JPH11215223A - 電話装置 - Google Patents

電話装置

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JPH11215223A
JPH11215223A JP1184398A JP1184398A JPH11215223A JP H11215223 A JPH11215223 A JP H11215223A JP 1184398 A JP1184398 A JP 1184398A JP 1184398 A JP1184398 A JP 1184398A JP H11215223 A JPH11215223 A JP H11215223A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 相手のイメージに近い似顔絵による通話相手
の直感的な識別と通話を行う際の操作性の向上を実現す
ることである。 【解決手段】 似顔絵要素をもとに通話相手の似顔絵の
合成を行う似顔絵画像合成手段と、合成した前記似顔
絵、氏名、電話番号を対応させて登録する登録手段と、
登録した前記似顔絵、氏名および電話番号を選択して読
み出す選択読出手段と、似顔絵を合成する際の前記似顔
絵要素および当該似顔絵要素により合成される似顔絵の
表示と、前記選択読出手段により読み出された前記似顔
絵、前記氏名および前記電話番号の表示を行う表示手段
と、前記選択読出手段により読み出され表示された前記
電話番号への自動発呼手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電話装置に関し、
特に電話番号と名前を記憶可能であり、検索した電話番
号に対し自動発呼できる電話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、多機能化されている電話装置が多
く使用されるようになってきており、名前と電話番号を
関連付けたテーブルを電話帳のように記憶し、前記テー
ブルを名前などをもとに検索し、検索した電話番号に発
呼する機能を備えたものがあり、特に移動通信端末にお
いては必須な機能になっている。この機能を有効に使用
するためには検索動作が容易であることが重要であり、
名前や電話番号のほかに名前で特定される相手を象徴す
るアイコンや似顔絵を登録したり相手の画像を登録する
ことを可能にし、検索時に表示することによって視覚的
に検索を容易にし、文字の読めない子供などでも検索で
きるような機能を有する電話装置も開発されている。こ
のような電話装置として実開平4−78877号公報、
特開平9−83630号公報などに開示されている考案
があり、写真画像や似顔絵を登録・表示してユーザに判
りやすくしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の電話装置は以上
のように構成されているので、小型化が進められている
移動通信端末などでは、似顔絵や写真などの画像データ
は非常に多くの記憶容量を必要とすることから画像デー
タの記憶量が制限されてしまい、多数の似顔絵や写真な
どの画像データを記憶するのが困難であるという課題が
あった。
【0004】また、似顔絵や写真などを画像データとし
て登録できる場合であっても、登録した多数の似顔絵や
写真などから目的とする似顔絵や写真などを探し出すの
は、小さな表示装置と少数のキー入力装置を備えた移動
通信端末のような場合には画像の細部が明瞭に判別でき
ず正確な選択が不可能であったりキー操作が困難である
という課題があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、髪形・目・鼻・口・輪郭などの要
素を選択することによってユーザが最適と考える相手の
イメージの似顔絵を作成し、登録することにより、相手
のイメージに近い似顔絵による通話相手の直感的な識別
と通話を行う際の操作性の向上を実現できる電話装置を
得ることを目的とする。
【0006】また、この発明は、似顔絵の各要素につい
てのデータを記憶することで似顔絵の画像データ量を削
減できる電話装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電話装置
は、髪形・目・鼻・口・輪郭などの似顔絵要素をもとに
似顔絵画像合成手段により電話をかけたい相手を連想す
る似顔絵の合成を行い、合成した似顔絵と、その似顔絵
に対応する氏名および電話番号とを登録手段により記憶
テーブルへ登録し、前記記憶テーブルへ登録した前記似
顔絵、氏名および電話番号を選択読出手段により選択し
て読み出し、表示手段は、前記似顔絵画像合成手段によ
り似顔絵を合成する際の前記似顔絵要素および当該似顔
絵要素により合成される似顔絵の表示と、前記選択読出
手段により読み出された前記似顔絵、前記氏名および前
記電話番号の表示を行い、自動発呼手段は前記選択読出
手段により読み出され前記表示手段により表示された前
記電話番号へ発呼するようにしたものである。
【0008】この発明に係る電話装置は、着信時の発番
号通知をもとに記憶テーブルに登録してある電話番号を
検索し、一致する電話番号が存在した場合に該当する電
話番号および当該電話番号に対応した氏名と似顔絵を表
示手段へ表示させ、着信時の相手を識別可能にする発番
号報知手段を備えるようにしたものである。
【0009】この発明に係る電話装置は、似顔絵画像合
成手段により合成した電話をかけたい相手の似顔絵を構
成する似顔絵要素と、氏名および電話番号とを対応させ
て記憶テーブルへ登録する登録手段と、該登録手段が前
記記憶テーブルへ対応させて登録した前記似顔絵要素、
氏名および電話番号を選択して読み出す選択読出手段
と、前記似顔絵画像合成手段により相手の似顔絵を合成
する際の似顔絵要素および当該似顔絵要素により合成さ
れる似顔絵の表示と、前記選択読出手段により読み出さ
れた前記似顔絵要素をもとに前記似顔絵画像合成手段が
合成した前記相手の似顔絵、前記氏名および前記電話番
号の表示を行う表示手段とを備えるようにしたものであ
る。
【0010】この発明に係る電話装置は、着信時の発番
号通知をもとに記憶テーブルに登録してある電話番号を
検索し、一致する電話番号が存在した場合に該当する電
話番号、当該電話番号に対応した氏名、および当該電話
番号に対応した似顔絵要素をもとに似顔絵画像合成手段
が合成した相手の似顔絵を表示手段へ表示させ、着信時
の相手を識別可能にする発番号報知手段を備えるように
したものである。
【0011】この発明に係る電話装置は、合成される似
顔絵画像より小さな面積の画像データにした各似顔絵要
素により似顔絵画像合成手段が前記似顔絵画像を合成し
たときの前記各似顔絵要素の配置位置を示すX座標とY
座標を、似顔絵要素毎に記憶する座標テーブルを有し、
登録手段は、前記似顔絵画像合成手段により合成した似
顔絵の記憶テーブルへの登録を、前記各似顔絵要素の配
置位置を示すX座標とY座標とにより行い、表示手段
は、選択読出手段により前記記憶テーブルから読み出さ
れた前記各似顔絵要素の配置位置を示すX座標とY座標
とをもとに前記各似顔絵要素からなる似顔絵の表示を行
うようにしたものである。
【0012】この発明に係る電話装置は、共通する基本
構成要素および特徴部分になる特徴構成要素に分けた各
似顔絵要素を、さらに前記基本構成要素と、前記特徴構
成要素を特徴となる形態毎に細分化した細分化特徴構成
要素とで構成し、前記基本構成要素および前記細分化特
徴構成要素をもとに前記各似顔絵要素を合成する似顔絵
要素合成手段と、該似顔絵要素合成手段により前記各似
顔絵要素を合成したときの前記基本構成要素および前記
細分化特徴構成要素を前記各似顔絵要素毎に細分化似顔
絵要素記憶テーブルへ登録する細分化似顔絵要素登録手
段とを有し、似顔絵画像合成手段は、前記細分化似顔絵
要素登録手段が前記各似顔絵要素毎に細分化似顔絵要素
記憶テーブルへ登録した前記基本構成要素および前記細
分化特徴構成要素をもとに電話をかけたい相手を連想す
る似顔絵の合成を行い、表示手段は、前記似顔絵要素合
成手段が前記各似顔絵要素を合成する際の前記基本構成
要素および前記細分化特徴構成要素の表示を行う機能を
備えるようにしたものである。
【0013】この発明に係る電話装置は、形状が左右ま
たは上下対称である似顔絵要素を左右または上下に2分
割したときの一方の分割似顔絵要素をもとに他方の分割
似顔絵要素を生成し、前記一方の分割似顔絵要素と前記
他方の分割似顔絵要素とから似顔絵要素を合成する対称
性利用似顔絵要素合成手段を有し、似顔絵画像合成手段
は、前記対称性利用似顔絵要素合成手段が合成した前記
似顔絵要素をもとに電話をかけたい相手を連想する似顔
絵の合成を行うようにしたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1は、この実施の形態1における電話
装置の構成を示すブロック図である。なお、以下の説明
では電話装置が移動通信端末である場合を例にして説明
を行う。図1において、1はアンテナ、2は無線部、3
はユーザによって選択された似顔絵要素番号もしくは登
