JP3347488B2 - 画像処理装置およびその方法 - Google Patents
画像処理装置およびその方法Info
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Description
方法に関し、例えば、カラー画像を符号化し復号する画
像処理装置およびその方法に関するものである。
り、伝送する機会が増えている。カラー画像の符号化方
式としてはJPEG方式が標準化されて、一般に広く使用さ
れている。JPEG方式は自然画像などを、ブロックに分割
して離散コサイン変換(以下「DCT」という)を施し、
その係数を量子化し符号化する手法である。詳細は「マ
ルチメディア符号化の国際標準」(安田浩編著 丸善出
版)などで紹介されているので説明は省略する。
置の符号化部の構成を示すブロック図である。
ラー画像データを入力するスキャナや画像データを蓄積
した記憶装置などである。1002はフレームメモリで、一
画面分のカラー画像データを蓄積する。1003はDCTを施
すDCT器、1004はDCT係数を量子化する量子化器である。
そして、1005は符号化器で、量子化結果に符号を割当て
たり、種々の識別コードを生成したりする。また、1006
は出力装置で、生成された符号データを通信回路へ出力
したり、記憶したりするものである。
タは、フレームメモリ1002に蓄積された後、所定サイズ
のブロックに分割されてDCT器1003へ入力される。DCT器
1003から出力されたDCT係数は、量子化器1004に入力さ
れて所定の量子化幅で量子化される。そして、符号化器
1005で符号が割当てられて、符号データが生成される。
生成された符号データは出力装置1006へ送られる。
ブロック図である。
路や記憶装置などから符号データを入力する。1012は復
号器で、種々の識別コードや符号データを復号して量子
化データを出力する。1013は逆量子化によってDCT係数
再生する逆量子化器、1014は逆DCTを施すIDCT器であ
る。そして、1015はフレームメモリで、一画面分の再生
された画像データを蓄積する。また、1016は画像出力装
置で、画像データを出力するプリンタや記憶装置などで
ある。
は、復号器1012で復号され、逆量子化器1013で所定の量
子化幅で逆量子化されて、DCT係数が再生される。再生
された係数はIDCT器1014で変換されて、画像データが再
生されて、フレームメモリ1015に蓄積される。再生され
た画像データは画像出力装置1016によってプリントアウ
トされたり、記憶されたりする。
おいては、次のような問題点があった。
周波成分が損なわれて、画像のエッジが鈍り画質が大き
く低下する傾向がある。具体的には、画像のエッジ周辺
において特有の折返し歪み(一般にモスキートノイズと
呼ばれる)が生じるものである。これは、符号化効率を
向上するために、変換係数の高周波成分に対して量子化
幅を大きくする変換符号化特有の問題である。従って、
本来は均一濃度(または輝度)であるはずの部分にモス
キートノイズが重畳されて、濃度(または輝度)の均一
性が損なわれる画質劣化が生じる。
ので、画像データの符号化効率を向上することを目的と
する。さらに、画像を符号化する際に生じた画像エッジ
の鈍りを改善することを目的とする。
達成する一手段として、以下の構成を備える。
タを入力する入力手段と、入力された画像データから背
景色を抽出する背景色抽出手段と、前記入力画像データ
から所定数の代表的な色を抽出する代表色抽出手段と、
前記背景色および代表色の情報を符号化する色符号化手
段と、前記背景色および代表色に基づき、前記入力画像
データを変換する変換手段と、変換された画像データを
符号化する画像符号化手段とを有し、前記代表色抽出手
段は、前記背景色に基づき代表色を抽出した後、抽出し
た代表色に基づき次の代表色を抽出する処理を、前記所
定数の代表色が得られるまで繰り返すことを特徴とす
る。
よび代表色の情報を符号化し、前記背景色および代表色
に基づき変換された前記画像データを符号化して得られ
る符号データを復号して画像データを再生する画像処理
装置であって、前記符号データに含まれる背景色の情
報、代表色の情報および画像データをそれぞれ復号する
復号手段と、復号された背景色および代表色に基づき、
復号された画像データを変換する変換手段とを有するこ
とを特徴とする。
タを入力し、入力された画像データから背景色を抽出
