JPH11216707A - ボードプレス成形の金型装置およびボードの搬出方法 - Google Patents

ボードプレス成形の金型装置およびボードの搬出方法

Info

Publication number
JPH11216707A
JPH11216707A JP3393098A JP3393098A JPH11216707A JP H11216707 A JPH11216707 A JP H11216707A JP 3393098 A JP3393098 A JP 3393098A JP 3393098 A JP3393098 A JP 3393098A JP H11216707 A JPH11216707 A JP H11216707A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
board
press
die
mold
extrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3393098A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoichi Maeda
諒一 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Hydromechanics Corp
Original Assignee
Kawasaki Hydromechanics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Hydromechanics Corp filed Critical Kawasaki Hydromechanics Corp
Priority to JP3393098A priority Critical patent/JPH11216707A/ja
Publication of JPH11216707A publication Critical patent/JPH11216707A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 柔らかくて粘着性のあるボード原料をプレス
して、成形したボードを金型から表面性状を損なわなく
離れさせて、生産性を高めることにある。 【解決手段】 粘着性のあるボード原料1をボードプレ
ス成形機2の金型3内に投入してボード6をプレス成形
するもので、下金型5に所定の間隔でボード6の押し出
し孔7を開孔するとともに、押し出し孔7に押し出し用
金型8を昇降可能に配設して、ボード6の下面に搬出用
フォークを挿入して成形したボード6を金型3から表面
性状を損なわなくして離れさせて搬出するようにしてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建材分野における
ボードプレス成形の金型装置およびボードの搬出方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、建材ボードをプレス成形すること
が試みられ、ボードを所要の寸法に量産することが行わ
れるようになった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、柔らかくて粘
着性のあるボード原料をボードプレス成形機の金型内に
投入してプレスすると、金型に離型剤を塗着していても
ボード原料が金型に粘着するものであった。
【0004】そのため、プレス成形したボードが金型か
ら離れにくく、強制的に引き離すと、成形品の表面性状
を著しく損なって生産性を阻害するものであった。
【0005】したがって、プレス成形したボードを金型
から確実に離れさせて、表面性状を損なわなくして生産
性を高めることができる手段が要望されていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
点に鑑みたもので、上記の課題を解決するために、粘着
性のあるボード原料をボードプレス成形機の金型内に投
入してボードをプレス成形するボードプレス成形の金型
装置およびボードの搬出方法であって、上記金型で成形
したボードを表面性状を損なうことなく取り出せるよう
に、下金型に所定の間隔でボードの押し出し孔を開孔す
るとともに、ボードの下面に搬出用フォークを挿入可能
に押し出し孔に押し出し用金型を昇降可能に配設してボ
ードを搬出することを特徴とするボードプレス成形の金
型装置およびボードの搬出方法を提供するにある。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のボードプレス成形の金型
装置およびボードの搬出方法は、粘着性のあるボード原
料をボードプレス成形機の金型内に投入して、上記金型
で成形したボードを表面性状を損なうことなく取り出せ
るように、下金型に所定の間隔でボードの押し出し孔を
開孔するとともに、ボードの下面に搬出用フォークを挿
入可能に押し出し孔に押し出し用金型を昇降可能に配設
してボードを搬出することを特徴としている。
【0008】柔軟性があって粘着性のあるボード原料1
のボードプレス成形機2の金型3は、図1のように上金
型4と下金型5とで形成している。
【0009】上記下金型5には、成形したボード6を取
り出すための所定の間隔で押し出し孔7を開孔するとと
もに、押し出し孔7に押し出し用金型8を昇降可能に配
設している。
【0010】そして、上記下金型5の押し出し孔7から
所要の押し出し用金型8を昇降してボード6を上昇状態
とし、ボード6の下面に搬出用フォーク(図示せず)を
挿入して成形したボード6を搭載して金型3から搬出す
るようにしている。
【0011】上記下金型5の押し出し孔7、押し出し用
金型8の配置としては、上記したように搬出用フォーク
が成形したボード6の下面に入って搬出できるものでよ
いが、ボード6の裏面の形状に対応するように図2のよ
うに凸凹の列状や、表面を平坦として千鳥状や、モザイ
ク状等に配設することができる。
【0012】たとえば、図1、図3のようにボード原料
1の投入時に所要の押し出し用金型8を突き出して搭載
して下金型5上に搭置し、プレス成形時には押し出し用
金型8を突き出し状態として図4のようにプレスし、ボ
ード搬出時に図5のように下金型5を引っ込めてボード
6を上昇状態とし、成形したボード6の下面の空間部9
に搬出用フォークを挿入してボード6を表面性状を損な
