JP2002075830A - 荷電粒子線露光方法、レチクル及びデバイス製造方法 - Google Patents

荷電粒子線露光方法、レチクル及びデバイス製造方法

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JP2002075830A JP2000258612A JP2000258612A JP2002075830A JP 2002075830 A JP2002075830 A JP 2002075830A JP 2000258612 A JP2000258612 A JP 2000258612A JP 2000258612 A JP2000258612 A JP 2000258612A JP 2002075830 A JP2002075830 A JP 2002075830A
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Teruaki Okino
輝昭 沖野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高いパターン寸法精度を達成でき、コストを
低く抑えることのできる荷電粒子線露光方法等を提供す
る。 【解決手段】 感応基板上に形成すべき設計パターンを
設定(S21)し、それについて近接効果補正のための
パターン形状補正を計算する(S22)。次に、上記パ
ターン形状補正の計算結果を参考にしてレチクルパター
ンデータを作製する(S23)。そのレチクルパターン
データをもとに実際に使用するレチクルを作製する(S
24)。この際、可変成形ビーム式の電子線描画装置を
用い、ドーズ調整を施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路等
のリソグラフィーに用いられる荷電粒子線露光方法に関
する。また、そのような荷電粒子線露光方法に用いるレ
チクルに関する。さらに、そのような荷電粒子線露光方
法を用いてリソグラフィー工程を行うデバイス製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】現在のところ、半導体集積回路のリソグ
ラフィーにおける各ウェハ(感応基板)への露光は、紫
外線を用いるいわゆるステッパーによるものが主流であ
る。荷電粒子線露光は、ステッパーにパターン原版とし
て装着されるレチクルの描画には用いられるが、ウェハ
の量産リソグラフィー工程にはまだ用いられていない。
しかし、最近では、より高集積・超微細パターンを露光
するため、各ウェハの露光にも電子線転写露光を用いる
との提案がなされている。
【0003】しかしながら、電子線露光はスループット
が低いのが欠点とされており、その欠点を解消すべく様
々な技術開発がなされてきた。現在では、セルプロジェ
クション、キャラクタープロジェクションあるいはブロ
ック露光と呼ばれる図形部分一括露光方式が実用化され
ている。図形部分一括露光方式では、繰り返し性のある
回路小パターン(ウェハ上で5μm 角程度)を、同様の
小パターンが複数種類形成されたレチクルを用いて、1
個の小パターンを一単位として繰り返し転写露光を行
う。しかし、この方式でも、繰り返し性のないパターン
部分については可変成形方式の描画を行う。そのため、
ウェハの量産リソグラフィー工程で望まれる程度のスル
ープットは得られない。
【0004】図形部分一括露光方式よりも飛躍的に高ス
ループットをねらう電子線転写露光方式として、一個の
半導体チップ全体の回路パターンを備えたレチクルを準
備し、そのレチクルのある範囲に電子線を照射し、その
照射範囲のパターンの像を投影レンズにより縮小転写す
る電子線縮小転写装置が提案されている。
【0005】この種の装置では、レチクルの全範囲に一
括して電子線を照射して一度にパターンを転写しようと
すると、精度良くパターンを転写することができない。
また、原版となるレチクルの製作が困難である。そこ
で、最近精力的に検討されている方式は、1ダイ(ウェ
ハ上のチップ)又は複数ダイを一度に露光するのではな