し、前記入力画像データから所定数の代表的な色を抽出
し、前記背景色および代表色の情報を符号化し、前記背
景色および代表色に基づき、前記入力画像データを変換
し、変換された画像データを符号化し、前記代表色の抽
出は、前記背景色に基づき代表色を抽出した後、抽出し
た代表色に基づき次の代表色を抽出する処理を、前記所
定数の代表色が得られるまで繰り返すことを特徴とす
る。
よび代表色の情報を符号化し、前記背景色および代表色
に基づき変換された前記画像データを符号化して得られ
る符号データを復号して画像データを再生する画像処理
方法であって、前記符号データに含まれる背景色の情
報、代表色の情報および画像データをそれぞれ復号し、
復号された背景色および代表色に基づき、復号された画
像データを変換することを特徴とする。
置を図面を参照して詳細に説明する。
化部の構成例を示すブロック図である。
ー画像データを入力するスキャナや画像データを蓄積し
た記憶装置などである。2はフレームメモリで、一画面
分のカラー画像データを蓄積する。3は背景色抽出器
で、入力された画像データの背景色を抽出する。4は代
表色数指定器で、入力された画像データを表現する代表
色の数を指定するためのものである。5は代表色抽出器
で、入力された画像データから代表色を抽出する。6色
置換器で、抽出された背景色と代表色で入力された画像
データを置換する。7はDCTを施すDCT器、8はDCT係数を
量子化する量子化器である。9は符号化器で、量子化結
果に符号を割当てたり、種々の識別コードを生成したり
する。10は色符号化器で、背景色と代表色を符号化す
る。11は出力装置で、生成された符号データを通信回路
へ出力したり、記憶したりするものである。
は、フレームメモリ2に蓄積された後、背景色抽出器3に
入力される。背景色抽出器3は、入力された画像データ
のヒストグラムから、最大頻度の画像データ値を算出す
る。そして、この算出された画像データ値を背景色にす
る。ユーザは、代表色数指定器4によって、入力された
画像を表現するのに必要な色数を指定する。
色を、代表色数指定器4から代表色数をそれぞれ入力し
た後、フレームメモリ2から画像データを入力する。な
お、入力した背景色や画像データはCIE1976のL*a*b*色
空間データに変換する。そして、入力した背景色と画像
データとの色差を求め、予め設定された閾値Th1と比較
して、その色差が閾値Th1より大きい画像データについ
てヒストグラムを作成する。このヒストグラムは代表色
を選択するのに用いるもので、まず、最も出現頻度の高
い色を最初の代表色として選択する。続いて、代表色抽
出器5は、選択した代表色と、代表色との色差が予め設
定された閾値Th2以下の色の頻度を零にする。以下、最
も出現頻度の高い色を代表色に選択して、その近傍の色
の頻度を零にする作業を繰返して、指定数の代表色を選
択する。
ず背景色抽出器3から背景色が色符号化器10へ入力され
る。色符号化器10は、最初に代表色符号データの始まり
を表す代表色スタートコードを生成して出力装置11へ出
力した後、背景色のL*a*b*色空間データを出力装置11へ
出力する。続いて、代表色数指定器4から代表色数を入
力し、代表色抽出器5から各代表色のL*a*b*色空間デー
タを入力して、それらを出力装置11へ出力する。その
後、JPEG符号データの始まりを表すJPEGスタートコード
を生成して、出力装置11へ出力する。なお、スタートコ
ードにはJPEG符号化で発生しないユニークなコードを用
いる。
ッダデータを出力装置11へ出力し、画像データの符号化
が開始される。色変換器6は、まず背景色と各代表色のL
*a*b*色空間データを入力し、次にフレームメモリ2から
所定サイズのブロックを形成する画素を順次読出す。入
力した画素データをL*a*b*色空間データに変換した後、
背景色や各代表色との色差を求めて、最も色差が小さい
背景色または代表色に置換する。そして、ブロックのす
べての画素データの置換が終了すると、そのブロックの
データをDCT器7へ出力する。
し、量子化器8はそのDCT係数を所定の量子化幅で量子化
し、符号化器9はその量子化結果に符号を割当てる。そ
して、出力装置11は、生成した符号データを通信回線へ
出力したり記憶したりする。このようにして、フレーム
メモリ2に格納された画像データのすべてが符号化され
ると符号化は終了する。
部の構成例を示すブロック図である。
や記憶装置などから符号データを入力する。22はスター
