JPH11208735A - 2成分混合容器ユニットおよび2成分混合容器ユニット用第2成分容器 - Google Patents
2成分混合容器ユニットおよび2成分混合容器ユニット用第2成分容器Info
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- JPH11208735A JPH11208735A JP10010249A JP1024998A JPH11208735A JP H11208735 A JPH11208735 A JP H11208735A JP 10010249 A JP10010249 A JP 10010249A JP 1024998 A JP1024998 A JP 1024998A JP H11208735 A JPH11208735 A JP H11208735A
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- component container
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D81/00—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
- B65D81/32—Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging two or more different materials which must be maintained separate prior to use in admixture
- B65D81/3205—Separate rigid or semi-rigid containers joined to each other at their external surfaces
- B65D81/3211—Separate rigid or semi-rigid containers joined to each other at their external surfaces coaxially and provided with means facilitating admixture
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Package Specialized In Special Use (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 特別な操作なしに容易に2成分を混合するこ
とができる簡単な構成の2成分混合容器ユニットおよび
2成分混合容器ユニット用の第2成分容器を提供する。 【解決手段】 第1および第2部材20,30を分離可
能に結合して形成した密閉空間11内に第2成分6aを
収納した第2成分容器20を、第1成分8aを収納した
第1成分容器12の注出口14に装着し、2成分6a,
8aを隔離状態で保管する。第1部材20は、第1成分
容器12の内部と外部とを連通する連通穴22を有す
る。第2部材30は、第1部材20と結合したときに、
第1部材20の連通穴22を封止する封止部32を有す
る。第2部材30を第1部材20から分離すると、2成
分混合容器ユニットの開封と同時に、第1部材20の連
通穴22が開放され、2成分6a,8aを混合すること
ができる。
とができる簡単な構成の2成分混合容器ユニットおよび
2成分混合容器ユニット用の第2成分容器を提供する。 【解決手段】 第1および第2部材20,30を分離可
能に結合して形成した密閉空間11内に第2成分6aを
収納した第2成分容器20を、第1成分8aを収納した
第1成分容器12の注出口14に装着し、2成分6a,
8aを隔離状態で保管する。第1部材20は、第1成分
容器12の内部と外部とを連通する連通穴22を有す
る。第2部材30は、第1部材20と結合したときに、
第1部材20の連通穴22を封止する封止部32を有す
る。第2部材30を第1部材20から分離すると、2成
分混合容器ユニットの開封と同時に、第1部材20の連
通穴22が開放され、2成分6a,8aを混合すること
ができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2成分混合容器ユ
ニットおよび2成分混合容器ユニット用第2成分容器に
関し、詳しくは、薬剤や栄養剤等の2成分を隔離状態で
それぞれ収納して保管する2成分混合容器ユニットおよ
び2成分混合容器ユニット用第2成分容器に関する。
ニットおよび2成分混合容器ユニット用第2成分容器に
関し、詳しくは、薬剤や栄養剤等の2成分を隔離状態で
それぞれ収納して保管する2成分混合容器ユニットおよ
び2成分混合容器ユニット用第2成分容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、2種類の薬剤を保管し、微生物汚
染、異物汚染から守り、使用時に両薬剤を溶解、混合す
るように構成された多種多様の医薬品用キットが提案さ
れている。
染、異物汚染から守り、使用時に両薬剤を溶解、混合す
るように構成された多種多様の医薬品用キットが提案さ
れている。
【0003】たとえば、図1に示したように、下部に穴
3を有する隔壁部材2により2成分6,8を隔離して収
納し、使用時に隔壁部材2を押し下げ、隔壁部材2の穴
3を介して2成分6,8を混合できるようにした2成分
容器(たとえば、特開平5−146483号公報)や、
