JPH11203201A - キャッシュメモリの配置方法およびデータ記憶システム - Google Patents

キャッシュメモリの配置方法およびデータ記憶システム

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JPH11203201A
JPH11203201A JP10002400A JP240098A JPH11203201A JP H11203201 A JPH11203201 A JP H11203201A JP 10002400 A JP10002400 A JP 10002400A JP 240098 A JP240098 A JP 240098A JP H11203201 A JPH11203201 A JP H11203201A
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cache memory
data
volatile cache
volatile
disk
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Kenji Mori
健治 森
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Hitachi Ltd
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F12/00Accessing, addressing or allocating within memory systems or architectures
    • G06F12/02Addressing or allocation; Relocation
    • G06F12/08Addressing or allocation; Relocation in hierarchically structured memory systems, e.g. virtual memory systems
    • G06F12/0802Addressing of a memory level in which the access to the desired data or data block requires associative addressing means, e.g. caches
    • G06F12/0866Addressing of a memory level in which the access to the desired data or data block requires associative addressing means, e.g. caches for peripheral storage systems, e.g. disk cache
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    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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    • G06F12/02Addressing or allocation; Relocation
    • G06F12/08Addressing or allocation; Relocation in hierarchically structured memory systems, e.g. virtual memory systems
    • G06F12/0802Addressing of a memory level in which the access to the desired data or data block requires associative addressing means, e.g. caches
    • G06F12/0806Multiuser, multiprocessor or multiprocessing cache systems
    • G06F12/0813Multiuser, multiprocessor or multiprocessing cache systems with a network or matrix configuration

Abstract

(57)【要約】 【課題】 上位装置側のパス数や記憶装置数の増大に起
因するキャッシュメモリへのアクセスのボトルネックを
解消する。 【解決手段】 上位装置側の複数のチャネルI/F4を
制御する複数のチャネルI/F制御回路1と、ディスク
ドライブユニット10における複数のディスクドライブ
8を制御する複数のディスク制御回路7との間に、上位
装置側からの書き込みデータが格納される不揮発キャッ
シュメモリ12と、ディスクドライブ8から読出された
データが一時的に格納される揮発キャッシュメモリ13
を別個に設置するとともに、不揮発キャッシュメモリ1
2は、複数のデータ転送経路に共通に集中して設置し、
揮発キャッシュメモリ13は、いくつかのデータ転送経
路毎に分散して配置し、不揮発キャッシュメモリ12お
よび複数の揮発キャッシュメモリ13の各々の容量やス
ループットを個別に設定可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャッシュメモリ
の配置技術およびデータ記憶技術に関し、特に、上位装
