JPH11203744A - 誤消去防止方法および記録装置 - Google Patents

誤消去防止方法および記録装置

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JPH11203744A
JPH11203744A JP10001120A JP112098A JPH11203744A JP H11203744 A JPH11203744 A JP H11203744A JP 10001120 A JP10001120 A JP 10001120A JP 112098 A JP112098 A JP 112098A JP H11203744 A JPH11203744 A JP H11203744A
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recording
event
erroneous erasure
program
prohibited
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JP10001120A
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Kazuyuki Taniguchi
和之 谷口
Yuji Murakami
雄治 村上
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】記録媒体に記録されたイベントの誤消去防止を
容易に行うことができるものとする。 【解決手段】ビデオカセットが補助記憶装置を有すると
きST1からST2に進む。補助記憶装置の情報に基づ
き誤消去防止設定された番組があるか否かの判別を行
う。誤消去防止設定された番組がある場合はST3でテ
ープ位置の判別を行う。誤消去防止設定された番組がな
い場合、番組の誤消去防止の設定を行ったときにテープ
位置の判別が完了していないときにはテープ位置の判別
を行う。ST6では、誤消去設定された番組の記録位置
を前方向に移動させる処理を行う。ST7では、誤消去
設定された番組の位置であるか否かを判別しながら記録
動作を行う。誤消去設定された番組の位置とされたとき
には記録動作を停止させる。記録開始位置が誤消去設定
された番組の位置であるときには記録動作を禁止して誤
消去設定された番組に新たな番組が上書きされることを
防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、誤消去防止方法
およびそれを用いた記録装置に関する。詳しくは、記録
媒体に記録されたイベントの中で、上書きを禁止するイ
ベントを示す誤消去防止情報を記憶手段に記憶し、記録
媒体にイベントを記録する場合には、誤消去防止情報に
基づいて、上書きが禁止されたイベントに、新たなイベ
ントが上書きされないように記録動作を制御することに
より、イベント単位で誤消去の防止を行うものである。
【0002】
【従来の技術】従来、記録媒体に種々のイベントを記録
する記録装置では、記録媒体に記録されたイベント上に
新たなイベントが記録されないよう誤消去防止設定を行
うことが可能とされている。この誤消去防止設定は、例
えばビデオカセット等では誤消去防止ツメを折り取るこ
とで、記録されたイベントを全て保護することができ
る。また光ディスク等では、誤消去防止スイッチで検出
孔を塞ぐとイベントを記録することが可能となり、検出
孔を開口状態とすると記録されたイベントを全て保護す
ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
誤消去防止ツメや誤消去防止スイッチ等を用いて誤消去
防止の設定を行う場合、記録媒体単位で誤消去防止の設
定を行うものであることから、例えば連続してイベント
を記録ものとし、記録が完了したときに誤消去防止の設
定が行われてしまうと、未記録部分が残っていても、あ
るいは途中に記録されたイベントが不要となっても、新
たなイベントを記録することができず、記録媒体に効率
よくイベントを記録することができない。また、誤消去
防止の設定を解除して、記録されているイベントを編集
したり、新たなイベントを記録する場合には、記録媒体
にイベントがどのように記録されているかを把握しない
と、保護すべきイベントに新たなイベントが上書きされ
てしまう等の不具合を生じてしまう恐れがある。
【0004】そこで、この発明では、記録媒体に記録さ
れたイベントの誤消去防止を容易に行うことができると
共に、新たなイベントを誤消去防止の設定がなされたイ
ベントに上書きすることなく記録することができる、誤
消去防止方法および記録装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る誤消去防
止方法は、記録媒体に記録されたイベントの中で、上書
きを禁止するイベントを示す誤消去防止情報を記憶手段
に記憶するものとし、記録媒体を用いる場合には記憶手
段から誤消去防止情報を読み出すものとし、記録媒体に
イベントを記録する場合に、読み出された誤消去防止情
報に基づいて上書きが禁止されたイベントに、新たなイ
ベントが上書きされないように記録動作を制御するもの
である。
【0006】また、記録装置は、イベントを記録媒体に
記録する記録手段と、記憶手段から誤消去防止情報を読
