JPH11204422A - 荷電粒子線転写方法 - Google Patents

荷電粒子線転写方法

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JPH11204422A
JPH11204422A JP10017636A JP1763698A JPH11204422A JP H11204422 A JPH11204422 A JP H11204422A JP 10017636 A JP10017636 A JP 10017636A JP 1763698 A JP1763698 A JP 1763698A JP H11204422 A JPH11204422 A JP H11204422A
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pattern
particle beam
charged particle
mask
narrow
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JP10017636A
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Mamoru Nakasuji
護 中筋
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Nikon Corp
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/20Exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/2037Exposure with X-ray radiation or corpuscular radiation, through a mask with a pattern opaque to that radiation
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/30Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects
    • H01J37/317Electron-beam or ion-beam tubes for localised treatment of objects for changing properties of the objects or for applying thin layers thereon, e.g. for ion implantation
    • H01J37/3174Particle-beam lithography, e.g. electron beam lithography
    • H01J37/3175Projection methods, i.e. transfer substantially complete pattern to substrate
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2237/00Discharge tubes exposing object to beam, e.g. for analysis treatment, etching, imaging
    • H01J2237/30Electron or ion beam tubes for processing objects
    • H01J2237/317Processing objects on a microscale
    • H01J2237/3175Lithography
    • H01J2237/31761Patterning strategy
    • H01J2237/31764Dividing into sub-patterns
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S430/00Radiation imagery chemistry: process, composition, or product thereof
    • Y10S430/143Electron beam

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スループットをなるべく落とさずにレジスト
ヒーティング効果を補正できる荷電粒子線転写方法を提
供する。 【解決手段】 転写すべきパターンを、幅広パターン2
と幅狭パターン1に分割し、分割したそれぞれのパター
ン3及び4をマスク上の異なる領域に形成する。そし
て、感応基板上の同一領域に、幅広パターン3を比較的
低い露光量で投影露光し、幅狭パターン4を比較的高い
