JPH06317114A - 可変バルブタイミング制御装置の自己診断装置 - Google Patents

可変バルブタイミング制御装置の自己診断装置

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JPH06317114A
JPH06317114A JP10310393A JP10310393A JPH06317114A JP H06317114 A JPH06317114 A JP H06317114A JP 10310393 A JP10310393 A JP 10310393A JP 10310393 A JP10310393 A JP 10310393A JP H06317114 A JPH06317114 A JP H06317114A
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valve timing
air amount
variable valve
intake
engine
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JP10310393A
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Kenichi Machida
憲一 町田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】可変バルブタイミング制御装置において、電気
的な故障の他、機械的な故障も含めて故障診断が行える
ようにする。 【構成】スロットル弁開度TVOと回転速度Neとか
ら、吸入空気量の予測値QHφを演算する(S2)。そ
して、エアフローメータで検出された空気量QA(S
1)と前記予測量QHφとの偏差DLTQを演算する
(S3)。ここで、可変バルブタイミングコントロール
ソレノイドがONされて、吸気バルブの閉時期が早くオ
ーバーラップ量が大きいタイミングに制御されている場
合には(S5)、前記偏差DLTQが所定値A以下であ
るときに(S6)、システム故障を判定する(S8)。
一方、前記ソレノイドのOFF制御状態では、前記偏差
DLTQが所定値B以上であるときに(S7)、システ
ム故障を判定する(S8)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は可変バルブタイミング制
御装置の自己診断装置に関し、詳しくは、制御信号に応
じて内燃機関のバルブタイミングを可変制御する可変バ
ルブタイミング制御装置の故障を診断する技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、機関の吸気バルブの開閉時期
を切り換えるバルブタイミング可変機構を機関運転条件
に応じて動作させる可変バルブタイミング制御装置を設
け、機関の高回転,高負荷時には吸気バルブと排気バル
ブの開状態のオーバーラップ量を大きくして、吸気慣性
力を利用して充填効率を高めることが行われている
(「新型車解説書(FGY32−1)」編集発行:日産
自動車株式会社 発行年月:1991年8月 等参
照)。
【0003】上記のような可変バルブタイミング制御装
置では、例えば回転信号,吸入空気量信号などを入力す
る制御ユニットから出力される制御信号により、可変バ
ルブタイミングコントロールソレノイドをON・OFF
させることで、バルブタイミング可変機構を動作させる
油圧を制御して、吸気バルブの開閉時期を切り換え制御
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な可変バルブタイミング制御装置の故障を診断する方法
としては、前記可変バルブタイミングコントロールソレ
ノイドに対して所期の制御信号が伝わっているか否か
を、可変バルブタイミングコントロールソレノイドの近
傍における信号ラインから制御信号を制御ユニット内に
取り込むことで確認する方法があった。
【0005】しかしながら、かかる方法によると、例え
ばONの制御信号が出力されているにも関わらず、実際
には可変バルブタイミングコントロールソレノイドがO
N制御に見合った動作状態に切り換わらずにOFF状態
のままである場合や、ソレノイドは正常に動作している
が油圧回路やバルブタイミング可変機構に異常があって
