JP2009544542A - 多成分容器のためのインサート - Google Patents

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Abstract

多成分容器のためのインサートが、上部シール部材(10)と、シール部材(10)の下面へと封止され、下方へと延びている環状の壁(22)と、シール部材(10)の下面へと接続され、下方へと延びている栓(20)と、下方へと延びている壁(22)によって保持された可動の壁(28;60)とを備えている。シール部材(10)、下方へと延びている壁(22)、および可動の壁(28;60)が、内部空間を定めている。可動の壁(28;60)が、内部空間の圧力の作用のもとで下方へと延びている壁(22)に対して可動であるとともに、栓(20)がスライド可能かつ密に受け入れられる排出口(32)を提供している。内部空間が、該内部空間を気体空間(46)および気体空間の下方の原料空間(44)へと分割する可動のピストン部材(8)を収容している。ピストン部材(8)の外縁が、下方へと延びている壁(22)の内表面とスライド封止を形成し、栓(20)がスライド可能かつ密に受け入れられる穴が、ピストン部材に形成されている。気体供給路(34)が、気体空間(46)と連絡し、下方へと延びている壁(22)の外側から気体空間への気体の流れを許すが、反対方向の流れは実質的に阻止するように構成されている。

Description

本発明は、別個に保存されるが容器が開かれるときに混ぜ合わせられる2つ以上の異なる物質または成分を収容する多成分容器のためのインサートに関する。
多成分、特には2成分の容器が使用され、あるいは所望される多数の分野が存在している。すなわち、混合物の形態で投与されるが、混合物の形態では長期にわたって安定ではない特定の薬用の組成物が存在する。したがって、そのような組成物の成分は、別個に保存され、投与の直前においてのみ混合される。この場合、両方の成分は、通常は液体の形態であるが、成分のうちの1つが固体または粉末の形態であってもよい。さらに、このような容器は、食品市場において、特には飲料について用途を見出すことができる。すなわち、例えば缶入りまたは瓶入りのラガーおよびライムに関して、飲料の消費の直前になって初めてライムをラガーへと混ぜることが望ましい。さらなる用途の分野は、特定の毛染めが混ぜ合わせられた状態では長期にわたって安定でない溶媒および色素を含んでいる化粧品産業である。
本発明の目的は、多成分容器のためのインサートおよびインサートを備える蓋であって、単純かつ安価であり、容器が開かれるときに容器内の1つの成分を容器内の第2の成分に確実かつ自動的に混ぜ合わせることができるインサートおよび蓋を提供することにある。
本発明によれば、多成分容器のためのインサートが、上部シール部材と、前記シール部材の下面へと封止され、下方へと延びている環状の壁と、前記シール部材の下面へと接続され、下方へと延びている栓と、前記下方へと延びている壁によって保持された可動の壁と、を備えており、前記シール部材、前記下方へと延びている壁、および前記可動の壁が、内部空間を定めており、前記可動の壁が、前記内部空間の圧力の作用のもとで前記下方へと延びている壁に対して可動であるとともに、前記栓をスライド可能かつ密に受け入れる排出口を提供しており、前記内部空間が、前記内部空間を2つの空間、すなわち気体空間および気体空間の下方の原料空間へと分割する可動のピストン部材を収容しており、前記ピストン部材の外縁が、前記下方へと延びている壁の内表面とスライド封止を形成し、前記栓がスライド可能かつ密に受け入れられる穴が、前記ピストン部材に形成されており、前記気体空間と連絡する気体供給路が、前記下方へと延びている壁の外側から前記気体空間への気体の流れを許すが、反対方向の流れは実質的に阻止するように構成されている。
