JP2002075829A - 荷電粒子線転写露光方法及びデバイス製造方法 - Google Patents

荷電粒子線転写露光方法及びデバイス製造方法

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JP2002075829A JP2000258588A JP2000258588A JP2002075829A JP 2002075829 A JP2002075829 A JP 2002075829A JP 2000258588 A JP2000258588 A JP 2000258588A JP 2000258588 A JP2000258588 A JP 2000258588A JP 2002075829 A JP2002075829 A JP 2002075829A
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subfield
particle beam
charged particle
wafer
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Teruaki Okino
輝昭 沖野
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 露光の際、荷電粒子照射によるレチクルの温
度上昇を抑制できる荷電粒子線転写露光方法等を提供す
る。 【解決手段】 レチクル10上においてはメジャースト
ライプ49上にある図の一番上のマイナーストライプ4
4を、右端のサブフィールド42−1Rから左端のサブ
フィールド42−1Lへ走査した後、その下のサブフィ
ールド42−2Lに進んで左から右に走査し、右端のサ
ブフィールド42−2Rに進む。その後、再び最初のサ
ブフィールド42−1Rに戻り、この2列のマイナース
トライプ上をさらに3周走査する。こうして計4回なぞ
るように露光する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に、半導体集積
回路等のリソグラフィーに用いられる荷電粒子線転写露
光方法に関する。また、そのような荷電粒子線転写露光
方法を用いてリソグラフィー工程を行うデバイス製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路の集積度はますま
す増大し、その回路パターンは一層微細化している。当
然、微細なパターンのレイヤー間での位置の重ね合わせ
に関しても高精度が要求されている。従来、半導体ウェ
ハのパターン転写には光ステッパーが主に用いられてき
た。この転写のための原版となるレチクルは電子線で描
画作成するのが通常である。
【0003】より高集積・超微細のパターンを露光する
ため、各ウェハの露光にも電子線露光を用いるとの提案
が従来よりなされている。しかしながら、電子線露光は
スループットが低いのが欠点であり、この欠点を解消す
べく様々な技術開発がなされてきた。現在では、セルプ
ロジェクション、キャラクタープロジェクションあるい
はブロック露光と呼ばれる図形部分一括露光方式が実用
化されている。図形部分一括露光方式では、繰り返し性
のある回路小パターン(ウェハ上で5μm 角程度)を、
同様の小パターンが複数種類形成されたマスクを用い
て、1個の小パターンを一単位として繰り返し転写露光
を行う。しかし、この方式でも、繰り返し性のないパタ
ーン部分については可変成形方式の描画を行う。
【0004】一方、図形部分一括露光方式よりも飛躍的
に高いスループットをねらう電子線転写露光方式とし
て、一個の半導体チップ全体の回路パターンを備えたレ
チクルを準備し、そのレチクルのある範囲に電子線を照
射し、その照射範囲のパターンの像を投影レンズにより
縮小転写する電子線縮小転写装置が提案されている。
【0005】この種の装置では、マスクの全範囲に一括
して電子線を照射して一度にパターンを転写しようとす
ると、精度良くパターンを転写することができない。ま
た、原版となるマスクの製作が困難である。そこで、最
近精力的に検討されている方式は、1ダイ(ウェハ上の
チップ)又は複数ダイを一度に露光するのではなく、光
学系としては大きな光学フィールドを持つが、パターン
