JPH11212514A - 表示装置 - Google Patents
表示装置Info
- Publication number
- JPH11212514A JPH11212514A JP10009950A JP995098A JPH11212514A JP H11212514 A JPH11212514 A JP H11212514A JP 10009950 A JP10009950 A JP 10009950A JP 995098 A JP995098 A JP 995098A JP H11212514 A JPH11212514 A JP H11212514A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- video signal
- analog video
- signal
- input
- display device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 表示装置に入力されるアナログビデオ信号の
入力レベルが一定でなくても、最適な入力レベルに自動
で調整し補正することができる表示装置を提供する。 【解決手段】 表示装置を、アナログビデオ信号の入力
レベルを検出する検出部と、アナログビデオ信号をデジ
タル信号に変換するA/D変換器2と、検出部で検出さ
れたアナログビデオ信号の入力レベルに基づいて、A/
D変換器2に入力するアナログビデオ信号の入力レベル
の調整を行う調整手段とを有する構成とする。
入力レベルが一定でなくても、最適な入力レベルに自動
で調整し補正することができる表示装置を提供する。 【解決手段】 表示装置を、アナログビデオ信号の入力
レベルを検出する検出部と、アナログビデオ信号をデジ
タル信号に変換するA/D変換器2と、検出部で検出さ
れたアナログビデオ信号の入力レベルに基づいて、A/
D変換器2に入力するアナログビデオ信号の入力レベル
の調整を行う調整手段とを有する構成とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アナログビデオ信
号を入力してデジタル信号に変換して表示を行う表示装
置に関するもので、特に、アナログビデオ信号の入力レ
ベルを自動で調整する機能を備えた表示装置に関する。
号を入力してデジタル信号に変換して表示を行う表示装
置に関するもので、特に、アナログビデオ信号の入力レ
ベルを自動で調整する機能を備えた表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に表示装置である液晶パネル等に映
像を表示する場合、アナログ信号源から出力されるアナ
ログビデオ信号をデジタル信号に変換し、その変換され
たデジタルビデオ信号に基づいて、液晶パネル等に映像
を表示する。
像を表示する場合、アナログ信号源から出力されるアナ
ログビデオ信号をデジタル信号に変換し、その変換され
たデジタルビデオ信号に基づいて、液晶パネル等に映像
を表示する。
【0003】このビデオ信号等の仕様は、VESA規格
(Video Electronics Standards Associationが規定す
る画像表示に関する標準規格)によって規定されてい
る。VESA規格では、水平同期信号(Hsync)、
垂直同期信号(Vsync)及びビデオ信号等の仕様を
規定しているが、パソコン等のビデオ信号出力回路で
は、実際には、この規格通りにはなっていない事があ
る。従って、一般の表示装置には、水平及び垂直の位置
調整や画面の横サイズ(サンプリングクロックの周波
数)などの調整を行う機能が備えられている。
(Video Electronics Standards Associationが規定す
る画像表示に関する標準規格)によって規定されてい
る。VESA規格では、水平同期信号(Hsync)、
垂直同期信号(Vsync)及びビデオ信号等の仕様を
規定しているが、パソコン等のビデオ信号出力回路で
は、実際には、この規格通りにはなっていない事があ
る。従って、一般の表示装置には、水平及び垂直の位置
調整や画面の横サイズ(サンプリングクロックの周波
数)などの調整を行う機能が備えられている。
【0004】従来の表示装置は、図3のブロック図に示
すように、アナログ信号源より出力される映像データで
あるアナログビデオ信号SA1がケーブルを介して入力
され、信号レベルを調整してアナログビデオ信号SA2
を出力するビデオアンプ1と、このビデオアンプ1から
出力されたアナログビデオ信号SA2が入力され、デジ
タル信号に変換してデジタルビデオ信号SD1を出力す
るA/D変換器2と、このA/D変換器2から出力され
るデジタルビデオ信号SD1を一旦保存するフレームメ
モリ(フレームバッファメモリ)3と、このフレームメ
モリ3に保存されたデジタルビデオ信号SD1の出力タ
イミングを調整して、デジタルビデオ信号ST1を出力
するデータ出力タイミング制御部4と、このデータ出力
タイミング制御部4より出力されたデジタルビデオ信号
ST1が入力され、それに基づいて表示を行う液晶表示
パネル等の表示部8と、ビデオアンプ1、A/D変換器
2、フレームメモリ3、データ出力タイミング制御部4
及びCPU39に電気的に接続され、入力された水平同
期信号及び垂直同期信号をもとに、それぞれに制御信号
を発生して表示装置全体を統合的に制御する制御部37
とを有する。
すように、アナログ信号源より出力される映像データで
あるアナログビデオ信号SA1がケーブルを介して入力
され、信号レベルを調整してアナログビデオ信号SA2
を出力するビデオアンプ1と、このビデオアンプ1から
出力されたアナログビデオ信号SA2が入力され、デジ
タル信号に変換してデジタルビデオ信号SD1を出力す
るA/D変換器2と、このA/D変換器2から出力され
るデジタルビデオ信号SD1を一旦保存するフレームメ
モリ(フレームバッファメモリ)3と、このフレームメ
モリ3に保存されたデジタルビデオ信号SD1の出力タ
イミングを調整して、デジタルビデオ信号ST1を出力
するデータ出力タイミング制御部4と、このデータ出力
タイミング制御部4より出力されたデジタルビデオ信号
ST1が入力され、それに基づいて表示を行う液晶表示
パネル等の表示部8と、ビデオアンプ1、A/D変換器
2、フレームメモリ3、データ出力タイミング制御部4
及びCPU39に電気的に接続され、入力された水平同
期信号及び垂直同期信号をもとに、それぞれに制御信号
を発生して表示装置全体を統合的に制御する制御部37
とを有する。
【0005】次に、この表示装置の動作について以下に
説明する。この表示装置では、アナログ信号源より出力
されるアナログビデオ信号SA1(通常信号レベルは
0.7Vpp)がビデオアンプ1に入力され、制御部3
7からの制御信号CVにより、ビデオアンプ1でゼロレ
ベルのオフセット調整とゲイン調整が行われ所定のサン
プリングレベルに増幅される。増幅されたアナログビデ
オ信号SA2がA/D変換器2に入力され、A/Dの変
換器2でデジタルビデオ信号SD1に変換される。変換
されたデジタルビデオ信号SD1は、制御部37からの
制御信号CSによりフレームメモリ3に一旦格納され、
このデジタルビデオ信号SD1の出力タイミングが、制
御部37からの制御信号CM、CTに基づいて、データ
出力タイミング制御部4で所定のタイミングに調整さ
れ、タイミング調整されたデジタルビデオ信号ST1が
表示部8に入力される。入力されたデジタルビデオ信号
ST1に基づいて表示部8に映像が表示される。
説明する。この表示装置では、アナログ信号源より出力
されるアナログビデオ信号SA1(通常信号レベルは
0.7Vpp)がビデオアンプ1に入力され、制御部3
7からの制御信号CVにより、ビデオアンプ1でゼロレ
ベルのオフセット調整とゲイン調整が行われ所定のサン
プリングレベルに増幅される。増幅されたアナログビデ
オ信号SA2がA/D変換器2に入力され、A/Dの変
換器2でデジタルビデオ信号SD1に変換される。変換
されたデジタルビデオ信号SD1は、制御部37からの
制御信号CSによりフレームメモリ3に一旦格納され、
このデジタルビデオ信号SD1の出力タイミングが、制
御部37からの制御信号CM、CTに基づいて、データ
出力タイミング制御部4で所定のタイミングに調整さ
れ、タイミング調整されたデジタルビデオ信号ST1が
表示部8に入力される。入力されたデジタルビデオ信号
ST1に基づいて表示部8に映像が表示される。
【0006】上記従来の表示装置は、画面表示に係わる
調整項目を自動調整する自動表示調整機能を備えてお
り、制御部37が水平同期信号(Hsync)及び垂直
同期信号(Vsync)を基準に、アナログ信号源から
入力された映像データ信号のスタート位置及びエンド位
置が基準から何クロック目にあるかを検出し、検出した
データCD1をもとにCPU39において所定の演算を
して各種の設定値CD2を求めて、適切な周波数データ
を設定し、ドットクロックの位置合わせを行い、水平表
示位置及び垂直表示位置を設定することにより、最適な
映像を表示できるようにしている。
調整項目を自動調整する自動表示調整機能を備えてお
り、制御部37が水平同期信号(Hsync)及び垂直
同期信号(Vsync)を基準に、アナログ信号源から
入力された映像データ信号のスタート位置及びエンド位
置が基準から何クロック目にあるかを検出し、検出した
データCD1をもとにCPU39において所定の演算を
して各種の設定値CD2を求めて、適切な周波数データ
を設定し、ドットクロックの位置合わせを行い、水平表
示位置及び垂直表示位置を設定することにより、最適な
映像を表示できるようにしている。
【0007】ここで、この自動表示調整機能について、
図4及び図5に基づいて以下に具体的に説明する。自動
表示調整では、映像データとしてのアナログビデオ信号
のスタート位置及びエンド位置を検出する必要があり、
この位置検出は設定されているサンプリングクロックを
ベースに行うため、まずある程度正しく画面表示が行な
われるようにセットアップする必要がある。
図4及び図5に基づいて以下に具体的に説明する。自動
表示調整では、映像データとしてのアナログビデオ信号
のスタート位置及びエンド位置を検出する必要があり、
この位置検出は設定されているサンプリングクロックを
ベースに行うため、まずある程度正しく画面表示が行な
われるようにセットアップする必要がある。
【0008】このセットアップを行うためには、入力さ
れているアナログビデオ信号がVESA規格のどのタイ
ミングのものであるかを正しく判別する必要がある。こ
のため、アナログビデオ信号、水平同期信号(Hsyn
c)及び垂直同期信号(Vsync)を制御部37に入
力し、その周波数及びその極性を測定し(ステップS4
1)、もっとも近いVESA規格のタイミングを判別す
る(ステップS42)。次に、判別したタイミングに従
い、予めそのタイミングをセットアップさせるために用
意している調整値を設定する(ステップS43)。次
に、映像データ信号のスタート位置及びエンド位置を検
出する(ステップS44)。
れているアナログビデオ信号がVESA規格のどのタイ
ミングのものであるかを正しく判別する必要がある。こ
のため、アナログビデオ信号、水平同期信号(Hsyn
c)及び垂直同期信号(Vsync)を制御部37に入
力し、その周波数及びその極性を測定し(ステップS4
1)、もっとも近いVESA規格のタイミングを判別す
る(ステップS42)。次に、判別したタイミングに従
い、予めそのタイミングをセットアップさせるために用
意している調整値を設定する(ステップS43)。次
に、映像データ信号のスタート位置及びエンド位置を検
出する(ステップS44)。
【0009】ここで、このステップS44での処理を、
図5を用いて具体的に説明する。例えば、入力されたタ
イミングがVESA規格640×480の解像度(水平
解像度が640、垂直解像度が480)であるとする。
このとき、サンプリングクロック周波数Fを基準にスタ
ート位置及びエンド位置を測定すると、図5(B)に示
すように、スタート位置SPは50クロック目、エンド
位置EPは369クロック目となる。従って、理論上の
表示エリアとの差分を算出すると(ステップS45)、
水平映像エリアのサンプリング数は、(369−50)
+1=320となり、入力されたタイミングが持つ水平
解像度640の半分しかないことがわかる。
図5を用いて具体的に説明する。例えば、入力されたタ
イミングがVESA規格640×480の解像度(水平
解像度が640、垂直解像度が480)であるとする。
このとき、サンプリングクロック周波数Fを基準にスタ
ート位置及びエンド位置を測定すると、図5(B)に示
すように、スタート位置SPは50クロック目、エンド
位置EPは369クロック目となる。従って、理論上の
表示エリアとの差分を算出すると(ステップS45)、
水平映像エリアのサンプリング数は、(369−50)
+1=320となり、入力されたタイミングが持つ水平
解像度640の半分しかないことがわかる。
【0010】従って、この場合の正しいサンプリングク
ロック周波数は、640/320×F=2Fとなる。そ
こで、サンプリングクロック周波数(FREQ)の設定
値を修正し(ステップS46)、サンプリングクロック
2Fを基準にスタート位置及びエンド位置を測定する
と、図5(A)に示すように、スタート位置は100ク
ロック目、エンド位置は739クロック目となる。従っ
て、水平映像エリアのサンプリング数は、(739−1
00)+1=640となり、入力されたタイミングが持
つ水平解像度640と同じになり、サンプリングクロッ
クの周波数が正しく設定されたことがわかる。
ロック周波数は、640/320×F=2Fとなる。そ
こで、サンプリングクロック周波数(FREQ)の設定
値を修正し(ステップS46)、サンプリングクロック
2Fを基準にスタート位置及びエンド位置を測定する
と、図5(A)に示すように、スタート位置は100ク
ロック目、エンド位置は739クロック目となる。従っ
て、水平映像エリアのサンプリング数は、(739−1
00)+1=640となり、入力されたタイミングが持
つ水平解像度640と同じになり、サンプリングクロッ
クの周波数が正しく設定されたことがわかる。
【0011】次に、水平表示位置(HPOS)及び垂直
表示位置(VPOS)の設定値を修正する(ステップS
47、ステップS48)。これにより、自動表示調整を
完了する。
表示位置(VPOS)の設定値を修正する(ステップS
47、ステップS48)。これにより、自動表示調整を
完了する。
【0012】尚、上記従来の表示装置においては、この
自動表示調整を行うためには特定の条件を満たしたアナ
ログビデオ信号、即ち映像エリアの特定の位置にデータ
があり、ある程度の信号レベルが確保されている信号を
入力する必要がある。
自動表示調整を行うためには特定の条件を満たしたアナ
ログビデオ信号、即ち映像エリアの特定の位置にデータ
があり、ある程度の信号レベルが確保されている信号を
入力する必要がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の表示装置では、アナログ信号源から出力されるアナ
ログビデオ信号自体の出力レベルが時間的に変化した
り、アナログビデオ信号の赤(R)、緑(G)及び青
(B)の各色で出力レベルがそれぞれ異なることがあ
る。この場合には、画面表示の明るさが変動したり、実
際にアナログ信号源で指定された色と異なった色を表示
したりするといった不具合が生じる。このため、使用者
が、表示装置の調整機能を用いてビデオアンプのゲイン
を調整して、出力レベルの時間的変動を補正したり、色
補正をしたりしなければならないといった問題が生じ
る。
来の表示装置では、アナログ信号源から出力されるアナ
ログビデオ信号自体の出力レベルが時間的に変化した
り、アナログビデオ信号の赤(R)、緑(G)及び青
(B)の各色で出力レベルがそれぞれ異なることがあ
る。この場合には、画面表示の明るさが変動したり、実
際にアナログ信号源で指定された色と異なった色を表示
したりするといった不具合が生じる。このため、使用者
が、表示装置の調整機能を用いてビデオアンプのゲイン
を調整して、出力レベルの時間的変動を補正したり、色
補正をしたりしなければならないといった問題が生じ
る。
【0014】また、アナログ信号源と表示装置とをつな
ぐケーブルの周波数特性により、アナログ信号源からの
アナログビデオ信号が減衰して信号レベルが低下した状
態で表示装置に入力されることがある。この場合には、
表示装置の画面が暗く表示されたり、色がぼやけて表示
されるといった問題が生じる。
ぐケーブルの周波数特性により、アナログ信号源からの
アナログビデオ信号が減衰して信号レベルが低下した状
態で表示装置に入力されることがある。この場合には、
表示装置の画面が暗く表示されたり、色がぼやけて表示
されるといった問題が生じる。
【0015】更には、従来の自動表示調整機能を使用す
るためには、表示エリア全体においてある一定以上の信
号レベルをもったアナログビデオ信号を入力するという
条件を満たす必要がある。従って、仮に、入力された信
号レベルが所定のレベルより低い状態で自動表示調整を
実行した場合には、実際の周波数とは異なった周波数を
設定してしまうおそれがある。このため、使用者が、ビ
デオアンプのゲインを調整して、アナログビデオ信号の
入力レベルが所定のレベルになるように調整しなければ
ならないといった問題が生じる。
るためには、表示エリア全体においてある一定以上の信
号レベルをもったアナログビデオ信号を入力するという
条件を満たす必要がある。従って、仮に、入力された信
号レベルが所定のレベルより低い状態で自動表示調整を
実行した場合には、実際の周波数とは異なった周波数を
設定してしまうおそれがある。このため、使用者が、ビ
デオアンプのゲインを調整して、アナログビデオ信号の
入力レベルが所定のレベルになるように調整しなければ
ならないといった問題が生じる。
【0016】本発明は、こうした従来技術の課題を解決
するものであり、表示装置に入力されるアナログビデオ
信号の入力レベルが一定でなくても、最適な入力レベル
に自動で調整し補正することができる表示装置を提供す
ることを目的とする。
するものであり、表示装置に入力されるアナログビデオ
信号の入力レベルが一定でなくても、最適な入力レベル
に自動で調整し補正することができる表示装置を提供す
ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の表示装置は、ア
ナログビデオ信号の入力レベルを検出する検出部と、該
アナログビデオ信号をデジタル信号に変換するA/D変
換器と、該検出部で検出された該アナログビデオ信号の
該入力レベルに基づいて、該A/D変換器に入力する該
アナログビデオ信号の該入力レベルの調整を行う調整手
段とを有してなり、そのことにより上記目的が達成され
る。
ナログビデオ信号の入力レベルを検出する検出部と、該
アナログビデオ信号をデジタル信号に変換するA/D変
換器と、該検出部で検出された該アナログビデオ信号の
該入力レベルに基づいて、該A/D変換器に入力する該
アナログビデオ信号の該入力レベルの調整を行う調整手
段とを有してなり、そのことにより上記目的が達成され
る。
【0018】好ましくは、前記検出部を、前記アナログ
ビデオ信号と閾値電圧とが入力され、これらの2値を比
較した結果に対しロー信号又はハイ信号の出力信号を出
力するコンパレータで構成し、該コンパレータに入力す
る該閾値電圧を変化させながら該出力信号を観測して該
アナログビデオ信号の入力レベルを検出する構成とす
る。
ビデオ信号と閾値電圧とが入力され、これらの2値を比
較した結果に対しロー信号又はハイ信号の出力信号を出
力するコンパレータで構成し、該コンパレータに入力す
る該閾値電圧を変化させながら該出力信号を観測して該
アナログビデオ信号の入力レベルを検出する構成とす
る。
【0019】また、好ましくは、前記検出部を前記アナ
ログビデオ信号の入力レベルを各色別に検出する構成と
し、該検出部により検出されたアナログビデオ信号の各
色の入力レベルのばらつきを、前記調整手段により各色
別に入力レベルを調整して補正する構成とする。
ログビデオ信号の入力レベルを各色別に検出する構成と
し、該検出部により検出されたアナログビデオ信号の各
色の入力レベルのばらつきを、前記調整手段により各色
別に入力レベルを調整して補正する構成とする。
【0020】また、好ましくは、前記検出部を前記アナ
ログビデオ信号の入力レベルを所定時間毎に検出する構
成とし、該検出部により検出された結果に基づいて前記
調整手段により該アナログビデオ信号の時間的な入力レ
ベルの変化を補正する構成とする。
ログビデオ信号の入力レベルを所定時間毎に検出する構
成とし、該検出部により検出された結果に基づいて前記
調整手段により該アナログビデオ信号の時間的な入力レ
ベルの変化を補正する構成とする。
【0021】以下に、本発明の作用について説明する。
【0022】上記構成によれば、検出部が、アナログ信
号源より出力されるアナログビデオ信号の入力レベルを
検出する。調整手段が、この検出部で実際に検出された
アナログビデオ信号の入力レベルに基づいて、A/D変
換器及び制御部に入力するアナログビデオ信号の入力レ
ベルの調整を行う。
号源より出力されるアナログビデオ信号の入力レベルを
検出する。調整手段が、この検出部で実際に検出された
アナログビデオ信号の入力レベルに基づいて、A/D変
換器及び制御部に入力するアナログビデオ信号の入力レ
ベルの調整を行う。
【0023】従って、アナログ信号源と表示装置とをつ
なぐケーブルの周波数特性により、アナログ信号源から
のアナログビデオ信号が減衰して信号レベルが低下した
状態で表示装置に入力された場合にあっても、入力レベ
ルが最適値に補正されるので、表示装置の画面が暗く表
示されたり、色がぼやけて表示されるといったことがな
くなる。
なぐケーブルの周波数特性により、アナログ信号源から
のアナログビデオ信号が減衰して信号レベルが低下した
状態で表示装置に入力された場合にあっても、入力レベ
ルが最適値に補正されるので、表示装置の画面が暗く表
示されたり、色がぼやけて表示されるといったことがな
くなる。
【0024】また、従来の自動表示調整を実行する前
に、このアナログビデオ信号の入力レベルの自動調整を
実行することにより、アナログ信号源より出力されるア
ナログビデオ信号のレベルに関わらず、A/D変換器及
び制御部に入力するアナログビデオ信号を最適なレベル
に補正することが可能となる。このため、自動表示調整
を所定の信号レベルを確保した状態で実行することがで
きるので、自動表示調整における誤動作を防ぐことが可
能となる。従って、サンプリング周波数データが最適な
設定値に設定され、自動表示調整の精度を向上すること
が可能となる。
に、このアナログビデオ信号の入力レベルの自動調整を
実行することにより、アナログ信号源より出力されるア
ナログビデオ信号のレベルに関わらず、A/D変換器及
び制御部に入力するアナログビデオ信号を最適なレベル
に補正することが可能となる。このため、自動表示調整
を所定の信号レベルを確保した状態で実行することがで
きるので、自動表示調整における誤動作を防ぐことが可
能となる。従って、サンプリング周波数データが最適な
設定値に設定され、自動表示調整の精度を向上すること
が可能となる。
【0025】上記検出部を、アナログビデオ信号と閾値
電圧とが入力され、これらの2値を比較した結果に対し
ロー信号又はハイ信号の出力信号を出力するコンパレー
タで構成すれば、このコンパレータに入力する閾値電圧
を変化させながら出力信号を観測することで、アナログ
ビデオ信号の入力レベルを検出することが可能となる。
電圧とが入力され、これらの2値を比較した結果に対し
ロー信号又はハイ信号の出力信号を出力するコンパレー
タで構成すれば、このコンパレータに入力する閾値電圧
を変化させながら出力信号を観測することで、アナログ
ビデオ信号の入力レベルを検出することが可能となる。
【0026】また、上記検出部をアナログビデオ信号の
入力レベルを各色別に検出する構成とすれば、検出され
た各色の入力レベルのばらつきを、上記調整手段により
各色別に入力レベルを調整して補正することが可能とな
る。従って、各色の入力レベルを合わせることで、指定
されたどおりのカラー表示を行うことが可能となる。
入力レベルを各色別に検出する構成とすれば、検出され
た各色の入力レベルのばらつきを、上記調整手段により
各色別に入力レベルを調整して補正することが可能とな
る。従って、各色の入力レベルを合わせることで、指定
されたどおりのカラー表示を行うことが可能となる。
【0027】また、上記検出部をアナログビデオ信号の
入力レベルを所定時間毎に検出する構成とすれば、この
検出部により検出された結果に基づいて上記調整手段に
よりアナログビデオ信号の時間的な入力レベルの変化を
補正することが可能となる。従って、アナログビデオ信
号の入力レベルを一定に保持することができるので、画
面表示の明るさが変動することがなくなり、常に最適な
状態で表示装置に映像を表示することが可能となる。
入力レベルを所定時間毎に検出する構成とすれば、この
検出部により検出された結果に基づいて上記調整手段に
よりアナログビデオ信号の時間的な入力レベルの変化を
補正することが可能となる。従って、アナログビデオ信
号の入力レベルを一定に保持することができるので、画
面表示の明るさが変動することがなくなり、常に最適な
状態で表示装置に映像を表示することが可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて具体的に説明する。
に基づいて具体的に説明する。
【0029】本発明の表示装置は、図1のブロック図に
示すように、アナログ信号源より出力される映像データ
であるアナログビデオ信号SA1がケーブルを介して入
力され、信号レベルを調整してアナログビデオ信号SA
2を出力するビデオアンプ1と、このビデオアンプ1か
ら出力されたアナログビデオ信号SA2が入力され、デ
ジタル信号に変換してデジタルビデオ信号SD1を出力
するA/D変換器2と、このA/D変換器2から出力さ
れるデジタルビデオ信号SD1を一旦保存するフレーム
メモリ3と、このフレームメモリ3に保存されたデジタ
ルビデオ信号SD1の出力タイミングを調整して、デジ
タルビデオ信号ST1を出力するデータ出力タイミング
制御部4と、このデータ出力タイミング制御部4より出
力されたデジタルビデオ信号ST1が入力され、それに
基づいて表示を行う液晶表示パネル等の表示部8と、ビ
デオアンプ1、A/D変換器2、フレームメモリ3、デ
ータ出力タイミング制御部4及びCPU9に電気的に接
続され、それぞれに制御信号を発生して表示装置全体を
統合的に制御する制御部7とを有する。
示すように、アナログ信号源より出力される映像データ
であるアナログビデオ信号SA1がケーブルを介して入
力され、信号レベルを調整してアナログビデオ信号SA
2を出力するビデオアンプ1と、このビデオアンプ1か
ら出力されたアナログビデオ信号SA2が入力され、デ
ジタル信号に変換してデジタルビデオ信号SD1を出力
するA/D変換器2と、このA/D変換器2から出力さ
れるデジタルビデオ信号SD1を一旦保存するフレーム
メモリ3と、このフレームメモリ3に保存されたデジタ
ルビデオ信号SD1の出力タイミングを調整して、デジ
タルビデオ信号ST1を出力するデータ出力タイミング
制御部4と、このデータ出力タイミング制御部4より出
力されたデジタルビデオ信号ST1が入力され、それに
基づいて表示を行う液晶表示パネル等の表示部8と、ビ
デオアンプ1、A/D変換器2、フレームメモリ3、デ
ータ出力タイミング制御部4及びCPU9に電気的に接
続され、それぞれに制御信号を発生して表示装置全体を
統合的に制御する制御部7とを有する。
【0030】更に、制御部7からの制御信号CL1に基
づいて、映像データであるアナログビデオ信号の入力レ
ベルの自動調整を行うCPU9と、このCPU9からの
制御信号CL2により指定された所定の閾値電圧SVを
発生し、アナログビデオ信号のRGB各色用のコンパレ
ータ6R、6G、6Bの各々に閾値電圧SVを供給する
D/A変換器5と、このD/A変換器5から供給される
閾値電圧SVとアナログビデオ信号SA1のRGB各色
のアナログビデオ信号SAR、SAG、SABの内、閾
値電圧SVとアナログビデオ信号SARとが入力される
コンパレータ6Rと、閾値電圧SVとアナログビデオ信
号SAGとが入力されるコンパレータ6Gと、閾値電圧
SVとアナログビデオ信号SABとが入力されるコンパ
レータ6Bとを有し、上記各コンパレータ6R、6G、
6Bからは、入力された2値を比較した結果がそれぞれ
出力信号LHR、LHG、LHBとしてロー信号又はハ
イ信号が出力され、CPU9に入力される。
づいて、映像データであるアナログビデオ信号の入力レ
ベルの自動調整を行うCPU9と、このCPU9からの
制御信号CL2により指定された所定の閾値電圧SVを
発生し、アナログビデオ信号のRGB各色用のコンパレ
ータ6R、6G、6Bの各々に閾値電圧SVを供給する
D/A変換器5と、このD/A変換器5から供給される
閾値電圧SVとアナログビデオ信号SA1のRGB各色
のアナログビデオ信号SAR、SAG、SABの内、閾
値電圧SVとアナログビデオ信号SARとが入力される
コンパレータ6Rと、閾値電圧SVとアナログビデオ信
号SAGとが入力されるコンパレータ6Gと、閾値電圧
SVとアナログビデオ信号SABとが入力されるコンパ
レータ6Bとを有し、上記各コンパレータ6R、6G、
6Bからは、入力された2値を比較した結果がそれぞれ
出力信号LHR、LHG、LHBとしてロー信号又はハ
イ信号が出力され、CPU9に入力される。
【0031】ここで、ビデオアンプ1は、例えば、入力
されたビデオ信号レベルが低くて画面が暗い場合に、こ
のビデオアンプ1のゲインをあげて信号レベルを引き上
げることにより、通常の信号レベルが入力された時と同
等の画面の明るさを確保するために用いたり、入力され
たビデオ信号レベルにばらつきがある場合に信号レベル
を調整したりするために用いられる。A/D変換器2
は、液晶表示装置がデジタルインターフェイスとなって
いるために必要となるものであって、従来のCRTによ
る表示装置では不要となる回路である。フレームメモリ
3は、液晶表示装置に入力されるデジタルビデオ信号の
タイミングが通常固定されていることから、アナログ信
号源より出力されるアナログビデオ信号とのタイミング
を調整するために用いられる。制御部7は、入力された
信号のタイミングがVESA規格のどのタイミングの信
号に相当するかを判別したり、使用者のキー操作等を受
け画面表示の調整を行うための各回路を制御するための
制御信号を発生して、表示装置全体を統合的に制御する
ために用いられる。
されたビデオ信号レベルが低くて画面が暗い場合に、こ
のビデオアンプ1のゲインをあげて信号レベルを引き上
げることにより、通常の信号レベルが入力された時と同
等の画面の明るさを確保するために用いたり、入力され
たビデオ信号レベルにばらつきがある場合に信号レベル
を調整したりするために用いられる。A/D変換器2
は、液晶表示装置がデジタルインターフェイスとなって
いるために必要となるものであって、従来のCRTによ
る表示装置では不要となる回路である。フレームメモリ
3は、液晶表示装置に入力されるデジタルビデオ信号の
タイミングが通常固定されていることから、アナログ信
号源より出力されるアナログビデオ信号とのタイミング
を調整するために用いられる。制御部7は、入力された
信号のタイミングがVESA規格のどのタイミングの信
号に相当するかを判別したり、使用者のキー操作等を受
け画面表示の調整を行うための各回路を制御するための
制御信号を発生して、表示装置全体を統合的に制御する
ために用いられる。
【0032】次に、本発明の表示装置の動作について以
下に説明する。
下に説明する。
【0033】本発明の表示装置では、アナログ信号源よ
り出力される映像データであるアナログビデオ信号SA
1(通常信号レベルは0.7Vpp)がビデオアンプ1
に入力され、制御部7からの制御信号CVにより、ビデ
オアンプ1でゼロレベルのオフセット調整とゲイン調整
が行われ所定のサンプリングレベルに増幅される。増幅
されたアナログビデオ信号SA2がA/D変換器2に入
力され、A/Dの変換器2でデジタルビデオ信号SD1
に変換される。変換されたデジタルビデオ信号SD1
は、制御部7からの制御信号CSによりフレームメモリ
3に一旦格納され、このデジタルビデオ信号SD1の出
力タイミングが、制御部7からの制御信号CM、CTに
基づいて、データ出力タイミング制御部4で所定のタイ
ミングに調整され、タイミング調整されたデジタルビデ
オ信号ST1が表示部8に入力される。入力されたデジ
タルビデオ信号ST1に基づいて表示部8に映像が表示
される。
り出力される映像データであるアナログビデオ信号SA
1(通常信号レベルは0.7Vpp)がビデオアンプ1
に入力され、制御部7からの制御信号CVにより、ビデ
オアンプ1でゼロレベルのオフセット調整とゲイン調整
が行われ所定のサンプリングレベルに増幅される。増幅
されたアナログビデオ信号SA2がA/D変換器2に入
力され、A/Dの変換器2でデジタルビデオ信号SD1
に変換される。変換されたデジタルビデオ信号SD1
は、制御部7からの制御信号CSによりフレームメモリ
3に一旦格納され、このデジタルビデオ信号SD1の出
力タイミングが、制御部7からの制御信号CM、CTに
基づいて、データ出力タイミング制御部4で所定のタイ
ミングに調整され、タイミング調整されたデジタルビデ
オ信号ST1が表示部8に入力される。入力されたデジ
タルビデオ信号ST1に基づいて表示部8に映像が表示
される。
【0034】次に、図1及び図2に基づいてアナログビ
デオ信号の入力レベルの自動調整を行う処理手順につい
て以下に説明する。
デオ信号の入力レベルの自動調整を行う処理手順につい
て以下に説明する。
【0035】アナログビデオ信号の入力レベルの自動調
整を行う場合、先ず入力レベルの基準電圧を、例えばV
ESA規格の0.7Vppに設定する(ステップS
1)。次に、制御部7からの制御信号CL1に基づいて
CPU9が制御信号CL2を発生してD/A変換器5を
制御し所定の閾値電圧SVを発生させ、コンパレータ6
R、6G、6Bの各々に閾値電圧SVを供給する。この
閾値電圧SVとアナログビデオ信号SA1のRGB各色
のアナログビデオ信号SAR、SAG、SABの内、閾
値電圧SVとアナログビデオ信号SARとがコンパレー
タ6Rに入力され、閾値電圧SVとアナログビデオ信号
SAGとがコンパレータ6Gに入力され、閾値電圧SV
とアナログビデオ信号SABとがコンパレータ6Bに入
力される。各コンパレータ6R、6G、6Bからは、入
力された2値を比較した結果がそれぞれ出力信号LH
R、LHG、LHBとしてロー信号又はハイ信号が出力
され、CPU9に入力される。
整を行う場合、先ず入力レベルの基準電圧を、例えばV
ESA規格の0.7Vppに設定する(ステップS
1)。次に、制御部7からの制御信号CL1に基づいて
CPU9が制御信号CL2を発生してD/A変換器5を
制御し所定の閾値電圧SVを発生させ、コンパレータ6
R、6G、6Bの各々に閾値電圧SVを供給する。この
閾値電圧SVとアナログビデオ信号SA1のRGB各色
のアナログビデオ信号SAR、SAG、SABの内、閾
値電圧SVとアナログビデオ信号SARとがコンパレー
タ6Rに入力され、閾値電圧SVとアナログビデオ信号
SAGとがコンパレータ6Gに入力され、閾値電圧SV
とアナログビデオ信号SABとがコンパレータ6Bに入
力される。各コンパレータ6R、6G、6Bからは、入
力された2値を比較した結果がそれぞれ出力信号LH
R、LHG、LHBとしてロー信号又はハイ信号が出力
され、CPU9に入力される。
【0036】CPU9にて出力信号LHR、LHG、L
HBを個別に観測し、制御信号CL1及びCL2により
各コンパレータの閾値電圧SVの信号レベルをローレベ
ルからハイレベルに順次変更し(ステップS2)、各出
力信号がハイ信号からロー信号に変化するまで、このス
テップS2の処理を繰り返す(ステップS3)。このス
テップS3において、各コンパレータ6R、6G、6B
のそれぞれの出力でロー信号が検出された時点における
閾値電圧をもとに、CPU9で所定の演算を行い、実際
に入力されたRGB各色のアナログビデオ信号SAR、
SAG、SABの個々の入力レベルの検出を完了し(ス
テップS4)、各時点において各コンパレータ6R、6
G、6Bに入力されたそれぞれの閾値電圧を記憶する
(ステップS5)。
HBを個別に観測し、制御信号CL1及びCL2により
各コンパレータの閾値電圧SVの信号レベルをローレベ
ルからハイレベルに順次変更し(ステップS2)、各出
力信号がハイ信号からロー信号に変化するまで、このス
テップS2の処理を繰り返す(ステップS3)。このス
テップS3において、各コンパレータ6R、6G、6B
のそれぞれの出力でロー信号が検出された時点における
閾値電圧をもとに、CPU9で所定の演算を行い、実際
に入力されたRGB各色のアナログビデオ信号SAR、
SAG、SABの個々の入力レベルの検出を完了し(ス
テップS4)、各時点において各コンパレータ6R、6
G、6Bに入力されたそれぞれの閾値電圧を記憶する
(ステップS5)。
【0037】次に、各コンパレータ6R、6G、6Bに
対し記憶された閾値電圧と、ステップS1で設定した基
準電圧とを比較し(ステップS6)、閾値電圧と基準電
圧が同じである時には、ゲイン調整用電圧の現行設定値
を保持する(ステップS7)一方、閾値電圧と基準電圧
が異なる時には、閾値電圧と基準電圧との差に基づいて
CPU9で最適なゲイン調整用電圧CL3を演算して求
め、制御部7で保持されているゲイン調整用電圧の設定
値を変更する(ステップS8)。
対し記憶された閾値電圧と、ステップS1で設定した基
準電圧とを比較し(ステップS6)、閾値電圧と基準電
圧が同じである時には、ゲイン調整用電圧の現行設定値
を保持する(ステップS7)一方、閾値電圧と基準電圧
が異なる時には、閾値電圧と基準電圧との差に基づいて
CPU9で最適なゲイン調整用電圧CL3を演算して求
め、制御部7で保持されているゲイン調整用電圧の設定
値を変更する(ステップS8)。
【0038】次に、制御部7が制御信号CVにより、C
PU9で演算して求めた最適なゲイン調整用電圧CL3
に変更してビデオアンプ1を制御する。その結果、RG
B各色のアナログビデオ信号SAR、SAG、SABの
ゲインが個々に調整され、表示装置に対してアナログビ
デオ信号の入力レベルがRGB各色でばらつきのない最
適値に調整され、アナログビデオ信号の入力レベルの自
動調整を完了する。
PU9で演算して求めた最適なゲイン調整用電圧CL3
に変更してビデオアンプ1を制御する。その結果、RG
B各色のアナログビデオ信号SAR、SAG、SABの
ゲインが個々に調整され、表示装置に対してアナログビ
デオ信号の入力レベルがRGB各色でばらつきのない最
適値に調整され、アナログビデオ信号の入力レベルの自
動調整を完了する。
【0039】上記のように、この自動調整を実行するこ
とで、アナログビデオ信号のRGB各色の入力レベルを
合わせることができるので、指定されたどおりのカラー
表示を行うことが可能となる。
とで、アナログビデオ信号のRGB各色の入力レベルを
合わせることができるので、指定されたどおりのカラー
表示を行うことが可能となる。
【0040】また、アナログビデオ信号の入力レベルを
検出する検出部を、アナログビデオ信号の入力レベルを
所定時間毎に検出する構成とすれば、この検出部により
検出された結果に基づいて、アナログビデオ信号の入力
レベルの調整を行う調整手段により、アナログビデオ信
号の時間的な入力レベルの変化を補正することが可能と
なる。
検出する検出部を、アナログビデオ信号の入力レベルを
所定時間毎に検出する構成とすれば、この検出部により
検出された結果に基づいて、アナログビデオ信号の入力
レベルの調整を行う調整手段により、アナログビデオ信
号の時間的な入力レベルの変化を補正することが可能と
なる。
【0041】更には、従来の自動表示調整を実行する前
に、このアナログビデオ信号の入力レベルの自動調整を
実行することにより、アナログ信号源より出力されるア
ナログビデオ信号のレベルに関わらず、A/D変換器及
び制御部に入力するアナログビデオ信号SA2を最適な
レベルに補正することが可能となる。このため、自動表
示調整を所定の信号レベルを確保した状態で実行するこ
とができるので、自動表示調整における誤動作を防ぐこ
とが可能となる。従って、サンプリング周波数データが
最適な設定値に設定され、自動表示調整の精度を向上す
ることが可能となる。
に、このアナログビデオ信号の入力レベルの自動調整を
実行することにより、アナログ信号源より出力されるア
ナログビデオ信号のレベルに関わらず、A/D変換器及
び制御部に入力するアナログビデオ信号SA2を最適な
レベルに補正することが可能となる。このため、自動表
示調整を所定の信号レベルを確保した状態で実行するこ
とができるので、自動表示調整における誤動作を防ぐこ
とが可能となる。従って、サンプリング周波数データが
最適な設定値に設定され、自動表示調整の精度を向上す
ることが可能となる。
【0042】
【発明の効果】上記本発明の表示装置によれば、表示装
置に入力されるアナログビデオ信号の入力レベルが一定
でなくても、表示装置に実際に入力されたアナログビデ
オ信号の入力レベルを検出し、その検出結果に基づいて
ビデオアンプのゲインを調整して、アナログビデオ信号
の入力レベルを最適値に補正することができる。
置に入力されるアナログビデオ信号の入力レベルが一定
でなくても、表示装置に実際に入力されたアナログビデ
オ信号の入力レベルを検出し、その検出結果に基づいて
ビデオアンプのゲインを調整して、アナログビデオ信号
の入力レベルを最適値に補正することができる。
【0043】従って、アナログ信号源と表示装置とをつ
なぐケーブルの周波数特性により、アナログ信号源から
のアナログビデオ信号が減衰して信号レベルが低下した
状態で表示装置に入力された場合にあっても、入力レベ
ルを最適値に補正することができるので、表示装置の画
面が暗く表示されたり、色がぼやけて表示されるといっ
たことがなくなる。
なぐケーブルの周波数特性により、アナログ信号源から
のアナログビデオ信号が減衰して信号レベルが低下した
状態で表示装置に入力された場合にあっても、入力レベ
ルを最適値に補正することができるので、表示装置の画
面が暗く表示されたり、色がぼやけて表示されるといっ
たことがなくなる。
【0044】また、従来の自動表示調整を実行する前
に、このアナログビデオ信号の入力レベルの自動調整を
実行することにより、自動表示調整を所定の信号レベル
を確保した状態で実行することができるので、サンプリ
ング周波数データを最適な設定値に設定でき、自動表示
調整の精度を向上することができる。
に、このアナログビデオ信号の入力レベルの自動調整を
実行することにより、自動表示調整を所定の信号レベル
を確保した状態で実行することができるので、サンプリ
ング周波数データを最適な設定値に設定でき、自動表示
調整の精度を向上することができる。
【0045】特に請求項2記載の表示装置によれば、検
出部を、アナログビデオ信号と閾値電圧とが入力され、
これらの2値を比較した結果に対しロー信号又はハイ信
号の出力信号を出力するコンパレータで構成するので、
このコンパレータに入力する閾値電圧を変化させながら
出力信号を観測することで、アナログビデオ信号の入力
レベルを検出することができる。
出部を、アナログビデオ信号と閾値電圧とが入力され、
これらの2値を比較した結果に対しロー信号又はハイ信
号の出力信号を出力するコンパレータで構成するので、
このコンパレータに入力する閾値電圧を変化させながら
出力信号を観測することで、アナログビデオ信号の入力
レベルを検出することができる。
【0046】また、特に請求項3記載の表示装置によれ
ば、検出部によりアナログビデオ信号の入力レベルを各
色別に検出し、検出された各色の入力レベルのばらつき
を、調整手段により各色別に入力レベルを調整して補正
することができるので、アナログビデオ信号の各色の入
力レベルを合わせることができ、指定されたどおりのカ
ラー表示を行うことができる。
ば、検出部によりアナログビデオ信号の入力レベルを各
色別に検出し、検出された各色の入力レベルのばらつき
を、調整手段により各色別に入力レベルを調整して補正
することができるので、アナログビデオ信号の各色の入
力レベルを合わせることができ、指定されたどおりのカ
ラー表示を行うことができる。
【0047】また、特に請求項4記載の表示装置によれ
ば、検出部によりアナログビデオ信号の入力レベルを所
定時間毎に検出し、この検出結果に基づいて調整手段に
よりアナログビデオ信号の時間的な入力レベルの変化を
定期的に確認し補正することができるので、アナログビ
デオ信号の入力レベルを一定に保持することができ、画
面表示の明るさが変動することもなくなり、常に最適な
状態で表示装置に映像を表示することができる。
ば、検出部によりアナログビデオ信号の入力レベルを所
定時間毎に検出し、この検出結果に基づいて調整手段に
よりアナログビデオ信号の時間的な入力レベルの変化を
定期的に確認し補正することができるので、アナログビ
デオ信号の入力レベルを一定に保持することができ、画
面表示の明るさが変動することもなくなり、常に最適な
状態で表示装置に映像を表示することができる。
【図1】本発明の表示装置を示すブロック図である。
【図2】本発明の表示装置におけるアナログビデオ信号
の入力レベルの自動調整を行う処理手順を示すフローチ
ャートである。
の入力レベルの自動調整を行う処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図3】従来の表示装置を示すブロック図である。
【図4】従来の表示装置における自動表示調整の処理手
順を示すフローチャートである。
順を示すフローチャートである。
【図5】従来の表示装置における映像データ信号のスタ
ート位置とエンド位置を検出する方法を示す図である。
ート位置とエンド位置を検出する方法を示す図である。
1 ビデオアンプ 2 A/D変換器 3 フレームメモリ 4 データ出力タイミング制御部 5 D/A変換器 6R、6G、6B コンパレータ 7 制御部 8 表示部 9 CPU
Claims (4)
- 【請求項1】 アナログビデオ信号の入力レベルを検出
する検出部と、 該アナログビデオ信号をデジタル信号に変換するA/D
変換器と、 該検出部で検出された該アナログビデオ信号の該入力レ
ベルに基づいて、該A/D変換器に入力する該アナログ
ビデオ信号の該入力レベルの調整を行う調整手段とを有
する表示装置。 - 【請求項2】 前記検出部を、前記アナログビデオ信号
と閾値電圧とが入力され、これらの2値を比較した結果
に対しロー信号又はハイ信号の出力信号を出力するコン
パレータで構成し、該コンパレータに入力する該閾値電
圧を変化させながら該出力信号を観測して該アナログビ
デオ信号の入力レベルを検出する構成とした請求項1記
載の表示装置。 - 【請求項3】 前記検出部を前記アナログビデオ信号の
入力レベルを各色別に検出する構成とし、該検出部によ
り検出されたアナログビデオ信号の各色の入力レベルの
ばらつきを、前記調整手段により各色別に入力レベルを
調整して補正する構成とした請求項1又は請求項2記載
の表示装置。 - 【請求項4】 前記検出部を前記アナログビデオ信号の
入力レベルを所定時間毎に検出する構成とし、該検出部
により検出された結果に基づいて前記調整手段により該
アナログビデオ信号の時間的な入力レベルの変化を補正
する構成とした請求項1〜請求項3のいずれかに記載の
表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10009950A JPH11212514A (ja) | 1998-01-21 | 1998-01-21 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10009950A JPH11212514A (ja) | 1998-01-21 | 1998-01-21 | 表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11212514A true JPH11212514A (ja) | 1999-08-06 |
Family
ID=11734265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10009950A Withdrawn JPH11212514A (ja) | 1998-01-21 | 1998-01-21 | 表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11212514A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004021168A (ja) * | 2002-06-20 | 2004-01-22 | Seiko Epson Corp | 画像表示装置および画像処理装置 |
-
1998
- 1998-01-21 JP JP10009950A patent/JPH11212514A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004021168A (ja) * | 2002-06-20 | 2004-01-22 | Seiko Epson Corp | 画像表示装置および画像処理装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2950261B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
JP2004173262A (ja) | デジタルディスプレイ装置のサンプリング位置調整装置及び調整方法 | |
KR100323666B1 (ko) | 모니터의 클럭위상 보상장치 및 방법 | |
KR100609056B1 (ko) | 디스플레이장치 및 그 제어방법 | |
USRE40396E1 (en) | Method for detecting and separating vertical and horizonal synchronous signals from computer system | |
US8345029B2 (en) | Image display device | |
US6556191B1 (en) | Image display apparatus, number of horizontal valid pixels detecting apparatus, and image display method | |
JP2001013931A (ja) | 液晶ディスプレイ装置の利得及びオフセット調整方法 | |
JPH11212514A (ja) | 表示装置 | |
KR100308259B1 (ko) | 디지탈콘버젼스보정장치 | |
US7045977B2 (en) | Vertical/horizontal amplitude controller | |
JPH11184425A (ja) | 表示装置 | |
KR100382916B1 (ko) | 자동 화면보정 장치 및 방법 | |
KR0159817B1 (ko) | 마이컴을 이용한 휘도자동보상방법 | |
KR100459186B1 (ko) | 영상표시기기의 입력모드 인식장치 및 방법 | |
JP3413740B2 (ja) | 自動白バランス補正機能付きマルチ周波数対応ディスプレイ | |
KR100265705B1 (ko) | 영상 자동 조절 기능을 구비한 평판 디스플레이 장치 및 그의제어 방법 | |
JPH06334897A (ja) | 画像信号処理回路 | |
JP3812088B2 (ja) | 表示装置 | |
KR100404216B1 (ko) | 영상표시기기의 화면 보상장치 및 그 방법 | |
KR100415998B1 (ko) | 디스플레이장치 및 그 제어방법 | |
KR19990056559A (ko) | 노이즈 감소방법 및 그 장치 | |
JPH1091132A (ja) | 画像表示装置 | |
KR101534019B1 (ko) | 디스플레이장치 및 그의 제어 방법 | |
JP2981338B2 (ja) | ビデオ信号変換装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050405 |