トコード検出器で、入力されたスタートコードを解析す
る。23は色復号器で、背景色や代表色の数やL*a*b*画像
データを復号する。24は復号器で、識別コードや符号デ
ータを復号して量子化データを出力する。25は逆量子化
によってDCT係数再生する逆量子化器、26は逆DCTを施す
IDCT器である。28は色変換器で、セレクタ27を介して入
力された画像データを、復号された背景色または代表色
に変換する。30はフレームメモリで、セレクタ29を介し
て入力された再生画像データを一画面分蓄積する。31は
画像出力装置で、画像データを出力するプリンタや記憶
装置などである。
スタートコード検出器22に入力されて、スターとコード
が検出される。スタートコード検出器22は、最初のスタ
ートコードが代表色スタートコードであった場合、符号
化モードフラグを代表色モードにする。また、最初のス
タートコードがJPEGスタートコードであった場合、符号
化モードフラグをJPEGモードにする。この符号化モード
フラグはセレクタ27および29へ入力される。
場合について説明する。続いてスタートコード検出器22
へ入力された符号データは色復号器23へ送られる。色復
号器23は、背景色のL*a*b*色空間データを復号した後、
代表色の数を復号して、その数分のL*a*b*色空間データ
(代表色)を復号する。復号された各データは色変換器
28へ入力されて設定される。また、スタートコード検出
器22は、JPEGスタートコードを検出すると、続いて入力
される符号データを復号器24へ送る。そして、復号され
た量子化係数は逆量子化器25へ入力されて所定の量子化
幅で逆量子化される。逆量子化されたDCT係数はIDCT器2
6へ入力されて画像データが再生される。このとき、セ
レクタ27および29には代表色モードがセットされている
ので、再生された画像データは色変換器28で処理される
ことになる。
たブロックを形成する画素データを入力して、L*a*b*色
空間データに変換した後、そのデータと背景色および各
代表色との色差を求める。そして、画素データを最も色
差の小さい背景色または代表色に置換した後、入力され
たときのデータ形式(例えばRGB)に変換して出力す
る。色変換器28から出力された画像データは、セレクタ
29を介してフレームメモリ30に蓄積され、画像出力装置
31はこのデータをプリンタアウトしたり記憶したりす
る。
合について説明する。続いてスタートコード検出器22へ
入力された符号データは復号器24へ送られる。そして、
代表色モードのときと同様に、画像データが再生され
る。このとき、セレクタ27および29にはJPEGモードがセ
ットされているので、再生された画像データは、色変換
器28を経由することなく、フレームメモリ30に蓄積さ
れ、画像出力装置31はこのデータをプリンタアウトした
り記憶したりする。
よび指定された数の代表色を抽出して、その背景色およ
び代表色を符号化するとともに、入力された画像データ
を近似する背景色または代表色で置換した後、符号化す
る。また、背景色および代表色に関する情報を復号し
て、復号された画像データを近似する背景色または代表
色に置換して出力する。従って、元々限られた色数しか
ないカラー原稿の画像データを、背景色または代表色の
データに置換することによって、画像中のノイズを除去
しエッジを明確にすることができ、冗長度を削減して符
号化効率を向上するとともに、復号された画像のモスキ
ートノイズを除去して画質劣化を防ぐことができる。
ータは、JPEGなどの標準的な符号化方式に準拠した復号
装置においても、そのまま復号することが可能である。
理装置を説明する。なお、第2実施例において、第1実施
例と略同様の構成については、同一符号を付して、その
詳細説明を省略する。
の構成例を示すブロック図であるが、図3に示した符号
化部と異なる構成について説明する。101は無彩色抽出
器で、入力された画像データが無彩色か有彩色かに応じ
て、その出力先を変更する。102は代表色抽出器で、入
力された画像データからLBG法により代表色を抽出す
る。なお、LBG法はベクトル量子化においてコードブッ
クを生成するのに一般的に利用される方法である。105
は代表無彩色抽出器で、入力された画像データから無彩
色の代表色を抽出する。103は色変換器で、抽出された
背景色,代表色および代表無彩色によって、入力された
画像データを変換する。104は色符号化器で、背景色,