所期の切り換え制御が行われないような機械的な故障を
診断することができず、実際にはバルブタイミングが所
期状態に切り換わっていないのに、正常であると誤診断
してしまうことがあった。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、機関の可変バルブタイミング制御装置において、
機械的な故障も含めた診断が行える自己診断装置を提供
し、診断性能を向上させることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、制御ユニット
から出力される制御信号に基づいて内燃機関のバルブタ
イミングを可変制御する可変バルブタイミング制御装置
の自己診断装置であって、図1に示すように構成され
る。図1において、開口面積検出手段は、可変制御され
る機関吸気系の有効開口面積を検出し、機関回転速度検
出手段は機関の回転速度を検出する。
【0008】そして、予測空気量演算手段は、前記各検
出手段で検出される開口面積及び機関回転速度とに基づ
いて所定バルブタイミングにおける吸入空気量の予測値
を演算する。また、吸入空気量検出手段は、機関の吸入
空気量を検出する。ここで、自己診断手段は、吸入空気
量検出手段で検出される吸入空気量と前記予測空気量演
算手段で演算された吸入空気量の予測値との偏差を前記
制御信号に応じて判別することにより前記可変バルブタ
イミング制御装置の故障診断を行う。
【0009】
【作用】かかる構成によると、吸気系の有効開口面積及
び機関回転速度によって所定バルブタイミングにおける
機関の吸入空気量が予測され、かかる予測空気量と、吸
入空気量検出手段で検出される実際の吸入空気量とが比
較される。前記バルブタイミングの切り換えは吸入効率
の変化を来し、例えば吸入効率が比較的低いバルブタイ
ミングに適合させて吸入空気量を予測演算させる場合に
は、バルブタイミングが吸入効率の高い側に切り換えら
れていれば、実際の吸入空気量は前記予測量よりも大き
くなり、また、バルブタイミングが吸入空気量の予測演
算を適合させたタイミングと同じ場合には、予測量と略
同等の空気量が検出されるはずである。
【0010】従って、予測した吸入空気量と実測量との
偏差が、制御信号に応じたバルブタイミングに見合った
値になっているか否かをよって、制御信号に応じたバル
ブタイミングに実際に切り換えられているか否かを判別
できるものである。
【0011】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。図2は本
発明にかかる可変バルブタイミング制御装置の構成例を
示す図であり、かかる可変バルブタイミング制御装置が
適用される内燃機関は、吸気側カムシャフトと排気側カ
ムシャフトとをそれぞれ独立に備えたものである。
【0012】この図2に示す可変バルブタイミング制御
装置は、吸気側カムスプロケット1に付設され、クラン
クシャフト(図示省略)と吸気側カムシャフト2との位
相を可変制御するバルブタイミング可変機構3と、該バ
ルブタイミング可変機構3の動作させるための油圧の供
給を制御する可変バルブタイミングコントロールソレノ
イド4と、該可変バルブタイミングコントロールソレノ
イド4にオン・オフの制御信号を機関の運転条件に応じ
て出力する制御ユニット5とによって構成される。
【0013】前記可変バルブタイミングコントロールソ
レノイド4は、図3及び図4に示すように、基端側(図
3及び図4で上方側)に設けられたソレノイドのオフ
(非通電)状態では前記ロッド11はソレノイド側に退
き、ソレノイドのオン(通電)状態では、前記ロッド11
はソレノイドから離れる方向に伸びる。一方、前記ロッ
ド11を囲むように支持されたハウジング12の先端部に
は、該ハウジング12の内周面に案内されて軸方向に移動
する筒状の弁体13が内設されており、この弁体13は前記
ハウジング12先端部との間に介装されたコイルスプリン
グ14によってロッド11側に付勢されており、該付勢力に
よって弁体13はロッド11先端面に当接するようになって
おり、これにより、弁体13はロッド11の進退に連動して
軸方向に移動するようになっている。
【0014】また、前記ハウジング12の先端側周壁に
は、図示しない油圧源から圧送される作動油をハウジン
グ12内周と弁体13内側とによって囲まれる空間内に導入