録済みの似顔絵要素番号に従って似顔絵画像を作成する
似顔絵画像合成部(似顔絵画像合成手段)、4はCPU
などの制御部(登録手段,選択読出手段,自動発呼手
段,発番号報知手段)、5は通話を行なったり似顔絵要
素番号を選択して通話相手の似顔絵などについての登録
を行うための入力装置である。図2は前記入力装置5の
キー種やキー配列を示す説明図である。6は電話番号,
名前,似顔絵などを表示可能な画像表示装置(表示手
段)、7は記憶部、7Aは図3に示すように登録番号,
電話番号,名前,似顔絵の要素番号が関連付けられた記
憶テーブルである。7Bは似顔絵を作成するための各要
素ごとの似顔絵要素画像データであり、図4に示すよう
に髪,目,口,顔の輪郭などの各要素ごとに登録番号と
画像データが関連付けられて記憶されている。7Cは図
5に示すように電話番号・似顔絵登録時および検索時に
選択されている電話番号・似顔絵などを一時的に記憶す
る一時記憶領域である。
【0015】次に動作について説明する。先ず、似顔絵
の登録、登録した似顔絵をもとに検索を行い発呼する手
順、および着信時の手順を図2に示すキー種およびキー
配置を有した入力装置5を用いた場合を例として説明す
る。
【0016】似顔絵の登録 図6および図7は、似顔絵の登録の動作を示すフローチ
ャートである。入力装置5を用いて電話番号・名前を入
力すると、制御部4を介してこれら入力されたデータは
一時記憶領域7Cに一時的に記憶される(ステップST
1,ステップST2)。電話番号・名前の入力を完了す
ると、一時記憶領域7Cの似顔絵要素番号に初期値が設
定され(ステツプST3)、この初期値に従って似顔絵
画像合成部3が似顔絵の合成を行う。似顔絵の合成は似
顔絵要素番号の初期値に対応する似顔絵要素画像データ
7Bを用いて合成処理を行い、合成した似顔絵の画像は
制御部4が一時記憶領域7Cに記憶し、さらに制御部4
は前記合成した似顔絵の画像を画像表示装置6へ表示す
る(ステップST16,ステップST17)。
【0017】例えば似顔絵要素番号の初期値がすべて
「1番」であると、「1番」に対応する似顔絵要素画像
データ7Bの髪,目,口と鼻,顔の輪郭などの各要素を
用いて似顔絵画像合成部3に似顔絵を合成し(ステップ
ST16)、得られた画像合成データは制御部4が一時
記憶領域7Cへ記憶する。そして、一時記憶領域7Cに
記憶された画像合成データは似顔絵表示時に制御部4が
画像表示装置6へ表示する(ステップST17)。この
ような手順により似顔絵登録時に似顔絵要素番号初期値
での似顔絵画像が画像表示装置6に図8に示すように表
示される。
【0018】次に、ユーザが好みの似顔絵要素を入力装
置5のキーを用いて選択する。この場合、先ず図2に示
す「1」と「3」のキーのいずれかを選択操作すること
により髪方の似顔絵要素を変更する。この場合、例えば
選択する「3」のキーは髪方の似顔絵要素の似顔絵要素
番号を+1するための機能を有し、選択する「1」のキ
ーは髪方の似顔絵要素の似顔絵要素番号を−1するため
の機能を有している。次に、「4」と「6」のキーのい
ずれかを選択操作することにより目の似顔絵要素を変更
する。この場合の各キーが有している機能は前記「1」
や「3」のキーが有している機能と同様である。次に、
「7」と「9」のキーのいずれかを選択操作することに
より口と鼻の似顔絵要素を変更する。この場合の各キー
が有している機能は前記「1」や「3」のキーが有して
いる機能と同様である。次に「*」と「#」のキーのい
ずれかを選択操作することにより顔の輪郭の似顔絵要素
を変更する。
【0019】このように入力装置5のキー操作によって
ユーザが似顔絵要素の変更を要求すると、制御部4を介
して一時記憶領域7Cの似顔絵要素番号が変更される。
変更後、その似顔絵要素番号に従って似顔絵画像合成部
3が再度似顔絵合成処理を行い、合成後の画像が一時記
憶領域7Cに保存され、制御部4が画像表示装置6に表
示する。
【0020】例えば、髪形の似顔絵要素番号が20番、
目の似顔絵要素番号が5番、口・鼻の似顔絵要素番号が
9番、顔の輪郭の似顔絵要素番号が13番である場合、
入力装置5の「3」のキーを押下すると、一時記憶領域
7Cの髪形の似顔絵要素番号が1つ増加して21番とな
る(ステップST5,ステップST6)。次に、一時記
憶領域7Cの似顔絵要素番号に従って似顔絵画像合成部
3にて似顔絵が合成され一時記憶領域7Cに記憶され
(ステップST16)、その画像が画像表示装置6に表
示される(ステップST17)。このときの表示画面は
図8のようになる。このように似顔絵要素番号に変更が
あるたびに、上記処理を行うことによって画像表示装置
6にユーザが選択した似顔絵要素番号に従った合成画像
が即座に表示される。上記選択動作をユーザが行い、登
録したいと思う似顔絵が完成すると、決定を示す入力と
して入力装置5の「メモリ」キーを押下する(ステップ
ST13)。そして、登録番号の入力を入力装置5のキ
ー操作により行い(ステップST14)、入力された登
録番号と一時記憶領域7Cに記憶されている名前・電話
番号・各似顔絵要素番号を登録番号を有した1つのメモ
リダイヤルテーブルとして記憶テーブル7Aに順に記憶
する(ステップST15)。この記憶結果は図3に示さ
れるようになる。尚、このステップST1〜ST17が
登録手段に対応する。
【0021】メモリダイヤル検索・発信 図9はメモリダイヤルによる検索・発信動作を示すフロ
ーチャートである。入力装置5の「コール」キー押下
後、スクロール「▽△」キー押下でメモリダイヤルの登
録番号順の検索動作が開始する。先ず、記憶テーブル7
Aのメモリダイヤルテーブルの登録番号が小さいものが
一時記憶領域7Cに制御部4を介してコピーされる(ス
テップST101)。次に、一時記憶領域7Cの似顔絵
要素番号の値に従って似顔絵画像合成部3によって似顔
絵画像を作成する(ステップST102)。合成方法は
似顔絵の登録処理の手順と同様である。作成された似顔
絵画像は一時記憶領域7Cに記憶される(ステップST
103)。次に、一時記憶領域7Cの前記似顔絵要素番
号の値に従ってメモリダイヤル検索時の検索内容を画像
表示装置6の画面に表示する(ステップST104)。
このようにして画像表示装置6へ表示した例を図10に
示す。
【0022】ここでユーザが検索するためにスクロール
「▽△」キーを押下すると、一時記憶領域7Cに保存さ
れている登録番号の次もしくは手前のメモリダイヤルテ
ーブルの内容を記憶テーブル7Aから制御部4を介して
一時記憶領域7Cへコピーし(ステップST106,ス
テップST107)、上記手順(ステップST102,
ステップST103,ステップST104)と同様に似
顔絵を作成・記憶し、画像表示装置6に表示する。ユー
ザが発信したいメモリダイヤルが表示された状態で入力
装置5の「発信」キーを押下すると、図11に示すよう
な似顔絵を表示した「呼び出し中」を示す画面を画像表
示装置6に表示し(ステップST109)、一時記憶領
域7Cに記憶されている電話番号に発信動作を行う(ス
テップST110)。その後、相手が呼び出し呼に応じ
た場合は図11の「呼び出し中」に代えて「通話中」と
して表示し、通話中処理を行う(ステップST111,
ステップST113)。このように呼び出し時や通話中
に似顔絵を表示することで、表示している似顔絵の相手
と通話している臨場感を醸し出すことができる。
【0023】通話が終了するか(ステップST114、
ステップST115)、または相手が電話に出ない場合
に「終了」キーを押下した場合(ステップST112)
は図10に示す元の待ち受け画面を画像表示装置6に表
示する(ステップST116)。尚、ステップST10
4、ST105、ST108が選択読出手段に、ステッ
プST110が自動発呼手段に相当する。
【0024】着信時の動作(着信時に発番号通知がある
場合) この場合には、発番号を鍵として記憶テーブル7Aのメ
モリダイヤルテーブルを検索する。この結果、一致する
電話番号が存在した場合、その電話番号と対応する名前
と似顔絵要素番号を一時記憶領域7Cにコピーし、その
似顔絵要素番号をもとに似顔絵画像合成部3にて似顔絵
を作成し、似顔絵画像を一時記憶領域7Cに記憶した後
に画像表示装置6に表示する。そのときの画面表示は図
11の「呼び出し中」の代わりに「着信」という表示に
して、名前・電話番号・似顔絵画像は一時記憶領域7C
に記憶されている内容を表示する。この動作によって着
信時に誰からの電話であるかを名前や電話番号だけでな
く似顔絵によっても直感的に確認できるため、着信時の
対応を相手を間違えることなく確実かつ迅速に行うこと
ができる。
【0025】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、髪,目,口,顔の輪郭などの各要素を似顔絵作成の
ための画像データとして予め記憶しているので、記憶す
る画像データ量がコンパクトになり、これら画像データ
を記憶するメモリ容量も少なくて済み、また前記似顔絵
の要素をもとに似顔絵を合成するので、似顔絵の合成処
