JPH11208824A - 運行管理装置 - Google Patents

運行管理装置

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JPH11208824A
JPH11208824A JP1064898A JP1064898A JPH11208824A JP H11208824 A JPH11208824 A JP H11208824A JP 1064898 A JP1064898 A JP 1064898A JP 1064898 A JP1064898 A JP 1064898A JP H11208824 A JPH11208824 A JP H11208824A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要な情報を無駄なくかつ直観的に正確に理
解可能に表示することができ、しかもそのデータを変更
する際などにユーザーにとって混乱のおそれのない操作
性が良好な運行管理装置を提供する。 【解決手段】 表示データ生成手段103によって、積
込の際の操作(動作)の流れを積込地名リストの表示→
積込地名の選択→積込品名のリスト→積込品名ごとの数
量入力、のような操作の流れとし、また荷卸の際の操作
(動作)の流れも同様に荷卸地名リストの表示→荷卸地
名の選択→荷卸品名のリスト→荷卸品名ごとの数量入
力、のような操作の流れとすることができ、直観的かつ
統一的な操作方法を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は運行管理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】運行管理装置は、例えば特開昭60−5
5496号に開示されているように、主に作業指示書の
作成や運用の煩雑さを解消することを企図して案出され
たもので、運輸用車両(あるいは一人の運転者)の該当
日時における輸送経路やその輸送経路中での荷物の積み
卸し等の予定が立てられると、その予定の情報を配送指
示データあるいは運行予定情報として表示画面上に表示
することにより、その車両の運行を行なうドライバがそ
れを見てその指示に従って車両の運行や荷積/荷卸の作
業等を行なうことができるようにするというものであ
る。
【0003】そのような運行管理装置における主要な動
作の具体例としては、例えば、まず積込の際にはそのト
リップにおける積込地名のリストを表示し、そのリスト
から1地名が選択されると、そのとき積込まれた荷物に
対して予定されている届先のリストおよびその届先ごと
の品名と数量とを表示する。
【0004】また荷卸の際には、まず前記のトリップを
含む幾つかのトリップにおける積込地名のリストを表示
するか、あるいはその荷卸の直前に入力された前記のよ
うな積込地名を表示し、さらにそのとき積込まれた荷物
に対して予定されている届先のリストを表示する。
【0005】続いて、そのリスト中から1つの届先が選
択されると、その届先における荷卸品名およびその数量
を表示する。このように動作するように、従来の運行管
理装置は構成されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の運行管理装置では、前記の配送指示データ
あるいは運行予定情報に変更等が無い場合には、上記の
ような表示のままで済ませることができるので良いが、
変更があるような場合には、上記のような手法の情報表
示では、その変更内容により操作手順(操作方法)が積
込の場合と荷卸の場合とで異なるものとなり、しかも前
記の如く積込の際の表示に届先の情報が表示されること
などとあいまって、そのとき呼び出されて表示されてい
る情報がどの場合の情報であるのかユーザーには直観的
に分からなくなってしまい、またそのとき書き直したデ
ータと書き直していないデータとの判別ができなくなる
など、操作に混乱をきたすという問題があった。
【0007】しかも、このときの操作方法としては、前
記の如くトリップごとで情報を区分しているが、例えば
中古車を輸送するトレーラーのように同一品種で少量の
荷物を多種類の届先に少量ずつ輸送するといった場合、
換言すると荷物の品種が多種類で、しかもその一つ一つ
がどの地名で積込まれてどの地名に届けられることが必
要かを明確化することが要請されるような荷物の場合に
は、前記のような積込み時点での届先の確認が必要なも
のもあるが、例えばガソリンや液化天然ガスのような燃
料や苛性ソーダのような化学物資などを運搬するタンク
ローリー車の場合には、その荷物の特質上、どの地名で
積込まれた荷物でも一般に同じ品質の荷物であることが
前提条件になっているのであり、しかもそれはどこで卸
しても数量さえ間違わなければ良いのだから、前記の積
込と荷卸とを1つのトリップにまとめるように区分する
必要は全く無く、むしろそのように1つのトリップにま
とめることは前記のような操作性の悪さの原因となると
いう問題があった。
【0008】さらには、例えば上記のようなタンクロー
リー車の場合などには、上記のような積荷の特質上、そ
の運行予定が立てられた後に、例えばその運行当日ある
いはその荷物の荷卸先にて予期せず突然に、その荷物つ
まり燃料や化学物資の配達の注文自体や数量が変更され
ることも多く、またそのような変更に対応できることが
強く要請されているので、上記の予め立てられて記憶さ
れた運行予定情報つまり配送指示データだけでは、その
タンクローリー車のような車両の実際の運行情報を完全
にはフォローすることが出来ず、極めて頻繁に運行予定
の変更や再確認を行なうことが必要となり、その結果、
積/卸の数量に関するデータを主に中心として運行予定
のデータや実際の配送記録のデータ等の変更を行なうた
めの操作が、上記のような操作性(操作手法)自体の繁
雑さとあいまって、ユーザにとって極めて煩雑なものと
なる。即ち、特に運行予定の変更時には、上記のような
複雑でユーザにとって紛らわしい繁雑な画面切替の操作
や、さらにそれに面倒に組み合わされる荷物の数量の値
の入力操作を行なわなければならないので、極めて操作
性が悪く、またそれがユーザにとって極めて煩雑なもの
となっているという問題があった。
【0009】しかもさらには、そのような配送指示デー
タまたは運行予定のデータは、その配送を担当する該当
車両の運行後には、その運行が実施された該当日時の運
行日報あるいは運行記録として、上記の荷物の積込地名
と積込品名とその数量とを関連付けて、例えばICカー
ドのような記憶媒体に記憶させ、あるいは記録用紙上に
印刷出力するなどして利用することも強く要請されてい
るので、前記のような荷物の数量の値の変更時の操作性
の悪さに起因して入力される数量が間違った値である
と、正確な運行日報や運行記録が残せなくなるという問
題があった。そしてこれが運行日報や運行記録の信頼性
を大幅に低下させてしまい、甚だしくはその入力ミス等
が多発した間違いの多い運行日報や運行記録は使用不可
能となってしまうといった問題にもつながる。
【0010】本発明は、このような問題を解決するため
に成されたものである。本発明は、必要な情報を無駄な
くかつ直観的に正確に理解可能に表示することができ、
しかもデータを変更する際にも、ユーザーにとって混乱
のおそれが全く無くその操作性が極めて良好で、しか
