theophrast
i)、アメリカキンゴジカ(Sida spinos
a) スミレ科雑草 フィールドパンジー(Viola arvensi
s)、ワイルドパンジー(Viola tricolo
r) アカネ科雑草 ヤエムグラ(Galium aparine) ヒルガオ科雑草 アメリカアサガオ(Ipomoea hederace
a)、マルバアサガオ(Ipomoea purpur
ea)、マルバアメリカアサガオ(Ipomoea h
ederacea var integriuscul
a)、マメアサガオ(Ipomoea lacunos
a)、セイヨウヒルガオ(Convolvulus a
rvensis) シソ科雑草 ヒメオドリコソウ(Lamium purpureu
m)、ホトケノザ(Lamium amplexica
ule) ナス科雑草 シロバナチョウセンアサガオ(Datura stra
monium)、イヌホウズキ(Solanum ni
grum) ゴマノハグサ科雑草 オオイヌノフグリ(Veronica persic
a)、フラサバソウ(Veronica hedera
efolia) キク科雑草 オナモミ(Xanthium pensylvanic
um)、野生ヒマワリ(Helianthus ann
uus)、イヌカミツレ(Matricariaper
forata or inodora)、コーンマリー
ゴールド(Chrysanthemum segetu
m)、オロシヤギク(Matricaria matr
icarioides)、ブタクサ(Ambrosia
artemisiifolia)、オオブタクサ(A
mbrosia trifida)、ヒメムカシヨモギ
(Erigeron canadensis)、ヨモギ
(Artemisia princeps)、セイタカ
アワダチソウ(Solidagoaltissima) ムラサキ科雑草 ワスレナグサ(Myosotis arvensis) ガガイモ科雑草 オオトウワタ(Asclepias syriaca) トウダイグサ科雑草 トウダイグサ(Euphorbia heliosco
pia)、オオニシキソウ(Euphorbia ma
culata) イネ科雑草 イヌビエ(Echinochloa crus−gal
li)、エノコログサ(Setaria viridi
s)、アキノエノコログサ(Setaria fabe
ri)、メヒシバ(Digitaria sangui
nalis)、オヒシバ(Eleusine indi
ca)、スズメノカタビラ(Poa annua)、ブ
ラックグラス(Alopecurus myosuro
ides)、カラスムギ(Avena fatua)、
セイバンモロコシ(Sorghumhalepens
e)、シバムギ(Agropyron repen
s)、ウマノチヤヒキ(Bromus tectoru
m)、ギョウギシバ(Cynodonedactylo
n)、オオクサキビ(Panicum dichoto
miflorum)、テキサスパニカム(Panicu
m texanum)、シャターケーン(sorghu
m vulgare) ツユクサ科雑草 ツユクサ(Commelina communis) トクサ科雑草 スギナ(Equisetum arvense) カヤツリグサ科雑草 コゴメガヤツリ(Cyperus iria)、ハマス
ゲ(Cyperus rotundus)、キハマスゲ
(Cyperus esculentus)
【0049】しかも、本発明化合物のあるものは、トウ
モロコシ(Zea mays)、コムギ(Tritic
um aestivum)、オオムギ(Hordeum
vulgare)、イネ(Orysa sativ
a)、ソルガム(Sorghumbicolor)、ダ
イズ(Glycine max)、ワタ(Gossyp
ium spp.)、テンサイ(Beta vulga
ris)、ピーナッツ(Arachis hypoga
ea)、ヒマワリ(Helianthus annuu
s)、ナタネ(Brassica napus)等の主
要作物、花卉、蔬菜等の園芸作物に対して問題となるよ
うな薬害を示さない。また、本発明化合物は、ダイズ、
トウモロコシ、コムギ等の不耕起栽培において、問題と
なる種々の雑草を効果的に除草する事ができる。しか
も、本発明化合物中のあるものは、作物に対しては問題
となるような薬害を示さない。
【0050】また本発明化合物は、水田の湛水処理にお
いて、次に挙げられる問題となる種々の雑草に対して除
草効力を有する。 イネ科雑草 タイヌビエ(Echinochloa oryzico
la) ゴマノハグサ科雑草 アゼナ(Lindernia procumbens) ミソハギ科雑草 キカシグサ(Rotala indica)、ヒメミソ
ハギ(Ammanniamultiflora) ミゾハコベ科雑草 ミゾハコベ(Elatine triandra) カヤツリグサ科雑草 タマガヤツリ(Cyperus difformi
s)、ホタルイ(Scirpus juncoide
s)、マツバイ(Eleocharis acicul
aris)、ミズガヤツリ(Cyperus sero
tinus)、クログワイ(Eleocharis k
uroguwai) ミズアオイ科雑草 コナギ(Monochoria vaginalis) オモダカ科雑草 ウリカワ(Sagittaria pygmaea)、
オモダカ(sagittaria trifoli
a)、ヘラオモダカ(Alisma canalicu
latum) ヒルムシロ科雑草 ヒルムシロ(Potamogeton distinc
tus) セリ科雑草 セリ(Oenanthe javanica) しかも本発明化合物中のあるものは、移植水稲に対して
問題となるような薬害を示さない。
【0051】さらに、本発明化合物は、樹園地、牧草
地、芝生地、林業地または水路、運河あるいはその他の
非農耕地発生する広範囲の雑草を除草できる。また本発
明化合物は、水路、運河等に発生する、ホテイアオイ
(Eichhornia crassipes)等の水
生雑草に除草効力を有する。
【0052】本発明化合物は、国際特許出願公開明細書
WO95/34659号明細書に記載される除草性化合
物と同様な特性を有し、該明細書記載される除草剤耐性
遺伝子等が導入される事により耐性の付与された作物を
栽培する場面においては、耐性の付与されていない通常
の作物の栽培時に使用されるより多くの薬量の本発明化
合物の使用が可能となり、好ましくない他の植物をより
効果的に除草する事ができる。
【0053】本発明化合物を除草剤の有効成分として用
いる場合には、通常固体担体、液体担体、界面活性剤、
その他の製剤用補助剤と混合して、乳剤、水和剤、懸濁
剤、粒剤、濃厚エマルジョン、顆粒水和剤等に製剤す
る。これらの製剤には、有効成分として本発明化合物を
重量比で0.001〜80%、好ましくは、0.005
〜70%含有する。固体担体としては、カオリンクレ
ー、アタパルジャイトクレー、ベントナイト、酸性白
土、パイロフィライト、タルク、珪藻土、方解石等の鉱
物質微粉末、クルミ殻粉等の有機物微粉末、尿素等の水
溶性有機微粉末、硫酸アンモニウム等の無機塩微粉末お
よび合成含水酸化珪素の微粉末が挙げられ、液体担体と
しては、メチルナフタレン、フェニルキシリルエタン、
キシレン等のアルキルベンゼン等の芳香族炭化水素類、
イソプロパノール、エチレングリコール、2−エトキシ
エタノール等のアルコール類、フタル酸ジアルキルエス
テル等のエステル類、アセトン、シクロヘキサノン、イ
ソホロン等のケトン類、マシン油等の鉱物油、大豆油、
綿実油等の植物油、ジメチルスルフォキシド、N,N−
ジメチルホルムアミド、アセトニトリル、N−メチルピ
ロリドン、水等が挙げられる。乳化、分散、湿展等のた
めに用いられる界面活性剤としては、アルキル硫酸エス
テル塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリールスル
ホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシエ
チレンアルキルアリールエーテルリン酸エステル塩等の
陰イオン界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエー
テル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル、
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックコポ
リマー、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ンソルビタン脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤等
が挙げられる。その他の製剤用補助剤としては、リグニ
ンスルホン酸塩、アルギン酸塩、ポリビニルアルコー
ル、アラビアガム、CMC(カルボキシメチルセルロー
ス)、PAP(酸性リン酸イソプロピル)等が挙げられ
る。
【0054】本発明化合物は、通常製剤化して雑草の出
芽前または出芽後に土壌処理、茎葉処理または湛水処理
する。土壌処理には、土壌表面処理、土壌混和処理等が
あり、茎葉処理には、植物体の上方からの処理のほか、
作物に付着しないように雑草に限って処理する局部処理
等がある。
【0055】また他の除草剤と混合して用いる事によ
り、除草効力の増強が認められる場合がある。さらに、
殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、植物生長調節
剤、肥料、土壌改良剤等と混合して用いる事もできる。
本発明化合物と混合して使用する事ができる除草剤の例
を以下に示す。 アトラジン(atrazine)、シアナジン(cya
nzine)、ジメタメトリン(dimethamet
ryn)、メトリブジン(metribuzin)、プ
ロメトリン(prometryn)、シマジン(sim
azine)、シメトリン(simetryn)、クロ
ルトルロン(chlorotoluron)、ジウロン
(diuron)、ダイムロン(daimuron)、
フルオメツロン(fluometuron)、イソプロ
チュロン(isoproturon)、リニュロン(l
inuron)、メタベンズチアズロン(methab
enzthiazuron)、ブロモキシニル(bro
moxynil)、アイオキシニル(ioxyni
l)、エタルフルラリン(ethalflurali
n)、ペンディメサリン(pendimethali
n)、トリフルラリン(trifluralin)、ア
シフルオルフェン(acifluorfen)、アシフ
ルオルフェンNa塩(acifluorfen−sod
ium)、ビフェノックス(bifenox)、クロメ
トキシニル(chlomethoxynil)、フォメ
サフェン(fomesafen)、ラクトフェン(la
ctofen)、オキサジアゾン(oxadiazo
n)、オキサジアルギル(oxadiargyl)、オ
キシフルオルフェン(oxyfluorfen)、カル
フェントラゾン(carfentrazone)、フル
ミクロラックペンチル(flumiclorac−pe
ntyl)、フルミオキサジン(flumioxazi
ne)、フルチアセットメチル(Fluthiacet
−methyl)、サルフェントラゾン(sulfen
trazone)、チジアジミン(thidiazim
in)、ジフェンゾコート(difenzoqua
t)、ジクワット(diquat)、パラコート(pa
raquat)、2、4−D、2,4−DB、DCP
A、MCPA、MCPB、クロメプロップ(clome
prop)、クロピラリド(clopyralid)、
ジカンバ(dicamba)、ジチオピル(dithi
opyr)、フルロキシピル(fluroxypy
r)、メコプロップ(mecoprop)、ナプロアニ
リド(naploanilide)、フェノチオール
(phenothiol)、キンクロラック(quin
clorac)、トリクロピル(triclopy
r)、アセトクロール(acetochlor)、アラ
クロール(alachlor)、ブタクロール(but
achlor)、ジエタチルエチル(diethaty
l−ethyl)、メトラクロール(metolach
lor)、プレチラクロール(pretilachlo
r)、プロパクロール(propachlor)、ベン
スルフロンメチル(bensulfuron−meth
yl)、クロルスルフロン(chlorsulfuro
n)、クロリムロンエチル(chlorimuron−
ethyl)、ハロスルフロンメチル(halosul
furon−methyl)、メツルフロンメチル(m
etsulfuron−methyl)、ニコスルフロ
ン(nicosulfuron)、プリミスルフロン
(primisulfuron)、ピラゾスルフロンエ
チル(pyrazosulfuron−ethyl)、
サルフォメツロンエチル(sulfometuron−
ethyl)、チフェンスルフロンメチル(thife
nsulfuron−methyl)、トリアスルフロ
ン(triasulfuron)、トリベニュロンメチ
ル(tribenuron−methyl)、アジムス
ルフロン(azimsulfuron)、クロランスラ
ムメチル(cloransulam−methyl)、
シクロスルファムロン(cyclosulfamuro
n)、フルメツラム(flumeturam)、フルピ
リスルフロン(flupyrsulfuron)、フラ
ザスルフロン(flazasufuron)、イマゾス
ルフロン(imazosulfuron)、メトスラム
(metosulam)、プロスルフロン(prosu
lfuron)、リムスルフロン(rimsulfur
on)、トリフルスルフロンメチル(triflusu
