JPH11203881A - データ読み出し回路 - Google Patents

データ読み出し回路

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JPH11203881A
JPH11203881A JP375798A JP375798A JPH11203881A JP H11203881 A JPH11203881 A JP H11203881A JP 375798 A JP375798 A JP 375798A JP 375798 A JP375798 A JP 375798A JP H11203881 A JPH11203881 A JP H11203881A
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voltage
reference voltage
memory cell
sample
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JP375798A
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Kyoichi Shioda
京市 塩田
Terukuni Kubo
輝訓 久保
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C7/00Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/26Sensing or reading circuits; Data output circuits
    • G11C16/28Sensing or reading circuits; Data output circuits using differential sensing or reference cells, e.g. dummy cells

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 経年変化により素子の特性が変化した場合で
あっても、適切な基準電圧の下でデータの読み出しを実
行し得るデータ読み出し回路を得る。 【解決手段】 サンプルメモリセル10aを選択する
と、浮遊ゲートに電子が注入されていないメモリトラン
ジスタ26aはオンする。このとき、センスアンプ18
の入力端子22には電圧V22が入力され、制御回路13
は電圧V22を検出しディジタル信号として記憶する。一
方、サンプルメモリセル10bを選択しても浮遊ゲート
に電子が注入されているメモリトランジスタ26bはオ
ンしない。従って、入力端子22には電圧V11がそのま
ま入力されることとなる。制御回路13は電圧V11を検
出しディジタル信号として記憶する。制御回路13は、
記憶した2つのディジタル信号に基づいて基準電圧V
REFを設定し、基準電圧発生回路14はこれを発生す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体集積回路
のメモリに記憶されたデータを読み出すデータ読み出し
回路に関し、特にセンスアンプに入力される基準電圧の
設定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、一般的なメモリの構成を示す概
略図である。101は、メモリ100の外部(例えばC
PU等)から送られてくるアドレスデータをメモリ10
0に伝達するためのアドレスバスである。102は、ア
ドレスバス101から送られてきたアドレスデータをワ
ードデコーダ104及びビットデコーダ105に振り分
けるためのアドレスバッファである。103は、「1」
又は「0」のデータを記憶する複数のデータメモリセル
(図示しない)が行列状に配置されたメモリセルアレイ
である。メモリセルアレイ103を構成する各データメ
モリセルには、ワード線106及びビット線107がそ
れぞれ接続されている。104は、複数のワード線10
6の中から、アドレスデータによって指定された所望の
ワード線を選択するためのワードデコーダである。10
5は、複数のビット線107の中から、アドレスデータ
によって指定された所望のビット線を選択するためのビ
ットデコーダである。108は、ワードデコーダ104
及びビットデコーダ105によってそれぞれ選択された
ワード線106及びビット線107の交点に存在するデ
ータメモリセルに記憶されているデータを検出し増幅す
るためのセンスアンプ部である。109は、センスアン
プ部108から出力されたデータをメモリ100の外部
(例えばCPU等)に伝達するためのデータバスであ
る。
【0003】図6は、従来のデータ読み出し回路の構成
を示すブロック図である。図6では、図5に示したメモ
リ100のうち1ビット分のデータ読み出し回路を抜き
出して示した。110はメモリセルであり、図5に示し
