JPH11212219A - レンズ付きフイルムユニットの分解方法及び装置 - Google Patents

レンズ付きフイルムユニットの分解方法及び装置

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JPH11212219A
JPH11212219A JP10015476A JP1547698A JPH11212219A JP H11212219 A JPH11212219 A JP H11212219A JP 10015476 A JP10015476 A JP 10015476A JP 1547698 A JP1547698 A JP 1547698A JP H11212219 A JPH11212219 A JP H11212219A
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JP
Japan
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lens
claw
main body
film unit
unit
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JP10015476A
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English (en)
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Shoichi Uchida
祥一 内田
Masaya Morita
昌也 守田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リサイクル効率を向上する。 【解決手段】 レンズ付きフイルムユニットは、前カバ
ー14、後カバー15、露光ユニット18、本体基部1
6、及びストロボユニット17等で構成されている。分
解工程では、前カバー14を外した後に、ストロボユニ
ット17を取り外す。その後、後カバー15を取り外し
て、残った露光ユニット18と本体基部16とを取り付
け形態のままでリユースする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、レンズ付きフイル
ムユニットの分解方法及び装置に関し、さらに詳しく
は、レンズ付きフイルムユニットをリサイクルするとき
の分解作業を自動的に行う方法及び装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、特願平3−200050号公報等
には、工場で予めカートリッジ付きの写真フイルムが装
填されたレンズ付きフイルムユニット(以下、「フイル
ムユニット」と称す。)が提案されている。このフイル
ムユニットは、カートリッジ付きの写真フイルムが装填
される本体基部、本体基部の前面に被着される前カバ
ー、本体基部の背面に被着される後カバーとから構成さ
れ、本体基部にはシャッタ機構、レンズ等を組み込んだ
露光ユニットと、ストロボユニット等が着脱自在に取り
付けられている。このようなフイルムユニットは、写真
フイルムの全てのコマの撮影が終了すると、そのまま現
像所に提出される。現像所では、露光済のフイルムを収
納したカートリッジを取出し、現行の現像処理システム
を使用して現像及び焼付等の処理を行い、ユーザーには
プリント写真とフイルムネガとが返却される。
【0003】ところで、環境保全や産業廃棄物の削減の
ために、工業製品のリサイクルが行われている。一般的
に、このリサイクルには、材料ごとに部品を原料化して
使用する再生使用と、部品をそのまま新しい工業部品に
用いるリユースとがある。フイルムユニットについて
は、特開平6−161042号公報に提案されているよ
うに、本体基部、前カバー、及び後カバーを溶解して樹
脂ペレットにして再生使用している。また、露光ユニッ
トは、本体基部から取り外され、そのままリユースして
いる。また、プリント基板上に、回路要素、閃光放電
管、シンクロスイッチ等が取り付けられてユニット化さ
れたストロボユニットは、本体基部から取り外した後
に、新しい電池を装填することでリユースしている。
【0004】ストロボユニットを内蔵したタイプのフイ
ルムユニットには、電源電池が内蔵されている。従来、
電源電池は、フイルムユニットの外部底面に設けられた
開口を通して装填され、その開口を紙箱で覆っていた。
このため、フイルムユニットの分解工程では、紙箱を外
してから前カバーを外すだけで電源電池を容易に外すこ
とができた。しかしながら、近年、フイルムユニットの
コンパクト化に伴って外装体も紙箱に代えて薄いラベル
を用いるようになった。このように外ケースとしてラベ
ルを用いると、ラベルだけでは電源電池を保持しきれな
い恐れがある。このため、ユニット本体の底面中央部の
開口は、後カバーの一部で塞がれている(特開平8−3
28205号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】現在、リサイクルにか
かるコストの削減を図ることが提案されている。そこ
で、分解工程の工数削減が望まれている。しかしなが
ら、前述したように、露光ユニットをリユースするため
に、後カバー付きの本体基部から露光ユニットを分離し
ていた。この分離作業は、露光ユニットに損傷を与えな
いように安全に行う必要があったため、高精度が要求さ
れ機構自体が複雑化していた。
【0006】また、電源電池の取り出しは、電源電池の
外側を後カバーの一部で塞いでいるため、前カバーだけ
を取り外しても後カバーの一部が邪魔になって自動機で
取り出すことができない欠点がある。しかも、電源電池
は、円筒形で自動機で保持するには非常に困難であっ
た。さらに、壊れてしまったカートリッジ取り出し用の
底蓋や輸送中の衝撃等で生じる破損片等が落下又は飛散
して自動機が故障し、作業効率が低下する欠点もある。
【0007】本発明は、上述のような背景に鑑みてなさ
れたもので、分解工程の工数削減、及び分解工程の作業
効率の向上、並びにトラブルを阻止したレンズ付きフイ
