JPH11217047A - 車両用左右両側確認装置におけるカメラ装置 - Google Patents
車両用左右両側確認装置におけるカメラ装置Info
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- JPH11217047A JPH11217047A JP10020807A JP2080798A JPH11217047A JP H11217047 A JPH11217047 A JP H11217047A JP 10020807 A JP10020807 A JP 10020807A JP 2080798 A JP2080798 A JP 2080798A JP H11217047 A JPH11217047 A JP H11217047A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品点数の軽減化。小型化。カメラと反射面
とのセンタ合せが簡単。 【解決手段】 ベース500と、カメラ3と、平面から
見てV字形状をなす反射面4が一体に設けられた透明な
ケース700とを備えたものである。この結果、従来の
カメラ装置と比較して、部品点数が少ない。部品点数が
少ないので、装置全体を小型化することができる。カメ
ラ3と反射面4と一体のケース700とがそれぞれ別個
にベースに固定されているが、カメラ3がベース500
に直接固定されているので、固定箇所がカメラ3とベー
ス500間、反射面4と一体のケース700とベース5
00間の2箇所である。反射面4と一体のケース700
とベース500との設置面外形が大きいので、反射面4
と一体のケース700とベース500とのセンタ出しが
正確に出し易い。このために、カメラ3と反射面4との
センタ合せが簡単である。
とのセンタ合せが簡単。 【解決手段】 ベース500と、カメラ3と、平面から
見てV字形状をなす反射面4が一体に設けられた透明な
ケース700とを備えたものである。この結果、従来の
カメラ装置と比較して、部品点数が少ない。部品点数が
少ないので、装置全体を小型化することができる。カメ
ラ3と反射面4と一体のケース700とがそれぞれ別個
にベースに固定されているが、カメラ3がベース500
に直接固定されているので、固定箇所がカメラ3とベー
ス500間、反射面4と一体のケース700とベース5
00間の2箇所である。反射面4と一体のケース700
とベース500との設置面外形が大きいので、反射面4
と一体のケース700とベース500とのセンタ出しが
正確に出し易い。このために、カメラ3と反射面4との
センタ合せが簡単である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車等の
車両の左右両側の情報を車両に搭載されたカメラ装置に
よりキャッチしかつ車内に設置されたモニター装置にカ
メラ映像として映し出して、車両の左右両側の確認を行
なう車両用左右両側確認装置において、その車両用左右
両側確認装置に使用されるカメラ装置に係り、特に部品
点数の軽減化、小型化、カメラと反射面とのセンタ合せ
が簡単である車両用左右両側確認装置におけるカメラ装
置に関するものである。
車両の左右両側の情報を車両に搭載されたカメラ装置に
よりキャッチしかつ車内に設置されたモニター装置にカ
メラ映像として映し出して、車両の左右両側の確認を行
なう車両用左右両側確認装置において、その車両用左右
両側確認装置に使用されるカメラ装置に係り、特に部品
点数の軽減化、小型化、カメラと反射面とのセンタ合せ
が簡単である車両用左右両側確認装置におけるカメラ装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、車両用左右両側確認装置を図8乃
至図10を参照して説明する。この例は自動車に装備さ
れて自動車の左右両側を確認する例について説明する。
車両用左右両側確認装置は、自動車Cの前端中央であっ
てバンパーの下方に装備されたカメラ装置1と、自動車
Cの運転席に近い計器盤(インパネ)等に設置されたモ
ニター装置2と、から構成されている。前記カメラ装置
1は、一般に、図9に示すように、キャッチした情報を
映像信号に変換する例えばCCDカメラ(以下、単にカ
メラと称する)3と、平面から見てV字形状をなしてお
り、自動車Cの左右両側の情報を反射させて前記カメラ
3にキャッチさせる反射面4と、を備えている。
至図10を参照して説明する。この例は自動車に装備さ
れて自動車の左右両側を確認する例について説明する。
車両用左右両側確認装置は、自動車Cの前端中央であっ
てバンパーの下方に装備されたカメラ装置1と、自動車
Cの運転席に近い計器盤(インパネ)等に設置されたモ
ニター装置2と、から構成されている。前記カメラ装置
