JPH11213572A - 再生クロック生成回路と光ディスク装置 - Google Patents
再生クロック生成回路と光ディスク装置Info
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- JPH11213572A JPH11213572A JP1966198A JP1966198A JPH11213572A JP H11213572 A JPH11213572 A JP H11213572A JP 1966198 A JP1966198 A JP 1966198A JP 1966198 A JP1966198 A JP 1966198A JP H11213572 A JPH11213572 A JP H11213572A
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Abstract
再生クロックを生成することができる。 【解決手段】 この発明は、定常位相偏差の補正値をあ
らかじめ生成し、この定常位相偏差の補正値を位相同期
ループ内に加えるようにしたものである。
Description
してデータを記録したり、上記光ディスクに記録されて
いるデータを再生する光ディスク装置と、上記光ディス
クからデータを再生する際に用いる再生クロックを生成
する再生クロック生成回路に関する。
て、ディジタル・ビデオ・ディスク(DVD)が開発さ
れ、この光ディスクにデータを記録したり、この光ディ
スクに記録されているデータを再生する記録再生を行う
光ディスク装置や光ディスクに記録されているデータを
再生する再生専用の光ディスク装置が開発されている。
記録(マークエッジ記録)方式によるピットが形成され
て、チャネルデータの記録が行われるようになってい
る。上記した光ディスク装置内の再生回路においては、
光学ヘッドの検出器からの再生信号(増幅後)をコンパ
レータで2値化し、この2値化信号により再生クロック
つまりチャネルクロックを生成するPLL回路(再生ク
ロック生成回路、位相同期回路)が用いられ、このPL
L回路で生成されたチャネルクロックに基づいてチャネ
ルデータつまり再生データが復調されるようになってい
る。
号とVCOにより生成されるチャネルクロックとの位相
を比較しこの比較した位相差に比例したパルス幅を持つ
信号とチャネルデータを出力する位相比較器と、この位
相比較器からのオフセット付き位相誤差検出パルスによ
りオン、オフする第1のスイッチと、位相比較器からの
オフセット除去パルスによりオン、オフする第2のスイ
ッチと、第1のスイッチのオンにより加算抵抗R1の逆
数に比例した量の正極性の電流が流れ、第2のスイッチ
のオンにより加算抵抗R2の逆数に比例した量の負極性
の電流が流れ、位相比較器の出力を平滑化するループフ
ィルタと、ループフィルタからの出力によりの電圧値
(アナログ値)に比例した周波数の2値のクロック信号
(チャネルクロック)を出力する電圧制御発振器(VC
O;voltage control oscilla
tor)により構成されている。
を製作する場合、2つの加算抵抗R1、R2の抵抗値比
を誤差なく所定値にすることは、非常に困難である。抵
抗値比の誤差は、定常位相偏差の原因となる。
に対して、チャネルクロック1周期分の10%だけ位相
が進んでいるとする。オフセット付き位相誤差検出パル
スとオフセット除去パルスのパルス幅比は1.2:2で
ある。加算抵抗R1とR2の抵抗値の比を1:2とする
と、正極性の総電流値と負極性の総電流値との比は1.
2:1となり、その結果、ループフィルタの出力電圧が
低下し、2値化信号とチャネルクロックの位相差が除去
される。加算抵抗R1とR2の抵抗値の比が1.2:2
ならば、正極性の総電流値と負極性の総電流値との比は
1:1となり、結果としてループフィルタの出力電圧は
変化しない。チャネルクロックの周波数が変化しないた
め、2値化信号の位相がチャネルクロックの位相に対し
て進んでいる状態が保持される。
場合、定常状態において2値化信号とチャネルクロック
の間に位相偏差が存在する。2値化信号とチャネルクロ
ックの間に定常位相偏差が存在すると、データの打ちぬ
き位相が位相最良点でないため、2値化信号にジッタが
含まれている場合にジッタによるエラーが増大する。
2つのスイッチの内部抵抗が原因で加算抵抗に流れる電
流値が変わった場合や、ループフィルタ内のコンパレー
タに供給される比較電圧値が加算抵抗R1に印加される
電圧から加算抵抗R2に印加される電圧値との差の1/
2を満たさない場合に定常位相偏差が発生する。
は、定常位相偏差により正確なチャネルクロックの生成
ができないという欠点がある。これにより、そのチャネ
ルクロックに基づくチャネルデータも正確なものではな
いという欠点がある。このため、このようなPLL回路
を用いてデータの再生を行う光ディスク装置では、正確
な再生を行うことができないという欠点がある。
偏差により正確な再生クロックを生成できないという欠
点を除去するもので、定常位相偏差を除去した正確な再
生クロックを生成することができる再生クロック生成回
路を提供することを目的としている。
正確な再生を行うことができないという欠点を除去する
もので、正確な再生クロックに基づく正確な再生を行う
ことができる光ディスク装置を提供することを目的とし
ている。
生成回路は、受信信号に同期した再生クロックを生成す
るものにおいて、上記受信信号と生成した再生クロック
との位相を比較し、この比較結果に基づいて位相誤差信
号を生成する第1の生成手段と、この第1の生成手段に
より生成される位相誤差信号を平滑化する第1の平滑化
回路と、この第1の平滑化回路の出力に応じた周波数を
もつ再生クロックを生成するクロック生成手段と、上記
受信信号と上記クロック生成手段により生成された再生
クロックとにより定常位相偏差に対する補正信号を生成
する第2の生成手段と、この第2の生成手段による補正
信号を平滑化する第2の平滑化回路と、この第2の平滑
化回路の出力を上記第1の平滑化回路の出力に加算する
加算手段から構成されている。
信号に同期した再生クロックを生成するものにおいて、
上記受信信号と生成した再生クロックとの位相を比較
し、この比較結果に基づいて位相誤差信号を生成する第
1の生成手段と、この第1の生成手段により生成される
位相誤差信号を平滑化する第1の平滑化回路と、この第
1の平滑化回路の出力に応じた周波数をもつ再生クロッ
クを生成するクロック生成手段と、所定の基準パターン
に対応する基準信号を発生する発生手段と、この発生手
段により発生される基準信号と上記クロック生成手段に
より生成された再生クロックとにより定常位相偏差に対
する補正信号を生成する第2の生成手段と、この第2の
生成手段による補正信号を平滑化する第2の平滑化回路
と、この第2の平滑化回路の出力を上記第1の平滑化回
路の出力に加算する加算手段から構成されている。
信号に同期した種々の周波数の再生クロックを生成する
ものにおいて、上記受信信号と生成した再生クロックと
の位相を比較し、この比較結果に基づいて位相誤差信号
を生成する第1の生成手段と、この第1の生成手段によ
り生成される位相誤差信号を平滑化する第1の平滑化回
路と、この第1の平滑化回路の出力に応じた周波数をも
つ再生クロックを生成するクロック生成手段と、所定の
基準パターンに対応する基準信号を発生する発生手段
と、この発生手段による基準信号のチャネルレートを検
出する第1の検出手段と、上記クロック生成手段により
生成された再生クロックの周波数を検出する第2の検出
