JPH11201771A - ナビゲーション装置 - Google Patents

ナビゲーション装置

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JPH11201771A
JPH11201771A JP237498A JP237498A JPH11201771A JP H11201771 A JPH11201771 A JP H11201771A JP 237498 A JP237498 A JP 237498A JP 237498 A JP237498 A JP 237498A JP H11201771 A JPH11201771 A JP H11201771A
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JP
Japan
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processing function
priority
state
navigation device
processing
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JP237498A
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English (en)
Inventor
Takeshi Ono
健 大野
Norimasa Kishi
則政 岸
Hiroshi Saito
浩 斎藤
Masayuki Watabe
眞幸 渡部
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、望ましい処理機能を敏速に指示す
ることができ、操作性の向上に寄与することができるナ
ビゲーション装置を提供することにある。 【解決手段】 操作者の処理機能の指定入力が操作系1
5にあった際に、RAM11cに記憶された装置の設定
状態および/または車両の運転状態に基づいて、コント
ローラ11は、次に実行されることが望ましい処理機能
の優先順位を高くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ナビゲーション装
置に関し、特に、対象に複数の処理機能が関連付けられ
ている場合でも、その処理機能の選択を容易に行うこと
ができるナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ナビゲーション装置としては、図
18に示すものが知られている。このナビゲーション装
置では、現在位置を表示する場合には、以下のような処
理を行っている。即ち、操作系195に設けられた地図
スイッチが投入されると、GPSレシーバ181と方位
センサ183、走行センサ185からのデータに基づい
て推測された現在位置データを得て、その現在位置に対
応する地図情報をCD−ROMドライバ189を介して
CD−ROM187から読み出し、読み出した地図情報
に現在位置マークを付加してディスプレイ193に表示
する。さらに、定期的に現在位置データを得て、自車両
位置の移動に伴って地図情報と現在位置マークとを更新
して表示するようにしている。
【0003】また、このナビゲーション装置では、ディ
スプレイ193に処理機能のメニュー項目を表示してお
き、操作系195から入力される指示に応じていずれか
1つの処理機能を選択し、処理機能の1つとして、CD
−ROM187から地図情報以外の各種対象の情報を読
み出してディスプレイ193に表示する処理機能を起動
するようにしている。
【0004】例えば、使用者が所望の駅までの走行距離
を知りたい場合、まず、対象となる駅を操作系195か
ら指示して入力する。詳しくは、GUI(Graphical Us
er Interface)を利用して画面上に階層的なメニュー項
目を設定しておく。次に、図19に示すように、この対
象となる駅195近傍の地図情報をディスプレイ193
に表示し、それに関連付けられている処理機能のメニュ
ー項目一覧197を表示する。
【0005】操作系195にはジョイスティックおよび
実行スイッチが設けられており、使用者はジョイスティ
ックを上下操作して表示されている所望の処理機能のメ
ニュー項目名をカーソルで選択し、実行スイッチを押し
てこの処理機能を起動する。例えば、「走行距離」が所
望の処理機能である場合には、ジョイスティックを下方
向へ操作して3ステップ分だけカーソルを移動して選択
し、次に、実行スイッチを押して処理機能を確定する。
