JPH1120321A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JPH1120321A
JPH1120321A JP17923597A JP17923597A JPH1120321A JP H1120321 A JPH1120321 A JP H1120321A JP 17923597 A JP17923597 A JP 17923597A JP 17923597 A JP17923597 A JP 17923597A JP H1120321 A JPH1120321 A JP H1120321A
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JP17923597A
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Takahiro Mizushina
隆広 水品
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】感熱光応答性記録紙を用いて画像形成時間が短
く位置ずれを生じない小型の感熱記録装置で実行可能な
画像形成方法を実現する。 【解決手段】感熱光応答性の記録紙30はイエロー層、
マゼンタ層及びシアン層の3層の感熱発色層が基材の上
に均等に被着してなる。記録紙30がサーマルヘッド2
0とプラテンローラ21との対向部に搬送されてくる
と、先ずイエロー用光ヘッド26の各発光素子がイエロ
ー画像の背景部データに応じて選択的に波長λ1 の電磁
波を放射してイエロー層の画像背景部の発色を不活性に
して発色を禁止する。続いてマゼンタ用光ヘッド25の
発光素子が波長λ2 の電磁波を選択的に放射して、マゼ
ンタ層の画像背景部の発色を禁止する。次に発熱体24
の発熱素子24aがシアン層の画像には高温の熱エネル
ギー、シアン層の背景部には中温の熱エネルギーを選択
的に発生して、各層の色を一度に発色させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱エネルギーによ
り発色し電磁波の照射により発色性が停止される感熱光
応答性の記録紙にフルカラー画像を形成する画像形成方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、適宜のシート状の基材上に、
イエロー、マゼンタ、及びシアンの3層の感熱発色層が
形成されてなる用紙(記録紙)を用いて、フルカラーの
画像を記録(形成)する方法又は装置が知られている
(特公平4−10879、特公平6−51425)。
【0003】上記のイエロー又はマゼンタの発色層は、
カプラーと呼ばれる活性メチレンを分子内に持つ化合物
とジアゾニウム塩とがミクロン単位の微粒子として混在
した分散相を有する発色剤が一様に塗布されて形成され
てなる。カプラーは一定温度以上の熱により活性化して
化合物とジアゾニウム塩とが塩基性雰囲気下で反応して
イエロー色素又はマゼンタ色素を形成する。また、ジア
ゾニウム塩は特定波長の紫外線で分解してカプラーとの
反応機能を喪失するように構成される。そして、シアン
の発色層は、これもミクロン単位の微粒子のロイコ色素
と顕色剤とが混在した分散相からなる発色剤が一様に塗
布されて形成される。このシアン層は、一定温度以上の
熱により反応して発色する。
【0004】図7は、そのような記録紙(感熱光応答性
記録紙)を用いて画像形成する感熱記録装置の一例を示
している。同図に示す感熱記録装置は、ロール状に巻回
された記録紙1が紙送りローラ2を介してドラム3の周
面に密着して、この密着した記録紙1′がサーマルヘッ
ド4及び光源ユニット5の下方を、ドラム3により矢印
N又は矢印R方向へ搬送される。上記のサーマルヘッド
4は、ドラム3の長軸方向(紙面に垂直な方向)に沿っ
てライン状に形成され、光源ユニット5は、遮光部材か
らなる匡体5aの内部に、所定の周波数で発光する光源
5bが設けられ、その下方にはイエロー、及びマゼンタ
の2色に対応した夫々異なる波長を生成してその生成し
た光線を感熱記録材1′に照射するためのフィルタ5c
が設けられている。
【0005】先ず、サーマルヘッドが、最も低温で発色
する発色層(通常はイエローの発色層)に適する熱量に
てイエローの画像に対応して選択的に発熱しながら、紙
送りローラ2の順方向回転により矢印N方向に搬送され
る記録紙1′上に、イエロー画像を発色させる。そし