使用時に、原料空間が、多成分系の1つの成分(好ましくは、液体、ゲル、またはペーストの形態である)によって満たされ、インサートが、この多成分系のさらなる成分を含んでいる容器の内側に配置される。ひとたび容器が蓋または他の閉じ具(インサートとは別個であってよく、あるいはインサートへと接続されてもよい)によって封じられると、容器の内部、すなわち容器内の成分の上方の上部空間が加圧される。容器内の成分が炭酸飲料である場合には、この加圧は、炭酸飲料から二酸化炭素が徐々に放出されることによって自動的に生じる。一方で、例えば医薬品など、容器内の成分が炭酸を含んでいない場合には、この容器の上部空間の加圧は、好都合には、封止の直前に容器へと数滴の例えば液体窒素を加えることによって達成できる。チッ素の気化がすぐに始まり、初期の気化によって、上部空間の大気がチッ素によって置き換えられる。封止蓋の適用後のチッ素のさらなる気化によって、上部空間の加圧が達成される。気体供給路が、気体空間への加圧気体の進入を許し、気体空間の圧力が、容器の加圧された上部空間の圧力と実質的に同じ値に達する。容器の蓋が取り去られるとき、容器の上部空間の圧力が、瞬時に低下する。しかしながら、下方へと延びている壁の気体供給路は、気体空間から出る気体の流れを実質的に阻止するように構成されており、すなわち気体空間から出ようとする気体の流れが、完全に防止され、あるいはゆっくりとしか流れることができない。これは、ピストン部材および可動の壁の両者をまたいで大きな圧力差が瞬時に生成されることを意味する。この圧力差が可動の壁に作用することで、可動の壁の下方への移動が生じ、すなわちシール部材から離れる移動が生じる。その結果、可動の壁の排出口が、可動の壁の排出口がもはや栓と協働しなくなるまでシール部材から離れ、今や可動の壁の穴が開放され、原料空間が容器の内部と連絡する。この可動の壁の移動と同時に、可動のピストン部材へと作用する圧力差によって、可動のピストン部材もシール部材から離れるように動く。この動きが、原料空間の原料へと圧力を加え、原料が、可動の壁の排出口を通って押し出される。その結果、今や容器が2成分の混合物を収容し、この混合物を、当然ながら混合物の性質に応じて、例えば飲用することができ、あるいは患者へと投与することができる。
本発明の一実施形態においては、前記可動の壁が、前記下方へと延びている壁と一体であって、反対向きの少なくとも2つの環状の折り目によって前記下方へと延びている壁に接続されており、前記折り目の内側に前記排出口が形成されている。容器の封止が破られるとき、内部空間に作用する圧力差が、それぞれの折り目の各側の環状の部位を互いに反対の向きに回転運動させることによって、前記可動の壁の瞬時の下方移動を生じさせる。
別の実施形態においては、前記可動の壁が、上方へと延びる環状の壁に接続された底部を備えており、前記上方へと延びる環状の壁が、前記下方へと延びている壁にスライド可能に係合することで、前記可動の壁が、ピストンおよびシリンダのやり方で前記下方へと延びている壁と協働する。容器の封止が破られるとき、内部空間に作用する圧力差が、前記下方へと延びている壁の底部に作用し、したがって前記下方へと延びている壁が、シリンダ内のピストンまたは望遠鏡の様相で前記シール部材から離れるように移動する。前記下方へと延びている壁および前記可動の壁は、お互いに対して可動であるが、インサートまたはインサートを一部分とする蓋を1つのユニットとして容器から取り除くことができるよう、1つのユニットとして一緒に可動であることが望ましい。したがって、一実施形態においては、前記下方へと延びている壁および前記上方へと延びる壁が、相対のスライド移動を制限するために協働するそれぞれの突起を保持することで、前記下方へと延びている壁および前記可動の壁が一体に接続される。
