JPH11215506A - 画像符号化復号装置 - Google Patents

画像符号化復号装置

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JPH11215506A
JPH11215506A JP10010298A JP1029898A JPH11215506A JP H11215506 A JPH11215506 A JP H11215506A JP 10010298 A JP10010298 A JP 10010298A JP 1029898 A JP1029898 A JP 1029898A JP H11215506 A JPH11215506 A JP H11215506A
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JP
Japan
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data
image
pixel value
encoding
pixel
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JP10010298A
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English (en)
Inventor
Kenichi Kawachi
賢一 河内
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T9/00Image coding
    • G06T9/004Predictors, e.g. intraframe, interframe coding

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Color Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数組の画素値データからなる画素を周辺画
素から予測して符号化・復号する場合に、周辺画素用の
画像バッファの容量を削減する。 【解決手段】 複数の符号化手段1において外部からそ
れぞれ画素4を得る。画像データ変換手段13は、画像
バッファ14が出力する画像バッファ格納データ16を
入力とし、複数の予測器用画素9を生成して複数の符号
化手段1に送出する。複数の符号化手段1は、予測器の
画素値9を用いて符号化処理を行なう。複数の符号化手
段1は、生成された符号データ6を外部へ出力する。画
像データ変換手段13は、複数の符号化手段1が出力す
る画素値7を入力とし、それらの画素値の組合せにより
画像バッファ格納データ15を生成し画像バッファ14
に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像符号化復号装
置に関するものであり、特に多値の画像に対する可逆の
予測符号化に関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像は一般に非常に大量のデータとなる
ので、蓄積や伝送の際には符号化によって圧縮するのが
一般的である。画像データの符号化手法は、非可逆符号
化方式と可逆符号化方式の2種類に大別される。
【0003】非可逆符号化方式は、元の画像を符号化し
それを復号した画像(以下復号画像と呼ぶ)と元の画像
が完全に一致しない。しかし大きな圧縮率を得ることが
できる。非可逆符号化方式の例として、画像符号化の標
準であるJPEG(Joint Photograph
ic Experts Group)で定められたDC
T(Discrete Cosine Transfo
rm)方式がある。DCT方式は、スキャンイン画像の
ようにエネルギーが低周波成分に集中する画像に対して
有効である。これに対し、高周波成分も多く発生する画
像ではエッジ等において画質劣化が目立ちやすい。この
例として、コンピュータで作成される画像があり、代表
的なものとしてPDL(Page Descripti
on Language)で記述される画像がある。
【0004】可逆符号化方式は、画像と符号が1対1に
対応するので元の画像を完全に再現できる。画質の劣化
が生じない反面、圧縮率は大きくならない。可逆符号化
方式の例として、JPEGで定められたSpatial
方式がある。従来の可逆符号化方式の一例としてSpa
tial方式を以下に説明する。
【0005】図20は、Spatial方式を実現する
符号化装置の構成を表すブロック図である。また、図2
1は、Spatial方式を実現する復号装置の構成を
表すブロック図である。これらの図は、「マルチメディ
ア符号化の国際標準」(安田浩 編者、丸善(株)、p
28)の図1.10を参考に、本説明の趣旨に合わせて
若干の修正を加えたものである。図20および図21に
おいて、1は符号化手段、2は予測部、3はエントロピ
ー符号化部、4は画素、5は予測誤差値、6は符号デー
タ、7は画素、8は画像バッファ、9は予測器用画素、
10は復号手段、11はエントロピー復号部、12は画
素生成部である。
【0006】図20の符号化装置の各部について説明す
る。予測部2は外部から画素4を、画像バッファ8から
予測器用画素9をそれぞれ受け取る。また予測部2は、
画素4の画素値から予測器用画素9の画素値を減算し予
測誤差値5を生成する。そして予測誤差値5をエントロ
ピー符号化部3に送出する。さらに予測部2は画素4を