は小さな領域(サブフィールド)に分割して転写露光す
るという方式である(ここでは分割転写方式と呼ぶこと
とする)。この際この小領域毎に、被露光面上に結像さ
れる前記小領域の像の焦点やフィールドの歪み等の収差
等を補正しながら露光する。これにより、ダイ全体の一
括転写に比べて、光学的に広い領域にわたって解像度並
びに精度の良い露光を行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】レチクル上を荷電粒子
線で照射すると、荷電粒子線とレチクルの相互作用によ
り熱が発生する。そこで、レチクルに薄いメンブレンを
用いることにより、荷電粒子線の吸収が少なくなるよう
に工夫している。しかしながら、サブフィールドの温度
上昇はゼロとなることはなく、レチクルには歪が発生す
る。この歪の具体例については、詳しくは後述するが、
ウェハ上で5nm程度のズレに結びつくおそれがある。こ
のレチクルの歪により、ウェハ上でパターンの位置ずれ
が起きてしまい、レイヤー間のオーバーレイ精度、サブ
フィールドのつなぎ精度が低下し、結果的に作成した半
導体デバイスの性能が低下してしまう。
【0007】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであって、露光の際、荷電粒子照射によるレチク
ルの温度上昇を抑制でき、レチクルの熱膨張によるウェ
ハ上のパターン位置ずれを抑制でき、露光のオーバーレ
イ精度、サブフィールドつなぎ精度を向上できる荷電粒
子線転写露光方法等を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の荷電粒子線転写露光方法は、 感応基板上
の特定範囲に転写すべきパターンの少なくとも一部を、
複数の小領域(サブフィールド)に分割してレチクル上
に形成し、 前記レチクルを前記サブフィールド毎に荷
電粒子線ビームで照明し、 前記レチクルを通過した荷
電粒子線を前記感応基板上の特定範囲に投影結像させて
転写する荷電粒子線転写露光方法であって; 前記複数
のサブフィールドを格子状に前記レチクル上に配置し、
格子の1方向(X方向)に前記荷電粒子線ビームを順次
偏向させてX方向に延びる前記サブフィールドの列(マ
イナーストライプ)を照明し、 前記X方向と交差する
方向(Y方向)に並ぶ一つ又は複数のマイナーストライ
プを単位領域として、該単位領域内のサブフィールドを
荷電粒子線ビームで複数回なぞるように露光することを
特徴とする。
【0009】つまり、複数回の露光で所要の露光ドーズ
を得るので一回の照明ビームの電流強度は低くできる。
そのためレチクルの温度上昇と熱膨張を抑制できる。そ
の結果、レチクルの熱膨張によるウェハ上のパターン位
置ずれを抑制でき、露光のオーバーレイ精度、サブフィ
ールドつなぎ精度を向上できる。
【0010】本発明の荷電粒子線転写露光方法は、 前
記レチクル上に格子状に配置した前記サブフィールドの
一群(メジャーストライプ)を単位領域として、ステー
ジ移動を複数回繰り返すとともに該メジャーストライプ
内のサブフィールドを荷電粒子線ビームで複数回なぞる
ように露光することを特徴とする。
【0011】本発明のデバイス製造方法は、 荷電粒子
線を用いるリソグラフィー工程において、請求項1又は
2記載の荷電粒子線転写露光方法を用いることを特徴と
する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ説明す
る。まず、分割転写方式の電子線投影露光技術の概要を
説明する。図2は、分割転写方式の電子線投影露光装置
の光学系全体における結像関係及び制御系の概要を示す
図である。
【0013】光学系の最上流に配置されている電子銃1
は、下方に向けて電子線を放射する。電子銃1の下方に
は2段のコンデンサレンズ2、3が備えられており、電
子線は、これらのコンデンサレンズ2、3によって収束
されブランキング開口7にクロスオーバーC.O.像を結像
する。
【0014】二段目のコンデンサレンズ3の下には、矩
形開口4が備えられている。この矩形開口(照明ビーム
成形開口)4は、レチクル(マスク)10の一つのサブ
フィールド(露光の1単位となるパターン小領域)を照
明する照明ビームのみを通過させる。具体的には、開口