たメモリセルアレイ103を構成する複数のデータメモ
リセルの一つに相当するものである。メモリセル110
は浮遊ゲートを有するメモリトランジスタ111から成
り、EPROM(Electrically Programmable Read Onl
y Memory)を構成している。メモリトランジスタ111
のゲート(G)はワード線106aに、ドレイン(D)
はビット線107aに、ソース(S)は接地に、それぞ
れ接続されている。ここで、ワード線106a及びビッ
ト線107aは、図5に示した複数のワード線106及
びビット線107の一つに相当する。ビット線107a
はセレクタ105aに接続されている。このセレクタ1
05aは、図5に示したビットデコーダ105の一部分
に相当し、配線113とビット線107aとを接続する
ものである。112はプルアップ回路であり、配線11
3及びセレクタ105aを介して、ビット線107aに
所定の電圧を印加する。センスアンプ108aは2つの
入力端子114,115を有しており、一方の入力端子
114には、ノードND1を介して配線113の電圧が
入力される。
【0004】122は基準電圧発生回路であり、主にメ
モリトランジスタ116と、セレクタ119と、プルア
ップ回路121とによって構成されている。メモリトラ
ンジスタ116は、メモリトランジスタ111と同様に
浮遊ゲートを有するEPROMセルによって構成されて
いる。メモリトランジスタ116のソースは接地に、ド
レインは配線118に、ゲートは配線117に、それぞ
れ接続されている。配線118はセレクタ119に接続
されており、セレクタ119はノードND2を有する配
線120を介してプルアップ回路121に接続されてい
る。そして、センスアンプ108aの入力端子115に
は、ノードND2を介して配線120の電圧が基準電圧
REFとして入力される。
【0005】以下、メモリセル110に記憶されている
データの読み出し動作について説明する。まず、ワード
線106aによってメモリトランジスタ111のゲート
に電圧を印加する。すると、メモリセル110の記憶内
容に応じてメモリトランジスタ111はオン又はオフと
なり、その結果、センスアンプ108aの一方の入力端
子114には高低2種類の電圧V1,V2が入力されるこ
ととなる。
【0006】センスアンプ108aの他方の入力端子1
15には、例えば電圧V1,V2の中間の電圧を基準電圧
REFとして入力する。このとき、基準電圧VREFの電圧
値を所望のものに設定するために、プルアップ回路12
1、セレクタ119、及びメモリトランジスタ116を
適切に選択する。
【0007】センスアンプ108aは、入力端子114
に入力される電圧V1若しくはV2と入力端子115に入
力される基準電圧VREFとの大小を比較し、その比較結
果を増幅して出力する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来のデータ読み出し回路においては、基準電圧VREF
適切に設定するために、メモリトランジスタ111やプ
ルアップ回路112の特性、あるいはセレクタ105a
の負荷に応じて、所望の電圧を印加するプルアップ回路
121を選択し、所望の電圧降下を生じるメモリトラン
ジスタ116及びセレクタ119を選択して基準電圧発
生回路122を構成しなければならず、その選択が煩雑
であるという問題があった。
【0009】また、たとえ適切な素子を選択して基準電
圧発生回路122を構成したとしても、経年変化により
素子の特性等が変化した場合は基準電圧VREFも変動し
てしまい、しかも基準電圧VREFを再設定することがで
きないため、製品の寿命が短いという問題もあった。
【0010】この発明はかかる問題を解決するために成
されたものであり、素子の特性等が変化した場合であっ
ても簡易に基準電圧の再設定を行うことができ、適切な
基準電圧の下でデータの読み出しを実行し得るデータ読
み出し回路を得ることを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明のうち請求項1
に係るデータ読み出し回路は、データメモリセルに記憶
される2値データが一のデータであるか他のデータであ
るかに対応して電圧値が高低する第1の電圧を基準電圧
と比較し、その比較結果に基づいてデータメモリセルが
記憶しているデータを把握するデータ読み出し回路であ
って、一及び他のデータをそれぞれ記憶するサンプルメ
モリセルと、サンプルメモリセルが記憶している一のデ
ータに対応する第2の電圧と第1の参照電圧とを比較
し、サンプルメモリセルが記憶している他のデータに対
応する第3の電圧と第2の参照電圧とを比較する比較手
段と、第1及び第2の参照電圧をそれぞれ発生する電圧
発生手段とを備え、基準電圧は比較手段による比較結果
に基づいて設定されるものである。
【0012】また、この発明のうち請求項2に係るデー