露光量で投影露光する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、最小線幅0.1μ
m 以下の微細パターンをも高精度・高スループットで形
成できる荷電粒子線転写方法に関する。特には、レジス
トヒーティング効果に起因するパターン精度不良の問題
を解決できる荷電粒子線転写方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子線転写を例に採って説明する。可変
成形ビーム方式の電子線描画ではレジストヒーティング
効果という現象が知られている(特開平2−14351
6号)。これは、同一のパターンを小さい面積のビーム
で描画した場合に、大きい面積のビームで描画した場合
と比べてパターンの寸法が小さくなるという現象であ
る。このレジストヒーティング効果の原因は、レジスト
の温度が上がると感度が上がるという特性にある。この
現象は単に可変成形ビーム方式の描画に限って見られる
ものではなく、面積あるいは幅の異なる様々な図形のパ
ターンを電子線やイオンビームを用いて転写する技術全
体に広く見られるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の可変成形ビーム
方式の描画では、露光単位となる成形ビームの大きさ毎
に露光量(通常は露光時間)を変化させて露光すること
により、容易に上記レジストヒーティング効果を補正す
ることができる。しかしながら、デバイスパターンの一
部領域を一括露光する投影露光においては、露光時間を
変化させることによってレジストヒーティング効果を補
正することはできない。
【0004】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、図形部分一括露光方式や分割転写方式(U
SP5,260,151)等の荷電粒子線転写方法にお
いて、スループットをなるべく落とさずにレジストヒー
ティング効果を補正する方法を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の第1態様の荷電粒子線転写方法は、 パタ
ーンを形成したマスクを荷電粒子線で照明し、マスクを
通過してパターン化された荷電粒子線を感応基板上に投
影結像させて該パターンを転写する荷電粒子線転写方法
であって; 転写すべきパターンを、所定の線幅よりも
広い線幅のパターン(幅広パターン)と、その他のパタ
ーン(幅狭パターン)に分割し、 分割したそれぞれの
パターンをマスク上の異なる領域に形成し、 感応基板
上の同一領域に、上記幅広パターンを比較的低い露光量
で投影露光するとともに、上記幅狭パターンを比較的高
い露光量で投影露光することを特徴とする。
【0006】レジストヒーティング効果のため、最小線
幅を露光するのに最適のドーズとそれより線幅の大きい
パターンの最適のドーズは異なるが、上記のように、パ
ターン分割を行う時に、線幅によって異なるドーズで転
写が行えるようにパターン分割を行うため、2種類ある
いは3種類のドーズで転写でき、レジストヒーティング
効果を近似的に補正できる。また、このパターン分割時
に、ステンシル問題(ドーナツパターン対策)も同時に
行えば、2回転写によるスループットの低下も防止でき
る。
【0007】本発明の第2態様の荷電粒子線転写方法
は、 パターンを形成したマスクを荷電粒子線で照明
し、マスクを通過してパターン化された荷電粒子線を感
応基板上に投影結像させて該パターンを転写する荷電粒
子線転写方法であって; 転写すべきパターンを、所定
の面積よりも広い面積のパターン(面広パターン)と、
その他のパターン(面狭パターン)に分割し、 分割し
たそれぞれのパターンをマスク上の異なる領域に形成
し、 感応基板上の同一領域に、上記面広パターンを比
較的低い露光量で投影露光するとともに、上記面狭パタ
ーンを比較的高い露光量で投影露光することを特徴とす
る。
【0008】この態様は、パターンがスルーホールのよ
うな正方形あるいはそれに近い矩形のようなブロック状
の時に適用できる。面狭パターンを大露光量で露光する
ことにより露光不足を補うことができる。
【0009】本発明の第3態様の荷電粒子線転写方法
は、 パターンを形成したマスクを荷電粒子線で照明
し、マスクを通過してパターン化された荷電粒子線を感
応基板上に投影結像させて該パターンを転写する荷電粒
子線転写方法であって; 転写すべきパターンのほぼ全
体を有する第一パターン、並びに、転写すべきパターン
のうちの所定の線幅よりも狭い線幅のパターン(幅狭パ
ターン)あるいは所定の面積よりも狭い面積のパターン
(面狭パターン)を有する第二パターンをマスク上の異
なる領域に形成し、 感応基板上の同一領域に、上記第
一パターン及び第二パターンを二重露光することを特徴
とする。
【0010】この態様では、露光の不足する幅狭パター
ン又は面狭パターンを二重露光することにより露光不足
を補うことができる。
【0011】本発明の第4態様の荷電粒子線転写方法
は、 パターンを形成したマスクを荷電粒子線で照明
し、マスクを通過してパターン化された荷電粒子線を感
応基板上に投影結像させて該パターンを転写する荷電粒
子線転写方法であって; ここで、転写すべきパターン
は、ライン部と、複数のラインの交差するコーナー部と
を含み、 上記ライン部を含むパターンとコーナー部を
含むパターンをそれぞれマスク上の異なる領域に形成
し、 感応基板上の同一領域に、上記ライン部を含むパ
ターンと比較的高い露光量で投影露光するとともに、上
記コーナー部を含むパターンを比較的低い露光量で投影
露光することを特徴とする。
【0012】ラインの交差するコーナー部ではレジスト
の温度が上がりやすいので露光量を低めとしてレジスト
ヒーティング効果を補正することとした。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ説明す
る。まず、図5を参照しつつ、本発明の適用される電子
線縮小転写装置の概要について説明する。図5は、分割
転写方式の電子線露光装置の光学系全体における結像関
係を示す図である。電子銃111は、下方に向けて電子
線を放射する。電子銃111の下方には2段のコンデン
サレンズ113、115が備えられており、電子線は、
これらのコンデンサレンズ113、115を通ってブラ
ンキング開口117にクロスオーバーを結像する。これ
ら2つのコンデンサレンズ113、115をズームレン
ズとして作用させ、レチクル120を照射する電流密度
を可変にできる。
【0014】コンデンサレンズ113、115の上下に
は、2段の矩形開口112、116が備えられている。
この矩形開口(副視野制限開口)112、116は、一
つの単位露光領域(副視野)に相当する領域分の電子線
照明光のみを通過させる。具体的には、第1の開口11
2は、照明光をマスクサイズ換算で1mm角強の寸法の正
方形に整形する。この開口112の像は、レンズ11
3、115によって第2の開口116に結像される。
【0015】第2の開口116の下方には、クロスオー
バの形成されている位置に、上述のブランキング開口1
17と並んで副視野選択偏向器118が配置されてい
る。この副視野選択偏向器は、照明光を図5のX方向に
順次走査して、同方向に並ぶ副視野の列(主視野)の露
光を行う。副視野選択偏向器118の下方には、コンデ
ンサレンズ119が配置されている。コンデンサレンズ
119は、電子線を平行ビーム化し、マスク120に当
て、マスク120上に第2の開口116を結像させる。
【0016】マスク120は、図5では、光軸上の1副
視野のみが示されているが、実際には光軸垂直方向(X
−Y方向)に広がっており、多くの副視野及び主視野を
有する。一つの主視野内で各副視野を照明露光する際
は、副視野選択偏向器118で電子線を偏向させる。ま
た、マスク120は、XY方向に移動可能なマスクステ
ージ121上に載置されている。そして、感応基板であ
るウエハ124もXY方向に移動可能なウエハステージ
125上に載置されている。これらのマスクステージ1
21とウエハステージ125とを、互いに逆のY方向に
走査することにより、チップパターンのストライプ(主
視野の列)内の各主視野を連続的に露光する。さらに、
両ステージ121と125をX方向に間欠的に走査する
ことにより、各ストライプの露光を行う。なお、両ステ
ージ121、125には、レーザ干渉計を用いた正確な
位置測定システムが装備されており、また別途のアライ
メント手段及び各偏向器の調整により、ウエハ124上
で各副視野及び主視野は正確に繋ぎ合わされる。
【0017】マスク120の下方には2段の投影レンズ
122及び123(対物レンズ)及び偏向器(図示され
ず)が設けられている。そして、マスク120の一つの
副視野が電子線照射され、マスク120でパターン化さ
れた電子線は、2段の投影レンズ122、123によっ
て縮小されるとともに偏向され、ウエハ124上の所定
の位置に結像される。ウエハ124上には、適当なレジ
ストが塗布されており、レジストに電子線のドーズが与
えられてマスク像の縮小パターンがウエハ124上に転
写される。ウエハ124は、前述のように、光軸直角方
向に移動可能なウエハステージ125上に載置されてい
る。
【0018】図1は、本発明の第1態様に係る荷電粒子
線転写方法におけるパターン分割方法例である。(A)
はパターン全体を示し、(B)は分割した幅広パターン
を示し、(C)は分割した幅狭パターンを示す。(A)
に示すように、パターンは、例えば線幅0.1μm の幅
狭パターン1と、線幅0.5μm の幅広パターン2に分
かれている。幅広パターン2は、左右両側に平行して縦
方向に延びる2本の太いラインである。幅狭パターン1
は、左右の幅広パターン間を結ぶ横方向に延びる6本の
細いラインである。分割の境界となる所定の線幅を0.