み出す情報読出手段と、情報読出手段で読み出された誤
消去防止情報に基づいて記録手段を制御する制御手段と
を有するものである。
【0007】この発明においては、記録媒体に記録され
たイベント、例えばビデオカセットに記録された番組
で、上書きを禁止する番組を示す誤消去防止情報がビデ
オカセットに設けられた補助記憶装置に記憶される。こ
こで、ビデオカセットがビデオテープレコーダに装着さ
れると、補助記憶装置から誤消去防止情報が読み出され
る。ビデオカセットに新たな番組を記録するときには、
誤消去防止情報に基づいて記録動作が制御される。ここ
で、新たな番組が記録されて、記録位置が上書きが禁止
された番組の記録開始位置とされると例えば記録動作が
停止される。また新たな番組の記録開始位置が、上書き
の禁止された番組の記録位置とされたときには記録動作
が禁止される。この場合にはブザー音や表示による警報
がなされる。
【0008】また、新たな番組を記録する前に位置の判
別が行われ、位置の判別で生ずる誤差に基づき上書きが
禁止されたイベントの記録位置に新たなイベントが記録
されないように補正が行われる。
【0009】さらに、イベント情報、例えば番組のタイ
トルや記録日等が画面上に表示されるときには、誤消去
防止情報に基づき、上書きが禁止された番組であること
を示す表示が行われると共に、上書きが禁止されたイベ
ントの記録位置の補正が行われたときには、上書きが禁
止されたイベントの前に位置するブランクの長さも補正
して表示される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態に
ついて図を参照しながら詳細に説明する。図1はビデオ
カセットを示しており、ビデオカセット10の筐体に設
けられた凹部11には、記憶手段である補助記憶装置と
して、例えば非接触型メモリカード(以下「メモリカー
ド」という)20が貼着されている。
【0011】このように、メモリカード20が貼着され
たビデオカセット10が、図2に示すビデオテープレコ
ーダ30に装着されると、メモリカード20とビデオテ
ープレコーダ30の内部に配設されたアンテナ41とビ
デオカセット10に貼着されたメモリカードが対向する
ものとされる。情報読出手段を構成するアンテナ41に
は送受信処理部42が接続されており、さらに送受信処
理部42にはマイクロコンピュータ(以下「マイコン」
という)を用いて構成された制御手段である制御部50
が接続されて、メモリカード20と制御部50との間で
通信が行われる。なお、情報読出手段はアンテナ41と
送受信処理部42で構成される。
【0012】メモリカード20は図3に示すように構成
されており、アンテナ201によってアンテナ41から
の電波が受信される。このアンテナ201で受信された
信号RFAは同調回路202および電源回路220に供
給される。
【0013】同調回路202では、アンテナ201より
供給された信号RFAから所定の搬送波周波数の変調信
号MARが選択される。この同調回路202で得られた
変調信号MARは、増幅回路203で所定のレべルに増
幅されてから復調回路204に供給される。復調回路2
04では、変調信号MARが復調されて受信データ信号
DMRとされる。受信データ信号DMRは通信制御回路
205を介してマイコン210に供給される。
【0014】マイコン210には、ROM(Read Only M
emory)211が接続されており、ROM211に記憶さ
れた制御プログラムに従ってメモリカード20の各部が
制御される。また、マイコン210には、EEPROM
(Electrically Erasable andProgrammable Read Only M
emory)212が接続されており、供給された受信データ
信号DMRに含まれている番組に関する情報(記録日や
記録の開始時刻およびチャネル番号や番組の記録位置
等)がEEPROM212に記憶される。EEPROM
212に記憶された情報がマイコン210によって読み
出されて送信データ信号DMSが生成されると、送信デ
ータ信号DMSは通信制御回路205を介して変調回路
206に供給される。
【0015】変調回路206では、供給された送信デー
タ信号DMSが所定の搬送波周波数の信号に変調され
る。この変調回路206で得られた変調信号MBSは増
幅回路207で通信に必要な信号レベルまで増幅されて
からアンテナ201に供給されて、アンテナ201より
搬送波周波数の変調信号MBSが返信される。
【0016】なお、電源回路220では、アンテナ20
1とビデオテープレコーダ30のアンテナ41との電磁
結合を利用してエネルギーが取り出されて、メモリカー
ド20で必要とされる電力が生成される。
【0017】図4は送受信処理部42の構成を示してお
り、アンテナ41でメモリカード20のアンテナ201
からの返信が検出される。このアンテナ41で受信され
た信号RFBは同調回路422に供給される。
【0018】同調回路422では、信号RFBから所定
の搬送波周波数の変調信号MBRが選択される。この同
調回路422で得られた変調信号MBRは、増幅回路4
23で所定のレべルに増幅されてから復調回路424に
供給される。復調回路424では、変調信号MBRが復
調されて受信データ信号DVRとされる。受信データ信
号DVRは通信制御回路425を介して制御部50に供
給される。
【0019】制御部50から番組を示す情報を有する送