手段と、上記第1の検出手段により検出した基準信号の
チャネルレートと上記第2の検出手段により検出した再
生クロックの周波数とを比較し、基準信号のチャネルレ
ートと再生クロックの周波数とが一致するように周波数
制御信号を上記第1の平滑化回路の出力に加算する第1
の加算手段と、上記発生手段により発生される基準信号
と上記クロック生成手段により生成される再生クロック
とにより定常位相偏差に対する補正信号を生成する第2
の生成手段と、この第2の生成手段による補正信号を平
滑化する第2の平滑化回路と、この第2の平滑化回路の
出力を上記第1の平滑化回路の出力に加算する第2の加
算手段から構成されている。
に記録されているデータを再生するものにおいて、上記
光ディスクに対してデータの再生を行う光学ヘッドと、
この光学ヘッドにより再生される再生信号に基づいて再
生クロックを生成する生成手段と、この生成手段により
生成される再生クロックに基づいて、上記光学ヘッドに
より再生される再生信号を再生データに復調する復調手
段とを具備し、上記生成手段が、上記再生信号と生成し
た再生クロックとの位相を比較し、この比較結果に基づ
いて位相誤差信号を生成する第1の生成手段と、この第
1の生成手段により生成される位相誤差信号を平滑化す
る第1の平滑化回路と、この第1の平滑化回路の出力に
応じた周波数をもつ再生クロックを生成するクロック生
成手段と、上記受信信号と上記クロック生成手段により
生成された再生クロックとにより定常位相偏差に対する
補正信号を生成する第2の生成手段と、この第2の生成
手段による補正信号を平滑化する第2の平滑化回路と、
この第2の平滑化回路の出力を上記第1の平滑化回路の
出力に加算する加算手段とからなる。
に記録されているデータを再生するものにおいて、上記
光ディスクに対してデータの再生を行う光学ヘッドと、
この光学ヘッドにより再生される再生信号に基づいて再
生クロックを生成する生成手段と、この生成手段により
生成される再生クロックに基づいて、上記光学ヘッドに
より再生される再生信号を再生データに復調する復調手
段とを具備し、上記生成手段が、上記光学ヘッドにより
再生される再生信号と生成した再生クロックとの位相を
比較し、この比較結果に基づいて位相誤差信号を生成す
る第1の生成手段と、この第1の生成手段により生成さ
れる位相誤差信号を平滑化する第1の平滑化回路と、こ
の第1の平滑化回路の出力に応じた周波数をもつ再生ク
ロックを生成するクロック生成手段と、所定の基準パタ
ーンに対応する基準信号を発生する発生手段と、この発
生手段により発生される基準信号と上記クロック生成手
段により生成された再生クロックとにより定常位相偏差
に対する補正信号を生成する第2の生成手段と、この第
2の生成手段による補正信号を平滑化する第2の平滑化
回路と、この第2の平滑化回路の出力を上記第1の平滑
化回路の出力に加算する加算手段とからなる。
に記録されているデータを再生するものにおいて、上記
光ディスクに対してデータの再生を行う光学ヘッドと、
この光学ヘッドにより再生される再生信号に基づいて再
生クロックを生成する生成手段と、この生成手段により
生成される再生クロックに基づいて、上記光学ヘッドに
より再生される再生信号を再生データに復調する復調手
段とを具備し、上記生成手段が、上記光学ヘッドにより
再生される再生信号と生成した再生クロックとの位相を
比較し、この比較結果に基づいて位相誤差信号を生成す
る第1の生成手段と、この第1の生成手段により生成さ
れる位相誤差信号を平滑化する第1の平滑化回路と、こ
の第1の平滑化回路の出力に応じた周波数をもつ再生ク
ロックを生成するクロック生成手段と、所定の基準パタ
ーンに対応する基準信号を発生する発生手段と、この発
生手段による基準信号のチャネルレートを検出する第1
の検出手段と、上記クロック生成手段により生成された
再生クロックの周波数を検出する第2の検出手段と、上
記第1の検出手段により検出した基準信号のチャネルレ
ートと上記第2の検出手段により検出した再生クロック
の周波数とを比較し、基準信号のチャネルレートと再生
クロックの周波数とが一致するように周波数制御信号を
上記第1の平滑化回路の出力に加算する第1の加算手段
と、上記発生手段により発生される基準信号と上記クロ
ック生成手段により生成される再生クロックとにより定
常位相偏差に対する補正信号を生成する第2の生成手段
と、この第2の生成手段による補正信号を平滑化する第
2の平滑化回路と、この第2の平滑化回路の出力を上記
第1の平滑化回路の出力に加算する第2の加算手段とか
らなる。
第1の実施形態を示す光ディスクシステムを説明する。
図1に示す光ディスクシステム60は、記録媒体として
の光ディスク(DVD−RAM)1に対して集束光を用
いてデータ(情報)を記録したり、上記光ディスク1に
記録されているデータを再生する光ディスク装置61
と、上記光ディスク装置61に対する記録や再生の指示
を行う外部装置としての光ディスク制御装置62とから
なる。
金属被膜層がドーナツ型にコーティングされて構成さ
れ、同心円状あるいはスパイラル状のグルーブおよびラ
ンドの両方を用いてデータの記録あるいは記録されてい
るデータの再生が行われ、マスタリング工程で記録マー
クにより所定間隔ごとにアドレスデータが記録されてい
る相変化形で書換え形の光ディスクである。
うに、リードインエリア2、データテスト用のゾーン、
ドライブテスト用のゾーン、ディスク識別データ用のゾ
ーン、および交替管理エリアとしての交替管理ゾーンに
より構成されている。
ックからなる複数たとえば24のゾーン3a、…3xに
より構成されている。リードアウトエリア4は、複数の
トラックからなり、上記書換え可能なデータゾーン6と
同様に、書換え可能なデータゾーンであり、データゾー
ン6の記録内容と同じものが記録できるようになってい
る。
内側から順に、リードインエリア2のエンボスデータゾ
ーン5と書換え可能なデータゾーン6、データエリア3
のゾーン3a、…3x、およびリードアウトエリア4の
データゾーンからなり、それぞれのゾーンに対するクロ
ック信号は同一であり、各ゾーンに対する光ディスク1
の回転数(速度)と1トラックずつのセクタ数とがそれ
ぞれ異なったものとなっている。
は、光ディスク1の内周側から外周側に向かうのにした
がって、回転数(速度)遅くなり、1トラックずつのセ
クタ数が増加するようになっている。
対する、回転数としての速度データと1トラックずつの
セクタ数との関係は、メモリ10のテーブル10aに記
録されている。
のトラックには、図2、図3に示すように、データの記
録の単位としてのECC(error correction code )ブ
ロックデータ単位(たとえば38688バイト)ごと
に、データが記録されるようになっている。
記録される16個のセクタからなり、各セクタごとにア
ドレスデータとしての4バイト(32ビット)構成のセ
クタID(識別データ)1〜ID16が2バイト構成の
エラー検知コード(IED:IDエラーディテクション
コード)とともにメインデータ(セクタデータ)に付与
され、ECCブロックに記録されるデータを再生するた
めのエラー訂正コードとしての横方向のECC(error
correction code )1と縦方向のECC2が記録される
ようになっている。このECC1、2は、光ディスク1
の欠陥によりデータが再生できなくなることを防止する
ために冗長語としてデータに付与されるエラー訂正コー
ドである。
タにより構成され、各行(ライン)ごとに10バイト構