1は、一般に、図9に示すように、キャッチした情報を
映像信号に変換する例えばCCDカメラ(以下、単にカ
メラと称する)3と、平面から見てV字形状をなしてお
り、自動車Cの左右両側の情報を反射させて前記カメラ
3にキャッチさせる反射面4と、を備えている。
【0003】次に、上述の車両用左右両側確認装置の操
作作動について説明する。まず、図8及び図9に示すよ
うに、自動車Cの左右両側の情報がカメラ装置1の反射
面4で反射されてカメラ3にキャッチされ、このカメラ
3で左右両側の情報が映像信号に変換される。この結
果、図10に示すように、映像信号に変換された左右両
側の情報が左右両側のカメラ映像としてモニター装置2
に映し出される。なお、図8及び図9において、斜線が
施された範囲は、モニター装置2の左右両側の映像とし
て確認できる左右両側の情報の範囲を示している。上述
の車両用左右両側確認装置としては、例えば、実開平1
−109447号公報に記載のものがある。
作作動について説明する。まず、図8及び図9に示すよ
うに、自動車Cの左右両側の情報がカメラ装置1の反射
面4で反射されてカメラ3にキャッチされ、このカメラ
3で左右両側の情報が映像信号に変換される。この結
果、図10に示すように、映像信号に変換された左右両
側の情報が左右両側のカメラ映像としてモニター装置2
に映し出される。なお、図8及び図9において、斜線が
施された範囲は、モニター装置2の左右両側の映像とし
て確認できる左右両側の情報の範囲を示している。上述
の車両用左右両側確認装置としては、例えば、実開平1
−109447号公報に記載のものがある。
【0004】上述の車両用左右両側確認装置におけるカ
メラ装置は、図6及び図7に示すように、ベース5と、
そのベース5にブラケット6を介して取り付けられた前
記カメラ3と、前記ベース5に固定された透明なケース
7と、平面から見てV字形状の前記反射面4を有する反
射体8と、を備える。前記ベース5は、上面壁が開口し
かつ底が浅い直方体形状をなす。このベース5の底には
6本の小円柱形状の取付ボス部50がそれぞれ一体に突
設されていると共に、このベース5の前後両端中央の上
面開口縁寄りには小舌形状の取付凸部51がそれぞれ一
体に突設されている。前記ブラケット6は、側面から見
てL字形状をなす。このブラケット6の垂直板の4角部
にはねじ穴60がそれぞれ設けられていると共に、この
ブラケット6の水平板の4角部には小円形の透孔61が
前記後側の4本の取付ボス部50と対応してそれぞれ設
けられている。前記カメラ3は四角形の取付板30が一
体に設けられており、この取付板30の4角部には小舌
形状の切欠31が前記ねじ穴60に対応してそれぞれ設
けられている。前記透明なケース7は、無色透明な材質
からなり、底面壁が前記ベース5の上面開口と対応して
開口した中空状の直方体形状をなす。このケース7の前
後両端中央の底面開口縁寄りには小舌形状の取付凸部7
1が前記ベース5の取付凸部51に対応してそれぞれ一
体に突設されている。前記反射体8は、平面から見てV
字形状の側板80と、三角形の底板81とからなる。上
述の側板80の前記カメラ3及びケース7の左右両側面
壁と対抗する面には前記反射面4がアルミ蒸着等により
設けられている。上述の底板81には小円形の透孔82
が前記前側の2本の取付ボス部50と対向してそれぞれ
設けられている。
メラ装置は、図6及び図7に示すように、ベース5と、
そのベース5にブラケット6を介して取り付けられた前
記カメラ3と、前記ベース5に固定された透明なケース
7と、平面から見てV字形状の前記反射面4を有する反
射体8と、を備える。前記ベース5は、上面壁が開口し
かつ底が浅い直方体形状をなす。このベース5の底には
6本の小円柱形状の取付ボス部50がそれぞれ一体に突
設されていると共に、このベース5の前後両端中央の上
面開口縁寄りには小舌形状の取付凸部51がそれぞれ一
体に突設されている。前記ブラケット6は、側面から見
てL字形状をなす。このブラケット6の垂直板の4角部
にはねじ穴60がそれぞれ設けられていると共に、この
ブラケット6の水平板の4角部には小円形の透孔61が
前記後側の4本の取付ボス部50と対応してそれぞれ設
けられている。前記カメラ3は四角形の取付板30が一
体に設けられており、この取付板30の4角部には小舌
形状の切欠31が前記ねじ穴60に対応してそれぞれ設
けられている。前記透明なケース7は、無色透明な材質
からなり、底面壁が前記ベース5の上面開口と対応して
開口した中空状の直方体形状をなす。このケース7の前
後両端中央の底面開口縁寄りには小舌形状の取付凸部7
1が前記ベース5の取付凸部51に対応してそれぞれ一
体に突設されている。前記反射体8は、平面から見てV