置と記憶装置との間に設けられた複数の情報転送経路に
て並列的に情報の授受が行われるデータ記憶システム等
に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図13は、考えられる従来のディスク制
御装置109および配下のディスクドライブユニット1
10からなるディスクサブシステムの構成の一例を示す
概念図である。従来のディスク制御装置109では、ホ
スト側の入出力制御を行うチャネル制御回路101と、
ディスクドライブ側の入出力制御を行うディスク制御回
路107との間に、キャッシュメモリアクセスバス10
5およびキャッシュメモリアクセスバス106を介して
アクセスされるキャッシュメモリを配置する構成が一般
的である。このとき、キャッシュメモリは、電源障害に
起因するデータ喪失に備えた不揮発キャッシュメモリ1
02、またキャッシュメモリの障害時の補償用としての
揮発キャッシュメモリ103、を持ち単純な2重系とし
て使用していた。この場合、装置の対ホストに対するパ
ス104や、ディスクドライブ108の数が増加した場
合、全データアクセスにおいて2つの不揮発キャッシュ
メモリ102および揮発キャッシュメモリ103にアク
セスが発生し、キャッシュメモリにアクセス集中するた
め、ディスク制御装置109の性能におけるボトルネッ
クとなる。
【0003】しかし従来のディスク制御装置109では
対ホストに対するパス104、ディスクドライブ108
の数が図13の様に4チャネル、8ドライブパス程度と
少なく、この様な方式である程度の性能を確保できるた
め、この様な方式が取られてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】今後ディスク制御装置
当たりの容量の増加、高機能化により、制御を行うディ
スクドライブの数が多くなり、また装置のホストに対す
るパス数が増加すると考えられる。
【0005】この様な制御装置を従来の方法で構成した
場合、キャッシュメモリへのアクセスが集中し、キャッ
シュメモリが制御装置のボトルネックとなる。このボト
ルネックを解消するためには、キャッシュメモリを分散
配置する方法が考えられる。この時、従来の様にそれぞ
れ障害に備え不揮発キャッシュメモリを含む2重系のキ
ャッシュメモリを用意する必要があり、この様なもので
分散キャッシュを構成すると実装的に困難で、また価格
的にも高価となる。
【0006】本発明の目的は、キャッシュメモリを経由
したデータ転送のスループットを向上させることが可能
なキャッシュメモリの配置技術およびデータ記憶技術を
提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、不揮発キャッシュメ
モリと揮発キャッシュメモリとが混在する構成のキャッ
シュメモリにおけるコスト削減を実現することが可能な
キャッシュメモリの配置技術およびデータ記憶技術を提
供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、不揮発キャッシュメ
モリと揮発キャッシュメモリとが混在する構成のキャッ
シュメモリにおける実装効率の向上を実現することが可
能なキャッシュメモリの配置技術およびデータ記憶技術
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、ライト時の
データを保証するための不揮発キャッシュメモリを1箇
所に配置する。またリードの効率を上げるために、複数
のアクセスができる様に揮発キャッシュメモリを分散配
置する。この分散配置される揮発キャッシュメモリはリ
ード時のみに使用し、データが万一電源切断等で揮発し
てもディスクからリードできるため、揮発性のメモリ媒
体で構成可能である。
【0010】また、ディスク制御装置等の記憶制御装置
ではリード/ライトの比率は対称でなく、リード4に対
しライト1程度で使用される場合が多い。この性質を利
用するとメモリ容量はリード/ライトの比率により不揮
発キャッシュメモリはリード用の揮発キャッシュメモリ
ほど大きくしなくても、性能に対して影響しない。また
スループットも不揮発キャッシュメモリはリード用の揮
発キャッシュメモリより小さくできる。しかし分散配置
するリード用の揮発キャッシュメモリの容量は敏感に性
能に対して影響するため、不揮発キャッシュメモリより
も容量を大きくする必要がある。この様に、キャッシュ
メモリの配置を分散と集中の2つの組で、それぞれの容
量を要求される性能に応じた値に設定することでキャッ
シュメモリを最適量にすることができ、またこれにより
実装的、価格的にも有利に、低価格で高性能化を図るこ
とができる。
【0011】今後、ディスク制御装置当たりの容量の増
加、高機能化により、制御を行うディスクドライブの数
が多くなり、また装置のホストに対するパスが増加する
と考えられる。
【0012】その場合、本発明では、複数のパスに対し
て不揮発キャッシュメモリを1箇所に集中的に配置し、
揮発キャッシュメモリを、たとえば、一つあるいは幾つ
かのパス毎に分散配置する。これら揮発キャッシュメモ
リを分散することにより、同時に対キャッシュメモリ転
送が可能となり、多チャネル、多ドライブ化への対応時
に1つのキャッシュメモリに集中することなく高いスル
ープットをもたらすことができる。また分散するキャッ
シュメモリは揮発性でよいため実装的にも有利で、また
低価格で構成可能である。さらに増設単位を分散配置さ
れる揮発キャッシュメモリのサイズを単位とすることに
より、自由なスループット構成を採ることが可能とな
