JP2007129612A - 直交変換係数のスキャン方法,逆スキャン方法,スキャン装置,逆スキャン装置,およびそのプログラム並びにそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

直交変換係数のスキャン方法,逆スキャン方法,スキャン装置,逆スキャン装置,およびそのプログラム並びにそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2007129612A
JP2007129612A JP2005321923A JP2005321923A JP2007129612A JP 2007129612 A JP2007129612 A JP 2007129612A JP 2005321923 A JP2005321923 A JP 2005321923A JP 2005321923 A JP2005321923 A JP 2005321923A JP 2007129612 A JP2007129612 A JP 2007129612A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scan
dimensional data
orthogonal transform
scanning
transform coefficient
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005321923A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4460521B2 (ja
Inventor
Ryuichi Tanida
隆一 谷田
Atsushi Shimizu
淳 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2005321923A priority Critical patent/JP4460521B2/ja
Publication of JP2007129612A publication Critical patent/JP2007129612A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4460521B2 publication Critical patent/JP4460521B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

【課題】スキャン順を決定するための演算コストの増加を抑え,かつスキャン順のモード番号を復号側へ伝送する必要がないようにして情報伝送効率の向上を図る。
【解決手段】処理を開始すると,量子化値の2次元データの最初からN番目までを固定したスキャン順で読み出す(S1)。次に,それぞれ異なるスキャン順を定める複数のスキャンパターンの中から,読み出した量子化値をもとに,一つのスキャンパターンを決定する(S2)。決定されたスキャンパターンのスキャン順に従って量子化値の2次元データをスキャンすることにより,2次元データを1次元データ列に変換する(S3)。
【選択図】図1

Description

本発明は,映像符号化方式において,直交変換係数のスキャン順を切り換えるスキャン方法に関するものである。
映像を複数画素のブロックサイズに分割し,直交変換を施す符号化方式を用いて風景などの自然界の映像を符号化すると,直交変換係数のエネルギーは低周波領域に集中する傾向がある。そこで多くの符号化方式では,直交変換係数の量子化値を低周波から順にジグザグにスキャンし,2次元のデータを1次元のデータ列に並べ替える。
ブロックサイズが8×8の場合のジグザグスキャンの一例を図13に示す。このようなジグザグスキャンによってできたデータ列は,最初の方に有意の係数が連続し,後ろにいくに従って有意係数の存在確率が低くなる。そこで,ハフマン符号などを用い,有意係数が連続するほど短い符号長を割り当てることで,符号化効率が向上する。また,有意係数が無くなったところにEOB(End of Block)符号を入れてデータ列を打ち切ることで,さらに符号長を短くすることができる。
しかし,必ずしもこのジグザグのスキャン順が最適とは限らないため,複数のスキャン順を状況に応じて切り換える手法が考えられる。例えば特許文献1では,複数のスキャンパターンでスキャンを行い,EOBが最も早く発生するスキャン順を選択している。この方式の処理フローを図14に示す。スキャン順のパターンは1からSまであるとする。
直交変換係数の量子化が終了後,まずスキャンパターンのインデックス番号iを1に初期化し(S100),i番目のスキャンパターンについてスキャンを行い,1次元のデータ列を求める(S101)。また,そのデータ列の最後の有意係数の位置k[i](即ちEOBの位置)を求める(S103)。この操作を全てのスキャンパターンi(i=1,…,S)について行う(S101〜S104)。
全スキャンパターンについて終了した後,最後の有意係数の位置が最も手前となるスキャンパターンi_minを実際に使用するスキャンパターンとし(S105),そのスキャン順で求まる1次元データ列を可変長符号化する(S106)。また,選択したスキャンパターンの番号i_minを出力する(S107)。
この処理を実現するための構成例を図15に示す。この構成例は,量子化部100,第1スキャン部,第2スキャン部,... ,第Sスキャン部101−1〜S,スキャン順決定部102,セレクタ104,可変長符号化部105から構成される。なお,スキャン部101は,スキャンパターンの個数分あるとする(この場合はS個ある)。
量子化部100は,入力された2次元直交変換係数を所定の量子化幅で量子化する。第1スキャン部〜第Sスキャン部101は,それぞれ予め設定されたスキャンパターンで2次元直交変換係数の量子化値を走査し,連続するゼロの個数(ラン)と量子化値(レベル)情報をセレクタ104に出力する。また,EOBの位置情報をスキャン順決定部102に送信する。
スキャン順決定部102は,第1スキャン部〜第Sスキャン部101から送られてくるEOBの位置情報から,最もEOBの位置が手前となるスキャンパターンを求め,その番号をセレクタ104に送信するとともに,スキャンモード番号として出力する。セレクタ104は,第1スキャン部〜第Sスキャン部101から送られてくる1次元データ列のうち,スキャン順決定部102から送られるモード番号のデータ列を出力する。可変長符号化部105は,入力された1次元のデータ列を可変長符号化して出力する。
このような仕組みを用いて複数のスキャン順を切り換えることで,符号化効率がさらに向上する。
また,この出力データを復号する場合の構成例を図16に示す。この装置は可変長符号復号部200,可変順序逆スキャン部201,逆量子化部202から構成される。可変長符号復号部200は,入力された可変長符号を1次元のデータ列に直し,可変順序逆スキャン部201に出力する。可変順序逆スキャン部201は,スキャン順モード情報で指定されたパターンをもとに,入力された1次元データ列の各係数について,2次元配列での格納位置を求め,量子化値とともに逆量子化部202に送る。逆量子化部202では,可変順序逆スキャン部201から量子化値と格納位置を受信すると,2次元配列の指定位置に量子化値を格納し,入力量子化幅で逆量子化して直交変換係数として出力する。
このような仕組みを用いることで,複数のスキャン順を使用した符号化データを復号することができる。
特開平6−86076号公報
しかしながら,複数のスキャン順を切り換える場合には,スキャン順を決定するための演算コストがかかる上,選択されたスキャン順の情報をビットストリーム内に埋め込む必要があるなどの問題がある。特に4×4DCTを用いるH.264映像符号化規格など,DCTの単位が小さい場合にはスキャン回数が多くなるため,この問題は顕著になる。
本発明は上記問題点の解決を図り,スキャン順を決定するための演算コストの増加を抑えつつ,スキャン順のパターン情報無しでスキャン順の切り換えを行うことができるようにすることを目的とする。
そこで本発明では,前記課題を解決するために,途中までのスキャン順を固定とし,それ以降のスキャン順を可変とする手段を備え,可変部分のスキャン順のパターンは固定部分までのスキャンで読み取った量子化値から決定することを特徴とする。
例えば,最初の3係数のスキャンは(0,0)→(0,1)→(1,0)の固定順で行い,それ以降の係数のスキャンは,(0,1)の係数と(1,0)の係数の大小比較から,
・(0,1)=(1,0):スキャンパターン1
・(0,1)>(1,0):スキャンパターン2
・(0,1)<(1,0):スキャンパターン3
という形で決定する,という方法を採る。
図1に,本発明における符号化器のスキャン処理のフローの一例を示す。
[ステップS1]:処理を開始すると,量子化値の2次元データの最初からN番目(Nは3以上の所定数)までを固定したスキャン順で読み出す。