理や画像表示装置6への表示処理などを高速化できる電
話装置が得られる効果がある。また、通話相手を似顔絵
をもとに検索することが可能であることから、通話相手
を直感的に識別でき、通話相手の検索を容易かつ迅速に
行うことが可能になる電話装置が得られる効果がある。
また、通話中でも似顔絵により通話相手をイメージしな
がら話しができるので、通話相手との臨場感を醸し出す
ことができる電話装置が得られる効果がある。また、着
信時に発番号通知がある場合には、これにより着信時に
誰からの電話であるか否かを名前や電話番号だけでなく
似顔絵によっても直感的に確認でき、着信時に素早く相
手を判断することができ、相手を間違えることなく迅速
に対応できる電話装置が得られる効果がある。
【0026】実施の形態2.前記実施の形態1では、登
録したいと思う似顔絵が完成すると、入力装置5の「メ
モリ」キーを押下することで、一時記憶領域7Cに記憶
されている名前・電話番号・各似顔絵要素番号を、登録
番号を有した1つのメモリダイヤルテーブルとして記憶
テーブル7Aに順に記憶する構成であった。この実施の
形態2では、図3に示す記憶テーブル7Aの似顔絵要素
番号の代わりに一時記憶領域7Cに記憶される似顔絵合
成画像データを直接、保存登録する。
【0027】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、データ量は多くなるが、図8に示す修正した似顔絵
合成画像データを、直接記憶することで、検索時に似顔
絵合成処理などの必要がない制御部4の負荷を軽減でき
る電話装置が得られる効果がある。
【0028】実施の形態3.この実施の形態3では、似
顔絵要素画像データ7Bとして、図12に示すように似
顔絵要素画像データを実際の合成画像よりも小さな面積
の画像データにして、図13に示す座標テーブル7Dを
記憶部7に設定する。図13に示す座標テーブル7Dの
X座標とY座標は、図12に示す各似顔絵要素画像デー
タにより似顔絵を合成する際の、合成される似顔絵にお
けるX,Y座標を示している。そして、図14に示すよ
うに、図13の前記座標テーブル7DのX,Y座標に従
って似顔絵を合成する際の各似顔絵要素画像データの配
置位置座標を決定し、その他の部分は白色の画素とみな
し、前記実施の形態1と同様に各似顔絵要素を重ね合わ
せることで合成する。
【0029】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、各似顔絵要素を実際の合成画像よりも小さな面積の
画像データにして、これら各似顔絵要素を合成して似顔
絵を作成することにより、似顔絵要素画像データ7Bと
して保存するデータ量の削減が可能になる電話装置が得
られる効果がある。
【0030】実施の形態4.前記実施の形態1では、各
似顔絵要素の選択を図8に示すように画像表示装置6に
髪,目,口,顔の輪郭などについての1種類の似顔絵要
素を表示して選択する構成であった。この実施の形態4
では、図8に示す似顔絵要素選択時の画面表示に代えて
図15に示すように髪,目,口,顔の輪郭などの各要素
の一覧が把握できるように画像表示装置6に表示し、そ
の中から入力装置5のスクロールキー「▽」「△」を用
いて選択して「メモリ」キーにより決定する。
【0031】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、髪,目,口,顔の輪郭などの各要素の一覧を画像表
示装置6に表示して、この中から各要素の一覧を見なが
ら選択することができるので、各似顔絵要素の選択が容
易になる電話装置が得られる効果がある。
【0032】実施の形態5.似顔絵における例えば髪形
などでは、前髪などは同じでも肩付近の髪形などによっ
てイメージが大きく異なる場合がある。この実施の形態
5では、似顔絵要素画像データ7Bとして、図16に示
すように髪形について似顔絵要素画像データを部分的に
細分化して記憶し、図17に示すように前記細分化した
各似顔絵要素画像データの組み合わせを表す細分化似顔
絵要素記憶テーブル7Eを記憶部7に追加する。これら
細分化した各似顔絵要素画像データを用いて図17の前
記細分化似顔絵要素記憶テーブル7Eに従って、図18
に示す髪形の似顔絵要素の画像を作り出すことにより、
図16に示す髪形について似顔絵要素画像データの記憶
容量の削減が可能となる。この場合、図1に示す似顔絵
画像合成部3は前記前髪である基本構成要素および前記
肩付近の髪形である細分化特徴構成要素をもとに髪形の
似顔絵要素を合成する似顔絵要素合成手段3aを備えて
いる。また、制御部4は、似顔絵要素合成手段3aによ
り前記似顔絵要素を合成したときの前記基本構成要素お
よび前記細分化特徴構成要素を、前記似顔絵要素毎に細
分化似顔絵要素記憶テーブル7Eへ登録する細分化似顔
絵要素登録手段4aを備えている。
【0033】似顔絵画像合成部3は、前記細分化似顔絵
要素登録手段4aが髪形,目,口,顔の輪郭などの前記
各似顔絵要素毎に細分化似顔絵要素記憶テーブル7Eへ
登録した前記基本構成要素および前記細分化特徴構成要
素をもとに電話をかけたい相手を連想する似顔絵の合成
を行う。また、画像表示装置6は、前記似顔絵要素合成
手段3aが前記各似顔絵要素を合成する際の前記基本構
成要素および前記細分化特徴構成要素の表示を行う機能
を有している。なお、このような似顔絵要素画像データ
の細分化は、髪形に限らず目,口,顔の輪郭などの各似
顔絵要素画像データに適用できる。
【0034】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、似顔絵作成のための各似顔絵要素画像データの細分
化により似顔絵要素画像データを記憶するメモリの記憶
容量の削減ができ、記憶部7に小さい記憶容量のメモリ
を用いることができる電話装置が得られる効果がある。
【0035】実施の形態6.この実施の形態6では、顔
の輪郭や鼻などは形状が左右対称であることが多いた
め、形状が左右対称(上下対称であってもよい)である
ことを利用して似顔絵要素の画像データ量を削減する。
この実施の形態6では、図1に示す似顔絵画像合成部3
は、形状が左右または上下対称である似顔絵要素を左右
または上下に2分割したときの一方の分割似顔絵要素を
もとに他方の分割似顔絵要素を生成し、前記一方の分割
似顔絵要素と前記他方の分割似顔絵要素とから似顔絵要
素を合成する対称性利用似顔絵要素合成手段3bを有
し、似顔絵画像合成手段3は、前記対称性利用似顔絵要
素合成手段3bが合成した前記似顔絵要素をもとに電話
をかけたい相手を連想する似顔絵の合成を行う。一例と
して顔の輪郭の場合、図19に示すように似顔絵要素画
像データ7Bとして左半分の画像だけを記憶しておく。
実際に使用する場合には前記左半分の画像に対し線対称
の右側の画像を生成し、これら左右の画像データを似顔
絵要素画像データとして用いる。
【0036】この結果、似顔絵要素の画像データ量の削
減が可能となり、記憶部7に備える前記似顔絵要素を記
憶しておくメモリに小さい記憶容量のメモリを用いるこ
とができる電話装置が得られる効果がある。
【0037】実施の形態7.この実施の形態7では、似
顔絵要素画像データとして、図20に示すような動きを
意味する動画像を似顔絵要素画像データ7Bとして記憶
しておく。実際に通話中に入った場合、その1、その2
・・・と画像を切り替えて合成して画像表示装置6に表
示することにより、表示されている似顔絵に動きを与
え、さらなる臨場感を高めることができる電話装置が得
られる効果がある。
【0038】実施の形態8.前記実施の形態1または、
実施の形態2において、呼び出し中や通話中の図10、
図11に示す画像表示装置6の画面における画像24D
に図21に示すような別の画像30を合成する。これに
より呼び出し中や通話中等の状態の臨場感をさらに増す
ことができる。
【0039】実施の形態9.前記実施の形態1または、
前記実施の形態2の電話装置において、入力装置または
タッチパネルやマウスなどのポインティングデバイスを
追加することにより、ユーザが似顔絵要素画像データを
手書きにより入力できる機能を付加する。この結果、ユ
ーザの好みの似顔絵をユーザ自身が手書により描くこと
で入力することができる。また、このような機能を合成
された似顔絵に対し適用することで同様の効果が得られ
る。
【0040】実施の形態10.また、前記実施の形態1
または、実施の形態2の電話装置において、パーソナル
コンピュータやディジタルカメラなどを接続するインタ
フェースを設け、似顔絵要素画像データを電話装置へ転
送し登録する。これによりユーザのオリジナルな似顔絵
を作成することもできる。
【0041】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、髪形
・目・鼻・口・輪郭などの似顔絵要素をもとに電話をか
けたい相手を連想する似顔絵の合成を行う似顔絵画像合
成手段を備えるように構成したので、ユーザが最適と考
えられるイメージをもとに通話相手の似顔絵をユーザ自
身で作成することができ、この似顔絵をもとに電話をか
