JPH11203441A - 耐衝撃性icモジュールを搭載したicカード - Google Patents

耐衝撃性icモジュールを搭載したicカード

Info

Publication number
JPH11203441A
JPH11203441A JP472298A JP472298A JPH11203441A JP H11203441 A JPH11203441 A JP H11203441A JP 472298 A JP472298 A JP 472298A JP 472298 A JP472298 A JP 472298A JP H11203441 A JPH11203441 A JP H11203441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
module
adhesive
card
impact
resistant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP472298A
Other languages
English (en)
Inventor
Harumi Oota
陽美 太田
Mikiro Yamaguchi
幹郎 山口
Fumihiro Takayama
文博 高山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP472298A priority Critical patent/JPH11203441A/ja
Publication of JPH11203441A publication Critical patent/JPH11203441A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/73Means for bonding being of different types provided for in two or more of groups H01L2224/10, H01L2224/18, H01L2224/26, H01L2224/34, H01L2224/42, H01L2224/50, H01L2224/63, H01L2224/71
    • H01L2224/732Location after the connecting process
    • H01L2224/73251Location after the connecting process on different surfaces
    • H01L2224/73265Layer and wire connectors

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ICモジュールに衝撃が加わって
も、この衝撃を吸収して緩和させる構造をICモジュー
ルに持たせた耐衝撃性ICモジュールを搭載したICカ
ードを提供することにある。 【解決手段】絶縁性を有する樹脂からなる外部接続端子
基板上に端子層を設け、この接続端子基板裏面側に端子
層とスルーホールを介して接続する配線パターンを設
け、該基板裏面側のほぼ中央部に接着剤を介してICチ
ップを固着して、該ICチップと配線パターンとをボン
ディングワイヤで電気的に接続し、この全体をBTレジ
ン等の絶縁体で完全に覆って樹脂モールド部を形成した
ICモジュールをカード基材に設けた埋設孔に搭載して
なるICカードにおいて、前記基板とICチップの固着
に、接着剤や構造体からなる圧縮性材料を用いたことを
特徴とする耐衝撃性ICモジュールを搭載してICカー
ドである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICカードに関
し、特にICモジュールに対する衝撃を吸収する構造体
で構成された耐衝撃性ICモジュールを搭載したICカ
ードに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、カード形状の個人情報記録媒体と
して、マイクロプロセッサ、メモリ等の集積回路を設け
たICモジュールを搭載したICカードと称されるカー
ドが数多く開発されつつある。このICモジュールの集
積回路には、一般的な情報記録媒体から個人のID情報
(秘密情報)を電気的に記録するとともに、このICカ
ードはハードウェア的またはソフトウェア的にも、IC
カード外部及びICカード内部に対し情報の保護を可能
としている。
【0003】例えば、従来型のICカード用のICモジ
ュールとそのICカードの代表的な構造を示すと、図8
(A)は、ICモジュールを外部接続端子基板の表面端
子面から見た平面図であり、外部接続端子基板8の表面
にICチップ5と電気的に接続する各端子2a,2b,
2c,2d,2e,2f,2g,2hが設けられてい
る。また、この中央部分(点線で表示)は、裏面に形成
されたICチップ5やボンディングワイヤ6を樹脂で封
止した樹脂モールド部4を示している。さらに、図8
(B)は、図8(A)のICモジュール1のT−T断面
図とICモジュールを搭載するICカード基材20の断
面を示すものであり、ICモジュール1は、外部接続端
