JPH1120742A - 開閉部材のヒンジ緩衝体 - Google Patents

開閉部材のヒンジ緩衝体

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Publication number
JPH1120742A
JPH1120742A JP19077697A JP19077697A JPH1120742A JP H1120742 A JPH1120742 A JP H1120742A JP 19077697 A JP19077697 A JP 19077697A JP 19077697 A JP19077697 A JP 19077697A JP H1120742 A JPH1120742 A JP H1120742A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air passage
bellows member
passage hole
opening
closing member
Prior art date
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Pending
Application number
JP19077697A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Suzuki
正敏 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanto Jidosha Kogyo KK, Kanto Auto Works Ltd filed Critical Kanto Jidosha Kogyo KK
Priority to JP19077697A priority Critical patent/JPH1120742A/ja
Publication of JPH1120742A publication Critical patent/JPH1120742A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】一つの緩衝体により数種類の緩衝力を調整可能
にした開閉部材のヒンジ緩衝体を提供する。 【解決手段】ベローズ部材6の一端面のベローズ部材6
の中心01から離間02した前記中心01と同心円周線
上に一定間隔で径が大小異なる複数の第1空気通路孔1
1a〜11dを設け、このベローズ部材6の取付ベース
9に一つの第2空気通路孔12をベローズ部材6の中心
01から偏心02し、前記第1空気通路孔11a〜11
dと対応する位置に開設し、この取付ベース9に対し前
記ベローズ部材6を回転可能に取り付け、第2空気通路
孔12に対し各第1空気通路孔11a〜11dを選択的
に合致させ空気流通面積を拡縮調整可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、開閉部材のヒンジ
に当接して開閉部材の開き時の衝撃を吸収する開閉部材
のヒンジ緩衝体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車において図4で示すように、ラゲ
ージドア1はボデー2にトーションバー4とヒンジアー
ム3とによって開き方向に付勢して開閉可能に取付けら
れている。そして、ラゲージドア1の開き時の衝撃を吸
収するためにヒンジアーム3に当接する緩衝体5がボデ
ー2に装着されている。
【0003】上記緩衝体5には、単なるゴム式のものが
あるが、これは衝撃音が大きいため、ベローズ式が採用
されている。このベローズ式には2種類の構造のもの
が、現在では主流となっている。
【0004】その一つは図5で示すように、中空のベロ
ーズ部材6の筒部に多数の通気孔8を設け、一端に形成
したクリップ7でボデー2に装着するようにした構造
と、他の一つは図6で示すように、中空のベローズ部材
6の一端を開口し、ボデー2に装着するクリップ7が形
成され、ベローズ部材6の中心01に相当する位置に通
気孔10が開設されている取付ベース9に、前記開口側
を嵌着し、取付ベース9を介してボデー2に装着するよ
うにした構造である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記図5及び図6で示
す従来構造の緩衝体5による衝撃力を吸収させる緩衝力
は通気孔8,10からの空気流出量で決定される。この
緩衝体5にかかる力はラゲージドア1等の開閉部材の重
量とトーションバー4のねじり弾力である。そこで、前
記ラゲージドア1等の開閉部材の重量とトーションバー
4のねじり弾力は自動車の種類により様々であり、従っ
て、車種に応じた数種類の緩衝力の緩衝体5を作り、車
種に適応した緩衝体5をに用いている。
【0006】そのため、緩衝体5のコストが高くなり、
また、車種の変更により、変更した車種に対応する緩衝
力の緩衝体5を選択する面倒な組付け作業が必要があ
り、車種には限定されない汎用性のある緩衝体の開発が
課題であった。
【0007】本発明の目的は、一つの緩衝体により数種
類の緩衝力を調整可能にした開閉部材のヒンジ緩衝体を
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成は、開閉部材のヒンジに当接して開閉
部材の開き時の衝撃を吸収する中空のベローズ部材より
なる緩衝体において、前記ベローズ部材の一端面の中心
から離間した同心円周線上に一定間隔で径が大小異なる
複数の第1空気通路孔を設け、このベローズ部材の取付
ベースに一つの第2空気通路孔を前記ベローズ部材の中
心から偏心し、前記第1空気通路孔と対応する位置に開
設し、この取付ベースに対し前記ベローズ部材を回転可
能に取り付け、前記第2空気通路孔に対し各第1空気通
路孔を選択的に合致させ空気流通面積を拡縮調整可能と
したことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1において、5は中空のベローズ部材
6による緩衝体であり、9は前記ベローズ部材6を取付
ける取付ベースである。
【0010】前記ベローズ部材6の取付ベース9への取
付側である一端面には図3で示すように、ベローズ部材
6の中心01から離間した位置02の前記中心01と同
心円周線上に一定間隔で径が大小異なる複数の第1空気
通路孔11a,11b,11c,11dが設けられてい
る。
【0011】一方、前記取付ベース9にはボデー2に装
着するクリップ7が形成されており、ベローズ部材6の
中心01から偏心した位置02の前記第1空気通路孔1
1a,11b,11c,11dと対応する位置に一つの
第2空気通路孔12が開設されている。