る。この様なキャッシュメモリの構成とすることで、た
とえば複数パス構成のシステムにおいて低価格で高性能
化を図ることが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0014】図1は本発明のキャッシュメモリの配置方
法が実施されるデータ記憶サブシステムの構成の一例を
示す概念図である。本実施の形態では、データ記憶サブ
システムの一例として、ディスクサブシステムに適用し
た場合を例に採って説明する。
【0015】図1に例示される本実施の形態のディスク
サブシステムは大きく、ディスク制御ユニット9、ディ
スクドライブユニット10、の2つのユニットより構成
されている。ディスク制御ユニット9は、複数のチャネ
ルI/F制御回路1(1a〜1d)、複数のデータパス
スイッチ11(11a〜11b)、不揮発キャッシュメ
モリ12、複数の揮発キャッシュメモリ13(13a〜
13d)、複数のディスク制御回路7(7a〜7h)、
より構成され、ディスクドライブユニット10は複数の
ディスクドライブ8(8a〜8h)より構成されてい
る。
【0016】図1において、複数のチャネルI/F制御
回路1a〜1dの各々は、複数のチャネルI/F4(4
a〜4d)を介して図示しないチャネル装置や中央処理
装置(CPU)等のホスト装置に個別に接続され、チャ
ネルI/F4のプロトコル制御、データ変換、データ転
送を行う。
【0017】複数のデータパススイッチ11は、複数の
パス2(2a〜2h)および複数のパス3(3a〜3
h)を介して接続されている複数のチャネルI/F制御
回路1と、不揮発キャッシュメモリ12および揮発キャ
ッシュメモリ13との間におけるデータの流れの経路を
切り替える役目をはたす。
【0018】複数の揮発キャッシュメモリ13は、複数
のパス5(5a〜5h)を介して複数のディスク制御回
路7に接続され、複数のディスク制御回路7は、複数の
パス6(6a〜6h)を介してディスクドライブユニッ
ト10に接続されている。
【0019】不揮発キャッシュメモリ12は、ホスト側
からのライト時のデータを格納するために用いる。これ
はライト処理の高速化の目的で、ホスト側からのライト
コマンドに対して、不揮発キャッシュメモリ12への書
き込みが完了した時点で、ディスクドライブ8に書き込
む前に、完了を返す制御を行うためで、万一、ディスク
ドライブ8にデータを書き込む前に停電で装置が停止し
た際のデータを、この不揮発キャッシュメモリ12でバ
ックアップする目的に使用する。また、この不揮発キャ
ッシュメモリ12に書き込む時は、可能な限り、同時に
揮発キャッシュメモリ13に書き込みを行うようにデー
タパススイッチ11で経路の設定を行う。
【0020】揮発キャッシュメモリ13は主にリードデ
ータのキャッシュメモリとして働き、ディスクドライブ
8からデータをリードした際に、この揮発キャッシュメ
モリ13にデータを格納しておき、2回目以降に同じデ
ータに対するリードに対してはディスクドライブ8から
データをリードするのではなく、揮発キャッシュメモリ
13からリードすることにより高速化を図る目的に用い
る。このためこの揮発キャッシュメモリ13は停電等に
より記憶データが揮発した場合でもディスクドライブに
データが保存されているため、揮発性のメモリ媒体で構
成する事が可能である。
【0021】ディスク制御回路7は、パス6を介してデ
ィスクドライブ8に接続されており、ディスクドライブ
8の制御を行うのに用いる。1つのディスク制御回路7
は2つのディスクドライブ制御用のパスを有し、これに
より万一の障害発生時にも交代パスを使用することによ
りディスクドライブ8へのアクセスが可能である。また
通常時は2パスを有効に使用することで高速化の機能も
はたす。
【0022】ディスクドライブ8は、データを格納する
のに使用され、ディスクドライブ8へのアクセスパスは
高速化、高信頼化のための2つの経路を有する。
【0023】すなわち、本実施の形態の場合には、ディ
スクドライブユニット10を構成する複数のディスクド
ライブ8は、いくつかのグループ(本実施の形態では一
例として4つ)に系列化され、各系列は、複数のパス6
a〜6b、パス6c〜6d、パス6e〜6f、パス6g
〜6h、をそれぞれ介して、多重経路でディスク制御ユ
ニット9に接続されている。また、複数のパス6a〜6
hの各々におけるデータ転送は、複数のディスク制御回
路7a〜7hの各々にて独立に制御される。
【0024】以下、本実施の形態のキャッシュメモリの
配置方法およびディスクサブシステムの作用の一例につ
いて説明する。
【0025】図2はCPUからのリードコマンドの実行
時のデータフローの一例を示した概念図である。この図
2では、たとえばチャネルI/F制御回路1aにデータ
リードコマンドがチャネルI/F4aを介してCPUか
ら入った場合について説明する。
【0026】まず、チャネルI/F制御回路1aでCP
Uからのコマンドを認識する。この結果リードコマンド
であることがわかる。その後、どのディスクドライブ8
のデータかを判別し、判別結果に応じて、たとえば、デ
ータパススイッチ11aにおいて切り替え、チャネルI
/F制御回路1aと揮発キャッシュメモリ13aとを結
合状態とする。
【0027】次にデータがキャッシュメモリ上にあるか
の判定を行う。この判定はチャネルI/F制御回路1a
で行う。この結果、対象データがキャッシュメモリ上に
ある(キャッシュヒット)と判定した場合には、データ
フロー16の様に揮発キャッシュメモリ13aよりチャ