て、その記録紙1′を、イエロー画像の発色が完了した
紙面後端が光源ユニット5の下方に位置するまでそのま
ま送り出し、次に、紙送りローラ2を逆方向に回転させ
て矢印R方向に記録紙1′を搬送しながら、光源ユニッ
ト5が、光源5bから、フィルタ5cを介して、いま発
色した記録紙の1層目(イエロー発色層)にのみ作用す
るある特定の波長の紫外線を照射して、これ以上イエロ
ーが感熱反応をしないようにイエロー発色剤を分解す
る。すなわち上記発色したイエロー画像の背景部の発色
性を停止させる。これにより、イエロー画像が定着され
る。記録紙1′はそのまま上記イエロー画像の発色開始
位置まで矢印R方向に逆搬送される。
【0006】続けて、再び紙送りローラ2を順方向に回
転させ、記録紙1′を矢印N方向に搬送しながら、サー
マルヘッド4が、2番目に低い温度で発色する層(通常
はマゼンタの発色層)に適する熱量にてマゼンタの画像
に対応して選択的に発熱し、記録紙1′上にマゼンタ画
像を発色させる。この場合も、マゼンタ画像の発色が完
了した記録紙1′を、その画像後端が光源ユニット5の
下方に位置するまで送り出し、次に、紙送りローラ2を
逆方向に回転させて矢印R方向に記録紙1′を逆搬送し
ながら、光源ユニット5が、光源5bから、フィルタ5
cを介して、いま発色した2層目(マゼン発色層)にの
み作用するある特定の波長の紫外線を照射して、これ以
上マゼンタが感熱反応をしないようにマゼンタ発色剤を
分解する。すなわち上記発色したマゼンタ画像の背景部
の発色性を停止させる。これにより、イエロー画像の上
に重ねて形成されたマゼンタ画像が定着される。そのま
ま記録紙1′は再び最初の発色開始位置(イエロー画像
の発色位置)まで矢印R方向に逆搬送される。
【0007】次に、また紙送りローラ2を順方向に回転
させ、記録紙1′を矢印N方向に搬送しながら、サーマ
ルヘッド4が、最後の発色層(通常はシアンの発色層)
に適する高い熱量により、シアンの画像に対応して選択
的に発熱しながら、記録紙1′上にシアン画像を形成す
る。これにより、既に定着されているイエロー及びマゼ
ンタの2色の画像の上に更に重ねてシアンの画像が形成
されてフルカラーの画像が発現する。
【0008】このように、フルカラー画像を形成された
記録紙1′は、そのまま矢印N方向に搬送され、搬送方
向下流に配設されている送出ローラ6によりドラム3か
ら引き離されて排紙トレー7へと繰り出され、排紙トレ
ー7の搬送方向上流側端部近傍に配置されているカッタ
ー8によって裁断され、排紙トレー7上に順次積載され
る。
【0009】図8(a),(b),(c),(d) は、上述の感熱光応
答性記録紙をカット紙として用いるいわゆるページプリ
ンタ型の感熱記録装置の構成の例を示す図である。この
例では、先ず、サーマルヘッド10(先端の発熱体10
a)をプラテンローラ11から離した状態で、図8(a)
に示すように、図外右方の給紙ローラによって記録紙1
2を図の矢印Aで示すように左方の記録部へ搬送し、そ
の記録紙12の先端部をサーマルヘッド10とプラテン
ローラ11で挟むような位置にセットする。
【0010】続いて、サーマルヘッド10が記録紙12
を介してプラテンローラ11に圧接し、同図(b) に示す
ように、プラテンローラ11が図の矢印Nで示す反時計
回り方向に回転し、これと共に搬送ローラ13及び排紙
ローラ14が記録紙12を図の矢印Bで示すように下流
側(右方)に搬送し、サーマルヘッド10が上述の図7
の場合と同様に、1番目の低い温度でイエロー画像を発
色させる。
【0011】上記搬送ローラ13と排紙ローラ14間に
は、下部が開口した遮光性匡体15aとこの匡体15a
内に配設された2個の光源15b及び15cとからなる
光源ユニット15が配置されている。上記一方の光源1
5bはイエロー発色層にのみ作用するある特定の波長の
紫外線を照射し、他方の光源15cはマゼンタ発色層に
のみ作用するある特定の波長の紫外線を照射するように
構成されている。そして、サーマルヘッド10が記録紙
12にイエロー画像を発色させたときは、同図(b) に示
すように、光源15bが発光して、記録紙12の画像発
色面12′を照射し、イエロー画像を定着させる。
【0012】続いて、再びサーマルヘッド10の発熱体
10aをプラテンローラ11から離した状態で搬送ロー
ラ13を逆方向に回転させ、これと共に同図(c) に示す
ように、プラテンローラ11を図の矢印Rで示す時計回
り方向に回転させて、記録紙12を図の矢印Cで示すよ