画素7として画像バッファ8に送出する。画素7は、後
で予測器用画素9として使用する。エントロピー符号化
部3は所定の符号化手法を用いて予測誤差値5を符号化
する。そして符号データ6として外部に出力する。画像
バッファ8は予測部2で使用する予測器用の画素値を格
納する。
【0007】次に図21の復号装置の各部について説明
する。以下、符号化装置と同様の各部に対しては、同じ
符号を付与して説明を省略する。エントロピー復号部1
1は、エントロピー符号化部3で用いた符号化手法に対
応する復号手法で符号データ6を復号する。そして復号
結果を予測誤差値5として画素生成部12に送出する。
画素生成部12は、画像バッファ8から予測器用画素9
を受け取る。予測器用画素9の画素値に予測誤差値5を
加算して画素4を生成し外部に送出する。さらに画素4
を画素7として画像バッファ8に送出する。
【0008】以上の構成に基づいた動作について説明す
る。図23および図24はそれぞれ、図20の符号化装
置、図21の復号装置の動作を説明するフローチャート
である。
【0009】まず図23を用いて符号化処理について説
明する。S410では予測部2において外部から画素4
を得る。S420では予測部2において、画素4を画素
7として画像バッファ8に送出する。S430では予測
部2において、画素4を符号化するのに必要な予測器用
画素9を画像バッファ8から得る。S440では予測部
2において、画素4の画素値からS430で得られた予
測器用画素9の画素値を減算し、予測誤差値5を算出す
る。S450ではエントロピー符号化部3において、所
定の符号化手法を用いて予測誤差値5を符号化し符号デ
ータ6を得る。S460ではエントロピー符号化部3に
おいて、符号データ6を外部へ出力する。S470では
入力された画素を全て処理したか否かを判定し、全て処
理していれば符号化処理を終了する。また未処理の画素
値が残っている場合は、S410へ戻る。
【0010】次に図24を用いて復号処理について説明
する。S510ではエントロピー復号部11において外
部から符号データ6を得る。S520ではエントロピー
復号部11において、エントロピー符号化部3で用いた
符号化手法に対応する復号手法により、符号データ6を
復号する。そして復号結果を予測誤差値5として画素生
成部12に送出する。S530では画素生成部12にお
いて、画素4を生成するのに必要な予測器用画素9を画
像バッファ8から得る。S540では画素生成部12に
おいて、予測器用画素9の画素値に予測誤差値5を加算
して画素4を生成する。S550では画素生成部12に
おいて、画素4を画素7として画像バッファ8に送出す
る。S560では画素生成部12において、画素4を外
部に送出する。S570では入力された符号データ6を
全て処理したか否かを判定し、全て処理していれば復号
処理を終了する。また未処理データが残っている場合
は、S510へ戻る。
【0011】以上の動作の中でS450における符号化
処理とS520における復号処理はHuffman符号
化、もしくは多値2値変換を備えた算術符号化によって
行われる。またS440で行われる予測誤差値算出処理
では、図22の7つの予測式が用意されており選択可能
となっている。
【0012】次に画像バッファ8の容量について述べ
る。画像バッファ8は図22の予測器a,b,cに相当
する画素の画素値を格納する。符号化復号処理を実行す
る上で、画像バッファ8は少なくとも注目画素の一つ上
のライン(副走査方向と反対方向)の画素値を格納する
必要がある。このため画像バッファ8の容量は1ライン
分の画素数(主走査方向の画素数)に比例して大きくな
る。さらに画像バッファ8の容量は画素のビット精度に
も比例して大きくなる。例えば200dots/25.
4mmの解像度でA4サイズ(210mm×297m
m)の大きさの2値画像の場合、画素数は1653×2
338個となり画像バッファ8の容量は約4.5kビッ
トとなる。一方600dots/25.4mmの解像度
でA4サイズの大きさの多値画像の場合、画素のビット
精度を8ビットとすると、画像バッファ8の容量は約5
5kビットとなる。
【0013】このように、図20および図21に示す符
号化装置および復号装置の場合、画像の解像度と画素の
ビット精度に比例して画像バッファ8の容量が大きくな
るという問題がある。
【0014】また、カラー画像の場合一つの画素を表す
のに3色(RGB)あるいは4色(YMCK)必要とな
る。例えば各色成分で8ビットのビット精度とすると、
1画素当たり3色で24ビット、4色で32ビットとな
る。図20および図21に示した符号化装置および復号
装置は予測処理を行なう性質上、各色成分ごとに符号化
処理および復号処理を行なう方が効率よく圧縮できる。
また高速処理を実現することを考えると、各色成分ごと
に符号化装置および復号装置を持ちそれらを並列に動作
させる構成が望ましい。図25および図26は色成分が
4つの場合の符号化装置および復号装置の構成の一例図
である。図中に付した番号は基本的に図20および図2
1と同じであり、4つの色成分を識別させるために番号
の後にa,b,c,dを付した。図25および図26に
示すように符号化手段1a,1b,1c,1dおよび復
号手段10a,10b,10c,10dは各色成分ごと
に画像バッファ8a,8b,8c,8dを持つことにな
る。このため並列に動作させる符号化手段1および復号
手段10の数に比例して、画像バッファ8の容量が大き
