JPH11203770A - 光ディスクプレーヤ - Google Patents

光ディスクプレーヤ

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JPH11203770A
JPH11203770A JP741698A JP741698A JPH11203770A JP H11203770 A JPH11203770 A JP H11203770A JP 741698 A JP741698 A JP 741698A JP 741698 A JP741698 A JP 741698A JP H11203770 A JPH11203770 A JP H11203770A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trouble
optical disk
player
data
memory
Prior art date
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Pending
Application number
JP741698A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Kuroiwa
仁 黒岩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CDプレーヤにおいて、トラブルを生じたと
きの原因追求を容易にできるようにする。 【解決手段】 CD10から、そのCD10に記録され
ている信号を再生する光学ピックアップ22と、この光
学ピックアップ22の再生信号を処理してオーディオ信
号を出力する再生処理回路24とを設ける。再生信号か
らCD10を特定するデータを取り出すデコーダ36
と、不揮発性メモリ35とを設ける。トラブルを生じた
とき、そのトラブルの内容を示すデータを不揮発性メモ
リ35に記憶する。トラブルがCD10に関係するとき
には、デコーダ36からのCD10を特定するデータも
不揮発性メモリ35に記憶する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ディスクプレ
ーヤに関する。
【0002】
【従来の技術】CDプレーヤ(コンパクトディスクプレ
ーヤ)において、CDを正常に再生できない場合、これ
が特定のCDの場合だけ起きることがある。したがっ
て、メーカーの修理部門などにCDプレーヤの修理の依
頼があっても、その問題となったCDが手元にないと、
確実な修理のできないことがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、市販のCD
プレーヤには、メモリに記憶しておいたCDのTOC情
報によりCDを識別し、ユーザの入力したタイトルなど
を表示させる機能が広く搭載されている。
【0004】そこで、CDプレーヤの修理をするとき、
この機能を使用してCDを特定することが考えられる。
しかし、この場合には、少なくとも一般的なCDについ
て、そのCD番号と、TOC情報との対応表を用意して
おく必要があり、実用的ではない。
【0005】また、CDプレーヤの中には、トラブルが
起きたとき、そのトラブルの内容を示すエラーコードを
メモリに記憶するようにした機種もある。しかし、その
ようなCDプレーヤにおいても、そのエラーコードをC
Dと関連付けして記憶するわけではないので、CDを特
定することができない。
【0006】この発明は、このような問題点を解決しよ
うとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、光ディスクから、その光ディスクに記録されて
いる信号を再生する光学ピックアップと、この光学ピッ
クアップの再生信号を処理してオーディオ信号を出力す
る再生処理回路と、上記再生信号から上記光ディスクを
特定するデータを取り出すデコーダと、不揮発性メモリ
とを有し、トラブルを生じたとき、そのトラブルの内容
を示すデータを上記不揮発性メモリに記憶するととも
に、上記トラブルが上記光ディスクに関係するときに
は、上記デコーダからの上記光ディスクを特定するデー
タも上記不揮発性メモリに記憶するようにした光ディス
クプレーヤとするものである。したがって、トラブルを
生じたとき、不揮発性メモリの内容を読み出せば、その
トラブルが光ディスクに関係するかどうかを知ることが
できるとともに、光ディスクに関係するときには、その
トラブルを起こしたときの光ディスクを知ることができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】ところで、オーディオ用のCDに
おいては、サブコードのPチャンネルが頭出し用に使用
され、Qチャンネルが絶対時間や各トラック(プログラ
ム)に関する情報に使用されている。また、カラオケ用
のCDなどにおいては、R〜Wチャンネルが静止画や歌
詞の表示などに使用されている。
【0009】さらに、「CDテキスト」と呼ばれる規格
においては、CDのリードイン領域のトラックに含まれ
るR〜Wチャンネルに、そのCDの付加的な文字情報を
記録するようにされている。この文字情報の記録は、65
00バイト程度が可能であるが、CD1枚あたりの文字情
報が800 バイト以下であるとして、8か国の言語に対応
できるようにされている。
【0010】そして、その文字情報としては、CD名
(アルバム名、プログラム名)、演奏者名(指揮者名、
オーケストラ名など)、作詞者名、作曲者名、メッセー