4は、照明ビームをレチクルサイズ換算で例えば0.5
〜5mm角の正方形に成形する。この開口4の像は、レン
ズ9によってレチクル10に結像される。
【0015】ビーム成形開口4の下方には、ブランキン
グ偏向器5が配置されている。同偏向器5は、照明ビー
ムを偏向させてブランキング開口7の非開口部に当て、
ビームがレチクル10に当たらないようにする。ブラン
キング開口7の下には、照明ビーム偏向器8が配置され
ている。この偏向器8は、主に照明ビームを図2の左右
方向(X方向)に順次走査して、照明光学系の視野内に
あるレチクル10の各サブフィールドの照明を行う。偏
向器8の下方には、照明レンズ9が配置されている。照
明レンズ9は、レチクル10上にビーム成形開口4を結
像させる。
【0016】レチクル10は、図2では光軸上の1サブ
フィールドのみが示されているが、実際には(図3を参
照しつつ後述)光軸垂直面内(X−Y面)に広がってお
り多数のサブフィールドを有する。レチクル10上に
は、全体として一個の半導体デバイスチップをなすパタ
ーン(チップパターン)が形成されている。
【0017】レチクル10は移動可能なレチクルステー
ジ11上に載置されており、レチクル10を光軸垂直方
向(YX方向)に動かすことにより、照明光学系の視野
よりも広い範囲に広がるレチクル上の各サブフィールド
を照明することができる。レチクルステージ11には、
レーザ干渉計を用いた位置検出器12が付設されてお
り、レチクルステージ11の位置をリアルタイムで正確
に把握することができる。
【0018】レチクル10の下方には投影レンズ15及
び19並びに偏向器16が設けられている。レチクル1
0のあるサブフィールドを通過した電子線は、投影レン
ズ15、19、偏向器16によってウェハ23上の所定
の位置に結像される。投影レンズ15、19及び偏向器
16(像位置調整偏向器)の詳しい作用については、図
4を参照して後述する。ウェハ23上には適当なレジス
トが塗布されており、レジストに電子線のドーズが与え
られ、レチクル上のパターンが縮小されてウェハ23上
に転写される。
【0019】なお、レチクル10とウェハ23の間を縮
小率比で内分する点にクロスオーバー像C.O.が形成さ
れ、同クロスオーバー像位置にはコントラスト開口18
が設けられている。同開口18は、レチクル10の非パ
ターン部で散乱された電子線がウェハ23に到達しない
よう遮断する。
【0020】ウェハ23の直上には反射電子検出器22
が配置されている。この反射電子検出器22は、ウェハ
23の被露光面やステージ上のマークで反射される電子
の量を検出する。例えばレチクル10上のマークパター
ンを通過したビームでウェハ23上のマークを走査し、
その際のマークからの反射電子を検出することにより、
レチクル10と23の相対的位置関係を知ることができ
る。
【0021】ウェハ23は、静電チャック(図示され
ず)を介して、XY方向に移動可能なウェハステージ2
4上に載置されている。上記レチクルステージ11とウ
ェハステージ24とを、互いに逆の方向に同期走査する
ことにより、チップパターン内で多数配列されたサブフ
ィールドを順次露光することができる。なお、ウェハス
テージ24にも、上述のレチクルステージ11と同様の
位置検出器25が装備されている。
【0022】上記各レンズ2、3、9、15、19及び
各偏向器5、8、16は、各々のコイル電源制御部2
a、3a、9a、15a、19a及び5a、8a、16
aを介してコントローラ31によりコントロールされ
る。また、レチクルステージ11及びウェハステージ2
4も、ステージ制御部11a、24aを介して、制御部
31によりコントロールされる。ステージ位置検出器1
2、25は、アンプやA/D変換器等を含むインターフ
ェース12a、25aを介してコントローラ31に信号
を送る。また、反射電子検出器22も同様のインターフ
ェース22aを介してコントローラ31に信号を送る。
【0023】コントローラ31は、ステージ位置の制御
誤差を把握し、その誤差を像位置調整偏向器16で補正
する。これにより、レチクル10上のサブフィールドの
縮小像がウェハ23上の目標位置に正確に転写される。
そして、ウェハ23上で各サブフィールド像が繋ぎ合わ