[ステップS2]:読み出した量子化値からN+1番目以降の量子化値のスキャン順のパターンPを決定する。
[ステップS3]:スキャンパターンPのスキャン順で量子化値をスキャンする。
[ステップS4]:スキャン結果を可変長符号化する。
本フローチャートのステップS2にあるスキャンパターンP決定処理フローの一例を図2に示す。
スキャンパターンP決定処理では,例えば読み出した係数A(0,1)とA(1,0)とを比較(S210)し,A(0,1)=A(1,0)ならジグザグスキャンをスキャンパターン(P=1)として選択する(S211)。A(0,1)>A(1,0)なら横方向優先スキャンをスキャンパターン(P=2)として選択する(S212)。A(0,1)<A(1,0)なら縦方向優先スキャンをスキャンパターン(P=3)として選択する(S213)。
符号化単位のブロックサイズが4×4の場合のジグザグスキャン,横方向優先スキャン,縦方向優先スキャンの例を図3に示す。この切り換え方法を用いた場合,7割以上の正答率でスキャンパターンの切り換えを行うことができる。
また,最初の6係数のスキャンを(0,0)→(0,1)→(1,0)→(2,0)→(1,1)→(0,2)の固定順に行い,それ以降のスキャンは,これら6つの分散から,「低周波領域優先スキャン」と「ジグザグスキャン」を切り換えるという方法も考えられる。
符号化単位として8×8ブロックを用いる場合のスキャンパターンの一例を図4に示す。また,この場合の図1に示すフローチャートのS2にあるスキャンパターンP決定処理フローの一例を図5に示す。
この例のスキャンパターンP決定処理では,読み出した係数(0,0),(0,1),(1,0),(2,0),(1,1),(0,2)の分散Varを計算し(S220),分散Varと予め定めた閾値Thとを比較する(S221)。もしVar>Thならばジグザグスキャンをスキャンパターン(P=1)として選択し(S222),もしVar≦Thならば低周波領域優先スャンをスキャンパターン(P=4)として選択する(S223)。
図1のフローチャートに示す処理を実現するための構成図の一例を図6に示す。この装置は,量子化部10,スキャン順決定部11,第1スキャン部12−1,第2スキャン部12−2,... ,第Sスキャン部12−S,セレクタ13,可変長符号化部14から構成される。
量子化部10,セレクタ13,可変長符号化部14は,それぞれ図15に示した既存技術の復号部の構成例における同名のものと同等の機能を有するものとする。第1スキャン部12−1,第2スキャン部12−2,... ,第Sスキャン部12−Sについても,前述の図15における同名のものと同等の機能を有するが,先頭からN番目までのスキャン順は全て等しいとする。スキャン順決定部102は,スキャン順でN番目までの量子化値をもとに,予め決められたスキャンパターンから一つを選択し,そのモード番号を出力する。このような仕組みを用いることで,図1に示すフローチャートの処理を実現できる。
また,復号部におけるスキャン処理のフローの一例を図7に示す。
[ステップS30]:可変長符号を復号し,ランとレベルのデータに直す。
[ステップS31]:スキャン順でN番目までの量子化値を取り出し,その値からスキャンパターンPを決定する。
[ステップS32]:スキャンパターンPの逆スキャン順から決定される2次元配列の所定の位置へ量子化値を格納する。
この処理を実現するための構成図の一例を図8に示す。この装置は,可変長符号復号部20,量子化値読み出し部21,スキャン順決定部22,可変順序逆スキャン部23,逆量子化部24から構成される。可変長符号復号部20,逆量子化部24は,それぞれ図16に示した既存技術の構成例における同名のものと同等の機能を有するものとする。また,スキャン順決定部22は,図6のスキャン順決定部11と同等の機能を有するものとする。
可変順序逆スキャン部23は,スキャン順決定部22の出力であるスキャン順モード情報で指定されたパターンをもとに,量子化値の2次元配列での格納位置を求め,量子化値とともに逆量子化部24に送る。
このような仕組みを用いることで,可変長符号を直交変換係数へと復号することができる。
なお,固定部分,可変部分のスキャンの順序はこれらの例に限定されるものではなく,任意のものを用いることができる。
本発明によれば,スキャンパターンの決定を量子化値の一部のみから行うため,判定処理が軽くなる。また,スキャン順が固定されている部分の量子化値からスキャン順のパターンを判定するため,スキャン順のパターン情報を復号側へ送る必要がなくなる。これらにより,演算コストの増加を最小限に抑えつつ,スキャン順のパターン情報無しでスキャン順の切り換えを行うことができる。
したがって,本発明は,スキャン順を選択する計算量の削減という効果,さらにスキャン順をヘッダー情報として伝送する必要が無いことによる情報伝送効率の向上という効果を奏する。
以下に本発明の実施例について説明する。本実施例では,映像を4×4ブロック毎に直交変換・量子化と可変長符号化を施すものとする。また,量子化値の2次元配列Aのうち,(0,0),(0,1),(1,0)の位置の3つの量子化値A(0,0),A(0,1),A(0,1)は常にこの順番でスキャンし,それ以降の13個の量子化値のスキャンパターンは3種類から切り換えるものとする(即ちN=3)。先頭から3番目までのスキャン順は同じで,それ以降が異なっている。また,これらのスキャンパターンの切り換えは,A(0,1)とA(1,0)の大小比較から以下のように決定する。
・A(0,1)=A(1,0):スキャンパターン1(ジグザグスキャン)
・A(0,1)>A(1,0):スキャンパターン2(横方向優先スキャン)