lfuron−methyl)、イマザメタベンズメチ
ル(imazamethabenz−methyl)、
イマザピル(imazapyr)、イマザキン(ima
zaquin)、イマゼタピル(imazethapy
r)、イマザメス(imazameth)、イマザモッ
クス(imazamox)、ビスピリバックNa塩(b
ispyribac−sodium)、ピリミノバック
メチル(pyriminobac−methyl)、ピ
リチオバックNa塩(pyrithiobac−sod
ium)、アロキシジムNa塩(alloxydim−
sodium)、クレソジム(clethodim)、
セトキシジム(sethoxydim)、トラルコキシ
ジム(tralkoxydim)、ジクロホップメチル
(dichlofop−methyl)、フェノキサプ
ロップ−エチル(fenoxaprop−ethy
l)、フェノキサプロップ−p−エチル(fenoxa
prop−p−ethyl)、フルアジホップブチル
(fluazifop−buthyl)、フルアジホッ
プ−p−ブチル(fluazifop−p−buty
l)、ハロキシホップメチル(haloxyfop−m
ethyl)、キザロホップ−p−エチル(quiza
lofop−p−ethyl)、シハロホップブチル
(cyhalofop−butyl)、クロディナホッ
ププロパルギル(clodinafop−propar
gyl)、ベンゾフェナツプ(benzofena
p)、クロマゾン(clomazone)、ジフルフェ
ニカン(diflufenican)、ノルフルラゾン
(norflurazone)、ピラゾレート(pyr
azolate)、ピラゾキシフェン(pyrazox
yfen)、イソキサフルトール(isoxaflut
ole)、サルコトリオン(sulcotrion
e)、グルフォシネートアンモニウム塩(glufos
inate−anmonium)、グリフォセート(g
lyphosate)、ベンタゾン(bentazon
e)、ベンチオカーブ(benthiocarb)、ブ
ロモブチド(bromobutide)、ブタミフォス
(butamifos)、ブチレート(butylat
e)、ジメピペレート(dimepiperate)、
ジメテンアミド(dimethenamid)、DSM
A、EPTC、エスプロカルブ(esprocar
b)、イソキサベン(isoxaben)、メフェナセ
ット(mefenacet)、モリネート(molin
ate)、MSMA、ピペロフォス(piperoph
os)、ピリブチカルブ(pyributicar
b)、プロパニル(propanil)、ピリデート
(pyridate)、トリアレート(trialla
te)、カフェンストロール(cafenstro
l)、フルポキサム(flupoxam)、フルチアミ
ド(fluthiamide)、上記化合物はファーム
ケミカルズハンドブック(マイスターパブリッシングカ
ンパニー)〔Farm Chemical Handb
ook(MeisterPublishing Com
pany)〕1995年度版のカタログ、アグケムニュ
ーコンパウンドレビュー1995版(アグケムインフォ
メーションサービス)〔AGCHEM NEW COM
POUND REVIEW,VOL.13,1995
(AG CHEM INFORMATION SERV
ICE)〕または、「除草剤研究総覧(博友社)」に記
載されている。
【0056】本発明化合物を除草剤の有効成分として用
いる場合、その処理量は、気象条件、製剤形態、処理時
期、処理方法、土壌条件、対象作物、対象雑草によって
も異なるが、1ヘクタール当たり通常0.01g〜10
000g、好ましくは1g〜8000gであり、乳剤、
水和剤、懸濁剤、濃厚エマルジョン、顆粒水和剤等は、
通常その所定量を1ヘクタール当たり10リットル〜1
000リットルの(必要ならば展着剤等の補助剤を添加
した)水で希釈して処理し、粒剤、ある種の懸濁剤は通
常なんら希釈することなくそのまま処理する。ここで必
要に応じて用いられる補助剤としては、前記の界面活性
剤の他、ポリオキシエチレン樹脂酸(エステル)、リグ
ニンスルホン酸塩、アビエチン酸塩、ジナフチルメタン
ジスルホン酸塩、クロップオイルコンセントレイト(c
rop oil concentrate)、大豆油、
コーン油、綿実油、ヒマワリ油等の植物油等が挙げられ
る。
【0057】また、本発明化合物は、ワタの落葉剤・乾
燥剤、ジャガイモ(Solanumtuberosu
m)の乾燥剤等の収穫補助剤の有効成分として用いる事
ができる。その場合、本発明化合物を、除草剤の有効成
分として用いる場合と同様に通常製剤化して、作物の収
穫前に、単独または他の収穫補助剤と混合して茎葉処理
する。
【0058】
【実施例】以下、本発明を製造例、製剤例および試験例
等により、さらに詳しく説明するが、本発明はこれらの
例に限定されるものではない。
【0059】製造例1(本発明化合物1−2の製造) 化合物[1a]3.0gにエタノール6.0gを加え、
5.5時間加熱還流し、反応させた。反応液を室温まで
冷却し、生じた結晶を濾集した。結晶をエタノール、ヘ
キサンで順次洗浄後、化合物[1b](融点93.9
℃)2.2gを得た。化合物[1b]2.2gにエチレ
ンジアミン1.9gを加え、1.5時間加熱還流させ
た。その後、反応液を減圧濃縮し、生じた結晶を濾集
し、これを水で洗浄後、エタノール/水(1/1)混合
溶媒で再結晶し、化合物[1c](融点160.3℃)
0.8gを得た。化合物[1c]0.40gにトルエン
2mlとエチル4,4,4−トリフルオロアセトアセテ
ート0.6gを加え、5.5時間加熱還流させた。反応
液を減圧濃縮した後、残渣をシリカゲルカラムクロマト
グラフィーに付し、化合物[1d](本発明化合物1−
2)0.43gを得た。〔H−NMR(300MH
z,CDCl,TMSδ(ppm))3.88〜3.
97(2H,m),4.08〜4.16(2H,m),
5.90(1H,s),7.21〜7.27(2H,
m),7.44〜7.50(2H,m)〕
【0060】製造例2(本発明化合物2−26の製造) 化合物[2a]20gにピリジン90gを加え、氷冷
下、トリエチルアミン28gと二硫化炭素55gを滴下
し、室温で2時間攪拌した。次に、氷冷下クロロ蟻酸メ
チル17gを滴下し、滴下後室温で2時間攪拌した。そ
の後、反応液に希塩酸を加え、反応液を酸性とした後、
これを酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した後、濃縮し、化合物[2b]24gを
得た。〔H−NMR(300MHz,CDCl,T
MSδ(ppm))2.32(1H,t,J=2.7H
z),4.65(2H,d,J=2.7Hz),4.6
6(2H,s),6.84(1H,d,J=9.7H
z),7.00(1H,d,J=7.0Hz)〕 化合物[2b]1.0gにエタノール10gを加え、3
時間加熱還流した後、これを減圧濃縮し、残渣にエタノ
ールを加え、再結晶を行い、化合物[2c](融点18
9.3℃)1.1gを得た。化合物[2c]1.1gに
エチレンジアミン0.65gを加え、1.5時間加熱還
流し、反応させた。反応液を減圧濃縮し、生じた結晶を
濾集し、これを2−プロパノール、ヘキサンで順次洗浄
し、化合物[2d](融点146.9℃)0.35gを
得た。化合物[2d]1.7gにトルエン10mlとエ
チル4,4,4−トリフルオロアセトアセテート3.4
gを加え、5.0時間加熱還流させた。反応液を減圧濃
縮後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付
し、化合物[2e](本発明化合物2−26)0.30
gを得た。〔H−NMR(300MHz,CDC
,TMSδ(ppm))2.29(1H,t,J=
2.4Hz),3.91〜3.98(2H,m),4.
08〜4.19(2H,m),4.57(1H,dd,
J=2.4Hz,17.7Hz),4.65〜4.67
(2H,m),4.72(1H,dd,J=2.4H
z,17.7Hz),5.90(1H,s),6.91
(1H,d,J=9.8Hz),7.11(1H,d,
J=6.8Hz)〕
【0061】製造例3(本発明化合物1−274及び1
−32の製造) 化合物[3a]5gにトルエン50mlとチオホスゲン
3.4gを加え、1時間加熱還流させた。その後、反応
液を減圧濃縮し化合物[3b]を得た。化合物[3b]
にエタノール50mlを加え、2時間加熱還流させた。
その後、反応液を減圧濃縮し、残渣にエタノールを加え
再結晶を行い、結晶をヘキサン洗浄して、化合物[3
c]2.8gを得た。〔H−NMR(300MHz,
CDCl,TMSδ(ppm))1.37〜1.47
(9H,m),4.40〜4.50(1H,m),4.
60(2H,q,J=6.9Hz),7.14(1H,
d,J=10.1Hz),7.90〜8.25(1H,
br)〕 化合物[3c]2.7gにトルエン40mlとエチレン
ジアミン1.5gを加え、7時間加熱還流させた。反応
液を減圧濃縮し、生じた結晶を濾集し、水、ヘキサンで
順次洗浄し、化合物[3d](融点162.8℃)2.
2gを得た。化合物[3d]2.0gにトルエン30m
lとエチル4,4,4−トリフルオロアセトアセテート
3.2mlを加え、5時間加熱還流させた。反応液を減
圧濃縮後、シリカゲルカラムクロマトグラフィーに付
し、化合物[3e](本発明化合物1−274)(融点
158.2℃)0.80gを得た。氷冷下、化合物[3
e]100mgに濃硫酸2mlを加え、10分間攪拌し
た。反応液の温度を室温まで戻した後、該反応液を炭酸
水素ナトリウム水溶液で中和し、該溶液を酢酸エチルで
抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した
後、減圧濃縮し、化合物[3f](本発明化合物1−3
2)75mgを得た。〔H−NMR(300MHz,
CDCl,TMSδ(ppm))3.95〜4.27
(4H,m),5.96(1H,s),6.49(1
H,d,J=6.7Hz),7.20(1H,d,J=
9.0Hz)〕
【0062】製造例4(本発明化合物1−406の製
造) 化合物[3f]75mgにN,N−ジメチルホルムアミ
ド1ml、炭酸カリウム40mgおよびブロモ酢酸エチ
ル50mgを加え、室温で2時間攪拌した。その後、反
応液に水を加え、生じた結晶を濾集してヘキサン洗浄
し、化合物[4a](本発明化合物1−406)70m
gを得た。〔H−NMR(300MHz,CDC
,TMSδ(ppm))1.28(3H,t,J=
7.1Hz),3.88〜3.97(2H,m),4.
08〜4.17(2H,m),4.25(2H,q,J
=7.1Hz),4.65(2H,s),5.87(1
H,s),6.88(1H,d,J=6.3Hz),
7.32(1H,d,J=8.8Hz)〕
【0063】製造例5(本発明化合物1−460の製
造) ブロモ酢酸エチルの代わりに2−ブロモプロピオン酸エ
チルを用い、製造例4と同様の方法にて、化合物[3
f]0.10gから化合物[5a](本発明化合物1−
460)0.10gを得た。〔H−NMR(300M
Hz,CDCl,TMSδ(ppm))1.19〜
1.29(3H,m),1.66(3H,d,J=6.
8Hz),3.87〜3.97(2H,m),4.08
〜4.27(4H,m),4.62〜4.72(1H,
m),5.86(1H,s),6.83〜6.93(1
H,m),7.28〜7.32(1H,m)〕
【0064】製造例6(本発明化合物1−340の製
造) ブロモ酢酸エチルの代わりに臭化プロパルギルを用い、
製造例4と同様の方法にて、化合物[3f]0.10g
から化合物[6a](本発明化合物1−340)0.1
0gを得た。〔H−NMR(300MHz,CDCl
,TMSδ(ppm))2.56(1H,t,J=
2.3Hz),3.90〜3.98(2H,m),4.
08〜4.18(2H,m),4.74(2H,d,J
=2.3Hz),5.88(1H,s),7.03(1
H,d,J=6.4Hz),7.31(1H,d,J=
9.1Hz)〕
【0065】製造例7(本発明化合物1−346の製
造) ブロモ酢酸エチルの代わりに臭化1−メチル−2−プロ
ピニルを用い、製造例4と同様の方法にて、化合物[3
f]0.11gから化合物[7a](本発明化合物1−
346)(融点137.6℃)0.10gを得た。
【0066】製造例8(本発明化合物1−454、1−
448および1−562の製造) ブロモ酢酸エチルの代わりに2−ブロモプロピオン酸メ
チルを用い、製造例4と同様の方法にて、化合物[3
f]2.5gから化合物[8a](本発明化合物1−4
54)(融点99.7℃)2.7gを得た。化合物[8
a]1.8gに36%塩酸10mlを加え、70℃で5
時間加熱攪拌した後、該反応液を減圧濃縮し、残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、化合物[8
b](本発明化合物1−448)(融点185.4℃)
1.6gを得た。化合物[8b]0.40gにジメチル
スルホキシド2ml、テトラヒドロフラン2mlおよび
N,N−カルボニルジイミダゾール0.40gとを加
え、2時間加熱攪拌した後、ジメチルアミンを反応液に
吹き込んだ。その後、該反応液をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーに付し、化合物[8c](本発明化合物
1−562)0.45gを得た。〔H−NMR(25
0MHz,CDCl,TMSδ(ppm))1.67
(3H,d,J=6.8Hz),2.91(3H,
s),3.11(3H,s),3.87〜3.99(2
H,m),4.08〜4.18(2H,m),4.86
〜4.98(1H,m),5.85(1H,s),6.
