JPH09132569A - 3−(3−アリールオキシフエニル)−1−(置換メチル)−s−トリアジン−2,4,6−オキソまたはチオトリオン除草剤 - Google Patents

3−(3−アリールオキシフエニル)−1−(置換メチル)−s−トリアジン−2,4,6−オキソまたはチオトリオン除草剤

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JPH09132569A
JPH09132569A JP8154730A JP15473096A JPH09132569A JP H09132569 A JPH09132569 A JP H09132569A JP 8154730 A JP8154730 A JP 8154730A JP 15473096 A JP15473096 A JP 15473096A JP H09132569 A JPH09132569 A JP H09132569A
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triazine
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Jr Alvin D Crews
アルビン・ドナルド・クルーズ・ジユニア
Philip Mark Harrington
フイリツプ・マーク・ハリントン
Gary M Karp
ゲイリイ・ミツチエル・カープ
Simon D Gill
サイモン・デビツド・ギル
Petra Dieterich
ペトラ・デイーテリヒ
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 望まれない植物種を防除するのに有効な化合
物並びにその使用法を提供する。 【解決手段】 下記式(I) [式中、Arは下記式の基 MはCXまたは窒素、X、X、X、X、X
よびYは水素、ハロゲン、ニトロなど、Rはアルキ
ル、Yは水素又はハロゲン、A、AおよびAは酸素
又は硫黄、Rは水素、アルキル、アルコキシアルキルな
ど、RおよびRは水素、アルキルなど、Rは水素
又はアルキル、nは0、1又は2の整数、VはC(O)
、C(W)Rなど、RはOHなど、Wは酸素な
ど、Rは水素又はアルキルを示す〕を有する3−(3
−アリールオキシフェニル)−1−(置換メチル)−
−トリアジン−2,4,6−オキソまたはチオトリオン
化合物並びにその使用法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は除草剤として有効で
ある3−(3−アリールオキシフェニル)−1−(置換
メチル)−−トリアジン−2,4,6−オキソまたは
チオトリオン化合物に関する。さらに、本発明はこれら
の化合物を含有する組成物並びにこれらの化合物および
組成物を使用する方法に関する。
【0002】
【従来技術】雑草は作物の収穫量を減少させ、作物の品
質を低下させて、地球規模の巨大な経済的損失をもたら
す。合衆国だけでも、農業作物は数百種類の雑草種と競
合しなければならない。
【0003】現在利用できる市販の除草剤があるにもか
からわず、雑草による作物の損害は今なお発生してい
る。従って、新規でかつさらに有効な除草剤を創造する
研究が進められている。
【0004】米国特許第4,512,797号明細書に
は、ある種の除草性1,3,5−トリアジノン化合物が
記載されている。しかし、この特許は本発明の化合物を
開示していないし、また発芽前雑草処理/移植後イネ処
理の施用を全く開示していない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】それ故、本発明の目的
は、望まれない植物種を防除するのに高度に有効である
化合物を提供することである。また、望まれない植物種
を防除する方法を提供することも本発明の目的である。
【0006】移植されたイネの存在下で望まれない植物
の種を防除する方法を提供することが本発明の特徴であ
る。
【0007】本発明のこれらおよび他の目的並びに特徴
は下記の詳細な説明からさらに明らかになる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明には、除草剤とし
て有用である3−(3−アリールオキシフェニル)−1
−(置換メチル)−−トリアジン−2,4,6−オキ
ソまたはチオトリオン化合物が記載される。
【0009】本発明の3−(3−アリールオキシフェニ
ル)−1−(置換メチル)−−トリアジン−2,4,
6−オキソまたはチオトリオン化合物は、構造式I
【0010】
【化31】
【0011】[式中、Arは
【0012】
【化32】
【0013】であり;MはCXまたは窒素であり;
X、X、X、X、XおよびYは各々独立して
水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C−Cアルキ
ル、C−Cハロアルキル、C−Cアルコキシ、
−CハロアルコキシまたはS(O)であ
り;mは0、1または2の整数であり;RはC−C
アルキルまたはC−Cアロアルキルであり;R
はC−Cアルキルであり;Yは水素またはハロゲン
であり;A、AおよびAは各々独立して酸素または
硫黄であり;Rは水素、C−Cアルキル、C−C
アルコキシアルキル、C−Cアルキルカルボニル
アルキル、C−Cハロアルキルカルボニルアルキ
ル、C−Cアルコキシカルボニルアルキル、C
ハロアルコキシカルボニルアルキル、C−C
ルケニル、C−Cアルキニル、アルカリ金属または
場合により1〜3個のハロゲン、C−Cアルキル、
−CアルコキシもしくはC−Cハロアルコキ
シ基で置換されたフェニルであり;Rは水素、C
アルキルまたは場合により1〜3個のハロゲン、C
−Cアルキル、C−CアルコキシもしくはC
−Cハロアルコキシ基で置換されたフェニルであり、
そしてRと一緒になった場合、Rは構造式:−
(CH−(式中、pは2、3、4または5の整数
である)を表すことができ、そしてnが0の場合、R
はR10と一緒になって、R10が構造式:−(C
−(式中、qは2または3の整数である)によ
って示される環を形成することができ;Rは水素また
はC−Cアルキルであり、そしてRと一緒になっ
た場合、Rは構造式:−(CH−(式中、
pは2、3、4または5の整数である)を表すことがで
き;Rは水素またはC−Cアルキルであり;nは
0、1または2の整数であり;VはC(O)R、C
(W)R、CHOC(O)RまたはCH(O
であり;RはOH、OR10、SR10また
はNR1112であり;Wは酸素、NOR11、NC
OR11またはNNHCONHであり;RおよびR
は各々独立して水素またはC−Cアルキルであ
り;RはC−Cアルキルであり;R10は、場合
によりC−Cアルコキシ、C−Cアルキルチ
オ、C−Cアルコキシカルボニルアルキル、ハロゲ
ン、ヒドロキシ、C−Cシクロアルキル、テトラヒ
ドロフリル、フリル、または場合により1つ以上のハロ
ゲン、シアノ、ニトロ、C−Cアルキル、C−C
ハロアルキル、C−CアルコキシもしくはC
ハロアルコキシ基で置換されたフェニルで、置換さ
れたC−Cアルキル、場合によりC−Cアルコ
キシ、C−Cシクロアルキル、または場合により1
つ以上のハロゲン、シアノ、ニトロ、C−Cアルキ
ル、C−Cハロアルキル、C−Cアルコキシま
たはでC−Cハロアルコキシ基で置換されたフェニ
ルで、置換されたC−Cアルケニル、場合によりC
−Cアルコキシもしくはハロゲンで置換されたC
−Cアルキニル、C−Cシクロアルキル、N=C
(R)、或いはアルカル金属、アルカリ土金属、
マンガン、銅、亜鉛、コバルト、銀、ニッケル、アンモ
ニウムまたは有機アンモニウムカチオンであり、そして
nが0の場合、R10はRと一緒になって、R10
が構造式:−(CH−(式中、qは2または3
の整数である)によって示される環を形成することがで
き;並びにR11およびR12は各々独立して水素、C
−Cアルキル、C−Cアルコキシカルボニルア
ルキル、場合により1つ以上のハロゲン、シアノ、ニト
ロ、C−Cアルキル、C−Cハロアルキル、C
−CアルコキシもしくはC−Cハロアルコキシ
基で置換されたベンジル、または場合により1つ以上の
ハロゲン、シアノ、ニトロ、C−Cアルキル、C
−Cハロアルキル、C−CアルコキシもしくはC
−Cハロアルコキシ基で置換されたフェニルであ
る]を有する。
【0014】本発明はまた、これらの化合物を含有する
組成物並びにこれらの化合物および組成物を使用する方
法に関する。有利的には、本発明の化合物およびそれら
を含有する組成物は望まれない植物種を防除するのに有
用であることが今回見出された。本発明の化合物は、作
物植物の存在下で、望まれない植物種を選択的防除する
のに特に有用である。
【0015】発明の詳細な説明 本発明は、望まれない植物の葉茎に或いは種子もしくは
他の繁殖器官を含む土壌または水に、式I、3−(3−
アリールオキシフェニル)−1−(置換メチル)−
トリアジン−2,4,6−オキソまたはチオトリオン化
合物の除草剤的有効量を施用することを含んでなる、望
まれない植物種を防除する方法を提供する。
【0016】本発明はまた、イネが移植された後、望ま
れない植物の種の種子もしくは他の繁殖器官を含む土壌
または水に、式I、3−(3−アリールオキシフェニ
ル)−1−(置換メチル)−−トリアジン−2,4,
6−オキソまたはチオトリオン化合物の除草剤的有効量
を施用することを含んでなる、移植されたイネの中の望
まれない植物種を防除する方法も提供する。
【0017】本発明の3−(3−アリールオキシフェニ
ル)−1−(置換メチル)−−トリアジン−2,4,
6−オキソまたはチオトリオン化合物は、構造式I
【0018】
【化33】
【0019】(式中、Ar,Y、Y、A、A
、R、R、R、R、nおよびVは上記の通り
である)を有する。
【0020】本発明の好適な式Iの化合物は、[式中、
Arは
【0021】
【化34】
【0022】であり;MはCXまたは窒素であり;X
は水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C−Cアルキ
ルまたはC−Cハロアルキルであり;Xは水素、
ハロゲン、ニトロまたはC−Cアルキルであり;X
は水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C−Cハロ
アルキルまたはS(O)であり;mは0または1
の整数であり;RおよびRは各々独立してC−C
アルキルであり;Xは水素、ハロゲンまたはC
アルコキシであり;Xは水素またはハロゲンであ
り;Yは水素またはフッ素であり;Yは水素、ハロゲ
ン、ニトロまたはシアノであり;A、AおよびA
酸素であり;Rは水素、C−Cアルキル、C−C
アルコキシメチル、(C−Cアルコキシ)カルボ
ニルメチル、アリルまたはプロパルギルであり;R
水素またはC−Cアルキルであり、そしてnが0で
ある場合、RはR10と一緒になって、R10
構造式:−(CH−によって示される環を形成す
ることができ;RおよびRは水素であり;nは0、
1または2の整数であり;VはC(O)Rであり;R
はOH、OR10またはNR1112であり;R
10は、場合によりハロゲンで置換されたC−C
ルキルもしくは2−テトラヒドロフリル、またはアルカ
ル金属、アンモニウムもしくは有機アンモニウムカチオ
ンであり、そしてnが0の場合、R10はRと一緒に
なって、R10が構造式:−(CH−によっ
て示される環を形成することができ;並びにR11およ
びR12は各々独立して水素、C−Cアルキルまた
はC−Cアルコキシカルボニルメチルである]化合
物である。
【0023】本発明のさらに好適な除草剤は、構造式I
【0024】
【化35】
【0025】[式中、MはCXまたは窒素であり;X
は水素であり;XはハロゲンまたはC−Cハロア
ルキルであり;Xは水素またはハロゲンであり;Y
はハロゲン、ニトロまたはシアノであり;Rは水素、C
−Cアルキル、C−Cアルコキシメチル、(C
−Cアルコキシ)カルボニルメチルまたはアリルで
あり;Rは水素またはC−Cアルキルであり;R
はOHまたはOR10であり;そしてR10はC
アルキルまたはアルカリ金属、アンモニウムもしく
は有機アンモニウムカチオンである]を有する化合物で
ある。
【0026】望まれない植物種の防除に特に有用である
本発明の化合物は、構造式II(式中、MはCXまた
は窒素であり;Xは塩素であり;Xは塩素またはCF
であり;Xはハロゲンまたはフッ素であり;Y
フッ素、塩素、臭素、ニトロまたはシアノであり;Rは
水素、C−Cアルキル、(C−Cアルコキシ)
カルボニルメチルまたはアリルであり;Rは水素また
はC−Cアルキルであり;RはOR10であり;
そしてR10はC−Cアルキルである)を有する化
合物である。
【0027】特に有効な除草剤である、本発明の3−
(3−アリールオキシフェニル)−1−(置換メチル)
−トリアジン−2,4,6−トリオン化合物とし
て、数ある中で、メチル=3−{2−ブロモ−5−
[(2−クロロ−α,α,α,6−テトラフルオロ−p
−トリル)オキシ]フェニル}テトラヒドロ−5−メチ
ル−2,4,6−トリオキソ−−トリアジン−1(2
H)−アセテート;メチル=3−{5−[(2−クロロ
−α,α,α,6−テトラフルオロ−p−トリル)−オ
キシ]−2−フルオロフェニル}テトラヒドロ−5−メ
チル−2,4,6−トリオキソ−−トリアジン−1
(2H)−アセテート;メチル=3−{[2−クロロ−
5−(2−クロロ−α,α,α−トリフルオロ−p−ト
リル)オキシ]フェニル}テトラヒドロ−5−メチル−
2,4,6−トリオキソ−−トリアジン−1(2H)
−アセテート;ジメチル=5−[5−(2,4−ジクロ
ロフェノキシ)−2−ニトロフェニル]−ジヒドロ−
2,4,6−トリオキソ−−トリアジン−1,3(2
H,4H)−ジアセテート;メチル=3−{5−[(2
−クロロ−α,α,α,6−テトラフルオロ−p−トリ
ル)オキシ]−2−ニトロフェニル}テトラヒドロ−5
−メチル−2,4,6−トリオキソ−−トリアジン−
1(2H)−アセテート;メチル=3−{5−[(2−
クロロ−α,α,α−トリフルオロ−p−トリル)オキ
シ]−2−ニトロフェニル}テトラヒドロ−5−メチル
−2,4,6−トリオキソ−−トリアジン−1(2
H)−アセテート;メチル=3−{2−ブロモ−5−
[(2−クロロ−α,α,α,6−テトラフルオロ−p
−トリル)オキシ]フェニル}テトラヒドロ−α,5−
ジメチル−2,4,6−トリオキソ−−トリアジン−
1(2H)−アセテート;エチル=3−{5−[(2−
クロロ−α,α,α−トリフルオロ−p−トリル)オキ
シ]−2−ニトロフェニル}テトラヒドロ−2,4,6
−トリオキソ−−トリアジン−1(2H)−アセテー
ト;エチル=3−{5−[(2−クロロ−α,α,α,
6−テトラフルオロ−p−トリル)オキシ]−2−シア
ノフェニル}テトラヒドロ−5−メチル−2,4,6−
トリオキソ−−トリアジン−1(2H)−アセテー
ト;メチル=3−[5−(2,4−ジクロロフェノキ
シ)−2−ニトロフェニル]−テトラヒドロ−5−メチ
ル−2,4,6−トリオキソ−−トリアジン−1(2
H)−アセテート;メチル=3−{5−[(2−クロロ
−α,α,α−トリフルオロ−p−トリル)オキシ]−
2−ニトロフェニル}テトラヒドロ−2,4,6−トリ
オキソ−−トリアジン−1(2H)−アセテート;エ
チル=3−アリル−5−{5−[(2−クロロ−α,
α,α−トリフルオロ−p−トリル)オキシ]−2−ニ
トロフェニル}テトラヒドロ−2,4,6−トリオキソ
−トリアジン−1(2H)−アセテート;および
ert−ブチル=3−{5−[(2−クロロ−α,α,
α,6−テトラフルオロ−p−トリル)オキシ]−2−
ニトロフェニル}テトラヒドロ−5−メチル−2,4,
6−トリオキソ−−トリアジン−1(2H)−アセテ
ートが挙げられる。
【0028】上記のハロゲンの適例はフッ素、塩素、臭
素およびヨウ素である。明細書中に使用されている用語
−CハロアルキルおよびC−Cハロアルコキ
シはそれぞれ1個以上のハロゲン原子で置換されたC
−Cアルキル基またはC−Cアルコキシ基を表
す。上記の式Iにおいて、アルカリ金属としてナトリウ
ム、カリウムおよびリチウムが挙げられる。式Iのアル
カリ土類金属としてマグネシウムおよびカルシウムが挙
げられる。さらに、用語有機アンモニウムは、各々が1
〜16個の炭素原子を含有する1〜4個の脂肪族基に結
合している正電荷の窒素原子からなる基として定義され
る。
【0029】有利的には、本発明のある種の化合物が、
重要な農業作物の存在下で望まれない植物種を選択的に
防除するのに特に有用であることが今回見出された。
【0030】式I(式中、A、AおよびAは酸素で
あり、VはCO10である)で示される化合物は、
式IIIで示される3−アリール−オキシ安息香酸をチ
オニルクロリドと反応させて、式IVで示される3−ア
リールオキシベンゾイルクロリド化合物を生成するこ
と、式IV化合物を水酸化アンモニウムと反応させて、
式Vで示される3−アリールオキシベンズアミド化合物
を生成すること、式V化合物を次亜塩素酸ナトリウムお
よび水酸化ナトリウムと反応させて、式VIで示される
中間体イソシアネート化合物を生成すること、式VI化
合物を式VIIで示されるアミンと反応させて、式VI
IIで示される1−(3−アリールオキシフェニル)−
3−置換メチル尿素を生成すること、並びに式VIII
化合物をN−(クロロカルボニル)イソシアネートと環
化させて、所望の式I化合物を生成すること、および場
合により式I化合物(式中、Rは水素である)を式IX
で示されるアルキル化剤および塩基でアルキル化するこ
とによって製造することができる。反応の概要をフロー
ダイアグラム1に示す。
【0031】
【化36】
【0032】
【化37】
【0033】
【化38】
【0034】別法として、式I(式中、A、Aおよび
は酸素であり、VはCO10であり、Rは水素
またはアルカリ金属以外のものである)で示される化合
物は、式VIイソシアネートを式Xで示されるアミンと
反応させて、式XIで示される尿素化合物を生成するこ
と、式XI化合物をN−(クロロカルボニル)イソシア
ネートと環化させて、式XIIで示される1−(3−ア
リールオキシフェニル)−−トリアジン−2,4,6
−(1H,3H,5H)−トリオン化合物を生成するこ
と、並びに式XII化合物を式XIIIで示されるアル
キル化剤および塩基でアルキル化して、所望の式I化合
物を生成することによって製造することができる。上記
の反応をフローダイアグラム2に示す。
【0035】
【化39】
【0036】
【化40】
【0037】式I化合物(式中、A、AおよびA
酸素であり、VはCO10である)で示される化合
物は、式XIVで示される3−フルオロ安息香酸をチオ
ニルクロリドと反応させて、式XVで示される3−フル
オロベンゾイルクロリド化合物を生成すること、式XV
化合物をアジ化ナトリウムと反応させて、式XVIで示
される3−フルオロベンゾイルアジ化物化合物を生成す
ること、式XVI化合物を加熱して、式XVIIで示さ
れる中間体イソシアネート化合物を生成すること、イソ
シアネート化合物を式VIIで示されるアミンと反応さ
せて、式XVIIIで示される1−(3−フルオロフェ
ニル)−3−(置換メチル)尿素を生成すること、式X
VIII化合物をN−(クロロカルボニル)イソシアネ
ートと環化させて、式XIXで示される1−(3−フル
オロフェニル)−3−(置換メチル)−−トリアジン
−2,4,6−トリオン化合物を生成すること、並びに
式XIX化合物を式XXで示されるアルコールおよび塩
基と反応させて、所望の式I化合物を生成すること、お
よび場合により式I化合物を式IXで示されるアルキル
化剤および塩基でアルキル化することによって製造する
ことができる。上記の反応をフローダイアグラム3に示
す。
【0038】
【化41】
【0039】
【化42】
【0040】
【化43】
【0041】別法として、式I(式中、A、Aおよび
は酸素であり、VはCO10であり、Rは水素
またはアルカリ金属以外のものである)で示される化合
物は、式XXIで示される尿素をN−(クロロカルボニ
ル)イソシアネートと環化して、式XXIIで示される
1−(3−メトキシフェニル)−−トリアジン−2,
4,6−トリオン化合物を生成すること、式XXII化
合物を三臭化ホウ素のようなルュイス酸またはプロトン
性酸と反応させて、式XXIIIで示される1−(3−
ヒドロキシフェニル)−−トリアジン−2,4,6−
トリオン化合物を生成すること、式XXIII化合物を
式XXIVで示されるフルオロアリール化合物および塩
基と反応させて、式XXVで示される1−(3−アリー
ルフェニル)−−トリアジン−2,4,6−トリオン
化合物を生成すること、並びに式XXV化合物を式XI
IIで示されるアルキル化剤および塩基でアルキル化し
て、所望の式I化合物を生成することによって製造する
ことができる。上記の反応をフローダイアグラム4に示
す。
【0042】
【化44】
【0043】
【化45】
【0044】
【化46】
【0045】式I(式中、A、AおよびAは酸素で
あり、VはCO10であり、Rは水素またはアルカ
リ金属以外のものである)で示される化合物は、式XX
VIで示される尿素をN−(クロロカルボニル)イソシ
アネートと環化させて、式XXVIIで示される1−
(3−メトキシフェニル)−3−(置換メチル)−
トリアジン−2,4,6−トリオン化合物を生成するこ
と、式XXVII化合物を式IXで示されるアルキル化
剤および塩基と反応させて、式XXVIIIで示される
1−(3−メトキシフェニル)−3−(置換メチル)−
5−置換−−トリアジン−2,4,6−トリオン化合
物を生成すること、式XXVIII化合物を三臭化ホウ
素のようなルュイス酸またはプロトン性酸と反応させ
て、式XXIXで示される1−(3−ヒドロキシフェニ
ル)−3−(置換メチル)−5−置換−−トリアジン
−2,4,6−トリオン化合物を生成すること、並びに
式XXIX化合物を式XXIVで示されるフルオロアリ
ール化合物および塩基と反応させて、所望の式I化合物
を生成することによって製造することができる。反応を
フローダイアグラム5に示す。
【0046】
【化47】
【0047】
【化48】
【0048】式I(式中、A、およびAは酸素であ
り、Aは硫黄であり、VはCO10である)で示
される化合物は、式XXXで示される3−(アリールオ
キシ)ニトロベンゼンを還元して、式XXXIで示され
る3−(アリールオキシ)アミノベンゼン化合物を生成
すること、式XXXI化合物を式XXXIIで示される
イソシアネートと反応させて、式VIIIで示される1
−(3−アリールオキシフェニル)−3−(置換メチ
ル)尿素化合物を生成すること、式VIII化合物を式
XXXIIIで示されるイソチオシアネートと反応させ
て、式XXXIVで示される中間体化合物を生成するこ
と、並びに式XXXIV化合物を塩基と環化させて、所
望の式I化合物を生成すること、および場合により式I
化合物(Rは水素である)を式IXで示されるアルキル
化剤および塩基でアルキル化することによって製造する
ことができる。反応をフローダイアグラム6に示す。
【0049】
【化49】
【0050】
【化50】
【0051】別法として、式I(式中、A、およびA
は酸素であり、Aは硫黄であり、VはCO10
ある)で示される化合物は、式XXXI化合物を式XX
XVで示されるイソシアネートと反応させて、式XIで
示される尿素を生成すること、式XI化合物を式XXX
IIIで示されるイソチオシアネートと反応させて、式
XXXVIで示される中間体化合物を生成すること、式
XXXVI化合物を塩基と環化させて、式XXXVII
で示される1−(3−アリールオキシフェニル)−
トリアジン−4−チオン化合物を生成すること、並びに
式XXXVII化合物を式XIIIで示されるアルキル
化剤および塩基でアルキル化して、所望の式I化合物を
生成することによって製造することができる。反応の概
要を以下のフローダイアグラム7に示す。
【0052】
【化51】
【0053】
【化52】
【0054】式I(式中、AおよびAは酸素であり、
は硫黄であり、VはCO10である)で示され
る化合物は、式XXXIで示される化合物を式XXXV
IIIで示されるイソチオシアネートと反応させて、式
XXXIXで示されるチオ尿素を生成すること、並びに
式XXXIX化合物をN−(クロロカルボニル)イソシ
アネートと環化させて、所望の式I化合物を生成するこ
と、および場合により式I化合物(Rは水素である)を
式IXで示されるアルキル化剤および塩基でアルキル化
することによって製造することができる。反応をフロー
ダイアグラム8に示す。
【0055】
【化53】
【0056】
【化54】
【0057】式I(式中、Aは硫黄であり、Aおよび
は酸素であり、VはCO10である)で示され
る化合物は、式XXXIで示される化合物を式XLで示
されるイソチオシアネートと反応させて、式XLIで示
されるチオ尿素を生成すること、式XLI化合物をN−
(クロロカルボニル)イソシアネートと環化させて、式
XLIIで示される1−(3−アリールオキシフェニ
ル)−−トリアジン−4,6−ジオキソ−2−チオン
化合物を生成すること、並びに式XLII化合物を式X
IIIで示されるアルキル化剤および塩基でアルキル化
して、所望の式I化合物を生成することによって製造す
ることができる。反応の概要をフローダイアグラム9に
示す。
【0058】
【化55】
【0059】
【化56】
【0060】式I(式中、AおよびAは硫黄であ
り、Aは酸素または硫黄であり、VはCO10であ
る)で示される化合物は、式XXXIXで示される化合
物を式XLで示されるイソチオシアネートと反応させ
て、式XLIIIで示される中間体化合物を生成するこ
と、並びに式XLIII化合物をホスゲンまたはチオホ
スゲンと環化させて、所望の式I化合物を生成すること
によって製造することができる。反応を以下のフローダ
イアグラム10に示す。
【0061】
【化57】
【0062】
【化58】
【0063】式I(式中、AおよびAは硫黄であり、
は酸素または硫黄であり、VはCO10であ
る)で示される化合物は、式XLIで示される化合物を
式XXXVIIIで示されるイソチオシアネートと反応
させて、式XLIVで示される中間体化合物を生成する
こと、並びに式XLIV化合物をホスゲンまたはチオホ
スゲンと環化させて、所望の式I化合物を生成すること
によって製造することができる。反応を以下のフローダ
イアグラム11に示す。
【0064】
【化59】
【0065】式I(式中、AおよびAは硫黄であり、
は酸素であり、VはCO10である)で示され
る化合物は、式XXXIXで示される化合物を式XXX
Vで示されるイソシアネートと反応させて、式XLVで
示される中間体化合物を生成すること、並びに式XLV
化合物をチオホスゲンと環化させて、所望の式I化合物
を生成することによって製造することができる。反応を
以下のフローダイアグラム12に示す。
【0066】
【化60】
【0067】別法として、式I(式中、AおよびA
硫黄であり、Aは酸素であり、VはCO10であ
る)で示される化合物は、式XLIで示される化合物を
式XXXIIで示されるイソシアネートと反応させて、
式XLVIで示される中間体化合物を生成すること、並
びに式XLVI化合物をチオホスゲンと環化させて、所
望の式I化合物を生成することによって製造することが
できる。反応を以下のフローダイアグラム13に示す。
【0068】
【化61】
【0069】
【化62】
【0070】式I(RはNR1112である)で示
される化合物は、式XLVIIで示される適切なエステ
ルをトリフルオロ酢酸の存在下で加水分解することのよ
うな標準操作法を使用すること、得られた酸をチオニル
クロリドと反応させて、式XLVIIIで示される酸ク
ロリドを得ること、および式XLVIII酸クロリドを
式XLIXで示されるアミンと場合により塩基の存在下
で反応させて、所望の生成物を得ることによって製造す
ることができる。反応をフローダイアグラム14に示
す。
【0071】
【化63】
【0072】
【化64】
【0073】式XLVIIIの酸クロリドを使用して、
式I化合物(VはC(O)Rである)は以下のフロー
ダイアグラム15に示すように製造することができる。
【0074】
【化65】
【0075】式I化合物(RはSR10である)は式
XLVIIIの酸クロリドを式Lで示されるチオールと
反応させることによって製造することができる。反応を
以下のフローダイアグラム16に示す。
【0076】
【化66】
【0077】式I化合物(VはCHOC(O)R
ある)は、式LIで示される化合物を還元して、式LI
Iで示されるアルコールを生成すること、および式LI
Iの化合物を式LIIIで示される酸ハリドと塩基の存
在下で反応させることによって製造することができる。
反応を以下のフローダイアグラム17に示す。
【0078】
【化67】
【0079】式I化合物(VはCHOまたはCH(OR
である)は、式LIの化合物を還元して、式LI
Vで示されるアルデヒドを生成すること、および式LI
Vのアルドヒドを式LVで示されるアルコールと酸の存
在下で反応させることによって製造することができる。
反応をフローダイアグラム18に示す。
【0080】
【化68】
【0081】式I(VはHC=NOR11である)で示
される化合物は式LIVのアルデヒドを式LVIで示さ
れるアミンと反応させることによって製造することがで
きる。反応をフローダイアグラム19に示す。
【0082】