【0012】前記ベローズ部材6は前記取付ベース9に
シール状態で回転可能に取付けられ、各第1空気通路孔
11a,11b,11c,11dが一つの第2空気通路
孔12に選択的に合致させるよう図2で示すように、取
付ベース9に第2空気通路孔12の基準位置マークM1
を施し、ベローズ部材6には各第1空気通路孔11a,
11b,11c,11dの位置に合いマークM2が施さ
れている。
【0013】前記ベローズ部材6に施される合いマーク
M2は各第1空気通路孔11a,11b,11c,11
dの径の大きさを容易に確認するため、径の大きさに応
じて順番にNo.1,No.2,No.3,No.4の
数字やA,B,C,Dのアルファベットの記号が適当で
ある。
【0014】本発明は上記の通りの構造であるから、ベ
ローズ部材6を取付ベース9に対し回転することによ
り、各第1空気通路孔11a,11b,11c,11d
は一つの第2空気通路孔12によって選択的に合致させ
ることができ、ベローズ部材6の実質的な空気流通路D
は第2空気通路孔12に合致した各第1空気通路孔11
a,11b,11c,11dの径によって定まる。
【0015】すなわち、ベローズ部材6の緩衝力は空気
の流出量を絞ることにより強くなり、流出量を多くすれ
ば弱くなる。従って、ラゲージドア1等の開閉部材の重
量とトーションバー4のねじり弾力に対し適正な緩衝力
が得られるよう適当な第1空気通路孔11a,11b,
11c,11dを選択して第2空気通路孔12に合致さ
せることにより適正な緩衝力に調整することができるの
である。
【0016】この調整においては前記のように、取付ベ
ース9に第2空気通路孔12の基準位置マークM1を施
し、ベローズ部材6には各第1空気通路孔11a,11
b,11c,11dの位置に合いマークM2を施してお
くと、確実、かつ速やかに目的の第1空気通路孔11
a,11b,11c,11dを選択して第2空気通路孔
12に合致させることができる。
【0017】上記の実施形態では自動車のラゲージドア
1のヒンジの緩衝体として説明したが、ラゲージドア1
に限定するものではなく他の開閉部材のヒンジ緩衝体と
して適応することができることを付言する。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明の開閉部材のヒンジ
緩衝体によると、一つの緩衝体により開閉部材等の重量
に応じた適正な緩衝力を簡単な操作により調整すること
ができ、コストの低減と組付け作業を向上した実用的で
汎用性があるベローズ式の緩衝体を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による緩衝体の断面図
【図2】本発明による緩衝体の要部断面図
【図3】図2のA−A線矢視図
【図4】緩衝体の設置位置を示す自動車のラゲージドア
部位の断面図
【図5】従来のベローズ式緩衝体の断面図
【図6】従来の他のベローズ式緩衝体の断面図
【符号の説明】
5 緩衝体 6 ベローズ部材 7 クリップ 9 取付ベース 11a 第1空気通路孔 11b 第1空気通路孔 11c 第1空気通路孔 11d 第1空気通路孔 12 第2空気通路孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉部材のヒンジに当接して開閉部材の
    開き時の衝撃を吸収する中空のベローズ部材よりなる緩
    衝体において、 前記ベローズ部材の一端面の中心から離間した同心円周
    線上に定間隔で径が大小異なる複数の第1空気通路孔を
    設け、 このベローズ部材の取付ベースに一つの第2空気通路孔
    を前記ベローズ部材の中心から偏心し、前記第1空気通
    路孔と対応する位置に開設し、 この取付ベースに対し前記ベローズ部材を回転可能に取
    り付け、前記第2空気通路孔に対し各第1空気通路孔を
    選択的に合致させ空気流通面積を拡縮調整可能としたこ
    とを特徴とする開閉部材のヒンジ緩衝体。
JP19077697A 1997-07-02 1997-07-02 開閉部材のヒンジ緩衝体 Pending JPH1120742A (ja)

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JP19077697A JPH1120742A (ja) 1997-07-02 1997-07-02 開閉部材のヒンジ緩衝体

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JP19077697A JPH1120742A (ja) 1997-07-02 1997-07-02 開閉部材のヒンジ緩衝体

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JPH1120742A true JPH1120742A (ja) 1999-01-26

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ID=16263547

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JP19077697A Pending JPH1120742A (ja) 1997-07-02 1997-07-02 開閉部材のヒンジ緩衝体

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JP (1) JPH1120742A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009243679A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Honeywell Internatl Inc ペイロードからの振動を減衰するシステム
US8677563B2 (en) 2012-06-28 2014-03-25 Newfrey Llc Trunk cushion
CN107211524A (zh) * 2015-06-30 2017-09-26 三菱重工机电系统株式会社 超导加速器

Cited By (4)

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US10383204B2 (en) 2015-06-30 2019-08-13 Mitsubishi Heavy Industries Machinery Systems, Ltd. Superconducting accelerator

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