JPH11205094A - 周波数可変発振器 - Google Patents

周波数可変発振器

Info

Publication number
JPH11205094A
JPH11205094A JP10008985A JP898598A JPH11205094A JP H11205094 A JPH11205094 A JP H11205094A JP 10008985 A JP10008985 A JP 10008985A JP 898598 A JP898598 A JP 898598A JP H11205094 A JPH11205094 A JP H11205094A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
loop
frequency
circuit
switching
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10008985A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Kakimura
靖 嘉喜村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP10008985A priority Critical patent/JPH11205094A/ja
Priority to US09/128,657 priority patent/US6157267A/en
Priority to EP98306258A priority patent/EP0930706A3/en
Publication of JPH11205094A publication Critical patent/JPH11205094A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/027Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use of logic circuits, with internal or external positive feedback
    • H03K3/03Astable circuits
    • H03K3/0315Ring oscillators

Landscapes

  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路規模を小さくでき、ノイズの影響を受け
にくく、ジッタの発生が少ない周波数可変発振器を提供
することを目的とする。 【解決手段】 多重ループを持つリングオッシレータで
構成される発振部20と、発振周波数を指示する制御入
力の値に応じて発振部の多重ループを切り換え、制御入
力の値に基づいた発振周波数の信号を生成させる周波数
制御部22とを有する。このように、発振周波数を指示
する制御入力の値に応じて多重ループを切り換え、制御
入力の値に基づいた発振周波数の信号を生成させるた
め、発振周波数が低い場合のリングオッシレータを構成
する遅延回路の回路素子数を大幅に低減でき、また、デ
ジタル動作であるためノイズの影響を受けにくくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周波数可変発振器
に関し、特に、制御電圧や制御データに応じて発振周波
数を可変する周波数可変発振器に関する。近年のコンピ
ュータシステム等では信号伝達の高速化や信頼性及び精
度の向上、更にハードウエアの低コスト化が求められて
おり、それに伴い設計開発及び回路構成の効率化が要求
されている。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の電圧制御型発振器(VC
O)一例のブロック図を示す。この電圧制御型発振器は
アナログ回路である。同図中、ループ状に縦続接続され
たインバータ101 〜105 はリングオッシレータを構
成している。インバータ102 ,103 それぞれの出力
端子には信号遅延用のコンデンサC1,C2が接続され
ている。また、インバータ102 ,103 は端子12か
ら周波数制御電圧を供給されており、この周波数制御電
圧に応じてインバータ102 ,103 はそれぞれの信号
遅延時間を可変することによって端子14から出力する
発振信号の周波数を可変する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の電圧制御型発振
器は、発振信号の周波数が主にインバータの段数と配線
遅延荷依存しているため、低い発振周波数を得るために
はインバータの段数と配線長を増加させる必要があり、
このために回路規模が非常に大きくなり、また、製造ば
らつきによる発振周波数ばらつきが大きくなるという問
題があった。
【0004】また、従来の電圧制御型発振器は、周波数
制御電圧に応じてインバータ102,103 それぞれの
容量を可変して信号の遅延時間を可変しているために、
遅延時間を大きくした際に信号波形のなまりが大きくな
って、信号の立ち上がり/立ち下がり時にノイズが混入
すると次段のインバータで誤動作し易くなり、そのため
に出力発振信号の周波数のばらつき(ジッタ)が発生し
やすいという問題があった。この出力発振信号の周波数
のばらつきを防止するため、周辺回路からのノイズを低
減及び遮断する対策を施すには周辺回路の回路設計の困
難化と回路規模の大型化を招いてしまう。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、回路規模を小さくでき、ノイズの影響を受けにく
く、ジッタの発生が少ない周波数可変発振器を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、多重ループを持つリングオッシレータで構成される
発振部と、発振周波数を指示する制御入力の値に応じて
前記発振部の多重ループを切り換え、前記制御入力の値
に基づいた発振周波数の信号を生成させる周波数制御部
とを有する。
【0007】このように、発振周波数を指示する制御入
力の値に応じて多重ループを切り換え、制御入力の値に
基づいた発振周波数の信号を生成させるため、発振周波
数が低い場合のリングオッシレータを構成する遅延回路
の回路素子数を大幅に低減でき、また、デジタル動作で
あるためノイズの影響を受けにくくなる。請求項2に記
載の発明は、請求項1記載の周波数可変発振器におい
て、前記発振部は、第1のループと、前記第1のループ
の一部を用いた第2のループと、前記第1のループと第
2のループとの切り換えを行う切換回路とを有する。
【0008】このように、切換回路を用いることによ
り、多重ループの第1のループと第1のループの一部を
用いた第2のループとの切り換える請求項1に記載の発
明を実現することができる。請求項3に記載の発明は、
請求項2記載の周波数可変発振器において、前記周波数
制御部は、発振周波数を指示する制御入力の値に応じて
前記第2のループのループ回数をカウントするカウンタ
と、前記カウンタのカウント値に基づいて前記第2のル
ープと第1のループとの切り換えを指示する選択信号を
生成し前記切換回路に供給する論理回路とを有する。
【0009】このように、第2のループのループ回数を
カウントして第2のループと第1のループとの切り換え
を指示することにより、制御入力の値に基づいた発振周
波数の信号を生成させることができる。請求項4に記載
の発明は、請求項1記載の周波数可変発振器において、
前記発振部は、第1のループと、前記第1のループの一
部を用いた第2のループと、前記第2のループの一部を
用いた第3のループと、前記第1のループと第2のルー
プとの切り換えを行う第1の切換回路と、前記第2のル
ープと第3のループとの切り換えを行う第2の切換回路
とを有する。
【0010】このように、第1の切換回路と第2の切換
回路とを用いることにより、多重ループの第1のループ
と第2のループとの切り換え、及び第2のループと第3
のループとの切り換えを実現することができる。請求項
5に記載の発明は、請求項4記載の周波数可変発振器に
おいて、前記周波数制御部は、発振周波数を指示する制
御入力の値に応じて前記第2のループのループ回数をカ
ウントする第1のカウンタと、発振周波数を指示する制
御入力の値に応じて前記第3のループのループ回数をカ
ウントする第2のカウンタと、前記第1のカウンタのカ
ウント値に基づいて前記第2のループと第1のループと
の切り換えを指示する選択信号を生成し前記切換回路に
供給する第1の論理回路と、前記第2のカウンタのカウ
ント値に基づいて前記第3のループと第2のループとの
切り換えを指示する選択信号を生成し前記切換回路に供
給する第2の論理回路とを有する。
【0011】このように、第2のループのループ回数を
カウントして第2のループと第1のループとの切り換え
を指示し、また、第3のループのループ回数をカウント
して第3のループと第2のループとの切り換えを指示す
ることにより、制御入力の値に基づいた発振周波数の信
号を生成させることができ、発振周波数の調整幅を小さ
くできると共に、低い発信周波数から高い発信周波数ま
で幅広い周波数の信号を生成することができる。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5
記載の周波数可変発振器において、前記発振周波数を指
示する制御入力は、アナログの電圧であり、前記アナロ
グ電圧の制御入力をデジタル値に変換するADコンバー
タを有する。これにより、アナログ電圧の制御入力に応
じて発信周波数を可変する電圧制御型発振器として用い
ることができる。
【0013】請求項7に記載の発明は、請求項1乃至5
記載の周波数可変発振器において、前記発振周波数を指
示する制御入力は、デジタル値であり、前記デジタル値
の制御入力を保持するレジスタを有する。これにより、
デジタル値の制御入力に応じて発信周波数を可変するこ
とができる。
【0014】請求項8に記載の発明は、請求項1乃至5
記載の周波数可変発振器において、前記発振周波数を指
示する制御入力は、アナログの電圧又はデジタル値であ
り、前記アナログ電圧の制御入力をデジタル値に変換す
るADコンバータと、前記デジタル値の制御入力を保持
するレジスタと、前記ADコンバータの出力するデジタ
ル値と前記レジスタの出力するデジタル値とのいずれか
一方を選択して、前記周波数制御部に供給するセレクタ
とを有する。
【0015】これにより、アナログ電圧の制御入力に応
じて発信周波数を可変できると共に、デジタル値の制御
入力に応じて発信周波数を可変することができる。請求
項9に記載の発明は、パルスを生成するリングオッシレ
ータと、前記リングオッシレータからパルスを取り出す
出力部と、前記リングオッシレータを伝搬するパルスの
周回数を計数するカウンタと、前記カウンタの計数値が
所定値に達すると、前記パルスを前記出力部に供給する
制御回路とを有する。
【0016】このように、リングオッシレータを伝搬す
るパルスの周回数を計数するカウンタの計数値が所定値
に達すると、パルスを出力部から取り出すため、発振周
波数が低い場合のリングオッシレータを構成する遅延回
路の回路素子数を大幅に低減でき、また、デジタル動作
であるためノイズの影響を受けにくくなる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明の周波数可変発振器
の第1実施例のブロック図を示す。同図中、発信部であ
る多重ループ・リングオッシレータ20は多重ループを
有しており、周波数制御部22の制御に従ってループの
選択を行って、端子24からイネーブル信号ENを供給
されると発振を行う。その出力発振信号は端子26から
出力される。入力選択部28には端子30から発振周波
数を指示するアナログの制御電圧が供給されるか、又は
端子32から発振周波数を指示するデジタルの制御デー
タが供給される。入力選択部28は端子34から供給さ
れる選択信号に応じてアナログの制御電圧又はデジタル
の制御データを選択して制御データを生成し、周波数制
御部22に供給する。周波数制御部22はこの制御デー
タに基づいて、多重ループ・リングオッシレータ20の
各ループの信号のループ回数を求め、この選択を指示す
る。
【0018】図2は本発明の周波数可変発振器の第1実
施例の回路構成図を示す。同図中、図1と同一部分には
同一符号を付す。図2において、多重ループ・リングオ
ッシレータ20はナンド回路40,44と、遅延回路4
2,46と、切換回路(制御回路)48と、出力バッフ
ァ(出力部)50とより構成されている。ナンド回路4
0、遅延回路42、ナンド回路44、遅延回路46、切
換回路48で第1のループを構成し、また、ナンド回路
44、遅延回路46、切換回路48で第2のループを構
成する。つまり、切換回路48でループの切り換えを行
う。
【0019】遅延回路46は、例えば図3(A)に示す
ように縦続接続されたインバータ621 〜624 から構
成されており、ナンド回路44の出力信号が端子61に
供給され、端子63の出力信号が切換回路48に供給さ
れる。遅延回路42についてもインバータの段数が違う
だけで同様の構成である。切換回路48は、例えば図3
(B)に示す回路構成である。遅延回路46の出力信号
が端子65からオア回路67,68に供給される。端子
69から供給される選択信号SELはオア回路67に供
給されると共に、インバータ70で反転されてアンド回
路68に供給される。つまり、選択信号SELがハイレ
ベル時には端子65からの信号がオア回路68を通して
端子71からナンド回路44に供給され、選択信号SE
Lがローレベル時には端子65からの信号がオア回路6
7を通して端子72からナンド回路40に供給される。
【0020】入力選択部28のADコンバータ52は端
子30から供給される発振周波数を指示するアナログの
制御電圧をKビットの制御データに変換してセレクタ5
4に供給する。また、レジスタ56は端子32からシリ
アルに供給される発振周波数を指示するデジタルの制御
データを格納してKビットパラレルにセレクタ54に供
給する。なお、レジスタ56に格納した制御データを端
子33から読み出すことができる。セレクタ54は端子
34から供給される選択信号に応じてADコンバータ5
2又はレジスタ56からの制御データを選択して周波数
制御部22のダウンカウンタ58に供給する。
【0021】ダウンカウンタ(カウンタ)58はインバ
ータ57からイネーブル端子ENにローレベルの信号を
供給されるとカウント動作を開始し、ロード端子LDに
供給される信号の立ち下がり時にセレクタ54よりの制
御データをローディングして、ナンド回路44の出力パ
ルスが入来する毎にカウントダウンする。そのKビット
のカウント値はイクスクルーシブオア回路60で値0
(Kビット)と比較され、カウント値が値0以外のとき
にハイレベルで、カウント値が値0のときにローレベル
の選択信号SELがイクスクルーシブオア回路(論理回
路)60から出力されて、切換回路48に供給される。
前述のように、切換回路48は選択信号SELがハイレ
ベル時には遅延回路46出力をナンド回路44に供給し
て第2のループを選択し、選択信号SELがローレベル
時には遅延回路46出力をナンド回路40に供給して第
1のループを選択する。
【0022】ここで、第1のループの遅延時間はナンド
回路40と遅延回路42の遅延時間をTBASEとし、第2
のループ(ナンド回路44,遅延回路46,切換回路4
8)の遅延時間をDTとし、ダウンカウンタ58にロー
ディングする制御データをNとすると、第2のループで
2N回ループする毎に第1のループに2回だけ切り換わ
り、TBASE+DT・(2・N−1)の時と、TBASE+D
Tの時に、信号が端子26から出力される。この信号の
周期Tは次式で表される。
【0023】 T=(TBASE+DT)+DT・2(N−1)+(TBASE+DT) =2・TBASE+DT・2・N …(1) このため、周波数FはF=1/Tで表される。図4はN
=4とした場合の信号波形図を示す。端子22のイネー
ブル信号が図4(A)に示すようにハイレベルとなり、
遅延回路42の出力信号L1が図4(B)に示すように
ハイレベルとなり、このときダウンカウンタ58に値4
がローディングされていると、選択信号SELは図4
(E)に示すようにハイレベルとなって切換回路48は
図4(D)に示す遅延回路46の出力信号LAを図4
(F)に示す信号LX2としてナンド回路44に供給し
第2ループを選択する。
【0024】図4(C)に示すナンド回路44の出力信
号L2によってダウンカウンタ58はダウンカウントを
行い、時点t1でカウント値が0となると選択信号SE
Lは図4(E)に示すようにローレベルとなって切換回
路48は図4(G)に示す信号LX1をナンド回路40
に供給し第1ループを選択する。これによって端子26
より図4(H)に示す発振信号が出力される。
【0025】上記の(1)式から明らかなように、発振
周波数の変更はダウンカウンタ58にローディングする
値を可変することで簡単に行うことができ、それもアナ
ログ電圧又はデジタルデータのいずれであっても良い。
また、ダウンカウンタ58にローディングする値によっ
て第2のループのループ回数を決めているため、遅延回
路42,46を構成するインバータの数は最小限あれば
よく、広範囲の発振周波数を小規模の回路で構成するこ
とができる。更に、本回路はデジタル回路であり、アナ
ログ回路のようにパルス波形をなまらせて遅延時間を可
変する必要がないため、ノイズの影響を受けにくく、ジ
ッタ発生のおそれが極めて少なくなる。また、周辺回路
でノイズ対策の必要がないため、周辺回路を含めて回路
規模を小さくできる。
【0026】図5は、本発明の周波数可変発振器の第2
実施例の回路構成図を示す。同図中、図2と同一部分に
は同一符号を付す。図5において、多重ループ・リング
オッシレータ20はナンド回路40,44,84と、遅
延回路42,46,86と、切換回路48,88と、出
力バッファ50とより構成されている。ナンド回路4
0、遅延回路42、ナンド回路44、遅延回路46、ナ
ンド回路84、遅延回路86、切換回路88、切換回路
48で第1のループを構成し、また、遅延回路46、ナ
ンド回路84、遅延回路86、切換回路88、切換回路
48で第2のループを構成し、更に、ナンド回路84、
遅延回路86、切換回路88で第3のループを構成す
る。つまり、切換回路48,88でループの切り換えを
行う。
【0027】遅延回路46は、例えば図3(A)に示す
ように縦続接続されたインバータ621 〜624 から構
成されており、ナンド回路44の出力信号が端子61に
供給され、端子63の出力信号が切換回路48に供給さ
れる。遅延回路42,86についてもインバータの段数
が違うだけで同様の構成である。切換回路48,88
は、例えば図3(B)に示す構成である。遅延回路46
又は86の出力信号が端子65からオア回路67又は6
8に供給される。端子69から供給される選択信号SE
L1又はSEL2はオア回路67に供給されると共に、
インバータ70で反転されてオア回路68に供給され
る。つまり、選択信号SEL1又はSEL2がハイレベ
ル時には端子65からの信号がオア回路68を通して端
子71からナンド回路44又は84に供給され、選択信
号SEL1又はSEL2がローレベル時には端子65か
らの信号がオア回路67を通して端子72からナンド回
路40又は切換回路48に供給される。
【0028】第1の入力選択部28のADコンバータ5
2は端子30から供給される発振周波数を指示するアナ
ログの制御電圧をK1ビットの制御データに変換してセ
レクタ54に供給する。また、レジスタ56は端子32
からシリアルに供給される発振周波数を指示するデジタ
ルの制御データを格納してK1ビットパラレルにセレク
タ54に供給する。なお、レジスタ56に格納した制御
データを端子33から読み出すことができる。セレクタ
54は端子34から供給される選択信号に応じてADコ
ンバータ52又はレジスタ56からの制御データを選択
して周波数制御部22のダウンカウンタ58に供給す
る。
【0029】ダウンカウンタ(第1のカウンタ)58は
インバータ57からイネーブル端子ENにローレベルの
信号を供給されるとカウント動作を開始し、ロード端子
LDに供給される信号の立ち下がり時にセレクタ54よ
りの制御データをローディングして、ナンド回路44の
出力パルスが入来する毎にカウントダウンする。そのK
1ビットのカウント値はイクスクルーシブオア回路60
で値0(K1ビット)と比較され、カウント値が値0以
外のときにハイレベルで、カウント値が値0のときにロ
ーレベルの選択信号SEL1がイクスクルーシブオア回
路(第1の論理回路)60から出力されて、切換回路4
8に供給される。前述のように、切換回路48は選択信
号SEL1がハイレベル時には遅延回路46出力をナン
ド回路44に供給して第2のループを選択し、選択信号
SEL1がローレベル時には遅延回路46出力をナンド
回路40に供給して第1のループを選択する。
【0030】第2の入力選択部90のADコンバータ9
5は端子91から供給される発振周波数を指示するアナ
ログの制御電圧をK2ビットの制御データに変換してセ
レクタ97に供給する。また、レジスタ96は端子92
からシリアルに供給される発振周波数を指示するデジタ
ルの制御データを格納してK2ビットパラレルにセレク
タ97に供給する。なお、レジスタ96に格納した制御
データを端子93から読み出すことができる。セレクタ
97は端子94から供給される選択信号に応じてADコ
ンバータ95又はレジスタ96からの制御データを選択
して周波数制御部100のダウンカウンタ102に供給
する。
【0031】ダウンカウンタ(第2のカウンタ)102
はインバータ101からイネーブル端子ENにローレベ
ルの信号を供給されるとカウント動作を開始し、ロード
端子LDに供給される信号の立ち下がり時にセレクタ9
7よりの制御データをローディングして、ナンド回路8
4の出力パルスが入来する毎にカウントダウンする。そ
のK2ビットのカウント値はイクスクルーシブオア回路
104で値0(K2ビット)と比較され、カウント値が
値0以外のときにハイレベルで、カウント値が値0のと
きにローレベルの選択信号SEL2がイクスクルーシブ
オア回路(第2の論理回路)104から出力されて、切
換回路88に供給される。前述のように、切換回路88
は選択信号SEL2がハイレベル時には遅延回路86出
力をナンド回路84に供給して第3のループを選択し、
選択信号SEL2がローレベル時には遅延回路86出力
を切換回路48に供給して第1又は第2のループを選択
する。
【0032】ここで、第1のループの遅延時間はナンド
回路40と遅延回路42の遅延時間をTBASEとし、第2
のループ(ナンド回路44,84,遅延回路46,8
6,切換回路48,88)の遅延時間をDT1とし、第
3のループ(ナンド回路84,遅延回路86,切換回路
88)の遅延時間をDT2とし、ダウンカウンタ58に
ローディングする制御データをN、ダウンカウンタ88
にローディングする制御データをMとすると、端子26
から出力される信号の周期Tは次式で表される。
【0033】 T=2・TBASE+N・(DT1・2+M・(DT2・2)) …(2) このため、周波数FはF=1/Tで表される。図6はN
=3,M=4とした場合の信号波形図を示す。端子22
のイネーブル信号ENが図6(A)に示すようにハイレ
ベルとなり、遅延回路42の出力信号L1が図6(B)
に示すようにハイレベルとなる。このときダウンカウン
タ58,102にN=3,M=4がローディングされて
いると、選択信号SEL2,SEL1は図6(F),
(I)それぞれに示すようにハイレベルとなり、切換回
路88は図6(E)に示す遅延回路86の出力信号LA
3を図6(G)に示す信号LX3としてナンド回路84
に供給し第3ループを選択する。
【0034】図6(D)に示すナンド回路84の出力信
号L3によってダウンカウンタ102はダウンカウント
を行い、時点t1でカウント値が0となると選択信号S
EL2は図6(F)に示すようにローレベルとなって切
換回路88は図6(H)に示す信号LA2を切換回路4
8に供給する。この時、図6(I)に示す選択信号SE
L1はハイレベルのため切換回路48は上記信号LA2
を図6(J)に示す信号LX2としてナンド回路44に
供給し第2ループを選択する。
【0035】この後、図6(C)に示すナンド回路44
の出力信号L2によってダウンカウンタ58はダウンカ
ウントを行い、時点t2でカウント値が0となると選択
信号SEL1は図6(I)に示すようにローレベルとな
って切換回路48は図6(K)に示す信号LX1をナン
ド回路40に供給し第1ループを選択する。これによっ
て端子26より図6(H)に示す発振信号が出力され
る。
【0036】上記の(2)式から明らかなように、発振
周波数の変更はダウンカウンタ58,102にローディ
ングする値を可変することで簡単に行うことができ、そ
れもアナログ電圧又はデジタルデータのいずれであって
も良い。また、ダウンカウンタ58にローディングする
値によって第2,第3のループのループ回数を決めてい
るため、遅延回路42,46,86を構成するインバー
タの数は最小限あればよく、広範囲の発振周波数を小規
模の回路で構成することができ、第2,第3のループを
持つため、発振周波数の調整幅を小さくできると共に、
低い発信周波数から高い発信周波数まで幅広い周波数の
信号を生成することができる。
【0037】更に、本回路はデジタル回路であり、アナ
ログ回路のようにパルス波形をなまらせて遅延時間を可
変する必要がないため、ノイズの影響を受けにくく、ジ
ッタ発生のおそれが極めて少なくなる。また、周辺回路
でノイズ対策の必要がないため、周辺回路を含めて回路
規模を小さくできる。なお、図2及び図5において、遅
延回路42を設けず、切換回路の出力LX1とイネーブ
ル信号ENとのアンド出力をナンド回路44及び出力バ
ッファ50に入力しても良い。この場合、端子26に現
れるパルスのハイレベル及びローレベルの期間はTBASE
=0とおくことで求められる。
【0038】
【発明の効果】上述の如く、請求項1に記載の発明は、
多重ループを持つリングオッシレータで構成される発振
部と、発振周波数を指示する制御入力の値に応じて前記
発振部の多重ループを切り換え、前記制御入力の値に基
づいた発振周波数の信号を生成させる周波数制御部とを
有し、発振周波数を指示する制御入力の値に応じて多重
ループを切り換え、制御入力の値に基づいた発振周波数
の信号を生成させるため、発振周波数が低い場合のリン
グオッシレータを構成する遅延回路の回路素子数を大幅
に低減でき、また、デジタル動作であるためノイズの影
響を受けにくくなる。
【0039】請求項2に記載の発明では、前記発振部
は、第1のループと、前記第1のループの一部を用いた
第2のループと、前記第1のループと第2のループとの
切り換えを行う切換回路とを有することにより、多重ル
ープの第1のループと第1のループの一部を用いた第2
のループとの切り換える請求項1に記載の発明を実現す
ることができる。
【0040】請求項3に記載の発明では、前記周波数制
御部は、発振周波数を指示する制御入力の値に応じて前
記第2のループのループ回数をカウントするカウンタ
と、前記カウンタのカウント値に基づいて前記第2のル
ープと第1のループとの切り換えを指示する選択信号を
生成し前記切換回路に供給する論理回路とを有し、第2
のループのループ回数をカウントして第2のループと第
1のループとの切り換えを指示することにより、制御入
力の値に基づいた発振周波数の信号を生成させることが
できる。
【0041】請求項4に記載の発明では、前記発振部
は、第1のループと、前記第1のループの一部を用いた
第2のループと、前記第2のループの一部を用いた第3
のループと、前記第1のループと第2のループとの切り
換えを行う第1の切換回路と、前記第2のループと第3
のループとの切り換えを行う第2の切換回路とを有し、
第1の切換回路と第2の切換回路とを用いることによ
り、多重ループの第1のループと第2のループとの切り
換え、及び第2のループと第3のループとの切り換えを
実現することができる。
【0042】請求項5に記載の発明は、前記周波数制御
部では、発振周波数を指示する制御入力の値に応じて前
記第2のループのループ回数をカウントする第1のカウ
ンタと、発振周波数を指示する制御入力の値に応じて前
記第3のループのループ回数をカウントする第2のカウ
ンタと、前記第1のカウンタのカウント値に基づいて前
記第2のループと第1のループとの切り換えを指示する
選択信号を生成し前記切換回路に供給する第1の論理回
路と、前記第2のカウンタのカウント値に基づいて前記
第3のループと第2のループとの切り換えを指示する選
択信号を生成し前記切換回路に供給する第2の論理回路
とを有し、第2のループのループ回数をカウントして第
2のループと第1のループとの切り換えを指示し、ま
た、第3のループのループ回数をカウントして第3のル
ープと第2のループとの切り換えを指示することによ
り、制御入力の値に基づいた発振周波数の信号を生成さ
せることができ、発振周波数の調整幅を小さくできると
共に、低い発信周波数から高い発信周波数まで幅広い周
波数の信号を生成することができる。
【0043】請求項6に記載の発明では、前記発振周波
数を指示する制御入力は、アナログの電圧であり、前記
アナログ電圧の制御入力をデジタル値に変換するADコ
ンバータを有することにより、アナログ電圧の制御入力
に応じて発信周波数を可変する電圧制御型発振器として
用いることができる。請求項7に記載の発明は、前記発
振周波数を指示する制御入力は、デジタル値であり、前
記デジタル値の制御入力を保持するレジスタを有するこ
とにより、デジタル値の制御入力に応じて発信周波数を
可変することができる。
【0044】請求項8に記載の発明では、前記発振周波
数を指示する制御入力は、アナログの電圧又はデジタル
値であり、前記アナログ電圧の制御入力をデジタル値に
変換するADコンバータと、前記デジタル値の制御入力
を保持するレジスタと、前記ADコンバータの出力する
デジタル値と前記レジスタの出力するデジタル値とのい
ずれか一方を選択して、前記周波数制御部に供給するセ
レクタとを有することより、アナログ電圧の制御入力に
応じて発信周波数を可変できると共に、デジタル値の制
御入力に応じて発信周波数を可変することができる。
【0045】請求項9に記載の発明は、パルスを生成す
るリングオッシレータと、前記リングオッシレータから
パルスを取り出す出力部と、前記リングオッシレータを
伝搬するパルスの周回数を計数するカウンタと、前記カ
ウンタの計数値が所定値に達すると、前記パルスを前記
出力部に供給する制御回路とを有し、リングオッシレー
タを伝搬するパルスの周回数を計数するカウンタの計数
値が所定値に達すると、パルスを出力部から取り出すた
め、発振周波数が低い場合のリングオッシレータを構成
する遅延回路の回路素子数を大幅に低減でき、また、デ
ジタル動作であるためノイズの影響を受けにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の周波数可変発振器の第1実施例のブロ
ック図である。
【図2】本発明の周波数可変発振器の第1実施例の回路
構成図である。
【図3】遅延回路と切換回路との回路構成図である。
【図4】図2の回路各部の信号波形図である。
【図5】本発明の周波数可変発振器の第2実施例の回路
構成図である。
【図6】図5の回路各部の信号波形図である。
【図7】従来のVCOの一例のブロック図である。
【符号の説明】
20 多重ループ・リングオッシレータ 22 周波数制御部 28 入力選択部 40,44,84 ナンド回路 42,46,86 遅延回路 48,88 切換回路 50 出力バッファ 52 ADコンバータ 54 セレクタ 56 レジスタ 57,621 〜624 インバータ 58 ダウンカウンタ 60 イクスクルーシブオア回路 67,68 アンド回路

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多重ループを持つリングオッシレータで
    構成される発振部と、 発振周波数を指示する制御入力の値に応じて前記発振部
    の多重ループを切り換え、前記制御入力の値に基づいた
    発振周波数の信号を生成させる周波数制御部とを有する
    ことを特徴とする周波数可変発振器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の周波数可変発振器におい
    て、 前記発振部は、第1のループと、 前記第1のループの一部を用いた第2のループと、 前記第1のループと第2のループとの切り換えを行う切
    換回路とを有することを特徴とする周波数可変発振器。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の周波数可変発振器におい
    て、 前記周波数制御部は、発振周波数を指示する制御入力の
    値に応じて前記第2のループのループ回数をカウントす
    るカウンタと、 前記カウンタのカウント値に基づいて前記第2のループ
    と第1のループとの切り換えを指示する選択信号を生成
    し前記切換回路に供給する論理回路とを有することを特
    徴とする周波数可変発振器。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の周波数可変発振器におい
    て、 前記発振部は、第1のループと、 前記第1のループの一部を用いた第2のループと、 前記第2のループの一部を用いた第3のループと、 前記第1のループと第2のループとの切り換えを行う第
    1の切換回路と、 前記第2のループと第3のループとの切り換えを行う第
    2の切換回路とを有することを特徴とする周波数可変発
    振器。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の周波数可変発振器におい
    て、 前記周波数制御部は、発振周波数を指示する制御入力の
    値に応じて前記第2のループのループ回数をカウントす
    る第1のカウンタと、 発振周波数を指示する制御入力の値に応じて前記第3の
    ループのループ回数をカウントする第2のカウンタと、 前記第1のカウンタのカウント値に基づいて前記第2の
    ループと第1のループとの切り換えを指示する選択信号
    を生成し前記切換回路に供給する第1の論理回路と、 前記第2のカウンタのカウント値に基づいて前記第3の
    ループと第2のループとの切り換えを指示する選択信号
    を生成し前記切換回路に供給する第2の論理回路とを有
    することを特徴とする周波数可変発振器。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5記載の周波数可変発振器
    において、 前記発振周波数を指示する制御入力は、アナログの電圧
    であり、前記アナログ電圧の制御入力をデジタル値に変
    換するADコンバータを有することを特徴とする周波数
    可変発振器。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至5記載の周波数可変発振器
    において、 前記発振周波数を指示する制御入力は、デジタル値であ
    り、前記デジタル値の制御入力を保持するレジスタを有
    することを特徴とする周波数可変発振器。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至5記載の周波数可変発振器
    において、 前記発振周波数を指示する制御入力は、アナログの電圧
    又はデジタル値であり、 前記アナログ電圧の制御入力をデジタル値に変換するA
    Dコンバータと、 前記デジタル値の制御入力を保持するレジスタと、 前記ADコンバータの出力するデジタル値と前記レジス
    タの出力するデジタル値とのいずれか一方を選択して、
    前記周波数制御部に供給するセレクタとを有することを
    特徴とする周波数可変発振器。
  9. 【請求項9】 パルスを生成するリングオッシレータ
    と、 前記リングオッシレータからパルスを取り出す出力部
    と、 前記リングオッシレータを伝搬するパルスの周回数を計
    数するカウンタと、 前記カウンタの計数値が所定値に達すると、前記パルス
    を前記出力部に供給する制御回路とを有することを特徴
    とする周波数可変発振器。
JP10008985A 1998-01-20 1998-01-20 周波数可変発振器 Withdrawn JPH11205094A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10008985A JPH11205094A (ja) 1998-01-20 1998-01-20 周波数可変発振器
US09/128,657 US6157267A (en) 1998-01-20 1998-08-04 Variable frequency multiple loop ring oscillator
EP98306258A EP0930706A3 (en) 1998-01-20 1998-08-05 Variable frequency oscillator

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10008985A JPH11205094A (ja) 1998-01-20 1998-01-20 周波数可変発振器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11205094A true JPH11205094A (ja) 1999-07-30

Family

ID=11707995

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10008985A Withdrawn JPH11205094A (ja) 1998-01-20 1998-01-20 周波数可変発振器

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6157267A (ja)
EP (1) EP0930706A3 (ja)
JP (1) JPH11205094A (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6650190B2 (en) 2001-04-11 2003-11-18 International Business Machines Corporation Ring oscillator with adjustable delay
US6781470B2 (en) * 2001-09-26 2004-08-24 General Atomics Tunable oscillator
KR100487642B1 (ko) * 2003-01-21 2005-05-04 주식회사 하이닉스반도체 멀티 루프 오실레이터
US6911872B2 (en) * 2003-03-25 2005-06-28 Intel Corporation Circuit and method for generating a clock signal
US7705687B1 (en) 2006-12-21 2010-04-27 Marvell International, Ltd. Digital ring oscillator
KR100803371B1 (ko) 2007-01-11 2008-02-13 주식회사 하이닉스반도체 내부 전압 생성 회로
US8350628B1 (en) 2011-02-15 2013-01-08 Western Digital Technologies, Inc. Gate speed regulator dithering ring oscillator to match critical path circuit

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5825710A (ja) * 1981-08-08 1983-02-16 Fujitsu Ltd 可変周波数オシレ−タ
IL96351A (en) * 1990-11-14 1994-01-25 Zuta Marc Frequency synthesizer having microcomputer supplying analog and digital control signals to vco
US5465076A (en) * 1991-10-04 1995-11-07 Nippondenso Co., Ltd. Programmable delay line programmable delay circuit and digital controlled oscillator
JP3127517B2 (ja) * 1991-10-04 2001-01-29 株式会社デンソー パルス発生装置及びパルス発生方法
US5349311A (en) * 1992-11-23 1994-09-20 National Semiconductor Corporation Current starved inverter voltage controlled oscillator
JPH06188693A (ja) * 1992-12-17 1994-07-08 Nippondenso Co Ltd デジタル制御発振装置
JPH0774596A (ja) * 1993-08-31 1995-03-17 Mitsubishi Electric Corp リング発振器
JP3443896B2 (ja) * 1993-10-08 2003-09-08 株式会社デンソー デジタル制御発振装置
GB2288086A (en) * 1994-03-28 1995-10-04 Hewlett Packard Co Digital phase-locked loop using a numerically-controlled oscillator
TW337054B (en) * 1995-09-28 1998-07-21 Toshiba Co Ltd Horizontal synchronous signal oscillation circuit
JP3564855B2 (ja) * 1996-02-29 2004-09-15 ソニー株式会社 リングオシレータ及びpll回路

Also Published As

Publication number Publication date
US6157267A (en) 2000-12-05
EP0930706A2 (en) 1999-07-21
EP0930706A3 (en) 2001-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0711472B1 (en) Clock phase shifting method and apparatus
US4853653A (en) Multiple input clock selector
JP3327028B2 (ja) 周波数シンセサイザ
US5490182A (en) Phase-locked loop circuit having ring oscillator
JPH11177399A (ja) クロック遅延回路およびこれを用いた発振回路、位相同期回路、クロック生成回路
US7822168B2 (en) Frequency divider circuit
JPH08242165A (ja) 分数n分周器およびこれを用いた分数n周波数シンセサイザ
JP3443896B2 (ja) デジタル制御発振装置
JPH0519892A (ja) 可変クロツク分周回路
JP3540589B2 (ja) クロック逓倍回路
KR20140024213A (ko) 링 오실레이터 타이머 회로
US5606293A (en) Clock generator for microcomputer having reduced start-up time
US6801074B2 (en) Clock switching circuit
JPH11205094A (ja) 周波数可変発振器
US5084907A (en) Two-modulus variable frequency-divider circuit
KR100239430B1 (ko) 가변 비정수배 분주회로
US20020196062A1 (en) Delay adjustment circuit for delay locked loop
JP4434277B2 (ja) クロック生成回路およびその使用方法
JPH1198007A (ja) 分周回路
US20060066413A1 (en) Oscillator
JP5303757B2 (ja) タイミング発生回路
JP3260169B2 (ja) パルススワロー方式可変分周器
JPH09153799A (ja) 半導体集積回路
JP2006217162A (ja) リングオシレータ回路
RU2267221C1 (ru) Цифровое устройство фазовой синхронизации

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050405