JPH08332481A - 円形沈澱池等におけるスカム除去装置 - Google Patents

円形沈澱池等におけるスカム除去装置

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JPH08332481A
JPH08332481A JP21645195A JP21645195A JPH08332481A JP H08332481 A JPH08332481 A JP H08332481A JP 21645195 A JP21645195 A JP 21645195A JP 21645195 A JP21645195 A JP 21645195A JP H08332481 A JPH08332481 A JP H08332481A
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trough
circular
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pond
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JP21645195A
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Mitsuhiro Fujiwara
充弘 藤原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トラフの長手方向において均等にスカムを呑
み込み、効果的なスカム呑込みを可能にする。 【構成】 円形あるいは方形沈澱池等の池内に、スカム
を呑み込む側辺である誘引口24が水面21よりも低く
設定された樋状で固定式のトラフ22と、池内で運動し
て水面21のスカムを前記トラフ22前に誘導する手段
23とが設けられ、同誘導手段23側とトラフ22側と
で構成したカム44,45の作動により、呑み込まれる
スカムの流入経路上に設けられた開閉手段39が連動す
ることで、スカムの呑み込みと堰止めが選択可能とされ
た円形沈澱池等におけるスカム除去装置において、前記
トラフ22の呑み込み経路は、池の径方向に複数に分割
されるとともに、その各経路について前記開閉手段39
が配されて前記カム44,45で開閉連動可能になって
いることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、円形、方形、あるい
は矩形沈澱池等におけるスカム除去装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は円形沈澱池を平面視し、図12
はその要部拡大断面図を示している。これらの図に示す
ように、円形沈澱池においては、周壁1の内周側にバッ
フル付の越流堰2が形成される一方、池中心には、図示
しない歩道渠に上端が支持されてモーター6で駆動され
る回転軸3が設けられている。回転軸3は、図示しない
池底のレーキを回転駆動するもので、その外周には、回
転軸3の外周囲を取り囲むようにして円筒形のバッフル
4が固定して設置されている。
【0003】こうした沈澱池には、水面5上にスカムが
浮遊しているため、スカム除去装置が構成されている。
同装置は、スカムを呑み込み一定の方向に導く樋状のト
ラフ7と、水面上のスカムを掻き寄せてトラフ7内に誘
引するスクレーパ8とを備えている。トラフ7は、図1
2に示すように、水面5よりも少し低くした誘引口9を
一側に備えて、その長手方向をバッフル4内から越流堰
2まで径方向に向けて固定されている。このトラフ7内
のスカムは、越流堰2に形成した通路を通じて排水路1
0内の排水口11に導かれ、同排水口11の途上に設け
られた開閉手段(バルブ)12を開閉することで、排出
したり堰止めたりするようになっている。
【0004】開閉手段12は、スクレーパ8を支持する
スクレーパアーム13に設けられた駆動カム(ナライア
ーム)14が進行によりトラフ7側の連動カム(ローラ
ー)15を押し下げることで開かれ、バネなどの復帰手
段で連動カム15が戻ることで閉じるようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、これまでの
スカム除去装置は、駆動カム14と連動カム15により
単一個の開閉手段12が開き、トラフ7の前面に単一の
呑み込み口として形成した誘引口9を通じて一気にスカ
ムを呑み込むように構成されていた。これによると、誘
引口9の長手において均等にスカムを呑み込むことがで
きず、池中央側において偏って誘引したりする欠点があ
った。前記問題を解決するため、この発明は、トラフの
長手方向において均等にスカムを呑み込み、効果的なス
カム呑込みが可能になるようにした円形沈澱池等におけ
るスカム除去装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、円形あるいは方形沈澱池等