90(0.6H,d,J=6.5Hz),6.93
(0.4H,d,J=6.6Hz),7.31(1H,
d,J=8.9Hz)〕
【0067】製造例9(本発明化合物1−514の製
造) ブロモ酢酸エチルの代わりに2−クロロ−N,N−ジメ
チル酢酸アミドを用い、製造例4と同様の方法にて、化
合物[3f]0.50gから化合物[9a](本発明化
合物1−514)0.54gを得た。〔H−NMR
(250MHz,CDCl,TMSδ(ppm))
2.95(3H,s),3.12(3H,s),3.8
9〜3.96(2H,m),4.07〜4.16(2
H,m),4.73(2H,s),5.86(1H,
s),7.05(1H,d,J=6.4Hz),7.3
0(1H,d,J=8.8Hz)〕
【0068】製造例10(本発明化合物1−262の製
造) ブロモ酢酸エチルの代わりにヨウ化メチルを用い、製造
例4と同様の方法にて、化合物[3f]0.51gから
化合物[10a]0.40g(本発明化合物1−26
2)(融点149.2℃)を得た。
【0069】製造例11(本発明化合物1−268の製
造) ブロモ酢酸エチルの代わりに臭化エチルを用い、製造例
4と同様の方法にて、化合物[3f]0.51gから化
合物[11a]0.44g(本発明化合物1−268)
(融点142.2℃)を得た。
【0070】製造例12(本発明化合物1−280の製
造) ブロモ酢酸エチルの代わりに臭化プロピルを用い、製造
例4と同様の方法にて、化合物[3f]0.40gから
化合物[12a]0.35g(本発明化合物1−28
0)(融点171.0℃)を得た。
【0071】製造例13(本発明化合物の製造1−12
46) ブロモ酢酸エチルの代わりに臭化イソブチルを用い、製
造例4と同様の方法にて、化合物[3f]0.50gか
ら化合物[13a]0.15g(本発明化合物1−12
46)を得た。〔H−NMR(300MHz,CDC
,TMSδ(ppm))1.02(1H,s),
1.04(1H,s),2.03〜2.22(1H,
m),3.73(2H,d,J=6.5Hz),3.9
0〜4.01(2H,m),4.09〜4.18(2
H,m),5.88(1H,s),6.81(1H,
d,J=6.4Hz),7.29(1H,d,J=9.
0Hz)〕
【0072】製造例14(本発明化合物1−310の製
造) ブロモ酢酸エチルの代わりに臭化アリルを用い、製造例
4と同様の方法にて、化合物[3f]0.50gから化
合物[14a]0.46g(本発明化合物1−310)
(融点146.6℃)を得た。
【0073】製造例15(本発明化合物1−370の製
造) ブロモ酢酸エチルの代わりにブロモアセトニトリルを用
い、製造例4と同様の方法にて、化合物[3f]0.5
0gから化合物[15a]0.13g(本発明化合物1
−370)を得た。〔H−NMR(300MHz,C
DCl,TMSδ(ppm))3.89〜3.98
(2H,m),4.09〜4.19(2H,m),4.
79(2H,s),5.88(1H,s),7.09
(1H,d,J=6.2Hz),7.35(1H,d,
J=8.8Hz)〕
【0074】製造例16(本発明化合物1−5、1−1
4、1−23の製造) 化合物[16a]27.2gをトルエン300mlに溶
解し、チオホスゲン23.6gを加え、3時間加熱還流
した。その後、反応液を濃縮し、2−クロロ−4−フル
オロフェニルイソチオシアネートを得た。該2−クロロ
−4−フルオロフェニルイソチオシアネートにエタノー
ル100mlを加え、3時間加熱還流した後、反応液を
濃縮し、化合物[16b](融点87.9℃)37.5
gを得た。化合物[16b]37gをトルエン50ml
に溶解し、該溶液にエチレンジアミン14.3gを加
え、2.5時間加熱還流した。反応液を水に注加し、酢
酸エチルで抽出した。有機層を水洗、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後濃縮し、得られた結晶をヘキサン:ジエチ
ルエーテル=1:1混合溶液で洗浄し、化合物[16
c](融点127.8℃)28gを得た。化合物[16
c]27gと4,4,4−トリフルオロアセト酢酸エチ
ル25.6gとをトルエン140ml中で、2.5時間
加熱還流した後、反応液を濃縮し、得られた残渣をシリ
カゲルクロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキサン:酢酸
エチル=2:1)に付し、化合物[16d](本発明化
合物1−5)(融点112.6℃)10.3gを得た。
化合物[16d]8.4gを濃硫酸30mlに溶解し、
氷冷後、発煙硝酸1.7gと濃硫酸1.5mlの混合酸
を0〜5℃で滴下した。滴下終了後、室温で1時間攪拌
後、反応液を氷に注加した。該溶液を10℃以下に保ち
ながら、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で中和し、析出
した結晶を濾取し、水洗後、乾燥し、化合物[16e]
(本発明化合物1−14:融点178.1℃)7.6g
を得た。鉄粉3.3g、酢酸6mlおよび水12mlの
混合溶液を25℃で30分間攪拌した。該溶液に、化合
物[16e]3.3gの酢酸エチル40ml溶液を、反
応液の温度を35℃以下に保ちつつ滴下した。滴下終了
後、しばらく攪拌を続けた後、反応液を水に注加し、こ
れを酢酸エチルで抽出し、有機層を水洗、中和、乾燥、
濃縮後、得られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー
(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=1:2)に付し、
化合物[16f](本発明化合物1−23)1.05g
を得た。〔H−NMR(250MHz,CDCl
TMSδ(ppm))3.90〜4.17(6H,
m),5.87(1H,s),6.68(1H,d,J
=6.6Hz),7.19(1H,d,J=9.0H
z)〕
【0075】製造例17(本発明化合物1−88の製
造) 化合物[16f]0.25gをピリジン3gに溶解し、
メタンスルホニルクロライド0.1gを加え、4時間攪
拌した後、反応液を水に注加し、これを酢酸エチルで抽
出し、有機層を水洗、乾燥、濃縮し、得られた結晶をイ
ソプロパノールで洗浄し、化合物[17a](本発明化
合物1−88)(融点259.8℃(分解))0.15
gを得た。
【0076】製造例18(本発明化合物1−220の製
造) 化合物[16f]0.3gに2−ブロモプロピオン酸エ
チル2.0gを加え、130℃で3時間加熱した。その
後、過剰の2−ブロモプロピオン酸エチルを留去し、残
渣を酢酸エチルに溶解させ、これを炭酸水素ナトリウム
水溶液で洗浄した。有機層を乾燥、濃縮し、得られた結
晶をヘキサン:ジエチルエーテル=1:2混合溶媒で洗
浄し、化合物[18a](本発明化合物1−220)
(融点99.1℃)0.14gを得た。
【0077】製造例19(本発明化合物1−1096) アクリル酸メチル1.5g、亜硝酸イソアミル0.1g
および塩化第2銅0.08gの溶液中に、化合物[16
f]0.2gのアセトニトリル10ml溶液を室温で滴
下した。滴下終了後、10時間攪拌した後、反応液を水
に注加し、これを酢酸エチルで抽出し、有機層を水洗、
乾燥、濃縮後、シリカゲルカラムクロマトグラフィー
(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=3:1)に付し、
化合物[19a](本発明化合物1−1096)0.2
gを得た。〔H−NMR(250MHz,CDC
,TMSδ(ppm))3.22〜3.49(2
H,m),3.73(1.5H,s),3.76(1.
5H,s),3.89〜3.98(2H,m),4.1
0〜4.16(2H,m),4.50〜4.57(1
H,m),5.85(0.5H,s),5.87(0.
5H,s),7.24〜7.46(2H,m)〕
【0078】製造例20(本発明化合物1−712の製
造) 化合物[20a]7.1gをトルエン50mlに懸濁さ
せ、チオホスゲン3.9gを加え、3時間加熱還流し
た。その後、反応液を濃縮し、得られた残渣にエタノー
ル50mlを加え、さらに3時間加熱還流した後、反応
液を濃縮し、得られた結晶をヘキサン:ジエチルエーテ
ル=1:1混合溶媒で洗浄し、化合物[20b]を1
0.1g得た。〔H−NMR(250MHz,CDC
,TMSδ(ppm))1.25(3H,t,J=
7.1Hz),1.43(3H,t,J=7.1),
3.66(2H,s),4.18(2H,q,J=7.
1Hz),4.62(2H,q,J=7.1Hz),
7.20(1H,d,J=10.1Hz),7.80〜
8.38(1H,br)〕 化合物[20b]10.1gをトルエン100mlに溶
解させた後、エチレンジアミン1.9gを室温で加え、
30分攪拌した。2時間加熱還流した後、反応液を濃縮
し、得られた結晶をジエチルエーテルで洗浄し、化合物
[20c]5.9gを得た。〔H−NMR(250M
Hz,CDCl,TMSδ(ppm))1.24(3
H,t,J=7.2Hz),3.56(2H,s),
3.57(4H,s),4.14(2H,q,J=7.
2Hz),7.12(1H,d,J=10.1Hz),
7.21(1H,d,J=8.6Hz)〕 化合物[20c]5.9gおよび4,4,4−トリフル
オロアセト酢酸エチル3.3gのトルエン20ml溶液
を6時間加熱還流させた。その後、反応液を濃縮し、得
られた残渣をシリカゲルクロマトグラフィー(展開溶
媒;ヘキサン:酢酸エチル=1:1)に付し、化合物
[20d](本発明化合物1−712)2.9gを得
た。〔H−NMR(250MHz,CDCl,TM
Sδ(ppm))1.23(3H,t,J=7.1H
z),3.64(2H,s),3.89〜3.96(2
H,m),4.10〜4.20(4H,m),5.87
(1H,s),7.34(1H,d,J=9.1H
z),7.47(1H,d,J=7.3Hz)〕
【0079】製造例21(本発明化合物1−1255お
よび1−1257の製造) 氷冷下、化合物[21a]101gのメタノール700
ml溶液に、水素化ホウ素ナトリウム10.4gを加え
た。反応液を室温にて30分攪拌した後、希塩酸を注加
し、生成した結晶を濾集して[21b]の粗生成物14
0gを得た。〔H−NMR(300MHz,CDCl
,TMSδ(ppm))4.86(2H,s),7.
52(1H,d,J=8.7Hz),8.09(1H,
dd,J=2.8Hz,8.7Hz),8.45(1
H,d,J=2.8Hz)〕 水1000ml、酢酸100ml及び鉄158gからな
る溶液を60℃に加熱した。該溶液に[21b]の粗生
成物140gの酢酸エチル60ml溶液を滴下した。反
応液が室温になるまで攪拌した後、該反応液を酢酸エチ
ルで抽出し、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、
濃縮し、化合物[21c]59gを得た。〔H−NM
R(300MHz,CDCl,TMSδ(ppm))
3.73(2H,br),4.67(2H,s),6.
53(1H,dd,J=2.8Hz,8.4Hz),
6.83(1H,d,J=2.8Hz),7.09(1
H,d,J=8.4Hz)〕 化合物[21c]10.6gのトルエン100ml溶液
に、チオホスゲン5.6mlを滴下した。1時間加熱還
流した後、反応液を濃縮し、[21d]の粗生成物12
gを得た。〔H−NMR(250MHz,CDC
,TMSδ(ppm))2.00(1H,t,J=
6.0Hz),4.76(2H,d,J=6.0H
z),7.08(1H,dd,J=2.5Hz,8.5
Hz),7.32(1H,d,J=8.5Hz),7.
42(1H,d,J=2.5Hz)〕 [21d]の粗生成物12gにエタノール50mlを加
え、1時間加熱還流した後、反応液を濃縮し、残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、化合物[2
1e]2.6gを得た。化合物[21e]2.3gにト
ルエン100ml及びエチレンジアミン1.7mlを加
え、5時間加熱還流した後、反応液に水を注加し、これ
を酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥後、濃縮し、[21f]の粗生成物1.3gを
得た。[21f]の粗生成物1.3gにトルエン10m
l及び3−メトキシ−4,4,4−トリフルオロクロト
ン酸エチル1.6gを加え、8.5時間加熱還流した。
その後、反応液を濃縮し、化合物[21g]の粗生成物
を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
付し、化合物[21g](本発明化合物1−1255)
(融点184.3℃)0.12gを得た。化合物[21
g]の粗生成物180mgに無水酢酸2ml及びピリジ
ン2mlを加え、室温で一晩反応させた。その後、反応
液に水を注加し、これを酢酸エチルで抽出し、有機層を
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、化合物
[21h](本発明化合物1−1257)20mgを得
た。〔H−NMR(300MHz,CDCl,TM
Sδ(ppm))2.13(3H,s),3.89〜
3.96(2H,m),4.09〜4.16(2H,
m),5.22(2H,s),5.90(1H,s),
7.21(1H,dd,J=2.5Hz,8.5H
z),7.39(1H,d,J=2.5Hz),7.5
2(1H,d,J=8.5Hz)〕
【0080】製造例22(本発明化合物6−2の製造) 水素化ナトリウム2.6gをジメチルホルムアミド50
mlに懸濁させた溶液中に、反応液温を10℃以下に保
ちつつ、3−アミノ−4.4.4−トリフルオロクロト
ン酸エチル12.0gを加えた。その後、室温にて30
分間撹半し、該反応液に、反応液温を40℃以下に保ち
つつ、化合物[1a]10.0gのトルエン30ml溶
液を滴下した。滴下終了後、室温で2時間攪拌した後、
反応液を水に注加し、これを希塩酸で中和した後、ジエ
チルエーテルで抽出し、有機層を無水硫酸マグネシウム
で乾燥、濃縮した。得られた結晶を溶媒(ヘキサン/ジ
エチルエーテル=1:1)で洗浄し、化合物[22b]
11.3gを得た。〔H−NMR(250MHz,C
DCl,TMSσ(ppm))6.43(1H,
s),7.12〜7.15(2H,m),7.49〜
7.51(2H,m),9.38〜10.2(1H,b
r)〕 化合物[22b]10.0gのN,N−ジメチルホルム
アミド50ml溶液に、トリエチルアミン4.0gを加
え、30分間撹半し、ついでヨードメタン5.6gを加
え1時間攪拌した。その後、反応液を水に注加し、これ
を希塩酸で中和した後、ジエチルエーテルで抽出し、有
機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮し、化合物
[22c]9.8gを得た。(融点109.7℃) 化合物[22c]6.0gのクロロホルム40ml溶液
に、m−クロロ過安息香酸13gを加え12時間攪拌し
た。その後、反応液を濾過し、濾液をチオ硫酸ナトリウ
ム水溶液及び炭酸カリウム水溶液で順次洗浄し、無水硫
酸マグネシウムで乾燥、濃縮し、化合物[22d]5.