図2に示したように、隔壁部4に設けた封止栓5により
2成分6,8を隔離して収納し、外部からの作用で封止
栓5を落下させて2成分6,8を混合できるようにした
2成分容器(たとえば、実開平7−22980号公報)
が提案されている。
3を有する隔壁部材2により2成分6,8を隔離して収
納し、使用時に隔壁部材2を押し下げ、隔壁部材2の穴
3を介して2成分6,8を混合できるようにした2成分
容器(たとえば、特開平5−146483号公報)や、
図2に示したように、隔壁部4に設けた封止栓5により
2成分6,8を隔離して収納し、外部からの作用で封止
栓5を落下させて2成分6,8を混合できるようにした
2成分容器(たとえば、実開平7−22980号公報)
が提案されている。
【0004】しかし、これらは、2成分6,8の隔離状
態を解除するために、押し下げ等の特別な操作が必要で
ある。また、不用意に2成分6,8が混合しないよう
に、外部からの作用を阻止する何らかの混合防止手段、
たとえば保護キャップやストッパを設ける必要があり、
構成が複雑になる。さらに、製造時には、2成分6,8
を同時に、または連続的に容器に収納しなければなら
ず、柔軟に製造を計画することが困難である。
態を解除するために、押し下げ等の特別な操作が必要で
ある。また、不用意に2成分6,8が混合しないよう
に、外部からの作用を阻止する何らかの混合防止手段、
たとえば保護キャップやストッパを設ける必要があり、
構成が複雑になる。さらに、製造時には、2成分6,8
を同時に、または連続的に容器に収納しなければなら
ず、柔軟に製造を計画することが困難である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
解決すべき技術的課題は、特別な操作なしに容易に2成
分を混合することができる簡単な構成の2成分混合容器
ユニットおよび2成分混合容器ユニット用の第2成分容
器を提供することである。
解決すべき技術的課題は、特別な操作なしに容易に2成
分を混合することができる簡単な構成の2成分混合容器
ユニットおよび2成分混合容器ユニット用の第2成分容
器を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用・効果】上記の
技術的課題を解決するため、本発明は、以下の構成の2
成分混合容器ユニットを提供する。
技術的課題を解決するため、本発明は、以下の構成の2
成分混合容器ユニットを提供する。
【0007】本発明の2成分混合容器ユニットは、第1
成分を収納した第1成分容器の抽出口に第2成分を収納
した第2成分容器が装着されてなるタイプのものであ
る。上記第2成分容器は、第1部材と、第2部材とを備
える。上記第1部材は、上記第1成分容器に装着される
ように構成される。上記第2部材は、上記第1部材に分
離可能に結合し、かつ上記第1部材が上記第1成分容器
に装着されたときに、上記第1部材に関して上記第1成
分容器とは反対側に配置される。少なくとも上記第2部
材は、上記第1および第2部材が互いに結合したときに
密閉空間を形成する中空部を有する。上記第2部材は、
上記第1および第2部材が結合したときに上記密閉空間
内に突出する封止部を有する。上記第1部材は、上記第
1および第2部材が結合したときに上記第2部材の封止
部が嵌合して封止される一方上記第1および第2部材が
分離したときに上記第1成分容器の内部と上記2成分混
合容器ユニットの外部とを連通する連通穴を有する。
成分を収納した第1成分容器の抽出口に第2成分を収納
した第2成分容器が装着されてなるタイプのものであ
る。上記第2成分容器は、第1部材と、第2部材とを備
える。上記第1部材は、上記第1成分容器に装着される
ように構成される。上記第2部材は、上記第1部材に分
離可能に結合し、かつ上記第1部材が上記第1成分容器
に装着されたときに、上記第1部材に関して上記第1成
分容器とは反対側に配置される。少なくとも上記第2部
材は、上記第1および第2部材が互いに結合したときに
密閉空間を形成する中空部を有する。上記第2部材は、
上記第1および第2部材が結合したときに上記密閉空間
内に突出する封止部を有する。上記第1部材は、上記第
1および第2部材が結合したときに上記第2部材の封止
部が嵌合して封止される一方上記第1および第2部材が
分離したときに上記第1成分容器の内部と上記2成分混
合容器ユニットの外部とを連通する連通穴を有する。
【0008】上記構成において、たとえば、第2成分容
器の第2部材の中空部に内容物、すなわち第2成分を収
納し、第2部材の上に第2成分容器の第1部材を結合す
ることによって、第1部材の連通穴から第2成分が漏れ
ないようにしながら、第1部材の連通穴を第2部材の封
止部で封止し、密閉空間を形成することができる。密閉
空間は第2部材の中空部を含むので、第2成分は第2成
分容器内に収納される。次に、第1および第2部材の上
下を反転し、第1部材を第1成分容器の注出口に固定す
る。第1成分容器内に予め内容物、すなわち第1成分を
収納しておく、あるいは後で収納することによって、第
1および第2成分を第1成分容器と第2成分容器とにそ
れぞれ隔離した状態で保管する2成分混合容器ユニット
を形成することができる。
器の第2部材の中空部に内容物、すなわち第2成分を収
納し、第2部材の上に第2成分容器の第1部材を結合す
ることによって、第1部材の連通穴から第2成分が漏れ
ないようにしながら、第1部材の連通穴を第2部材の封
止部で封止し、密閉空間を形成することができる。密閉
空間は第2部材の中空部を含むので、第2成分は第2成