代表色および代表無彩色を符号化する。
景色を代表色数指定器4から代表色数を入力した上で、
フレームメモリ2からが像データを無彩色抽出器101に入
力する。
ら入力した背景色をL*a*b*色空間画像データに変換し
(このデータをLb, ab, bbとする)、続いて、フレーム
メモリ2から入力された画像データをL*a*b*色空間デー
タに変換して(このデータをL, a, bとする)、式(1)お
よび式(2)を満足する場合に、画像データを代表色抽出
器102へ出力する。また、式(1)のみを満足する場合は、
画像データを代表無彩色抽出器105へ出力する。なお、
式(1)を満足しない場合は何も出力しない。 √{(Lb - L)2 + (ab - a)2 + (bb - b)2} ≧ Th4 …(1) √{a2 + b2} ≧ Th5 …(2)
画像データをからヒストグラムを作成して、第1実施例
と同様にヒストグラムから指定数の代表色候補を選択し
た後、LBG法を用いて代表色を決定する。LBG法は、代表
色候補を中心とする空間の分割を行い、分割された空間
の重心点を新たな代表色候補とする方法である。そし
て、空間分割と重心点の移動を繰返して、重心点移動距
離が所定の閾値以下になれば収束したとして、そのとき
の重心点を代表色にする。
れた無彩色の画像データから明度L*データのヒストグラ
ムを作成して、出現頻度の高い順に四つの代表無彩色候
補を選択する。そして、代表無彩色候補についてもLBG
法を施す。代表無彩色の距離が予め設定された閾値Th6
よりも小さいものは、分割空間の大きい方に統合され
る。その結果、無彩色の代表数と代表無彩色とが決定さ
れる。
された後、まず背景色抽出器3から背景色が色符号化器1
04へ入力される。色符号化器104は、最初に代表色符号
データの始まりを表す代表色スタートコードを生成して
出力装置11へ出力した後、背景色のL*a*b*色空間データ
を出力装置11へ出力する。次に、代表無彩色抽出器105
から代表色数と各代表無彩色のL*データを入力して、そ
れらを出力装置11へ出力する。次に、代表色数指定器4
から代表色数を入力し、代表色抽出器5から各代表色のL
*a*b*色空間データを入力して、それらを差分符号化し
て出力装置11へ出力する。その後、JPEG符号データの始
まりを表すJPEGスタートコードを生成して、出力装置11
へ出力する。
ッダデータを出力装置11へ出力し、画像データの符号化
が開始される。色変換器6は、まず背景色,各代表色のL
*a*b*色空間データおよび代表無彩色のL*データを入力
し、次にフレームメモリ2から所定サイズのブロックを
形成する画素を順次読出す。入力した画素データをL*a*
b*色空間データに変換した後、式(1)および(2)を満足す
る場合、画素データと各代表色との色差を比較して、最
も色差が小さい代表色に置換する。また、式(1)のみを
満足する場合は、画素データのa*とb*の値を零にし、L*
と代表無彩色との距離を計算して、最も近い代表無彩色
に置換する。そして、ブロックのすべての画素データの
置換が終了すると、そのブロックのデータをDCT器7へ出
力する。
が、色復号器23と色変換器28の処理が異なる。
場合について説明する。色復号器23は、背景色のL*a*b*
色空間データを復号した後、代表無彩色の数を復号して
その数分のL*データ(代表無彩色)を復号し、次に、代
表色の数を復号してその数分のL*a*b*色空間データ(代
表色)を復号する。復号された各データは色変換器28へ
入力されて設定される。
出力されたブロックを形成する画素データを入力して、
L*a*b*色空間データに変換した後、その画素データが式
(1)および(2)を満足する場合に、画素データと各代表色
との色差を比較し、最も色差が小さい代表色に置換す
る。また、式(1)のみを満足する場合はa*およびb*の値
を零にし、L*と代表無彩色との距離を計算して、最も近
い代表無彩色に置換する。そして、式(1)を満足しない
場合は背景色に置換する。
合は、第1実施例で述べたとおりである。
例と同様の効果が期待できるほか、無彩色についても代
表色を設定するので、無彩色を含むカラー画像や無彩色
に近いカラー画像などに対しても効果的な処理が施せ
る。
理装置を説明する。なお、第3実施例において、第1実施
例と略同様の構成については、同一符号を付して、その
詳細説明を省略する。
の構成例を示すブロック図であるが、図3に示した符号
