JPH11213334A - 複合型薄膜磁気ヘッド - Google Patents

複合型薄膜磁気ヘッド

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JPH11213334A
JPH11213334A JP963898A JP963898A JPH11213334A JP H11213334 A JPH11213334 A JP H11213334A JP 963898 A JP963898 A JP 963898A JP 963898 A JP963898 A JP 963898A JP H11213334 A JPH11213334 A JP H11213334A
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JP
Japan
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magnetic pole
layer
magnetic
nonmagnetic
width
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JP963898A
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English (en)
Inventor
Tadaaki Tsuda
忠秋 津田
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NEC Ibaraki Ltd
Original Assignee
NEC Ibaraki Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複合型薄膜磁気ヘッドの線記録密度、トラッ
ク密度の高密度化を図る。 【解決手段】 上部磁極11が記録ギャップGを形成す
る第3非磁性層7に対向する面の両端において、底部の
幅Lと高さHの逆直角三角形状の突起を有する。両端の
各突起部の幅Lは、上部磁極11の幅TWの側面端部か
ら中心までの30〜70%、突起部の高さHは、記録ギ
ャップGである第3非磁性層の厚さに対して30〜70
%の範囲であることが望ましい。さらに、共通磁極に上
部磁極幅と同一幅の突出部を設け、その突出部上に成膜
される非磁性層を介して上部磁極と対向する構造とする
ことが望ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、読み出し素子とし
て磁気抵抗効果素子(Magneto-Resistive Element; 以
下MR素子という)を有する複合型薄膜磁気ヘッドに関
する。
【0002】
【従来の技術】上述の複合型薄膜磁気ヘッドに関して
は、例えば特開平2−87311号、特開平5−334
628号公報等に開示されている。
【0003】従来の複合型薄膜磁気ヘッドの1例を図4
および図5に示す。
【0004】この複合型薄膜磁気ヘッド16は、図4の
断面図に示すように、非磁性基板1の上に積層された、
下部シールド層2、第1及び第2の非磁性層2,5に挟
み込まれたMR素子4、上部シールド層と下部磁極を兼
ねた共通磁極6、記録ギャップを形成する第3の非磁性
層7、第1絶縁層8及び第2絶縁層9に挟み込まれたコ
イル10、上部磁極11、及び第4の非磁性層12から
なる。
【0005】そして、下部シールド層2、第1非磁性層
3及び第2非磁性層5に挟まれたMR素子4、及び共通
磁極6により再生部13を形成し、共通磁極6、第3非
磁性層7、第1絶縁層8と第2絶縁層9に挟まれたコイ
ル10、及び上部磁極11により記録部14を形成して
いる。
【0006】また、上部磁極11は、後端部で共通磁極
6と接触して、ヨークを形成しており、共通磁極6は、
再生部13のシールドと記録部14の下部磁極を兼ねて
いる。
【0007】さらに、スライダ加工時にラップにより空
気ベアリング面15、以下ABS15という、を形成し
ている。
【0008】図5は、図1の従来の複合型薄膜磁気ヘッ
ドのABS15から見た平面図である。第3の非磁性層
7で形成される記録ギャップ(薄膜ギャップ)は、上部
磁極11の幅TWの範囲において共通磁極6と平行にな
つている。
【0009】媒体上への信号の記録は、記録部14の発
生する記録磁界により行なわれるが、この記録磁界は、
コイル10に流す電流、上部磁極11及び共通磁極6の
磁性体材料及び形状、記録ギャップ7等により決定され
る。コイル10により上部磁極11及び共通磁極6によ
り励磁された磁束は、記録ギャップ対向部両端の厚み方
向において磁性体の飽和が起こる。この結果、記録ギャ
ップ7から上部磁極11及び共通磁極6の対向部のみな
らず、上部磁極11の側壁から上部磁極11の幅方向に
も媒体を磁化するのに十分な記録磁界が漏れる。この上
部磁極11の側壁からの磁界はサイドフリンジングと呼
ばれる。サイドフリンジングは、上部磁極11の記録ギ
ャップ対向部両端の厚み方向における飽和以外に、記録
ギャップ厚みGにも依存し、記録ギャップ厚みGが厚い
ほど上部磁極11の幅方向への広がりが大きくなる。
【0010】媒体上において記録磁界と媒体保磁力が等
しくなる点を結んだ曲線で囲まれる領域を磁化遷移領域
という。図6は、上述の記録磁界により媒体上に記録さ
れる磁化遷移領域を示す。
【0011】図6の磁化遷移領域20において、媒体の
進行方向への2つの突出部の間の上部磁極11の幅に相
当するMTW0の範囲では磁化遷移領域20に対して垂
直の方向に磁化が向き合うか、または反対方向に向い
て、媒体表面から磁束が発生する。一方、磁化遷移領域
の裾部から各突出部までの間のEB0の範囲では、磁化
遷移領域20に対して磁化が平行方向に向くので、媒体
表面からの磁束は発生しない。従って、再生に有効な磁
化遷移領域はMTW0の範囲であり、EB0の範囲はイ
レーズバンドとなる。媒体の進行方向17に垂直な磁化
遷移領域の範囲はLR0で示される。また、LR0の位
置からの後退量をR0で示している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の複合型薄膜磁気
ヘッドは、記録磁界により得られる磁化遷移領域が再生
に有効な範囲MTW0での湾曲が大きく、イレーズバン
ドEB0の形状が大きくなる。すなわち、磁化遷移領域
の形状が上部磁極の飽和状態により大きく左右されるの
で、上部磁極11の幅TWの範囲において共通磁極6と
平行になっている従来の形状では、線記録密度、トラッ
ク密度の高密度化上問題がある。
【0013】本発明の目的は、記録磁界により得られる
磁化遷移領域の再生に有効な範囲の湾曲を小さくして、
複合型薄膜磁気ヘッドの線記録密度、トラック密度の高
密度化を図ることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の複合型薄膜磁気
ヘッドは、上部磁極が記録ギャップを形成する非磁性層
に対向する面の両端において断面が内側に傾斜面を有す
る直角三角形状の突起部を有し、第3の非磁性層がこの
上部磁極の両端の突起部の傾斜面及びその中間の平面部
に沿って成膜される。
【0015】この上部磁極の各突起部の底部の範囲は、
上部磁極の端部から中心までの長さの30〜70%であ
ることが望ましい。
【0016】さらに、共通磁極に上部磁極幅と同一幅の
突出部を設け、その突出部上に成膜される非磁性層を介
して上部磁極と対向する構造とすることが望ましい。
【0017】この共通磁極に設けられる突出部の高さ
は、記録ギャップを形成する非磁性層の厚さの1〜2倍
であることが望ましい。
【0018】本発明の複合型薄膜磁気ヘッドの製造方法
は、非磁性基板の上に、下部シールド層、第1非磁性
層、第2非磁性層、前記第1及び第2の非磁性層に挟み
込まれた磁気抵抗効果素子、以下MR素子という、上部
シールド層と下部磁極を兼ねた共通磁極、及び記録ギャ
ップを形成する第3非磁性層まで従来と同様にして、成
膜した後、第3非磁性層の表面の中心から所定の幅のフ
ォトレジストを形成し、イオンミリングにより余分な第
3非磁性層を除去して、第3非磁性層の両側の側面に非
磁性基板に対して所定の角度の傾斜面を形成する工程を
含む。
【0019】その後、再び従来と同様にして、第1絶縁
層、第2絶縁層、前記第1絶縁層及び第2絶縁層に挟み
込まれたコイル、及び第3非磁性層の両側の傾斜面を含
む表面上に上部磁極を成膜し、第4非磁性層を積層して
複合型薄膜磁気ヘッドを形成する。
【0020】このとき、フォトレジストの範囲は、上部
磁極の幅から突起部を除いた共通磁極に平行な底面のみ
として、突起部傾斜面の非磁性基板に対する角度が所定
の角度となるようにするのがよい。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0022】図1の(A)は、本発明の複合型薄膜磁気
ヘッドの第1実施例のABS15の要部の平面図、
(B)はその拡大図である。
【0023】図1において、本実施例の複合型薄膜磁気
ヘッドは、上部磁極11が記録ギャップGを形成する第
3非磁性層7に対向する面の両端において、底部の幅L
と高さHの逆直角三角形状の突起を有する。両端の各突
起部の幅Lは、上部磁極11の幅TWの側面端部から中
心までの30〜70%、突起部の高さHは、記録ギャッ
プGである第3非磁性層の厚さに対して30〜70%の
範囲であることが望ましい。
【0024】この突起は、非磁性基板1から第3非磁性
層7まて従来の複合型薄膜磁気ヘッドと同様に成膜した
後、第3非磁性層7の上部磁極11の中心線に対応する
線を中心としてTW−2Lの幅の領域にフォトレジスト
を形成し、イオンミリングにより余分な第3非磁性層7
を除去することにより、基板1に対して逆正接(H/
L)の角度をなす所望のテーパー形状を得ることができ
る。
【0025】その後、第1絶縁層8、コイル10、第2
絶縁層9、前部が第3非磁性層7に接する上部磁極1
1、及び第4非磁性層12を従来と同様の工程により順
次成膜して複合型薄膜磁気ヘッドを得ることができる。
【0026】図3の(A)は、このようにして得られた
複合型薄膜磁気ヘッドの磁化遷移領域を示す図である。
【0027】図6の従来の磁化遷移領域と比較すると、
媒体進行方向17に垂直な磁化遷移の位置からの後退量
R1は従来の後退量R0に比較して小さくなり、媒体進
行方向17に垂直な磁化遷移の範囲LR1は従来の範囲
LR0より広くなる。また、サイドフリンジングも抑制
されるので、イレーズバンドEB1も従来のEB0と比
較して小さくなっている。
【0028】従って、複合型薄膜磁気ヘッドの線記録密
度、トラック密度の高密度化を図ることができる。
【0029】次に、本発明の第2の実施例について、図
2及び図3(B)により説明する。第2の実施例は、図
2に示すように、第1の実施例と同様にして上部磁極1
1に対して非磁性層7との接触面の両端に高さH、幅L
の断面が直角三角形状の突起部を設けるとともに、さら
に、非磁性層7の上部磁極11との接触面の反対側に接
触する共通磁極6に、上部磁極11の幅TWと同じ幅
で、非磁性層7の厚みG、すなわち、記録ギャップGの
1〜2倍の高さDの段差の突出部を設けたものである。
【0030】その製造方法は、第2の絶縁層9まで形成
した後、上部磁極11を所定の厚さより若干厚く形成す
る。そして、上部磁極11をマスクとして使用し、イオ
ンミリングにより、共通磁極6を上部磁極11の幅TW
と等しい幅となるまで除去する。
【0031】このような構造とすることにより、共通磁
極6の磁性体の飽和が共通磁極6の突出部に集中される
ので、その磁化遷移領域は、図3の(B)のように、サ
イドフリンジングがさらに抑制される。
【0032】
【発明の効果】上述のように本発明は、上部磁極をその
両端に形成される直角三角形状の突起部を介して第3の
非磁性層と接触させることにより、媒体進行方向に垂直
な磁化遷移の位置からの後退量は従来に比較して小さく
なり、媒体進行方向17に垂直な磁化遷移の範囲は従来
より広くなり、また、サイドフリンジングも抑制され、
イレーズバンドも従来と比較して小さくなっているの
で、複合型薄膜磁気ヘッドの線記録密度、トラック密度
の高密度化を図ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のABSより見た平面図
で、(A)は全体構成を示し、(B)は要部拡大図であ
る。
【図2】本発明の第2実施例のABSより見た平面図
で、(A)は全体構成を示し、(B)は要部拡大図であ
る。
【図3】磁化遷移領域の形状を示す図で、(A)は第1
実施例、(B)は第2実施例に対するものである。
【図4】従来の複合型薄膜磁気ヘッドの断面図である。
【図5】従来の1実施例のABSより見た平面図であ
る。
【図6】従来の磁化遷移領域の形状を示す図である。
【符号の説明】
1 非磁性基板 2 下部シールド層 3,5,7,12 非磁性層 4 磁気抵抗効果素子、MR素子 6 共通磁極 8,9 絶縁層 10 コイル 11 上部磁極 13 再生部 14 記録部 15 ABS 16 複合型薄膜磁気ヘッド 17 媒体進行方向 18,19,20 磁化遷移領域
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年1月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】本発明の目的は、記録磁界により選られる
磁化遷移領域の再生に有効な範囲の湾曲を小さくして、
複合型薄膜磁気ヘッドの線記録密度、トラック密度の高
密度化を図ることができる複合型薄膜磁気ヘッドの製造
方法を提供することにある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の製造方法により
製造される複合型薄膜磁気ヘッドは、上部磁極が記録ギ
ャップを形成する非磁性層に対向する面の両端において
断面が内側に傾斜面を有する直角三角形状の突起部を有
し、第3の非磁性層がこの上部磁極の両端の突起部の傾
斜面及びその中間の平面部によって成膜される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】本発明の複合型薄膜磁気ヘッドの製造方法
は、非磁性基板の上に、下部シールド層、第1非磁性
層、第2非磁性層、前記第1及び第2の非磁性層に挟み
込まれたMR素子、上部シールド層と下部磁極を兼ねた
共通磁極、及び記録ギャップを形成する第3非磁性層を
所定の厚さGまで従来と同様にして成膜した後、第3非
磁性層の表面所定の幅のフォトレジストを形成し、イ
オンミリングにより、第3非磁性層を、表面から所定の
厚さGより小さい厚さHまで除去して、共通磁極の上に
断面が高さHで両側が非磁性基板に対して所定の角度で
傾斜する側面を有する台形の記録ギャップを形成する工
程を含む。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】この突起は、非磁性基板1から所定の厚さ
Gの第3非磁性層7まで従来の複合型薄膜磁気ヘッドと
同様に成膜した後、第3非磁性層7の上部磁極11の中
心線に対応する線を中心としてTW−2Lの幅の領域に
フォトレジストを形成し、イオンミリングにより、共通
磁極の上に断面が所定の厚さGより小さい高さHと両側
が非磁性基板に対して所定の角度で傾斜する側面とを有
する台形の記録ギャップを形成するように、表面から厚
さHまで、余分な第3非磁性層を除去することにより、
基板1に対して逆正接(H/L)の角度をなす所望のテ
ーパー形状を得ることができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】
【発明の効果】上述のように本発明は、記録ギャップを
形成するとき、第3非磁性層を所定の厚さGまで成膜し
た後、第3非磁性層の表面に所定の幅のフォトレジスト
を形成し、イオンミリングにより、表面から所定の厚さ
Gより小さい厚さHまで除去して、共通磁極の上に断面
が高さHで両側が非磁性基板に対して所定の角度で傾斜
する側面を有する台形の記録ギャップを形成することに
より、媒体進行方向に垂直な磁化遷移の位置からの後退
量が小さく、また、サイドフリンジングも抑制され、イ
レーズバンドも従来と比較して小さい、従って線記録密
度、トラック密度の項密度化を図ることができる複合型
薄膜磁気ヘッドを容易に実現できる効果がある。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部シールド層、第1と第2の非磁性層
    に挟み込まれた磁気抵抗効果素子、以下MR素子とい
    う、及び上部シールド層と下部磁極を兼ねた共通磁極か
    らなる再生部と、前記共通磁極、記録ギャップを形成す
    る第3の非磁性層、第1絶縁層及び第2絶縁層に挟み込
    まれたコイル、及び上部磁極からなる記録部とが、非磁
    性基板の上に積層された複合型薄膜磁気ヘッドにおい
    て、 前記上部磁極は、前記記録ギャップを形成する第3の非
    磁性層に対向する面の両端において、断面が内側に傾斜
    面を有する直角三角形状の突起部を有し、 前記第3の非磁性層は、前記上部磁極の両端の突起部の
    傾斜面及びその中間の平面部に沿って上部磁極と接触す
    ることを特徴とする複合型薄膜磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 前記上部磁極の各突起部の底部は、前記
    上部磁極の端部から中心までの長さの30〜70%の範
    囲にある請求項1に記載の複合型薄膜磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】 前記共通磁極は、前記上部磁極幅と同一
    幅の突出部が設けられ、前記突出部上に成膜される非磁
    性層を介して前記上部磁極と対向する請求項1または2
    に記載の複合型薄膜磁気ヘッド。
  4. 【請求項4】 前記共通磁極に設けられる突出部の高さ
    は、記録ギャップを形成する第3の非磁性層の厚さの1
    〜2倍である請求項3に記載の複合型薄膜磁気ヘッド。
  5. 【請求項5】 非磁性基板の上に、下部シールド層、第
    1非磁性層、第2非磁性層、前記第1及び第2の非磁性
    層に挟み込まれた磁気抵抗効果素子、以下MR素子とい
    う、上部シールド層と下部磁極を兼ねた共通磁極、記録
    ギャップを形成する第3非磁性層、第1絶縁層、第2絶
    縁層、前記第1絶縁層及び第2絶縁層に挟み込まれたコ
    イル、上部磁極、及び第4非磁性層をこの順序で積層し
    て形成される複合型薄膜磁気ヘッドの製造方法におい
    て、 前記第3非磁性層まで成膜した後、前記第3非磁性層の
    表面の中心から所定の幅のフォトレジストを形成し、 イオンミリングにより余分な第3非磁性層を除去して、
    第3非磁性層の両側の側面に非磁性基板に対して所定の
    角度の傾斜面を形成し、 前記傾斜面を含む第3非磁性層の表面上に上部磁極を成
    膜する工程を含むことを特徴とする複合型薄膜磁気ヘッ
    ドの製造方法。
  6. 【請求項6】 非磁性基板の上に、下部シールド層、第
    1非磁性層、第2非磁性層、前記第1及び第2の非磁性
    層に挟み込まれた磁気抵抗効果素子、以下MR素子とい
    う、上部シールド層と下部磁極を兼ねた共通磁極、記録
    ギャップを形成する第3非磁性層、第1絶縁層、第2絶
    縁層、前記第1絶縁層及び第2絶縁層に挟み込まれたコ
    イル、上部磁極、及び第4非磁性層をこの順序で積層し
    て形成される複合型薄膜磁気ヘッドの製造方法におい
    て、 前記第3非磁性層まで成膜した後、前記第3非磁性層の
    表面の中心から所定の幅のフォトレジストを形成し、 イオンミリングにより余分な第3非磁性層を除去して、
    第3非磁性層の両側の側面に非磁性基板に対して所定の
    角度の傾斜面を形成し、 その後、第1及び第2の絶縁層を形成し、 上部磁極を所定の厚さより若干厚く形成し、 形成した上部磁極をマスクとして使用して、共通磁極を
    上部磁極の幅に等しい幅となるまで除去する工程を含む
    ことを特徴とする複合型薄膜磁気ヘッドの製造方法。
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Cited By (3)

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SG90754A1 (en) * 1999-10-13 2002-08-20 Sony Corp Magnetoresistive effect magnetic head, rotary magnetic head apparatus, and manufacturing method thereof
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