くなるという問題がある。さらに画像バッファ8と符号
化手段1および復号手段10を接続する信号線の数も大
きくなるという問題がある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した事情
に鑑みてなされたもので、複数の符号化手段および復号
手段を持ちそれらを並列に動作させる場合でも、全体の
画像バッファの容量を小さくできる可逆符号化装置およ
び復号装置を提供することを目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、画像に対し可逆符号化を行う画像符号化
復号装置において、前記画像符号化装置を、外部からの
入力画像の画素値を前記入力画像の周辺にある予測器の
画素値から所定の予測手法を用いて符号化する複数の符
号化手段と、複数の画素値を画像バッファ格納データへ
変換しまた画像バッファ格納データを複数の画素値へ変
換する第1の画像データ変換手段と、前記画像データ変
換手段が出力する画像バッファ格納データを格納する第
1の画像バッファとを含んで構成し、前記画像復号装置
を、前記符号化手段で用いた符号化手法に対応する復号
手法を用いて、外部から入力される符号データを復号す
る複数の復号手段と、複数の画素値を画像バッファ格納
データへ変換しまた画像バッファ格納データを複数の画
素値へ変換する第2の画像データ変換手段と、前記画像
データ変換手段が出力する画像バッファ格納データを格
納する第2の画像バッファを含んで構成することを特徴
とするものである。
【0017】さらに、本発明は、前記第1および第2の
画像データ変換手段が、前記複数の符号化手段および前
記複数の復号手段が出力する複数の画素値を入力としこ
れらの画素値の組合せに基づき前記画像バッファ格納デ
ータを生成し前記画像バッファに出力する画素値バッフ
ァデータ変換手段と、前記画像バッファが出力する前記
画像バッファ格納データを入力とし複数の予測器の画素
値を生成しそれぞれ前記複数の符号化手段および前記複
数の復号手段に出力するバッファデータ画素値変換手段
とを含んで構成されることを特徴とするものである。
【0018】さらに、本発明は、前記画素値バッファデ
ータ変換手段と前記バッファデータ画素値変換手段はそ
れぞれ独立に動作することを特徴とするものである。
【0019】さらに、本発明は、前記画素値バッファデ
ータ変換手段が、前記複数の符号化手段および前記複数
の復号手段から入力される複数の画素値を比較する比較
手段と、前記比較手段の結果を用いて所定の識別子を生
成するエンコード手段と、前記エンコード手段で生成さ
れた前記識別子と前記複数の画素値を用いて所定の方法
で画素値変換データを生成するデータ生成手段と、前記
画素値変換データを所定のビット数にパッキングし前記
画像バッファ格納データとして出力するパッキング手段
とを含んで構成されることを特徴とするものである。
【0020】さらに、本発明は、前記バッファデータ画
素値変換手段が、前記画像バッファが出力する前記画像
バッファ格納データを所定の方法でアンパッキングし画
素値変換データを生成するアンパッキング手段と、前記
画素値変換データをデコードし識別子および画素値を生
成するデコード手段と、前記識別子および前記画素値か
ら複数の予測器用の画素値を生成し前記複数の符号化手
段および前記複数の復号手段へ出力する画素値生成手段
とを含んで構成されることを特徴とするものである。
【0021】さらに、本発明は、前記画素値変換データ
を複数の識別子と複数の画素値の組合せで構成すること
を特徴とするものである。これにより複数の画素値の組
合せを決めることができる。
【0022】さらに、本発明は、前記画素値変換データ
を前記識別子の値により可変長のデータにすることを特
徴とするものである。これにより複数の画素値の組合せ
に対し最適な長さのデータを生成することができる。
【0023】以上の構成においては、前記画像データ変
換手段により、前記複数の符号化手段および前記複数の
復号手段が出力する複数の画素値を所定の方法で変換し
前記画像バッファに出力することができる。また、前記
画像バッファが出力するデータを所定の方法で複数の予
測器用の画素値に変換し前記複数の符号化手段および前
記複数の復号手段に出力することができる。これらによ
り、前記画像バッファへ格納するデータ量を少なくで
き、前記画像バッファの容量を小さくすることができ
る。さらに前記画像バッファと前記複数の符号化手段お
よび複数の復号手段とを接続する信号線の数も小さくす
ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について説
明する。
【0025】図1および図2はそれぞれ本発明の符号化
装置および復号装置の実施例を示すブロック図である。
図中図25および図26と同様の部分には同一の符号を
付して説明を省略する。図1および図2において13は
画像データ変換手段、14は画像バッファ、15は画像
バッファ格納データ、16は画像バッファ格納データで
ある。 次に図1および図2の各部について説明する。
画像データ変換手段13は複数の符号化手段1a,1
b,1c,1dおよび復号手段10a,10b,10
c,10dが出力する画素値7a,7b,7c,7dを
入力とし、それらの画素値の組合せにより画像バッファ
格納データ15を生成し画像バッファ14に出力する。
また画像データ変換手段13は画像バッファ14が出力
する画像バッファ格納データ16を入力とし、複数の予
