JP2002297712A - 低温液化混合ガスの供給システム - Google Patents

低温液化混合ガスの供給システム

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JP2002297712A
JP2002297712A JP2001097163A JP2001097163A JP2002297712A JP 2002297712 A JP2002297712 A JP 2002297712A JP 2001097163 A JP2001097163 A JP 2001097163A JP 2001097163 A JP2001097163 A JP 2001097163A JP 2002297712 A JP2002297712 A JP 2002297712A
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Japan
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low
mixed gas
temperature liquefied
gas
user
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JP2001097163A
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Toyoyuki Sato
豊幸 佐藤
Yoshinari Nishino
嘉也 西野
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Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
Original Assignee
Japan Oxygen Co Ltd
Nippon Sanso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザーに納入する低温液化混合ガスの製造
や配送を効率よく行うことができる低温液化混合ガスの
供給システムを提供する。 【解決手段】 ユーザーからの注文が入力される入力手
段11と、ユーザーに関する情報が格納された第1記憶
手段12と、第1記憶手段12に格納された情報からユ
ーザーにおける次の低温液化混合ガスの配送量及び配送
日を予測する配送予測処理手段13と、低温液化混合ガ
ス製造装置に関する情報が格納された第2記憶手段14
と、入力手段11、第1記憶手段12、第2記憶手段1
4に格納された情報から最適な配送計画を立案する配送
計画立案手段15と、配送計画立案手段15の立案結果
を出力する出力手段16とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低温液化混合ガス
の供給システムに関し、詳しくは、例えば液化アルゴン
と液化酸素とを所定の混合比率で混合した低温液化混合
ガスを効率よく製造、貯蔵し、ユーザーに配送すること
ができる低温液化混合ガスの供給システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一定の組成比の混合ガスを使用す
る場合、複数のガスがあらかじめ所定の組成比で充填さ
れたガスボンベを購入して使用するようにしている。し
かし、少しでも組成比を変更したいときなどは、さらに
ガスを加える必要があるため、追加するガスを単独で購
入して流量比の計算を行い、その現場で混合器を用いて
必要な組成比にして使用することが行われている。ま
た、実験装置で混合ガスを使用する場合等は、ガスの使
用量が少ないため、ボンベや可搬式液化ガス容器をそれ
ぞれ購入し、流量計等を備えた混合器で所定の組成比に
なるように混合して使用していた。
【0003】一方、生産現場の溶接で混合ガスを使用す
るときのように、大量に混合ガスを消費する場合は、工
場敷地内に各ガスを液体状態で貯蔵する大型の液化ガス
貯槽をそれぞれ設置し、各液化ガスを蒸発器で気化させ
た後、混合器を通して所定の組成比になるように混合し
て使用していた。しかし、複数の液化ガス貯槽を設置す
るための設置場所が必要となり、工場の敷地を占有して
しまうという問題があった。
【0004】このため、特開平6−226074号公報
に記載されているような液化ガス混合装置を使用し、液
化ガスの製造工場で所定の低温液化混合ガスを製造し、
この低温液化混合ガスをユーザーの液化ガス貯槽に充填
するといった使用形態が取られるようになってきてい
る。さらに、この低温液化混合ガスを可搬式液化ガス容
器に再充填して少量使用ユーザーに配送することも行わ
れている。また、前記液化ガス混合装置による低温液化
混合ガスの製造は、沸点が近い酸素ガスとアルゴンガス
との混合に好適であると記載されている。
【0005】しかし、従来の溶接用混合ガスは、アルゴ
ンガス中に約20%以下の炭酸ガスを混合したものが主
流となっており、このガスの組合わせは、低温液化混合
ガスとして供給することができない組合わせとなってい
た。