子基板8裏面に設けた配線パターン7は端子2a〜2h
からスルーホール3により接続されたもので、その配線
パターン7とICチップ5とは、ボンディングワイヤ6
により接続され、その周囲を、例えばBTレジン等の絶
縁体で覆った樹脂モールド部4があり、このモールド部
4全体が下方に向かって凸形状に形成されている。ま
た、モールド部4外周のモールドされていない接続端子
基板8裏面の剥き出しのツバ部分9は、カード基材20
の所定位置に形成された段差を有する埋設孔25の上段
部分に、接着剤により固着されることによりICカード
が形成されていた。
【0004】すなわち、従来型のICカード用のICモ
ジュールでは、ガラスエポキシ等の接続端子基板8上に
金属薄板に金メッキを施した端子層2を設け、この接続
端子基板8裏面側ほぼ中央部にICチップ5を固着し
て、各端子とICチップとをボンディングワイヤ6で接
続し、ICチップを保護するためBTレジン等の絶縁体
でボンディングワイヤを含め完全に覆って樹脂モールド
部4を形成したもので、モジュール全体が堅固に形成さ
れていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来型
のICカード用のICモジュールは、ICモジュールの
端子層面からの衝撃に弱いという問題があった。すなわ
ち、前述したようにモジュール全体が堅固に形成されて
いるので、例えば、先端の尖った物、或いは先端が球体
の物などでICモジュールを押すと、下層のICチップ
が割れたり、樹脂モールド部が剥離してワイヤー断線を
おこしたり、ICモジュールが破壊されICカードとし
て機能しなくなる。そこで本発明は、ICモジュールに
衝撃が加わっても、この衝撃を吸収して緩和させる構造
をICモジュールに持たせた耐衝撃性ICモジュールを
搭載したICカードを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、絶縁性を有する樹脂からなる外部接続端子
基板上に端子層を設け、この接続端子基板裏面側に端子
層とスルーホールを介して接続する配線パターンを設
け、該基板裏面側のほぼ中央部に接着剤を介してICチ
ップを固着して、該ICチップと配線パターンとをボン
ディングワイヤで電気的に接続し、この全体を絶縁体で
完全に覆って樹脂モールド部を形成したICモジュール
をカード基材に設けた埋設孔に搭載してなるICカード
において、前記基板とICチップの固着に、接着剤や構
造体からなる圧縮性材料を用いたことを特徴とする耐衝
撃性ICモジュールを搭載したICカードである。
【0007】前記請求項1に記載の耐衝撃性ICモジュ
ールを搭載したICカードにおいて、圧縮性材料の周辺
に、枠体を設けたことを特徴とする。
【0008】前記請求項1又は2に記載の耐衝撃性IC
モジュールを搭載したICカードにおいて、枠体が、圧
縮性材料からなることを特徴とする。
【0009】また、前記請求項1、2又は3に記載の耐
衝撃性ICモジュールを搭載したICカードにおいて、
圧縮性材料が、微小な無数の気泡体を混入させた接着剤
からなることを特徴とする。
【0010】また、前記請求項1、2又は3に記載の耐
衝撃性ICモジュールを搭載したICカードにおいて、
前記圧縮性材料が、ガラス、ポリエチレン等の中空粒子
からなる構造体を混合した接着剤からなることを特徴と
する。
【0011】また、前記請求項1、2又は3に記載の耐
衝撃性ICモジュールを搭載したICカードにおいて、
圧縮性材料が、ガラス繊維等からなる中空糸の織物に接
着剤を含浸させた接着シート構造体からなることを特徴
とする。
【0012】また、前記請求項1、2又は3に記載の耐
衝撃性ICモジュールを搭載したICカードにおいて、
圧縮性材料が、ストロー状の中空体を集め接着剤で接合
してなるストロー構造体からなることを特徴とする。
【0013】また、前記請求項1、2又は3に記載の耐
衝撃性ICモジュールを搭載したICカードにおいて、
圧縮性材料が、ハニカム状の中空体を集め接着剤で接合
してなるハニカム構造体からなることを特徴とする。
【0014】さらに、前記請求項1に記載の耐衝撃性I
Cモジュールを搭載したICカードにおいて、基板の裏
面側に接着剤を介して金属薄板を設け、該金属薄板の裏
面側に接着剤を介してICチップを固着したことを特徴
とする。
【0015】さらにまた、前記請求項1、2、3、4、
5、6、7、8又は9のいずれかに記載の耐衝撃性IC
モジュールを搭載したICカードにおいて、ICモジュ
ールの樹脂モールド部底面に、接着剤を含浸させた接着
シート構造体、ストロー構造体又はハニカム構造体のい
ずれか一つを設けたことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の耐衝撃性ICモジュール
を搭載してなるICカードは、絶縁性を有する樹脂から
なる外部接続端子基板上に端子層を設け、この接続端子
基板裏面側に端子層とスルーホールを介して接続する配
線パターンを設け、該基板裏面側のほぼ中央部に接着剤
を介してICチップを固着して、該ICチップと配線パ
ターンとをボンディングワイヤで電気的に接続し、この
全体をBTレジン等の絶縁体で完全に覆って樹脂モール
