JPH11203121A - データ格納装置 - Google Patents

データ格納装置

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JPH11203121A
JPH11203121A JP419898A JP419898A JPH11203121A JP H11203121 A JPH11203121 A JP H11203121A JP 419898 A JP419898 A JP 419898A JP 419898 A JP419898 A JP 419898A JP H11203121 A JPH11203121 A JP H11203121A
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program
control data
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JP419898A
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Inventor
Kazuhiro Kuwabara
和浩 桑原
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 電子機器を制御するプログラム等の制御デー
タと仕様を特定する仕様特定データとを格納する記憶装
置に対して、制御データのアップデートを行う。 【解決手段】 操作パネルに設けられた各種キーの組合
せ押下により保守モードを設定することを可能とし、か
かる保守モード下においては、パラレルポート、パラレ
ルI/Fユニットを介してパーソナルコンピュータPC
から送信されたパスワードとパスワード格納領域に既に
格納されているパスワードとが一致するかどうかを判断
することなく(S440:NO)、又は、両パスワード
が不一致である場合(S460:NO、S465:YE
S)でも、メインプログラム格納領域のメインプログラ
ムを書換可能となるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器を制御す
るプログラム等の制御データと電子機器の仕様を特定す
る仕様特定データとを格納する記憶装置に対して、制御
データのアップデートを行う際に、外部装置から送信さ
れた仕様特定データが記憶装置に格納された仕様特定デ
ータと一致するかどうかに拘わらず、制御データのアッ
プデートを可能として電子機器を意図的に異なる仕様を
有する機器にフレキシブルに変更可能なデータ格納装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば世界各国へ輸出される電子
機器においては、国毎に仕様を変えることが多い。ま
た、同じ国への輸出品であってもモデルの相違により仕
様を変更することも行われている。こうした多くの仕様
を有する電子機器に対して、その制御基板を、モデル・
国毎に専用のものとして生産する方法を採用すると、メ
ーカー側で用意すべき部品点数が増大する。
【0003】最近では、こうした制御基板を製造するに
当たり、フラッシュメモリをプログラム格納用のデバイ
スとして用いることで、汎用性のある制御基板を用いて
そこにダウンロードするプログラムのみを変更するとい
う方法が採用される様になってきている。より具体的に
は、フラッシュメモリに、国・モデル等の仕様の違いに
よらず共通なブートローダーを予め格納しておき、この
ブートローダーを用いて、国・モデル毎に作成されたメ
インプログラムを個々のフラッシュメモリにダウンロー
ドする方法が採用されつつある。
【0004】しかしながら、この様に汎用ブートローダ
ーを用いてメインプログラムをダウンロードする方法を
採用した場合、例えば出荷後にメインプログラムをアッ
プデートする際に他の仕様のプログラムを誤ってダウン
ロードしてしまうおそれがある。そして、誤って他の仕
様のプログラムをダウンロードしてしまった場合、国・
モデルに応じた規格の相違やハードウェアの相違によ
り、機器の作動に支障を来す可能性がある。
【0005】また、最近では、インターネットの普及に
より、海外に対してもインターネットを通じて簡単にア
ップデート用プログラムを配信することができる。この
ため、今後は、メーカーのホームページに国・モデルに
応じた複数のアップデート用プログラムへのリンクを設
けておき、この複数のリンクの中から、ユーザーが自分
の持っている機器に対応するアップデート用プログラム
を自己のパーソナルコンピュータへダウンロードし、こ
れを電子機器へダウンロードするという方法が有力であ
る。この様な配信方法は便利である反面、不慣れなユー
ザーがリンクの選択を誤って、異なる仕様のプログラム
をダウンロードしてしまうと、上述の通り汎用ブートロ
ーダーを採用するが故に、当該ユーザーの所有する機器
のプログラムが他の仕様の機器用のプログラムに書き換
えられてしまうという問題がある。
【0006】かかる問題を解決すべく、本出願人は、特
願平9−183034号の明細書、図面において、外部
からプログラム等の制御データと仕様特定データとを受
信した際に、その受信した仕様特定データと既にフラッ
シュメモリ等の記憶装置に格納されている仕様特定デー
タとを照合するとともに、その照合の結果データ同士が
一致する場合に限り記憶装置に格納された制御データの
アップデートを可能とするデータ格納装置を提案した。
かかるデータ格納装置によれば、汎用型のブートローダ
ーと汎用型の不揮発性記憶手段とを用いて、仕様の異な
る機器用に作成された個々のプログラムや各種情報をダ
ウンロードする上で、アップデート時に仕様の異なるプ
ログラム等を誤ってダウンロードしてしまわない様にす
ることが可能となるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記デ
ータ格納装置では、外部から受信した仕様特定データと
記憶装置に格納されている仕様特定データとが一致した
場合に限り、制御データのアップデートを可能とするこ
とからアップデート時に仕様の異なるプログラム等を誤
ってダウンロードしてしまうことを防止することができ
るものであるが、一方、双方の仕様特定データが一致し
ない場合には、記憶装置に格納されている制御データを
アップデートすることができない。
【0008】ところで、仕様特定データの如何に拘わら
ず制御データのアップデートを可能とすれば、電子機器
を簡単に異なる仕様に変更することができ、また、その
ような要請も存在するが、かかる場合前記データ格納装
置では、電子機器を意図的に異なる仕様を有する機器に
フレキシブルに変更することができない。
【0009】本発明は前記従来の問題点を解消するため
になされたものであり、電子機器を制御するプログラム
等の制御データと電子機器の仕様を特定する仕様特定デ
ータとを格納する記憶装置に対して、制御データのアッ
プデートを行う際に、外部装置から送信された仕様特定
データが記憶装置に格納された仕様特定データと一致す
るかどうかに拘わらず、制御データのアップデートを可
能として電子機器を意図的に異なる仕様を有する機器に
フレキシブルに変更可能なデータ格納装置を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明に係るデータ格納装置は、電子機器の動作を制御
するための各種情報やプログラム等の制御データを格納
する制御データ格納領域、及び、制御データが制御対象
とする電子機器の仕様を特定するための仕様特定データ
を格納する仕様特定データ格納領域を備える書換可能な
不揮発性の記憶手段と、前記制御データ及び仕様特定デ
ータを外部から受信する受信手段と、前記受信手段を介
して仕様特定データを受信した際に、その受信した仕様
特定データと前記仕様特定データ格納領域に格納されて
いるデータとを照合する照合手段と、前記照合手段によ
り照合されたデータ同士が一致するときに、前記受信手
段を介して受信された制御データで前記制御データ格納
領域を書き換えるアップデート手段と、前記照合手段に
よりデータ同士を照合することなく、又は、データ同士
が不一致であると判断された場合でも、前記受信手段を
介して受信された制御データで前記制御データ格納領域
を書換可能な特定モードを設定するモード設定手段とを
備え、前記アップデート手段は、前記モード設定手段を
介して設定された特定モード下においては前記受信手段
を介して受信された制御データでそのまま前記制御デー
タ格納領域を書き換えることを特徴とする。
【0011】前記データ格納装置では、受信手段を介し
て仕様特定データを受信した際に、その仕様特定データ
と記憶手段における仕様特定データ格納領域に格納され
ているデータとが照合される。照合手段による照合の結
果、データ同士が一致する場合には、アップデート手段
を介して、受信手段により受信された制御データをもっ
て制御データ格納領域が書き換えられる。これに対し
て、モード設定手段により特定モードが設定されている
場合には、照合手段によるデータ同士の照合を行うこと
なく、又は、データ同士が不一致であると判断された場
合でも、アップデート手段は、受信手段により受信され
た制御データでそのまま制御データ格納領域を書き換え
る。
【0012】これにより、既に仕様特定データ格納領域
に格納されている仕様特定データと外部より受信された
仕様特定データとが一致する場合には、その仕様特定デ
ータが一致する制御データをもって制御データ格納領域
が書き換えられ、一方、特定モード下においては、既に
仕様特定データ格納領域に格納されている仕様特定デー
タと外部より受信された仕様特定データとが一致するか
どうかとは無関係に、外部から受信された制御データで
そのまま制御データ格納領域が書き換えられることとな
る。従って、プログラム等の制御データと電子機器の仕
様を特定する仕様特定データとを格納する記憶手段に対
して、制御データのアップデートを行う際に、外部から
送信された仕様特定データが記憶装置に格納された仕様
特定データと一致するかどうかに拘わらず、制御データ
のアップデートを可能として電子機器を意図的に異なる
仕様を有する機器にフレキシブルに変更することが可能
となる。
【0013】ここに、前記モード設定手段は複数のキー
が配設された操作パネルから構成され、前記特定モード
は各キーの組合せにより設定されることが望ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るデータ格納装
置を具体化した一実施形態について、図面を参照しつつ
詳細に説明する。この実施形態は、ファクシミリ機能、
プリンタ機能、複写機能等を備えたマルチ・ファンクシ
ョンデバイスに対して動作プログラムをダウンロードす
る場合に関するものである。実施形態として説明するマ
ルチ・ファンクションデバイス10は、図1に示す様
に、CPU11、フラッシュメモリ12、RAM13、
EEPROM14、ブザーユニット15、パラレルI/
Fユニット16、符号・復号器17、プリンタユニット
18、モデム19、スキャナユニット20、ネットワー
クコントロールユニット(NCU)21及び操作パネル
22を備える。
【0015】このマルチ・ファンクションデバイス10
は、操作パネル22による機能選択の結果に応じて、フ
ラッシュメモリ12に格納されたメインプログラムをC
PU11が実行することにより、ファクシミリとしての
機能の他に、プリンタ、複写機、スキャナ等としても機
能することができるものである。
【0016】フラッシュメモリ12は、図2に示す様
に、ブートローダーエリア30と、メインプログラムエ
リア40とから構成されている。ブートローダーエリア
30には、ブートローダープログラムを格納するブート
ローダープログラム格納領域31の他に、ブートローダ
ープログラムの作成時期を表す「作成時期データ」を格
納するためのブートローダー作成時期格納領域32と、
ブートローダーエリアについての「チェックサムデー
タ」を格納するためのブートローダーチェックサム格納
領域33が設定されている。また、メインプログラムエ
リア40には、メインプログラムを格納するメインプロ
グラム格納領域41の他に、「モデル・国識別用パスワ
ード」を格納するパスワード格納領域42と、メインプ
ログラムのロード完了を示す「ロード完了マーク」を格
納する完了マーク格納領域43と、メインプログラムの
作成時期を表す「作成時期データ」を格納するためのメ
インプログラム作成時期格納領域44と、メインプログ
ラムエリア40についての「チェックサムデータ」を格
納するためのメインプログラムチェックサム格納領域4
5とが設定されている。
【0017】EEPROM14は、ユーザーのパネル操
作によって設定可能なワンタッチダイヤル等の情報を格
納するためのものである。また、ブザーユニット15
は、プログラムのダウンロード完了時やエラー発生時に
報知音をスピーカ23から出力するためのものである。
パラレルI/Fユニット16は、パラレルポート24を
介してパーソナルコンピュータとの間でデータのやり取
りを行うために設けられている。メインプログラムは、
後述する様に、このパラレルI/Fユニット16を介し
てパーソナルコンピュータからダウンロードされる。ま
た、本実施の形態のマルチ・ファンクションデバイス1
0は、このパラレルI/Fユニット16を介してパーソ
ナルコンピュータから印字データを受信した場合はプリ
ンタとして機能する。
【0018】符号・復号器17は、ファクシミリとして
機能する際に、スキャナユニット20にて原稿から読み
取ったデータをファクシミリ送信用のデータに符号化す
る処理と、外部から受信したファクシミリデータをプリ
ンタユニット18で印字出力可能な印字データに復号化
する処理とを行うためのものである。この符号・復号器
17によって符号化されたファクシミリデータは、モデ
ム19及びNCU21を介して、一般電話回線25で送
信される。また、モデム19及びNCU21を介して、
一般電話回線25から受信したファクシミリデータは、
符号・復号器17で復号化され、プリンタユニット18
に送られて記録用紙に印字される。
【0019】操作パネル22には、電話番号を入力する
ためのテンキーの他、スタートキー、ストップキー、機
能選択キー等が設けられている。この操作パネル22に
よって機能を選択することにより、本装置10を、ファ
クシミリ、プリンタ、複写機等として機能させることが
できる様になっている。また、テンキー等による入力値
や各種メッセージを表示するための液晶ディスプレイも
この操作パネル22の中に備えられている。また、操作
パネル22において、各キーを特定の組合せに従って押
圧操作することにより、後述する保守モードが設定され
る。ここに、保守モードとは、後述するように、フラッ
シュメモリ12のメインプログラム格納領域41及びパ
スワード格納領域42に、それぞれメインプログラム、
モデル・国識別用パスワードが既にダウンロードされて
いる状態で、パラレルポート24、パラレルI/Fユニ
ット16を介してパーソナルコンピュータPCからメイ
ンプログラム、モデル・国識別パスワードが送信された
場合に、その送信されたパスワードとパスワード格納領
域42に既に格納されているパスワードとが一致するか
どうかを判断することなく、又は、両パスワードが不一
致である場合でも、メインプログラム格納領域41のメ
インプログラムを書換可能にするモードである。
【0020】次に、このように構成される本装置10の
製造方法を含め、メインプログラムをダウンロードする
手順等について説明する。
【0021】まず、本装置10に備えられるフラッシュ
メモリ12は、図3に示す様に、ワークステーションW
Sにフラッシュメモリープログラマー50を接続し、ブ
ートローダープログラムを格納したマスタチップ51を
製造する。続いて、このマスタチップ51をフラッシュ
メモリプログラマー52にセットして、コピーチップ5
3,53,…を製造する。そして、このコピーチップ5
3を、本装置10用の基板54に実装し、これを本装置
10に組み付ける。
【0022】次に、ワークステーションWSで作成した
メインプログラムを、データベース56にアップロード
する。そして、このデータベース56に対してパーソナ
ルコンピュータPCを接続し、メインプログラムをパー
ソナルコンピュータPCにダウンロードする。こうして
パーソナルコンピュータPCにメインプログラムをダウ
ンロードしたら、このPCと本装置10とをプリンタケ
ーブル57で接続し、装置10の電源を投入する。する
と、後述する様に、ブートローダープログラムが起動さ
れ、メインプログラムの初期ロードが実行される。
【0023】また、こうして製造された装置10に対し
て、ユーザーに供給した後のプログラムのアップデート
に当たっても、図4に示す様に、パーソナルコンピュー
タPCを使用することができる。メーカーは、アップデ
ート用プログラムの提供時期、方法等について、自己の
ホームページに情報を表示する。この表示を見たユーザ
ーは、インターネット経由で、アップデート用プログラ
ムを自己のパーソナルコンピュータPC内にダウンロー
ドする。そして、このパーソナルコンピュータPCと装
置10とをプリンタケーブル57で接続し、ダウンロー
ドを実行する。あるいは、他の方法として、メーカーが
フロッピーディスクあるいはCDROM等の可搬式記憶
媒体58にアップデート用プログラムを格納し、これを
各ユーザーに供給する。各ユーザーは、この記憶媒体5
8を自己のパーソナルコンピュータPCにセットし、後
は、インターネット経由の場合と同様に装置10に対し
てプリンタケーブル57を介してアップデート用プログ
ラムのダウンロードを実行する。
【0024】なお、このマルチファンクション・デバイ
ス10は、複数のモデルを有し、メインプログラムは各
モデル毎に異なるものである。また、各モデルについ
て、さらに、仕向国別にメインプログラムが異なるもの
として作成されている。しかしながら、これらメインプ
ログラムは、いずれも、上述のブートローダープログラ
ムを使ってダウンロードすることが可能である。この結
果、本実施形態では、製品に組み付ける基板54に実装
されるコピーチップ53は全て共通のものを使用する。
【0025】ここで、ワークステーションWSで作成さ
れるメインプログラムは、図5に示す様に、データの先
頭から順番に、PJLコマンド、固定文字列、モデル・
国識別用パスワード、開始レコード、データレコード、
最終レコードによって構成されている。
【0026】PJLコマンドは、このコマンドに続くデ
ータが印字データではなくプログラムであることをCP
U11に認識させるためのコマンドである。続く固定文
字列は、本装置10用のプログラムであることを識別さ
せるためのデータである。
【0027】さらに、その後に続くモデル・国識別用パ
スワードは、データレコードとして格納されているプロ
グラムが、本装置10におけるどのモデルの、どの国用
のものであるかを識別するためのパスワードである。開
始レコードと最終レコードは、データレコード領域の開
始と終了とを識別するためのものである。
【0028】データレコードは、属性フィールド、アド
レスフィールド、データフィールド、チェックサムフィ
ールドから構成されている。属性フィールドには、デー
タレコードであることを示すデータとデータフィールド
内のデータ数を判別するためのデータとが記憶される。
アドレスフィールドには、データフィールド内のデータ
のフラッシュメモリ上での格納アドレスに関するデータ
が記憶されている。チェックサムフィールドには、属性
フィールド、アドレスフィールド及びデータフィールド
のデータを加算した合計の値を示すデータが記憶されて
いる。
【0029】そして、データフィールドには、プログラ
ム、モデル・国識別用パスワード、メインプログラムロ
ード完了マーク、メインプログラム作成時期データ、メ
インプログラムエリアのチェックサムデータといったも
のが記憶されている。これらの並び方は、開始レコード
側から最終レコード側にかけて、プログラム、モデル・
国識別用パスワード、メインプログラムロード完了マー
ク、メインプログラム作成時期データ、メインプログラ
ムエリアのチェックサムデータの順となっている。
【0030】次に、メインプログラムの初期ロードを含
む、本装置10の制御処理の内容について図6〜図11
のフローチャートを用いて説明する。
【0031】本装置10に電源が投入されると、図6に
示す処理が開始され、まず、I/Oポートの初期化が実
行される(S10)。次に、フラッシュメモリ12のブ
ートローダーエリア30についてサムチェックを行う
(S20)。そして、ブートローダーエリア30の内、
チェックサムデータ格納領域33を除くエリアの全デー
タを加算した合計とチェックサムとが一致している場合
に正常と判定し(S30:YES)、続いてRAM13
がデバイスとして正常に動作し得るか否かを検査する
(S40)。このRAM13の検査も正常であるとき
(S50:YES)、後述するメインプログラムエリア
チェック処理が実行される(S100)。
【0032】そして、メインプログラムエリアチェック
処理の結果が正常であるとき(S60:YES)、後述
のメインプログラム実行ルーチンが起動される。一方、
メインプログラムエリア40に対するチェックの結果が
異常であるときは(S60:NO)、後述のダウンロー
ド処理へと移行する(S200)。なお、ブートローダ
ーエリア30のサムチェック結果が異常であるとき(S
30:NO)、及びRAM13の検査結果が異常である
ときは(S50:NO)、装置異常処理ルーチンが起動
される。この装置異常処理ルーチンは、デバイスの交換
等を指示するもので、ブザーの鳴動やエラーメッセージ
のディスプレイ表示あるいは印字出力等、所定の処理が
実行される。
【0033】メインプログラムエリアに対するチェック
処理は、図7に示す手順で実行される。まず、フラッシ
ュメモリ12内のロード完了マーク格納領域43にロー
ド完了マークが格納されているか否かを検査する(S1
10)。この検査の結果、ロード完了マークが正常に格
納されているときは(S120:YES)、メインプロ
グラムエリア40に対するサムチェックを実行する(S
130)。そして、メインプログラムエリア40の内、
チェックサムデータ格納領域45を除くエリアの全デー
タを加算した合計とチェックサム格納領域45に格納さ
れているチェックサムとが一致しているときは(S14
0:YES)、検査結果を正常に設定して本ルーチンを
抜ける(S150)。一方、ロード完了マークが正しく
格納されていないと判定されたとき(S120:N
O)、及びメインプログラムエリア40に対するサムチ
ェックの結果が異常であると判定されたときは(S14
0:NO)、検査結果を異常に設定して本ルーチンを抜
ける(S160)。上述のS60の処理では、こうして
S150,S160で設定された検査結果に基づき、メ
インプログラム実行ルーチン及びダウンロード処理のい
ずれのルーチンを起動すべきかが判定されることにな
る。
【0034】ダウンロード処理ルーチンが起動された場
合、図8に示す様に、まず、既にメインプログラムがフ
ラッシュメモリ12のメインプログラム格納領域41に
ダウンロードされ、また、モデル・国識別用パスワード
がパスワード格納領域42にダウンロードされているか
どうか判断される(S210)。既に、ダウンロードさ
れていない場合(S210:NO)には、初期ロードで
あるとしてS220に移行する一方、既に、ダウンロー
ドされている場合(S210:YES)には、操作パネ
ル22の各種キーの組合せ押下により保守モードが設定
されているかどうか判断される(S215)。保守モー
ドが設定されている場合(S215:YES)には、後
述するようにパスワードを照合することなくメインプロ
グラムのダウンロードを行うべくS220に移行する。
一方、保守モードが設定されていない場合(S215:
NO)には、メインプログラムのアップデートであると
してS310に移行する。尚、前記S60でNOと判定
されたときは、初期ロードに失敗している状態であるこ
とから、このS210の判定の後、S220へと処理が
進む。
【0035】S210で既にダウンロード済みでなく初
期ロードと判断された場合(S210:NO)、及び、
S215にて保守モードが設定されていると判断された
場合(S215:YES)には、まず、初期ロード又は
保守モードであることを特定するために動作モードを
「0」に設定すると共に、フラッシュメモリ12のセク
タがいずれも消去されていないことを判別させるための
消去フラグを「0」に設定する(S220)。その後、
データ待ちカウンタを「0」に設定すると共に(S23
0)、パスワード照合に関する条件を「照合しない」に
設定する(S240)。
【0036】そして、まず、フラッシュメモリ12に対
して正常に読み書き動作を実行できるか否かのデバイス
チェックを実行する(S250)。このデバイスチェッ
クの結果が正常であるときは(S260:YES)、後
述のダウンロード実行処理ルーチンを起動する(S40
0)。そして、ダウンロード実行処理ルーチンが正常に
終了した場合は(S270:YES)、先に説明したメ
インプログラムエリア40に対するチェック処理を実行
し(S100)、その結果が正常であるときは(S28
0:YES)、電源投入・リセット処理ルーチンへ戻っ
て、メインプログラム実行ルーチンを起動する。これに
対して、S260におけるデバイスチェックの結果が異
常である場合(S260:NO)には、デバイス不良で
あることをオペーレータに報知するべく、ブザーユニッ
ト15を介してスピーカ23を鳴動させる(S34
0)。このとき、スピーカ23から発せられる音として
は、音の高低及び長さを適当に組み合わせた音が発音さ
れる。いずれにしても、デバイス不良が発生したことを
オペレータに知らせることができればよい。続いて、パ
ラレルポート24の受信準備が行われ(S350)、デ
ータ待ちカウンタが「4」に設定される(S360)。
そして、後述するように、パラレルポート24を介して
データ受信を行う(S800)。かかるデータ受信処理
は、デバイス不良の場合(S260:NO)に行われる
ものであるから、受信されたデータが途絶えるまで読み
捨てられる。
【0037】また、前記S270において、ダウンロー
ド実行処理ルーチンが正常終了しなかったとき(S27
0:NO)、及びメインプログラムエリア40に対する
チェック処理の結果が異常であるときは(S280:N
O)、ダウンロード異常を報知するためにブザーユニッ
ト15によりスピーカ23を鳴動させる(S290)。
このとき、スピーカ23から発生される音としては、前
記と同様、音の高低及び長さを適当に組み合わせた音が
発音され、ダウンロード異常が発生したことをオペーレ
ータに報知される。そして、設定されている動作モード
に応じてS220またはS310へとジャンプする。
【0038】ここに、前記S210においてNOと判断
され、且つ、S215においてNOと判断されたことに
基づきアップデートである場合に実行されるS310〜
S330の処理は、初期ロード、保守モードではなく、
アップデートとしてメインプログラムをダウンロードす
る場合に実行されるステップである。アップデートとし
てメインプログラムのダウンロードを実行するときは、
初期ロード、保守モードと区別するために動作モードを
「1」に設定すると共に、フラッシュメモリ12のセク
タがいずれも消去されていないことを判別させるための
消去フラグを「0」に設定する(S310)。その後、
データ待ちカウンタを「0」に設定すると共に(S32
0)、パスワード照合に関する条件を「照合する」に設
定する(S330)。
【0039】次に、ダウンロード実行ルーチンについて
図9のフローチャートに従って説明する。このルーチン
では、まず、パラレルポート24からプログラムデータ
を受信可能な状態に準備する(S410)。続いて、ダ
ウンロード開始を報知するためにスピーカ23を鳴動さ
せ(S420)、固定文字列を受信するのを待つ(S4
30)。ここに、スピーカ23は、前記と同様、音の高
低及び長さを適当に組み合わせた音で鳴動される。固定
文字列を受信したら(S430:YES)、パスワード
照合を実行するモードが設定されているか否かを判定す
る(S440)。前述の様に、パスワード照合のモード
としては、初期ロード及び保守モードの場合には「照合
しない」が設定され(S240)、アップデートの場合
には「照合する」が設定されている(S330)。
【0040】従って、初期ロードの場合及び保守モード
が設定されている場合には、モデル・国識別用パスワー
ドが受信されることなく、S490以降にてメインプロ
グラムのダウンロードが実行されることとなり、特に、
保守モードが設定されていれば、パスワードが照合され
ることなくメインプログラムのダウンロードが実行され
て、マルチファンクションデバイス10の仕様をフレキ
シブルに変更することが可能となる。これに対し、アッ
プデートの場合に限ってモデル・国識別用パスワードの
受信が実行され、メインプログラムエリア40の該当領
域42に格納されているパスワードと照合される(S4
50)。そして、照合の結果、パスワードが一致してい
ないときは(S460:NO)、S465において保守
モードが設定されているかどうか判断される。保守モー
ドが設定されている場合(S465:YES)にはS4
90に移行する一方、保守モードが設定されていない場
合(S465:NO)にはアップデート用として選択さ
れたメインプログラムの種類が間違っていることをスピ
ーカ23を介して報知し(S470)、受信したデータ
を読み捨てる処理を実行する(S480)。この時のス
ピーカ23の鳴動は、音の高低及び長さを適当に組み合
わせた音で行われる。ここに、前記のようにパスワード
が一致しない場合に、再度保守モードが設定されている
かどうかを判断し、保守モードが設定されている場合に
は、S490以降のダウンロード処理が実行されるよう
にしているので、保守モードが設定されていればパスワ
ードが不一致である場合においても、メインプログラム
のダウンロードが実行されて、マルチファンクションデ
バイス10の仕様をフレキシブルに変更することが可能
となる。
【0041】一方、照合の結果、パスワードが一致する
ときは(S460:YES)、ロード完了マークの格納
されている領域43に、ロード完了マークとは異なる内
容の文字列を書き込むことにより、当該領域43のデー
タを破壊する処理を実行する(S490)。そして、開
始レコードを受信するのを待った後(S500)、1セ
クタ分のデータを受信し(S510)、このデータを書
き込むべき1セクタの領域内のデータを消去し(S52
0)、消去フラグを「1」に設定すると共に前記と同様
にしてスピーカ23を鳴動させる(S530)。そし
て、S510で受信した1セクタ分のデータを先ほど消
去を行ったセクタに書き込み(S540)、書き込みが
完了したことを報知するべく前記と同様にしてスピーカ
23を鳴動させる(S550)。そして、最終レコード
を受信するまでは(S560:NO)、上記S510以
下の処理を繰り返し実行する。
【0042】こうしてS510〜S560の処理を繰り
返し、最終レコードを受信したときは(S560:YE
S)、メインプログラムエリア40の中の未消去のセク
タを1セクタ消去する毎にスピーカ23を鳴動させつつ
全てのセクタを消去し(S570)、ダウンロード完了
を報知するためスピーカ23を前記と同様に鳴動させて
本ルーチンを抜ける(S580)。このときは正常終了
となる。よって、S270はYESと判定され、メイン
プログラムエリアチェック処理を実行し(S100)、
データが正しくダウンロードされたか否かを判定する処
理に進む。
【0043】次に、前記S800にて行われるパラレル
ポート24からデータを受信する処理について、図10
のフローチャートに基づき説明する。この受信処理にお
いて、まず、データ待ちタイマを所定時間、例えば12
秒にセットし(S810)、受信データが存在するかど
うか判断される(S820)。受信データが有る場合
(S820:YES)、パラレルポート24から受信デ
ータを取り込んだ(S830)後、処理を終了する。ま
た、S820において受信データが存在しないと判断さ
れた場合(S820:NO)には、前記S810にてセ
ットしたデータ待ちタイマがタイムアップしたかどうか
判断され(S840)、データ待ちタイマがタイムアッ
プするまでは(S840:NO)は受信データを待つ。
【0044】データ待ちタイマがタイムアップした場合
(S840:YES)、データ待ちカウンタを1だけイ
ンクリメントし(S850)、データ待ちカウンタの値
が「5」になったかどうか判断される(S860)。デ
ータ待ちカウンタの値が「5」に等しくない場合(S8
60:≠5)には、スピーカ23が前記と同様にして鳴
動された(S870)後処理を終了する。一方、データ
待ちカウンタの値が「5」に等しくなった場合(S86
0:=5)には、データ待ち回数がオーバーしたものと
して、消去フラグの設定値を判別する(S880)。そ
して、フラッシュメモリ12のいすれかのセクタが消去
されたことに基づき、消去フラグに「1」が設定されて
いる場合(S880:1)には、ダウンロード実行処理
を異常終了として、再度S220に戻る。これはダウン
ロード途中での異常終了であることから、特に、アップ
デートの場合にはメインプログラムの一部が破壊された
状態にあり、電源投入直後の状態に復帰させると装置1
0が正常に動作できなくなってしまうおそれがあること
から、速やかにメインプログラムをダウンロードすべ
く、ダウンロード処理ルーチンを再度スタートさせるた
めである。また、フラッシュメモリ12のいずれのセク
タも消去されていないことに基づき、消去フラグに
「0」が設定されている場合(S880:0)には、電
源投入・リセットルーチンへ戻る。セクタを未だ消去し
ていない場合は、ダウンロードを全く開始していないの
と同じであるので最初から実行し直せばよいからであ
る。
【0045】次に、メインプログラム実行ルーチンにつ
いて、図11のフローチャートに基づいて説明する。こ
のルーチンでは、外部からPJLコマンドを受信したか
否かを判定し(S610)、PJLコマンドを受信した
場合に(S610:YES)、前述のダウンロード処理
ルーチンを起動する(S200)。これが、アップデー
トの状態であり、ダウンロード処理ルーチンのS21
0、S215を介してアップデートと判定され、S31
0以下の処理が実行されることになる。
【0046】一方、印字データを受信したときは(S6
20:YES)、受信した印字データに基づいてプリン
タユニット18を制御して印字処理を実行する(S67
0)。また、NCU21及びモデム19を介してファク
シミリデータを受信した場合は(S630:YES)、
符号・復号器17に当該ファクシミリデータを入力して
復号化を行った後にプリンタユニット18を制御して受
信した情報を記録用紙に印字して出力するファクシミリ
受信処理を実行する(S680)。また、操作パネル2
2においてファクシミリ機能が選択されているときは
(S640:YES)、スキャナユニット20に投入さ
れた原稿からデータを読み取り、これを符号・復号器1
7に入力して符号化し、さらに、モデム19及びNCU
21を制御してファクシミリデータを送信する処理を実
行する(S690)。また、その他の機能、例えば、複
写機能等が選択されているときは(S650)、当該選
択された機能に従って、スキャナユニット20やプリン
タユニット18等を制御し、選択された機能に従った処
理を実行する(S700)。以上の処理は、電源がOF
Fにされるかリセットが行われるまで続行される(S6
60)。
【0047】以上説明した様に、本実施の形態では、操
作パネル22に設けられた各種キーの組合せ押下により
保守モードを設定することを可能とし、かかる保守モー
ド下においては、パラレルポート24、パラレルI/F
ユニット16を介してパーソナルコンピュータPCから
送信されたパスワードとパスワード格納領域42に既に
格納されているパスワードとが一致するかどうかを判断
することなく(S440:NO)、又は、両パスワード
が不一致である場合(S460:NO、S465:YE
S)でも、メインプログラム格納領域41のメインプロ
グラムを書換可能としたので、受信されたパスワードと
パスワード格納領域42に既に格納されているパスワー
ドとが一致するかどうかとは無関係に、受信されたメイ
ンプログラムでそのままメインプログラム格納領域41
のメインプログラムが書き換えられることとなる。
【0048】従って、メインプログラムとモデル・国識
別用パスワードとを格納するフラッシュメモリ12に対
して、メインプログラムのアップデートを行う際に、パ
ーソナルコンピュータPCから送信されたモデル・国識
別用パスワードがフラッシュメモリ12に格納されたモ
デル・国識別用パスワードと一致するかどうかに拘わら
ず、メインプログラムのアップデートを可能としてマル
チファンクションデバイス10を意図的に異なる仕様を
有する装置へとフレキシブルに変更することができるも
のである。
【0049】尚、本実施の形態は、本発明を限定するも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の
改良、変形が可能であることは勿論である。例えば、本
実施の形態では、仕様特定データとしてのモデル・国識
別用パスワードを、プログラムデータの直前に付随する
参照データ及びプログラムデータの直後に含ませた書き
込み用データの両方としてダウンロードに当たって受信
するデータを構成したが、参照用データを付随させるこ
となく書き込み用データのみをデータ中に含ませる構成
にしておいても構わない。但し、プログラムデータを一
旦読み込んでからパスワード照合を行う場合には、読み
込んだプログラムデータをバッファ等に一旦保持してお
く必要が生じる。従って、プログラムデータを読み込む
前にパスワード照合を可能にすることでこの様なバッフ
ァを特に設ける必要をなくしている点で、上述の実施の
形態の方が実用上有利であるといえる。即ち、仕様特定
データを参照データとしてアップデート用の制御データ
の前に付随させておく方法は、無駄な記憶容量を必要と
しない点で実用上有利なものということができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明した通り本発明は、電子機器を
制御するプログラム等の制御データと電子機器の仕様を
特定する仕様特定データとを格納する記憶装置に対し
て、制御データのアップデートを行う際に、外部装置か
ら送信された仕様特定データが記憶装置に格納された仕
様特定データと一致するかどうかに拘わらず、制御デー
タのアップデートを可能として電子機器を意図的に異な
る仕様を有する機器へとフレキシブルに変更することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るマルチファンクション・デ
バイスの構成を示すブロック図である。
【図2】フラッシュメモリの構造を示す模式図である。
【図3】製品製造時のプログラムのダウンロードの手法
を示す模式図である。
【図4】アップデート時のプログラムのダウンロードの
手法を示す模式図である。
【図5】メインプログラムのデータ構造を示す模式図で
ある。
【図6】マルチファンクションデバイスにて実行される
制御処理の手順を示すフローチャートである。
【図7】マルチファンクションデバイスにて実行される
制御処理の手順を示すフローチャートである。
【図8】マルチファンクションデバイスにて実行される
制御処理の手順を示すフローチャートである。
【図9】マルチファンクションデバイスにて実行される
制御処理の手順を示すフローチャートである。
【図10】マルチファンクションデバイスにて実行され
る制御処理の手順を示すフローチャートである。
【図11】マルチファンクションデバイスにて実行され
る制御処理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】 10 マルチ・ファンクションデバイス 11 CPU 12 フラッシュメモリ 13 RAM 14 EEPROM 15 ブザーユニット 16 パラレルI/Fユニット 17 符号・復号器 18 プリンタユニット 19 モデム 20 スキャナユニット 21 NCU 22 操作パネル 23 スピーカ 24 パラレルポート 25 一般電話回線 30 ブートローダーエリア 31 ブートローダープログラム格納領域 32 ブートローダー作成時期格納領域 33 ブートローダーチェックサム格納領域 40 メインプログラムエリア 41 メインプログラム格納領域 42 パスワード格納領域 43 ロード完了マーク格納領域 44 メインプログラム作成時期格納領域 45 メインプログラムチェックサム格納領域 51 マスタチップ 52 フラッシュメモリプログラマー 53 コピーチップ 54 基板 56 プログラム記憶装置 57 プリンタケーブル 58 可搬式記憶媒体 PC パーソナルコンピュータ WS ワークステーション

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器の動作を制御するための各種情
    報やプログラム等の制御データを格納する制御データ格
    納領域、及び、制御データが制御対象とする電子機器の
    仕様を特定するための仕様特定データを格納する仕様特
    定データ格納領域を備える書換可能な不揮発性の記憶手
    段と、 前記制御データ及び仕様特定データを外部から受信する
    受信手段と、 前記受信手段を介して仕様特定データを受信した際に、
    その受信した仕様特定データと前記仕様特定データ格納
    領域に格納されているデータとを照合する照合手段と、 前記照合手段により照合されたデータ同士が一致すると
    きに、前記受信手段を介して受信された制御データで前
    記制御データ格納領域を書き換えるアップデート手段
    と、 前記照合手段によりデータ同士を照合することなく、又
    は、データ同士が不一致であると判断された場合でも、
    前記受信手段を介して受信された制御データで前記制御
    データ格納領域を書換可能な特定モードを設定するモー
    ド設定手段とを備え、 前記アップデート手段は、前記モード設定手段を介して
    設定された特定モード下においては前記受信手段を介し
    て受信された制御データでそのまま前記制御データ格納
    領域を書き換えることを特徴とするデータ格納装置。
  2. 【請求項2】 前記モード設定手段は複数のキーが配設
    された操作パネルから構成されており、前記特定モード
    は各キーの組合せにより設定されることを特徴とする請
    求項1記載のデータ格納装置。
JP419898A 1998-01-12 1998-01-12 データ格納装置 Pending JPH11203121A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP419898A JPH11203121A (ja) 1998-01-12 1998-01-12 データ格納装置
US09/227,898 US6298421B1 (en) 1998-01-12 1999-01-11 Data storage device
US09/925,533 US6694403B2 (en) 1998-01-12 2001-08-10 Data storage device having download notification means

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP419898A JPH11203121A (ja) 1998-01-12 1998-01-12 データ格納装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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