JPH11216678A - ゾーン加工用テープ及びその製造方法とゾーン加工方法 - Google Patents
ゾーン加工用テープ及びその製造方法とゾーン加工方法Info
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- JPH11216678A JPH11216678A JP3352298A JP3352298A JPH11216678A JP H11216678 A JPH11216678 A JP H11216678A JP 3352298 A JP3352298 A JP 3352298A JP 3352298 A JP3352298 A JP 3352298A JP H11216678 A JPH11216678 A JP H11216678A
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Abstract
単一のテープで磁気ハードディスク基板表面に異なった
粗さの区域を形成することのできる磁気ハードディスク
基板表面のゾーン加工用のテープ及びその製造方法及び
ゾーン加工方法を提供すること。 【解決手段】 プラスチックフィルムの基材シート(1
1)と、この基材シートの表面にパイルを植毛して形成
した複数個の帯状の植毛区域(12、13)とから成る
ゾーン加工用のテープ(10)。植毛区域(12、1
3)は、それぞれ、テープ走行方向(T1、T2)に沿
っており、しかも、これら植毛区域のうちの少なくとも
2個の帯状の植毛区域は相互に異なったパイル植毛密度
を有する。
Description
術を利用して磁気ハードデイスク基板(以下、HD基板
という)の表面に異なった粗さの区域を形成するゾーン
加工に用いるテープ及びその製造方法とゾーン加工方法
に関する。
板表面のゾーン加工は、HD基板表面に異なった粗さの
区域を形成するためのテクスチャ加工技術である。
離砥粒を使用するテクスチャ加工によって行われる。
チャ加工は、テープをアルミニウム合金等から成るHD
基板の表面に押し付け、このテープを走行させつつHD
基板を回転させると共に遊離砥粒としてのスラリー液を
HD基板の表面に供給し、HD基板の表面に押し付けら
れるテープの押圧力やHD基板の回転数等を調節して行
われる。ここで、遊離砥粒としてのスラリー液は、酸化
アルミニウム、炭化硅素、ダイヤモンド等の砥粒と、界
面活性剤を含む水溶性の液とを混合撹拌したものであ
る。
としては、プラスチックフィルムの基材シートの表面全
体にバインダー接着剤を塗布した後、プラスチック繊維
のパイルを基材シートの表面全体にわたって均一に植毛
し、バインダー接着剤を乾燥し、テープ状に所望の幅に
スリットして製造されるテープが知られている(例え
ば、特開平9-259429号を参照)。
ゾーン加工に使用されてきた。
は、基材シートの表面全体にわたってパイルが均一に植
毛される。
めに、それぞれ異なったパイル植毛本数(単位面積当た
りに植毛されるパイルの本数)を有し、それぞれ異なっ
た幅にスリットしたテープを複数種類、製造していた。
ここで、HD基板表面に異なった粗さの表面を形成する
ために、それぞれのテープのパイル植毛本数は、植毛さ
れるパイルの太さを変えることによって調節され、この
ため、それぞれ異なった幅にスリットしたテープは、そ
れぞれ異なった太さのパイルが基材シートの表面全体に
均一に植毛される。
製造、準備してからHD基板表面のゾーン加工を行って
いた。
工では、最初に、太幅(例えば、35mm)のテープで
HD基板表面全体のテクスチャ加工を行い、次に、HD
基板表面の所望の区域に所望の表面粗さを与えるため
に、所望のパイル植毛本数を有する細幅(例えば、6.