8gを得た。〔H−NMR(250MHz,CDCl
,TMSσ(ppm))3.38(3H,s),7.
04(1H,s),7.26〜7.30(2H,m),
7.51〜7.55(2H,m)〕 化合物[22d]3.5gを2−メチル−2−プロパノ
ール20mlに懸濁させ、これにアンモニアガスを30
分間吹き込んだ。その後、反応液を水に注加し、析出し
た結晶を濾取し、これを水で洗浄し、乾燥させ、化合物
[22e]1.4gを得た。(融点214.3℃) 2−ブロモ−1.1−ジエトキシエタン0.5gを濃塩
酸1.0gと酢酸2.0gの混合溶液に加え、室温にて
15分間攪拌した。これに化合物[22e]0.5gを
加え、10時間加熱還流した。その後、反応液を水に注
加し、これをジエチルエーテルで抽出し、有機層を飽和
炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、濃縮し、残渣をシリカゲルクロマトグラ
フィー(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=4:1)に
付し化合物[22f](本発明化合物6−2)0.24
gを得た。(融点221.4℃)
【0081】製造例23(本発明化合物6−32および
6−274の製造) 水素化ナトリウム5.4gをジメチルホルムアミド10
0mlに懸濁させた溶液中に、反応液温を10℃以下に
保ちつつ、3−アミノ−4.4.4−トリフルオロクロ
トン酸エチル25.0gを加えた。室温にて30分間撹
半後、該反応液に、反応液温を40℃以下に保ちつつ、
化合物[3b]30.0gのトルエン150ml溶液を
滴下した。滴下終了後、室温で2時間攪拌した後、反応
液を水に注加し、これを希塩酸で中和し、ジエチルエー
テルで抽出し、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥、
濃縮した。得られた結晶を溶媒(ヘキサン/ジエチルエ
ーテル=1:1)で洗浄し、化合物[23a]16.0
gを得た。(融点 224.9℃) 化合物[23a]16.0gのN,N−ジメチルホルム
アミド100ml溶液に、トリエチルアミン5.0gを
加え30分間撹半し、ついでヨードメタン6.0gを加
え1時間攪拌した。その後、反応液を水に注加し、これ
を希塩酸で中和し、ジエチルエーテルで抽出し、有機層
を無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮し、化合物[23
b]16.4gを得た。(融点 88.4℃) 化合物[23b]16.0gのクロロホルム150ml
溶液に、m−クロロ過安息香酸28.6gを加え12時
間攪拌した。その後、反応液を濾過し、濾液をチオ硫酸
ナトリウム水溶液及び炭酸カリウム水溶液で順次洗浄
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮し化合物[23
c]を16.5g得た。(融点164.8℃) 化合物[23c]16.2gを2−メチル−2−プロパ
ノール150mlに懸濁させ、これにアンモニアガスを
30分間吹き込んだ。その後、反応液を水に注加し、析
出した結晶を濾取し、これを水で洗浄、乾燥させ、化合
物[23d]を11.2g得た。(融点260.4℃) 2−ブロモ−1.1−ジメトキシエタン13.0gを濃
塩酸5.0gと酢酸26.0gの混合溶液に加え室温で
15分間攪拌した。これに化合物[23d]11.0g
を加え、10時間加熱還流した。その後、反応液を水に
注加し、これをジエチルエーテルで抽出し、有機層を飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、濃縮し、残渣をシリカゲルクロマトグラ
フィー(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=5:1)に
付し化合物[23e](本発明化合物6−32)6.7
gを得た。(融点132.1℃) 化合物[23e]6.0gを濃硫酸50mlに加え、3
時間攪拌した後、反応液を氷水に注加し、さらに1時間
攪拌した後、これをジエチルエーテルで抽出し、有機層
を無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮し、残渣をシリカ
ゲルクロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エ
チル=3:1)に付し化合物[23f](本発明化合物
6−274)2.4gを得た。〔H−NMR(250
MHz,CDCl,TMSσ(ppm))6.73
(1H,s),6.74(1H,d,J=6.5H
z),7.19(1H,d,J=1.9Hz),7.2
9(1H,d,J=1.9Hz),7.32(1H,
d,J=9.0Hz)〕
【0082】製造例24(本発明化合物16−32およ
び16−274の製造) 水素化ナトリウム3.6gをジメチルホルムアミド50
mlに懸濁させた溶液中に、反応液温を10℃以下に保
ちつつ、3−アミノ−4−クロロ−4.4−ジフルオロ
クロトン酸エチル18.4gを加えた。室温にて30分
間撹半後、該反応液に、反応液温を40℃以下に保ちつ
つ、化合物[3b]20.0gのトルエン100ml溶
液を滴下した。滴下終了後、室温で2時間攪拌した後、
反応液を水に注加し、これを希塩酸で中和し、ジエチル
エーテルで抽出し、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾
燥、濃縮した。得られた結晶を溶媒(ヘキサン/ジエチ
ルエーテル=1:1)で洗浄し化合物[24a]8.2
gを得た。(融点213.7℃) 化合物[24a]8.2gのジメチルホルムアミド50
ml溶液に、トリエチルアミン2.5gを加え30分間
撹半し、ついでヨードメタン4.4gを加え1時間攪拌
した。その後、反応液を水に注加し、これを希塩酸で中
和し、ジエチルエーテルで抽出し、有機層を無水硫酸マ
グネシウムで乾燥、濃縮し、化合物[24b]8.3g
を得た。(融点109.3℃) 化合物[24b]8.2gのクロロホルム100ml溶
液に、m−クロロ過安息香酸14.0gを加え18時間
攪拌した。その後、反応液を濾過し、濾液をチオ硫酸ナ
トリウム水溶液及び炭酸カリウム水溶液で順次洗浄し、
無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮し化合物[24c]
8.1gを得た。(融点131.4℃)化合物[24
c]8.2gを2−メチル−2−プロパノール75ml
に懸濁させ、これにアンモニアガスを30分間吹き込ん
だ。その後、反応液を水に注加し、析出した結晶を濾取
し、これを水で洗浄し、乾燥させ、化合物[24d]
5.4gを得た。(融点261.3℃) 2−ブロモ−1.1−ジメトキシエタン6.0gを濃塩
酸3.0gと酢酸12.0gの混合溶液に加え室温で1
5分間攪拌した。これに化合物[24d]5.4gを加
え14時間加熱還流した。その後、反応液を水に注加
し、これをジエチルエーテルで抽出し、有機層を飽和炭
酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥、濃縮し、残渣をシリカゲルクロマトグラフィ
ー(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=5:1)に付し
化合物[24e](本発明化合物16−32)を2.9
g得た。(融点112.6℃) 化合物[24e]2.5gを濃硫酸50mlに加え、2
時間攪拌した後、反応液を氷水に注加し、さらに1時間
攪拌した後、これをジエチルエーテルで抽出し、有機層
を無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮し、化合物[24
f](本発明化合物16−274)1.4gを得た。〔
H−NMR(250MHz,CDCl,TMSσ
(ppm))6.68(1H,s),6.75(1H,
d,J=6.5Hz),7.20(1H,d,J=1.
9Hz),7.32(1H,d,J=9.0Hz),
7.38(1H,d,J=1.9Hz)〕
【0083】製造例25(本発明化合物 11−2の製
造) 化合物[1c]1.0gにトルエン2ml及び4−クロ
ロ−4,4−ジフルオロ−3−メトキシクロトン酸エチ
ル1.0gを加え、5時間加熱還流させた。反応液を減
圧濃縮した後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーに付し、化合物[25](本発明化合物11−2)
0.4gを得た。〔H−NMR(250MHz,CD
Cl,TMSδ(ppm))3.88〜3.96(2
H,m),4.15〜4.24(2H,m),5.85
(1H,s),7.20〜7.27(2H,m),7.
44〜7.51(2H,m)〕
【0084】製造例26 4−クロロ−4,4−ジフルオロ−3−メトキシクロト
ン酸エチル1.0gの代わりにエチル4,4,5,5,
5−ペンタフルオロ−3−メトキシ−2−ペンテネート
1.0gを用い、製造例25と同様の方法にて、化合物
[1c]0.05gから化合物[26]0.20gを得
た。〔H−NMR(250MHz,CDCl,TM
Sδ(ppm))3.88(2H,t,J=7.5H
z),4.11(2H,t,J=7.5Hz),5.8
7(1H,s),7.24(2H,d,J=7.5H
z),7.48(2H,d,J=7.5Hz)〕
【0085】製造例27 化合物[3c]1.5gにトルエン50mlと1,2−
ジアミノプロパン2mlを加え、2時間加熱還流した
後、反応液を濃縮し、[27a]の粗生成物1.8gを
得た。該粗生成物1.8gに4,4,4−トリフルオロ
−3−メトキシクロトン酸エチル1.0g及びトルエン
10mlを加え、6時間加熱還流した。その後、反応液
を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
に付し、化合物[27b]と化合物[27c]の1:1
の混合物0.40gを得た。〔H−NMR(300M
Hz,CDCl,TMSδ(ppm))1.19〜
1.31(3H,m),1.32〜1.40(6H,
m),3.60〜3.70(1H,m),4.17〜
4.30(2H,m),4.38〜4.49(1H,
m),5.86(0.5H,s),5.87(0.5
H,s),6.82〜6.88(1H,m),7.27
(1H,d,J=9.0)〕
【0086】製造例28(本発明化合物6−310およ
び9−14の製造) 化合物[23f](本発明化合物6−274)400m
gにN,N−ジメチルホルムアミド2.3ml、炭酸カ
リウム239mgおよびアリルブロミド154mgを加
え、室温で1.5時間攪拌した。その後、反応液に水を
加え、これを酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水
で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮した。残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;
ヘキサン:酢酸エチル=3:1)に付し、化合物[28
a](本発明化合物6−310)366mgを得た。
(融点103.3℃) 化合物[28a]250mgをN,N−ジエチルアニリ
ン3.2mlに溶解させ、2.5時間加熱還流した。そ
の後、反応液を室温まで冷却し、水を注加した。これを
酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、無
水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮した。残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキサン:酢
酸エチル=2:1)に付し、化合物[28b]202m
gを得た。H−NMR(250MHz,CDCl
TMSδ(ppm))3.19(1H,ddt,J=1
5.4,6.8,1.3Hz),3.44(1H,dd
t,J=15.4,6.2,1.3Hz),4.77
(1H,ddd,J=17.0,3.1,1.3H
z),4.84(1H,ddd,J=10.1,3.
1,1.3Hz),5.69(1H,dddd,J=1
7.0,10.1,6.8,6.2Hz),6.68
(1H,s),7.2−7.3(2H,m) 化合物[28b]412mgをクロロホルム6mlに溶
解させ、該液にm−クロロ過安息香酸341mgを加
え、室温で3時間攪拌した。反応液に飽和チオ硫酸ナト
リウムを加え、有機層を5%炭酸カリウム水溶液で洗浄
し、乾燥、濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル
=2:1)に付し、化合物[28c](本発明化合物9
−14)162mgを得た。(融点213.6℃,分
解) 〔H−NMR(300MHz,CDCl,TMSδ
(ppm))2.2−2.5(1H,b),3.0−
3.3(2H,m),3.74(1H,dd,J=1
2.3,4.9Hz),3.90(1H,dd,J=1
2.3,2.9Hz),5.0−5.2(1H,m),
6.68(1H,s),7.2−7.3(2H,m)〕
【0087】製造例29(本発明化合物6−334、9
−206および9−292の製造) 化合物[23f](本発明化合物6−274)700m
gにN,N−ジメチルホルムアミド4.0ml、炭酸カ
リウム419mgおよびメタリルクロリド201mgを
加え、60℃で4時間攪拌した。その後、反応液に水を
加え、これを酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水
で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮した。残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;
ヘキサン:酢酸エチル=3:1)に付し、化合物[29
a](本発明化合物6−334)490mgを得た。〔
H−NMR(300MHz,CDCl,TMSδ
(ppm))1.84(3H,s),4.45(2H,
s),5.01(1H,s),5.13(1H,s),
6.69(1H,s),6.95(1H,d,J=6.
