JPH11217162A - 光ファイバ巻取方式と巻取りドラム - Google Patents

光ファイバ巻取方式と巻取りドラム

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Publication number
JPH11217162A
JPH11217162A JP10034088A JP3408898A JPH11217162A JP H11217162 A JPH11217162 A JP H11217162A JP 10034088 A JP10034088 A JP 10034088A JP 3408898 A JP3408898 A JP 3408898A JP H11217162 A JPH11217162 A JP H11217162A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
winding drum
winding
fiber cable
drum
Prior art date
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Pending
Application number
JP10034088A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumasa Sasaki
一正 佐々木
Takehiko Yamamoto
岳彦 山本
Kenichi Muta
健一 牟田
Yuichi Morishita
裕一 森下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Showa Electric Wire and Cable Co
Priority to JP10034088A priority Critical patent/JPH11217162A/ja
Publication of JPH11217162A publication Critical patent/JPH11217162A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ファイバもしくは光ファイバケーブルをド
ラムに巻き取る方式において、当該光ファイバもしくは
光ファイバケーブルを長手方向に見てその中央部もしく
は中間部の一箇所を巻取りドラムに固定し、その両端を
同方向に巻き取ることを特徴とする光ファイバ巻取方式
および巻取ドラムを提供する。 【解決手段】 光ファイバもしくは光ファイバケーブル
をドラムに巻き取る方式において、当該光ファイバもし
くは光ファイバケーブル2を長手方向に見てその中央部
もしくは中間部の一箇所を巻取りドラムの巻胴1に固定
し、その両端を同方向に巻き取ることを特徴とする光フ
ァイバ巻取方式である。また、光ファイバ巻取りドラム
の巻胴1に光ファイバもしくは光ファイバケーブル2の
太さと同一幅と深さのガイド溝を円形状に設け、同一方
向から光ファイバもしくは光ファイバケーブルを巻き取
るようにしたことを特徴とする光ファイバ巻取りドラム
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は光ファイバ通信の
研究開発を行う研究機関、大学などにおいて、試験用の
光ファイバもしくは光ファイバケーブルを供給する場
合、この発明の巻き取り方式による光ファイバもしくは
光ファイバケーブルで供給されるとき、光ファイバもし
くは光ファイバケーブルの両端が有効に利用できるた
め、能率よく試験あるいは実験を遂行できる光ファイバ
巻取方式と巻取りドラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光ファイバ巻取りドラムは、光フ
ァイバの一端を巻取りドラムの巻胴に固定し、他端を一
方向に巻取りドラムの巻胴に巻いているため、次のよう
な問題点があった。 実験や試験において、光ファイバ巻取りドラムに巻
き取られた光ファイバを用い、他端から光ファイバを出
射させようとするとき、光ファイバの他端は巻取りドラ
ムの巻胴に巻き取られた光ファイバの下になっており、
他端の光ファイバが使用できない状態になっていること
がある。また、光ファイバの他端が巻取りドラムから取
り出せる状態であっても、自由な長さの光ファイバを巻
取りドラムから取り出すことができなかった。
【0003】 光ファイバを用いた光通信において、
光ファイバの両端を通信装置に接続し、かつ、当該光フ
ァイバもしくは光ファイバケーブルを巻取りドラムから
繰り出しながら作業を実行しようとするとき、光ファイ
バ巻取りドラムを回転させずに光ファイバを解けば、繰
り出した光ファイバに捩じれが生じ、また、光ファイバ
巻取りドラムを回転させながら光ファイバを繰り出せ
ば、繰り出す光ファイバは捩じれないが、その他端の光
ファイバが捩じれ、光ファイバの接続部などに無理な捩
じれが負荷され、捩じ切れるなどの事故が生じる恐れが
あるため、接続を一時中断して繰り戻した後、復旧させ
るなどの処置が必要であった。
【0004】 宇宙空間において光ファイバケーブル
を放出しようとすると、上記の捩じれは光ファイバケ
ーブルに接続された物体の不要な回転の原因となるなど
の問題があり、この捩じれは極力防止しなければならな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明はこのような
点に鑑みてなされたもので、光ファイバもしくは光ファ
イバケーブルの中央部を光ファイバ巻取りドラムの巻胴
に固定し、ここを起点として光ファイバもしくは光ファ
イバケーブルの両端を光ファイバ巻取りドラム上に同方
向に巻き取るという方式である。従来の巻き取りを「一
本巻き」と呼ぶことに、この発明の方式を「ループ二本
巻き方式」と呼ぶことにする。従って、この発明の巻き
取り方式によれば、光ファイバもしくは光ファイバケー
ブルに一切の捩じれを与えることなく、その両端をそれ
ぞれ光ファイバ巻取りドラムの同方向から、もしくは異
なる方向から同時に引き出すことが可能である。これは
すぐさま上記の問題点を解決したことになる。
【0006】本発明の「ループ二本巻き方式」によれ
ば、光ファイバもしくは光ファイバケーブル捩じれが生
じないということは、上記の問題点も解決されている
ことにる。また、宇宙空間のように空中に浮いた状態で
光ファイバもしくは光ファイバケーブルを繰りだそうと
するとき、二方向から引き出せば、自動的にバランスが
維持されるばかりでなく、光ファイバもしくは光ファイ
バケーブルが捩じれることもなく引き出すことができ
る。これら光ファイバもしくは光ファイバケーブルの引
き出しは、光ファイバもしくは光ファイバケーブルによ
る光通信を一切中断することなく実行することができ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、光ファイバ
もしくは光ファイバケーブルをドラムに巻き取る方式に
おいて、当該光ファイバもしくは光ファイバケーブルを
長手方向に見てその中央部もしくは中間部の一箇所を巻
取りドラムに固定し、その両端を同方向に巻き取ること
を特徴とする光ファイバ巻取方式である。また、光ファ
イバ巻取りドラムの巻胴に光ファイバもしくは光ファイ
バケーブルの太さと同一幅と深さのガイド溝を円形状に
設け、同一方向から光ファイバもしくは光ファイバケー
ブルを巻き取るようにしたことを特徴とする光ファイバ
巻取りドラムであり、さらに、光ファイバ巻取りドラム
の巻胴に円柱状のガイド突起を設け、同一方向から光フ
ァイバもしくは光ファイバケーブルを巻き取るようにし
たことを特徴とする光ファイバ巻取りドラムである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいてこの発明の
実施の形態を説明する。図1および図2はこの発明の光
ファイバ巻取方式によって巻き取られた光ファイバケー
ブルあるいは光ファイバの状態を示した斜視図である。
即ち、巻取りドラムの巻胴1には光ファイバケーブルあ
るいは光ファイバ2(以下、光ファイバケーブルを代表
して説明する。)が一端側(図では上側)より中央部3
にかけて一方向に巻き取られる。そして巻胴1の固定部
3において、光ファイバケーブル2を固定して反転さ
せ、他端側(図では下側)の光ファイバケーブル2を巻
胴1に同方向に巻き取るのである。
【0009】図1の場合、両端の光ファイバケーブル2
を一つの束にして巻取りドラムの巻胴1に同一方向に巻
き取る方式であり、図2の場合、光ファイバケーブル2
の両端をそれぞれ巻取りドラムの巻胴1の別な位置に巻
き取るものである。後者では、光ファイバケーブル2を
固定する位置3は巻取りドラムの巻胴1の中央部である
必要はなく、巻胴1の任意の位置とすることが可能であ
る。また、このどちらであっても、図3に示すように一
方向もしくは二方向から光ファイバケーブル2の両端2
a,2bを同時に引き出すことができる。
【0010】図4は巻取りドラムの巻胴に光ファイバケ
ーブルを固定する方法を説明するための巻取りドラムの
巻胴の斜視図である。即ち、巻取りドラムの巻胴1には
その軸方向に先端が円形状で光ファイバケーブル2の太
さと同一幅と同一深さを有するガイド溝5が設けられて
いる。このガイド溝5に沿って光ファイバケーブル2の
固定部を反転するように嵌め込んで固定することによ
り、光ファイバケーブル2は巻取りドラムの巻胴1に同
一方向に巻き取られる。従って、光ファイバケーブル2
の巻き取りにおける引っ張り力に耐えられるとともに、
ガイド溝5に埋め込むことにより、巻取りドラムの巻胴
1の巻取面が平坦となり、光ファイバケーブル2の巻き
取りにおける巻き乱れが生じることを防止している。
【0011】図5は、他の実施例の巻取りドラムの巻胴
の構成を示す斜視図である。即ち、巻取りドラムの巻胴
1には円柱状のガイド突起6が形成されており、ここに
光ファイバケーブル2を反転するように掛けて固定し、
ここを折り返して同一方向に巻き取られる。この場合に
は、光ファイバケーブル2の両端を巻取りドラムの巻胴
の別々の位置に巻き取るときに利用される。
【0012】図6(a),(b),(c)は、従来の一
本巻きの巻取りドラムから、この発明の光ファイバ巻取
方式に巻き替える手順を説明するための説明図である。