2μm とし、0.2μm 以上の線幅を持つパターンと
0.2μm 未満の線幅を持つパターンとに分割する。そ
して、前者のパターン群(幅広パターン3)を(B)に
示すようにマスク上の一つの領域に作製する。また、後
者のパターン群(幅狭パターン4)を(C)に示すよう
に別のマスク領域に形成する。そして、(B)のパター
ン群を転写する時のドーズが2μC/cm2 、(C)のパタ
ーン群を転写する時のドーズが5μC/cm2 のドーズにな
るよう露光時間を調整して、同一のウエハ領域上にそれ
ぞれパターン転写を行う。その結果、幅狭パターン及び
幅広パターンともに精度の良いパターン転写を行うこと
ができる。
【0019】図2は、本発明の第2態様の荷電粒子線転
写方法におけるパターン分割例を示す。(A)は全体パ
ターンを示し、(B)は面狭パターンを示し、(C)は
面広パターンを示す。この例は、コンタクトホールやボ
ンディングパッドのようなブロック状のパターンの例で
ある。転写すべきパターンは、例えば0.2μm 角のパ
ターン群(面狭パターン21)と0.8μm 角のパター
ン群(面広パターン22)から構成される。あらかじめ
0.2μm 角のパターン面積を境界線として、それ以下
の面積を持つパターン群(面狭パターン23)と、その
他のパターン群(面広パターン24)に分割して、マス
ク上の異なる領域に2つのパターンを形成する。露光量
を変化させレジストヒーティング効果を近似的に補正す
るため、0.2μm 角のパターン群は10μC/cm2 のド
ーズで転写を行い、それ以外のパターン群は2μC/cm2
のドーズで転写を行う。その結果、面狭パターン及び面
広パターンともに精度の良いパターン転写を行うことが
できる。
【0020】図3は、本発明の第4態様の荷電粒子線転
写方法におけるパターン分割例を示す。(A)は全体パ
ターンを示し、(B)は幅広パターン及びコーナー部パ
ターンを示し、(C)は幅狭ライン部パターンを示す。
パターン形成したいパターン(A)には島状の非露光領
域31を内側に有する、四角い、いわゆるドーナツパタ
ーン32が含まれる。このドーナツパターン32の線幅
は比較的狭い。そして、線幅精度が要求されるのは正方
形の辺の部分に相当するパターンであり、コーナー部は
単に接続されていればよい場合である。
【0021】この場合のパターン分割及び露光量は
(B)、(C)で示したように、ステンシル問題(ドー
ナツ効果)を避けるのを優先させ、コーナー部34は幅
広パターン35とともにパターンを形成し、2μC/cm2
の小さいドーズで露光を行う。一方、線幅精度の必要な
ドーナツパターンのライン部36は、小さい線幅のパタ
ーン群として、比較的高い5μC/cm2 のドーズを与え
る。このようにして、レジストヒーティング効果を補正
できる。
【0022】図4は、本発明の第3態様に係る荷電粒子
線転写方法におけるパターン分割例を示す図である。
(A)は全体パターンを示し、(B)はドーナツ効果を
避けるために一部非露光部を設けた第一パターンを示
し、(C)は幅狭パターンのみの第二パターンを示す。
この例の全体パターンは、図1の実施例と同じパターン
であるが、転写のスループットを向上できる実施例であ
る。(B)に示すように、細い線4′も太い線3も、ま
ずマスクの一つの領域に、ほぼパターン全体を作製して
おく。ただし、ドーナツ効果を避けるため幅狭パターン
4′の両端部に符号41で示した非パターン領域を設け
る。そしてレジストヒーティング効果を補正するため、
(C)に示すように、幅狭パターン4″のみの第二パタ
ーンを別のマスク領域に形成する。なお、第二パターン
の幅狭パターン4″は本来の幅狭パターン1よりも長さ
が長く、両端に幅広パターン2ともオーバーラップする
二重露光部42を設けておく。そして、図4(B)の第
一パターンを2μC/cm2 で露光した後、図4(C)の第
二パターンを3μC/cm2 で再度転写露光を行う。したが
って細い線幅部分の大半には、合計で5μC/cm2 のドー
ズが与えられる。第一パターンにおける非露光部41で
示した部分でパターンにくびれが生じるのを防止するた
め、上述の二重露光部42を設ける。この実施例では、
2回目の露光の露光量が3μC/cm2 と図1の実施例の場
合の5μC/cm2 よりも低いため、露光時間を短縮できス
ループットを向上できる。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、図形部分一括露光方式や分割転写方式等の荷
電粒子線転写方法において、スループットをなるべく落
とさずにレジストヒーティング効果を補正する方法を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1態様に係る荷電粒子線転写方法に
おけるパターン分割方法例である。(A)はパターン全
