JPH112141A - 内燃機関用可変バルブタイミング機構の自己診断装置 - Google Patents

内燃機関用可変バルブタイミング機構の自己診断装置

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JPH112141A
JPH112141A JP15537197A JP15537197A JPH112141A JP H112141 A JPH112141 A JP H112141A JP 15537197 A JP15537197 A JP 15537197A JP 15537197 A JP15537197 A JP 15537197A JP H112141 A JPH112141 A JP H112141A
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    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L1/00Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
    • F01L1/34Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L2201/00Electronic control systems; Apparatus or methods therefor

Abstract

(57)【要約】 【課題】カム軸の回転位相を変化させてバルブタイミン
グを変化させる油圧式の可変バルブタイミング機構にお
いて、応答性の異常を診断する。 【解決手段】回転位相の目標値がステップ的に変化した
ときに、該目標値のステップ変化量,電源電圧,油温に
応じて、応答劣化の診断タイミングを決定する時間td
を設定する(S2〜S6)。そして、目標値のステップ
変化から前記時間tdが経過した時点で(S7)、その
ときの実際の回転位相と目標値とを比較し(S8)、目
標値と実際の回転位相との間に所定値以上の偏差がある
ときには、応答異常を判定する(S9)。また、前記時
間tdが経過してから実際の回転位相が安定した状態で
(S11)、実際の回転位相と目標値との間に所定値以上
の偏差があるときには(S12)、定常偏差の異常を判定
する(S13)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関用可変バル
ブタイミング機構の自己診断装置に関し、詳しくは、カ
ム軸の回転位相を変化させてバルブタイミングを変化さ
せる可変バルブタイミング機構の異常を診断するための
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、カム軸の回転位相を変化させ
ることで、バルブの開閉タイミングを早めたり遅らせた
りする内燃機関用の可変バルブタイミング機構が知られ
ている。また、前記カム軸の回転位相が安定していると
きに、実際に検出された回転位相に基づいて回転位相の
異常を検出することが行われていた(特開平8−246
820号公報等参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記異常の診
断は、定常的な回転位相の異常を診断するものであり、
目標のステップ的な変化に対する応答性の劣化を診断で
きる構成ではなかった。前記応答性の劣化が生じると、
運転条件から要求されるバルブタイミング(回転位相)
に到達するまでに時間がかかるため、この応答遅れの間
に最適なバルブタイミングで吸・排気バルブを開閉駆動
することができず、運転性を悪化させる可能性があり、
前記応答性の劣化を診断する必要があったものである。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、可変バルブタイミング機構の応答性の劣化を診断
できる診断装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1記載
の発明は、カム軸の回転位相を変化させてバルブタイミ
ングを変化させる内燃機関用可変バルブタイミング機構
の自己診断装置であって、図1に示すように構成され
る。図1において、回転位相検出手段は前記カム軸の回
転位相を検出する。
【0006】応答異常診断手段は、前記カム軸の回転位
相の目標値がステップ変化してから所定時間が経過した
時点において前記回転位相検出手段で検出された回転位
相と前記ステップ変化後の目標値との偏差が所定値以上
であるときに、前記可変バルブタイミング機構の応答異
常を判定する。かかる構成によると、回転位相の目標値
がステップ的に変化し、かかる目標値のステップ変化に
追従して実際の回転位相が変化するときに、所定時間が
経過した時点で目標近傍にまで変化していない場合に
は、応答異常として診断されることになる。
【0007】請求項2記載の発明では、前記応答異常診
断手段が、前記所定時間と前記所定値との少なくとも一
方を、前記目標値のステップ変化量に応じて変更する構
成とした。かかる構成によると、ステップ変化量が大き