2Hz),7.15(1H,d,J=1.8Hz),
7.26(1H,d,J=1.8Hz),7.39(1
H,d,J=9.0Hz)〕 化合物[29a]490mgをN,N−ジエチルアニリ
ン5.5mlに溶解させ、4時間還流した。その後、反
応液を室温まで冷却し、水を加えた。これを酢酸エチル
で抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=
3:1)に付し、化合物[29b]377mgを得た。
(融点207℃,分解) 化合物[29b]1.79gをクロロホルム22.5m
lに溶解させ、該液にm−クロロ過安息香酸1.43g
を加え、室温で2時間攪拌した。反応液に飽和チオ硫酸
ナトリウムを加え、有機層を5%炭酸カリウム水溶液で
洗浄し、乾燥、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーに付し、二種類の立体異性体混合物とし
て化合物[29c](本発明化合物9−206)を1.
14g得た。 異性体−1:〔H−NMR(300MHz,CDCl
,TMSδ(ppm))1.49(3H,s),2.
86(1H,d,J=16Hz),3.23(1H,
d,J=16Hz),3.5−3.8(1H,m),
6.66(1H,s),7.12(1H,d,J=9.
5Hz),7.17(1H,d,J=1.8Hz),
7.26(1H,d,J=1.8Hz)〕 異性体−2:〔H−NMR(300MHz,CDCl
,TMSδ(ppm))1.48(3H,s),2.
85(1H,d,J=16Hz),3.25(1H,
d,J=16Hz),3.57(1H,d,J=12H
z),3.71(1H,d,J=12Hz),6.68
(1H,s),7.12(1H,d,J=9.5H
z),7.16(1H,d,J=1.8Hz),7.2
6(1H,d,J=1.8Hz)〕 化合物[29c]270mgをアセトン5.4mlに溶
解させ、該液に氷冷下ジョーンズ試薬0.49mlをゆ
っくりと滴下した後2時間、さらに室温で1時間攪拌し
た。反応液にイソプロピルアルコールを加え、反応液を
水に注加し、酢酸エチルで抽出し、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥、濃縮して化合物[29d](本発明化合物9
−292)271mgを得た。
【0088】製造例30(本発明化合物9−298の製
造) 化合物[29d]96mgをメタノールに溶解させ、そ
こにパラトルエンスルホン酸8mgを添加して2時間還
流した。反応液を濃縮し、残渣を酢酸エチルで希釈し、
飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃
縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=3:1)に付し、
化合物[30a](本発明化合物9−298)28mg
を得た。〔H−NMR(300MHz,CDCl
TMSδ(ppm))1.75(3H,s),3.10
(1H,d,J=17Hz),3.61(1H,d,J
=17Hz),3.79(3H,s),6.66(1
H,s),7.1−7.3(3H,m)〕
【0089】製造例31(本発明化合物9−304の製
造) メタノールの代わりにエタノールを用いる以外は、製造
例30と同様の方法にて、化合物[29d]89mgか
ら化合物[31a](本発明化合物9−304)22m
gを得た。〔H−NMR(300MHz,CDC
,TMSδ(ppm))1.2−1.3(3H,
m),1.75(3H,s),3.10(1H,d,J
=17Hz),3.60(1H,d,J=17Hz),
4.2−4.3(2H,m),6.68(1H,s),
7.1−7.3(3H,m)〕
【0090】製造例32(本発明化合物6−316およ
び8−5の製造) 化合物[23f](本発明化合物6−274)800m
gにN,N−ジメチルホルムアミド4.6ml、炭酸カ
リウム478mgおよび2−クロロアリルクロリド28
2mgを加え、60℃で3時間攪拌した。その後、反応
液に水を加え、これを酢酸エチルで抽出し、有機層を飽
和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮
した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展
開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=3:1)に付し、化合
物[32a](本発明化合物6−316)551mgを
得た。〔H−NMR(300MHz,CDCl,T
MSδ(ppm))4.60(2H,s),5.48
(1H,s),5.66−5.67(1H,m),6.
69(1H,s),6.98(1H,d,J=6.2H
z),7.14(1H,s),7.26(1H,s),
7.40(1H,d,J=8.9Hz)〕 化合物[32a]488mgをN,N−ジエチルアニリ
ン5.8mlに溶解させ、4時間還流した。その後、反
応液を室温まで冷却し、水を加えた。該液を酢酸エチル
で抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥、濃縮した。残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(展開溶媒;ヘキサン:酢酸エチル=
3:1)に付し、化合物[32b]395mgを得た。
H−NMR(300MHz,CDCl,TMSδ
(ppm))3.50(1H,d,J=16.3H
z),3.74(1H,d,J=16.3Hz),4.
89(1H,d,J=1.4Hz),5.06(1H,
d,J=1.4Hz),6.67(1H,s),7.1
7(1H,d,J=1.8Hz),7.2−7.3(2
H,m)〕 化合物[32b]395mgのクロロホルム(1ml)
溶液に、5℃でトリフルオロメタンスルホン酸のクロロ
ホルム(3.2ml)溶液をゆっくりと滴下した後、室
温で10時間攪拌した。反応液を飽和重曹水に注加し、
これを酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗
浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、濃縮した。残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒;トル
エン:酢酸エチル=15:1)に付し、化合物[32
c](本発明化合物8−5)40mgを得た。〔H−
NMR(300MHz,CDCl,TMSδ(pp
m))2.47(3H,s),6.22(1H,s),
6.72(1H,s),7.14(1H,d,J=1.
8Hz),7.2−7.3(2H,m)〕
【0091】製造例33(本発明化合物1−956の製
造) 化合物[33a]29gのトルエン300ml溶液にチ
オホスゲン12.5mlを滴下し、2時間加熱還流し
た。その後、反応液を濃縮し、粗化合物[33b]31
gを得た。 粗化合物[33b]12gにエタノール50mlを加
え、2時間加熱還流した。その後、反応液を濃縮し、析
出した結晶をヘキサンで洗浄し、2−プロパノールから
再結晶し、化合物[33c]6.1gを得た。〔融点8
3.8℃〕 化合物[33c]6.1gのトルエン60ml溶液にエ
チレンジアミン1.7mlを加え、4時間加熱還流し
た。その後、反応液を濃縮し、析出した結晶を2−プロ
パノールで洗浄し、化合物[33d]4.2gを得た。
〔融点148.0℃〕 化合物[33d]2.0g、トルエン20ml、3−ト
リフルオロメチル−3−メトキシアクリル酸エチル1.
6gを混合し、7.5時間加熱還流した。その後、反応
液に水を加え酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸
マグネシウムで乾燥後濃縮し、残渣をカラムクロマトグ
ラフィーに付し、化合物[33e](本発明化合物1−
956)0.3gを得た。
【0092】本化合物の例のいくつかを化合物番号とと
もに表1〜表340に示す。表中のnはノルマルをiは
イソをsはセカンダリーをcはシクロをそれぞれ表わ
す。 一般式 化41
【化41】 で示される化合物
【0093】
【表1】
【0094】
【表2】
【0095】
【表3】
【0096】
【表4】
【0097】
【表5】
【0098】
【表6】
【0099】
【表7】
【0100】
【表8】
【0101】
【表9】
【0102】
【表10】
【0103】
【表11】
【0104】
【表12】
【0105】
【表13】
【0106】
【表14】
【0107】
【表15】
【0108】
【表16】
【0109】
【表17】
【0110】
【表18】
【0111】
【表19】
【0112】
【表20】
【0113】
【表21】
【0114】
【表22】
【0115】
【表23】
【0116】
【表24】
【0117】
【表25】
【0118】
【表26】
【0119】
【表27】
【0120】
【表28】
【0121】
【表29】
【0122】
【表30】
【0123】
【表31】
【0124】
【表32】
【0125】
【表33】
【0126】
【表34】
【0127】
【表35】
【0128】
【表36】
【0129】
【表37】
【0130】
【表38】
【0131】
【表39】
【0132】
【表40】
【0133】
【表41】
【0134】
【表42】
【0135】
【表43】
【0136】
【表44】
【0137】
【表45】
【0138】
【表46】
【0139】
【表47】
【0140】
【表48】
【0141】
【表49】
【0142】
【表50】
【表51】
【0143】一般式 化42
【化42】 で示される化合物
【0144】
【表52】
【0145】
【表53】
【0146】
【表54】
【0147】
【表55】
【0148】
【表56】
【0149】
【表57】
【0150】
【表58】
【0151】
【表59】
【表60】
【0152】一般式 化43
【化43】 で示される化合物
【0153】
【表61】
【0154】
【表62】
【0155】
【表63】
【0156】
【表64】
【0157】
【表65】
【0158】
【表66】
【表67】
【0159】一般式 化44
【化44】 で示される化合物
【0160】
【表68】
【0161】
【表69】
【0162】
【表70】
【0163】
【表71】
【0164】
【表72】
【0165】
【表73】
【0166】
【表74】
【0167】
【表75】
【0168】
【表76】
【0169】
【表77】
【0170】
【表78】
【0171】
【表79】
【0172】
【表80】
【0173】
【表81】
【0174】
【表82】
【表83】
【0175】一般式 化45
【化45】 で示される化合物
【0176】
【表84】
【0177】
【表85】 一般式 化46
【化46】 で示される化合物
【0178】
【表86】
【0179】
【表87】
【0180】
【表88】
【0181】
【表89】
【0182】
【表90】
【0183】
【表91】
【0184】
【表92】
【0185】
【表93】
【0186】
【表94】
【0187】
【表95】
【0188】
【表96】
【0189】
【表97】
【0190】
【表98】
【0191】
【表99】
【0192】
【表100】
【0193】
【表101】
【0194】
【表102】
【0195】
【表103】
【0196】
【表104】
【0197】
【表105】
【0198】
【表106】
【0199】
【表107】
【0200】
【表108】
【0201】
【表109】
【0202】
【表110】
【0203】
【表111】
【0204】
【表112】
【0205】
【表113】
【0206】
【表114】
【0207】
【表115】
【0208】
【表116】
【0209】
【表117】
【0210】
【表118】
【0211】
【表119】
【0212】
【表120】
【0213】
【表121】
【0214】
【表122】
【0215】
【表123】
【0216】
【表124】
【0217】
【表125】
【0218】
【表126】
【0219】
【表127】
【0220】
【表128】
【0221】
【表129】
【0222】
【表130】
【0223】
【表131】
【0224】
【表132】
【0225】
【表133】
【0226】
【表134】
【0227】
【表135】
【表136】
【0228】一般式 化47
【化47】 で示される化合物
【0229】
【表137】
【0230】
【表138】
【0231】
【表139】
【0232】
【表140】
【0233】
【表141】
【0234】
【表142】
【0235】
【表143】
【0236】
【表144】
【0237】
【表145】 一般式 化48
【化48】 で示される化合物
【0238】
【表146】
【0239】
【表147】
【0240】
【表148】
【0241】
【表149】
【0242】
【表150】
【0243】
【表151】
【0244】
【表152】 一般式 化49
【化49】 で示される化合物
【0245】
【表153】
【0246】
【表154】
【0247】
【表155】
【0248】
【表156】
【0249】
【表157】
【0250】
【表158】
【0251】
【表159】
【0252】
【表160】
【0253】
【表161】
【0254】
【表162】
【0255】
【表163】
【0256】
【表164】
【0257】
【表165】
【0258】
【表166】
【0259】
【表167】
【0260】
【表168】 一般式 化50
【化50】 で示される化合物
【0261】
【表169】
【0262】
【表170】 一般式 化51
【化51】 で示される化合物
【0263】
【表171】
【0264】
【表172】
【0265】
【表173】
【0266】
【表174】
【0267】
【表175】
【0268】
【表176】
【0269】
【表177】
【0270】
【表178】
【0271】
【表179】
【0272】
【表180】
【0273】
【表181】
【0274】
【表182】
【0275】
【表183】
【0276】
【表184】
【0277】
【表185】
【0278】
【表186】
【0279】
【表187】
【0280】
【表188】
【0281】
【表189】
【0282】
【表190】
【0283】
【表191】
【0284】
【表192】
【0285】
【表193】
【0286】
【表194】
【0287】
【表195】
【0288】
【表196】
【0289】
【表197】
【0290】
【表198】
【0291】
【表199】
【0292】
【表200】
【0293】
【表201】
【0294】
【表202】
【0295】
【表203】
【0296】
【表204】
【0297】
【表205】
【0298】
【表206】
【0299】
【表207】
【0300】
【表208】
【0301】
【表209】
【0302】
【表210】
【0303】
【表211】
【0304】
【表212】
【0305】
【表213】
【0306】
【表214】
【0307】
【表215】
【0308】
【表216】
【0309】
【表217】
【0310】
【表218】
【0311】
【表219】
【0312】
【表220】
【表221】
【0313】一般式 化52
【化52】 で示される化合物
【0314】
【表222】
【0315】
【表223】
【0316】
【表224】
【0317】
【表225】
【0318】
【表226】
【0319】
【表227】
【0320】
【表228】
【0321】
【表229】
【0322】
【表230】 一般式 化53
【化53】 で示される化合物
【0323】
【表231】
【0324】
【表232】
【0325】
【表233】
【0326】
【表234】
【0327】
【表235】
【0328】
【表236】
【0329】
【表237】 一般式 化54
【化54】 で示される化合物
【0330】
【表238】
【0331】
【表239】
【0332】
【表240】
【0333】
【表241】
【0334】
【表242】
【0335】
【表243】
【0336】
【表244】
【0337】
【表245】
【0338】
【表246】
【0339】
【表247】
【0340】
【表248】
【0341】
【表249】
【0342】
【表250】
【0343】
【表251】
【0344】
【表252】
【0345】
【表253】 一般式 化55
【化55】 で示される化合物
【0346】
【表254】
【0347】
【表255】 一般式 化56
【化56】 で示される化合物
【0348】
【表256】
【0349】
【表257】
【0350】
【表258】
【0351】
【表259】
【0352】
【表260】
【0353】
【表261】
【0354】
【表262】
【0355】
【表263】
【0356】
【表264】
【0357】
【表265】
【0358】
【表266】
【0359】
【表267】
【0360】
【表268】
【0361】
【表269】
【0362】
【表270】
【0363】
【表271】
【0364】
【表272】
【0365】
【表273】
【0366】
【表274】
【0367】
【表275】
【0368】
【表276】
【0369】
【表277】
【0370】
【表278】
【0371】
【表279】
【0372】
【表280】
【0373】
【表281】
【0374】
【表282】
【0375】
【表283】
【0376】
【表284】
【0377】
【表285】
【0378】
【表286】
【0379】
【表287】
【0380】
【表288】
【0381】
【表289】
【0382】
【表290】
【0383】
【表291】
【0384】
【表292】
【0385】
【表293】
【0386】
【表294】
【0387】
【表295】
【0388】
【表296】
【0389】
【表297】
【0390】
【表298】
【0391】
【表299】
【0392】
【表300】
【0393】
【表301】
【0394】
【表302】
【0395】
【表303】
【0396】
【表304】
【0397】
【表305】
【表306】
【0398】一般式 化57
【化57】 で示される化合物
【0399】
【表306】
【0400】
【表307】
【0401】
【表308】
【0402】
【表309】
【0403】
【表310】
【0404】
【表311】
【0405】
【表312】
【0406】
【表313】
【0407】
【表314】 一般式 化58
【化58】 で示される化合物
【0408】
【表315】
【0409】
【表316】
【0410】
【表317】
【0411】
【表318】
【0412】
【表319】
【0413】
【表320】
【0414】
【表321】 一般式 化59
【化59】 で示される化合物
【0415】
【表322】
【0416】
【表323】
【0417】
【表324】
【0418】
【表325】
【0419】
【表326】
【0420】
【表327】
【0421】
【表328】
【0422】
【表329】
【0423】
【表330】
【0424】
【表331】
【0425】
【表332】
【0426】
【表333】
【0427】
【表334】
【0428】
【表335】
【0429】
【表336】
【0430】
【表337】 一般式 化60
【化60】 で示される化合物
【0431】
【表338】
【0432】
【表339】
【0433】次に、本発明化合物のうちのいくつかにつ
いて、その物性値:融点またはH−NMR(250M
Hzまたは300MHz、CDCl、TMS、δ(p
pm))データを示す。 1−11 3.90〜3.99(2H,m),4.