化部と異なる構成について説明する。301は画像処理部
で、フレームメモリ2に格納された画像およびポインテ
ィングデバイス305のカーソルをディスプレイ302に表示
する。303は背景色を格納する背景色バッファ、304は代
表色を格納する代表色バッファ、306は指定された代表
色の数を計数するカウンタである。なお、ポインティン
グデバイス305には、マウス,トラックボールやタッチ
パネルなどである。
メモリ2に格納されると、その画像をディスプレイ302に
表示する。図7はこの表示状態を示している。図7の領域
320にはフレームメモり2に格納された画像とポインティ
ングデバイス305のカーソル321が表示される。また、背
景色を表示する背景色パネル322、代表色を表示する代
表色パネル323および代表色指定の終了を入力するため
の「終了」ボタン324が表示される。
パネル322を指定して、領域320に表示された画像から背
景色を選択する。なお、これらの指定や選択はポインテ
ィングデバイス305によって行われるのはいうまでもな
い。画像処理部301は、フレームメモリ2から選択された
背景色の画像データを読出して、背景色バッファ303に
格納するとともに、背景色パネル322に表示する。ユー
ザが代表色パネル323を指定すると、画像処理部301は、
カウンタ306をクリアして、ユーザが代表色を選択する
のを待つ。そして、ユーザが代表色を選択するとその画
像データをフレームメモリ2から読出して、代表色バッ
ファ304に格納するとともに、背景色パネル323に表示
し、カウンタ306をインクリメントする。
了」ボタン324を選択すると、背景色および代表色が確
定される。以降は、背景色抽出器3に代わって背景色バ
ッファ303から背景色が、代表色抽出器5に代わって代表
色バッファ304から代表色が色符号化器10に入力される
点が第1実施例と異なるだけである。
例と同様の効果が期待できるほか、ユーザが背景色や代
表色を任意に選ぶことができる。
の色差を用いて色の置換を行う例を説明したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、その他の変換によっ
て距離を求めてもよい。
あげたが、本発明はこれに限定されるものではなく、他
の符号化を採用することもできる。例えば、アダマール
変換とベクトル量子化を組合わせた符号化であってもか
まわない。
されず、例えば、所定数のライン単位で処理を分割する
こともできる。
るシステムに適用しても、一つの機器からなる装置に適
用してもよい。
プログラムを供給することによって達成される場合にも
適用できることはいうまでもない。
画像データから抽出した背景色および代表色に基づき画
像データを変換して符号化することで符号化効率を向上
することができる。さらに、復号された画像データを、
抽出された背景色および代表色に変換することで、符号
化によって生じた画像エッジの鈍りを改善することがで
き、とくに、限られた色数で表現されていることが多い
カラー原稿などの画像の画質劣化を防ぐことができる。
部の構成を示すブロック図、
の構成を示すブロック図、
例を示すブロック図、
を示すブロック図、
を示すブロック図、
を示すブロック図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 画像データを入力する入力手段と、 入力された画像データから背景色を抽出する背景色抽出
手段と、 前記入力画像データから所定数の代表的な色を抽出する
代表色抽出手段と、 前記背景色および代表色の情報を符号化する色符号化手
段と、 前記背景色および代表色に基づき、前記入力画像データ
を変換する変換手段と、 変換された画像データを符号化する画像符号化手段とを
有し、 前記代表色抽出手段は、前記背景色に基づき代表色を抽
出した後、抽出した代表色に基づき次の代表色を抽出す
る処理を、前記所定数の代表色が得られるまで繰り返す
ことを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】 前記代表色抽出手段は、前記背景色また
は代表色との色差が所定値以上の、前記入力画像データ
に含まれる色の出現頻度に基づき、代表色を決定するこ
とを特徴とする請求項1に記載された画像処理装置。 - 【請求項3】 前記変換手段は、前記入力画像データの
色数を前記背景色および代表色の数に低減することを特