けたい相手を検索することが可能であることから、通話
相手を直感的に識別でき、通話相手の検索を容易かつ迅
速に行うことができるという効果がある。
【0042】この発明によれば、着信時の発番号通知を
もとに記憶テーブルに登録してある電話番号を検索し、
一致する電話番号が存在した場合に該当する電話番号お
よび当該電話番号に対応した氏名と似顔絵を表示手段へ
表示させ、着信時の相手を識別可能にする発番号報知手
段を備えるように構成したので、着信時の発番号通知に
より着信時に誰からの電話であるか否かを名前や電話番
号だけでなく似顔絵によっても直感的に確認でき、着信
時に素早く相手の似顔絵を表示でき、相手を間違えるこ
となく迅速に対応できるという効果がある。
【0043】この発明によれば、似顔絵画像合成手段に
より合成した電話をかけたい相手の似顔絵を構成する似
顔絵要素と、氏名および電話番号とを対応させて記憶テ
ーブルへ登録する登録手段を備えるように構成したの
で、前記合成した似顔絵を前記記憶テーブルへ登録する
際のメモリ容量が少なくて済むという効果がある。
【0044】この発明によれば、着信時の発番号通知を
もとに記憶テーブルに登録してある電話番号を検索し、
一致する電話番号が存在した場合に該当する電話番号、
当該電話番号に対応した氏名、および当該電話番号に対
応した似顔絵要素をもとに似顔絵画像合成手段が合成し
た相手の似顔絵を表示手段へ表示させ、着信時の相手を
識別可能にする発番号報知手段を備えるように構成した
ので、着信時の発番号通知により着信時に誰からの電話
であるか否かを名前や電話番号だけでなく似顔絵によっ
ても直感的に確認でき、相手を間違えることなく迅速に
対応できるという効果がある。
【0045】この発明によれば、合成される似顔絵画像
より小さな面積の画像データにした各似顔絵要素により
似顔絵画像合成手段が前記似顔絵画像を合成したときの
前記各似顔絵要素の配置位置を示すX座標とY座標を、
似顔絵要素毎に記憶する座標テーブルと、前記似顔絵画
像合成手段により合成した似顔絵の記憶テーブルへの登
録を、前記各似顔絵要素の配置位置を示すX座標とY座
標とにより行う登録手段と、選択読出手段により前記記
憶テーブルから読み出された前記各似顔絵要素の配置位
置を示すX座標とY座標とをもとに前記各似顔絵要素か
らなる似顔絵の表示を行う表示手段を備えるように構成
したので、前記各似顔絵要素を記憶するメモリ容量と、
合成した似顔絵を前記記憶テーブルへ登録する際のメモ
リ容量が少なくて済むという効果がある。
【0046】この発明によれば、共通する基本構成要素
および特徴部分になる特徴構成要素に分けた各似顔絵要
素を、さらに前記基本構成要素と、前記特徴構成要素を
特徴となる形態毎に細分化した細分化特徴構成要素とで
構成し、前記基本構成要素および前記細分化特徴構成要
素をもとに前記各似顔絵要素を合成する似顔絵要素合成
手段を備えるように構成したので、ユーザが最適と考え
るイメージの似顔絵に、合成される似顔絵画像をより近
づけることができるという効果がある。
【0047】この発明によれば、形状が左右または上下
対称である似顔絵要素を左右または上下に2分割したと
きの一方の分割似顔絵要素をもとに他方の分割似顔絵要
素を生成し、前記一方の分割似顔絵要素と前記他方の分
割似顔絵要素とから似顔絵要素を合成する対称性利用似
顔絵要素合成手段を有し、似顔絵画像合成手段は、前記
対称性利用似顔絵要素合成手段が合成した前記似顔絵要
素をもとに電話をかけたい相手を連想する似顔絵の合成
を行うように構成したので、前記各似顔絵要素を記憶す
るメモリ容量が少なくて済むという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における電話装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1における電話装置の
入力装置のキー種やキー配列を示す説明図である。
【図3】 この発明の実施の形態1における電話装置の
登録番号,電話番号,名前,似顔絵の要素番号が関連付
けられた記憶テーブルである。
【図4】 この発明の実施の形態1の電話装置における
髪,目,口,顔の輪郭などの各要素ごとに登録番号と画
像データが関連付けられて記憶されている似顔絵要素画
像データを示す説明図である。
【図5】 この発明の実施の形態1の電話装置における
電話番号・似顔絵登録時および検索時に選択されている
電話番号・似顔絵などを一時的に記憶する一時記憶領域
を示す説明図である。
【図6】 この発明の実施の形態1における電話装置の
似顔絵の登録の動作を示すフローチャートである。
【図7】 この発明の実施の形態1における電話装置の
似顔絵の登録の動作を示すフローチャートである。
【図8】 この発明の実施の形態1における電話装置の
画像表示装置に、似顔絵を合成する際に表示される似顔
絵画像と髪,目,口,顔の輪郭などの各要素とを示した
説明図である。
【図9】 この発明の実施の形態1における電話装置の
メモリダイヤルによる検索・発信動作を示すフローチャ
ートである。
【図10】 この発明の実施の形態1の電話装置におけ
る画像表示装置の画面に表示されたメモリダイヤル検索
時の検索内容を示す説明図である。
【図11】 この発明の実施の形態1の電話装置におけ
る似顔絵が表示された「呼び出し中」を示す画像表示装
置の画面を示す説明図である。
【図12】 この発明の実施の形態3の電話装置におけ
る髪,目,口,顔の輪郭などの各似顔絵要素ごとに記憶
されている似顔絵要素の画像データを示す説明図であ
る。
【図13】 この発明の実施の形態3の電話装置におけ
る各似顔絵要素画像データの配置位置座標を示す座標テ
ーブルを示す説明図である。
【図14】 この発明の実施の形態3の電話装置におけ
る各似顔絵要素のX,Y座標に従って合成され表示され
る似顔絵の説明図である。
【図15】 この発明の実施の形態4の電話装置の画像
表示装置の画面に一覧表示した髪形についての似顔絵要
素を示す説明図である。
【図16】 この発明の実施の形態5の電話装置におけ
る髪形を部分的に細分化して記憶した似顔絵要素の画像
データを示す説明図である。
【図17】 この発明の実施の形態5の電話装置におけ
る細分化似顔絵要素記憶テーブルを示す説明図である。
【図18】 この発明の実施の形態5の電話装置におけ
る細分化した各似顔絵要素の画像データを用いて作成し
た髪形の似顔絵要素の画像を示す説明図である。
【図19】 この発明の実施の形態6の電話装置におい
て用いられる似顔絵要素の画像データを示す説明図であ
る。
【図20】 この発明の実施の形態7の電話装置におけ
る似顔絵要素の画像データを示す説明図である。
【図21】 この発明の実施の形態8の電話装置におけ
る画像表示装置の画面に表示される似顔絵を示す説明図
である。
【符号の説明】
3 似顔絵画像合成部(似顔絵画像合成手段)、3a
似顔絵要素合成手段、3b 対称性利用似顔絵要素合成
手段、4 制御部(登録手段,選択読出手段,自動発呼
手段,発番号報知手段)、4a 細分化似顔絵要素登録
手段、6 画像表示装置(表示手段)、7A 記憶テー
ブル、7D 座標テーブル、7E 細分化似顔絵要素記
憶テーブル。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年1月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 電話装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電話装置に関し、
特に電話番号と名前を記憶可能であり、検索した電話番
号に対し自動発呼できる電話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、多機能化されている電話装置が多
く使用されるようになってきており、名前と電話番号を
関連付けたテーブルを電話帳のように記憶し、前記テー
ブルを名前などをもとに検索し、検索した電話番号に発
呼する機能を備えたものがあり、特に移動通信端末にお
いては必須な機能になっている。この機能を有効に使用
するためには検索動作が容易であることが重要であり、
名前や電話番号のほかに名前で特定される相手を象徴す
るアイコンや似顔絵を登録したり相手の画像を登録する
ことを可能にし、検索時に表示することによって視覚的
に検索を容易にし、文字の読めない子供などでも検索で
きるような機能を有する電話装置も開発されている。こ
のような電話装置として実開平4−78877号公報、
特開平9−83630号公報などに開示されている考案
があり、写真画像や似顔絵を登録・表示してユーザに判
りやすくしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の電話装置は以上
のように構成されているので、小型化が進められている
移動通信端末などでは、似顔絵や写真などの画像データ
は非常に多くの記憶容量を必要とすることから画像デー
タの記憶量が制限されてしまい、多数の似顔絵や写真な
どの画像データを記憶するのが困難であるという課題が