【化69】
【0083】同様に、式I(VはHC=NOR11また
はHC=NNHCONHである)で示される化合物
は、式LIVのアルデヒドを式LVIIで示されるアミ
ンまたは式LVIIIで示されるセミカルバジドと反応
させることによって製造することができる。反応をフロ
ーダイアグラム20に示す。
【0084】
【化70】
【0085】式I化合物(R10はアルカリ金属、アル
カリ土類金属、マンガン、銅、亜鉛、コバルト、銀、ニ
ッケル、アンモニウムまたは有機アンモニウムカチオン
であり、および/またはRはアルカリ金属である)は、
当業者に知られている通常の方法によって式I化合物
(RはOHであり、および/またはRは水素である)
から製造することができる。
【0086】式XXIおよび式XXVIの出発化合物は
以下のフローダイアグラム21に示すように製造するこ
とができる。
【0087】
【化71】
【0088】
【化72】
【0089】式XXIの出発化合物(Yは水素であり、
でシアノある)は以下のフローダイアグラム22に
示すように製造することができる。
【0090】
【化73】
【0091】
【化74】
【0092】フローダイアグラム6に記載された式XX
XIで示される化合物もフローダイアグラム23に示す
ように製造することができる。
【0093】
【化75】
【0094】
【化76】
【0095】本発明はまた式Iの化合物の製造に有用で
ある中間体化合物に関する。中間体化合物は構造式LI
X、LXおよびLXI
【0096】
【化77】
【0097】(式中、Tはフッ素、OHまたはOCH
であり;TはOHまたはOCHであり;Tはフッ
素、OCH
【0098】
【化78】
【0099】であり;MはCXまたは窒素であり;
X、X、X、X、XおよびYは各々独立して
水素、ハロゲン、ニトロ、シアノまたはC−Cハロ
アルキルであり;Yは水素またはハロゲンであり;R
はC−Cアルキルであり;Rは水素、C−C
ルキル、C−Cアルコキシアルキル、C−C12
アルキルカルボニルアルキル、C−C12ハロアルキ
ルカルボニルアルキル;C−C12アルコキシカルボ
ニルアルキル、C−C12ハロアルコキシカルボニル
アルキル、C−CアルケニルまたはC−Cアル
キニルであり;R、RおよびRは各々独立して水
素またはC−Cアルキルであり;nは0、1または
2の整数であり;R10はC−Cアルキルである)
を有する。
【0100】本発明はまた構造式LXI
【0101】
【化79】
【0102】(式中、Arは
【0103】
【化80】
【0104】であり;MはCXまたは窒素であり;
X、X、X、X、XおよびYは各々独立して
水素、ハロゲン、ニトロ、シアノまたはC−Cハロ
アルキルであり;RはC−Cアルキルであり;R
はC−C12アルキルカルボニルアルキル、C−C
12ハロアルキルカルボニルアルキル;C−C12
ルコキシカルボニルアルキルまたはC−C12ハロア
ルコキシカルボニルアルキルである)を有する中間体化
合物に関する。
【0105】本発明の式Iの化合物、多種類の望まれな
い植物種の防除に有用である有効な除草剤である。これ
らの化合物は乾燥地域および湿潤地域の両方に原生する
雑草を防除するのに有効である。本化合物はまた水生植
物の除草剤としても有用であり、本化合物がその茎葉
に、または走茎、塊茎もしくは根茎のような他の繁殖器
官に、約0.016〜4.0kg/ha、好適には約
0.032〜2.0kg/haの比率で施用された場
合、上記の植物を防除するのに有効である。
【0106】有利的には、本発明の式Iの化合物は、移
植されたイネの栽培地の中の重要な雑草を含む望まれな
い植物種を防除するのに有効であることが見出された。
本化合物は、移植されたイネ植物並びに種々の雑草種の
種子または他の繁殖器官を含む土壌および水に施用する
ことができる。
【0107】本発明の式Iの化合物は、特に雑草防除が
望まれる場所に発芽後処理で施用される場合、広域スペ
クトルの除草剤として使用するのに最も適している。し
かし、本発明のある種の化合物は選択性を有する。事
実、本発明の化合物の幾つかは、発芽前処理および/ま
たは発芽後処理剤として施用される場合、ダイズ、イ
ネ、コムギおよびトウモロコシのような作物の中で選択
性を有する。
【0108】本発明の式Iの化合物は、単独で使用され
た場合、望まれない植物種を防除するのに有効である
が、それらはまた他の除草剤を含む他の生物学的化学薬
品との組合せで使用することもできる。
【0109】本発明の式Iの化合物は、作物栽培学的に
許容される不活性な固体状または液状担体中に分散また
は溶解された除草剤的有効量の化合物を含んでなる、固
体状または液状の除草性組成物の形態で作物に施用する
ことができる。組成物は発芽前処理剤または発芽後処理
剤として施用することができる。
【0110】式Iの化合物は、乳剤、水和剤、粒剤、顆
粒配合剤、流動性濃厚剤などとして配合することができ
る。
【0111】さらに本発明についての理解を容易にする
ために、さらに具体的な詳細を説明する目的で、次に実
施例を記載する。本発明は実施例によって限定されると
考えられるべきではなく、本発明の全範囲は特許請求の
範囲中に規定される。用語NMRは核磁気共鳴分光法を
表す。
【0112】
【実施例】実施例1 5−フルオロ−2−ニトロベンゾイルクロリドの製造
【0113】
【化81】
【0114】5−フルオロ−2−ニトロ安息香酸(4
7.51g、0.257モル)およびチオニルクロリド
(100ml、1.370モル)の混合物を数時間還流
し、真空中で濃縮して、さらに精製することなく、実施
例2で使用する標題の生成物を得る。
【0115】実質的に同一の操作法を使用するが、適切
に置換された安息香酸を使用して、次の化合物を得る。
【0116】
【化82】
【0117】実施例2 5−フルオロ−2−ニトロベンゾイルアジ化物の製造
【0118】
【化83】
【0119】トルエン(50ml)とアセトン(60m
l)の混合物中の5−フルオロ−2−ニトロベンゾイル
クロリド(52g、0.256モル)の溶液を水中のア
ジ化ナトリウム(19.55g、0.301モル)の溶
液に滴下し、その間反応混合物の温度を30℃以下に維
持する。得られた固体を収集し、濾液をエーテルで抽出
する。有機抽出物を一緒にして、水で洗浄し、無水硫酸
マグネシウム上で乾燥し、溶液上に空気を吹きつけて濃
縮して、追加の固体を得る。固体を一緒にして、アセト
ン/水(1:3)溶液中にスラリーとし、濾過して、黄
色の固体として標題の化合物を得る。
【0120】実施例3 N−[(5−フルオロ−2−ニトロフェニル)カルバモ
イル]グリシンメチルエステルの製造
【0121】
【化84】
【0122】トルエン中の5−フルオロ−2−ニトロベ
ンゾイルアジ化物(5.46g、0.0026モル)の
溶液を65℃で90分間撹拌し、冷却し、グリシンメチ
ルエステル塩酸塩(3.63g、0.029モル)で処
理し、10分間撹拌し、ピリジン(5ml、0.062
モル)で処理し、一晩撹拌し、水で希釈し、酢酸エチル
で抽出する。有機抽出物を一緒にして、順番に水、0.
4M塩酸、およびブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシ
ウム上で乾燥し、真空中で濃縮して、固体を得る。固体
をエーテル/ヘキサン(6:4)溶液中にスラリーと
し、濾過し、乾燥して、黄色の固体を得る。黄色固体
を、シリカゲルおよびヘキサン中の酢酸エチル溶液を使
用するカラムクロマトグラフィーを行って、融点13
3.2−135.3℃の黄色固体として標題の生成物を
得る。
【0123】実施例4 N−[(4,5−ジフルオロ−2−ニトロフェニル)−
カルバモイル]グリシンメチルエステルの製造
【0124】
【化85】
【0125】テトラヒドロフラン中の4,5−ジフルオ
ロ−2−ニトロアニリン(1.07g、6.15モル)
の溶液を2℃に冷却し、ホスゲン(3.8ml、1.9
3M、7.33ミリモル)で処理し、氷浴温度で2時間
撹拌し、グリシンメチルエステル塩酸塩(1.02g、
8.12ミリモル)で処理し、ピリジン(1ml、1
2.64ミリモル)で処理し、室温で3日間撹拌し、濃
アンモニア溶液と水で希釈し、酢酸エチルで抽出する。
有機抽出物を一緒にして、順番に水およびブラインで洗
浄し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、真空中で濃縮
して、残渣を得る。残渣を、シリカゲルおよび酢酸エチ
ル/ヘキサン(1:3)溶液を使用するカラムクロマト
グラフィーを行って、融点118.9−122.9℃の
固体として標題の生成物を得る。
【0126】実施例5 メチル=3−(5−フルオロ−2−ニトロフェニル)−
テトロヒドロ−2,4,6−トリオキソ−s−トリアジ
ン−1(2H)−アセテートの製造
【0127】
【化86】
【0128】メチレンクロリド中のN−[(5−フルオ
ロ−2−ニトロフェニル)カルバモイル]グリシンメチ
ルエステル(20.47g、75.46ミリモル)の溶
液を氷浴中で冷却し、N−(クロロカルボニル)イソシ
アネート(7ml、86.94ミリモル)で処理し、ピ
リジン(7.5ml、92.92ミリモル)で滴々に処
理し、室温まで加温し、室温で90分間撹拌し、濾過す
る。濾液を0.11M塩酸(450ml)中に注ぎ込
み、相を分離し、水相をメチレンクロリドで抽出する。
有機相と抽出物を一緒にして、ブラインで洗浄し、無水
硫酸マグネシウム上で乾燥し、真空中で濃縮して、黄色
の固体として標題の生成物を得る。
【0129】実質的に同一の操作法を使用するが、N−
[(5−フルオロ−2−ニトロフェニル)カルバモイ
ル]グルシンメチルエステルの代わりにN−[(4,5
−ジフルオロ−2−ニトロフェニル)カルバモイル]グ
リシンメチルエステルを使用して、メチル=3−(4,
5−ジフルオロ−2−ニトロフェニル)テトラヒドロ−
2,4,6−トリオキソ−−トリアジン−1(2H)
−アセテートを黄色の油として得る。
【0130】実施例6 メチル=3−[5−(2,4−ジクロロフェノオキシ)
−2−ニトロフェニル]テトラヒドロ−2,4,6−ト
リオキソ−s−トリアジン−1(2H)−アセテートの
製造
【0131】
【化87】
【0132】N,N−ジメチルホルムアミド中のメチル
=3−(5−フルオロ−2−ニトロフェニル)テトラヒ
ドロ−2,4,6−トリオキソ−−トリアジン−1
(2H)−アセテート(0.93g、2.74ミリモ
ル)および2,4−ジクロロフェノール(0.66g、
4.07ミリモル)の溶液に炭酸カリウム(1.14
g、8.25ミリモル)を38℃で添加する。反応混合
物を38℃で3日間撹拌し、室温まで冷却し、1M塩酸
中に注ぎ込む。水性混合物を酢酸エチルで抽出する。有
機抽出物を一緒にして、順番に水およびブラインで洗浄
し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、真空中で濃縮し
て、オレンジ色の油を得る。油を、シリカゲルおよびヘ
キサン中の30%〜40%の酢酸エチル溶液を使用する
カラムクロマトグラフィーを行って、黄色の泡として標
題の生成物を得て、NMR分光分析よって同定する。
【0133】実施例7 メチル=3−[5−(2,4−ジクロロフェノオキシ)
−2−ニトロフェニル]−テトラヒドロ−5−メチル−
2,4,6−トリオキソ−s−トリアジン−1(2H)
−アセテートの製造
【0134】
【化88】
【0135】N,N−ジメチルホルムアミド中のメチル
=3−[5−(2,4−ジクロロフェノオキシ)−2−
ニトロフェニル]−テトラヒドロ−2,4,6−トリオ
キソ−−トリアジン−1(2H)−アセテート(0.
40g、0.83ミリモル)の溶液にヨウ化メチル
(0.15ml、2.41ミリモル)および炭酸カリウ
ム(0.19g、1.34ミリモル)を添加する。反応
混合物を一晩室温で撹拌し、飽和塩化アンモニウム溶液
中に注ぎ込む。水性混合物を酢酸エチルで抽出する。有
機抽出物を一緒にして、順番に水およびブラインで洗浄
し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、真空中で濃縮し
て、黄色の油を得る。油を、シリカゲルおよび酢酸エチ
ル/ヘキサン(1:3)溶液を使用するカラムクロマト
グラフィーを行って、黄色の泡として標題の生成物を得
て、NMR分光分析よって同定する。実質的に同一の操
作法を使用して、次の化合物を得る。
【0136】
【表1】
【0137】実施例8 メチル=3−(5−フルオロ−2−ニトロフェニル)テ
トラヒドロ−5−メチル−2,4,6−トリオキソ−s
−トリアジン−1(2H)−アセテートの製造
【0138】
【化89】
【0139】N,N−ジメチルホルムアミド中のメチル
=3−(5−フルオロ−2−ニトロフェニル)テトラヒ
ドロ−2,4,6−トリオキソ−−トリアジン−1
(2H)−アセテート(25.65g、75.40ミリ
モル)の溶液にヨウ化メチル(5.0ml、80.31
ミリモル)および炭酸カリウム(11.12g、80.
45ミリモル)を添加する。反応混合物を一晩室温で撹
拌し、真空中で濃縮し、水中に注ぎ込む。水性混合物を
酢酸エチルで抽出する。有機抽出物を一緒にして、順番
に水、0.08Mメタ重亜硫酸ナトリウム溶液およびブ
ラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、真
空中で濃縮して、黄色の油を得る。油を還流している酢
酸エチル/エーテル(1:1)溶液中に溶解し、得られ
た溶液を冷却し、ヘキサンで滴々に処理して、固体を得
る。固体を収集し、エーテル/酢酸エチル/ヘキサン
(1:1:8)溶液で洗浄し、真空中50℃で一晩乾燥
し、融点121.8−122.3℃の固体として標題の
生成物を得る。
【0140】実質的に同一の操作法を使用するが、メチ
ル=3−(5−フルオロ−2−ニトロフェニル)テトラ
ヒドロ−2,4,6−トリオキソ−−トリアジン−1
(2H)−アセテートの代わりにメチル=3−(4,5
−ジフルオロ−2−ニトロフェニル)テトラヒドロ−
2,4,6−トリオキソ−−トリアジン−1(2H)
−アセテートを使用して、メチル=3−(4,5−ジフ
ルオロ−2−ニトロフェニル)テトラヒドロ−5−メチ
ル−2,4,6−トリオキソ−−トリアジン−1(2
H)−アセテートを得る。
【0141】実施例9 メチル=3−{5−[(2,4−ジクロロ−m−トリ
ル)オキシ]−2−ニトロフェニル}テトラヒドロ−5
−メチル−2,4,6−トリオキソ−s−トリアジン−
1(2H)−アセテートの製造
【0142】
【化90】
【0143】N,N−ジメチルホルムアミド中のメチル
=3−(5−フルオロ−2−ニトロフェニル)−テトラ
ヒドロ−5−メチル−2,4,6−トリオキソ−−ト
リアジン−1(2H)−アセテート(0.51g、1.