分容器内に収納される。次に、第1および第2部材の上
下を反転し、第1部材を第1成分容器の注出口に固定す
る。第1成分容器内に予め内容物、すなわち第1成分を
収納しておく、あるいは後で収納することによって、第
1および第2成分を第1成分容器と第2成分容器とにそ
れぞれ隔離した状態で保管する2成分混合容器ユニット
を形成することができる。
【0009】使用時には、第2成分容器の第2部材を第
1部材から分離する。たとえば、第2部材を移動させて
第1および第2部材を不完全な結合状態とする。あるい
は、第2部材を第1部材から完全に取り外す。これによ
って、第2部材の封止部による第1部材の連通穴の封止
を解除し、連通穴を開放して、第2成分容器内の第2成
分と第1成分容器内の第1成分とを連通穴を介して混合
できるようになる。
1部材から分離する。たとえば、第2部材を移動させて
第1および第2部材を不完全な結合状態とする。あるい
は、第2部材を第1部材から完全に取り外す。これによ
って、第2部材の封止部による第1部材の連通穴の封止
を解除し、連通穴を開放して、第2成分容器内の第2成
分と第1成分容器内の第1成分とを連通穴を介して混合
できるようになる。
【0010】上記構成によれば、第1および第2成分を
隔離状態で保管した2成分混合容器ユニットの開封動作
と同時に、第1および第2成分の隔離状態を解除するこ
とができる。また、第1および第2成分の隔離状態をロ
ックするための特別な構成は不要である。
隔離状態で保管した2成分混合容器ユニットの開封動作
と同時に、第1および第2成分の隔離状態を解除するこ
とができる。また、第1および第2成分の隔離状態をロ
ックするための特別な構成は不要である。
【0011】したがって、簡単な構成で、特別な操作な
しに容易に2成分を混合することができる。
しに容易に2成分を混合することができる。
【0012】さらに、上記構成によれば、第2成分容器
の第2部材を第1部材から分離するときに2成分混合容
器ユニットの内部で破断等が生じないので、破片等によ
る異物混入を防止することができる。また、第2成分容
器は、それ自体で第2成分を保管しておくことが可能で
あるので、第2成分だけを先行して第2成分容器に収納
して保管しておき、所望のときに第2成分容器を第1成
分容器の注出口に装着し、2成分混合容器ユニットを製
造することができる。そのため、2成分を必ずしも同時
に、または連続的に2成分混合容器ユニットに収納しな
くてもよい。したがって、2成分混合容器ユニットの製
造工程を柔軟に計画することができる。
の第2部材を第1部材から分離するときに2成分混合容
器ユニットの内部で破断等が生じないので、破片等によ
る異物混入を防止することができる。また、第2成分容
器は、それ自体で第2成分を保管しておくことが可能で
あるので、第2成分だけを先行して第2成分容器に収納
して保管しておき、所望のときに第2成分容器を第1成
分容器の注出口に装着し、2成分混合容器ユニットを製
造することができる。そのため、2成分を必ずしも同時
に、または連続的に2成分混合容器ユニットに収納しな
くてもよい。したがって、2成分混合容器ユニットの製
造工程を柔軟に計画することができる。
【0013】好ましくは、上記第2成分容器の上記第2
部材は、上記第1成分容器の上記注出口の外周面に形成
されたおねじに螺合するめねじを有する。上記第2成分
容器の上記第1部材は、上記第1および第2部材が結合
したときに、上記第2部材の上記めねじに対向してその
内側に延在する外周面を有する。この外周面は、上記第
1成分容器に上記第2成分容器が装着されたときに、上
記第1成分容器の上記注出口に圧入される。
部材は、上記第1成分容器の上記注出口の外周面に形成
されたおねじに螺合するめねじを有する。上記第2成分
容器の上記第1部材は、上記第1および第2部材が結合
したときに、上記第2部材の上記めねじに対向してその
内側に延在する外周面を有する。この外周面は、上記第
1成分容器に上記第2成分容器が装着されたときに、上
記第1成分容器の上記注出口に圧入される。
【0014】上記構成によれば、第2成分容器の第1お
よび第2部材を結合し、密閉空間内に第2成分を収納し
た状態で、第2部材のめねじを第1成分容器のおねじに
螺合することによって、第1部材を第1成分容器の注出
口に圧入し、第2成分容器を第1成分容器の注出口に装
着することができる。第2成分容器の第2部材を第1成
分容器から取り外すと、第1部材は第1成分容器に固定
されたまま残り、第1部材の連通穴が開放されて、2成
分の混合を可能とすることができる。したがって、第2
成分容器を第1成分容器に容易に装着でき、また、容易
に2成分混合容器ユニットを開封して2成分を混合する
ことができる。
よび第2部材を結合し、密閉空間内に第2成分を収納し
た状態で、第2部材のめねじを第1成分容器のおねじに
螺合することによって、第1部材を第1成分容器の注出
口に圧入し、第2成分容器を第1成分容器の注出口に装
着することができる。第2成分容器の第2部材を第1成
分容器から取り外すと、第1部材は第1成分容器に固定
されたまま残り、第1部材の連通穴が開放されて、2成
分の混合を可能とすることができる。したがって、第2
成分容器を第1成分容器に容易に装着でき、また、容易
に2成分混合容器ユニットを開封して2成分を混合する
ことができる。
【0015】好ましくは、上記第2成分容器の上記第1
および第2部材は、互いに螺合するねじをそれぞれ有す
る。上記第1部材は、上記第1成分容器の上記注出口に