うに右方(逆方向)へ搬送し、同図(a) と同じように記
録紙12の先端部をサーマルヘッド10とプラテンロー
ラ11で挟むような位置にセットする。このとき、光源
ユニット15の光源15a、15bはともに消灯してい
る。
【0013】次に、搬送ローラ13と排紙ローラ14を
順方向に回転させ、更にプラテンローラ11を、再び同
図(d) の矢印Nで示す反時計回り方向に回転させて、記
録紙12(12′)を搬送しながら、サーマルヘッド4
が、2番目に低い温度でマゼンタ画像を発色させる。そ
して、今度は光源ユニット15の光源15cが発光し
て、記録紙12の画像発色面12′を照射し、マゼンタ
画像を定着させる。
【0014】この後、同図(c) の場合と同様に記録紙1
2を逆方向に搬送し、続いて、同図(b) 又は同図(d) の
ように記録紙12を順方向に搬送しながら、サーマルヘ
ッド4が、1番高い温度でシアン画像を発色させる。こ
の場合は、光源ユニット15の光源15a、15bはと
もに消灯している。これによって、イエロー、マゼン
タ、及びシアンの画像が重なって発色した記録紙12′
が図外左方の排紙口から機外に排出される。
【0015】また、特公平4−10879に示される例
では、複数のサーマルヘッドがイエロー、マゼンタ、及
びシアンの記録(発色)を分担して行う方法が開示され
ているが、イエローを分担するサーマルヘッドでイエロ
ー画像を発色させて、このイエロー画像をイエロー用の
光源で光定着させ、次にマゼンタを分担するサーマルヘ
ッドでマゼンタを発色させ、このマゼンタ画像をマゼン
タ用の光源で光定着させ、そして、シアンを分担するサ
ーマルヘッドでシアン画像を発色させて、このシアン画
像をシアン用の光源で光定着させるものであり、感熱発
色の後に光定着を行うことを色毎に繰り返す原理は前述
した2例と同様である。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の例で
示したように、感熱光応答性記録紙を用いてカラー画像
を記録(形成)する感熱記録装置では、記録紙を往復搬
送させながら「イエロー画像の感熱記録」、「イエロー
画像の光定着」、「マゼンタ画像の感熱記録」、「マゼ
ンタ画像の光定着」、及び「シアン画像の感熱記録」と
5つの工程、又は、更に「シアン画像の光定着」という
6つの工程を行わなければならないから、用紙1枚のカ
ラー画像を完成するのに時間がかかるという問題が生じ
る。
【0017】また、上述したように、記録紙の順逆両方
向への搬送を繰り返すことで各色の発色開始位置に位置
ずれを生じ易い。このように各色の重なりに位置ずれが
生じると、画像がボケたり画面全体にモアレ縞が発生す
る等、画質を著しく低下させるという問題も発生する。
【0018】したがって、これらの問題を解決するため
には、記録紙の搬送機構を高精度で構成しなければなら
ないが、このような高精度な技術を用いる構成は製品コ
ストを押し上げるという問題を派生させる。
【0019】また、このようなカラー感熱紙(感熱光応
答性記録紙)に画像を印刷するためには、前述したよう
にサーマルヘッドのほかに、波長の異なる2段階の定着
用ランプ(一般的には蛍光管が用いられている)を必ず
必要としていた。定着用ランプの光を効率よく利用する
には記録紙に極力近づけるようして記録紙搬送経路に配
置する方が良いが、このように搬送経路に僅かでも記録
紙の円滑な走行を妨げるものがあっては搬送むらを生じ
易くなる。そうすると、上述したようにカラー印刷の場
合は画像形成に致命的な結果をもたらす虞がでてくる。
【0020】また、組み立ての生産性を考慮すると、定
着ランプは印字部から比較的離れた位置に配置しなけれ
ばならない。そして、カット紙を用いる記録装置では、
装置内で記録紙を往復搬送させて発色画像を光定着させ
るためには、つまり、記録紙の先端から後端まで全面を
定着させるためには、記録紙を紙送りローラから離さな
ければならない。しかし、記録紙が紙送りローラから離
れたのでは、2色目及び3色目の記録をするときに位置
ずれが発生してしまう。
【0021】このような位置ずれの発生を放置すること
はできないので、3色の発色完了まで記録紙の後端部を
紙送りローラによる把持から開放するわけにはいかな
い。したがって、記録紙の後端部は定着できないことに
なる。そのため、記録紙の後端部は余白とし画像を記録
せずに排紙の際にランプを点灯して定着をすることにな
る。したがって、紙送りローラと定着ランプまでの距離
が、そのまま記録紙後端の余白、つまり記録できない領
域となる。通常、この余白は無視できないほど大きい。
【0022】また、複数のサーマルヘッドを備えて、イ
エロー発色、光定着、マゼンタ発色、光定着、シアン発
色、光定着と多工程により画像形成を行うものは、処理
及び機構が複雑になって、近年要望の強い小型化には不
向きである。
【0023】本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、
感熱光応答性記録紙を用いて画像形成時間が短く位置ず
れを生じない小型の感熱記録装置で実行可能な画像形成
方法を実現することである。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は、熱エネルギー
により異なる色に発色し且つ異なる波長の電磁波の照射
に応答してその発色性が停止される複数の熱発色性材料
を支持体上に備えた感熱光応答性の記録紙を搬送し、こ
の搬送される上記記録紙に画像情報に基づいたカラー画
像を形成する画像形成方法に適用される。
【0025】本発明の画像形成方法は、上記異なる波長
の電磁波をドット状に上記記録紙に照射可能な複数の電
磁波発生装置と上記記録紙に熱エネルギーを加える加熱
装置とを備え、上記電磁波発生装置により画像部分の背
景部分をドット状に電磁波で照射して該背景部分の発色
性を停止させる工程と該電磁波の照射工程を実行した後
に上記加熱装置により上記記録紙に熱エネルギーを加え
て画像部分を発色させる工程とを含んで画像を形成す
る。
【0026】そして、例えば請求項2記載のように、上
記電磁波を照射する工程を上記複数の電磁波発生装置に
より順次行った後に上記加熱装置による熱エネルギーを
加える工程を行って上記記録紙への画像の形成を該記録
紙の順送り方向への一回の搬送工程のみで完了する。ま
た、例えば請求項3記載のように、上記電磁波発生装置
は異なる2色に対応して夫々設けられ、上記加熱装置に
より熱エネルギーを加える工程は上記記録紙に対し2段
階の熱エネルギーをドット状に選択的に加える工程を含
んでカラー画像の形成を行う。また、例えば請求項4記
載のように、上記電磁波発生装置は異なる3色に対応し
て夫々設けられ、上記加熱装置により熱エネルギーを加
える工程は上記記録紙に対し一様に熱エネルギーを加え
る工程を含んでカラー画像の形成を行う。また、例えば
請求項5記載のように、上記複数の熱発色性材料は、イ
エロー、マゼンタ、及びシアンの色を発色するよう構成
される。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は、第1の実施の形態に
おける感熱記録装置の主要部である記録部の構成を示す
側断面図である。同図に示すように、この感熱記録装置
の記録部は、先ず中央に、サーマルヘッド20と、この
サーマルヘッド20に対向してプラテンローラ21が配
設されている。
【0028】サーマルヘッド20は、プラテンローラ2
1の長軸方向と並行に配置され、螺旋ばね22を介して
支持部材23に支持されている。サーマルヘッド20は
放熱板からなる匡体19を有し、この匡体19のプラテ
ンローラ21との対向面先端に、発熱体24が長手方向
に延設されている。発熱体24は、画像記録の主走査方
向(サーマルヘッド20の長手方向)の最大画素数に対
応する数の発熱素子を列状に配置されて形成されてい
る。
【0029】この発熱体24の後方に近接して、M(マ
ゼンタ)用光ヘッド25及びY(イエロー)用光ヘッド
26が配設される。これらのM用光ヘッド25及びY用
光ヘッド26も、主走査方向に上記発熱体24の発熱素
子と同数の発光素子を夫々備えており、M用光ヘッド2
5は波長λ2 の電磁波を発光し、Y用光ヘッド26は波
長λ1 の電磁波を発光する。これらの発熱体24、M用
光ヘッド25及びY用光ヘッド26は、サーマルヘッド
20の後端に配設されているドライバIC(駆動用集積
回路)27によって夫々発熱駆動及び発光駆動される。
ドライバIC27は接続ケーブル28を介して不図示の
制御装置に接続されている。
【0030】このサーマルヘッド20とプラテンローラ
21との対向部に、記録紙30が、図外右方の給紙装置
により図の矢印Eで示すように給紙される。この記録部
は、非記録時には支持部材23が上方に移動してサーマ
ルヘッド20がプラテンローラ21から離隔し、記録時
には支持部材23が上から降下して螺旋ばね22の付勢