4ミリモル)、2,4−ジクロロ−3−メチルフェノー
ル(0.33g、1.9ミリモル)および炭酸カリウム
(0.28g、2.0ミリモル)の混合物を室温で一晩
撹拌し、水中に注ぎ込む。水性混合物を酢酸エチルで抽
出する。有機抽出物を一緒にして、順番に水、1M水酸
化ナトリウム溶液、水およびブラインで洗浄し、無水硫
酸マグネシウム上で乾燥し、真空中で濃縮して、黄色の
固体を得る。固体をエーテル/ヘキサン(1:1)溶液
でスラリーとして、濾過し、真空中で乾燥して、融点1
99.9−202℃の黄色の固体として標題の生成物を
得る。
【0144】実質的に同一の操作法を使用するが、適切
に置換されたフェノールを使用して、次の化合物を得
る。
【0145】
【表2】
【0146】
【表3】
【0147】実施例10 メチル=3−{[2−クロロ−4−(メチル−スルフィ
ニル)フェノキシ]−2ニトロフェニル}テトラヒドロ
−5−メチル−2,4,6−トリオキソ−s−トリアジ
ン−1(2H)−アセテートの製造
【0148】
【化91】
【0149】前もって氷浴中で冷却されているメチレン
クロリド中のメチル=3−{5−[2−クロロ−4−
(メチル−チオ)フェノキシ]−2ニトロフェニル}テ
トラヒドロ−5−メチル−2,4,6−トリオキソ−
−トリアジン−1(2H)−アセテート(0.29g、
0.56ミリモル)の溶液中に3−クロロペルオキシ安
息香酸(0.17g、0.77ミリモル)を添加する。
反応混合物を氷浴の温度で90分間撹拌し、メタ重亜硫
酸ナトリウム溶液(0.2M、10ml)でクエンチ
し、飽和重炭酸ナトリウム溶液中に注ぎ込む。水性混合
物を真空中で濃縮してメチレンクロリドを除去し、冷却
し、酢酸エチルで抽出する。有機抽出物を一緒にして、
順番に水およびブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウ
ム上で乾燥し、真空中で濃縮して、黄色の油を得る。油
を、シリカゲルおよびメチレンクロリド中の2%メタノ
ールを使用するカラムクロマトグラフィーを行って、白
色の泡として標題の生成物を得て、NMR分光分析によ
って同定する。
【0150】実施例11 メチル=テトラヒドロ−3−メチル−5−[2−ニトロ
−5−(2−ピリジルオキシ)フェニル]−2,4,6
−トリオキソ−s−トリアジン−1(2H)−アセテー
トの製造
【0151】
【化92】
【0152】N,N−ジメチルフォルムアミド中のメチ
ル=3−(5−フルオロ−2−ニトロフェニル)−テト
ラヒドロ−5−メチル−2,4,6−トリオキソ−
トリアジン−1(2H)−アセテート(0.55g、
1.55ミリモル)、2−ヒドロキシピリジン(0.2
5g、2.58ミリモル)および炭酸カリウム(0.3
7g、2.64ミリモル)の混合物を室温で一晩撹拌
し、水中に注ぎ込む。水性混合物を酢酸エチルで抽出す
る。有機抽出物を一緒にして、順番に水、0.2M水酸
化ナトリウム溶液、水およびブラインで洗浄し、無水硫
酸マグネシウム上で乾燥し、真空中で濃縮して、黄色の
泡を得る。泡を、シリカゲルおよびメチレンクロリド中
の2%メタノールを使用するカラムクロマトグラフィー
を行って、黄色の油として標題の生成物を得て、NMR
分光分析によって同定する。
【0153】実施例12 5−メトキシ−2−ニトロベンズアルデヒドの製造
【0154】
【化93】
【0155】N,N−ジメチルフォルムアミド中の5−
ヒドロキシ−2−ニトロベンズアルデヒド(25g、
0.149ミリモル)の溶液にヨウ化メチル(23.3
4g、0.165モル)および炭酸カリウム(22.7
3g、0.165モル)を添加する。反応混合物を室温
で18時間撹拌し、水中に注ぎ込む。得られた水性混合
物を酢酸エチルで抽出する。有機抽出物を一緒して、ブ
ラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウム上で乾燥し、真空
中で濃縮して、融点89−90℃の褐色の固体として標
題の生成物を得る。
【0156】実施例13 5−メトキシ−2−ニトロ安息香酸の製造
【0157】
【化94】
【0158】アセトン/水(1:1)混合物中の5−メ
トキシ−2−ニトロベンズアルデヒド(19.6g、
0.108モル)の溶液にスルファミド酸(15.73
g、0.162モル)を添加する。次いで、反応混合物
に亜塩素酸ナトリウム(18.31g、89%有効、
0.162モル)を、反応混合物の温度を40℃以下に
維持する速度で添加する。得られた反応混合物を室温で
24時間撹拌し、水中に注ぎ込む。水性混合物を酢酸エ
チルで抽出する。有機抽出物を一緒にして、順番に2N
塩酸およびブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウム上
で乾燥し、真空中で濃縮して、黄色の固体として標題の
生成物を得る。
【0159】実質的に同一の操作法を使用するが、5−
メトキシ−2−ニトロベンズアルデヒドの代わりに2−
フルオロ−5−メトキシベンズアルデヒドを使用して、
2−フルオロ−5−メトキシ安息香酸を融点144−1
46℃の白色の固体として得る。
【0160】実施例14 5−メトキシ−2−ニトロベンゾイルクロリドの製造
【0161】
【化95】
【0162】5−メトキシ−2−ニトロ安息香酸(1
5.8g、0.08モル)、オキサリルクロリド(25
g、0.197モル)およびN,N−ジメチルフォルム
アミド(2滴)の混合物を還流して4時間撹拌し、室温
で窒素下で数日間撹拌し、真空中で濃縮して、黄色の油
として標題の生成物を得て、HNMR分光分析によっ
て同定する。
【0163】実質的に同一の操作法を使用するが、5−
メトキシ−2−ニトロ安息香酸の代わりに2−シアノ−
5−メトキシ安息香酸を使用して、2−シアノ−5−メ
トキシベンゾイルクロリドを融点192−194℃の固
体として得る。
【0164】実施例15 2−ブロモ−5−メトキシベンズアミドの製造
【0165】
【化96】
【0166】メチレンクロリド中の2−ブロモ−5−メ
トキシベンゾイルクロリドの溶液に30%水酸化アンモ
ニウム溶液(56ml)を0℃で滴下する。添加が完了
した後、反応混合物を濾過して、固体を得て、風乾し、
メタノール/水溶液から再結晶して、融点158−15
9℃の白色の固体として標題の生成物を得る。
【0167】実質的に同一の操作法を使用するが、適切
に置換されたベンゾイルクロリドを使用して、次の化合
物を得る。
【0168】
【表4】
【0169】実施例16 1−(2−ブロモ−5−メトキシフェニル)−3−メチ
ル尿素の製造
【0170】
【化97】
【0171】メタノール中の2−ブロモ−5−メトキシ
ベンズアミド(16g、0.070モル)の混合物を0
℃に冷却し、50%水酸化ナトリウム溶液(7g)およ
び5%次亜塩素酸ナトリウム溶液(130ml)の混合
物で処理し、0℃で10分間撹拌し、40%メチルアミ
ン溶液(17.8ml)で処理し、60℃で9時間撹拌
し、冷却氏、濾過して、固体を得る。固体を水で洗浄
し、風乾して、融点164−166℃の白色の固体とし
て標題の生成物を得る。
【0172】実質的に同一の操作法を使用するが、適切
に置換されたベンズアミドを使用して、次の化合物を得
る。
【0173】
【表5】
【0174】実施例17 1−(2−ブロモ−5−メトキシフェニル)−3−メチ
ル−s−トリアジン−2,4,6(1H,3H,5H)
−トリオンの製造
【0175】
【化98】
【0176】トルエン中の1−(2−ブロモ−5−メト
キシフェニル)−3−メチル尿素(13.4g、0.0
52モル)の混合物にN−(クロロカルボニル)イソシ
アネト(6.85g、0.065モル)を滴下する。反
応混合物を60℃で2時間撹拌し、冷却し、室温で一晩
撹拌し、濾過して、固体を得る。固体をエーテルで洗浄
し、風乾して、融点185−187℃の白色の固体とし
て標題の生成物を得る。
【0177】実質的に同一の操作法を使用するが、適切
に置換された尿素を使用して、次の化合物を得る。
【0178】
【表6】
【0179】実施例18 1−(2−ブロモ−5−ヒドロキシフェニル)−3−メ
チル−s−トリアジン−2,4,6(1H,3H,5
H)−トリオンの製造
【0180】
【化99】
【0181】メチレンクロリド中の1−(2−ブロモ−
5−メトキシフェニル)−3−メチル−−トリアジン
−2,4,6(1H,3H,5H)−トリオン(14.
4g、0.438モル)の混合物にメチレンクロリド中
の三臭化ホウ素の溶液(メチレンクロリド中の1M溶液
の98.75ml)を0℃で添加する。反応混合物を室
温で1時間撹拌し、濾過して、固体を得る。固体を水で
洗浄し、風乾して、融点265−270℃の白色の固体
として標題の生成物を得る。
【0182】実質的に同一の操作法を使用するが、適切
に置換されたトリアジン−2,4,6−トリオンを使用
して、次の化合物を得る。
【0183】
【化100】
【0184】実施例19 1−{2−ブロモ−5−[3−クロロ−5−(トリフル
オロメチル)−2−ピリジルオキシフェニル}−3−メ
チル−s−トリアジン2,4,6(1H,3H,5H)
−トリオンの製造
【0185】
【化101】
【0186】N,N−ジメチルフォルムアミド中の1−
(2−ブロモ−5−ヒドロキシフェニル)−3−メチル
−トリアジン−2,4,6(1H,3H,5H)−
トリオン(5.29g、0.068モル)、2,3−ジ
クロロ−5−トリフルオロメチルピリジン(5.44
g、0.025モル)および炭酸カリウム(3.45
g、0.025モル)の混合物を80℃で18時間撹拌
し、室温に冷却し、水中に注ぎ込む。水性混合物を酢酸
エチルで抽出する。有機抽出物を一緒して、ブラインで
洗浄し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、真空中で濃
縮して、固体を得る。固体をエーテル/ヘキサン溶液か
ら再結晶して、融点97−110℃の黄色の固体として
標題の生成物を得る。
【0187】実質的に同一の操作法を使用するが、適切
に置換されたフルオロベンゼンまたはクロロピリジンを
使用して、次の化合物を得る。
【0188】
【表7】
【0189】実施例20 イソプロピル=3−{[2−ブロモ−5−{[3−クロ
ロ−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]オキ
シ}フェニル}テトラヒドロ−5−メチル−2,4,6
−トリオキソ−s−トリアジン−1(2H)−アセテー
トの製造
【0190】
【化102】
【0191】N,N−ジメチルフォルムアミド中の1−
{2−ブロモ−5−[3−クロロ−5−(トリフルオロ
メチル)−2−ピリジルオキシ]フェニル}−3−メチ
ル−−トリアジン2,4,6(1H,3H,5H)−
トリオン(0.99g、2.01モル)、イソプロピル
ブロモアセテート(0.54g、2.98ミリモル)お
よび炭酸カリウム(0.41g、2.97ミリモル)の
混合物を室温で一晩撹拌し、水中に注ぎ込む。水性混合
物を濾過して、固体を得て、風乾して、融点60−65
℃の白色の固体として標題の生成物を得る。
【0192】実質的に同一の操作法を使用するが、適切
に置換された3−メチル−−トリアジン−2,4,6
(1H,3H,5H)−トリオンおよび適切な求電子剤
を使用して、次の化合物を得る。
【0193】
【表8】
【0194】
【表9】
【0195】実施例21 m−[(2−クロロ−α,α,α−トリフルオロ−p−
トリル)オキシ]アニリンの製造
【0196】
【化103】
【0197】ジメチルスルフォキシド中の3−アミノフ
ェノール(10g、0.092モル)、3−クロロ−4
−フルオロベンゾトリフルオリド(21.83g、0.