係合する係合部を有する。
および第2部材は、互いに螺合するねじをそれぞれ有す
る。上記第1部材は、上記第1成分容器の上記注出口に
係合する係合部を有する。
【0016】上記構成によれば、第2成分容器の第1お
よび第2部材のねじを互いに螺合することによって、第
1および第2部材を分離可能に容易に結合することがで
きる。次に、第2成分容器の第1部材の係合部を第1成
分容器の注出口に係合することによって、第2成分容器
を第1成分容器に容易に装着することができる。そし
て、第2成分容器の第1および第2部材のねじの螺合を
解除することによって、第2部材を第1部材から分離
し、2成分を混合することができる。さらに、第1成分
容器の注出口に装着された第2成分容器の第1部材のね
じを利用して、たとえばスプレーポンプユニットやコネ
クタなどの他の機器類を容易に装着したり接続したりす
ることができる。
よび第2部材のねじを互いに螺合することによって、第
1および第2部材を分離可能に容易に結合することがで
きる。次に、第2成分容器の第1部材の係合部を第1成
分容器の注出口に係合することによって、第2成分容器
を第1成分容器に容易に装着することができる。そし
て、第2成分容器の第1および第2部材のねじの螺合を
解除することによって、第2部材を第1部材から分離
し、2成分を混合することができる。さらに、第1成分
容器の注出口に装着された第2成分容器の第1部材のね
じを利用して、たとえばスプレーポンプユニットやコネ
クタなどの他の機器類を容易に装着したり接続したりす
ることができる。
【0017】また、本発明は、上述の構成の2成分混合
容器ユニット用の第2成分容器を提供する。
容器ユニット用の第2成分容器を提供する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、図3〜図10に示した本
発明の各実施形態に係る2成分混合容器ユニットおよび
2成分混合容器ユニット用第2成分容器について詳細に
説明する。
発明の各実施形態に係る2成分混合容器ユニットおよび
2成分混合容器ユニット用第2成分容器について詳細に
説明する。
【0019】まず、第1実施形態の2成分混合容器ユニ
ットおよび2成分混合容器ユニット用第2成分容器10
について、図3および図4の断面図を参照しながら説明
する。
ットおよび2成分混合容器ユニット用第2成分容器10
について、図3および図4の断面図を参照しながら説明
する。
【0020】第2成分容器10は、大略、第1および第
2部材20,30を備え、第1および第2部材20,3
0を結合して形成した密閉空間11内に第2成分6aを
収納するようにしたものである。第2成分容器10は、
第2成分8aを収納した第1成分容器12の注出口14
に取り付け、これによって、2成分6a,8aを隔離状
態で保管する2成分混合容器ユニットを形成することが
できる。使用時には、第2成分容器10の第2部材30
を取り外すことにより、2成分混合容器ユニットの開封
と同時に、2成分6a,8aを混合することができる。
2部材20,30を備え、第1および第2部材20,3
0を結合して形成した密閉空間11内に第2成分6aを
収納するようにしたものである。第2成分容器10は、
第2成分8aを収納した第1成分容器12の注出口14
に取り付け、これによって、2成分6a,8aを隔離状
態で保管する2成分混合容器ユニットを形成することが
できる。使用時には、第2成分容器10の第2部材30
を取り外すことにより、2成分混合容器ユニットの開封
と同時に、2成分6a,8aを混合することができる。
【0021】詳しくは、第1部材20は、図3(I)に
示すように、大略、ロート状の筒部材であり、一端側の
連通穴22は、他端側の開口穴24より小さい。上記他
端には、径方向外側に延在するフランジ26が設けられ
ている。上記他端側の外周面28と連通穴22の内周面
とには、環状の突起が形成され、密封性を向上するよう
になっている。
示すように、大略、ロート状の筒部材であり、一端側の
連通穴22は、他端側の開口穴24より小さい。上記他
端には、径方向外側に延在するフランジ26が設けられ
ている。上記他端側の外周面28と連通穴22の内周面
とには、環状の突起が形成され、密封性を向上するよう
になっている。
【0022】第2部材30は、図3(I)に示すよう
に、大略、キャップ状部材である。第2部材30の内
部、すなわち中空部に、第2成分6aとして、たとえば
粉状、粒状の固体や液体等、具体的には、混合、溶解で
不安定となるビタミン、ホルモン、蛋白質、ワクチン、
微量元素等が入れられる。第2部材30の底面31から
は棒状の封止部32が突設されている。封止部32に
は、中空穴33が形成されている。第2部材30の内周
面は、段が形成され、開口側の内周面36は底面31側
の内周面34より大きくなっている。開口側の内周面3
6のうち、段付近の部分38は、第1部材30のフラン
ジ26の外周面に接するようになっており、その他の部
分には、めねじ37が形成されている。
に、大略、キャップ状部材である。第2部材30の内
部、すなわち中空部に、第2成分6aとして、たとえば
粉状、粒状の固体や液体等、具体的には、混合、溶解で
不安定となるビタミン、ホルモン、蛋白質、ワクチン、
微量元素等が入れられる。第2部材30の底面31から
は棒状の封止部32が突設されている。封止部32に
は、中空穴33が形成されている。第2部材30の内周
面は、段が形成され、開口側の内周面36は底面31側
の内周面34より大きくなっている。開口側の内周面3