されて、レチクル上のチップパターン全体がウェハ上に
転写される。
【0024】次に、分割転写方式の電子線投影露光に用
いられるレチクルの詳細例について、図3を用いて説明
する。図3は、電子線投影露光用のレチクルの構成例を
模式的に示す図である。(A)は全体の平面図であり、
(B)は一部の斜視図であり、(C)は一つの小メンブ
レン領域の平面図である。このようなレチクルは、例え
ばシリコンウェハに電子線描画・エッチングを行うこと
により製作できる。
【0025】図3(A)には、レチクル10における全
体のパターン分割配置状態が示されている。同図中に多
数の正方形41で示されている領域が、一つのサブフィ
ールドに対応したパターン領域を含む小メンブレン領域
(厚さ0.1μm 〜数μm )である。図3(C)に示す
ように、小メンブレン領域41は、中央部のパターン領
域(サブフィールド)42と、その周囲の額縁状の非パ
ターン領域(スカート43)とからなる。サブフィール
ド42は転写すべきパターンの形成された部分である。
スカート43はパターンの形成されてない部分であり、
照明ビームの縁の部分が当たる。パターン形成の形態と
しては、メンブレンに孔開き部を設けるステンシルタイ
プと、電子線の高散乱体からなるパターン層を低散乱体
からなるメンブレン上に形成する散乱メンブレンタイプ
とがある。
【0026】一つのサブフィールド42は、現在検討さ
れているところでは、レチクル上で0.5〜5mm角程度
の大きさを有する。投影の縮小率を1/5とすると、サ
ブフィールドがウェハ上に縮小投影された投影像の大き
さは、0.1〜1mm角である。 小メンブレン領域41
の周囲の直交する格子状のグリレージと呼ばれる部分4
5は、レチクルの機械強度を保つための、例えば厚さ
0.5〜1mm程度の梁である。グリレージ45の幅は、
例えば0.1mm程度である。なお、スカート43の幅
は、例えば0.05mm程度である。
【0027】図3(A)に示すように、図の横方向(X
方向)に多数の小メンブレン領域41が並んで一つのグ
ループ(破線で囲まれたマイナーストライプ44)をな
し、そのようなマイナーストライプ44が図の縦方向
(Y方向)に多数並んで1つの一点鎖線で囲まれたメジ
ャーストライプ49を形成している。マイナーストライ
プ44の長さ(メジャーストライプ49の幅)は電子線
光学系の偏向可能視野の大きさに対応している。なお、
一つのマイナーストライプ44内における隣り合うサブ
フィールド間に、スカートやグリレージのような非パタ
ーン領域を設けない方式も検討されている。本文ではこ
の場合について説明しないが、本発明はこの場合にも適
用される。
【0028】メジャーストライプ49は、X方向に並列
に複数存在する。隣り合うメジャーストライプ49の間
にストラット47として示されている幅の太い梁は、レ
チクル全体のたわみを小さく保つためのものである。ス
トラット47はグリレージと一体で、厚さ0.5〜1mm
程度であり、幅は数mmである。
【0029】現在有力と考えられている方式によれば、
1つのメジャーストライプ49内のX方向のサブフィー
ルド42の列(マイナーストライプ44)は電子線偏向
により順次露光される。一方、メジャーストライプ49
内のY方向の列は、連続ステージ走査により順次露光さ
れる。隣のメジャーストライプ49に進む際はステージ
を間欠的に送る。露光の際、スカートやグリレージ等の
非パターン領域はウェハ上では消去され、各サブフィー
ルドのパターンの像がウェハ上で繋ぎ合わせされる。
【0030】図4は、レチクルからウェハへのパターン
転写の様子を模式的に示す斜視図である。図の上部にレ
チクル10上の1つのメジャーストライプ49の一部が
示されている。メジャーストライプ49には上述のよう
に多数のサブフィールド42(スカートについては図示
省略)及びグリレージ45が形成されている。図の下部
には、レチクル10と対向するウェハ23が示されてい
る。
【0031】この図では、レチクル上のメジャーストラ
イプ49の一番手前のマイナーストライプ44の左隅の
サブフィールド42−1が上方からの照明ビームIBに
より照明されている。そして、サブフィールド42−1
を通過したパターンビームPBが、2段の投影レンズと
像位置調整偏向器(図2参照)の作用によりウェハ23
