JPH11207331A - 浮遊物掻寄装置 - Google Patents
浮遊物掻寄装置Info
- Publication number
- JPH11207331A JPH11207331A JP15656198A JP15656198A JPH11207331A JP H11207331 A JPH11207331 A JP H11207331A JP 15656198 A JP15656198 A JP 15656198A JP 15656198 A JP15656198 A JP 15656198A JP H11207331 A JPH11207331 A JP H11207331A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scraper
- scum
- suspended matter
- removing device
- arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Removal Of Floating Material (AREA)
Abstract
を乗り越えるとともに掻き寄せてきたスカムを無駄無く
スカム除去装置に掻き寄せることができるようにした浮
遊物掻寄装置を提供すること。 【解決手段】 円形沈澱池や方形沈澱池等の処理池内に
周回自在なスクレーパアーム45を備え同アーム45に
水面上の浮遊物を掻き寄せるスクレーパ51を備える浮
遊物掻寄装置であって、前記スクレーパ51は、樹脂や
ゴム等の軟質板に縦向きのスリットを備える短冊状に形
成したものになっている。
Description
形沈澱池等で周回駆動されるスクレーパを備えた浮遊物
掻寄装置に関する。
に縦軸に備えた回転軸により池底のレーキを周回駆動自
在にして、汚泥掻寄装置を構成してある。その一方で、
水面には、スクレーパアームによりスクレーパを周回自
在にして同スクレーパで掻き寄せられた浮遊物をスカム
除去装置により外部に除去するように構成してある。こ
うした沈澱池においては、スクレーパに対し前記スカム
除去装置が一定位置で対向状に待機しており、同除去装
置をスクレーパが越えるようになっている。
ーパは、スクレーパアームである水平向きの旋回軸廻り
に回転自在に吊持支持されて、スカム除去装置にさしか
かると、スカム除去装置の上に配したガイドレールに沿
って後向きに回避動作して進行し、同ガイドレールを越
えると自然に垂れ下がるように復帰するようになってい
る。この方式によれば、スクレーパの内径側の部分が先
にガイドレールに当たって乗り上がるため、その他の部
分も実際にはガイドレールに乗っていないのに強制的に
持ち上げられてここに無理な力が発生したり局所摩耗の
原因になって、トラブルを発生していた。また、スクレ
ーパの外径側が未だスカム除去装置のかなり手前である
にもかかわらず持ち上げられるとそれまで掻き寄せてき
たスカムの掻寄が終わってしまい、スカム掻寄にばらつ
きが出ていた。
れたもので、スクレーパが無理なく円滑にスカム除去装
置を乗り越えるとともに掻き寄せてきたスカムを無駄無
くスカム除去装置に掻き寄せることができるようにした
浮遊物掻寄装置を提供することを目的とする。
め、請求項1記載の発明は、円形沈澱池や方形沈澱池等
の処理池内に周回自在なスクレーパアームを備え同アー
ムに水面上の浮遊物を掻き寄せるスクレーパを備える浮
遊物掻寄装置であって、前記スクレーパは、樹脂やゴム
等の軟質板に縦向きのスリットを備える短冊状に形成し
たものになっていることを特徴とする。
てこの発明を詳細に説明する。図1ないし図10は、こ
の発明の好適な一実施形態を示すもので、1は円形沈澱
池である処理池である。同処理池1は、周壁2の内側に
排水溝3を形成し、同排水溝3の内側に越流堰4が設け
られているとともに、更に内側には、周方向に複数個の
ブラケット5を介してバッフル6が設けられている。そ
して、池中央には、センターウエル7が後述する方式で
固定して設けられている。
9の長手方向中間には、池中央に縦軸状に設けた回転軸
10を駆動するための第1駆動装置(減速装置付き駆動
源)11が設置されている。回転軸10は、ピット12
内の軸受13で支持されるとともにレーキ14を回転駆
動して沈澱してきた汚泥をピット12内に落とし込んだ
あと図1の矢印のように外部に抜き去る。
エル7の外部横サイドを通過するようにして処理池1内
に横架されたH型チャンネル材などの固定梁16にスペ
ーサ17を介して固定された汚水流入管18により固定
支持されている。汚水流入管18は、汚水供給管19を
通じてセンターウエル7内に導入される。尚、仮想線で
示すフロート20はセンターウエル7内に浮上設置さ
れ、同フロート20は、水位に追従しかつ下方から流れ
来る汚水を緩衝して沈澱を促進する役目ももっている。
このフロート20は、その底面に半球あるいは円筒、各
筒状等の凹みや凸部を備えて緩衝効果を高めるようにし
てもよい。
ターウエル7に一端をまた他端をバッフル6手前にくる
ようにして固定して設置されている。同装置22は、図
4に横断面を示すように、帯板状をした底板部23a
と、同底板部23aの後端から水面24上にくるように
立ち上がる背板部23bおよび底板部23aの前端から
水面24以下にあるように立ち上がる前板部23cとを
備えたトラフ23を有する。同トラフ23は、一端が閉
止板25で閉ざされる一方、他端にはフランジ26を備
えたものになっている。
が連設されるとともに、同ボックス27に連通してスカ
ム排出管28が接続されている。こうしたトラフ23
は、スカムボックス27の前後に備えたブラケット30
を介してバッフル6に固定される一方、他端は、前記固
定梁16上に載せ付けられて固定されている。
介して堰33が前後揺動可能に設けられ、同堰33は、
前部シールaにより前方からの水の浸入が阻止されると
ともに、閉止板25とフランジ26の内面にそれぞれ固
定された側部シールbに側板c,cが摺動することで側
部からの水の浸入が阻止されるようになっている。堰3
3は、くの字形をした堰基板34と、その上端の堰本体
35とを備えるとともに、内面には補強部材36が設け
られている。