・A(0,1)<A(1,0):スキャンパターン3(縦方向優先スキャン)
本実施例の処理フローの例を図9に示す。直交変換行列を所定の量子化幅で量子化した後,変換係数の量子化値の2次元配列Aのうち,A(0,0),A(0,1),A(1,0)をこの順でスキャンする(S40)。次に,A(0,1)とA(1,0)の大小を比較し(S41),A(0,1)=A(1,0)ならば1をPに代入し(S42),A(0,1)>A(1,0)ならば2をPに代入し(S43),A(0,1)<A(1,0)ならば3をPに代入する(S44)。その後,量子化値の2次元配列AをスキャンパターンPで走査し(S45),可変長符号化を施す(S46)。
また,この処理を実現するための構成図の一例を図10に示す。この装置は,量子化部10,比較器110,第1スキャン部12−1,第2スキャン部12−2,第3スキャン部12−3,セレクタ13,可変長符号化部14から構成される。
量子化部10,セレクタ13,可変長符号化部14については,図6における同名のものと同等の機能を有する。セレクタ13は,比較器110から送信されるモード番号が1のときは第1スキャン部12−1のランとレベルを可変長符号化部14へ送信する。また,モード番号が2,3のときはそれぞれ第2スキャン部12−2,第3スキャン部12−3のランとレベルを可変長符号化部14へと送る。
第1スキャン部12−1は,スキャンパターン1に従って量子化値を走査し,ランとレベルの情報をセレクタ13へと送信する。第2スキャン部12−2は,スキャンパターン2に従って,第3スキャン部12−3は,スキャンパターン3に従って同様の操作を行う。比較器110は,A(0,1)とA(1,0)の比較結果からスキャンモード番号をセレクタ13に送信する。このような装置を用いることで,図9に示す処理を実現することができる。
次に,復号時のスキャン操作のフローチャートの一例を図11に示す。まず,可変長符号をランとレベルのデータに復号する(S50)。次に,3番目までの量子化値A(0,0),A(0,1),A(1,0)を取り出して(S51),A(0,1)とA(1,0)の大小を比較し(S52),A(0,1)=A(1,0)ならば1をPに代入し(S53),A(0,1)>A(1,0)ならば2をPに代入し(S54),A(0,1)<A(1,0)ならば3をPに代入する(S55)。そして各量子化値の2次元配列での格納位置を,スキャンパターンPの逆スキャン順から求め,それぞれ所定の位置に格納する(S56)。その後,所定の量子化幅で逆量子化を施すことで,直交変換係数の2次元配列へと復号することができる。
この処理を実現するための構成図の一例を図12に示す。この装置は,可変長符号復号部20,量子化値読み出し部21,スイッチ26,比較器25,第1逆スキャン部27−1,第2逆スキャン部27−2,第3逆スキャン部27−3,逆量子化部24から構成される。可変長符号復号部20,逆量子化部24は,図8における同名のものと同等の機能を有する。
量子化値読み出し部21は,ランとレベルから先頭の3つの量子化値を取り出し,そのうちA(0,1)とA(1,0)を比較器25へと送る。比較器25は,A(0,1)とA(1,0)の大小を比較し,スイッチ26に制御信号を送り,A(0,1)=A(1,0)ならばa,A(0,1)>A(1,0)ならばb,A(0,1)<A(1,0)ならばcにスイッチ26を切り換える。
スイッチ26は,比較器25からの制御信号に応じてランとレベルの送信先を切り換える。
第1逆スキャン部27−1は,スキャンパターン1をもとに,入力されたランとレベルから量子化値の2次元配列での格納位置を求め,量子化値とともに逆量子化部24へと送る。第2逆スキャン部27−2は,スキャンパターン2をもとに,第3逆スキャン部27−3は,スキャンパターン3をもとに,同様の動作を行う。
このような仕組みを用いることで,可変長符号を直交変換係数へと復号することができる。
実施例として,図3に示したスキャンパターンの切り換えの例を説明したが,例えば図4に示したジグザグスキャンと低周波領域優先スキャンの切り換えについても,同様に実施可能である。本発明の実施において,どのようなスキャンパターンを用いるかについては設計選択的事項であり,他のスキャンパターンを用いてもよいことは明らかである。
以上のスキャン順切り換えの処理は,コンピュータとソフトウェアプログラムとによっても実現することができ,そのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して提供することも,ネットワークを通して提供することも可能である。
本発明における符号化器のスキャン処理のフローチャートである。 パターンP決定処理フローチャート(その1)である。 スキャンパターンの一例(縦横切り換え)を示す図である。 スキャンパターンの一例(ジグザグと低周波優先での切り換え)を示す図である。 パターンP決定処理フローチャート(その2)である。 本発明の構成例を示す図である。 本発明の復号部のフローチャートである。 本発明の復号部の構成例を示す図である。 実施例のフローチャートである。 実施例の構成例を示す図である。 実施例の復号部のフローチャートである。 実施例の復号部の構成例を示す図である。 8×8ブロックのジグザグスキャンの一例を示す図である。 スキャン順決定方法の既存技術のフローチャートである。 既存技術の構成例を示す図である。 既存技術の復号部の構成例を示す図である。
符号の説明
10 量子化部
11 スキャン順決定部
12−1〜12〜S 第1スキャン部〜第Sスキャン部
13 セレクタ
14 可変長符号化部
20 可変長符号復号部
21 量子化値読み出し部
22 スキャン順決定部
23 可変順序逆スキャン部
24 逆量子化部