信データ信号DVSが供給されると、送信データ信号D
VSは、通信制御回路425を介して変調回路426に
供給される。
【0020】変調回路426では、供給された送信デー
タ信号DVSが所定の搬送波周波数の信号に変調され
る。この変調回路426で得られた変調信号MASは増
幅回路427で通信に必要な信号レベルまで増幅されて
からアンテナ41に供給されて、アンテナ41より搬送
波周波数の変調信号MASが送信される。
【0021】また、図2に示すアンテナ61で放送波を
受信して得られた信号RFTはチューナ部32に供給さ
れる。チューナ部32では所望の周波数の放送波を選択
して映像信号VTが生成される。この映像信号VTは信
号処理部34に供給される。
【0022】信号処理部34では映像信号VTを処理し
て記録信号WSが生成される。この記録信号WSがメカ
デッキ部36に供給されて、記録手段であるメカデッキ
部36の回転ヘッド(図示せず)でビデオカセット10
のビデオテープに記録される。
【0023】また、ビデオテープの再生が行われたとき
には再生信号RSがメカデッキ部36から信号処理部3
4に供給される。信号処理部34では再生信号RSを処
理して再生映像信号VPが生成される。この再生映像信
号VPはキャラクタジェネレータ部38に供給される。
【0024】表示手段を構成するキャラクタジェネレー
タ部38では、制御部50からの制御信号CCに基づい
て番組を示す情報等を表示するための映像信号VCが生
成される。さらにキャラクタジェネレータ部38では、
信号処理部34からの再生映像信号VPに生成された映
像信号VCが重畳されて、映像出力信号VOUTとしてビ
デオテープレコーダ30から出力される。あるいは再生
映像信号VPと生成された映像信号VCのいずれかの映
像信号が映像出力信号VOUTとされて、ビデオテープレ
コーダ30から出力される。この映像出力信号VOUTが
表示装置65に供給されることにより、表示装置65の
画面上に再生画像や情報等が表示される。なお表示手段
は、キャラクタジェネレータ部38や制御部50および
表示装置65等で構成される。
【0025】ビデオテープレコーダ30の制御部50で
は、チューナ部32や信号処理部34およびメカデッキ
部36を制御するための制御信号CTが生成されると共
に、ビデオカセット10に貼着されたメモリカード20
との通信も行われる。さらに、送受信処理部42からの
受信データ信号DVRに基づいて制御信号CCの生成も
行われる。また、制御部50には操作入力部55が接続
されており、ビデオテープレコーダ30の動作の切り換
えは操作入力部55を操作して行われる。この動作の切
り換えはリモートコントロール装置あるいは電話回線等
を用いるものとしてもよい。また、表示信号DPが制御
部50から表示部51に供給されて、表示部51で動作
状態等が表示される。さらに、制御部50に接続された
警報手段である音声出力部52では、ビデオカセット1
0の記録が禁止されている領域に新たな番組を記録しよ
うとした場合、制御部50からの音声信号TAに基づい
て警報音が出力される。例えば音声出力部52はブザー
等を用いて構成されておりブザー音が出力される。
【0026】なお、上述のビデオカセット10では、補
助記憶装置としてメモリカード20が貼着されるものと
したが、EEPROM等のメモリを補助記憶装置として
内蔵したカセットメモリ付きのビデオカセットを用いる
こともできる。このカセットメモリ付きビデオカセット
15では、図5に示すように通信を行うための接点部1
6が設けられている。このため、このようなカセットメ
モリ付きビデオカセット15をビデオテープレコーダ3
0で用いる場合には、接点部16と接続される端子部が
設けられて、この端子部が制御部50と接続される。
【0027】このように構成されたビデオテープレコー
ダ30では、制御部50からのデータ信号によってビデ
オカセットに記録された番組に関する情報、例えば記録
日、記録の開始時刻、チャネル番号、テープ記録位置等
がビデオカセットの補助記憶装置に記憶される。また、
ビデオカセットに記録された番組を確認する場合には、
補助記憶装置から番組に関する情報が読み出され、この
読み出された情報に基づいて制御信号CCが生成され
て、キャラクタジェネレータ部38に供給される。キャ
ラクタジェネレータ部38では、制御信号CCに基づき
情報を表示するための映像信号VCが生成されて、表示
装置65に供給される。このため、表示装置65の画面
上には、記録された番組に関する情報として、例えば記
録日、曜日、記録の開始時刻、チャネル番号が記録日順
に表示される。また、補助記憶装置から読み出された情
報に基づきブランク、すなわち不要とされた番組の記録
位置やビデオテープの未記録部分が判別されて、最も時
間の長いブランクを示す「BLANK TIME」表示が行われ
る。
【0028】次に、図6のフローチャートを用いて動作
について説明する。ビデオカセットがビデオテープレコ
ーダ30内に装着されたとき、ステップST1ではビデ
オカセットが補助記憶装置を有するか否かの判別が行わ
れる。例えばメモりカード20から情報を読み出すため
に情報が記録されている位置を示すアドレス信号が変調
されてアンテナ41から送信されて、その後情報を示す
信号がアンテナ41で受信されたときには、メモリカー
