JPH11205365A - トークンパス方式データ転送システム - Google Patents

トークンパス方式データ転送システム

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JPH11205365A
JPH11205365A JP10006997A JP699798A JPH11205365A JP H11205365 A JPH11205365 A JP H11205365A JP 10006997 A JP10006997 A JP 10006997A JP 699798 A JP699798 A JP 699798A JP H11205365 A JPH11205365 A JP H11205365A
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Matsuhiko Takatani
松彦 高谷
Noriaki Kawahara
規明 河原
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トークンパス方式データ転送システムにおい
て、トークンフレーム異常時にトークンフレームが壊さ
れることを防止する。 【解決手段】 トークンフレームを受信したときに、こ
れにリセット識別コードが含まれている場合には、リセ
ット処理を実行する。このリセット処理は、受信したト
ークンフレームの最後のエンドデリミタ部EDを検出し
たときに、リセットカウンタのカウントを開始し、その
カウント値がトークンフレームを受信してから送信を開
始するまでの局遅延時間を僅かに越える態度のリセット
時間が経過したときにリセット処理を開始する。これに
より、送信中のトークンフレームの送信が完了した直後
にリセット処理を行い、トークンフレームが壊れること
を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LANなどのネッ
トワークに接続された計算機、FA用コントローラ及び
その入出力装置等のステーションからなる局がトークン
パス方式でデータ転送を行うトークンパス方式データ転
送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、LANに接続された複数の局(ス
テーション)間の通信を効率よく行うため、トークンパ
ス(トークンパッシングともいう)方式でデータ転送を
行うようにしている。
【0003】このLANでのトークパス方式は、局がネ
ットワーク上へデータを送信する機会を平等に得られる
ようにする方式であって、トークンフレームと呼ばれる
フレームが利用される。
【0004】すなわち、トークンフレームはネットワー
クの伝送路上を巡回するデータ送信のための送信権を授
受する制御情報であり、このトークンフレームには宛先
アドレスが含まれている。
【0005】この方式では、トークンを獲得している局
が送信局となり、データの送信後、自局の局番の次の局
番(降順)或いは自局の局番の前の局番(昇順)を後続
局の局番として宛先アドレス部に設定したトークンフレ
ームを送出する。
【0006】他の局では、このトークンフレームの宛先
アドレス部の局番を調べ自局の局番であればこれを取り
込み、新たなトークンの獲得局つまり送信局となる。ま
た、新たな送信局は、データを送信した後、再び前の送
信局と同じ順序(降順或いは昇順など)に従って新たな
後続局の局番を設定し、トークンフレームを送出する。
【0007】このように局番順にトークンの授受を繰り
返し、末端の局番(最後の局番或いは最初の局番)にト
ークンが回ってきたとき、後続局としてもう一方の末端
の局番(最初の局番或いは最後の局番)を設定する。
【0008】このようにして、全ての局が参加するトー
クンが形成され、送信権の授受が均等且つ円滑に行われ
ることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なトークンパス方式データ転送システムにおいては、伝
送路上に予期しないノイズ等が発生する場合がある。か
かる場合、送信局から出力されたトークンフレームがこ
のノイズ等の影響を受け、後続局で正常受信されないこ
とも起こり得る。このような状態を放置すれば、トーク
ンフレームに従った送信権の伝達が停止してしまい、以
後何れの局もデータの送信が行えなくなる。
【0010】これを防止するためには、送信局がトーク
ンフレーム送出後、特定の後続局の監視を行い、もし伝
送路上に信号が全く検出されなかったときは、何らかの
理由でトークンフレームが後続局に伝わらなかったか、
もくしは後続局により受信されなかったと判断し、1つ
又は全ての後続局の電気的リセットを行うようにする必
要がある。
【0011】しかしながら、この電気的リセットによっ
て後続局への送信フレームが壊れてしまうとトークンフ
レームに従った送信権の伝達が停止してしまい、従局の
リセットが行われたか否かが不明となり、その後にトー
クンフレームを再送することの判断ができなくなるとい
う未解決の課題がある。
【0012】そこで、本発明は、上記従来例の未解決の
課題に着目してなされたものであり、トークンフレーム
を壊すことなく従局の電気的リセットを確実に行うこと
ができるトークンパス方式データ転送システムを提供す
ることを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係るトークンパス方式データ転送システ
ムは、主局及び1以上の従局が伝送路に接続され、各局
がトークンフレームを巡回させて送信権を移動させるト
ークンパス方式データ転送システムにおいて、トークン
伝送異常時に当該トークンフレームにリセット識別コー
ドを付加し、当該トークンフレームを獲得した局は他局
に対する送信完了後に前記リセット種別コードに従って
自局回路のリセット処理を行うようにしたことを特徴と
している。
【0014】この請求項1に係る発明では、トークンフ
レームを獲得した各局は、受信したトークンフレームに
付加されているリセット識別コードを読み取り、トーク
ンフレームが壊れないようトークンフレームを送信後に
自局回路のリセット処理を行う。
【0015】また、請求項2に係るトークンパス方式デ
ータ転送システムは、請求項1に係る発明において、前
記トークンを獲得した局は、自局で設定された局遅延時
間をリセット遅延時間として設定することを特徴として
いる。
【0016】この請求項2に係る発明においては、自局
で設定された局遅延時間をリセット遅延時間として設定
しているので、自局の性能を維持することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態を示
す概略構成図であって、例えばリング状ネットワークL
Nに、従局としての複数のプロセッサP1〜Pi、リレ
ー、スイッチ等のオン/オフ機器を制御する信号を出力
する出力装置SO1〜SOj及びリレー、スイッチ等の
オン/オフ機器の状態信号を入力する入力装置SI1〜
SIkと、リング状ネットワークLNを管理する主局と
してのマスタステーションMとが接続されている。
【0018】そして、リング状ネットワークLNにトー
クンフレームTFが巡回される。このトークンフレーム
は、図2に示すように、フレームの先頭を示すスタート
デリミタ部SD、フレームの種類を示すフレーム制御部
FC、宛先アドレスを格納する宛先アドレス部DA、送
信元アドレスを格納する送信元アドレス部SA、フレー
ムの検査を行うフレームチェックシーケンス部FCS及
びフレームの終了を示すエンドデリミタ部EDとで構成
されている。
【0019】ここで、フレーム制御部FCには、少なく
とも当該フレームがトークンフレームであることを表す
フレーム種別コードとしてのトークンフレームコードT
Cと、このトークンの獲得によって自局が送信すべきデ
ータの種類を示すデータ種別コードDCと、トークンフ
レーム伝送異常時に一部又は全ての局を初期化するリセ
ット識別コードRCとが格納されている。
【0020】また、トークンを獲得して送信データを送
信するデータフレームDFは、トークンフレームTFの
送信元アドレス部SA及びフレームチェックシーケンス
部FCS間にデータフレームDTを挿入したフォーマッ
トで構成され、このデータフレームのフレーム制御部F
Cには、送信フレームがデータフレームであることを示
すフレーム種別コードとしてのデータフレームコードの
みが格納される。
【0021】そして、マスターステーションM、プロセ
ッサP1〜Pi、出力装置SO1〜SOj及び入力装置
SI1〜SIkの夫々は、図3に示すように、データ処
理を行うCPUで構成される演算処理装置11と、伝送
路Tに接続された伝送制御部12と、この伝送制御部1
2及び演算処理装置11に接続されたメモリ部13と、
演算処理装置11で実行するプログラムを格納している
プログラムメモリ部14とを少なくとも備えている。
【0022】ここで、伝送制御部12は、トークンを獲
得したときにメモリ部13の送信バッファ13bのデー
タから送信フレームを生成し、これを変調してネットワ
ークLN上に送信すると共に、フレームを受信した場合
にはこれを復調し、メモリ部13の受信バッファ13a
にデータを転送すると共に、そのフレームが正常なフレ
ームであるか否かを判定する。
【0023】メモリ部13は、受信データを格納する受
信バッファ13aと、送信データを格納する送信バッフ
ァ13bと、データを格納するデータメモリ部13c
と、トークン宛先ステーションのアドレスを格納するト
ークンパス宛先アドレステーブル13dとを備えてい
る。
【0024】ここで、受信バッファ13aは、複数のバ
ッファ領域を有し、これらのバッファ領域の内幾つを使
用するかは、演算処理装置11によって予め設定された
各局での送信側から送信されるトークンフレームTF又
はデータフレームDFの転送速度と転送されたデータを
受信処理する速度とに差があり、この差に応じた局遅延
データが予め設定され、この局遅延データに基づいて使
用バッファ数nを設定し、これをバッファカウンタ13
eに設定される。
【0025】そして、伝送制御部12は、トークンを獲
得したときに、メモリ部13の送信バッファ13bのデ
ータをもとに送信フレームを生成し、これを変調してネ
ットワークLN上に送信し、且つネットワークLNを介
してフレームを受信したときにはこれを復調し、受信バ
ッファにデータを転送すると共に、そのフレームが正常
なフレームであるか否かをチェックする。
【0026】また、メモリ部13のトークンパス宛先ア
ドレステーブル13dは、自局が送信するトークンTF
の宛先となるステーションのアドレスを、トークンの送
り順に並べて記したテーブルであり、そのトークンの獲
得によって送信されるデータの種類を示すデータ種別コ
ードDC毎に設けられている。
【0027】なお、各ステーションが送信するデータの
データ種別コードは、予めそのステーションに設定され
ており、トークンパス宛先アドレステーブル13dの最
後のアドレスはマスターステーションに設定されてい
る。そして、マスターステーションMSは全てのデータ
種別コードDCに対応するトークン宛先アドレステーブ
ルを有している。
【0028】演算処理装置11は、プログラムメモリ部
14に格納されているプログラムに従って処理を行うと
共に、送受信データの管理等を行う。すなわち、そのフ
レームがトークンフレームTFであるかデータフレーム
DFであるか等のフレームの種別チェックを行い通常の
データフレームDFであれば、それが自局宛のフレーム
であるか否か、つまりそのデータをデータメモリ部13
cに転送するか否かの判断を行う。
【0029】次に、上記実施形態の動作を演算処理装置
11で実行する処理手順を示す図4及び図5のフローチ
ャートを伴って説明する。演算処理装置11では、図4
に示すフレーム受信処理をメインプログラムとして実行
する。
【0030】このフレーム受信処理は、先ず、ステップ
S1で伝送制御部12でフレームを受信したか否かを判
定し、フレームを受信していないときには、これを受信
するまで待機し、フレームを受信したときには、ステッ
プS2に移行して、受信バッファ13aに順次格納され
るフレームのフレーム制御部FCにトークンフレームコ
ードTCが含まれているか否かを判定し、トークンフレ
ームコードTCが含まれている場合には受信したフレー
ムがトークンフレームTFであるものと判断してステッ
プS3に移行する。
【0031】このステップS3では、同様に、フレーム
制御部FCにリセット識別コードRCが含まれているか
否かを判定し、リセット識別コードRCが含まれていな
い場合には、通常の送信権を与えるトークンフレームで
あると判断してステップS4に移行する。
【0032】このステップS4では、フレーム制御部F
Cに含まれているデータ種別コードDCが自局に設定さ
れているデータ種別コードDCiと一致するか否かを判
定し、両者が一致しないときには、自己宛ではないもの
と判断してステップS5に移行して、受信バッファ13
aに受信したフレームを送信バッファ13bに転送して
伝送制御部12に戻し、この伝送制御部12で変調して
伝送路Tに送出するフレーム中継処理を行ってから前記
ステップS1に戻る。
【0033】一方、ステップS4の判定結果が、データ
種別コードDCと自局に設定されているデータ種別コー
ドDCiとが一致する場合には、送信権を獲得したもの
と判断して、ステップS6に移行し、データ種別コード
DCに基づいて予め設定された送信データに送信元アド
レス部SAに自局アドレスを設定し、宛先アドレスを指
定しないデータフレームを作成し、これをブロードキャ
スト送信するデータ送信処理を行ってからステップS7
に移行する。
【0034】このステップS7では、自局が送信したデ
ータフレームDFを受信したか否かを判定し、データフ
レームDFを受信していないときには、これを受信する
まで待機し、受信したときにはステップS8に移行し
て、受信したデータフレームDFを廃棄してからステッ
プS9に移行する。
【0035】このステップS9では、データ種別コード
DCをもとにトークンパス宛先アドレステーブル13d
を参照して、後続局のトークンフレーム送信先アドレス
を決定し、これをトークンフレームTFの宛先アドレス
部DAに設定してから送信バッファ13bに格納し、次
いでステップS10に移行して、送信バッファ13bに
格納されているトークンフレームTFを伝送制御部12
に送出して、この伝送制御部12で変調して伝送路Tを
介して後続局に送信してから前記ステップS1に戻る。
【0036】一方、前記ステップS2の判定結果が、受
信バッファ13aに格納されたフレーム制御部FCにト
ークンフレームコードTCに代えてデータフレームコー
ドDCが格納されているときには、受信したフレームが
データフレームDFであるものと判断して、ステップS
11に移行する。
【0037】このステップS11では、宛先アドレス部
DAに自局アドレスが格納されているか否かを判定し、
自局アドレスが格納されていない場合には、自局宛では
ないものと判断して前記ステップS5に移行して、デー
タフレームDFの中継処理を行ってから前記ステップS
1に戻り、自局アドレスが格納されているときには、ス
テップS12に移行して、受信バッファ13aに格納し
たデータをデータメモリ部13cに転送してからステッ
プS13に移行して、受信バッファ13aに格納されて
いるデータフレームDFを伝送制御部12に送出し、こ
の伝送制御部12で所定の変調を行って後続局に送信し
てから前記ステップS1に戻る。
【0038】一方、前記ステップS3の判定結果が、ト
ークンフレームTFのフレーム制御部FCにリセット識
別コードRCが含まれているものであるときには、ステ
ップS14に移行して、送信元アドレス部SAのアドレ
スが自局アドレスであるか否かを判定し、自局アドレス
でないときには、ステップS15に移行して、図5に示
すリセット処理を起動し、次いでステップS16に移行
して、前記ステップS5と同様にトークンフレームTF
を後続局へ中継処理してから前記ステップS1に戻る。
【0039】また、ステップS14の判定結果が、送信
元アドレス部SAのアドレスが自局アドレスであるとき
には、リセット識別コードRCを消去した、通常のトー
クンフレームTFを後続局に送信してから前記ステップ
S1に戻る。
【0040】そして、リセット処理は、図5に示すよう
に、メインプログラムに対する所定時間毎のタイマ割込
処理として実行され、先ず、ステップS21でトークン
フレームTFの受信完了状態を表す受信完了フラグEF
が“1”にセットされているか否かを判定し、これが
“0”にリセットされているときには、トークンフレー
ムTFの受信中であると判断してステップS22に移行
する。
【0041】このステップS22では、トークンフレー
ムTFの最後のエンドデリミタ部EDを検出したか否か
を判定し、これを検出していないときには、トークンフ
レームTFの受信中であると判断し、そのままタイマ割
込処理を終了して図4のメインプログラムに復帰し、エ
ンドデリミタ部EDを検出したときには、ステップS2
3に移行して、受信完了フラグEFを“1”にセットし
てからタイマ割込処理を終了して図4のメインプログラ
ムに復帰する。
【0042】一方、前記ステップS21の判定結果が、
受信完了フラグEFが“1”にセットされているときに
は、トークンフレームTFの受信が完了したものと判断
して、ステップS24に移行する。
【0043】このステップS24では、リセットカウン
タのカウント値Nを“1”だけインクリメントしてから
ステップS25に移行し、カウント値Nが予めステーシ
ョン毎に設定されたトークンフレームTFを受信してか
ら送信を開始するまでに要する局遅延時間TD に余裕時
間TS を加算して設定されるリセット開始時間に相当す
る設定値NS に達したか否かを判定し、N≠NS である
ときにはそのままタイマ割込処理を終了して図4のメイ
ンプログラムに復帰し、N=NS であるときには、ステ
ップS26に移行する。
【0044】このステップS26では、伝送制御部12
に対してリセット信号を出力し、次いでステップS27
に移行して受信完了フラグEFを“0”にリセットして
からタイマ割込処理を終了して図4のメインプログラム
に復帰する。
【0045】したがって、今、マスターステーションM
には、データ種別コードDCの値として、優先順位に相
当する“1”,“2”及び“3”が設定され、プロセッ
サP1〜Piに対してはデータ種別コードDCの値とし
て“1”及び“3”が設定され、出力装置SO1〜SO
jに対してはデータ種別コートDCの値として“1”が
設定され、入力装置SI1〜SIkに対してはデータ種
別コードDSの値として“1”及び“2”が設定され、
且つ各ステーションに対してそれらのデータ種別コード
DCに対応したトークンパス宛先アドレステーブル13
dが格納されているものとする。
【0046】この状態で、例えば図6(a)に示すよう
に、マスターステーションMでデータ種別コードDCを
“1”に設定したトークンフレームTFを生成して、こ
れを後続側のプロセッサP1に伝送路Tを介して送信す
ると、このプロセッサP1ではデータ種別コードが
“1”及び“3”に設定されているので、このトークン
フレームTFを獲得し、自局の送信データがないときに
は、そのままトークンフレームを後続のプロセッサP2
に送信し、送信データがあるときには、その送信データ
をトークンフレームTFに付加すると共に、宛先アドレ
ス部DAに送信先ステーションアドレスを格納し、さら
にフレーム制御部をデータフレームコードDFCのみと
することにより、データフレームDFを形成して、これ
を後続のプロセッサP2に送信する。
【0047】その後、データフレームDFがネットワー
クLNを一巡して戻ってきたときに、そのデータフレー
ムDFから送信データを削除し、フレーム制御部FCに
データフレームコードDFCに代えてトークンフレーム
コードTCを設定すると共に“1”のデータ種別コード
DCを設定し、さらに“1”のデータ種別コードDCを
もとに該当するトークンパス宛先アドレステーブル13
dを参照して次のトークンフレームTFの宛先アドレス
即ち後続のプロセッサP2のアドレスを設定して、この
トークンフレームTFをプロセッサP2に送信する。
【0048】このようにして、トークンフレームTFに
おけるデータ種別コードDCが“1”に設定されている
場合には、全ての局でトークンフレームTFを受信する
ことにより、送信権を獲得して、他局にデータ送信を行
うことができる。
【0049】そして、マスターステーションMにトーク
ンフレームTFが戻ったときに、所定のタイミングでト
ークンフレームTFにおけるデータ種別コードDCを例
えば“2”に変更すると、この“2”に対応するデータ
種別コードDCが設定されている局は、図6(b)に示
すように、マスターステーションM以外では入力装置S
I1〜SIkのみであるので、他のプロセッサP1〜P
i及び出力装置SO1〜SOjでは、図4の処理におけ
るステップS4でデータ種別コードDCが一致しないこ
とにより、ステップS5に移行して、トークンフレーム
TFを単に中継するだけで処理を終わることになり、入
力装置SI1〜SIkのみでトークンフレームTFを獲
得して、これら入力装置SI1〜SIkから順次データ
種別コードDCの値“2”に対応した送信データを付加
したデータフレームDFを例えばブロードキャスト送信
する。
【0050】このとき、例えばプロセッサP1〜Piで
は、ブロードキャスト送信されるデータフレームDFを
受信し、その送信元アドレスSAが自局が必要とするデ
ータの送信元であるときには、そのデータを取り込む。
【0051】このようにして、最後の入力装置SIkで
は、トークンフレームTFの宛先アドレスDAとしてマ
スターステーションMSのアドレスが設定されることに
より、トークンフレームTFが出力装置SO1〜SOj
に獲得されることなく直接マスターステーションMSに
戻される。
【0052】したがって、このマスターステーションM
SでトークンフレームTFのデータ種別コードDCの値
を“3”に変更して、入力装置SI1に送信すると、図
6(c)に示すように、入力装置SI1〜SIk及び出
力装置SO1〜SOjではデータ種別コードDCの値が
異なるため、トークンフレームTFを獲得することはな
く、プロセッサP1〜PiでのみトークンフレームTF
が獲得される。
【0053】これらプロセッサP1〜Piでは、“3”
のデータ種別コードDCを受信することにより、入力装
置SI1〜SIkからのデータを全て受信したと認識
し、入力データを受信バッファ13aからデータメモリ
部13cに転送して、プロセッサで予め設定されたプロ
グラム処理を行って、その処理結果に基づいてデータフ
レームDFを作成し、これをブローキャスト送信してか
ら、トークンフレームTFを後続のプロセッサP2に送
信し、以下順次プロセッサP2〜Piで同様の処理を行
って、最後にプロセッサPiからマスターステーション
MにトークンフレームTFを戻す。
【0054】このように、トークンフレームTFがデー
タ種別コードDCに設定された値に応じて巡回される
が、トークンフレームTFを獲得して、データフレーム
DFを送信した局に、予め設定されたトークンフレーム
がネットワークLNを一巡するために要する最大巡回時
間以上経過してもデータフレームTFが戻らないときに
は、データフレームTFが消滅したおそれがあると判断
して、新たなデータフレームDFを生成してこれを巡回
させるが、何れも戻らない場合には、ネットワークの異
常であると判断して、フレーム制御部FCのデータ種別
コードDCを“1”に設定すると共に、リセット識別コ
ードRCを付加したトークンフレームTFを生成し、こ
れを後続の局に送信する。
【0055】このトークンフレームTFを受信した各局
は、図7に示すように、トークンフレームTFを受信す
ることにより、図4の処理において、ステップS2から
ステップS3に移行し、リセット識別コードRCが含ま
れているので、ステップS14に移行して図5のリセッ
ト処理を起動すると共に、ステップS15に移行してフ
レーム中継処理を行って、受信バッファ13aで受信し
たトークンフレームTFをそのまま受信バッファ13b
に転送して、局遅延時間TD が経過した時点でトークン
フレームTFを後続の局に送信する。
【0056】このとき、図5のリセット処理において
は、受信バッファ13aに格納されるトークンフレーム
TFを監視して、エンドデリミタ部EDを検出するまで
は、ステップS21及びステップS22を繰り返すだけ
で、何ら処理を行わないが、エンドデリミタ部EDを検
出すると、受信完了フラグEFを“1”にセットする
(ステップS23)。
【0057】このため、次に図5の処理が開始されたと
きに、ステップS21からステップS24に移行して、
リセットカウンタのカウント値Nを“1”だけインクリ
メントし、このカウント値Nが予め設定された局遅延時
間TD に余裕時間TS を加算した値に対応する設定値N
S に達すると、伝送制御部12に対してリセット信号を
送出し、伝送制御部12を初期化し、次いで受信完了フ
ラグEFを“0”にリセットしてからリセット処理を終
了してメインプログラムに復帰する。
【0058】このリセット信号が出力された時点では、
図7に示すように、リセット識別コードRCを含むトー
クンフレームTFの後続局への送信が完了しているの
で、伝送制御部12のリセットによって送信中のトーク
ンフレームTFが壊されることがなく、ネットワークL
Nに接続されている各局で円滑なリセット処理が行わ
れ、ネットワーク全体を初期状態に復帰させることがで
きる。
【0059】因みに、上記リセット処理を行わない従来
の場合には、図8に示すように、リセット識別コードR
Cを含むトークンフレームTFを受信しながら、局遅延
時間TD 経過後にトークンフレームTFの後続局への送
信を開始するので、その送信が完了していない受信した
トークンフレームTFの最後のエンドデリミタ部EDを
検出した直後にリセット信号が伝送制御部に出力され
て、初期化が行われてしまい送信中のトークンフレーム
TFの後半部が壊されてしまい、トーキンフレームTF
に従った送信権の伝達が停止してしまい、従局のリセッ
トが行われた否かが不明となり、再送判断ができなくな
るという問題がある。
【0060】そして、自局で送信したリセット識別コー
ドRCを有するトークンフレームTFが戻ってくると、
図4の処理で、送信元アドレス部SAに自局アドレスが
設定されているので、ステップS14からステップS1
7に移行して、リセット識別コードRCを除去した新た
なトークンフレームTFを生成して、これを後続局に送
信する。
【0061】このように、上記実施形態においては、リ
セット識別コードRCが含まれているトークンフレーム
を受信したときに、その受信を完了してから局遅延時間
Mに相当する遅延時間以上遅れてリセット処理が実行
されるので、後続局へ送信中のトークンフレームが壊れ
ることを確実に防止することができると共に、リセット
時間がトークンフレームTFを受信してからこれを他局
に中継する場合の送信開始する迄の時間でなる局遅延時
間に多少の余裕時間を加算した値に設定されているの
で、リセット処理が遅く行われて、自局の演算処理等に
影響を与えることはなく、自局の性能を維持することが
できる。
【0062】なお、上記実施形態においては、リング状
ネットワークに本発明を適用した場合について説明した
が、これに限定されるものではなく、バス形のネットワ
ークにも本発明を適用することができる。
【0063】また、上記実施形態においては、トークン
フレームTFのフレーム制御部FCにデータ種別コード
DCを含める場合について説明したが、これに限定され
るものではなく、データ種別コードDCを省略して、宛
先アドレス部DA及び送信元アドレス部SAのアドレス
に応じてデータの授受を行う通常のトークンパス方式で
あっても、本発明を適用し得るものである。
【0064】さらに、上記実施形態においては、演算処
理装置11でリセット処理を行う場合について説明した
が、これに限定されるものではなく、図9に示すよう
に、伝送制御部11とメモリ部13との間にリセット信
号発生回路31を形成するようにしてもよい。
【0065】このリセット信号発生回路31は、伝送制
御部11で復調されたトークンフレームTFからリセッ
ト識別コードRCを検出するリセット識別コード検出回
路31aと、エンドデリミタ部EDを検出するエンドデ
リミタ部検出回路31bと、リセット識別コード検出回
路31aでリセット識別コードRCを検出したときにセ
ットされるRSフリップフロップ31cと、このフリッ
プフロップ31cの肯定出力端子yの出力信号とエンド
デリミタ部検出回路31bの検出信号とが入力されるを
アンド回路31dと、このアンド回路31dの出力が入
力されることにより、予め設定された局遅延時間TD
び余裕時間TS の和に相当するプリセット値をセットす
るリセットカウンタ31eと、このリセットカウンタ3
1eに減算カウント用のクロックパルスを供給するクロ
ック信号発生回路31fとで構成されている。
【0066】そして、トークンフレームTFのリセット
識別コードRCをリセット識別コード検出回路31aで
検出すると、フリップフロップ31cがセットされ、そ
の後にエンドデリミタ部検出回路31bでエンドデリミ
タ部EDを検出すると、アンド回路31dの出力側が高
レベルとなり、これがリセットカウンタ31eに供給さ
れることにより、このリセットカウンタ31eがプリセ
ット値にセットされ、以後クロックパルス発生回路31
fから入力されるクロックパルスによって減算カウント
され、そのカウント値が“0”となるとリセット信号が
伝送制御部12に送出されてリセット状態となり、また
リセット信号がフリップフロップ31cのリセット端子
に入力されることにより、フリップフロップ31cがリ
セットされる。
【0067】さらにまた、上記実施形態においては、ト
ークンフレームTFを送信した送信局がトークンフレー
ムを監視する場合について説明したが、これに限定され
るものではなく、トークンフレームの異常監視をマスタ
ーステーションM或いは特定の1つの局で行うようにし
てもよい。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、トークンフレームを獲得した各局は、受信
したトークンフレームに付加されているリセット識別コ
ードを読み取り、トークンフレームが壊れないようトー
クンフレームを送信後に自局回路のリセット処理を行う
ようにしているので、各局でのリセット処理時にトーク
ンフレームが壊れることを確実に防止することができ、
ネットワークの信頼性を向上させることができるという
効果が得られる。
【0069】また、請求項2に係る発明によれば、自局
で設定された局遅延時間をリセット遅延時間として設定
しているので、リセット時間を適切にすることができ、
トークンフレームの他局への送信に影響を与えることは
ないと共に、自局の性能を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す全体構成図である。
【図2】トークンフレームの構成を示す説明図である。
【図3】各局の具体的構成の一例を示すブロック図であ
る。
【図4】図2の演算処理装置における処理手順の一例を
示すフローチャートである。
【図5】図3によって起動されるリセット処理手順の一
例を示すフローチャートである。
【図6】図1の実施形態における動作の説明に供する説
明図である。
【図7】図2の実施形態の動作の説明に供するタイムチ
ャートである。
【図8】従来例の動作の説明に供するタイムチャートで
ある。
【図9】本発明に適用し得るリセット信号発生回路の一
例を示すブロック図である。
【符号の説明】
11 演算処理装置 12 伝送制御部 13 メモリ部 13a 受信バッファ 13b 送信バッファ 13c データメモリ部 13d トークンパス宛先アドレステーブル 13e バッファカウンタ 14 プログラムメモリ部 31 リセット信号発生回路 31a リセット識別コード検出回路 31b エンドデリミタ部検出回路 31c フリップフロップ 31d アンド回路 31e リセットカウンタ 31f クロックパルス発生回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主局及び1以上の従局が伝送路に接続さ
    れ、各局がトークンフレームを巡回させて送信権を移動
    させるトークンパス方式データ転送システムにおいて、
    トークン伝送異常時に当該トークンフレームにリセット
    識別コードを付加し、当該トークンフレームを獲得した
    局は他局に対する送信完了後に前記リセット種別コード
    に従って自局回路のリセット処理を行うようにしたこと
    を特徴とするトークンパス方式データ転送システム。
  2. 【請求項2】 前記トークンを獲得した局は、自局で設
    定された局遅延時間をリセット遅延時間として設定する
    ことを特徴とする請求項1記載のトークンパス方式デー
    タ転送システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014061076A1 (ja) * 2012-10-15 2014-04-24 三菱電機株式会社 通信システム及び通信装置

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