【0006】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、従来の
ナビゲーション装置にあっては、図19に示すように、
そのメニュー項目の順番が固定されており、所望の処理
機能のメニュー項目を選択するのに手間と時間がかかっ
ていた。例えば、既に「目的地設定」処理機能を使用し
て対象となる駅195を設定している場合に、次の操作
では同じ「目的地設定」処理機能を選択する筈はないの
に、カーソルが「目的地設定」項目上を通過してから
「走行距離」処理機能を選択するので、無駄なカーソル
移動操作を必要としていた。
【0007】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的としては、望ましい処理機能を敏速に指示する
ことができ、操作性の向上に寄与することができるナビ
ゲーション装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、操作入力に応じて、装置に階
層化されて準備されている処理機能を起動するナビゲー
ション装置において、操作者の操作入力を受け付ける入
力手段と、装置の設定状態を記憶する装置状態記憶手段
と、車両の運転状態を検出する運転状態検出手段とを備
えるとともに、前記入力手段による操作者の処理機能の
指定入力があった際に、前記装置状態記憶手段に記憶さ
れた装置の設定状態および/または前記運転状態検出手
段により検出された車両の運転状態に基づいて、次に実
行されることが望ましい処理機能の優先順位を高くする
優先順位決定手段を備えることを要旨とする。
【0009】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、操作入力に応じて、装置に階層化されて準備さ
れている処理機能を起動するナビゲーション装置におい
て、操作者の操作入力を受け付ける入力手段と、装置の
設定状態を記憶する装置状態記憶手段と、車両の運転状
態を検出する運転状態検出手段と、装置に準備されてい
る処理機能を階層化して記憶した処理機能記憶手段と、
この処理機能記憶手段に記憶されている処理機能をメニ
ュー項目として表示する表示手段とを備えるとともに、
前記入力手段によるメニュー項目の選択入力があった際
に、前記装置状態記憶手段に記憶された装置の設定状態
および/または前記運転状態検出手段により検出された
車両の運転状態に基づいて、次に表示されることが望ま
しいメニュー項目の優先順位を高くする優先順位決定手
段を備えることを要旨とする。
【0010】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記優先順位決定手段は、既に起動されている
処理機能の優先順位を低くすることを要旨とする。
【0011】請求項4記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記装置状態記憶手段は、前記入力手段による
操作者の処理機能の指定入力の履歴を記憶する機能履歴
記憶手段を備えることを要旨とする。
【0012】請求項5記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記優先順位決定手段は、前記機能履歴記憶手
段に記憶されている履歴として、前もって目的地あるい
は経由地に設定しているという条件が成立する場合に
は、現在位置から当該対象の固有位置までの走行コスト
を出力する走行コスト処理機能の優先順位を高くなるよ
うに決定することを要旨とする。
【0013】請求項6記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記優先順位決定手段は、前記機能履歴記憶手
段に記憶されている履歴のうち経路探索処理機能が済み
状態である場合に、指示される対象がこの経路近傍であ
るという条件が成立するときには、当該対象を経由地に
設定する経由地設定処理機能の優先順位を高くなるよう
に決定することを要旨とする。
【0014】請求項7記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記優先順位決定手段は、前記機能履歴記憶手
段に記憶されている履歴のうち経路探索処理機能が済み
状態である場合に、指示される対象がこの経路上である
という条件が成立するときには、当該対象までの走行コ
ストを出力する走行コスト処理機能の優先順位を高くな
るように決定することを要旨とする。
【0015】請求項8記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記優先順位決定手段は、前記機能履歴記憶手