タ読み出し回路は、請求項1記載のデータ読み出し回路
であって、第1の電圧と基準電圧との比較は比較手段に
よって行われることを特徴とするものである。
【0013】また、この発明のうち請求項3に係るデー
タ読み出し回路は、請求項1記載のデータ読み出し回路
であって、サンプルメモリセルは、複数のデータメモリ
セルが行列状に配置されたメモリセルアレイ内に設けら
れることを特徴とするものである。
【0014】また、この発明のうち請求項4に係るデー
タ読み出し回路は、請求項3記載のデータ読み出し回路
であって、データ読み出し回路の動作を制御する制御部
と、制御部に接続された記憶手段とをさらに備え、サン
プルメモリセルは、メモリセルアレイ内の少なくとも2
箇所に設けられ、記憶手段は、第1の箇所に配置された
サンプルメモリセルから得られる第1の基準電圧と、第
2の箇所に配置されたサンプルメモリセルから得られる
第2の基準電圧とを記憶し、制御部は、記憶手段に記憶
された第1及び第2の基準電圧に基づいて基準電圧を設
定することを特徴とするものである。
【0015】また、この発明のうち請求項5に係るデー
タ読み出し回路は、請求項3記載のデータ読み出し回路
であって、サンプルメモリセルに対して一及び他のデー
タを順次書き込むデータ書込手段をさらに備えることを
特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、メモリの構成例を示す概
略図である。1はCPUである。2は、CPU1から送
られてくるアドレスデータをメモリ16に伝達するため
のアドレスバスである。15は、アドレスバス2から送
られてきたアドレスデータをワードデコーダ4及びビッ
トデコーダ5に振り分けるためのアドレスバッファであ
る。3は、「1」又は「0」のデータを記憶する複数の
データメモリセル(図示しない)が行列状に配置された
メモリセルアレイである。メモリセルアレイ3を構成す
る各データメモリセルは、例えば浮遊ゲートを有するメ
モリトランジスタであるEPROMセルによって構成さ
れており、各データメモリセルにはワード線6及びビッ
ト線7がそれぞれ接続されている。また、メモリセルア
レイ3には、データ「1」を記憶したサンプルメモリセ
ル10aと、データ「0」を記憶したサンプルメモリセ
ル10bとが設けられており、サンプルメモリセル10
aはワード線8及びビット線9aに、サンプルメモリセ
ル10bはワード線8及びビット線9bに、それぞれ接
続されている。4は、複数のワード線6,8の中から、
アドレスデータによって指定された所望のワード線を選
択するためのワードデコーダである。5は、複数のビッ
ト線7,9a,9bの中から、アドレスデータによって
指定された所望のビット線を選択するためのビットデコ
ーダである。11は、ワードデコーダ4及びビットデコ
ーダ5によってそれぞれ選択されたワード線及びビット
線の交点に存在するメモリセルに記憶されているデータ
を検出し増幅するためのセンスアンプ部である。12
は、センスアンプ部11から出力されたデータをCPU
1に伝達するためのデータバスである。13は制御回
路、14は基準電圧発生回路であり、これらについては
以下に詳述する。
【0017】図2は、本発明の実施の形態に係るデータ
読み出し回路の構成を示すブロック図である。サンプル
メモリセル10a,10bは、それぞれメモリトランジ
スタ26a,26bから成り、メモリトランジスタ26
a,26bはいずれもEPROMを構成している。メモ
リトランジスタ26aの浮遊ゲートには電子が注入され
ておらず、メモリトランジスタ26aは動作しきい値電
圧が低い状態となっている。一方、メモリトランジスタ
26bの浮遊ゲートには電子が注入されており、メモリ
トランジスタ26bは動作しきい値電圧が高い状態とな
っている。メモリトランジスタ26aのゲート(G)は
ワード線8に、ドレイン(D)はビット線9aに、ソー
ス(S)は接地に、それぞれ接続されている。また、メ
モリトランジスタ26bのゲート(G)はワード線8
に、ドレイン(D)はビット線9bに、ソース(S)は
接地に、それぞれ接続されている。ビット線9a,9b
は、いずれもセレクタ17に接続されている。セレクタ
17は、図1に示したビットデコーダ5の一部分に相当
するものであり、配線20に対してビット線9a,9b
の一方を選択して接続する。また、データメモリセルに
記憶されたデータを読み出す場合はビットデコーダ5に
よって電圧降下が生ずるが、サンプルメモリセル10
a,10bとセンスアンプ18との間にセレクタ17を
設けることにより、ビットデコーダ5によって生ずる電
圧降下と同様の電圧降下をセレクタ17によって生じさ
せることができる。19はプルアップ回路であり、配線
20に所定の電圧を印加する。そして、この電圧はセレ
クタ17を介してビット線9a,9bにも印加される。
【0018】センスアンプ18(比較手段)は2つの入
力端子22,23を有しており、一方の入力端子22に
は、ノードND1を介して配線20の電圧が入力され
る。このセンスアンプ18は、図1に示したセンスアン
プ部11の一部分に相当するものであり、その動作は制
御回路13から制御信号線25を介して入力される制御
信号によって制御される。14は、制御回路13からの
制御信号に基づいて、所定の参照電圧V00,V01、及び
所定の基準電圧VREFを発生するための基準電圧発生回
路(電圧発生手段)であり、例えばディジタル信号をア
ナログ信号に変換するDA変換器によって構成されてい
る。21は、端子Xに対して端子Y及び端子Zの一方を
選択して接続するためのスイッチである。端子Yが選択
されることによりセンスアンプ18と制御回路13とが
接続され、端子Zが選択されることによりセンスアンプ
18とデータバス12とが接続される。24はCPU1
に接続されたメモリであり、CPU1が基準電圧VREF
の設定動作を行うためのプログラムが記憶されている。
【0019】以下、図1を参照しつつ、図2に示した回
路の動作について説明する。なお、以下に説明する動作
は、CPU1がメモリ24に記憶されたプログラムに基
づいて実行する。
【0020】まず、基準電圧VREFの設定を行う。この
とき、スイッチ21は端子Xと端子Yとを接続してい
る。装置の電源を投入した後、ビットデコーダ5(セレ
クタ17)によってビット線9aを選択するとともに、
ワードデコーダ4によってワード線8を選択する。これ
により、サンプルメモリセル10aが選択される。サン
プルメモリセル10aを構成するメモリトランジスタ2
6aの浮遊ゲートには電子が注入されておらず動作しき
い値電圧が低いため、ワード線8によってゲート電圧が
印加されるとメモリトランジスタ26aはオンする。こ
のとき、配線20にはプルアップ回路19によって電圧
11が印加されており、この電圧V11はセレクタ17を
介してビット線9aにも印加されているので、メモリト
ランジスタ26aがオンすることによりビット線9aに
電流が流れ、セレクタ17及びメモリトランジスタ26
aによる電圧降下を生じる。これにより、センスアンプ
18の一方の入力端子22には電圧V22が入力される。
【0021】この電圧V22を検出するために、基準電圧
発生回路14からセンスアンプ18の他方の入力端子2
3に参照電圧V00を入力する。電圧V22の電圧値は設計
段階である程度予想可能であるため、参照電圧V00とし
ては、予想される電圧V22に対して所定のマージンをも
った低電圧を入力し、そこから徐々に参照電圧V00の電
圧値を上昇していく。センスアンプ18は2つの入力端
子22,23にそれぞれ入力される電圧の大小を比較す
る機能を有するため、参照電圧V00の電圧値を上昇して
いく過程で、センスアンプ18による参照電圧V00と電
圧V22との比較結果が反転する時の電圧として電圧V22
を検出することができる。そして、制御回路13は、検
出した電圧V22をディジタル値として記憶する。
【0022】次に、ビットデコーダ5(セレクタ17)
によってビット線9bを選択するとともに、ワードデコ
ーダ4によってワード線8を選択する。これにより、サ
ンプルメモリセル10bが選択される。サンプルメモリ
セル10bを構成するメモリトランジスタ26bの浮遊
ゲートには電子が注入されており動作しきい値電圧が高
いため、ワード線8によってゲート電圧を印加してもメ
モリトランジスタ26bはオンしない。このとき、プル
アップ回路19によって配線20に電圧V11が印加さ
れ、この電圧V11はセレクタ17を介してビット線9b
にも印加されているが、メモリトランジスタ26bがオ
ンしないのでビット線9bに電流は流れない。従って、
センスアンプ18の一方の入力端子22には電圧V11
そのまま入力されることとなる。
【0023】この電圧V11を検出するために、基準電圧
発生回路14からセンスアンプ18の他方の入力端子2
3に参照電圧V01を入力する。電圧V11の電圧値は設計
段階である程度予想可能であるため、参照電圧V01とし
ては、まず予想される電圧V11に対して所定のマージン
を持った低電圧を入力し、そこから徐々に参照電圧V01
の電圧値を上昇していく。これにより、参照電圧V01
電圧値を上昇していく過程で、センスアンプ18による
参照電圧V01と電圧V11との比較結果が反転する時の電
圧として電圧V11を検出することができる。そして制御
回路13は、検出した電圧V11をディジタル値として記
憶する。
【0024】その後制御回路13は、記憶した2つのデ
ィジタル値に基づいて、例えば両者の中間のディジタル
値を演算によって求め、これをディジタル信号として基
準電圧発生回路14に出力する。基準電圧発生回路14
は上記ディジタル信号に基づいて基準電圧VREFを発生
する。この場合は、電圧V11及びV22の中間の電圧(V
11+V22)/2を基準電圧VREFとして発生する。
【0025】基準電圧発生回路14が発生した基準電圧