ド20がビデオカセットに貼着されていると判別されて
ステップST2に進む。また、アンテナ41で情報を示
す信号を受信できないときにはステップST8に進み、
従来のように例えば表示部に表示されたテープ位置表示
等を利用して操作入力部55あるいはリモートコントロ
ール装置等を操作することによりビデオテープレコーダ
30の動作が行われる。なおステップST1において、
メモリ付きビデオカセットが用いられている場合には、
ビデオカセット15の接点部16に端子部を接続するこ
とで補助記憶装置を有するか否かの判別が行われる。
【0029】ステップST2では、補助記憶装置からビ
デオカセットに記録された番組の番組情報(記録日や記
録開始時刻およびチャネル番号等)や後述する誤消去防
止情報が読み出される。ここで、誤消去防止情報に基づ
いて記録された番組の中に誤消去防止の設定がされてい
る番組があるか否かの判別が行われて、誤消去防止の設
定がなされた番組がある場合にはステップST3に進
み、誤消去防止の設定がなされた番組がない場合にはス
テップST4に進む。なお、番組の誤消去防止の設定
は、例えば補助記憶装置に記憶されている番組情報を利
用して所望の番組を検索できる番組検索画面が表示され
ているときに、操作入力部55あるいはリモートコント
ロール装置等を操作してカーソルを所望の番組の位置に
設定し、その後所定のキー操作を行うことで誤消去防止
の設定がなされる。この誤消去防止の設定がなされる
と、この番組の記録位置に新たな番組を上書きすること
が禁止される。また、誤消去防止の設定がなされると、
画面上の番組情報表示領域には、誤消去防止の設定がな
されている旨を示す表示が行われる。なお、所定の操作
キーを操作することで誤消去防止の設定を解除すること
もできる。
【0030】ステップST3では、ビデオカセットのリ
ールを例えば1回転させてテープ位置の判別が行われ
る。ここで、図7を用いてテープ位置の判別動作を説明
する。
【0031】図7において、供給側リール(以下「Sリ
ール」という)101の側面積ASshは、テープ積層部
101pの最外周の半径を「rs」、テープ速度を
「V」、Sリール101の角速度を「ωs」とすると、
式(1)から求めることができる 。 ASs=π×rs2 ・・・(1)
【0032】テープ積層部101pの最外周の半径rs
は、式(2)を変形した式(3)から求めることができ
る。なお、「Ts」はSリール101の回転周期であ
る。
【0033】 V=rs×ωs=rs×2π×(1/Ts) ・・・(2) rs=(VTs)/(2π) ・・・(3)
【0034】このため、式(1)に式(3)を代入して
得た式(4)で示されるように、Sリール101の側面
積ASshはテープ速度VとSリール101の回転周期T
sから求めることができる。
【0035】 ASs=π×((VTs)/(2π))2 =(1/4π)×V2×Ts2 ・・・(4)
【0036】同様にして、巻き取りリール(以下「Tリ
ール」という)102の回転周期Ttを測定することに
よりTリール102の側面積ATshを算出することがで
きる。
【0037】次に、テープ速度Vで所定時間WTだけテ
ープを走行させたときに、例えばSリール101側の側
面積は「ASsh1」から「ASsh2」に変化される。ま
た、このときのテープ長Ldは式(5)から求められ
る。
【0038】Ld=V×WT ・・・(5)
【0039】このため、次に示す式(6)のように側面
積の変化量「ASsh1−ASsh2」をテープ長Ldで除算
することでテープ厚さDを算出することができる。
【0040】 D=(ASsh1−ASsh2)/Ld =(ASsh1−ASsh2)/V/WT ・・・(6)
【0041】なお、所定時間WTでの側面積の変化量
は、テープ積層部の最外周の半径が小さいときに変化量
が大きくなる。このため、テープ厚さDの算出の際に
は、Sリール101あるいはTリールのいずれかテープ
積層部の最外周の半径が小さいリール、すなわち回転周
期の短いリール側の側面積を用いることで、テープ厚さ
Dを精度良く求めることができる。また、Sリール10
1とTリールのテープ積層部の最外周の半径がほぼ等し
い場合には、Sリール101およびTリールのいずれも
側面積の変化量がほぼ等しいものとされることから、所
定時間TN(例えば15分)での側面積の変化量を用い
てテープ厚さDが算出される。
【0042】このようにしてテープ厚さDが求められる
と、Sリール101の側面積ASshとTリール102の
側面積ATshが加算されて、得られた総面積AAをテー
プ厚さDで除算することにより長さLAが算出される。
【0043】式(7)に示すように、長さLAに総面積
AAに対するSリール101の側面積ASshの割合を乗
算すると、Sリール側長さLSshを算出することができ
る。 LSsh=LA×(ASsh/AA) ・・・(7)
【0044】ところで、Sリール側長さLSshはSリー
ル101側のハブ部101hにもテープが巻装された状
態での長さである。このため、パブ部101hに相当す
る長さLShを算出して、Sリール側長さLSshから減
算することにより、Sリール101に巻装されているテ
ープ部101pの正しいテープ長LSsを算出すること
ができる。
【0045】VHS方式等のビデオカセットでは、記録
時間の長いビデオカセットに径の小さいハブが用いられ
ており、記録時間の短いビデオカセットに径の大きなハ
ブが用いられている。ここで、テープ走行中にSリール
101の回転周期TsとTリール102の回転周期Ttを
加算した値は、径の大きいハブを用いた場合は大きな値
となり、径の小さいハブを用いた場合には小さい値とな
る。このため、Sリール101の回転周期TsとTリー
ル102の回転周期Ttの加算値に基づいて、いずれの
ハブを用いているかを判別することができる。
【0046】また、径の小さいハブと径の大きいハブの
側面積を予め算出するものとし、ハブ径が判別されたと
きには、判別されたハブの側面積をテープ厚さDで除算
することによりSリール101のハブ部101hに相当
する長さLShを求めることができる。さらに、この長
さLShをSリール側長さLSshから減算することによ
り、Sリール101のテープ積層部101pの正しいテ
ープ長さLSsを算出することができる。
【0047】同様にしてTリール102の正しいテープ
長LTsも算出することができるので、テープ長さLSs
とテープ長さLTsを加算することでテープ全長Lが求
められてビデオカセットの記録時間を算出することがで
きる。
【0048】このため、テープ全長Lやテープ厚さDの
情報を補助記憶装置に記憶しておくものとし、ビデオカ
セットがビデオテープレコーダ30内に装着されたとき
に、テープ全長Lやテープ厚さDの情報を読み出すと共
に、リールを1回転させて回転周期を測定することによ
りテープ位置を判別することができる。このようにし
て、テープ位置が判別されるとステップST6に進む。
【0049】また、ステップST3からステップST4
に進むと、ステップST4ではビデオカセットに記録さ
れた番組に対して誤消去防止の設定が行われたか否かが
判別される。ここで、ビデオカセットがビデオテープレ
コーダ30内に装着されたときや、ビデオテープレコー
ダ30の動作中に所定のキー操作によって番組検索画面
が表示されていずれかの番組に対して誤消去防止の設定
が行われたときにはステップST5に進む。ビデオテー
プレコーダ30で記録あるいは再生動作が行われて、誤
消去防止の設定が行われないときにはステップST4に
戻る。
【0050】ステップST5では、テープ位置判別が終
了しているか否かの判別が行われる。ここで、ビデオカ
セット装着時に表示された番組検索画面を用いて、いず
れかの番組に対して誤消去防止の設定が行われたときに
は、記録再生動作やテープ早送りあるいはテープ巻き戻
し動作のように、リールを回転する動作がおこなわれて
いないことからテープ位置の判別が終了していない。こ
のためステップST5からステップST3に進みテープ
位置判別が行われる。また、記録再生動作等のようにリ
ールを回転する動作がおこなわれた後に番組検索画面が
表示されて、いずれかの番組に対して誤消去防止の設定
が行われたときには、既にリールが回転されてテープ位
置判別が終了しているためステップST6に進む。
【0051】ステップST6では、誤消去防止の設定が
なされた番組の記録位置を所定時間TCだけ前方向側
(テープ先頭方向側)に移動する処理が行われてステッ
プST7に進む。この所定時間TCは、テープ位置判別
時において生ずる誤差と等しいかあるいは誤差よりも大
きな時間に設定される。このステップST6によって、
誤消去防止の設定がなされた番組の記録位置が所定時間
TCだけ前方向側に移動されることにより、テープ位置
判別時に誤差を生じても、誤消去防止の設定がなされた
番組に新たな番組が上書きされてしまうことを防止でき
る。なお、この場合の動作は後述する。
【0052】ステップST7では、誤消去防止の設定が
なされた番組であるか否かを判別しながら番組の再生や
記録動作等が行われる。
【0053】なお、誤消去防止の設定は、誤消去防止の
設定がなされた番組であるか否かを判別しながら番組の
再生や記録動作等が行われているときにも、設定するこ
とができるものである。また、誤消去防止の設定がなさ
れた場合には、誤消去防止の設定がなされたことを示す
誤消去防止情報が番組情報と共に補助記憶装置に記憶さ
れる。
【0054】ここで、ビデオカセットには、カセット単
位で誤消去を防止するための誤消去防止ツメ等が設けら
れており、誤消去防止ツメによる誤消去防止設定を優先
すると、誤消去防止ツメが折られたときには、このビデ
オカセットに記録されている全ての番組に対して誤消去
の防止が図られて、ビデオカセットに新たな番組を記録
することが禁止される。また、誤消去防止ツメが折られ
ていないときには、誤消去防止の設定がなされた番組に
対して誤消去の防止が図られて、誤消去防止の設定がな
された番組の記録位置に新たな番組を記録することが禁
止される。
【0055】また、番組単位の誤消去防止の設定を優先
すると、例えばビデオカセットの補助記憶装置から誤消
去防止情報を読み出すことができないビデオテープレコ
ーダで、誤消去防止ツメが折られたビデオカセットを使
用する場合、新たな番組の記録が禁止されて記録された
番組の誤消去を防止することができる。またビデオカセ
ットの補助記憶装置から情報を読み出すことができるビ
デオテープレコーダで、誤消去防止ツメが折られたビデ
オカセットを使用する場合、不要とされた番組の記録位
置や未記録部分に新たな番組を記録することができるの
で、効率よくビデオカセットに番組を記録することがで
きる。
【0056】このように、番組単位で誤消去防止の設定
が行われた場合、番組の記録動作中にテープ位置が誤消
去防止の設定がなされた番組の記録位置とされたときに
記録動作が終了される。あるいは、誤消去防止の設定が
なされた番組の記録位置とされたときに記録動作が停止
されて、その後ブランクの位置までテープ位置が移動さ
れてから記録動作が再開される。
【0057】また、番組の記録開始位置が誤消去防止の
設定がなされた番組の記録位置とされると、番組の記録
が禁止されると共に記録開始位置が誤消去防止の設定が
なされた番組の位置とされていることを示す警報がなさ
れる。例えば、ビデオテープレコーダ30の表示部51
や表示装置65の画面上に警告表示が行われる。またビ
デオテープレコーダ30の音声出力部52からはブザー
音等が出力される。
【0058】また、誤消去防止の設定がなされた番組の
記録位置に新たな番組が上書きされることを禁止するた
め、誤消去防止の設定がなされた番組の番組情報は、補
助記憶装置から削除することが禁止される。
【0059】ここで、例えば図8Aに示すようにテープ
先頭から60分の位置で記録が開始されて90分の位置
で記録が終了された番組PGに対して誤消去防止の設定
がなされて上書きが禁止され、この番組PGの記録位置
の後のブランクをサーチする場合、図8Bに示すように
テープ位置の判別が例えば「−8」分の誤差を生ずる
と、番組PGのテープ位置は52分から82分の位置と
なる。
【0060】また、番組PGの番組情報に基づく記録位
置は、図8Cに示すように60分から90分である。こ
のため、サーチによってブランク開始位置を検出して
も、検出されたブランク開始位置が82分であることか
ら番組PGの記録位置内であると判別されて、検出され
たブランク開始位置から新たな番組を記録することがで
きない。
【0061】しかし、上述のステップST6で述べたよ
うに、番組PGの記録位置を所定時間TCだけ前方向側
(テープ先頭方向側)に移動する処理が行われると共
に、所定時間TCはテープ位置判別時において生ずる誤
差と等しいかあるいは誤差よりも大きな時間に設定され
ると、番組PGの記録位置は、例えば8分間だけ前方向
に移動(テープ先頭方向に移動)されて、図8Dに示す
ように52分から82分となる。ここで、サーチによっ
て検出されたブランク開始位置は82分であり、このブ
ランク開始位置は番組PGの記録終了位置であるので、
検出されたブランク開始位置から新たな番組を記録する
ことができる。
【0062】また、番組PGの前のブランクに番組を記
録したとき、図8Cに示すように60分から90分まで
が番組PGの記録位置であるので、番組PGの先頭(5
2分の位置)から8分間だけ新たな番組が上書きされて
しまう。しかし、図8Dに示すように記録位置情報が所
定時間TCだけ前方向側に移動されると、52分から8
2分までが番組PGの記録位置とされるので、番組PG
の先頭で新たな番組の記録が停止されて、番組PGに新
たな番組が上書きされることがない。
【0063】次に、テープ位置の判別が例えば図8Eに
示すように「+8」分の誤差を生ずると、番組PGのテ
ープ位置は68分から98分の位置となる。この場合、
図8Fに示すように記録位置が所定時間TC、例えば
「−8」分だけ移動されても、番組PGの後のブランク
開始位置をサーチして記録を行うものとしたときには、
ブランク開始位置が98分の位置とされる。また、52
分から82分までが番組PGの記録位置とされるので、
サーチによって検出されたブランク開始位置から番組を
記録することができる。また、番組PGの前のブランク
に番組を記録したときには、52分から82分までが番
組PGの記録位置とされるので、52分の位置で記録が
停止される。
【0064】このように、テープ位置判別での誤差に基
づいて設定された所定時間TCがけ誤消去防止の設定が
なされた番組の記録位置を移動させることにより、テー
プ位置判別で誤差を生じても、誤消去防止の設定がなさ
れた番組に新たな番組が上書きされてしまうことを防止
できる。また、誤消去防止の設定がなされた番組の記録
位置情報が所定時間TCだけ前方向側に移動されること
から、誤消去防止の設定がなされた番組の前のブランク
長さは所定時間TCだけ短い時間に変更される。
【0065】図9Aは、誤消去防止の設定を行う前の表
示装置65の番組検索画面を示しており、テープタイト
ル表示領域652aには、テープタイトルが表示され
る。また、番組表示領域652bには、ビデオカセット
に記録された番組情報が表示される。この表示画面で
は、番組がどのような番組であるかを容易に判別できる
ように、例えば番組のタイトルと記録日だけでなく、カ
テゴリや放送局名、記録時間、記録モード等の表示も行
われる。なお、番組タイトルが記憶されていないときに
は、番組の記録された曜日、記録開始時刻、チャネル番
号等が表示される。また、ブランク表示領域652cに
は、記録可能最大時間が記録モードと共に表示される。
また、テープ上の番組の記録位置を示すテープバー表示
652dが行われる。ここで、操作入力部55やリモー
トコントロール装置等を用いて画面上のカーソルを移動
して番組を選択すると、カーソルで示された番組の表示
が強調表示とされて他の番組の表示と区別できるものと
される。例えば番組タイトルと記録日の表示部分の色や
輝度を変更したり立体表示等として強調表示が行われ
る。またテープバー表示652dでは、カーソルで示さ
れた番組の記録位置が他の番組の記録位置(図の斜線で
示す領域)と区別できるように同様にして強調表示とさ
れる。
【0066】また、カーソルをブランク表示領域652
cの位置に設定すると、このブランク表示領域652c
が強調表示とされると共に、テープバー表示652dで
は、記録可能最大時間とされたブランクが他のブランク
と区別できるように表示が変更される。例えば記録可能
最大時間とされているブランクBAと対応する位置のテ
ープバー表示の外枠の色が変更される。
【0067】ここで、カーソルで示された番組に対して
所定のキー操作によって誤消去防止の設定が行われたと
きには、図9Bに示すように誤消去防止の設定がなされ
たことを示す表示653、例えば鍵マークが表示され
る。また、既に誤消去防止の設定がなされた番組がある
場合には、この番組の番組表示領域652bに表示65
3が表示される。このように、誤消去防止の設定がなさ
れた番組に対しては、表示653が表示されるので、い
ずれの番組が誤消去防止の設定がなされているかを容易
に判別することができる。
【0068】また、誤消去防止の設定がなされたことに
より、この番組の記録開始位置の前の番組記録可能領域
であるブランクBAは、ブランク長さが所定時間TCだ
け短い時間に変更される。
【0069】ブランクBAの長さが所定時間TCだけ短
くされて、ブランクBBの長さよりも短いものとされる
と、記録可能最大時間がブランクBBの長さに変更され
る。例えば、ブランクBAの長さ「40」分が「8」分
だけ短くされて、ブランクBBの長さ「40」分よりも
短いものとされると、ブランク表示領域652cの記録
可能最大時間が例えば「0h45m」から「0h40
m」に変更される。また、テープバー表示652dにお
いても、誤消去防止の設定がなされた番組の表示長さ
「L1」が所定時間TCだけ長く表示されて、表示長さ
「L2」とされる。このため、上書きの禁止された番組
の前に位置するブランクBAでは、表示とこのブランク
BAに記録できる番組の長さを一致させることができ
る。
【0070】このように上述の実施の形態によれば、番
組単位で容易に誤消去防止の設定を行うことができるの
で、誤消去の防止を行いながら効率よくビデオカセット
に番組を記録することができる。
【0071】また、テープ位置の判別で誤差を生じても
所望の番組の位置に新たな番組が上書きされることを完
全に防止できるので、確実に誤消去防止を行うことがで
きる。
【0072】なお、上述の実施の形態では、ビデオカセ
ットに補助記憶装置を設けるものとしビデオカセットに
記録された番組の誤消去防止設定情報を記憶させるもの
としたが、記録媒体はビデオカセットに限られるもので
はなくディスク状記録媒体等であってもよい。同様に、
記録再生装置もビデオテープレコーダに限られるもので
ない。また、表示装置65の表示画面は例示的なもので
あって限定的なものではないことは勿論である。
【0073】
【発明の効果】この発明によれば、記録媒体に記録され
たイベントの中で、上書きを禁止するイベントを示す誤
消去防止情報が記憶手段に記憶され、記録媒体に新たな
イベントを記録する場合には、誤消去防止情報に基づい
て上書きが禁止されたイベントに新たなイベントが上書
きされないように記録動作が制御される。このため、イ
ベント単位での誤消去防止を行うことができるので、所
望のイベントの誤消去を防止しながら新たなイベントを
記録することができ、効率良く記録媒体を使用すること
ができる。
【0074】また記録動作中に、新たなイベントの記録
位置が上書きの禁止されたイベントの記録開始位置とさ
れたときには記録動作が停止されるので、記録操作を簡
単とすることができる。さらに、新たなイベントの記録
開始位置が、上書きが禁止されたイベントの記録位置と
されたときには記録動作が禁止されて警報が出力される
ので、誤って上書きが禁止されたイベントの記録位置に
新たなイベントが記録されてしまうことを防止できる。
【0075】また、新たなイベントを記録する前に位置
の判別が行われ、位置の判別で生ずる誤差に基づいて上
書きが禁止されたイベントの記録位置が補正されるの
で、上書きが禁止されたイベントを完全に保護すること
ができる。
【0076】さらに、記録媒体に記録されたイベントを
示す情報が画面上に表示されたときには、上書きが禁止
されたイベントであることを示す表示が表示されるの
で、いずれのイベントに対して誤消去防止の設定がなさ
れているかを容易に判別することができる。また、上書
きが禁止されたイベントの記録位置の補正に応じて、上
書きが禁止されたイベントの前に位置するイベント記録
可能領域の長さが補正されて表示されるので、上書きが
禁止されたイベントの記録位置の補正が行われても、表
示と記録できるイベントの長さを一致させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】メモリカード20が貼着されたビデオカセット
10を示す図である。
【図2】ビデオテープレコーダ30の構成を示す図であ
る。
【図3】メモリカード20の構成を示す図である。
【図4】送受信処理部42の構成を示す図である。
【図5】カセットメモリ付きビデオカセット15を示す
図である。
【図6】誤消去防止設定動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】テープ位置の判別動作を説明するための図であ