の池内に、スカムを呑み込む側辺である誘引口が水面よ
りも低く設定された樋状で固定式のトラフと、池内で運
動して水面のスカムを前記トラフ前に誘導する手段とが
設けられ、同誘導手段側とトラフ側とで構成したカムの
作動により、呑み込まれるスカムの流入経路上に設けら
れた開閉手段が連動することで、スカムの呑み込みと堰
止めが選択可能とされた円形沈澱池等におけるスカム除
去装置において、前記トラフの呑み込み経路は、池の径
方向に複数に分割されるとともに、その各経路について
前記開閉手段が配されて前記カムで開閉連動可能になっ
ていることを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1におい
て、開閉手段は、池の中心側の誘引口に対応するものか
ら順に開閉するようになっている。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1または2
において、沈澱池は円形であり、開閉手段は、誘導する
手段であるスクレーパの端部に設けられた走行支持ロー
ラーで開閉連動するようになっている。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項1から3ま
でのいずれかにおいて、トラフは浅樋状に形成されてい
る。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項3,4のい
ずれかにおいて、トラフは、沈澱池に構成される汚水導
入パイプや歩道渠等の固定構造体に連結支持されてい
る。
【0011】請求項6記載の発明は、円形あるいは方形
沈澱池等の池内に、回転運動するスクレーパ付きの上部
回転機構を備えるとともに、同池内の中央に、少なくと
も底面が開放した固定式のフィードウェルを縦筒型に備
えて下方から上昇してくる汚水の外径方向への拡散を抑
制するように構成し、同フィードウェルと池内周との間
の特定位置に、前後に回転運動可能で一方向への回転に
より誘引口を通じてスカムを呑み込み逆方向への回転に
より堰止めをするスカムスキーマーを横架するととも
に、同スカムスキーマーは、前記上部回転機構が回転し
てくることにより前記一方向に回転駆動されるように構
成されている円形沈澱池等におけるスカム除去装置であ
って、前記スカムスキーマーは、フィードウェル内にも
対応して延びる内端部を備えていることを特徴とする。
【0012】
【実施例】以下、図示した実施例を参照してこの発明を
詳細に説明する。図1および図2は、この発明の一実施
例を示している。図1は円形沈澱池を平面視し、図2は
そのII−II線断面図を示している。これらの図に示
すように、円形沈澱池においては、周壁17の内周側に
バッフル付の越流堰18が形成される一方、池中心に
は、図示しない歩道渠に上端が支持されてモーターで駆
動される回転軸19が設けられている。回転軸19は、
図示しない池底のレーキを回転駆動するもので、その外
周には、回転軸19の外周囲を取り囲むようにして円筒
形のバッフル20が固定して設置されている。
【0013】スカム除去装置は、水面21上のスカムを
呑み込み一定の方向に導く樋状のトラフ22と、スクレ
ーパアーム25により回転運動して水面上のスカムを掻
き寄せてトラフ22内に誘引するスクレーパ23とを備
えている。トラフ22は、図2に示すように、水面21
よりも少し低くした誘引口24を一側に備えて、その長
手方向をバッフル20内から越流堰18まで径方向に向
けて固定されている。同トラフ22は、バッフル20と
越流堰18に取り付けられている。
【0014】トラフ22は、図12と比較すれば分かる
ように、これまでのトラフ7よりも1/3〜1/5程度
に浅溝状に形成され、水でなく主にスカムを呑み込むよ
うにされている。更に、極浅溝状(例えば、誘引口24
から50mm程度)に形成してもよい。尚、既設のトラ
フの底高さを上げるには、発泡スチロール等を内装して
対処してもよい。勿論、従来のように深いトラフあるい
はその1/2程度の深さのトラフとすることもある。同
トラフ22は、底壁25、後壁26、上フランジ27お
よび前壁28よりなり、前壁28の上端が誘引口24に
なっている。そして、同トラフ22の池中心側の端部は
閉止されている一方、他方の端部は開放状とされて越流
堰18に明けられた3つの連通路29,30,31に通
じている。
【0015】トラフ22の内部は、図1に平面視するよ
うに、誘引口24が池中心側から順にa,b,cに分割
され、池中心側の誘引口aからはトラフ22の後側部分
内を通るように平面L字形の第1スカム通路32が形成
され、中間の誘引口bからはトラフ22の前後中間を通
るようにL字形の第2スカム通路33が形成されてい
る。さらに、外側の誘引口cからは直角方向にそのまま
延びる第3スカム通路34が形成されている。第1スカ
ム通路32は連通路29に、第2スカム通路33は連通
路30に、第3スカム通路34は連通路31にそれぞれ
連通するとともに、排水路35に配した第1排水路3
6、第2排水路37、第3排水路38にそれぞれ連通す
る。
【0016】排水路36,37,38内の垂直な通路に
は、図2に示すように、開閉手段であるバルブ39が装
備され、排水パイプ40…にそれぞれ連通して外部に通
じている。バルブ39を開閉連動するため、スクレーパ
23を取り付けたスクレーパアーム42側にブラケット
43を介して3枚の駆動カム44…が設けられ、同カム
44…がアーム42を基準にして径方向に離れかつ前後
にずれて配されるとともに、内側のカム44が深く、外
側のカム44が浅くなるように形成されている。
【0017】これを受けて連動する連動カム45…は、
駆動カム44…に対向するようにトラフ22前に臨み、
同連動カム45…は、ローラーであり、それぞれブラケ
ット46に支持された連動レバー47…に支持され、同
レバー47…は、それぞれ連動軸48…に結合する。各
連動軸48は、前記バルブ39のそれぞれを開閉連動す
る。尚、連動レバー47…の水平部分は、池中心側が長
く順に短くなっている。
【0018】すなわち、図1および図2は、最も池中心
側にある駆動カム44が連動カム45にさしかかる状態
を示す。この駆動カム44は連動カム45に当たってレ
バー47を押し下げ、これにより、トラフ22の後側の
連動軸48が回転して対応するバルブ39を開く。その
結果、誘引口aから第1スカム通路32および第1排水
路36に矢印Xのようにスカムが流入し、対応するバル
ブ39を通じて排水パイプ40を介して外部に排出され
る。尚、レバー47は、バネ49で復帰してバルブ39
が閉止されるようになるが、復帰手段はフロートでもよ
い。
【0019】スクレーパアーム42が更にトラフ22側
に回転すると、次の駆動カム44が対応する連動カム4
5に当たり、レバー47を介して連動軸48を回転させ
対応するバルブ39を開く。これにより、誘引口bから
第2スカム通路33および第2排水路37を通じて矢印
Yのようにスカムが流入し、対応する排水パイプ40を
通じて外部に排出される。このことは、次の駆動カム4
4が連動カム45に当たった場合も同様である。この場
合、スカムは矢印Zのように流れる。尚、スクレーパ2
3は、ヒンジ50で後方に逃げバネで復帰する。
【0020】図3および図4に示す実施例は、トラフ2
2内に堰板(開閉手段)52をそれぞれ開閉自在に配
し、同板52を駆動カム44…、連動カム45…、連動
レバー47等で開閉連動するように構成してある。この
場合も、池中心側の堰板52から順に外側の堰板52が
開閉するようにしてある。尚、排水路53は、開閉手段
が前段階にあるので1本化してある。
【0021】図5に示す実施例は、開閉手段が、分割し
た排水路55…内に配された堰板56…とされ、同堰板
56…が、スクレーパアーム42の端部に設けられた走
行支持ローラー57で開閉連動するようになっている。
すなわち、越流堰18に沿って順にブラケット58…が
配され、それに連動カム59付の連動レバー60…が取
り付けられている。連動レバー60は、インナ・アウタ
ワイヤー61…をそれぞれ介して堰板56…を順に開閉
連動させる。
【0022】尚、図6に示すように、誘引口63には切
欠64を形成しておき、これにより、大小のスカムを自
在に呑み込めるようにすることができる。これは前述お
よび後述のいずれの実施例にも適用できる。
【0023】図7から図10は、トラフ22の他の固定
方式を示している。図7に示す実施例は、トラフ22を
図5に示す汚水流入パイプ66を固定構造体として取り
付けるようにしたものである。図8に示す実施例は、同
パイプ66が角形であるものである。図9に示す実施例
は、円形沈澱池上に設置される歩道渠68の支持ビーム
69を介してトラフ22を固定したものである。この場
合、歩道渠68がある関係で、スクレーパ70は水面下
を通過するものとする。図10に示す実施例は、支持ビ
ーム69間をパイプ空間とし、同空間をスカム流入通路
71としたものであり、同通路71とトラフ22内とが
2つのスカム通路として形成される。更に分割可能であ
る。
【0024】尚、前記実施例は円形沈澱池についてのも
のであったが、方形沈澱池や矩形沈澱池にもこの発明は
適用がある。
【0025】次に、図13ないし図22に示す他のスカ
ム除去装置について説明する。同実施例は、円形沈澱池
についての一例で、図14の100は汚水流入路で、池
底壁内を内径方向に向くとともに垂直上方に曲がって汚
水を池底中央から同図の矢印方向に上昇流として流出さ
せる。101は歩廊で池上に固定されており、同歩廊1
01に駆動源(図示省略)を介してセンターゲージ10
2が回転駆動されるとともに、同センターゲージ102
を介してレーキ103が回転駆動される。104は排水
路、105はホッパースクレーパ、106は攪拌板であ
る。
【0026】108はスクレーパ支持軸で、同支持軸1