く、光学系としては大きな光学フィールドを持つが、パ
ターンは小さな領域(サブフィールド)に分割して転写
露光するという方式である(ここでは分割転写方式と呼
ぶこととする)。この際この小領域毎に、被露光面上に
結像される前記小領域の像の焦点やフィールドの歪み等
の収差等を補正しながら露光する。これにより、ダイ全
体の一括転写に比べて、光学的に広い領域にわたって解
像度並びに精度の良い露光を行うことができる。
【0006】ところで、荷電粒子線をウェハ等の感応基
板に照射して露光する際には、いわゆる近接効果が生じ
る。近接効果は、基板からの反射電子によって、実際の
露光量が近傍のパターン分布に応じて変化する現象であ
る。近接効果の原因は、感応基板面中に入射した荷電粒
子から発生した電子が散乱しながら広がり、周囲の非露
光部にエネルギーを与えることによる。
【0007】荷電粒子線露光装置でレチクルパターンを
ウェハ上に転写する際に近接効果が起こると、ウェハ上
に形成されるパターンの線幅に誤差が生じる。この誤差
を修正して線幅を所望の寸法とするために、補正計算を
行ってレチクル上のレチクルパターンの寸法を加減する
ことがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ウェハ
上に形成されるパターンの更なる微細化により、レチク
ルの作製には一層の高精度が要求されている。例えば4
分の1の縮小転写装置の場合には、レチクルに1nm近く
のアドレス・ユニット(位置の最小単位)が必要にな
る。それにより、レチクル作製を行うレチクル描画装置
にも1nm近くのアドレス・ユニットが必要になる。つま
り、レチクル描画用のデータの単位が1nmとなる。
【0009】レチクル描画装置のアドレス・ユニットを
1nmとすると、レチクル描画装置の偏向器のDACのビ
ット長が大きくなり、DACのコストが増大する。ま
た、こうすると整定時間を短くできないという欠点があ
る。レチクル描画用のデータの単位を1nmとすると、レ
チクル描画用のデータ量が膨大になる。それにより、デ
ータを格納するメモリ容量が多く必要になり、コストが
増大する。
【0010】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであって、高いパターン寸法精度を達成でき、コ
ストを低く抑えることのできる荷電粒子線露光方法等を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の第1の荷電粒子線露光方法は、 感応基板
上の特定範囲に転写すべきデバイスパターンをレチクル
上に形成し、 前記レチクルを荷電粒子線ビームで照明
し、 前記レチクルを通過又は反射した荷電粒子線ビー
ムを前記感応基板に当てることにより前記パターンを前
記感応基板上の特定範囲に転写する荷電粒子線露光方法
であって; 前記転写露光時における近接効果により発
生するパターン寸法誤差を補正するために前記レチクル
上のパターン要素の線幅を本来の設計値から補正(リサ
イズ)するにあたって、前記レチクル描画の際のドーズ
量を制御することにより前記線幅を補正することを特徴
とする。
【0012】本発明の第2の荷電粒子線露光方法は、
感応基板上の特定範囲に転写すべきデバイスパターンを
レチクル上に形成し、 前記レチクルを荷電粒子線ビー
ムで照明し、 前記レチクルを通過又は反射した荷電粒
子線ビームを前記感応基板に当てることにより前記パタ
ーンを前記感応基板上の特定範囲に転写する荷電粒子線
露光方法であって; 前記転写露光時における近接効果
により発生するパターン寸法誤差を補正するために前記
レチクル上のパターン要素の線幅を本来の設計値から補
正(リサイズ)するにあたって、前記レチクル描画の際
のドーズ量及び描画線幅の双方を制御することにより前
記線幅を補正することを特徴とする。
【0013】本発明の第1のレチクルは、 感応基板上
の特定範囲に転写すべきデバイスパターンが形成された
レチクルであって; 転写露光時における近接効果によ
り発生するパターン寸法誤差を補正するために前記レチ
クル上のパターン要素の線幅を本来の設計値から補正
(リサイズ)するにあたって、前記レチクル描画の際の
ドーズ量を制御することにより前記線幅が補正されてい
ることを特徴とする。
【0014】本発明の第2のレチクルは、 感応基板上
の特定範囲に転写すべきデバイスパターンが形成された
レチクルであって; 転写露光時における近接効果によ
り発生するパターン寸法誤差を補正するために前記レチ
クル上のパターン要素の線幅を本来の設計値から補正
(リサイズ)するにあたって、前記レチクル描画の際の
ドーズ量及び描画線幅の双方を制御することにより前記
線幅が補正されていることを特徴とする。
【0015】本発明のデバイス製造方法は、 荷電粒子
線を用いるリソグラフィー工程において、上記方法によ
り露光を行うことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】まず、図面を参照しつつ本発明の
背景技術の一つである分割転写方式の電子線投影露光技
術の概要を説明する。図6は、分割転写方式の電子線投
影露光装置の光学系全体における結像関係及び制御系の
概要を示す図である。
【0017】光学系の最上流に配置されている電子銃1
01は、下方に向けて電子線を放射する。電子銃101
の下方には2段のコンデンサレンズ102、103が備
えられており、電子線は、これらのコンデンサレンズ1
02、103によって収束されブランキング開口107
にクロスオーバー像C.O.を結像する。
【0018】二段目のコンデンサレンズ103の下に
は、矩形開口104が備えられている。この矩形開口
(照明ビーム成形開口)104は、レチクル(マスク)
110の一つのサブフィールド(露光の1単位となるパ
ターン小領域)を照明する照明ビームのみを通過させ
る。この開口104の像は、レンズ109によってレチ
クル110に結像される。
【0019】ビーム成形開口104の下方には、ブラン
キング偏向器105が配置されている。同偏向器105
は、必要時に照明ビームを偏向させてブランキング開口
107の非開口部に当て、ビームがレチクル110に当
たらないようにする。ブランキング開口107の下に
は、照明ビーム偏向器108が配置されている。この偏
向器108は、主に照明ビームを図6の横方向(X方
向)に順次走査して、照明光学系の視野内にあるレチク
ル110の各サブフィールドの照明を行う。偏向器10
8の下方には、照明レンズ109が配置されている。照
明レンズ109は、レチクル110上にビーム成形開口
104を結像させる。
【0020】レチクル110は、実際には光軸垂直面内
(X−Y面)に広がっており、多数のサブフィールドを
有する。レチクル110上には、全体として一個の半導
体デバイスチップをなすパターン(チップパターン)が
形成されている。レチクル110は移動可能なレチクル
ステージ111上に載置されており、レチクル110を
光軸垂直方向(YX方向)に動かすことにより、照明光
学系の視野よりも広い範囲に広がるレチクル上の各サブ
フィールドを照明することができる。レチクルステージ
111には、レーザ干渉計を用いた位置検出器112が
付設されており、レチクルステージ111の位置をリア
ルタイムで正確に把握することができる。
【0021】レチクル110の下方には投影レンズ11
5及び119並びに偏向器116が設けられている。レ
チクル110の1つのサブフィールドを通過した電子線
は、投影レンズ115、119、偏向器116によって
ウェハ123上の所定の位置に結像される。ウェハ12
3上には、適当なレジストが塗布されており、レジスト
に電子線のドーズが与えられ、レチクル上のパターンが
縮小されてウェハ123上に転写される。
【0022】レチクル110とウェハ123の間を縮小
率比で内分する点にクロスオーバー像C.O.が形成され、
同クロスオーバー像位置にはコントラスト開口118が
設けられている。同開口118は、レチクル110の非
パターン部で散乱された電子線がウェハ123に到達し
ないよう遮断する。
【0023】ウェハ123の直上には反射電子検出器1
22が配置されている。この反射電子検出器122は、