【0006】ところが、最近では、ステンレス鋼の溶接
向けに、アルゴンガスに数%の酸素ガスを混合した混合
ガスの需要が増大する傾向にあり、さらに、軟鋼の溶接
にも同様な組成比のアルゴン−酸素混合ガスが利用され
始めており、アルゴン−酸素混合ガスの需要が増大しつ
つある。しかも、要求される組成比が溶接する材質や使
用用途によって異なる場合もあり、混合ガスの供給が困
難なものとなってきている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなアルゴン
−酸素混合ガスを低温液化ガス状態で製造するために
は、例えば前記特開平6−226074号公報に記載さ
れているような特別な液化ガス混合装置を必要とするた
め、混合ガスの組成毎に数多く設置することはできず、
一台の液化ガス混合装置で各組成比の低温液化混合ガス
を製造できるようにし、ユーザーが指定した組成比に従
って製造するといった受注生産が行われていた。
【0008】ところで、ユーザーが低温液化混合ガスを
注文する場合、ガス供給会社に対して低温液化混合ガス
の組成比、概略納入量及び納期を指定して注文を行って
いる。このような注文を受けたガス供給会社は、指定さ
れた納期に合わせて低温液化混合ガスの製造計画を立
て、これに従って製造及び配送を行うようにしている。
しかし、納期が近い緊急の注文が入ったりすると、その
都度、製造計画を検討し直す必要があり、再度製造計画
を立てて低温液化混合ガスを製造するのに非常に手間が
かかっていた。さらに、受注件数が不確実なため、日に
よって製造量のバラツキが多く、極めて非効率であり、
時には、納期確保が困難な場合も生じていた。
【0009】また、ユーザーは、低温液化混合ガスを注
文した後にも、該混合ガスを継続して使用するため、確
定した納入量を注文することができないという事情があ
り、したがって、ガス供給会社は、ユーザーからの注文
時に、低温液化混合ガスの配送量を正確に把握すること
ができないため、低温液化混合ガスを積載したローリー
がユーザーのもとに行き、ユーザーの液化ガス貯槽に低
温液化混合ガスを満タンにし、その充填量に応じた料金
をユーザーに請求するといった取引き形態が、ユーザー
とガス供給会社との間では採用されている。このよう
に、ガス供給会社は、常に余分な低温液化混合ガスをロ
ーリーに積載してユーザーのもとに出向く必要があっ
た。
【0010】また、ガス供給会社は、ローリーに積載す
る低温液化混合ガスの組成比を固定するか、あるいは、
異なった組成の低温液化混合ガスを一つのローリーに充
填するかを選択することになるが、同じガス種の場合で
あっても、異なった組成の低温液化混合ガスを一つのロ
ーリーに充填する場合は、ローリー内の残液を廃棄して
から再度充填し直さなければならなかった。固定された
組成比の低温液化混合ガスの需要が多い場合は、ローリ
ーは頻繁に配送に使用されるため、ローリーの回転率が
下がることはなく、特に問題は生じない。
【0011】しかし、固定された組成比の低温液化混合
ガスの需要が少ない場合は、ローリーの回転率が落ちる
ため、結果としてコストアップになる問題が生じ、低温
液化混合ガスの供給が困難となる問題があった。
【0012】そこで本発明は、ユーザーに納入する低温
液化混合ガスの製造や配送を効率よく行うことができる
低温液化混合ガスの供給システムを提供することを目的
としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の低温液化混合ガスの供給システムは、低温
液化混合ガスを使用するユーザーからの低温液化混合ガ
スの注文が入力される入力手段と、前記ユーザーに関す
る情報が格納された第1記憶手段と、該第1記憶手段に
格納された情報から、各ユーザーにおける次の低温液化
混合ガスの配送量及び配送日を予測する配送予測処理手
段と、低温液化混合ガスを製造する装置に関する情報が
格納された第2記憶手段と、前記入力手段に入力された
情報と前記第1記憶手段に格納された情報と前記第2記
憶手段に格納された情報とから、最適な配送計画を立案
する配送計画立案手段と、該配送計画立案手段の立案結
果を出力する出力手段とを備えていることを特徴として
いる。
【0014】さらに、本発明の供給システムは、前記ユ
ーザーが保有する液化ガス貯槽から送信される低温液化
混合ガスの貯蔵量を逐次更新しながら格納する第3記憶
手段を備えていることを特徴としている。
【0015】また、前記入力手段には、ユーザー名、低
温液化混合ガスの組成、概略納入量及び納期が入力され
ることを特徴とし、特に、前記ユーザーから電子メー
ル、ホームページへのアクセス等のインターネット回線
を利用した通信手段を介して前記注文が入力されること
を特徴としている。
【0016】さらに、前記第1記憶手段には、ユーザー
名、ユーザー所在地、使用している低温液化混合ガスの
組成、設置されている液化ガス貯槽の最大貯蔵量、過去
の配送日及び配送量が格納されていることを特徴として
いる。
【0017】また、前記第2記憶手段には、低温液化混
合ガスを製造する装置で製造された低温液化混合ガスを
貯蔵するために設置した液化ガス貯槽に貯蔵されている