6のうち、段付近の部分38は、第1部材30のフラン
ジ26の外周面に接するようになっており、その他の部
分には、めねじ37が形成されている。
【0023】第1および第2部材20,30は、図3
(II)に示すように、第2部材30の上に第1部材20
をかぶせて結合する。このとき、第1部材20のフラン
ジ26が第2部材30の内周面36の段付近の部分38
に密着し、かつ、第1部材20の連通穴22に第2部3
0の封止部32が密着して、第1および第2部材20,
30は密閉空間11を形成する。このようにして、密閉
空間11内に第2成分6aが収納されてなる第2成分容
器10が完成する。
(II)に示すように、第2部材30の上に第1部材20
をかぶせて結合する。このとき、第1部材20のフラン
ジ26が第2部材30の内周面36の段付近の部分38
に密着し、かつ、第1部材20の連通穴22に第2部3
0の封止部32が密着して、第1および第2部材20,
30は密閉空間11を形成する。このようにして、密閉
空間11内に第2成分6aが収納されてなる第2成分容
器10が完成する。
【0024】第2成分容器10は、図4(III)に示す
ように、上下を反転し、第2部材30のめねじ37を第
1成分容器12の注出口14のおねじ16に螺合するこ
とによって、第1成分容器12の注出口14に固定す
る。このとき同時に、第1部材20は第1成分容器12
の注出口14に圧入され、第1部材20の外周面28が
注出口14の内周面15に密着し、第1成分8aが密封
される。このように第2成分容器10を第1成分容器1
2に固定することによって、2成分混合容器ユニットが
完成する。2成分6a,8aは、互いに隔離した状態で
保管され、互いに影響を与えることはなく、また、環境
変化や外圧によって開放状態となることはない。なお、
第1成分容器12は、たとえば、ねじ付きボトル、バイ
ヤルビン、バックである。
ように、上下を反転し、第2部材30のめねじ37を第
1成分容器12の注出口14のおねじ16に螺合するこ
とによって、第1成分容器12の注出口14に固定す
る。このとき同時に、第1部材20は第1成分容器12
の注出口14に圧入され、第1部材20の外周面28が
注出口14の内周面15に密着し、第1成分8aが密封
される。このように第2成分容器10を第1成分容器1
2に固定することによって、2成分混合容器ユニットが
完成する。2成分6a,8aは、互いに隔離した状態で
保管され、互いに影響を与えることはなく、また、環境
変化や外圧によって開放状態となることはない。なお、
第1成分容器12は、たとえば、ねじ付きボトル、バイ
ヤルビン、バックである。
【0025】使用時には、図4(IV)に示すように、第
2成分容器10の第2部材30を回転し、第1成分容器
12の注出口14との螺合を解除して取り外す。これに
よって、第2部材30の封止部32は第1部材20の連
通穴22から遠ざかるので、第2成分6aは第1部材2
0の断面V字状の内周面21に沿って、第1成分容器1
2内へと落下し、第2成分8aと混合する。このように
して2成分6a,8aを混合することによって、たとえ
ば、内服剤、経口剤、経口栄養剤、経腸栄養剤、経口栄
養食品、輸液製剤、注射剤、点眼剤、点耳剤、点鼻剤、
スプレー剤、外用剤などを形成することができる。
2成分容器10の第2部材30を回転し、第1成分容器
12の注出口14との螺合を解除して取り外す。これに
よって、第2部材30の封止部32は第1部材20の連
通穴22から遠ざかるので、第2成分6aは第1部材2
0の断面V字状の内周面21に沿って、第1成分容器1
2内へと落下し、第2成分8aと混合する。このように
して2成分6a,8aを混合することによって、たとえ
ば、内服剤、経口剤、経口栄養剤、経腸栄養剤、経口栄
養食品、輸液製剤、注射剤、点眼剤、点耳剤、点鼻剤、
スプレー剤、外用剤などを形成することができる。
【0026】次に、第2実施形態の2成分混合容器ユニ
ットおよび2成分混合容器ユニット用第2成分容器10
aについて、図5および図6の断面図を参照しながら説
明する。第2実施形態は、大略、第1実施形態と同様に
構成されるので、同じ構成部分には同じ符号を用い、相
違点を中心に説明する。
ットおよび2成分混合容器ユニット用第2成分容器10
aについて、図5および図6の断面図を参照しながら説
明する。第2実施形態は、大略、第1実施形態と同様に
構成されるので、同じ構成部分には同じ符号を用い、相
違点を中心に説明する。
【0027】第2成分容器10aは、図5(I)に示す
ように、第1および第2部材20a,30のほかに、リ
ング部材50と栓部材60とをさらに備える。
ように、第1および第2部材20a,30のほかに、リ
ング部材50と栓部材60とをさらに備える。
【0028】第1部材20aは、大略、真っ直ぐな筒状
部材であり、一端側の連通穴22aの内径は、他端側の
開口穴24の内径より多少小さい。第2部材30は、第
1実施形態と全く同様に構成され、第2成分6aが入れ
られるようになっている。リング部材50は、大略、ド
ーナツ状の形状を有する。リング部材50は、第1部材
20の連通穴22aに圧入され、その外周面52が連通
穴22aの内周面に密着するようになっている。リング
部材50に内穴54の内径は、第2部材30の封止部3
2の外径と大略等しい。栓部材60は、円形の本体部6
2の中央から垂直に棒状の突起部64が突設されてな
り、本体部62の外径はリング部材50の外径と略等し
く、突起部64の外径は第2部材30の封止部32の中
空穴33の内径と略等しい。
