JPH11213818A - ポインティングスイッチ - Google Patents

ポインティングスイッチ

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Publication number
JPH11213818A
JPH11213818A JP10010733A JP1073398A JPH11213818A JP H11213818 A JPH11213818 A JP H11213818A JP 10010733 A JP10010733 A JP 10010733A JP 1073398 A JP1073398 A JP 1073398A JP H11213818 A JPH11213818 A JP H11213818A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
actuator
dial
pointing switch
pointing
center
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10010733A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumitsu Ishii
和満 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
Priority to JP10010733A priority Critical patent/JPH11213818A/ja
Publication of JPH11213818A publication Critical patent/JPH11213818A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポインティングスイッチのダイヤルの傾斜角
度を確実に検知して、コンピュータやゲーム機のポイン
ター制御を安定させると共にポインティングスイッチの
品質を向上させる。 【解決手段】 ポインティングスイッチ20,20a,
20bのダイヤル21の傾斜に連動するアクチュエータ
23の下方の所々にスライダー33,33…を配設し、
該アクチュエータ23の傾斜により下降したアクチュエ
ータ23縁部のスライダー33,33…が連動して下降
するように構成し、該スライダー33,33…の上下動
をセンサ46,46…、47,47…、49,49…が
検知するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はポインティングス
イッチに関するものであり、特に、確実にポインターの
制御を実行できるようにしたポインティングスイッチに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種ポインティングスイッチを
図7及び図8に従って説明する。図において、1はポイ
ンティングスイッチであり、該ポインティングスイッチ
1は上方に円板状のダイヤル2が配設されており、該ダ
イヤル2はその中央下面よりシャフト3が垂設され、そ
して、該シャフト3の下端部が円板状のアクチュエータ
4の中央部に固設されている。而して、該アクチュエー
タ4はその上面中央部位が半円球状に突設されており、
該突設部5に前記シャフト3の下端部を固設されてい
る。更に、該アクチュエータの下面中央部には係止部6
が突設され、且つ、該係止部6の下面にセンターボス7
を凹設している。
【0003】一方、箱型のフレーム8のベース板8aの
中央にはセンター支柱9が突設され、該センター支柱9
にて前記アクチュエータ4の係止部6に形成したセンタ
ーボス7を支承している。更に、該フレーム8の上面に
はガイド孔10が垂設され、該ガイド孔10の下端部が
前記アクチュエータ5の突設部5の外周面に対峙させて
いる。従って、該アクチュエータ4は前記センター支柱
9及び該ガイド孔10にて任意方向へ回動自在に形成さ
れている。
【0004】更に、該アクチュエータ4の上面側部の所
々にコイルスプリング11,11…の下端部を止着し、
該コイルスプリング11,11…の上端部をフレーム8
の上部に止着している。従って、該アクチュエータ4及
びダイヤル2は外部からの作用がないときには平衡に維
持されている。
【0005】一方、該アクチュエータ4の下面にはマグ
ネット12が固設されている。更に、前記フレーム8の
ベース板8a上にあるPC板Pにはホール素子にて形成
されたセンサ13,13…が同一円周上に装着されてい
る。
【0006】而して、前記ポインティングスイッチ1に
てポインターを移動する際には、移動したい方向へ該ポ
インティングスイッチ1のダイヤル2を傾斜させる。こ
のときは、図8に示すように、前記アクチュエータ4は
該ダイヤル2に連動して傾斜する。
【0007】そして、前記センサ13,13…が前記マ
グネット12の磁束密度を検知してダイヤル2の傾斜方
向及び角度等を認識し、ポインタの移動方向及び速度を
制御する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のポイン
ティングスイッチはダイヤルとアクチュエータとを連動
させ、該ダイヤルとアクチュエータとの傾斜によって該
アクチュエータの下面に装着したマグネットの磁束密度
をフレームのベース板の上面に配設したセンサにて検知
して、該ダイヤルの傾斜方向や角度を検知している。
【0009】しかし、アクチュエータの下面に配設した
マグネットはダイヤルの傾斜に連動して傾斜するので、
磁束は傾斜して検知される。従って、ダイヤルの傾斜角
度を大とするとポインターの移動が不意に急速になる
等、該磁束密度の検知が不安定で該ポインターの制御に
支障を来している。
【0010】そこで、ダイヤルの傾斜角度を確実に検知
してポインターの制御を安定し、品質の向上を図るため
に解決せられるべき技術的課題が生じてくるのであり、
本発明は該課題を解決することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、コンピュー