上の所定の領域52−1に縮小投影されている。パター
ンビームPBは、レチクル10とウェハ23の間で、2
段の投影レンズの作用により、光軸と平行な方向から光
軸と交差する方向へ、そしてその逆に計2回偏向され
る。
【0032】ウェハ23上におけるサブフィールド像の
転写位置は、レチクル10とウェハ23との間の光路中
に設けられた偏向器(図2の符号16)により、各パタ
ーン小領域42に対応する被転写小領域52が互いに接
するように調整される。すなわち、レチクル上のパター
ン小領域42を通過したパターンビームPBを第1投影
レンズ及び第2投影レンズでウェハ23上に収束させる
だけでは、レチクル10のパターン小領域42のみなら
ずグリレージ45及びスカートの像までも所定の縮小率
で転写することとなり、グリレージ45等の非パターン
領域に相当する無露光領域が各被転写小領域52の間に
生じる。このようにならないよう、非パターン領域の幅
に相当する分だけパターン像の転写位置をずらしてい
る。なお、X方向とY方向に1つずつの位置調整用偏向
器が設けられている。
【0033】次に、レチクルからウェハへのパターン転
写時における走査露光方法について説明する。図1は、
レチクル上の露光走査軌跡とウェハ上の露光走査軌跡を
模式的に示す平面図である。図1(A)は、本発明の1
つの実施の形態に係る荷電粒子線転写露光方法にもとづ
き、マイナーストライプを単位領域として、該単位領域
内のサブフィールドを荷電粒子線ビームで複数回なぞる
ように露光したときの走査軌跡である。図1(B)は、
従来の荷電粒子線転写露光方法で露光したときの走査軌
跡である。図中に矢印のついた太い線で示してあるのが
露光走査軌跡である。
【0034】図1(A)、(B)ともに図の左には、レ
チクル10上のメジャーストライプ49の一部が示され
ている。メジャーストライプ49には図3、4に示すよ
うにマイナーストライプ44と多数のサブフィールド4
2が形成されている。図の右には、レチクル10と対向
するウェハ23上の転写像のメジャーストライプ59の
一部が示されている。メジャーストライプ59には多数
のサブフィールド52が形成されている。
【0035】まず、従来の露光走査方法で露光した場合
について説明する。図1(B)において、レチクル10
上においてはメジャーストライプ49上にある図の一番
上のマイナーストライプ44を、右端のサブフィールド
42−1Rから左端のサブフィールド42−1Lへ走査
した後、その下のサブフィールド42−2Lに進んで左
から右に走査し、その後順次42−2R、3R、3L、
4L、4Rと走査を進めている。一方、ウェハ23上で
は、ストライプ59上にある図の一番下のマイナースト
ライプ54を、左端のサブフィールド52−1Lから右
端のサブフィールド52−1Rへ走査した後、その上の
サブフィールド52−2Rに進んで右から左に走査し、
その後順次52−2L、3L、3R、4R、4Lと走査
を進めている。この際、マイナーストライプ44、54
の長手方向(X方向)には主にビームを偏向して走査
し、マイナーストライプ44、54の幅方向(Y方向)
にはレチクルとウェハを機械的に移動させて走査する。
【0036】この方法では電子線ビームのエネルギが大
きいため、一列のマイナーストライプの露光が終わった
ときに最後のサブフィールドの温度が上昇し、レチクル
上に歪が発生する。例えば、電子線の加速電圧を100
kV、メンブレンの厚みを2μm、照射電流を25μAと
し、レチクル上のサブフィールドが1mm角で、レジスト
感度が5μC/cm2という条件下で偏向方向(X方向)の
サブフィールドの一列(マイナーストライプ)を露光す
ると、最後のサブフィールドの温度は2℃程上昇し、レ
チクルには20nm程の歪が発生する。このレチクルの歪
により、ウェハ上では5nm程のパターンの位置ずれが起
きてしまう。そして、この位置ずれにより、レイヤー間
のオーバーレイ精度、サブフィールドのつなぎ精度が低
下し、結果的に作成した半導体デバイスの性能が低下し
てしまう。
【0037】次に、本発明の1つの実施の形態に係る走
査露光方法で露光した場合について説明する。図1
(A)において、レチクル10上においてはメジャース
トライプ49上にある図の一番上のマイナーストライプ