ネル制御回路1aにデータをデータパススイッチ11a
通じて転送することで読み出し、チャネルI/F制御回
路1aがチャネルI/F4aを介してホスト(CPU)
にデータを転送し、リードコマンドが終了する。
【0028】もしアクセス対象データが揮発キャッシュ
メモリ13a上に無い(キャッシュミス)場合は、デー
タフロー17の様にディスク制御回路7a経由でディス
クドライブ8aのリードを行い、データをデータパスス
イッチ11aを通じて転送し読み出す。この際、同時に
データを揮発キャッシュメモリ13aにライトする。こ
れにより2回目以降のデータリードに対してはキャッシ
ュヒットとなりアクセスの高速化を図ることができる。
【0029】図3はCPUからのライトコマンドの実行
時のデータフローの一例を示した概念図である。チャネ
ルI/F制御回路1aにチャネルI/F4aを介してデ
ータライトコマンドがCPUから入った場合について説
明する。
【0030】まずチャネルI/F制御回路1aでCPU
からのコマンドを認識する。この結果ライトコマンドで
あることがわかる。この後ライト対象がどのディスクド
ライブ8かを判別し、判別結果に応じてデータパススイ
ッチ11aを切り替え、たとえば、チャネルI/F制御
回路1aと不揮発キャッシュメモリ12および揮発キャ
ッシュメモリ13aを結合状態とする。
【0031】チャネルI/F制御回路1aからのデータ
をデータフロー21の様に同時に揮発キャッシュメモリ
13a、不揮発キャッシュメモリ12に転送する。これ
によりライトデータは不揮発キャッシュメモリ12上に
ライトされるとともに、分散キャッシュメモリ13aに
転送される。この後にパス5aを介してディスク制御回
路7aにもライトデータが転送され、さらにパス6aを
介して目的のディスクドライブ8aに転送されることに
よって当該ディスクドライブ8aにデータが書き込まれ
る。
【0032】次に、停電が発生した場合の動作について
説明する。チャネルI/F制御回路1aがデータを受け
取り、データフロー22の様に不揮発キャッシュメモリ
12に転送が完了した時点でチャネルI/F制御回路1
aはCPUに対しコマンド完了を返す。このためCPU
ではデータ書き込みが完了したと判断することになる。
しかしこの時点ではディスク制御ユニット9内にデータ
が在り、まだディスクドライブ8aに書き込まれていな
い状態にある。このとき停電が発生すると、転送が完了
した不揮発キャッシュメモリ12と揮発キャッシュメモ
リ13a上の内、揮発キャッシュメモリ13a上のデー
タは消えてしまう。この後、電源が復旧した時に、未書
き込みのデータが不揮発キャッシュメモリ12上に存在
するかの確認を行い、ディスク制御ユニット9内のデー
タのディスクドライブ8aへの書き込みが再開される。
この時、データフロー23の様に不揮発キャッシュメモ
リ12からのデータは、データパススイッチ11aか
ら、パス3a、揮発キャッシュメモリ13a、パス5
a、ディスク制御回路7a、パス6a、を通じて目的の
ディスクドライブ8aへ転送される。
【0033】図4は複数のリード/ライト発生時のデー
タフローの一例を示す概念図である。
【0034】これはチャネルI/F制御回路1aにはチ
ャネルI/F4aを介してライトコマンドの要求が、他
のチャネルI/F制御回路1b、1c、1dにはチャネ
ルI/F4b、4c、4dを介してリードコマンドの要
求があった場合の処理の一例を示す図である。
【0035】まず、チャネルI/F制御回路1aの動作
について説明する。チャネルI/F制御回路1aはライ
トコマンドを実行するため、データパススイッチ11a
を制御して不揮発キャッシュメモリ12と揮発キャッシ
ュメモリ13aへのパスを選択する。そしてCPUから
のライトデータはデータフロー34の様に、パス2a、
データパススイッチ11aを経由して不揮発キャッシュ
メモリ12に転送され、同時に、パス2a、データパス
スイッチ11a、パス3a、揮発キャッシュメモリ13
a、パス5aを介してディスク制御回路7aに転送さ
れ、さらにパス6aを経由してディスクドライブ8aに
書き込まれる。
【0036】次にチャネルI/F制御回路1b、1cの
動作について説明する。チャネルI/F制御回路1bで
リードコマンドを実行するため、データパススイッチ1
1aは揮発キャッシュメモリ13bを選択する。この
時、データパススイッチ11aはチャネルI/F制御回
路1aとチャネルI/F制御回路1bの2つの要求に応
じ同時に2種類のパスを形成できる。そしてリード対象
のデータが揮発キャッシュメモリ13bに存在した場合
(キャッシュヒット)、データフロー35の様に、揮発
キャッシュメモリ13bからパス3c、パス2cを経由
してチャネルI/F制御回路1bへデータ転送が行われ
る。
【0037】また、チャネルI/F制御回路1cではリ
ードコマンドを実行するため、データパススイッチ11
bは揮発キャッシュメモリ13cを選択する。そしてリ
ード対象のデータが揮発キャッシュメモリ13cに存在
した場合(キャッシュヒット)、データフロー36の様
に、揮発キャッシュメモリ13cから、パス3f、パス
2fを経由してチャネルI/F制御回路1cへデータ転
送が行われる。
【0038】最後にチャネルI/F制御回路1dの動作
について説明する。チャネルI/F制御回路1dでリー
ドコマンドを実行するため、データパススイッチ11b
は揮発キャッシュメモリ13dを選択する。この揮発キ
ャッシュメモリ13dに対象データが存在しない場合
(キャッシュミス)、データフロー37の様にパス5h