タやゲーム機等のポインターを任意の方向へ移動制御す
るポインティングスイッチであって、該ポインティング
スイッチのダイヤルを360度任意の方向へ回動傾斜で
きるように形成し、更に、該ダイヤルの傾斜と該ダイヤ
ルの下方に配設したアクチュエータとを連動するように
構成し、且つ、該アクチュエータの下方に設けたセンサ
ーにて該アクチュエータの傾斜を検知してポインターを
制御するように構成したポインティングスイッチにおい
て、該アクチュエータの下方であって、且つ、周縁部の
適宜位置の所々に該アクチュエータの傾斜に連動して上
下摺動するスライダーを配設し、該スライダーの上下動
を前記センサーが検知して前記ポインターの移動制御が
実行できるようにしたポインティングスイッチを提供せ
んとするものである。
【0012】
【発明実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図1
乃至図6に従って説明する。図において、20はポイン
ティングスイッチであり、図1に示すように、該ポイン
ティングスイッチ20は上方に円板状のダイヤル21が
配設されており、該ダイヤル21にはその中央下面にシ
ャフト22が垂設され、そして、該シャフト22の下端
部を円板状のアクチュエータ23の上面中央部に穿設し
た嵌入孔24に嵌着して固定している。
【0013】また、該アクチュエータ23の中央部位に
は半球状の突設部25が形成され、該突設部25に前記
嵌入孔24を形成すると共に、該アクチュエータ23の
中央部下面には円柱状の支承部26が形成され、該支承
部26の下面にセンターボス27が凹設されている。
【0014】一方、前記ポインティングスイッチ20の
底面にはPC基板28を配設し、該PC基板上面に中間
フレーム29を配設され、該中間フレーム29の上面部
31は該中間フレーム29の側縁部に垂設され脚部3
0,30にて支持されている。又、該中間フレーム29
の上面部31側部には同一円周上、好ましくは4個所に
円筒状のスライドガイド32,32…が形成されてい
る。
【0015】該スライドガイド32,32…にはスライ
ダー33,33…が上下摺動自在に挿入され、該スライ
ダー33,33…の上端部に鍔部34,34…を設けて
いる。更に、該鍔部34,34…の上面には半円球状の
突部35,35…が形成され、該突部35,35…は前
記アクチュエータ23の周縁部下面に当接できるように
構成さると共に、該スライダー33,33…の下端部に
マグネット36,36…が止着されている。
【0016】また、前記中間フレーム29の上面中央に
スライド孔37が設けられており、該スライド孔37の
底面中央部に空気抜き孔38を開穿している。そして、
該スライド孔37にセンタースライダー39を上下摺動
自在に挿入している。
【0017】更に、該センタースライダー39の上部に
は鍔部40が設けられ、該鍔部40の上面に円錐状のセ
ンター支柱41を突設している。一方、前記PC基板2
8の上面には中間フレーム29及び該中間フレーム29
の上方を被蔽するカバー42が装着されている。該カバ
ー42の上面中央部にガイド孔43が設けられ、該ガイ
ド孔43の下端部に前記アクチュエータ23の半円球状
の突設部25の上面が当接して摺動できるように形成さ
れている。
【0018】更に、前記センタースライダー39の鍔部
40の側縁部下面と前記中間フレーム29の表面との間
にコイルスプリング44を装着し、該センタースライダ
ー39及びセンター支柱41を上方に付勢して該センタ
ー支柱41が前記アクチュエータ23のセンターボス2
7に当接できるように形成している。
【0019】従って、該センター支柱41とカバー42
のガイド孔43との間に配設されたアクチュエータ23
は上面をガイド孔43に当接されてセンター支柱41に
て回動傾斜自在に支承される。
【0020】一方、前記スライダー33,33…の鍔部
34,34…と前記中間フレーム29の表面との間にコ
イルスプリング45,45…を配設し、該スライダー3
3,33…及び鍔部34,34…を上方へ付勢してい
る。
【0021】従って、該鍔部34,34…の突部35,
35…が該アクチュエータ23の周縁部下面に当接して
該アクチュエータ23の周側部を上方へ均等に付勢する
ので、該アクチュエータ23は外部からの作用がないと
きには平衡に維持されるように形成されている。
【0022】また、前記PC基板28の上面には前記ス
ライダー33,33…の下端部に装着したマグネット3
6,36…に対向する位置にホール素子にて形成したセ
ンサ46,46…を配設している。そして、前記スライ
ダー33,33…が上方へ付勢されている際には、該マ
グネット36,36…とセンサ46,46…とに一定の
間隙を有するように形成されている。
【0023】斯くしてゲーム機やコンピュータ等のポイ
ンターを移動制御する際には、前記ダイヤル21を任意
の方向に傾斜させる。このときは、図2に示すように、
該ダイヤル21とアクチュエータ23とがシャフト22
を介して傾斜し、下降した該アクチュエータ23の縁部
がスライダー33を押圧する。
【0024】従って、押圧されたスライダー33のマグ
ネット36とセンサ46との距離が小となり、該センサ
46が高密度な磁束を検知してダイヤル21に傾斜角度
と方向を検知する。このときは、マグネット36が傾斜
することがないので、確実に該マグネット36の磁束密
度を検知して確実にポインターの移動制御をすることが
できる。
【0025】また、該傾斜を解除すれば前記コイルスプ
リング44及び他のコイルスプリング45,45…の付
勢によりアクチュエータ23及びダイヤル21が元の平
衡な位置に復帰する。一方、ダイヤル21を平衡に下降
させることにより、センサ46,46…の出力を検出し
てスイッチ機能を付加することができる。
【0026】このポインティングスイッチ20のコイル
スプリング44及び他のコイルスプリング45,45…
は従来型のように伸長されることはなく圧縮されるのみ
であるから、該コイルスプリング44及び他のコイルス