11モル)および炭酸カリウム(15.19g、0.1
1モル)の混合物を80℃で36時間撹拌し、水中に注
ぎ込む。水性混合物を酢酸エチルで抽出する。有機抽出
物を一緒にして、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、真
空中で濃縮して、残渣を得る。残渣を、シリカゲルおよ
び酢酸エチル/ヘキサン(1:1)溶液を使用するカラ
ムクロマトグラフィーを行って、コハク色の油として標
題の生成物を得て、Hおよび13CNMR分光分析に
よって同定する。
【0198】実質的に同一の操作法を使用するが、3−
アミノフェノールの代わりに3−アミノ−4−クロロフ
ェノールを使用して、2−クロロ−5−[(2−クロロ
−α,α,α−トリフルオロ−p−トリル)オキシ]ア
ニリンを得る。
【0199】実施例22 1−{[(2−クロロ−α,α,α−トリフルオロ−p
−トリル)オキシ]フェニル}−3−メチル尿素の製造
【0200】
【化104】
【0201】トルエン中のm−[(2−クロロ−α,
α,α−トリフルオロ−p−トリル)オキシ]アニリン
(5.8g、0.02モル)にメチルイソシアネート
(1.33g、0.025モル)を添加する。反応混合
物を60℃で90分間撹拌し、濾過して、融点165−
169℃の白色の固体として標題の生成物を得る。
【0202】実質的に同一の操作法を使用するが、m−
[(2−クロロ−α,α,α−トリフルオロ−p−トリ
ル)オキシ]アニリンの代わりに2−クロロ−5−
[(2−クロロ−α,α,α−トリフルオロ−p−トリ
ル)オキシ]アニリンを使用して、1−{2−クロロ−
5−[(2−クロロ−α,α,α−トリフルオロ−p−
トリル)オキシ]フェニル}−3−メチル尿素を得る。
【0203】実施例23 1−{3−[(2−クロロ−α,α,α−トリフルオロ
−p−トリル)オキシ]フェニル}−3−メチル−s−
トリアジン−2,4,6(1H,3H,5H)−トリオ
ンの製造
【0204】
【化105】
【0205】トルエン中の1−{[(2−クロロ−α,
α,α−トリフルオロ−p−トリル)オキシ]フェニ
ル}−3−メチル尿素(4.1g、0.0119モル)
の混合物にN−(クロロカルボニル)イソシアネート
(1.5g、0.0143モル)を添加する。反応混合
物を60℃で18時間撹拌し、室温に冷却し、真空中で
濃縮して、ガラスを得る。ガラスをクゲルロール(Ku
gelrohr)装置中で乾燥して、黄色のガラスとし
て標題の生成物を得て、1Hおよび13C NMR分光分
析によって同定する。
【0206】実質的に同一の操作法を使用するが、適切
に置換された1−フェニル−3−メチル尿素を使用し
て、次の化合物を得る。
【0207】
【表10】
【0208】実施例24 3−{2−ブロモ−5−{[3−クロロ−5−(トリフ
ルオロメチル)−2−ピリジル]オキシ}フェニル}テ
トラヒドロ−5−メチル−2,4,6−トリオキソ−s
−トリアジン−1(2H)−酢酸の製造
【0209】
【化106】
【0210】トリフルオロ酢酸(40ml)中のter
−ブチル=3−{2−ブロモ−5−{[3−クロロ−5
−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]オキシ}フ
ェニル}テトラヒドロ−5−メチル−2,4,6−トリ
オキソ−−トリアジン−1(2H)−アセテート
(7.00g、0.012モル)の溶液を2.5時間還
流し、室温に冷却し、真空中で濃縮して標題の生成物を
得て、1H NMR分光分析によって同定する。
【0211】実質的に同一の操作法を使用するが、te
−ブチル=3−{2−ブロモ−5−{[3−クロロ−
5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]オキシ}
フェニル}テトラヒドロ−5−メチル−2,4,6−ト
リオキソ−−トリアジン−1(2H)−アセテートの
代わりに、ter−ブチル=3−{5−[(2−クロロ
−α,α,α,6−テトラフルオロ−p−トリル)オキ
シ]−2−ニトロフェニル}テトラヒドロ−5−メチル
−2,4,6−トリオキソ−−トリアジン−1(2
H)−アセテートを使用して、3−{5−[(2−クロ
ロ−α,α,α,6−テトラフルオロ−p−トリル)オ
キシ]−2−ニトロフェニル}テトラヒドロ−5−メチ
ル−2,4,6−トリオキソ−−トリアジン−1(2
H)−酢酸を黄色のガラスとして得る。
【0212】実施例25 3−{2−ブロモ−5−{[3−クロロ−5−(トリフ
ルオロメチル)−2−ピリジル]オキシ}フェニル}テ
トラヒドロ−5−メチル−2,4,6−トリオキソ−s
−トリアジン−1(2H)−アセチルクロリドの製造
【0213】
【化107】
【0214】チオニルクロリド中の3−{2−ブロモ−
5−{[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)−2
−ピリジル]オキシ}フェニル}テトラヒドロ−5−メ
チル−2,4,6−トリオキソ−−トリアジン−1
(2H)−酢酸(実施例24から)の溶液を6時間還流
し、真空中で濃縮して、標題の生成物を得る。
【0215】実施例26 2−フルオロエチル=3−{2−ブロモ−5−{[3−
クロロ−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]
オキシ}フェニル}−テトラヒドロ−5−メチル−2,
4,6−トリオキソ−s−トリアジン−1(2H)−ア
セテートの製造
【0216】
【化108】
【0217】テトラヒドロフラン中の3−{2−ブロモ
−5−{[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)−
2−ピリジル]オキシ}フェニル}テトラヒドロ−5−
メチル−2,4,6−トリオキソ−−トリアジン−1
(2H)−アセチルクロリド(0.86g、1.6ミリ
モル)の溶液を0℃に冷却し、2−フルオロエタノール
(0.206g、3.2ミリモル)およびトリエチルア
ミン(0.6ml、4.3ミリモル)で処理し、室温で
一晩撹拌し、酢酸エチルで希釈する。有機混合物を順番
に水、塩酸、炭酸水素ナトリウム溶液および水で洗浄
し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、真空中で濃縮し
て、残渣を得る。残渣を、シリカゲルおよび石油エーテ
ル中の20%酢酸エチル溶液を使用するカラムクロマト
グラフィーを行って、融点93−95℃の固体として標
題の生成物を得る。
【0218】実質的に同一の操作法を使用するが、適切
なアルコールを使用して、次の化合物を得る。
【0219】
【表11】
【0220】実施例27 N−{{3−{2−ブロモ−5−{[3−クロロ−5−
(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]オキシ}フェ
ニル}−3,4,5,6−テトラヒドロ−5−メチル−
2,4,6−トリオキソ−s−トリアジン−1(2H)
−イル}アセチル}−グリシンメチルエステルの製造
【0221】
【化109】
【0222】テトラヒドロフラン中の3−{2−ブロモ
−5−{[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)−
2−ピリジル]オキシ}フェニル}テトラヒドロ−5−
メチル−2,4,6−トリオキソ−−トリアジン−1
(2H)−アセチルクロリド(0.60g、1.1ミリ
モル)の溶液を0℃に冷却し、グリシンメチルエステル
塩酸塩(0.213g、1.7ミリモル)およびトリエ
チルアミン(0.334g、3.3ミリモル)で処理
し、室温で2.5時間撹拌し、酢酸エチルで希釈する。
有機混合物を順番に水、塩酸、水、水酸化ナトリウム溶
液、炭酸水素ナトリウム溶液および水で洗浄し、無水硫
酸マグネシウム上で乾燥し、真空中で濃縮して、残渣を
得る。残渣を、シリカゲルおよび酢酸エチル/ヘキサン
(1:5)溶液を使用するカラムクロマトグラフィーを
行って、固体を得て、石油エーテルで洗浄し、乾燥し
て、白色の固体として標題の生成物を得て、1Hおよび
13CNMR分光分析によって同定する。
【0223】実質的に同一の操作法を使用するが、グリ
シンメチルエステル塩酸塩の代わりに、ジメチルアミン
塩酸塩を使用して、3−{2−ブロモ−5−{[3−ク
ロロ−5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]オ
キシ}フェニル}テトラヒドロ−N,N,5−トリメチ
ル−2,4,6−トリオキソ−−トリアジン−1(2
H)−アセトアミドを白色の固体として得る。
【0224】実施例28 2−ブロモ−5−ヒドロキシ安息香酸の製造
【0225】
【化110】
【0226】メチレンクロリド中の2−ブロモ−5−メ
トキシ安息香酸(10g、0.043モル)の混合物を
−60℃まで冷却し、三臭化ホウ素(3.59g、0.
143モル)で処理し、−60℃で1時間撹拌し、室温
で1時間撹拌し、−70℃まで冷却し、追加の三臭化ホ
ウ素(3.59g、0.143モル)で処理し、−70
℃で1時間撹拌し、室温で1時間撹拌し、水中に注ぎ込
む。水性混合物を酢酸エチルで抽出する。有機抽出物を
一緒にして、ブラインで洗浄し、無水硫酸ナトリウム上
で乾燥し、真空中で濃縮して、白色の固体として標題の
生成物を得て、1Hおよび13C NMR分光分析によっ
て同定する。
【0227】実施例29 2−ブロモ−5−[(2−クロロ−α,α,α,6−テ
トラフルオロ−p−トリル)オキシ]安息香酸の製造
【0228】
【化111】
【0229】アセトニトリル中の2−ブロモ−5−ヒド
ロキシ安息香酸(6.55g、0.030モル)、5−
クロロ−α,α,α,3,4−ペンタフルオロトルエン
(6.93g、0.032モル)および炭酸カリウム
(8.29g、0.060モル)の混合物を18時間還
流し、N,N−ジメチルフォルムアミド(50ml)で
処理し、一晩還流し、室温に冷却し、水中に注ぎ込む。
水性混合物を1N塩酸でpH7に中性にして、エーテル
で抽出する。有機抽出物を一緒にして、水で洗浄し、無
水硫酸ナトリウム上で乾燥し、真空中で濃縮して油を得
る。エーテル中の油の溶液を水で洗浄し、無水硫酸ナト
リウム上で乾燥し、真空中で濃縮して、融点113−1
17℃の白色の固体として標題の生成物を得る。
【0230】実施例30 2−ブロモ−5−[(2−クロロ−α,α,α,6−テ
トラフルオロ−p−トリル)オキシ]ベンゾイルクロリ
ドの製造
【0231】
【化112】
【0232】チオニルクロリド(75ml)中の2−ブ
ロモ−5−[(2−クロロ−α,α,α,6−テトラフ
ルオロ−p−トリル)オキシ]安息香酸(15g、0.
035モル)の混合物を60℃で2時間加熱し、真空中
で濃縮して、標題の生成物を得る。
【0233】実質的に同一の操作法を使用するが、2−
ブロモ−5−[(2−クロロ−α,α,α,6−テトラ
フルオロ−p−トリル)オキシ]安息香酸の代わりに、
5−[(2−クロロ−α,α,α−トリフルオロ−p−
トリル)オキシ]−2−ニトロ安息香酸を使用して、5
−[(2−クロロ−α,α,α−トリフルオロ−p−ト
リル)オキシ]−2−ニトロベンゾイルクロリドを得
る。
【0234】実施例31 2−ブロモ−5−[(2−クロロ−α,α,α,6−テ
トラフルオロ−p−トリル)オキシ]ベンズアミドの製
【0235】
【化113】
【0236】メチレンクロリド中の2−ブロモ−5−
[(2−クロロ−α,α,α,6−テトラフルオロ−p
−トリル)オキシ]ベンゾイルクロリド(16g、0.
036モル)の溶液を0℃まで冷却し、9.2mlの3
0%水酸化アンモニウム溶液(0.071モル)で滴々
に処理し、0℃で30分間撹拌し、室温で一晩撹拌し、
水中に注ぎ込む。水性混合物をメチレンクロリドで抽出
する。有機抽出物を一緒にして、順番に飽和炭酸水素ナ
トリウム溶液およびブラインで洗浄し、無水硫酸マグネ
シウム上で乾燥し、真空中で濃縮して、融点115−1
16℃の白色の固体として標題の生成物を得る。
【0237】実質的に同一の操作法を使用するが、2−
ブロモ−5−[(2−クロロ−α,α,α,6−テトラ
フルオロ−p−トリル)オキシ]ベンゾイルクロリドの
代わりに、5−[(2−クロロ−α,α,α−トリフル
オロ−p−トリル)オキシ]−2−ニトロベンゾイルク
ロリドを使用して、5−[(2−クロロ−α,α,α−
トリフルオロ−p−トリル)オキシ]−2−ニトロベン
ズアミドを得る。
【0238】実施例32 1−{2−ブロモ−5−[(2−クロロ−α,α,α,
6−テトラフルオロ−p−トルル)オキシ]フェニル}
−3−メチル尿素の製造
【0239】
【化114】
【0240】50%水酸化ナトリウム溶液(0.37
g)および次亜塩素酸ナトリウム溶液(3.4ml、5
%塩素)の混合物をメタノール中の2−ブロモ−5−
[(2−クロロ−α,α,α,6−テトラフルオロ−p
−トルル)オキシ]ベンズアミド(2g、4.9ミリモ
ル)の混合物に0℃で添加する。添加後、反応混合物を
水(10ml)で処理し、無水モノメチルアミンで飽和
させて、50℃で1時間撹拌し、室温に冷却し、濾過し
て、固体を得る。固体を風乾して、白色の固体として標
題の生成物を得て、Hおよび13CNMR分光分析に
よって同定する。実質的に同一の操作法を使用するが、
2−ブロモ−5−[(2−クロロ−α,α,α,6−テ
トラフルオロ−p−トルル)オキシ]ベンズアミドの代
わりに、5−[(2−クロロ−α,α,α−トリフルオ
ロ−p−トルル)オキシ]−2−ニトロベンズアミドを
使用して、1−{5−[(2−クロロ−α,α,α−ト
リフルオロ−p−トルル)オキシ]−2−ニトロフェニ
ル}−3−メチル尿素を黄色の固体として得る。
【0241】実施例33 1−{2−ブロモ−5−[(2−クロロ−α,α,α,
6−テトラフルオロ−p−トルル)オキシ]フェニル}
−3−メチル−s−トリアジン−2,4,6(1H,3
H,5H)−トリオンの製造
【0242】
【化115】
【0243】トルエン中の1−{2−ブロモ−5−
[(2−クロロ−α,α,α,6−テトラフルオロ−p
−トルル)オキシ]フェニル}−3−メチル尿素(4.