段に記憶されている履歴として、過去の所定回数以内の
操作で当該処理機能の情報を出力したという条件が成立
する場合には、当該処理機能に関連付けられた情報出力
処理機能の優先順位を高くなるように決定することを要
旨とする。
【0016】請求項9記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記優先順位決定手段は、過去の所定回数以内
の操作で指定した対象と今回指定した対象が近傍である
という条件が成立する場合には、過去に指定した対象に
関連付けられた情報出力処理機能の優先順位を高くなる
ように決定することを要旨とする。
【0017】請求項10記載の発明は、上記課題を解決
するため、前記優先順位決定手段は、当該対象に関連付
けられた情報のうち、過去の所定回数以内の操作で検索
された情報と同じ種別の情報に関する情報出力処理機能
の優先順位を高くなるように決定することを要旨とす
る。
【0018】請求項11記載の発明は、上記課題を解決
するため、前記優先順位決定手段は、前記運転状態検出
手段により車両が走行状態であると検出された場合に
は、目的地設定処理機能の優先順位を高くなるように決
定することを要旨とする。
【0019】請求項12記載の発明は、上記課題を解決
するため、前記優先順位決定手段は、前記運転状態検出
手段により車両が走行状態であると検出された場合に
は、目的地設定処理機能を起動する機能起動手段を有す
ることを要旨とする。
【0020】請求項13記載の発明は、上記課題を解決
するため、前記機能履歴記憶手段は、処理機能を起動す
る前の処理状態を記憶しておき、処理機能の起動後に、
操作入力によって処理機能の処理状態を元の処理状態に
戻すことを要旨とする。
【0021】請求項14記載の発明は、上記課題を解決
するため、前記優先順位決定手段は、複数の条件が競合
した場合には、所定のルールにより競合を解消する解消
手段を有することを要旨とする。
【0022】請求項15記載の発明は、上記課題を解決
するため、前記優先順位決定手段は、前記優先順位を決
定したとき、処理機能の処理状態をメッセージとして表
示するように指示する表示指示手段を有することを要旨
とする。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、操作者
の処理機能の指定入力があった際に、装置の設定状態お
よび/または車両の運転状態に基づいて、次に実行され
ることが望ましい処理機能の優先順位を高くすること
で、望ましい処理機能を敏速に指定することができ、操
作性の向上に寄与することができる。
【0024】また、請求項2記載の本発明によれば、装
置に準備されている処理機能を階層化して記憶し、この
処理機能をメニュー項目として表示しておき、メニュー
項目の選択入力があった際に、装置の設定状態および/
または車両の運転状態に基づいて、次に表示されること
が望ましいメニュー項目の優先順位を高くすることで、
望ましい処理機能のメニュー項目を敏速に指定すること
ができ、操作性の向上に寄与することができる。
【0025】また、請求項3記載の本発明によれば、請
求項1または2記載のナビゲーション装置において、既
に起動されている処理機能の優先順位を低くすること
で、既に使用済みの処理機能を操作指定せずに済むの
で、操作範囲を狭めることができる。
【0026】また、請求項4記載の本発明によれば、請
求項1または2記載のナビゲーション装置において、操
作者の処理機能の指定入力の履歴を記憶することで、所
望の処理機能のメニュー項目の優先順位を的確に高くす
ることができ、敏速な操作指示に応答することができ、
操作性の向上に寄与することができる。
【0027】また、請求項5記載の本発明によれば、請
求項4記載のナビゲーション装置において、記憶されて
いる履歴として、前もって目的地あるいは経由地に設定
しているという条件が成立する場合には、現在位置から
当該対象の固有位置までの走行コストを出力する走行コ
スト処理機能の優先順位を高くなるように決定すること
で、目的地や経由地を設定した後の走行コスト処理機能
を容易に指定することができる。
【0028】また、請求項6記載の本発明によれば、請
求項4記載のナビゲーション装置において、記憶されて
いる履歴のうち経路探索処理機能が済み状態である場合
に、指示される対象がこの経路近傍であるという条件が
成立するときには、当該対象を経由地に設定する経由地
設定処理機能の優先順位を高くなるように決定すること
で、指定された対象を経由地として設定する場合の処理