3mm)のテープに交換してHD基板表面の所望の区域
のみのテクスチャ加工を再度にわたって行っていた。
工では、テープ交換と複数回行われるテクスチャ加工と
に手間と時間がかかり、スループットを向上する上で重
大な問題となっていた。
のためのテープ交換を不要とし、単一のテープでHD基
板表面に異なった粗さの区域を形成することのできるH
D基板表面のゾーン加工用のテープ及びその製造方法及
びゾーン加工方法を提供することである。
発明は、テープをHD基板の表面に押し付け、このテー
プを走行させつつHD基板を回転させると共に遊離砥粒
としてのスラリー液をHD基板の表面に供給してHD基
板の表面に異なった粗さの区域を形成するためのゾーン
加工に用いるゾーン加工用のテープ及びその製造方法
と、このゾーン加工用のテープを使用したゾーン加工方
法である。
プラスチックフィルムの基材シートと、この基材シート
の表面にパイルを植毛して形成した複数個の帯状の植毛
区域とから成る。ここで、これら複数個の帯状の植毛区
域は、それぞれ、当該テープを走行させる方向に沿って
おり、しかも、これら複数個の帯状の植毛区域のうちの
少なくとも2個の帯状の植毛区域は相互に異なったパイ
ル植毛密度を有する。
造方法は、テープを走行させる方向に沿った複数個の帯
状の植毛区域を有し、これら複数個の帯状の植毛区域の
うちの少なくとも2個が相互に異なったパイル植毛密度
を有するように、バインダー接着剤をプラスチックフィ
ルムの基材シートの表面に塗布する工程と、パイルを基
材シートの表面に植毛する工程とを含む。
本発明のゾーン加工用のテープをHD基板の表面に押し
付け、このテープを走行させつつHD基板を回転させる
と共に遊離砥粒としてのスラリー液をHD基板の表面に
供給する工程から成る。
材シートの表面に形成された区域のことである。また、
パイル植毛密度は、植毛区域において、この植毛区域の
全体に均一にパイルを植毛したときのパイルの本数を基
準として、この基準のパイルの本数に対する植毛区域に
植毛されたパイルの本数の割合(%)で表される。
状の植毛区域を有し、これら複数個の帯状の植毛区域の
うちの少なくとも2個が相互に異なったパイル植毛密度
を有する。
走行させる方向に沿ってパイル植毛密度の異なる植毛区
域が少なくとも2個、形成される。
は、このテープをHD基板表面に押し付け、テープを走
行させつつHD基板を回転させると共にHD基板表面に
遊離砥粒としてのスラリー液を供給して行われるので、
ゾーン加工後のHD基板表面には、パイル植毛密度の異
なった少なくとも2個の帯状の植毛区域に対応する少な
くとも2個の異なった粗さの区域が形成される。
工用のテープの一例を示し、テープの表面にはテープを
走行させる方向(以下、テープ走行方向という)に沿っ
た2個の植毛区域が形成されている。
10は、プラスチックフィルムの基材シート11と、こ
の基材シート11の表面にパイルを植毛して形成した帯
状の第1の植毛区域12及び第2の植毛区域13(図1
の斜線で示す区域)とから成る。
2、13は、テープ走行方向(矢印T1又はT2の方
向)に沿っており、それぞれ異なったパイル植毛密度を
有する。
上、好適には20%以上の範囲にある。
度は、それぞれの植毛区域12、13に植毛されるパイ
ルのパターンを変更することによって調節し得る。
線、曲線等やこれらを組み合わせた幾何学的な模様、及
び、点、直線、曲線等や幾何学的な模様の間隔を調節し
たグラデーション模様、及び、植毛区域の全体にわたっ
て均一に植毛したものが含まれる。
ってパイルを均一に植毛(上記の「植毛区域の全体にわ
たって均一に植毛したもの」に該当する)して第1の植
毛区域12のパイル植毛密度を100%とし、第2の植
毛区域13にパイルを斜線状に間隔をあけて植毛して第
2の植毛区域13のパイル植毛密度を上記のパイル植毛
密度の範囲内(但し、第1の植毛区域12とは異なった
植毛密度)とすることができる。
プ走行方向T1(又はT2)に沿った2個の植毛区域1
2、13が形成されるが、上記のパターンでパイルを植
毛した3個以上の植毛区域を形成して、これら植毛区域
のうち少なくとも2個の植毛区域が、異なったパイル植
毛密度を有するようにしてもよい。
て、テープ走行方向T1(又はT2)に沿って多数の植
毛区域を形成し、テープ10の表面全体にわたってグラ