成の横方向のECC1が付与されているとともに、18
2バイト構成の1行分の縦方向のECC2が付与されて
いる。これにより、後述するエラー訂正回路52は、横
方向のECC1を用いて各ラインごとのエラー訂正処理
を行うとともに、縦方向のECC2を用いて各列ごとの
エラー訂正処理を行うようになっている。
される際には、各セクタの所定のデータ量ごと(所定デ
ータ長さ間隔ごとたとえば91バイト:1456チャネ
ルビットごと)にデータを再生する際にバイト同期を取
るための同期コード(2バイト:32チャネルビット)
が付与されている。
のトラックには、図2に示すように、各セクタごとに、
それぞれアドレス等が記録されているヘッダ部11、…
があらかじめプリフォーマッティングされている。
行うための領域として同期コード部VFOが設けられ、
同期コード部VFOはチャネルビットで“010…”の
連続を所定バイト分記録(一定間隔のパターンを記録)
されている。
は、モータ23によって例えば、ゾーンごとに異なった
回転数で回転される。このモータ23は、モータ制御回
路24によって制御されている。
あるいは光ディスク1に記録されているデータの再生
は、光学ヘッド25によって行われるようになってい
る。この光学ヘッド25は、リニアモータ26の可動部
を構成する駆動コイル27に固定されており、この駆動
コイル27はリニアモータ制御回路28に接続されてい
る。
検知器29が接続されており、光学ヘッド25の速度信
号をリニアモータ制御回路28に送るようになってい
る。また、リニアモータ26の固定部には、図示しない
永久磁石が設けられており、上記駆動コイル27がリニ
アモータ制御回路28によって励磁されることにより、
光学ヘッド25は、光ディスク1の半径方向に移動され
るようになっている。
が図示しない支持部材によって支持されており、この対
物レンズ30は、駆動コイル31によってフォーカシン
グ方向(レンズの光軸方向)に移動され、駆動コイル3
2によってトラッキング方向(レンズの光軸と直交する
方向)に移動可能とされている。
レーザ発振器39が駆動されて、レーザ光を発生するよ
うになっている。レーザ制御回路33は、半導体レーザ
発振器39のモニタ用のフォトダイオードPDからのモ
ニタ電流に応じて半導体レーザ発振器39によるレーザ
光の光量を補正するようになっている。
回路からの記録用のクロック信号に同期して動作するよ
うになっている。このPLL回路は、発振器(図示しな
い)からの基本クロック信号を分周して、記録用のクロ
ック信号を発生するものである。
される半導体レーザ発振器39より発生されたレーザ光
は、コリメータレンズ40、ハーフプリズム41、対物
レンズ30を介して光ディスク1上に照射され、この光
ディスク1からの反射光は、対物レンズ30、ハーフプ
リズム41、集光レンズ42、およびシリンドリカルレ
ンズ43を介して光検知器44に導かれる。
44a、44b、44c、44dによって構成されてい
る。上記光検知器44の光検知セル44aの出力信号
は、増幅器45aを介して加算器46aの一端に供給さ
れ、光検知セル44bの出力信号は、増幅器45bを介
して加算器46bの一端に供給され、光検知セル44c
の出力信号は、増幅器45cを介して加算器46aの他
端に供給され、光検知セル44dの出力信号は、増幅器
45dを介して加算器46bの他端に供給されるように
なっている。
力信号は、増幅器45aを介して加算器46cの一端に
供給され、光検知セル44bの出力信号は、増幅器45
bを介して加算器46dの一端に供給され、光検知セル
44cの出力信号は、増幅器45cを介して加算器46
dの他端に供給され、光検知セル44dの出力信号は、
増幅器45dを介して加算器46cの他端に供給される
ようになっている。
OP2の反転入力端に供給され、この差動増幅器OP2
の非反転入力端には上記加算器46bの出力信号が供給
される。これにより、差動増幅器OP2は、上記加算器
46a、46bの差に応じてフォーカス点に関する信号
(フォーカス誤差信号)をフォーカシング制御回路47
に供給するようになっている。このフォーカシング制御
回路47の出力信号は、フォーカシング駆動コイル31
に供給され、レーザ光が光ディスク1上で常時ジャスト
フォーカスとなるように制御される。
OP1の反転入力端に供給され、この差動増幅器OP1
の非反転入力端には上記加算器46dの出力信号が供給
される。これにより、差動増幅器OP1は、上記加算器
46c、46dの差に応じてトラッキング誤差信号をト
ラッキング制御回路48に供給するようになっている。
このトラッキング制御回路48は、差動増幅器OP1か
ら供給されるトラッキング誤差信号に応じてトラック駆
動信号を作成するものである。
れるトラック駆動信号は、前記トラッキング方向の駆動
コイル32に供給される。また、上記トラッキング制御
回路48で用いられたトラッキング誤差信号は、リニア
モータ制御回路28に供給されるようになっている。
グを行った状態での光検知器44の各光検知セル44
a、〜44dの出力の和信号、つまり加算器46c、4
6dからの出力信号を加算器46eで加算した信号は、
トラック上に形成されたピット(記録データ)からの反
射率の変化が反映されている。この信号は、データ再生
回路38に供給され、このデータ再生回路38におい
て、記録されているデータが再生される。
データは、付与されているエラー訂正コードECCを用
いてエラー訂正回路52でエラー訂正を行った後、イン
ターフェース回路55を介して外部装置としての光ディ
スク制御装置62に出力される。
物レンズ30が移動されている際、リニアモータ制御回
路28は、対物レンズ30が光学ヘッド25内の中心位
置近傍に位置するようにリニアモータ26つまり光学ヘ
ッド25を移動するようになっている。
ータ生成回路34が設けられている。このデータ生成回
路34には、エラー訂正回路52から供給される、記録
データとしてのECCブロックのフォーマットデータ
を、ECCブロック用の同期コードを付与した記録用の
ECCブロックのフォーマットデータに変換するECC
ブロックデータ生成回路34aと、このECCブロック
データ生成回路34aからの記録データを8−16コー
ド変換方式で変調する変調回路34bとを有している。
52によりエラー訂正符号が付与された記録データやメ
モリ10から読出されたエラーチェック用のダミーデー
タが供給されるようになっている。エラー訂正回路52
には外部装置としての光ディスク制御装置56からの記
録データがインターフェース回路55およびバス49を
介して供給されるようになっている。
置62から供給される32Kバイトの記録データを2K
バイトごとのセクタ単位の記録データに対する横方向と
縦方向のそれぞれのエラー訂正符号(ECC1、ECC
2)を付与するとともに、セクタID(論理アドレス番
号)を付与し、ECCブロックのフォーマットデータを
生成するようになっている。
れフォーカシング制御回路47、トラッキング制御回路
48、リニアモータ制御回路28と光ディスク装置の全
体を制御するCPU50との間で情報の授受を行うため
に用いられるD/A変換器51が設けられている。
御回路28、レーザ制御回路33、データ再生回路3
8、フォーカシング制御回路47、トラッキング制御回
路48、エラー訂正回路53等は、バス49を介してC
PU50によって制御されるようになっており、このC
PU50はメモリ10に記録された制御プログラムによ
って所定の動作を行うようになされている。