徴とする請求項1または請求項2に記載された画像処理装
置。 - 【請求項4】 前記変換手段は、前記入力画像データを
均等色空間に変換し、変換後の画像データの各画素を前
記均等色空間上で最も近い前記背景色または代表色に置
換することを特徴とする請求項1または請求項2に記載さ
れた画像処理装置。 - 【請求項5】 画像データから抽出された背景色および
代表色の情報を符号化し、前記背景色および代表色に基
づき変換された前記画像データを符号化して得られる符
号データを復号して画像データを再生する画像処理装置
であって、 前記符号データに含まれる背景色の情報、代表色の情報
および画像データをそれぞれ復号する復号手段と、 復号された背景色および代表色に基づき、復号された画
像データを変換する変換手段とを有することを特徴とす
る画像処理装置。 - 【請求項6】 画像データを入力し、 入力された画像データから背景色を抽出し、 前記入力画像データから所定数の代表的な色を抽出し、 前記背景色および代表色の情報を符号化し、 前記背景色および代表色に基づき、前記入力画像データ
を変換し、 変換された画像データを符号化し、 前記代表色の抽出は、前記背景色に基づき代表色を抽出
した後、抽出した代表色に基づき次の代表色を抽出する
処理を、前記所定数の代表色が得られるまで繰り返すこ
とを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項7】 画像データから抽出された背景色および
代表色の情報を符号化し、前記背景色および代表色に基
づき変換された前記画像データを符号化して得られる符
号データを復号して画像データを再生する画像処理方法
であって、 前記符号データに含まれる背景色の情報、代表色の情報
および画像データをそれぞれ復号し、 復号された背景色および代表色に基づき、復号された画
像データを変換することを特徴とする画像処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22040194A JP3347488B2 (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 画像処理装置およびその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22040194A JP3347488B2 (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 画像処理装置およびその方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0884257A JPH0884257A (ja) | 1996-03-26 |
JP3347488B2 true JP3347488B2 (ja) | 2002-11-20 |
Family
ID=16750543
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP22040194A Expired - Fee Related JP3347488B2 (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 画像処理装置およびその方法 |
Country Status (1)
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KR20030026683A (ko) * | 2001-09-26 | 2003-04-03 | 한국전자통신연구원 | 디지털 영상을 이용한 애니메이션 효과를 내는 영상필터링 장치 및 그 방법 |
JP4648073B2 (ja) * | 2005-04-28 | 2011-03-09 | パナソニック株式会社 | 画像処理装置及びこれを備えた画像読取装置並びに画像処理方法 |
JP4735572B2 (ja) * | 2007-03-12 | 2011-07-27 | セイコーエプソン株式会社 | 画像データ符号化装置、画像データ復号化装置、画像処理装置及び電子機器 |
-
1994
- 1994-09-14 JP JP22040194A patent/JP3347488B2/ja not_active Expired - Fee Related
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