JPH11208822A - 搬送物の間欠送り装置 - Google Patents

搬送物の間欠送り装置

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JPH11208822A
JPH11208822A JP1694198A JP1694198A JPH11208822A JP H11208822 A JPH11208822 A JP H11208822A JP 1694198 A JP1694198 A JP 1694198A JP 1694198 A JP1694198 A JP 1694198A JP H11208822 A JPH11208822 A JP H11208822A
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JP
Japan
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stopper
standby stopper
conveyed
standby
frame
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Pending
Application number
JP1694198A
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English (en)
Inventor
Yoshimasa Abe
好政 阿部
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Okamura Corp
Original Assignee
Okamura Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送物の送り出しを、1個ずつ、確実に行う
ことができ、コストが安価な搬送物の間欠送り装置を提
供する。 【解決手段】 複数のローラ14が横設された搬送面1
3の前後部に、それぞれ、交互に出没する第1待機スト
ッパ18及び第2待機ストッパ20を、フレーム16上
に設け、第1待機ストッパ18は、上方位置にあるとき
に、先頭の搬送物24−1を係止するとともに、ゲート
22の押圧片22aが鉤上部18aを下方へ押圧するこ
とにより、フレーム16を回動させることによって、第
1待機ストッパ18を下方位置へ移動させて、搬送物2
4−1の第1待機ストッパ18による係止を解除し、そ
れにより、搬送物24−1が、搬送面13を走行して搬
送装置12へ搬送され、その際、第2待機ストッパ20
は、上方位置へ移動して、続いて搬送されてくる2番目
の搬送物24−2を係止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、倉庫等に
設置される流動棚において、搬送物を搬出する際に、1
個ずつ、間欠的に送り出すことができるようにした搬送
物の間欠送り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、流動棚から搬送物を送り出す
のに、流動棚の出口付近に、待機ストッパを設け、空気
圧、または電磁石等によって待機ストッパを下げること
により、流動棚上の搬送物を送り出し、この搬送物を、
天井搬送装置のコンベヤ等により移送する方法がある。
【0003】この際、複数の搬送物が流動棚上に連続し
て存在する場合には、受け渡しを、1個ずつ確実に行う
ために、出口から2個目の搬送物の手前付近に、ブレー
キを設け、2個目の搬送物にブレーキをかけた状態で、
最先端にある搬送物を送り出すようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、流動棚の各棚
に、待機ストッパとブレーキを併せて設置すると、装置
の複雑化とコストの増大をもたらすこととなる。
【0005】本発明は、従来の技術が有する上述のよう
な問題点に鑑みてなされたもので、搬送物の送り出し
を、1個ずつ確実に行うことができ、コスト的に安価な
搬送物の間欠送り装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、次のようにし
て上記課題を解決している。 (1) 複数のローラが横設された搬送面を備えるととも
に、この搬送面上の前後に、交互に出没する第1待機ス
トッパ及び第2待機ストッパを配設し、前記第1待機ス
トッパは、上方位置に移動することにより、先頭の搬送
物を係止して、その移動を停止させ、前記第2待機スト
ッパは、第1待機ストッパが下方位置へ移動することに
よって先頭の搬送物が搬送装置側に搬送される際に、上
方位置に移動して、先頭の搬送物に続いて搬送されてく
る搬送物を係止して、その移動を停止させるようになっ
ている。
【0007】(2) 上記(1)項において、搬送面は、前
方へ向かって下向傾斜している。
【0008】(3) 上記(1)または(2)項において、前
記第1待機ストッパ及び第2待機ストッパは、搬送面に
沿って配設されたフレームにそれぞれ設置され、このフ
レームは、長手方向のほぼ中央部を中心として、回動可
能であり、かつ第1待機ストッパは、フレームの前方寄
りに、第2待機ストッパはフレームの後方寄りに、それ
ぞれ設けられており、フレームの回動によって第1待機
ストッパが上方位置にあるときは、第2待機ストッパが
下方位置にあるようにしてある。
【0009】(4) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおい
て、搬送装置には、搬送物を受け入れるゲートが開放し
たときに、第1待機ストッパを下方位置へ導くととも
に、第2待機ストッパを上方位置へ導くストッパ出没手
段が設けられている。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る搬送物の間欠
送り装置の実施形態を、添付図面を参照しながら説明す
る。
【0011】図1は、本発明の一実施形態である搬送物