されていたり、データ記録用に用いられる。このメモリ
10には、上記各ゾーン3a、…3x、4、5、6に対
する、回転数としての速度データと1トラックずつのセ
クタ数とが記録されているテーブル10aを有してい
る。
うに、2値化回路71、PLL回路72、復調回路73
によって構成されている。上記2値化回路71は、加算
器46eからの出力信号を2値化する回路である。この
2値化回路71には、図示しないオートスライス回路を
有し、加算器46eからの出力信号(再生信号)の波形
を方形波に近い波形に変更するものである。2値化回路
71から出力される2値化信号は、PLL回路72に出
力される。
らの2値化信号によりチャネルクロックとチャネルデー
タとを生成するものである。上記PLL回路72は、上
記CPU50から供給される定常位相偏差補正制御信号
が供給されている間、回路内の定常位相偏差に対する補
正値を生成し、上記定常位相偏差補正制御信号が供給さ
れなくなった後は、その補正値を保持して定常位相偏差
に対する補正を行うようになっている。上記CPU50
から定常位相偏差補正制御信号は、たとえば光ディスク
1の装填時、あるいは再生開始の直前に、所定時間、供
給されるようになっている。
ャネルクロックを分周して作成したデータクロックに応
じて、PLL回路72からのチャネルデータを復調する
ものである。
に、基準パターン信号発生回路81、セレクタ回路8
2、83、位相比較器84、スイッチSW1、SW2、
SW3、加算抵抗R1、R2、R3、ループフィルタ
(平滑化回路)85、電圧制御発振器(VCO)86、
分周器87、定常位相偏差補正値生成回路88、および
ローパスフィルタ(平滑化回路)89により構成されて
いる。
ない発振器からのクロックに基づいて光ディスク1に記
録されている同期コードと同様な4Tが連続するチャネ
ル信号を基準パターン信号として発生するものである。
この基準パターン信号はセレクタ回路82へ出力され
る。
生回路81からの基準パターン信号と上記2値化回路7
1からの2値化信号とが供給され、上記CPU50から
供給される定常位相偏差補正制御信号が供給されている
間、基準パターン信号を出力し、それ以外の時、2値化
信号を出力するようになっている。このセレクタ回路8
2からの信号は位相比較器84、定常位相偏差補正値生
成回路88に出力される セレクタ回路83は、電圧制御発振器86からのチャネ
ルクロックと分周器87からのチャネルクロックをn分
周したクロックとが供給され、上記CPU50から供給
される定常位相偏差補正制御信号が供給されている間、
分周器87からのクロックを出力し、それ以外の時、電
圧制御発振器86からのチャネルクロックを出力するよ
うになっている。このセレクタ回路83からのクロック
は位相比較器84、定常位相偏差補正値生成回路88に
出力される 上記位相比較器84は、上記セレクタ回路82からの2
値化信号(再生信号)と上記セレクタ回路82からのチ
ャネルクロックとの位相を比較し、その比較した位相差
に比例したパルス幅を持つ信号としてオフセット付き位
相誤差検出パルスとオフセット除去パルスと、チャネル
クロックに同期したチャネルデータを出力する。この位
相比較器84からのオフセット付き位相誤差検出パルス
はオン、オフパルスとしてスイッチSW1、SW3に出
力され、オフセット除去パルスはオン、オフパルスとし
てスイッチSW2に出力され、チャネルデータは復調回
路73に出力される。
個のフリップフロップ回路(FF回路)91、92とE
OR(エックスクルーシブオア)回路93とENR(エ
ックスクルーシブノア)回路94とにより構成される。
上記セレクタ回路82からの2値化信号は、FF回路9
1のデータ入力端とEOR回路93の一端に供給され、
上記セレクタ回路82からのチャネルクロックは、FF
回路91、92のクロック入力端に供給される。FF回
路91のセット出力はEOR回路93の他端とENR回
路94の一端に供給され、FF回路92のセット出力は
ENR回路94の他端に供給される。
タとして出力され、EOR回路93からの出力信号はオ
フセット付き位相誤差検出パルスとなっており、ENR
回路94からの出力信号はオフセット除去パルスとなっ
ている。
差検出パルスにより制御される。オフセット付き位相誤
差検出パルスがHレベルの期間、スイッチSW1がオン
となり、加算抵抗R1の逆数に比例した量の正極性の電
流がループフィルタ85に流れる。スイッチSW2は、
オフセット除去パルスにより制御される。オフセット除
去パルスがLレベルの期間、スイッチSW2がオンとな
りループフィルタ85に加算抵抗R2の逆数に比例した
量の負極性の電流が流れる。
とコンデンサC1と抵抗R4で構成されている。点Cに
は、点Aの電位をVA、点Bの電位をVBとすると、V
C=(VA+VB)/2となる電圧VCが印加される。
点Dの電位VDは、ループフィルタ85の動作によりV
D=VCである。ループフィルタ85の出力電圧は、入
力電荷の総和量に比例する。この例におけるVCO86
は、出力信号の周波数が入力制御電圧に逆比例する。し
たがって、ループフィルタ85の出力電圧が上昇すれば
VCO86の出力信号の周波数は低下し、ループフィル
タ85の出力電圧が低下すればVCO86の出力信号の
周波数は上昇するようになっている。
control oscillator)86は、ル
ープフィルタ85から供給される信号の電圧値(アナロ
グ値)に比例した周波数の2値のクロック信号(チャネ
ルクロック)を出力するものである。
クは、セレクタ回路83に供給されるとともに、分周器
87を介してセレクタ回路83に供給され、さらに復調
回路73に出力される。
チャネルクロックをn(2)分周するものである。VC
O86の出力をn分周する理由は、クロックのデューテ
ィ比を保証するためである。
図示しない発振器からのPWM(パルスワイズモジュレ
ーション)生成クロックと基準パターン信号発生回路8
1からセレクタ回路82を介して供給される基準パター
ン信号とVCO86からのチャネルクロックを分周器8
7でn分周してセレクタ回路82を介して供給されるク
ロックと上記CPU50から供給される定常位相偏差補
正制御信号とに基づいて、定常位相偏差の補正値を生成
するものである。
デンサC2からなる積分器により構成される。上記定常
位相偏差補正値生成回路88は、図5に示すように、イ
ンバータ100、FF回路101、102、103、1
04、EOR回路105、アンド回路106、107、
アップダウンカウンタ108、レジスタ109、比較器
110、カウンタ111、FF回路112、およびイン
バータ113により構成されている。
端には、上記セレクタ回路82から供給される図6の
(c)に示す基準パターン信号が供給され、上記FF回
路101のクロック入力端には、図6の(a)に示すV
CO86からのチャネルクロックを2分周した図6の
(b)に示す上記セレクタ回路83からのクロックがイ
ンバータ100により反転されて供給され、上記FF回
路102のクロック入力端には、上記セレクタ回路83
からのクロックが供給される。
(図6の(e)(d)に示す)は、EOR回路105に
供給され、このEOR回路105の出力(図6の(f)
に示す)は、上記FF回路103、104のデータ入力
端に供給される。
は、上記セレクタ回路83からのクロックがインバータ
100により反転されて供給され、上記FF回路104
のクロック入力端には、上記セレクタ回路83からのク
ロックが供給される。上記FF回路104、105のセ
ット出力(図6の(h)(g)に示す)は、それぞれア