ルムユニットの分解方法及び装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1及び請求項3に記載した発明では、本体基部
から前カバーを取り外すときと同じ姿勢で、本体基部か
ら後カバーを取り外すようにしたものである。これによ
り、メカ機構又は露光ユニットを設けた本体基部をその
ままリユースすることができる。また、請求項5記載の
発明では、前カバーを取り外す工程に吸引手段を設けた
ものである。フイルムユニットでは、カートリッジを取
り出すときに開かれる蓋が壊されているものがある。蓋
が壊れていると、前カバーを外したときに蓋が落下して
機械のトラブルとなる。そこで、落下する蓋を吸引手段
で除去するようにしている。なお、請求項8に記載した
ように吸引手段で吸引するものとしては、蓋の他に第3
の部品、又は破損した部品でもよい。
【0009】請求項6及び請求項7記載の発明は、フイ
ルムユニットを構成する2部品を解除する方法及び装置
である。2部品は該ユニットの一側面側で結合され、且
つ一方の部品の端面が外部に露呈している。そこで、こ
れらの発明では、端面に解除爪を挿入する解除手段を持
っている。これにより、解除爪を挿入するだけで、端面
が該ユニットの外部に向けて広がり、自然に爪係合が解
除される。
【0010】請求項9及び請求項11記載の発明では、
ストロボ内蔵タイプで、且つ電源電池の外側が外カバー
で覆われているタイプのフイルムユニットの分解方法及
び装置であり、この分解方法及び装置は、電源電池を覆
った外カバーを広げたスペース内に保持手段を挿入し、
この保持手段で例えば円筒形の電源電池を保持して取り
出すようにしたものである。保持手段としては、請求項
10及び請求項12に記載したように磁石を利用した構
造のものが望ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、ストロボ内蔵タイプのフ
イルムユニット2の外観を示すものである。フイルムユ
ニット2は、撮影機構を備えたユニット本体3と、これ
を収納する外ケース4とから構成されており、この外ケ
ース4に入れたままで写真撮影が行われる。外ケース4
は、フイルムユニット2の外観を奇麗にするためのもの
であり、外面に印刷を施した紙箱又はプラスチックシー
ト等が用いられる。この外ケース4からは、撮影レンズ
5、ファインダー窓6、レリーズボタン7、撮影枚数表
示板8、巻き上げノブ9、ストロボ充電スイッチ10、
及びストロボ発光部11が露出されている。
【0012】図2において、ユニット本体3は、カート
リッジ付き写真フイルム13、前カバー14、後カバー
15、本体基部16、ストロボユニット17、及び露光
ユニット18とから構成されている。ユニット本体3の
外カバーとしては、樹脂成形部品である前カバー14と
後カバー15とで構成されている。露光ユニット18
は、フイルムカウンタ機構、シャッタ機構、フイルム巻
止め機構、及び撮影レンズ5等の露光付与機構を一緒に
組み込んで一体化したユニット部品であり、本体基部1
6に設けた露光開口19の前面に爪結合により着脱自在
に取り付けられる。
【0013】本体基部16には、露光開口19を挟んだ
両側に、カートリッジ20が装填されるカートリッジ室
21と、カートリッジ20からロール状の形態で引き出
された未露光の写真フイルム22が収納されるフイルム
収納室23とを一体に形成した樹脂成形部品である。本
体基部16の背面側は開口されており、ここに取り付け
られる後カバー15との間で写真フイルム22を光密に
収納する。写真フイルム22は、撮影するごとにフイル
ム収納室23からカートリッジ室21に向けて巻き上げ
られる。
【0014】カートリッジ室21とフイルム収納室23
との底は開口となっており、後カバー15の一部を薄厚
にして開閉自在に形成したプルトップ式の底蓋24,2
5によって塞がれる。フイルム収納室23の底蓋25
は、フイルム装填の時にカートリッジ20から未露光写
真フイルム22をロール状に引き出すための治具を挿入
する通路を塞ぐための蓋であり、またカートリッジ室2
1の底蓋24は、撮影終了後撮影済みフイルムを収納し
たカートリッジ20を取り出すときの蓋となる。
【0015】ストロボユニット17は、プリント基板2
7に、ストロボ充電回路等を含む回路要素、ストロボ発
光部11、シンクロスイッチ、電池接片29,30、メ
インコンデンサ31等の電子部品を一緒に取り付けてユ
ニット化したストロボ部品と、電池接片29,30に着
脱自在に接続される電源電池32とからなる。このスト
ロボユニット17は、露光ユニット18とフイルム収納
室23との間でプリント基板27が爪結合により着脱自
在に取り付けられる。
【0016】電源電池32は、自動機では保持しにくい
円筒形となっており、露光ユニット18の下に、長手方
向をフイルム給送方向に沿わした姿勢で配置される。後
カバー15には、前述した2つの底蓋24,25の間
に、電源電池32の外部を覆う電池蓋33が設けられて
いる。この電池蓋33は、底蓋24,25と同じプルト
ップ式の蓋である。
【0017】プリント基板27には、ストロボ充電回路
を作動させるための2つの接点が露呈されている。これ
らの接点は、ストロボ充電スイッチ10の操作により押
圧される弾性自在な金属接片35によって短絡される。
金属接片35は、断面コ字状の短絡部を弾性自在に支持
する支持部の根元がフイルム収納室23の前面に設けた
凹みに挿入され、前カバー14の内壁との間で挟持され
る。
【0018】この例の写真フイルムカートリッジ13
は、カートリッジ20の外カバーが2つの樹脂成形部品
からなり、内部に写真フイルム22を巻き付けるための
スプール36の他に、フイルム出入り口を開閉する蓋部
材を内蔵しており、蓋部材を開いた後にスプール36を
フイルム送り出し方向に回転させることで、写真フイル
ム33をカートリッジの外部に送り出す、周知のIX2
40タイプのフイルムカートリッジである。このタイプ
の写真フイルム22には、撮影コマ当たり2個のパーフ
ォレーションが配列されている。
【0019】カートリッジ室21の上には、スプール3
6に係合する巻き上げノブ9が着脱自在に設けられてい
る。カートリッジ室21と露光ユニット18との間に
は、底蓋24の開き動作に連動してカートリッジ20の
蓋部材を閉じるカートリッジ蓋閉じ機構37が組み込ま
れている。カートリッジ蓋閉じ機構37は、カートリッ
ジ室21の内部に入り込んでカートリッジ20の蓋部材
の端面38に係合する軸部を備えており、底蓋24の開
き動作に連動して軸部を回転させることで蓋部材を閉じ
る。これにより、現像所でのカートリッジ20の取り出
しが明室で行える。
【0020】前カバー14は、本体基部16との間で爪
結合により着脱自在に取り付けられている。また、後カ
バー15も、本体基部16との間で爪結合により着脱自
在に取り付けられる。したがって、この例のフイルムユ
ニット2では、本体基部16に対して露光ユニット1
8、ストロボユニット17、前カバー14、及び、後カ
バー15がそれぞれ着脱自在に取り付けられている。
【0021】このようなフイルムユニット3は、使用後
に工場に回収され、ここでリサイクルされる。ストロボ
内蔵タイプのフイルムユニット3は、図3に示すよう
に、前カバー14、金属接片35、巻き上げノブ9、電
源電池32、ストロボユニット17、及び、後カバー1
5が取り外され、露光ユニット18と本体基部16とが
組み付け形態のまま残される。ここで、露光ユニット1
8と本体基部16との組み付け形態を、本体ユニット4
0と称す。そして、前カバー14、後カバー15、巻き
上げノブ9、及び、金属接片35が再生使用され、他の
電源電池32、ストロボユニット17、及び本体ユニッ
ト40がリユースされる。
【0022】ストロボを内蔵していないフイルムユニッ
ト3では、図4に示すように、前述した電源電池32と
ストロボユニット17とを内蔵していない分だけ正面か
ら見た横長さ(フイルム給送方向に沿った長さ)が短く
されており、これに伴って本体基部16、前カバー1
4、及び後カバー15も短い形状とされている。また、
後カバー15には、電池蓋33に対応した部分41に薄
肉部を形成してなく、したがってこの部分41が開かな
いうようにされている。そして、このタイプのフイルム
ユニット3は、図5に示すように、前カバー14、巻き
上げノブ9、及び、後カバー15が取り外され、残った
本体ユニット40がリユースされる。
【0023】
【実施例】フイルムユニット2の分解ラインについて説
明する。図6に示すように、工場では、現像所から回収
したフイルムユニット2を分解ライン50に搬送する。
この分解ライン50には、ストロボ内蔵タイプと内蔵し
ていないタイプとを混合して搬入される。
【0024】分解ライン50に搬入する前には、外ケー
ス取り外し工程51が配置されており、ここで、外ケー
ス4が取り除かれる。また、分解ライン50に搬入する
過程には、ユニット種別識別工程52、前カバー浮き検
査工程53が順に配置されている。ユニット種別識別工
程52では、ユニット本体3の外形寸法を測定してスト
ロボ内蔵タイプと内蔵してないタイプとを識別し、その
識別データを分解ライン50に転送する。前カバー浮き
検査工程53では、ユニット本体3の高さを光電センサ
を用いて測定し、そのデータから前カバー14が浮いて
いるか否かを識別する。そして、浮いていないものだけ
を分解ライン50に搬入する。こうすることで、分解ラ
イン50でのトラブルを未然に防止することができる。
【0025】分解ライン50は、パレットをインデック
ス回転テーブル等の上にその周方向に沿って一定ピッチ
で配列し、パレットにユニット本体3を載置してインデ
ックス回転テーブルを回転させることにより円周上に配
置した各工程にユニット本体3を順に搬送する。パレッ
トには、ユニット本体3が前カバー14を上方に向けた
姿勢で固定される。各工程には位置決め手段が配置さ
れ、これらの位置決め手段により各ユニット本体3はパ
レット上で高精度で位置決めされる。
【0026】分解ライン50は、前カバー外し工程5
4、金属接片外し工程55、電池蓋及び底蓋開き工程5
6、カートリッジ有り製品排出工程57、電源電池取り
出し工程58、ストロボユニット外し工程59、後カバ
ー外し工程60、及び、巻き上げノブ及び後カバー排出
工程61で構成されている。後カバー外し工程60で外
された本体ユニット40は、分解ライン50から本体ユ
ニット検査工程62に搬送され、ここで検査等を行った
後にリユースされる。
【0027】前カバー外し工程54には、ユニット本体
3から前カバー14を外す前カバー分解装置が配置され
ている。ここで前カバー14と本体基部16とは、撮影
レンズを挟んだ両側の位置と、右側面及び左側面との位
置でそれぞれ爪結合されている。前カバー14の撮影レ
ンズ5を挟んだ両側の位置には、図7に示すように、そ
れぞれ開口63,64が設けられており、これらの開口
63,64の内壁には、内部に向けて突出した弾性自在
な係止爪が形成されている。本体基部16の前面側に
は、これらの係止爪に内部で係合する被係止部が設けら
れている。また、前カバー14の右側面及び左側面に
は、図8にも示すように、後カバー15との合わせ目の
近傍に被係止部である開口65〜68が対で形成されて
おり、また、これらの開口65〜68に内部で係合する
本体基部16には固定爪がそれぞれ形成されている。
【0028】前カバー分解装置70には、図9に示すよ
うに、前カバー14と本体基部16との爪結合を解除す
る第1の分離機構71と左右に配置した第2の分離機構
72とからなる。第1の機構71は、昇降機構86で昇
降される。分離機構71,72は、昇降機構73で昇降
される。第1の分離機構71は、駆動機構86aと、前
カバー14の開口63,64の間隔に合わせて設けた2
つの解除爪74,75と、これらの解除爪74,75を
各々内々側に向けて回転させて保持するチャック機構7
6とから構成されている。この第1の分離機構71は、
駆動機構86aの駆動によりチャック機構76を作動さ
せて、解除爪74,75の挿入、係合解除、及び前カバ
ー14の保持との動作を行う。
【0029】第1の分離機構71は、図10に示すよう
に、前記昇降機構86の下降動作によって2つの解除爪
74、75を前カバー14の開口63,64を通して前
記係止爪14a,14bと被係止部16a,16bとの
係合部に挿入し、その後、駆動機構86aの駆動により
チャック機構76が作動して解除爪74、75が内々側
に向けて回転することで、前カバー14の係止爪14
a,14bを撓ませ、これらの係止爪14a,14bと
本体基部16の被係止部16a,16bとの係合を解除
するとともに、このままの姿勢を保つことで各解除爪7
4,75が前カバー14を保持する。
【0030】第2の分離機構72は、前カバー14の各
側面に設けた開口65,66及び開校67,68との間
隔に合わせて設けた一対の解除爪77,78を、ユニッ
ト本体3の左右側面にそれぞれ設け、これらの分離爪7
7,78に回転支点79,80をもたせて、これらの解
除爪77,78を回転機構81,82でそれぞれ回転さ
せる構造となっている。
【0031】また、第2の分離機構72には、搬送され
るユニット本体3がストロボ内蔵タイプか否かによって
左右の解除爪77,78の間隔を変更するスライド機構
85が設けられている。この例では、カートリッジ室2
1側の解除爪77を基準にしてフイルム収納室23側の
解除爪77,78がユニット本体3のタイプに応じて自
動的にスライド移動される。
【0032】各解除爪77,78は、図11に示すよう
に、前記昇降機構73の昇降によりユニット本体3の両
側面の近傍に移動する。その後、回転機構81,82の
作動により解除爪77,78が回転支点79,80を中
心として回転して解除爪77,78の先端が前カバー1
4の右側面又は左側面の合わせ目に入り込んでこの部分
を外側に向けて折り曲げることで、本体基部16の固定
爪83,84から開口65,66を外す。解除爪77、
78は、回動動作以外に、往復直進動作させてもよい。
このように解除爪77、78を挿入する機構だけで、自
然に爪係合の解除が行えるから、複雑な機構を用いるこ
とがなく、したがって、メカ機構のローコスト化を図る
ことができる。
【0033】また、これらの解除爪77,78の形状
は、爪の引っ掛け側とは逆側の輪郭形状が丸められてい
るため、本体基部16に当接することなく、したがって
爪解除を安全に行うことができる。そして、第1及び第
2の分離機構71,72の各解除爪74,75,77,
78が各爪結合を解除した後には、昇降機構86が上昇
動作を行う。この上昇動作により第1の分離機構71が
チャック機構76に保持されている前カバー14を所定
高さまで上昇させる。この状態で前カバー14の保持を
解除しても、前カバー14は本体基部16に再び爪結合
することはないため、前カバー14を本体基部16の上
に乗っけた状態の姿勢のまま次の工程に搬送する。そし
て、次工程にて既に係合の外れた前カバー14を分離排
出する。なお、前カバー外し工程54で前カバー14を
排出してもよい。この場合には、昇降機構86を下降動
作させることで容易に行える。排出した前カバー14
は、再生使用される。
【0034】さらに、前カバー外し工程54には、分解
ライン50等でのトラブルの要因となる破損片等を除去
する目的のために、吸引装置88が配置されている。こ
の吸引装置88は、図12に示すように吸引機89、ノ
ズル90、及びこれらの間を繋ぐ収縮自在なホース91
等で構成されており、前カバー14が取り外される前
に、ノズル90がシリンダー等の移動手段92によりユ
ニット本体3の底蓋24の近傍にセットされ、前カバー
14の取り外し中に吸引機88が作動して破損して落下
する底蓋24やユニット本体3の内部で破損した片等を
吸引する。
【0035】金属接片外し工程55では、前カバー14
を外した形態のユニット本体3が搬送され、ここで金属
接片35が取り外される。外された金属接片35は、再
生使用される。
【0036】電池蓋及び底蓋開き工程56には、蓋開き
装置が配置されており、この装置はカートリッジ室21
に対応した底蓋24、フイルム収納室23に対応した底
蓋25、及び電池蓋41との3つの蓋を一緒に開ける。
底蓋24は、カートリッジ室21にカートリッジ20が
有るか無いかを調べる目的のために、また、底蓋25
は、後の本体ユニット40を分離する作業のときに邪魔
となるため、開く。これらの蓋24,25,33を同じ
工程に配置し、且つ同時に動作させることで、機構の共
通化によるコストダウン、及び、作業効率の向上を図る
ことができる。
【0037】蓋開き装置は、電池蓋33及び底蓋24,
25をそれらの開き方向とは逆側の縁に引っ掛ける3つ
の引っ掛け爪と、これらの引っ掛け爪を昇降・回転させ
る機構とから構成されている。これらの3つの引っ掛け
爪は、蓋を開く動作が同じとされている。そこで、ここ
では電池蓋33に対応した引っ掛け爪94に対応した機
構だけを図13に示して他の爪の機構の詳しい説明を省
略する。
【0038】引っ掛け爪94は、同図(A)に示すよう
に、支持板95に設けた回転支点96を中心にして回転
自在に設けられている。初期位置は電池蓋33の上方に
位置しており、同図(B)に示すように、昇降・回転機
構(図示なし)の昇降駆動により支持板95が下方に向
けて移動され、引っ掛け爪94が電池蓋33の開き方向
とは逆側に挿入される。その後、同図(C)に示すよう
に、昇降・回転機構の回転駆動により支持板95が左旋
回して引っ掛け爪94を電池蓋33の開き方向に回転さ
せることで電池蓋33を引っ掛けて開く。この支持板9
5には、引っ掛け爪94が回転支点96に対して逃げる
方向を阻止する規制板95aが設けられているから、左
旋回しても確実に電池蓋33に引っ掛けて開くことがで
きる。これにより、電池蓋33は、一部に設けた肉薄部
97を中心に折れ曲がった状態とされる。
【0039】ところで、ストロボを内蔵していないタイ
プのフイルムユニットは、電源電池を内蔵してなく、し
たがって電池蓋33に対応した部分41に肉薄部97が
形成されていないため開かない構造となっている。しか
しながら、この例では各蓋24,25,33に対応した
引っ掛け爪を昇降・回転する機構がそれぞれ連動してい
るため、電池蓋33に対応した引っ掛け爪94だけの動
作を停止することができない。そこで、図14に示すよ
うに、このタイプのユニット本体3が搬送された場合に