0g、9.1ミリモル)の混合物をN−(クロロカルボ
ニル)イソシアナート(1.2g、11.4ミリモル)
で処理し、80℃で18時間撹拌し、室温で冷却し、真
空中で濃縮して、固体を得る。メチレンクロリド中の固
体の溶液をブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウム上
で乾燥し、真空中で濃縮して、融点211−215℃の
白色の固体として標題の生成物を得る。
【0244】実質的に同一の操作法を使用するが、1−
{2−ブロモ−5−[(2−クロロ−α,α,α,6−
テトラフルオロ−p−トルル)オキシ]フェニル}−3
−メチル尿素の代わりに、1−{5−[(2−クロロ−
α,α,α−トリフルオロ−p−トルル)オキシ]−2
−ニトロフェニル}−3−メチル尿素を使用して、1−
{5−[(2−クロロ−α,α,α−トリフルオロ−p
−トルル)オキシ]−2−ニトロフェニル}−3−メチ
ル−−トリアジン−2,4,6(1H,3H,5H)
−トリオンを白色の固体として得る。
【0245】実施例34 5−[(2−クロロ−α,α,α−トリフルオロ−p−
トルル)オキシ]−2−ニトロフェニルイソシアネート
の製造
【0246】
【化116】
【0247】メタノール中の5−[(2−クロロ−α,
α,α−トリフルオロ−p−トルル)オキシ]−2−ニ
トロベンズアミド(108g、0.299モル)を0℃
に冷却し、メタノール中の5%次亜塩素酸ナトリウム溶
液(487ml、0.359モル)および50%水酸化
ナトリウム溶液(28.7g、0.359モル)の溶液
で20分間に亙って処理し、ブライン中に注ぎ込む。水
性混合物をメチレンクロリドで抽出し、濃塩酸でpH6
に調節し、追加のメチレンクロリドで抽出する。有機抽
出物を一緒にして、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、
真空中で濃縮して、黄色の固体として標題の生成物を得
る。
【0248】実質的に同一の操作法を使用するが、5−
[(2−クロロ−α,α,α−トリフルオロ−p−トル
ル)オキシ]−2−ニトロベンズアミドの代わりに、5
−[(2−クロロ−α,α,α,6−テトラフルオロ−
p−トルル)オキシ]−2−シアノベンズアミドを使用
して、5−[(2−クロロ−α,α,α,6−テトラフ
ルオロ−p−トルル)オキシ]−2−シアノフェニルイ
ソシアネートを得る。
【0249】実施例35 N−{{5−[(2−クロロ−α,α,α−トリフルオ
ロ−p−トルル)オキシ]−2−ニトロフェニル}カル
バモイル}グリシンエチルエステルの製造
【0250】
【化117】
【0251】メチレンクロリド中の5−[(2−クロロ
−α,α,α−トリフルオロ−p−トルル)オキシ]−
2−ニトロフェニルイソシアネート(107g、0.2
99モル)溶液を0℃で冷却し、メチレンクロリド中の
グリシンエチルエステル塩酸塩(50.1g、0.35
9モル)およびトリエチルアミン(166ml、1.2
0モル)の混合物で10分間処理し、一晩還流し、室温
に冷却し、順番に水およびブラインで洗浄し、無水硫酸
マグネシウム上で乾燥し、真空中で濃縮して、固体を得
る。メチレンクロリド中の固体の溶液をシリカゲル・プ
ラグ上に置き、メチレンクロリドで溶出し、真空中で濃
縮して、黄色の固体として標題の生成物を得て、Hお
よび13CNMR分光分析によって同定する。
【0252】実質的に同一の操作法を使用するが、5−
[(2−クロロ−α,α,α−トリフルオロ−p−トル
ル)オキシ]−2−ニトロフェニルイソシアネートの代
わりに、5−[(2−クロロ−α,α,α,6−テトラ
フルオロ−p−トルル)オキシ]−2−シアノフェニル
イソシアネートを使用して、N−{{5−[(2−クロ
ロ−α,α,α,6−テトラフルオロ−p−トルル)オ
キシ]−2−シアノ−フェニル}カルバモイル}グリシ
ンエチルエステルを得る。
【0253】実施例36 エチル=3−{5−[(2−クロロ−α,α,α−トリ
フルオロ−p−トルル)オキシ]−2−ニトロフェニ
ル}テトラヒドロ−2,4,6−トリオキソ−s−トリ
アジン−1(2H)−アセテートの製造
【0254】
【化118】
【0255】トルエン中のN−{{5−[(2−クロロ
−α,α,α−トリフルオロ−p−トルル)オキシ]−
2−ニトロフェニル}カルバモイル}グリシンエチルエ
ステル(75.0g、0.162モル)およびN−(ク
ロロカルボニル)イソシアネト(35.0g、0.33
2モル)の混合物を60℃に一晩加熱し、追加のN−
(クロロカルボニル)イソシアネト(4.25g)で処
理し、60℃に4時間加熱し、室温に冷却し、濾過し
て、固体を得る。固体を石油エーテルで洗浄し、乾燥し
て、白色の固体として標題の生成物を得て、1Hおよび
13C NMR分光分析によって同定する。
【0256】実質的に同一の操作法を使用するが、N−
{{5−[(2−クロロ−α,α,α−トリフルオロ−
p−トルル)オキシ]−2−ニトロフェニル}カルバモ
イル}グリシンエチルエステルの代わりに、N−{{5
−[(2−クロロ−α,α,α,6−テトラフルオロ−
p−トルル)オキシ]−2−シアノフェニル}カルバモ
イル}グリシンエチルエステルを使用して、エチル=3
−{5−[(2−クロロ−α,α,α,6−テトラフル
オロ−p−トルル)オキシ]−2−シアノフェニル}テ
トラヒドロ−2,4,6−トリオキソ−−トリアジン
−1(2H)−アセテートを白色の固体として得る。
【0257】実施例37 メチル=3−{5−[(2−クロロ−α,α,α−トリ
フルオロ−p−トルル)オキシ]−2−ニトロフェニ
ル}テトラヒドロ−2,4,6−トリオキソ−s−トリ
アジン−1(2H)−アセテートの製造
【0258】
【化119】
【0259】メタノール(240ml、5.92モル)
中のエチル=3−{{5−[(2−クロロ−α,α,α
−トリフルオロ−p−トルル)オキシ]−2−ニトロフ
ェニル}テトラヒドロ−2,4,6−トリオキソ−
トリアジン−1(2H)−アセテート(16.0g、
0.030モル)および硫酸(1.60ml、0.03
0モル)の溶液を一晩還流し、硫酸(0.40ml)で
処理し、90分間還流し、硫酸(0.80ml)で処理
し、90分間還流し、硫酸(0.80ml)で処理し、
1時間処理し、硫酸(0.80ml)で処理し、90分
間還流し、室温で一晩撹拌し、真空中で部分的に濃縮
し、エーテルで希釈する。有機混合物を順番に水および
ブラインで洗浄し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、
真空中で濃縮して、融点166−167℃の白色の固体
として標題の生成物を得る。
【0260】実施例38 2−シアノ−5−ヒドロキシベンズアミドの製造
【0261】
【化120】
【0262】メチレンクロリド中の2−シアノ−5−メ
トキシベンズアミド(5.2g、0.027モル)の混
合物を0℃に冷却し、三臭化ホウ素(メチレンクロリド
中の1M溶液の54ml)で滴々に処理し、0℃で30
分間撹拌し、室温で1時間撹拌し、4時間還流し、0℃
に冷却し、追加の三臭化ホウ素(メチレンクロリド中の
1M溶液の54ml)で処理し、17時間還流し、室温
に冷却し、水で希釈する。水性混合物を濾過して、固体
を得て、順番に水およびエーテルで洗浄し、乾燥して、
融点268−270℃のベージュ色の固体として標題の
生成物を得る。
【0263】実施例39 5−[(2−クロロ−α,α,α,6−テトラフルオロ
−p−トリル)オキシ]−2−シアノベンズアミドの製
【0264】
【化121】
【0265】N,N−ジメチルフォルムアミド中の5−
クロロ−α,α,α,3,4−ペンタフルオロトルエン
(2.56g、0.0118モル)、2−シアノ−5−
ヒドロキシベンズアミド(1.60g、0.0099モ
ル)および炭酸カリウム(1.64g、0.0119モ
ル)の混合物を80℃で15時間撹拌し、室温で冷却
し、氷水混合物中に注ぎ込む。水性混合物を濾過して、
固体を得て、順番に水およびヘキサンで洗浄し、乾燥し
て、融点174−175℃の黄色の固体として標題の生
成物を得る。
【0266】実施例40 試験化合物の発芽後処理除草性の評価 本発明の化合物の発芽後処理除草活性は、種々の双子葉
植物および単子葉植物を水性アセトン混合物中に分散し
た試験化合物で処理する、次の試験によって示される。
試験では、幼植物をジッフィ・フラッツ(jiffy
flats)中で約2週間成育させる。試験化合物を、
0.5%TWEEN(商標)20(Atlas Che
mical Industries社のポリオキシエチ
レンソルビタンモノラウレート界面活性剤)を含有する
50/50アセトン/水の混合物中に、40psiで作
動する噴霧ノズルで所定時間植物に施用した場合、ヘク
タール当たり約0.125kg〜0.500kgの活性
化合物の当量を与えるに十分な量で分散させる。噴霧し
た後、植物を温室の作業台の上に置き、慣用の温室管理
基準と同じ通常の方式で世話する。処理の4〜5週間
後、幼植物を下記の評定システムに従って検査し、評定
する。得られたデータを表Iに示す。ある化合物につい
て1回以上の試験を行った場合、データを平均する。
【0267】これらの評価に使用した植物種は頭文字略
語、普通名および学名によって示す。
【0268】この発芽後処理除草性評価および次の実施
例の発芽前処理除草性評価で使用した化合物には化合物
番号が与えられ、化合物名によって確認される。表Iで
はデータは化合物番号によって示される。
【0269】除草剤の評定尺度 除草剤の評価結果は評定尺度(0−9)に従って示され
る。尺度は、対照と比較した、植物の株立本数、活力、
形質異常、大きさ、萎黄および植物全体の外観について
の目視観察に基づくものである。
【0270】 対照と比較した、評定 意味 防除率% 9 完全に死滅 100 8 完全死滅に近い 91−99 7 良好な除草効果あり 80−90 6 除草効果あり 65−79 5 明確な傷害あり 45−64 4 傷害あり 30−44 3 中程度の効果あり 16−29 2 少しの効果あり 6−15 1 僅かな効果あり 1−5 0 効果なし 0 − 評価せず 除草性の評価に使用された植物の種小名 頭文字略語 普通名 学名 ABUTH ベルベットリーフ イチビ (Velvet (Abutilon theophra leaf) sti,Medic) AMBEL ブタグサ、普通 ブタクサ (Ambrosia artemisi ifolia,L.) CASOB シクルポッド カッシア・オブツシフォリア (Sicklepod)(Cassia obtusifoli a,L.) CHEAL シロザ、普通 シロザ (Chenopodium album ,L.) IPOSS アサガオの数種類 イポモエア spp. (Ipomoea spp.) GALAP ガリウム ヤエムグラ (Gallium) (Galium・aparine) ECHCG イヌビエ イヌビエ (Echinochloa crus− galli,(L)Beau) SETVI ミドリエノコログサ エノコログサ (Setaria viridis, (L)Beau) GLXMAW ダイズ、ウイリアムス ダイズ (Williams) (Glycine max(L)Me rr.CV.Williams) ORYSAT イネ、テボネット イネ (Tebonnet) (Oryza sativa,L. Tebonnet) TRZAWO コムギ、秋まき コムギ 園芸品種、アポロ (Triticum aestivum (CV.Apollo) ,CV.Apollo) ZEAMX トウモロコシ, トウモロコシ フィールド (Zea mays,L.) 除草剤として評価試験された化合物 化合物番号 1 メチル=3−{2−ブロモ−5−[(2−クロロ−α,α,α,6−テ トラフルオロ−p−トリル)オキシ]フェニル}テトラヒドローα,5 −ジメチル−2,4,6−トリオキソ−−トリアジン−1(2H)− アセテート 2 メチル=3−{2−ブロモ−5−[(2−クロロ−α,α,α,6−テ トラフルオロ−p−トリル)オキシ]フェニル}テトラヒドロー5−メ チル−2,4,6−トリオキソ−−トリアジン−1(2H)−アセテ ート 3 メチル=3−{5−[(2−クロロ−α,α,α−トリフルオロ−p− トリル)オキシ]−2−ニトロフェニル}テトラヒドロー5−メチル− 2,4,6−トリオキソ−−トリアジン−1(2H)−アセテート 4 メチル=3−{5−[(2−クロロ−α,α,α,6−テトラフルオロ −p−トリル)オキシ]−2−フルオロフェニル}テトラヒドロー5− メチル−2,4,6−トリオキソ−−トリアジン−1(2H)−アセ テート 5 エチル=3−{5−[(2−クロロ−α,α,α−トリフルオロ−p− トリル)オキシ]−2−ニトロフェニル}テトラヒドロ−2,4,6− トリオキソ−−トリアジン−1(2H)−アセテート 6 1−エチルメチル=5−{5−[(2−クロロ−α,α,α−トリフル オロ−p−トリル)オキシ]−2−ニトロフェニル}ジヒドロ−2,4 ,6−トリオキソ−−トリアジン−1,3(2H,4H)−ジアセテ ート 7 エチル=3−{5−[(2−クロロ−α,α,α−トリフルオロ−p− トリル)オキシ]−2−ニトロフェニル}テトラヒドロ−2,4,6− トリオキソ−5−(2−プロピニル)−−トリアジン−1(2H)− アセテート 8 メチル=3−{5−[(2−クロロ−α,α,α−トリフルオロ−p− トリル)オキシ]−2−ニトロフェニル}テトラヒドロ−2,4,6− トリオキソ−−トリアジン−1(2H)−アセテート 9 エチル=3−{5−[(2−クロロ−α,α,α−トリフルオロ−p− トリル)オキシ]−2−ニトロフェニル}テトラヒドロ−5−メチル− 2,4,6−トリオキソ−−トリアジン−1(2H)−アセテート 10 エチル=3−{5−[(2−クロロ−α,α,α,6−テトラフルオロ −p−トリル)オキシ]−2−シアノフェニル}テトラヒドロ−2,4 ,6−トリオキソ−−トリアジン−1(2H)−アセテート 11 エチル=3−{5−[(2−クロロ−α,α,α,6−テトラフルオロ −p−トリル)オキシ]−2−シアノフェニル}テトラヒドロ−5−メ チル−2,4,6−トリオキソ−−トリアジン−1(2H)−アセテ ート 12 1−エチルメチル=5−{5−[(2−クロロ−α,α,α,6−テト ラフルオロ−p−トリル)オキシ]−2−シアノフェニル}ジヒドロ− 2,4,6−トリオキソ−−トリアジン−1,3(2H,4H)−ジ アセテート 13 エチル=3−アリル−5−{5−[(2−クロロ−α,α,α−トリフ ルオロ−p−トリル)オキシ]−2−ニトロフェニル}テトラヒドロ− 2,4,6−トリオキソ−−トリアジン−1(2H)−アセテート 14 メチル=3−{5−[(2,4−ジクロロフェノキシ)−2−ニトロフ ェニル}テトラヒドロ−2,4,6−トリオキソ−−トリアジン−1 (2H)−アセテート 15 3−{5−[(2−クロロ−α,α,α,6−テトラフルオロ−p−ト リル)オキシ]−2−ニトロフェニル}テトラヒドロ−5−メチル−2 ,4,6−トリオキソ−−トリアジン−1(2H)−酢酸 16 メチル=3−{5−[(2−クロロ−α,α,α,6−テトラフルオロ −p−トリル)オキシ]−2−ニトロフェニル}テトラヒドロ−5−メ チル−2,4,6−トリオキソ−−トリアジン−1(2H)−アセテ ート 17 Ter−ブチル=3−{5−[(2−クロロ−α,α,α,6−テトラ フルオロ−p−トリル)オキシ]−2−ニトロフェニル}テトラヒドロ −5−メチル−2,4,6−トリオキソ−−トリアジン−1(2H) −アセテート 18 メチル=3−{5−(2,4−ジクロロフェノキシ)−2−ニトロフェ ニル}テトラヒドロ−5−メチル−2,4,6−トリオキソ−−トリ アジン−1(2H)−アセテート 19 ジメチル=5−{5−(2,4−ジクロロフェノキシ)−2−ニトロフ ェニル}ジヒドロ−2,4,6−トリオキソ−−トリアジン−1,3 −(2H,4H)−ジアセテート 20 メチル=3−{5−[(2,4−ジクロロ−m−トリル)オキシ]−2 −ニトロフェニル}テトラヒドロ−5−メチル−2,4,6−トリオキ ソ−−トリアジン−1(2H)−アセテート 21 メチル=テトラヒドロ−3−メチル−5−{2−ニトロ−5−[(α, α,α,4−テトラフルオロ−o−トリル)オキシ]フェニル}−2, 