を経由してディスク制御回路7hにリード要求が入り、
パス6hを経由してディスクドライブ8dから読出され
たリードデータは揮発キャッシュメモリ13dにライト
されながら、パス3h、パス2hを経由してチャネルI
/F制御回路1dに転送される。この様に揮発キャッシ
ュメモリ13を、パス毎に13a〜13dのように分散
配置することにより、複数のパスに対するデータ転送を
同時に行うことが可能となる。
【0039】図5は複数のリード/ライトが特定のディ
スクドライブ(たとえばディスクドライブ8d)に集中
した場合のデータフローの一例を示す概念図である。
【0040】これはチャネルI/F制御回路1a、1b
にライトコマンド、チャネルI/F制御回路1c、1d
にリードコマンドの要求があった場合の図である。
【0041】まずチャネルI/F制御回路1aの動作に
ついて説明する。データフロー43の様に、チャネルI
/F制御回路1aはライトコマンドを実行するため、デ
ータパススイッチ11aを不揮発キャッシュメモリ12
と揮発キャッシュメモリ13cへのパスを選択する。し
かしこの時、リードコマンド等によりディスク制御回路
7gが使用されている場合は、不揮発キャッシュメモリ
12までの転送のみを先に行い、その後、ディスク制御
回路7gが空いてから、停電時と同じ様に不揮発キャッ
シュメモリ12から、揮発キャッシュメモリ13cを経
由してディスク制御回路7gにデータを転送し、ディス
クドライブ8dに書き込む。図5の例の場合は、ディス
ク制御回路7gが空いているため同時に転送を行う。
【0042】ホストに対するコマンドの終了報告はディ
スクドライブ8dに書き込みが完了する前に、不揮発キ
ャッシュメモリ12に書込んだ時点で行う。基本的には
不揮発キャッシュメモリ12へは確実に書き込み、その
時、ディスク制御回路7gへのパスが空いている場合は
同時にディスク制御回路7gへの転送を行う処理とす
る。
【0043】チャネルI/F制御回路1bの動作につい
ても同様に、データフロー44の様に一時的に不揮発キ
ャッシュメモリ12に書き込みを行い、その後、ディス
ク制御回路7hが空いてから不揮発キャッシュメモリ1
2から、揮発キャッシュメモリ13dを経由してディス
ク制御回路7hにデータを転送し、ディスクドライブ8
dに書き込む。この例では不揮発キャッシュメモリ12
に対する書き込みは、2つのチャネルI/F制御回路1
a、1bよりのライト要求が競合するがこれは順番に行
う。
【0044】次にチャネルI/F制御回路1cの動作に
ついて説明する。チャネルI/F制御回路1cでリード
コマンドを実行するため、データパススイッチ11bが
揮発キャッシュメモリ13dを選択する。そしてリード
対象のデータが揮発キャッシュメモリ13dに存在した
場合(キャッシュヒット)、データフロー45の様に揮
発キャッシュメモリ13dから、パス3h、パス2fを
経由してチャネルI/F制御回路1cへデータ転送が行
われる。
【0045】もし揮発キャッシュメモリ13dに目的の
データが存在しない場合(キャッシュミス)は、パス6
h、ディスク制御回路7h、パス5h、揮発キャッシュ
メモリ13d、パス3hを経由してディスクドライブ8
dよりデータを読み出す。
【0046】チャネルI/F制御回路1dについても同
様に、データフロー46の様に、まず揮発キャッシュメ
モリ13dにリード対象のデータがあるかの確認を行
い、ある場合(キャッシュヒット)には揮発キャッシュ
メモリ13dより転送を行い、無い場合(キャッシュミ
ス)はディスクドライブ8dよりデータを読み出す。こ
の時、リードコマンドが競合するが、これは順番に行
う。
【0047】従来の技術では、この様な場合、単一のデ
ィスクドライブに対するリード、ライトでも分散したデ
ィスクドライブに対するアクセスでも、キャッシュメモ
リに対するアクセスの競合が発生し、待ちが多くなるこ
とになり、性能低下の原因となった。
【0048】しかし本実施の形態では、分散したディス
クドライブに対するアクセスでは競合は発生せず高性能
が得られる。また図5の様に1つのディスクドライブ8
dに対するアクセスが集中するケースは、短いアクセス
が多数発生するトランザクション処理では少ないため、
リード時の特定の揮発キャッシュメモリに対するアクセ
スの集中は少ないといえる。また集中管理するメモリと
して不揮発キャッシュメモリ12がありライト時にアク
セスが集中するが、ライトの比率が一般的にリードに比
べ4分の1程度のため、それほどの問題にはならない。
そのため、これにより不揮発キャッシュメモリ12の容
量も他の揮発キャッシュメモリ13a〜13dの総和に
比べて少なくてすみ、低価格で高性能なディスクサブシ
ステムを実現することが可能となる。
【0049】ここでキャッシュメモリのサイズ、スルー
プットに関する説明を行う。図5の様に不揮発キャッシ
ュメモリ12を1つ、また揮発キャッシュメモリ13
を、一例として13a、13b、13c、13dの4組
み持った構成の場合を考える。ライトとリードに対する
比率を1:3とする。これによりに不揮発キャッシュメ
モリ12のサイズ、スループットはリードに用いる複数
の揮発キャッシュメモリ13(13a〜13d)の等価
サイズ、スループットの4分の1程度ですむことにな
り、実装的、価格的に都合がよい。
【0050】次に複数個の揮発キャッシュメモリ13a
〜13dから構成される揮発キャッシュメモリ13のサ
イズ、スループットについて考える。この時、複数の揮
発キャッシュメモリ13a〜13dの各々のカーバー範
囲がディスクドライブパス(パス5aと5b、パス5c
と5d、パス5eと5f、パス5gと5h)とした場
合、このディスクドライブパスに対する集中の度合いで
その値が決まる。図5の様にパス5a〜5hの8組で構
成され、それぞれの競合がないとする場合、等価スルー
プットそのもので良いが、平均2つの競合が発生すると
した場合は等価スループットの2倍の性能が必要になっ
てくる。またサイズに関しては、単純には組み数(パス
5の数)で割れば良いが、データの分散の程度により値
が異なる。一部に集中した場合を想定した場合にはその
分多く持つことでキャッシュメモリの効果を引き出すこ
とができる。これは確率的に値を決めることになる。
【0051】ところで、本実施の形態のように、不揮発
キャッシュメモリ12と、揮発キャッシュメモリ13
(13a〜13d)とを分散して配置し、不揮発キャッ
シュメモリ12に対するデータ書き込みが完了した時点
でホスト側に書き込み完了を応答する構成では、不揮発
キャッシュメモリ12への書き込みデータが、必ずしも
直ちに揮発キャッシュメモリ13やディスクドライブ8
に反映されているとは限らない。このため、未反映の間
にリード要求が発生した場合には、最新のデータが、不
揮発キャッシュメモリ12、揮発キャッシュメモリ1
3、ディスクドライブ8のいずれに存在するかを判別す
る操作が必要となる。
【0052】本実施の形態では、一例として、図6に例
示されるような制御情報を用いて、このような判別操作
を行う。
【0053】すなわち、不揮発キャッシュメモリ12で
は、たとえばアクセス単位のエントリ毎に、NVS管理
フラグ50(VN )を設ける。本実施の形態の場合、V
N が“0”のとき、当該エントリの書き込みデータは揮
発キャッシュメモリ13に未反映であり、“1”のとき
は反映済である。
【0054】また、揮発キャッシュメモリ13では、た
とえばアクセス単位のエントリ毎に、CM管理フラグ5
1(V,A)を設ける。本実施の形態の場合、Vが
“0”のとき、当該エントリのデータに対して、不揮発
キャッシュメモリ12に未反映のデータが存在し、Vが
“1”のときは存在しない。また、Aが“0”のとき、
当該エントリの書き込みデータはディスクドライブ8上
に未反映の状態にあり、Aが“1”のときは反映済であ
る。
【0055】なお、CM管理フラグ51においては、電
源投入直後は、格納データが消失しているが、この状態
では、全エントリのVおよびAは、ともに“0”の状態
にあり、この状態では、キャッシュミスと判定され、デ
ィスクドライブ8上からのデータリードが実行される。
そして、不揮発キャッシュメモリ12に存在するディス
クドライブ8に未反映のデータの当該ディスクドライブ
8への書き込み操作や、ディスクドライブ8から読出さ
れたデータの格納操作によって、VおよびAは後述のよ
うに変化する。
【0056】そして、データ書き込みに際しては、たと
えば、図7のフローチャートに例示されるように、ホス
ト側(チャネルI/F制御回路1)から到来する書き込
みデータを、不揮発キャッシュメモリ12に書き込んだ
のち、NVS管理フラグ50のVN を“0”にセットし
(ステップ201)、さらにCM管理フラグ51のVを
“0”にセットする(ステップ202)。その後、ホス
ト側にライト完了を応答する(ステップ203)。な
お、ステップ202ではCM管理フラグ51のVの操作
のために揮発キャッシュメモリ13へのアクセスが発生
するが通常のデータ転送とは異なり、わずかなフラグビ
ットの操作のみであるため、オーバーヘッドは少ない。
【0057】たとえば、上述の図5の例のように、不揮
発キャッシュメモリ12以下への書き込みデータの転送
は、任意契機でよく、たとえば、図8のフローチャート
例示されるような手順にて行われる。
【0058】すなわち、まず、NVS管理フラグ50の
N が“0”のエントリを不揮発キャッシュメモリ12
から検索し(ステップ301)、当該データを、揮発キ
ャッシュメモリ13に転送した後、CM管理フラグ51
のVを“1”にセットする(ステップ302)。さら
に、揮発キャッシュメモリ13からディスクドライブ8
上に書き込みデータを転送した後、CM管理フラグ51
のAを“1”にセットする(ステップ303)。最後
に、NVS管理フラグ50のVN を“1”にセットする
(ステップ304)。この一連の操作は任意契機で実行
可能である。
【0059】一方、任意の契機で発生するホスト側から
のリード要求の処理は、一例として、図9に例示される
フローチャートのようにして行われる。
【0060】すなわち、リード要求が発生すると、まず
該当する揮発キャッシュメモリ13のCM管理フラグ5
1がチェックされ(ステップ401)、A=1かつV=
0の場合には、リード要求されたデータに対応した未反
映の書き込みデータが不揮発キャッシュメモリ12に存
在すると判定して、不揮発キャッシュメモリ12からデ
ータを読出してホストに転送する(ステップ404)。
【0061】また、ステップ401において、A=1か
つV=0でないと判定された場合には、さらに、A=0
かつV=1、または、A=1かつV=1か否かを調べ
(ステップ402)、この条件が成立する場合には、揮
発キャッシュメモリ13のキャッシュヒットとして、揮
発キャッシュメモリ13内のデータを読出してホスト側
に転送する(ステップ405)。
【0062】ステップ401、ステップ402のいずれ
の条件にも合致しない場合には、キャッシュミスと判定
し、ディスクドライブ8からデータを読み出し、揮発キ