ンド回路106、107の一端に供給され、アンド回路
106、107の他端には、上記CPU50から供給さ
れる定常位相偏差補正制御信号(図6の(i)に示す)
が供給される。アンド回路106からの図6の(k)に
示すダウンカウント出力とアンド回路107からの図6
の(j)に示すアップカウント出力は、アップダウンカ
ウンタ108に供給される。アップダウンカウンタ10
8のカウント値(図6の(l)、図7の(d)に示す)
はレジスタ109に供給される。このレジスタ109に
はカウンタ111からの図7の(c)に示すリップルキ
ャリーン信号をインバータ113で反転した信号が供給
される。
の信号により、アップダウンカウンタ108のカウント
値を保持し、この保持した図7の(e)に示すカウント
値は比較器110へ出力される。
あり、図示しない発振器のクロックを分周した図7の
(a)に示すPWM生成クロックが供給される。このカ
ウンタ111は、8ビットのバイナリカウンタであり、
供給されるクロックにより巡回カウントを行い、このカ
ウント値(図7の(b)に示す)が比較器110へ出力
され、カウント値がFFhとなるごとに出力するリップ
ルキャリーン信号はFF回路112のセット入力端に供
給されるとともに、インバータ113を介してレジスタ
109のリセット入力端に供給される。
ウント値とカウンタ111からのカウント値とをビット
比較し、一致している場合に図7の(f)に示す一致信
号がFF回路112のリセット入力端に供給される。F
F回路112のセット出力は図7の(g)に示すPWM
信号(定常位相偏差補正値)に変調されてローパスフィ
ルタ89に出力される。
102、103、104、EOR回路105により、位
相差極性信号検出回路が構成され、アンド回路106、
107、アップダウンカウンタ108、レジスタ10
9、比較器110、カウンタ111、FF回路112に
より、PWM回路が構成されている。
5の各部の動作タイミングであり、アップダウンカウン
タ108までの動作を示す。図6の(a)は、VCO8
6からのチャネルクロックで、デューティーが50%で
ない場合を示している。
ルクロックを分周器87により2分周した信号で、クロ
ックに相当する。図6の(c)は、基準パターン信号に
相当する。時間軸前半は相対的に図6の(b)のクロッ
クがが遅れるように定常位相偏差が生じている場合を、
後半は相対的に図6の(b)のクロックがが進んでいる
ように定常位相偏差が生じている場合を示す。
ックの立ち上がりにFF回路102で同期化した信号を
示す。図6の(e)は、基準パターン信号をクロックの
立ち下がりにFF回路101で同期化した信号を示す。
出力とFF回路102のセット出力のEOR回路105
による排他的論理和を示す。図6の(g)は、EOR回
路105による排他的論理和出力をクロックの立ち上が
りにFF回路104で同期化した信号であり、相対的に
クロックが遅れていることを示す。
排他的論理和出力をクロックの立ち下がりにFF回路1
03で同期化した信号であり、相対的にクロックが進ん
でいることを示す。
号で、Hレベルで定常位相偏差補正値の生成状態を示
す。Lレベルでは、図6の(k)(j)に示す、アンド
回路106、107の出力がLレベルに固定になり、ア
ップダウンカウンタ108の動作が停止(ホールド)と
なる。
出力と定常位相偏差補正制御信号を論理積した結果を示
し、アップダウンカウンタ108のアップカウント信号
となる。
出力と定常位相偏差補正制御信号を論理積した結果を示
し、アップダウンカウンタ108のダウンカウント信号
となる。
M生成クロックで、所定の周波数を持ち、例えばクロッ
ク生成回路で生成される。図7の(b)は、カウンタ1
11の出力値を示し、この例では8ビットカウンタの出
力値を示す。
ルキャリー信号で、カウンタ出力値がFFhでHレベル
となる。図7の(d)は、アップダウンカウンタ108
の出力値を示す。
08の出力値をカウンタ111のリップルキャリー信号
の立ち下がりでラッチした信号で、レジスタ109の出
力となる。
とレジスタ109の出力が一致するとHレベルとなる比
較器110の出力となる。図7の(g)は、カウンタ1
11のリップルキャリー信号でセットし、比較器110
からの一致信号によりリセットするFF回路112から
のセット出力としてのPWM信号を示す。
定常位相偏差補正動作を行う。定常位相偏差補正動作時
は、定常位相偏差補正制御信号がHレベルとなり、セレ
クタ回路82は基準パターン信号を出力し、セレクタ回
路83はVCO86の出力をn分周した信号を出力す
る。したがって、定常位相偏差補正動作時において、位
相比較器84は、基準パターン信号とVCO86の出力
をn分周した信号の位相を比較する。VCO86の出力
をn分周する理由は、再生クロックのデューティ比を保
証するためである。定常位相偏差補正制御信号がHレベ
ルなので、アップダウンカウンタ108は、カウンタ動
作を実行する。
補正動作時における定常位相偏差の補正動作の様子を示
す。図8の(a)は時点(1)〜(3)における基準パ
ターン信号を、図8の(b)は時点(1)〜(3)にお
ける再生クロックを、図8の(c)はアップダウンカウ
ンタ108の出力値を、図8の(d)はローパスフィル
タ89の出力電圧を、図8の(e)はループフィルタ8
5への入力電流波形を示す。図8の(e)の斜線部は、
加算抵抗R3を介して加算される補正電流分を示す。
動作を開始していない初期状態である。図8の(a)お
よび(b)は、時点(1)において、基準パターン信号
と再生クロックの間に定常位相偏差が存在し、基準パタ
ーン信号は再生クロックに対して位相が進んでいる事を
示す。図8の(c)および(d)は、時点(1)におい
て、それぞれの値が初期値である事を示す。初期状態に
おいて、加算抵抗アップダウンカウンタ108の出力
は、ローパスフィルタ89の出力電圧がVCとなる値で
ある。点Dの電位VDは、VD=VCとなるようにルー
プフィルタ85により制御されているので、スイッチS
W3がオン状態になっても、加算抵抗R3には加算電流
が流れない。図8の(e)は、時点(1)において、加
算抵抗R3を介して加算される補正電流が零である事を
示す。ループフィルタは、オフセット付き位相誤差検出
パルスとオフセット除去パルスによって制御され、定常
位相偏差は除去されない。
動作を開始後、アップダウンカウンタ108が収束して
いない状態である。図8の(a)および(ロ)は、図8
の時点(2)において、基準パターン信号と再生クロッ
クの位相誤差が、アップダウンカウンタ108の出力に
基づいて補正されている事を示す。図8の時点(2)に
おいて、基準パターン信号と再生クロックk位相誤差
は、完全には補正されていない。図8の(c)および
(d)は、時点(2)において、アップダウンカウンタ
108の出力値は収束点に向かって増加し、ローパスフ
ィルタ89の出力電圧は、アップダウンカウンタ108
の出力値に比例して増加している事を示す。スイッチS
W3がオン状態の時、加算抵抗R3には、ローパスフィ
ルタ89の出力電圧の増加分に比例した値の正極性の電
流が流れる。図8の(e)は、時点(2)において、補
正電流分が加算されて、ループフィルタ85に入力され
る様子を示す。
正された状態である。図8の(a)および(b)は、時
点(3)において、基準パターン信号と再生クロックの
位相差が零である事を示す。図8の(c)および(d)
は、時点(3)において、アップダウンカウンタ108
の出力値とローパスフィルタ89の出力電圧が収束して
いる事を示す。図8の時点(3)において、アップダウ
ンカウンタ108の出力値およびローパスフィルタ89
の出力電圧は、定常位相偏差を補正する値となつてい
る。スイッチSW3がオン状態の時、加算抵抗R3に
は、定常位相偏差を補正する値の電流が流れる。図8の
(e)は、時点(3)において、定常位相偏差を補正す
る値の補正電流が加算されて、ループフィルタ85に入
力される様子を示す。
ウンタ108の出力値は、定常位相偏差を補正する値と
なっているので、この時点でのアップダウンカウンタ1
08の出力値を定常位相偏差補正制御信号により保持す
る。
号がLレベルとなり、セレクタ回路82は2値化信号を
出力し、セレクタ回路83はVCO86の出力信号を出
力する。したがって、通常動作時において、位相比較器
は、2値化信号とVCO86の出力信号の位相を比較す
る。アップダウンカウンタ108は、定常位相偏差補正
動作時のカウンタ値を保持している。オフセット付き位
相誤差検出パルスがHレベルの期間に、定常位相偏差補
正動作時に保持したカウンタ出力値より生成した補正電
流をループフィルタ85に入力して、定常位相偏差を補
正する。
PU50から供給される定常位相偏差補正制御信号が供
給されていない場合のPLL回路72の動作を、図9の
(a)から(i)に示すタイミングチャートを用いて説
明する。この場合、2値化回路71からの2値化信号が
セレクタ回路82を介して位相比較器84に供給され、
電圧制御発振器86のチャネルクロックがセレクタ回路
82を介して位相比較器84に供給される。また、後述
する定常位相偏差の補正値に基づく、ローパスフィルタ
89からの出力がループフィルタ85に加算されて、定
常位相偏差が補正されているものとする。
(b)は再生クロックを示し、図9の(c)はFF回路
91の出力信号を示し、図9の(d)はFF回路92の
出力信号を示し、図9の(e)はオフセット付き位相誤
差検出パルスを示し、図9の(f)はオフセット除去パ
ルスを示し、図9の(g)は抵抗R1を流れる電流の波
形を示し、図9の(h)は抵抗R2を流れる電流の波形
を示す。
とチャネルクロックは位相が同期しており、オフセット
付き位相誤差検出パルスとオフセット除去パルスのパル
ス幅比は1:2である。加算抵抗R1とR2の抵抗値の
比を1:2とすると、図9の(g)の斜線部の面積と図
9の(h)の斜線部の面積が等しくなる。すなわち、そ
れぞれのパルスによってループフィルタ85に供給され
る電荷量の絶対値が等しくなる。それそれのパルスによ
ってループフィルタ85に供給される電荷の極性は逆で
あるため、結果としてループフィルタ85の出力は変化
しない。VCO8686の入力電圧が変化しないため、
チャネルクロックの周波数も変化せず、2値化信号とチ
ャネルクロックの位相は同期した状態を保持する。
ネルクロックに対して位相が進んでいる。オフセット付
き位相誤差検出パルスのパルス幅は、時点(1)と比較
して位相誤差分だけ増加している。加算抵抗R1とR2
の抵抗値の比が1:2の場合、図9の(g)の斜線部の
面積が図9の(h)の斜線部の面積より大きくなる。す
なわち、オフセット付き位相誤差検出パルスによってル
ープフィルタ85に供給される電荷量の絶対値が、オフ
セット除去パルスによって供給される値より多くなる。
その結果、ループフィルタ85の出力電圧が低下するた
め、VCO8686の出力信号の周波数が高くなり、2
値化信号とチャネルクロックの位相差分が除去される。
ネルクロックに対して位相が遅れている。オフセット付
き位相誤差検出パルスのパルス幅は、時点(1)と比較
して位相誤差分だけ減少している。加算抵抗R1とR2
の抵抗値の比が1:2の場合、図9の(g)の斜線部の
面積が図9の(h)の斜線部の面積より小さくなる。す
なわち、オフセット付き位相誤差検出パルスによってル
ープフィルタ85に供給される電荷量の絶対値が、オフ
セット除去パルスによって供給される値より少なくな
る。その結果、ループフィルタ85の出力電圧が上昇す
るため、VCO86の出力信号の周波数が低くなり、2
値化信号と再生クロックの位相差分が除去される。
差検出パルスがハイレベルの際に、定常位相偏差補正値
が加算される場合、つまりスイッチSW1とSW3とが
同時にオンされる場合について説明したが、これに限ら
ず、補正信号生成ループつまり定常位相偏差補正値生成
回路88とローパスフィルタ89の極性が反転している
場合、オフセット除去パルスがハイレベルの際に、定常
位相偏差補正値が加算される、つまりスイッチSW2と
SW3とが同時にオンされる場合も同様に実施できる。
この場合、データレートデータレート検出回路90が図
4のPLL回路72に追加される。
ターン信号を出力する。基準パターン信号は、例えば1
4T−4Tのような特定パターンと4Tが連続するパタ
ーンとで構成される。2値化信号には、基準パターン信
号と同じ特定パターンが含まれる。
回路82の出力信号と再生クロックが入力される。デー
タレート検出回路90では、セレクタ回路82の出力信
号中に含まれている特定パターン(本例では、14T−
4T)を検出し、再生クロック周期と検出された特定パ
ターンの周期を相対比較する。
ターンの周期に対して相対的に所定値以上に大きい(再
生クロックの周波数が相対的に低い)と判断された場合
は、所定輻のHレベルパルスを周波数制御信号として出
力し、抵抗R4を介してループフィルタ85に注入す
る。これにより、再生クロック周波数は高められる。
周期に対して相対的に所定値以上に小さい(再生クロッ
クの周波数が相対的に高い)と判断された場合は、所定
幅のLレベルパルスを周波数制御信号として出力し、抵
抗R4を介してループフィルタ85に注入する。
れる。もし、再生クロック周期と特定パターンの周期と
の相対誤差が所定値以下であれば、周波数制御信号は出
力されない。
同期状態などにおいてVCO86の出力信号周波数が入
力信号のデータレートに対して大きく異なる場合、周波
数制御信号によりVCO86の出力信号周波数(再生ク
ロック周波数)は概ね入力信号データレート近傍に制御
される。この周波数制御によりVCO86の出力信号周
波数(再生クロック周波数)が、位相比較器84、ルー
プフィルタ85、VCO86で構成される位相同期ルー
プにおけるキャプチャレンジ内になると、前記位相同期
ループの働きにより、VCO86は制御され、入力信号
のデータレートに一致し、位相同期した再生クロックが
得られる。
波数制御信号は、加算抵抗R4を介してループフィルタ
85に入力される。データレート検出回路90は、位相
同期ループ回路が引き込める範囲内に再生クロックの周
波数を追い込むように、ループフィルタ85を制御す
る。
周波数の関係を示す。図11の(a)は再生クロック周
波数とデータレートとの比率と回路動作の関係を、図1
1の(b)は各動作時における周波数制御信号を示す。
図11の(a)は、再生クロック周波数とデータレート
との比率が、位相同期ループ回路のキャプチャレンジ内
にあれば、本回路は位相制御動作を行い、位相同期ルー
プ回路のキャプチャレンジ外ならば、本回路は周波数制
御動作を行う事を示す。
る。期間(1)と(3)は、再生クロックの周波数とデ
ータレートとの比率が位相同期ループ回路のキャプチャ
レンジ範囲外である。期間(1)は再生クロックの周波
数が位相同期ループ回路のキャプチャレンジより低い場
合で、期間(3)は再生クロックの周波数が位相同期ル
ープ回路のキャプチャレンジより高い場合である。期間
(2)は、再生クロックの周波数とデータレートとの比