字形状の側板80と、三角形の底板81とからなる。上
述の側板80の前記カメラ3及びケース7の左右両側面
壁と対抗する面には前記反射面4がアルミ蒸着等により
設けられている。上述の底板81には小円形の透孔82
が前記前側の2本の取付ボス部50と対向してそれぞれ
設けられている。
【0005】そして、スクリュウ9を前記カメラ3の取
付板30の切欠31を介して前記ブラケット6のねじ穴
60にねじ込んでカメラ3をブラケット6に固定する。
また、スクリュウ9を前記ブラケット6の透孔61を介
して前記ベース5の取付ボス部50にねじ込んでカメラ
3及びブラケット6をベース5に固定する。さらに、ス
クリュウ9を前記反射体8の透孔82を介して前記ベー
ス5の取付ボス部50にねじ込んで反射面4及び反車体
8をベース5に固定する。さらにまた、スクリュウ9を
前記ケース7の取付凸部71を介して前記ベース5の取
付凸部51にねじ込んでケース7をベース5に固定す
る。上述のようにして車両用左右両側確認装置における
カメラ装置が構成される。
付板30の切欠31を介して前記ブラケット6のねじ穴
60にねじ込んでカメラ3をブラケット6に固定する。
また、スクリュウ9を前記ブラケット6の透孔61を介
して前記ベース5の取付ボス部50にねじ込んでカメラ
3及びブラケット6をベース5に固定する。さらに、ス
クリュウ9を前記反射体8の透孔82を介して前記ベー
ス5の取付ボス部50にねじ込んで反射面4及び反車体
8をベース5に固定する。さらにまた、スクリュウ9を
前記ケース7の取付凸部71を介して前記ベース5の取
付凸部51にねじ込んでケース7をベース5に固定す
る。上述のようにして車両用左右両側確認装置における
カメラ装置が構成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
の車両用左右両側確認装置におけるカメラ装置は、ベー
ス5と、ブラケット6と、カメラ3と、反射面4を有す
る反射体8と、透明なケース7と、部品点数が多い。ま
た、部品点数が多いために装置全体が大型化する。さら
に、カメラ3と反射面4を有する反射体8とがそれぞれ
別個にベース5に固定されており、しかもカメラ3がブ
ラケット6を介してベース5に固定されているので、固
定箇所がカメラ3とブラケット6間、ブラケット6とベ
ース5間、反射面4を有する反射体8とベース5間の3
箇所である。その上、反射面4を有する反射体8とベー
ス5との設置面外形が小さいので、反射面4を有する反
射体8とベース5とのセンタ出しが正確に出し難い。こ
のために、カメラ3と反射面4とのセンタ合せが困難で
ある。
の車両用左右両側確認装置におけるカメラ装置は、ベー
ス5と、ブラケット6と、カメラ3と、反射面4を有す
る反射体8と、透明なケース7と、部品点数が多い。ま
た、部品点数が多いために装置全体が大型化する。さら
に、カメラ3と反射面4を有する反射体8とがそれぞれ
別個にベース5に固定されており、しかもカメラ3がブ
ラケット6を介してベース5に固定されているので、固
定箇所がカメラ3とブラケット6間、ブラケット6とベ
ース5間、反射面4を有する反射体8とベース5間の3
箇所である。その上、反射面4を有する反射体8とベー
ス5との設置面外形が小さいので、反射面4を有する反
射体8とベース5とのセンタ出しが正確に出し難い。こ
のために、カメラ3と反射面4とのセンタ合せが困難で
ある。
【0007】本発明の目的は、部品点数の軽減化、小型
化、カメラと反射面とのセンタ合せが簡単である車両用
左右両側確認装置におけるカメラ装置を提供することに
ある。
化、カメラと反射面とのセンタ合せが簡単である車両用
左右両側確認装置におけるカメラ装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、ベースにカメラと光透過部を有するケ
ースとがそれぞれ固定されており、車両の左右両側の情
報を前記光透過部を経て反射させて前記カメラにキャッ
チさせる反射面が前記ケースに平面から見てV字形状に
一体に設けられていることを特徴とする。
達成するために、ベースにカメラと光透過部を有するケ
ースとがそれぞれ固定されており、車両の左右両側の情
報を前記光透過部を経て反射させて前記カメラにキャッ
チさせる反射面が前記ケースに平面から見てV字形状に
一体に設けられていることを特徴とする。
【0009】この結果、本発明の車両用左右両側確認装
置におけるカメラ装置は、ベースと、カメラと、光透過
部を有しかつ反射面が一体に設けられたケースとを備え
たものであるから、従来のカメラ装置と比較して、部品
点数が少ない。また、部品点数が少ないので、装置全体
を小型化することができる。さらに、カメラと反射面と
一体のケースとがそれぞれ別個にベースに固定されてい