08は、レーキ103から立設された支柱部材109…
の上端に回転自在に取り付けられて池内で水平回転自在
にされ、スクレーパ支持軸108には、ウエイト110
…を備えて垂直姿勢に復帰可能に取り付けられた回転パ
イプ111の上側に各複数本ずつのスクレーパアーム1
12が備え付けられている。
【0027】スクレーパアーム112には、図13に太
線で示すようなスクレーパ115が回転駆動自在に取り
付けられ、同スクレーパ115は、池中央のフィードウ
ェル116に内端が接触し越流堰120内周に設けた外
バッフル117に外端が接触しながら水面に浮遊するス
カムを掻き寄せながら図13の矢印方向に回転するよう
になっている。118はゴム板に相当する部分である。
尚、スクレーパ115の内外の端部には、図16に示す
ように、スカム逃げ防止機能をもつ除去ブラシ119が
設けられている。
【0028】前記センターゲージ102の上端外周に
は、図13、図16、図17、図21に示すような下向
き凸形をした倣いプレート122が取付部材123を介
して取り付けられている。倣いプレート122は、図1
7に示すように、上からみると3段階に少し屈曲した板
状とされるとともに、図18に示すように、高さ調節可
能に取り付けられている。
【0029】一方、フィードウェル116の周部上端に
は、図15に示すように、通孔125が開けられるとと
もに、それに対応する越流堰120の箇所にも図19に
示すような切欠(はつり)126が形成されている。通
孔125には、スカムスキーマー127の一端が挿通さ
れて回転自在に支持されているとともに、さらに内端部
128はフィードウェル116の内部に延びている。同
スカムスキーマー127の内端部128は、歩廊101
の下側に取り付けられたブラケット129に回転軸13
0を介して支持されるとともに、同回転軸130には、
図21に示すように、復帰バー131を備えるアーム1
32が取り付けられて、その端部のローラー133が、
倣いプレート122により押し下げられることで図22
のようにスカムスキーマー127の誘引口134が水面
135より下がり、倣いプレート122が通過すること
で図21のように復帰するようになっている。尚、13
6は補助誘引口となっている。
【0030】スカムスキーマー127の他端は、図19
に示すように、連通口138が開口しているとともに、
同他端に設けられた回転軸139が、切欠126の埋め
込み部140に回転自在に支持されている。回転軸13
9は、手動ハンドル141で別途回転操作可能とされて
いる。スカムスキーマー127の他端は、ボックス14
2でカバーリングされているとともに、同ボックス14
2に接続したスカム排出パイプ143を通じてスカム水
が排出されるようになっている。尚、回転軸139の回
転支持は、球面軸受144に対してなされている。
【0031】図13に示すように、水面のスカムは回転
するスクレーパ115によりスカムスキーマー127の
方向に掻き寄せられる。倣いプレート122も次第にロ
ーラー133に接近し、図21の状態から図22のよう
にローラー133が押し下げられる。これにより、スカ
ムスキーマー127は前下がりに回転して誘引口134
は水面下に没し、スクレーパ115で掻き寄せられたス
カムがスカムスキーマー127内に誘引されて、連通口
138からボックス142を通じて排出パイプ143か
ら外部に排出される。
【0032】その際、スカムスキーマー127の内端部
128にも補助誘引口136が形成されているので、フ
ィードウェル116内で浮上してくるスカムをも同誘引
口136を通じてスカムスキーマー127内に誘引さ
れ、排出パイプ143を通じて同時に排出される。これ
により、フィードウェル116内のスカムも排除され
る。
【0033】
【発明の効果】この発明は以上のような円形沈澱池等に
おけるスカム除去装置であるので、トラフの長手方向に
おいて均等にスカムを呑み込み、効果的なスカム呑込み
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すスカム除去装置の平
面図。
【図2】図1のII−II線断面図。
【図3】他の実施例を示す平面図。
【図4】図3のIV−IV線断面図。
【図5】他の実施例を示す平面図。
【図6】切欠付のトラフを示す正面図。
【図7】トラフの固定方式を示す図5のVII−VII
線断面模式図。
【図8】トラフの他の固定方式を示す断面模式図。
【図9】他のトラフ固定方式を示す断面模式図。
【図10】他のトラフ固定方式を示す断面模式図。
【図11】従来のスカム除去装置を示す円形沈澱池の平
面図。
【図12】図11の要部拡大断面図。
【図13】他の実施例を示す円形沈澱池の平面図。
【図14】同実施例の縦断面図。
【図15】図14のスカムスキーマー取付構造の要部を
拡大して示す正面図。
【図16】図14のスクレーパを回転してきた状態にお
いて示す縦断面図。
【図17】図16のX矢視図。
【図18】図17の側面図。
【図19】図15のスカムスキーマー他端部の支持構造
を示す拡大図。
【図20】図15のY−Y線断面図。
【図21】倣いプレートがローラーを押し下げる手前の
状態を示す作動断面図。
【図22】倣いプレートがローラーを押し下げてスカム
スキーマーを回転させた状態を示す断面図。
【符号の説明】
21…水面、22…トラフ、23…スクレーパ(誘導す
る手段)、24,63…誘引口、39,52,56…開
閉手段(バルブ、堰板)、44,45,59…カム、6
6…汚水流入パイプ、68…歩道渠、115…スクレー
パ、116…フィードウェル、122…倣いプレート、
127…スカムスキーマー、128…内端部、134…
誘引口、136…補助誘引口。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形あるいは方形沈澱池等の池内に、ス
    カムを呑み込む側辺である誘引口が水面よりも低く設定
    された樋状で固定式のトラフと、池内で運動して水面の
    スカムを前記トラフ前に誘導する手段とが設けられ、同
    誘導手段側とトラフ側とで構成したカムの作動により、
    呑み込まれるスカムの流入経路上に設けられた開閉手段
    が連動することで、スカムの呑み込みと堰止めが選択可
    能とされた円形沈澱池等におけるスカム除去装置におい
    て、前記トラフの呑み込み経路は、池の径方向に複数に
    分割されるとともに、その各経路について前記開閉手段
    が配されて前記カムで開閉連動可能になっていることを
    特徴とする円形沈澱池等におけるスカム除去装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、開閉手段は、池の中
    心側の誘引口に対応するものから順に開閉するようにな
    っている円形沈澱池等におけるスカム除去装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、沈澱池は円
    形であり、開閉手段は、誘導する手段であるスクレーパ
    の端部に設けられた走行支持ローラーで開閉連動するよ
    うになつている円形沈澱池等におけるスカム除去装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3までのいずれかにおい
    て、トラフは浅樋状に形成されている円形沈澱池等にお
    けるスカム除去装置。
  5. 【請求項5】 請求項3,4のいずれかにおいて、トラ
    フは、沈澱池に構成される汚水導入パイプや歩道渠等の
    固定構造体に連結支持されている円形沈澱池等における
    スカム除去装置。
  6. 【請求項6】 円形あるいは方形沈澱池等の池内に、回
    転運動するスクレーパ付きの上部回転機構を備えるとと
    もに、同池内の中央に、少なくとも底面が開放した固定
    式のフィードウェルを縦筒型に備えて下方から上昇して
    くる汚水の外径方向への拡散を抑制するように構成し、
    同フィードウェルと池内周との間の特定位置に、前後に
    回転運動可能で一方向への回転により誘引口を通じてス
    カムを呑み込み逆方向への回転により堰止めをするスカ
    ムスキーマーを横架するとともに、同スカムスキーマー
    は、前記上部回転機構が回転してくることにより前記一
    方向に回転駆動されるように構成されている円形沈澱池
    等におけるスカム除去装置であって、前記スカムスキー
    マーは、フィードウェル内にも対応して延びる内端部を
    備えていることを特徴とする円形沈澱池等におけるスカ
    ム除去装置。
JP21645195A 1995-04-03 1995-07-22 円形沈澱池等におけるスカム除去装置 Pending JPH08332481A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007125451A (ja) * 2005-11-01 2007-05-24 Tsukishima Kikai Co Ltd 汚泥かき寄せ機
KR100815786B1 (ko) * 2001-12-24 2008-03-20 주식회사 포스코 침전조의 쳄버홀 막힘방지장치
JP2008110321A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Sumitomo Heavy Industries Environment Co Ltd 沈殿装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100815786B1 (ko) * 2001-12-24 2008-03-20 주식회사 포스코 침전조의 쳄버홀 막힘방지장치
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