ャッシュメモリ13に書き込みつつ、ホスト側にデータ
を転送し、CM管理フラグ51のAおよびVを“1”に
セットする(ステップ403)。
【0063】このようなNVS管理フラグ50およびC
M管理フラグ51を用いた一連の処理により、データ書
き込み要求に際してのデータ書き込み動作が、不揮発キ
ャッシュメモリ12以下の揮発キャッシュメモリ13、
さらにディスクドライブ8のどのレベルで未実行である
か否かに関係なく、ホスト側からのリード要求に対し
て、最新データのリードを的確に実行可能であり、たと
えば、最新の書き込みデータが未反映の古いデータを誤
って読出してホスト側に転送する、等の障害の発生を確
実に回避することができる。
【0064】また、このような管理に際してアクセスさ
れるデータは、高々数ビットであるため、NVS管理フ
ラグ50およびCM管理フラグ51の操作に起因するオ
ーバーヘッドはリード/ライト処理のスループットには
ほとんど影響しない。
【0065】以上説明したように、本実施の形態のキャ
ッシュメモリの配置方法およびデータ記憶システムによ
れば、複数のチャネルI/F4やパス2を備えた多チャ
ネルパス化、ディスクドライブユニット10におけるデ
ィスクドライブ8の数量の増大によって多ディスクドラ
イブ化されたディスク制御ユニット9の構成において、
揮発キャッシュメモリ13をいくつかの経路毎に分散配
置することで、高スループット化が可能となり、さら
に、揮発キャッシュメモリ13とは別個に不揮発キャッ
シュメモリ12を集中的に配置して管理することで、不
揮発キャッシュメモリ12および揮発キャッシュメモリ
13の各々のサイズを最適に設定することができ、実装
面で有利に、また低価格で高性能なディスク制御ユニッ
ト9、すなわち、ディスクサブシステムを実現すること
が可能となる。
【0066】なお、不揮発キャッシュメモリおよび揮発
キャッシュメモリの分散配置方法としては、図1に例示
された方法に限らず、たとえば、図10〜図12に例示
された構成を用いることもできる。なお、図10〜図1
2において図1と共通な構成要素には共通の符号を付し
て説明は割愛する。
【0067】すなわち、図10の場合には、ホスト側の
複数のチャネルI/F制御回路1a〜1dと、ディスク
ドライブ8側の複数のディスク制御回路7a〜7dと
が、別個に配置される不揮発キャッシュメモリ12およ
び揮発キャッシュメモリ13を介して接続される構成と
したものである。このような構成においても、上述の図
1に例示される構成における効果とともに、揮発キャッ
シュメモリ13の制御回路をより簡略化できる、という
利点がある。
【0068】図11の場合は、ホスト側の複数のチャネ
ルI/F制御回路1a〜1dと、ディスクドライブ8側
の複数のディスク制御回路7a〜7fとの間をデータパ
ススイッチ11を介して接続した構成において、ディス
クドライブ8毎に系列をなす、複数のディスク制御回路
7a,7b、7c,7d、7e,7f、の各系列毎に、
互いに独立な不揮発キャッシュメモリ12および揮発キ
ャッシュメモリ13の組を配置したものである。この図
11の構成の場合には、ディスクドライブ8の系列毎
に、不揮発キャッシュメモリ12および揮発キャッシュ
メモリ13の組み合わせにおける容量やスループットの
組み合わせの最適化を実現できる、という利点がある。
【0069】図12の場合には、図11におけるデータ
パススイッチ11を省略するとともに、ディスクドライ
ブ8の各系列が、いわゆるRAIDにおけるパリティグ
ループを構成し、各パリティグループ毎に、互いに独立
な不揮発キャッシュメモリ12および揮発キャッシュメ
モリ13の組を分散して配置したものである。この場合
には、たとえば各パリティグループ毎に稼働状況が異な
る場合に、当該各パリティグループ毎の不揮発キャッシ
ュメモリ12および揮発キャッシュメモリ13の組み合
わせにおける容量やスループットの組み合わせの最適化
を実現できる、という利点がある。
【0070】以上本発明者によってなされた発明を実施
の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施
の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0071】たとえば、データ記憶システムとしてはデ
ィスクサブシステムに限らず、記憶階層を有する一般の
データ記憶システムに広く適用することができる。
【0072】
【発明の効果】本発明のキャッシュメモリの配置方法に
よれば、キャッシュメモリを経由したデータ転送のスル
ープットを向上させることができる、という効果が得ら
れる。
【0073】また、本発明のキャッシュメモリの配置方
法によれば、不揮発キャッシュメモリと揮発キャッシュ
メモリとが混在する構成のキャッシュメモリにおけるコ
スト削減を実現することができる、という効果が得られ
る。
【0074】また、本発明のキャッシュメモリの配置方
法によれば、不揮発キャッシュメモリと揮発キャッシュ
メモリとが混在する構成のキャッシュメモリにおける実
装効率の向上を実現することができる、という効果が得
られる。
【0075】また、本発明のデータ記憶システムによれ
ば、キャッシュメモリを経由したデータ転送のスループ
ットを向上させることができる、という効果が得られ
る。
【0076】また、本発明のデータ記憶システムによれ
ば、不揮発キャッシュメモリと揮発キャッシュメモリと
が混在する構成のキャッシュメモリにおけるコスト削減
を実現することができる、という効果が得られる。
