JPH11212742A - 印刷システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷装置の印刷言語処理部とそれに対応した
プリンタドライバの各バージョンを確認し、その結果を
ユーザに通知する。 【解決手段】 通信網からの印刷データを通信Ｉ／Ｆを
介し記憶部に格納する（Ｓ５）、印刷前に印刷言語処理
部は、受信したヘッダよりドライバＩＤやバージョン番
号を取得，解析（Ｓ６）、ドライバＩＤを確認しサポー
トしているか否かを確認する（Ｓ７）。サポートしてい
ない（Ｎｏ）ときエラーとして、印刷出力せず操作部に
表示し、ユーザに通知（Ｓ８）する。サポートしている
（Ｙｅｓ）ときは、取得したバージョン番号と予め記憶
部に格納の登録バージョン番号を比較確認する（Ｓ
９）。比較した結果、バージョン番号が異なる場合はユ
ーザへの通知情報が印刷出力される（Ｓ１０）。バージ
ョン番号が同じ場合には、印刷データが出力され印刷装
置の処理が終了する（Ｓ１１）。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、通信網を介して共
有される印刷装置による印刷システムに関するものであ
る。

【０００２】

【従来の技術】従来のこの種の印刷システムとしては、
１つのネットワークを形成する通信網に接続されて、同
一ネットワークに複数接続された情報処理装置と共有化
される印刷装置や、複数の情報処理装置と切替スイッチ
を介して接続されて共有化される印刷装置からなる構成
が考えられる。現在の情報処理装置の一般的なＯＳであ
るＷindows環境における印刷方式では、各印刷装置ごと
の変換プログラムとして、印刷装置のメーカからＷindo
ws用のデバイスドライバの一種であるプリンタドライバ
が提供されている。そして印刷装置側には、そのプリン
タドライバを通して変換出力された印刷データを解釈す
るための印刷言語処理部を持っている。

【０００３】例えば、プリンタドライバと印刷言語処理
部の関係として、ＭＦ−Ｐ３５５のＲＰＤＬ（Ricoh Pa
ge Description Language）の場合をあげると（図８参
照）、印刷装置側にはＲＰＤＬの印刷言語処理部を有
し、処理を行うプログラムのバージョンは１．６．６で
ある。また情報処理装置側のＷindows用のプリンタドラ
イバには、ＲＤＰＬのバージョンは３２．２．５４のプ
リンタドライバを持っている（図９参照）。常に、これ
らはそれぞれ最新のバージョンである必要があり、正常
に印刷する，印刷しない等の印刷障害発生時の場合に
は、これらのバージョンが大きく関係してくる。

【０００４】また、これらの問題を解決するために特開
平９−１５２９４６号公報の記載にあるように、バージ
ョンが異なる場合には自動的に同じバージョンとなるよ
うにプログラムを変更するものがある。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成の印刷システムにおいては、Ｗindows用のプリ
ンタドライバはリリース後に障害対応，機能拡張などの
理由によって頻繁にバージョンアップが行われるので、
共有する印刷装置を利用するすべてのユーザがその情報
を知り、それに対応することは困難である。

【０００６】特にネットワーク環境で印刷装置を共有し
ている場合など、バージョンが異なっていても勝手にプ
ログラムの変更を行うことはできず、さらに正常に印刷
されなかったときの原因はいくつも考えられるので、情
報処理装置の「プリンタドライバのバージョンが古い」
というような基本的な原因にたどりつくまでに、結構な
時間を要してしまうことがあり、また、印刷装置側にお
ける印刷言語処理部のバージョンについても同様のこと
が言えるという問題があった。