REFは、センスアンプ18の入力端子23に入力され
る。その後、制御回路13はスイッチ21を駆動して端
子Xと端子Zとを接続し、通常のデータ読み出し動作を
行い得る状態で待機する。
【0026】以上の説明では、メモリセルアレイ3内の
一箇所にサンプルメモリセル10a,10bを設ける場
合について述べたが、複数の箇所にサンプルメモリセル
を設けることもできる。図3は、メモリ16の他の構成
例を示す概略図である。図3には、メモリセルアレイ3
内の二箇所にサンプルメモリセル10a,10bと、2
7a,27bとを設ける例を示した。まず、サンプルメ
モリセル10a,10bを順次選択することにより基準
電圧の設定を行い、得られた基準電圧VREF1(第1の基
準電圧)をCPU1に接続されたレジスタ28等の記憶
手段に記憶する。次に、サンプルメモリセル27a,2
7bを順次選択することにより基準電圧の設定を行い、
得られた基準電圧VREF2(第2の基準電圧)をレジスタ
28に記憶する。そして、CPU1は、例えば基準電圧
REF1及びVREF2の中間の電圧を基準電圧VREFとして
設定する。
【0027】また、以上の説明では、データ「1」を記
憶するサンプルメモリセル10aと、データ「0」を記
憶するサンプルメモリセル10bとを個別に設ける場合
について述べたが、単独のサンプルメモリセルのみを設
けて基準電圧の設定を行うこともできる。図4は、メモ
リ16の他の構成例を示す概略図である。サンプルメモ
リセル29は、上記サンプルメモリセル10a,10b
と同様、EPROMセルによって構成されている。装置
の電源を投入した後、まずサンプルメモリセル29にデ
ータ「1」を書き込んだ状態で上記と同様の動作を行
い、電圧V22を検出する。次に、CPU1からの制御信
号に基づいてデータ書込回路30はワード線8に高電圧
を印加し、サンプルメモリセル29にデータ「0」を書
き込む。その後、上記と同様の動作を行って電圧V11
検出する。そして、電圧V11とV22とに基づいて基準
電圧VREFを設定する。
【0028】なお、以上の説明では、メモリセルアレイ
3を構成するデータメモリセルがEPROMセルによっ
て構成されている場合を想定したため、素子の特性を合
わせるべく、サンプルメモリセル10a,10b,27
a,27b,29もEPROMセルによって構成した。
しかし、メモリセルアレイ3を構成するデータメモリセ
ルが他の記憶素子によって構成されている場合であって
も、サンプルメモリセル10a,10b,27a,27
b,29をそれと同一の記憶素子によって構成すること
により、本発明を同様に適用することができる。また、
電源を投入した後に基準電圧VREFを設定する場合につ
いて述べたが、メモリ16とは異なる外部メモリを使用
するモードからメモリ16を使用するモードへモード変
更する際に基準電圧VREFの設定を行ってもよい。
【0029】このように本発明に係るデータ読み出し回
路によれば、従来のデータ読み出し回路において必要で
あったメモリトランジスタ116が不要となるため、メ
モリトランジスタ111等の特性に対応させて適切な特
性を有するメモリトランジスタ116等を選択するとい
う煩雑な作業を省略することができ、工期の短縮化を図
ることができる。
【0030】しかも、データメモリセルに記憶されてい
るデータを読み出す際に使用するセンスアンプと、基準
電圧VREFを設定する際に使用するセンスアンプとを共
用するため、回路を複雑にすることなく上記効果を達成
することができる。
【0031】また、電圧V11,V22を再検出し、制御回
路13に記憶されているこれらの電圧値を補正するとい
う簡単な作業により基準電圧VREFの再設定を行うこと
ができるため、素子の特性等の経年変化に容易に対応す
ることができる。
【0032】さらに、サンプルメモリセルをメモリセル
アレイ3内に設けることにより、サンプルメモリセルの
特性の変動と、データメモリセルの特性の変動とが近似
したものとなり、基準電圧VREFを適切に設定すること
ができる。
【0033】さらにまた、サンプルメモリセルをメモリ
セルアレイ3内の複数の箇所に設けた場合は、メモリセ
ルアレイ3内の複数の箇所における特性の変動に対応す
ることができ、さらに適切に基準電圧VREFを設定する
ことができる。
【0034】加えて、サンプルメモリセルを単独で構成
した場合は、一対のサンプルメモリセル10a,10b
を設ける場合と比較すると、用意すべきサンプルメモリ
セルの個数を削減することができる。
【0035】
【発明の効果】この発明のうち請求項1に係るものによ
れば、サンプルメモリセルが記憶しているデータに対応
する第2及び第3の電圧に基づいて基準電圧が設定され
る。従って、従来のデータ読み出し回路において必要で
あった比較用メモリトランジスタが不要となるため、デ
ータメモリセルを構成するメモリトランジスタの特性に