するための導入孔15が開口されている。また、弁体13に
は、導入孔15を介して導入した作動油を弁体13外側のハ
ウジング12内周とロッド11外周とによって囲まれる空間
に排出するための連通孔16が開口されている。更に、ハ
ウジング12内周とロッド11外周とによって囲まれる空間
に臨むドレーン孔17がハウジング12の周壁に開口されて
いる。
【0015】ここで、可変バルブタイミングコントロー
ルソレノイド4のオフ(非通電)状態では、ロッド11が
ソレノイド側に退くことによって、弁体13がハウジング
12先端から離れ、この状態では弁体13の周壁と前記導入
孔15とが干渉せず、作動油は前記導入孔15を対してハウ
ジング12内に導入され、ハウジング12内で連通孔16を介
して移動し、ドレーン孔17から排出される。
【0016】一方、可変バルブタイミングコントロール
ソレノイド4のオン(通電)状態では、ロッド11が弁体
13側に伸びることによって、弁体13がハウジング12先端
に向けて下降し、弁体13の周壁が前記導入孔15を内側か
ら閉塞することになるため、作動油はドレーン孔17を介
して排出されない状態となる。前記導入孔15に連通する
作動油通路18は、その上流側でバルブタイミング可変機
構3の作動油通路に連通しており、ソレノイド4のオフ
状態では、作動油が前記ドレーン孔17を介して排出され
ることによって、油圧がバルブタイミング可変機構3に
作用せず、ソレノイド4がオンされてドレーン孔17が閉
じられると、油圧がバルブタイミング可変機構3に作用
する。
【0017】前記作動油通路18は、前記ソレノイド4に
至る前にカムシャフト2に設けられた作動油通路19に連
通しており、ソレノイド4がオン状態でソレノイド4側
から作動油が排出されない状態では、前記作動油通路19
に供給された作動油が、カムスプロケット1に設けられ
た作動油通路20を経由してカムスプロケット1内蔵のプ
ランジャー21の前面に達する。そして、プランジャー21
の前面に達した作動油は、その油圧によってプランジャ
ー21をカムシャフト2側に押し付けるように作用する。
【0018】前記プランジャー21は、ヘリカルギヤ22で
カムスプロケット1及びカムシャフト2と噛み合ってい
るため、前記油圧によって押し付けられると、回転しな
がらストッパ位置まで軸方向に移動し、このときカムス
プロケット1は図示しないタイミングチェーンによって
固定されているから、カムシャフト2側がプランジャー
21と共に回転し、カムスプロケット1とカムシャフト2
との周方向の相対位置が変化する。
【0019】一方、コントロールソレノイド4がオフさ
れると、ソレノイド4のドレーン孔17を介して作動油が
排出されることによって、前記プランジャー21をカムシ
ャフト2側に押し付ける力が無くなり、前記プランジャ
ー21はリターンスプリング23の付勢力よってカムシャフ
ト2側から離れた元の位置に戻ることになる。このよう
にして、本実施例の可変バルブタイミング制御装置で
は、吸気側カムシャフト2のクランクシャフトに対する
位相を変化させることで、作動角一定のまま吸気側カム
の位相を変化させるものであり、本実施例では、図5
(a),(b)に示すように、ソレノイド4のオフ状態
では吸気バルブの開時期が遅れ、逆に、ソレノイド4の
オン状態では吸気バルブの開時期が早まり、排気バルブ
とのオーバーラップ量が増大するようになっている。
【0020】前記ソレノド4のオン・オフは、制御ユニ
ット5からの制御信号によって制御されるようになって
おり、機関運転条件に応じて前記ソレノイド4をオン・
オフさせ、吸気バルブの開閉時期を運転条件に適合して
変化させるために、制御ユニット5には、クランク角セ
ンサ8(機関回転速度検出手段),エアフローメータ9
(吸入空気量検出手段)からの機関回転信号Ne,機関
吸入空気量信号Qが入力されるようになっている。
【0021】そして、マイクロコンピュータを内蔵する
制御ユニット5は、前記吸入空気量信号Qと回転信号N
eとから機関負荷相当値を演算し、予め機関負荷と回転
とをパラメータとして設定されているバルブタイミング
制御マップ(図6参照)を参照して、ソレノイド4のオ
ン・オフを決定し、該決定に応じたオン・オフ制御信号
をソレノイド4に出力する。
【0022】更に、本実施例では、上記構成の可変バル
ブタイミング制御装置の自己診断を行う機能を制御ユニ
ット5に設けてあり、前記自己診断を行うために、制御
ユニット5には、機関のスロットル弁(図示省略)の開
度TVOを検出するスロットルセンサ10からの検出信号
が入力されるようになっている。尚、前記開度TVO
が、本実施例において機関吸気系の有効開口面積を代表
する値であり、前記スロットルセンサ10が開口面積検出
手段に相当する。
【0023】以下に、制御ユニット5における自己診断
の様子を、図7のフローチャートに従って説明する。
尚、本実施例において、予測空気量演算手段,自己診断
手段としての機能は、前記図7のフローチャートに示す
ように制御ユニット5がソフトウェア的に備えている。
【0024】図7のフローチャートにおいて、まず、ス
テップ1(図中ではS1としてある。以下同様)では、
エアフローメータ9で検出された吸入空気量QAを読み
込む。次のステップ2では、制御信号がOFFでバルブ
タイミングとして図5(a)に示すように吸気バルブの
閉時期が遅く、吸気バルブと排気バルブとのオーバーラ
ップ量が小さいバルブタイミングに固定されたときに得
られると予測される空気量QHφを、機関回転速度Ne
とスロットル弁開度TVOとに基づいて演算する。
【0025】次のステップ3では、前記予測空気量QH
φから実際の計測量QAを減算して求められる空気量偏
差をDLTQにセットする。ステップ4では、車両が高
地走行状態であるか否かを、例えば大気圧センサの検出
データ等に基づいて判別する。尚、高地判定の方法は、
前記大気圧センサを用いるものに限定されるものではな
く、種々の公知の方法を用いることができる。
【0026】高地走行状態であるときには、後述する空
気量の判定精度が悪化するので、診断を行うことなく、
そのまま本ルーチンを終了させる。高地走行状態でない
場合には、ステップ5へ進んで、ソレノイド4にON制
御信号が出力される運転条件であるか否かを判別する。
そして、ソレノイド4にON制御信号が出力される条件
のときには、ステップ6へ進み、前記偏差DLTQと所
定値Aとを比較する。
【0027】ここで、前記予測空気量QHφは、ソレノ
イド4がOFFで吸気バルブの閉時期が遅くオーバーラ
ップ量の小さいバルブタイミングに適合されて予測され
たものであるから、実際にソレノイド4のON制御に対
応して、吸気バルブの閉時期が早くオーバーラップ量の
大きなバルブタイミグに切り換えられているときには、
吸入効率の増大によって、前記予測空気量QHφよりも
多い空気量が得られるはずであり、正常動作時には、前
記偏差DLTQは所定値Aよりも大きいと判別される。
【0028】一方、ソレノイド4にON制御信号を出力
しているにも関わらず、実際には、ソレノイド4のOF
F制御状態に対応するバルブタイミングのままになって
いるような故障が生じた場合には、バルブタイミングの
切り換えに応じて吸入効率の向上効果が得られないか
ら、前記偏差DLTQは所定値Aよりも小さくなる。従
って、前記ステップ6で前記偏差DLTQが所定値Aよ
りも小さいと判別された場合には、少なくともバルブタ
イミングがON制御に見合ったタイミングになっていな
いと推定でき、この場合には、ステップ8へ進んで、可
変バルブタイミング制御システムの故障を判定する。
【0029】また、ステップ5でソレノイド4にOFF
制御信号が出力される状態であると判別されたときに
は、ステップ7へ進み、前記偏差DLTQが所定値B
(<所定値A)以上であるか否かを判別する。ソレノイ
ド4にOFF制御信号が出力されている状態は、スロッ
トル弁開度TVOと機関回転速度Neとに基づいて空気
量QHφを予測するときの条件と同じバルブタイミング
になっているはずであるから、正常であれば、予測空気
量QHφと実測量QAとの偏差DLTQは、誤差範囲内
の僅かな量となるはずである。しかしながら、OFF制
御信号に対応してバルブタイミングが切り換わらずに、
ON制御状態に対応するバルブタイミングになっている
場合には、予測量QHφを越える空気量が実測され、前
記偏差DLTQは所定値Bを越える値を示すことにな
る。
【0030】従って、ステップ7では、前記偏差DLT
Qが所定値Bを越える場合には、何らかの故障が発生し
ているものと推定し、ステップ8へ進んで、システム故
障を判定する。このように、本実施例では、可変バルブ