【０００７】本発明は、前記従来技術の問題を解決する
ことに指向するものであり、印刷装置における印刷言語
処理部とそれに対応したプリンタドライバの各バージョ
ンを確認して、その結果をユーザに通知する印刷システ
ムを提供することを目的とする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る印刷システムは、通信網を介して共有
される印刷装置の印刷環境である印刷システムであっ
て、印刷要求元でありプリンタドライバによって印刷デ
ータへの変換処理を行う情報処理装置と、通信網を介し
て受信した印刷データを印刷言語処理手段によって印刷
出力する印刷装置とから成り、印刷装置に任意の情報処
理装置の印刷要求に対して印刷データを処理したプリン
タドライバのバージョンと印刷出力先として選択された
印刷装置の印刷言語処理手段のバージョンを確認して、
互いのバージョンが同一でないときユーザにその旨を通
知する手段を備えたことを特徴とする。

【０００９】また、前記印刷装置の任意の情報処理装置
の印刷要求に対して印刷データを処理したプリンタドラ
イバのバージョンと印刷出力先として選択された印刷装
置の印刷言語処理手段のバージョンを確認して、互いの
バージョンが同一でないときユーザにその旨を通知する
手段の出力の可否をユーザ操作によって選択する手段を
備えたことを特徴とする。

【００１０】また、前記印刷装置の任意の情報処理装置
の印刷要求に対して印刷データを処理したプリンタドラ
イバのバージョンと印刷出力先として選択された印刷装
置の印刷言語処理手段のバージョンを確認して、登録情
報として記憶手段に格納し、任意のユーザ要求によって
登録情報を出力する手段を備えるように構成したもので
ある。

【００１１】前記構成によれば、頻繁にバージョンアッ
プされるプリンタドライバに関して、ユーザが素早く対
応することができる。

【００１２】また、印刷出力に影響しないバージョンア
ップに対して、印刷出力毎にバージョンの異なることを
出力することなく、印刷環境にあった処理を選択するこ
とができる。

【００１３】また、必要に応じて登録情報を確認するこ
とで、使用環境にあった柔軟な対応をすることができ
る。

【００１４】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明にお
ける実施の形態を詳細に説明する。図１は本発明の実施
の形態における印刷システムの基本的な概略構成を示す
ブロック図である。図１において、１は情報処理装置、
２は処理部、３はプリント処理部、４は情報処理装置１
側の通信Ｉ／Ｆ（インターフェイス）、５は通信網、６
は印刷装置、７は印刷装置６側の通信Ｉ／Ｆ、８は印刷
言語処理部、９は印刷部、１０は記憶部、１１は操作
部、１２はバスである。

【００１５】図１に示すように、情報処理装置１の処理
部２において、アプリケーションプログラムにより処理
されたデータに印刷要求がなされたとき、プリント処理
部３にて、プリンタドライバによる印刷出力先の印刷装
置６が処理可能な印刷データへの変換がなされる。その
印刷データは、通信Ｉ／Ｆ４と接続された、例えば、セ
ントロニクスＩ／Ｆのケーブルあるいはネットワーク等
による通信網５を介して、さらに相手側の通信Ｉ／Ｆ７
を経て印刷装置６側へ送られる。印刷装置６では、送ら
れてきた印刷データが印刷言語処理部８に転送されて、
印刷出力するための展開処理等が行われ、印刷部９にて
出力される。

【００１６】通常、情報処理装置１側はプリント処理部
３で用いる変換プログラムであるプリンタドライバを、
複数持っていて、出力先の印刷装置６側の印刷言語処理
部８に合ったプリンタドライバをプリント処理部３で選
択して使用する。このとき、印刷装置６に対応したプリ
ンタドライバとして、メーカーや機種が違って選択され
たときには、当然ではあるが正しく印刷はされない。

【００１７】また、印刷言語処理部８のシステムプログ
ラムやプリント処理部３のプリンタドライバは、障害対
応や機能拡張などで頻繁にバージョンアップされてお
り、さらに情報処理装置１（印刷出力要求側）で印刷装
置６に適した正しいプリンタドライバを選択していて
も、そのバージョンの相違などにより正常に印刷出力さ
れない場合がある。このように、情報処理装置１側のプ
リンタドライバと印刷装置６側の印刷言語処理部８で実
行されるプログラムの各バージョンには密接な関係があ
り、特に、障害対応などによりバージョンアップがなさ
れた場合には、情報処理装置１と印刷装置６のそれぞれ
に対する最新のバージョンの番号等を常に意識して使用
する必要がある。

【００１８】このため、印刷装置６内の記憶部１０の記
憶領域に、現在稼働している印刷言語処理部８にて処理
を行う（最新）プログラムのバージョンとプリンタドラ
イバのバージョンの各番号を保持するようにしている。
このバージョンの番号を保持している記憶部１０の記憶
領域は、電源を切っても内容が消去されない不揮発性の
記憶領域とする。ここで、記憶領域に保持されいるバー
ジョン番号を登録バージョン番号と呼び、印刷装置６の
操作部１１からユーザの入力操作により変更可能であ
り、印刷装置６のバージョンアップを行ったときや、情
報処理装置１側のプリンタドライバの新しいバージョン
がリリースされバージョンアップが行われたときなど
に、ユーザのシステム管理者等により操作部１１から登
録が行われる。

【００１９】（実施の形態１）図２は本発明における実
施の形態１の情報処理装置の印刷動作を示すフローチャ
ート、図３は印刷装置の印刷動作を示すフローチャート
である。以下に、本実施の形態１における印刷システム
の動作を図１，図２，図３を参照しながら説明する。ま
ず、図２に示す情報処理装置１のフローチャートにおい
て、処理部２でアプリケーションプログラムの処理によ
り作成されたデータに印刷要求が発生すると（Ｓ１）、
プリント処理部３にて、印刷出力を指定された印刷装置
に合ったプリンタドライバにより印刷データに変換が行
われる（Ｓ２）。このとき、変換された印刷データを印
刷装置６へ送信する前に、変換に使用されたプリンタド
ライバの情報として、例えば、ドライバＩＤ（どの機種
の印刷装置に対応したプリンタドライバであるかを示
す）やプリンタドライバのバージョン番号、ユーザＩＤ
（情報処理装置１に設定されたアドレスなどの印刷要求
元名を示す）を印刷データのヘッダとして送信する（Ｓ
３）。続いて、変換された印刷データを通信Ｉ／Ｆ４を
介して送信する（Ｓ４）。

【００２０】そして、図３に示すように印刷装置６で
は、通信網５を経由して送られてきた印刷データを通信
Ｉ／Ｆ７を介して記憶部１０に格納すると共に（Ｓ
５）、印刷を行う前に印刷言語処理部８において、受信
したヘッダよりドライバＩＤやバージョン番号を取得，
解析し（Ｓ６）、その中のドライバＩＤを確認して印刷
装置６がサポートしているか否かを確認する（Ｓ７）。

【００２１】ドライバＩＤとは、印刷装置の機種やそれ
に備えられた印刷言語処理部の種類を判別するための文
字列である。例えば、従来例で説明した印刷装置ＭＦ−
Ｐ３５５のＲＰＤＬを使って印刷処理を行う場合には、
“ＭＦＰ３５５＿ＲＰＤＬ”（この例では文字列である
が、実際には文字列でなくても機種名や印刷データの処
理言語を判断できるものであればよい）と言う文字列に
なっている。この文字列により受信側の印刷装置６が判
断して、機種がＭＦ−Ｐ３５５でなかったり印刷言語が
ＲＰＤＬをサポートしていなかった場合には無条件でエ
ラーとする。

【００２２】処理Ｓ７において、印刷装置がサポートし
ていない（Ｎｏ）ときにはエラーとして、印刷出力せず
に印刷装置６の操作部１１に、その表示を行いユーザに
通知する（Ｓ８）。また、処理Ｓ７において、印刷装置
６がサポートしている（Ｙｅｓ）ときには、取得したバ
ージョン番号（印刷データ作成時に用いたプリンタドラ
イバと、それに対応した印刷出力の処理をする印刷言語
処理部８のプログラムのもの）から予め記憶部１０に格
納されている登録バージョン番号とを比較し確認する
（Ｓ９）。この処理Ｓ９において、登録バージョン番号
と取得したバージョン番号において行われる比較には、
３通りの場合が考えられる。取得したバージョン番号が
登録バージョン番号より古い場合、同じ場合、新しい場
合があり、バージョン番号が異なる場合にはユーザへの
通知情報として、例えば、図４に示すような出力例が印
刷出力される（Ｓ１０）。また、処理Ｓ９においてバー
ジョン番号が同じ場合には、印刷データの印刷出力が行
われ印刷装置６の処理が終了する（Ｓ１１）。

【００２３】これにより、通常プリンタドライバのバー
ジョンの番号までを意識して、ユーザは印刷装置６を使
用することはなくても、本発明の印刷システムにより、
この部分の確認を印刷装置６側で行うことによって、正
しくない場合にはユーザへの通知情報として印刷データ
と共に警告メッセージを印刷出力することにより、通知
できるものである。

【００２４】（実施の形態２）図５は本発明における実
施の形態２の印刷装置の印刷動作を示すフローチャート
である。以下に、本実施の形態２における印刷システム
の動作を図１，図５を参照しながら説明する。まず、前
記実施の形態１と同様に図２に示すように情報処理装置
１のフローチャートの処理が行われ印刷データが作成さ
れる。さらに、図５における印刷装置６の動作について
も、受信した印刷データの記憶部１０への格納と、印刷
言語処理部８におけるバージョン番号の取得，解析を行
い、サポートされているかの確認までは同様であり、処
理Ｓ７における、印刷装置６がサポートしている場合か
ら説明する。

【００２５】本実施の形態２においては、処理Ｓ９で取
得したバージョン番号と登録バージョン番号の比較が行
われて、バージョン番号が異なる場合には操作部１１か
らの入力設定により、バージョン番号の異なる場合の通
知情報を出力するか否かの確認が行われるもので、通知
出力設定がＹｅｓの時には処理Ｓ１０が実行され、通知
出力設定がＮｏの時には処理Ｓ１０は実行されず、次の
処理Ｓ１１が実行されるものである（Ｓ１２）。また、
処理Ｓ９においてバージョン番号が同じ場合には、前記
実施の形態１と同様に処理Ｓ１１が行われ印刷装置６の
処理が終了する。

【００２６】これにより、プリンタドライバがバージョ
ンアップにより変更された場合において、印刷出力に影
響を与えることのない小さな変更の場合には、通知情報
を印刷出力毎に出力することなく、ユーザが選択するこ
とができ経済的となる。なお、本実施の形態２におい
て、バージョン番号の違いにより通知情報の出力の可否
のみを判定したが、バージョン番号の違うときに、その
新旧により通知情報の出力の可否をさらに細かく選択可
能として、通常のバージョンアップにおいてなされるよ
うな、新バージョン番号のものが旧バージョン番号のも
のをサポートするような場合にも対応することが可能で
ある。

【００２７】（実施の形態３）図６は本発明における実
施の形態３の印刷装置の印刷動作を示すフローチャート
である。以下に、本実施の形態３における印刷システム
の動作を図１，図６を参照しながら説明する。ここで、
前記実施の形態２で説明した印刷装置６の動作と同様
に、受信した印刷データの格納、バージョン番号の取
得，解析、サポートの有無が確認される。さらに、バー
ジョン番号の比較により通知情報の出力を行うか否かの
確認後、本実施の形態３では通知情報の出力が否である
場合に、取得したバージョン番号を含むユーザ情報が記
憶部１０に格納されているか否かを確認して（Ｓ１
３）、格納されている場合には登録情報の更新処理を行
う（Ｓ１４）。また、処理Ｓ１３において格納されてい
ない場合には、新規のユーザ情報として登録が行われる
（Ｓ１５）。

【００２８】その後は前記実施の形態２と同様に、処理
Ｓ１１が行われ印刷装置６の処理が終了する。また、操
作部１１におけるユーザからの操作によって、通知情報
の出力の可否選択の他に、記憶部１０に格納されている
登録情報は、任意に出力させることが可能であり、例え
ば、図７に示すようにユーザＩＤ，ドライバＩＤ，プリ
ンタドライバのバージョン番号や登録バージョン番号等
を個々に出力して、ユーザ毎の情報を確認することが可
能となり任意のバージョンアップなどにも対応したユー
ザ環境を容易に設定することができる。なお、本実施の
形態３においては通知情報の出力が否のとき、ユーザ情
報の登録が行われた場合を説明したが、印刷装置の履歴
情報として通知情報の出力が可のときにおいてもユーザ
情報を登録してもよく、これにより、ユーザ環境をより
的確に確認，把握することができる。

【００２９】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プリンタドライバや印刷処理言語プログラムのバージョ
ンアップを行った場合、印刷要求が成された印刷データ
の印刷装置において、バージョン番号が異なることをユ
ーザに通知することができ、頻繁にバージョンアップさ
れるプリンタドライバに関して、素早くユーザが対応す
ることが可能となり、バージョン番号が異なるために生
じる印刷出力の異常が発生することを減少させることが
できる。

【００３０】また、バージョン番号の違いがあった場合
でも、印刷出力毎の通知情報の出力可否を選択可能とす
ることにより、印刷出力に実利上ほとんど関係のないよ
うなバージョンアップに対して、毎回通知情報を出力す
ることなくユーザの利用環境又はバージョンアップに適
した対応が可能となる。

【００３１】また、ユーザ情報を記憶部に格納すること
により、登録情報を任意に出力して確認することが可能
となり利用環境を定期的に確認することができ、より的
確にユーザ環境に対応することができるという効果を奏
する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態における印刷システムの基
本的な概略構成を示すブロック図

【図２】本発明の実施の形態１における情報処理装置の
印刷動作を示すフローチャート

【図３】本発明の実施の形態１における印刷装置の印刷
動作を示すフローチャート

【図４】本発明の実施の形態１における通知情報の印刷
出力例を示す図

【図５】本発明の実施の形態２における印刷装置の印刷
動作を示すフローチャート

【図６】本発明の実施の形態３における印刷装置の印刷
動作を示すフローチャート

【図７】本発明の実施の形態３における記憶部に格納さ
れるユーザ情報例を示す図

【図８】印刷装置側のＲＰＤＬの印刷言語処理部のシス
テム構成，印刷条件等の一覧を示す図

【図９】プリンタドライバのバージョン情報の表示例を
示す図

【符号の説明】

１ 情報処理装置 ２ 処理部 ３ プリント処理部 ４，７ 通信Ｉ／Ｆ ５ 通信網 ６ 印刷装置 ８ 印刷言語処理部 ９ 印刷部 １０ 記憶部 １１ 操作部

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 通信網を介して共有される印刷装置の印
   刷環境である印刷システムであって、 印刷要求元でありプリンタドライバによって印刷データ
   への変換処理を行う情報処理装置と、前記通信網を介し
   て受信した前記印刷データを印刷言語処理手段によって
   印刷出力する印刷装置とから成り、前記印刷装置に任意
   の前記情報処理装置の印刷要求に対して前記印刷データ
   を処理したプリンタドライバのバージョンと印刷出力先
   として選択された印刷装置の前記印刷言語処理手段のバ
   ージョンを確認して、互いのバージョンが同一でないと
   きユーザにその旨を通知する手段を備えたことを特徴と
   する印刷システム。
2. 【請求項２】 前記印刷装置の任意の情報処理装置の印
   刷要求に対して印刷データを処理したプリンタドライバ
   のバージョンと印刷出力先として選択された印刷装置の
   印刷言語処理手段のバージョンを確認して、互いのバー
   ジョンが同一でないときユーザにその旨を通知する手段
   の出力の可否をユーザ操作によって選択する手段を備え
   たことを特徴とする請求項１記載の印刷システム。
3. 【請求項３】 前記印刷装置の任意の情報処理装置の印
   刷要求に対して印刷データを処理したプリンタドライバ
   のバージョンと印刷出力先として選択された印刷装置の
   印刷言語処理手段のバージョンを確認して、登録情報と
   して記憶手段に格納し、任意のユーザ要求によって前記
   登録情報を出力する手段を備えたことを特徴とする請求
   項２記載の印刷システム。