体を示し、(B)は分割した幅広パターンを示し、
(C)は分割した幅狭パターンを示す。
【図2】本発明の第2態様の荷電粒子線転写方法におけ
るパターン分割例を示す。(A)は全体パターンを示
し、(B)は面狭パターンを示し、(C)は面広パター
ンを示す。
【図3】本発明の第4態様の荷電粒子線転写方法におけ
るパターン分割例を示す。(A)は全体パターンを示
し、(B)は幅広パターン及びコーナー部パターンを示
し、(C)はライン部パターンを示す。
【図4】本発明の第3態様に係る荷電粒子線転写方法に
おけるパターン分割例を示す図である。(A)は全体パ
ターンを示し、(B)はドーナツ効果を避けるために一
部非露光部を設けた第一パターンを示し、(C)は幅狭
パターンのみの第二パターンを示す。
【図5】分割転写方式の電子線露光装置の光学系全体に
おける結像関係を示す図である。
【符号の説明】
1 幅狭パターン 2 幅広パターン 3 分割した幅広パターン 4 分割した幅狭
パターン 21 面狭パターン 22 面広パター
ン 23 分割した面狭パターン 24 分割した面
広パターン 31 島状非露光領域 32 ドーナツパ
ターン 33 幅広パターン 34 コーナー部 35 幅広パターン 36 ライン部 41 ドーナツ効果を避けるための非露光部 42 二重露光部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パターンを形成したマスクを荷電粒子線
    で照明し、マスクを通過してパターン化された荷電粒子
    線を感応基板上に投影結像させて該パターンを転写する
    荷電粒子線転写方法であって;転写すべきパターンを、
    所定の線幅よりも広い線幅のパターン(幅広パターン)
    と、その他のパターン(幅狭パターン)に分割し、 分割したそれぞれのパターンをマスク上の異なる領域に
    別々に形成し、 感応基板上の同一領域に、上記幅広パターンを比較的低
    い露光量で投影露光するとともに、上記幅狭パターンを
    比較的高い露光量で投影露光することを特徴とする荷電
    粒子線転写方法。
  2. 【請求項2】 パターンを形成したマスクを荷電粒子線
    で照明し、マスクを通過してパターン化された荷電粒子
    線を感応基板上に投影結像させて該パターンを転写する
    荷電粒子線転写方法であって;転写すべきパターンを、
    所定の面積よりも広い面積のパターン(面広パターン)
    と、その他のパターン(面狭パターン)に分割し、 分割したそれぞれのパターンをマスク上の異なる領域に
    形成し、 感応基板上の同一領域に、上記面広パターンを比較的低
    い露光量で投影露光するとともに、上記面狭パターンを
    比較的高い露光量で投影露光することを特徴とする荷電
    粒子線転写方法。
  3. 【請求項3】 パターンを形成したマスクを荷電粒子線
    で照明し、マスクを通過してパターン化された荷電粒子
    線を感応基板上に投影結像させて該パターンを転写する
    荷電粒子線転写方法であって;転写すべきパターンのほ
    ぼ全体を有する第一パターン、並びに、転写すべきパタ
    ーンのうちの所定の線幅よりも狭い線幅のパターン(幅
    狭パターン)あるいは所定の面積よりも狭い面積のパタ
    ーン(面狭パターン)を有する第二パターンをマスク上
    の異なる領域に形成し、 感応基板上の同一領域に、上記第一パターン及び第二パ
    ターンを二重露光することを特徴とする荷電粒子線転写
    方法。
  4. 【請求項4】 上記幅狭パターン又は面狭パターンとそ
    の他のパターンとの接続部における該その他のパターン
    内にも二重露光部を設けることを特徴とする請求項3記
    載の荷電粒子線転写方法。
  5. 【請求項5】 パターンを形成したマスクを荷電粒子線
    で照明し、マスクを通過してパターン化された荷電粒子
    線を感応基板上に投影結像させて該パターンを転写する
    荷電粒子線転写方法であって;ここで、転写すべきパタ
    ーンは、ライン部と、複数のラインの交差するコーナー
    部とを含み、 上記ライン部を含むパターンとコーナー部を含むパター
    ンをそれぞれマスク上の異なる領域に形成し、 感応基板上の同一領域に、上記ライン部を含むパターン
    を比較的高い露光量で投影露光するとともに、上記コー
    ナー部を含むパターンを比較的低い露光量で投影露光す
    ることを特徴とする荷電粒子線転写方法。
JP10017636A 1998-01-14 1998-01-14 荷電粒子線転写方法 Pending JPH11204422A (ja)

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