ウェハ123の被露光面やステージ上のマークで反射さ
れる電子の量を検出する。例えばレチクル110上のマ
ークパターンを通過したビームでウェハ123上のマー
クを走査し、その際のマークからの反射電子を検出する
ことにより、レチクル110と123の相対的位置関係
を知ることができる。
【0024】ウェハ123は、静電チャック(図示され
ず)を介して、XY方向に移動可能なウェハステージ1
24上に載置されている。上記レチクルステージ111
とウェハステージ124とを、互いに逆の方向に同期走
査することにより、投影光学系の視野を越えて広がるチ
ップパターン内の各部を順次露光することができる。な
お、ウェハステージ124にも、上述のレチクルステー
ジ111と同様の位置検出器125が装備されている。
【0025】上記各レンズ102、103、109、1
15、119及び各偏向器105、108、116は、
各々のコイル電源制御部102a、103a、109
a、115a、119a及び105a、108a、11
6aを介してコントローラ131によりコントロールさ
れる。また、レチクルステージ111及びウェハステー
ジ124も、ステージ制御部111a、124aを介し
て、制御部131によりコントロールされる。ステージ
位置検出器112、125は、アンプやA/D変換器等
を含むインターフェース112a、125aを介してコ
ントローラ131に信号を送る。また、反射電子検出器
122も同様のインターフェース122aを介してコン
トローラ131に信号を送る。
【0026】コントローラ131は、ステージ位置の制
御誤差を把握し、その誤差を像位置調整偏向器116で
補正する。これにより、レチクル110上のサブフィー
ルドの縮小像がウェハ123上の目標位置に正確に転写
される。そして、ウェハ123上で各サブフィールド像
が繋ぎ合わされて、レチクル上のチップパターン全体が
ウェハ上に転写される。
【0027】次に、本発明の1実施例に係る近接効果補
正方法について説明する。図1は、本発明の1実施例に
係る近接効果補正方法に従ってレチクルを作製し、その
レチクルを用いてウェハに露光を行う工程のフローチャ
ートである。まず初めに、感応基板上に形成すべき設計
パターンを設定する(S21)。この設計パターンにつ
いて近接効果補正のためのパターン形状補正を計算する
(S22)。次に、上記パターン形状補正の計算結果を
参考にしてレチクルパターンデータを作製する(S2
3)。そのレチクルパターンデータをもとに実際に使用
するレチクルを作製する(S24)。この際、可変成形
ビーム式の電子線描画装置を用い、ドーズ調整を施す。
そして、このレチクルを用いて、セルプロジェクション
又は分割転写方式の電子線投影露光装置を用いて感応基
板に露光を行う(S25)。
【0028】図3(A)は、本発明の実施例に係る近接
効果補正方法においてウェハ(感応基板)上に実現する
所定のパターン(設計パターン)を示す平面図である。
図中には、左から右に向かって、細い線パターン(ライ
ン)1、細いスペース2、幅の広い線パターン(パッ
ド)3、幅の広いスペース4、細い線パターン(ライ
ン)5が示されている。ライン1、ライン5及びスペー
ス2の幅は100nmである。パッド3の幅は50μmで
ある。スペース4の幅は70μmである。なお、図の縮
尺は分かり易くするために調整してある。
【0029】このようなパターンを含んだ250μm角
のサブフィールドを分割投影方式の荷電粒子線光学系で
転写する。光学系の倍率としては一般的に1/4や1/
5が用いられることが多いが、ここでは簡単のため1対
1の100kV電子線転写光学系を前提に考える。
【0030】図3(B)は、レチクルを通過した直後の
エネルギープロファイルを示す図である。縦軸(Y軸)
はエネルギー、横軸(X軸)は横方向の位置である。レ
チクル通過直後のエネルギープロファイルDW(x)
は、xの関数であり、次の式で表される。 DW(x)=1.0(0.0≦x≦0.1、0.2≦x≦50.2、120.2
≦x≦120.3) DW(x)=0.0(x<0.0、0.1<x<0.2、50.2<x<120.