いときにはステップ変化量が小さいときに比べて、応答
性が正常であっても目標値に追いつくまでにより長い時
間を要することになり、同じ経過時間で比較すると、目
標に対する偏差がより大きくなる。そこで、実際の回転
位相と目標値とを比較させる時点をステップ変化量に応
じて変化させ、及び/又は、実際の回転位相と目標値と
の偏差に基づき異常診断させるときの判定レベルをステ
ップ変化量に応じて変化させる構成とした。
【0008】請求項3記載の発明では、前記可変バルブ
タイミング機構が油圧によってカム軸の回転位相を変化
させる構成であって、前記応答異常診断手段が、前記可
変バルブタイミング機構の作動油の温度が所定温度以上
であるときにのみ、応答異常の診断を行う構成とした。
かかる構成によると、前記作動油の温度が低いと応答速
度が低下し、見掛け上は応答性の劣化が生じているよう
に判断されることになってしまうので、作動油の温度が
充分に高くなっているときに診断を行わせ、油温以外の
要因での応答劣化の発生を診断させる。
【0009】請求項4記載の発明では、前記可変バルブ
タイミング機構が油圧によってカム軸の回転位相を変化
させる構成であって、前記応答異常診断手段が、前記所
定時間と前記所定値との少なくとも一方を、前記可変バ
ルブタイミング機構の作動油の温度に応じて変更する構
成とした。かかる構成によると、前述のように作動油の
温度で応答速度が変化するので、実際の回転位相と目標
値とを比較させる時点を油温に応じて変化させ、及び/
又は、実際の回転位相と目標値との偏差に基づき異常診
断させるときの判定レベルを油温に応じて変化させる構
成とした。
【0010】請求項5記載の発明では、前記可変バルブ
タイミング機構が油圧によってカム軸の回転位相を変化
させる構成であって、油圧をリニアソレノイドバルブで
制御する構成であり、前記応答異常診断手段が、前記所
定時間と前記所定値との少なくとも一方を、前記リニア
ソレノイドバルブの電源電圧に応じて変更する構成とし
た。
【0011】かかる構成によると、前記リニアソレノイ
ドバルブの電源電圧が変化すると、ステップ変化量や油
温などの条件が同じでも応答速度が変化するので、実際
の回転位相と目標値とを比較させる時点を電源電圧に応
じて変化させ、及び/又は、実際の回転位相と目標値と
の偏差に基づき異常診断させるときの判定レベルを電源
電圧に応じて変化させる構成とした。
【0012】請求項6記載の発明では、前記カム軸の回
転位相の目標値がステップ変化してから前記所定時間が
経過した後であって、前記回転位相検出手段で検出され
る回転位相が略一定しているときに、前記回転位相検出
手段で検出された回転位相とそのときの回転位相の目標
値との偏差が所定値以上であるときに、前記可変バルブ
タイミング機構の定常偏差異常を判定する定常偏差異常
診断手段を設ける構成とした。
【0013】かかる構成によると、目標値のステップ変
化に追従して実際の回転位相が略一定となった時点で、
目標と実際の回転位相とを比較し、偏差が所定値以上で
あるときには、定常的なオフセットが発生しているもの
と診断する。
【0014】
【発明の効果】請求項1記載の発明によると、目標値が
ステップ変化してから所定時間が経過した時点の実際の
回転位相と目標値とを比較することで、目標値のステッ
プ変化に対して実際の回転位相の変化が遅れる応答性劣
化を診断できるという効果がある。
【0015】請求項2記載の発明によると、ステップ変
化量に応じて目標に追い付くまでの時間が変化すること
に対応して、応答異常を精度良く診断できるという効果
がある。請求項3記載の発明によると、作動油の温度が
低いことによる応答性の低下を、応答異常として誤診断
することを回避できるという効果がある。
【0016】請求項4記載の発明によると、作動油の温
度に応じて目標に追い付くまでの時間が変化することに
対応して、応答異常を精度良く診断できるという効果が
ある。請求項5記載の発明によると、油圧を制御するリ
ニアソレノイドバルブの電源電圧に応じて目標に追い付
くまでの時間が変化することに対応して、応答異常を精
度良く診断できるという効果がある。
【0017】請求項6記載の発明によると、目標回転位
相のステップ変化に追従して実際の回転位相が安定した
段階での実際の回転位相から、定常的な目標値と実際値
との異常偏差の発生を診断できるという効果がある。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図2は、実施の形態における内燃機
関のシステム構成を示す図である。この図2において、
内燃機関1には、スロットルバルブ2で計量された空気
が吸気バルブ3を介してシリンダ内に供給され、燃焼排
気は、排気バルブ4を介して排出される。前記吸気バル
ブ3,排気バルブ4は、吸気側カム軸,排気側カム軸に
それぞれ設けられたカムによって開閉駆動される。
【0019】吸気側カム軸5には、カム軸の回転位相を
変化させることで、吸気バルブ3の開閉タイミングを連
続的に早めたり遅くしたりする可変バルブタイミング機
構6が備えられている。前記可変バルブタイミング機構
6は、油圧によって前記回転位相を連続的に変化させる
構成であり、油圧を調整するリニアソレノイドバルブ
(図示省略)に対する通電量をコントロールユニット7
から出力される通電制御信号のデューティ(ONデュー
ティ)に応じて制御することで、カム軸の回転位相が制
御される構成である。また、回転位相の最遅角側と最進
角側とがそれぞれストッパで制限される構成となってお
り、前記デューティを増大させていくと、100 %に達す
る前に最進角側のストッパに当接し、また、前記デュー
ティを減少させていくと、0%に達する前に最遅角側の
ストッパに当接するように構成されている。
【0020】尚、本実施の形態では、可変バルブタイミ
ング機構6が、吸気バルブ3の開閉タイミングを変化さ
せる構成としたが、吸気バルブ3に代えて排気バルブ4
の開閉タイミングを変化させる構成であっても良いし、
吸気バルブ3と排気バルブ4との両方の開閉タイミング
を変化させる構成であっても良い。マイクロコンピュー
タを内蔵するコントロールユニット7には、クランク軸
の回転信号を出力するクランク角センサ8、吸気側カム
軸5の回転信号を出力するカム角センサ9、機関1の吸
入空気量を検出するエアフローメータ10等からの検出信
号が入力される。
【0021】そして、コントロールユニット7は、機関
負荷,機関回転速度などの運転条件に基づいて前記可変
バルブタイミング機構6の目標バルブタイミング(カム
軸の回転位相の目標値)を設定し、該目標値になるよう
に前記通電制御信号のデューティ(ONデューティ)を
決定し、リニアソレノイドバルブに出力する。一方、コ
ントロールユニット7は、図3のフローチャートに示す
ようにして前記可変バルブタイミング機構6の異常診断
を行う。尚、応答異常診断手段及び定常偏差異常診断手
段としての機能は、前記図3のフローチャートに示すよ
うに、コントロールユニット7がソフトウェア的に備え
ている。
【0022】図3のフローチャートにおいて、ステップ
1(図中にはS1と記してある。以下同様)では、診断
条件が成立しているか否かを判別する。ここで、実際の
回転位相を検出する回転位相検出手段を構成するクラン
ク角センサ8,カム角センサ9の異常診断がなされてな
く、かつ、前記可変バルブタイミング機構6の作動油の
温度が所定温度以上であることを診断実行の条件とする
ことが好ましい。
【0023】診断条件が成立しているときには、ステッ
プ2へ進み、カム軸の回転位相の目標値がステップ変化
したか否かを判別する。そして、目標値がステップ変化
したときには、ステップ3へ進み、ステップ変化前後の
目標値の差をステップ変化量として演算し、ステップ4
では、前記ステップ変化量に応じて、目標値のステップ
変化時から応答診断を実行させるまでの時間tdを設定
する(図4参照)。
【0024】そして、ステップ5,ステップ6では、前
記時間tdを、前記リニアソレノイドバルブの電源電
圧、前記可変バルブタイミング機構6の作動油の温度に
応じて補正設定して、前記時間tdを最終的に決定す
る。前記ステップ変化量が大きいときほど前記時間td
は長く設定され、また、電源電圧が低いときほど、作動
油の温度が低いときほど前記時間tdはより長く補正さ
れる。
【0025】ステップ7では、目標値のステップ変化が
あった時点から前記時間tdだけ経過したか否かを判別
する。目標値のステップ変化時から時間tdが経過した
時点でステップ8へ進み、そのときの目標値と、前記ク
ランク角センサ8,カム角センサ9の検出信号に基づい
て検出される実際の回転位相との偏差の絶対値が、所定
値以上であるか否かを判別し、前記偏差の絶対値が所定
値以上であるときには、ステップ9へ進んで、応答異常
を判定する。
【0026】即ち、前記偏差の絶対値が所定値以上であ
るときには、ステップ変化量,電源電圧,油温の条件を
考慮して設定された時間tdが経過しても、実際の回転
位相が目標値に追い付いていないことになり、可変バル
ブタイミング機構6における応答性劣化の発生が推定さ
れることになる(図4参照)。応答異常がステップ9で
判定されると、ステップ14へ進み、前記通電制御信号の
デューティ(ONデューティ)を最遅角側である0%に
固定するようにする。
【0027】尚、上記では、前記時間tdをステップ変
化量,電源電圧,油温に応じて変化させることで、これ
らの条件による応答性の違いを考慮して応答異常の診断
が精度良く行えるようにしたが、前記時間tdに代えて
又は前記時間tdと共に、前記ステップ8における所定
値を、ステップ変化量,電源電圧,油温に応じて変化さ
せる構成としても良い。即ち、ステップ変化量が大き
く、電源電圧,油温が低いときには、比較的大きな偏差
が生じても、応答異常と診断されないように、前記所定
値を大きく変更する構成とすれば良い。
【0028】一方、ステップ7で目標値のステップ変化
から時間tdが経過した時点でないと判断されると、ス
テップ10へ進み、目標値のステップ変化から時間tdを
越える時間が経過しているか否かを判断し、時間tdを
越える時間が経過しているときにはステップ11へ進む。
ステップ11では、前記クランク角センサ8,カム角セン
サ9の検出信号に基づいて検出される実際の回転位相の
変化が所定値以下であって、略安定している状態である
か否かを判別する。
【0029】そして、実際の回転位相が安定している状
態であるときには、ステップ12へ進み、目標値とそのと
きの実際の回転位相との偏差の絶対値が、所定値以上で
あるか否かを判別する。前記偏差の絶対値が所定値以上
であるときには、ステップ13へ進んで、定常偏差異常を
判定し(図4参照)、ステップ14へ進む。
【0030】尚、前記ステップ12で所定値と比較する目
標値とそのときの実際の回転位相との偏差に基づいて、
制御目標を学習補正するなどの制御を実行させるように
しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の基本構成を示すブロック
図。
【図2】実施の形態における内燃機関のシステム構成
図。
【図3】前記実施の形態における自己診断制御の様子を
示すフローチャート。
【図4】可変バルブタイミング機構の応答特性を示すタ
イムチャート。
【符号の説明】
1 内燃機関 2 スロットルバルブ 3 吸気バルブ 4 排気バルブ 5 吸気側カム軸 6 可変バルブタイミング機構 7 コントロールユニット 8 クランク角センサ 9 カム角センサ 10 エアフローメータ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02D 45/00 345 F02D 45/00 345Z G01M 15/00 G01M 15/00 Z G05B 23/02 302 G05B 23/02 302S

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カム軸の回転位相を変化させてバルブタイ
    ミングを変化させる内燃機関用可変バルブタイミング機
    構の自己診断装置であって、 前記カム軸の回転位相を検出する回転位相検出手段と、 前記カム軸の回転位相の目標値がステップ変化してから
    所定時間が経過した時点において前記回転位相検出手段
    で検出された回転位相と前記ステップ変化後の目標値と
    の偏差が所定値以上であるときに、前記可変バルブタイ
    ミング機構の応答異常を判定する応答異常診断手段と、 を含んで構成されたことを特徴とする内燃機関用可変バ
    ルブタイミング機構の自己診断装置。
  2. 【請求項2】前記応答異常診断手段が、前記所定時間と
    前記所定値との少なくとも一方を、前記目標値のステッ
    プ変化量に応じて変更することを特徴とする請求項1記
    載の内燃機関用可変バルブタイミング機構の自己診断装
    置。
  3. 【請求項3】前記可変バルブタイミング機構が油圧によ
    ってカム軸の回転位相を変化させる構成であって、 前記応答異常診断手段が、前記可変バルブタイミング機
    構の作動油の温度が所定温度以上であるときにのみ、応
    答異常の診断を行うことを特徴とする請求項1又は2に
    記載の内燃機関用可変バルブタイミング機構の自己診断
    装置。
  4. 【請求項4】前記可変バルブタイミング機構が油圧によ
    ってカム軸の回転位相を変化させる構成であって、 前記応答異常診断手段が、前記所定時間と前記所定値と
    の少なくとも一方を、前記可変バルブタイミング機構の
    作動油の温度に応じて変更することを特徴とする請求項
    1又は2に記載の内燃機関用可変バルブタイミング機構
    の自己診断装置。
  5. 【請求項5】前記可変バルブタイミング機構が油圧によ
    ってカム軸の回転位相を変化させる構成であって、油圧
    をリニアソレノイドバルブで制御する構成であり、 前記応答異常診断手段が、前記所定時間と前記所定値と
    の少なくとも一方を、前記リニアソレノイドバルブの電
    源電圧に応じて変更することを特徴とする請求項1〜4
    のいずれか1つに記載の内燃機関用可変バルブタイミン
    グ機構の自己診断装置。
  6. 【請求項6】前記カム軸の回転位相の目標値がステップ
    変化してから前記所定時間が経過した後であって、前記
    回転位相検出手段で検出される回転位相が略一定してい
    るときに、前記回転位相検出手段で検出された回転位相
    とそのときの回転位相の目標値との偏差が所定値以上で
    あるときに、前記可変バルブタイミング機構の定常偏差
    異常を判定する定常偏差異常診断手段を設けたことを特
    徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の内燃機関
    用可変バルブタイミング機構の自己診断装置。
JP15537197A 1997-06-12 1997-06-12 内燃機関用可変バルブタイミング機構の自己診断装置 Expired - Lifetime JP3822950B2 (ja)

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