部材であり、一端側の連通穴22aの内径は、他端側の
開口穴24の内径より多少小さい。第2部材30は、第
1実施形態と全く同様に構成され、第2成分6aが入れ
られるようになっている。リング部材50は、大略、ド
ーナツ状の形状を有する。リング部材50は、第1部材
20の連通穴22aに圧入され、その外周面52が連通
穴22aの内周面に密着するようになっている。リング
部材50に内穴54の内径は、第2部材30の封止部3
2の外径と大略等しい。栓部材60は、円形の本体部6
2の中央から垂直に棒状の突起部64が突設されてな
り、本体部62の外径はリング部材50の外径と略等し
く、突起部64の外径は第2部材30の封止部32の中
空穴33の内径と略等しい。
【0029】図5(II)に示すように、第2成分6aを
入れた第2部材30の上に第1部材20aをかぶせ、第
1部材20aに内接しているリング部材50の内穴54
に第2部材30の封止部32を挿入し、第2部材30の
封止部32の中空穴33に栓部材60の突起部64を圧
入することによって、第2成分容器10aが完成する。
このとき、第1実施形態と同様に、密閉空間11が形成
される。
入れた第2部材30の上に第1部材20aをかぶせ、第
1部材20aに内接しているリング部材50の内穴54
に第2部材30の封止部32を挿入し、第2部材30の
封止部32の中空穴33に栓部材60の突起部64を圧
入することによって、第2成分容器10aが完成する。
このとき、第1実施形態と同様に、密閉空間11が形成
される。
【0030】第2成分容器10aは、図6(III)に示
すように、第1実施形態と同様に、上下を反転し、第1
成分容器12の注出口14に固定する。
すように、第1実施形態と同様に、上下を反転し、第1
成分容器12の注出口14に固定する。
【0031】使用時には、図6(IV)に示すように、第
1実施形態と同様に、第2成分容器10aの第2部材3
0を取り外す。このとき、栓部材60は第2部材30の
封止部32に固定され、かつリング部材50に係合する
ので、第2部材30と一体的にリング部材50および栓
部材60が取り外され、第2成分6aは、第1部材20
aの連通穴22aを通って第1成分容器12内へ落下
し、第2成分8aと混合する。
1実施形態と同様に、第2成分容器10aの第2部材3
0を取り外す。このとき、栓部材60は第2部材30の
封止部32に固定され、かつリング部材50に係合する
ので、第2部材30と一体的にリング部材50および栓
部材60が取り外され、第2成分6aは、第1部材20
aの連通穴22aを通って第1成分容器12内へ落下
し、第2成分8aと混合する。
【0032】次に、第3実施形態の2成分混合容器ユニ
ットおよび2成分混合容器ユニット用第2成分容器10
bについて、図7および図8の断面図を参照しながら説
明する。第3実施形態は、第1および第2実施形態と同
様に構成される部分もあるので、同じ構成部分には同じ
符号を用い、相違点を中心に説明する。
ットおよび2成分混合容器ユニット用第2成分容器10
bについて、図7および図8の断面図を参照しながら説
明する。第3実施形態は、第1および第2実施形態と同
様に構成される部分もあるので、同じ構成部分には同じ
符号を用い、相違点を中心に説明する。
【0033】第2成分容器10bは、図7(II)に示す
ように、第1および第2部材20b,30bのほかに、
2つのパッキン70,72をさらに備える。
ように、第1および第2部材20b,30bのほかに、
2つのパッキン70,72をさらに備える。
【0034】第1部材20bは、大略筒状の部材であ
り、一端側には、第1成分容器12bの注出口14bに
係合する係合部29が設けられ、他端側の外周面には、
おねじ27が設けられている。第2部材30bは、図7
(I)に示すように、封止部32bに中空穴がない点を
除き、第1および第2実施形態の第2部材30と同様に
構成され、第2成分6bとして液剤が入れられる。パッ
キン70,72は、第1部材20bの係合部29と、第
2部材30bの内周面の段部分とに、それぞれ配置され
る。
り、一端側には、第1成分容器12bの注出口14bに
係合する係合部29が設けられ、他端側の外周面には、
おねじ27が設けられている。第2部材30bは、図7
(I)に示すように、封止部32bに中空穴がない点を
除き、第1および第2実施形態の第2部材30と同様に
構成され、第2成分6bとして液剤が入れられる。パッ
キン70,72は、第1部材20bの係合部29と、第
2部材30bの内周面の段部分とに、それぞれ配置され
る。
【0035】第1および第2部材20b,30bは、図
7(II)に示すように、第2成分6bを入れた第2部材
30bの上に第1部材20bをかぶせ、第2部材30b
のめねじ37に第1部材20bのおねじ27を螺合して
結合する。これにより、密閉空間11に第2成分6bを
収納した第2成分容器10bが完成する。
7(II)に示すように、第2成分6bを入れた第2部材
30bの上に第1部材20bをかぶせ、第2部材30b
のめねじ37に第1部材20bのおねじ27を螺合して
結合する。これにより、密閉空間11に第2成分6bを
収納した第2成分容器10bが完成する。
【0036】第2成分容器10bは、図8(III)に示
すように、第1実施形態と同様に上下を反転し、第1部
材20bの係合部29を第1成分容器12bの注出口1
4bの膨出端部16bに係合し、第1成分容器12bに
固定される。
すように、第1実施形態と同様に上下を反転し、第1部
材20bの係合部29を第1成分容器12bの注出口1