44を、右端のサブフィールド42−1Rから左端のサ
ブフィールド42−1Lへ走査した後、その下のサブフ
ィールド42−2Lに進んで左から右に走査し、右端の
サブフィールド42−2Rに進む。その後、再び最初の
サブフィールド42−1Rに戻り、上記と同じように図
の上方にある2列のマイナーストライプ上を順次42−
1L、2L、2Rと走査を進めていく。この後、再度サブ
フィールド42−1Rに戻り、この2列のマイナースト
ライプ上をさらに2周走査する。こうして計4回なぞる
ように露光した後、42−2Rの下のサブフィールド4
2−3Rに走査を進め、その左のサブフィールド42−
3Lに走査を進めていく。この後は上記と同じように3
列目と4列目のマイナーストライプ上を4回なぞるよう
に露光し、5列目のマイナーストライプ(図示せず)に
走査を進めていく。
【0038】一方、ウェハ23はレチクル10の移動に
応じて、ストライプ59上にある図の一番下のマイナー
ストライプ54を、左端のサブフィールド52−1Lか
ら右端のサブフィールド52−1Rへ走査した後、その
上のサブフィールド52−2Rに進んで右から左に走査
し、左端のサブフィールド52−2Lに進む。その後、
再び最初のサブフィールド52−1Lに戻り、上記と同
じように図の下方の2列のマイナーストライプ上を順次
52−1R、2R、2Lと走査を進めていく。この後、再
度サブフィールド52−1Lに戻り、この2列のマイナ
ーストライプ上をさらに2周走査する。こうして計4回
なぞるように露光した後、52−2Lの上のサブフィー
ルド52−3Lに走査を進め、その右のサブフィールド
52−3Rに走査を進めていく。この後は上記と同じよ
うに3列目と4列目のマイナーストライプ上を4回なぞ
るように露光し、5列目のマイナーストライプ(図示せ
ず)に走査を進めていく。
【0039】この際、Y方向の走査は次のように行う。
すなわち、レチクルとウェハの機械的送りは、一定の速
度で継続しながら、Y方向にビームを偏向させて複数回
なぞる軌跡を実現する。なお、光学系の偏向フィールド
は、Y方向にもマイナーストライプの長さ程度の高精度
なフィールドを有している。
【0040】この方法でも、走査の際には、レチクル上
のサブフィールドの温度が上昇し、レチクル上に歪が発
生する。しかし、電子ビームのエネルギが従来の方法と
比べて4分の1と小さいため、サブフィールドの温度上
昇が少なく、レチクル上の歪も小さい。そこで、照射電
流を除いて従来の走査露光方法と同じ条件下(電子線の
加速電圧を100kV、メンブレンの厚みを2μm、照射
電流を25μA÷4=6.25μmとし、レチクル上のサ
ブフィールドが1mm角で、レジスト感度が5μC/cm2
で偏向方向のサブフィールドを露光すると、最後のサブ
フィールドの温度上昇は、従来の4分の1の0.5℃程
度に抑えられ、歪も同じく4分の1の5nm程度に抑える
ことができる。したがって、ウェハ上でのパターンの位
置ずれも従来の4分の1の約1nmに抑えることができ
る。この程度のずれであれば、レイヤー間のオーバーレ
イ精度、サブフィールドのつなぎ精度ともに問題はな
い。
【0041】しかし、この方法では従来の方法と比べ
て、サブフィールド偏向移動のための静定回数が増える
ため、ウェハ露光時間が増大するという問題がある。上
述の2列のマイナーストライプを4回なぞるように露光
する方式においては、静定時間は従来の方法に比べて4
倍となり、スループットの低下を招く。しかしながら、
この静定時間がウェハ露光時間全体に占める割合はさほ
ど大きいものではないため、露光時間は全体で約1割程
度の増大にとどまる。この程度であれば、十分に実用に
耐えられる範囲であり、特に精度が重視される微細パタ
ーン露光を行うのに適した方法である。
【0042】次に、本発明の他の実施の形態に係る走査
露光方法について説明する。第1の実施の形態では、2
列のマイナーストライプを単位領域として、該単位領域
内のサブフィールドを荷電粒子線ビームで複数回なぞる
ように露光した。そこで、この例では、一度に露光する
範囲をさらに広げて、メジャーストライプ(図3参照)
全面のサブフィールドを電子ビームで複数回なぞるよう
に露光する。
【0043】例えば、メジャーストライプ全面のサブフ
ィールドを4回なぞるように露光した場合には、サブフ
ィールドの温度上昇や、それに伴うウェハ上のパターン
の位置ずれの大きさは、従来の4分の1以下になり、レ
イヤー間のオーバーレイ精度、サブフィールドのつなぎ
精度ともに問題はない。その際、レチクルとウェハのY
方向機械送りを合計4回(2往復)行う。ところがこの
方法では、サブフィールド偏向移動のための静定回数が
増えるだけではなく、Y方向のステージ移動のオーバー
ヘッド回数も増えるため、ウェハ露光時間は第1の実施
の形態の場合よりもさらに増大する。総合のオーバーヘ
ッド時間は従来の方法に比べて4倍となり、スループッ
トの低下を招く。しかしながら、これらの増大した時間
がウェハ露光時間全体に占める割合はさほど大きいもの
ではないため、露光時間は全体で約2割程度の増大にと
どまる。
【0044】次に上述の荷電粒子線転写露光方法を利用
したデバイス製造方法の実施例を説明する。図5は、微
小デバイス(ICやLSI等の半導体チップ、液晶パネ
ル、CCD、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシン等)の製
造のフローを示す。
【0045】ステップ1(回路設計)では、半導体デバ
イスの回路設計を行う。ステップ2(マスク製作)で
は、設計した回路パターンを形成したマスクを製作す
る。この時、パターンについて局部的にリサイズを施す
ことにより近接効果や空間電荷効果によるビームボケの
補正を行ってもよい。一方、ステップ3(ウェハ製造)
では、シリコン等の材料を用いてウェハを製造する。
【0046】ステップ4(酸化)では、ウェハの表面を
酸化させる。ステップ5(CVD)では、ウェハ表面に
絶縁膜を形成する。ステップ6(電極形成)では、ウェ
ハ上に電極を蒸着によって形成する。ステップ7(イオ
ン打ち込み)では、ウェハにイオンを打ち込む。ステッ
プ8(レジスト処理)では、ウェハに感光剤を塗布す
る。ステップ9(電子ビーム露光)では、ステップ2で
作ったマスクを用いて電子ビーム転写装置によって、マ
スクの回路パターンをウェハに焼付露光する。その際、
上述の露光方法を用いる。ステップ10(光露光)で
は、同じくステップ2で作った光露光用マスクを用い
て、光ステッパーによってマスクの回路パターンをウェ
ハに焼付露光する。この前又は後に、電子ビームの後方
散乱電子を均一化する近接効果補正露光を行ってもよ
い。
【0047】ステップ11(現像)では、露光したウェ
ハを現像する。ステップ12(エッチング)では、レジ
スト像以外の部分を選択的に削り取る。ステップ13
(レジスト剥離)では、エッチングがすんで不要となっ
たレジストを取り除く。ステップ4からステップ13を
繰り返し行うことによって、ウェハ上に多重に回路パタ
ーンが形成される。
【0048】ステップ14(組立)は、後工程と呼ば
れ、上の工程によって作製されたウェハを用いて半導体
チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシン
グ、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封
入)等の工程を含む。ステップ15(検査)では、ステ
ップ14で作製された半導体デバイスの動作確認テス
ト、耐久性テスト等の検査を行う。こうした工程を経て
半導体デバイスが完成しこれが出荷(ステップ16)さ
れる。
【0049】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、以下の
ような変更を加えることも可能である。 (1)図1(A)に示した実施の形態においては、単位
領域(2列のマイナーストライプ)上を4回なぞる例に
ついて説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、2回又は3回等複数回なぞることもできる。 (2)上述の実施の形態においては、マイナーストライ
プ上のサブフィールドを間欠的に移動する方法について
説明したが、マイナーストライプ内の走査軌跡上にグリ
レージ、スカートが無く、マイナーストライプ内をビー
ムが連続的に走査される場合にも適用できる。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、露光の際、荷電粒子照射によるレチクルの温
度上昇を抑制でき、レチクルの熱膨張によるウェハ上の
パターンの位置ずれを抑制でき、露光のオーバーレイ精
度、サブフィールドつなぎ精度を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レチクル上の走査軌跡とウェハ上の走査軌跡を
模式的に示す平面図である。図1(A)は、本発明の1
つの実施の形態に係る荷電粒子線転写露光方法にもとづ
く走査軌跡である。図1(B)は、従来の荷電粒子線転
写露光方法で露光したときの走査軌跡である。
【図2】分割転写方式の電子線投影露光装置の光学系全
体における結像関係及び制御系の概要を示す図である。
【図3】電子線投影露光用のレチクルの構成例を模式的
に示す図である。(A)は全体の平面図であり、(B)
は一部の斜視図であり、(C)は一つの小メンブレン領
域の平面図である。
【図4】レチクルからウェハへのパターン転写の様子を
模式的に示す斜視図である。
【図5】微小デバイス(ICやLSI等の半導体チッ
プ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッド、マイクロマ
シン等)の製造のフローを示す。
【符号の説明】
1 電子銃 2,3 コンデ
ンサレンズ 4 照明ビーム成形開口 5 ブランキ
ング偏向器 7 ブランキング開口 8 照明ビー
ム偏向器 9 コンデンサレンズ 10 レチクル
(マスク) 11 レチクルステージ 12 レチクル
ステージ位置検出器 15 第1投影レンズ 16 像位置調
整偏向器 18 コントラスト開口 19 第2投影
レンズ 22 反射電子検出器 23 ウェハ 24 ウェハステージ 25 ウェハス
テージ位置検出器 31 コントローラ 41 小メンブレン領域 42 サブフィ
ールド 43 スカート 44 マイナー
ストライプ 45 グリレージ 47 ストラッ
ト 49 メジャーストライプ 50 チップ 52 サブフィールド 54 マイナー
ストライプ 59 メジャーストライプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感応基板上の特定範囲に転写すべきパタ
    ーンの少なくとも一部を、複数の小領域(サブフィール
    ド)に分割してレチクル上に形成し、 前記レチクルを前記サブフィールド毎に荷電粒子線ビー
    ムで照明し、 前記レチクルを通過した荷電粒子線を前記感応基板上の
    特定範囲に投影結像させて転写する荷電粒子線転写露光
    方法であって;前記複数のサブフィールドを格子状に前
    記レチクル上に配置し、格子の1方向(X方向)に前記
    荷電粒子線ビームを順次偏向させてX方向に延びる前記
    サブフィールドの列(マイナーストライプ)を照明し、 前記X方向と交差する方向(Y方向)に並ぶ一つ又は複
    数のマイナーストライプを単位領域として、該単位領域
    内のサブフィールドを荷電粒子線ビームで複数回なぞる
    ように露光することを特徴とする荷電粒子線転写露光方
    法。
  2. 【請求項2】 感応基板上の特定範囲に転写すべきパタ
    ーンの少なくとも一部を、複数の小領域(サブフィール
    ド)に分割してレチクル上に形成し、 前記レチクルを前記サブフィールド毎に荷電粒子線ビー
    ムで照明し、 前記レチクルを通過した荷電粒子線を前記感応基板上の
    特定範囲に投影結像させて転写する荷電粒子線転写露光
    方法であって;前記複数のサブフィールドを格子状に前
    記レチクル上に配置し、 格子状に配置した前記サブフィールドの一群(メジャー
    ストライプ)を単位領域として、ステージ移動を複数回
    繰り返すとともに該メジャーストライプ内のサブフィー
    ルドを荷電粒子線ビームで複数回なぞるように露光する
    ことを特徴とする荷電粒子線転写露光方法。
  3. 【請求項3】 荷電粒子線を用いるリソグラフィー工程
    において、請求項1又は2記載の荷電粒子線転写露光方
    法を用いることを特徴とするデバイス製造方法。
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