2、120.3<x)
【0031】入射した荷電粒子により発生した電子は感
応基板中で散乱し、近接効果を引き起こす。散乱後に感
応基板に蓄積されるエネルギー量E(x)は、例えば次
のような式で表される。 E(x)=Eb(x)+Ef(x) ただし、DR(x)は、感応基板面に入射する直前のエ
ネルギープロファイルである。ここでηは後方散乱係
数、σbは後方散乱径、σfは前方散乱径である。荷電粒
子として電子を用い、加速電圧を100keVとしたとき
のそれぞれの典型的な値として、η=0.4、σb=31.2μ
m、σf=7nmを計算に使用する。
【0032】図4は、近接効果の考慮された場合におい
て最終的に感応基板に蓄積されるエネルギー量E(x)
を示す図である。図4(A)、(B)、(C)はそれぞ
れ、x=-0.1〜0.3μm、x=50.0〜50.4μm、x=120.0〜1
20.4μmの範囲についてのエネルギープロファイルE
(x)を示した図である。
【0033】プロセスの製造誤差がない理想的な場合に
は、このエネルギープロファイルの適切に定められた閾
値を越す部分ではパターンが形成され、越さない部分で
は形成されないと考えることができる。図4中の40、
41、42のラインは、それぞれの領域で形成されるパ
ターン各部のエッジ位置が所定位置と一致するように引
かれた閾値である。閾値40と41の値はほぼ同じであ
るが、閾値42は他の2つと大きく異なるため、40、
41近辺に閾値をとった場合には、図2に示した線パタ
ーン5は所定の線幅より細くなる。逆に、42で示され
る閾値をとると図3に示した線パターン1が太くなり、
スペース2は狭くなり、パッド3の幅が太くなる。ま
た、線幅が変わるとともに、当然、パターン各部のエッ
ジ位置は所定の位置から大きく外れることになる。
【0034】本発明の1実施例においては、図1に示し
たように、このデータをもとに実際に使用するレチクル
にドーズ補正を施して作製する。例えば、40、41近
辺に閾値をとった場合には、図2に示した線パターン5
は所定の線幅より細くなる。そこで、線パターン5に対
応するレチクルパターンを形成する際に、ドーズ量を調
整して、レチクルの出来上がりパターンの寸法を大きく
する。そうすると、感応基板の線パターン5に蓄積され
るエネルギー量E(x)は、ドーズ補正を施す前の図4
の状態よりも大きくなる。
【0035】図5は、ドーズ補正を施して作製したレチ
クルを用いて露光を行った際のエネルギープロファイル
E(x)を示した図である。図5(A)、(B)、(C)
はそれぞれ、x=-0.1〜0.3μm、x=50.0〜50.4μm、x=
120.0〜120.4μmの範囲についてのエネルギープロファ
イルE(x)を示した図である。実線で示すのがドーズ
補正を施して作製したレチクルを用いた場合のエネルギ
ープロファイルであり、図5(C)の破線で示すのが図
4の状態のエネルギープロファイルである。図5(C)
には、図5(A)、(B)の閾値40、41と等しい位
置に、閾値42´を示してある。
【0036】感応基板の線パターン5に蓄積されるエネ
ルギー量E(x)は、図5(C)に示すように、ドーズ
補正を施す前の図4の状態よりも大きくなる。閾値42
´において、補正前のエネルギー量51は所望の幅と比
べると半分くらいしか閾値を越えていないが、補正後の
エネルギー量52は、x=120.2〜120.3μmの範囲で閾値
を越えている。このようにレチクル作製時のドーズ量を
調整することにより、所望のパターンが得られる。
【0037】次に、本発明の他の実施例に係る近接効果
補正方法について説明する。図2は、本発明の他の実施
例に係る近接効果補正方法の工程を示すフローチャート
である。まず初めに、感応基板上に形成すべき設計パタ
ーンを設定する(S21′)。この設計パターンについ
て近接効果補正のためのパターン形状補正を計算する
(S22′)。次に、上記パターン形状補正の計算結果
を参考にしてレチクルパターンデータを作製する(S2
3′)。そのレチクルパターンデータをもとに実際に使
用するレチクルを作製する(S24′)。この際、可変
成形ビーム式の電子線描画装置を用い、ドーズ調整及び
線幅補正を施す。線幅補正とは、レチクルに形成するパ
ターンの幅を予め増減させ、感応基板上に形成するパタ
ーンの幅を補正する方法である。そして、このレチクル
を用いて、セルプロジェクション又は分割転写方式の電
子線投影露光装置を用いて感応基板に露光を行う(S2
5′)。
【0038】本実施例においては、図4のデータをもと
に実際に使用するレチクルにドーズ補正及び線幅補正を
施して作製する。まず、図4のデータをもとに、10n
m単位の精度で線幅補正を行う。次に、細かい精度でレ
チクルにドーズ補正を行う。この併用方法によれば、よ
り高精度に補正を行うことができる。
【0039】次に上記説明した電子線転写露光装置を利
用したデバイス製造方法の実施例を説明する。図7は、
微小デバイス(ICやLSI等の半導体チップ、液晶パ
ネル、CCD、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシン等)の
製造のフローを示す。
【0040】ステップ1(回路設計)では、半導体デバ
イスの回路設計を行う。ステップ2(マスク製作)で
は、設計した回路パターンを形成したマスクを製作す
る。この時、パターンについて局部的にリサイズを施す
ことにより近接効果や空間電荷効果によるビームボケの
補正を行ってもよい。一方、ステップ3(ウェハ製造)
では、シリコン等の材料を用いてウェハを製造する。
【0041】ステップ4(酸化)では、ウェハの表面を
酸化させる。ステップ5(CVD)では、ウェハ表面に
絶縁膜を形成する。ステップ6(電極形成)では、ウェ
ハ上に電極を蒸着によって形成する。ステップ7(イオ
ン打ち込み)では、ウェハにイオンを打ち込む。ステッ
プ8(レジスト処理)では、ウェハに感光剤を塗布す
る。ステップ9(電子ビーム露光)では、ステップ2で
作ったマスクを用いて電子ビーム転写装置によって、マ
スクの回路パターンをウェハに焼付露光する。ステップ
10(光露光)では、同じくステップ2で作った光露光
用マスクを用いて、光ステッパーによってマスクの回路
パターンをウェハに焼付露光する。この前又は後に、電
子ビームの後方散乱電子を均一化する近接効果補正露光
を行ってもよい。ステップ9において、上述の近接効果
補正方法を利用する。
【0042】ステップ11(現像)では、露光したウェ
ハを現像する。ステップ12(エッチング)では、レジ
スト像以外の部分を選択的に削り取る。ステップ13
(レジスト剥離)では、エッチングがすんで不要となっ
たレジストを取り除く。ステップ4からステップ13を
繰り返し行うことによって、ウェハ上に多重に回路パタ
ーンが形成される。
【0043】ステップ14(組立)は、後工程と呼ば
れ、上の工程によって作製されたウェハを用いて半導体
チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシン
グ、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封
入)等の工程を含む。ステップ15(検査)では、ステ
ップ14で作製された半導体デバイスの動作確認テス
ト、耐久性テスト等の検査を行う。こうした工程を経て
半導体デバイスが完成しこれが出荷(ステップ16)さ
れる。
【0044】以上、図1〜図7を参照しつつ、分割転写
方式の電子線投影露光装置を例にとり、本発明の実施の
形態に係る荷電粒子線露光方法等について説明した。し
かし、本発明はこれに限定されるものではなく、セルプ
ロジェクション露光方式及びイオンビーム転写露光方式
等にも適用できる。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、高いパターン寸法精度を達成でき、コストを
低く抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係る近接効果補正方法に従
ってレチクルを作製し、そのレチクルを用いてウェハに
露光を行う工程のフローチャートである。
【図2】本発明の他の実施例に係る近接効果補正方法の
工程を示すフローチャートである。
【図3】図3(A)は、本発明の1実施例に係る近接効
果補正方法においてウェハ(感応基板)上に実現する所
定のパターン(設計パターン)を示す平面図である。図
3(B)は、レチクルを通過した直後のエネルギープロ
ファイルを示す図である。
【図4】近接効果の考慮された場合において最終的に感
応基板に蓄積されるエネルギー量E(x)を示す図であ
る。
【図5】ドーズ補正を施して作製したレチクルを用いて
露光を行った図である。
【図6】分割転写方式の電子線投影露光装置の光学系全
体における結像関係及び制御系の概要を示す図である。
【図7】微小デバイス(ICやLSI等の半導体チッ
プ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッド、マイクロマ
シン等)の製造のフローを示す。
【符号の説明】
1、5 線パターン(ライン) 2、4 スペー
ス 3 線パターン(パッド) 40、41、4
2、42´ 閾値 51、52 エネルギー量 101 電子銃 102,103
コンデンサレンズ 104 照明ビーム成形開口 105 ブラ
ンキング偏向器 107 ブランキング開口 108 照明
ビーム偏向器 109 コンデンサレンズ 110 レチク
ル(マスク) 111 レチクルステージ 112 レチク
ルステージ位置検出器 115 第1投影レンズ 116 像位置
調整偏向器 118 コントラスト開口 119 第2投
影レンズ 122 反射電子検出器 123 ウェハ 124 ウェハステージ 125 ウェハ
ステージ位置検出器 131 コントローラ 141 小メンブレイン領域 142 サブフ
ィールド 143 スカート 144 マイナ
ーストライプ 145 グリレージ 147 ストラ
ット 149 メジャーストライプ 150 チップ 152 サブフィールド 159 ストラ
イプ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感応基板上の特定範囲に転写すべきデバ
    イスパターンをレチクル上に形成し、 前記レチクルを荷電粒子線ビームで照明し、 前記レチクルを通過又は反射した荷電粒子線ビームを前
    記感応基板に当てることにより前記パターンを前記感応
    基板上の特定範囲に転写する荷電粒子線露光方法であっ
    て;前記転写露光時における近接効果により発生するパ
    ターン寸法誤差を補正するために前記レチクル上のパタ
    ーン要素の線幅を本来の設計値から補正(リサイズ)す
    るにあたって、前記レチクル描画の際のドーズ量を制御
    することにより前記線幅を補正することを特徴とする荷
    電粒子線露光方法。
  2. 【請求項2】 感応基板上の特定範囲に転写すべきデバ
    イスパターンをレチクル上に形成し、 前記レチクルを荷電粒子線ビームで照明し、 前記レチクルを通過又は反射した荷電粒子線ビームを前
    記感応基板に当てることにより前記パターンを前記感応
    基板上の特定範囲に転写する荷電粒子線露光方法であっ
    て;前記転写露光時における近接効果により発生するパ
    ターン寸法誤差を補正するために前記レチクル上のパタ
    ーン要素の線幅を本来の設計値から補正(リサイズ)す
    るにあたって、前記レチクル描画の際のドーズ量及び描
    画線幅の双方を制御することにより前記線幅を補正する
    ことを特徴とする荷電粒子線露光方法。
  3. 【請求項3】 感応基板上の特定範囲に転写すべきデバ
    イスパターンが形成されたレチクルであって;転写露光
    時における近接効果により発生するパターン寸法誤差を
    補正するために前記レチクル上のパターン要素の線幅を
    本来の設計値から補正(リサイズ)するにあたって、前
    記レチクル描画の際のドーズ量を制御することにより前
    記線幅が補正されていることを特徴とするレチクル。
  4. 【請求項4】 感応基板上の特定範囲に転写すべきデバ
    イスパターンが形成されたレチクルであって;転写露光
    時における近接効果により発生するパターン寸法誤差を
    補正するために前記レチクル上のパターン要素の線幅を
    本来の設計値から補正(リサイズ)するにあたって、前
    記レチクル描画の際のドーズ量及び描画線幅の双方を制
    御することにより前記線幅が補正されていることを特徴
    とするレチクル。
  5. 【請求項5】 荷電粒子線を用いるリソグラフィー工程
    において、請求項1又は2記載の方法により露光を行う
    ことを特徴とするデバイス製造方法。
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