あった。
【0004】また、似顔絵や写真などを画像データとし
て登録できる場合であっても、登録した多数の似顔絵や
写真などから目的とする似顔絵や写真などを探し出すの
は、小さな表示装置と少数のキー入力装置を備えた移動
通信端末のような場合には画像の細部が明瞭に判別でき
ず正確な選択が不可能であったりキー操作が困難である
という課題があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、髪形・目・鼻・口・輪郭などの要
素を選択することによってユーザが最適と考える相手の
イメージの似顔絵を作成し、登録することにより、相手
のイメージに近い似顔絵による通話相手の直感的な識別
と通話を行う際の操作性の向上を実現できる電話装置を
得ることを目的とする。
【0006】また、この発明は、似顔絵の各要素につい
てのデータを記憶することで似顔絵の画像データ量を削
減できる電話装置を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電話装置
は、似顔絵を複数の要素に分割した似顔絵要素の画像デ
ータをそれぞれ複数記憶する似顔絵要素画像データ記憶
部と、この似顔絵要素画像データ記憶部に記憶された画
像データの中から各々1要素ずつ選択した各似顔絵要素
を一時記憶する一時記憶領域と、この一時記憶領域に記
憶している各似顔絵要素を合成して似顔絵画像を作成す
る似顔絵画像合成部と、この似顔絵画像合成部の作成し
た似顔絵画像を表示する表示装置と、似顔絵画像合成部
の作成した似顔絵画像データと発信先電話番号及び氏名
とを対応させて記憶する記憶テーブルとを備えるように
したものである。
【0008】この発明に係る電話装置は、着信時、記憶
テーブルに記憶された発信先電話番号を検索し、受信し
た電話番号と一致する電話番号があるとき、該当する電
話番号と対応する似顔絵画像データ及び氏名とを表示装
置に表示させるようにしたものである。
【0009】この発明に係る電話装置は、発信時、記憶
テーブルを検索して発信先電話番号と共に、対応する似
顔絵画像データ及び氏名を表示装置に順次表示させる
うにしたものである。
【0010】この発明に係る電話装置は、似顔絵要素画
像データ記憶部は似顔絵要素の画像データとこれに対応
づけた登録番号を記憶しており、一時記憶領域は各似顔
絵要素を対応する各登録番号で一時記憶しており、似顔
絵画像合成部は一時記憶領域の記憶する各登録番号と該
各登録番号に対応した似顔絵要素画像データ記憶部の似
顔絵要素の画像データとを参照して各似顔絵要素を合成
するものであり、さらに、記憶テーブルは似顔絵画像デ
ータを対応する各登録番号で記憶するようにしたもので
ある。
【0011】この発明に係る電話装置は、似顔絵を複数
の要素に分割した似顔絵要素の部分画像データを当該似
顔絵要素が表示されたときの位置に対応する座標と共
に、それぞれ複数記憶する似顔絵要素画像データ記憶部
と、この似顔絵要素画像データ記憶部に記憶された部分
画像データの中から各々1要素ずつ選択した各似顔絵要
素及び座標を一時記憶する一時記憶領域と、この一時記
憶領域に記憶している各似顔絵要素及び座標を基に合成
して似顔絵画像を作成する似顔絵画像合成部と、この似
顔絵画像合成部の作成した似顔絵画像を表示する表示装
置と、似顔絵画像合成部の作成した似顔絵画像データと
発信先電話番号及び氏名とを対応させて記憶する記憶テ
ーブルとを備えるようにしたものである。
【0012】この発明に係る電話装置は、記憶テーブル
に記憶する似顔絵画像データは各似顔絵要素の部分画像
データと当該各似顔絵要素の座標であることを特徴とす
ものである。
【0013】この発明に係る電話装置は、一時記憶領域
に一時記憶する各似顔絵要素の選択時、選択候補の似顔
絵を表示装置に複数表示するようにしたものである。
【0014】この発明に係る電話装置は、似顔絵要素画
像データ記憶部の記憶する画像データは複数に分割され
た画像を合成した画像データであることを特徴とするも
のである。
【0015】この発明に係る電話装置は、似顔絵要素画
像データ記憶部の記憶する部分画像データは複数に分割
された画像を合成した部分画像データであることを特徴
するものである。
【0016】この発明に係る電話装置は、似顔絵要素画
像データ記憶部の記憶する画像データは当該似顔絵要素
が線対称の画像の場合、対称な一方の画像データのみで
あることを特徴とするものである。
【0017】この発明に係る電話装置は、似顔絵要素画
像データ記憶部の記憶する部分画像データは当該似顔絵
要素が線対称の画像の場合、対称な一方の部分画像デー
タのみであることを特徴とするものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1は、この実施の形態1における電話
装置の構成を示すブロック図である。なお、以下の説明
では電話装置が移動通信端末である場合を例にして説明
を行う。図1において、1はアンテナ、2は無線部、3
はユーザによって選択された似顔絵要素番号もしくは登
録済みの似顔絵要素番号に従って似顔絵画像を作成する
似顔絵画像合成部、4はCPUなどの制御部、5は通話
を行なったり似顔絵要素番号を選択して通話相手の似顔
絵などについての登録を行うための入力装置である。図
2は前記入力装置5のキー種やキー配列を示す説明図で
ある。6は電話番号,名前,似顔絵などを表示可能な画
像表示装置(表示装置)、7は記憶部、7Aは図3に示
すように登録番号,電話番号,名前,似顔絵の要素番号
が関連付けられた記憶テーブルである。7Bは似顔絵を
複数の要素に分割した似顔絵要素の画像データを記憶し
似顔絵要素画像データ記憶部であり、図4に示すよう
に髪,目,口,顔の輪郭などの各要素ごとに登録番号と
画像データが関連付けられて記憶されている。7Cは図
5に示すように電話番号・似顔絵登録時および検索時に
選択されている電話番号・似顔絵などを一時的に記憶す
る一時記憶領域である。
【0019】 次に動作について説明する。先ず、似顔絵
の登録、登録した似顔絵をもとに検索を行い発呼する手
順、および着信時の手順を図2に示すキー種およびキー
配置を有した入力装置5を用いた場合を例として説明す
る。
【0020】 似顔絵の登録 図6および図7は、似顔絵の登録の動作を示すフローチ
ャートである。入力装置5を用いて電話番号・名前を入
力すると、制御部4を介してこれら入力されたデータは
一時記憶領域7Cに一時的に記憶される(ステップST
1,ステップST2)。電話番号・名前の入力を完了す
ると、一時記憶領域7Cの似顔絵要素番号に初期値が設
定され(ステプST3)、この初期値に従って似顔絵
画像合成部3が似顔絵の合成を行う。似顔絵の合成は似
顔絵要素番号の初期値に対応する似顔絵要素の画像デー
を用いて合成処理を行い、合成した似顔絵の画像は制
御部4が一時記憶領域7Cに記憶し、さらに制御部4は
前記合成した似顔絵の画像を画像表示装置6へ表示する
(ステップST16,ステップST17)。
【0021】 例えば似顔絵要素番号の初期値がすべて
「1番」であると、似顔絵要素画像データ記憶部7Bの
「1番」に対応する似顔絵要素の画像データの髪,目,
口と鼻,顔の輪郭などの各要素を用いて似顔絵画像合成
部3に似顔絵を合成し(ステップST16)、得られ
似顔絵画像データは制御部4が一時記憶領域7Cへ記
憶する。そして、一時記憶領域7Cに記憶された似顔絵
画像データは似顔絵表示時に制御部4が画像表示装置6
へ表示する(ステップST17)。このような手順によ
り似顔絵登録時に似顔絵要素番号初期値での似顔絵画像
が画像表示装置6に図8に示すように表示される。
【0022】 次に、ユーザが好みの似顔絵要素を入力装
置5のキーを用いて選択する。この場合、先ず図2に示
す「1」と「3」のキーのいずれかを選択操作すること
により髪形の似顔絵要素を変更する。この場合、例えば
選択する「3」のキーは髪形の似顔絵要素の似顔絵要素
番号を+1するための機能を有し、選択する「1」のキ
ーは髪形の似顔絵要素の似顔絵要素番号を−1するため
の機能を有している。次に、「4」と「6」のキーのい
ずれかを選択操作することにより目の似顔絵要素を変更
する。この場合の各キーが有している機能は前記「1」
や「3」のキーが有している機能と同様である。次に、
「7」と「9」のキーのいずれかを選択操作することに
より口と鼻の似顔絵要素を変更する。この場合の各キー
が有している機能は前記「1」や「3」のキーが有して
いる機能と同様である。次に「*」と「#」のキーのい
ずれかを選択操作することにより顔の輪郭の似顔絵要素
を変更する。
【0023】 このように入力装置5のキー操作によって
ユーザが似顔絵要素の変更を要求すると、制御部4を介
して一時記憶領域7Cの似顔絵要素番号が変更される。
変更後、その似顔絵要素番号に従って似顔絵画像合成部
3が再度似顔絵合成処理を行い、合成後の画像が一時記
憶領域7Cに保存され、制御部4が画像表示装置6に表
示する。
【0024】 例えば、髪形の似顔絵要素番号が20番、
目の似顔絵要素番号が5番、口・鼻の似顔絵要素番号が
