JPH1120675A - トレーラの非常及び駐車ブレーキ装置 - Google Patents

トレーラの非常及び駐車ブレーキ装置

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JPH1120675A
JPH1120675A JP19077997A JP19077997A JPH1120675A JP H1120675 A JPH1120675 A JP H1120675A JP 19077997 A JP19077997 A JP 19077997A JP 19077997 A JP19077997 A JP 19077997A JP H1120675 A JPH1120675 A JP H1120675A
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trailer
air
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Etsuro Ogawa
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Hino Motors Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】トラクタ側の駐車ブレーキ操作によりトレーラ
側にスプリングブレーキ(SB)を連動可能とし、エマ
ージェンシブレーキライン(EVL)の失陥等ではトレ
ーラ側にSB作動を可能とした。 【解決手段】駐車ブレーキ制御系路のパーキングコント
ロールバルブ(PCV)とスプリングブレーキチャンバ
(SBC)との間にカットバルブを設け、トラクタ側の
ブレーキ装置は、(SBCV)18と、(EVL)Eに
よりトレーラ側にエアを供給し、ブレーキバルブ3から
のサービスブレーキ信号圧によってトレーラ側の(SB
C)にトレーラ側のエアタンクよりエアを供給し、トレ
ーラ側にトレーラコントロールバルブ30を設け、(S
BCV)の作動によってトラクタの(SBC)のエアを
排気してトラクタ側に(SB)を作動させると共に、
(EVL)のエアを排気によりカットバルブの信号圧を
排気し、カットバルブよりトレーラの(SBC)から排
気してトレーラ側に(SB)を作動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラクタ側のブレ
ーキ装置の操作によりトレーラ側にスプリングブレーキ
の作動を可能にしたトレーラの非常及び駐車ブレーキ装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、駐車ブレーキレバーにより機械式
駐車ブレーキ(推進軸に装着されるセンタブレーキ)と
コントロールバルブによりホイールを制動するスプリン
グブレーキが制御され、非常ブレーキコントロールバル
ブによりトラクタの前記スプリングブレーキ作動空気系
とトレーラのエマージェンシブレーキ作動制御空気系と
を連動して制御するトラクタおよびトレーラのブレーキ
装置は次のような構成のものがある。
【0003】すなわち、トラクタ側のブレーキ装置は図
8で示すように、サービスブレーキエアタンク1に接続
されているブレーキバルブ3からリレーバルブ4に配管
されたサービスブレーキ信号ライン14と、第1スプリ
ングブレーキチャンバ7に配管されたサービスブレーキ
ライン13と、トレーラブレーキ用エアタンク2に接続
されているパーキングブレーキコントロールバルブ9か
らプレッシャコントロールバルブ10を介して第1スプ
リングブレーキチャンバ7に配管され、第1スプリング
ブレーキチャンバ7にエアを給排するスプリングブレー
キライン8と、トレーラブレーキ用エアタンク2から前
記リレーバルブ4を介してトレーラ側へエアを供給する
サービスブレーキラインS及びコック11を介してエア
を供給するエマージェンシブレーキラインEとから構成
されている。尚、12はエマージェンシブレーキライン
Eの圧力を検出するトレーラピックアップスイッチ(圧
力スイッチ)である。
【0004】また、トレーラ側のブレーキ装置は図9で
示すように、第2スプリングブレーキチャンバ20とエ
アタンク23とを備え、トラクタ側のサービスブレーキ
ラインSとエマージェンシブレーキラインEとがカップ
リング15を介して配管27a,27bに結合され、前
記第2スプリングブレーキチャンバ20に配管22を介
してエアを供給し、サービスブレーキ作動すると共に、
前記エアタンク23に配管24を介してエアを供給する
リレーエマージェンシバルブ21と、前記エアタンク2
3とパーキングコントロールバルブ25及びプレッシャ
コントロールバルブ26を介して前記第2スプリングブ
レーキチャンバ20に接続し、通常はエアが供給され、
スプリングを圧縮してスプリングブレーキを非作動状態
にし、スプリングブレーキを作動せるときには前記パー
キングコントロールバルブ25を作動してスプリングを
圧縮している第2スプリングブレーキチャンバ20内の
エアを排気させる構成である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のトレーラの
非常及び駐車ブレーキ装置においては、トラクタ側のパ
ーキングコントロールバルブ9を作動したときには、ス
プリングブレーキチャンバ7に供給されているエアがス
プリングブレーキライン8を通ってパーキングコントロ
ールバルブ9から排気され、トラクタ側にスプリングブ
レーキを作動してトラクタのみ駐車ブレーキが作動し、
トレーラ側にスプリングブレーキを作動して駐車ブレー
キを作動させるには、運転手は一旦下車してトレーラ側
に備えられたトレーラのパーキングコントロールバルブ
25を操作する必要がある。また、エマージェンシブレ
ーキラインEの失陥等でトレーラ側のエア供給源がなく
なると、トレーラのブレーキ作用に影響する。
【0006】本発明の目的は、トラクタ側のブレーキ装
置の操作によりトレーラ側にスプリングブレーキの作動
を可能とし、また、エマージェンシブレーキラインの失
陥等ではトレーラ側にスプリングブレーキ作動を可能と
したトレーラの非常及び駐車ブレーキ装置を提供するこ
とである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成は、請求項1に記載の通り、エアタン
クを備えたトラクタ側にブレーキバルブとスプリングブ
レーキコントロールバルブのレバーの作動により空気式
車輪制動型駐車ブレーキとして制動作動する第1スプリ
ングブレーキチャンバを備え、トレーラ側のサービスブ
レーキラインとエアを供給するエマージェンシブレーキ
ラインとからなるトラクタブレーキ装置を備え、トレー
ラ側に第2スプリングブレーキチャンバとエアタンクと
を備え、トラクタ側のサービスブレーキラインとエマー
ジェンシブレーキラインとがトレーラ側のサービスブレ
ーキラインとエマージェンシブレーキラインにそれぞれ
結合され、前記第2スプリングブレーキチャンバにエア
を供給してサービスブレーキを作動すると共に、前記ト
レーラのエアタンクにエアを供給するリレーエマージェ
ンシバルブと、前記トレーラのエアタンクとパーキング
コントロールバルブを介して前記第2スプリングブレー
キチャンバにエアを給排してスプリングブレーキを制御
する駐車ブレーキ制御系路とを有したトレーラブレーキ
装置において、前記駐車ブレーキ制御系路のパーキング
コントロールバルブと第2スプリングブレーキチャンバ
との間に前記第2スプリングブレーキチャンバにエアを
給排制御する第1カットバルブを設け、この第1カット
バルブを前記リレーエマージェンシバルブと、このリレ
ーエマージェンシバルブよりも上流のトレーラ側のエマ
ージェンシブレーキラインとに接続し、トラクタ側に、
エマージェンシブレーキラインによりトレーラ側にエア
を供給し、ブレーキバルブからのサービスブレーキ信号
圧によって前記リレーエマージェンシバルブを介して第
2スプリングブレーキチャンバにトレーラ側のエアタン
クよりエアを供給し、トレーラ側にサービスブレーキを
作動させるトレーラコントロールバルブを設け、前記ス
プリングブレーキコントロールバルブの作動によって第
1スプリングブレーキチャンバのエアを排気してトラク
タ側にスプリングブレーキを作動させると共に、前記エ
マージェンシブレーキラインのエアを排気することによ
り前記第1カットバルブの信号圧を排気し、第1カット
バルブより第2スプリングブレーキチャンバのエアを排
気してトレーラ側にスプリングブレーキを作動させるよ
うにしたことを特徴とするものである。
【0008】また、請求項2に記載の通り、エアタンク
を備えたトラクタ側にブレーキバルブとスプリングブレ
ーキコントロールバルブのレバーの作動により空気式車
輪制動型駐車ブレーキとして制動作動する第1スプリン
グブレーキチャンバを備え、トレーラ側のサービスブレ
ーキラインとエアを供給するエマージェンシブレーキラ
インとからなるトラクタブレーキ装置を備え、トレーラ
側に第2スプリングブレーキチャンバとエアタンクとを
備え、トラクタ側のサービスブレーキラインとエマージ
ェンシブレーキラインとがトレーラ側のサービスブレー
キラインとエマージェンシブレーキラインにそれぞれ結
合され、前記第2スプリングブレーキチャンバにエアを
供給してサービスブレーキを作動すると共に、前記トレ
ーラのエアタンクにエアを供給するリレーエマージェン
シバルブと、前記トレーラのエアタンクとパーキングコ
ントロールバルブを介して前記第2スプリングブレーキ
チャンバにエアを給排してスプリングブレーキを制御す
る駐車ブレーキ制御系路とを有したトレーラブレーキ装
置において、前記駐車ブレーキ制御系路のパーキングコ
ントロールバルブと第2スプリングブレーキチャンバと
の間に前記第2スプリングブレーキチャンバにエアを給
排制御する第1カットバルブを設け、この第1カットバ
ルブを前記リレーエマージェンシバルブと、このリレー
エマージェンシバルブよりも上流のトレーラ側のエマー
ジェンシブレーキラインとに接続し、トラクタ側に、エ
マージェンシブレーキラインによりエアを供給し、ブレ
ーキバルブからのサービスブレーキ信号圧によって前記
リレーエマージェンシバルブを介して第2スプリングブ
レーキチャンバにトレーラ側のエアタンクよりエアを供
給し、トレーラ側にサービスブレーキを作動させるトレ
ーラコントロールバルブと、前記スプリングブレーキコ
ントロールバルブとトレーラコントロールバルブの下流
のエマージェンシブレーキラインとの間にキャブコント
ロールバルブを設け、前記スプリングブレーキコントロ
ールバルブの作動によって第1スプリングブレーキチャ
ンバのエアを排気してトラクタ側にスプリングブレーキ
を作動させ、前記キャブコントロールバルブの作動によ
ってエマージェンシブレーキラインのエアを排気するこ
とにより前記第1カットバルブの信号圧を排気し、第1
カットバルブより第2ブレーキチャンバのエアを排気し
てトレーラ側にスプリングブレーキを作動させるように
したことを特徴とするものである。
【0009】さらに、請求項3に記載の通り、エアタン
クを備えたトラクタ側にブレーキバルブとスプリングブ
レーキコントロールバルブのレバーの作動により空気式
車輪制動型駐車ブレーキとして制動作動する第1スプリ
ングブレーキチャンバを備え、トレーラ側のサービスブ
レーキラインとエアを供給するエマージェンシブレーキ
ラインとからなるトラクタブレーキ装置を備え、トレー
ラ側に第2スプリングブレーキチャンバとエアタンクと
を備え、トラクタ側のサービスブレーキラインとエマー
ジェンシブレーキラインとがトレーラ側のサービスブレ
ーキラインとエマージェンシブレーキラインにそれぞれ
結合され、前記第2スプリングブレーキチャンバにエア
を供給してサービスブレーキを作動すると共に、前記ト
レーラのエアタンクにエアを供給するリレーエマージェ
ンシバルブと、前記トレーラのエアタンクとパーキング
コントロールバルブを介して前記第2スプリングブレー
キチャンバにエアを給排してスプリングブレーキを制御
する駐車ブレーキ制御系路とを有したトレーラブレーキ
装置において、前記駐車ブレーキ制御系路のパーキング
コントロールバルブと第2スプリングブレーキチャンバ
との間に前記第2スプリングブレーキチャンバにエアを
給排制御する第1カットバルブを設け、この第1カット
バルブを前記リレーエマージェンシバルブと、このリレ
ーエマージェンシバルブよりも上流のトレーラ側のエマ
ージェンシブレーキラインとに接続し、トラクタ側に、
エマージェンシブレーキラインによりエアを供給し、ブ
レーキバルブからのサービスブレーキ信号圧によって前
記リレーエマージェンシバルブを介して第2スプリング
ブレーキチャンバにトレーラ側のエアタンクよりエアを
供給し、トレーラ側にサービスブレーキを作動させるト
レーラコントロールバルブと、前記スプリングコントロ
ールバルブとトレーラコントロールバルブの下流のエマ
ージェンシブレーキラインとの間に第2カットバルブを
設け、前記スプリングブレーキコントロールバルブの作
動によって第1スプリングブレーキチャンバのエアを排
気してトラクタ側にスプリングブレーキを作動させると
共に、前記スプリングブレーキコントロールバルブの作
動に連係して第2カットバルブを作動し、エマージェン
シブレーキラインのエアを排気することにより前記第1
カットバルブの信号圧を排出し、第1カットバルブより
第2スプリングブレーキチャンバのエアを排気してトレ
ーラ側にスプリングブレーキを作動させるようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0010】また、請求項4に記載の通り、エアタンク
を備えたトラクタ側にブレーキバルブとスプリングブレ
ーキコントロールバルブのレバーの作動により空気式車
輪制動型駐車ブレーキとして制動作動する第1スプリン
グブレーキチャンバを備え、トレーラ側のサービスブレ
ーキラインとエアを供給するエマージェンシブレーキラ
インとからなるトラクタブレーキ装置を備え、トレーラ
側に第2スプリングブレーキチャンバとエアタンクとを
備え、トラクタ側のサービスブレーキラインとエマージ
ェンシブレーキラインとがトレーラ側のサービスブレー
キラインとエマージェンシブレーキラインにそれぞれ結
合され、前記第2スプリングブレーキチャンバにエアを
供給してサービスブレーキを作動すると共に、前記トレ
ーラのエアタンクにエアを供給するリレーエマージェン
シバルブと、前記トレーラのエアタンクとパーキングコ
ントロールバルブを介して前記第2スプリングブレーキ
チャンバにエアを給排してスプリングブレーキを制御す
る駐車ブレーキ制御系路とを有したトレーラブレーキ装
置において、前記駐車ブレーキ制御系路のパーキングコ
ントロールバルブと第2スプリングブレーキチャンバと
の間に前記第2スプリングブレーキチャンバにエアを給
排制御する第1カットバルブを設け、この第1カットバ
ルブを前記リレーエマージェンシバルブと、このリレー
エマージェンシバルブよりも上流のトレーラ側のエマー
ジェンシブレーキラインとに接続し、トラクタ側に、エ
マージェンシブレーキラインによりエアを供給し、ブレ
ーキバルブからのサービスブレーキ信号圧によって前記
リレーエマージェンシバルブを介して第2スプリングブ
レーキチャンバにトレーラ側のエアタンクよりエアを供
給し、トレーラ側にサービスブレーキを作動させるトレ
ーラコントロールバルブと、前記スプリングブレーキコ
ントロールバルブとトレーラコントロールバルブの下流
のエマジェンシブレーキラインとの間にキャブコントロ
ールバルブと第2カットバルブを設け、前記スプリング
ブレーキコントロールバルブの作動によって第1スプリ
ングブレーキチャンバのエアを排気してトラクタ側にス
プリングブレーキを作動させ、前記キャブコントロール
バルブの作動に連係して第2カットバルブを作動し、エ
マージェンシブレーキラインのエアを排気することによ
り前記第1カットバルブの信号圧を排出し、第1カット
バルブより第2スプリングブレーキチャンバのエアを排
気してトレーラ側にスプリングブレーキを作動させるよ
うにしたことを特徴とするものである。
【0011】さらに、請求項5に記載の通り、エアタン
クを備えたトラクタ側にブレーキバルブとスプリングブ
レーキコントロールバルブのレバーの作動により空気式
車輪制動型駐車ブレーキとして制動作動する第1スプリ
ングブレーキチャンバを備え、トレーラ側のサービスブ
レーキラインとエアを供給するエマージェンシブレーキ
ラインとからなるトラクタブレーキ装置を備え、トレー
ラ側に第2スプリングブレーキチャンバとエアタンクと
を備え、トラクタ側のサービスブレーキラインとエマー
ジェンシブレーキラインとがトレーラ側のサービスブレ
ーキラインとエマージェンシブレーキラインにそれぞれ
結合され、前記第2スプリングブレーキチャンバにエア
を供給してサービスブレーキを作動すると共に、前記ト
レーラのエアタンクにエアを供給するリレーエマージェ
ンシバルブと、前記トレーラのエアタンクとパーキング
コントロールバルブを介して前記第2スプリングブレー
キチャンバにエアを給排してスプリングブレーキを制御
する駐車ブレーキ制御系路とを有したトレーラブレーキ
装置において、前記駐車ブレーキ制御系路のパーキング
コントロールバルブと第2スプリングブレーキチャンバ
との間に前記第2スプリングブレーキチャンバにエアを
給排制御する第1カットバルブを設け、この第1カット
バルブを前記リレーエマージェンシバルブと、このリレ
ーエマージェンシバルブよりも上流のトレーラ側のエマ
ージェンシブレーキラインとに接続し、トラクタ側に、
エマージェンシブレーキラインによりエアを供給し、ブ
レーキバルブからのサービスブレーキ信号圧によって前
記リレーエマージェンシバルブを介して第2スプリング
ブレーキチャンバにトレーラ側のエアタンクよりエアを
供給し、トレーラ側にサービスブレーキを作動させるト
レーラコントロールバルブと、前記スプリングブレーキ
コントロールバルブとトレーラコントロールバルブの下
流のエマジェンシブレーキラインとの間に第2カットバ
ルブを設け、前記スプリングブレーキコントロールバル
ブの作動によって第1スプリングブレーキチャンバのエ
アを排気してトラクタ側にスプリングブレーキを作動さ
せ、前記スプリングブレーキコントロールバルブの作動
に連係して第2カットバルブを作動し、エマージェンシ
ブレーキラインのエアを排気することにより前記第1カ
ットバルブの信号圧を排出し、第1カットバルブより第
2スプリングブレーキチャンバのエアを排気してトレー
ラ側にスプリングブレーキを作動させるようにしたこと
を特徴とするものである
【0012】また、請求項6に記載の通り、上記の各構
成において、前記スプリングブレーキコントロールバル
ブと前記トレーラコントロールバルブとに接続された配
管又はトラクタ側のエマージェンシブレーキラインにエ
ア圧を検出するトレーラピックアップスイッチを設けた
ことを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。 [実施例1](請求項1に対応) トラクタ側のブレーキ装置は図1で示すように、サービ
スブレーキエアタンク1に接続されているブレーキバル
ブ3からトレーラコントロールバルブ30に配管された
サービスブレーキ信号ライン14と、第1スプリングブ
レーキチャンバ7に配管されたサービスブレーキライン
13と、トレーラブレーキ用エアタンク2に接続され、
レバー17により作動するスプリングブレーキコントロ
ールバルブ18からプレッシャコントロールバルブ10
を介して第1スプリングブレーキチャンバ7に配管さ
れ、第1スプリングブレーキチャンバ7にエアを給排す
る配管31と、前記トレーラコントロールバルブ30に
接続された配管32と、前記トレーラコントロールバル
ブ30からトレーラ側へエアを供給するサービスブレー
キラインS並びにエマージェンシブレーキラインEとか
ら構成されている。
【0014】前記トレーラコントロールバルブ30は、
図3にも示すように、前記サビスブレーキ信号ライン1
4が接続されているサービスブレーキ信号圧入力ポート
a,bと、トレーラへのブレーキエア入力ポートcと、
サービスブレーキラインポートeと、エマージェンシブ
レーキエアラインポートfと、スプリングブレーキ信号
圧入力ポートdとを有している。
【0015】このトレーラコントロールバルブ30は、
通常の非制動時ではエアはブレーキエア入力ポートc
と、スプリングブレーキ信号圧入力ポートdとに常時供
給され、ブレーキエア入力ポートcに供給されたエアは
エマージェンシブレーキエアラインポートfからエマー
ジェンシブレーキラインEに出力し、後述するトレーラ
側のブレーキ装置のエアタンクにエアを供給する。
【0016】サービスブレーキ作動ではブレーキバルブ
3から信号圧がサービスブレーキ信号圧入力ポートa,
bに入力し、内設されているピストンがフイードバルブ
を開き、ブレーキエア入力ポートcに入力されているエ
アをサービスブレーキラインポートeからサービスブレ
ーキラインSに出力し、後述するトレーラ側のブレーキ
装置をサービスブレーキ作動する。
【0017】前記スプリングブレーキコントロールバル
ブ18をレバー17により作動すると、配管31並びに
配管32の系路は大気に開放される。これにより、第1
スプリングブレーキチャンバ7のエアを排気してスプリ
ングブレーキを作動し、また、スプリングブレーキ信号
圧入力ポートdより入力されていたエアが排気して、内
設されているピストンが押し下げられてフィードバルブ
を開き、サービスブレーキラインポートeからサービス
ブレーキラインSへ出力し、後述するトレーラ側のブレ
ーキ装置をサービスブレーキ作動する。
【0018】トレーラ側のブレーキ装置は図2で示すよ
うに、第2スプリングブレーキチャンバ20とエアタン
ク23とを備え、トラクタ側のサービスブレーキライン
SとエマージェンシブレーキラインEとがカップリング
15を介して配管27a,27bに結合され、前記第2
スプリングブレーキチャンバ20に配管22を介してエ
アを供給し、サービスブレーキ作動すると共に、前記エ
アタンク23に配管24を介してエアを供給するリレー
エマージェンシバルブ21と、前記エアタンク23とパ
ーキングコントロールバルブ25、第1カットバルブ2
9及びプレッシャコントロールバルブ26を介して前記
スプリングブレーキチャンバ20と接続している。
【0019】前記第1カットバルブ29は前記リレーエ
マージェンシバルブ21と配管28により接続され、か
つ、リレーエマージェンシバルブ21より上流のトレー
ラ側のエマージェンシブレーキラインに接続されてい
る。
【0020】前記第1カットバルブ29は、通常はエマ
ージェンシブレーキラインEからのエアが配管28を通
って供給されており、パーキングコントロールバルブ2
5とプレッシャコントロールバルブ26を連通してお
り、エアタンク23のエアが第2スプリングブレーキチ
ャンバ20に供給され、スプリングを圧縮してスプリン
グブレーキを非作動状態にし、第1カットバルブ29に
配管28から供給されているエアを排気すると前記連通
が断たれ、第2スプリングブレーキチャンバ20のエア
が排気され、スプリングブレーキを作動せる。
【0021】また、第2スプリングブレーキチャンバ2
0のスプリングブレーキを非作動状態において、サービ
スブレーキライSからのサービスブレーキ信号圧が配管
27aからリレーエマージェンシバルブ21に入力され
ると、リレーエマージェンシバルブ21はエアタンク2
3のエアを配管24及び配管22を介して第2スプリン
グブレーキチャンバ20に供給し、第2スプリングブレ
ーキチャンバ20をサービスブレーキ作動する構成であ
る。
【0022】上記の構成による本発明の実施例1では、
前記スプリングブレーキコントロールバルブ18をレバ
ー17によって作動することにによって第1スプリング
ブレーキチャンバ7のエアを排気してトラクタ側にスプ
リングブレーキを作動させると共に、前記エマージェン
シブレーキラインEのエアを排気することにより前記第
1カットバルブ29のエア配管28から供給される信号
圧を排気し、第1カットバルブ29より第2スプリング
ブレーキチャンバ20のエアを排気してトレーラ側にス
プリングブレーキを作動させる。
【0023】また、トレーラ側のサービスブレーキライ
ンSが失陥等をしてエアタンク23の圧力が下がった場
合は、ブレーキペダルを踏むとトレーラコントロールバ
ルブ30によってエマージェンシブレーキラインEを排
気し、第1カットバルブ29より第2スプリングブレー
キチャンバ20のエアを排気してトレーラ側にスプリン
グブレーキを自動的に作動させる。
【0024】[実施例2](請求項2に対応) 実施例2におけるトレーラ側のブレーキ装置は図2で示
す実施例1と同様の構成である。
【0025】実施例2おけるトラクタ側のブレーキ装置
は、図4で示すように、基本的な構成は実施例1と同様
であり、スプリングコントロールバルブ18とトレーラ
コントロールバルブ30の下流のエマージェンシブレー
キラインEとの間に配管32及び配管33によってキャ
ブコントロールバルブ36を設け、スプリングブレーキ
エアタンク2とトレーラコントロールバルブ30のブレ
ーキエア入力ポートcとを接続する配管33にプロテク
ションバルブ34を配設した構成である。
【0026】前記キャブコントロールバルブ36は、配
管32のエア圧が一定圧以上のときは、その圧力でバル
ブをスプリングに抗して配管35への通路を開口してい
るが、配管32及び35の圧力が規定値以下に降下する
とスプリングによって前記通路を閉止し、大気に連通す
るようになっており、自動又は手動で操作される。
【0027】前記プロテクションバルブ34は、自動又
は手動で開閉操作され、配管33及びエマージェンシブ
レーキラインEの欠陥時に閉止してスプリングブレーキ
エアタンク2のエアの排出を防止する。
【0028】上記実施例2では、前記スプリングブレー
キコントロールバルブ18の作動によって第1スプリン
グブレーキチャンバ7のエアを排気してトラクタ側にス
プリングブレーキを作動させると共に、前記エマージェ
ンシブレーキラインEのエアを排気することにより前記
第1カットバルブ29の信号圧を排気し、第1カットバ
ルブ20より第2ブレーキチャンバ20のエアを排気し
てトレーラ側にスプリングブレーキを作動させる。
【0029】また、前記キャブコントロールバルブ36
の作動のみでもエマージェンシブレーキラインEのエア
を排気することにより前記第1カットバルブ29の信号
圧を排気し、第1カットバルブ29より第2ブレーキチ
ャンバ20のエアを排気してトレーラ側にスプリングブ
レーキを作動させることができる。
【0030】[実施例3](請求項3に対応) 実施例3におけるトレーラ側のブレーキ装置も図2で示
す実施例1と同様の構成である。
【0031】実施例3おけるトラクタ側のブレーキ装置
は、図5で示すように、基本的な構成は実施例1と同様
であり、スプリングコントロールバルブ18とトレーラ
コントロールバルブ30の下流のエマージェンシブレー
キラインEとの間に第2カットバルブ37を設け、トレ
ーラブレーキ用エアタンク2とトレーラコントロールバ
ルブ30のブレーキエア入力ポートcとを接続する配管
33にプロテクションバルブ34を配設した構成であ
る。
【0032】前記第2カットバルブ37は、スプリング
コントロールバルブ18と配管32を介して信号圧が入
力されるエア入力ポートgと、トレーラコントロールバ
ルブ30のスプリングブレーキ信号圧入力ポートdと接
続したエアポートhと、トレーラコントロールバルブ3
0の下流のエマージェンシブレーキラインEと接続した
エアポートjと、排気ポートiとを備えている。
【0033】この第2カットバルブ37は、エア入力ポ
ートgのエア圧が一定圧以下に降下したとき、エマージ
ェンシブレーキラインEのエアを排気するものである。
【0034】上記実施例3では、前記スプリングブレー
キコントロールバルブ18の作動によって第1スプリン
グブレーキチャンバ7のエアを排気してトラクタ側にス
プリングブレーキを作動させると共に、前記スプリング
ブレーキコントロールバルブ18の作動に連係して第2
カットバルブ37を作動し、エマージェンシブレーキラ
インEのエアを排気することにより前記第1カットバル
ブ29の信号圧を排出し、第1カットバルブ29より第
2スプリングブレーキチャンバ20のエアを排気してト
レーラ側にスプリングブレーキを作動させる。
【0035】[実施例4](請求項4に対応) 実施例4におけるトレーラ側のブレーキ装置も図2で示
す実施例1と同様の構成である。
【0036】実施例4おけるトラクタ側のブレーキ装置
は、図6で示すように、基本的な構成は実施例1と同様
であり、スプリングブレーキコントロールバルブ18と
トレーラコントロールバルブ30の下流のエマジェンシ
ブレーキラインEとの間にキャブコントロールバルブ3
6と第2カットバルブ37を設けた構成である。
【0037】前記実施例4おけるキャブコントロールバ
ルブ36は前記実施例2のキャブコントロールバルブ3
6と同様であり、また、前記実施例4おける第2カット
バルブ37は前記実施例3の第2カットバルブ37と同
様である。
【0038】上記実施例4では、前記スプリングブレー
キコントロールバルブ18の作動によって第1スプリン
グブレーキチャンバ7のエアを排気してトラクタ側にス
プリングブレーキを作動させると共に、キャブコントロ
ールバルブ36を介して前記エマージェンシンブレーキ
ラインEのエアを排気することにより前記第1カットバ
ルブ29の信号圧を排出し、第1カットバルブ29より
第2スプリングブレーキチャンバ20のエアを排気して
トレーラ側にスプリングブレーキを作動させるのであ
る。
【0039】また、前記キャブコントロールバルブ36
の作動のみでも第2カットバルブ37を作動し、エマー
ジェンシブレーキラインEのエアを排気することにより
前記第1カットバルブ29の信号圧を排出し、第1カッ
トバルブ29より第2スプリングブレーキチャンバ20
のエアを排気してトレーラ側にスプリングブレーキを作
動させることができる。
【0040】[実施例5](請求項5に対応) 実施例5におけるトレーラ側のブレーキ装置も図2で示
す実施例1と同様の構成である。
【0041】実施例5おけるトラクタ側のブレーキ装置
は、図7で示すように、基本的な構成は実施例1と同様
であり、スプリングブレーキコントロールバルブ18と
トレーラコントロールバルブ30の下流のエマジェンシ
ブレーキラインEとの間に第2カットバルブ37を設け
た構成である。
【0042】前記実施例5おける第2カットバルブ37
は前記実施例3及び4の第2カットバルブ37と同様で
ある。
【0043】上記実施例5では、前記スプリングブレー
キコントロールバルブ18の作動によって第1スプリン
グブレーキチャンバ7のエアを排気してトラクタ側にス
プリングブレーキを作動させると共に、前記エマージェ
ンシンブレーキラインEのエアを排気することにより前
記第1カットバルブ29の信号圧を排出し、第1カット
バルブ29より第2スプリングブレーキチャンバ20の
エアを排気してトレーラ側にスプリングブレーキを作動
させるのである。
【0044】[実施例6](請求項6に対応) 実施例5は上記実施例1乃至5におけるスプリングブレ
ーキコントロールバルブ18とトレーラコントロールバ
ルブ30とに接続された配管又はトラクタ側のエマージ
ェンシブレーキラインEにエア圧を検出するトレーラピ
ックアップスイッチ12を設けたものである。
【0045】このトレーラピックアップスイッチ12
は、トラクタの単車及びトレーラの連結を判定し、スト
ップランプ、ウインカ、リターダー等の制御を変えるも
のである。これを上記の特定部位に設けることにより、
トラクタ側とトレーラ側のサービスブレーキラインS並
びにエマージェンシブレーキラインEのカップリング1
5がセルフシールタイプでもトレーラピックアップスイ
ッチ12の検出動作を可能とするものである。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように本発明によると、トラ
クタ側のブレーキ装置の操作によりトレーラ側にスプリ
ングブレーキの作動を可能とするものであるから、運転
手が一旦下車してキャブの外に存在するトレーラのパー
キングコントロールバルブを操作する煩わしさが不要と
なる。また、エマージェンシブレーキラインの失陥等で
はトレーラ側にスプリングブレーキ作動を可能とするで
安全性が確保される。
【0047】また、構成においては既存のバルブを組み
込む簡単な構造により実現することができる利点を有し
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトラクタ側のブレーキ装置の実施例1
を示す回路構成図
【図2】本発明のトレーラ側のブレーキ装置を示す回路
構成図
【図3】トレーラコントロールバルブの回路構成図
【図4】本発明のトラクタ側のブレーキ装置の実施例2
を示す回路構成図
【図5】本発明のトラクタ側のブレーキ装置の実施例3
を示す回路構成図
【図6】本発明のトラクタ側のブレーキ装置の実施例4
を示す回路構成図
【図7】本発明のトラクタ側のブレーキ装置の実施例5
を示す回路構成図
【図8】従来のトラクタ側のブレーキ装置を示す回路構
成図
【図9】従来のトレーラ側のブレーキ装置を示す回路構
成図
【符号の説明】
1 サービスブレーキエアタンク 2 トレーラブレーキ用エアタンク 3 ブレーキバルブ 7 第1スプリングブレーキチャンバ 12 トレーラピックアップスイッチ 17 レバー 18 スプリングブレーキコントロールバルブ 20 第2スプリングブレーキチャンバ 21 リレーエマジェンシバルブ 23 エアタンク 25 パーキングコントロールバルブ 29 第1カットバルブ 30 トレーラコントロールバルブ 34 プロテクションバルブ 36 キャブコントロールバルブ 37 第2カットバルブ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアタンクを備えたトラクタ側にブレー
    キバルブとスプリングブレーキコントロールバルブのレ
    バーの作動により空気式車輪制動型駐車ブレーキとして
    制動作動する第1スプリングブレーキチャンバを備え、
    トレーラ側のサービスブレーキラインとエアを供給する
    エマージェンシブレーキラインとからなるトラクタブレ
    ーキ装置を備え、 トレーラ側に第2スプリングブレーキチャンバとエアタ
    ンクとを備え、トラクタ側のサービスブレーキラインと
    エマージェンシブレーキラインとがトレーラ側のサービ
    スブレーキラインとエマージェンシブレーキラインにそ
    れぞれ結合され、前記第2スプリングブレーキチャンバ
    にエアを供給してサービスブレーキを作動すると共に、 前記トレーラのエアタンクにエアを供給するリレーエマ
    ージェンシバルブと、前記トレーラのエアタンクとパー
    キングコントロールバルブを介して前記第2スプリング
    ブレーキチャンバにエアを給排してスプリングブレーキ
    を制御する駐車ブレーキ制御系路とを有したトレーラブ
    レーキ装置において、 前記駐車ブレーキ制御系路のパーキングコントロールバ
    ルブと第2スプリングブレーキチャンバとの間に前記第
    2スプリングブレーキチャンバにエアを給排制御する第
    1カットバルブを設け、この第1カットバルブを前記リ
    レーエマージェンシバルブと、このリレーエマージェン
    シバルブよりも上流のトレーラ側のエマージェンシブレ
    ーキラインとに接続し、 トラクタ側に、エマージェンシブレーキラインによりト
    レーラ側にエアを供給し、ブレーキバルブからのサービ
    スブレーキ信号圧によって前記リレーエマージェンシバ
    ルブを介して第2スプリングブレーキチャンバにトレー
    ラ側のエアタンクよりエアを供給し、トレーラ側にサー
    ビスブレーキを作動させるトレーラコントロールバルブ
    を設け、 前記スプリングブレーキコントロールバルブの作動によ
    って第1スプリングブレーキチャンバのエアを排気して
    トラクタ側にスプリングブレーキを作動させると共に、 前記エマージェンシブレーキラインのエアを排気するこ
    とにより前記第1カットバルブの信号圧を排気し、第1
    カットバルブより第2スプリングブレーキチャンバのエ
    アを排気してトレーラ側にスプリングブレーキを作動さ
    せるようにしたことを特徴とするトレーラの非常及び駐
    車ブレーキ装置。
  2. 【請求項2】 エアタンクを備えたトラクタ側にブレー
    キバルブとスプリングブレーキコントロールバルブのレ
    バーの作動により空気式車輪制動型駐車ブレーキとして
    制動作動する第1スプリングブレーキチャンバを備え、
    トレーラ側のサービスブレーキラインとエアを供給する
    エマージェンシブレーキラインとからなるトラクタブレ
    ーキ装置を備え、 トレーラ側に第2スプリングブレーキチャンバとエアタ
    ンクとを備え、トラクタ側のサービスブレーキラインと
    エマージェンシブレーキラインとがトレーラ側のサービ
    スブレーキラインとエマージェンシブレーキラインにそ
    れぞれ結合され、前記第2スプリングブレーキチャンバ
    にエアを供給してサービスブレーキを作動すると共に、 前記トレーラのエアタンクにエアを供給するリレーエマ
    ージェンシバルブと、前記トレーラのエアタンクとパー
    キングコントロールバルブを介して前記第2スプリング
    ブレーキチャンバにエアを給排してスプリングブレーキ
    を制御する駐車ブレーキ制御系路とを有したトレーラブ
    レーキ装置において、 前記駐車ブレーキ制御系路のパーキングコントロールバ
    ルブと第2スプリングブレーキチャンバとの間に前記第
    2スプリングブレーキチャンバにエアを給排制御する第
    1カットバルブを設け、この第1カットバルブを前記リ
    レーエマージェンシバルブと、このリレーエマージェン
    シバルブよりも上流のトレーラ側のエマージェンシブレ
    ーキラインとに接続し、 トラクタ側に、エマージェンシブレーキラインによりエ
    アを供給し、ブレーキバルブからのサービスブレーキ信
    号圧によって前記リレーエマージェンシバルブを介して
    第2スプリングブレーキチャンバにトレーラ側のエアタ
    ンクよりエアを供給し、トレーラ側にサービスブレーキ
    を作動させるトレーラコントロールバルブと、前記スプ
    リングブレーキコントロールバルブとトレーラコントロ
    ールバルブの下流のエマージェンシブレーキラインとの
    間にキャブコントロールバルブを設け、 前記スプリングブレーキコントロールバルブの作動によ
    って第1スプリングブレーキチャンバのエアを排気して
    トラクタ側にスプリングブレーキを作動させ、前記キャ
    ブコントロールバルブの作動によってエマージェンシブ
    レーキラインのエアを排気することにより前記第1カッ
    トバルブの信号圧を排気し、第1カットバルブより第2
    ブレーキチャンバのエアを排気してトレーラ側にスプリ
    ングブレーキを作動させるようにしたことを特徴とする
    トレーラの非常及び駐車ブレーキ装置。
  3. 【請求項3】 エアタンクを備えたトラクタ側にブレー
    キバルブとスプリングブレーキコントロールバルブのレ
    バーの作動により空気式車輪制動型駐車ブレーキとして
    制動作動する第1スプリングブレーキチャンバを備え、
    トレーラ側のサービスブレーキラインとエアを供給する
    エマージェンシブレーキラインとからなるトラクタブレ
    ーキ装置を備え、 トレーラ側に第2スプリングブレーキチャンバとエアタ
    ンクとを備え、トラクタ側のサービスブレーキラインと
    エマージェンシブレーキラインとがトレーラ側のサービ
    スブレーキラインとエマージェンシブレーキラインにそ
    れぞれ結合され、前記第2スプリングブレーキチャンバ
    にエアを供給してサービスブレーキを作動すると共に、 前記トレーラのエアタンクにエアを供給するリレーエマ
    ージェンシバルブと、前記トレーラのエアタンクとパー
    キングコントロールバルブを介して前記第2スプリング
    ブレーキチャンバにエアを給排してスプリングブレーキ
    を制御する駐車ブレーキ制御系路とを有したトレーラブ
    レーキ装置において、 前記駐車ブレーキ制御系路のパーキングコントロールバ
    ルブと第2スプリングブレーキチャンバとの間に前記第
    2スプリングブレーキチャンバにエアを給排制御する第
    1カットバルブを設け、この第1カットバルブを前記リ
    レーエマージェンシバルブと、このリレーエマージェン
    シバルブよりも上流のトレーラ側のエマージェンシブレ
    ーキラインとに接続し、 トラクタ側に、エマージェンシブレーキラインによりエ
    アを供給し、ブレーキバルブからのサービスブレーキ信
    号圧によって前記リレーエマージェンシバルブを介して
    第2スプリングブレーキチャンバにトレーラ側のエアタ
    ンクよりエアを供給し、トレーラ側にサービスブレーキ
    を作動させるトレーラコントロールバルブと、前記スプ
    リングコントロールバルブとトレーラコントロールバル
    ブの下流のエマージェンシブレーキラインとの間に第2
    カットバルブを設け、 前記スプリングブレーキコントロールバルブの作動によ
    って第1スプリングブレーキチャンバのエアを排気して
    トラクタ側にスプリングブレーキを作動させると共に、 前記スプリングブレーキコントロールバルブの作動に連
    係して第2カットバルブを作動し、エマージェンシブレ
    ーキラインのエアを排気することにより前記第1カット
    バルブの信号圧を排出し、第1カットバルブより第2ス
    プリングブレーキチャンバのエアを排気してトレーラ側
    にスプリングブレーキを作動させるようにしたことを特
    徴とするトレーラの非常及び駐車ブレーキ装置。
  4. 【請求項4】 エアタンクを備えたトラクタ側にブレー
    キバルブとスプリングブレーキコントロールバルブのレ
    バーの作動により空気式車輪制動型駐車ブレーキとして
    制動作動する第1スプリングブレーキチャンバを備え、
    トレーラ側のサービスブレーキラインとエアを供給する
    エマージェンシブレーキラインとからなるトラクタブレ
    ーキ装置を備え、 トレーラ側に第2スプリングブレーキチャンバとエアタ
    ンクとを備え、トラクタ側のサービスブレーキラインと
    エマージェンシブレーキラインとがトレーラ側のサービ
    スブレーキラインとエマージェンシブレーキラインにそ
    れぞれ結合され、前記第2スプリングブレーキチャンバ
    にエアを供給してサービスブレーキを作動すると共に、 前記トレーラのエアタンクにエアを供給するリレーエマ
    ージェンシバルブと、前記トレーラのエアタンクとパー
    キングコントロールバルブを介して前記第2スプリング
    ブレーキチャンバにエアを給排してスプリングブレーキ
    を制御する駐車ブレーキ制御系路とを有したトレーラブ
    レーキ装置において、 前記駐車ブレーキ制御系路のパーキングコントロールバ
    ルブと第2スプリングブレーキチャンバとの間に前記第
    2スプリングブレーキチャンバにエアを給排制御する第
    1カットバルブを設け、この第1カットバルブを前記リ
    レーエマージェンシバルブと、このリレーエマージェン
    シバルブよりも上流のトレーラ側のエマージェンシブレ
    ーキラインとに接続し、 トラクタ側に、エマージェンシブレーキラインによりエ
    アを供給し、ブレーキバルブからのサービスブレーキ信
    号圧によって前記リレーエマージェンシバルブを介して
    第2スプリングブレーキチャンバにトレーラ側のエアタ
    ンクよりエアを供給し、トレーラ側にサービスブレーキ
    を作動させるトレーラコントロールバルブと、前記スプ
    リングブレーキコントロールバルブとトレーラコントロ
    ールバルブの下流のエマジェンシブレーキラインとの間
    にキャブコントロールバルブと第2カットバルブを設
    け、 前記スプリングブレーキコントロールバルブの作動によ
    って第1スプリングブレーキチャンバのエアを排気して
    トラクタ側にスプリングブレーキを作動させ、 前記キャブコントロールバルブの作動に連係して第2カ
    ットバルブを作動し、エマージェンシブレーキラインの
    エアを排気することにより前記第1カットバルブの信号
    圧を排出し、第1カットバルブより第2スプリングブレ
    ーキチャンバのエアを排気してトレーラ側にスプリング
    ブレーキを作動させるようにしたことを特徴とするトレ
    ーラの非常及び駐車ブレーキ装置。
  5. 【請求項5】 エアタンクを備えたトラクタ側にブレー
    キバルブとスプリングブレーキコントロールバルブのレ
    バーの作動により空気式車輪制動型駐車ブレーキとして
    制動作動する第1スプリングブレーキチャンバを備え、
    トレーラ側のサービスブレーキラインとエアを供給する
    エマージェンシブレーキラインとからなるトラクタブレ
    ーキ装置を備え、 トレーラ側に第2スプリングブレーキチャンバとエアタ
    ンクとを備え、トラクタ側のサービスブレーキラインと
    エマージェンシブレーキラインとがトレーラ側のサービ
    スブレーキラインとエマージェンシブレーキラインにそ
    れぞれ結合され、前記第2スプリングブレーキチャンバ
    にエアを供給してサービスブレーキを作動すると共に、 前記トレーラのエアタンクにエアを供給するリレーエマ
    ージェンシバルブと、前記トレーラのエアタンクとパー
    キングコントロールバルブを介して前記第2スプリング
    ブレーキチャンバにエアを給排してスプリングブレーキ
    を制御する駐車ブレーキ制御系路とを有したトレーラブ
    レーキ装置において、 前記駐車ブレーキ制御系路のパーキングコントロールバ
    ルブと第2スプリングブレーキチャンバとの間に前記第
    2スプリングブレーキチャンバにエアを給排制御する第
    1カットバルブを設け、この第1カットバルブを前記リ
    レーエマージェンシバルブと、このリレーエマージェン
    シバルブよりも上流のトレーラ側のエマージェンシブレ
    ーキラインとに接続し、 トラクタ側に、エマージェンシブレーキラインによりエ
    アを供給し、ブレーキバルブからのサービスブレーキ信
    号圧によって前記リレーエマージェンシバルブを介して
    第2スプリングブレーキチャンバにトレーラ側のエアタ
    ンクよりエアを供給し、トレーラ側にサービスブレーキ
    を作動させるトレーラコントロールバルブと、前記スプ
    リングブレーキコントロールバルブとトレーラコントロ
    ールバルブの下流のエマジェンシブレーキラインとの間
    に第2カットバルブを設け、 前記スプリングブレーキコントロールバルブの作動によ
    って第1スプリングブレーキチャンバのエアを排気して
    トラクタ側にスプリングブレーキを作動させ、 前記スプリングブレーキコントロールバルブの作動に連
    係して第2カットバルブを作動し、エマージェンシブレ
    ーキラインのエアを排気することにより前記第1カット
    バルブの信号圧を排出し、第1カットバルブより第2ス
    プリングブレーキチャンバのエアを排気してトレーラ側
    にスプリングブレーキを作動させるようにしたことを特
    徴とするトレーラの非常及び駐車ブレーキ装置。
  6. 【請求項6】 前記スプリングブレーキコントロールバ
    ルブと前記トレーラコントロールバルブとに接続された
    配管又はトラクタ側のエマージェンシブレーキラインに
    エア圧を検出するトレーラピックアップスイッチを設け
    たことを特徴とする請求項1乃至5に記載のトレーラの
    非常及び駐車ブレーキ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100952790B1 (ko) 2008-12-04 2010-04-14 현대자동차주식회사 트레일러 주차 브레이크 장치
CN113613971A (zh) * 2019-03-27 2021-11-05 五十铃自动车株式会社 制动装置
CN113613969A (zh) * 2019-03-27 2021-11-05 五十铃自动车株式会社 制动装置

Cited By (5)

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CN113613971B (zh) * 2019-03-27 2023-06-16 五十铃自动车株式会社 制动装置
CN113613969B (zh) * 2019-03-27 2023-06-20 五十铃自动车株式会社 制动装置

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