機能を容易に指定することができる。
【0029】また、請求項7記載の本発明によれば、請
求項4記載のナビゲーション装置において、記憶されて
いる履歴のうち経路探索処理機能が済み状態である場合
に、指示される対象がこの経路上であるという条件が成
立するときには、当該対象までの走行コストを出力する
走行コスト処理機能の優先順位を高くなるように決定す
ることで、経路上にある対象までの走行コスト処理機能
を容易に指定することができる。
【0030】また、請求項8記載の本発明によれば、請
求項4記載のナビゲーション装置において、記憶されて
いる履歴として、過去の所定回数以内の操作で当該処理
機能の情報を出力したという条件が成立する場合には、
当該処理機能に関連付けられた情報出力処理機能の優先
順位を高くなるように決定することで、情報出力処理機
能を容易に指定することができる。
【0031】また、請求項9記載の本発明によれば、請
求項8記載のナビゲーション装置において、過去の所定
回数以内の操作で指定した対象と今回指定した対象が近
傍であるという条件が成立する場合には、過去に指定し
た対象に関連付けられた情報出力処理機能の優先順位を
高くなるように決定することで、過去に頻繁に指定した
対象に関する情報の出力を容易に指定することができ
る。
【0032】また、請求項10記載の本発明によれば、
請求項9記載のナビゲーション装置において、当該対象
に関連付けられた情報のうち、過去の所定回数以内の操
作で検索された情報と同じ種別の情報に関する情報出力
処理機能の優先順位を高くなるように決定することで、
過去に頻繁に指定した対象と同じ種別の情報の出力を容
易に指定することができる。
【0033】また、請求項11記載の本発明によれば、
請求項1または2記載のナビゲーション装置において、
車両が走行状態であると検出された場合には、目的地設
定処理機能の優先順位を高くなるように決定すること
で、車両の実際の走行状態に則した処理機能を容易に指
定することができる。
【0034】また、請求項12記載の本発明によれば、
請求項11記載のナビゲーション装置において、車両が
走行状態であると検出された場合には、目的地設定処理
機能を起動することで、装置の実際の稼働状況に則した
処理機能を自動的に進行させることができる。
【0035】また、請求項13記載の本発明によれば、
請求項4記載のナビゲーション装置において、処理機能
を起動する前の処理状態を記憶しておき、処理機能の起
動後に、操作入力によって処理機能の処理状態を元の処
理状態に戻すことで、誤って処理機能を実行してしまう
ことを回避することができる。
【0036】また、請求項14記載の本発明によれば、
請求項1または2記載のナビゲーション装置において、
複数の条件が競合した場合には、所定のルールにより競
合を解消することで、処理機能の指定と起動を停滞する
ことなく一意的に処理することができる。
【0037】また、請求項15記載の本発明によれば、
請求項1または2記載のナビゲーション装置において、
優先順位を決定したとき、処理機能の処理状態をメッセ
ージとして表示するように指示することで、処理状態を
監視しながら操作することができる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本発明の第1〜第4およ
び第6の実施の形態に係るナビゲーション装置のシステ
ム構成を示す図である。先ず、第1の実施の形態に係る
ナビゲーション装置の構成を説明する。
【0039】図1に示すように、GPS衛星からの測位
用電波を受信して現存位置を測位するGPSレシーバ1
と、地磁気あるいはジャイロ等により車両の進行方向を
検出する方位センサ3と、タイヤの回転に応じてパルス
信号を発生して移動距離を検出する走行センサ5と、地
図情報や地名や施設名等の対象情報やその対象に関連付
けられている処理機能内容を記録するCD−ROM7
と、CD−ROM7から情報を読み出すCD−ROMド
ライバ9と、制御プログラムおよび制御データに従って
装置全体を制御するコントローラ11と、地図情報およ
びその他の情報を表示すると共に各種の操作入力がなさ
れるディスプレイ13と、使用者の各種操作入力を受け
付ける操作系15とから構成される。
【0040】コントローラ11は、様々な演算処理やコ
ントロールを行うMPUl1aと、プログラムやデータ
を記憶するROMl1bと、地図情報やその他の制御情
報を記憶するRAMl1cと、図示しない各種のインタ
フェースから構成されている。
【0041】GPSレシーバ1は、GPS衛星からの電
波信号を受信して緯度、経度を示す現在位置データを生