10〜4.18(2H,m),5.91(1H,s),
7.50(1H,dd,J=2.4Hz,8.7H
z),7.67(1H,d,J=8.7Hz),7.9
5(1H,d,J=2.4Hz) 1−218 融点84.2℃ 1−376 融点81.8℃ 1−382 融点131.8℃ 1−388 融点131.3℃ 1−424 融点88.0℃ 1−430 1.22〜1.29(6H,m),3.
87〜3.96(2H,m),4.07〜4.17(2
H,m),4.62(2H,s),5.11(1H,
m),5.86(1H,s),6.87(1H,d,J
=6.2Hz),7.31(1H,d,J=8.9H
z) 1−634 融点144.2℃ 1−688 融点145.2℃ 1−760 3.65(2H,s),3.70(3
H,s),3.94(2H,t,J=8.9Hz),
4.14(2H,t,J=8.9Hz),5.87(1
H,s),7.34(1H,d,J=9.0Hz),
7.47(1H,d,J=7.3Hz) 1−956 融点135.8℃ 1−958 1.38(3H,t,J=7.1H
z),3.91〜3.98(2H,m),4.08〜
4.18(2H,m),4.37(2H,q,J=7.
1Hz),5.89(1H,s),7.37(1H,
d,J=9.3Hz),7.96(1H,d,J=7.
7Hz) 1−1094 3.31(1H,dd,J=7.5H
z,14.0Hz),3.50(1H,dd,J=7.
5Hz,14.0Hz),3.74(3H,s),3.
84〜3.96(2H,m),4.06〜4.16(2
H,m),4.58(1H,dd,J=7.5Hz,
7.5Hz),5.87(1H,s),7.13〜7.
26(2H,s),7.44〜7.53(1H,m) 1−1252 融点125.2℃ 6−5 融点171.4℃,分解 6−14 融点177.0℃,分解 6−23 融点187.7℃,分解 6−88 融点230.5℃,分解 6−100 融点244.7℃,分解 6−220 1.20〜1.28(3H,m),1.
50(3H,d,J=6.9Hz),4.07(1H,
q,J=7.0Hz),4.15〜4.24(2H,
m),4.83〜4.92(1H,m),6.56
(0.5H,s),6.58(0.5H,s),6.6
8(1H,d,J=3.2Hz),7.12〜7.15
(1H,m),7.23〜7.25(1H,m),7.
31(1H,d,J=9.0Hz) 6−310 3.19(1H,ddt,J=15.
4,6.8,1.3Hz),3.44(1H,ddt,
J=15.4,6.2,1.3Hz),4.77(1
H,ddd,J=17.0,3.1,1.3Hz),
4.84(1H,ddd,J=10.1,3.1,1.
3Hz),5.69(1H,dddd,J=17.0,
10.1,6.8,6.2Hz),6.68(1H,
s),7.2−7.3(2H,m) 6−340 融点158.7℃ 6−346 1.71(3H,d,J=7.5H
z),2.5〜2.6(1H,m)4.7〜4.9(1
H,m),6.69(1H,s),7.1〜7.2(1
H,m),7.2〜7.3(2H,m),7.38(1
H,d,J=10.8Hz) 6−406 融点108.3℃ 6−956 融点134.2℃ 6−958 1.37(3H,t,J=7.1H
z),4.38(2H,q,J=7.1Hz),6.7
0(1H,s),7.15(1H,d,J=2.0H
z),7.27(1H,d,J=2.0Hz),7.4
5(1H,d,J=9.3Hz),8.08(1H,
d,J=7.7Hz) 6−980 融点138.7℃ 6−1102 1.22〜1.30(3H,m),3.
28〜3.60(2H,m),4.13〜4.24(2
H,m),4.54(1H,t,J=7.5Hz),
6.68(0.5H,s),6.69(0.5H,
s),7.10〜7.13(1H,m),7.25(1
H,d,J=2.0Hz),7.38〜7.43(2
H,m) 7−26 融点241.3℃,decomposi
tion 7−152 融点210.9℃ 11−274 1.33〜1.39(6H,m),3.
89〜3.97(2H,m),4.16〜4.24(2
H,m),4.40〜4.49(1H,m),5.83
(1H,s),6.87(1H,d,J=6.5H
z),7.28(1H,d,J=8.9Hz) 11−340 融点131.7℃ 11−406 融点97.5℃ 16−2 融点189.6℃ 16−340 融点162.9℃
【0434】次に製剤例を示す。なお、本発明化合物は
表1〜表340の化合物番号で示す。部は重量部であ
る。
【0435】製剤例1 化合物1−2、1−32、1−220、1−262、1
−268、1−274、1−280、1−340、1−
346、1−376、1−382、1−388、1−4
06、1−424、1−430、1−460、1−56
2、1−634、1−688、1−712、1−76
0、1−956、1−958、1−1096、2−2
6、6−5、6−23、6−88、6−100、6−2
20、6−274、6−310、6−316、6−33
4、6−340、6−346、6−406、6−95
6、6−958、6−980、6−1102、7−2
6、7−152、8−5、9−14、9−206、9−
298、9−304、11−340、11−406、1
6−2、16−274、16−340、の各々50部、
リグニンスルホン酸カルシウム3部、ラウリル硫酸ナト
リウム2部および合成含水酸化珪素45部をよく粉砕混
合して各々の水和剤を得る。 製剤例2 化合物1−2、1−32、1−220、1−262、1
−268、1−274、1−280、1−340、1−
346、1−376、1−382、1−388、1−4
06、1−424、1−430、1−460、1−56
2、1−634、1−688、1−712、1−76
0、1−956、1−958、1−1096、2−2
6、6−5、6−23、6−88、6−100、6−2
20、6−274、6−310、6−316、6−33
4、6−340、6−346、6−406、6−95
6、6−958、6−980、6−1102、7−2
6、7−152、8−5、9−14、9−206、9−
298、9−304、11−340、11−406、1
6−2、16−274、16−340、の各々10部、
ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテル14部、
ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム6部、キシレン
35部およびシクロヘキサノン35部をよく混合して各
々の乳剤を得る。
【0436】製剤例3 化合物1−2、1−32、1−220、1−262、1
−268、1−274、1−280、1−340、1−
346、1−376、1−382、1−388、1−4
06、1−424、1−430、1−460、1−56
2、1−634、1−688、1−712、1−76
0、1−956、1−958、1−1096、2−2
6、6−5、6−23、6−88、6−100、6−2
20、6−274、6−310、6−316、6−33
4、6−340、6−346、6−406、6−95
6、6−958、6−980、6−1102、7−2
6、7−152、8−5、9−14、9−206、9−
298、9−304、11−340、11−406、1
6−2、16−274、16−340の各々2部、合成
含水酸化珪素2部、リグニンスルホン酸カルシウム2
部、ベントナイト30部およびカオリンクレー64部を
よく粉砕混合し、水を加えよく練りあわせた後、造粒乾
燥して各々の粒剤を得る。 製剤例4 化合物1−2、1−32、1−220、1−262、1
−268、1−274、1−280、1−340、1−
346、1−376、1−382、1−388、1−4
06、1−424、1−430、1−460、1−56
2、1−634、1−688、1−712、1−76
0、1−956、1−958、1−1096、2−2
6、6−5、6−23、6−88、6−100、6−2
20、6−274、6−310、6−316、6−33
4、6−340、6−346、6−406、6−95
6、6−958、6−980、6−1102、7−2
6、7−152、8−5、9−14、9−206、9−
298、9−304、11−340、11−406、1
6−2、16−274、16−340の各々25部、ポ
リビニルアルコール10%水溶液50部、水25部を混
合し、平均粒径が5マイクロメートル以下になるまで湿
式粉砕して各々の懸濁剤を得る。
【0437】製剤例5 ポリビニルアルコール10%水溶液40部中に、本発明
化合物1−2、1−32、1−220、1−262、1
−268、1−274、1−280、1−340、1−
346、1−376、1−382、1−388、1−4
06、1−424、1−430、1−460、1−56
2、1−634、1−688、1−712、1−76
0、1−956、1−958、1−1096、2−2
6、6−5、6−23、6−88、6−100、6−2
20、6−274、6−310、6−316、6−33
4、6−340、6−346、6−406、6−95
6、6−958、6−980、6−1102、7−2
6、7−152、8−5、9−14、9−206、9−
298、9−304、11−340、11−406、1
6−2、16−274、16−340、の各々5部を加
え、ホモジナイザーにて平均粒径が10マイクロメート
ル以下になるまで乳化分散し、ついで55部の水を加
え、各々の濃厚エマルジョンを得る。
【0438】次に、本発明化合物が除草剤の有効成分と
して有用である事を試験例で示す。なお、本発明化合物
は表1〜表340の化合物番号で示す。 試験例 畑地茎葉処理試験 直径10cm、深さ10cmの円筒形プラスチックポッ
トに土壌を詰め、マルバアメリカアサガオ、イチビを播
種し、温室内で19日間育成した。その後、製剤例2に
準じて供試化合物を乳剤にし、その所定量を1ヘクター
ルあたり1000リットル相当の展着剤を含む水で希釈
し、噴霧器で植物体上方から茎葉部全面に均一に処理し
た。処理後、7日間温室内で育成し、除草効力を調査し
た。その結果、化合物1−2、1−5、1−14、1−
32、1−88、1−218、1−220、1−26
2、1−268、1−274、1−280、1−31
0、1−340、1−346、1−370、1−37
6、1−382、1−388、1−406、1−42
4、1−430、1−448、1−454、1−46
0、1−514、1−562、1−634、1−68
8、1−706、1−712、1−760、1−95
6、1−958、1−1094、1−1096、1−1
246、1−1252、1−1255、2−26、6−
5、6−23、6−88、6−100、6−220、6
−274、6−310、6−316、6−334、6−
340、6−346、6−406、6−956、6−9
58、6−980、6−1102、7−26、7−15
2、8−5、9−14、9−206、9−298、9−
304、11−2、11−274、11−340、11
−406、16−2、16−274、16−340、は
500g/haの薬量でマルバアメリカアサガオおよび
イチビを完全に枯殺した。
【発明の効果】本発明化合物を用いることにより、優れ
た除草効果が得られる。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 化1 【化1】 [式中、Rは水素原子またはC1−C3アルキル基を
    表し、RはC1−C3ハロアルキル基を表し、R
    窒素原子またはCH基を表し、Gは、一般式 化2 【化2】 {式中、E、E、E、E、E、E、E
    、E、E10、E11、E12はそれぞれ水素原
    子またはC1−C3アルキル基を表す。}の何れかの基
    を表し、Qは一般式 化3 【化3】 {式中、Xは水素原子またはハロゲン原子を表し、Yは
    ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基またはトリフルオロ
    メチル基を表し、Zは酸素原子、硫黄原子、NH基ま
    たはCH基を表し、Zは酸素原子または硫黄原子を
    表し、nは0または1を表し、Rは水素原子またはC
    1−C3アルキル基を表し、Rは水素原子、C1−C
    6アルキル基、C1−C6ハロアルキル基、(C3−C
    8シクロアルキル)C1−C6アルキル基、C3−C6
    アルケニル基、C3−C6ハロアルケニル基、C3−C
    6アルキニル基、C3−C6ハロアルキニル基、シアノ
    C1−C6アルキル基、C1−C4アルコキシC1−C
    4アルキル基、C1−C3アルコキシC1−C3アルコ
    キシC1−C3アルキル基、カルボキシC1−C6アル
    キル基、(C1−C6アルコキシ)カルボニルC1−C
    6アルキル基、{(C1−C4アルコキシ)C1−C4
    アルコキシ}カルボニルC1−C6アルキル基、(C3
    −C8シクロアルコキシ)カルボニルC1−C6アルキ