る。
【図8】誤消去防止設定範囲の補正処理を説明するため
の図である。
【図9】表示装置65の表示画面を示す図である。
【符号の説明】
10,15・・・ビデオカセット、20・・・メモリカ
ード、30・・・ビデオテープレコーダ、32・・・チ
ューナ部、34・・・信号処理部、36・・・メカデッ
キ部、38・・・キャラクタジェネレータ部、41,6
1・・・アンテナ、42・・・送受信処理部、50・・
・制御部、51・・・表示部、52・・・音声出力部、
55・・・操作入力部、65・・・表示装置

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に記録されたイベントの中で、
    上書きを禁止するイベントを示す誤消去防止情報を記憶
    手段に記憶するものとし、 上記記録媒体を用いる場合には上記記憶手段から上記誤
    消去防止情報を読み出すものとし、 上記記録媒体に新たなイベントを記録する場合に、読み
    出された上記誤消去防止情報に基づいて上書きが禁止さ
    れたイベントに、新たなイベントが上書きされないよう
    に記録動作を制御することを特徴とする誤消去防止方
    法。
  2. 【請求項2】 記録動作中に、新たなイベントの記録位
    置が上記上書きが禁止されたイベントの記録開始位置と
    されたときには記録動作を停止して、新たなイベントの
    上書きを禁止することを特徴とする請求項1記載の誤消
    去防止方法。
  3. 【請求項3】 新たなイベントの記録開始位置が、上記
    上書きが禁止されたイベントの記録位置とされたときに
    は記録動作を禁止することを特徴とする請求項1記載の
    誤消去防止方法。
  4. 【請求項4】 新たなイベントの記録開始位置が上記上
    書きが禁止されたイベントの位置とされたときには警報
    を出力することを特徴とする請求項1記載の誤消去防止
    方法。
  5. 【請求項5】 新たなイベントを記録する前に上記記録
    媒体の位置の判別を行うものとし、 上記位置の判別で生ずる誤差に基づいて上記上書きが禁
    止されたイベントの記録位置を補正するものとして、上
    記上書きが禁止されたイベントに、新たなイベントが上
    書きされないように記録動作を制御することを特徴とす
    る請求項1記載の誤消去防止方法。
  6. 【請求項6】 上記記憶手段には上記記録媒体に記録さ
    れたイベントを示すイベント情報を記憶するものとし、 上記記憶手段からイベント情報を読み出して表示する際
    には、上記誤消去防止情報に基づき上書きが禁止された
    イベントであることを示す表示を行うことを特徴とする
    請求項1記載の誤消去防止方法。
  7. 【請求項7】 上書きを禁止するイベントを示す誤消去
    防止情報が記憶された記憶手段を有する記録媒体に、イ
    ベントを記録する記録装置おいて、 イベントを上記記録媒体に記録する記録手段と、 上記記憶手段から誤消去防止情報を読み出す情報読出手
    段と、 上記情報読出手段で読み出された誤消去防止情報に基づ
    いて上記記録手段を制御する制御手段とを有することを
    特徴とする記録装置。
  8. 【請求項8】 上記制御手段では、新たなイベントの記
    録位置が上記誤消去防止情報で示される上書きが禁止さ
    れたイベントの記録開始位置とされたときには上記記録
    手段を制御して記録動作を停止させる。ことを特徴とす
    る請求項7記載の記録装置。
  9. 【請求項9】 上記制御手段では、新たなイベントの記
    録開始位置が上記誤消去防止情報で示される上書きが禁
    止されたイベントの記録位置とされたときには上記記録
    手段を制御して記録動作を禁止することを特徴とする請
    求項7記載の記録装置。
  10. 【請求項10】 新たなイベントの記録開始位置が上記
    誤消去防止情報で示される上書きが禁止されたイベント
    の記録位置とされたときには警報を出力する警報手段を
    備えたことを特徴とする請求項7記載の記録装置。
  11. 【請求項11】 上記制御手段では、新たなイベントを
    記録する前に上記記録媒体の位置の判別を行うものと
    し、上記位置の判別で生ずる誤差に基づいて上記上書き
    が禁止されたイベントの記録位置を新たなイベントが上
    書きされないように補正して上記記録手段を制御するこ
    とを特徴とする請求項7記載の記録装置。
  12. 【請求項12】 表示手段を有し、 上記制御手段で、上記位置の判別で生ずる誤差に基づい
    て上記上書きが禁止されたイベントの記録位置の補正が
    行われた場合、上記表示手段では、上記上書きが禁止さ
    れたイベントの前に位置するイベント記録可能領域の長
    さを、上記イベントの記録位置の補正に応じて補正して
    表示することを特徴とする請求項11記載の記録装置。
JP10001120A 1998-01-06 1998-01-06 誤消去防止方法および記録装置 Pending JPH11203744A (ja)

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