ド部を形成したICモジュールをカード基材に設けた埋
設孔に搭載してなるICカードで、前記基板とICチッ
プの固着に、接着剤や構造体からなる圧縮性材料を用い
たことを特徴とするものである。
【0017】さらに、実施の形態を説明すると、従来の
ICカードのように、非圧縮性の軟らかい材料は開放雰
囲気では衝撃で移動して衝撃が吸収されるが、この周り
を隙間無く囲むと移動できなくなり、見かけ上硬い材料
になってしまう。ICチップの固着に軟らかい接着剤を
使用しても、ICチップを基板に平行して固着するため
に接着剤が流れないように、周辺を囲むと軟らかい接着
剤でも緩衝効果は期待できない。しかしながら、本発明
に係る耐衝撃性ICモジュールは、基板とICチップと
の固着や、或いは樹脂モールド部の底面に、接着剤や構
造体からなる圧縮性材料を使用することにより、ICモ
ジュールに対する衝撃に対して緩衝効果が発揮されるも
のである。
【0018】図に基づき実施の形態を詳細に説明する。
まず、本発明に係る使用する圧縮性材料例を図に示す
と、図6(A)は、ダイボンディング用接着剤15に微
小な無数の気体泡eを混入させた接着剤15eとしたも
ので、気体としては、乾燥窒素、空気などでよく接着剤
に緩衝効果を持たせたものである。また、図6(B)
は、前記ダイボンディング用接着剤15に、ガラスやポ
リスチレン等の素材で構成された直径0.1〜3μmの
中空粒子gを混合して接着剤15gとしたもので、この
接着剤自体に緩衝効果を持たせたものである。
【0019】また、図7は、他の実施例における圧縮性
材料例を示すもので、(A)は、接着シート構造体の説
明図であり、(B)は、ストロー状の構造体を示す説明
図であり、(C)は、ハニカム状の構造体を示す説明図
である。先ず、図7(A)に示すように、厚さ0.1〜
5μmのガラス繊維等で作製された中空糸の織物に接着
剤15を含浸させた接着シート構造体16により、モジ
ュールに緩衝効果を持たせるものである。また、図7
(B)に示すように、薄肉のプラスチックからなるスト
ロー状の構造体17を集合させたものを厚さ0.1〜5
μmにして切断し、接着剤により接合してモジュールに
緩衝効果を持たせるものである。さらに、図7(C)に
示すように、ハニカム状の構造体18を厚さ0.1〜5
μmにして切断し、接着剤により接合させてモジュール
に緩衝効果を持たせるものである。
【0020】次いで、前記接着剤や構造体からなる圧縮
性材料により緩衝効果を持たせた、本発明に係るICカ
ード用のICモジュールの実施例を説明する。図1は、
本発明の一実施例におけるICカード用の耐衝撃性IC
モジュールを示す、断面で表した説明図である。図に示
すように、絶縁性を有する樹脂からなる外部接続端子基
板8上に端子層2を設け、この接続端子基板8裏面側に
端子層2とスルーホール3を介して接続させた配線パタ
ーン7を設け、該基板裏面側のほぼ中央部に接着剤15
を介してICチップ5を固着して、このICチップ5と
配線パターン7とをボンディングワイヤ6で電気的に接
続し、この全体をBTレジン等の絶縁体で完全に覆って
樹脂モールド部4を形成したICモジュール1で、前記
基板8とICチップ5との固着に、ダイボンディング用
の接着剤15に微小な無数の気体泡eを混入させた接着
剤15e(図6(A)に示す)を用いたもので、気体と
しては、乾燥窒素、空気などでよく、接着剤に緩衝効果
を持たせたICモジュールである。
【0021】また、図示はしないが、前記基板8とIC
チップ5との固着に、ダイボンディング用接着剤15に
ガラスやポリスチレン等の素材で構成された直径0.1
〜3μmの中空粒子gを混合した接着剤15gを用いて
(図6(B)に示す)、この接着剤15gに緩衝効果を
持たせたものを用いたICモジュール1を構成すること
も可能である。その他のICモジュールの構成は、前記
と同様である。
【0022】また、図2(A)(B)は、他の実施例に
おけるICカード用の耐衝撃性ICモジュールを示す断
面で表した説明図である。図2(A)に示すように、基
板8とICチップ5の固着の際、接着剤15の周りをプ
ラスチック等の枠体11で囲み、接着剤が流れずに、し
かもICチップ5が基板8と平行に装着することができ
るようにしたものである。なお、この際に用いる接着剤
としては、前記に示した接着剤15に微小な無数の気体
泡eを混入させた接着剤15e、或いは接着剤にガラス
やポリスチレン等の素材で構成された直径0.1〜3μ
mの中空粒子gを混合した接着剤15gの圧縮性材料を
用いることで、硬い枠体11を用いても緩衝効果に影響
しない。また、図2(B)は、圧縮性材料により枠体1
1aを形成したもので、前述した接着剤15を含浸させ
た接着シート構造体16、ストロー状の構造体17、ハ
ニカム状の構造体18のいずれかにより枠体11aを形
成し、さらに、接着剤として微小な無数の気体泡eを混
入させた接着剤15e、或いは接着剤15にガラスやポ
リスチレン等の素材で構成された直径0.1〜3μmの
中空粒子gを混合した接着剤15gの圧縮性材料を用い
ることで、ICモジュールの衝撃吸収力が、さらに向上
する。
【0023】また、図3は、他の実施例におけるICカ
ード用の耐衝撃性ICモジュールを示す断面で表した説
明図である。図に示すように、基板8とICチップ5の
固着が、ダイボンディング用接着剤15を介して圧縮性
構造体である、前述した接着剤15を含浸させた接着シ
ート構造体16、又はストロー状の構造体17、又はハ
ニカム状の構造体18のいずれかを積層し、さらにダイ
ボンディング用接着剤15を介してICチップ5を固着
したもので、この圧縮性構造体を積層することにより一
層の緩衝効果を有するICモジュールとなる。
【0024】また、図4は、他の実施例におけるICカ
ード用の耐衝撃性ICモジュールを示す断面で表した説
明図である。図に示すように、基板8の裏面側にダイボ
ンディング用接着剤15を介して、アルミニウム、鋼
鈑、ステンレス等からなる硬く、強い金属薄板12を設
け、さらにこの金属薄板12の裏面側に接着剤15を介
してICチップ5を固着して、上方よりの衝撃に対して
弾力性を持たせたICモジュール1としたものである。
【0025】さらに、図5は、他の実施例におけるIC
カード用の耐衝撃性ICモジュールを示す断面で表した
説明図である。図に示すように、ICモジュール1の樹
脂モールド部4底面4aに、接着剤15を含浸させた接
着シート構造体16、又はストロー構造体17、又はハ
ニカム構造体18のいずれか一つの圧縮性構造体を設け
たものである。従来は樹脂モールド部の底面4aとカー
ド基材20の埋設孔25の底面25aとの間には僅かな
隙間が設けられており、この隙間で曲げ応力や衝撃の緩
衝としていたが、モジュールに柔軟性が無かったため効
果が無かった。しかし本発明のICモジュールの場合に
は、上方よりの衝撃に対して底部に圧縮性材料を設けた
ことにより、ICモジュール全体にクッション性が生じ
て、緩衝効果が得られた。
【0026】なお、本実施例におけるICモジュール
は、ワイヤーボンディング方式によるモジュールに対し
て圧縮性材料を用いて緩衝効果を得ていたが、これに限
定されるものではなく、フリップチップのバンプボンデ
ィング方式によるICモジュールにおいても使用可能で
ある。
【0027】なお、本発明のICカードは、以上の構成
による各耐衝撃性ICモジュールを、図8(B)に示す
ように、モールド部外周のモールドされていない接続端
子基板裏面の剥き出しのツバ部分と、カード基材20の
所定位置に形成された段差を有する埋設孔25の上段部
分に、接着剤により固着されることにより耐衝撃性IC
モジユールを搭載したICカードが得られる。
【0028】
【発明の効果】本発明は、基板とICチップとの固着
に、接着剤や構造体からなる圧縮性材料を用いることに
より、ICモジュールに衝撃が加わっても、この衝撃を
吸収して緩和させる構造をICモジュールに持たせたも
ので、この耐衝撃性ICモジュールを搭載したICカー
ドにより、ICモジュールの緩衝効果が著しく向上し
た。また、上方よりの衝撃に対して底部に圧縮性材料を
設けたことにより、このICモジュール全体にクッショ
ン性が生じて、ICカードに対する緩衝効果が得られ、
ICチップが割れたり、樹脂モールド部が剥離してワイ
ヤー断線をおこしたりしてICモジュールが破壊される
ことが防止される等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における耐衝撃性ICモジュ
ールを断面で表した説明図である。
【図2】他の実施例における耐衝撃性ICモジュールを
断面で表した説明図で、(A)は、プラスチック等の枠
体を設けたモジュールの説明図であり、(B)は、圧縮
性材料による枠体を設けた説明図である。
【図3】他の実施例における耐衝撃性ICモジュールを
断面で表した説明図である。
【図4】他の実施例における耐衝撃性ICモジュールを
断面で表した説明図である。
【図5】他の実施例における耐衝撃性ICモジュールを
断面で表した説明図である。
【図6】本発明に係る圧縮性材料を示す説明図で、
(A)は、ダイボンディング用の接着剤に微小な無数の
気体泡を混入させた接着剤であり、(B)は、ダイボン
ディング用接着剤に、ガラスやポリスチレン等の素材で
構成された中空粒子を混合した接着剤である。
【図7】本発明に係る他の実施例における圧縮性材料を
示すもので、(A)は、接着シート構造体の説明図であ
り、(B)は、ストロー状の構造体の説明図であり、
(C)は、ハニカム状の構造体を示す説明図である。
【図8】従来のICカードを示すもので、(A)は、I
Cモジュールの平面で表した説明図であり、(B)は、
モジュールとカード基材を表したT−T断面図である。
【符号の説明】
1 ……ICモジュール 2(2a〜2h)……各端子 3 ……スルーホール 4 ……樹脂モールド部 4a……樹脂モールド部の底面 5 ……ICチップ 6 ……ボンディングワイヤ 7 ……配線パターン 8 ……外部接続用端子基板 9 ……端子基板のツバ部分 11 ……枠体 11a……圧縮性材料による枠体 12 ……金属薄板 15 ……ダイボンディング用接着剤 15e……気体泡入りの接着剤 15g……中空粒子入りの接着剤 16 ……接着シート構造体 17 ……ストロー構造体 18 ……ハニカム状構造体 20 ……カード基材 25 ……埋設孔

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁性を有する樹脂からなる外部接続端子
    基板上に端子層を設け、この接続端子基板裏面側に端子
    層とスルーホールを介して接続する配線パターンを設
    け、該基板裏面側のほぼ中央部に接着剤を介してICチ
    ップを固着して、該ICチップと配線パターンとをボン
    ディングワイヤで電気的に接続し、この全体を絶縁体で
    完全に覆って樹脂モールド部を形成したICモジュール
    をカード基材の埋設孔に搭載してなるICカードにおい
    て、前記基板とICチップの固着に、接着剤や構造体か
    らなる圧縮性材料を用いたことを特徴とする耐衝撃性I
    Cモジュールを搭載したICカード。
  2. 【請求項2】前記圧縮性材料の周辺に、枠体を設けたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の耐衝撃性ICモジュー
    ルを搭載したICカード。
  3. 【請求項3】前記枠体が、圧縮性材料からなることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の耐衝撃性ICモジュー
    ルを搭載したICカード。
  4. 【請求項4】前記圧縮性材料が、微小な無数の気体泡を
    混入させた接着剤からなることを特徴とする請求項1、
    2又は3に記載の耐衝撃性ICモジュールを搭載したI
    Cカード。
  5. 【請求項5】前記圧縮性材料が、ガラス、ポリエチレン
    等の中空粒子からなる構造体を混合した接着剤からなる
    ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の耐衝撃性
    ICモジュールを搭載したICカード。
  6. 【請求項6】前記圧縮性材料が、ガラス繊維等からなる
    中空糸の織物に接着剤を含浸させた接着シート構造体か
    らなることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の耐
    衝撃性ICモジュールを搭載したICカード。
  7. 【請求項7】前記圧縮性材料が、ストロー状の中空体を
    集め接着剤で接合してなるストロー構造体からなること
    を特徴とする請求項1、2又は3に記載の耐衝撃性IC
    モジュールを搭載したICカード。
  8. 【請求項8】前記圧縮性材料が、ハニカム状の中空体を
    集め接着剤で接合してなるハニカム構造体からなること
    を特徴とする請求項1、2又は3に記載の耐衝撃性IC
    モジュールを搭載したICカード。
  9. 【請求項9】前記基板の裏面側に接着剤を介して金属薄
    板を設け、該金属薄板の裏面側に接着剤を介してICチ
    ップを固着したことを特徴とする請求項1に記載の耐衝
    撃性ICモジュールを搭載したICカード。
  10. 【請求項10】前記ICモジュールの樹脂モールド部底
    面に、接着剤を含浸させた接着シート構造体、ストロー
    構造体又はハニカム構造体のいずれか一つを設けたこと
    を特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8又
    は9のいずれかに記載の耐衝撃性ICモジュールを搭載
    したICカード。
JP472298A 1998-01-13 1998-01-13 耐衝撃性icモジュールを搭載したicカード Pending JPH11203441A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP472298A JPH11203441A (ja) 1998-01-13 1998-01-13 耐衝撃性icモジュールを搭載したicカード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP472298A JPH11203441A (ja) 1998-01-13 1998-01-13 耐衝撃性icモジュールを搭載したicカード