の間欠送り装置(10)と、この間欠送り装置(10)より送り
出された搬送物を、目的位置に搬送する搬送装置(12)と
を示す。同図の間欠送り装置(10)は、前下がりに傾斜す
る搬送面(13)を有し、図2に示すように、搬送面(13)
は、両側に配置されたフレーム(16)に多数のローラ(14)
を横設して構成されている。
【0012】フレーム(16)は、図4に示すように、長手
方向のほぼ中央部を支点(16a)として基台(15)に軸支さ
れ、左右軸まわりに揺動可能となっている。
【0013】フレーム(16)の前端(16b)(図4では左
側)には、上方を向く第1待機ストッパ(18)が突設さ
れ、この第1待機ストッパ(18)によって、搬送面(13)上
の最前端にある搬送物を係止することができるようにな
っている。第1待機ストッパ(18)の下端には、前端が上
方を向く鉤状部(18a)が形成されている。
【0014】フレーム(16)の後端部寄りには、第2待機
ストッパ(20)が上向きに突設されている。この第2待機
ストッパ(20)は、前から2個目の搬送物を係止して、こ
の搬送物が前位の搬送物に衝接するのを防止している。
フレーム(16)の後端部には、カウンタウエイト(21)が取
り付けられており、常時は、フレーム(16)の後端部寄り
を下方へと付勢している。
【0015】図1及び図2に示すように、搬送装置(12)
の後端には、前部がやや下傾する搬送面(13)上を走行し
てくる搬送物を受け入れるゲート(22)が中央に設けられ
ている。このゲート(22)の上端には、前述した鉤状部(1
8a)と当接する押圧片(22a)が形成されている。ゲート(2
2)が、後下方へ回動して押圧片(22a)が前記鉤状部(18a)
と当接すると、第1待機ストッパ(18)は下降させられ、
搬送装置(12)上への搬送物の受け入れを可能にする。即
ち、ゲート(22)は、第1待機ストッパ(18)の下降手段と
して機能する。
【0016】搬送装置(12)上へ移動した搬送物は、搬送
装置(12)に設けた図示しないコンベヤ等によって、所定
の箇所へ搬送される。なお通常時は、ゲート(22)は、実
線で示す起立位置にあり、搬送装置(12)への通路は閉じ
られている。
【0017】次に、前記のように構成した本実施形態の
搬送物の間欠送り装置の作用について説明する。
【0018】搬送装置(12)のゲート(22)が、図1の実線
で示すように起立している通常時には、搬送面(13)のフ
レーム(16)の前端(16b)は、上方位置にあり、第1待機
ストッパ(18)は、搬送面(13)から上方へ突出している。
【0019】次いで、図1の矢印で示すように、ゲート
(22)が後下方へ回動して、進入路が形成されると、2点
鎖線で示すように、ゲート(22)の押圧片(22a)が、第1
待機ストッパ(18)の鉤状部(18a)を押圧し、フレーム(1
6)を支点(16a)を中心として回動させる。
【0020】すると、第1待機ストッパ(18)は、図3に
示すように下降し、搬送物(24-1)の係止が解除される。
これにより搬送物(24-1)は、搬送面(13)のローラ(14)上
に沿って下降し、搬送装置(12)上に移動して、所定箇所
へ搬送される。
【0021】一方、第2待機ストッパ(20)は、フレーム
(16)の回動に伴って上昇し、2番目の搬送物(24-2)の両
端を受止する。この状態を維持しながら、先頭の搬送物
(24-1)は、搬送装置(12)側へ矢印Aのように移動し、搬
送面(13)から送り出される。
【0022】このように、本実施形態の搬送物の間欠送
り装置によれば、フレーム(16)に設けた第1及び第2待
機ストッパ(18)(20)が交互に上下動することによって、
搬送物を搬送装置(12)側に、1個ずつ、間欠的に送り出
すことができる。そのため、構成が簡単化され、例え
ば、流動棚の間欠送り装置として使用した場合に、コス
トダウンを図ることができる。
【0023】本実施形態では、流動棚に本発明を適用し
た場合について説明したが、本発明は、流動棚に限ら
ず、搬送物の送り装置であれば、どのような装置にも適
用可能である。
【0024】また、本実施形態では、第1及び第2待機
ストッパ(18)(20)を、シーソー式のフレーム(16)に設け
ることによって、交互に出没しうるようにしているが、
当業者であれば容易に考えつくような他の適宜の手段に
よってもよいことは勿論である。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
ることができる。 (a) 請求項1の発明によると、第1及び第2の待機ス
トッパを交互に出没させることによって、搬送物を搬送
装置側に間欠的に送り出すようにしているので、構成を
簡単化することができる。
【0026】(b) 請求項2の発明によると、搬送面を
下方傾斜して配置し、流動棚として使用するようにして
いるので、流動棚の設置コストを低減することができ
る。
【0027】(c) 請求項3の発明によると、第1及び
第2の待機ストッパを、搬送面に沿って配設されたフレ
ームにそれぞれ設置し、フレームの回動によって、搬送
面に対して出没させるようにしているので、構成が更に
簡単化される。
【0028】(d) 請求項4の発明によると、搬送装置
に、第1待機ストッパ及び第2待機ストッパの出没手段
を設けているので、間欠送り装置自体の構造を簡単化す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る搬送物の間欠送り装置の一実施形
態を示す側面図である。
【図2】同じく、図1の搬送物の間欠送り装置の平面図
である。
【図3】図1の状態から搬送物を移動させた状態を示す
側面図である。
【図4】図2のIV−IV線に沿った矢視図である。
【符号の説明】
(10)間欠送り装置 (12)搬送装置 (13)搬送面 (14)ローラ (15)基台 (16)フレーム (16a)支点 (16b)前端 (18)第1待機ストッパ (18a)鉤状部 (20)第2待機ストッパ (21)カウンタウエイト (22)ゲート (22a)押圧片 (24-1)(24-2)搬送物

