JPH11209933A - 点状歩行誘導鋲 - Google Patents
点状歩行誘導鋲Info
- Publication number
- JPH11209933A JPH11209933A JP10030512A JP3051298A JPH11209933A JP H11209933 A JPH11209933 A JP H11209933A JP 10030512 A JP10030512 A JP 10030512A JP 3051298 A JP3051298 A JP 3051298A JP H11209933 A JPH11209933 A JP H11209933A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- hole
- walking guide
- point
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Abstract
(57)【要約】
【課題】被施工面にしっかりと固定され、ぐらついた
り、はずれたりすることのない点状歩行誘導鋲、並びに
被施工面下において接着剤の使用が困難な場合にも施工
可能な点状歩行誘導鋲を提供する。 【解決手段】外周に凹凸を有する軸部をもち、また軸部
の一端に、軸部の外径より太い頭部をもつ埋込部材3
と、この埋込部材の頭部を収めることができる貫通孔を
軸方向に設けた円柱形の内ねじ4と、この内ねじと嵌合
するねじ穴を底部に有する表示板5とを備えていること
を特徴とする。
り、はずれたりすることのない点状歩行誘導鋲、並びに
被施工面下において接着剤の使用が困難な場合にも施工
可能な点状歩行誘導鋲を提供する。 【解決手段】外周に凹凸を有する軸部をもち、また軸部
の一端に、軸部の外径より太い頭部をもつ埋込部材3
と、この埋込部材の頭部を収めることができる貫通孔を
軸方向に設けた円柱形の内ねじ4と、この内ねじと嵌合
するねじ穴を底部に有する表示板5とを備えていること
を特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、視覚障害者用歩行
誘導鋲に関するものである。
誘導鋲に関するものである。
【0002】
【従来の技術】歩道の路面や建築物の床面などには、視
覚障害者の歩行を誘導するために、歩行誘導鋲が設置さ
れている。歩行誘導鋲は、歩道等の表面上に露出表示さ
れる表示板を備えている。歩行誘導鋲は表示板の形状に
よって、点状歩行誘導鋲と線状歩行誘導鋲とに分類され
る。点状歩行誘導鋲は前方に注意すべしという意味をも
ち、線状歩行誘導鋲はその方向に歩行できるという意味
をもつ。
覚障害者の歩行を誘導するために、歩行誘導鋲が設置さ
れている。歩行誘導鋲は、歩道等の表面上に露出表示さ
れる表示板を備えている。歩行誘導鋲は表示板の形状に
よって、点状歩行誘導鋲と線状歩行誘導鋲とに分類され
る。点状歩行誘導鋲は前方に注意すべしという意味をも
ち、線状歩行誘導鋲はその方向に歩行できるという意味
をもつ。
【0003】従来の点状歩行誘導鋲は、真鍮、アルミニ
ウム、ステンレス、ポリカーボネート樹脂等の単一の材
料によって一体成型されており、扁平な点状の表示板
と、この表示板の底面の中央部より垂直に伸びた埋込部
とを有し、埋込部は大径部と小径部が交互に形成されて
脱落しないようになっている。この歩行誘導鋲を歩道等
に施工するときには、被施工面に下穴を穿ち、その下穴
に接着剤を充填させた後、埋込部を植設する。
ウム、ステンレス、ポリカーボネート樹脂等の単一の材
料によって一体成型されており、扁平な点状の表示板
と、この表示板の底面の中央部より垂直に伸びた埋込部
とを有し、埋込部は大径部と小径部が交互に形成されて
脱落しないようになっている。この歩行誘導鋲を歩道等
に施工するときには、被施工面に下穴を穿ち、その下穴
に接着剤を充填させた後、埋込部を植設する。
【0004】また埋込部としてねじを使用した点状歩行
誘導鋲が、特開平8-68019や特開平9-21118
に開示されている。特開平8-68019の点状歩行誘
導鋲を図4に示す。この点状歩行誘導鋲9では、表示板
が、貫通孔101を有するベース10とその貫通孔101と嵌
合するピース11とからなり、埋込部が、ピース11の
底部に軸部の先端がねじ込まれたねじ12である。この
点状歩行誘導鋲9では、ベース10、ピース11及びね
じ12をそれぞれ個別に成型するので、単一の材料で一
体成型する必要がなく製造しやすい。
誘導鋲が、特開平8-68019や特開平9-21118
に開示されている。特開平8-68019の点状歩行誘
導鋲を図4に示す。この点状歩行誘導鋲9では、表示板
が、貫通孔101を有するベース10とその貫通孔101と嵌
合するピース11とからなり、埋込部が、ピース11の
底部に軸部の先端がねじ込まれたねじ12である。この
点状歩行誘導鋲9では、ベース10、ピース11及びね
じ12をそれぞれ個別に成型するので、単一の材料で一
体成型する必要がなく製造しやすい。
【0005】特開平9-21118の点状歩行誘導鋲を
図5に示す。この点状歩行誘導鋲13は、図4の点状歩
行誘導鋲9と同様に、表示板がベース14とピース15
とからなり、また埋込部がねじ16である。ねじ16
は、頭部をベース14の貫通孔141内に収めることによ
って取り付けられており、軸部の先端は下を向いてい
る。
図5に示す。この点状歩行誘導鋲13は、図4の点状歩
行誘導鋲9と同様に、表示板がベース14とピース15
とからなり、また埋込部がねじ16である。ねじ16
は、頭部をベース14の貫通孔141内に収めることによ
って取り付けられており、軸部の先端は下を向いてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図4の点状歩行誘導鋲
9では、埋込部がねじ12であるが、ねじ12は軸部の
先端をピース11にねじ込むことによって取り付けられ
ているので、ねじ12を締め付けることによって被施工
面に固定することはできない。そのため施工する際に
は、接着剤を必要とする。よって被施工面下において接
着剤の使用が困難な場合に施工することはできない。
9では、埋込部がねじ12であるが、ねじ12は軸部の
先端をピース11にねじ込むことによって取り付けられ
ているので、ねじ12を締め付けることによって被施工
面に固定することはできない。そのため施工する際に
は、接着剤を必要とする。よって被施工面下において接
着剤の使用が困難な場合に施工することはできない。
【0007】また、図5の点状歩行誘導鋲13では、ね
じ16の軸部がゆるんでしまうと、頭部が安定しなくな
り、上下または左右に動きやすくなる。すると、ねじ1
6頭部の動きにともなって、ベース14がぐらつきやす
くなる。また仮に接着剤を用いてベース14を被施工面
に固着させたとしても、ピース15がはずれやすくな
る。
じ16の軸部がゆるんでしまうと、頭部が安定しなくな
り、上下または左右に動きやすくなる。すると、ねじ1
6頭部の動きにともなって、ベース14がぐらつきやす
くなる。また仮に接着剤を用いてベース14を被施工面
に固着させたとしても、ピース15がはずれやすくな
る。
【0008】それ故、本発明は、被施工面にしっかりと
固定され、ぐらついたり、はずれたりすることのない点
状歩行誘導鋲を提供することを目的としている。また本
発明の他の目的は、被施工面下において接着剤の使用が
困難な場合にも施工可能な点状歩行誘導鋲を提供するこ
とにある。
固定され、ぐらついたり、はずれたりすることのない点
状歩行誘導鋲を提供することを目的としている。また本
発明の他の目的は、被施工面下において接着剤の使用が
困難な場合にも施工可能な点状歩行誘導鋲を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の点状歩行誘導鋲
は、外周に凹凸を有する軸部をもち、また軸部の一端
に、軸部の外径より太い頭部をもつ埋込部材と、この埋
込部材の頭部を収めることができる貫通孔を軸方向に設
けた円柱形の内ねじと、この内ねじと嵌合するねじ穴を
底部に有する表示板とを備えていることを特徴としてい
る。
は、外周に凹凸を有する軸部をもち、また軸部の一端
に、軸部の外径より太い頭部をもつ埋込部材と、この埋
込部材の頭部を収めることができる貫通孔を軸方向に設
けた円柱形の内ねじと、この内ねじと嵌合するねじ穴を
底部に有する表示板とを備えていることを特徴としてい
る。
【0010】本発明の点状歩行誘導鋲の施工方法は例え
ば以下の通りである。まず、被施工面に下穴を穿ち、そ
の下穴に接着剤を充填させる。次に、内ねじを、貫通孔
と下穴の位置を合わせるようにして置く。続いて、埋込
部材の軸部を内ねじの貫通孔に貫通させると同時に下穴
に埋め込む。このとき内ねじは、埋込部材の頭部に押さ
えられて被施工面に固定される。最後に、表示板の底面
とねじ穴内面に接着剤を塗布し、表示板を内ねじに嵌合
させる。
ば以下の通りである。まず、被施工面に下穴を穿ち、そ
の下穴に接着剤を充填させる。次に、内ねじを、貫通孔
と下穴の位置を合わせるようにして置く。続いて、埋込
部材の軸部を内ねじの貫通孔に貫通させると同時に下穴
に埋め込む。このとき内ねじは、埋込部材の頭部に押さ
えられて被施工面に固定される。最後に、表示板の底面
とねじ穴内面に接着剤を塗布し、表示板を内ねじに嵌合
させる。
【0011】埋込部材の軸部には外周に凹凸を形成させ
ているので、接着剤を充填させた下穴に埋込部材の軸部
を埋め込んでそのまま接着剤を硬化させると、垂直方向
にも接着作用が働く。よって埋込部材は被施工面から簡
単には抜けない。また内ねじと表示板は、接着剤によっ
て固着させるとともにねじ嵌合によっても固着されるの
で、離脱することはない。
ているので、接着剤を充填させた下穴に埋込部材の軸部
を埋め込んでそのまま接着剤を硬化させると、垂直方向
にも接着作用が働く。よって埋込部材は被施工面から簡
単には抜けない。また内ねじと表示板は、接着剤によっ
て固着させるとともにねじ嵌合によっても固着されるの
で、離脱することはない。
【0012】さらに本発明の点状歩行誘導鋲では、表示
板が一体的に成型されているので、たとえ埋込部材の軸
部がゆるんでしまっても、図5の点状歩行誘導鋲13の
ように、ねじ16の軸部がゆるみ頭部が動くことによっ
て、ピース15がはずれてしまうことはない。したがっ
て、本発明の点状歩行誘導鋲は、表示板を被施工面に固
着させている限り、しっかりと固定される。
板が一体的に成型されているので、たとえ埋込部材の軸
部がゆるんでしまっても、図5の点状歩行誘導鋲13の
ように、ねじ16の軸部がゆるみ頭部が動くことによっ
て、ピース15がはずれてしまうことはない。したがっ
て、本発明の点状歩行誘導鋲は、表示板を被施工面に固
着させている限り、しっかりと固定される。
【0013】埋込部材の頭部と内ねじを、埋込部材の頭
部が内ねじの貫通孔に収まった状態で、固着させておく
と、埋込部材の軸部のゆるみによる頭部の動きを極力抑
えることができる。このとき固着させる手段として、接
着剤を用いる。また、埋込部材をタッピングねじにし
て、内ねじの貫通孔にタッピングねじの頭部を収めなが
ら、軸部の一部とねじ嵌合できるようにすれば、接着剤
による作用と相まってより強固に固着させることができ
る。
部が内ねじの貫通孔に収まった状態で、固着させておく
と、埋込部材の軸部のゆるみによる頭部の動きを極力抑
えることができる。このとき固着させる手段として、接
着剤を用いる。また、埋込部材をタッピングねじにし
て、内ねじの貫通孔にタッピングねじの頭部を収めなが
ら、軸部の一部とねじ嵌合できるようにすれば、接着剤
による作用と相まってより強固に固着させることができ
る。
【0014】埋込部材をタッピングねじにした場合、本
発明の点状歩行誘導鋲に、被施工面に埋設されタッピン
グねじと嵌合し、その嵌合に伴ってタッピングねじと相
補する雌ねじが形成されるとともに、末広がりに変形し
うるカールプラグを加えると良い。このカールプラグは
被施工面に埋設された後タッピングねじと嵌合すると、
タッピングねじと固着しながら、被施工面下で末広がり
に変形しようとする。その結果、カールプラグ及びタッ
ピングねじは被施工面にしっかりと固定される。そのた
め被施工面下において接着剤の使用が困難な場合にも施
工することができる。
発明の点状歩行誘導鋲に、被施工面に埋設されタッピン
グねじと嵌合し、その嵌合に伴ってタッピングねじと相
補する雌ねじが形成されるとともに、末広がりに変形し
うるカールプラグを加えると良い。このカールプラグは
被施工面に埋設された後タッピングねじと嵌合すると、
タッピングねじと固着しながら、被施工面下で末広がり
に変形しようとする。その結果、カールプラグ及びタッ
ピングねじは被施工面にしっかりと固定される。そのた
め被施工面下において接着剤の使用が困難な場合にも施
工することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の点状歩行誘導鋲の実施形
態の平面図を図1に、断面図を図2に表す。この点状歩
行誘導鋲1はカールプラグ2とタッピングねじ3と内ね
じ4と表示板5とからなる。
態の平面図を図1に、断面図を図2に表す。この点状歩
行誘導鋲1はカールプラグ2とタッピングねじ3と内ね
じ4と表示板5とからなる。
【0016】カールプラグ2は、ねじ挿入穴21を有
し、ステンレス製のタッピングねじ3と嵌合する。また
カールプラグ2は、上端部22を除いて、縦方向に割れ
やすくなっている。したがってカールプラグ2は、下穴
に埋設されタッピングねじ3に嵌入されると、上端部2
2においてはタッピングねじ3とねじ嵌合によって固着
し、同時に、上端部22以外はタッピングねじ3によっ
て押し割られ、末広がりに変形しようと下穴の内壁を圧
接する。カールプラグ2の材質はナイロンである。
し、ステンレス製のタッピングねじ3と嵌合する。また
カールプラグ2は、上端部22を除いて、縦方向に割れ
やすくなっている。したがってカールプラグ2は、下穴
に埋設されタッピングねじ3に嵌入されると、上端部2
2においてはタッピングねじ3とねじ嵌合によって固着
し、同時に、上端部22以外はタッピングねじ3によっ
て押し割られ、末広がりに変形しようと下穴の内壁を圧
接する。カールプラグ2の材質はナイロンである。
【0017】内ねじ4は、円柱形をしたねじで、軸方向
に貫通孔41が設けられている。この貫通孔41はタッ
ピングねじ3の軸部を通し、頭部を収めることができる
形状をしている。したがって接着剤によってタッピング
ねじ3の頭部側面に内ねじ4を固着させることができ
る。内ねじ4に使用できる材質には真鍮などがある。
に貫通孔41が設けられている。この貫通孔41はタッ
ピングねじ3の軸部を通し、頭部を収めることができる
形状をしている。したがって接着剤によってタッピング
ねじ3の頭部側面に内ねじ4を固着させることができ
る。内ねじ4に使用できる材質には真鍮などがある。
【0018】表示板5は平面視では円形をしており、内
ねじ4と嵌合する円柱形のねじ穴51を底部に有する。
表示板5は底面に接着剤を塗布することによって被施工
面に固着される。よって表示板5の底面を占めるねじ穴
51の円の大きさを定めるときには、表示板5の底面の
他の部分の面積が十分広くなり、そこに十分な量の接着
剤が塗布されうるように定める。例えば表示板5の底面
の直径が35cmであるときは、ねじ穴51の円の直径は
25mm程度にする。また表示板5の頂面には、足もとの
滑りを防止するために、滑り止め用シート17が貼り付
けられている。表示板5に使用できる材質には、ステン
レス、真鍮などがある。
ねじ4と嵌合する円柱形のねじ穴51を底部に有する。
表示板5は底面に接着剤を塗布することによって被施工
面に固着される。よって表示板5の底面を占めるねじ穴
51の円の大きさを定めるときには、表示板5の底面の
他の部分の面積が十分広くなり、そこに十分な量の接着
剤が塗布されうるように定める。例えば表示板5の底面
の直径が35cmであるときは、ねじ穴51の円の直径は
25mm程度にする。また表示板5の頂面には、足もとの
滑りを防止するために、滑り止め用シート17が貼り付
けられている。表示板5に使用できる材質には、ステン
レス、真鍮などがある。
【0019】本発明の点状歩行誘導鋲1を歩道等に施工
する方法は例えば以下の通りである。まず被施工面にド
リル等によってカールプラグ2とほぼ同じ大きさの下穴
を開ける。次にカールプラグ2のねじ挿入穴21の入口
を上に向けて、入口が被施工面の高さに来るまでカール
プラグ2を下穴に差し込む。続けてカールプラグ2のね
じ挿入穴21に、予め頭部に内ねじ4を接着させたタッ
ピングねじ3を挿入し固定する。そして表示板5の底面
及びねじ穴51内面に接着剤をまんべんなく塗布し、ね
じ穴51と内ねじ4とを表示板5の底面が被施工面に密
着するまで締め付けて、このまま接着剤を硬化させる。
なお、カールプラグ2を用いずに、下穴に接着剤を充填
させて、タッピングねじ3を直接埋め込んでも良い。こ
のときには、タッピングねじ3に替えて、その他の、外
周に凹凸を有する軸部と軸部の外径より太い頭部をもつ
埋込部材を使用することもできる。
する方法は例えば以下の通りである。まず被施工面にド
リル等によってカールプラグ2とほぼ同じ大きさの下穴
を開ける。次にカールプラグ2のねじ挿入穴21の入口
を上に向けて、入口が被施工面の高さに来るまでカール
プラグ2を下穴に差し込む。続けてカールプラグ2のね
じ挿入穴21に、予め頭部に内ねじ4を接着させたタッ
ピングねじ3を挿入し固定する。そして表示板5の底面
及びねじ穴51内面に接着剤をまんべんなく塗布し、ね
じ穴51と内ねじ4とを表示板5の底面が被施工面に密
着するまで締め付けて、このまま接着剤を硬化させる。
なお、カールプラグ2を用いずに、下穴に接着剤を充填
させて、タッピングねじ3を直接埋め込んでも良い。こ
のときには、タッピングねじ3に替えて、その他の、外
周に凹凸を有する軸部と軸部の外径より太い頭部をもつ
埋込部材を使用することもできる。
【0020】本発明の点状歩行誘導鋲の第二実施形態を
示す断面図を図3に表す。この点状歩行誘導鋲6では、
内ねじ8の貫通孔81にタッピングねじ7の頭部ととも
に軸部の一部を収めることができる。したがってタッピ
ングねじ7を内ねじ8に固着させる際には、頭部では接
着剤によって、また軸部ではねじ嵌合によって固着させ
ることができる。そのため、より強固な固着が可能であ
る。このとき内ねじ8に使用する材料は真鍮が良い。
示す断面図を図3に表す。この点状歩行誘導鋲6では、
内ねじ8の貫通孔81にタッピングねじ7の頭部ととも
に軸部の一部を収めることができる。したがってタッピ
ングねじ7を内ねじ8に固着させる際には、頭部では接
着剤によって、また軸部ではねじ嵌合によって固着させ
ることができる。そのため、より強固な固着が可能であ
る。このとき内ねじ8に使用する材料は真鍮が良い。
【0021】
【発明の効果】本発明の点状歩行誘導鋲は、被施工面に
しっかりと固定され、ぐらついたり、はずれたりするこ
とがない。また埋込部材がタッピングねじで、タッピン
グねじと嵌合するカールプラグを備えた場合には、被施
工面下において接着剤の使用が困難な場合にも施工する
ことができる。
しっかりと固定され、ぐらついたり、はずれたりするこ
とがない。また埋込部材がタッピングねじで、タッピン
グねじと嵌合するカールプラグを備えた場合には、被施
工面下において接着剤の使用が困難な場合にも施工する
ことができる。
【図1】本発明の点状歩行誘導鋲の実施形態を示す平面
図である。
図である。
【図2】本発明の点状歩行誘導鋲の実施形態を示す断面
図である。
図である。
【図3】本発明の点状歩行誘導鋲の第二実施形態を示す
断面図である。
断面図である。
【図4】従来の点状歩行誘導鋲を示す断面図である。
【図5】従来の点状歩行誘導鋲を示す断面図である。
【符号の説明】 1 点状歩行誘導鋲 2 カールプラグ 21 ねじ挿入穴、 22 上端部 3 タッピングねじ 4 内ねじ 41 貫通孔 5 表示板 51 ねじ穴 6 点状歩行誘導鋲 7 タッピングねじ 8 内ねじ 81 貫通孔 9 従来の点状歩行誘導鋲 10 ベース 101 貫通孔 11 ピース 12 ねじ 13 従来の点状歩行誘導鋲 14 ベース 141 貫通孔 15 ピース 16 ねじ 17 滑り止め用シート
Claims (4)
- 【請求項1】外周に凹凸を有する軸部をもち、また軸部
の一端に、軸部の外径より太い頭部をもつ埋込部材と、
この埋込部材の頭部を収めることができる貫通孔を軸方
向に設けた円柱形の内ねじと、この内ねじと嵌合するね
じ穴を底部に有する表示板とを備えていることを特徴と
する点状歩行誘導鋲。 - 【請求項2】前記埋込部材が、タッピングねじである請
求項1に記載の点状歩行誘導鋲。 - 【請求項3】内ねじに設けられた貫通孔が、前記タッピ
ングねじの頭部を収めながら、軸部の一部とねじ嵌合す
ることができる請求項2に記載の点状歩行誘導鋲。 - 【請求項4】さらに、被施工面に埋設され、前記タッピ
ングねじと嵌合し、その嵌合に伴ってタッピングねじと
相補する雌ねじが形成されるとともに、末広がりに変形
しうるカールプラグを備えた請求項2又は3に記載の点
状歩行誘導鋲。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10030512A JPH11209933A (ja) | 1998-01-27 | 1998-01-27 | 点状歩行誘導鋲 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10030512A JPH11209933A (ja) | 1998-01-27 | 1998-01-27 | 点状歩行誘導鋲 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11209933A true JPH11209933A (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=12305873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10030512A Pending JPH11209933A (ja) | 1998-01-27 | 1998-01-27 | 点状歩行誘導鋲 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11209933A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000039403A1 (en) * | 1998-12-23 | 2000-07-06 | Celestine Patrick Mccuskey | Improvements in tactile indicators for the visually impaired and method of installation thereof |
AU731230B2 (en) * | 1998-12-23 | 2001-03-29 | Celestine Patrick Mccuskey | Improvements in tactile indicators for the visually impaired and method of installation thereof |
CN100451241C (zh) * | 2005-12-29 | 2009-01-14 | 罗四珠 | 道路陶瓷标线与陶瓷片及其制造方法 |
KR20220102468A (ko) * | 2021-01-13 | 2022-07-20 | 오세민 | 도로표지병 및 이의 시공방법 |
-
1998
- 1998-01-27 JP JP10030512A patent/JPH11209933A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000039403A1 (en) * | 1998-12-23 | 2000-07-06 | Celestine Patrick Mccuskey | Improvements in tactile indicators for the visually impaired and method of installation thereof |
AU731230B2 (en) * | 1998-12-23 | 2001-03-29 | Celestine Patrick Mccuskey | Improvements in tactile indicators for the visually impaired and method of installation thereof |
CN100451241C (zh) * | 2005-12-29 | 2009-01-14 | 罗四珠 | 道路陶瓷标线与陶瓷片及其制造方法 |
KR20220102468A (ko) * | 2021-01-13 | 2022-07-20 | 오세민 | 도로표지병 및 이의 시공방법 |
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