成する測位部である。また、方位センサ3および走行セ
ンサ5は自立型の測位部を構成するもので、それらの検
出信号からコントローラ11内に構成される演算処理に
基づいて、緯度、経度を示す現在位置データが計算され
る。これらの測位部はGPS衛星からの電波状況に応じ
て使い分けられたり、併用されたりする。
【0042】コントローラ11は、現在位置を表示する
場合には、以下のような処理を行っている。即ち、操作
系195に設けられた地図スイッチが投入された場合、
GPSレシーバ1と方位センサ3および走行センサ5か
らの検出データに基づいて現在位置データを演算し、そ
の現在位置に対応する地図情報をCD−ROMドライバ
9を介してCD−ROM7から読み出し、その読み出し
た地図情報に現在位置マークを付加してCRT13に表
示する。さらに、コントローラ11は、定期的に現在位
置データを演算し、自車両位置の移動に伴って地図情報
と現在位置マークとを更新して表示する。
【0043】また、コントローラ11は、ディスプレイ
13に複数の処理機能のメニュー項目を表示しておき、
操作系15から入力される指示情報に応じて、いずれか
1つの処理機能を選択し、CD−ROM7またはROM
11a,RAM11cから地図情報以外の各種情報を読
み出してディスプレイ13に表示する。なお、これらの
表示情報は時間経過に応じて更新されることとする。
【0044】次に、図2に示すフローチャートを用いて
本発明の第1の実施の形態に係るナビゲーション装置の
動作を説明する。なお、使用者が所望の駅までの走行距
離を知りたい場合を例にして説明する。まず、使用者が
ナビゲーション装置のディスプレイ13に現在位置周辺
の地図を表示させるために、操作系15に設けられた地
図表示スイッチを押した場合に、割り込み処理として図
2に示す処理が開始される。
【0045】ステップS10では、コント−ラ11は、
操作系15から対象種別の指定入力を受け付ける。次
に、ステップS20では、コントローラ11は指定され
た対象の位置情報、指定された対象周囲の地図情報と共
に、この対象に関連付けられている処理機能情報をCD
ROMドライバ9を介してCDROM7から読み出し、
これらの情報をRAM11cに記憶する。次に、ステッ
プS30では、コントローラ11は、指定された対象
と、その周囲の地図を描画してディスプレイ13に出力
する。
【0046】ステップS40では、コントローラ11
は、処理状態を検出する。本実施の形態においては、指
定された対象が既に目的地あるいは経由地としてRAM
11cに設定されているか否かを検出する。ステップS
50では、指定された対象がどちらにも設定されていな
い場合、所定の順序、または、処理機能毎にそのメニュ
ー項目の操作履歴を記憶すると共に操作頻度を集計して
RAM11cに記録しておき、このメニュー項目の操作
頻度が大きい順に優先順位を決定する。指定された対象
が目的地あるいは経由地に設定されている場合、目的地
設定および経由地設定の優先順位を最も低くする一方、
「走行距離」処理機能の優先順位を最も高くなるように
決定する。
【0047】ステップS60では、コントローラ11は
この優先順位の順番に従って、図6に示すように、処理
機能のメニュー項目63をディスプレイ13に表示す
る。なお、同図に示すように、既に目的地は「品川駅」
61に設定されているため、「目的地設定」及び「経由
地設定」処理機能のメニュー項目の優先順位が最も低く
なっており、「走行距離」処理機能のメニュー項目の優
先順位が最も高くなっている。
【0048】ここで、図6に示すように、ディスプレイ
13の表示画面下部にメッセージボックス65を表示
し、この中にナビゲーション装置の処理状態を例えば、
「品川駅に目的地設定済」と表示する。ステップ70で
は、コントローラ11は、操作系15に設けられたスイ
ッチの操作に応じて、メニュー項目選択を受け付ける。
この場合でも、使用者は容易に所望の処理機能である
「走行距離」処理機能を選択できる。
【0049】ステップ80では、コントローラ11は指
定された対象までの走行距離を演算し表示させる。この
ように、処理状態として、指定された対象が既に目的地
あるいは経由地に設定されている場合には、目的地設定
および経由地設定の優先順位を最も低くし、「走行コス
ト」処理機能の優先順位を最も高くなるように決定する
ことにより、処理機能の選択を容易にすることができ
る。
【0050】(第2の実施の形態)次に、図1を用い
て、本発明の第2の実施の形態に係るナビゲーション装
置の構成と動作を説明する。第2の実施の形態に係るナ