まず、図6(a)に示されるように、従来の巻取りドラ
ム11に巻かれた光ファイバケーブル2を用意し、図6
(b)に示されるように、従来の巻取りドラム11から
もう一つ別の従来型の巻取りドラム12に必要分だけの
光ファイバケーブル2を分巻きする。次に、図6(c)
に示されるように、希望する分の光ファイバケーブル2
を引き出し、この発明の巻取りドラムの巻取胴1の固定
部3に固定する。そして、二つのドラムから繰り出しな
がら同時にこの発明の巻取りドラムの巻取胴1に巻き取
るのである。従って、ループ二本巻きの光ファイバケー
ブルを容易に供給することが可能である。
【0013】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明の光ファ
イバ巻取方式と巻取りドラムによれば、光ファイバケー
ブルに一切の捻じれを与えることなく、巻取りドラムの
両端から同方向に、あるいはそれぞれ異なる方向から同
時に光ファイバケーブルを引き出すことができる。従っ
て、光ファイバケーブルの両端を有効に活用することが
可能となり、能率のよい研究を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の光ファイバ巻取方式によって巻き取
られた光ファイバケーブルの状態を示した斜視図、
【図2】この発明の光ファイバ巻取方式によって巻き取
られた光ファイバケーブルの他の状態を示した斜視図、
【図3】(a),(b)は、光ファイバを巻き解した状
態を説明する説明図、
【図4】実施例の巻取りドラムの構成を示す斜視図、
【図5】他の実施例の巻取りドラムの構成を示す斜視
図、
【図6】(a),(b),(c)は、従来の巻取りドラ
ムからこの発明の巻取りドラムへ光ファイバケーブルを
巻き替えする状態を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 巻取りドラムの巻胴 2 光ファイバケーブル 3 光ファイバケーブルの固定部 5 ガイド溝 6 ガイド突起 11,12 従来の巻取りドラムの巻胴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牟田 健一 神奈川県相模原市南橋本4−1−1昭和電 線電纜株式会社内 (72)発明者 森下 裕一 神奈川県相模原市南橋本4−1−1昭和電 線電纜株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバもしくは光ファイバケーブル
    をドラムに巻き取る方式において、当該光ファイバもし
    くは光ファイバケーブルを長手方向に見てその中央部も
    しくは中間部の一箇所を巻取りドラムの巻胴に固定し、
    その両端を同方向に巻き取ることを特徴とする光ファイ
    バ巻取方式。
  2. 【請求項2】 光ファイバ巻取りドラムの巻胴に光ファ
    イバもしくは光ファイバケーブルの太さと同一幅と深さ
    のガイド溝を円形状に設け、同一方向から光ファイバも
    しくは光ファイバケーブルを巻き取るようにしたことを
    特徴とする光ファイバ巻取りドラム。
  3. 【請求項3】 光ファイバ巻取りドラムの巻胴に円柱状
    のガイド突起を設け、同一方向から光ファイバもしくは
    光ファイバケーブルを巻き取るようにしたことを特徴と
    する光ファイバ巻取りドラム。
JP10034088A 1998-01-30 1998-01-30 光ファイバ巻取方式と巻取りドラム Pending JPH11217162A (ja)

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JP10034088A JPH11217162A (ja) 1998-01-30 1998-01-30 光ファイバ巻取方式と巻取りドラム

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JP10034088A Pending JPH11217162A (ja) 1998-01-30 1998-01-30 光ファイバ巻取方式と巻取りドラム

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020064584A (ko) * 2001-02-02 2002-08-09 주식회사케이텍정보통신 광통신 교육용 양방향 드럼의 광케이블 권취방법
JP2010250147A (ja) * 2009-04-17 2010-11-04 Fujitsu Ltd 光ファイバプリロールアセンブリ、光ファイバプリロールカセット及び温度測定方法
JP2014044052A (ja) * 2012-08-24 2014-03-13 Fujitsu Ltd 光ファイバ温度測定具及び温度分布測定システム
CN106956960A (zh) * 2017-03-31 2017-07-18 杭州富通通信技术股份有限公司 用于光纤宏弯损耗测试的绕纤装置

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