うことなく搬出できるものである。
【0013】なお、押し出し用金型は、所要の高さに突
き出すようにし、ボードの下に搬出用フォークを挿入し
て搬出するなど、本発明の趣旨にもとづいて適宜な変更
使用ができるものである。
【0014】
【実施例】図1〜図5は、本発明の一実施例を示すもの
で、下金型5に図2(a)、(b)のようにモザイク状
または千鳥状に押し出し孔7を開孔し、押し出し用金型
8を昇降可能に嵌装したものである。
【0015】上記押し出し用金型8は、一列ごとに図1
〜図5のように保持台10に装着し、ボード6の搬出時
に下金型5を上昇して一列とびの押し出し用金型8を上
昇状態に下金型5を下降して図5のようにボード6の下
面に空間部9を設け、空間部9に搬入用フォークを挿入
してボード9の表面性状を損なうことなく金型3から搬
出するようにしたものである。
【0016】また、図1のように下金型5から押し出し
用金型8を突き出し状態とし、柔らかく粘着性のあるボ
ード原料1を押し出し用金型8上に搭載して図3のよう
に下金型5に搭置し、図4のように上金型4を下降する
とともに、下金型5を下降してボード原料1をプレスし
て成形するようにしている。
【0017】したがって、柔らかくして粘着性のあるボ
ード原料をソフトに金型に投入でき、またプレス成形し
ても、上記のように押し出し用金型を介して成形したボ
ードを表面性状を損なうことなく金型から搬出すること
ができる。
【0018】図6〜図8は、本発明の他の実施例を示す
もので、ボード6の端面にボード6を連続して結合する
ためのしゃくり形状の結合部を形成できるようにしたも
のである。
【0019】しゃくり形成板11は、断面を所要のしゃ
くり形状としていて、図6のように下金型5や上金型4
の周部の金枠12の一端または直角する端部に配設する
もので、金枠12に投入したボード原料1をプレスする
ことにより、しゃくり形状の結合部を一体的に形成でき
るようにしている。
【0020】なお、多種のボードの成形のために、図7
のように一番小さい成形品に対応したしゃくり形成板1
1を上記のような固定状のものとし、その延長部分に図
8(a)、(b)のように補助しゃくり形成板13を楔
機構を介したり、直接的にエアーシリンダー等の押上装
置14で下金型5側から昇降して、所要の寸法のボード
6にしゃくり形状の結合部を形成するようにもできるも
のである。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明にあっては、柔らか
くして粘着性のあるボード原料をプレス成形しても、押
し出し用金型を介して成形したボードを表面性状を損な
うことなく金型から搬出することができる。
【0022】また、ボードの裏面にモザイク状や凹溝等
の凹部を成形できるように、下金型の所定位置に押し出
し孔を開孔して凹部の成形を兼ねる押し出し用金型を昇
降可能に配設することによって、ボードの裏面にモザイ
ク状や凹溝等の凹部を設けられるとともに、上記のよう
に金型から搬出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のボードプレス成形機の金型
部の説明用断面図、
【図2】同上の下金型部の一部省略した平面図(a)と
断面図(b)、
【図3】同上のボード原料投入時の説明用断面図、
【図4】同上のプレス成形時の説明用断面図、
【図5】同上のボード搬出時の説明用断面図、
【図6】同上の他の実施例の金型部の側断面図、
【図7】同上のさらに他の実施例の金枠部の平面図、
【図8】同上の補助しゃくり形成部の昇降部分の説明
図。
【符号の説明】
1…ボード原料 2…ボードプレス成形機 3…金型 4…上金型 5
…下金型 6…ボード 7…押し出し孔 8
…押し出し用金型 9…空間部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘着性のあるボード原料をボードプレス
    成形機の金型内に投入してボードをプレス成形するボー
    ドプレス成形の金型装置であって、 上記金型で成形したボードを表面性状を損なうことなく
    取り出せるように、下金型に所定の間隔でボードの押し
    出し孔を開孔するとともに、ボードの下面に搬出用フォ
    ークを挿入可能に押し出し孔に押し出し用金型を昇降可
    能に配設したことを特徴とするボードプレス成形の金型
    装置。
  2. 【請求項2】 ボードの裏面にモザイク状や凹溝等の凹
    部を成形できるように、下金型の所定位置に押し出し孔
    を開孔して凹部の成形を兼ねる押し出し用金型を昇降可
    能に配設した請求項1に記載のボードプレス成形の金型
    装置。
  3. 【請求項3】 粘着性のあるボード原料をボードプレス
    成形機の金型内に投入してボードをプレス成形するボー
    ドプレス成形のボードの搬出方法であって、 上記金型で成形したボードを表面性状を損なうことなく
    取り出せるように、下金型に所定の間隔でボードの押し
    出し孔を開孔するとともに、押し出し孔に押し出し用金
    型を昇降可能に配設し、成形したボードを搬出するため
    の搬出用フォークをボードの下面に挿入するように下金
    型の押し出し孔から所要の押し出し用金型を昇降し、ボ
    ードの下面に搬出用フォークを挿入してボードを搭載し
    て金型から搬出することを特徴とするボードプレス成形
    のボードの搬出方法。
JP3393098A 1998-01-30 1998-01-30 ボードプレス成形の金型装置およびボードの搬出方法 Pending JPH11216707A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3393098A JPH11216707A (ja) 1998-01-30 1998-01-30 ボードプレス成形の金型装置およびボードの搬出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3393098A JPH11216707A (ja) 1998-01-30 1998-01-30 ボードプレス成形の金型装置およびボードの搬出方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11216707A true JPH11216707A (ja) 1999-08-10