びるレバー38が設けられ、同レバー38の先端にはカ
ムローラー39が遊転自在に設けられている。レバー3
8はバネ(バネ圧調整自在)40により引かれてストッ
パ41で停止し、この状態で、堰33は垂直になって堰
止め状態になっている。また、トラフ23の他端の堰軸
32に備えたウエイト42は堰33を前回転させるよう
に付勢する。
レーパアーム45にはカム板46が設けられて、図7お
よび図8に示すように、同カム板46により前記ローラ
ー39が蹴り下げられて堰33をトラフ内に向けて回転
させて図4の仮想線のように水面下に上端を押し下げる
ようにする。これにより、水面上の浮遊物が多少の水と
ともにトラフ23内に流入する。カム板46がローラー
39上を通過すると、ウエイト42により堰33が元の
堰止め状態に戻される。
り、同アーム45の基部は、回転リング48を備え、同
リング48が、回転軸10の外周に軸受49を介して回
転自在になっている。50は回転受盤である。スクレー
パアーム45の長手方向は、外径方向に伸び、同アーム
45の下側には、樹脂やゴム等の軟質板に縦スリットを
備えた短冊状に形成したスクレーパ51が垂れ下げられ
ている。同スクレーパ51は短冊状であることで、スカ
ム除去装置22上にくると個別的に自由に変形し得る。
9および図10に示すように、リブ付きの取付板53が
固着され、同取付板53の下部に、ブラケット54を介
して転動体55が設けられている。同転動体55は、小
型駆動モーターとコロネット減速機とでなる駆動手段を
内蔵するタイプのもので、同転動体55は、外輪がウレ
タン等でなり、バッフル6上の転動面6aに沿って転動
自在になっている。尚、図10に仮想線で示すように、
取付板53(あるいはブラケット54)から前後あるい
はその一方に車輪受57を張り出して、補助車輪57,
57を付加してもよい。この補助車輪57は、バネやゴ
ム等で下向きに弾発し上方に逃げ得るように取り付けて
もよい。また、同補助車輪57は、転動面6a上を転動
するもの以外に、バッフル6の上部L形部分の下面に当
たるようにしてもよい。さらに、バッフル6に内外(一
方でもよい)から当たるようなサイドローラーを備えて
もよい。前記駆動モーターは、外装型のものにしてもよ
い。転動体55は、スクレーパアーム45の外周で同心
状に回転するようにしてもよい。
2の上を越えてそのまま同一方向に周回するようになっ
ているが、堰33が水面より下がった以後に同スクレー
パ51を持ち上げて逆向きに復帰回転するようにしても
よい。また、前記スクレーパ51は、レーキ14が数回
転される間に1回転されるように構成されるか、レーキ
14の回転速度に対し数分の1の速度でもって回転する
ように構成される。スクレーパ51は、レーキ14が連
続回転される間に間欠動作するようにしてもよい。
ので、スクレーパが無理なく円滑にスカム除去装置を乗
り越えるとともに掻き寄せてきたスカムを無駄無くスカ
ム除去装置に掻き寄せることができるようにした浮遊物
掻寄装置を提供することができる。
面図。
側面図。
関係を示す側面図。
様子を示す側面図。
5…スクレーパアーム 51…スクレーパ。
Claims (1)
- 【請求項1】 円形沈澱池や方形沈澱池等の処理池内に
周回自在なスクレーパアームを備え同アームに水面上の
浮遊物を掻き寄せるスクレーパを備える浮遊物掻寄装置
であって、前記スクレーパは、樹脂やゴム等の軟質板に
縦向きのスリットを備える短冊状に形成したものになっ
ている浮遊物掻寄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15656198A JP4055195B2 (ja) | 1997-05-16 | 1998-04-28 | 処理池 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17884297A JPH10314731A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 浮遊物掻寄装置 |
JP15656198A JP4055195B2 (ja) | 1997-05-16 | 1998-04-28 | 処理池 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17884297A Division JPH10314731A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 浮遊物掻寄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11207331A true JPH11207331A (ja) | 1999-08-03 |
JP4055195B2 JP4055195B2 (ja) | 2008-03-05 |
Family
ID=16055629
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17884297A Pending JPH10314731A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 浮遊物掻寄装置 |
JP15656198A Expired - Fee Related JP4055195B2 (ja) | 1997-05-16 | 1998-04-28 | 処理池 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17884297A Pending JPH10314731A (ja) | 1997-05-16 | 1997-05-16 | 浮遊物掻寄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (2) | JPH10314731A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100620102B1 (ko) | 2005-04-25 | 2006-09-06 | (주)송림워터테크 | 침전지의 부유물 제거장치 |