9番、顔の輪郭の似顔絵要素番号が13番である場合、
入力装置5の「3」のキーを押下すると、一時記憶領域
7Cの髪形の似顔絵要素番号が1つ増加して21番とな
る(ステップST5,ステップST6)。次に、一時記
憶領域7Cの似顔絵要素番号に従って似顔絵画像合成部
3にて似顔絵が合成され一時記憶領域7Cに記憶され
(ステップST16)、その画像が画像表示装置6に表
示される(ステップST17)。このときの表示画面は
図8のようになる。このように似顔絵要素番号に変更が
あるたびに、上記処理を行うことによって画像表示装置
6にユーザが選択した似顔絵要素番号に従った合成画像
が即座に表示される。上記選択動作をユーザが行い、登
録したいと思う似顔絵が完成すると、決定を示す入力と
して入力装置5の「メモリ」キーを押下する(ステップ
ST13)。そして、登録番号の入力を入力装置5のキ
ー操作により行い(ステップST14)、入力された登
録番号と一時記憶領域7Cに記憶されている名前・電話
番号・各似顔絵要素番号を登録番号を有した1つのメモ
リダイヤルテーブルとして記憶テーブル7Aに順に記憶
する(ステップST15)。この記憶結果は図3に示さ
れるようになる。
【0025】 メモリダイヤル検索・発信 図9はメモリダイヤルによる検索・発信動作を示すフロ
ーチャートである。入力装置5の「コール」キー押下
後、スクロール「▽△」キー押下でメモリダイヤルの登
録番号順の検索動作が開始する。先ず、記憶テーブル7
Aのメモリダイヤルテーブルの登録番号が小さいものが
一時記憶領域7Cに制御部4を介してコピーされる(ス
テップST101)。次に、一時記憶領域7Cの似顔絵
要素番号の値に従って似顔絵画像合成部3によって似顔
絵画像を作成する(ステップST102)。合成方法は
似顔絵の登録処理の手順と同様である。作成された似顔
絵画像は一時記憶領域7Cに記憶される(ステップST
103)。次に、一時記憶領域7Cの前記似顔絵要素番
号の値に従ってメモリダイヤル検索時の検索内容を画像
表示装置6の画面に表示する(ステップST104)。
このようにして画像表示装置6へ表示した例を図10に
示す。
【0026】 ここでユーザが検索するためにスクロール
「▽△」キーを押下すると、一時記憶領域7Cに保存さ
れている登録番号の次もしくは手前のメモリダイヤルテ
ーブルの内容を記憶テーブル7Aから制御部4を介して
一時記憶領域7Cへコピーし(ステップST106,ス
テップST107)、上記手順(ステップST102,
ステップST103,ステップST104)と同様に似
顔絵を作成・記憶し、画像表示装置6に表示する。ユー
ザが発信したいメモリダイヤルが表示された状態で入力
装置5の「発信」キーを押下すると、図11に示すよう
な似顔絵を表示した「呼び出し中」を示す画面を画像表
示装置6に表示し(ステップST109)、一時記憶領
域7Cに記憶されている電話番号に発信動作を行う(ス
テップST110)。その後、相手が呼び出し呼に応じ
た場合は図11の「呼び出し中」に代えて「通話中」と
して表示し、通話中処理を行う(ステップST111,
ステップST113)。このように呼び出し時や通話中
に似顔絵を表示することで、表示している似顔絵の相手
と通話している臨場感を醸し出すことができる。
【0027】 通話が終了するか(ステップST114、
ステップST115)、または相手が電話に出ない場合
に「終了」キーを押下した場合(ステップST112)
は図10に示す元の待ち受け画面を画像表示装置6に表
示する(ステップST116)。
【0028】 着信時の動作(着信時に発番号通知がある
場合) この場合には、発番号を鍵として記憶テーブル7Aのメ
モリダイヤルテーブルを検索する。この結果、一致する
電話番号が存在した場合、その電話番号と対応する名前
と似顔絵要素番号を一時記憶領域7Cにコピーし、その
似顔絵要素番号をもとに似顔絵画像合成部3にて似顔絵
を作成し、似顔絵画像を一時記憶領域7Cに記憶した後
に画像表示装置6に表示する。そのときの画面表示は図
11の「呼び出し中」の代わりに「着信」という表示に
して、名前・電話番号・似顔絵画像は一時記憶領域7C
に記憶されている内容を表示する。この動作によって着
信時に誰からの電話であるかを名前や電話番号だけでな
く似顔絵によっても直感的に確認できるため、着信時の
対応を相手を間違えることなく確実かつ迅速に行うこと
ができる。
【0029】 以上のように、この実施の形態1によれ
ば、似顔絵を髪,目,口,顔の輪郭などの各要素に分割
して似顔絵作成のための画像データとして予め記憶して
いるので、記憶する画像データ量がコンパクトになり、
これら画像データを記憶するメモリ容量も少なくて済
み、また前記似顔絵の要素をもとに似顔絵を合成するの
で、似顔絵の合成処理や画像表示装置6への表示処理な
どを高速化できる電話装置が得られる効果がある。ま
た、通話相手を似顔絵をもとに検索することが可能であ
ることから、通話相手を直感的に識別でき、通話相手の
検索を容易かつ迅速に行うことが可能になる電話装置が
得られる効果がある。また、通話中でも似顔絵により通
話相手をイメージしながら話しができるので、通話相手
との臨場感を醸し出すことができる電話装置が得られる
効果がある。また、着信時に発番号通知がある場合に
は、これにより着信時に誰からの電話であるか否かを名
前や電話番号だけでなく似顔絵によっても直感的に確認
でき、着信時に素早く相手を判断することができ、相手
を間違えることなく迅速に対応できる電話装置が得られ
る効果がある。
【0030】 実施の形態2.前記実施の形態1では、登
録したいと思う似顔絵が完成すると、入力装置5の「メ
モリ」キーを押下することで、一時記憶領域7Cに記憶
されている名前・電話番号・各似顔絵要素番号を、登録
番号を有した1つのメモリダイヤルテーブルとして記憶
テーブル7Aに順に記憶する構成であった。この実施の
形態2では、図3に示す記憶テーブル7Aの似顔絵要素
番号の代わりに一時記憶領域7Cに記憶される似顔絵画
像データを直接、保存登録する。
【0031】 以上のように、この実施の形態2によれ
ば、データ量は多くなるが、図8に示す修正した似顔絵
合成画像データを、直接記憶することで、検索時に似顔
絵合成処理などの必要がない制御部4の負荷を軽減でき
る電話装置が得られる効果がある。
【0032】 実施の形態3.この実施の形態3では、似
顔絵要素の部分画像データとして、図12に示すよう
際の似顔絵画像よりも小さな面積の画像データにし
て、図13に示す座標テーブル7Dを記憶部7に設定す
る。図13に示す座標テーブル7DのX座標とY座標
は、図12に示す各似顔絵要素の部分画像データにより
似顔絵を合成する際の、合成される似顔絵におけるX,
Y座標を示している。そして、図14に示すように、図
13の前記座標テーブル7DのX,Y座標に従って似顔
絵を合成する際における各似顔絵要素の部分画像データ
配置位置座標を決定し、その他の部分は白色の画素と
みなし、前記実施の形態1と同様に各似顔絵要素を重ね
合わせることで合成する。
【0033】 以上のように、この実施の形態3によれ
ば、各似顔絵要素を実際の合成画像よりも小さな面積の
部分画像データにして、これら各似顔絵要素を合成して
似顔絵を作成することにより、似顔絵要素の部分画像デ
ータとして似顔絵要素画像データ記憶部7Bへ保存する
データ量の削減が可能になる電話装置が得られる効果が
ある。
【0034】 実施の形態4.前記実施の形態1では、各
似顔絵要素の選択を図8に示すように画像表示装置6に
髪,目,口,顔の輪郭などについての1種類の似顔絵要
素を表示して選択する構成であった。この実施の形態4
では、図8に示す似顔絵要素選択時の画面表示に代えて
図15に示すように髪,目,口,顔の輪郭などの各要素
の一覧が把握できるように画像表示装置6に表示し、そ
の中から入力装置5のスクロールキー「▽」「△」を用
いて選択して「メモリ」キーにより決定する。
【0035】 以上のように、この実施の形態4によれ
ば、髪,目,口,顔の輪郭などの各要素の一覧を画像表
示装置6に表示して、この中から各要素の一覧を見なが
ら選択することができるので、各似顔絵要素の選択が容
易になる電話装置が得られる効果がある。
【0036】 実施の形態5.似顔絵における例えば髪形
などでは、前髪などは同じでも肩付近の髪形などによっ
てイメージが大きく異なる場合がある。この実施の形態
5では、似顔絵要素の部分画像データとして、図16に
示すように髪形について似顔絵要素の部分画像データを
部分的に細分化して記憶し、図17に示すように前記細
分化した各似顔絵要素の部分画像データの組み合わせを
表す細分化似顔絵要素記憶テーブル(記憶テーブル)
Eを記憶部7に追加する。これら細分化した各似顔絵要
の部分画像データを用いて図17の前記細分化似顔絵
要素記憶テーブル7Eに従って、図18に示す髪形の似
顔絵要素の画像を作り出すことにより、図16に示す髪
形について似顔絵要素画像データの記憶容量の削減が可
能となる。この場合、図1に示す似顔絵画像合成部3は
前記前髪である基本構成要素および前記肩付近の髪形で