    ル基、C1−C4アルキルチオC1−C4アルキル基、
    ヒドロキシC1−C6アルキル基、−CHCON(R
    12)R13基、−CHCOON(R12)R
    13基、−CH(C1−C4アルキル)CON
    (R12)R13基または−CH(C1−C4アルキ
    ル)COON(R12)R13基を表し、(ここで、R
    12およびR13はそれぞれ独立して水素原子、C1−
    C6アルキル基、C3−C8シクロアルキル基、C1−
    C6ハロアルキル基、C3−C6アルケニル基、C3−
    C6アルキニル基、シアノC1−C6アルキル基、C1
    −C4アルコキシC1−C4アルキル基、C1−C4ア
    ルキルチオC1−C4アルキル基、カルボキシC1−C
    6アルキル基、(C1−C6アルコキシ)カルボニルC
    1−C6アルキル基、(C3−C8シクロアルコキシ)
    カルボニルC1−C6アルキル基、(C1−C6アルキ
    ル)カルボニルオキシC2−C6アルキル基、(C1−
    C6アルキル)カルボニルアミノC2−C6アルキル
    基、ヒドロキシC2−C6アルキル基、置換されていて
    もよいベンジル基、置換されていてもよいフェニル基ま
    たは{(C1−C4アルコキシ)C1−C4アルキル}
    カルボニルC1−C6アルキルを表すか、あるいは、R
    12とR13とでトリメチレン、テトラメチレン、ペン
    タメチレン、エチレンオキシエチレンまたはエチレンチ
    オエチレンを表す。) RはC1−C6アルキル基、C1−C6ハロアルキル
    基、シアノ基、カルボキシル基、ヒドロキシC1−C6
    アルキル基、C1−C6アルコキシC1−C6アルキル
    基、C1−C4アルキルチオC1−C4アルキル基、C
    1−C6アルコキシC1−C6アルコキシC1−C6ア
    ルキル基、(C1−C6アルキル)カルボニルオキシC
    1−C6アルキル基、(C1−C6ハロアルキル)カル
    ボニルオキシC1−C6アルキル基または(C1−C6
    アルコキシ)カルボニル基を表し、Rは水素原子また
    はC1−C6アルキル基を表し、RはC1−C6アル
    キル基、C1−C6ハロアルキル基、ヒドロキシC1−
    C6アルキル基、C1−C4アルコキシC1−C4アル
    キル基、C1−C3アルコキシC1−C3アルコキシC
    1−C3アルキル基、(C1−C6アルキル)カルボニ
    ルオキシC1−C6アルキル基、(C1−C6ハロアル
    キル)カルボニルC1−C6アルキル基、カルボキシ
    基、カルボキシC1−C6アルキル基、(C1−C8ア
    ルコキシ)カルボニル基、(C1−C6ハロアルコキ
    シ)カルボニル基、(C3−C10シクロアルコキシ)
    カルボニル基、(C3−C8アルケニルオキシ)カルボ
    ニル基、(C3−C8アルキニルオキシ)カルボニル
    基、(C1−C6アルキル)アミノカルボニル基、ジ
    (C1−C6アルキル)アミノカルボニル基、(C1−
    C6アルキル)アミノカルボニルオキシC1−C6アル
    キル基またはジ(C1−C6アルキル)アミノカルボニ
    ルオキシC1−C6アルキル基を表し、Bは、水素原
    子、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、クロロスルホ
    ニル基、OR10基、SR10基、SOOR21基、
    N(R12)R13基、SON(R12)R13基、
    NR12(COR)基、NR12(SO28
    基、N(SO28)(SO29)基、N(SO
    28)(COR)基、NHCOOR11基、CO
    NR1213基、CSNR1213基、COR30
    基、CR23=CR24COR30基、CR23=CR
    24CON(R12)R13基、CHCHWCON
    (R12)R13基、CR30=NOR31基、CR
    30=NN(R12)R13基、CR30(Z
    32基、OCO32基、OCOR32基、
    COOR22基、CHOR10基、CR23=CR
    24COOR25基またはCHCHWCOOR25
    を表わす。{ここで、R12、R13およびZは前記
    と同じ意味を表わし、Wは水素原子、塩素原子、または
    臭素原子を表し、Rは水素原子、C1−C6アルキル
    基、C1−C6ハロアルキル基、C3−C8シクロアル
    キル基またはC3−C6アルケニル基を表わし、R11
    は水素原子、C1−C6アルキル基、C3−C8シクロ
    アルキル基またはC3−C6アルケニル基を表わし、R
    28とR29はそれぞれ独立してC1−C6アルキル
    基、C1−C6ハロアルキル基またはフェニル基を表わ
    し、R30は、水素原子、C1−C6アルキル基、C3
    −C6アルケニル基またはC3−C6アルキニル基を表
    わし、R31は水素原子、C1−C6アルキル基、C1
    −C6ハロアルキル基、C3−C6アルケニル基、C3
    −C6ハロアルケニル基、C3−C6アルキニル基、シ
    アノC1−C6アルキル基、C2−C8アルコキシアル
    キル基、C2−C8アルキルチオアルキル基、カルボキ
    シC1−C6アルキル基、(C1−C6アルコキシ)カ
    ルボニルC1−C6アルキル基、(C3−C8シクロア
    ルコキシ)カルボニルC1−C6アルキル基または
    {(C1−C4アルコキシ)C1−C4アルコキシ}カ
    ルボニルC1−C6アルキル基を表わし、R32は水素
    原子、C1−C6アルキル基、C3−C8シクロアルキ
    ル基またはC3−C6アルケニル基を表し、R10は水
    素原子、C1−C6アルキル基、C1−C6ハロアルキ
    ル基、C3−C8シクロアルキル基、ベンジル基、C3
    −C6アルケニル基、C3−C6ハロアルケニル基、C
    3−C6アルキニル基、C3−C6ハロアルキニル基、
    シアノC1−C6アルキル基、C1−C4アルコキシC
    1−C4アルキル基、C1−C4アルキルチオC1−C
    4アルキル基、カルボキシC1−C6アルキル基、(C
    1−C8アルコキシ)カルボニルC1−C6アルキル
    基、(C1−C6ハロアルコキシ)カルボニルC1−C
    6アルキル基、{(C1−C4アルコキシ)C1−C4
    アルコキシ}カルボニルC1−C6アルキル基、(C3
    −C8シクロアルコキシ)カルボニルC1−C6アルキ
    ル基、(C3−C8シクロアルキル)C1−C6アルコ
    キシカルボニルC1−C6アルキル基、−CHCOO
    N(R12)R13基、−CH(C1−C4アルキル)
    COON(R12)R13基、−CHCON
    (R12)R13基、−CH(C1−C4アルキル)C
    ON(R12)R13基(ここで、R12とR13は前
    記と同じ意味を表す。)、C2−C6アルケニルオキシ
    カルボニルC1−C6アルキル基、C3−C6ハロアル
    ケニルオキシカルボニルC1−C6アルキル基、C3−
    C6アルキニルオキシカルボニルC1−C6アルキル
    基、C3−C6ハロアルキニルオキシカルボニルC1−
    C6アルキル基、(C1−C6アルキルチオ)カルボニ
    ルC1−C6アルキル基、(C1−C6ハロアルキルチ
    オ)カルボニルC1−C6アルキル基、(C3−C6ア
    ルケニルチオ)カルボニルC1−C6アルキル基、(C
    3−C6ハロアルケニルチオ)カルボニルC1−C6ア
    ルキル基、(C3−C6アルキニルチオ)カルボニルC
    1−C6アルキル基、(C3−C6ハロアルキニルチ
    オ)カルボニルC1−C6アルキル基、(C3−C8シ
    クロアルキルチオ)カルボニルC1−C6アルキル基、
    (C3−C8シクロハロアルキルチオ)カルボニルC1
    −C6アルキル基、((C3−C8シクロアルキル)C
    1−C6アルキルチオ)カルボニルC1−C6アルキル
    基、ジ(C1−C6アルキル)C=NOカルボニルC1
    −C6アルキル基、(置換されていてもよいベンジルチ
    オ)カルボニルC1−C6アルキル基、(置換されてい
    てもよいフェニルチオ)カルボニルC1−C6アルキル
    基、ヒドロキシC2−C6アルコキシカルボニルC1−
    C6アルキル基、(C1−C6アルキル)カルボニルオ
    キシC2−C6アルコキシカルボニルC1−C6アルキ
    ル基、(C1−C6アルキル)カルボニルアミノC2−
    C6アルコキシカルボニルC1−C6アルキル基、
    {(C1−C6アルコキシ)カルボニルC1−C6アル
    キル}オキシカルボニルC1−C6アルキル基、ヒドロ
    キシC1−C6アルキル基、C1−C6アルコキシカル
    ボニル基、C1−C6ハロアルコキシカルボニル基、C
    3−C8シクロアルコキシカルボニル基、C3−C6ア
    ルケニルオキシカルボニル基、置換されていてもよいベ
    ンジルオキシカルボニル基、C1−C6アルキルカルボ
    ニル基、置換されていてもよいベンジルオキシカルボニ
    ルC1−C6アルキル基、置換されていてもよいフェノ
    キシカルボニルC1−C6アルキル基、置換されていて
    もよいフリルオキシカルボニルC1−C6アルキル基、
    置換されていてもよいフリルC1−C6アルキルオキシ
    カルボニルC1−C6アルキル基、置換されていてもよ
    いチエニルオキシカルボニルC1−C6アルキル基、置
    換されていてもよいチエニルC1−C6アルキルオキシ
    カルボニルC1−C6アルキル基、置換されていてもよ
    いピロリルオキシカルボニルC1−C6アルキル基、置
    換されていてもよいピロリルオキシC1−C6アルキル
    オキシカルボニルC1−C6アルキル基、置換されてい
    てもよいイミダゾイルオキシカルボニルC1−C6アル
    キル基、置換されていてもよいイミダゾイルC1−C6
    アルキルオキシカルボニルC1−C6アルキル基、置換
    されていてもよいピラゾイルオキシカルボニルC1−C
    6アルキル基、置換されていてもよいピラゾイルC1−
    C6アルキルオキシカルボニルC1−C6アルキル基、
    置換されていてもよいチアゾイルオキシカルボニルC1
    −C6アルキル基、置換されていてもよいチアゾイルC
    1−C6アルキルオキシカルボニルC1−C6アルキル
    基、置換されていてもよいオキサゾイルオキシカルボニ
    ルC1−C6アルキル基、置換されていてもよいオキサ
    ゾイルC1−C6アルキルオキシカルボニルC1−C6
    アルキル基、置換されていてもよいイソチアゾイルオキ
    シカルボニルC1−C6アルキル基、置換されていても
    よいイソチアゾイルC1−C6アルキルオキシカルボニ
    ルC1−C6アルキル基、置換されていてもよいイソキ
    サゾイルオキシカルボニルC1−C6アルキル基、置換
    されていてもよいイソキサゾイルC1−C6アルキルオ
    キシカルボニルC1−C6アルキル基、置換されていて
    もよいピリジルオキシカルボニルC1−C6アルキル
    基、置換されていてもよいピリジルC1−C6アルキル
    オキシカルボニルC1−C6アルキル基、置換されてい
    てもよいピラジニルオキシカルボニルC1−C6アルキ
    ル基、置換されていてもよいピラジニルC1−C6アル
    キルオキシカルボニルC1−C6アルキル基、置換され
    ていてもよいピリミジニルオキシカルボニルC1−C6
    アルキル基、置換されていてもよいピリミジニルC1−
    C6アルキルオキシカルボニルC1−C6アルキル基、
    置換されていてもよいピリダジニルオキシカルボニルC
    1−C6アルキル基、置換されていてもよいピリダジニ
    ルC1−C6アルキルオキシカルボニルC1−C6アル
    キル基、置換されていてもよいインドリジニルオキシカ
    ルボニルC1−C6アルキル基、置換されていてもよい
    インドリジニルC1−C6アルキルオキシカルボニルC
    1−C6アルキル基、置換されていてもよいインドリル
    オキシカルボニルC1−C6アルキル基、置換されてい
    てもよいインドリルC1−C6アルキルオキシカルボニ
    ルC1−C6アルキル基、置換されていてもよいインダ
    ゾリルオキシカルボニルC1−C6アルキル基、置換さ
    れていてもよいインダゾリルC1−C6アルキルオキシ
    カルボニルC1−C6アルキル基、置換されていてもよ
    いキノリルオキシカルボニルC1−C6アルキル基、置
    換されていてもよいキノリルC1−C6アルキルオキシ