るが、カメラがベースに直接固定されているので、固定
箇所がカメラとベース間、反射面と一体のケースとベー
ス間の2箇所である。その上、反射面と一体のケースと
ベースとの設置面外形が大きいので、反射面と一体のケ
ースとベースとのセンタ出しが正確に出し易い。このた
めに、カメラと反射面とのセンタ合せが簡単である。
置におけるカメラ装置は、ベースと、カメラと、光透過
部を有しかつ反射面が一体に設けられたケースとを備え
たものであるから、従来のカメラ装置と比較して、部品
点数が少ない。また、部品点数が少ないので、装置全体
を小型化することができる。さらに、カメラと反射面と
一体のケースとがそれぞれ別個にベースに固定されてい
るが、カメラがベースに直接固定されているので、固定
箇所がカメラとベース間、反射面と一体のケースとベー
ス間の2箇所である。その上、反射面と一体のケースと
ベースとの設置面外形が大きいので、反射面と一体のケ
ースとベースとのセンタ出しが正確に出し易い。このた
めに、カメラと反射面とのセンタ合せが簡単である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車両用左右両側確
認装置におけるカメラ装置の一実施の形態を図1乃至図
3を参照して説明する。この例は自動車に装備されて自
動車の左右両側を確認する例について説明する。図中、
図6乃至図10と同符号は同一のものを示す。
認装置におけるカメラ装置の一実施の形態を図1乃至図
3を参照して説明する。この例は自動車に装備されて自
動車の左右両側を確認する例について説明する。図中、
図6乃至図10と同符号は同一のものを示す。
【0011】図において、500はベースである。この
ベース500は、前面壁が開口しかつ底が浅い直方体形
状をなす。このベース500の底の4角部には4本の小
円柱形状の取付ボス部501がそれぞれ一体に突設され
ていると共に、このベース500の左右両側面中央の前
面開口縁寄りには小舌形状の取付凸部502がそれぞれ
一体に突設されている。
ベース500は、前面壁が開口しかつ底が浅い直方体形
状をなす。このベース500の底の4角部には4本の小
円柱形状の取付ボス部501がそれぞれ一体に突設され
ていると共に、このベース500の左右両側面中央の前
面開口縁寄りには小舌形状の取付凸部502がそれぞれ
一体に突設されている。
【0012】図において700はケースである。このケ
ース700は、無色透明な材質からなり、前面壁が平面
から見てV字形状をなし、かつ背面壁701が前記ベー
ス500の前面開口と対応して開口した中空状の形状を
なす。このケース700のV字形状の前面壁の内面(カ
メラ3及びケース700の左右両側面壁と対向する面)
には、アルミ蒸着等により反射面4が一体に設けられて
いる。また、このケース700の左右両側面中央の背面
開口縁寄りには小舌形状の取付凸部702が前記ベース
500の取付凸部502に対応してそれぞれ一体に突設
されている。
ース700は、無色透明な材質からなり、前面壁が平面
から見てV字形状をなし、かつ背面壁701が前記ベー
ス500の前面開口と対応して開口した中空状の形状を
なす。このケース700のV字形状の前面壁の内面(カ
メラ3及びケース700の左右両側面壁と対向する面)
には、アルミ蒸着等により反射面4が一体に設けられて
いる。また、このケース700の左右両側面中央の背面
開口縁寄りには小舌形状の取付凸部702が前記ベース
500の取付凸部502に対応してそれぞれ一体に突設
されている。
【0013】そして、スクリュウ9をカメラ3の取付板
30の切欠31を介して前記ベース500の取付ボス部
501にねじ込んでカメラ3をベース500に固定す
る。次に、スクリュウ9を前記ケース700の取付凸部
702を介して前記ベース500の取付凸部502にね
じ込んで反射面4と一体のケース700をベース500
に固定する。上述のようにして車両用左右両側確認装置
における本発明のカメラ装置が構成される。
30の切欠31を介して前記ベース500の取付ボス部
501にねじ込んでカメラ3をベース500に固定す
る。次に、スクリュウ9を前記ケース700の取付凸部
702を介して前記ベース500の取付凸部502にね
じ込んで反射面4と一体のケース700をベース500
に固定する。上述のようにして車両用左右両側確認装置
における本発明のカメラ装置が構成される。
【0014】この実施の形態における本発明のカメラ装
置は、以上の如き構成からなり、自動車Cの前端中央で
あってバンパーの下方に装備し、かつ自動車Cの運転席
に近い計器盤(インパネ)等に設置されたモニター装置
2と接続することにより、下記の操作作動を行う。すな
わち、図8及び図9に示すように、斜線が施された範囲