測器用画素9a,9b,9c,9dを生成し複数の符号
化手段1a,1b,1c,1dおよび復号手段10a,
10b,10c,10dに出力する。画像バッファ14
は画像バッファ格納データ15を格納する。
【0026】図3および図4は本発明の符号化装置およ
び復号装置の実施例の動作をそれぞれ表すフローチャー
トである。
【0027】まず図3を用いて符号化処理について説明
する。S10では複数の符号化手段1a,1b,1c,
1dにおいて外部からそれぞれ画素4a,4b,4c,
4dを得る。S20では画像データ変換手段13におい
て、画像バッファ14が出力する画像バッファ格納デー
タ16を入力とし、複数の予測器用画素9a,9b,9
c,9dを生成して複数の符号化手段1a,1b,1
c,1dに送出する。S30では複数の符号化手段1
a,1b,1c,1dにおいて、S20で得られた予測
器の画素値9a,9b,9c,9dを用いて符号化処理
を行なう。S40では複数の符号化手段1a,1b,1
c,1dにおいて、生成された符号データ6a,6b,
6c,6dを外部へ出力する。S50では画像データ変
換手段13において、複数の符号化手段1a,1b,1
c,1dが出力する画素値7a,7b,7c,7dを入
力とし、それらの画素値の組合せにより画像バッファ格
納データ15を生成し画像バッファ14に出力する。S
60では入力された複数の画素4a,4b,4c,4d
を全て処理したか否かを判定し、全て処理していれば符
号化処理を終了する。また未処理の画素が残っている場
合は、S10へ戻る。
【0028】次に図4を用いて復号処理について説明す
る。S110では複数の復号手段10a,10b,10
c,10dにおいて外部からそれぞれ符号データ6a,
6b,6c,6dを得る。S120では画像データ変換
手段13において、画像バッファ14が出力する画像バ
ッファ格納データ16を入力とし、複数の予測器用画素
9a,9b,9c,9dを生成して複数の復号手段10
a,10b,10c,10dに送出する。S130では
複数の復号手段10a,10b,10c,10dにおい
て、複数の符号化手段1a,1b,1c,1dで用いた
符号化手法に対応する復号手法により、符号データ6
a,6b,6c,6dを復号する。S140では複数の
復号手段10a,10b,10c,10dにおいて、生
成された画素4a,4b,4c,4dを外部へ出力す
る。S150では画像データ変換手段13において、複
数の復号手段10a,10b,10c,10dが出力す
る画素値7a,7b,7c,7dを入力とし、それらの
画素値の組合せにより画像バッファ格納データ15を生
成し画像バッファ14に出力する。S160では入力さ
れた複数の符号データ6a,6b,6c,6dを全て処
理したか否かを判定し、全て処理していれば復号処理を
終了する。また未処理の符号データが残っている場合
は、S110へ戻る。
【0029】動作について都合上シーケンシャルに説明
したが、並列処理が行われても構わない。例えば格納デ
ータ生成S50は、予測器の画素値生成S20、符号化
処理S30、符号データの出力S40のいずれとも平行
して行なえる。同様に格納データ生成S150は、画素
値の出力S140と平行して行なえる。この発明の本質
はこれらの処理の順に左右されるものではない。
【0030】次に画像データ変換手段13について説明
する。図5は画像データ変換手段13の構成を表すブロ
ック図である。画像データ変換手段13は、複数の画素
値7a,7b,7c,7dを画像バッファ格納データ1
5に変換する画素値バッファデータ変換手段26と、画
像バッファ格納データ16を複数の予測器用画素値9
a,9b,9c,9dに変換するバッファデータ画素値
変換手段27に大別される。図5において、17は比較
手段、18はエンコード手段、19はデータ生成手段、
20はパッキング手段、21はアンパッキング手段、2
2はデコード手段、23は画素値生成手段、24は画素
値変換データ、25は画素値変換データである。
【0031】図5の各部について説明する。
【0032】まず画素値バッファデータ変換手段26に
ついて述べる。比較手段17は複数の画素値7a,7
b,7c,7dを比較する。エンコード手段18は比較
手段17の結果を用いて所定の識別子(以下IDと呼
ぶ)を生成する。データ生成手段19はエンコード手段
18で生成されたIDと複数の画素値7a,7b,7
c,7dを用いて画素値変換データ24を生成する。パ
ッキング手段20は画素値変換データ24を所定のビッ
ト数にパッキングし画像バッファ格納データ15として
出力する。
【0033】次にバッファデータ画素値変換手段27に
ついて述べる。アンパッキング手段21は画像バッファ
格納データ16を所定の方法でアンパッキングし画素値
変換データ25を生成する。デコード手段22は画素値
変換データ25をデコードしIDおよび画素値を生成す
る。画素値生成手段23はデコード手段22で生成され
たIDおよび画素値から複数の予測器用画素値9a,9
b,9c,9dを生成し出力する。
【0034】図6および図7は画像データ変換手段13
の動作を示すフローチャートである。
【0035】まず図6を用いて画素値バッファデータ変
換手段26の動作を説明する。S210では複数の符号
化手段1a,1b,1c,1dおよび復号手段10a,
10b,10c,10dから画素値7a,7b,7c,
7dを得る。S220では比較手段17において複数の
画素値7a,7b,7c,7dを比較する。S230で