Family

ID=12400245

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3393098A Pending JPH11216707A (ja) 1998-01-30 1998-01-30 ボードプレス成形の金型装置およびボードの搬出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11216707A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103448111A (zh) * 2013-09-02 2013-12-18 昆山硕华模具板有限公司 一种用于压制木板材的热压板

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103448111A (zh) * 2013-09-02 2013-12-18 昆山硕华模具板有限公司 一种用于压制木板材的热压板

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100868977B1 (ko) 인쇄회로기판의 타발장치
KR20070036772A (ko) 스탬핑 제품을 제조하는 방법 및 장치
JPH08318570A (ja) 真空成形同時巻込トリミング装置
JP3896274B2 (ja) 半導体樹脂封止装置
JPH11216707A (ja) ボードプレス成形の金型装置およびボードの搬出方法
KR101520802B1 (ko) 순차 가공 소재의 성형 탈형장치
JPS60174242A (ja) ダイカスト製品の押出方法及び押出装置
EP1136212B1 (en) An improved device for forming ceramic products, including slabs, tiles and the like, by powder pressing
JP2898481B2 (ja) 粉末圧縮成形機における成形体の払い出し方法とその方法に使用される装置
CN217370175U (zh) 一种笔记本限位承架加工用模具
JP3165236B2 (ja) コールドスラグ除去装置
JP3051096B2 (ja) コンクリートブロックの成型方法
JP2002001477A (ja) 冷間鍛造用金型
TWI761690B (zh) 樹脂成形裝置及樹脂成形品的製造方法
JPH06344389A (ja) モールド金型
JP3654682B2 (ja) シャドウマスク製造方法および装置
JP2512284Y2 (ja) 樹脂成形用金型構造
JP2002103319A (ja) 無機質板の成形方法
JPH09216242A (ja) 樹脂成形品の製造方法及び製造装置
KR200457420Y1 (ko) 보톰 샤시의 엠보 금형장치 및 그에 의해 제조된 보톰 샤시
KR20010047551A (ko) 사출금형과 사출품의 탈거방법및 탈거장치
JPS6120640A (ja) プレス装置
JP2741395B2 (ja) 予成形品の真空成形方法及び装置
JP4352966B2 (ja) 多段圧縮成形金型
KR100517764B1 (ko) 프레스의 성형물 취출 및 감지장치