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11203441A true JPH11203441A (ja) 1999-07-30

Family

ID=11591794

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP472298A Pending JPH11203441A (ja) 1998-01-13 1998-01-13 耐衝撃性icモジュールを搭載したicカード

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11203441A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10202727A1 (de) * 2002-01-24 2003-08-21 Infineon Technologies Ag Trägersubstrat für ein Chipmodul, Chipmodul und Chipkarte
US10347576B2 (en) 2016-09-23 2019-07-09 Samsung Electronics Co., Ltd. Package substrate and semiconductor package including the same

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10202727A1 (de) * 2002-01-24 2003-08-21 Infineon Technologies Ag Trägersubstrat für ein Chipmodul, Chipmodul und Chipkarte
US10347576B2 (en) 2016-09-23 2019-07-09 Samsung Electronics Co., Ltd. Package substrate and semiconductor package including the same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11175678A (ja) Icモジュールとそのモジュールを搭載したicカード
JPH0717175A (ja) メモリーカード
JPH09327990A (ja) カード型記憶装置
JPH11203441A (ja) 耐衝撃性icモジュールを搭載したicカード
JP2007128953A (ja) 半導体装置とそれを用いたメモリカード
JP3588899B2 (ja) 半導体装置
JPH08267973A (ja) Icカード
JPS6182285A (ja) Icカ−ド
JPH06216277A (ja) 半導体装置およびその半導体装置を組み込んだicカード
JPH0829628B2 (ja) Icカ−ド
JPH11185004A (ja) Icモジュールとそのモジュールを搭載したicカード
JP5069387B2 (ja) 集積回路パッケージ
JP2003099744A (ja) Icモジュール及びicカード
JPS62249796A (ja) Icカ−ド
JPH104122A (ja) 半導体装置
JPH10335576A (ja) 複数のicチップを備えた半導体装置の構造
JPH06106887A (ja) Icカードおよびその製造方法
JPH10189792A (ja) 半導体パッケージ
JP2004086850A (ja) Icモジュール、icモジュールを含む基板、icモジュールを含む基板の製造方法
JP2564329B2 (ja) Icカードおよびicカード用icモジュール
JPS635999A (ja) カ−ド型電子回路ユニツト
JP2946568B2 (ja) データ担体
JPH1029391A (ja) Icカード
JP2003234360A (ja) 電子部品用接着シート及びそれを用いた半導体装置
JP2005235127A (ja) Icモジュールを含む基板、icモジュールを含む基板の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040304

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040420

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040817