JPH11209935A - 点状歩行誘導鋲 - Google Patents

点状歩行誘導鋲

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JPH11209935A
JPH11209935A JP10030514A JP3051498A JPH11209935A JP H11209935 A JPH11209935 A JP H11209935A JP 10030514 A JP10030514 A JP 10030514A JP 3051498 A JP3051498 A JP 3051498A JP H11209935 A JPH11209935 A JP H11209935A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw
walking guide
curl plug
point
curl
Prior art date
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Pending
Application number
JP10030514A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokio Funatsu
外喜男 舟津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON HAATOBIRU KOGYO KK
Original Assignee
NIPPON HAATOBIRU KOGYO KK
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH11209935A publication Critical patent/JPH11209935A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61HPHYSICAL THERAPY APPARATUS, e.g. DEVICES FOR LOCATING OR STIMULATING REFLEX POINTS IN THE BODY; ARTIFICIAL RESPIRATION; MASSAGE; BATHING DEVICES FOR SPECIAL THERAPEUTIC OR HYGIENIC PURPOSES OR SPECIFIC PARTS OF THE BODY
    • A61H3/00Appliances for aiding patients or disabled persons to walk about
    • A61H3/06Walking aids for blind persons
    • A61H3/066Installations on the floor, e.g. special surfaces, to guide blind persons

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Pain & Pain Management (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Rehabilitation Therapy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Road Signs Or Road Markings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】被施工面下において接着剤を使用することが困
難な場合にも施工することができ、しかも被施工面にし
っかりと固定され、ぐらついたり、はずれたりすること
がない点状歩行誘導鋲を提供する。 【解決手段】被施工面に埋設され、ねじの挿入により末
広がりに変形しうるカールプラグ2と、このカールプラ
グと嵌合しうるタッピングねじ3と、このタッピングね
じの頭部を、底面に対して垂直に交わるように、底部に
植え込ませている表示板4とを備えていることを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、視覚障害者用歩行
誘導鋲に関するものである。
【0002】
【従来の技術】歩道の路面や建築物の床面などには、視
覚障害者の歩行を誘導するために、歩行誘導鋲が設置さ
れている。歩行誘導鋲は、歩道等の表面上に露出表示さ
れる表示板を備えている。歩行誘導鋲は表示板の形状に
よって、点状歩行誘導鋲と線状歩行誘導鋲とに分類され
る。点状歩行誘導鋲は前方に注意すべしという意味をも
ち、線状歩行誘導鋲はその方向に歩行できるという意味
をもつ。
【0003】従来の点状歩行誘導鋲は、真鍮、アルミニ
ウム、ステンレス、ポリカーボネート樹脂等の単一の材
料によって一体成型されており、扁平な点状の表示板
と、この表示板の底面の中央部より垂直に伸びた埋込部
とを有し、埋込部は大径部と小径部が交互に形成されて
脱落しないようになっている。この歩行誘導鋲を歩道等
に施工するときには、被施工面に下穴を穿ち、その下穴
に接着剤を充填させた後、埋込部を植設する。
【0004】また埋込部としてねじを使用した点状歩行
誘導鋲が、特開平8-68019や特開平9-21118
に開示されている。特開平8-68019の点状歩行誘
導鋲を図4に示す。この点状歩行誘導鋲6では、表示板
が、貫通孔71を有するベース7とその貫通孔71と嵌
合するピース8とからなり、埋込部が、ピース8の底部
に軸部の先端がねじ込まれたねじ9である。この点状歩
行誘導鋲6では、ベース7、ピース8及びねじ9をそれ
ぞれ個別に成型するので、単一の材料で一体成型する必
要がなく製造しやすい。
【0005】特開平9-21118の点状歩行誘導鋲を
図5に示す。この点状歩行誘導鋲10は、図4の点状歩
行誘導鋲6と同様に、表示板がベース11とピース12
とからなり、また埋込部がねじ13である。ねじ13
は、頭部をベース11の貫通孔111内に収めることによ
って取り付けられており、軸部の先端は下を向いてい
る。よって、ねじ13を締め付けて、ベース11を被施
工面に固定することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図4の点状歩行誘導鋲
6では、埋込部がねじ9であるが、ねじ9は軸部の先端
をピース8にねじ込むことによって取り付けられている
ので、ねじ9を締め付けることによって被施工面に固定
することはできない。そのため施工する際には、下穴に
接着剤を充填させてねじ9を植設する必要がある。よっ
て被施工面下において接着剤を使用することが困難な場
合には施工することができない。
【0007】また、図5の点状歩行誘導鋲10では、ね
じ13の軸部がゆるんでしまうと、頭部が安定しなくな
り、上下または左右に動きやすくなる。すると、ねじ1
3頭部の動きにともなって、ベース11がぐらつきやす
くなる。また仮に接着剤を用いてベース11を被施工面
に固着させたとしても、ピース12がはずれやすくな
る。
【0008】それ故本発明は、被施工面下において接着
剤を使用することが困難な場合にも施工することがで
き、しかも被施工面にしっかりと固定され、ぐらついた
り、はずれたりすることがない点状歩行誘導鋲を提供す
ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の点状歩行誘導鋲
は、被施工面に埋設され、ねじ等の挿入により末広がり
に変形しうるカールプラグと、このカールプラグと嵌合
するタッピングねじと、タッピングねじの頭部を底部に
植え込ませている表示板とを備えていることを特徴とし
ている。
【0010】本発明の点状歩行誘導鋲を施工する際に
は、まず被施工面に開けた下穴にカールプラグを差し込
み、続いてタッピングねじをカールプラグに嵌入する。
タッピングねじの頭部は表示板の底部に植え込まれて固
定されている。表示板は通常プラスチック製又はセラミ
ック製であり、成形時にタッピングねじの頭部を植え込
んでおくことで、両者が一体的に固定されている。よっ
て、手で表示板を回転させることによって、タッピング
ねじをカールプラグに嵌入させることができる。また表
示板の底面には予め接着剤を塗布しておく。
【0011】被施工面に埋設されたカールプラグとタッ
ピングねじを嵌合させると、カールプラグ内面にタッピ
ングねじと相補する雌ねじが形成される。そのため、カ
ールプラグはタッピングねじと固着する。また同時に、
カールプラグは、タッピングねじによって押し割られ末
広がりに変形しようと下穴の内壁を圧接する。その結
果、カールプラグは被施工面にしっかりと固定される。
したがって被施工面下において接着剤の使用が困難な場
合にも施工することができる。
【0012】本発明の点状歩行誘導鋲では、表示板が一
体的に成型されており、またタッピングねじの頭部が表
示板の底部に植え込まれているので、たとえタッピング
ねじの軸部がゆるんでしまっても、図5の点状歩行誘導
鋲10のように、ねじ13の軸部がゆるみ頭部が動くこ
とによって、ピース12がはずれてしまうことはない。
したがって、本発明の点状歩行誘導鋲は、表示板を被施
工面に固着させている限り、しっかりと固定される。
【0013】また本発明の点状歩行誘導鋲において、表
示板の頂面に、タッピングねじの中心線と頂面の交点を
中心とする円軌道に沿って、互いに等間隔に配置された
窪みを複数個設けると良い。そうすると、タッピングね
じをカールプラグに嵌入させる際に、これらの窪みと相
補する突起を備えた工具を用いて表示板を回転させるこ
とができる。さらに、窪みの個数は4以上の偶数とする
ことが好ましい。窪みを四つ以上の偶数個設けると、複
数の点状歩行誘導鋲を並べて施工した場合に隣接する点
状歩行誘導鋲間で窪みの向きを揃えやすくなり、また向
きが異なっても目立たなくすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の点状歩行誘導鋲の実施形
態の平面図を図1に、断面図を図2に表す。この点状歩
行誘導鋲1はカールプラグ2とタッピングねじ3と表示
板4とからなる。
【0015】カールプラグ2は、ねじ挿入穴21を有
し、ステンレス製のタッピングねじ3と嵌合可能であ
る。またカールプラグ2は、上端部22を除いて、縦方
向に割れやすくなっている。したがってカールプラグ2
は、被施工面に開けた下穴に差し込まれ、タッピングね
じ3に嵌入されると、上端部22においてはタッピング
ねじ3とねじ嵌合によって固着する。また同時に、上端
部22以外はタッピングねじ3によって押し割られ末広
がりに変形しようと下穴の内壁を圧接する。その結果、
カールプラグ2は被施工面に固定される。カールプラグ
2の材質はナイロンである。
【0016】表示板4は平面視では円形をしている。表
示板4は、射出成型法により、底部の中央にタッピング
ねじ3の頭部を植え込ませ且つ底面がタッピングねじ3
と垂直になるように、成型されている。また内部に空洞
部分がある。頂面には窪み41を四つ設けている。それ
ら四つの窪み41はそれぞれ正方形の頂点をなしてお
り、その中心は頂面の中心と一致する。頂面にはさら
に、足もとが滑るのを防止するため、多数の凸部42を
設けている。表示板4に使用できる材質には、ナイロン
などがある。
【0017】図3に示すハンドル5は、タッピングねじ
3をカールプラグ2に嵌入させるための工具である。こ
のハンドル5は板状をしており、また二つの突起51を
有している。この二つの突起51は、表示板4の頂面に
設けられた四つの窪み41のうちの対角線上のある二つ
と相補的な関係にある。よって、ハンドル5を、突起5
1を表示板4の窪み41に嵌合させた状態で、回転させ
ると、表示板4が回転し、それに伴ってタッピングねじ
3がカールプラグ2に嵌入する。
【0018】本発明の点状歩行誘導鋲1を歩道等に施工
する方法は例えば以下の通りである。まず被施工面にド
リル等によってカールプラグ2とほぼ同じ大きさの下穴
を開ける。次にカールプラグ2のねじ挿入穴21の入口
を上に向けて、入口が被施工面の高さに来るまでカール
プラグ2を下穴に差し込む。続けて表示板4の底面に接
着剤をまんべんなく塗布した後、表示板4を手で回転さ
せながら、タッピングねじ3をカールプラグ2のねじ挿
入穴21に嵌入する。表示板4の底面が被施工面近くま
で来ると、表示板4をハンドル5を用いて回転させ、被
施工面に密着させる。そしてこのまま接着剤を硬化させ
る。なお、被施工面下において接着剤の使用が可能な場
合には、カールプラグ2を用いずに、下穴に接着剤を充
填させて、タッピングねじ3を直接埋め込んでも良い。
【0019】
【発明の効果】本発明の点状歩行誘導鋲は、被施工面下
において接着剤を使用することが困難な場合にも施工す
ることができ、しかも被施工面にしっかりと固定され、
ぐらついたり、はずれたりすることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の点状歩行誘導鋲の実施形態を示す平面
図である。
【図2】本発明の点状歩行誘導鋲の実施形態を示す断面
図である。
【図3】ハンドルを示す正面図である。
【図4】従来の点状歩行誘導鋲を示す断面図である。
【図5】従来の点状歩行誘導鋲を示す断面図である。
【符号の説明】
1 点状歩行誘導鋲 2 カールプラグ 21 ねじ挿入穴、 22 上端部 3 タッピングねじ 4 表示板 41 窪み、 42 凸部 5 ハンドル 51 突起 6 従来の点状歩行誘導鋲 7 ベース 71 貫通孔 8 ピース 9 ねじ 10 従来の点状歩行誘導鋲 11 ベース 111 貫通孔 12 ピース 13 ねじ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被施工面に埋設され、ねじの挿入により末
    広がりに変形しうるカールプラグと、このカールプラグ
    と嵌合しうるタッピングねじと、このタッピングねじの
    頭部を、底面に対して垂直に交わるように、底部に植え
    込ませている表示板とを備えていることを特徴とする点
    状歩行誘導鋲。
  2. 【請求項2】前記表示板の頂面に、前記タッピングねじ
    の中心線と頂面の交点を中心とする円軌道に沿って、互
    いに等間隔に配置された窪みを複数個有する請求項1に
    記載の点状歩行誘導鋲。
  3. 【請求項3】前記窪みの個数が4以上の偶数である請求
    項2に記載の点状歩行誘導鋲。
JP10030514A 1998-01-27 1998-01-27 点状歩行誘導鋲 Pending JPH11209935A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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