ビゲーション装置の構成は図1に示す構成と同様である
が、コントローラ11における動作内容を変更するもの
である。
【0051】次に、図3に示すフローチャートを用いて
本発明の第2の実施の形態に係るナビゲーション装置の
動作を説明する。なお、本実施の形態に係るナビゲーシ
ョン装置の動作においては、ステップS41、S51の
処理だけが前述の第1の実施の形態と異なる。すなわ
ち、図4に示すフローチャートは、図2に示すフローチ
ャートに対して、ステップS40がステップS41に、
ステップS50がステップS51に置き換えられたもの
である。
【0052】図3において、ステップS41では、コン
トローラ11は、処理状態を検出する。即ち、指定され
た対象が固有の位置を有し、処理状態が経路探索済みで
あり、かつ指定された対象が経路近傍であるか否かを検
出する。ここで、指定された対象が経路近傍であるか否
かの判定方法について説明する。この指定された対象の
位置をX、検索済みの経路上にありこの経路と対象間の
距離が最短になる点をY、XY間の最短道のりをLとし
た場合に、最短道のりLが所定の基準値以下であるとき
には、指定された対象がこの経路近傍であることとして
判定する。また、現在位置をZとした場合に、(道のり
ZY)/(道のりXY)から求められた値が所定の基準
値以上であるときには、指定された対象が経路近傍であ
ることとして判定する。
【0053】ステップS51では、処理状態がステップ
S41の条件に当てはまらない場合には、所定の順序、
または、処理機能毎にそのメニュー項目の操作履歴を記
憶すると共に操作頻度を集計してRAM11cに記録し
ておき、このメニュー項目の操作頻度が大きい順に優先
順位を決定する。一方、処理状態がステップS41の条
件に当てはまる場合には、指定された対象を経由地とし
て設定する処理機能の優先順位を最も高くなるように決
定する。その結果、図7に示すように、指定された対象
となる「品川駅」71が既に設定されている経路75の
近傍にあるので、処理機能のメニュー項目73のうち
「経由地設定」処理機能の優先順位が最も高くなってい
る。
【0054】また、図7に示すように、ディスプレイ1
3の表示画面下部にメッセージボックス75を表示し、
この中にナビゲーション装置の処理状態を例えば、「経
路近傍です」と表示される。このように、処理状態が経
路探索済みであり、かつ指定された対象が経路から所定
距離以内であるかを検出し、その条件に当てはまる場合
には、指定された対象を経由地として設定する処理機能
の優先順位を最も高くなるように決定することで、処理
機能の選択を容易にすることができる。
【0055】また、「経路探索」処理機能は、一般に、
使用者が思ったとおりの経路を完全に探索できることは
希であり、必ず細かい経路修正を行う必要がある。本実
施の形態においては、一旦、経路探索を終了した直後、
または、実際に経路を走行していくうちに細かい経路修
正を行いたくなった場合、経路修正を容易にすることが
できる。
【0056】(第3の実施の形態)次に、図1を用い
て、本発明の第3の実施の形態に係るナビゲーション装
置の構成と動作を説明する。第3の実施の形態に係るナ
ビゲーション装置の構成は図1に示す構成と同様である
が、コントローラ11における動作内容を変更するもの
である。
【0057】次に、図4に示すフローチャートを用いて
本発明の第3の実施の形態に係るナビゲーション装置の
動作を説明する。なお、本実施の形態に係るナビゲーシ
ョン装置の動作においては、ステップS42、S52の
処理だけが前述の第1の実施の形態と異なる。すなわ
ち、図4に示すフローチャートは、図2に示すフローチ
ャートに対して、ステップS40がステップS42に、
ステップS50がステップS52に置き換えられたもの
である。
【0058】ステップS42では、コントローラ11
は、処理状態を検出する。処理状態が経路探索済みであ
り、かつ指定された対象が経路から所定距離以内である
かを検出する。本実施の形態における所定の基準値とな
る距離は、ステップS42における所定の基準値よりも
小さく、経路からこの設定距離以内である場合には、そ
の経路上にあることとして判定する。
【0059】ステップS52では、処理状態がステップ
S42の条件に当てはまらない場合には、所定の順序、
または、処理機能毎にそのメニュー項目の操作履歴を記
憶すると共に操作頻度を集計してRAM11cに記録し
ておき、このメニュー項目の操作頻度が大きい順に優先
順位を決定する。一方、処理状態がステップS42の条
件に当てはまる場合には、走行コストを表す処理機能と
して「走行距離」や「走行時間」等の処理機能の優先順
位を高くなるように決定する。その結果、図8に示すよ
うに、指定された対象となる「品川駅」81が既に設定
されている経路85の極めて近傍にあるので、処理機能
のメニュー項目83のうち「走行距離」処理機能のメニ
ュー項目の優先順位が最も高くなっている。
【0060】このように、処理状態が経路探索済みであ
り、かつ指定された対象が経路上にあるか否かを検出
し、この条件に当てはまる場合には、「走行距離」や
「走行時間」等の走行コスト処理機能の優先順位を高く
なるように決定することにより、処理機能の選択を容易
にすることができる。
【0061】(第4の実施の形態)次に、図1を用い
て、本発明の第4の実施の形態に係るナビゲーション装
置の構成と動作を説明する。第4の実施の形態に係るナ
ビゲーション装置の構成は図1に示す構成と同様である
が、コントローラ11における動作内容を変更するもの
である。
【0062】次に、図5に示すフローチャートを用いて
本発明の第4の実施の形態に係るナビゲーション装置の
動作を説明する。なお、本実施の形態に係るナビゲーシ
ョン装置の動作においては、ステップS43、S53の
処理だけが前述の第1の実施の形態と異なる。すなわ
ち、図5に示すフローチャートは、図2に示すフローチ
ャートにおいて、ステップS40がステップS43に、
ステップS50がステップS53に置き換えられたもの
である。
【0063】ステップS43では、コントローラ11
は、処理状態を検出する。過去の操作情報を集計してR
AM11cに記録しておき、現在の処理状態が過去の所
定回数以内の操作であり、指定された対象に関連付けら
れた情報出力を行っていた処理状態であるかを検出す
る。また併せて、過去の所定回数以内の操作であり、指
定された対象と今回指定した対象が近傍であるかを検出
し、第1〜3の実施の形態に記載した条件と併せて検出
することで、ある地域内で特定の情報を探し続ける場合
等に有効である。
【0064】ステップS53では、処理状態がステップ
S43の条件に当てはまらない場合には、所定の順序、
または、処理機能毎にそのメニュー項目の操作履歴を記
憶すると共に操作頻度を集計してRAM11cに記録し
ておき、このメニュー項目の操作頻度が大きい順に優先
順位を決定する。一方、処理状態がステップS43の条
件に当てはまる場合には、指定された対象に関連付けら
れた「情報出力」処理機能の優先順位を最も高くなるよ
うに決定する。その結果、図9に示すように、指定され
た対象となる「品川駅」91に対して、処理機能のメニ
ュー項目93のうち「情報出力」処理機能のメニュー項
目の優先順位が最も高くなっている。
【0065】また、図9に示すように、ディスプレイ1
3の表示画面下部にメッセージボックス95を表示し、
この中にナビゲーション装置の処理状態を例えば、「こ
れまで情報出力」と表示される。
【0066】また、これまでの操作において「情報出
力」を選択した後に、次のメニュー項目でレストラン検
索を行った場合には、本実施の形態における他の結果と
して、図9に示すの処理機能のメニュー項目93である
「情報出力」に代わって、図10に示すように、処理機
能のメニュー項目103として「レストラン情報」処理
機能の優先順位を最も高くする。この結果、これまでの
操作と同様にレストランを検索し続ける場合の操作を容
易にすることができる。
【0067】このように、処理状態が過去の所定回数以
内の操作情報で指定された対象に関連付けられた情報出
力を行っていた状態である場合には、指定された対象に
関連付けられた「情報出力」処理機能のメニュー項目の
優先順位を最も高くなるように決定することで、情報を
探し続ける場合の操作を容易にすることができる。
【0068】また、併せて過去の所定回数以内の操作で
指定された対象と今回指定された対象が近傍であるかを
検出し、上述したような条件と併せて検出することで、
過去に指定された対象に関連付けられた情報や、ある地
域の情報を探し続ける場合の操作を容易にすることがで
きる。
【0069】さらに、過去の所定回数以内の操作でアク
セスされた情報と同じ種別の「情報出力」処理機能のメ
ニュー項目の優先順位を最も高くなるように決定するこ
とで、特定の種別の情報を探し続ける場合の操作を容易
にすることができる。
【0070】(第5の実施の形態)図11は、本発明の
第5の実施の形態に係るナビゲーション装置のシステム
構成を示す図である。
【0071】本実施の形態においては、図1に示すシス
テム構成に音声入力装置17、音声出力処理部19を付
加し、さらに、コントローラ11における動作内容を変