4,6−トリオキソ−−トリアジン−1(2H)−アセテート 22 メチル=3−[5−[(2,3−ジクロロフェノキシ)−2−ニトロフ ェニル]テトラヒドロ−5−メチル−2,4,6−トリオキソ−−ト リアジン−1(2H)−アセテート 23 メチル=3−[5−(4−クロロ−2−フルオロフェノキシ)−2−ニ トロフェニル]テトラヒドロ−5−メチル−2,4,6−トリオキソ− −トリアジン−1(2H)−アセテート 24 メチル=3−[5−(2−フルオロ−4−ニトロフェノキシ)−2−ニ トロフェニル]テトラヒドロ−5−メチル−2,4,6−トリオキソ− −トリアジン−1(2H)−アセテート 25 メチル=3−[2−ニトロ−5−(2,3,5−トリクロロフェノキシ )フェニル]テトラヒドロ−5−メチル−2,4,6−トリオキソ− −トリアジン−1(2H)−アセテート 26 メチル=3−[2−ニトロ−5−(2,3,4−トリクロロフェノキシ )フェニル]テトラヒドロ−5−メチル−2,4,6−トリオキソ− −トリアジン−1(2H)−アセテート 27 メチル=テトラヒドロ−3−メチル−5−[2−ニトロ−5−(2,3 ,4−トリフルオロフェノキシ)フェニル]−2,4,6−トリオキソ −−トリアジン−1(2H)−アセテート 28 メチル=3−{2−[(2−クロロ−α,α,α−トリフルオロ−p− トリル)オキシ]フェニル}テトラヒドロ−5−メチル−2,4,6− トリオキソ−−トリアジン−1(2H)−アセテート 29 メチル=3−[5−(2,4−ジクロロ−5−メトキシフェノキシ)− 2−ニトロフェニル]テトラヒドロ−5−メチル−2,4,6−トリオ キソ−−トリアジン−1(2H)−アセテート 30 メチル=テトラヒドロ−3−メチル−5−[2−ニトロ−5−(2,4 ,5−トリフルオロフェノキシ)フェニル]−2,4,6−トリオキソ −−トリアジン−1(2H)−アセテート 31 メチル=テトラヒドロ−3−メチル−5−[2−ニトロ−5−(2,4 ,5−トリクロロフェノキシ)フェニル]−2,4,6−トリオキソ− −トリアジン−1(2H)−アセテート 32 メチル=3−[5−(p−シアノフェノキシ)−2−ニトロフェニル] −テトラヒドロ−5−メチル−2,4,6−トリオキソ−−トリアジ ン−1(2H)−アセテート 33 メチル=テトラヒドロ−3−メチル−5−[2−ニトロ−5−(2,4 ,6−トリクロロフェノキシ)フェニル]−2,4,6−トリオキソ− −トリアジン−1(2H)−アセテート 34 メチル=3−{5−[2−クロロ−4−(メチルチオ)−フェノキシ] −2−ニトロフェニル}テトラヒドロ−5−メチル−2,4,6−トリ オキソ−−トリアジン−1(2H)−アセテート 35 メチル=3−[5−(3,5−ジクロロフェノキシ)−2−ニトロフェ ニル]テトラヒドロ−5−メチル−2,4,6−トリオキソ−−トリ アジン−1(2H)−アセテート 36 メチル=3−{[2−クロロ−4−(メチルスルフィニル)−フェノキ シ]−2−ニトロフェニル}テトラヒドロ−5−メチル−2,4,6− トリオキソ−−トリアジン−1(2H)−アセテート 37 メチル=3−[5−(2,6−ジクロロフェノキシ)−2−ニトロフェ ニル]テトラヒドロ−5−メチル−2,4,6−トリオキソ−−トリ アジン−1(2H)−アセテート 38 メチル=テトラヒドロ−3−メチル−5−[2−ニトロ−5−(2−ピ リジルオキシ)フェニル]−2,4,6−トリオキソ−−トリアジン −1(2H)−アセテート 39 メチル=3−{[2−クロロ−5−(2−クロロ−α,α,α−トリフ ルオロ−p−トリル)オキシ]フェニル}テトラヒドロ−5−メチル− 2,4,6−トリオキソ−−トリアジン−1(2H)−アセテート 40 Ter−ブチル=3−{[2−クロロ−5−(2−クロロ−α,α,α −トリフルオロ−p−トリル)オキシ]フェニル}テトラヒドロ−5− メチル−2,4,6−トリオキソ−−トリアジン−1(2H)−アセ テート 41 Ter−ブチル=3−{[5−(2−クロロ−α,α,α,6−テトラ フルオロ−p−トリル)オキシ]−2−フルオロフェニル}テトラヒド ロ−5−メチル−2,4,6−トリオキソ−−トリアジン−1(2H )−アセテート 42 3−{[2−ブロモ−5−{[3−クロロ−5−(トリフルオロ−メチ ル)−2−ピリジル]オキシ}フェニル}テトラヒドロ−5−メチル− 2,4,6−トリオキソ−−トリアジン−1(2H)−アセトアミド 43 メチル=3−[2−ブロモ−5−(2,4−ジクロロフェノキシ)−フ ェニル]テトラヒドロ−5−メチル−2,4,6−トリオキソ−−ト リアジン−1(2H)−アセテート 44 イソプロピル=3−{[2−ブロモ−5−{[3−クロロ−5−(トリ フルオロメチル)−2−ピリジル]オキシ}フェニル}−テトラヒドロ −5−メチル−2,4,6−トリオキソ−−トリアジン−1(2H) −アセテート 45 メチル=3−{[2−ブロモ−5−{[3−クロロ−5−(トリフルオ ロメチル)−2−ピリジル]オキシ}フェニル}テトラヒドロ−5−メ チル−2,4,6−トリオキソ−−トリアジン−1(2H)−アセテ ート 46 3−{5−[(2−クロロ−α,α,α−トリフルオロ−p−トリル) −オキシ]フェニル}テトラヒドロ−5−メチル−2,4,6−トリオ キソ−−トリアジン−1(2H)−アセトアミド
【0271】
【表12】
【0272】
【表13】
【0273】
【表14】
【0274】
【表15】
【0275】
【表16】
【0276】
【表17】
【0277】
【表18】
【0278】
【表19】
【0279】
【表20】
【0280】
【表21】
【0281】
【表22】
【0282】
【表23】
【0283】実施例41 試験化合物の発芽前処理除草性の評価 本発明の試験化合物の発芽前処理除草活性は次の試験に
よって例示される。試験では、種々の双子葉植物および
単子葉植物の種子をポットに入った土壌と別々に混合
し、別の1パイントのカップ中の約1インチの土壌の頂
部の上に播く。播種の後、カップ当たりヘクタール当た
り約0.125〜0.50kgの当量の試験化合物を与
えるのに十分な量で試験化合物を含有する選択された水
性アセトン溶液をカップに噴霧する。次いで、処理され
たカップを温室の作業台上に置き、給水し、慣用の温室
操作法に従って栽培する。処理から4〜5日後、試験を
終了し、各カップを検査して、実施例40に記載した評
定システムに従って評定する。
【0284】得られたデータを下記の表IIに示す。評
価した化合物は実施例40に記載した化合物番号で示さ
れる。
【0285】
【表24】
【0286】
【表25】
【0287】
【表26】
【0288】
【表27】
【0289】
【表28】
【0290】
【表29】
【0291】
【表30】
【0292】
【表31】
【0293】
【表32】
【0294】実施例42 湛水田条件下での移植後施用に対するイネの耐性および
発芽前処理の雑草防除 移植後の除草剤施用に対する移植イネの耐性は次の様に
決定する。10日令のイネ(園芸品種テボネット)(C
V.Tebonnet)の苗を、10.5cmの直径で
排水孔を有しない32オンスのプラスチック容器中のシ
ルト・ローム土壌中に移植する。移植後、容器を水浸し
にして、水位を土壌表面から1.5〜3cmに維持す
る。移植から3日後、容器の水浸しにされたの土壌表面
を、約0.5、0.25、0.125および0.063
kg/haの活性成分の当量を与える、試験化合物を含
有する選択された水性/アセトン50/50v/vの混
合物で処理する。処理された容器を温室の作業台上に置
き、水位が上記のように維持されるように給水し、通常
の温室操作法に従って栽培する。処理から3〜4週間
後、試験を終了し、各容器を検査し、実施例40に記載
した評定システムに従って除草効果を評定する。得られ
たデータを表IIIに示す。評価された化合物は実施例
40に記載した化合物番号で示される。
【0295】湛水田条件下での発芽前処理除草活性は次
の様に決定する。植物の種子または繁殖器官を、10.
5cmの直径で排水孔を有しない32オンスのプラスチ
ック容器中のシルト・ローム土壌中の頂部0.5cm中
に播種する。これらの容器に給水し、実験の期間中、水
位を土壌表面上1.5〜3cmに維持する。試験化合物
を、約0.5、0.25、0.125および0.063
kg/haの活性成分の当量を与える水性/アセトン混
合物(50/50v/v)として、湛水中に直接的にピ
ペット添加で施用する。処理された容器を温室の作業台
上に置き、通常の温室操作法に従って栽培する。処理か
ら3〜4週間後、試験を終了し、各容器を検査し、実施
例40に記載した評定システムに従って除草効果を評定
する。得られたデータを表IIIに示す。評価された化
合物は実施例40に記載した化合物番号で示される。
【0296】この実施例で使用した植物種は頭文字略
語、普通名および学名で示される。
【0297】イネの耐性/発芽前処理雑草防除の評価に使用した植物種 頭文字略語 普通名 学 名 ECHORC ウォーターグラス エキノクロア・オリゾイデス (Watergrass (Echinochloa ory (Calif.)) zoides(Ard.)Fri tsch) CYPIR ライス・フラッセッジ コゴメガヤツリ (Rice Flatse (Cyperus iria) dge) CYPSE フラッセッジ キペルス・セロチヌス (Flatsedge) (Cyperus serotin us,Rottb.) MOOVA モノコリア コナギ (Monochoria) (Monochoria vagi nalis,Presl.) SAGPY オモダカ(ピグマエア) ウリカワ (Arrowhead (Sagittaria pygm (Pygmaea)) aea,L.) ORYSAT イネ、テボネット イネ (Tebonnet) (Oryza sativa,L. Tebonnet)
【0298】
【表33】
【0299】
【表34】
【0300】
【表35】
【0301】
【表36】
【0302】
【表37】
【0303】
【表38】
【0304】
【表39】
【0305】実施例43 湛水田条件下における移植イネの存在中での試験化合物
の発芽前処理除草性の評価 本実施例では、デルビアン(Deluvian)水田土
壌(Toyokawa水田土壌)を100cm×9c
m深さのプラスチック・ポット中に入れる。ポット中の
土壌表面の水準まで水を添加し、混合物を深さ3cmま
でへらで混ぜる。
【0306】次いで、種々の単子葉植物の雑草の種子お
よび塊茎ポットをポットに土壌中0〜2cmの深さに播
種し、そして2.5葉期のイネ植物を移植する。イネ植
物は土壌中約3cmの深さに移植する。次いで、すべて
のポットに3cmの深さまで水を添加し、試験の期間中
3cmの深さを維持する。イネ植物を移植しそして雑草
の種子および塊茎を播種してから42日後に、試験化合
物を実施例42に記載した方法で施用する。次いでポッ
トを温室の作業台上に置き、通常の方法で栽培する。試
験は、処理から25〜30日後に検査し、実施例40で
記載した評定システムに従って評定する。得られたデー
タを以下の表IVに示す。評価された化合物は実施例4
0に記載した化合物番号で示される。
【0307】 使用された植物種 略語 普通名 学名 ECHCG イヌビエ イヌビエ (Barnyard (Echinochloa crus Grass) −galli) SAGPY オモダカ(ピグマエア) ウリカワ (Arrowhead (Sagittaria pygma (pygmaea)) ea) CYPSE フラッセッジ、多年生 キペルス・セロチヌス (Flatsedge) (Cyperus serotinu s) MOOVA モノコリア コナギ (Monochoria)(Monochoria vagin alis) CYPDI フラッセッジ、 タマガヤツリ スモールフラワー (Cyperus difform (Flatsedge, is) smallflower) SCPJU ブルラッシュ、日本 スキルプス・ユンコイデス (Bulrush、 (Scirpus juncoide Japanese) s) ORYSAK イネ、コシヒカリ イネ (Oryza sativa,L. CV.Koshihikari)
【0308】
【表40】
【0309】
【表41】
【0310】実施例44 除草性の比較評価 本発明のある種の化合物についての発芽後処理、発芽前
処理および発芽前処理の雑草/移植後のイネの除草性質
を、米国特許第4,512,797号明細書に記載のあ
る種の1,3,5−トリアジン化合物と比較する。評価
は実施例40、41および42に記載した通りに行う。
結果を表V、表VIおよび表VIIに示す。表V、表V
Iおよび表7のデータは、本発明の化合物については実
施例40に記載した化合物番号によって示し、米国特許
第4,512,797号明細書に記載の化合物について
は比較化合物文字によって示す。
【0311】表V〜表VIIのデータから分かるよう
に、本発明の化合物は一般的に、米国特許第4,51
2,797号明細書に記載の化合物より有効な除草剤で
ある。
【0312】
【表42】
【0313】
【表43】
【0314】
【表44】
【0315】
【表45】
【0316】
【表46】
【0317】
【表47】
【0318】
【表48】
【0319】
【表49】
【0320】
【表50】
【0321】
【表51】
【0322】
【表52】
【0323】
【表53】
【0324】
【表54】
【0325】
【表55】
【0326】
【表56】
【0327】
【表57】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 401/12 251 C07D 401/12 251 403/12 231 403/12 231 239 239 405/06 251 405/06 251 (31)優先権主張番号 459439 (32)優先日 1995年6月2日 (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 459562 (32)優先日 1995年6月2日 (33)優先権主張国 米国(US) (72)発明者 フイリツプ・マーク・ハリントン アメリカ合衆国ニユージヤージイ州08512 クランベリイ・ウインザーコモンズ302 (72)発明者 ゲイリイ・ミツチエル・カープ アメリカ合衆国ニユージヤージイ州08550 プリンストンジヤンクシヨン・カートライ トドライブ37 (72)発明者 サイモン・デビツド・ギル イギリス国エセツクス シーオー3 4エ イチダブリユー・コルチエスター・トンプ ソンアベニユー50 (72)発明者 ペトラ・デイーテリヒ イギリス国ハンプシヤー エスオー31 6 エヌアール・サウサンプトン・ロツクスヒ ース・ロツクスロード70

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造式 【化1】 [式中、Arは 【化2】 であり;MはCXまたは窒素であり;X、X
    、X、XおよびYは各々独立して水素、ハロ
    ゲン、ニトロ、シアノ、C−Cアルキル、C−C
    ハロアルキル、C−Cアルコキシ、C−C
    ロアルコキシまたはS(O)であり;mは0、1
    または2の整数であり;RはC−Cアルキルまた
    はC−Cアロアルキルであり;RはC−C
    ルキルであり;Yは水素またはハロゲンであり;A、A
    およびAは各々独立して酸素または硫黄であり;R
    は水素、C−Cアルキル、C−Cアルコキシア
    ルキル、C−Cアルキルカルボニルアルキル、C
    −Cハロアルキルカルボニルアルキル、C−C
    ルコキシカルボニルアルキル、C−Cハロアルコキ
    シカルボニルアルキル、C−Cアルケニル、C
    アルキニル、アルカリ金属または場合により1〜3
    個のハロゲン、C−Cアルキル、C−Cアルコ
    キシもしくはC−Cハロアルコキシ基で置換された
    フェニルであり;Rは水素、C−Cアルキルまた
    は場合により1〜3個のハロゲン、C−Cアルキ
    ル、C−CアルコキシもしくはC−Cハロアル
    コキシ基で置換されたフェニルであり、そしてRと一
    緒になった場合、Rは構造式:−(CH