はエンコード手段18において、比較手段17の結果を
用いて所定のIDを生成する。S240ではデータ生成
手段19において、エンコード手段18で生成されたI
Dと複数の画素値7a,7b,7c,7dを用いて画素
値変換データ24を生成する。S250ではパッキング
手段20において、画素値変換データ24を所定のビッ
ト数にパッキングし画像バッファ格納データ15を生成
する。S260では画像バッファ格納データ15を画像
バッファ14に格納する。
【0036】次に図7を用いてバッファデータ画素値変
換手段27の動作を説明する。S270では画像バッフ
ァ14から画像バッファ格納データ16を得る。S28
0ではアンパッキング手段21において、画像バッファ
格納データ16を所定の方法でアンパッキングし画素値
変換データ25を生成する。S290ではデコード手段
22において、画素値変換データ25をデコードしID
および画素値を生成する。S300では画素値生成手段
23において、デコード手段22で生成されたIDおよ
び画素値から複数の予測器用画素値9a,9b,9c,
9dを生成する。S310では複数の予測器用画素値9
a,9b,9c,9dを出力する。
【0037】画素値バッファデータ変換手段26のエン
コード手段18で生成されるIDおよびデータ生成手段
19で生成される画素値変換データ24について説明す
る。ここでエンコード手段18で生成されるIDとバッ
ファデータ画素値変換手段27のデコード手段22で生
成されるIDは同じものである。また画素値変換データ
24と画素値変換データ25も同じものである。画素値
のビット精度は8ビットとする。
【0038】まず画像データ変換手段13に入力される
画素値が4種類の場合について述べる。これは上述した
図1および図2の場合に相当する。図8は画素値変換デ
ータ24の一例図である。画素値変換データ24は(I
D,画素値)という形式からなる。IDはID1,ID
2,ID3,ID4の4種類ある。図9はID1の例、
図10はID2の例、図11はID3の例、図12はI
D4の例をそれぞれ表す。以下ID1で場合分けして説
明する。図8および図9においてID1=”00”の場
合、4種類の色成分が全て異なる画素値である。画素値
変換データ24は、異なる4種類の色成分を順に並べた
形式となる。この場合総ビット数は34ビットである。
ID1=”01”の場合、4種類の色成分が全て同じ画
素値である。画素値変換データ24は一つの画素値だけ
で代表し、総ビット数は10である。ID1=”10”
の場合、4種類のうち3種類の色成分が同じ画素値であ
る。この場合どの色成分が異なる色成分かで4通りの場
合が存在し、これを図10に示すようにID2で識別す
る。画素値変換データ24は、(ID1,ID2,同じ
色成分の画素値,異なる色成分の画素値)の形式とな
り、総ビット数は20ビットである。ID1=”11
0”の場合、4種類のうち2種類ずつの色成分が同じ画
素値である。この場合同じ色成分の組合せは3通り存在
し、これを図11に示すようにID3で識別する。画素
値変換データ24は、(ID1,ID3,一方の同じ色
成分の画素値,他方の同じ色成分の画素値)の形式とな
り、総ビット数は21ビットである。ID1=”11
1”の場合、4種類のうち2種類のみの色成分が同じ画
素値である。この場合同じ色成分の組合せは6通り存在
し、これを図12に示すようにID4で識別する。画素
値変換データ24は、(ID1,ID4,同じ色成分の
画素値,一方の異なる色成分の画素値,他方の異なる色
成分の画素値)の形式となり、総ビット数は30ビット
である。
【0039】次に画像データ変換手段13に入力される
画素値が3種類の場合について述べる。これは3色(R
GB)によるカラー画像の場合に相当する。図13は画
素値変換データ24の一例図である。画素値変換データ
24は図8の場合と同様に(ID,画素値)という形式
からなる。IDはID5,ID6の2種類ある。図14
はID5の例、図15はID6の例をそれぞれ表す。以
下図8の場合と同様にID5で場合分けして説明する。
図13においてID5=”00”の場合、3種類の色成
分が全て異なる画素値である。画素値変換データ24
は、異なる3種類の色成分を順に並べた形式となる。こ
の場合総ビット数は26ビットである。ID5=”0
1”の場合、3種類の色成分が全て同じ画素値である。
画素値変換データ24は一つの画素値だけで代表し、総
ビット数は10ビットである。ID5=”10”の場
合、3種類のうち2種類の色成分が同じ画素値である。
この場合どの色成分が異なる色成分かで3通りの場合が
存在し、これを図15に示すようにID6で識別する。
画素値変換データ24は、(ID5,ID6,同じ色成
分の画素値,異なる色成分の画素値)の形式となり、総
ビット数は20ビットである。
【0040】最後に画像データ変換手段13に入力され
る画素値が2種類の場合について述べる。これは4色
(YMCK)によるカラー画像を、例えばYとM、Cと
Kの2色ずつに分けて符号化処理および復号処理を行な
う場合に相当する。図16は画素値変換データ24の一
例図である。画素値変換データ24は図8の場合と同様
に(ID,画素値)という形式からなる。IDはID7
の1種類のみである。図17はID7の例を表す。以下
図8の場合と同様にID7で場合分けして説明する。図
16においてID7=”0”の場合、2種類の色成分が
異なる画素値である。画素値変換データ24は、異なる
2種類の色成分を順に並べた形式となる。この場合総ビ