前記気体供給路は、単純に、前記下方へと延びている壁のきわめて小さな穴または他の漏れ経路を構成することができる。そのような漏れの穴は、例えば0.15〜0.3mmなど、0.5mm未満の直径を有することができる。そのような穴は、容器の上部空間から気体空間への気体のゆっくりとした流れを許し、気体空間の加圧を可能にする。しかしながら、蓋と容器との間の気密が破られ、容器の上部空間の圧力が低下するとき、気体供給穴の直径が小さいということは、気体がきわめてゆっくりとしか逃げ出すことができないことを意味し、少なくとも数秒の時間期間のあいだ気体空間の高い圧力が維持されることを意味する。この期間は、原料空間の中身が容器へと排出されるために十分以上である。
代案として、気体供給穴が、逆止弁を備えてもよい。本発明の単純な形態においては、弾性ラグが、前記シール部材の下面から下方へと延び、前記下方へと延びている壁の内面と係合して前記気体供給穴を覆い、前記気体供給穴と一緒に逆止弁を構成する。
本発明の一実施形態においては、前記ピストン部材の外縁が、比較的厚いフランジを構成しており、前記フランジの上面に、外周の所定の位置において切り欠きが形成されており、前記気体供給穴が、前記切り欠きを介して前記気体空間に連絡している。
またさらなる代案においては、前記気体供給路が、前記栓と前記排出口の縁および前記ピストン部材の穴との間に定められる気体の漏れの経路を構成している。その結果、前記栓と前記可動の壁および前記ピストン部材との間の封止が完璧でない場合、結果として定められる漏れの経路が、やはり容器の上部空間から気体空間への気体のゆっくりとした流れを許す。しかしながら、容器の上部空間の圧力が低下するとき、この気体の漏れの経路では、気体がゆっくりとしか逃げ出すことができず、したがって原料空間の中身を排出できる充分な時間期間にわたって、気体空間の高い圧力が維持される。
好ましい実施形態においては、前記栓および/または前記ピストン部材が、前記ピストン部材またはシール部材がそれぞれ係合する当接部を保持しており、前記当接部が、前記シール部材と前記ピストン部材との間に所定の最小距離を維持する。
実務においては、本発明によるインサートは、容器の蓋または閉じ具とともに使用される可能性が高い。インサートに別個のシール部材を設けることができ、次いでインサート全体を、容器の蓋の下面へと接続することができ、あるいは単純に蓋へと押し込むことができる。この別個のシール部材は、好ましくは、例えば一体のヒンジによって前記ダイアフラム部材へと一体に接続される。これにより、この2つの部材を、ただ1つの射出成型の形態で製造することができる。しかしながら、蓋が、前記下方へと延びている壁の上端が封止される蓋プレートを備えることで、蓋プレートが前記シール部材を構成することが好ましい。
さらに、本発明は、上述の形式の蓋によって封じられる開口を定める首部を備えている多成分容器であって、前記下方へと延びている壁の上端が、半径方向外側へと広がるフランジに一体化されており、前記フランジが、前記蓋プレートの下面と当前記容器の前記首部の上面との間に挟まれる多成分容器を包含する。容器の蓋は、通常は特定の圧力にて装着され、前記下方へと延びている壁のフランジを瓶の首部と蓋プレートとの間に挟むということは、インサートを所定の位置に保持するだけでなく、前記下方へと延びている壁と前記蓋プレートとの間の封止も向上させる。実際、前記下方へと延びている壁または前記下方へと延びている壁のフランジを、前記蓋プレートへと物理的に接続(例えば、溶接)してもよいが、これは絶対に必要というわけではなく、フランジと蓋プレートとの間の封止を、蓋のねじ山などの結果としてフランジおよび蓋プレートへと加えられる接触圧力のみによって生み出してもよい。
本発明のさらなる特徴および詳細が、添付の図面を参照しつつあくまで例として提示される以下の3つの具体的実施形態についての説明から、明らかになる。
瓶の首部に配置された本発明による蓋の軸断面図であり、蓋を除去するための蓋を緩める前である。 図1と同様の図であり、蓋が緩められて瓶との気密が破られた後の蓋を示している。 キャップ部材の軸断面図である。 ダイアフラム部材の軸断面図である。 ピストン部材の軸断面図である。 原料空間の充てんを示している。 原料空間の充てんを示している。 容器の蓋の内側に保持された本発明によるインサートの図1と同様の図である。 本発明による蓋の変種の実施形態の軸断面図であり、前記当の容器から緩められる前である。 図9と同様の図であり、瓶から緩められて気密が破られた後の蓋を示している。
図1は、炭酸飲料の瓶の首部2へと封じられた蓋を示している。蓋は、キャップ部材4、ダイアフラム部材6、およびピストン部材8を備えている。これら3つの部材は、例えばポリエチレンまたはポリプロピレンからなる射出成型のプラスチック部品である。
キャップ部材は、使用時に瓶または他の容器の口を覆って広がる円形かつおおむね平坦な蓋プレート10を備えている。蓋プレート10の外縁にスカート12が一体に接続され、下方へと延びている。この場合には、スカート12の内表面が、小さく始まるねじ山14を保持しているが、キャップを、任意の従来のやり方で瓶へと接続することができる。環状の封止ビードまたは畝16が、蓋プレート10の下面に一体化されており、畝16の内側の位置において、ラグ18が蓋プレート10の下面に一体化され、下方へと延びている。さらに、蓋プレートの下面の中央から、栓20が一体に延びている。これらの構成要素の機能は、後述される。
キャップ部材4によって定められる空間に、固定部および可動部を備えるダイアフラム部材6が位置している。固定部は、下方へと延びる環状の壁22を備えており、壁22の上端に、半径方向外側へと延びる環状のシール用フランジ24が一体化されており、壁22の下端に、半径方向内側へと延びる環状の支持フランジ26が一体化されている。支持フランジ26の内縁へと、おおむね円形のプレート28を備える可動部が接続されている。部位28の可動性は、反対向きの複数(この場合には、2つ)の環状の折り目30を設けることによって生み出されている。排出口32が、可動部28の中央に形成されている。壁22の上部には、例えば1mm以下、この場合には0.2mmの小径の気体供給穴34が形成されている。
ピストン部材8は、実質的に剛な円形のくぼんだプレート36を備えており、プレート36の外縁には、比較的厚いシール用フランジ38が形成されている。切り欠き40が、外周の1つの位置において、フランジ38の上面に形成されている。プレート36の中央には、穴が形成されており、この穴の周囲に、穴の縁と一体に穴の縁から直立して、開放端の筒42が延びている。
使用時、フランジ24の上面が、蓋プレート10の下面へと封止され、この封止の完全性が、封止ビード16によって高められる。封止は、溶接または接着剤によって生み出すことができ、あるいは単純に、キャップ部材が瓶へと固定されてフランジ24がキャップ部材と瓶の縁との間に挟まれるときにキャップ部材によってフランジ24へと加えられる圧力に依存してもよい。ダイアフラム部材およびキャップ部材は、お互いに対する角度に関し、封止用ラグ18が自身の弾性に逆らっていくらか内側へと変形させられた状態で穴34を覆って壁22の内表面に係合するような向きに向けられている。したがって、ラグ18および穴34が、ダイアフラム部材の内部への気体の流入を許すが、ダイアフラム部材の内部からの気体の流出は許さない逆止弁を構成している。
キャップ部材4およびダイアフラム部材6が一体に封止される前に、ピストン部材の筒42が、キャップ部材の栓20の外側へと滑らされ、栓20とのスライド封止を形成する。栓20は、さらにダイアフラム部材の排出口32を貫いて押し込まれ、やはり排出口32とのスライド封止を形成する。ピストン部材およびダイアフラム部材は、お互いに対する角度に関し、気体穴34にピストン部材のフランジ38の切り欠き40が整列するような向きに向けられている。
このようにして、ダイアフラム部材およびキャップ部材が、ピストン部材8によって2つの空間へと分割された空間を画定する。下方の空間44は、原料空間と称され、上方の空間46は、気体空間と称される。気体空間46は、切り欠き40を介して気体穴34に連絡している。
ピストン部材8が蓋プレート10へと過剰に近付くことがないようにして、気体空間46が小さくなりすぎることがないように保証するため、栓20が、ピストン部材が所定の位置を超えて移動することがないようにする当接部を保持している。この場合には、当接部が、中空筒42が係合する下向きの環状の段差21を栓に形成して備えている。
原料空間44が、組み立ての際に、例えばラガーおよびライムを収容する目的の瓶の場合にはライム・シロップなど、あらかじめ選択された原料で満たされる。これは、任意の所望のやり方で行うことができるが、1つの可能性が、図6および7に示されている。最初にキャップ部材4が裏返され、次いでピストン部材が、キャップ部材4の内側に配置され、筒42が、自由端が段差21に係合するまで栓20を滑り下ろされる。次いで、ダイアフラム部材6が、内表面をピストン部材の外周縁に密に接触させてキャップ部材の中へと挿入される。あるいは、ピストン部材をダイアフラム部材の内側に配置し、次いでこれら2つの部材を一緒に、キャップ部材の中へと挿入してもよい。次いで、ダイアフラム部材が、随意によりキャップ部材へと封止される。ダイアフラム部材を挿入するとき、最初は可動の壁部分を栓へと滑らせることをせず、図6に示されているように、原料注入ノズル45を原料空間44へとアクセスさせるために、可動の壁部分を栓から離れるように曲げておく。次いで、この場合にはライム・シロップである原料が、原料空間へと注入される。次いで、ダイアフラム部材の可動の壁部分が栓へと滑らされ、栓が、可動の壁部分の排出口の表面とスライド封止を形成する。その結果、図1と基本的に同じである図7に示した状態となる。ここで、瓶が、この場合にはラガーで満たされ、蓋が瓶へと封じられるとすぐに、ラガーから生じる二酸化炭素によって、瓶の上部空間の圧力が大気圧を大きく上回る値へと次第に高まる。この圧力が、気体穴34に作用して、ラグ18をいくらか内側に変位させ、その結果、気体空間46が、気体空間の圧力が瓶の上部空間の圧力と実質的に等しくなるまで次第に加圧される。瓶の中身を飲用しようとするとき、蓋が取り外される。取り外しのプロセスが始まると、蓋と瓶の首部との間の封止が破られ、瓶の上部空間の圧力が、実質的に瞬時に大気圧へと低下する。一方で、封止用ラグ18が、自身の弾性によって壁2の内表面へと付勢され、気体供給穴を封じている。したがって、気体空間の圧力は維持され、その結果、ピストン部材8およびダイアフラム部材の可動部28の両者をまたいで大きな圧力差が存在する。その結果、この圧力差の作用のもとで、可動部材28が下方へと動き、そのような動きは、折り目30のおかげで可能である。すなわち、それぞれの折り目の各側のダイアフラム部材の環状の部位が、互いに反対方向に回転する。短い距離の動きの後に、ダイアフラム部材の排出口32が栓20との係合から外れ、原料空間がもはや封止されず、穴32を介して瓶の上部空間に連絡する。ダイアフラム部材の可動部28が下方へと移動するとき、ピストン部材8も、ピストン部材8をまたぐ圧力差の作用のもとで下方へと移動する。この移動が、ライム・シロップへと圧力を加え、シロップを穴32を通って瓶へと、したがって瓶の中のラガーへと押し出す。このようにして、ピストン部材およびダイアフラム部材の可動部が、図1に示した位置から図2に示した位置へと移動する。シロップの押し出しは、きわめて迅速に生じ、蓋と瓶との間の気密が破られてから蓋が瓶から取り去られるまでの間の短い時間間隔において完了する。したがって、瓶の中身を送出できるようになるときまでに、ラガーおよびライムシロップがすでに混ざり合っている。
以上の説明は、蓋プレートがインサートのための封止部材を形成している容器の蓋に関する説明である。一方、図8は、封止部材が別途のプレートからなる変種の実施形態を示している。このプレートが、この例では、ダイアフラム部材と一体であって、ダイアフラム部材の上部の外縁へと、外周の1つの位置において一体のヒンジ52によって接続されている。封止部材50は、栓20が一体化された円形のプレートを備えている。したがって、図8に示したインサートは、ダイアフラム部材6、封止プレート50、およびピストン部材8を備えている。次いで、このインサートを、キャップ部材4の内側に配置し、例えば熱シールまたは接着剤によってキャップ部材4へと固定することができ、あるいは単純に押し込むことができる。この場合、段差21は省略されており、当接部は、筒42の自由端が封止プレート50の下面に接触するまで押し込まれることによって構成される。他のすべての点で、インサートは、図1〜5に関して上述したとおりである。
いくつかの重要な点で図1〜7の実施形態と相違する容器の蓋の変種が、図9および10に示されている。すなわち、第1には、下方へと延びる環状の壁22が、蓋プレート10と一体であることで、蓋プレート10、下方へと延びるスカート12、栓20、および下方へと延びる壁22がすべて、射出成型の一部品の一部を構成している。第2に、可動の壁に環状の折り目が形成されておらず、代わりに、可動の壁が、おおむねカップ状であって、円形の底部60を備えており、底部60の外縁に一体に、環状の壁62が直立している。壁62の内表面が、下方へと延びる壁22の外表面にスライド可能に係合し、すなわち、可動の壁が、下方へと延びているキャップ部材の壁22とピストンおよびシリンダのやり方で協働する。壁62の内表面の上部には、周状のビードまたは突起64が形成され、下方へと延びる壁22の外表面の底部には、同様の周状のビードまたは突起66が形成されている。これら2つの突起64、66の存在は、可動部60、62について、キャップ部材から離れようとするスライド移動が制限されていることを意味し、ひとたび2つの突起64、66が係合したならば、さらなる動きが防止され、キャップ部材および可動部60、62を1つのユニットとして一緒に動かすことができることを意味する。第3に、この場合には、下方へと延びる壁22に気体供給穴が存在しておらず(ただし、そのような穴を設けてもよい)、この場合には、蓋の外部と気体空間46との間を延びる必要な気体供給路が、栓の外表面と底部60の排出口および可動ピストン8の穴との間のスライド封止が完璧ではないことによってもたらされている。すなわち、気体の漏れの通路が定められており、使用時に、この通路を通って、気体が容器の加圧された上部空間から原料空間44へと、次いで気体空間46へと、ゆっくりと漏れることができる。他の重要なすべての点において、図9および10の実施形態は、図1〜7の実施形態と実質的に同じである。
すなわち、蓋が瓶へと取り付けられると、上述の気体の漏れの通路を通る漏れの結果として、気体空間46の圧力が、瓶の上部空間の圧力に等しくなるまで徐々に上昇する。容器上で蓋が緩められ、気密が破られると、瓶の上部空間の圧力が瞬時に大気圧へと低下する一方で、気体空間46の圧力は、気体の漏れの経路を通っての気体の流れの速度がきわめて小さいため、高いレベルのままである。この圧力差が、底部60に作用し、可動部60、62を、突起64、66が互いに接触するまで下方へと急激に動かす。この動きの行程において、栓42が、底部60の排出口から外れる。この動きが生じるとき、可動のピストン部材8に作用する圧力差によって、ピストン8も下方へと動かされ、原料空間44のあらゆる液体を排出口32を通って瓶の本体へと押し出す。これは、蓋が瓶から完全にねじって外される前に生じ、キャップ部材が瓶から取り外されるとき、可動部60、62およびピストン部材8も一緒に取り除かれる。
上述の説明は、2成分の容器に関係しているが、本発明が、3つ以上の成分のための容器へも同様に適用可能であることを、理解できる。その場合、インサートの数が相応に増やされ、それらインサートが種々の物質で満たされ、例えばすべてのインサートが容器の蓋の蓋プレートへと接続されて蓋プレートによって封じられ、容器へと挿入される。

Claims (13)

  1. 多成分容器のためのインサートであって、
    上部シール部材、
    前記シール部材の下面へと封止され、下方へと延びている環状の壁、
    前記シール部材の下面へと接続され、下方へと延びている栓、および
    前記下方へと延びている壁によって保持された可動の壁
    を備えており、
    前記シール部材、前記下方へと延びている壁、および前記可動の壁が、内部空間を定めており、
    前記可動の壁が、前記内部空間の圧力の作用のもとで前記下方へと延びている壁に対して可動であるとともに、前記栓がスライド可能かつ密に受け入れられる排出口を提供しており、
    前記内部空間が、前記内部空間を2つの空間、すなわち気体空間および気体空間の下方の原料空間へと分割する可動のピストン部材を収容しており、
    前記ピストン部材の外縁が、前記下方へと延びている壁の内表面とスライド封止を形成し、前記栓がスライド可能かつ密に受け入れられる穴が、前記ピストン部材に形成されており、
    前記気体空間と連絡する気体供給路が、前記下方へと延びている壁の外側から前記気体空間への気体の流れを許すが、反対方向の流れは実質的に阻止するように構成されているインサート。
  2. 前記可動の壁が、前記下方へと延びている壁と一体であって、反対向きの少なくとも2つの環状の折り目によって前記下方へと延びている壁に接続されており、前記折り目の内側に前記排出口が形成されている、請求項1に記載のインサート。
  3. 前記可動の壁が、上方へと延びる環状の壁に接続された底部を備えており、前記上方へと延びる環状の壁が、前記下方へと延びている壁にスライド可能に係合することで、前記可動の壁が、ピストンおよびシリンダの態様で前記下方へと延びている壁と協働する、請求項1に記載のインサート。
  4. 前記下方へと延びている壁および前記上方へと延びる壁が、相対のスライド移動を制限するために協働するそれぞれの突起を保持することで、前記下方へと延びている壁および前記可動の壁が一体に接続され、前記下方へと延びている壁および前記可動の壁を1つのユニットとして一緒に動かすことができる、請求項3に記載のインサート。
  5. 前記気体供給路が、前記下方へと延びている壁を貫いて延びる気体の漏れの経路であって、気体が比較的低速でしか通過することができないように寸法付けられた通路を構成している、請求項1〜4のいずれか一項に記載のインサート。
  6. 前記シール部材の下面から下方へと延び、前記下方へと延びている壁の内表面と係合して前記気体供給穴を覆い、前記気体供給穴と一緒に逆止弁を構成する弾性ラグを備えている、請求項5に記載のインサート。
  7. 前記ピストン部材の外縁が、比較的厚いフランジを構成しており、前記フランジの上面に、外周の所定の位置において切り欠きが形成されており、前記気体供給穴が、前記切り欠きを介して前記気体空間に連絡している、請求項5または6に記載のインサート。
  8. 前記気体供給路が、前記栓と前記排出口の縁および前記ピストン部材の穴との間に定められる気体の漏れの経路を構成している、請求項1〜4のいずれか一項に記載のインサート。
  9. 前記シール部材が、前記下方へと延びている壁に一体に接続されたプレートを備えている、請求項1〜8のいずれか一項に記載のインサート。
  10. 前記栓および/または前記ピストン部材が、前記ピストン部材またはシール部材がそれぞれ係合する当接部を保持しており、前記当接部が、前記シール部材と前記ピストン部材との間に所定の最小距離を維持する、請求項1〜9のいずれか一項に記載のインサート。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載のインサートを備えている多成分容器用の蓋。
  12. 前記下方へと延びている壁の上端が封止された蓋プレートを備えており、前記蓋プレートが前記シール部材を構成している、請求項11に記載の蓋。
  13. 請求項11に記載の蓋によって封じられる開口を定める首部を備えている多成分容器であって、前記下方へと延びている壁の上端が、半径方向外側へと広がるフランジに一体化されており、前記フランジが、前記蓋プレートの下面と当前記容器の前記首部の上面との間に挟まれる多成分容器。
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