低温液化混合ガスの貯蔵量及びその組成、該貯槽の最大
貯蔵量が格納されていること、低温液化混合ガスを製造
する装置に設けられている液化ガス貯槽に貯蔵されてい
る低温液化混合ガスの貯蔵量及びその組成が格納されて
いること、さらに、低温液化混合ガスを配送するローリ
ーに関する情報が格納されていること、また、前記ロー
リーに積載されている低温液化混合ガスの積載量及びそ
の組成と、該ローリーの最大積載量とが格納されている
ことを特徴としている。
【0018】
【発明の実施の形態】まず、図1及び図2は、本発明の
低温液化混合ガスの供給システムの一形態例を示すもの
で、図1はガス供給会社に設置される処理システムの一
構成例を示すブロック図、図2は低温液化混合ガスの製
造及び配送に関する機器の一構成例を示すブロック図で
ある。
【0019】図1に示す処理システム10は、低温液化
混合ガスを使用する複数のユーザーからの低温液化混合
ガスの注文が入力される入力手段11と、主としてユー
ザーに関する情報が格納された第1記憶手段12と、該
第1記憶手段12に格納された情報から、各ユーザーに
おける次の低温液化混合ガスの配送量及び配送日を予測
する配送予測処理手段13と、主として低温液化混合ガ
スを製造する装置に関する情報が格納された第2記憶手
段14と、前記入力手段11に入力された注文内容と前
記第1記憶手段12に格納されたユーザー情報と前記第
2記憶手段14に格納された製造情報とから最適な配送
計画を立案する配送計画立案手段15と、該配送計画立
案手段15の立案結果を出力する出力手段16とにより
形成されている。
【0020】なお、各記憶手段は、様々な情報に基づく
データをデータベースとして記憶しており、固定的なデ
ータや逐次更新されるデータ、所定期間蓄積されるデー
タを含んでいる。また、各データは、任意に検索や絞り
込み、並び替えが行えるようになっており、例えば、通
常のコンピュータとディスク装置との組合わせで構成す
ることができる。
【0021】前記入力手段11には、ユーザーからの注
文内容として、ユーザー名、低温液化混合ガスの組成、
概略納入量及び納期のような必要事項が入力される。こ
の入力手段11への注文内容の入力は、ユーザーからの
注文が電話、ファクシミリ、郵送文書等の場合には、ガ
ス供給会社においてキーボード等を利用して行えばよ
い。また、ユーザーからの注文が電子メールやホームペ
ージへのアクセス等のインターネット回線を利用した通
信手段を介して行われる場合は、電子メール等の中から
必要事項を自動的に抜出すプログラムを作成しておくこ
とにより、必要事項を自動的に入力させることができ
る。
【0022】前記第1記憶手段12には、複数のユーザ
ーにおける各ユーザー名、ユーザー所在地、使用してい
る低温液化混合ガスの組成、設置されている液化ガス貯
槽の最大貯蔵量、過去の配送日及び配送量等のユーザー
に関する各種情報が格納されており、これらの情報のう
ち、過去の配送日や配送量は、自動的あるいは人為的に
追加更新される。
【0023】前記第2記憶手段14に格納される情報
は、低温液化混合ガスを製造する装置である前記公報に
記載されているような液化ガス混合装置に関する情報、
例えば、該液化ガス混合装置に付随する液化ガス貯槽の
最大貯蔵量(最大製造量)や、低温液化混合ガスの貯蔵
量及びその組成、液化ガス混合装置の名称や所在地、過
去の製造実績等の製造に関する各種情報であり、さら
に、必要に応じて、低温液化混合ガスを配送するローリ
ーに積載されている低温液化混合ガスの積載量及びその
組成と、該ローリーの最大積載量等のローリーに関する
情報も格納しておくことが好ましい。
【0024】なお、前記液化ガス混合装置は、所定の組
成の低温液化混合ガスを所定量製造するため、低温液化
混合ガスの組成や液量を検出するセンサーのような各種
測定手段を備えているので、処理システム10は、これ
らの測定手段から必要な情報を選択して受信すればよ
い。
【0025】上述のような処理システム10は、図2に
示すように、各ユーザーが保有する液化ガス貯槽21,
22,23,24に設けられた液面計21a,22a,
23a,24aから公衆回線や専用回線21b,22
b,23b,24bを介して送信される各液化ガス貯槽
における低温液化混合ガスの貯蔵量や、液化ガス混合装
置30に付随した液化ガス貯槽31に設けられた液面計
31aから公衆回線や専用回線31bを介して送信され
る液化ガス貯槽31における低温液化混合ガスの貯蔵
量、混合前の各ガスを供給する液化ガス供給源32から
液化ガス貯槽31に各低温液化ガスをそれぞれ供給する
複数の弁32a,32aから公衆回線や専用回線32b
を介して送信される低温液化混合ガスの製造量及び組
成、さらに、低温液化混合ガスを配送するローリー41
を計量するトラックスケール42から公衆回線や専用回
線42aを介して送信される低温液化混合ガスの積載
量、ローリー41内の低温液化混合ガスを分析する分析
計43から公衆回線や専用回線43aを介して送信され
る低温液化混合ガスの組成、その他の各種情報を採取し
ており、これらの情報を前記データとして前記各記憶手