ット数は17ビットである。ID7=”1”の場合、2
種類の色成分が同じ画素値である。画素値変換データ2
4は一つの画素値だけで代表し、総ビット数は9ビット
である。
【0041】画素値バッファデータ変換手段26におい
て、入力される複数の画素値を画素値変換データ24に
変換する動作を具体例を用いて説明する。図18は入力
される画素値が3種類の場合の具体例である。図18に
おいてデータを表す数字は全て10進数とする。また3
種類の画素値は、T0,T1,T2,T3,T4,・・
・という時間でそれぞれ入力されるものとする。T0で
(色成分1,色成分2,色成分3)=(0,128,2
55)の画素値が入力された場合、画素値は全て異な
る。従って図14よりID5=0となり、画素値変換デ
ータ24は(ID5,色成分1,色成分2,色成分3)
=(0,0,128,255)となる。T1で(色成分
1,色成分2,色成分3)=(0,128,128)の
画素値が入力された場合、画素値は2つ同じである。従
って図14よりID5=2となる。さらに色成分2と色
成分3が同じであるので図15よりID6=0となる。
画素値変換データ24は(ID5,ID6,同じ色成
分,異なる色成分)=(2,0,128,0)となる。
T2で(色成分1,色成分2,色成分3)=(0,0,
0)の画素値が入力された場合、画素値は全て同じであ
る。従って図14よりID5=1となる。画素値変換デ
ータ24は(ID5,同じ色成分)=(1,0)とな
る。T3およびT4の場合も同様なので説明を省略す
る。
【0042】次にバッファデータ画素値変換手段27に
おいて、画素値変換データ25を複数の画素値に変換す
る動作を、図18を用いて説明する。他の時間での動作
も同様なのでT3,T4の場合についてのみ述べる。T
3で(2,2,128,127)の画素値変換データ2
5が入力された場合、まず最初の2をデコードする。こ
れは図14より2つの画素値が同じ場合である。さらに
次の2をデコードする。これは図15より色成分1と色
成分2が同じ画素値であることがわかる。3種類の画素
値は(色成分1,色成分2,色成分3)=(128,1
28,127)となる。T4で(2,1,127,0)
の画素値変換データ25が入力された場合、まず最初の
2をデコードする。これは図14より2つの画素値が同
じ場合である。さらに次の1をデコードする。これは図
15より色成分1と色成分3が同じ画素値であることが
わかる。3種類の画素値は(色成分1,色成分2,色成
分3)=(127,0,127)となる。
【0043】実施例の効果について説明する。画像デー
タ変換手段13に入力される画素値が3種類の場合につ
いて述べる。画素値が3種類の場合本発明を用いないと
1画素当たり3×8ビット=24ビットとなる。これに
対し本発明を用いると、図13に示すように3種類の画
素値のうち少なくとも一組同じ画素値があればビット数
が減ることが分かる。このことは図8または図16に示
すように、入力される画素値が4種類の場合でも2種類
の場合でも同様である。ここで画素値が4種類の場合本
発明を用いないと1画素当たり4×8ビット=32ビッ
ト、2種類の場合は1画素当たり2×8ビット=16ビ
ットである。この効果を実証するために、PDLで記述
された3色(RGB)のカラー画像を用いて実験を行な
った。この画像は解像度400dots/25.4mm
のA4サイズ(210mm×297mm)の大きさで、
複雑な絵柄を含むもの、簡単な絵柄を含むもの、線画、
文書の4種類である。この結果を図19に示す。図19
の縦軸は、従来手法を用いた場合の画像バッファのデー
タ量に対する本手法を用いた場合の画像バッファのデー
タ量の割合を表す。縦軸が1より小さいと本手法が効果
的であることを示す。図19を見るとデータ量が従来手
法の40%から80%程度に削減されていて、本手法が
効果的なことがわかる。
【0044】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
においては画像データ変換手段を設けることで、画像か
ら所定の画像バッファ格納データへまた画像バッファ格
納データから画像へ、変換できる。これにより、画像バ
ッファへ格納するデータ量を少なくでき、画像バッファ
の容量を小さくできる。さらに画像バッファと符号化手
段および復号手段とを接続する信号線の数も小さくでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の画像符号化装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】 本発明の実施例の画像復号装置の構成を示す
ブロック図である。
【図3】 本発明の実施例の画像符号化装置における符
号化処理の動作の一例を示すフローチャートである。
【図4】 本発明の実施例の画像復号装置における復号
処理の動作の一例を示すフローチャートである。
【図5】 本発明の実施例の画像符号化復号装置におけ
る画像データ変換手段の構成を示すブロック図である。
【図6】 画像データ変換手段の動作(格納データへの
変換)の一例を示すフローチャートである。
【図7】 画像データ変換手段の動作(画素値への変
換)の一例を示すフローチャートである。
【図8】 画像データ変換手段に入力される画素値が4
種類の場合の画素値変換データの一例図である。
【図9】 画像データ変換手段に入力される画素値が4
種類の場合の画素値変換データを構成するID1の一例