デーションをつけてもよい。
タレート、ポリエチレンナフタレート又はポリイミド等
のプラスチックフィルムが使用される。これは、プラス
チックフィルムには、力学的強度があり、ヤング率が高
く、厚み斑が少ないからである。基材シート11の厚さ
は、10μm〜100μmの範囲にある。
ン、ビニロン、ポリエステル、アクリル又はレーヨン系
のポリノジック等のプラスチック繊維が使用され、その
太さは、0.1デニール〜3.0デニールの範囲に、その
長さは、0.2mm〜1.0mmの範囲にある。
ず、テープ走行方向T1(又はT2)に沿った帯状の第
1及び第2の植毛区域12、13を有し、これら2個の
帯状の植毛区域12、13が相互に異なったパイル植毛
密度を有するように、バインダー接着剤をプラスチック
フィルムの基材シート11の表面に塗布し、次に、パイ
ルを基材シート11の表面に植毛する。
12、13に植毛されるパイルのパターンに対応して、
上記した幾何学的な模様やグラデーション模様を描くよ
うに、又、植毛区域の全体にわたって均一に塗布され
る。
ってバインダー接着剤を塗布し、第2の植毛区域13に
バインダー接着剤を斜線状に間隔をあけて塗布すると、
第1の植毛区域12にはパイルが上記の「植毛区域の全
体にわたって均一に植毛したもの」に該当するパターン
で植毛され、第2の植毛区域13にはパイルが斜線状に
間隔をあけて植毛される。
パイル植毛密度は、それぞれの植毛区域12、13に塗
布されたバインダー接着剤の描くパターンによって調節
され得る。
行方向T1(又はT2)に沿った2個の植毛区域12、
13が形成されるが、上記のパターンを描くようにバイ
ンダー接着剤を基材シート11の表面に塗布して、3個
以上の植毛区域を形成し、これら植毛区域のうち少なく
とも2個の植毛区域が、異なったパイル植毛密度を有す
るようにしてもよいし、テープ走行方向T1(又はT
2)に沿って多数の植毛区域を形成し、テープ10の表
面全体にわたってグラデーションをつけてもよい。
2)に沿った複数個の帯状の植毛区域を有し、これら複
数個の帯状の植毛区域のうちの少なくとも2個が相互に
異なったパイル植毛密度を有するように、バインダー接
着剤を基材シートの表面に塗布することは、グラビア塗
工、押出塗工又はブレード塗工等の塗工法、又はこれら
塗工法の組み合わせによって行うことができる。
玉状、格子状、斜線状等の模様を設けたグラビアローラ
にバインダー接着剤を塗布し、回転するグラビアローラ
に基材シートを押し付けて走行させ、グラビアローラ表
面の模様を転写するようにバインダー接着剤を基材シー
ト表面に塗布する塗工法である。ここで、基材シートの
表面に塗布されるバインダー接着剤の模様を斜線又は格
子とする場合、斜線又は格子の線数(1インチ幅の線の
数)は、5〜50本/インチ、好適には、10〜30本
/インチである。
た回転シリンダに基材シートを押し付けつつ基材シート
を回転シリンダとともに走行させ、この孔を通じて染み
出すバインダー接着剤を基材シート表面に塗布する塗工
法であり、ブレード塗工は、表面にバインダー接着剤を
塗布した走行する基材シート表面からブレードを所望の
距離だけ間隔をあけて配置し、バインダー接着剤を所望
の厚さに一様に塗布する塗工法である。
の全面に斜線状に間隔をあけてバインダー接着剤を塗布
した後に、ブレード塗工にて第1の植毛区域12にバイ
ンダー接着剤を塗布することによって、第1の植毛区域
12の全体にわたってパイルを植毛し、第2の植毛区域
13にパイルを斜線状に間隔をあけて植毛することがで
きる。
等が使用される。
って、基材シート11の表面に植毛される。
方を接地し、この接地電極板側にパイルを配置し、高電
圧を印加した他方の電極板側を走行するアクリル系樹脂
等のバインダー接着剤を塗布したプラスチックフィルム
の基材シートの表面へパイルを飛来させ、これら電極板
の間の電界の電気力線に沿ってパイルを植毛する、とい
う植毛技術であり、基材シート表面に垂直且つ均一にパ
イルを密集して植毛できる、という利点がある。
後、バインダー接着剤を乾燥し、次いで、ブラッシング
や圧縮空気の吹き付けにより余剰パイル(つまり、バイ
ンダー接着剤が塗布されていない基材シート11の表面
の部分に静電気力により付着した余分なパイル)を回収
する。
を、第1の植毛区域12と第2の植毛区域13とがテー
