JPH11207922A - 輪転印刷機 - Google Patents

輪転印刷機

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Publication number
JPH11207922A
JPH11207922A JP10009322A JP932298A JPH11207922A JP H11207922 A JPH11207922 A JP H11207922A JP 10009322 A JP10009322 A JP 10009322A JP 932298 A JP932298 A JP 932298A JP H11207922 A JPH11207922 A JP H11207922A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
frame
rotary
units
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10009322A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisaaki Kishine
寿明 岸根
Satoru Ono
哲 大野
Kenji Takahashi
健次 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIYAKOSHI MACHINERY CO Ltd
Original Assignee
MIYAKOSHI MACHINERY CO Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by MIYAKOSHI MACHINERY CO Ltd filed Critical MIYAKOSHI MACHINERY CO Ltd
Priority to JP10009322A priority Critical patent/JPH11207922A/ja
Publication of JPH11207922A publication Critical patent/JPH11207922A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上下方向に複数の印刷ユニットを積み重ね配
置してなる印刷部を有する輪転印刷機において、印刷部
の準備作業用のスペースを輪転印刷機の長さを長くする
ことなしに大きくとれるようにする。 【解決手段】 上下方向に複数の印刷ユニット3a,3
b,3c,3d,3eを配置してなる印刷部3を有する
輪転印刷機において、印刷部3を印刷ラインに沿う位置
で左右に分離すると共に、その一方を、印刷ラインに沿
う位置から輪転印刷機の前後方向の一方側へ回動可能に
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、輪転印刷機で、特
に、上下方向に複数の印刷ユニットを積み重ね配置し、
この各印刷ユニットに連続紙を通すことにより、これの
両面に、あるいは片面に多色印刷を施すようにしたタワ
ー型の輪転印刷機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の輪転印刷機にあっては、各印刷
ユニットが上下方向に積み重ね状に配置されているため
どうしても構成高さが高くなる。そしてこのような輪転
印刷機にあっても、各印刷ユニット間に準備作業用のス
ペースを必要としているため、ますます構成高さが高く
なってしまう。
【0003】これに対して、特表平9−509906号
公報に示されているように、タワー型の輪転印刷機にお
いて、連続紙が通過する面(印刷ライン)に対して各印
刷ユニットを左右方向に分割可能で、かつその一方が水
平方向に移動可能にし、準備作業時には、この一方の移
動側部分を移動し、これによってできたスペース内に作
業員が入り込んで各種の準備作業を行うようになってい
るものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の技術に係る
輪転印刷機では、これの可動部分を移動することによ
り、連続紙が通る面に対する印刷部間に準備作業用のス
ペースができることにより、上下方向に積み重ね配置さ
れる各印刷ユニットの相互間に上記準備作業用のスペー
スをとる必要がなくなり、従って輪転印刷機の高さをそ
の分だけ低くすることができるという利点がある。
【0005】しかしながら、上記従来のタワー型の輪転
印刷機にあっては、可動部分が印刷面に対して直角で、
かつ水平方向に移動するようになっているため、準備作
業用のスペースは可動部分の移動ストローク分だけしか
とるができず、十分な広さの準備作業用のスペースをと
ろうとすると、この可動部分の移動ストロークが大きく
なり、その分だけ機械の水平方向(左右方向)が大きく
なってしまうという問題があった。
【0006】本発明は上記のことにかんがみなされたも
ので、機械の全長を長くすることなしに、大きな準備作
業用のスペースをとることができるようにした輪転印刷
機を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る輪転印刷機は、上下方向に複数の印刷
ユニット3a,3b,3c,3d,3eを配置してなる
印刷部3を有する輪転印刷機において、印刷部3を印刷
ラインに沿う位置で左右に分離すると共に、その一方
を、印刷ラインに沿う位置から輪転印刷機の前後方向の
一方側へ回動可能にした構成となっている。
【0008】
【作 用】輪転印刷機の両部分を印刷ラインに沿わせ
て固定することにより通常の印刷作業がなされる。そし
て、回動可能にした印刷部の一方側を輪転印刷機の前後
方向側へ回動することにより、印刷ライン対向部に大き
な空間が生じる。この空間を利用して印刷部の準備作業
が行われる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図中1は連続紙2を繰り出す連続紙繰り
出し部、3は複数の印刷ユニット3a,3b,3c,3
d,3eを上下方向に積み重ね配置してなる印刷部、4
a,4bは紫外線乾燥機、5は印刷後の連続紙を枚葉状
に切断する等の加工部、6は排出部である。
【0010】上記印刷部3の各印刷ユニット3a〜3e
のそれぞれは両面印刷型(B−B型)であり、連続紙2
が垂直方向に走行する印刷ラインに対向して一対のブラ
ンケット胴7a,7bと、この各ブランケット胴7a,
7bに付属する版胴8a,8b、インキ装置9a,9b
及び図示しない湿し水装置とを有している。
【0011】上記印刷部3は、これの印刷ラインを境界
にして左右方向に分割されている。すなわち、印刷部3
を構成する各印刷ユニット3a〜3eのそれぞれの印刷
ラインに対して左側部分は左側フレーム10に、また右
側部分は右側フレーム11に支持されている。そして、
この両フレーム10,11の一方、例えば、連続紙繰り
出し部1側(右側)のフレーム11は基台12に固着さ
れており、他方(左側)のフレーム10は基台12に対
して移動可能に支持されている。
【0012】すなわち、この移動側のフレーム10を支
持している基台12には、この基台から奥側へオフセッ
トされた位置に設けられた支点Pを中心とする2条のレ
ール13a,13bが、右側のフレーム11に対向する
位置から基台12の奥側(原動機側)へオフセットする
位置にわたって設けてあり、この両レール13a,13
bに上記移動側のフレーム10がコロ14を介して移動
自在に載置されている。上記支点Pには枢支軸15が立
設されていて、この枢支軸15に移動側のフレーム10
の側面に設けたアーム16が枢支されている。上記両レ
ール13a,13bの基台12から奥側へ突出した部分
及び枢支軸15の支柱部分は基台12の奥側へ突設した
補助基台12a上に固定されている。
【0013】図5は上記移動側のフレーム10を固定側
のフレーム11に固定するためのロック装置17を示す
もので、このロック装置17は両フレーム10,11の
手前側(操作側)と奥側の上下4個所に設けてある。
【0014】このロック装置17において、18は移動
側のフレーム10の側面に突設した固定ピン、19は固
定側のフレーム11の側面に上記固定ピン18に対して
接離方向にスライド可能に設けたスライドプレートであ
り、このスライドプレート19に、回動することにより
上記固定ピン18に係脱可能に係合するフック20が回
動自在に支持されている。そしてこのフック20はスラ
イドプレート19に基端を枢支されたシリンダ装置21
にて回動されるようになっている。上記スライドプレー
ト19は固定側のフレーム10に偏心駆動機構22にて
連結されていて、この偏心駆動機構22を駆動すること
により、スライドプレート19が偏心駆動機構22の偏
心量をストロークとしてスライドするようになってい
る。
【0015】このロック装置17は、偏心駆動機構22
を一方へ回転駆動してスライドプレート19を移動側の
フレーム10側へ移動した状態でシリンダ装置21を伸
縮動作してフック20を回動する。そしてこれを移動側
のフレーム10側へ回動したときに、閉じ状態にある移
動フレーム10の側面に突設された固定ピン18に係合
される。この状態で偏心駆動機構22を逆方向に回転駆
動することにより、スライドプレート19が移動側のフ
レーム10から離れる方向に移動されて固定ピン18が
引きつけられ、移動側のフレーム10が閉じ状態でロッ
クされる。これの解除作動は上記ロック作動と逆の動作
を行う。
【0016】上記構成において、移動側のフレーム10
を固定側のフレーム11側へ移動して、これをロック装
置17にてロックすることにより図1,図2に示すよう
に、印刷可能状態となり、この状態で連続紙2を印刷ラ
インに繰り出し走行させる。連続紙2には各印刷ユニッ
ト3a〜3eにて多色印刷され、紫外線乾燥機4a,4
bにて乾燥され、次いで加工部5にて加工され排出部6
より排出される。
【0017】1つの印刷工程が終了して各印刷ユニット
3a〜3eの刷版を交換、あるいは版胴を交換する等の
準備作業時には、ロック装置17を解除し、移動側のフ
レーム10を、固定側のフレーム11から離間する方向