率が位相同期ループ回路のキャプチャレンジ範囲内の場
合である。
制御信号の様子を示す。期間(1)において、周波数制
御信号は正極性のパルスとなる。期間(2)において、
周波数制御信号はハイインピーダンス状態となる。期間
(3)において、周波数制御信号は負極性のパルスとな
る。
ループフィルタに正極性の電流が入力され、VCO86
の出力信号の周波数が上昇する。その結果、再生クロッ
クの周波数とデータレートとの比率か、位相同期ループ
回路のキャプチャレンジに入る。期間(2)では、ルー
プフィルタ85には電流が入力されないため、VCO8
6の出力信号の周波数が周波数制御信号によつて変化す
ることはない。
タレートとの比率は、位相同期ループ回路のキャプチャ
レンジから外れない。期間(3)では、周波数制御信号
によってループフィルタに負極性の電流が入力され、V
CO86の出力信号の周波数は低下する。その結果、再
生クロックの周波数とデータレートとの比率か、位相同
期ループ回路のキャプチャレンジに入る。
生クロックの周波数が位相同期ループ回路のキャプチャ
レンジより外れている場合に、位相同期ループ回路が引
き込める範囲内に再生クロックの周波数を追い込む。再
生クロックの周波数が位相同期ループ回路のキャプチャ
レンジに入っている場合には、位相同期ループ回路が第
1の実施形態と同様の動作をし、再生クロックと、2値
化信号または基準パターン信号を位相同期させる。
ば、定常位相偏差を除去した正確な再生クロックを生成
することができる再生クロック生成回路を提供できる。
また、この発明によれば、正確な再生クロックに基づく
正確な再生を行うことができないという欠点を除去する
もので、正確な再生クロックに基づく正確な再生を行う
ことができる光ディスク装置を提供できる。
システムの概略構成を示すブロック図。
示す平面図。
示す図。
ブロック図。
回路の構成を示すブロック図。
図。
図。
位相偏差の補正動作の様子を示す図。
ていない場合のPLL回路の動作を示すタイミングチャ
ート。
成を示すブロック図。
と再生クロックの周波数の関係を示す図。
Claims (19)
- 【請求項1】 受信信号に同期した再生クロックを生成
する再生クロック生成回路において、 上記受信信号と生成した再生クロックとの位相を比較
し、この比較結果に基づいて位相誤差信号を生成する第
1の生成手段と、 この第1の生成手段により生成される位相誤差信号を平
滑化する第1の平滑化回路と、 この第1の平滑化回路の出力に応じた周波数をもつ再生
クロックを生成するクロック生成手段と、 上記受信信号と上記クロック生成手段により生成された
再生クロックとにより定常位相偏差に対する補正信号を
生成する第2の生成手段と、 この第2の生成手段による補正信号を平滑化する第2の
平滑化回路と、 この第2の平滑化回路の出力を上記第1の平滑化回路の
出力に加算する加算手段と、 を具備したことを特徴とする再生クロック生成回路。 - 【請求項2】 上記第1の平滑化回路の平滑化時定数よ
りも上記第2の平滑化回路の平滑化時定数が低いことを
特徴とする請求項1に記載の再生クロック生成回路。 - 【請求項3】 上記加算手段が、第2の平滑化回路の出
力を所定の加算比にて上記第1の平滑化回路の出力に加
算することを特徴とする請求項1に記載の再生クロック
生成回路。 - 【請求項4】 上記第2の生成手段による補正信号を生
成する期間は、所定期間であり、この期間が終了した際
に、上記第2の平滑化回路からの出力値が保持されるこ
とを特徴とする請求項1に記載の再生クロック生成回
路。 - 【請求項5】 受信信号に同期した再生クロックを生成
する再生クロック生成回路において、 上記受信信号と生成した再生クロックとの位相を比較
し、この比較結果に基づいて位相誤差信号を生成する第
1の生成手段と、 この第1の生成手段により生成される位相誤差信号を平
滑化する第1の平滑化回路と、 この第1の平滑化回路の出力に応じた周波数をもつ再生
クロックを生成するクロック生成手段と、 所定の基準パターンに対応する基準信号を発生する発生
手段と、 この発生手段により発生される基準信号と上記クロック
生成手段により生成された再生クロックとにより定常位
相偏差に対する補正信号を生成する第2の生成手段と、 この第2の生成手段による補正信号を平滑化する第2の
平滑化回路と、 この第2の平滑化回路の出力を上記第1の平滑化回路の
出力に加算する加算手段と、 を具備したことを特徴とする再生クロック生成回路。 - 【請求項6】 上記第1の平滑化回路の平滑化時定数よ
りも上記第2の平滑化回路の平滑化時定数が低いことを
特徴とする請求項5に記載の再生クロック生成回路。 - 【請求項7】 上記加算手段が、第2の平滑化回路の出
力を所定の加算比にて上記第1の平滑化回路の出力に加
算することを特徴とする請求項5に記載の再生クロック
生成回路。 - 【請求項8】 上記第2の生成手段による補正信号を生
成する期間は、所定期間であり、この期間が終了した際
に、上記第2の平滑化回路からの出力値が保持されるこ
とを特徴とする請求項5に記載の再生クロック生成回
路。 - 【請求項9】 上記発生手段による発生される基準パタ
ーンが、4Tが連続するパターンであることを特徴とす
る請求項5に記載の再生クロック生成回路。 - 【請求項10】 受信信号に同期した種々の周波数の再
生クロックを生成する再生クロック生成回路において、 上記受信信号と生成した再生クロックとの位相を比較
し、この比較結果に基づいて位相誤差信号を生成する第
1の生成手段と、 この第1の生成手段により生成される位相誤差信号を平
滑化する第1の平滑化回路と、 この第1の平滑化回路の出力に応じた周波数をもつ再生
クロックを生成するクロック生成手段と、 所定の基準パターンに対応する基準信号を発生する発生
手段と、 この発生手段による基準信号のチャネルレートを検出す
る第1の検出手段と、 上記クロック生成手段により生成された再生クロックの
周波数を検出する第2の検出手段と、 上記第1の検出手段により検出した基準信号のチャネル
レートと上記第2の検出手段により検出した再生クロッ
クの周波数とを比較し、基準信号のチャネルレートと再
生クロックの周波数とが一致するように周波数制御信号
を上記第1の平滑化回路の出力に加算する第1の加算手
段と、 上記発生手段により発生される基準信号と上記クロック
生成手段により生成される再生クロックとにより定常位
相偏差に対する補正信号を生成する第2の生成手段と、 この第2の生成手段による補正信号を平滑化する第2の
平滑化回路と、 この第2の平滑化回路の出力を上記第1の平滑化回路の
出力に加算する第2の加算手段と、 を具備したことを特徴とする再生クロック生成回路。 - 【請求項11】 上記第1の平滑化回路の平滑化時定数
よりも上記第2の平滑化回路の平滑化時定数が低いこと
を特徴とする請求項10に記載の再生クロック生成回
路。 - 【請求項12】 上記加算手段が、第2の平滑化回路の
出力を所定の加算比にて上記第1の平滑化回路の出力に
加算することを特徴とする請求項10に記載の再生クロ
ック生成回路。 - 【請求項13】 上記第2の生成手段による補正信号を
生成する期間は、所定期間であり、この期間が終了した
際に、上記第2の平滑化回路からの出力値が保持される
ことを特徴とする請求項10に記載の再生クロック生成
回路。 - 【請求項14】 上記発生手段による発生される基準パ
ターンが、14T−4Tのような特定パターンと4Tが
連続するパターンであることを特徴とする請求項10に