力によりサーマルヘッド20の発熱体24が記録紙30
を介してプラテンローラ21に圧接する。
【0031】プラテンローラ21の記録紙搬送方向下流
側には、記録紙を支持して案内するガイド32が配設さ
れる。ガイド32は、サーマルヘッド20とプラテンロ
ーラ21との対向部に潜り込むように、記録搬送方向上
流側が先細に伸びている。この先細に伸び出した先端部
分で記録紙30を下方から支持して、記録紙30の記録
面を、サーマルヘッド20のM用光ヘッド25及びY用
光ヘッド26へ限度一杯に近接させている。
【0032】図2(a),(b),(c) は、上記構成の感熱記録
装置による記録紙30の発色の態様を示す図であり、印
字部の正面断面図(図1において左方から右方を見た断
面図)である。尚、この記録紙30は、感熱光応答性記
録紙であり、イエロー層30−1、マゼンタ層30−
2、及びシアン層30−3の3層の感熱発色層が、シー
ト状の基材30−4の上に均等に被着し、それらの上
(イエロー層30−1の上)に耐熱保護層30−0が被
着して形成されている。上記のイエロー層30−1、マ
ゼンタ層30−2、及びシアン層30−3の感熱発色層
は、夫々特定の波長の電磁波で発色性が停止するように
構成されている。また、耐熱保護層30−0は広い範囲
の波長の電磁波を透過させる高い透光性を有している。
【0033】上記の記録紙30が図1に示す記録部に搬
送されてきて、所定の記録開始位置から記録が開始され
る。先ず、図2(a) に示すように、Y(イエロー)用光
ヘッド26の各発光素子が、イエローの画像情報の背景
部(ネガティブ画像)のデータに応じて選択的に発光し
て波長λ1 の電磁波を放射する。これにより、イエロー
層30−1の画像の背景部となる部分(同図(a) の斜線
ドット33−2、33−3、33−6、33−8参照)
が、不活性になって発色が禁止される。
【0034】続いて、同図(b) に示すように、M(マゼ
ンタ)用光ヘッド25の発光素子が、マゼンタの画像情
報の背景部のデータに応じて選択的に発光して波長λ2
の電磁波を放射する。これにより、マゼンタ層30−2
の画像の背景部となる部分(同図(b) の斜線ドット34
−1、34−2、34−4、34−6参照)が、不活性
になって発色が禁止される。
【0035】次に、発熱体24の発熱素子24aが、同
図(c) に示すように、高温(図には黒べたで示す)と中
温(図には斜線で示す)の2段階の熱エネルギーを発生
する。高温の熱エネルギーはシアン層30−3の画像情
報に応じて発生される。これにより、シアン層30−3
の画像が発色すると共に(同図(c) の黒ドット35−
1、35−3、35−5、35−6参照)、これらと重
なって発色すべきイエロー画像が発色し(同図(c) の黒
ドット33−1、33−5参照)、さらに、同様に重な
って発色すべきマゼンタ画像が発色する(同図(c) の黒
ドット34−3、34−5参照)。
【0036】一方、シアン層30−3を発色させること
のない中温の熱エネルギーは、そのシアン層30−3の
画像とは重ならない(つまり、シアン画像の背景部と重
なる)イエロー層30−1及びマゼンタ層30−2のい
ずれかの画像情報に応じて発生される。これにより、シ
アン画像とは重ならないイエロー画像が発色(同図(c)
の黒ドット33−4、33−7参照)すると共に同じく
シアン画像とは重ならないマゼンタ画像が発色する(同
図(c) の黒ドット34−7、34−8参照)。
【0037】これにより、図1に示す記録紙30が、同
図の矢印Eに示すように右方から左方へ搬送されなが
ら、Y用光ヘッド26、M用光ヘッド25、及び発熱体
24を順次通過して出てきたときには、イエロー、マゼ
ンタ、及びシアンの画像の発色が完了していて、フルカ
ラーの画像が形成されている。つまり記録紙30の一回
の搬送でフルカラーの画像を形成することができる。
【0038】また、図1に示すように、上記フルカラー
の記録に関るM用光ヘッド25及びY用光ヘッド26
が、プラテンローラ21と共同で記録紙30を挟持して
記録紙30の姿勢を保持している発熱体24に極めて近
接した位置に配設されるので、記録紙30の前端部近傍
から画像記録を開始させることができ、同様に記録紙3
0の後端部についても端部近傍まで画像記録を継続する
ことができる。したがって、記録紙30の前後の余白を
大きくとる必要は全く無い。
【0039】尚、上記の記録紙30の前後の余白につい
ての定着(発色剤を不活性にして発色を停止させる)
は、上記の例では余白部分のみM用光ヘッド25及びY
用光ヘッド26を全点灯させることによって行う。この
場合の例ではシアン層30−3の定着はできないが、通
常に家庭などで個人的に使用する例えばテープラベル等
に利用する場合では、シアン層の定着が行われていなく
ても、充分に利用に耐え得るものである。
【0040】図3に、第2の実施の形態として、記録紙
の余白部分の定着をシアン層まで完全に行うサーマルヘ
ッドの構成を示す。同図には図1と同一の構成部分には
図1と同一の番号を付与して示している。図3に示すよ
うに、サーマルヘッド20′は、発熱体24とM用光ヘ
ッド25の間にランプ36が匡体19内に埋め込まれて
構成される。ランプ36は、所定の複数の波長の電磁波
を含む光を放射する蛍光管を備えている。この蛍光管
は、断面がかまぼこ状の外形になる反射板で取り囲ま
れ、そのかまぼこ状の反射板の下部開口から複数波長の
電磁波を狭い範囲に放射する。この照射は、記録紙30
が記録部に搬入されてきたとき、例えば図の距離Fで示
す長さだけ継続して行われてから消灯される。これによ
り、距離Fの余白部分のイエロー、マゼンタ、シアンの
各層の発色が停止されて定着される。この消灯により電
磁波の照射されない直後の部分は、既にY用光ヘッド2
6及びM用光ヘッド25により選択的に波長λ1 又は波
長λ2 の照射を受けて発色可能な潜像を形成している。
以後、図2(a),(b),(c) の場合と同様にしてフルカラー
の画像が形成される。そして、記録紙30の搬送終了間
際の後端部分で再びランプ36が点灯され、後端部の余
白が定着される。
【0041】図4は、第3の実施の形態における上記同
様に記録紙の余白部分の定着をシアン層まで完全に行う
サーマルヘッドの構成を示す図である。同図も、図1と
同一の構成部分には図1と同一の番号を付与して示して
いる。図4に示すサーマルヘッド20″は、発熱体24
とM用光ヘッド25の間にC(シアン)用光ヘッド37
が配設される。すなわち、発熱体24に近接して、C用
光ヘッド37、M用光ヘッド25、及びY用光ヘッド2
6が多段式に並設される。ここで新たに配設されたC用
光ヘッド37は波長λ3 の電磁波を発光する。
【0042】図5(a),(b),(c),(d) は、上記構成のサー
マルヘッド20″を備えた感熱記録装置による記録紙3
0の発色の態様を示す印字部の正面断面図である。記録
紙30の構成は第1及び第2の実施の形態における場合
と同様である。この場合も記録紙30が図4に示す記録
部に搬送されてきて、所定の記録開始位置から記録が開
始される。
【0043】先ず、図5(a) に示すように、Y(イエロ
ー)用光ヘッド26の各発光素子が、イエローの画像情
報の背景部のデータに応じて選択的に発光して波長λ1
の電磁波を放射する。これにより、イエロー層30−1
の画像の背景部となる部分(同図(a) のイエロー層30
−1の斜線ドット参照)が不活性になって発色が禁止さ
れる。
【0044】続いて、同図(b) に示すように、M(マゼ
ンタ)用光ヘッド25の発光素子が、マゼンタの画像情
報の背景部のデータに応じて選択的に発光して波長λ2
の電磁波を放射する。これにより、マゼンタ層30−2
の画像の背景部となる部分(同図(b) のマゼンタ層30
−2の斜線ドット参照)が不活性になって発色が禁止さ
れる。
【0045】更に、同図(c) に示すように、C(シア
ン)用光ヘッド37の発光素子が、シアンの画像情報の
背景部のデータに応じて選択的に発光して波長λ3 の電
磁波を放射する。これにより、シアン層30−3の画像
の背景部となる部分(同図(c)のシアン層30−3の斜
線ドット参照)が不活性になって発色が禁止される。
【0046】次に、発熱体24が、シアン層30−3を
発色させる高温の熱エネルギーを一様に発生する。これ
により、同図(d) に示すように、各層の同図(a),(b),
(c) で発色を禁止されていなかった部分(画像部分、白
ドットで示す部分)が、一斉に発色する(同図(d) の黒
ドット部分)。
【0047】これにより、図4に示す記録紙30が、同
図の矢印Hに示す右方から左方へ搬送されながら、Y用
光ヘッド26、M用光ヘッド25、C用光ヘッド37、
及び発熱体24を順次通過して出てきたときには、イエ
ロー、マゼンタ、及びシアンの画像の発色が完了したフ
ルカラーの画像が形成されている。つまり記録紙30の
一回の搬送でフルカラーの画像を形成することができ
る。
【0048】また、この場合も、図4に示すように、上
記フルカラーの記録に関るC用光ヘッド37、M用光ヘ
ッド25、及びY用光ヘッド26が、記録紙30をプラ
テンローラ21と共同で挟持し、その姿勢を保持してい
る発熱体24に極めて近接した位置に配設されるので、
記録紙30の前端部近傍から画像記録を開始させること
ができ、同様に記録紙30の後端部についても端部近傍
まで画像記録を継続することができ、これにより、記録
紙30の前後の余白を小さく形成できる。そして、この
記録紙30の前後の余白の定着は、C用光ヘッド37、
M用光ヘッド25、及びY用光ヘッド26を全点灯させ
て行う。この例ではシアン層30−3も完全に定着でき
る。
【0049】図6は、上述したように感熱光応答性の記
録紙30に対して各色毎に画像背景部への電磁波照射を
順次行って画像背景部の発色性を止めてから感熱発色を
行わせる方式を、各種の用紙全般にわたって搬送性向の
安定したベルト搬送方式の記録装置に適用した例を示す
図である。同図に示す記録装置40は、装置本体前面に
開いた給紙トレー41に載置した記録紙Pを、給紙ロー
ラ42により装置本体内に1枚毎搬入する。装置本体内
には、略中央に図の矢印Jで示す反時計回り方向に循環
移動する搬送ベルト43が張設されており、上記搬入さ
れた記録紙Pは、この搬送ベルト43に静電的に吸着さ
れ、極めて安定した状態で、下流側(図の左方)へと搬
送される。搬送ベルト43の上循環部の上方には、搬送
方向に沿って上流側から多段式にY用光ヘッド44、M
用光ヘッド45、及びC用光ヘッド46が並設される。
上記下流側へ搬送されていく記録紙Pに、Y用光ヘッド
44、M用光ヘッド45、及びC用光ヘッド46による
画像背景部のデータに応じた発色禁止の照射が順次行わ
れる。これらの光ヘッドの下流側には、熱発色部47が
配設される。熱発色部47は、上記3色の背景部発色禁
止処理を施されて搬送されてくる記録紙Pに、シアン層
の発色に対応する高い熱エネルギーを一様に与えて各層
の画像部を発色させ、フルカラーの画像を形成する。フ
ルカラー画像の形成された記録紙Pは、排紙ローラ48
により、後部排紙口49から画像面を上にして排出され
る。或は上部の排紙トレー51上に画像面を下向きにし
て排出される。これら各部の制御は電装部52に配設さ
れる制御回路基板の制御部によって制御される。
【0050】尚、上述した第2の実施の形態におけるサ
ーマルヘッドのランプの構成を、往復搬送によって各色
の発色を得る従来型の感熱記録装置に用いても良い結果
が得られる。すなわち、サーマルヘッドとランプが一体
となるので、組み立てが容易となり、したがって、生産
性が向上する。また、サーマルヘッドの記録部(発熱
体)とランプの距離を最小にすることができるので、記
録紙の印刷不可領域(余白)を縮小でき、したがって、
無駄のない均整のとれた画像面を形成することが可能と
なる。また、記録紙と密着するサーマルヘッドにランプ
が一体なので、ランプを記録紙に限度一杯に近接させる
ことができ、したがって、定着効率が向上する。
【0051】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、感熱光応答性の記録紙に対し色毎に画像背景部へ
の電磁波照射を順次行って画像背景部の発色性を止めて
から感熱発色を行わせるので、全ての色を記録紙の一回
の搬送工程で発色させることができ、したがって、フル
カラー画像の印刷を高速に行うことが可能となる。ま
た、記録紙の一回の搬送工程で全ての色を発色させるの
で、色重ねのために記録紙を往復搬送する必要がなくな
り、したがって、記録紙の位置ずれがなく、これによ
り、高い品質のフルカラー画像を形成することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態における感熱記録装置の主要
部である記録部の構成を示す側断面図である。
【図2】(a),(b),(c) は図1の感熱記録装置による記録
紙の発色の態様を示す印字部の正面断面図(図1におい
て左方から右方を見た断面図)である。
【図3】第2の実施の形態における記録紙の余白部分の
定着をシアン層まで完全に行うサーマルヘッドの構成を
示す図である。
【図4】第3の実施の形態における記録紙の余白部分の
定着をシアン層まで完全に行うサーマルヘッドの構成を
示す図である。
【図5】(a),(b),(c),(d) は図4のサーマルヘッドを備
えた感熱記録装置による記録紙の発色の態様を示す印字
部の正面断面図である。
【図6】記録紙をベルトで搬送する方式の感熱記録装置
に本発明の記録方法を適用した例を示す図である。
【図7】従来の感熱光応答性記録紙を用いて画像形成を
行う感熱記録装置の一例を示す図である。
【図8】(a),(b),(c),(d) は従来の感熱光応答性記録紙
をカット紙として用いるいわゆるページプリンタ型の感
熱記録装置の構成の例を示す図である。
【符号の説明】
1 記録紙 1′ 密着した記録紙 2 紙送りローラ 3 ドラム 4 サーマルヘッド 5 光源ユニット 5a 匡体 5b 光源 5c フィルタ 6 送出ローラ 7 排紙トレー 8 カッター 10 サーマルヘッド 10a 発熱体 11 プラテンローラ 12 記録紙 13 搬送ローラ 14 排紙ローラ 15 光源ユニット 15b、15c 光源 19 匡体 20 サーマルヘッド 21 プラテンローラ 22 螺旋ばね 23 支持部材 24 発熱体 25 M(マゼンタ)用光ヘッド 26 Y(イエロー)用光ヘッド 27 ドライバIC(駆動用集積回路) 28 接続ケーブル 30 記録紙 30−0 耐熱保護層 30−1 イエロー層 30−2 マゼンタ層 30−3 シアン層 30−4 基材 32 ガイド 33−2、33−3、33−6、33−8 イエロー層
の不活性背景部分 33−1、33−4、33−5、33−7 イエロー層
の発色部分 34−1、34−2、34−4、34−6 マゼンタ層
の不活性背景部分 34−3、34−5、34−7、34−8 マゼンタ層
の発色部分 35−1、35−3、35−5、35−6 シアン層の
発色部分 36 ランプ 37 C(シアン)用光ヘッド 40 記録装置 41 給紙トレー P 記録紙 42 給紙ローラ 43 搬送ベルト 44 Y用光ヘッド 45 M用光ヘッド 46 C用ヘッド 47 熱発色部 48 排紙ローラ 49 後部排紙口 51 排紙トレー 52 電装部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱エネルギーにより異なる色に発色し且
    つ異なる波長の電磁波の照射に応答してその発色性が停
    止される複数の熱発色性材料を支持体上に備えた感熱光
    応答性の記録紙を搬送し、この搬送される前記記録紙に
    画像情報に基づいたカラー画像を形成する画像形成方法
    において、 前記異なる波長の電磁波をドット状に前記記録紙に照射
    可能な複数の電磁波発生装置と、前記記録紙に熱エネル
    ギーを加える加熱装置と、を備え、 前記電磁波発生装置により画像部分の背景部分をドット
    状に電磁波で照射して該背景部分の発色性を停止させる
    工程と、 該電磁波の照射工程を実行した後に前記加熱装置により
    前記記録紙に熱エネルギーを加えて画像部分を発色させ
    る工程と、 を含んで画像を形成することを特徴とする画像形成方
    法。
  2. 【請求項2】 前記電磁波を照射する工程を前記複数の
    電磁波発生装置により順次行った後に、前記加熱装置に
    よる熱エネルギーを加える工程を行って、前記記録紙へ
    の画像の形成を該記録紙の順送り方向への一回の搬送工
    程のみで完了することを特徴とする請求項1記載の画像
    形成方法。
  3. 【請求項3】 前記電磁波発生装置は異なる2色に対応
    して夫々設けられ、前記加熱装置により熱エネルギーを
    加える工程は、前記記録紙に対し2段階の熱エネルギー
    をドット状に選択的に加える工程を含んでカラー画像の
    形成を行うことを特徴とする請求項1又は2記載の画像
    形成方法。
  4. 【請求項4】 前記電磁波発生装置は異なる3色に対応
    して夫々設けられ、前記加熱装置により熱エネルギーを
    加える工程は前記記録紙に対し一様に熱エネルギーを加
    える工程を含んでカラー画像の形成を行うことを特徴と
    する請求項1又は2記載の画像形成方法。
  5. 【請求項5】 前記複数の熱発色性材料は、イエロー、
    マゼンタ、及びシアンの色を発色するよう構成されるこ
    とを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の画像形成
    方法。
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