も、特に運行予定決定後の変更の多い数量データに関す
る入力ミスや入力忘れ等を事前に防ぐことができ、正確
な運行データを確実に入力〜記録することが可能なある
ような運行管理装置を提供することを課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1に、本発明の運行管
理装置は、荷物の積込予定地名の情報および積込予定品
名の情報と、荷物の荷卸予定地名の情報および荷卸予定
品名の情報とのうち、少なくともいずれか一方が入力さ
れると、該情報を運行予定情報として受け付ける運行予
定情報入力手段と、前記入力された運行予定情報を記憶
する運行予定情報記憶手段と、前記入力された運行予定
情報に基づいて該運行予定情報を表示するための表示デ
ータを生成する表示データ生成手段と、前記運行予定情
報を表示画面に表示する表示手段とを有する運行管理装
置において、前記運行予定情報が前記表示手段に表示さ
れた後に、前記積込予定品名ごとに対応した前記荷物の
実際の積込数量の情報および前記荷卸予定品名ごとに対
応した前記荷物の実際の荷卸数量の情報のうち少なくと
もいずれか一方が入力されると該入力を受け付ける数量
情報入力手段と、前記荷物の積込の際には、前記積込予
定地名と、該積込予定地名に対応した前記積込予定品名
と、該積込予定品名それぞれに対応して前記数量情報入
力手段によって入力された前記積込予定品名ごとの積込
数量の情報とを、この順で前記表示手段に表示させ、前
記荷物の荷卸の際には、前記荷卸予定地名と、該荷卸予
定地名に対応した荷卸予定品名と、該荷卸予定品名それ
ぞれに対応して前記数量情報入力手段によって入力され
た前記荷卸予定品名ごとの荷卸数量の情報とを、この順
で前記表示手段に表示させる表示データ生成手段とを具
備することを特徴とする運行管理装置である。
【0012】即ち、本発明によれば、まず荷物の積込の
際の操作(動作)の流れとしては、積込地名のリストの
表示→積込地名の選択→積込品名のリスト→積込品名ご
との数量入力、のような操作の流れとなり、この積込時
には荷卸に関する届先などの情報の表示も入力も必要と
しない。一方、荷卸の際の操作(動作)の流れとして
は、荷卸地名リストの表示→荷卸地名の選択→荷卸品名
のリスト→荷卸品名ごとの数量入力、のような操作の流
れとなり、この荷卸時には積込に関する表示も入力も必
要としない。従って、積込の際には積込に関する情報の
みを対象とすることができるのでユーザーにとっては直
観的に簡易に操作手順が理解可能であり、またその操作
も簡便なものであり、またそのときの情報の入力や変更
等の操作を混乱することなく正確に行なうことができる
上に、荷卸の際には荷卸に関する情報のみを対象とする
ことができるのでユーザーにとっては直観的に簡易に操
作手順が理解可能であり、またそのときの情報の入力や
変更等の操作を混乱することなく正確に行なうことがで
きる。
【0013】なお、このとき、前記積込地名が選択され
た際には、その積込地名に対応して予め記憶されている
積込品名を自動的に選択して表示し、また前記荷卸地名
が選択された際には、その荷卸地名に対応して予め記憶
されている荷卸品名を自動的に選択して表示することが
望ましいことは言うまでもない。
【0014】また、積込および荷卸の数量の情報につい
ては、その入力された情報は荷積や荷卸をぞれそれ行な
う時点で、そのときの運行予定の地名や品名そしてその
品名に対する数量の値はユーザーによって確認される
し、またその際に変更が加えられる確率が最も高いので
あるから敢えて実際の積卸数量の入力はこの時点で、し
かもさらに好ましくは後述する第7記載の技術のように
手入力で、入力することによって、従来の煩雑な画面呼
び出しやそれに組み合わされる数量の値の書換え操作の
煩雑さを解消して、上記のような荷積の場合でも荷卸の
場合でも両方の場合に同様の、地名表示→品名表示→数
量入力(→その入力された数量表示)の順で操作するこ
とができるので、ユーザはその操作を間違うことなく直
観的に簡便に行なうことができ、実質的な操作性を飛躍
的に向上させることができる。
【0015】しかもこのとき、荷積あるいは荷卸の地名
の情報および品名の情報については上記の如く予め入力
されていた運行予定情報を用いて自動的に表示すること
ができるので、前記の荷物の実際の積/卸の数量の値の
入力操作以外の情報入力操作は行なわなくても良い。
【0016】そしてその実際の積/卸の数量の値を入力
した後は、その数量の値は既に実績となったのであるか
ら変更が入ることは有り得ない。従って、その実際の積
/卸の数量の値は最後に入力するだけで、その後には上
記のような面倒な数量データの変更は全く無くて済む。
【0017】よって、本発明によれば、そのように実際
の積/卸の数量の値の入力を、荷積あるいは荷卸の地名
の情報および品名の情報を表示した後に、言わば一連の
運行予定情報の表示の後に最後の段階で受け付けること
によって、従来の数量変更操作をその一連の表示画面切
替の途中で行なうことに起因した煩雑を全く解消するこ
とができ、なおかつそれ以後は実際の積/卸の数量の入
力以外には全く入力や変更の操作を必要としなくて済む
ので、運行予定情報の表示の画面切替や数値の入力や変
更を含めた一連の操作をユーザにとって従来と比べて極
めて簡素に整理された操作性の極めて良好なものとする
ことができる。
【0018】第2に、本発明の運行管理装置は、上記第
1記載の運行管理装置において、前記数量情報入力手段
によって入力された前記積込予定品名ごとの積込数量の
情報および前記荷卸予定品名ごとの荷卸数量の情報のう
ち少なくともいずれか一方を記憶する数量情報記憶手段
を、さらに具備することを特徴とする運行管理装置であ
る。
【0019】即ち、本発明に係る第2記載の運行管理装
置によれば、積込時および荷卸時それぞれの数値のデー
タ入力については、積込時に入力された情報も荷卸時に
入力された情報も共に前記の数量情報記憶手段に記憶さ
れるので、これをその後に極めて有効に利用することが
できる。その利用先としては、例えば一般的ないわゆる
配送日誌や運行記録の印刷出力あるいは画面上への表示
などに有効に利用することができる。
【0020】また第3に、本発明の運行管理装置は、荷
物の積込予定地名の情報および積込予定品名の情報およ
び該積込予定品名ごとにそれぞれ対応した積込予定数量
の情報と、荷物の荷卸予定地名の情報および荷卸予定品
名の情報および該荷卸予定品名ごとにそれぞれ対応した
荷卸予定数量の情報とのうち、少なくともいずれか一方
の入力を運行予定情報として受け付ける運行予定情報入
力手段と、前記入力された運行予定情報を記憶する運行
予定情報記憶手段と、前記入力された運行予定情報に基
づいて該運行予定情報を表示するための表示データを生
成する表示データ生成手段と、前記運行予定情報を表示
画面に表示する表示手段とを有する運行管理装置におい
て、前記運行予定情報のうち少なくとも前記積込予定品
名または前記荷卸予定品名を前記表示手段に表示した後
に、前記積込予定品名ごとに対応した前記荷物の実際の
積込数量の情報および前記荷卸予定品名ごとに対応した
前記荷物の実際の荷卸数量の情報のうち少なくともいず
れか一方の入力を受け付ける数量情報入力手段と、前記
荷物の積込の際には、前記積込予定地名と、該積込予定