ある細分化特徴構成要素をもとに髪形の似顔絵要素を合
成する似顔絵要素合成手段(似顔絵要素合成部)3aを
備えている。また、制御部4は、似顔絵要素合成手段3
aにより前記似顔絵要素を合成したときの前記基本構成
要素および前記細分化特徴構成要素を、前記似顔絵要素
毎に細分化似顔絵要素記憶テーブル7Eへ登録する。
【0037】 似顔絵画像合成部3は、前記制御部4が髪
形,目,口,顔の輪郭などの前記各似顔絵要素毎に細分
化似顔絵要素記憶テーブル7Eへ登録した前記基本構成
要素および前記細分化特徴構成要素をもとに電話をかけ
たい相手を連想する似顔絵の合成を行う。また、画像表
示装置6は、前記似顔絵要素合成手段3aが前記各似顔
絵要素を合成する際の前記基本構成要素および前記細分
化特徴構成要素の表示を行う機能を有している。なお、
このような似顔絵要素画像データの細分化は、髪形に限
らず目,口,顔の輪郭などの各似顔絵要素画像データに
適用できる。
【0038】 以上のように、この実施の形態5によれ
ば、似顔絵作成のための各似顔絵要素画像データの細分
化により似顔絵要素画像データを記憶するメモリの記憶
容量の削減ができ、記憶部7に小さい記憶容量のメモリ
を用いることができる電話装置が得られる効果がある。
【0039】 実施の形態6.この実施の形態6では、顔
の輪郭や鼻などは形状が左右対称であることが多いた
め、形状が左右対称(上下対称であってもよい)である
ことを利用して似顔絵要素の画像データ量を削減する。
この実施の形態6では、図1に示す似顔絵画像合成部3
は、形状が左右または上下対称である似顔絵要素を左右
または上下に2分割したときの一方の分割似顔絵要素を
もとに他方の分割似顔絵要素を生成し、前記一方の分割
似顔絵要素と前記他方の分割似顔絵要素とから似顔絵要
素を合成する対称性利用似顔絵要素合成手段(似顔絵画
像合成部)3bを有し、似顔絵画像合成3は、前記対
称性利用似顔絵要素合成手段3bが合成した前記似顔絵
要素をもとに電話をかけたい相手を連想する似顔絵の合
成を行う。一例として顔の輪郭の場合、図19に示すよ
うに似顔絵要素画像データとして左半分の画像だけを
記憶しておく。実際に使用する場合には前記左半分の画
像に対し線対称の右側の画像を生成し、これら左右の画
像データを似顔絵要素画像データとして用いる。
【0040】 この結果、似顔絵要素の画像データ量の削
減が可能となり、記憶部7に備える前記似顔絵要素を記
憶しておくメモリに小さい記憶容量のメモリを用いるこ
とができる電話装置が得られる効果がある。
【0041】 実施の形態7.この実施の形態7では、似
顔絵要素画像データとして、図20に示すような動きを
意味する動画像を記憶しておく。実際に通話中に入った
場合、その1、その2・・・と画像を切り替えて合成し
て画像表示装置6に表示することにより、表示されてい
る似顔絵に動きを与え、さらなる臨場感を高めることが
できる電話装置が得られる効果がある。
【0042】 実施の形態8.前記実施の形態1または、
実施の形態2において、呼び出し中や通話中の図10、
図11に示す画像表示装置6の画面における画像24D
に図21に示すような別の画像30を合成する。これに
より呼び出し中や通話中等の状態の臨場感をさらに増す
ことができる。
【0043】 実施の形態9.前記実施の形態1または、
前記実施の形態2の電話装置において、入力装置または
タッチパネルやマウスなどのポインティングデバイスを
追加することにより、ユーザが似顔絵要素画像データを
手書きにより入力できる機能を付加する。この結果、ユ
ーザの好みの似顔絵をユーザ自身が手書により描くこと
で入力することができる。また、このような機能を合成
された似顔絵に対し適用することで同様の効果が得られ
る。
【0044】 実施の形態10.また、前記実施の形態1
または、実施の形態2の電話装置において、パーソナル
コンピュータやディジタルカメラなどを接続するインタ
フェースを設け、似顔絵要素画像データを電話装置へ転
送し登録する。これによりユーザのオリジナルな似顔絵
を作成することもできる。
【0045】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、似顔
絵を複数の要素に分割した似顔絵要素の画像データをそ
れぞれ複数記憶する似顔絵要素画像データ記憶部と、こ
の似顔絵要素画像データ記憶部に記憶された画像データ
の中から各々1要素ずつ選択した各似顔絵要素を一時記
憶する一時記憶領域と、この一時記憶領域に記憶してい
る各似顔絵要素を合成して似顔絵画像を作成する似顔絵
画像合成部と、この似顔絵画像合成部の作成した似顔絵
画像を表示する表示装置と、似顔絵画像合成部の作成し
た似顔絵画像データと発信先電話番号及び氏名とを対応
させて記憶する記憶テーブルとを備えるように構成した
ので、ユーザが最適と考えられるイメージをもとに通話
相手の似顔絵をユーザ自身で作成することができ、この
似顔絵をもとに電話をかけたい相手を検索することが可
能であることから、通話相手を直感的に識別でき、通話
相手の検索を容易かつ迅速に行うことができるという効
果がある。
【0046】 この発明によれば、着信時、記憶テーブル
に記憶された発信先電話番号を検索し、受信した電話番
号と一致する電話番号があるとき、該当する電話番号と
対応する似顔絵画像データ及び氏名とを表示装置に表示
させるようにしたので、着信時の発番号通知により着信
時に誰からの電話であるか否かを名前や電話番号だけで
なく似顔絵によっても直感的に確認でき、着信時に素早
く相手の似顔絵を表示でき、相手を間違えることなく迅
速に対応できるという効果がある。
【0047】 この発明によれば、発信時、記憶テーブル
を検索して発信先電話番号と共に、対応する似顔絵画像
データ及び氏名を表示装置に順次表示させるようにした
ので、発信した電話の相手を名前や電話番号だけでなく
似顔絵によっても直感的に確認でき、相手を間違えるこ
となく迅速に対応できるという効果がある。
【0048】 この発明によれば、似顔絵要素画像データ
記憶部は似顔絵要素の画像データとこれに対応づけた登
録番号を記憶しており、一時記憶領域は各似顔絵要素を
対応する各登録番号で一時記憶しており、似顔絵画像合
成部は一時記憶領域の記憶する各登録番号と該各登録番
号に対応した似顔絵要素画像データ記憶部の似顔絵要素
の画像データとを参照して各似顔絵要素を合成するもの
であり、さらに、記憶テーブルは似顔絵画像データを対
応する各登録番号で記憶するので、ユーザが最適と考え
られるイメージをもとに通話相手の似顔絵をユーザ自身
で作成することができ、この似顔絵をもとに電話をかけ
たい相手を検索することが可能であることから、通話相
手を直感的に識別でき、通話相手の検索を容易かつ迅速
に行うことができるという効果がある。
【0049】 この発明によれば、似顔絵を複数の要素に
分割した似顔絵要素の部分画像データを当該似顔絵要素
が表示されたときの位置に対応する座標と共に、それぞ
れ複数記憶する似顔絵要素画像データ記憶部と、この似
顔絵要素画像データ記憶部に記憶された部分画像データ
の中から各々1要素ずつ選択した各似顔絵要素及び座標
を一時記憶する一時記憶領域と、この一時記憶領域に記
憶している各似顔絵要素及び座標を基に合成して似顔絵
画像を作成する似顔絵画像合成部と、この似顔絵画像合
成部の作成した似顔絵画像を表示する表示装置と、似顔
絵画像合成部の作成した似顔絵画像データと発信先電話
番号及び氏名とを対応させて記憶する記憶テーブルとを
備えるように構成したので、前記各似顔絵要素を記憶す
るメモリ容量と、合成した似顔絵を前記記憶テーブルへ
登録する際のメモリ容量が少なくて済むという効果があ
る。
【0050】 この発明によれば、記憶テーブルに記憶す
る似顔絵画像データは各似顔絵要素の部分画像データと
当該各似顔絵要素の座標であることを特徴とするので、
前記各似顔絵要素を記憶するメモリ容量が少なくて済む
という効果がある。
【0051】 この発明によれば、一時記憶領域に一時記
憶する各似顔絵要素の選択時、選択候補の似顔絵を表示
装置に複数表示するので、似顔絵に合成される似顔絵画
像をユーザが最適と考えるイメージにより近づけること
ができるという効果がある。
【0052】この発明によれば、似顔絵要素画像データ
記憶部の記憶する画像データは複数に分割された画像を
合成した画像データであることを特徴とするので、各似
顔絵要素を記憶するメモリ容量が少なくて済むという効
果がある。
【0053】この発明によれば、似顔絵要素画像データ
記憶部の記憶する部分画像データは複数に分割された画
像を合成した部分画像データであることを特徴とするの
で、各似顔絵要素を記憶するメモリ容量が少なくて済む
という効果がある。
【0054】この発明によれば、似顔絵要素画像データ
記憶部の記憶する画像データは当該似顔絵要素が線対称
の画像の場合、対称な一方の画像データのみであること
を特徴とするので、各似顔絵要素を記憶するメモリ容量
が少なくて済むという効果がある。
【0055】この発明によれば、似顔絵要素画像データ
記憶部の記憶する部分画像データは当該似顔絵要素が線