プリング45,45…の寿命を延長することができると
共に、ダイヤル21を確実にセンターの位置に復帰させ
ることができる。
【0027】図3及び図4は、圧力センサ47,47…
を使用したポインティングスイッチ20aを示し、該ポ
インティングスイッチ20aはスライダー33,33…
の下端部と該センサ47,47との間にコイルスプリン
グ48,48…を装着している。
【0028】そして、該コイルスプリング48,48…
の付勢により、センサ47,47…が該押圧により圧力
を検知してダイヤル21の傾斜を認識するように構成し
ている。図5及び図6は、容量検出式のセンサ49,4
9…を用いたポインティングスイッチ20bを示す。上
述した圧力センサ47,47…及び容量検出式センサ4
9,49…のポインティングスイッチ20a及び20b
は、ホール素子を用いたポインティングスイッチ20と
同様の作用をなす。
【0029】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変をなすことができ、そして、本発明が該
改変せられたものに及ぶことは当然である。
【0030】
【発明の効果】この発明は上記一実施の形態に詳述した
ように、ダイヤルを傾斜回動することによりアクチュエ
ータの下方に設けたスライダーを摺動させ、該スライダ
ーの上下動をセンサーにて検知して該ダイヤルの傾斜を
認識するように構成しているので、従来のようなセンサ
ーの磁束密度検知の誤認を防止する。
【0031】従って、ポインティングスイッチによるポ
インターの移動制御を確実かつ容易にして品質の向上に
寄与できる等、正に著しい効果のある発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】ポインティングスイッチを示す一部切欠縦断面
図。
【図2】ダイヤル傾斜した状態を示すポインティングス
イッチを示す一部切欠縦断面図。
【図3】圧力センサーを使用したポインティングスイッ
チの一部切欠縦断面図。
【図4】圧力センサーを使用したポインティングスイッ
チのダイヤルを傾斜した状態を示す一部切欠縦断面図。
【図5】容量検出式のセンサーを使用したポインティン
グスイッチの一部切欠縦断面図。
【図6】容量検出式のセンサーを使用したポインティン
グスイッチのダイヤルを傾斜した状態を示す一部切欠縦
断面図。
【図7】従来のポインティングスイッチの一部切欠縦断
面図。
【図8】ダイヤルを傾斜した状態を示す従来のポインテ
ィングスイッチの一部切欠縦断面図。
【符号の説明】
20,20a,20b ポインティングスイッチ 21 ダイヤル 23 アクチュエータ 33 スライダー 46,47,49 センサー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータやゲーム機等のポインタ
    ーを任意の方向へ移動制御するポインティングスイッチ
    であって、該ポインティングスイッチのダイヤルを36
    0度任意の方向へ回動傾斜できるように形成し、更に、
    該ダイヤルの傾斜と該ダイヤルの下方に配設したアクチ
    ュエータとを連動するように構成し、且つ、該アクチュ
    エータの下方に設けたセンサーにて該アクチュエータの
    傾斜を検知してポインターを制御するように構成したポ
    インティングスイッチにおいて、該アクチュエータの下
    方であって、且つ、周縁部の適宜位置の所々に該アクチ
    ュエータの傾斜に連動して上下摺動するスライダーを配
    設し、該スライダーの上下動を前記センサーが検知して
    前記ポインターの移動制御を実行できるようにしたこと
    を特徴とするポインティングスイッチ。
JP10010733A 1998-01-22 1998-01-22 ポインティングスイッチ Pending JPH11213818A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10010733A JPH11213818A (ja) 1998-01-22 1998-01-22 ポインティングスイッチ

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JP10010733A JPH11213818A (ja) 1998-01-22 1998-01-22 ポインティングスイッチ

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Publication Number Publication Date
JPH11213818A true JPH11213818A (ja) 1999-08-06

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ID=11758507

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JP10010733A Pending JPH11213818A (ja) 1998-01-22 1998-01-22 ポインティングスイッチ

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JP (1) JPH11213818A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009122622A1 (ja) * 2008-03-31 2009-10-08 オムロン株式会社 入力装置及び該入力装置を備えた電子機器
JP2013048035A (ja) * 2011-08-29 2013-03-07 Mitsumi Electric Co Ltd 操作入力装置
WO2014024394A1 (ja) * 2012-08-08 2014-02-13 パナソニック株式会社 操作スイッチ

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