段12,14にそれぞれ格納する。
【0026】なお、ユーザーには、各低温液化混合ガス
を溶接用等として直接使用するユーザーだけでなく、液
化ガス貯槽23内の低温液化混合ガスを可搬式液化ガス
容器23cに小分け充填する充填工場も含まれている。
【0027】前記配送予測処理手段13は、前記第1記
憶手段12に格納されている各データから、各ユーザー
における一定期間の低温液化混合ガスの使用量を概略把
握し、これに基づいて次回の低温液化混合ガスの配送日
や配送量を予測する。例えば、複数回の配送における配
送日と配送量との関係から、配送量を前回の配送日と今
回の配送日との間の日数(休日は除外)で割れば、その
間の1日当たり使用量を算出することができる。
【0028】具体的には、ユーザーの液化ガス貯槽の最
大貯蔵量が2000kgであり、1月14日に満タンに
充填した後、1月19日に満タンに充填した量が100
0kgであった場合は、5日間で1000kg、すなわ
ち、1日当たり200kgの混合ガスを消費している勘
定になる。
【0029】したがって、単純に計算すれば、このユー
ザーには10日以内に次の配送を行う必要があり、次回
には1日あたり200kgに相当する量の低温液化混合
ガスを配送すればよいことが予測される。したがって、
配送計画立案手段15では、この予測に基づいて低温液
化混合ガスの製造計画及び配送計画を立案し、例えば、
5日後に1000kgの低温液化混合ガスを製造してこ
のユーザーに配送する計画を立てる。
【0030】しかし、次の配送において、例えば1月2
4日の配送において、通常ならば1000kgで満タン
になるところ、満タンに充填した量が1500kgにな
った場合は、この5日間の混合ガス使用量が平均より5
00kg増加したことになるが、この増加分がどのよう
にして発生したかを推定あるいはユーザーに確認する必
要がある。
【0031】例えば、1月19日の充填後から平均的に
1日当たり100kg増加し、今後とも1日当たり30
0kgの消費量が継続すると予想される場合は、7日目
には液化ガス貯槽が空になるので、次回の配送を6日以
内に行う必要があると予測できる。
【0032】一方、1月24日の直前に消費量が急激に
増加したことも考えられ、特に、配送日である1月24
日から消費量が増加した場合は、前回の充填日以後の2
0日からの4日間は1日当たりそれぞれ200kgを消
費し、24日だけで700kgを消費したことになる。
【0033】このように1日で700kgを消費する状
態が続くと、最大貯蔵量の2000kgでも3日は持た
ないことになるので、2日目毎に配送を行う必要がある
と予測できる。
【0034】ユーザーとして、使用する混合ガスが途絶
えることは絶対に許されるものではないため、このよう
な事態が発生したときには、ガス供給会社は、最悪の事
態を予想して遅くとも2日目にはこのユーザーに所定の
低温液化混合ガスを配送できるように手配しておく必要
があり、ユーザーから注文があったときには、直ちに配
送できるように準備しておかなければならない。
【0035】従来のように、注文を受けてから所定の低
温液化混合ガスを製造していたのでは、納期に間に合わ
ない場合があるが、上述のように、第1記憶手段12に
格納されている配送日及び配送量(充填量)のデータか
ら、このユーザーにおけるガスの使用量を把握して配送
予測処理手段13で予測を行うことにより、あらかじめ
所定の低温液化混合ガスを製造して準備すべきであるこ
とを配送計画立案手段15で立案することができるの
で、ユーザーの急な注文にも対応することが可能とな
る。
【0036】また、上述のようなガス使用量の変動が把
握された場合、ユーザーにその変動事由を確認すること
により、継続的に増加あるいは減少するのか、一過性の
ものなのかを知ることができ、今後の供給体制の追従も
余裕を持って行うことができ、原料となる各低温液化ガ
スの手配も確実に行うことが可能となる。
【0037】このように、ユーザーからの正式な注文を
受ける前に、過去の配送に関するデータから各ユーザー
における低温液化混合ガスの消費動向を把握しておくこ
とにより、ガス供給会社は、低温液化混合ガスの製造計
画や配送計画の立案を容易にかつ確実に行うことが可能
となる。
【0038】さらに、前記第2記憶手段14に格納され
ている各データに基づいて低温液化混合ガスの製造やロ
ーリー41の配車も効率よく行うことができる。すなわ
ち、前記トラックスケール42で計量した各ローリー4
1の積載量(配送後の残液量)からローリー41におけ
る空間容積を求めることにより、ローリー41に対する
追加積載可能量を算出することができるので、液化ガス
混合装置30における低温液化混合ガス製造量の最大量
をある程度把握することができ、ローリー41が積載可
能な量を大きく超えて低温液化混合ガスを過剰に製造す
るロスを無くすことができる。
【0039】また、各ローリー41においても、残液量
を把握しておくことにより、ユーザーからの急な注文に
対応可能かどうかを判定することができ、対応可能な場
合には、液化ガス混合装置30からローリー41への低