KR102574690B1 (ko) * | 2023-06-30 | 2023-09-06 | 호암엔지니어링 주식회사 | 하수처리 침전조의 스컴 제거시스템 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100314498B1 (ko) * | 1999-08-24 | 2001-11-15 | 이원균 | 침전조의 스컴 및 슬러지 수집장치 |
DE10056918A1 (de) * | 2000-11-16 | 2002-05-29 | Passavant Roediger Umwelttech | Rundbeckenräumer |
CN103691165B (zh) * | 2013-12-03 | 2015-10-07 | 江苏一环集团有限公司 | 一种套轴式搅拌刮泥机驱动装置 |
-
1997
- 1997-05-16 JP JP17884297A patent/JPH10314731A/ja active Pending
-
1998
- 1998-04-28 JP JP15656198A patent/JP4055195B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100620102B1 (ko) | 2005-04-25 | 2006-09-06 | (주)송림워터테크 | 침전지의 부유물 제거장치 |
KR102574690B1 (ko) * | 2023-06-30 | 2023-09-06 | 호암엔지니어링 주식회사 | 하수처리 침전조의 스컴 제거시스템 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10314731A (ja) | 1998-12-02 |
JP4055195B2 (ja) | 2008-03-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101915711B1 (ko) | 원형 침전지의 슬러지 수집장치 | |
JPH11207331A (ja) | 浮遊物掻寄装置 | |
JPH06114211A (ja) | 浄化タンク | |
KR200157552Y1 (ko) | 스컴 및 이끼제거수단이 구비된 슬러지 제거장치 | |
KR101828335B1 (ko) | 원형 침전지의 연속 스컴 제거장치 | |
JPH09234465A (ja) | スカム・水分離装置ならびに分離水の利用方法 | |
KR200427383Y1 (ko) | 침전지의 이끼발생억제장치 | |
KR20090059759A (ko) | 원형 수조의 스컴 및 슬러지 수집제거장치 | |
JP4158057B2 (ja) | 円形等の沈澱池における越流装置 | |
KR102226355B1 (ko) | 소류 및 지류로 유입되는 녹조발생 영양염류와 유기물질 제거를 위한 간이 정화장치 | |
JP2001214423A (ja) | 除塵装置 | |
JP6462357B2 (ja) | スカム掻き寄せ装置 | |
JP2004218211A (ja) | フロート式スクリーン | |
JP3961075B2 (ja) | 円形沈殿池におけるスカムの効率的除去装置 | |
JPH10277312A (ja) | 円形沈澱池等用の清掃装置 | |
JP2582041Y2 (ja) | スカム除去装置 | |
JP3015318B2 (ja) | 浮遊物掻寄せ装置 | |
JPH1043508A (ja) | 円形沈殿池のスカム掻き寄せ方法およびその装置 | |
JPH08332481A (ja) | 円形沈澱池等におけるスカム除去装置 | |
JP2598011Y2 (ja) | オキシデーションディッチ用スカム掻寄装置 | |
JPH0614873Y2 (ja) | 沈澱装置 | |
JPH0725903U (ja) | スカム除去装置 | |
JP2594698Y2 (ja) | 円形沈澱池の汚泥掻寄装置 | |
JP3018167U (ja) | 浮遊物誘導装置 | |
JP2531092Y2 (ja) | スカム処理装置の保護装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 19981217 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040430 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050113 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060228 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070529 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070618 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070814 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070827 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20071106 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20071201 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101221 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111221 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121221 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131221 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |