JP2003173295A - ディスク制御装置のキャッシュメモリ配置構成 - Google Patents

ディスク制御装置のキャッシュメモリ配置構成

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不揮発性キャッシュメモリを分散配置して高
スループット化を可能とし、そのキャッシュメモリの容
量を最適化してディスク制御装置の性能改善を図るこ
と。 【解決手段】 上位装置に接続されたチャネルI/F制
御回路1、データの流れを切り替えるデータパススイッ
チ11を有するチャネル制御ユニット12と、ディスク
ドライブ8、ディスクドライブを制御するディスク制御
回路7、データパススイッチとディスク制御回路に介在
するキャッシュメモリ13を有するディスク制御ユニッ
ト9と、を備えたディスク制御装置であって、キャッシ
ュメモリはディスク制御回路毎に設けられ且つディスク
ドライブ毎に一対のディスク制御回路が設けられ、ディ
スクドライブ毎に設けられた一対のキャッシュメモリ1
3,23とディスク制御回路7,26は、互いにたすき
掛け接続をもされているディスク制御装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数のディスクド
ライブを有するディスクドライブユニットと、チャネル
制御I/F回路、キャッシュメモリ、キャッシュメモリ
アクセスパス及びディスク制御回路を有する制御回路
と、を備えたディスク制御装置に関し、特にディスク制
御装置におけるキャッシュメモリの配置構成に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のディスク制御装置を示す図
である。図6において、1はチャネル制御I/F回路、
2は不揮発キャッシュメモリ、3は揮発キャッシュメモ
リ、4はチャネルI/F、5はキャッシュメモリアクセ
スパス(1)、6はキャッシュメモリアクセスパス
(2)、7はディスク制御回路、8はディスクドライ
ブ、10はディスクドライブユニット、をそれぞれ表
す。ディスク制御装置とは、図6で点線の上段枠の制御
装置と、下段枠のディスクドライブユニットとを含めた
全体構成を云う。
【0003】従来のディスク制御装置では揮発キャッシ
ュメモリ3と電源障害に備え不揮発に構成された不揮発
キャッシュメモリ2を持ち、二重系として使用してい
た。この場合、ディスク制御装置の対ホストCPUに対
するパスや、ディスクドライブ8の数が増加した場合、
全データアクセスにおいて2つの揮発キャッシュメモリ
3と不揮発キャッシュメモリ2にアクセスが集中するた
め、制御装置(図6の点線上段枠の構成)の性能におけ
るボトルネックとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】今後、ディスク制御装
置当たりの容量の増加、高機能化により、制御を行うデ
ィスクドライブの数が多くなり、またディスク制御装置
のホストに対するパス数が増加すると考えられる。この
ようなディスク制御装置を従来の方法で構成した場合、
キャッシュメモリへのアクセスが更に一層集中し、キャ
ッシュメモリが制御装置の制御にとってボトルネックと
なる。
【0005】本発明の目的は、キャッシュメモリを分散
配置して高スループット化を可能とし、不揮発性キャッ
シュメモリの容量を最適化してディスク制御装置の性能
改善を図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は次のような構成を採用する。上位装置に接
続されたチャネルI/F制御回路、データの流れを切り
替えるデータパススイッチを有するチャネル制御ユニッ
トと、ディスクドライブ、前記ディスクドライブを制御
するディスク制御回路、前記データパススイッチと前記
ディスク制御回路に介在するキャッシュメモリを有する
ディスク制御ユニットと、を備えたディスク制御装置で
あって、前記キャッシュメモリは前記ディスク制御回路
毎に設けられ且つ前記ディスクドライブ毎に一対のディ
スク制御回路が設けられ、前記ディスクドライブ毎に設
けられた前記一対のキャッシュメモリとディスク制御回
路は、互いにたすき掛け接続をもされているディスク制
御装置。
【0007】また、前記ディスク制御装置において、前
記ディスクドライブは、単一のディスクドライブの他
に、複数の並置したディスクドライブからなるディスク
ドライブグループを含むディスク制御装置。
【0008】また、前記ディスク制御装置において、前
記一対のキャッシュメモリを前記ディスクドライブグル
ープ毎に複数設けて分散配置するディスク制御装置。
【0009】また、前記ディスク制御装置において、前
記分散配置したキャッシュメモリは前記ディスクドライ
ブグループのドライブ容量に応じて可変するディスク制
御装置。
【0010】また、前記ディスク制御装置において、前
記キャッシュメモリは不揮発性メモリとするディスク制
御装置。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態に係るディスク
制御装置について、図1〜図5を参照しながら以下説明
する。図1は本発明の実施形態に係る分散配置不揮発キ
ャッシュメモリを用いたディスク制御装置の全体構成を
示す図である。
【0012】図1において、ディスク制御装置は、大き
く、チャネル制御ユニット12とディスク制御ユニット
9の2つのユニットより構成されている。チャネル制御
ユニット12は、複数のチャネルI/F制御回路1、デ
ータパススイッチ11より構成され、ディスク制御ユニ
ット9はペアとなる分散配置不揮発キャッシュメモリ1
3、ディスク制御回路7、及びディスクドライブ8(単
一のディスクドライブの他に、複数のディスクドライブ
からならドライブグループを含む)より構成されてい
る。
【0013】図1のチャネルI/F制御回路1は対ホス
トCPU(ディスク制御装置の上位装置であり、不図示
である)に接続され、チャネルI/F4のプロトコル制
御、データ変換、データ転送を行う。データパススイッ
チ11は、これに接続されているチャネルI/F制御回
路1、分散配置不揮発キャッシュメモリ13へのデータ
流れの経路を切り替える役割を果たすものである。
【0014】分散配置不揮発キャッシュメモリ13はデ
ィスクドライブ8からデータをリードした際にこの分散
配置不揮発キャッシュメモリ13にデータを格納してお
き、2回目以降に同じデータに対するリード(Rea
d)に対してはディスクドライブ8からデータをリード
するのではなく、分散配置不揮発キャッシュメモリ13
からリードすることにより高速化をはかる目的に用い
る。
【0015】ライト(Write)時はこの分散配置不
揮発キャッシュメモリ13の2つにデータがライトされ
た時点でホストに対して完了を返す制御を行うことによ
り高速化がおこなえる。分散配置不揮発キャッシュメモ
リ13に書かれたデータはディスク制御回路7によりデ
ィスクドライブ8にデータが保存される。
【0016】分散配置不揮発キャッシュメモリ13に不
揮発メモリ素子を使用するため、万一デイスクドライブ
8にデータを書込む前に停電等が発生した場合でも分散
配置不揮発キャッシュメモリ13のデータは保持され
る。また、分散配置不揮発キャッシュメモリ13は容量
を可変化することが可能であり、ディスクドライブ8の
容量により最適化することによって性能を向上させるこ
とも可能である。
【0017】ディスク制御回路7はディスクドライブ8
に接続されており、ディスクドライブ8の制御を行うの
に用いる。ディスク制御回路7は分散配置不揮発キャッ
シュメモリ13と相互にペアで接続されており、これに
より万一の障害発生時にも交代パスを使用することによ
り、ディスクドライブ8へのアクセスが可能である。ま
た、通常時は2パスを有効に使用することで高速化の機
能もはたす。ディスクドライブ8はデータを格納するの
に使用され、ディスクドライブ8へのアクセスパスは高
速化、高信頼化のために2つの経路を有する。
【0018】このように、本実施形態を示す図1の構成
は、ディスクドライブ毎に又はディスクドライブユニッ
ト(ディスクドライブグループ)毎に不揮発性キャッシ
ュメモリを設けてアクセスの集中を防ぎ、更に、不揮発
性キャッシュメモリをペア(一対)で設けることによっ
て障害発生時の対策を図っているものである。
【0019】図2はホストCPUからのリードコマンド
実行時のデータフローを示した図である。チャネルI/
F制御回路1にデータリードコマンドがホストCPUか
ら入った場合について説明する。まずチャネルI/F制
御回路1でホストCPUからのコマンドを認識する。そ
の結果リードコマンドであることがわかる。その後、リ
ード要求がどのディスクドライブ8に対するものか判別
し、データパススイッチ11を切替え、チャネルI/F
制御回路1と分散配置不揮発キャッシュメモリ13を結
合状態にする。
【0020】次に、目的のデータがキャッシュメモリ上
にあるかの判定をおこなう。この判定はディスク制御回
路7により行なう。この結果、データフロー14のよう
に対象データが分散配置不揮発キャッシュメモリ13上
にあると判定した場合には分散配置不揮発キャッシュメ
モリ13よりチャネル制御I/F回路1にデータをデー
タパススイッチ11を通じて転送し、読み出しチャネル
I/F制御回路1がホストCPUにデータを転送し、リ
ードコマンドが終了する。
【0021】仮に、アクセス対象データが分散配置不揮
発キャッシュメモリ13上に無い場合は、データフロー
15のようにディスク制御回路7経由でディスクドライ
ブ8のリードを行い、データをデータパススイッチ11
を通じて転送して読み出す。この際、同時にデータを分
散配置不揮発キャッシュメモリ13にライトする。これ
により2回目以降のデータリードに対しアクセスの高速
化をはかることができる。
【0022】図3はCPUからのライトコマンド実行時
のデータフローを示した図である。チャネルI/F制御
回路1にデータライトコマンドがCPUから入った場合
について説明する。まずチャネルI/F制御回路1でホ
ストCPUからのコマンドを認識する。この結果ライト
コマンドであることがわかる。この後ライト対象がどの
ディスクドライブかを判別し、データパススイッチ11
を切り替え、チャネルI/F制御回路1と分散配置不揮
発キャッシュメモリ13を結合状態とする。
【0023】チャネルI/F制御回路1からのデータを
データフロー16のように同時に分散配置不揮発キャッ
シュメモリ13に転送する。このときデータフロー17
のようにライトデータをペアとなる分散揮発キャッシュ
メモリ19上にも2重ライトする。これによりディスク
ドライブ8に転送完了前に停電や分散揮発キャッシュメ
モリ13に障害が発生した場合でもペアとなる分散揮発
キャッシュメモリ19にデータがライトされているた
め、データを失うことが回避可能である。この後にディ
スク制御回路7にも転送され、ディスクドライブ8に転
送される。これによりディスクにデータを書き込む。
【0024】次に、停電が発生した場合の動作について
説明する。まず、チャネルI/F制御回路1がデータを
受け取り、分散配置不揮発キャッシュメモリ13に転送
完了時点でチャネルI/F制御回路1はCPUに対しコ
マンド完了を返す。このためCPUではデータ書き込み
が完了したと判断することになる。しかしこの時点では
ディスク制御装置内にデータが在り、まだディスクドラ
イブ8に書き込まれていない状態にある。このとき停電
が発生してもデータは不揮発キャッシュメモリ13にラ
イトされているためデータは保持されている。この後電
源が復旧した時に、未書き込みのデータが分散配置不揮
発キャッシュメモリ13上に存在するかの確認を行い、
ディスク制御装置内のデータをディスクドライブ8への
書き込みが再開される。この時、図3に示すデータフロ
ー18のように分散配置不揮発キャッシュメモリ13か
らのデータをディスク制御7がディスクドライブ8に書
込む。
【0025】図4は2つのホストCPUからの同一ディ
スクグループのリードコマンド実行時のデータフローを
示した図である。まず第一のチャネルI/F制御回路1
にデータリードコマンドがホストCPUから入った場合
について説明する。まずチャネルI/F制御回路1でホ
ストCPUからのコマンドを認識する。その結果リード
コマンドであることがわかる。その後、リード要求がど
のディスクドライブ8に対するものか判別し、データパ
ススイッチ11を切替え、チャネルI/F制御回路1と
分散不揮発キャッシュメモリ13を結合状態にする。
【0026】次に、目的のデータがキャッシュメモリ上
にあるかの判定をおこなう。この判定はディスク制御回
路7により行なう。この結果データフロー20のように
対象データが分散不揮発キャッシュメモリ13上にある
と判定した場合には、分散不揮発キャッシュメモリより
チャネル制御回路1にデータをデータパススイッチ11
を通じて転送し読み出しチャネルI/F制御回路1がホ
ストCPUにデータを転送し、リードコマンドが終了す
る。
【0027】仮に、アクセス対象データが分散キャッシ
ュメモリ13上に無い場合は、データフロー21のよう
にディスク制御回路7経由でディスクドライブ8のリー
ドを行い、データをデータパススイッチ11を通じて転
送し読み出す。この際、同時にデータを分散キャッシュ
メモリ13にライトする。これにより2回目以降のデー
タリードに対しアクセスの高速化をはかる。
【0028】次に、第二のチャネルI/F制御回路22
にデータリードコマンドがホストCPUから入った場合
について説明する。まずチャネルI/F制御回路22で
ホストCPUからのコマンドを認識する。その結果リー
ドコマンドであることがわかる。その後、リード要求が
どのディスクドライブ8に対するものか判別し、データ
パススイッチ11を切替え、チャネルI/F制御回路2
2と分散不揮発キャッシュメモリ23を結合状態にす
る。
【0029】次に、目的のデータがキャッシュメモリ上
にあるかの判定をおこなう。この判定はディスク制御回
路26により行なう。この結果データフロー24のよう
に対象データが分散キャッシュメモリ23上にあると判
定した場合には、当該キャッシュメモリ23よりチャネ
ル制御回路1にデータをデータパススイッチ11を通じ
て転送し読み出しチャネルI/F制御回路1がホストC
PUにデータを転送し、リードコマンドが終了する。も
しアクセス対象データが分散キャッシュメモリ23上に
無い場合は、第一で使用していないもう一方のディスク
制御回路26経由でデータフロー25のように、ディス
クドライブ8のリードを行い、データをデータパススイ
ッチ11を通じて転送し読み出す。この際、同時にデー
タを分散キャッシュメモリ23にライトする。これによ
り第一のコマンドの時と同じく2回目以降のデータリー
ドに対しアクセスの高速化をはかる。
【0030】なお、図4では2つのホストCPUから同
一ディスクグループの同一ディスクに逐次的にリードし
た状況を示しているが、同一ディスクグループへの異な
るディスクへの同時的なリードについても同様に可能で
ある。
【0031】図5は4つのホストCPUから同一ディス
クグループに2つのリードコマンドを実行時のデータフ
ロー、前記ディスクグループと異なるディスクグループ
にリードコマンドとライトコマンドを実行時のデータフ
ローを示す図である。2つのホストCPUからの同一デ
ィスクグループのリードコマンド実行時は、図4の実施
形態における説明と同様に、データフロ−20、21、
24、25になる。ここでは異なるディスクグループに
対する2つのリードコマンドとライトコマンド実行時に
ついて説明する。
【0032】まず、第3のチャネルI/F制御回路31
にデータリードコマンドがホストCPUから入った場合
について説明する。まずチャネルI/F制御回路31で
ホストCPUからのコマンドを認識する。その結果リー
ドコマンドであることがわかる。その後、リード要求が
どのディスクドライブ34に対するものか判別し、もう
1つのデータパススイッチ33を切替え、チャネルI/
F制御回路31と分散配置不揮発キャッシュメモリ35
を結合状態にする。次に目的のデータがキャッシュメモ
リ上にあるかの判定をおこなう。この判定はディスク制
御回路37により行なう。
【0033】この結果、データフロー27のように対象
データが分散不揮発キャッシュメモリ35上にあると判
定した場合には当該キャッシュメモリ35よりチャネル
制御回路31にデータをデータパススイッチ33を通じ
て転送し読み出しチャネルI/F制御回路31がホスト
CPUにデータを転送し、リードコマンドが終了する。
もし、アクセス対象データが分散キャッシュメモリ35
上が無い場合は、データフロー28のようにディスク制
御回路37経由でディスクドライブ34のリードを行
い、データをデータパススイッチ33を通じて転送し読
み出す。この際、同時にデータを分散キャッシュメモリ
35にライトする。これにより2回目以降のデータリー
ドに対しアクセスを高速化をはかる。
【0034】次に、第4のチャネルI/F制御回路32
にデータライトコマンドがホストCPUから入った場合
について説明する。まずチャネルI/F制御回路32で
ホストCPUからのコマンドを認識する。その結果ライ
トコマンドであることがわかる。その後、ライト要求が
どのディスクドライブ34に対するものか判別し、デー
タパススイッチ33を切替え、チャネルI/F制御回路
32と分散不揮発キャッシュメモリ36を結合状態にす
る。
【0035】チャネルI/F制御回路32からのデータ
をデータフロー29のように同時に分散配置不揮発キャ
ッシュメモリ36に転送する。このときデータフロー3
0のようにライトデータをペアとなる分散揮発キャッシ
ュメモリ35上に2重ライトする。この後にディスク制
御回路38にも転送され、ディスクドライブ34に転送
される。これによりディスクにデータを書き込む。上記
のような複数のアクセスが発生した場合でも分散配置不
揮発キャッシュメモリとディスク制御回路をペアでもつ
ことによりアクセス要求を分散して処理することにより
性能を向上できる。
【0036】以上説明したように、本発明の実施形態
は、次のような構成、機能乃至作用を奏するものを含む
ものである。即ち、従来のディスク制御装置ではキャッ
シュメモリは集中管理されておりキャッシュメモリにア
クセスが集中することがある。これがボトルネックとな
りキャッシュメモリ性能により装置性能が制限をうけて
しまう。このような課題に対処するため、本発明では複
数のアクセスが同時刻に出来るようにキャッシュメモリ
を分散配置することによりボトルネックを解消し装置性
能の向上をはかる。
【0037】この分散配置キャッシュメモリは不揮発に
することで万一電源切断等が発生した場合でもデータが
保持される。分散配置キャッシュメモリの構成を2重化
し、相互に接続することにより1つのパスが故障しても
もう1つのパスからアクセスが可能なため稼動率の向上
が可能である。
【0038】分散配置キャッシュメモリはディスク制御
回路配下のドライブグループごとのデータをもつことに
より、キャッシュヒットの確率も高くなる。また、分散
配置キャッシュメモリ容量をドライブグループごとに容
量を可変化とすることが可能である。これはドライブに
書込まれているデータの内容、容量に応じてキャッシュ
メモリを最適量とすることで少ないメモリ量で装置性能
を改善できる。
【0039】分散配置キャッシュメモリをディスク制御
回路に直結することによりドライブグループごとのデー
タを個々に管理できるためキャッシュヒット、ミス判定
が集中型に比べて分割されるため、判定テーブルの範囲
が狭くなりアクセスを高速に行え、リード/ライト性能
を向上することが可能となる。
【0040】また、今後ディスク制御装置当たりの容量
の増加、高機能化により、制御を行うディスクドライブ
の数が多くなり、また装置のホストに対するパスが増加
すると考えられる。これらに対応するために増設単位を
ディスク制御ユニットごとに増設することで自由に装置
スループットを改善することが可能となる。これにより
多チャネル、多ドライブ化の対応時に1つのキャッシュ
に集中することなく高いスループットをもたらすことが
出来る。また分散するキャッシュメモリに不揮発メモリ
素子を使用することで実装的にも有利で、またバッテリ
等のバックアップ回路も不要となり低価格で構成可能で
ある。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、多チャネルパス化、多
ディスクドライブ化のディスク制御装置の構成をキャッ
シュメモリを分散配置することで、高スループット化が
可能となり、不揮発キャッシュメモリの容量を最適化す
ることで、装置性能を改善することができ低価格で高性
能なディスク制御装置を構成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る分散配置不揮発キャッ
シュメモリを用いたディスク制御装置の全体構成を示す
図である。
【図2】ホストCPUからのリードコマンド実行時のデ
ータフローを示す図である。
【図3】ホストCPUからのライトコマンド実行時のデ
ータフローを示す図である。
【図4】2つのホストCPUからの同一ディスクグルー
プのリードコマンド実行時のデータフローを示す図であ
る。
【図5】4つのホストCPUから同一ディスクグループ
に2つのリードコマンドを実行時のデータフロー、前記
ディスクグループと異なるディスクグループにリードコ
マンドとライトコマンドを実行時のデータフローを示す
図である。
【図6】従来技術におけるディスク制御装置を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 チャネル制御I/F回路 2 不揮発キャッシュメモリ 3 揮発キャッシュメモリ 4 チャネルI/F 5 キャッシュメモリアクセスパス(1) 6 キャッシュメモリアクセスパス(2) 7 ディスク制御回路 8 ディスクドライブ 9 ディスク制御ユニット 10 ディスクドライブユニット 11 データパススイッチ 12 チャネル制御ユニット 13 分散配置不揮発キャッシュメモリ 14 データフロー(1) 15 データフロー(2) 16 データフロー(3) 17 データフロー(4) 18 データフロー(5) 19 分散配置不揮発キャッシュメモリ(1) 20 データフロー(6) 21 データフロー(7) 22 チャネル制御I/F回路(1) 23 分散配置不揮発キャッシュメモリ(2) 24 データフロー(8) 25 データフロー(9) 26 ディスク制御回路(1) 27 データフロー(10) 28 データフロー(11) 29 データフロー(12) 30 データフロー(13) 31 チャネル制御I/F回路(2) 32 チャネル制御I/F回路(3) 33 データパススイッチ(1) 34 ディスクドライブ(1) 35 分散配置不揮発キャッシュメモリ(3) 36 分散配置不揮発キャッシュメモリ(4) 37 ディスク制御回路(2) 38 ディスク制御回路(3)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 3/06 301 G06F 3/06 301U 302 302A 12/16 310 12/16 310J Fターム(参考) 5B005 JJ01 JJ13 KK15 MM12 NN12 UU42 WW13 5B018 GA06 KA15 MA03 NA06 QA01 5B065 BA01 CA02 CC08 CE12 CH02 CH13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置に接続されたチャネルI/F制
    御回路、データの流れを切り替えるデータパススイッチ
    を有するチャネル制御ユニットと、 ディスクドライブ、前記ディスクドライブを制御するデ
    ィスク制御回路、前記データパススイッチと前記ディス
    ク制御回路に介在するキャッシュメモリを有するディス
    ク制御ユニットと、 を備えたディスク制御装置であって、 前記キャッシュメモリは前記ディスク制御回路毎に設け
    られ且つ前記ディスクドライブ毎に一対のディスク制御
    回路が設けられ、 前記ディスクドライブ毎に設けられた前記一対のキャッ
    シュメモリとディスク制御回路は、互いにたすき掛け接
    続をもされていることを特徴とするディスク制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のディスク制御装置にお
    いて、 前記ディスクドライブは、単一のディスクドライブの他
    に、複数の並置したディスクドライブからなるディスク
    ドライブグループを含むことを特徴とするディスク制御
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のディスク制御装置にお
    いて、 前記一対のキャッシュメモリを前記ディスクドライブグ
    ループ毎に複数設けて分散配置することを特徴とするデ
    ィスク制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のディスク制御装置にお
    いて、 前記分散配置したキャッシュメモリは前記ディスクドラ
    イブグループのドライブ容量に応じて可変することを特
    徴とするディスク制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3又は4に記載のディス
    ク制御装置において、 前記キャッシュメモリは不揮発性メモリとすることを特
    徴とするディスク制御装置。
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