JPH112058A - ドアのオープンストッパ - Google Patents

ドアのオープンストッパ

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Publication number
JPH112058A
JPH112058A JP16664397A JP16664397A JPH112058A JP H112058 A JPH112058 A JP H112058A JP 16664397 A JP16664397 A JP 16664397A JP 16664397 A JP16664397 A JP 16664397A JP H112058 A JPH112058 A JP H112058A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
door
vehicle body
mounting member
open stopper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16664397A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoto Yamauchi
直人 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP16664397A priority Critical patent/JPH112058A/ja
Publication of JPH112058A publication Critical patent/JPH112058A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアのオープンストッパにおいて、ベルトの
取付部材の自転によるドアの過開きを防止することを第
1の課題とする。 【解決手段】 ドアのオープンストッパにおいて、車体
11にドアヒンジを介してドア12が開閉可能に枢着され、
可撓性のベルト13の一方の連結部が取付部材16を介して
ドア12に連結されると共にベルト13の他方の連結部が取
付ブラケット15を介して車体11に連結され、ドア12の全
開時にベルト13を緊張させてドア12が全開位置で停止さ
れる。取付部材16の先端部が取付ブラケット15に近い方
向に向けて配置され、取付部材16の先端部のベルト挿通
穴にベルト13が挿通されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアヒンジによっ
て車体に開閉可能に枢着されたドアの過開きを防止する
ためのドアのオープンストッパに関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のドアのオープンストッパを
示す。車体(ボデー)11にドアヒンジ(不図示)を介し
てドア12が開閉可能に枢着され、ドア12はドアヒンジの
ヒンジセンタ14を中心として、全開位置と全閉位置との
間を回動することができる。繊維又はフレキシブル部材
からなるベルト13の両連結部(縫製されたベルト13の両
端のループ状の連結部)がドア12及び車体11に連結さ
れ、ドア12の全開時にベルト13を緊張させてドア12が全
開位置で停止される。
【0003】ドア12のインナパネル26の車内側面の挿通
孔に取付部材16の基端部の挿通孔が重ねられ、それらの
挿通孔にボルト28が挿通され、ボルト28とナット29とが
螺合されて、取付部材16の基端部がドア12のインナパネ
ル26の車内側面に固定されている。同様に、車体11の車
内側面25の挿通孔に取付ブラケット15の基端部の挿通孔
が重ねられ、それらの挿通孔にボルト30が挿通され、ボ
ルト30とナット31とが螺合されて、取付ブラケット15の
基端部が車体11の車内側面25に固定されている。取付部
材16の先端部は取付ブラケット15から遠い方向に向けて
配置され、取付部材16の先端部にはベルト挿通穴が形成
されている。取付ブラケット15の先端部は取付部材16に
近い方向に向けて配置され、取付ブラケット15の先端部
にはガイドピン17が固着されている。ベルト13の一方の
連結部は、取付部材16の先端部のベルト挿通穴に挿通さ
れて連結され、ベルト13の他方の連結部は、連結部のル
ープ内に取付ブラケット15のガイドピン17が挿入されて
連結されている。
【0004】ベルト13の一端部22が、取付部材16のベル
ト挿通穴の上側から下側へ右に向かって挿通され、反転
後に取付部材16の先端部の上側を通って左側へ向けら
れ、ベルト13の中間部23の左端近傍の上側に重ね合わさ
れている。ベルト13の他端部が、取付ブラケット15のガ
イドピン17の下側を通過して左方へ向けられ、反転後ガ
イドピン17の上側を通って右方へ向けられ、ベルト13の
一端部22を含む部分の上側に所定の長さにわたり三重に
重ね合わされている。この三重に重ね合わされた部分
は、縫製により固定されて縫製部Aとなり、ベルト13の
ボルト28の上方部分においても同様に縫製により固定さ
れて縫製部Bとなる。なお、ドア12の開放時に、ボデー
エッジ33とベルト13とが接触し、摩擦によりベルト13の
縫製部の縫い目がほつれ等の損傷を受け重ね合わせ部分
が離れることを防止するために、断面U字型のエッジプ
ロテクタ18がボデーエッジ33にかぶせて装着されてい
る。
【0005】この従来例では、必要以上の力を加えてド
ア12を大きく開き、手荒く閉じることを繰り返すと、取
付部材16を固定するボルト28とナット29とが徐々に弛ん
でくる。そして、強い力でドア12を開くときに、ベルト
13が強く引っ張られて、取付部材16がボルト28の中心軸
の周りを180°自転し、取付部材16の先端部は取付ブ
ラケット15に近い方向に向けられ、それに伴いベルト13
が半回転捩じれることがある。その結果、ドア12は過開
きとなり、ベルト13が捩じれているので、ベルト13の耐
久性が低下する。また、ベルト13に外側へ湾曲させる工
夫がなされていないので、ベルト13が内側に曲がって車
体11とドア12の間に噛み込まれる恐れがあった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ドアのオー
プンストッパにおいて、ベルトの取付部材の自転による
ドアの過開きを防止することを第1の課題とし、またベ
ルトの中間部が車体の外側に突出して車体とドアとの間
に噛み込まれることを防止することを第2の課題とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、車体にドアヒ
ンジを介してドアが開閉可能に枢着され、可撓性のベル
トの一方の連結部が取付部材を介してドアに連結される
と共にベルトの他方の連結部が取付ブラケットを介して
車体に連結され、ドアの全開時にベルトを緊張させてド
アが全開位置で停止されるドアのオープンストッパにお
いて、取付部材の先端部が取付ブラケットに近い方向に
向けて配置され、取付部材の先端部のベルト挿通穴にベ
ルトが挿通されていることを第1の構成とする。本発明
は、車体にドアヒンジを介してドアが開閉可能に枢着さ
れ、可撓性のベルトの両連結部がドア及び車体に連結さ
れ、ドアの全開時にベルトを緊張させてドアが全開位置
で停止されるドアのオープンストッパにおいて、ベルト
の中間部を複数個のリングに嵌め込み、リングの内面に
沿ってベルトを湾曲させ、湾曲したベルトの凸状部側が
車体の室内に向けて配置され、ドアの閉鎖時にベルトの
中間部が室内側に突出して曲げられるようにされたこと
を第2の構成とする。本発明は、車体にドアヒンジを介
してドアが開閉可能に枢着され、可撓性のベルトの両連
結部がドア及び車体に連結され、ドアの全開時にベルト
を緊張させてドアが全開位置で停止されるドアのオープ
ンストッパにおいて、重ね合わせたベルトの室内側ベル
トの長さを室外側ベルトの長さよりも長くし、室内側ベ
ルトと室外側ベルトとを複数箇所で縫製し、室内側ベル
トを複数箇所で室内側に向けて突出させ、ドアの閉鎖時
にベルトの中間部が室内側に突出して曲げられるように
されたことを第3の構成とする。
【0008】
【発明の実施の形態】図1(a) 〜図1(c) は、本発明の
実施の形態を示す図である。実施の形態の説明におい
て、図2と同一の部材には図2と同一の符号を付し、そ
の説明は簡略にする。図1(a) に示されているように、
車体11にドアヒンジを介してドア12が開閉可能に枢着さ
れ、可撓性のベルト13の一方の連結部が取付部材16を介
してドア12に連結されると共にベルトの他方の連結部が
取付ブラケット15を介して車体11に連結されている。取
付ブラケット15の先端部は従来例と同様に取付部材16に
近い方向に向けて配置されているが、取付部材16の先端
部は従来例と逆の方向に、すなわち取付ブラケット15に
近い方向に向けて配置されている。このように、取付部
材16の先端部が、ドア12の開放時にベルト13により引っ
張られる方向に向いているので、取付部材16を固定する
ボルト28とナット29とが弛んでも、取付部材16がボルト
28の軸線の周りに自転することはあり得ない。
【0009】ベルト13の一端部22が、取付部材16のベル
ト挿通穴の下側から上側に向かって挿通され、反転後に
取付部材16の先端部の上側を通って左側へ向けられ、ベ
ルト13の中間部23の左端近傍の上側に重ね合わされてい
る。ベルト13の他端部は、従来例と同様に、取付ブラケ
ット15のガイドピン17の下側を通過して左方へ向けら
れ、反転後ガイドピン17の上側を通って右方へ向けら
れ、ベルト13の一端部22を含む部分の上側に所定の長さ
にわたり三重に重ね合わされている。この三重に重ね合
わされた部分は、縫製により固定されて縫製部Aとな
り、ベルト13の右端のループ近傍においても同様に縫製
により固定されて縫製部Bとなる。
【0010】ベルト13の中間部24(ベルト13の両端部以
外の部分)を複数個の金属製、ゴム製、プラスチック製
等のリング35に嵌め込み、図1(b),(c) に示されている
ように、2個のリング35の内面に沿ってベルト13の中間
部24を上方へ湾曲させる。ベルト13の中間部24の長手方
向の両サイドが下側に湾曲し、長手方向の中央部が上側
に凸状に湾曲して突出するようにベルト13が変形する。
このように変形させると、ベルト13の中間部24は上方へ
は曲がり易いが、下方へは曲がり難くなる。そして、ベ
ルト13の中間部24の湾曲した凸状部側が車体11の室内に
向けて配置されているので、ドア12の閉鎖時にベルト13
の中間部24が室内側に突出して曲げられ、室外側へ曲げ
られることが避けられ、ベルト13が車体11とドア12の間
に噛み込まれる恐れがなくなる。
【0011】図1(d) は、本発明の実施の形態のベルト
の変形例を示す図である。実施の形態のベルトの変形例
において、重ね合わせたベルト13の室内側ベルト(図1
(d) では上側のベルト)の長さを室外側ベルト(図1
(d) では下側のベルト)の長さよりも長くし、室内側ベ
ルトと室外側ベルトとを複数箇所で縫製し、例えば両端
のループ近傍の縫製部A,B及び長手方向の中央部の縫
製部Cとする。室内側ベルトを複数箇所で室内側に向け
て突出させ、ドアの閉鎖時にベルト13の中間部24が室内
側に突出して曲げられ、室外側へ曲げられることが避け
られ、ベルト13が車体11とドア12の間に噛み込まれる恐
れがなくなる。
【0012】
【発明の効果】本発明の請求項1では、取付部材の先端
部が取付ブラケットに近い方向に向けて配置され、取付
部材の先端部のベルト挿通穴にベルトが挿通されてい
る。従って、取付部材がベルトにより強く引っ張られて
も、取付部材が自転することはなく、取付部材の自転に
よるドアの過開きが防止される。本発明の請求項2で
は、ベルトの中間部を複数個のリングに嵌め込み、リン
グの内面に沿ってベルトを湾曲させ、湾曲したベルトの
凸状部側が車体の室内に向けて配置され、ドアの閉鎖時
にベルトの中間部が室内側に突出して曲げられるように
されている。従って、ドアの閉鎖時にベルトの中間部が
室内側に突出して曲げられ、室外側へ曲げられることが
避けられ、ベルトが車体とドアの間に噛み込まれる恐れ
がない。本発明の請求項3では、重ね合わせたベルトの
室内側ベルトの長さを室外側ベルトの長さよりも長く
し、室内側ベルトと室外側ベルトとを複数箇所で縫製
し、室内側ベルトを複数箇所で室内側に向けて突出さ
せ、ドアの閉鎖時にベルトの中間部が室内側に突出して
曲げられるようにされている。従って、ドアの閉鎖時に
ベルトの中間部が室内側に突出して曲げられ、室外側へ
曲げられることが避けられ、ベルトが車体とドアの間に
噛み込まれる恐れがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a) は本発明のドアのオープンストッパの
実施の形態を示す一部断面側面図であり、図1(b) は実
施の形態のベルトの斜視図であり、図1(c) は図1(b)
のX−X断面図であり、図1(d) は実施の形態のベルト
の変形例の斜視図である。
【図2】従来のドアのオープンストッパを示す一部断面
側面図である。
【符号の説明】
11 車体 12 ドア 13 ベルト 15 取付ブラケット 16 取付部材 35 リング

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体にドアヒンジを介してドアが開閉可
    能に枢着され、可撓性のベルトの一方の連結部が取付部
    材を介してドアに連結されると共にベルトの他方の連結
    部が取付ブラケットを介して車体に連結され、ドアの全
    開時にベルトを緊張させてドアが全開位置で停止される
    ドアのオープンストッパにおいて、取付部材の先端部が
    取付ブラケットに近い方向に向けて配置され、取付部材
    の先端部のベルト挿通穴にベルトが挿通されていること
    を特徴とするドアのオープンストッパ。
  2. 【請求項2】 車体にドアヒンジを介してドアが開閉可
    能に枢着され、可撓性のベルトの両連結部がドア及び車
    体に連結され、ドアの全開時にベルトを緊張させてドア
    が全開位置で停止されるドアのオープンストッパにおい
    て、ベルトの中間部を複数個のリングに嵌め込み、リン
    グの内面に沿ってベルトを湾曲させ、湾曲したベルトの
    凸状部側が車体の室内に向けて配置され、ドアの閉鎖時
    にベルトの中間部が室内側に突出して曲げられるように
    されたことを特徴とするドアのオープンストッパ。
  3. 【請求項3】 車体にドアヒンジを介してドアが開閉可
    能に枢着され、可撓性のベルトの両連結部がドア及び車
    体に連結され、ドアの全開時にベルトを緊張させてドア
    が全開位置で停止されるドアのオープンストッパにおい
    て、重ね合わせたベルトの室内側ベルトの長さを室外側
    ベルトの長さよりも長くし、室内側ベルトと室外側ベル
    トとを複数箇所で縫製し、室内側ベルトを複数箇所で室
    内側に向けて突出させ、ドアの閉鎖時にベルトの中間部
    が室内側に突出して曲げられるようにされたことを特徴
    とするドアのオープンストッパ。
JP16664397A 1997-06-10 1997-06-10 ドアのオープンストッパ Pending JPH112058A (ja)

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JP16664397A JPH112058A (ja) 1997-06-10 1997-06-10 ドアのオープンストッパ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104196381A (zh) * 2014-09-04 2014-12-10 山东宝雅新能源汽车股份有限公司 柔性车门约束机构
WO2019190148A1 (ko) * 2018-03-29 2019-10-03 김학성 드릴 작업 없이 장착되는 지게차 캐빈용 도어 및 창틀.

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CN104196381A (zh) * 2014-09-04 2014-12-10 山东宝雅新能源汽车股份有限公司 柔性车门约束机构
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US11629038B2 (en) 2018-03-29 2023-04-18 Hak Sung Kim Forklift cabin door and window frame to be mounted without drilling operation

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