地名に対応した前記積込予定品名と、該積込予定品名そ
れぞれに対応して前記数量情報入力手段によって入力さ
れた前記積込予定品名ごとの積込数量とを、この順で前
記表示手段に表示させ、前記荷物の荷卸の際には、前記
荷卸予定地名と、該荷卸予定地名に対応した荷卸予定品
名と、該荷卸予定品名それぞれに対応して前記数量情報
入力手段によって入力された前記荷卸予定品名ごとの荷
卸数量とを、この順で前記表示手段に表示させる表示デ
ータ生成手段とを具備することを特徴とする運行管理装
置である。
【0021】なお、入力された実際の積み卸しの数量の
情報は、その品名やさらにその品名に対応する地名の情
報と関連付けて記憶されることが望ましいことは言うま
でもない。この第3記載の技術によれば、第1記載の技
術で述べたような本発明に係る運行管理装置に実質的に
さらに加えて、運行予定情報の中に積込予定数量の情報
や荷卸予定数量の情報も含まれており、しかもそれらは
上記のような一連の表示〜入力操作中には表示されるこ
とは無いが、運行予定情報が運行予定情報入力手段を介
して入力されて運行予定情報記憶手段に記憶されると、
これをあたかもバックアップ用(後方支援用)データの
ように用いることが可能となる。
【0022】第4に、本発明の運行管理装置は、上記第
3記載の運行管理装置において、前記数量情報入力手段
によって入力された前記積込数量の情報および前記荷卸
数量の情報を、前記運行予定情報とは別に記憶する数量
情報記憶手段を、さらに具備することを特徴とする運行
管理装置である。
【0023】即ち、この第4記載の技術によれば、上記
の第3記載の技術で述べたような本発明に係る運行管理
装置にさらに加えて、実際の荷物配送時に積/卸の数量
データが入力されるとその数量データを上記の積込予定
数量や荷卸などの運行予定情報とは別にして数量情報記
憶手段に記憶することにより、その記憶されたデータ
を、運行が終了した際に行なうことが要請される運行記
録データの出力あるいは配送日誌作成のためのデータの
出力等に好適に用いることができる。しかもそのとき、
実際の積込時の積込数量データや荷卸数量データと前記
の運行予定における積込予定数量データや荷卸予定数量
データとの比較を行なうことも可能であるから、予め記
憶された積込および荷卸の運行予定情報通りの運行が行
なわれたか否かについての確認や、どの地名のどの品名
の荷物の数量が頻繁に変更されているのか、といった運
行記録解析についても、操作ミスの無い正確な記録デー
タに基づいて高い信頼性の解析として行なうことができ
る。
【0024】第5に、本発明の運行管理装置は、上記第
1乃至第4記載の運行管理装置において、前記運行予定
情報記憶手段はさらに、前記積込予定地名の情報と前記
積込予定品名の情報と前記積込数量の情報とを対応付け
て予め記憶し、また前記荷卸予定地名の情報と前記荷卸
予定品名の情報と前記荷卸数量の情報とを対応付けて予
め記憶する運行予定情報記憶手段であり、前記表示デー
タ生成手段はさらに、前記1つの積込予定地名が選択さ
れると、該積込予定地名に対応した前記積込予定品名を
表示する表示データを生成し、前記1つの荷卸予定地名
が選択されると、該荷卸予定地名に対応した前記荷卸予
定品名を表示する表示データを生成する表示データ生成
手段であり、さらに、前記荷卸予定品名ごとの荷卸数量
が入力された際に、該荷卸数量を該荷卸予定品名と同じ
品名の前記積込予定品名に対応する数量から差し引いた
残量を演算する残量演算手段を具備することを特徴とす
る運行管理装置である。
【0025】即ち、実際の積込および荷卸のそれぞれの
場合でその品名の荷物の積/卸の予定情報との比較を行
なうことも可能となり、予め記憶された積込および荷卸
と簡便な操作手法で比較して確認を取ることができ、そ
の結果、予定通りの正確な運輸業務を実現することがで
きる。
【0026】即ち、積込数量や荷卸数量を手入力で入力
する場合などには、ユーザーが間違った数値や予定とは
異なった誤った数量を荷卸してそれを入力する場合など
も考えられる。あるいは、配送途中で荷卸数量が変更を
受けた場合、その変更された数量や元から積載していた
積荷の数量との兼ね合いなどによっては、そのときの荷
卸数量の変更をそのまま実際に変更して荷卸すると、後
の荷卸時に必要な残量が残らなくなってしまい、そのよ
うな後の荷卸時に予定の荷卸数量が確保できなくなると
いう不都合が生じることも危惧される。
【0027】そこで、そのような不都合の発生を防ぐた
めに、届先で荷卸する際の数量は、少なくともその荷卸
の後の荷卸時に必要な分の残量は残すことができるよう
に、その荷卸の後の荷物の残量を残量演算手段が演算す
る。これにより、演算された残量が後の荷卸に必要な数
量未満となった場合には、そのときその荷卸数量分を荷
卸するとその後の荷卸で数量が不足してしまい不都合で
あるということになるから、そのような場合には、例え
ば警報音を発生してそのときの荷卸数量が不都合を生じ
る可能性の高いものである旨を警告するようにしてもよ
く、あるいは、そのような一つの荷卸の後に別の荷卸で
不都合を生じる可能性の高い実際の荷卸数量の入力があ
った場合には、そのとき入力されたデータについては本
発明に係る装置内での各種記憶手段や表示手段では受け
付けないようにしても良い。あるいは、後の荷卸時に不
都合を生じるような荷卸数量が入力された旨を、表示画
面上などに表示するようにしても良い。
【0028】しかもまた、上記のような後の荷卸時に不
都合を生じるような荷卸数量の入力や実際の荷卸を防ぐ
だけでなく、単に入力ミスや操作者の思い違い等の要因
で荷卸数量を間違った値で(特に実際よりも大きな数値
で)入力しようとした場合などにも、本発明を好適に用
いることができる。つまり、その入力されようとしてい
る荷卸数量データが正しいものであるか否かを確認する
ことができる。そしてその結果、そのような荷卸数量の
入力ミスや誤操作等をも防ぐことができる。
【0029】ただしここで、荷卸の後の荷物の残量を残
量演算手段が演算した後、これを表示画面に表示するよ
うな場合には、積込予定や荷卸予定の情報は、従来技術
のように当初から前記の手入力による数量と区別できな
いように表示すると、その書き換えや追加等の際に前記
の手入力による数量と区別がつかなくなってしまい従来
とまた同様の混乱を生じやすくなる。しかし、その積込
予定や荷卸予定の情報は、表示用などに活用することが
望ましいことは言うまでもない。
【0030】そこで、予め運行予定情報記憶手段に記憶
されている積込予定の数量や荷卸予定の数量と、手入力
等によって変更あるいは追加された実際の積/卸数量の
情報の表示とを、同一画面上にそれぞれが明確に識別可
能な位置に表示する。これにより、前記のような積込時
と荷卸時とで同様の直観的に簡便に操作可能な操作手法
はそのままで、しかも予定の積込に関する情報や予定の
荷卸に関する情報をも含めてユーザーにとって確実かつ
簡易に理解可能に表示することもできる。
【0031】第6に、本発明の運行管理装置は、荷物の
積込予定地名の情報および積込予定品名の情報と、荷物
の荷卸予定地名の情報および荷卸予定品名の情報とのう
ち、少なくともいずれか一方(あるいは両方でも良い)
が入力されると、該情報を運行予定情報として受け付け
る運行予定情報入力手段と、前記入力された運行予定情
報を記憶する運行予定情報記憶手段と、前記入力された
運行予定情報に基づいて該運行予定情報を表示するため
の表示データを生成する表示データ生成手段と、前記運
行予定情報を表示画面に表示する表示手段とを有する運
行管理装置において、前記荷物の積込の際には、前記積
込予定地名と、該積込予定地名に対応した前記積込予定
品名と、該積込予定品名ごとの積込数量の情報とを、こ
の順で前記表示手段に表示させ、前記荷物の荷卸の際に
は、前記荷卸予定地名と、該荷卸予定地名に対応した荷
卸予定品名と、該荷卸予定品名ごとの荷卸数量の情報と
を、この順で前記表示手段に表示させる表示データ生成
手段とを具備することを特徴とする運行管理装置であ
る。
【0032】即ち、上記第1〜第5記載の本発明に係る
運行管理装置における、特に表示仮面の表示手法として
は、この第6記載のような技術を採用することで、その
表示の切替操作および実質的にそれに続く数量の入力操
作を、従来のものよりも飛躍的に簡易化することがで
き、しかも積込時と荷卸時とでの表示内容の同様の順序
での切り替えが可能となって、全体的にその操作性や画
面の表示内容の認識しやすさを大幅に向上させることが
できる。
【0033】第7に、本発明の運行管理装置は、上記第
1乃至第6記載の運行管理装置において、前記積込品名
ごとの積込数量の情報および前記荷卸品名ごとの荷卸数
量の情報の入力は、それぞれ前記入力手段を介して手入
力によって入力されることを特徴としている。
【0034】このように実際の確定した数量値を最後に
一度だけの手入力のみで済ませるとができる。つまり、
従来から数量の変更については頻繁に行なわれていたの
で、その変更のために表示画面の切り替えや数量の値の
変更の入力操作等を繁雑な手順で頻繁に修正するより
も、むしろたった一度だけの手入力のみで簡便に済ませ
ることができ、しかもその手順についても荷積と荷卸と
でほとんど同様の手順とすることができるので、従来の
ような予定数量を自動的に表示出力してその画面を繁雑
に何度も切り替えて該当画面にたどりつき、その画面で
予定数量を一旦キャンセルしてから再び確定した実際の
荷卸等の数量データを入力するといった従来の手法の手
間を大幅に簡易化することができ、その操作性をむしろ
飛躍的に向上することができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る運行管理装置
の実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は
その主要部の構成を示す図である。本発明の運行管理装
置は、荷物の積込予定地名の情報および積込予定品名の
情報およびその積込予定品名ごとにそれぞれ対応した積
込予定数量の情報と、荷物の荷卸予定地名の情報および
荷卸予定品名の情報およびその荷卸予定品名ごとにそれ
ぞれ対応した荷卸予定数量の情報とのうち少なくともい
ずれか一方(あるいは両方でも良い)の入力を運行予定
情報として受け付ける運行予定情報入力手段101と、
前記入力された運行予定情報を記憶する運行予定情報記
憶手段102と、前記入力された運行予定情報に基づい
てこの運行予定情報を表示するための表示データを生成
する表示データ生成手段103と、前記運行予定情報を
表示画面に表示する表示手段104とを有する運行管理
装置において、前記運行予定情報が前記表示手段104
に表示された後に前記積込予定品名ごとに対応した前記
荷物の実際の積込数量の情報および前記荷卸予定品名ご
とに対応した前記荷物の実際の荷卸数量の情報のうち少
なくともいずれか一方あるいは両方が入力されるとこの
入力を受け付ける数量情報入力手段105と、前記荷物
の積込の際には、前記積込予定地名と、該積込予定地名
に対応した前記積込予定品名のリストと、該積込予定品
名それぞれに対応して前記数量情報入力手段によって入
力された前記積込予定品名ごとの積込数量の情報とを、
この順で前記表示手段104に表示させ、前記荷物の荷
卸の際には、前記荷卸予定地名と、該荷卸予定地名に対
応した荷卸予定品名のリストと、該荷卸予定品名それぞ
れに対応して前記数量情報入力手段によって入力された
前記荷卸予定品名ごとの荷卸数量の情報とを、この順で
前記表示手段に表示させる表示データ生成手段103と
を備えている。
【0036】前記の積込予定品名ごとの積込数量および
荷卸予定品名ごとの荷卸数量の情報の入力は、それぞれ
数量情報入力手段105を介して、ユーザーの手入力に
よって入力される。さらに、上記の主要構成に加えて、
数量情報入力手段105によって入力された前記積込予
定品名ごとの積込数量の情報および前記荷卸予定品名ご
との荷卸数量の情報のうち少なくともいずれか一方ある
いは両方を記憶する数量情報記憶手段108を、さらに
具備している。
【0037】またさらには、前記荷卸予定品名ごとの荷
卸数量が入力された際にその荷卸数量を前記荷卸予定品
名と同じ品名の前記積込予定品名に対応する数量から差
し引いて残量を演算する残量演算手段106を具備して
いる。しかも、この残量演算手段106で演算された残
量のデータに基づいて、その残量を越える荷卸数量が入
力された場合には、その一旦入力された入力をキャンセ
ルして受け付けない一方、その旨を警告する警報ブザー
(図示省略)を鳴動させる警報手段107をも、さらに
具備している。
【0038】しかもこのとき、その残量不足の警報を発
する(あるいは発しない)一方で、前記の表示データ生
成手段103はその残量の値を表示する表示データを生
成する。そしてその残量の値は、前記の表示手段104
に表示される。なお、この残量の値の表示や警報発生に
ついては本発明の運行管理装置に付設することで、残量
不足の予測を明確にユーザーに警報することや誤入力を
防ぐことができるので望ましいことは言うまでもない
が、これらは必ずしも必須であることのみには限定され
ず、この他にも例えば残量の値のデータを前記の数量情
報入力手段105に他のデータと共に記憶させるだけで
も良い。ただしその場合には、リアルタイムでの残量不
足の旨の警報や入力キャンセルができないことになる。
しかし、この場合には、その日のその車両の運行後の運
行記録解析や配送日誌の作成を行なう際などに、その記
録された残量の推移を表示出力あるいは印刷出力するこ
とで、残量管理に関する解析や反省のための資料を提供
することができる。つまり、例えば残量不足が多発する
荷卸先(届先)が運行ルート中に入っているような場合
にはその荷物を予め余分に積込んでおく、といった対策
を講じるための有力な立案資料や記録としての情報を提
供することが可能となる。
【0039】そしてさらに、運行予定情報記憶手段10
2は、積込予定地名のリストの情報と積込予定品名のリ
ストの情報と積込予定数量の情報とを、その積込予定地
名ごとに、前記積込予定品名のリストの情報および前記
積込予定数量の情報を対応付けて、予め記憶している。
また、この運行予定情報記憶手段102は、荷卸予定地
名のリストの情報と荷卸予定品名のリストの情報と荷卸
予定数量の情報とを、その荷卸予定地名ごとに、前記荷
卸予定品名のリストの情報および前記荷卸予定数量の情
報を対応付けて、予め記憶している。
【0040】即ち、1回の運行が開始される以前に、既
に予定が立てられていた運行予定に関する情報、つまり
積込予定地名のリスト、積込予定品名のリスト、および
その積込予定品名ごとの積込予定数量の各予定の情報
が、また荷卸予定地名のリスト、荷卸予定品名のリス
ト、およびその荷卸予定品名ごとの荷卸予定数量の各予
定の情報が、例えばICカード201のような情報記憶
媒体に既に一旦記憶されていて、そのICカード201
を前記の運行予定情報記憶手段102に接続さているI
Cカードリーダのような装置を用いてなる運行予定情報
入力手段101に装着するなどして、前記のICカード
201内部に記憶されていた運行予定情報を運行予定情
報入力手段101が読み出して、それを運行予定情報記
憶手段102が読み込むようにすれば良い。
【0041】そして、前記の表示データ生成手段103
は、前記1つの積込予定地名が選択されると、その積込
予定地名に対応した積込予定品名のリストを表示する表
示データを生成し、前記1つの荷卸地名が選択される
と、その荷卸予定地名に対応した前記荷卸予定品名のリ
ストを表示する表示データを生成する。そしてこの表示
データ生成手段103はさらに、手入力された実際の確
定的な積/卸数量の情報に基づいた数量の表示とは別
に、前記記憶手段102に予め記憶された前記積込予定
数量の情報に基づいた積込予定数量の表示および荷卸予
定数量の情報に基づいた荷卸予定数量の表示のうち少な
くともいずれか一方(あるいはその両方でも良い)を表
示手段104に表示するための表示データをも生成す
る。ただし、この積込/荷卸の予定数量の表示について
は、本実施形態では表示するものとしたが、これのみに
は限定されず、このような予定数量については表示しな
いで単にバックアップデータとして持っておくだけでも
良い。
【0042】なお、上記の数量情報入力手段105は、
0,1,2,…9のような数字を入力するためのテンキ
ーのような入力装置や、A〜Zのようなアルファベット
の入力キー等もさらに配列されたキーボード等を好適に
用いることができる。また、上記の運行予定記憶手段1
02や数量情報記憶手段108は、例えばD−RAMあ
るいはS−RAMのような記憶素子あるいは磁気ディス
クのようなデータ書換が可能な記録媒体などを好適に用
いることができる。
【0043】また、上記の表示手段104は、例えば液
晶駆動回路がパネル周囲に配設されており前記の表示デ
ータ生成手段103に接続されて駆動される液晶表示パ
ネルのようなフラットパネルディスプレイデバイスを好
適に用いることができる。また、上記の表示データ生成
手段103および残量演算手段106については、例え
ばマイコン(マイクロコンピュータ)のCPUのような
汎用の中央演算回路系(図示省略)およびそれに接続さ
れる液晶ドライバIC(図示省略)や周辺機器等を好適
に用いて構築するようにしても良いことは言うまでもな
い。
【0044】次に、上記のような本発明に係る運行管理
装置の主要部の動作を、図2、図3に示す概要フローチ
ャートに基づいて、図4に示すその表示画面上の情報表
示および操作手法の流れを中心として説明する。なお、
本実施形態においては、本発明の技術の適用例として特
に好適である、液体燃料を運搬するタンクローリに、本
発明に係る運行管理装置が用いられる場合を一例として
示したが、この他の積荷や運搬車両に用いられる運行管
理装置に対しても本発明に係る技術が適用可能であるこ
とは言うまでもない。
【0045】その積込の際の動作としては、図2に示す
ように、この運行管理装置が搭載されている車両(図示
省略)がその日(あるいはその出番)の運送業務を開始
して出庫する前に、その日(あるいは出番)の積荷の積
込予定地名およびそのときの積込予定に関する情報つま
り積込予定の地名、品名、数量の各データ、および荷卸
予定に関する情報つまり荷卸予定の地名、品名、数量の
各データがそれぞれ、該当車両を管理下に置いている営
業所の入力端末等(図示省略)で既にICカード201
のような記録媒体に格納されている。このようなICカ
ード201等への運行予定情報の格納方式については従
来の技術を用いれば良いことは言うまでもない。
【0046】そしてそのような運行予定情報が格納され
ているICカード201が運行予定情報入力手段101
に装着されると、運行予定情報入力手段101はそのI
Cカード201に格納されている運行予定情報を読み出
して(s1)、運行予定情報記憶手段102に記憶させ
る(s2)。
【0047】こうして運行予定情報の入力〜記憶が終了
し、また車両の運行開始準備が完了すると、この運行管
理装置が搭載されている車両は出庫してその運送業務を
開始する。そしてこの車両が予定されていた積込予定地
に到着すると、ユーザーは予め記憶された積込予定に関
する情報の表示開始命令を入力する(s3のY)。この
入力は、例えば前記の数量情報入力手段105のユーザ
ーインタフェースとして用いられるハードウェア的部分
であるテンキーやキーボードのような入力装置を好適に
用いることができる。あるいはこの表示開始命令や後述
する画面切り替え命令や品名選択命令等の入力を行なう
ための入力装置等を別個に付設しても良いことは言うま
でもない。
【0048】こうして表示開始命令が入力されると、表
示データ生成手段103は、まず運行予定情報記憶手段
102に記憶されている積込予定地名のリストを表示す
るための表示データを生成して、これを図4(a)に示
すような表示画面として表示手段104に表示させる
(s4)。
【0049】続いて、前記の積込予定地名のリストの中
からユーザーは所望の積込地名を選択する(s5の
Y)。このときの操作は、例えば図4(a)に示すよう
な四角形のカーソルなどを所望の地名に移動させて選択
決定の入力を行なうことで、その積込地名を選択するよ
うにすれば良い。
【0050】こうして積込予定地名のリストの中から実
際の積込地名が選択されると、その積込地名に対応する
積込予定品名のリストを表示データ生成手段103は表
示手段104に表示させる(s6)。なお、このときの
表示データは、前記の運行予定情報記憶手段102に記
憶された予定の積込品名の情報および前記の選択された
積込地名に基づいて、表示データ生成手段103によっ
て生成される。そして以下同様に、表示手段104に表
示が成される際の表示データは全て表示データ生成手段
103によって生成されたものであることは言うまでも
ない。
【0051】続いて、前記の積込予定品名それぞれに対
応するその積込予定数量の情報に基づいて、その数量を
表示するための表示データを生成し、これを表示手段1
04に表示させる(s7)。ただし、その積込予定数量
の表示は図4(b)に示すように積込予定品名との間に
それと同様の数量が書き込める程度の空欄を開けて表示
される。なお、この積込予定数量の表示を、本実施形態
ではそれが「積込予定数量」であることをその欄の上端
に明記すると共に表示するものとしたが、この積込予定
数量についてはこのような表示は敢えて表示しない状態
も選択可能である。
【0052】即ち、例えば実際の積込地点や荷卸地点で
その都度、積込や荷卸の数量を決定して行くような配送
形態を採っている場合に用いられる運行管理装置として
は、前記のような積込予定数量あるいは後述するような
荷卸予定数量の表示は、むしろ煩わしいものでさえある
場合もあるので、そのような場合には予定数量の表示は
省略しても良いことになる。
【0053】しかし一方、車両の実際の運行以前にある