Claims (10)

  1. 画像を複数画素のブロックに分割し,ブロック毎に直交変換係数を量子化することで得られる2次元データを1次元データ列に変換する直交変換係数のスキャン方法において,
    前記量子化値の2次元データの先頭からN番目までを予め定められたスキャン順で読み出すステップと,
    それぞれ異なるスキャン順を定める複数のスキャンパターンの中から,前記読み出したN個の量子化値をもとに一つのスキャンパターンを選択する過程と,
    前記選択したスキャンパターンによって定められたスキャン順に従って前記2次元データを1次元データ列に変換する過程とを有する
    ことを特徴とする直交変換係数のスキャン方法。
  2. 前記スキャンパターンを選択する過程では,前記先頭からN番目までの量子化値の大小比較にもとづいてスキャンパターンを選択する
    ことを特徴とする請求項1記載の直交変換係数のスキャン方法。
  3. 前記スキャンパターンを選択する過程では,前記先頭からN番目までの量子化値の分散にもとづいてスキャンパターンを選択する
    ことを特徴とする請求項1記載の直交変換係数のスキャン方法。
  4. 請求項1記載の直交変換係数のスキャン方法によって生成した量子化値の1次元データ列を2次元データに変換する直交変換係数の逆スキャン方法であって,
    前記1次元データ列の先頭からN番目までの量子化値を取り出す過程と,
    前記取り出した量子化値を用いて請求項1記載の複数のスキャンパターンの一つを選択する過程と,
    選択されたスキャンパターンに対応するスキャン順に従って,前記1次元データ列の各量子化値を2次元データの定められた位置に格納する過程とを有する
    ことを特徴とする直交変換係数の逆スキャン方法。
  5. 画像を複数画素のブロックに分割し,ブロック毎に直交変換係数を量子化することで得られる2次元データを1次元データ列に変換するスキャン装置であって,
    あらかじめ定められた複数の異なるスキャンパターンにそれぞれ対応したスキャン順に従って前記2次元データを1次元データ列に変換する複数のスキャン手段と,
    先頭からN番目までの所定のスキャン順でスキャンされた量子化値を用いて前記複数のスキャンパターンの一つを選択するスキャン順決定手段と,
    前記スキャン順決定手段によって選択されたスキャンパターンに対応するスキャン手段の出力を,1次元データ列への変換結果として出力する選択手段とを備え,
    先頭からN番目までの固定のスキャン順に従って読み出された結果からスキャン順を切り換える
    ことを特徴とする直交変換係数のスキャン装置。
  6. 請求項5記載の直交変換係数のスキャン装置によって生成した量子化値の1次元データ列を2次元データに変換する逆スキャン装置であって,
    前記1次元データ列の先頭からN番目までの量子化値を取り出す手段と,
    前記取り出した量子化値を用いて請求項1記載の複数のスキャンパターンの一つを選択するスキャン順決定手段と,
    前記スキャン順決定手段によって選択されたスキャンパターンに対応するスキャン順に従って,前記1次元データ列の各量子化値を2次元データの定められた位置に格納する可変順序逆スキャン手段とを備える
    ことを特徴とする直交変換係数の逆スキャン装置。
  7. 請求項1,請求項2または請求項3記載の直交変換係数のスキャン方法を,コンピュータに実行させるための直交変換係数のスキャン用プログラム。
  8. 請求項4記載の直交変換係数の逆スキャン方法を,コンピュータに実行させるための直交変換係数の逆スキャン用プログラム。
  9. 請求項1,請求項2または請求項3記載の直交変換係数のスキャン方法を,コンピュータに実行させるための直交変換係数のスキャン用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. 請求項4記載の直交変換係数の逆スキャン方法を,コンピュータに実行させるための直交変換係数の逆スキャン用プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2005321923A 2005-11-07 2005-11-07 直交変換係数のスキャン方法,逆スキャン方法,スキャン装置,逆スキャン装置,およびそのプログラム並びにそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Expired - Fee Related JP4460521B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005321923A JP4460521B2 (ja) 2005-11-07 2005-11-07 直交変換係数のスキャン方法,逆スキャン方法,スキャン装置,逆スキャン装置,およびそのプログラム並びにそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005321923A JP4460521B2 (ja) 2005-11-07 2005-11-07 直交変換係数のスキャン方法,逆スキャン方法,スキャン装置,逆スキャン装置,およびそのプログラム並びにそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007129612A true JP2007129612A (ja) 2007-05-24
JP4460521B2 JP4460521B2 (ja) 2010-05-12

Family

ID=38151881

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005321923A Expired - Fee Related JP4460521B2 (ja) 2005-11-07 2005-11-07 直交変換係数のスキャン方法,逆スキャン方法,スキャン装置,逆スキャン装置,およびそのプログラム並びにそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4460521B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010095528A1 (en) * 2009-02-17 2010-08-26 Canon Kabushiki Kaisha Scan conversion apparatus, image encoding apparatus, and methods of controlling the same
WO2012090962A1 (ja) * 2010-12-28 2012-07-05 シャープ株式会社 画像復号装置、画像符号化装置、および符号化データのデータ構造、ならびに、算術復号装置、算術符号化装置
CN102651816A (zh) * 2011-02-23 2012-08-29 华为技术有限公司 一种变换系数块的扫描方法和装置
US8509547B2 (en) 2009-05-14 2013-08-13 Canon Kabushiki Kaisha Scan conversion apparatus, image encoding apparatus, and control method therefor
JP2013541917A (ja) * 2010-10-22 2013-11-14 クゥアルコム・インコーポレイテッド ビデオコーディングのための変換係数の適応走査
US8644633B2 (en) 2009-03-19 2014-02-04 Canon Kabushiki Kaisha Scan conversion apparatus, image encoding apparatus, and methods of controlling them
US20230039465A1 (en) * 2017-08-04 2023-02-09 Google Llc Adaptation for entropy coding of blocks of image data