対応させて適切な特性を有する比較用メモリトランジス
タを選択するという煩雑な作業を回避することができ
る。
【0036】また、この発明のうち請求項2に係るもの
によれば、第1の電圧を基準電圧と比較するための比較
手段と、第2及び第3の電圧をそれぞれ第1及び第2の
参照電圧と比較するための比較手段とを共用するため、
回路を複雑にすることなく請求項1に係るデータ読み出
し回路の効果を達成することができる。
【0037】また、この発明のうち請求項3に係るもの
によれば、サンプルメモリセルをメモリセルアレイ内に
設けることにより、サンプルメモリセルの特性の変動と
データメモリセルの特性の変動とが近似したものとな
り、適切な基準電圧を設定することができる。
【0038】また、この発明のうち請求項4に係るもの
によれば、メモリセルアレイ内の複数の箇所における特
性の変動に対応することができ、さらに適切に基準電圧
を設定することができる。
【0039】また、この発明のうち請求項5に係るもの
によれば、データ書込手段によってサンプルメモリセル
に一及び他のデータを順次書き込むことができる。従っ
て、サンプルメモリセルを単独で構成することができ、
一のデータを書き込んだサンプルメモリセルと他のデー
タを書き込んだサンプルメモリセルとを別々に設ける場
合と比較すると、用意すべきサンプルメモリセルの個数
を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 メモリの構成例を示す概略図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係るデータ読み出し回
路の構成を示すブロック図である。
【図3】 メモリの他の構成例を示す概略図である。
【図4】 メモリの他の構成例を示す概略図である。
【図5】 一般的なメモリの構成を示す概略図である。
【図6】 従来のデータ読み出し回路の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 CPU、3 メモリセルアレイ、4 ワードデコー
ダ、5 ビットデコーダ、6,8 ワード線、7,9
a,9b ビット線、10a,10b,27a,27
b,29 サンプルメモリセル、11 センスアンプ
部、18 センスアンプ、13 制御回路、14 基準
電圧発生回路、16,24 メモリ、28 レジスタ、
30 データ書込回路。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データメモリセルに記憶される2値のデ
    ータが一のデータであるか他のデータであるかに対応し
    て電圧値が高低する第1の電圧と基準電圧とを比較し、
    その比較結果に基づいて前記データメモリセルが記憶し
    ている前記データを把握するデータ読み出し回路であっ
    て、 前記一及び他のデータをそれぞれ記憶するサンプルメモ
    リセルと、 前記サンプルメモリセルが記憶している前記一のデータ
    に対応する第2の電圧と第1の参照電圧とを比較し、前
    記サンプルメモリセルが記憶している前記他のデータに
    対応する第3の電圧と第2の参照電圧とを比較する比較
    手段と、 前記第1及び第2の参照電圧をそれぞれ発生する電圧発
    生手段とを備え、 前記基準電圧は前記比較手段による比較結果に基づいて
    設定されるデータ読み出し回路。
  2. 【請求項2】 前記第1の電圧と前記基準電圧との比較
    は前記比較手段によって行われる、請求項1記載のデー
    タ読み出し回路。
  3. 【請求項3】 前記サンプルメモリセルは、複数の前記
    データメモリセルが行列状に配置されたメモリセルアレ
    イ内に設けられる、請求項1記載のデータ読み出し回
    路。
  4. 【請求項4】 前記データ読み出し回路の動作を制御す
    る制御部と、 前記制御部に接続された記憶手段とをさらに備え、 前記サンプルメモリセルは、前記メモリセルアレイ内の
    少なくとも2箇所に設けられ、 前記記憶手段は、第1の箇所に配置された前記サンプル
    メモリセルから得られる第1の基準電圧と、第2の箇所
    に配置された前記サンプルメモリセルから得られる第2
    の基準電圧とを記憶し、 前記制御部は、前記記憶手段に記憶された前記第1及び
    第2の基準電圧に基づいて前記基準電圧を設定する、請
    求項3記載のデータ読み出し回路。
  5. 【請求項5】 前記サンプルメモリセルに対して前記一
    及び他のデータを順次書き込むデータ書込手段をさらに
    備える、請求項3記載のデータ読み出し回路。
JP375798A 1998-01-12 1998-01-12 データ読み出し回路 Pending JPH11203881A (ja)

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