タイミング制御装置の故障を、バルブタイミングの切り
換え状態に見合った空気量が得られているか否かによっ
て診断する構成であるから、制御信号の伝達系の電気的
故障のみならず、可変機構の機械的な故障も診断するこ
とができ、信頼性の高い診断結果を提供できることにな
る。
【0031】尚、上記実施例では、スロットル弁開度T
VOと機関回転速度Neとに基づいて空気量を予測演算
するときに、一定のバルブタイミングを前提とし、予測
空気量と実測量との偏差を判定するに当たってそのとき
の制御信号を考慮するようにしたが、そのときの制御信
号のON・OFFに応じてスロットル弁開度TVOと機
関回転速度Neとから異なる予測空気量QHφを演算さ
せ、かかる予測空気量QHφと実測量QAとの偏差が所
定範囲内であることを正常判定条件としても良い。
【0032】また、上記実施例では、作動角一定のまま
吸気バルブの開閉時期を可変としたが、開閉時期と共に
作動角(リフト量)を変化させる構成の可変バルブタイ
ミング制御装置であっても良く、また、作動角一定のま
まバルブタイミングを変える場合であっても、上記の可
変機構に限定されるものではないことは明らかである。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、制
御ユニットから出力される制御信号に基づいて内燃機関
のバルブタイミングを可変制御する可変バルブタイミン
グ制御装置において、運転条件から予測演算される空気
量と実測量との偏差を、そのときの制御信号に応じて判
別することで、実際にバルブタイミングが制御信号に応
じて切り換えられているか否かを診断するようにしたの
で、制御信号出力系の電気的な故障の他、バルブタイミ
ング制御機構の機械的な故障についても診断することが
でき、信頼性の高い診断結果を提供できるようになると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示すブロック図。
【図2】本発明の一実施例を示すシステム概略図。
【図3】制御信号のオン状態における油圧制御の状態を
示す図。
【図4】制御信号のオフ状態における油圧制御の状態を
示す図。
【図5】制御信号による吸気バルブの開閉時期の変化を
示す図。
【図6】制御信号のオン・オフ制御領域を示す線図。
【図7】実施例の自己診断制御を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 カムスプロケット 2 カムシャフト 3 バルブタイミング可変機構 4 可変バルブタイミングコントロールソレノイド 5 制御ユニット 8 クランク角センサ 9 エアフローメータ 10 スロットルセンサ 18〜20 作動油通路 21 プランジャー 22 ヘリカルギヤ 23 リターンスプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01M 15/00 Z 7324−2G

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御ユニットから出力される制御信号に基
    づいて内燃機関のバルブタイミングを可変制御する可変
    バルブタイミング制御装置の自己診断装置であって、 可変制御される機関吸気系の有効開口面積を検出する開
    口面積検出手段と、 機関の回転速度を検出する機関回転速度検出手段と、 前記各検出手段で検出される開口面積及び機関回転速度
    とに基づいて所定バルブタイミングにおける吸入空気量
    の予測値を演算する予測空気量演算手段と、 機関の吸入空気量を検出する吸入空気量検出手段と、 該吸入空気量検出手段で検出される吸入空気量と前記予
    測空気量演算手段で演算された吸入空気量の予測値との
    偏差を前記制御信号に応じて判別することにより前記可
    変バルブタイミング制御装置の故障診断を行う自己診断
    手段と、 を含んで構成されたことを特徴とする可変バルブタイミ
    ング制御装置の自己診断装置。
JP10310393A 1993-04-28 1993-04-28 可変バルブタイミング制御装置の自己診断装置 Pending JPH06317114A (ja)

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