程度の配送予定が決まっていて、その予定に対して頻繁
に変更が入るといった配送形態で用いられる運行管理装
置の場合には、積込予定地や荷卸予定地に到着したとき
にそこでの予定数量の情報が最初に全く表示されていな
いと、予定数量を積み卸しの目安としてとらえることさ
え出来なくなるので、それはそれで不便である場合も多
い。
【0054】そこで、そのような場合には、それが予定
数量であるという旨が明確にユーザーに判別可能である
ことを前提条件として実現しつつ、積込や荷卸の予定数
量を表示すれば良い。つまり、本実施形態では後者の場
合についての一例を好例として示しているわけである
が、前者の非表示の場合についても本発明に係る運行管
理装置において選択可能であることは言うまでもない。
【0055】続いて、表示された積込予定品名のリスト
の中から、ユーザーは積込の対象とする品名を選択する
(s8のY)。このとき対象としている品名には図4
(b)に示すように前記と同様の点線表記の矩形のカー
ソルが置かれてそれを選択している。この図4(b)の
一例では、「レギュラー」つまりレギュラーガソリンが
選択されている状態を示している。
【0056】続いて、前記の積込予定品名それぞれに対
応する実際の確定した積込数量の情報がユーザーによっ
て数量情報入力手段105を介して入力されると(s9
のY)、この入力された積込数量のデータは、前記の数
量情報記憶手段108に新規に記憶されると共に、表示
手段104にも前記の積込予定数量の表示とは別にその
隣の空欄部分に表示される(s10)。即ちこのとき、
実際の確定した積込数量のデータは、前記の予め記憶さ
れている積込予定情報が記憶されている運行予定情報記
憶手段102とは別に数量情報記憶手段108に記憶さ
れるのであって、前記の積込予定情報を書き換えるので
はなく、その積込予定情報はそのまま保存しておくと共
に、表示についてもこの時点では前記の積込予定数量を
書き替えるのではなくて、それとは別に実際の積込数量
を表示する。なお、このとき積込が無かった場合、つま
りその積込数量が0だった場合には、ユーザーが0を入
力してこれを実際の積込数量の情報として記録および表
示すれば良いことは言うまでもない。こうして積込数量
の入力が終了した状態を図4(c)に示す。
【0057】そしてこの積込時の操作が完了し、ユーザ
ーが積込終了を入力すると(s11のY)、積込時の入
力操作および表示動作を終了する。このようにして車両
に荷物の積込を終了すると、その荷物を今度は所定の届
先に輸送する。つまり、次には荷卸時の情報表示および
記憶等が必要となる。
【0058】即ち、その荷卸の際の動作としては、図3
に示すように、この車両が前記の予定されていた届先地
に到着するとユーザーは荷卸モードを立ち上げる(s
1)。すると、表示データ生成手段103は、前記の図
2のフローチャートでも述べた荷卸予定に関する情報
(荷卸予定情報)を運行予定情報記憶手段102から読
み出す(s2)。
【0059】続いて、荷卸予定情報の表示開始命令がユ
ーザーによって入力されると(s3のY)、表示データ
生成手段103は前記の運行予定情報記憶手段102に
記憶されている荷卸予定地名のリストを表示するための
表示データを生成し、これを図4(d)にその一例を示
すように表示手段104に表示させる(s4)。
【0060】続いて、前記の荷卸予定地名のリストの中
からユーザーは所望の荷卸地名を選択する(s5の
Y)。このときの操作は、例えば図4(d)に示すよう
な四角形のカーソルなどを所望の地名に移動させて選択
決定の入力を行なうことで、その荷卸地名を選択するよ
うにすれば良い。
【0061】こうして荷卸予定地名のリストの中から実
際の荷卸地名が選択されると、その荷卸地名に対応する
荷卸予定品名のリストを表示データ生成手段103は表
示手段104に表示させる(s6)。その一例を図4
(e)に示す。なお、このときの表示データは、前記の
運行予定情報記憶手段102に記憶された予定の荷卸品
名および前記の選択された荷卸地名に基づいて、表示デ
ータ生成手段103によって生成される。そして以下同
様に、表示手段104に表示が成される際の表示データ
は全て表示データ生成手段103によって生成されたも
のであることは言うまでもない。またその一方、前記の
荷卸予定品名それぞれに対応するその荷卸予定数量の情
報に基づいて、その予定数量を表示するための表示デー
タを生成し、これを表示手段104に表示させる(s
6)。ただし、その荷卸予定数量の表示は図4(e)に
示すように荷卸予定品名との間にそれと同様の数量が書
き込める程度の空欄を開けて表示される。なお、この荷
卸予定数量の表示を、本実施形態ではそれが「荷卸予定
数量」であることをその欄の上端に明記すると共に表示
するものとしたが、この荷卸予定数量については、この
ような表示は敢えて表示しない状態も選択可能である。
これは前記の積込みの場合で述べた事項と同様である。
【0062】続いて、表示された荷卸予定品名のリスト
の中から、ユーザーは荷卸の対象とする品名を選択する
(s7のY)。このとき対象としている品名には図4
(e)に示すように前記と同様の点線表記の矩形のカー
ソルが置かれてそれを選択している。この図4(e)の
一例では「レギュラー」つまりレギュラーガソリンが選
択されている状態を示している。
【0063】こうして品名が選択されると、その品名に
関して前回の荷卸までの残量が前記の数量情報記憶手段
108から読み出され、表示手段104の前記残量表示
の欄に表示される(s8)。なおここで、初回の荷卸の
際には、残量のデータは数量情報記憶手段108には記
憶されていない(この運行開始時にデータリセットされ
ているから)ので、その場合には既に積込作業が行なわ
れた際に入力されて記憶されている実際の積込数量のデ
ータを読み出して、その値を残量の初期値として表示を
含めて取り扱えば良いことは言うまでもない。
【0064】続いて、前記の荷卸予定品名それぞれに対
応する実際の確定した荷卸数量の情報がユーザーによっ
て数量情報入力手段105を介して入力され(s9の
Y)、この入力された荷卸数量のデータが後述する残量
演算で正しい入力値であることが判別されると(s11
〜s13のY)、それを前記の数量情報記憶手段108
に新規に記憶すると共に、表示手段104にも前記の荷
卸予定数量の表示とは別にその予定数量の隣の空欄部分
に表示する(s10)。即ちこのとき、実際の確定した
荷卸数量のデータは、それが正しいデータ(あるいは後
に残量不足を来す確率が十分に低いと判別されるような
データ、つまり前回までの残量ΔQ未満の値)であるこ
とが判別されると、前記の予め記憶されている荷卸予定
情報が記憶されている運行予定情報記憶手段102とは
別に数量情報記憶手段108に記憶されるのであって、
前記の荷卸予定情報を書き換えるのではなく、その荷卸
予定情報はそのまま保存しておくと共に、表示について
もこの時点では前記の荷卸予定数量を書き替えるのでは
なくて、それとは別に実際の荷卸数量を表示する。な
お、このとき荷卸が無かった場合、つまりその荷卸数量
が0だった場合には、ユーザーが0を入力してこれを実
際の荷卸数量の情報として記録および表示すれば良いこ
とは言うまでもない。
【0065】一方、前記の残量演算では、残量演算手段