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010095528A1 (en) * 2009-02-17 2010-08-26 Canon Kabushiki Kaisha Scan conversion apparatus, image encoding apparatus, and methods of controlling the same
JP2010193097A (ja) * 2009-02-17 2010-09-02 Canon Inc スキャン変換装置及び画像符号化装置、並びにそれらの制御方法
US8478079B2 (en) 2009-02-17 2013-07-02 Canon Kabushiki Kaisha Scan conversion apparatus, image encoding apparatus, and methods of controlling the same
US8644633B2 (en) 2009-03-19 2014-02-04 Canon Kabushiki Kaisha Scan conversion apparatus, image encoding apparatus, and methods of controlling them
US8509547B2 (en) 2009-05-14 2013-08-13 Canon Kabushiki Kaisha Scan conversion apparatus, image encoding apparatus, and control method therefor
JP2013541917A (ja) * 2010-10-22 2013-11-14 クゥアルコム・インコーポレイテッド ビデオコーディングのための変換係数の適応走査
US9641846B2 (en) 2010-10-22 2017-05-02 Qualcomm Incorporated Adaptive scanning of transform coefficients for video coding
WO2012090962A1 (ja) * 2010-12-28 2012-07-05 シャープ株式会社 画像復号装置、画像符号化装置、および符号化データのデータ構造、ならびに、算術復号装置、算術符号化装置
CN102651816A (zh) * 2011-02-23 2012-08-29 华为技术有限公司 一种变换系数块的扫描方法和装置
WO2012113328A1 (zh) * 2011-02-23 2012-08-30 华为技术有限公司 一种变换系数块的扫描方法和装置
US20230039465A1 (en) * 2017-08-04 2023-02-09 Google Llc Adaptation for entropy coding of blocks of image data

Also Published As

Publication number Publication date
JP4460521B2 (ja) 2010-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10225551B2 (en) Method and apparatus for encoding and decoding image by using large transform unit
JP5409909B2 (ja) ビットストリームを復号する方法
RU2504103C1 (ru) Способ и устройство для кодирования и декодирования изображения посредством использования вращательного преобразования
JP5620641B2 (ja) 適応型走査を用いる動画の符号化/復号化装置及びその方法
US20030128753A1 (en) Optimal scanning method for transform coefficients in coding/decoding of image and video
JP4460521B2 (ja) 直交変換係数のスキャン方法,逆スキャン方法,スキャン装置,逆スキャン装置,およびそのプログラム並びにそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US6950471B2 (en) Coding device, coding method and storage medium
KR20110135787A (ko) 엣지-적응 변환을 이용한 영상 부호화/복호화 시스템 및 방법
US20070206868A1 (en) Image encoding apparatus and control method thereof
JP2010528555A (ja) ビデオ信号の処理方法および装置
JP4522199B2 (ja) 画像符号化装置及び画像処理装置及びそれらの制御方法、並びにコンピュータプログラム及びコンピュータ可読記憶媒体
JP2000069292A (ja) 画像処理装置及び方法及び記憶媒体
TWI510031B (zh) 用於編碼及解碼之多層級有效性映射
KR100796176B1 (ko) 신호 코딩 방법 및 장치, 인코더, 카메라 시스템, 디코딩 방법, 스케일가능 디코더 및 수신기
JP4855417B2 (ja) 動画像符号化装置、動画像復号装置
US9008448B2 (en) Method and apparatus for successively encoding/decoding image
JP2020184702A (ja) 復号化装置および復号化装置の制御方法
JPH0723385A (ja) 高能率符号化装置
JP4054430B2 (ja) 画像処理装置及び方法及び記憶媒体
JP4186470B2 (ja) 符号化処理装置、復号処理装置、および方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP2001258033A (ja) 画像データの符号化装置及び方法、記憶媒体
WO1998054841A1 (en) Data compressing device by permutation encoding and decompressing device
JP3990949B2 (ja) 画像符号化装置及び画像符号化方法
KR100460947B1 (ko) 영상신호 처리장치 및 방법
JP2001169118A (ja) 画像処理装置及びその方法、コンピュータ可読メモリ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080205

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080529

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091023

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100209

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100212

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130219

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees