JPH1120935A - 振動式パーツフィーダ - Google Patents

振動式パーツフィーダ

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JPH1120935A
JPH1120935A JP21796397A JP21796397A JPH1120935A JP H1120935 A JPH1120935 A JP H1120935A JP 21796397 A JP21796397 A JP 21796397A JP 21796397 A JP21796397 A JP 21796397A JP H1120935 A JPH1120935 A JP H1120935A
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JP
Japan
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plate
step portion
step part
parts
nut
Prior art date
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Application number
JP21796397A
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English (en)
Inventor
Yoshitaka Aoyama
好高 青山
Shoji Aoyama
省司 青山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 円形ボウルの内周部に部品の通路板を設けた
ものにおいて、部品の流れを一列に整列させたり、裏向
きの部品を反転させたりする構造部の箇所で部品の移動
に渋滞が発生する。 【解決手段】 通路板15の途中に上段部16と下段部
17からなる段差部18を形成し、ここに反転部材19
を配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、円形のボウルの
内周部に通路板を設け、ボウルに振動を与えて部品を送
出する形式の振動式パーツフィーダに関している。
【0002】
【従来の技術】図8から図12について従来の技術を説
明する。図11と図12は通常の振動式パーツフィーダ
の外観図であって、円形のボウル1の内周部に螺旋状の
通路板2が設けられ、この通路板2に出口管3が接続さ
れており、さらに送出管4が接続されて目的箇所に伸び
ている。符号5は起振部であり静止台6に載せられてい
る。通路板2を移動してきた部品、たとえばプロジェク
ションナットが重なったり競り合ったりして移動してく
るので、それを一列に整えてからプロジェクションナッ
トの裏表を判定していずれか一方だけを餞別する必要が
ある。図8は前述の一列に整える箇所の部分的な平面図
であり、符号7は整列部を示している。この整列部7は
整列板8と傾斜板9によって整列溝10が構成されてい
るもので、整列板8も傾斜板9と同じ方向に傾斜してい
る。整列板8の高さは図8の上方が低くて下方に行くに
したがって高くなっており、ここでの部品は溶着用の突
起が着いたプロジェクションナット11であり、各図に
おいては二点鎖線で図示してある。図8のようにナット
11が送られてくると、まず最初に整列板8の低い箇所
に乗り上げて、さらに進むと図9のようにナット11は
整列溝10内に傾き込むようにして図10のような姿勢
になる。その後は次第に左側に傾いて整列板8の後流側
へ移動して行く。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】上述のような手法で
ナットを一列状態に整列させるものにおいては、整列溝
10のような箇所を通過させるために、鉄屑などの不純
物が介在したり溶着用の突起が絡み合ったりすると、整
列溝10内でナット11が引っ掛かった状態になって、
ナット11がそこで停止してしまう現象が生じる。そう
なると後続のナットがそこで停滞し盛り上がったような
状態になり、著しい場合にはナットがボウルの外側に転
落することがある。転落したナットが他の機器や電気制
御装置等に絡み込むと、機器の作動不良や電気ショート
が発生する。あるいは、ボウルの底部に多数のプロジェ
クションナットが山積みのようにして投入されている
と、ナットの溶着用突起が互いに引っ掛かりあって、振
動で通路板上に移動したときには裏向きになっている個
数の方が多くなる傾向がある。これは統計的に見てもそ
のように計測されている。考えられる原因としては、溶
着用突起がねじ孔の軸心から遠ざかる方向に突き出てい
るので、ナットが立ったときには傾斜した状態となり、
そのまま倒れると裏向きの状態となる。このような現象
が加算されて、結果的には裏向きの方が多くなるのであ
る。このような裏向きを図9や図10のような変化を経
て反転させている。なお、裏向きは溶着用突起が上にな
って移動してくる状態をさしている。
【0004】
【問題を解決するための手段とその作用】本発明は、上
述のような問題点を解決するために提供されたもので、
請求項1は、円形ボウルの内周部に部品の通路板を設け
たものにおいて、通路板の途中に上段部と下段部とから
なる段差部を設け、この段差部に部品の反転部材を設置
したことを特徴とするもので、多量に折り重なるように
して上段部を移動してきた部品は、段差部から一つずつ
反転するような状態で転落して下段部上に裏表いずれか
の状態で載置され、その後は一列になって整然と移動し
て行く。あるいは、プロジェクションナットのような場
合には上段部を裏向きで移動してくる個数が多いので、
反転部材を転落するときに表向きに変えられて送られて
行く。請求項2は、請求項1において、反転部材は上段
部の幅が外周側へ向かって狭くなった第一段部と第一段
部の下側に階段状に配置された第二段部から構成されて
いることを特徴とするもので、幅の狭い第一段部から傾
きながら転落し、次いで第二段部上に当たって反転して
下段部上に載置される。請求項3は、請求項2におい
て、第二段部の下側に位置する通路板の下段部に通路幅
を拡大した受け板を設け、この受け板は外周側が低くな
るように傾斜させてあることを特徴とするもので、受け
板は面積が広いのでそこに部品が確実に載置され、前述
の傾斜が付与されているので部品は受け板からボウルの
底部に転落することがなく、下段部上に載置された部品
は整然と移動させられてゆく。
【0005】
【発明の実施の形態】図1から図7に示した発明の実施
の形態について説明する。円形のボウル12は、底板1
3とその周縁から起立している側板14によって形成さ
れており、側板14の内周部には通路板15が溶接さ
れ、その途中に上段部16と下段部17からなる段差部
18が設けてある。この段差部18には反転部材19が
設置されている。反転部材19は第一段部20と第二段
部21から構成されている。上段部16は外周側が低く
なるように傾斜が与えられており、その先端部は外周側
に向かって幅が狭くなった第一段部20とされ、第一段
部20の下側に第二段部21が配置されている。第二段
部21の下側には下段部17が配置され、第二段部21
の直ぐ近くの下段部17は幅が大きくされた受け板22
とされ、後流側へ進んで行くにしたがってこの幅が狭く
なっている。そして、受け板22は外周側が低くなる向
きの傾斜が与えられており、後述の規制板23の先端付
近からこの傾斜が水平になり、後述の係止突起24の付
近から徐々に反転して今度は外周側が高くなるような逆
傾斜になっている。なお、各図の二点鎖線25は水平な
状態を示す線である。
【0006】反転部材19は肉厚のL字型断面の部材で
構成されたもので、第一段部20は幅の狭くなった上段
部16が重なった状態(図4、図7参照)となってい
る。この実施形態における部品は符号26で示された鉄
製の四角いプロジェクションナットであり、溶着用の突
起27が四隅に形成されている。第一段部20の幅は、
そこにナット26が来たら傾斜しながら転落するような
狭さで、ナットの一辺の長さの半分よりも幅が短くなっ
ている。
【0007】規制板23は、一端が側板14の内面に溶
接され、ボウルの内側に湾曲しているもので、図5のご
とく下段部17から浮上した状態になっていて、もし、
ナット26が立った状態で移動してきたら、図5のよう
にナットが規制板23の内面を摺動して下段部17から
底板13上へ転落させるのである。
【0008】係止突起24は、逆傾斜になった下段部1
7に円弧状にある長さにわたって形成されたもので、図
6のようにナット26が表向きであれば、溶着用突起が
係止突起24に引っ掛かってそのままボウル外へ送り出
されて行くが、ナットが裏向きであれば係止突起24に
は何も引っ掛からないので、そのまま傾斜にしたがって
底板13上へ落下させられる。
【0009】ナット26が転落し反転してゆく模様は図
7に示されている。ナット26が裏向きの状態で第一段
部20に到来すると、第一段部からオーバーハングした
部分の重量で傾斜しながら時計方向に反転してゆき、第
二段部21に当たってその勢いでさらに時計方向に反転
して今度は表向きの状態で受け板22上に載置され、受
け板22の傾斜にしたがってナットはボウルの外周側に
沿って移動させられて行くのである。
【0010】
【効果】本発明によれば、通路板の途中に上段部と下段
部とからなる段差部を設け、ここに反転部材を設置した
ものであるから、上段部を裏向きや絡み合った状態で移
動してきた部品は、この反転部材で一つ一つ転落させら
れ、しかも、転落という周囲の部材と擦れ合うという現
象がないので、前述のような引っ掛かりによる部品の渋
滞などが確実に防止できる。反転部材は、上段部の幅が
外周側に向かって狭くなった第一段部とその下側に階段
状に配置された第二段部から構成されているので、第一
段部にきた部品は確実に傾斜しつつ反転し第二段部上に
当たり、さらにそこで反転させられて所定の裏あるいは
表の状態とされる。したがって、前述の渋滞現象が一切
発生することなく反転作動がなされるのである。下段部
に通路幅を拡大した受け板を設け、しかもこの受け板は
外周側が低くなる向きに傾斜させてあるので、第二段部
から転落してきた部品を受け板上に確実に載置させ、さ
らに外周側に寄せ付けて移動させられてゆくので、部品
の整然とした移動が実現できる。したがって、パーツフ
ィーダから送出されるときの流れも円滑になされるので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施形態を示す部分的な平面図であ
る。
【図2】図1をボウルの内側から見た状態を示す正面図
である。
【図3】図1の(3)−(3)断面図である。
【図4】図1の(4)−(4)断面図である。
【図5】図1の(5)−(5)断面図である。
【図6】図1の(6)−(6)断面図である。
【図7】図4を拡大して、部品の反転状態を示す縦断側
面図である。
【図8】従来技術を部分的に示す平面図である。
【図9】図8の(9)−(9)断面図である。
【図10】図8の(10)−(10)断面図である。
【図11】パーツフィーダの外観側面図である。
【図12】パーツフィーダの外観平面図である。
【符号の説明】
1 ボウル 15 通路板 16 上段部 17 下段部 18 段差部 19 反転部材 20 第一段部 21 第二段部 22 受け板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形ボウルの内周部に部品の通路板を設
    けたものにおいて、通路板の途中に上段部と下段部とか
    らなる段差部を設け、この段差部に部品の反転部材を設
    置したことを特徴とする振動式パーツフィーダ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、反転部材は上段部の
    幅が外周側へ向かって狭くなった第一段部と第一段部の
    下側に階段状に配置された第二段部から構成されている
    ことを特徴とする振動式パーツフィーダ。
  3. 【請求項3】 請求項2において、第二段部の下側に位
    置する通路板の下段部に通路幅を拡大した受け板を設
    け、この受け板は外周側が低くなるように傾斜させてあ
    ることを特徴とする振動式パーツフィーダ。
JP21796397A 1997-07-07 1997-07-07 振動式パーツフィーダ Pending JPH1120935A (ja)

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JP21796397A JPH1120935A (ja) 1997-07-07 1997-07-07 振動式パーツフィーダ

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JP21796397A JPH1120935A (ja) 1997-07-07 1997-07-07 振動式パーツフィーダ

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JPH1120935A true JPH1120935A (ja) 1999-01-26

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JP21796397A Pending JPH1120935A (ja) 1997-07-07 1997-07-07 振動式パーツフィーダ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017030096A (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 セイコーエプソン株式会社 ワーク供給装置、ロボット、及びロボットシステム
CN106392528A (zh) * 2015-07-31 2017-02-15 精工爱普生株式会社 工件供给装置、机器人以及机器人系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017030096A (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 セイコーエプソン株式会社 ワーク供給装置、ロボット、及びロボットシステム
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