ジ、検索用キーワード、ディスク識別コードなどがあ
る。そして、これらの情報が、いわゆるシフトJISな
どの文字コードにより、多重記録、例えば4重書きによ
り記録されている。なお、この多重記録は、再生時の誤
り訂正のための複雑な回路を省略できるようにするため
である。
【0011】この発明は、このCDテキストに着目して
トラブル時のCDを特定できるようにしたものである。
以下、その一形態について、図1により説明しよう。
【0012】図1において、符号10はCDを示し、こ
のCD10はスピンドルモータ21により所定の速度で
回転させられるとともに、CD10に対向して光学ピッ
クアップ22が配置され、CD10から、これに記録さ
れている信号が再生される。そして、このピックアップ
22からの再生信号が、RFアンプ23を通じて再生処
理回路24に供給され、この処理回路24において、E
FM復調、デインターリーブ、エラー訂正、D/A変換
などの処理が行われて左および右チャンネルのオーディ
オ信号が再生され、この信号が端子25に取り出され
る。
【0013】また、このとき、RFアンプ23からの再
生信号がサーボ回路26に供給されて所定のサーボ信号
が形成され、このサーボ信号により、モータ21の回転
速度が制御されてCD10のCLVサーボが行われると
ともに、ピックアップ22のスレッドサーボ、トラッキ
ングサーボ、フォーカスサーボが行われるさらに、再生
処理回路24からサブコードが取り出され、このサブコ
ードがサブコードプロセッサ31に供給されてエラー訂
正が行われるとともに、P、Q、R〜Wチャンネルに分
離され、PおよびQチャンネルのサブコードがシステム
制御用のマイクロコンピュータ32に供給される。
【0014】このマイクロコンピュータ32には、表示
部33が接続されるとともに、再生キーなどの各種のキ
ーを有する操作部34が接続される。そして、操作部3
4の操作結果にしたがってマイクロコンピュータ32に
よりサーボ回路26が制御され、その結果、CD10に
おける再生位置が制御されるとともに、トラック番号、
再生時間などが表示部33に表示される。
【0015】さらに、マイクロコンピュータ32には、
不揮発性のメモリ35が接続されるとともに、例えば図
2に示すようなエラー処理ルーチン100が設けられ
る。このエラー処理ルーチン100の詳細は後述する
が、これは、図1のCDプレーヤにおいてトラブルが起
きたとき、その内容を示すエラーコードなどをメモリ3
5に書き込むためのものである。
【0016】また、サブコードプロセッサ31からのR
〜Wチャンネルのサブコードが、CDテキストデコーダ
36に供給されてCDテキストのデータが取り出され、
このデータがマイクロコンピュータ32に供給されてメ
モリ321にいったん保存される。そして、操作部34
を操作すると、メモリ321からCDテキストのデータ
が読み出され、そのCDテキストの示す情報、例えばC
D名などが表示部33に表示される。
【0017】さらに、マイクロコンピュータ32には、
インターフェイス37を通じて外部端子38が接続され
る。
【0018】このような構成において、プレーヤにトラ
ブルを生じると、そのトラブルの内容にしたがって例え
ば図3に示すようなエラーコードERCDが生成される。こ
のエラーコードERCDは2桁の数値とされ、その上位桁が
トラブルの概要を示し、下位桁がそのトラブルの詳細を
示すものである。そして、エラーコード「0」は、再生
に関係のないトラブルの場合、エラーコードERCDの上位
桁が「1」あるいは「2」は、CDに関係のないトラブ
ルの場合、「3」あるいは「4」は、CDに関係するト
ラブルの場合である。
【0019】続いて、マイクロコンピュータ32の処理
がルーチン100のステップ101からスタートし、次
にステップ102において、エラーコードERCDが「0」
であるかどうかが判別され、ERCD≠0のときには、再生
に関係のあるトラブルなので、処理はステップ102か
らステップ103に進み、このステップ103におい
て、エラーコードERCDがメモリ35に記憶される。
【0020】続いて、処理はステップ104に進み、こ
のステップ104において、エラーコードERCDの上位桁
が「3」あるいは「4」であるかどうかが判別され、
「3」あるいは「4」のときには、CDに関係のあるト
ラブルなので、処理はステップ104からステップ10
5に進み、このステップ105において、メモリ321
に記憶されているCDテキストのデータのうち、CD1
0を特定するためのデータ、例えばCD名、演奏者、デ
ィスク識別コードなどのデータがメモリ35に記憶され
る。
【0021】そして、その後、ステップ109におい
て、ルーチン100を終了する。なお、ステップ102
において、エラーコードERCDが0のときには、再生に関
係のないトラブルのときなので、処理はステップ102
からステップ109に進み、このルーチン100を終了
する。また、ステップ104において、エラーコードER
CDの上位桁が「3」あるいは「4」ではないときには、
CDの再生に関係のあるトラブルではあるが、CD10
には関係のないトラブルなので、処理はステップ104
からステップ109に進み、ルーチン100を終了す
る。
【0022】こうして、図1のCDプレーヤにおいて
は、トラブルを生じると、そのトラブルを示すエラーコ
ードERCDがメモリ35に記憶されるとともに、そのトラ
ブルがCD10に関係するときには、そのCD10を特
定するデータがCDテキストのデータを使用してメモリ
35に記憶される。