【0077】また、本発明のデータ記憶システムによれ
ば、不揮発キャッシュメモリと揮発キャッシュメモリと
が混在する構成のキャッシュメモリにおける実装効率の
向上を実現することができる、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキャッシュメモリの配置方法が実施さ
れるデータ記憶サブシステムの構成の一例を示す概念図
である。
【図2】本発明のキャッシュメモリの配置方法が実施さ
れるデータ記憶サブシステムにおけるリードコマンドの
実行時のデータフローの一例を示した概念図である。
【図3】本発明のキャッシュメモリの配置方法が実施さ
れるデータ記憶サブシステムにおけるライトコマンドの
実行時のデータフローの一例を示した概念図である。
【図4】本発明のキャッシュメモリの配置方法が実施さ
れるデータ記憶サブシステムにおける複数のリード/ラ
イト発生時のデータフローの一例を示す概念図である。
【図5】本発明のキャッシュメモリの配置方法が実施さ
れるデータ記憶サブシステムにおいて、複数のリード/
ライトが特定のディスクドライブに集中した場合のデー
タフローの一例を示す概念図である。
【図6】本発明のキャッシュメモリの配置方法が実施さ
れるデータ記憶サブシステムにおいて用いられる制御情
報の一例を示す説明図である。
【図7】本発明のキャッシュメモリの配置方法が実施さ
れるデータ記憶サブシステムにおけるデータ書き込み処
理の一例を示すフローチャートである。
【図8】本発明のキャッシュメモリの配置方法が実施さ
れるデータ記憶サブシステムにおけるデータ書き込み処
理の一例を示すフローチャートである。
【図9】本発明のキャッシュメモリの配置方法が実施さ
れるデータ記憶サブシステムにおけるデータ読み出し処
理の一例を示すフローチャートである。
【図10】本発明のキャッシュメモリの配置方法が実施
されるデータ記憶サブシステムの変形例を示す概念図で
ある。
【図11】本発明のキャッシュメモリの配置方法が実施
されるデータ記憶サブシステムの変形例を示す概念図で
ある。
【図12】本発明のキャッシュメモリの配置方法が実施
されるデータ記憶サブシステムの変形例を示す概念図で
ある。
【図13】考えられる従来の、ディスク制御装置および
配下のディスクドライブユニットからなるディスクサブ
システムの構成の一例を示す概念図である。
【符号の説明】
1(1a〜1d)…チャネルI/F制御回路、2(2a
〜2h)…パス、3(3a〜3h)…パス、4(4a〜
4d)…チャネルI/F、5(5a〜5h)…パス、6
(6a〜6h)…パス、7(7a〜7h)…ディスク制
御回路、8(8a〜8h)…ディスクドライブ、9…デ
ィスク制御ユニット(記憶制御装置)、10…ディスク
ドライブユニット(記憶装置)、11(11a,11
b)…データパススイッチ、12…不揮発キャッシュメ
モリ、13(13a〜13d)…揮発キャッシュメモ
リ、16,17…データフロー、21〜23…データフ
ロー、34〜37…データフロー、43〜46…データ
フロー、50…NVS管理フラグ、51…CM管理フラ
グ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置と、前記上位装置との間で授受
    される情報が格納される記憶装置との間に配置され、前
    記情報を一時的に保持するキャッシュメモリの配置方法
    であって、 前記キャッシュメモリを不揮発キャッシュメモリおよび
    揮発キャッシュメモリにて構成し、前記不揮発キャッシ
    ュメモリは集中的に配置し、前記揮発キャッシュメモリ
    は分散して配置することを特徴とするキャッシュメモリ
    の配置方法。
  2. 【請求項2】 上位装置と、前記上位装置との間で授受
    される情報が格納される記憶装置との間に配置され、前
    記情報を一時的に保持するキャッシュメモリの配置方法
    であって、 前記キャッシュメモリを不揮発キャッシュメモリおよび
    揮発キャッシュメモリにて構成し、 前記不揮発キャッシュメモリの容量と、前記揮発キャッ
    シュメモリの容量とが異なるように設定する第1の方
    法、 前記不揮発キャッシュメモリのスループットと、前記揮
    発キャッシュメモリのスループットとが異なるように設
    定する第2の方法、 の少なくとも一方の方法を用いることを特徴とするキャ
    ッシュメモリの配置方法。
  3. 【請求項3】 上位装置との間で授受される情報が格納
    される記憶装置と、前記記憶装置と前記上位装置との間
    における前記情報の授受を制御する記憶制御装置と、前
    記上位装置と前記記憶装置との間に配置され、前記情報
    が一時的に格納されるキャッシュメモリとを含むデータ
    記憶システムであって、 前記キャッシュメモリは、不揮発キャッシュメモリおよ
    び揮発キャッシュメモリからなり、 前記不揮発キャッシュメモリは集中的に配置され、前記
    揮発キャッシュメモリは分散して配置される第1の構
    成、 前記不揮発キャッシュメモリの容量と、前記揮発キャッ
    シュメモリの容量とが異なる第2の構成、 前記不揮発キャッシュメモリのスループットと、前記揮
    発キャッシュメモリのスループットとが異なる第3の構
    成、 の少なくとも一つの構成を備えたことを特徴とするデー
    タ記憶システム。
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