図である。
【図10】 画像データ変換手段に入力される画素値が
4種類の場合の画素値変換データを構成するID2の一
例図である。
【図11】 画像データ変換手段に入力される画素値が
4種類の場合の画素値変換データを構成するID3の一
例図である。
【図12】 画像データ変換手段に入力される画素値が
4種類の場合の画素値変換データを構成するID4の一
例図である。
【図13】 画像データ変換手段に入力される画素値が
3種類の場合の画素値変換データの一例図である。
【図14】 画像データ変換手段に入力される画素値が
3種類の場合の画素値変換データを構成するID5の一
例図である。
【図15】 画像データ変換手段に入力される画素値が
3種類の場合の画素値変換データを構成するID6の一
例図である。
【図16】 画像データ変換手段に入力される画素値が
2種類の場合の画素値変換データの一例図である。
【図17】 画像データ変換手段に入力される画素値が
2種類の場合の画素値変換データを構成するID7の一
例図である。
【図18】 画像データ変換手段に入力される画素値が
3種類の場合の画像データ変換手段の動作を説明するた
めの具体例である。
【図19】 PDLで記述された3色(RGB)のカラ
ー画像を用いた実験の結果を表す図である。
【図20】 従来の画像符号化装置の構成を表すブロッ
ク図である。
【図21】 従来の画像復号装置の構成を表すブロック
図である。
【図22】 注目画素と予測器との位置関係および予測
誤差値を求める際に用いる予測演算式を説明する図であ
る。
【図23】 従来の画像符号化装置における符号化処理
の動作の一例を示すフローチャートである。
【図24】 従来の画像復号装置における復号処理の動
作の一例を示すフローチャートである。
【図25】 色成分が4つの場合の従来の画像符号化装
置の構成を表すブロック図である。
【図26】 色成分が4つの場合の従来の画像復号装置
の構成を表すブロック図である。
【符号の説明】
1は符号化手段、1aは符号化手段、1bは符号化手
段、1cは符号化手段、1dは符号化手段、2は予測
部、3はエントロピー符号化部、4は画素、4aは画
素、4bは画素、4cは画素、4dは画素、5は予測誤
差値、6は符号データ、6aは符号データ、6bは符号
データ、6cは符号データ、6dは符号データ、7は画
素、7aは画素、7bは画素、7cは画素、7dは画
素、8は画像バッファ、8aは画像バッファ、8bは画
像バッファ、8cは画像バッファ、8dは画像バッフ
ァ、9は予測器用画素、9aは予測器用画素、9bは予
測器用画素、9cは予測器用画素、9dは予測器用画
素、10は復号手段、10aは復号手段、10bは復号
手段、10cは復号手段、10dは復号手段、11はエ
ントロピー復号部、12は画素生成部、13は画像デー
タ変換手段、14は画像バッファ、15は画像バッファ
格納データ、16は画像バッファ格納データ、17は比
較手段、18はエンコード手段、19はデータ生成手
段、20はパッキング手段、21はアンパッキング手
段、22はデコード手段、23は画素値生成手段、24
は画素値変換データ、25は画素値変換データ、26は
画素値バッファデータ変換手段、27はバッファデータ
画素値変換手段である。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像符号化装置と画像復号装置とを含
    み、画像に対し可逆符号化を行う画像符号化復号装置に
    おいて、 前記画像符号化装置は、 外部からの入力画像の画素値を前記入力画像の周辺にあ
    る複数の画素値から所定の予測手法を用いて符号化する
    複数の符号化手段と、 複数の画素値を画像バッファ格納データへ変換し、さら
    に画像バッファ格納データを複数の画素値へ変換する第
    1の画像データ変換手段と、 前記画像データ変換手段が出力する画像バッファ格納デ
    ータを格納する第1の画像バッファとを有し、 前記画像復号装置は、 前記符号化手段で用いた符号化手法に対応する復号手法
    を用いて、外部から入力される符号データを復号する複
    数の復号手段と、 複数の画素値を画像バッファ格納データへ変換し、さら
    に画像バッファ格納データを複数の画素値へ変換する第
    2の画像データ変換手段と、 前記画像データ変換手段が出力する画像バッファ格納デ
    ータを格納する第2の画像バッファとを有することを特
    徴とする画像符号化復号装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の画像データ変換手段は、 前記複数の符号化手段が出力する複数の画素値を入力と
    しこれらの画素値の組合せに基づき前記画像バッファ格
    納データを生成し前記第1の画像バッファに出力する第
    1の画素値バッファデータ変換手段と、 前記第1の画像バッファが出力する前記画像バッファ格
    納データを入力とし複数の画素値を生成しそれぞれ前記
    複数の符号化手段に出力する第1のバッファデータ画素
    値変換手段とを有し、 前記第2の画像データ変換手段は、 前記複数の前記複数の復号手段が出力する複数の画素値
    を入力としこれらの画素値の組合せに基づき前記画像バ
    ッファ格納データを生成し前記第2の画像バッファに出
    力する第2の画素値バッファデータ変換手段と、 前記第2の画像バッファが出力する前記画像バッファ格
    納データを入力とし複数の画素値を生成しそれぞれ前記
    複数の復号手段に出力する第2のバッファデータ画素値
    変換手段とを有する請求項1に記載の画像符号化復号装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第1の画素値バッファデータ変換手
    段および前記第2の画素値バッファデータ変換手段は、
    それぞれ、前記第1のバッファデータ画素値変換手段お
    よび前記第2のバッファデータ画素値変換手段と独立に
    動作する請求項2記載の画像符号化復号装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の画素値バッファデータ変換手
    段は、 前記複数の符号化手段から入力される複数の画素値を比
    較する第1の比較手段と、 前記第1の比較手段の結果を用いて所定の識別子を生成
    する第1のエンコード手段と、 前記第1のエンコード手段で生成された前記識別子と前
    記複数の画素値を用いて所定の方法で画素値変換データ
    を生成する第1のデータ生成手段と、 前記画素値変換データを所定のビット数にパッキングし
    前記画像バッファ格納データとして出力する第1のパッ
    キング手段とを有し、 前記第2の画素値バッファデータ変換手段は、 前記複数の復号手段から入力される複数の画素値を比較
    する第2の比較手段と、 前記第2の比較手段の結果を用いて所定の識別子を生成
    する第2のエンコード手段と、 前記第2のエンコード手段で生成された前記識別子と前
    記複数の画素値を用いて所定の方法で画素値変換データ
    を生成する第2のデータ生成手段と、 前記画素値変換データを所定のビット数にパッキングし
    前記画像バッファ格納データとして出力する第2のパッ
    キング手段とを有する請求項2または3記載の画像符号
    化復号装置。
  5. 【請求項5】 前記第1のバッファデータ画素値変換手
    段は、 前記第1の画像バッファが出力する前記画像バッファ格
    納データを所定の方法でアンパッキングし画素値変換デ
    ータを生成する第1のアンパッキング手段と、 前記画素値変換データをデコードし識別子および画素値
    を生成する第1のデコード手段と、 前記識別子および前記画素値から複数の画素値を生成し
    前記複数の符号化手段へ出力する第1の画素値生成手段
    とを有し、 前記第2のバッファデータ画素値変換手段は、 前記第2の画像バッファが出力する前記画像バッファ格
    納データを所定の方法でアンパッキングし画素値変換デ
    ータを生成する第2のアンパッキング手段と、 前記画素値変換データをデコードし識別子および画素値
    を生成する第2のデコード手段と、 前記識別子および前記画素値から複数の画素値を生成し
    前記複数復号手段へ出力する第2の画素値生成手段とを
    有する請求項2、3または4記載の画像符号化復号装
    置。
  6. 【請求項6】 前記画素値変換データを複数の識別子と
    複数の画素値の組合せで構成することを特徴とする請求
    項1記載の画像符号化復号装置。
  7. 【請求項7】 前記画素値変換データを前記識別子の値
    により可変長のデータにすることを特徴とする請求項1
    記載の画像符号化復号装置。
  8. 【請求項8】 外部からの入力画像の画素値を前記入力
    画像の周辺にある複数の画素値から所定の予測手法を用
    いて符号化する複数の符号化手段と、 複数の画素値を画像バッファ格納データへ変換し、さら
    に画像バッファ格納データを複数の画素値へ変換する画
    像データ変換手段と、 前記画像データ変換手段が出力する画像バッファ格納デ
    ータを格納する画像バッファとを有することを特徴とす
    る画像符号化装置。
  9. 【請求項9】 前記符号化手段で用いた符号化手法に対
    応する復号手法を用いて、外部から入力される符号デー
    タを復号する複数の復号手段と、 複数の画素値を画像バッファ格納データへ変換し、さら
    に画像バッファ格納データを複数の画素値へ変換する画
    像データ変換手段と、 前記画像データ変換手段が出力する画像バッファ格納デ
    ータを格納する画像バッファとを有することを特徴とす
    る画像復号装置。
JP10010298A 1998-01-22 1998-01-22 画像符号化復号装置 Pending JPH11215506A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9445113B2 (en) 2006-01-10 2016-09-13 Thomson Licensing Methods and apparatus for parallel implementations of 4:4:4 coding

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9445113B2 (en) 2006-01-10 2016-09-13 Thomson Licensing Methods and apparatus for parallel implementations of 4:4:4 coding

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