に移動する。これにより、図3,図4に示すように、移
動側のフレーム10は支点Pの枢支軸15を中心にして
レール13a,13bに沿って回動させて、輪転印刷機
から奥側へオフセット状態に移動される。
【0018】これにより、移動側のフレーム10は略9
0度にわたって開動されることになり、従って、移動側
及び固定側のフレーム10,11に支持された両方の分
割された印刷ユニットのそれぞれの前方は全く開放され
る。作業者はこれらの前に立って、他方側の印刷ユニッ
トが邪魔になることなしに自由に準備作業を行うことが
できる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、複数の印刷ユニット2
a〜2eを上下方向に積み重ね配置してなる輪転印刷機
において、この印刷部の一部を印刷ラインに沿う位置か
ら輪転印刷機の前後方向へ回動することにより、印刷部
の印刷ラインは大きく離間することができ、印刷ライン
部における準備作業を広いスペースでもって行うことが
できる。そしてこの場合、移動側の印刷部分は輪転印刷
機の前後方向に回動して離間されるので、この離間のた
めのスペースを、輪転印刷機の左右方向の長さに影響さ
れることなしにとることができ、上記準備作業用のスペ
ースを輪転印刷機の左右方向、すなわち長さ方向の長さ
を長くすることなしに広くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る輪転印刷機の実施の形態を示す正
面図である。
【図2】本発明に係る輪転印刷機の実施の形態を示す平
面図である。
【図3】印刷部の一方を回動した状態示す正面図であ
る。
【図4】印刷部の一方を回動した状態示す平面図であ
る。
【図5】ロック装置部を示す正面図である。
【符号の説明】
1…連続紙繰り出し部、2…連続紙、3…印刷部、3
a,3b,3c,3d,3e…印刷ユニット、4a,4
b…紫外線乾燥機、5…加工部、6…排出部、7a,7
b…ブランケット胴、8a,8b…版胴、9a,9b…
インキ装置、10,11…フレーム、12…基台、13
a,13b…レール、14…コロ、15…枢支軸、16
…アーム、17…ロック装置、18…固定ピン、19…
スライドプレート、20…フック、21…シリンダ装
置、22…偏心駆動機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に複数の印刷ユニット3a,3
    b,3c,3d,3eを配置してなる印刷部3を有する
    輪転印刷機において、印刷部3を印刷ラインに沿う位置
    で左右に分離すると共に、その一方を、印刷ラインに沿
    う位置から輪転印刷機の前後方向の一方側へ回動可能に
    したことを特徴とする輪転印刷機。
JP10009322A 1998-01-21 1998-01-21 輪転印刷機 Pending JPH11207922A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10009322A JPH11207922A (ja) 1998-01-21 1998-01-21 輪転印刷機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10009322A JPH11207922A (ja) 1998-01-21 1998-01-21 輪転印刷機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11207922A true JPH11207922A (ja) 1999-08-03

Family

ID=11717246

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10009322A Pending JPH11207922A (ja) 1998-01-21 1998-01-21 輪転印刷機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11207922A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003094608A (ja) * 2001-09-25 2003-04-03 Miyakoshi Printing Machinery Co Ltd タワー型オフセット輪転機
US7089858B2 (en) * 2003-08-04 2006-08-15 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Rotary press

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003094608A (ja) * 2001-09-25 2003-04-03 Miyakoshi Printing Machinery Co Ltd タワー型オフセット輪転機
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