プ走行方向T1(又はT2)に沿ってテープ10の表面
上で左右に二分されるように、所望の幅でスリットして
図1に示すゾーン加工用のテープ10が製造される。
方法について、図1に示すテープ10と図2に示すテク
スチャ加工用装置20とを使用して説明する。
リング軸に関して回転可能なゴムローラ21と、噴出口
をテープ10とHD基板Dの表面との接面付近に向けた
ノズル22とから成る。テープ10のHD基板Dの表面
に対する圧力が、ベアリング軸に適用される圧力(図2
に矢印24、25で示す)によって調節される。
は、まず、図1に示すテープ10を図2に示すテクスチ
ャ加工用装置20に配置し、HD基板Dの表面に押し付
ける。ここで、HD基板Dの中心側の部分に粗い表面を
形成するときは、テープ10は、ゾーン加工中にそのパ
イル植毛密度の高い植毛区域がHD基板Dの中心側の部
分にあるようにゴムローラ21を介して配置される。テ
ープ10は、HD基板Dの表面に対するゴムローラ21
の圧力(図2に矢印24、25で示す)を調節してHD
基板Dの表面に押し付けられる。
の矢印Tで示す方向)に走行させつつHD基板Dを回転
(図2の矢印Rで示す方向)させると共に、遊離砥粒と
してのスラリー液23をHD基板Dの表面にノズル22
から滴下、供給することによって行われる。
個の植毛区域を有するゾーン加工用のテープ(以下、実
施例のテープという)を製造し、HD基板表面のゾーン
加工を行った。
ポリエチレンテレフタレートフィルムの基材シート表面
全体にアクリル系の樹脂のバインダー接着剤をグラビア
塗工にて斜線状に塗布した。ここで、グラビア塗工に
は、表面に線数20本/インチの斜線を設けたグラビア
ローラを使用した。
に対して左右を二分する2個の帯状の区域、一方の区域
(以下、第1の植毛区域という)には全面に、他方の区
域(以下、第2の植毛区域という)にはテープ走行方向
に対して略45度の傾斜角度となるような斜線状のパタ
ーンが描かれるようにバインダー接着剤を塗布した。
の6-ナイロンのパイルをフロック加工技術を利用し
て、基材シート表面に植毛し、全面にわたってパイルを
均一に植毛した第1の植毛区域と、斜線状に間隔をあけ
てパイルを植毛した第2の植毛区域とを形成した。
ッシングや圧縮空気の吹き付けにより余剰パイルを回収
した。
域との幅がテープ走行方向に対して左右に略均等となる
ように、パイルを植毛した基材シートを45mm幅にス
リットして実施例のテープを製造した。ここで、第2の
植毛区域のパイル植毛密度は、20%であった。
ゾーン加工方法に従って、HD基板表面のゾーン加工を
行った。
ニウム板にNi-Pメッキをしてポリッシュ仕上げをし
たものである。
用装置を使用して行われ、以下の条件で行われた。
基板の径方向の中心側になるように、テクスチャ加工用
装置に配置され、硬度40度のゴムローラを介して押付
圧力1.35kgでHD基板表面に押し付けられ、振幅
3mmで450回/分の横方向(つまり、磁気ハードデ
イスク基板の径方向)の振動を与えつつ5cm/分の走
行速度で、HD基板の回転方向とは逆の方向に走行され
た。ここで、実施例のテープをHD基板の径方向に揺動
するのは、HD基板表面からの磁気ヘッドの浮揚距離を
確保するために、HD基板の表面粗度の極端な変化を避
けるためである。
った。
リー液は、平均粒径1.6μmのダイアモンド粉末と、
界面活性剤を含む水溶性の液とを混合撹拌した遊離砥粒
懸濁液であった。HD基板へのスラリー液の滴下量は、
毎分4ミリリットルであった。
面の粗さ(Ra)の測定は、テンコール社製P−1(触針
0.2μmR)を使用して行った。
mm(内側)及び42.5mm(外側)の2箇所で行わ
れ、測定条件は、測定位置を中心として±500μmの
測定長で、測定速度は20μm/秒、カットオフは25
μ、触針荷重は5mgであった。測定結果は、下記の表
1に示す。
ルを均一に植毛したテープ(以下、比較テープという)
を製造し、HD基板表面のテクスチャ加工を行って、テ
クスチャ加工後のHD基板表面の粗さについて、上記実
施例のテープと比較した。
一の材料にて、基材シート表面全体にバインダー接着剤
を塗布し、基材シート表面にパイルを均一に植毛して製
造された。
の実施例のテープによるゾーン加工と同一の装置及び条
件にて行われた。HD基板表面の粗さの測定結果は、下
記の表1に示す。