の自動車Cの左右両側の情報は、透明なケース700の
左右両側壁を介してそのケース700と一体の平面から
見てV字形状をなす反射面4で反射されてカメラ3にキ
ャッチされる。この反射面4で反射されてカメラ3にキ
ャッチされた自動車Cの左右両側の情報は、映像信号に
変換されて、図10に示すように、左右両側のカメラ映
像としてモニター装置2に映し出される。
置は、以上の如き構成からなり、自動車Cの前端中央で
あってバンパーの下方に装備し、かつ自動車Cの運転席
に近い計器盤(インパネ)等に設置されたモニター装置
2と接続することにより、下記の操作作動を行う。すな
わち、図8及び図9に示すように、斜線が施された範囲
の自動車Cの左右両側の情報は、透明なケース700の
左右両側壁を介してそのケース700と一体の平面から
見てV字形状をなす反射面4で反射されてカメラ3にキ
ャッチされる。この反射面4で反射されてカメラ3にキ
ャッチされた自動車Cの左右両側の情報は、映像信号に
変換されて、図10に示すように、左右両側のカメラ映
像としてモニター装置2に映し出される。
【0015】このように、この実施の形態における本発
明のカメラ装置は、ベース500と、カメラ3と、平面
から見てV字形状をなす反射面4が一体に設けられた透
明なケース700とを備えたものであるから、従来のカ
メラ装置(ベース5と、カメラ3と、ブラケット6と、
反射面4を有する反射体8と、ケース7とから構成され
ている)と比較して、部品点数が少ない。また、部品点
数が少ないので、装置全体を小型化することができる。
さらに、カメラ3と反射面4と一体のケース700とが
それぞれ別個にベース500に固定されているが、カメ
ラ3がベース500に直接固定されているので、固定箇
所がカメラ3とベース500間、反射面4と一体のケー
ス700とベース500間の2箇所である。その上、反
射面4と一体のケース700の背面開口部701とベー
ス500の前面開口部との設置面外形が大きいので、反
射面4と一体のケース700とベース500とのセンタ
出しが正確に出し易い。このために、カメラ3と反射面
4とのセンタ合せが簡単である。
明のカメラ装置は、ベース500と、カメラ3と、平面
から見てV字形状をなす反射面4が一体に設けられた透
明なケース700とを備えたものであるから、従来のカ
メラ装置(ベース5と、カメラ3と、ブラケット6と、
反射面4を有する反射体8と、ケース7とから構成され
ている)と比較して、部品点数が少ない。また、部品点
数が少ないので、装置全体を小型化することができる。
さらに、カメラ3と反射面4と一体のケース700とが
それぞれ別個にベース500に固定されているが、カメ
ラ3がベース500に直接固定されているので、固定箇
所がカメラ3とベース500間、反射面4と一体のケー
ス700とベース500間の2箇所である。その上、反
射面4と一体のケース700の背面開口部701とベー
ス500の前面開口部との設置面外形が大きいので、反
射面4と一体のケース700とベース500とのセンタ
出しが正確に出し易い。このために、カメラ3と反射面
4とのセンタ合せが簡単である。
【0016】図4及び図5は本発明の車両用左右両側確
認装置におけるカメラ装置の変形例を示す。図中、図1
乃至図3及び図6乃至図10と同符号は同一のものを示
す。この変形例における本発明のカメラ装置は、図4に
示すように、ケース700に一体に設けられたV字形状
の反射面4の谷部に溝703を垂直に設け、その溝70
3に塗料等により色入れを行って区切り線を設けたもの
である。
認装置におけるカメラ装置の変形例を示す。図中、図1
乃至図3及び図6乃至図10と同符号は同一のものを示
す。この変形例における本発明のカメラ装置は、図4に
示すように、ケース700に一体に設けられたV字形状
の反射面4の谷部に溝703を垂直に設け、その溝70
3に塗料等により色入れを行って区切り線を設けたもの
である。
【0017】この変形例における本発明のカメラ装置
は、以上の如き構成からなるので、V字形状の反射面4
の谷部に設けられた色入れの溝703、すなわち区切り
線により、図5に示すように、この区切り線がモニター
装置2に写し出されるカメラ映像を車両の左右両側の情
報毎に区別する区切り線20としてモニター装置2に写
し出されるので、モニター装置2に写し出される左右の
カメラ映像が車両の左右両側の情報毎に区別でき、車両
の左右両側の情報確認が容易となる。
は、以上の如き構成からなるので、V字形状の反射面4
の谷部に設けられた色入れの溝703、すなわち区切り
線により、図5に示すように、この区切り線がモニター
装置2に写し出されるカメラ映像を車両の左右両側の情
報毎に区別する区切り線20としてモニター装置2に写
し出されるので、モニター装置2に写し出される左右の