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のローラが横設された搬送面を備え
    るとともに、この搬送面上の前後に、交互に出没する第
    1待機ストッパ及び第2待機ストッパを配設し、前記第
    1待機ストッパは、上方位置に移動することにより、先
    頭の搬送物を係止して、その移動を停止させ、前記第2
    待機ストッパは、第1待機ストッパが下方位置へ移動す
    ることによって先頭の搬送物が搬送装置側に搬送される
    際に、上方位置に移動して、先頭の搬送物に続いて搬送
    されてくる搬送物を係止して、その移動を停止させるよ
    うになっていることを特徴とする搬送物の間欠送り装
    置。
  2. 【請求項2】 搬送面は、前方へ向かって下向傾斜して
    いることを特徴とする請求項1記載の搬送物の間欠送り
    装置。
  3. 【請求項3】 前記第1待機ストッパ及び第2待機スト
    ッパは、搬送面に沿って配設されたフレームにそれぞれ
    設置され、このフレームは、長手方向のほぼ中央部を中
    心として、回動可能であり、かつ第1待機ストッパは、
    フレームの前方寄りに、第2待機ストッパはフレームの
    後方寄りに、それぞれ設けられており、フレームの回動
    によって第1待機ストッパが上方位置にあるときは、第
    2待機ストッパが下方位置にあるようにしたことを特徴
    とする請求項1または2記載の搬送物の間欠送り装置。
  4. 【請求項4】 搬送装置には、搬送物を受け入れるゲー
    トが開放したときに、第1待機ストッパを下方位置へ導
    くとともに、第2待機ストッパを上方位置へ導くストッ
    パ出没手段が設けられていることを特徴とする請求項1
    〜3のいずれかに記載の搬送物の間欠送り装置。
JP1694198A 1998-01-29 1998-01-29 搬送物の間欠送り装置 Pending JPH11208822A (ja)

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JP1694198A JPH11208822A (ja) 1998-01-29 1998-01-29 搬送物の間欠送り装置

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JP (1) JPH11208822A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008120554A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Daifuku Co Ltd 物品搬送設備
JP2010163268A (ja) * 2009-01-19 2010-07-29 Yazaki Ind Chem Co Ltd 物品移送システムおよび該システムを構成する棚並びに棚台車

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JP2008120554A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Daifuku Co Ltd 物品搬送設備
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