側の区域の表面粗さは、比較テープによるよりも、実施
例のテープによる方が低い、という結果が得られた。
造方法及びゾーン加工方法に従うと、テープ交換を要せ
ず、1回のテクスチャ加工によってゾーン加工ができ、
これにより、ゾーン加工に要する手間と時間とが省け、
スループットを向上することができる、という効果を奏
する。
の部分斜視図である。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 当該テープを磁気ハードデイスク基板の
表面に押し付け、当該テープを走行させつつ前記磁気ハ
ードディスク基板を回転させると共に遊離砥粒としての
スラリー液を前記磁気ハードディスク基板の表面に供給
して前記磁気ハードディスク基板の表面に異なった粗さ
の区域を形成するためのゾーン加工に使用するゾーン加
工用のテープであって、プラスチックフィルムの基材シ
ート、及び前記基材シートの表面にパイルを植毛して形
成した、当該テープを走行させる方向に沿った複数個の
帯状の植毛区域であって、前記複数個の前記帯状の植毛
区域のうちの少なくとも2個が相互に異なったパイル植
毛密度を有する、複数個の帯状の植毛区域、から成るゾ
ーン加工用のテープ。 - 【請求項2】 テープを磁気ハードデイスク基板の表面
に押し付け、前記テープを走行させつつ前記磁気ハード
ディスク基板を回転させると共に遊離砥粒としてのスラ
リー液を前記磁気ハードディスク基板の表面に供給して
前記磁気ハードディスク基板の表面に異なった粗さの区
域を形成するためのゾーン加工に使用する前記テープの
製造方法であって、前記テープを走行させる方向に沿っ
た複数個の帯状の植毛区域を有し、前記複数個の前記帯
状の植毛区域のうちの少なくとも2個が相互に異なった
パイル植毛密度を有するように、バインダー接着剤をプ
ラスチックフィルムの基材シートの表面に塗布する工
程、及びパイルを前記基材シートの前記表面に植毛する
工程、を含むゾーン加工用のテープの製造方法。 - 【請求項3】 テープを磁気ハードデイスク基板の表面
に押し付け、前記テープを走行させつつ前記磁気ハード
ディスク基板を回転させると共に遊離砥粒としてのスラ
リー液を前記磁気ハードディスク基板の前記表面に供給
する工程から成る磁気ハードディスク基板表面のゾーン
加工方法であって、前記テープが、プラスチックフィル
ムの基材シート、及び前記基材シートの表面にパイルを
植毛して形成した、当該テープを走行させる方向に沿っ
た複数個の帯状の植毛区域であって、前記複数個の前記
帯状の植毛区域のうちの少なくとも2個が相互に異なっ
たパイル植毛密度を有する、複数個の帯状の植毛区域、
から成る、磁気ハードディスク基板表面のゾーン加工方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3352298A JPH11216678A (ja) | 1998-02-02 | 1998-02-02 | ゾーン加工用テープ及びその製造方法とゾーン加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3352298A JPH11216678A (ja) | 1998-02-02 | 1998-02-02 | ゾーン加工用テープ及びその製造方法とゾーン加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11216678A true JPH11216678A (ja) | 1999-08-10 |
Family
ID=12388885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3352298A Pending JPH11216678A (ja) | 1998-02-02 | 1998-02-02 | ゾーン加工用テープ及びその製造方法とゾーン加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11216678A (ja) |
-
1998
- 1998-02-02 JP JP3352298A patent/JPH11216678A/ja active Pending
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