カメラ映像が車両の左右両側の情報毎に区別でき、車両
の左右両側の情報確認が容易となる。
【0018】なお、上述の実施の形態において、ケース
700は全体が透明な材質からなっているものである
が、ケースの左右両側壁のうち、少なくとも、自動車C
の左右両側の情報がケースと一体の反射面4に反射され
てカメラ3にキャッチされる程度の部分が透明であれば
良く、又は開口部であっても良く、その他の部分は不透
明であっても良い。
700は全体が透明な材質からなっているものである
が、ケースの左右両側壁のうち、少なくとも、自動車C
の左右両側の情報がケースと一体の反射面4に反射され
てカメラ3にキャッチされる程度の部分が透明であれば
良く、又は開口部であっても良く、その他の部分は不透
明であっても良い。
【0019】また、上述の実施の形態において、自動車
Cの左右両側を確認する場合について説明したが、本発
明の車両用左右両側確認装置におけるカメラ装置は、上
述の自動車C以外の車両の左右両側の情報確認にも使用
することができる。
Cの左右両側を確認する場合について説明したが、本発
明の車両用左右両側確認装置におけるカメラ装置は、上
述の自動車C以外の車両の左右両側の情報確認にも使用
することができる。
【0020】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明の車両
用左右両側確認装置におけるカメラ装置は、ベースと、
カメラと、光透過部を有しかつ反射面が一体に設けられ
たケースとを備えたものであるから、従来のカメラ装置
と比較して、部品点数が少ない。また、部品点数が少な
いので、装置全体を小型化することができる。さらに、
カメラと反射面と一体のケースとがそれぞれ別個にベー
スに固定されているが、カメラがベースに直接固定され
ているので、固定箇所がカメラとベース間、反射面と一
体のケースとベース間の2箇所である。その上、反射面
と一体のケースとベースとの設置面外形が大きいので、
反射面と一体のケースとベースとのセンタ出しが正確に
出し易い。このために、カメラと反射面とのセンタ合せ
が簡単である。
用左右両側確認装置におけるカメラ装置は、ベースと、
カメラと、光透過部を有しかつ反射面が一体に設けられ
たケースとを備えたものであるから、従来のカメラ装置
と比較して、部品点数が少ない。また、部品点数が少な
いので、装置全体を小型化することができる。さらに、
カメラと反射面と一体のケースとがそれぞれ別個にベー
スに固定されているが、カメラがベースに直接固定され
ているので、固定箇所がカメラとベース間、反射面と一
体のケースとベース間の2箇所である。その上、反射面
と一体のケースとベースとの設置面外形が大きいので、
反射面と一体のケースとベースとのセンタ出しが正確に
出し易い。このために、カメラと反射面とのセンタ合せ
が簡単である。
【図1】本発明の車両用左右両側確認装置におけるカメ
ラ装置の一実施の形態を示した分解斜視図である。
ラ装置の一実施の形態を示した分解斜視図である。
【図2】同じく、組み立て状態を示した一部破断斜視図
である。
である。
【図3】同じく、平面から見てV字形状をなす反射面と
一体のケースの一部破断斜視図である。
一体のケースの一部破断斜視図である。
【図4】本発明の車両用左右両側確認装置におけるカメ
ラ装置の変形例を示し、平面から見てV字形状をなす反
射面と一体のケースの一部破断斜視図である。
ラ装置の変形例を示し、平面から見てV字形状をなす反
射面と一体のケースの一部破断斜視図である。
【図5】同じく、左右両側のカメラ映像が区切り線と共
に写し出されているモニター装置の説明図である。
に写し出されているモニター装置の説明図である。
【図6】従来の車両用左右両側確認装置におけるカメラ
装置を示した分解斜視図である。
装置を示した分解斜視図である。
【図7】同じく、組み立て状態を示した一部破断斜視図
である。
である。
【図8】車両用左右両側確認装置による自動車の左右両
側の情報を確認する状態を示した説明図である。
側の情報を確認する状態を示した説明図である。
【図9】同じく、車両用左右両側確認装置におけるカメ
ラ装置による自動車の左右両側の情報が反射面で反射さ
れてカメラにキャッチされている状態を示した説明図で
ある。
ラ装置による自動車の左右両側の情報が反射面で反射さ
れてカメラにキャッチされている状態を示した説明図で
ある。
【図10】同じく、車両用左右両側確認装置による自動
車の左右両側の情報が左右両側のカメラ映像として写し
出されているモニター装置の説明図である。
車の左右両側の情報が左右両側のカメラ映像として写し
出されているモニター装置の説明図である。
1…カメラ装置、2…モニター装置、20…区切り線、
3…カメラ(CCDカメラ装置)、4…反射面、500