温液化混合ガスの充填を行わずに、該当するユーザーに
直行して低温液化混合ガスの納入を行うことができる。
【0040】次に、ユーザーが使用する低温液化混合ガ
スの組成がいくつかある場合、例えば、アルゴン−酸素
混合ガスの組成比において、酸素濃度が2%の低温液化
混合ガスと、酸素濃度が5%の低温液化混合ガスとの2
種類が使用されている場合は、前述の配送予測処理手段
13による予測と、実際のユーザーからの注文とを組合
わせて配送計画立案手段15で処理を行うことにより、
液化ガス混合装置30による低温液化混合ガスの製造効
率やローリー41による低温液化混合ガスの配送効率を
大幅に向上させることができる。
【0041】例えば、5箇所のユーザーの内、3箇所の
ユーザーA,B,Cが酸素濃度2%を、他の2箇所D,
Eが酸素濃度5%をそれぞれ使用しており、1日当たり
の平均使用量及び液化ガス貯槽の最大貯蔵量が、 ユーザーA:使用量200kg、最大貯蔵量2000k
g ユーザーB:使用量300kg、最大貯蔵量3000k
g ユーザーC:使用量200kg、最大貯蔵量2500k
g ユーザーD:使用量200kg、最大貯蔵量2000k
g ユーザーE:使用量250kg、最大貯蔵量3000k
g であって、さらに、前記配送予測処理手段13で処理し
た予定配送日及び予定配送量が、 ユーザーA:3日後に1400kg(処理当日の推定残
液量1200kg) ユーザーB:5日後に2100kg(処理当日の推定残
液量2400kg) ユーザーC:7日後に1800kg(処理当日の推定残
液量2100kg) ユーザーD:6日後に1400kg(処理当日の推定残
液量1800kg) ユーザーE:8日後に2000kg(処理当日の推定残
液量3000kg) であり、この中で、ユーザーAから酸素濃度2%のアル
ゴン−酸素低温液化混合ガスの注文を3日後の納期で受
注し、また、ユーザーDからは酸素濃度5%のアルゴン
−酸素低温液化混合ガスの注文を4日後の納期で受注し
た場合、第1記憶手段12に記憶されている上述のよう
なデータから、まず、ユーザーAへの配送予定量が14
00kgであることが算出されるので、通常は、この1
400kgの配送量に対応した量を液化ガス混合装置3
0で製造し、これをローリー41に充填積載してユーザ
ーAの元に出向き、該ローリーからユーザーAの液化ガ
ス貯槽に酸素濃度2%のアルゴン−酸素低温液化混合ガ
スを充填すればよいことになる。
【0042】一方、配送計画立案手段15で、第1優先
順位として納期を、第2優先順位として同一組成比をそ
れぞれ設定して処理することにより、まず、第1優先順
位から、ユーザーAに酸素濃度2%のアルゴン−酸素低
温液化混合ガスを配送することが選択され、第2優先順
位から、ユーザーBとユーザーCとが配送候補として選
択される。
【0043】さらに、配送予測処理手段13での予測結
果から、3日後において、ユーザーBには1500k
g、ユーザーCには1000kgの低温液化混合ガスを
充填可能であることが予測されるので、酸素濃度2%の
アルゴン−酸素低温液化混合ガスは、3箇所合計で39
00kgの配送が可能であることが分かる。したがっ
て、この場合、ユーザーBとユーザーCとにあらかじめ
了解を得ておくことにより、液化ガス混合装置30で3
900kgに対応した量の低温液化混合ガスを製造し、
これをローリー41に充填積載して3箇所のユーザー
A,B,Cにそれぞれ配送することが可能となる。
【0044】すなわち、ユーザーDから4日後の納期で
酸素濃度5%の低温液化混合ガスを受注した場合、上述
のような配送計画立案手段15での配送計画立案を行わ
ないときには、ユーザーAに対する酸素濃度2%の低温
液化混合ガス1400kgの製造及び配送を行った後、
続けて液化ガス混合装置30でユーザーDに対する酸素
濃度5%の低温液化混合ガス1000kgを製造して配
送しなければならない。
【0045】さらに、この場合は、前述の予定配送日及
び予定配送量から、5日後までにはユーザーBに酸素濃
度2%の低温液化混合ガス2100kgを配送しなけれ
ばならないことが予測され、ユーザーCやユーザーEか
らの注文にも対応するためには、酸素濃度が2%のもの
と5%のものとを少量ずつ交互に製造して配送しなけれ
ばならないが、上述のようにして、先に注文を受けた酸
素濃度2%の低温液化混合ガスを3箇所分同時に製造し
て配送することにより、低温液化混合ガスの製造及び配
送を効率よく行うことができる。
【0046】また、酸素濃度5%の低温液化混合ガスの
製造及び配送も同様にして行うことにより、各種組成比
の低温液化混合ガスを効率よく製造、配送することがで
きる。さらに、このようにして複数のユーザーに低温液
化混合ガスを配送することにより、従来は使用量が少な
くてガス(気体)で供給していた混合ガスも低温液化混
合ガスの状態で供給することが可能となる。
【0047】なお、低温液化混合ガスの製造及び配送
は、受注した納期を最優先して行うべきであるが、受注
した納期に余裕があり、配送予測処理手段13での処理
結果から、近日中に配送が集中すると予測される場合
は、ユーザーの了解を得た上で納期前に低温液化混合ガ
スの配送を行うこともできる。
【0048】さらに、1台のローリー41が同日に複数
のユーザーに低温液化混合ガスを配送する場合は、第1
記憶手段12に格納されている各ユーザーの住所所在地
から、ローリー41の最適なルートを探索して運行計画
を立てることができ、ローリーの走行距離や運行時間の
短縮を図ることもできる。このとき、出力手段16から
出力したデータをローリー41の運転手に渡すことによ
り、低温液化混合ガスの配送を確実かつ効率よく行うこ
とができる。なお、出力手段16からのデータの出力
は、伝票等の紙への印刷に限らず、運転手が携行する携
帯端末等に行うこともできる。
【0049】また、ローリー41は、低温液化混合ガス
の配送前後にトラックスケール42で計量して、その重
量差からユーザーへの配送量を把握するので、各計量値
を供給処理システム10に取込むことにより、該システ
ムでユーザーへの請求書の発行等を行うことも可能であ
る。また、ローリー41に分析計43を搭載しておくこ
とにより、ローリー41に積載した低温液化混合ガスの
組成を、低温液化混合ガスの充填時だけでなく、ユーザ
ーへの配送中も常時把握することができる。これによ
り、できるだけ同一組成の低温液化混合ガスを積載する
ように配車することが可能となり、ローリー41内の残
液を廃棄するといったロスを最小限にすることができ
る。
【0050】このように、本形態例に示す処理システム
10は、第1記憶手段12に格納されているユーザー関
連情報と、第2記憶手段に格納されている製造関連情報
と、配送予測処理手段13で処理した配送予測情報と、
実際に注文を受けた入力手段11からの受注情報とに基
づいて、配送計画立案手段15で低温液化混合ガスの配
送先や配送量、低温液化混合ガスの製造基地や製造量、
ローリーの配車等の計画を立案するように形成したこと
により、必要十分な量の低温液化混合ガスを製造して無
駄なく配送することができるので、低温液化混合ガスの
製造及び配送を効率よく行うことができ、これらに要す
るコストを大幅に削減することが可能となる。
【0051】また、低温液化混合ガスを構成するガスの
成分が固定されていれば、液化ガス混合装置とローリー
との条件を考慮することにより、ローリーに積載する低
温液化混合ガスの組成比を固定する必要がなくなり、複
数の組成比にも対応が可能になるとともに、ローリーの
回転率が向上してローリーの所有台数を削減することも
可能となり、ローリーや液化ガス貯槽に残った低温液化
混合ガスを廃棄する量も大幅に減少させることができ
る。
【0052】すなわち、低温液化混合ガス配送後のロー
リーの計量及び残液の分析により、その時点でのローリ
ー41の空間容積(追加積載可能量)及び組成比を求め
るとともに、液化ガス混合装置に付随する液化ガス貯槽
31内に残っている低温液化混合ガス量の測定及びその
分析により、液化ガス貯槽31の空間容積(追加注入可
能量)及び組成比を求める。これらの値は、第2記憶手
段14に格納されるデータとして供給処理システム10
に送信され、第2記憶手段14のデータが更新される。
【0053】例えば、組成比として、アルゴン−酸素混
合ガスにおいて酸素濃度が2%、3%、5%の3種類が
あり、今、最大積載量1000kgのローリー41内に
酸素濃度5%の液が100kg残っており、最大貯蔵量
1200kgの液化ガス貯槽31には酸素濃度2%の液
が200kg残っている状態で、次に酸素濃度3%の液
を900kg配送するという場合は、液化ガス貯槽31
の残液にアルゴン582kgと酸素18kgとを混合し
た合計800kgの低温液化混合ガスを液化ガス貯槽3
1内に製造し、この全量をローリー41に充填すること
により、ローリー41内に、酸素濃度3%の低温液化混
合ガスを900kg積載した状態となる。
【0054】実際には、予冷時のロス等を考慮して余分
に、例えば、液化ガス貯槽31内にアルゴン97kgと
酸素3kgとを余分に混合した状態の低温液化混合ガス
900kgを製造し、これをローリー41に充填するの
が普通である。
【0055】このとき、ローリー41の情報及び液化ガ
ス貯槽31の情報が格納されている第2記憶手段14の
データを参照して最適な組合わせを選択することによ
り、両者の残液を無駄なく利用して所定酸素濃度の低温
液化混合ガスをローリー41に積載した状態にすること
ができる。なお、ローリー41に適宜な撹拌機構を設け
ておくことにより、例えば、ローリー41にアルゴンの
みを追加注入するような場合でも、ローリー内の低温液
化混合ガスを撹拌して均一な濃度のアルゴン−酸素混合
ガスとすることができる。
【0056】また、実際の低温液化混合ガスの配送にお
いては、ユーザーの液化ガス貯槽21,22,…に納入
する低温液化混合ガス量が不確実であり、ローリー41
には、受注納入量や予測納入量よりも多くの低温液化混
合ガスを積載して配送を行うため、配送後のローリー4
1内には相当量の低温液化混合ガスが残るのが普通なの
で、前述のローリー41の空間容積及び組成比の測定、
算出は必須事項となるが、液化ガス貯槽31内に製造し
た低温液化混合ガスは、その全量をローリー41に充填
するように設定されている場合は、液化ガス貯槽31に
関する処理は省略できる。
【0057】さらに、図3のブロック図に示す処理シス
テムのように、ユーザーが保有する液化ガス貯槽21,
22,…の液面計21a,22a,23a,…から各回
線を介して送信される低温液化混合ガスの貯蔵量を逐次
更新しながら格納する第3記憶手段17を設けておくこ
とにより、ユーザーが低温液化混合ガスを使用すること
によって刻々と減少する液化ガス貯槽内の貯蔵量(残液
量)を監視することができる。
【0058】これにより、低温液化混合ガスの消費量が
急激に増大した場合でも、このデータを配送計画立案手
段15が参照することにより、次の配送計画にあらかじ
め組み込んでおくことができるので、該ユーザーからの
緊急の注文があったときにも即座に対応することが可能
となり、他のユーザーへの低温液化混合ガス配送計画に
与える影響も最小限にとどめることができる。
【0059】加えて、各ユーザーの液化ガス貯槽21,
22,23,…の貯蔵量をガス供給会社が一括して把握
し、各貯蔵量に応じてガス供給会社が適宜に低温液化混
合ガスの配送を行うようにしておくことにより、ユーザ
ーは液化ガス貯槽の貯蔵量を監視して発注を行うといっ
た業務が不要となり、ガス供給会社は、低温液化混合ガ
スの製造やローリーの運行に最適な条件を選定して低温
液化混合ガスの製造及び配送を行うことができる。
【0060】また、図4のブロック図に示すように、製
造側の機器構成として、需要の多い組成比の低温液化混
合ガスを貯蔵しておくための液化ガス貯槽33,34を
設置しておくこともできる。この液化ガス貯槽33,3
4には、液化ガス混合装置30で製造した低温液化混合
ガスを貯蔵(ストック)しておくためのものであって、
例えば、前記アルゴン−酸素混合ガスにおいて酸素濃度
が2%のものと5%のものとをそれぞれ貯蔵、ストック
しておき、他の組成比、例えば酸素濃度3%の低温液化
混合ガスは、製造計画に基づいて製造するように設定す
る。なお、液化ガス混合装置30と液化ガス貯槽33,
34との間は、配管で接続しておいてもよいが、ローリ
ーを介して低温液化混合ガスを充填するようにしておい
てもよい。
【0061】この低温液化混合ガスストック用の液化ガ
ス貯槽33,34に貯蔵されている低温液化混合ガスの
組成比や貯蔵量は、製造側のデータとして前記第2記憶
手段14にストック量として格納しておき、配送計画立
案手段15で配送計画を立案する際に、液面計33a,
34aで測定されて第2記憶手段14に格納された所定
濃度の低温液化混合ガス貯蔵量を参照することにより、
各組成比の低温液化混合ガスの製造及び配送に幅を持た
せることができ、大量の注文や急な注文にも確実に対応
することができる。また、配送予測処理手段13で処理
した配送予測を参照することにより、液化ガス貯槽3
3,34に貯蔵するための低温液化混合ガスの製造も、
前述のようにして各組成比の製造計画を立案することに
よって効率よく行うことが可能となり、液化ガス混合装
置30の運転効率も向上させることができる。
【0062】なお、前記液化ガス貯槽33,34も、液
化ガス混合装置30から低温液化混合ガスの供給を受け
るユーザーの一つであると解釈すれば、低温液化混合ガ
スの貯蔵量等を第1記憶手段12に格納して利用するこ
ともできる。例えば、各ユーザーへの配送量が少ない場
合に、この液化ガス貯槽33,34への充填可能量を参
照して配送計画及び製造計画を立案するようにすれば、
低温液化混合ガスを少量製造したり配送したりする場合
に比べて製造効率及び配送効率を向上させることができ
る。
【0063】さらに、需要の多い組成比の低温液化混合
ガスについては、前記第2記憶手段14のローリーに関
するデータからは切り離した専用のローリーで配送を行
うようにしてもよい。また、ローリーに関する管理は、
専門の運送会社が行い、処理システム10から運送会社
に対して配送計画立案手段15で立案した配送先、配送
量及び配送日を通知するようにしてもよく、この場合
は、第2記憶手段14に格納されるデータとして、ロー
リーに関するデータを省略することができ、代わりに運
送会社のデータを格納しておくこともできる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の低温液化
混合ガスの供給システムによれば、各ユーザーの過去の
使用データを基にして配送予測処理手段でユーザーの配
送日、配送量を予測することにより、効率的な製造計
画、配送計画を立てることができる。また、混合するガ
スの成分を固定しておけば、あらゆる組成比の低温液化
混合ガスを製造することが可能である。さらに、低温液
化混合ガス毎にローリーを固定する必要はなく、数少な
いローリーでユーザーに低温液化混合ガスを配送するこ
とができ、需要の少ない混合ガスでも、低温液化混合ガ
スとして供給することができる。また、同日に複数のユ
ーザーに低温液化混合ガスを配送する場合は、最適なル
ートを同時に計画することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の低温液化混合ガスの供給システムに