4bの膨出端部16bに係合し、第1成分容器12bに
固定される。
【0037】使用時には、図8(IV)に示すように、第
2成分容器10bの第2部材30bを回転し、第1部材
20bとの螺合を解除して取り外す。これによって、第
2部材30bの封止部32bは第1部材20bの連通穴
22bから離れるので、第2成分6bは第1部材20b
の連通穴22bから第1成分容器12b内へ落下し、第
2成分8bと混合する。
2成分容器10bの第2部材30bを回転し、第1部材
20bとの螺合を解除して取り外す。これによって、第
2部材30bの封止部32bは第1部材20bの連通穴
22bから離れるので、第2成分6bは第1部材20b
の連通穴22bから第1成分容器12b内へ落下し、第
2成分8bと混合する。
【0038】次に、第4実施形態の2成分混合容器ユニ
ットおよび2成分混合容器ユニット用第2成分容器10
cについて、図9および図10の断面図を参照しながら
説明する。この第2成分容器10cは、大略、第3実施
形態と同様に構成される。相違点は、第2部材30cの
封止部32cの先端側にOリング76を備えた点であ
る。このOリング76によって、第1部材20bの連通
穴22bと第2部材30cの封止部32cとの間のシー
ル性が向上する。
ットおよび2成分混合容器ユニット用第2成分容器10
cについて、図9および図10の断面図を参照しながら
説明する。この第2成分容器10cは、大略、第3実施
形態と同様に構成される。相違点は、第2部材30cの
封止部32cの先端側にOリング76を備えた点であ
る。このOリング76によって、第1部材20bの連通
穴22bと第2部材30cの封止部32cとの間のシー
ル性が向上する。
【0039】上記第3および第4実施形態においては、
第2部材30b,30cを取り外し、2成分6b,8b
を混合してスプレー剤を形成した後、図10(IV)に示
すように、第1部材20bのおねじ27にスプレーポン
プユニット80のめねじ82を螺合して、スプレーポン
プユニット80を取り付けることができる。
第2部材30b,30cを取り外し、2成分6b,8b
を混合してスプレー剤を形成した後、図10(IV)に示
すように、第1部材20bのおねじ27にスプレーポン
プユニット80のめねじ82を螺合して、スプレーポン
プユニット80を取り付けることができる。
【0040】以上説明したように、上記各実施形態の2
成分混合容器ユニットを用いれば、開封のために第2部
材30,30b,30cをねじって取り外すと同時に、
内部で異物(破片)が発生することなく、2成分6a,
8a;6b,8bの隔離状態を解除することができる。
したがって、隔離状態を解除するためだけの余分な操作
は不要である。
成分混合容器ユニットを用いれば、開封のために第2部
材30,30b,30cをねじって取り外すと同時に、
内部で異物(破片)が発生することなく、2成分6a,
8a;6b,8bの隔離状態を解除することができる。
したがって、隔離状態を解除するためだけの余分な操作
は不要である。
【0041】また、2成分混合容器ユニットは、通常の
包装をするだけで、不用意に2成分6a,8a;6b,
8bが混合しないようにすることができる。したがっ
て、特別な混合防止手段が不要であり、構成が簡単であ
る。
包装をするだけで、不用意に2成分6a,8a;6b,
8bが混合しないようにすることができる。したがっ
て、特別な混合防止手段が不要であり、構成が簡単であ
る。
【0042】また、第2成分容器10,10a,10
b,10cに第2成分6a,6bを収納して保管してお
き、必要に応じて第1成分容器12,12bに取り付け
ることができる。したがって、柔軟に2成分混合容器ユ
ニットの製造を計画することが可能である。
b,10cに第2成分6a,6bを収納して保管してお
き、必要に応じて第1成分容器12,12bに取り付け
ることができる。したがって、柔軟に2成分混合容器ユ
ニットの製造を計画することが可能である。
【0043】さらに、上述の2成分混合容器ユニットお
よび2成分混合容器ユニット用第2成分容器は、小容量
から大容量まで、広い範囲で適用できる。
よび2成分混合容器ユニット用第2成分容器は、小容量
から大容量まで、広い範囲で適用できる。
【0044】なお、本発明は上記各実施形態に限定され
るものではなく、その他種々の態様で実施可能である。
るものではなく、その他種々の態様で実施可能である。
【図1】 従来例の2成分混合容器ユニットの断面図で
ある。
ある。
【図2】 他の従来例の2成分混合容器ユニットの断面
図である。
図である。
【図3】 本発明の第1実施形態の第2成分容器の断面
図である。
図である。
【図4】 図3の第2成分容器を第1成分容器に固定し
たときの断面図である。
たときの断面図である。
【図5】 本発明の第2実施形態の第2成分容器の断面
図である。
図である。
【図6】 図5の第2成分容器を第1成分容器に固定し
たときの断面図である。
たときの断面図である。
【図7】 本発明の第3実施形態の第2成分容器の断面
図である。
図である。
【図8】 図7の第2成分容器を第1成分容器に固定し
たときの断面図である。
たときの断面図である。
【図9】 本発明の第4実施形態の第2成分容器の断面
図である。
図である。
【図10】 図9の第2成分容器を第1成分容器に固定
したときの断面図である。
したときの断面図である。