…ベース、700…ケース、703…溝(区切り線)、
9…スクリュウ、C…自動車。
3…カメラ(CCDカメラ装置)、4…反射面、500
…ベース、700…ケース、703…溝(区切り線)、
9…スクリュウ、C…自動車。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 7/18 H04N 7/18 J
Claims (2)
- 【請求項1】 車両に搭載され、前記車両の左右両側の
情報をキャッチして映像信号に変換するカメラ装置と、
車内に配置され、前記カメラ装置によりキャッチされた
車両の左右両側の情報をカメラ映像として映し出すモニ
ター装置と、から構成された車両用左右両側確認装置に
おいて、 前記カメラ装置は、 ベースと、 前記ベースに固定されたカメラと、 光透過部を有し、かつ前記ベースに固定されたケース
と、 前記ケースに平面から見てV字形状に一体に設けられ、
前記車両の左右両側の情報を前記光透過部を経て反射さ
せて前記カメラにキャッチさせる反射面と、 を備えたことを特徴とする車両用左右両側確認装置にお
けるカメラ装置。 - 【請求項2】 前記V字形状の反射面の谷部に区切り線
が設けられ、前記モニター装置に写し出されるカメラ映
像を車両の左右両側の情報毎に区別する区切り線が前記
モニター装置に写し出されている、ことを特徴とする請
求項1に記載の車両用左右両側確認装置におけるカメラ
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10020807A JPH11217047A (ja) | 1998-02-02 | 1998-02-02 | 車両用左右両側確認装置におけるカメラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10020807A JPH11217047A (ja) | 1998-02-02 | 1998-02-02 | 車両用左右両側確認装置におけるカメラ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11217047A true JPH11217047A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=12037321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10020807A Pending JPH11217047A (ja) | 1998-02-02 | 1998-02-02 | 車両用左右両側確認装置におけるカメラ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11217047A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001213234A (ja) * | 2000-02-02 | 2001-08-07 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 車載用周辺視認装置 |
JP2007013549A (ja) * | 2005-06-30 | 2007-01-18 | Fujitsu General Ltd | 車両用監視カメラ装置 |
JP2010283555A (ja) * | 2009-06-04 | 2010-12-16 | Ricoh Co Ltd | 車載カメラ装置 |
-
1998
- 1998-02-02 JP JP10020807A patent/JPH11217047A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001213234A (ja) * | 2000-02-02 | 2001-08-07 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | 車載用周辺視認装置 |
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JP4687282B2 (ja) * | 2005-06-30 | 2011-05-25 | 株式会社富士通ゼネラル | 車両用監視カメラ装置 |
JP2010283555A (ja) * | 2009-06-04 | 2010-12-16 | Ricoh Co Ltd | 車載カメラ装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051101 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060328 |