おいて、ガス供給会社に設置される処理システムの一構
成例を示すブロック図である。
【図2】 低温液化混合ガスの製造及び配送に関する機
器の一構成例を示すブロック図である。
【図3】 処理システムの他の構成例を示すブロック図
である。
【図4】 製造及び配送に関する機器の他の構成例を示
すブロック図である。
【符号の説明】
10…処理システム、11…入力手段、12…第1記憶
手段、13…配送予測処理手段、14…第2記憶手段、
15…配送計画立案手段、16…出力手段、17…第3
記憶手段、21,22,23,24…ユーザーが保有す
る液化ガス貯槽、21a,22a,23a,24a…液
面計、30…液化ガス混合装置、31…液化ガス混合装
置に付随した液化ガス貯槽、32…液化ガス供給源、3
3,34…低温液化混合ガスストック用の液化ガス貯
槽、41…ローリー、42…トラックスケール、43…
分析計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J071 AA23 BB11 BB14 DD26 EE16 EE18 EE21

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低温液化混合ガスを使用するユーザーか
    らの低温液化混合ガスの注文が入力される入力手段と、
    前記ユーザーに関する情報が格納された第1記憶手段
    と、該第1記憶手段に格納された情報から、各ユーザー
    における次の低温液化混合ガスの配送量及び配送日を予
    測する配送予測処理手段と、低温液化混合ガスを製造す
    る装置に関する情報が格納された第2記憶手段と、前記
    入力手段に入力された情報と前記第1記憶手段に格納さ
    れた情報と前記第2記憶手段に格納された情報とから、
    最適な配送計画を立案する配送計画立案手段と、該配送
    計画立案手段の立案結果を出力する出力手段とを備えて
    いることを特徴とする低温液化混合ガスの供給システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記ユーザーが保有する液化ガス貯槽か
    ら送信される低温液化混合ガスの貯蔵量を逐次更新しな
    がら格納する第3記憶手段を備えていることを特徴とす
    る請求項1記載の低温液化混合ガスの供給システム。
  3. 【請求項3】 前記入力手段には、ユーザー名、低温液
    化混合ガスの組成、概略納入量及び納期が入力されるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の低温液化混合ガス
    の供給システム。
  4. 【請求項4】 前記入力手段には、前記ユーザーから電
    子メール、ホームページへのアクセス等のインターネッ
    ト回線を利用した通信手段を介して前記注文が入力され
    ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の
    低温液化混合ガスの供給システム。
  5. 【請求項5】 前記第1記憶手段には、ユーザー名、ユ
    ーザー所在地、使用している低温液化混合ガスの組成、
    設置されている液化ガス貯槽の最大貯蔵量、過去の配送
    日及び配送量が格納されていることを特徴とする請求項
    1乃至4のいずれかに記載の低温液化混合ガスの供給シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 前記第2記憶手段には、低温液化混合ガ
    スを製造する装置で製造された低温液化混合ガスを貯蔵
    するために設置した液化ガス貯槽に貯蔵されている低温
    液化混合ガスの貯蔵量及びその組成、該貯槽の最大貯蔵
    量が格納されていることを特徴とする請求項1乃至5の
    いずれかに記載の低温液化混合ガスの供給システム。
  7. 【請求項7】 前記第2記憶手段には、低温液化混合ガ
    スを製造する装置に設けられている液化ガス貯槽に貯蔵
    されている低温液化混合ガスの貯蔵量及びその組成が格
    納されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれ
    かに記載の低温液化混合ガスの供給システム。
  8. 【請求項8】 前記第2記憶手段は、低温液化混合ガス
    を配送するローリーに関する情報が格納されていること
    を特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の低温液
    化混合ガスの供給システム。
  9. 【請求項9】 前記第2記憶手段には、前記ローリーに
    積載されている低温液化混合ガスの積載量及びその組成
    と、該ローリーの最大積載量とが格納されていることを
    特徴とする請求項8記載の低温液化混合ガスの供給シス
    テム。
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