    カルボニルC1−C6アルキル基、置換されていてもよ
    いイソキノリルオキシカルボニルC1−C6アルキル
    基、または置換されていてもよいイソキノリルC1−C
    6アルキルオキシカルボニルC1−C6アルキル基を表
    すか、一般式 化4 【化4】 {式中、R14は水素原子またはC1−C5アルキル基
    を表し、R15は水素原子、ヒドロキシル基または−O
    −COR16で表される基を表す。(ここで、R
    16は、C1−C6アルキル基、C1−C6ハロアルキ
    ル基、C3−C6アルケニル基、C3−C8シクロアル
    キル基、置換されていてもよいフェニル基、置換されて
    いてもよいベンジル基、またはC1−C6アルコキシ基
    を表す。)}で示される基を表すか、あるいは、一般式
    化5 【化5】 〈式中、R17は水素原子、ハロゲン原子またはC1−
    C6アルキル基を表し、R18はC3−C8シクロアル
    キル基、ベンジル基、炭素鎖にエポキシ基を有するC2
    −C10アルキル基、C3−C8シクロアルキルC1−
    C6アルキル基、C3−C8シクロアルキルC2−C6
    アルケニル基、カルボキシC2−C6アルケニル基、
    (C1−C8アルコキシ)カルボニルC2−C6アルケ
    ニル基、(C1−C8ハロアルコキシ)カルボニルC2
    −C6アルケニル基、{(C1−C4アルコキシ)C1
    −C4アルコキシ}カルボニルC2−C6アルケニル
    基、(C3−C8シクロアルコキシ)カルボニルC2−
    C6アルケニル基、同一の炭素原子がOR19およびO
    20で置換されたC1−C6アルキル基、同一の炭素
    原子がOR19およびOR20で置換されたC2−C6
    アルケニル基、同一の炭素原子がSR19およびSR
    20で置換されたC1−C6アルキル基または同一の炭
    素原子がSR19およびSR20で置換されたC2−C
    6アルケニル基を表す。(ここで、R19とR20はそ
    れぞれ独立してC1−C6アルキル基、C1−C6ハロ
    アルキル基を表すか、R19とR20とで、ハロゲン原
    子で置換されていてもよいエチレン、ハロゲン原子で置
    換されていてもよいトリメチレン、ハロゲン原子で置換
    されていてもよいテトラメチレン、ハロゲン原子で置換
    されていてもよいペンタメチレン、ハロゲン原子で置換
    されていてもよいエチレンオキシエチレンを表す。)〉
    を表し、R21はC1−C6アルキル基、C1−C6ハ
    ロアルキル基、C3−C8シクロアルキル基、C3−C
    6アルケニル基、C3−C6ハロアルケニル基、C3−
    C6アルキニル基、C3−C6ハロアルキニル基または
    ベンジル基を表し、R22は水素原子、C1−C6アル
    キル基、C1−C6ハロアルキル基、C3−C8シクロ
    アルキル基、ベンジル基、C3−C6アルケニル基、C
    3−C6ハロアルケニル基、C3−C6アルキニル基、
    C3−C6ハロアルキニル基、シアノC1−C6アルキ
    ル基、C1−C4アルコキシC1−C4アルキル基、C
    1−C4アルキルチオC1−C4アルキル基、カルボキ
    シC1−C6アルキル基、(C1−C8アルコキシ)カ
    ルボニルC1−C6アルキル基、(C1−C6ハロアル
    コキシ)カルボニルC1−C6アルキル基、{(C1−
    C4アルコキシ)C1−C4アルコキシ}カルボニルC
    1−C6アルキル基、(C3−C8シクロアルコキシ)
    カルボニルC1−C6アルキル基、(C1−C6アルキ
    ル)カルボニルC1−C6アルキル基、(C1−C6ハ
    ロアルキル)カルボニルC1−C6アルキル基、{(C
    1−C4アルコキシ)C1−C4アルキル}カルボニル
    C1−C6アルキル基、(C3−C8シクロアルキル)
    カルボニルC1−C6アルキル基、{(C1−C6アル
    コキシ)カルボニルC1−C6アルキル}オキシカルボ
    ニルC1−C6アルキル基、ヒドロキシC1−C6アル
    キル基、−CHCOON(R26)R27基、−CH
    (C1−C4アルキル)COON(R26)R27基、
    −CHCON(R26)R27基または−CH(C1
    −C4アルキル)CON(R26)R27基を表し、
    (ここで、R26とR27はそれぞれ独立して水素原
    子、C1−C6アルキル基、C1−C6ハロアルキル
    基、C3−C6アルケニル基、C3−C6アルキニル
    基、シアノC1−C6アルキル基、C1−C4アルコキ
    シC1−C4アルキル基、C1−C4アルキルチオC1
    −C4アルキル基、カルボキシC1−C6アルキル基、
    (C1−C6アルコキシ)カルボニルC1−C6アルキ
    ル基、(C3−C8シクロアルコキシ)カルボニルC1
    −C6アルキル基または、{(C1−C4アルコキシ)
    C1−C4アルキル}カルボニルC1−C6アルキルを
    表すか、あるいは、R26とR27とでテトラメチレ
    ン、ペンタメチレン、またはエチレンオキシエチレンを
    表す。)、R23およびR24は、それぞれ独立して、
    水素原子またはC1−C6アルキル基を表し、R25
    水素原子、C1−C6アルキル基、C1−C6ハロアル
    キル基、C3−C8シクロアルキル基またはC3−C6
    アルケニル基を表す。}}で示される何れかの基を表
    す。]で示されるピリミジノン誘導体。
  2. 【請求項2】上記一般式 化1に於いて、QがQ−1で
    ある請求項1記載のピリミジノン誘導体。
  3. 【請求項3】上記一般式 化1に於いて、QがQ−2で
    ある請求項1記載のピリミジノン誘導体。
  4. 【請求項4】上記一般式 化1に於いて、QがQ−3で
    ある請求項1記載のピリミジノン誘導体。
  5. 【請求項5】上記一般式 化1に於いて、QがQ−4で
    ある請求項1記載のピリミジノン誘導体。
  6. 【請求項6】上記一般式 化1に於いて、QがQ−5で
    ある請求項1記載のピリミジノン誘導体。
  7. 【請求項7】上記一般式 化1に於いて、Rが窒素原
    子である請求項1、2、3、4、5または6記載のピリ
    ミジノン誘導体。
  8. 【請求項8】上記一般式 化1に於いて、RがCH基
    である請求項1、2、3、4、5または6記載のピリミ
    ジノン誘導体。
  9. 【請求項9】上記一般式 化1に於いて、GがG−1で
    ある請求項1、2、3、4、5、6、7または8記載の
    ピリミジノン誘導体。
  10. 【請求項10】上記一般式 化1に於いて、GがG−3
    である請求項1、2、3、4、5、6、7または8記載
    のピリミジノン誘導体。
  11. 【請求項11】上記一般式 化1に於いて、Rがトリ
    フルオロメチル基である請求項1、2、3、4、5、
    6、7、8、9または10記載のピリミジノン誘導体。
  12. 【請求項12】上記一般式 化1に於いて、Rがクロ
    ロジフルオロメチル基である請求項1、2、3、4、
    5、6、7、8、9または10記載のピリミジノン誘導
    体。
  13. 【請求項13】請求項1〜12記載のピリミジノン誘導
    体を有効成分として含有することを特徴とする除草剤。
JP27672298A 1997-09-05 1998-08-20 ピリミジノン誘導体 Pending JPH11217384A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27672298A JPH11217384A (ja) 1997-09-05 1998-08-20 ピリミジノン誘導体

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24157397 1997-09-05
JP9-241573 1997-09-05
JP37004397 1997-11-28
JP9-370043 1997-11-28
JP27672298A JPH11217384A (ja) 1997-09-05 1998-08-20 ピリミジノン誘導体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11217384A true JPH11217384A (ja) 1999-08-10

Family

ID=27332961

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27672298A Pending JPH11217384A (ja) 1997-09-05 1998-08-20 ピリミジノン誘導体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11217384A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4600620B2 (ja) * 1998-11-12 2010-12-15 公益財団法人相模中央化学研究所 2−アニリノ−4(3h)−ピリミジノン誘導体及び製造中間体、それらの製造方法、並びにそれらを有効成分とする有害生物防除剤

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4600620B2 (ja) * 1998-11-12 2010-12-15 公益財団法人相模中央化学研究所 2−アニリノ−4(3h)−ピリミジノン誘導体及び製造中間体、それらの製造方法、並びにそれらを有効成分とする有害生物防除剤

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2300107T3 (es) Derivados de piridazin-3-ona, su utilizacion e intermediarios para su produccion.
US6333413B1 (en) Production of pyridazine herbicides
JPH01305088A (ja) トリアゾロアジン
SK34398A3 (en) Pyrazin-2-one derivative, method for inhibiting undesirable weeds and use of derivatives
JPH11217384A (ja) ピリミジノン誘導体
US6410484B1 (en) 6-Hydroxy-5,6-dihydrouracil compound and herbicidal composition containing thereof
EP0902029A1 (en) Pyrimidinone derivatives and herbicides containing them
JP3959759B2 (ja) ピリダジン−3−オン誘導体、その用途およびその製造中間体
US6187920B1 (en) Pyridazinone derivatives
JPH0776577A (ja) ジフェニルトリアゾール誘導体及び殺虫、殺ダニ剤
KR19990036324A (ko) 피리미딘-4-온 유도체, 제초제로서의 그의 용도, 그의 제조용중간체, 및 이들 화합물의 제조 방법
JP2762505B2 (ja) 縮合ヘテロ環誘導体、その製法及び除草剤
JPH09132569A (ja) 3−(3−アリールオキシフエニル)−1−(置換メチル)−s−トリアジン−2,4,6−オキソまたはチオトリオン除草剤
JP2001270867A (ja) フェニルピリダジン化合物
US6114286A (en) Pyrimidinone derivatives
JP4639459B2 (ja) 6−ヒドロキシ−5,6−ジヒドロウラシル化合物
JPH10291983A (ja) ピリダジン−3−オン誘導体およびその用途
AU702840C (en) Pyridazin-3-one derivatives, their use, and intermediates for their production
JP2001348376A (ja) ウラシル化合物およびその用途
EP0860435A1 (en) Pyridazin-3-one derivatives and their use
JP2001106675A (ja) 4−置換フェニル−5−ハロピリミジン誘導体及びこれを有効成分とする除草剤
JPH0776579A (ja) 置換されたトリアゾリノン
JPH09301957A (ja) ピリミジン−4−オン誘導体、その用途、その製造中間体およびその製造中間体の製造法
JP2003212859A (ja) 置換フェニルヘテロ環類及びこれを有効成分とする除草剤
JP2001002658A (ja) ピリダジノン化合物およびその用途