対称の画像の場合、対称な一方の部分画像データのみで
あることを特徴とするので、各似顔絵要素を記憶するメ
モリ容量が少なくて済むという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における電話装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1における電話装置の
入力装置のキー種やキー配列を示す説明図である。
【図3】 この発明の実施の形態1における電話装置の
登録番号,電話番号,名前,似顔絵の要素番号が関連付
けられた記憶テーブルである。
【図4】 この発明の実施の形態1の電話装置における
髪,目,口,顔の輪郭などの各要素ごとに登録番号と画
像データが関連付けられて記憶されている似顔絵要素画
像データを示す説明図である。
【図5】 この発明の実施の形態1の電話装置における
電話番号・似顔絵登録時および検索時に選択されている
電話番号・似顔絵などを一時的に記憶する一時記憶領域
を示す説明図である。
【図6】 この発明の実施の形態1における電話装置の
似顔絵の登録の動作を示すフローチャートである。
【図7】 この発明の実施の形態1における電話装置の
似顔絵の登録の動作を示すフローチャートである。
【図8】 この発明の実施の形態1における電話装置の
画像表示装置に、似顔絵を合成する際に表示される似顔
絵画像と髪,目,口,顔の輪郭などの各要素とを示した
説明図である。
【図9】 この発明の実施の形態1における電話装置の
メモリダイヤルによる検索・発信動作を示すフローチャ
ートである。
【図10】 この発明の実施の形態1の電話装置におけ
る画像表示装置の画面に表示されたメモリダイヤル検索
時の検索内容を示す説明図である。
【図11】 この発明の実施の形態1の電話装置におけ
る似顔絵が表示された「呼び出し中」を示す画像表示装
置の画面を示す説明図である。
【図12】 この発明の実施の形態3の電話装置におけ
る髪,目,口,顔の輪郭などの各似顔絵要素ごとに記憶
されている似顔絵要素の画像データを示す説明図であ
る。
【図13】 この発明の実施の形態3の電話装置におけ
る各似顔絵要素画像データの配置位置座標を示す座標テ
ーブルを示す説明図である。
【図14】 この発明の実施の形態3の電話装置におけ
る各似顔絵要素のX,Y座標に従って合成され表示され
る似顔絵の説明図である。
【図15】 この発明の実施の形態4の電話装置の画像
表示装置の画面に一覧表示した髪形についての似顔絵要
素を示す説明図である。
【図16】 この発明の実施の形態5の電話装置におけ
る髪形を部分的に細分化して記憶した似顔絵要素の画像
データを示す説明図である。
【図17】 この発明の実施の形態5の電話装置におけ
る細分化似顔絵要素記憶テーブルを示す説明図である。
【図18】 この発明の実施の形態5の電話装置におけ
る細分化した各似顔絵要素の画像データを用いて作成し
た髪形の似顔絵要素の画像を示す説明図である。
【図19】 この発明の実施の形態6の電話装置におい
て用いられる似顔絵要素の画像データを示す説明図であ
る。
【図20】 この発明の実施の形態7の電話装置におけ
る似顔絵要素の画像データを示す説明図である。
【図21】 この発明の実施の形態8の電話装置におけ
る画像表示装置の画面に表示される似顔絵を示す説明図
である。
【符号の説明】 3 似顔絵画像合成部、3a 似顔絵要素合成手段(似
顔絵画像合成部)、3b 対称性利用似顔絵要素合成手
(似顔絵画像合成部)、6 画像表示装置(表示
)、7A 記憶テーブル、7E 細分化似顔絵要素記
憶テーブル(記憶テーブル)
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 髪形・目・鼻・口・輪郭などの似顔絵要
    素をもとに電話をかけたい相手を連想する似顔絵の合成
    を行う似顔絵画像合成手段と、 該似顔絵画像合成手段により合成した似顔絵と、氏名お
    よび電話番号とを対応させて記憶テーブルへ登録する登
    録手段と、 該登録手段が前記記憶テーブルへ対応させて登録した前
    記似顔絵、氏名および電話番号を選択して読み出す選択
    読出手段と、 前記似顔絵画像合成手段により似顔絵を合成する際の前
    記似顔絵要素および当該似顔絵要素により合成される似
    顔絵の表示と、前記選択読出手段により読み出された前
    記似顔絵、前記氏名および前記電話番号の表示を行う表
    示手段と、 前記選択読出手段により読み出され前記表示手段により
    表示された前記電話番号へ発呼する自動発呼手段とを備
    えた電話装置。
  2. 【請求項2】 着信時の発番号通知をもとに記憶テーブ
    ルに登録してある電話番号を検索し、一致する電話番号
    が存在した場合に該当する電話番号および当該電話番号
    に対応した氏名と似顔絵を表示手段へ表示させ、着信時
    の相手を識別可能にする発番号報知手段を備えているこ
    とを特徴とする請求項1記載の電話装置。
  3. 【請求項3】 登録手段は、 似顔絵画像合成手段により合成した電話をかけたい相手
    の似顔絵を構成する似顔絵要素と、氏名および電話番号
    とを対応させて記憶テーブルへ登録し、 選択読出手段は、 前記登録手段が前記記憶テーブルへ対応させて登録した
    前記似顔絵要素、氏名および電話番号を選択して読み出
    し、 表示手段は、 前記似顔絵画像合成手段により相手の似顔絵を合成する
    際の似顔絵要素および当該似顔絵要素により合成される
    似顔絵の表示と、前記選択読出手段により読み出された
    前記似顔絵要素をもとに前記似顔絵画像合成手段が合成
    した前記相手の似顔絵、前記氏名および前記電話番号の
    表示を行うことを特徴とする請求項1記載の電話装置。
  4. 【請求項4】 着信時の発番号通知をもとに記憶テーブ
    ルに登録してある電話番号を検索し、一致する電話番号
    が存在した場合に該当する電話番号、当該電話番号に対
    応した氏名、および当該電話番号に対応した似顔絵要素
    をもとに似顔絵画像合成手段が合成した相手の似顔絵を
    表示手段へ表示させ、着信時の相手を識別可能にする発
    番号報知手段を備えていることを特徴とする請求項3記
    載の電話装置。
  5. 【請求項5】 合成される似顔絵画像より小さな面積の
    画像データにした各似顔絵要素により似顔絵画像合成手
    段が前記似顔絵画像を合成したときの前記各似顔絵要素
    の配置位置を示すX座標とY座標を、似顔絵要素毎に記
    憶する座標テーブルを有し、 登録手段は、 前記似顔絵画像合成手段により合成した似顔絵の記憶テ
    ーブルへの登録を、前記各似顔絵要素の配置位置を示す
    X座標とY座標とにより行い、 表示手段は、 選択読出手段により前記記憶テーブルから読み出された
    前記各似顔絵要素の配置位置を示すX座標とY座標とを
    もとに前記各似顔絵要素からなる似顔絵の表示を行うこ
    とを特徴とする請求項3または請求項4記載の電話装
    置。
  6. 【請求項6】 共通する基本構成要素および特徴部分に
    なる特徴構成要素に分けた各似顔絵要素を、さらに前記
    基本構成要素と、前記特徴構成要素を特徴となる形態毎
    に細分化した細分化特徴構成要素とで構成し、 前記基本構成要素および前記細分化特徴構成要素をもと
    に前記各似顔絵要素を合成する似顔絵要素合成手段と、 該似顔絵要素合成手段により前記各似顔絵要素を合成し
    たときの前記基本構成要素および前記細分化特徴構成要
    素を前記各似顔絵要素毎に細分化似顔絵要素記憶テーブ
    ルへ登録する細分化似顔絵要素登録手段とを有し、 似顔絵画像合成手段は、 前記細分化似顔絵要素登録手段が前記各似顔絵要素毎に
    細分化似顔絵要素記憶テーブルへ登録した前記基本構成
    要素および前記細分化特徴構成要素をもとに電話をかけ
    たい相手を連想する似顔絵の合成を行い、 表示手段は、 前記似顔絵要素合成手段が前記各似顔絵要素を合成する
    際の前記基本構成要素および前記細分化特徴構成要素の
    表示を行う機能を有していることを特徴とする請求項1
    から請求項4のうちのいずれか1項記載の電話装置。
  7. 【請求項7】 形状が左右または上下対称である似顔絵
    要素を左右または上下に2分割したときの一方の分割似
    顔絵要素をもとに他方の分割似顔絵要素を生成し、前記
    一方の分割似顔絵要素と前記他方の分割似顔絵要素とか
    ら似顔絵要素を合成する対称性利用似顔絵要素合成手段
    を有し、 似顔絵画像合成手段は、 前記対称性利用似顔絵要素合成手段が合成した前記似顔
    絵要素をもとに電話をかけたい相手を連想する似顔絵の
    合成を行うことを特徴とする請求項1から請求項4のう
    ちのいずれか1項記載の電話装置。
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