    (式中、pは2、3、4または5の整数である)を表す
    ことができ、そしてnが0の場合、RはR10と一緒
    になって、R10が構造式:−(CH−(式
    中、qは2または3の整数である)によって示される環
    を形成することができ;Rは水素またはC−C
    ルキルであり、そしてRと一緒になった場合、R
    は構造式:−(CH−(式中、pは2、3、4
    または5の整数である)を表すことができ;Rは水素
    またはC−Cアルキルであり;nは0、1または2
    の整数であり;VはC(O)R、C(W)R、CH
    OC(O)RまたはCH(ORであり;R6
    はOH、OR10、SR10またはNR1112であり;W
    は酸素、NOR11、NCOR11またはNNHCON
    であり;RおよびRは各々独立して水素または
    −Cアルキルであり;RはC−Cアルキル
    であり;R10は、場合によりC−Cアルコキシ、
    −Cアルキルチオ、C−Cアルコキシカルボ
    ニルアルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、C−Cシク
    ロアルキル、テトラヒドロフリル、フリル、または場合
    により1つ以上のハロゲン、シアノ、ニトロ、C−C
    アルキル、C−Cハロアルキル、C−Cアル
    コキシもしくはC−Cハロアルコキシ基で置換され
    たフェニルで、置換されたC−Cアルキル、場合に
    よりC−Cアルコキシ、C−Cシクロアルキ
    ル、または場合により1つ以上のハロゲン、シアノ、ニ
    トロ、C−Cアルキル、C−Cハロアルキル、
    −CアルコキシまたはでC−Cハロアルコキ
    シ基で置換されたフェニルで、置換されたC−C
    ルケニル、場合によりC−Cアルコキシもしくはハ
    ロゲンで置換されたC−Cアルキニル、C−C
    シクロアルキル、N=C(R)、或いはアルカル
    金属、アルカリ土金属、マンガン、銅、亜鉛、コバル
    ト、銀、ニッケル、アンモニウムまたは有機アンモニウ
    ムカチオンであり、そしてnが0の場合、R10はR
    と一緒になって、R10が構造式:−(CH
    −(式中、qは2または3の整数である)によって示さ
    れる環を形成することができ;並びにR11およびR
    12は各々独立して水素、C−Cアルキル、C
    アルコキシカルボニルアルキル、場合により1つ以
    上のハロゲン、シアノ、ニトロ、C−Cアルキル、
    −Cハロアルキル、C−Cアルコキシもしく
    はC−Cハロアルコキシ基で置換されたベンジル、
    または場合により1つ以上のハロゲン、シアノ、ニト
    ロ、C−Cアルキル、C−Cハロアルキル、C
    −CアルコキシもしくはC−Cハロアルコキシ
    基で置換されたフェニルである]を有する化合物。
  2. 【請求項2】 望まれない植物種を防除する方法におい
    て、前記植物の葉茎にまたはその種子もしくは他の繁殖
    器官を含む土壌または水に、構造式 【化3】 (式中、Ar、Y、Y、A、A、A、R、R
    、R、nおよびVは請求項1に記載の通りであ
    る)を有する化合物の除草剤的有効量を施用することを
    含んでなる防除方法。
  3. 【請求項3】 移植されたイネの中の望まれない植物種
    を防除する方法において、前記望まれない植物種の種子
    および他の繁殖器官を含む土壌または水に、イネが移植
    された後、構造式 【化4】 (式中、Ar、Y、Y、A、A、A、R、R
    、R、nおよびVは請求項1に記載の通りであ
    る)を有する化合物の除草剤的有効量を施用することを
    含んでなる防除方法。
  4. 【請求項4】 不活性な固体状または液状担体および構
    造式 【化5】 (式中、Ar、Y、Y、A、A、A、R、R
    、R、nおよびVは請求項1に記載の通りであ
    る)を有する化合物の除草剤的有効量を含んでなる除草
    性組成物。
  5. 【請求項5】 構造式、 【化6】 (式中、Tはフッ素、OHまたはOCHであり;T
    はOHまたはOCHであり;Tはフッ素、OC
    、 【化7】 であり;MはCXまたは窒素であり;X、X
    、X、XおよびYは各々独立して水素、ハロ
    ゲン、ニトロ、シアノまたはC−Cハロアルキルで
    あり;Yは水素またはハロゲンであり;RはC−C
    アルキルであり;Rは水素、C−Cアルキル、C
    −Cアルコキシアルキル、C−Cアルキルカル
    ボニルアルキル、C−Cハロアルキルカルボニルア
    ルキル、C−Cアルコキシカルボニルアルキル、C
    −Cハロアルコキシカルボニルアルキル、C−C
    アルケニルまたはC−Cアルキニルであり;
    、RおよびRは各々独立して水素またはC
    アルキルであり;nは0、1または2の整数であ
    り;そしてR10はC−Cアルキルである)を有す
    る化合物。
  6. 【請求項6】 構造式 【化8】 (式中、Arは 【化9】 であり;MはCXまたは窒素であり;X、X
    、X、XおよびYは各々独立して水素、ハロ
    ゲン、ニトロ、シアノまたはC−Cハロアルキルで
    あり;RはC−Cアルキルであり;そしてRはC
    −Cアルキルカルボニルアルキル、C−Cハロ
    アルキルカルボニルアルキル、C−Cアルコキシカ
    ルボニルアルキルまたはC−Cハロアルコキシカル
    ボニルアルキルである)を有する化合物。
  7. 【請求項7】 構造式 【化10】 (式中、Arは 【化11】 であり;MはCXまたは窒素であり;X、X
    、X、XおよびYは各々独立して水素、ハロ
    ゲン、ニトロ、シアノまたはC−Cハロアルキルで
    あり;Yは水素またはハロゲンであり;RはC−C
    アルキルであり;Rは水素、C−Cアルキル、C
    −Cアルコキシアルキル、C−Cアルキルカル
    ボニルアルキル、C−Cハロアルキルカルボニルア
    ルキル、C−Cアルコキシカルボニルアルキル、C
    −Cハロアルコキシカルボニルアルキル、C−C
    アルケニルまたはC−Cアルキニルであり;
    、RおよびRは各々独立して水素またはC
    アルキルであり;nは0、1または2の整数であ
    り;R10はC−Cアルキルである)を有する化合
    物を製造する方法において、構造式 【化12】 (式中、Ar、YおよびYは上記の通りである)を有
    する3−アリールオキシベンズアミド化合物を次亜塩素
    酸ナトリウムおよび水酸化ナトリウムと反応させて、構
    造式 【化13】 (式中、Ar、YおよびYは上記の通りである)を有
    するイソシアネート化合物を生成する工程、前記イソシ
    アネート化合物を構造式 H2NCR1R2(CHR3)nCO2R10 (式中、R、R、R、nおよびR10は上記の通
    りである)を有するアミン化合物と反応させて、構造式 【化14】 (式中、Ar、Y、Y、R、R、R、nおよび
    10は上記の通りである)を有する尿素化合物を生成
    する工程、および前記尿素化合物をN−(クロロカルボ
    ニル)イソシアネートと環化させて、前記所望の化合物
    (Rは水素である)を生成する工程、および場合により
    前記所望の化合物(Rは水素である)を構造式 RX5 (式中、RはC−Cアルキル、C−Cアルコキ
    シアルキル、C−Cアルキルカルボニルアルキル、
    −Cハロアルキルカルボニルアルキル、C−C
    アルコキシカルボニルアルキル、C−Cハロアル
    コキシカルボニルアルキル、C−Cアルケニルまた
    はC−Cアルキニルであり;そしてXは塩素、臭
    素またはヨウ素である)を有するアルキル化剤で塩基の
    存在下でアルキル化して、前記所望の化合物(式中、R
    はC−Cアルキル、C−Cアルコキシアルキ
    ル、C−Cアルキルカルボニルアルキル、C−C
    ハロアルキルカルボニルアルキル、C−Cアルコ
    キシカルボニルアルキル、C−Cハロアルコキシカ
    ルボニルアルキル、C−CアルケニルまたはC
    アルキニルである)を生成する工程を含んでなる製
    造方法。
  8. 【請求項8】 構造式 【化15】 (式中、Arは 【化16】 であり;MはCXまたは窒素であり;X、X
    、X、XおよびYは各々独立して水素、ハロ
    ゲン、ニトロ、シアノまたはC−Cハロアルキルで
    あり;Yは水素またはハロゲンであり;RはC−C
    アルキルであり;Rは水素、C−Cアルキル、C
    −Cアルコキシアルキル、C−Cアルキルカル
    ボニルアルキル、C−Cハロアルキルカルボニルア
    ルキル、C−Cアルコキシカルボニルアルキル、C
    −Cハロアルコキシカルボニルアルキル、C−C
    アルケニルまたはC−Cアルキニルであり;
    、RおよびRは各々独立して水素またはC
    アルキルであり;nは0、1または2の整数であ
    り;そしてR10はC−Cアルキルである)を有す
    る化合物を製造する方法において、構造式 【化17】 (式中、Y、Y、R、R、R、nおよびR10
    は上記の通りである)を有する尿素化合物をN−(クロ
    ロカルボニル)イソシアネートと環化させて、構造式 【化18】 (式中、Y、Y、R、R、R、nおよびR10
    は上記の通りである)を有する1−(3−フルオロフェ
    ニル)−3−(置換メチル)−−トリアジン−2,
    4,6−トリオン化合物を生成する工程、および前記1
    −(3−フルオロフェニル)−3−(置換メチル)−
    −トリアジン−2,4,6−トリオン化合物を構造式 ArOH (式中、Arは上記の通りである)を有するアルコール
    と塩基の存在下で反応させて、前記所望の化合物(式
    中、Rは水素である)を生成し、そして場合により構造
    式 RX5 (式中、RはC−Cアルキル、C−Cアルコキ
    シアルキル、C−Cアルキルカルボニルアルキル、
    −Cハロアルキルカルボニルアルキル、C−C
    アルコキシカルボニルアルキル、C−Cハロアル
    コキシカルボニルアルキル、C−Cアルケニルまた
    はC−Cアルキニルであり;そしてXは塩素、臭
    素またはヨウ素である)を有するアルキル化剤で塩基の
    存在下でアルキル化して、前記所望の化合物(式中、R
    はC−Cアルキル、C−Cアルコキシアルキ
    ル、C−Cアルキルカルボニルアルキル、C−C
    ハロアルキルカルボニルアルキル、C−Cアルコ
    キシカルボニルアルキル、C−Cハロアルコキシカ
    ルボニルアルキル、C−CアルケニルまたはC
    アルキニルである)を生成する工程を含んでなる製
    造方法。
  9. 【請求項9】 構造式 【化19】 (式中、Arは 【化20】 であり;MはCXまたは窒素であり;X、X
    、X、XおよびYは各々独立して水素、ハロ
    ゲン、ニトロ、シアノまたはC−Cハロアルキルで
    あり;Yは水素またはハロゲンであり;RはC−C
    アルキルであり;RはC−Cアルキル、C−C
    アルコキシアルキル、C−Cアルキルカルボニル
    アルキル、C−Cハロアルキルカルボニルアルキ
    ル、C−Cアルコキシカルボニルアルキル、C
    ハロアルコキシカルボニルアルキル、C−C
    ルケニルまたはC−Cアルキニルであり;R、R
    およびRは各々独立して水素またはC−Cアル
    キルであり;nは0、1または2の整数であり;そして
    10はC−Cアルキルである)を有する化合物を
    製造する方法において、構造式 【化21】 (式中、Y、YおよびRは上記の通りである)を有す
    る尿素化合物をN−(クロロカルボニル)イソシアネー
    トと環化させて、構造式 【化22】 (式中、Y、YおよびRは上記の通りである)を有す
    る1−(3−メトキシフェニル)−−トリアジン−
    2,4,6−トリオン化合物を生成する工程、前記1−
    (3−メトキシフェニル)−−トリアジン−2,4,
    6−トリオン化合物を三臭化ホウ素と反応させて、構造
    式 【化23】 (式中、Y、YおよびRは上記の通りである)を有す
    る1−(3−ヒドロキシ−フェニル)−−トリアジン
    −2,4,6−トリオン化合物を生成する工程、前記1
    −(3−ヒドロキシフェニル)−−トリアジン−2,
    4,6−トリオン化合物を構造式 ArF (式中、Arは上記の通りである)を有するフルオロア
    リール化合物と塩基の存在下で反応させて、構造式 【化24】 (式中、Ar、Y、YおよびRは上記の通りである)
    を有する1−(3−アリールオキシフェニル)−−ト
    リアジン−2,4,6−トリオン化合物を生成する工
    程、および前記1−(3−アリールオキシフェニル)−
    −トリアジン−2,4,6−トリオン化合物を構造式 X5CR1R2(CHR3)nCO2R10 (式中、Xは塩素、臭素またはヨウ素であり、R
    、R、nおよびR10は上記の通りである)を有
    するアルキル化剤で塩基の存在下でアルキル化する工程
    を含んでなる製造方法。
  10. 【請求項10】 構造式 【化25】 (式中、Arは 【化26】 であり;MはCXまたは窒素であり;X、X
    、X、XおよびYは各々独立して水素、ハロ
    ゲン、ニトロ、シアノまたはC−Cハロアルキルで
    あり;Yは水素またはハロゲンであり;RはC−C
    アルキルであり;RはC−Cアルキル、C−C
    アルコキシアルキル、C−Cアルキルカルボニル
    アルキル、C−Cハロアルキルカルボニルアルキ
    ル、C−Cアルコキシカルボニルアルキル、C
    ハロアルコキシカルボニルアルキル、C−C
    ルケニルまたはC−Cアルキニルであり;R、R
    およびRは各々独立して水素またはC−Cアル
    キルであり;nは0、1または2の整数であり;R10
    はC−Cアルキルである)を有する化合物を製造す
    る方法において、構造式 【化27】 (式中、Y、Y、R、R、R、nおよびR
    上記の通りである)を有する尿素化合物をN−(クロロ
    カルボニル)イソシアネートと環化させて、構造式 【化28】 (式中、Y、Y、R、R、R、nおよびR10
    は上記の通りである)を有する1−(3−メトキシフェ
    ニル)−3−(置換メチル)−−トリアジン−2,
    4,6−トリオン化合物を生成する工程、前記1−(3
    −メトキシフェニル)−3−(置換メチル)−−トリ
    アジン−2,4,6−トリオン化合物を構造式 RX5 (式中、Xは塩素、臭素またはヨウ素であり、Rは上
    記の通りである)を有するアルキル化剤で塩基の存在下
    でアルキル化して、構造式 【化29】 (式中、Y、Y、R、R、R、R、nおよびR
    10は上記の通りである)を有する1−(3−メトキシ
    フェニル)−3−(置換メチル)−5−置換−−置換
    −トリアジン−2,4,6−トリオン化合物を生成する
    工程、前記1−(3−メトキシフェニル)−3−(置換
    メチル)−5−置換−−トリアジン−2,4,6−ト
    リオン化合物を三臭化ホウ素と反応させて、構造式 【化30】 (式中、Y、Y、R、R、R、R、nおよびR
    10は上記の通りである)を有する1−(3−ヒドロキ
    シフェニル)−3−(置換メチル)−5−置換−−置
    換−トリアジン−2,4,6−トリオン化合物を生成す
    る工程、および前記1−(3−ヒドロキシフェニル)−
    3−(置換メチル)−5−置換−−トリアジン−2,
    4,6−トリオン化合物を構造式 ArF (式中、Arは上記の通りである)を有するフルオロア
    リール化合物と塩基の存在下で反応させる工程を含んで
    なる製造方法。
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