6a,6b 第2成分 8a,8b 第1成分 10,10a,10b,10c 第2成分容器 11 密閉空間 12,12b 第1成分容器 14,14b 注出口 15 内周面 16 おねじ 16b 膨出端部 20,20a,20b 第1部材 21 内周面 22,22a,22b 連通穴 24 開口穴 26 フランジ 27 おねじ 28 外周面 29 係合部 30,30b,30c 第2部材 31 底面 32,32b,32c 封止部 33 中空穴 34,36 内周面 37 めねじ 38 段周辺の部分 50 リング部材 52 外周面 54 内穴 60 栓部材 62 本体部 64 突起部 70,72 パッキン 76 Oリング 80 スプレーポンプユニット 82 めねじ
Claims (4)
- 【請求項1】 第1成分(8a,8b)を収納した第1
成分容器(12,12b)の注出口(14,14b)に
第2成分(6a,6b)を収納した第2成分容器(1
0,10a,10b,10c)が装着されてなる2成分
混合容器ユニットにおいて、 上記第2成分容器(10,10a,10b,10c)
は、 上記第1成分容器(12,12b)に装着されるように
構成された第1部材(20,20a,20b)と、 該第1部材(20,20a,20b)に分離可能に結合
し、かつ上記第1部材(20,20a,20b)が上記
第1成分容器(12,12b)に装着されたときに、上
記第1部材(20,20a,20b)に関して上記第1
成分容器(12,12b)とは反対側に配置される第2
部材(30,30b,30c)とを備え、 少なくとも上記第2部材(30,30b,30c)は、
上記第1および第2部材(20,20a,20b;3
0,30b,30c)が互いに結合したときに密閉空間
(11)を形成する中空部を有し、 上記第2部材(30,30b,30c)は、上記第1お
よび第2部材(20,20a,20b;30,30b,
30c)が結合したときに上記密閉空間(11)内に突
出する封止部(32,32b,32c)を有し、 上記第1部材(20,20a,20b)は、上記第1お
よび第2部材(20,20a,20b;30,30b,
30c)が結合したときに上記第2部材(30,30
b,30c)の封止部(32,32b,32c)が嵌合
して封止される一方上記第1および第2部材(20,2
0a,20b;30,30b,30c)が分離したとき
に上記第1成分容器(12,12b)の内部と上記2成
分混合容器ユニットの外部とを連通する連通穴(22,
22a,22b)を有することを特徴とする、2成分混
合容器ユニット。 - 【請求項2】 上記第2成分容器(10,10a)の上
記第2部材(30)は、上記第1成分容器(12)の上
記注出口(14)の外周面に形成されたおねじ(16)
に螺合するめねじ(37)を有し、 上記第2成分容器(10,10a)の上記第1部材(2
0,20a)は、上記第1および第2部材(20,20
a;30)が結合したときに、上記第2部材(30)の
上記めねじ(37)に対向してその内側に延在する外周
面(28)を有し、 該外周面(28)は、上記第1成分容器(12)に上記
第2成分容器(10,10a)が装着されたときに上記
第1成分容器(12)の上記注出口(14)に圧入され
ることを特徴とする、請求項1記載の2成分混合容器ユ
ニット。 - 【請求項3】 上記第2成分容器(10b,10c)の
上記第1および第2部材(20b;30b,30c)
は、互いに螺合するねじ(27;37)をそれぞれ有
し、 上記第1部材(20b)は、上記第1成分容器(12
b)の上記注出口(14b)に係合する係合部(29)
を有することを特徴とする、請求項1記載の2成分混合
容器ユニット。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか一つに記載
された2成分混合容器ユニット用の第2成分容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10010249A JPH11208735A (ja) | 1998-01-22 | 1998-01-22 | 2成分混合容器ユニットおよび2成分混合容器ユニット用第2成分容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10010249A JPH11208735A (ja) | 1998-01-22 | 1998-01-22 | 2成分混合容器ユニットおよび2成分混合容器ユニット用第2成分容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11208735A true JPH11208735A (ja) | 1999-08-03 |
Family
ID=11745042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10010249A Pending JPH11208735A (ja) | 1998-01-22 | 1998-01-22 | 2成分混合容器ユニットおよび2成分混合容器ユニット用第2成分容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11208735A (ja) |
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-
1998
- 1998-01-22 JP JP10010249A patent/JPH11208735A/ja active Pending
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