は、回転支点96を中心として引っ掛け爪74を僅かに
回転させて下降したときに電池蓋33の内側から外部に
逃がす機構が設けられている。この機構は、回転支点9
6を中心として引っ掛け爪94を右旋回させて逃がすシ
リンダー98と、支持板95の昇降と一緒にシリンダー
98を昇降させる機構(図示なし)とから構成されてい
る。
【0040】これによれば、ストロボ内蔵なしのフイル
ムニットが搬送された場合には、同図(A)に示すよう
に、引っ掛け爪74を下降させる前にシリンダー98の
ロッドで引っ掛け爪94を逃がし方向に回転させ、同図
(B)に示すようにシリンダー98の動作状態をこのま
ま保持して昇降機構が引っ掛け爪94の昇降と一緒にシ
リンダー98を下降させる。これにより、同図(C)に
示すように、引っ掛け爪94が電池蓋に対応する部分4
1の外側に位置するため、その後の支持板95の左旋回
によっても電池蓋に対応する部分41を開くことがな
い。
【0041】カートリッジ有り製品排出工程57には、
カートリッジ室21にカートリッジ20が収納されてい
ないか否かを検査する。この検査は、底蓋24を開いた
部分を通して接触センサーでカートリッジ20の有無を
検査し、カートリッジ有りの場合にはユニット本体3ご
と分解ライン50から排出する。
【0042】電源電池取り出し工程58には、図15に
示すように、電池浮かし棒100、永久又は電磁石10
1、及びこれらを電源電池から離れた初期位置(同図
(A))、電源電池に接近した近接位置(同図
(B))、及び排出位置(同図(C))との3つの位置
との間で移動させる移動機構(図示なし)とから構成さ
れている。電池浮かし棒100は、先端が斜面100a
とされており、接近位置のときにこの斜面100aで電
源電池32を電池蓋33の方に向けて押し出す。この斜
面100aとは逆側にはリブ100bが移動機構の初期
位置から近接位置へに向けての移動方向に沿って長くし
て設けられている。リブ100bは、図16に示すよう
に、移動機構の初期位置から近接位置へに向けての移動
時に、プリント基板27の切り欠き部27a内に入り込
み、ここに当接させることで前記斜面100aでの電源
電池32の押圧を強固にすることができる。
【0043】図15で説明した磁石101は、前記移動
機構により電池浮かし棒100と一緒に移動する。な
お、磁石101が電磁石の場合には電気信号により吸引
と排出とを制御する。電源電池32は、電池浮かし棒1
00で電池接片29,30から外された後に、図15
(B)に示すように、近接位置で磁石101により吸引
され、前記移動機構により電池浮かし棒100と一緒に
移動して同図(C)に示すように排出位置に移動してこ
こで電源電池32を排出し、同図(A)に示した初期位
置に戻る。なお、永久磁石の場合には、電源電池32を
磁石から脱するための治具が必要になる。
【0044】ストロボユニット外し工程59には、放電
装置、ストロボ外し装置とが配置されている。放電装置
は、ストロボユニット17のメインコンデンサ31の電
荷を放電させる。その後、ストロボ外し装置によりスト
ロボユニット17を本体基部16から外す。この放電装
置とストロ外し装置とは、特開平6−161042号公
報に記載の機構と同じであるため、ここでは詳しい説明
を省略する。
【0045】後カバー外し工程60では、前カバー外し
工程54と同じ姿勢、すなわち、前面(撮影レンズ5を
露呈した面)を上方に向けた姿勢で、本体ユニット40
から後カバー15を外す後カバー外し装置が配置されて
いる。本体ユニット40と後カバー15とは6個の爪結
合で結合されている。これら6個の爪結合のうち後カバ
ー15の側に設けられた爪結合を構成するものは、係止
爪104,105、及び被係止部である開口106〜1
09である。係止爪104,105は、図17に示すよ
うに、内壁中央に設けられ、本体基部16の被係止部に
背面側から結合する弾性自在な爪である。開口108,
109は、電池蓋33を支持する底面に2つ並んで設け
られ、本体基部16の係止爪に底面側から結合する。開
口106,107は、左右側面にそれぞれ設けられてお
り、本体基部16の係止爪に左右側面側からそれぞれ結
合する。
【0046】後カバー外し装置60は、背面側の2つの
係止爪104,105、底面側の2つの開口108,1
09、及び左右側面の2対の開口106,107とのそ
れぞれの位置に対応した解除爪をもつ分離機構から構成
されている。第1の分離機構は、2つの係止爪104,
105を変形して本体基部16の背面側での結合を解除
する。ここで、後カバー15には、係止爪104,10
5に対応した位置にそれぞれ金型成形用時に必要な開口
104a,105aが外部に露呈して形成されており、
図18(A)に示すように、これらの開口104a,1
05aがパレット111の底面に接している。パレット
111には、開口104a,105aに対峙する位置
に、解除爪をパレットの底面側から挿入するための挿通
開口112が形成されている。なお、係止爪104と係
止爪105との結合解除は同じ機構で行われるため、図
18では、一方側の係止爪104について説明し、他方
の係止爪105についての説明を省略する。
【0047】第1の分離機構は、図18(B)に示すよ
うに、2つの解除爪113,114と、これらの解除爪
113,114をパレット111の下方から移動させる
移動機構(図示なし)とをもっている。後カバー外し工
程60にユニット本体3が搬送されると、移動機構が作
動して同図(B)に示す位置に解除爪113,114を
挿入する。解除爪113,114は、パレット111の
開口112、及び後カバー15の開口104a,105
aを通って先端が係止爪104の係止部の近傍に位置し
た状態となる。
【0048】解除爪113,114には回転支点116
が設けられている。これらの回転支点116は、解除爪
113,114が挿入されたときに、後カバー15の開
口104a,105aの内部に入り込む位置に設けられ
ている。第1の分離機構には、解除爪113,114を
回転させる駆動機構(図示なし)をもっており、挿入後
に駆動機構の駆動が開始され、回転支点116を中心と
して解除爪113,114を回転させる。この回転は、
同図(C)に示すように、係止爪104,105をその
係止方向とは逆向きに変形させる方向である。これによ
り、本体基部16に接触することなく、後カバー15の
係止爪104,105だけを確実に破損させる。
【0049】第2の分離機構は、後カバー15の左右側
面での結合を解除するための2つの分離爪と、後カバー
15の底面での結合を解除する分離棒、及びユニット本
体3をチャックするチャック機構とを備えており、これ
らは図19に示すように昇降用シリンダー120の駆動
により昇降自在に設けられている。なお、図18では、
図面の煩雑化を防ぐために分離棒を省略している。
【0050】第2の分離機構は、第1の分離機構の動作
に並行に行われる。このとき、一番最初に行われるの
は、チャック機構の動作である。図19に示すように、
このチャック機構121は、本体ユニット3のカートリ
ッジ室21とフイルム収納室23との外壁を押さえる保
持部122,123をもっており、これらの保持部12
2,123でユニット本体3を保持する。
【0051】ユニット本体3の左右側面に位置する2つ
の分離爪125,126には、それぞれ回転支点12
7,128をもっており、回転支点127,128を中
心に回転することで、分離爪125,126が後カバー
15の左右側面の縁を引っ掛けて外側に向けて各々広げ
ることで、後カバー15の開口106,107を本体基
部16の係止爪から外す。また、フイルム収納室23の
側の分離爪126には、スライド機構130が設けられ
ており、ユニット本体のタイプに応じた位置に移動され
る。
【0052】図20に示すように分離棒132は、シリ
ンダーロッド133の先端に設けられており、先端がテ
ーパー形状となっている。シリンダー134は、図19
で説明した昇降用シリンダー120の作動により昇降す
る。分離棒132の先端のテーパー部135は、後カバ
ー15の電池蓋33をもった底面を外側に向けて広げて
後カバー15の開口108,109を本体基部16の係
止爪140から外す。
【0053】ロッド棒133は、シリンダー134の作
動により出入りする。ロッド棒133の出入りにより分
離棒132は、下方に向けて突出した突位置(図20に
示した状態)と引っ込んだ引位置(図21に示した状
態)との間で移動される。これらの両位置の切り換え
は、ストロボ内蔵の可否のタイプによって制御される。
すなわち、ストロボ内蔵タイプのユニット本体3の場合
には電池蓋33が開放されており、電池蓋33を支持す
る部分まで分離棒132を突っ込む必要があるため、分
離棒132が突位置とされる。ストロボ内蔵しないタイ
プの場合には、図21に示すように、電池蓋に対応した
部分41が開放されてなく、したがってこの部分41の
直立した先端縁に当接させればよいから、分離棒132
が引位置に切り換えられる。
【0054】分離棒132がシリンダー134の作動に
よりタイプに応じた位置に切り換えられた後には、第2
の分離機構の昇降用シリンダー120の作動により下降
する過程で、分離棒132が図20(B)に示した電池
蓋33を支持する部分、又は図21(B)に示した電池
蓋に対応する部分41を外側に向けて広げて後カバー1
5の開口108,109を本体基部16の係止爪140
から外す。これにより本体ユニット40と後カバー15
との結合がすべて解除される。
【0055】結合が解除された本体ユニット40は、次
の工程で分解ライン50から取り出され、本体ユニット
検査工程62に搬送され、検査された後に露光ユニット
18のフイルムカウンタ機構や本体基部16に設けられ
たカートリッジ蓋閉じ機構37等のメカ機構を初期位置
に再設定してからリユースされる。なお、図19で説明
したチャック機構121を利用して後カバー外し工程6
0で本体ユニット40を排出してもよい。
【0056】本体ユニット40を分解ライン50から取
り出すときには、巻き上げノブ9が容易に落下する。こ
れの作用を利用して、本体ユニット40を例えばチャッ
ク機構121で保持しながら移載し、コンベヤ上に置く
タイミングでチャック機構121の保持を解除すること
により、巻き上げノブ9を本体ユニット40から自然に
分離排出する。排出された巻き上げノブ9は、再生使用
される。分解ライン50に残った後カバー15は、本体
ユニット40が排出された後の工程61で取り出され、
再生使用される。
【0057】上記実施例では、分解ラインの各工程に配
置した装置がレンズ付きフイルムユニットを構成する特
定の部品を取り外すようになっているが、本発明ではこ
れらの部品に限定されることなく、いずれの部品でよ
い。また、各装置の動作も上記実施例に限定することな
く、従来から周知の動作をもつ機構も採用することがで
きる。また、上記実施例では、露光ユニット18が本体
基部16から分離可能なタイプとしているが、本発明で
はこれに限らず、分離できないタイプ、すなわち、本体
基部16に少なくとも撮影レンズやシャッタ機構等のメ
カ機構を組み込んだタイプでもよい。
【0058】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1及
び請求項3に記載した発明では、メカ機構又は露光ユニ
ットを取り付けた状態で本体基部を取り出すことができ
るから、分解作業の工数が削減でき、また、リサイクル
効率が向上する。また、本体基部を取り出すときには、
該ユニットの背面側から分離爪を挿入するようにしたか
ら、前カバーを本体基部から取り外すときと同じ姿勢で
行え、前カバーを外す工程と同じ場所で作業を行うこと
もでき、また、異なる場所で作業を行う場合には、工程
間で搬送するための該ユニット載置用のパレットを共通
に使用することができ、作業効率の向上及び装置のロー
コスト化を図ることができる。
【0059】また、請求項5及び請求項8記載の発明で
は、吸引装置を設けたから、部品を取り外したときに落
下する部品や破損品を除去することができ、これらの落
下による機械故障を確実に防止することができる。
【0060】請求項6及び請求項7記載の発明は、解除
爪を一方の部品の端面に挿入するだけで爪結合を解除す
る構成としたから、従来技術で説明した公報に記載のよ
うに、爪結合の係合部に解除爪を挿入して後に解除爪を
移動させる二段階移動タイプの機構と比較して、機構の
ローコスト化が図れ。また、爪に直接触れないから、爪
結合を構成する係止爪及び被係止部を破損又は損傷させ
ることがない。
【0061】請求項9及び請求項11記載の発明では、
電源電池を覆った外カバーを広げ手段で広げてから保持
手段を挿入し、この保持手段で、例えば自動機で保持し
にくい円筒形の電源電池でも、マグネットを利用すれば
簡単に保持することができ、複雑なメカ機構を用いるこ
となくローコストで達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レンズ付きフイルムユニットの外観を示す斜視
図である。
【図2】ユニット本体の分解斜視図である。
【図3】リサイクル時にユニット本体の分解方法を示し
た説明図である。
【図4】ストロボを内蔵していないタイプのユニット本
体の分解斜視図である。
【図5】リサイクル時にストロボを内蔵していないタイ
プのユニット本体の分解方法を示した説明図である。
【図6】分解工程の構成を示したフローチャート図であ
る。
【図7】ユニット本体の上面側の斜視図である。。
【図8】ユニット本体の背面側の斜視図である。
【図9】前カバー外し装置を示した概略説明図である。
【図10】前カバーを外す解除爪の要部を示した説明図
である。
【図11】ユニット本体の両側面での結合を解除する方
法の概略を示した斜視図である。
【図12】前カバー取り外し工程に配置された吸引装置
を示した概略説明図である。
【図13】電池蓋開き装置の動作を示した概略説明図で
ある。
【図14】ストロボを内蔵してないタイプのときの電池
蓋開き装置の動作を示した概略説明図である。
【図15】電源電池を取り出す装置の動作を示した概略
説明図である。
【図16】図14で説明した電池浮かし棒を上面から見
た図である。
【図17】後カバーに設けた係止爪及び被係止部を示し
た概略図である。
【図18】後カバーの背面側の結合をパレットの下方か
ら解除爪を挿入して解除する過程を示した説明図であ
る。
【図19】後カバーの左右側面の結合を解除する装置を
示した概略説明図である。
【図20】後カバーの底面側の結合を解除する装置の動
作を示した説明図である。
【図21】ストロボを内蔵していないタイプの場合の動
作を示した説明図である。
【符号の説明】
2 レンズ付きフイルムユニット 3 ユニット本体 14 前カバー 15 後カバー 16 本体基部 17 ストロボユニット 32 電源電池 40 本体ユニット 77,78,113,114,125,126 解除爪 89 吸引機 94 引っ掛け爪

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 露光開口を挟んだ両側にフイルム収納室
    とカートリッジ室とをもっており、且つ撮影レンズやシ
    ャッタ機構等のメカ機構を設けた本体基部と、この本体
    基部の少なくとも背面側を覆う後カバーと、前記本体基
    部と後カバーとを互いに結合するために、本体基部と後
    カバーとの何れか一方に設けられた係止爪と、他方に設
    けられた被係止部と、前記後カバーに設けられ、前記係
    止爪と被係止部との係合部を背面側に露呈する開口とを
    備え、前記本体基部の少なくとも前面を覆う前カバーを
    その前面を上方に向けた姿勢で前記本体基部から取り外
    すようにしたレンズ付きフイルムユニットの分解方法に
    おいて、 該レンズ付きフイルムユニットを分解位置まで搬送して
    該レンズ付きフイルムユニットの前面を上方に向けた姿
    勢で位置決めした後、前記係止爪と被係止爪との係合部
    に前記開口を通して下方から解除爪を挿入する第1の工
    程と、挿入した後に前記解除爪を前記係止爪の係止方向
    とは逆の方向に向けて移動して係止爪を撓ませること
    で、前記係止爪と被係止爪との係合を解除する第2の工
    程と、解除した後に前記本体基部を保持した後に一定高
    さまで移動させることで前記後カバーを本体基部から分
    離する第3の工程とからなることを特徴とするレンズ付
    きフイルムユニットの分解方法。
  2. 【請求項2】 前記本体基部と後カバーとは、少なくと
    も一側面で、係止爪と被係止部とで着脱自在に結合され
    ているとともに、前記本体基部と後カバーとのうちの何
    れか一方の部品の端面が前記一側面に露呈されているレ
    ンズ付きフイルムユニットの分解方法において、 前記第1の工程には、前記係止爪と被係止部との係合部
    の近傍位置に解除爪をセットした後に、前記解除爪を前
    記部品の端面に挿入することで前記端面を該レンズ付き
    フイルムユニットの外部に向けて広げて前記係止爪と被
    係止部との結合を解除する工程を含むことを特徴とする
    請求項1記載のレンズ付きフイルムユニットの分解方
    法。
  3. 【請求項3】 露光開口を挟んだ両側にフイルム収納室
    とカートリッジ室とをもっており、且つ撮影レンズやシ
    ャッタ機構等のメカ機構を設けた本体基部と、この本体
    基部の少なくとも背面側を覆う後カバーと、前記本体基
    部と後カバーとを互いに結合するために、本体基部と後
    カバーとの何れか一方に設けられた係止爪と、他方に設
    けられた被係止部と、前記後カバーに設けられ、前記係
    止爪と被係止部との係合部を背面側に露呈する開口とを
    備え、前記本体基部の少なくとも前面を覆う前カバーを
    その前面を上方に向けた姿勢で前記本体基部から取り外
    すようにしたレンズ付きフイルムユニットの分解装置に
    おいて、 該レンズ付きフイルムユニットを分解位置まで搬送して
    該ユニットの前面を上方に向けた姿勢で位置決めした
    後、前記係止爪と被係止爪との係合部に前記開口を通し
    て下方から解除爪を挿入する挿入手段と、挿入した後に
    前記解除爪を前記係止爪の係止方向とは逆の方向に向け
    て移動して係止爪を撓ませることで、前記係止爪と被係
    止爪との係合を解除する解除手段と、解除した後に前記
    本体基部を保持した後に一定高さまで移動させることで
    前記後カバーを本体基部から分離する保持手段とを備え
    たことを特徴とするレンズ付きフイルムユニットの分解
    装置。
  4. 【請求項4】 前記本体基部と後カバーとは、少なくと
    も一側面で、係止爪と被係止部とで着脱自在に結合され
    ているとともに、前記本体基部と後カバーとのうちの何
    れか一方の部品の端面が前記一側面に露呈されているレ
    ンズ付きフイルムユニットの分解装置において、 前記係止爪と被係止部との係合部の近傍位置に解除爪を
    セットした後に、解除爪を前記部品の端面に挿入するこ
    とで前記端面を該レンズ付きフイルムユニットの外部に
    向けて広げて前記係止爪と被係止部との結合を解除する
    側面側解除手段を備えていることを特徴とする請求項3
    記載のレンズ付きフイルムユニットの分解装置。
  5. 【請求項5】 前記カートリッジ室の底に、該ユニット
    の外部に露呈した蓋が開閉自在に設けられ、使用後にこ
    の蓋を開けて撮影済のカートリッジを取り出すようにし
    たレンズ付きフイルムユニットの分解方法において、 前記前カバーを本体基部から取り外す工程に吸引手段を
    設け、この吸引手段で前カバーを外したときに落下する
    蓋を除去するようにしたことを特徴とする請求項1又は
    2記載のレンズ付きフイルムユニットの分解方法。
  6. 【請求項6】 レンズ付きフイルムユニットを構成する
    2部品が該ユニットの少なくとも一側面で、係止爪と被
    係止部とで着脱自在に結合されているとともに、前記2
    部品のうちの何れか一方の部品の端面が前記一側面に露
    呈されているレンズ付きフイルムユニットの分解方法に
    おいて、 レンズ付きフイルムユニットを分解位置まで搬送して一
    定の姿勢で位置決めした後、前記係止爪と被係止部との
    係合部の近傍位置に解除爪をセットし、その後に、解除
    爪を前記部品の端面に挿入することで、前記解除爪で端
    面を該ユニットの外部に向けて広げて前記係止爪と被係
    止部との結合を解除することを特徴とするレンズ付きフ
    イルムユニットの分解方法。
  7. 【請求項7】 レンズ付きフイルムユニットを構成する
    2部品が該ユニットの少なくとも一側面で、係止爪と被
    係止部とで着脱自在に結合されているとともに、前記2
    部品のうちの何れか一方の部品の端面が前記一側面に露
    呈されているレンズ付きフイルムユニットの分解装置に
    おいて、 分解位置まで搬送されたレンズ付きフイルムユニットを
    一定の姿勢で位置決めする位置決め手段と、解除爪を前
    記係止爪と被係止部との係合部の近傍位置にセットする
    セット手段と、解除爪がセットされた後に、前記解除爪
    を前記端面に挿入することで前記端面を外部に向けて広
    げて前記係止爪と被係止部との結合を解除する解除手段
    とを備えたことを特徴とするレンズ付きフイルムユニッ
    トの分解装置。
  8. 【請求項8】 レンズ付きフイルムユニットを構成する
    2部品のうちいずれかに係止爪を、他方に被係止部を形
    成し、前記係止爪と被係止爪との係合により前記2部品
    が互いに結合されているとともに、前記2部品の結合力
    を利用して第3の部品が保持されている構造を有するレ
    ンズ付きフイルムユニットの分解装置において、 前記2部品のうち一方の部品を他方の部品から取り外す
    ときに、落下する第3の部品を除去する吸引手段を備え
    たことを特徴とするレンズ付きフイルムユニットの分解
    装置。
  9. 【請求項9】 電源電池を利用してストロボ光を発光す
    るストロボユニットを、露光開口を挟んだ両側にフイル
    ム収納室とカートリッジ室とをもった本体基部に着脱自
    在に取り付け、これらの前後から前カバー及び後カバー
    で覆った構造を有するレンズ付きフイルムユニットの分
    解方法において、 前記前カバーを取り外す第1の工程と、この第1の工程
    の後で、前記後カバーの一部を該ユニットの外部に向け
    て広げる第2の工程と、この第2の工程で広げられたス
    ペース内に保持手段を挿入して前記電源電池を保持して
    取り出す第3の工程とを備えたことを特徴とするレンズ
    付きフイルムユニットの分解方法。
  10. 【請求項10】 前記保持手段は、磁石を利用して電源
    電池を保持することを特徴とする請求項9記載のレンズ
    付きフイルムユニットの分解方法。
  11. 【請求項11】 電源電池を利用してストロボ光を発光
    するストロボユニットを、露光開口を挟んだ両側にフイ
    ルム収納室とカートリッジ室とをもった本体基部に着脱
    自在に取り付け、これらを複数の外カバーで覆った構造
    を有するレンズ付きフイルムユニットの分解装置におい
    て、 前記外カバーのうちの何れか一方の外カバーを取り外す
    外カバー外し手段と、前記外カバーを外した後に、前記
    他方の外カバーの一部を該ユニットの外部に向けて広げ
    る広げ手段と、前記他方の外カバーの一部を広げた後
    に、その広がったスペースを利用して挿入されるととも
    に、挿入された後に前記電源電池を保持して取り出す保
    持手段とを備えたことを特徴とするレンズ付きフイルム
    ユニットの分解装置。
  12. 【請求項12】 前記保持手段は、磁石を利用して電源
    電池を保持することを特徴とする請求項11記載のレン
    ズ付きフイルムユニットの分解装置。
JP10015476A 1998-01-28 1998-01-28 レンズ付きフイルムユニットの分解方法及び装置 Pending JPH11212219A (ja)

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