JPH11202173A - 光ファイバケーブル - Google Patents

光ファイバケーブル

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Publication number
JPH11202173A
JPH11202173A JP10009120A JP912098A JPH11202173A JP H11202173 A JPH11202173 A JP H11202173A JP 10009120 A JP10009120 A JP 10009120A JP 912098 A JP912098 A JP 912098A JP H11202173 A JPH11202173 A JP H11202173A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
core
fiber cable
type
glasses
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10009120A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichiro Watanabe
幸一郎 渡辺
Mitsuru Uekatano
充 上片野
Akio Mogi
章夫 茂木
Tatsuya Omori
達也 大森
Suehiro Miyamoto
末広 宮本
Fumihiko Shimizu
文彦 志水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Nishi Nippon Electric Wire and Cable Co Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Nishi Nippon Electric Wire and Cable Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd, Nishi Nippon Electric Wire and Cable Co Ltd filed Critical Fujikura Ltd
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Priority to US09/357,655 priority patent/US6160261A/en
Priority to EP99114094A priority patent/EP0974853B1/en
Publication of JPH11202173A publication Critical patent/JPH11202173A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集合住宅等において1フロア当たり2心が必
要となる配線を行う場合、これらを分岐するための作業
効率を向上させる。 【解決手段】 芯材11の周囲に複数本のメガネ型2心
光ファイバコード12を撚り合わせてなる光ファイバケ
ーブル10であって、前記芯材11は、複数本の銅メッ
キ鋼線が撚り合わされたテンションメンバ13と、この
テンションメンバ13を被覆する保護被覆層14からな
り、前記メガネ型2心光ファイバコード12は、2本の
光ファイバ素線15と、この2本の光ファイバ素線15
の周囲を被覆するシース16からなることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、集合住宅等のパ
イプスペースに鉛直方向に予め布設され、必要に応じ
て、従来の電話線と引き換えて光ファイバ化するために
好適な光ファイバケーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】このような目的で集合住宅等のパイプス
ペースに布設される光ファイバケーブルとしては、図3
に示す構造のものが考えられている。この光ファイバケ
ーブル1は、複数本の光ファイバコード2と、これらを
被覆、一体化するシース3で構成されている。
【0003】光ファイバコード2は、光ファイバ素線4
と、補強層5と、シース6とから構成されている。補強
層5は、1本の光ファイバ素線4の周囲を被覆するよう
に配置され、光ファイバ素線4を保護するものである。
材質としては、高強度のアラミド繊維が主に使用されて
いる。シース6は、補強層5の外周部を被覆するように
配置され、補強層5をさらに保護するものである。材質
としては、主にポリエチレン(PE)が使用されてい
る。
【0004】シース3は、撚り合わされた複数本の光フ
ァイバコード2,2,2・・・の周囲を被覆するように
配置され、光ファイバコード2,2,2・・・を保護す
る役目をするものである。また材質としては、主にポリ
塩化ビニル(PVC)が使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の光ファイバケー
ブルにあっては、上述のような目的のために布設する場
合において、単心の光ファイバコードを複数本集合した
構造であるため、集合住宅等において1フロア当たり2
心が必要となる光配線を行う場合、これらをそれぞれ識
別しつつ分岐することが必要となるためその作業効率が
非常に悪いという問題があった。
【0006】この発明は、上記の事情に鑑みてなされた
もので、その目的は、集合住宅等において1フロア当た
り2心が必要となる配線を行う場合、これらを分岐する
ための作業効率を向上させることのできる光ファイバケ
ーブルを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の光ファイバケ
ーブルでは、上記課題を解決するため、以下の手段を採
用した。すなわち、請求項1記載の光ファイバケーブル
によれば、芯材の周囲に複数本のメガネ型2心光ファイ
バコードを撚り合わせてなる光ファイバケーブルであっ
て、前記芯材は、複数本の銅メッキ鋼線が撚り合わされ
たテンションメンバと、このテンションメンバを被覆す
る保護被覆層からなり、前記メガネ型2心光ファイバコ
ードは、2本の光ファイバ素線と、この2本の光ファイ
バ素線の周囲を被覆するシースからなることを特徴とす
る。
【0008】この光ファイバケーブルによれば、1フロ
ア当たり2心が必要となる光配線を行う場合にも、非常
に効率よく分岐作業を行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を、
図面を参照して説明する。図1において、光ファイバケ
ーブル10は、芯材11の周囲に複数本のメガネ型2心
光ファイバコード12を撚り合わせた構成とされてい
る。
【0010】芯材11は、テンションメンバ13と、保
護被覆層14から構成されている。テンションメンバ1
3は、複数本の銅メッキ鋼線が撚り合わされてなるもの
であって、ケーブル布設の際の引張力に対してメガネ型
2心光ファイバコード12に許容値以上の伸びがかから
ないようケーブルにかかる引張力を引き受けるものであ
る。保護被覆層14は、テンションメンバ13の周囲を
被覆するように配置されており、金属のテンションメン
バ13によってメガネ型2心光ファイバコード12が損
傷することから保護する役目するものである。また材質
としては、難燃化ポリエチレン(PE)や難燃性のポリ
塩化ビニル(PVC)が主に使用されている。
【0011】メガネ型2心光ファイバコード12は、光
ファイバ素線15と、シース16とから構成されてい
る。シース16は、2本の光ファイバ素線15,15を
添わせて、これの周囲を被覆するように配置された断面
形状が8字形を有するもので、これら光ファイバ素線1
5,15を保護するものである。また材質としては、主
にポリエチレン(PE)が使用されている。また、上記
のように2本の光ファイバ素線15,15が、断面形状
8字形のシース16に被覆された構造となっていること
から、この発明においては、これをメガネ型2心光ファ
イバコード12と呼ぶ。
【0012】また、上記のように心材11の周囲を被覆
するように複数本のメガネ型2芯光ファイバコード12
が撚り合わされて配置されているだけなので、配線工事
中等にばらけてしまうなどの不都合が生じる場合には、
必要に応じてプラスチック製の押さえ巻きテープ(図示
せず)等を用いてこれらを防止することができる。
【0013】つぎに、上記の構成からなる光ファイバケ
ーブル10の使用方法について説明する。光ファイバケ
ーブル10は、予め集合住宅等のパイプスペースに鉛直
方向に布設されており、各フロアにおいて配線が必要と
なった場合には各フロア毎にメガネ型2心光ファイバコ
ード12が1本づつ分岐され、配線される。同一フロア
の各家庭には、カプラを介して2心で配線され、時分割
または波長分割の多重通信で信号の送受信が行われる。
【0014】したがって、2心単位で構成されたメガネ
型2心光ファイバコード12が芯材11の周囲に配置さ
れているので、一度に2心が必要となる光配線を行う場
合非常に効率よく、かつ正確に作業を行うことができ
る。また、メガネ型2心光ファイバコード12が芯材1
1の周囲に配置されているので、簡単にメガネ型2心光
ファイバコード12を得て、分岐させることができる。
さらに、それぞれのメガネ型2心光ファイバコード12
は押さえ巻きテープによって芯材11に固定されている
ので、分岐位置を簡単に変更することができる。さらに
また、シース16除去するだけで簡単に光ファイバ素線
15が得られるので、不必要な作業を行うことなく迅速
に作業を行えることから、作業時間の短縮を図ることが
できる。
【0015】また、図2に示すように、芯材11の周囲
に配置されたメガネ型2心光ファイバコード12は1層
に限られることはなく、2層あるいはそれ以上であって
も良い。
【0016】さらに、芯材11の周囲に複数本のメガネ
型2心光ファイバコード12を撚り合わせる場合には、
メガネ型2心光ファイバコード12の断面形状における
8字形の上端または下端のいずれかが芯材11に接する
ように配置されているものであっても良い。
【0017】
【発明の効果】この発明の光ファイバケーブルによれ
ば、2心単位で構成されたメガネ型2心光ファイバコー
ドが芯材の周囲に撚り合わされて配置されているので、
光配線等の一度に2心が必要となる配線を行う場合非常
に効率よく、これらを分岐する作業を行うことができる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施の形態を示す光ファイバケ
ーブルの横断面図である。
【図2】 この発明の他の実施の形態を示す光ファイバ
ケーブルの横断面図である。
【図3】 従来の光ファイバケーブルを示す横断面図で
ある。
【符号の説明】
10 光ファイバケーブル 11 芯材 12 メガネ型2心光ファイバコード 13 テンションメンバ 14 保護被覆層 15 光ファイバ素線 16 シース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 茂木 章夫 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉工場内 (72)発明者 大森 達也 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉工場内 (72)発明者 宮本 末広 千葉県佐倉市六崎1440番地 株式会社フジ クラ佐倉工場内 (72)発明者 志水 文彦 大分県大分市大字駄原2899 西日本電線株 式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯材の周囲に複数本のメガネ型2心光フ
    ァイバコードを撚り合わせてなる光ファイバケーブルで
    あって、 前記芯材は、複数本の銅メッキ鋼線が撚り合わされたテ
    ンションメンバと、このテンションメンバを被覆する保
    護被覆層からなり、 前記メガネ型2心光ファイバコードは、2本の光ファイ
    バ素線と、この2本の光ファイバ素線の周囲を被覆する
    シースからなることを特徴とする光ファイバケーブル。
JP10009120A 1998-01-20 1998-01-20 光ファイバケーブル Withdrawn JPH11202173A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10009120A JPH11202173A (ja) 1998-01-20 1998-01-20 光ファイバケーブル
US09/357,655 US6160261A (en) 1998-01-20 1999-07-20 Method for producing chired in-fiber Bragg grating
EP99114094A EP0974853B1 (en) 1998-01-20 1999-07-20 Method for producing chirped in-fibre bragg grating

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10009120A JPH11202173A (ja) 1998-01-20 1998-01-20 光ファイバケーブル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11202173A true JPH11202173A (ja) 1999-07-30

Family

ID=11711785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10009120A Withdrawn JPH11202173A (ja) 1998-01-20 1998-01-20 光ファイバケーブル

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JP (1) JPH11202173A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001216845A (ja) * 2000-02-04 2001-08-10 Fuji Densen Kk 分岐付ケーブル
JP2005128270A (ja) * 2003-10-24 2005-05-19 Nishi Nippon Electric Wire & Cable Co Ltd 構内用光ファイバケ−ブル

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JP4505095B2 (ja) * 2000-02-04 2010-07-14 冨士電線株式会社 分岐付ケーブル
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