【0023】したがって、このCDプレーヤの修理依頼
がメーカーの修理部門にきたときには、端子38にあら
かじめ用意した検査機器を接続し、メモリ35に記憶さ
れているエラーコードERCDと、CDを特定するデータ
(これは、CDが関係するトラブルの場合のみ)とを、
インターフェイス37を通じて読み出すことにより、そ
のトラブルの内容を知ることができるとともに、CDに
関係するトラブルの場合には、そのトラブルを起こした
ときのCDを特定することができ、そのCDを入手する
ことができる。
【0024】したがって、CDプレーヤの修理をする場
合、そのトラブルがときどき起きるようなトラブルであ
っても、そのトラブルの内容を短時間のうちに、かつ、
確実に判別することができる。また、そのトラブルが、
CDに関係するのかどうか、CDに関係するトラブルの
場合には、どのCDでも起きるトラブルなのか、特定の
CDのときにだけ起きるトラブルなのか、あるいはCD
に問題があるから起きるトラブルなのかなども知ること
ができ、故障の修理をより確実に行うことができ、再修
理の防止ができるとともに、サービスの向上を計ること
ができる。
【0025】なお、上述において、メモリ35にエラー
コードERCDやCDを特定するデータだけでなく、CDの
再生中であれば、そのときのトラック番号や絶対時間な
どをメモリ35に記憶することもできる。あるいはその
ときのCDプレーヤの内部温度やCDプレーヤに加わっ
た加速度などをメモリ35に記憶することもでき、その
ようにすれば、音飛びを生じるとき、その音飛びがディ
スクに起因するのか、光学ピックアップに起因するのか
などの原因を推定することもでき、故障箇所の特定に役
立てることができる。
【0026】また、再生専用のMD(ミニディスク)に
も、MD名などそのMDを特定するデータが記録されて
いるので、そのデータを上述のように使用することによ
り、MDプレーヤにも、この発明を適用することができ
る。
【0027】
【発明の効果】この発明によれば、プレーヤの修理をす
る場合、そのトラブルがときどき起きるようなトラブル
であっても、そのトラブルを短時間のうちに、かつ、確
実に判別することができる。また、再修理の防止ができ
るとともに、サービスの向上を計ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一形態を示す系統図である。
【図2】この発明の一形態を示すフローチャートであ
る。
【図3】エラーコード表の一形態を示す図である。
【符号の説明】
10=CD、21=スピンドルモータ、22=光学ピッ
クアップ、23=RFアンプ、24=再生処理回路、2
6=サーボ回路、31=サブコードプロセッサ、32=
マイクロコンピュータ、33=表示部、34=操作部、
35=不揮発性メモリ、36=CDテキストデコーダ、
37=インターフェイス、100=エラー処理ルーチン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスクから、その光ディスクに記録さ
    れている信号を再生する光学ピックアップと、 この光学ピックアップの再生信号を処理してオーディオ
    信号を出力する再生処理回路と、 上記再生信号から上記光ディスクを特定するデータを取
    り出すデコーダと、不揮発性メモリとを有し、 トラブルを生じたとき、そのトラブルの内容を示すデー
    タを上記不揮発性メモリに記憶するとともに、 上記トラブルが上記光ディスクに関係するときには、上
    記デコーダからの上記光ディスクを特定するデータも上
    記不揮発性メモリに記憶するようにした光ディスクプレ
    ーヤ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の光ディスクプレーヤにお
    いて、 上記光ディスクがCDであり、 上記光ディスクを特定するデータがCDテキストに含ま
    れ、そのCDを特定するデータであるようにした光ディ
    スクプレーヤ。
JP741698A 1998-01-19 1998-01-19 光ディスクプレーヤ Pending JPH11203770A (ja)

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JP741698A JPH11203770A (ja) 1998-01-19 1998-01-19 光ディスクプレーヤ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7930081B2 (en) 2005-10-26 2011-04-19 Sony Corporation Electronic apparatus and electronic apparatus control method

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7930081B2 (en) 2005-10-26 2011-04-19 Sony Corporation Electronic apparatus and electronic apparatus control method
US9032778B2 (en) 2005-10-26 2015-05-19 Sony Corporation Electronic apparatus and electronic apparatus control method

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