106は前記の入力された荷卸数量が該当する荷卸品名
に対応した実際の積込数量のデータを、それが記憶され
ている前記の数量情報記憶手段108から読み出して、
その実際の積込数量の合計値のデータを演算し、この実
際の積込数量の合計値のデータから、前記の入力された
荷卸数量を差し引く演算を実行して、実質的に荷卸可能
な数量つまり積荷の残量を演算する(s11)。
【0066】そしてこの演算された残量の値を、前記の
荷卸予定数量や実際の確定した荷卸数量の表示とはさら
に別に、例えば専用の残量表示欄などを設けてその欄の
領域内に表示させるなどして、明確に他の数量とは区別
できるように表示手段104に表示させる(s12)。
【0067】例えばこの図4(f)に示すような数量で
それぞれの品名ごとに荷卸を行なった場合、今回で既に
レギュラー40、ハイオク25の量を荷卸してしまった
のだから、今回は予め積み込まれていた量がレギュラー
200、ハイオク100からその荷卸数量を差引いて、
レギュラーの残量は160、ハイオクの残量は75、ま
た灯油の残量は初期値のままの50、といったように、
実際に荷卸可能な残量を演算することができ、それを次
回の荷卸における数値情報入力操作の際まで、前記の残
量表示欄に表示する。なお、図4(f)においては、実
際の荷卸数量Qの入力を完了した後にそれを差し引いた
残量ΔQが表示されている状態の画面の一例を示してい
る。従ってまた、実際の確定した荷卸数量Qの入力以前
には、残量表示欄の表示は、図4(e)に一例を示すよ
うにレギュラーの残量;200、ハイオクの残量;10
0、灯油の残量;50が、それぞれ表示されている。
【0068】そして、この図4(f)に示したような最
初の荷卸を行なった次の回(あるいはさらに次の回も同
様の手法だが)に、実際の荷卸数量Qとして例えば図4
(g)に示したような灯油の荷卸数量の値の入力を行な
う場合、この「灯油」の実際の荷卸数量Qとして一旦入
力された値がQ=55と、前回までの残量ΔQ=50を
越える値である場合、つまりΔQ<Qの場合には(s1
3のN)、残量演算手段106はその残量55を算出し
た後にこれを前回までの残量50と比較して、その残量
55が実際の前回までの残量50を越えた値であること
が判定されると、このとき一旦入力され表示された荷卸
数量が実際の荷卸可能な残量を越えた値であること、即
ちそのとき要求されている荷卸数量が実現不可能な値で
あるかあるいはその一旦入力された荷卸数量が間違った
値として入力されたかであることは間違いないので、い
ずれの意味でもそのとき一旦入力された荷卸数量のデー
タは受け付けられないものである旨の警報を、警報手段
107によって警報ブザーを鳴動させて発生させる(s
14)。そしてまたその一方で、前記の一旦入力された
が受け付けられないことが判別された荷卸数量の入力デ
ータの記憶および表示は、このときキャンセル(消去)
される(図示省略)。
【0069】続いて、その荷卸数量Qの再入力が入力さ
れると(s15のY)、その再入力された荷卸数量Qの
データを再び上記のs(ステップ)9〜s14と同様の
手順で判別し、それが正しい値の入力つまり前記のs1
3で用いた条件;ΔQ<Qを満たしていれば、この荷卸
数量Qを受け付けてこの再入力された荷卸数量Qの記憶
および表示(s10)を前記同様に行なう。
【0070】そして、この荷卸時の操作が完了してユー
ザーが荷卸終了を入力すると(s16のY)、荷卸時の
入力操作および表示動作が終了される。なお、上記の予
定数量や残量の表示については、本実施形態においては
ユーザーにとって視覚的情報として最も確実に認知され
やすい利点が得られることから、表示手段104の画面
上に表示するものとしたが、これのみには限定せず、表
示については行なわず、単に前記のような警報発生のみ
でユーザーにその旨を知らせるようにしても良いことは
言うまでもない。
【0071】そのような予定数量や残量についての表示
を行なわない場合の、表示手段104の表示画面上での
表示手法についてを、図5に示した。なお、同図におい
ては図示および説明の簡潔化を図るために、図4と同様
の表示内容については図4と同じ状態であるように図示
している。
【0072】また、上記実施形態においては、残量ΔQ
として、その時点で積載されている数量から実際の荷卸
数量Qを差し引いた値を演算して用いる場合について述
べたが、この他にも、荷卸予定数量から実際の荷卸数量
Qを差し引いてこれをΔQとして取り、その差ΔQがマ
イナスの値となった場合、つまり実際の荷卸数量Qの方
が荷卸予定数量よりも多い場合には、次回の荷卸に支障
を来す確率が高くなるのであるから、その旨を警報手段
107で警報するようにしても良い。あるいは、そのよ
うな残量の表示や警報は行なわず、その残量の記録をそ
の都度数量記憶手段108に記憶させておき、例えばそ
の車両が営業所に戻った際に運行記録あるいは配送日誌
のデータを出力ときなどにそれと一緒に出力するように
しても良いことは言うまでもない。
【0073】また、上記実施形態では、運行予定入力手
段101および数量情報入力手段105それぞれのハー
ドウェア部分つまりテンキーやキーボードといった入力
装置は別々のものを用いる場合について述べたが、この
運行予定入力手段101と数量情報入力手段105との
ハードウェア部分については同じ一つのテンキーやキー
ボード等の入力装置を用いて、上記各操作上のステップ
で使い分けても良いことは言うまでもない。
【0074】また、上記実施形態においては、警報手段
107の用いる情報媒体としては音声情報つまり警報ブ
ザーを用いる場合について示したが、この他にも、表示
手段104の画面上にそれを警報する表示を、例えば
「残量不足です」というような文字情報などを表示して
も良いことは言うまでもない。
【0075】
【発明の効果】以上、詳細な説明で明示したように、本
発明によれば、必要な情報を無駄なくかつ直観的に正確
に理解可能に表示することができ、しかも特に積込時と
荷卸時とで操作方法を殆ど同じ手法で実行することがで
き、さらには、その積込/荷卸の数量入力を変更の煩わ
しさが全く無くかつユーザーにとって混乱のおそれの全
く無い、操作性が従来よりも飛躍的に良好で、しかも運
行記録データとしても精確かつ確実なデータを記録する
ことが可能な運行管理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の運行管理装置の主要部の構成を示す図
である。
【図2】本発明に係る運行管理装置の主要部の動作のう
ち特に積込時の動作を示す概要フローチャートである。
【図3】本発明に係る運行管理装置の主要部の動作のう
ち特に荷卸時の動作を示す概要フローチャートである。
【図4】本発明に係る運行管理装置における表示手段1
04の表示画面上の情報表示の一例を示す図である。
【図5】本発明に係る運行管理装置における表示手段1
04の表示画面上の情報表示の、特に予定数量や残量の
表示は行なわない場合の一例を示す図である。
【符号の説明】
101…運行予定情報入力手段 102…運行予定情報記憶手段 103…表示データ生成手段 104…表示手段 105… 106…残量演算手段 107…警報手段 108…数量情報記憶手段 201…ICカード

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷物の積込予定地名の情報および積込予