記載の再生クロック生成回路。 - 【請求項15】 上記クロック生成手段により生成され
る再生クロックをn分周した信号とし、上記発生手段の
基準信号の周波数を少なくとも上記n分周された信号の
周波数範囲内とすることを特徴とする請求項10に記載
の再生クロック生成回路。 - 【請求項16】 光ディスクに記録されているデータを
再生する光ディスク装置において、 上記光ディスクに対してデータの再生を行う光学ヘッド
と、 この光学ヘッドにより再生される再生信号に基づいて再
生クロックを生成する生成手段と、 この生成手段により生成される再生クロックに基づい
て、上記光学ヘッドにより再生される再生信号を再生デ
ータに復調する復調手段とを具備し、 上記生成手段が、 上記再生信号と生成した再生クロックとの位相を比較
し、この比較結果に基づいて位相誤差信号を生成する第
1の生成手段と、 この第1の生成手段により生成される位相誤差信号を平
滑化する第1の平滑化回路と、 この第1の平滑化回路の出力に応じた周波数をもつ再生
クロックを生成するクロック生成手段と、 上記受信信号と上記クロック生成手段により生成された
再生クロックとにより定常位相偏差に対する補正信号を
生成する第2の生成手段と、 この第2の生成手段による補正信号を平滑化する第2の
平滑化回路と、 この第2の平滑化回路の出力を上記第1の平滑化回路の
出力に加算する加算手段とからなる、 ことを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項17】 光ディスクに記録されているデータを
再生する光ディスク装置において、 上記光ディスクに対してデータの再生を行う光学ヘッド
と、 この光学ヘッドにより再生される再生信号に基づいて再
生クロックを生成する生成手段と、 この生成手段により生成される再生クロックに基づい
て、上記光学ヘッドにより再生される再生信号を再生デ
ータに復調する復調手段とを具備し、 上記生成手段が、 上記光学ヘッドにより再生される再生信号と生成した再
生クロックとの位相を比較し、この比較結果に基づいて
位相誤差信号を生成する第1の生成手段と、 この第1の生成手段により生成される位相誤差信号を平
滑化する第1の平滑化回路と、 この第1の平滑化回路の出力に応じた周波数をもつ再生
クロックを生成するクロック生成手段と、 所定の基準パターンに対応する基準信号を発生する発生
手段と、 この発生手段により発生される基準信号と上記クロック
生成手段により生成された再生クロックとにより定常位
相偏差に対する補正信号を生成する第2の生成手段と、 この第2の生成手段による補正信号を平滑化する第2の
平滑化回路と、 この第2の平滑化回路の出力を上記第1の平滑化回路の
出力に加算する加算手段とからなる、 ことを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項18】 光ディスクに記録されているデータを
再生する光ディスク装置において、 上記光ディスクに対してデータの再生を行う光学ヘッド
と、 この光学ヘッドにより再生される再生信号に基づいて再
生クロックを生成する生成手段と、 この生成手段により生成される再生クロックに基づい
て、上記光学ヘッドにより再生される再生信号を再生デ
ータに復調する復調手段とを具備し、 上記生成手段が、 上記光学ヘッドにより再生される再生信号と生成した再
生クロックとの位相を比較し、この比較結果に基づいて
位相誤差信号を生成する第1の生成手段と、 この第1の生成手段により生成される位相誤差信号を平
滑化する第1の平滑化回路と、 この第1の平滑化回路の出力に応じた周波数をもつ再生
クロックを生成するクロック生成手段と、 所定の基準パターンに対応する基準信号を発生する発生
手段と、 この発生手段による基準信号のチャネルレートを検出す
る第1の検出手段と、 上記クロック生成手段により生成された再生クロックの
周波数を検出する第2の検出手段と、 上記第1の検出手段により検出した基準信号のチャネル
レートと上記第2の検出手段により検出した再生クロッ
クの周波数とを比較し、基準信号のチャネルレートと再
生クロックの周波数とが一致するように周波数制御信号
を上記第1の平滑化回路の出力に加算する第1の加算手
段と、 上記発生手段により発生される基準信号と上記クロック
生成手段により生成される再生クロックとにより定常位
相偏差に対する補正信号を生成する第2の生成手段と、 この第2の生成手段による補正信号を平滑化する第2の
平滑化回路と、 この第2の平滑化回路の出力を上記第1の平滑化回路の
出力に加算する第2の加算手段とからなる、 ことを特徴とする光ディスク装置。 - 【請求項19】 受信信号に同期した再生クロックを生
成する再生クロック生成回路において、 上記受信信号と生成した再生クロックとの位相を比較
し、この比較結果に基づいて位相差に比例したオフセッ
ト付の第1の検出パルスとオフセットを除去した第2の
検出パルスを生成する第1の生成手段と、 この第1の生成手段により生成される第1の検出パルス
に応じた期間、正極性の電流が流れ、上記第1の生成手
段により生成される第2の検出パルスに応じた期間、負
極性の電流が流れることにより、上記第1の生成手段に
おける位相差に応じた信号を平滑化する第1の平滑化回
路と、 この第1の平滑化回路の出力に応じた周波数をもつ再生
クロックを生成するクロック生成手段と、 上記受信信号と上記クロック生成手段により生成された
再生クロックとにより定常位相偏差に対する補正信号を
生成する第2の生成手段と、 この第2の生成手段による補正信号を平滑化する第2の
平滑化回路と、 上記第1の生成手段により生成される第1の検出パルス
あるいは第2の検出パルスに応じた期間、上記第2の平
滑化回路の出力を上記第1の平滑化回路の出力に加算す
る加算手段と、 を具備したことを特徴とする再生クロック生成回路。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01966198A JP3987183B2 (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 再生クロック生成回路と光ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01966198A JP3987183B2 (ja) | 1998-01-30 | 1998-01-30 | 再生クロック生成回路と光ディスク装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11213572A true JPH11213572A (ja) | 1999-08-06 |
JP3987183B2 JP3987183B2 (ja) | 2007-10-03 |
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JP (1) | JP3987183B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015171002A (ja) * | 2014-03-07 | 2015-09-28 | ソニー株式会社 | 電気・電子機器、回路、及び通信システム |
-
1998
- 1998-01-30 JP JP01966198A patent/JP3987183B2/ja not_active Expired - Fee Related
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