    定品名の情報と、荷物の荷卸予定地名の情報および荷卸
    予定品名の情報とのうち少なくともいずれか一方の入力
    を運行予定情報として受け付ける運行予定情報入力手段
    と、前記入力された運行予定情報を記憶する運行予定情
    報記憶手段と、前記入力された運行予定情報に基づいて
    該運行予定情報を表示するための表示データを生成する
    表示データ生成手段と、前記運行予定情報を表示画面に
    表示する表示手段とを有する運行管理装置において、 前記運行予定情報が前記表示手段に表示された後に、前
    記積込予定品名ごとに対応した前記荷物の実際の積込数
    量の情報および前記荷卸予定品名ごとに対応した前記荷
    物の実際の荷卸数量の情報のうち少なくともいずれか一
    方が入力されると該入力を受け付ける数量情報入力手段
    と、 前記荷物の積込の際には、前記積込予定地名と、該積込
    予定地名に対応した前記積込予定品名と、該積込予定品
    名それぞれに対応して前記数量情報入力手段によって入
    力された前記積込予定品名ごとの積込数量の情報とを、
    この順で前記表示手段に表示させ、前記荷物の荷卸の際
    には、前記荷卸予定地名と、該荷卸予定地名に対応した
    荷卸予定品名と、該荷卸予定品名それぞれに対応して前
    記数量情報入力手段によって入力された前記荷卸予定品
    名ごとの荷卸数量の情報とを、この順で前記表示手段に
    表示させる表示データ生成手段とを備えていることを特
    徴とする運行管理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の運行管理装置において、 前記数量情報入力手段によって入力された前記積込予定
    品名ごとの積込数量の情報および前記荷卸予定品名ごと
    の荷卸数量の情報のうち少なくともいずれか一方を記憶
    する数量情報記憶手段を、さらに具備することを特徴と
    する運行管理装置。
  3. 【請求項3】 荷物の積込予定地名の情報および積込予
    定品名の情報および該積込予定品名ごとにそれぞれ対応
    した積込予定数量の情報と、荷物の荷卸予定地名の情報
    および荷卸予定品名の情報および該荷卸予定品名ごとに
    それぞれ対応した荷卸予定数量の情報とのうち、少なく
    ともいずれか一方が入力されて該情報を運行予定情報と
    して受け付ける運行予定情報入力手段と、前記入力され
    た運行予定情報を記憶する運行予定情報記憶手段と、前
    記入力された運行予定情報に基づいて該運行予定情報を
    表示するための表示データを生成する表示データ生成手
    段と、前記運行予定情報を表示画面に表示する表示手段
    とを有する運行管理装置において、 前記運行予定情報のうち少なくとも前記積込予定品名ま
    たは前記荷卸予定品名を前記表示手段に表示した後に、
    前記積込予定品名ごとに対応した前記荷物の実際の積込
    数量の情報および前記荷卸予定品名ごとに対応した前記
    荷物の実際の荷卸数量の情報のうち少なくともいずれか
    一方の入力を受け付ける数量情報入力手段と、 前記荷物の積込の際には、前記積込予定地名と、該積込
    予定地名に対応した前記積込予定品名と、該積込予定品
    名それぞれに対応して前記数量情報入力手段によって入
    力された前記積込予定品名ごとの積込数量とを、この順
    で前記表示手段に表示させ、前記荷物の荷卸の際には、
    前記荷卸予定地名と、該荷卸予定地名に対応した荷卸予
    定品名と、該荷卸予定品名それぞれに対応して前記数量
    情報入力手段によって入力された前記荷卸予定品名ごと
    の荷卸数量とを、この順で前記表示手段に表示させる表
    示データ生成手段とを備えていることを特徴とする運行
    管理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の運行管理装置において、 前記数量情報入力手段によって入力された前記積込数量
    の情報および前記荷卸数量の情報を、前記運行予定情報
    とは別に記憶する数量情報記憶手段を、さらに具備する
    ことを特徴とする運行管理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4記載の運行管理装置にお
    いて、 前記運行予定情報記憶手段はさらに、前記積込予定地名
    の情報と前記積込予定品名の情報と前記積込数量の情報
    とを対応付けて予め記憶し、また前記荷卸予定地名の情
    報と前記荷卸予定品名の情報と前記荷卸数量の情報とを
    対応付けて予め記憶する運行予定情報記憶手段であり、 前記表示データ生成手段はさらに、前記1つの積込予定
    地名が選択されると、該積込予定地名に対応した前記積
    込予定品名を表示する表示データを生成し、前記1つの
    荷卸予定地名が選択されると、該荷卸予定地名に対応し
    た前記荷卸予定品名を表示する表示データを生成する表
    示データ生成手段であり、 さらに、前記荷卸予定品名ごとの荷卸数量が入力された
    際に、該荷卸数量を該荷卸予定品名と同じ品名の前記積
    込予定品名に対応する数量から差し引いた残量を演算す
    る残量演算手段を具備することを特徴とする運行管理装
    置。
  6. 【請求項6】 荷物の積込予定地名の情報および積込予
    定品名の情報と、荷物の荷卸予定地名の情報および荷卸
    予定品名の情報とのうち、少なくともいずれか一方が入
    力されると、該情報を運行予定情報として受け付ける運
    行予定情報入力手段と、前記入力された運行予定情報を
    記憶する運行予定情報記憶手段と、前記入力された運行
    予定情報に基づいて該運行予定情報を表示するための表
    示データを生成する表示データ生成手段と、前記運行予
    定情報を表示画面に表示する表示手段とを有する運行管
    理装置において、 前記荷物の積込の際には、前記積込予定地名と、該積込
    予定地名に対応した前記積込予定品名と、該積込予定品
    名ごとの積込数量の情報とを、この順で前記表示手段に
    表示させ、前記荷物の荷卸の際には、前記荷卸予定地名
    と、該荷卸予定地名に対応した荷卸予定品名と、該荷卸
    予定品名ごとの荷卸数量の情報とを、この順で前記表示
    手段に表示させる表示データ生成手段とを備えているこ
    とを特徴とする運行管理装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6いずれかに記載の運行管
    理装置において、 前記積込品名ごとの積込数量の情報および前記荷卸品名
    ごとの荷卸数量の情報の入力は、それぞれ前記入力手段
    を介して手入力によって入力されることを特徴とする運
    行管理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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