更するものである。
【0072】音声入力処理部17は、使用者の音声を入
力し、周知の音声認識処理方法に基づいて音声認識処理
を施して音声によって指示される対象名や処理機能のメ
ニュー項目名を判別し、対象情報をコントローラ11に
出力する。音声出力処理部19は、コントローラ11か
ら指定された音声指示データに応じて音声信号を合成し
て使用者に出力する。
【0073】次に、本実施の形態の作用は図12に示す
フローチャートを用いて説明される。なお、本実施の形
態に係るナビゲーション装置の動作においては、ステッ
プS120、S121、S122、S123の処理だけ
が前述の第1の実施の形態と異なる。すなわち、図12
に示すフローチャートは、図2に示すフローチャートに
対して、ステップS10がステップS120に、ステッ
プS80がステップS123に、ステップS60がステ
ップS121に、ステップS70がステップS122に
置き換えられたものである。
【0074】まず、ステップS120では、音声入力処
理部17に使用者の音声を入力し、周知の音声認識処理
方法に基づいて音声認識処理を施して音声によって指示
される対象を判別し、対象情報をコントローラ11に出
力する。次に、ステップS20〜S50では、図2に示
すフローチャートと同様の処理を行うので、その説明を
省略する。
【0075】次に、ステップS121では、コントロー
ラ11は、ステップS50までに決定された順番に従っ
て、音声出力処理部19から合成された音声を出力して
使用者がどの処理機能を欲しているかを尋ねる。質問は
三者択一形式等により、複数個の処理機能侯補から使用
者に選択させるような形式で行われる。次に、ステップ
S122では、コントローラ11は、音声による使用者
からの選択の返事を音声入力処理部17で受け付ける。
なお、この処理はステップS121が完了していなくて
も受け付けできることとし、使用者が質問を最後まで聞
かなくても返答できるようにする。次に、ステップS1
23では、コントローラ11は、選択された処理機能を
起動する。
【0076】ここで、図13(a)は本発明を用いない
場合の対話の例を示す図であり、図13(b)は本発明
を用いた場合の対話の例を示す図であり、両者の対話内
容が異なることが分かる。このように、処理状態に応じ
て質問の順序を変更することができ、使用者は質問の全
部を聞く前に返答を行うことができる。この結果、操作
時間を短縮できると共に、要点を先に述べることになる
ので、人間の会話で通常見られる質問途中で次の会話を
始めたいという要求に対応することができる。
【0077】(第6の実施の形態)次に、図1を用い
て、本発明の第6の実施の形態に係るナビゲーション装
置の構成と動作を説明する。第6の実施の形態に係るナ
ビゲーション装置の構成は図1に示す構成と同様である
が、コントローラ11における動作内容を変更するもの
である。
【0078】次に、図14に示すフローチャートを用い
て本発明の第6の実施の形態に係るナビゲーション装置
の動作を説明する。なお、図14(a)は通常の動作を
示すフローチャートであり、図14(b)はリカバリ処
理時の動作を示すフローチャートである。
【0079】まず、図14(a)に示すフローチャート
を用いて本発明の第6の実施の形態に係るナビゲーショ
ン装置の動作を説明する。なお、本実施の形態に係るナ
ビゲーション装置のリカバリ処理を除く通常の動作にお
いては、ステップS140、S141の処理だけが前述
の第1の実施の形態と異なる。すなわち、図14(a)
に示すフローチャートは、図2に示すフローチャートに
対して、ステップS40がステップS140に、ステッ
プS50がステップS141に置き換えられたものであ
る。
【0080】ステップ140では、コントローラ11
は、処理状態および車両情報を検出する。コントローラ
11は、以下の条件が成立するかどうか検証する。 (条件1)走行状態である。 (条件2)指定された対象がすでに目的地あるいは経由
地に設定されている。 (条件3)処理状態が経路探索済みであり、かつ指定さ
れた対象が経路上である。 (条件4)処理状態が経路探索済みであり、かつ指定さ
れた対象が経路から最も近傍である。 (条件5)処理状態が過去の所定回数以内の操作で指定
された対象に関連付けられた情報出力を行っていた状態
である。
【0081】ステップS141では、コントローラ11
は条件(1)〜(5)のうち複数が競合する場合には、
図15に示す表を用いてその競合を解消する。なお、図
15に示す表は2つの条件が競合した場合に、どちらを
優先するかを示したものであり、2以上の条件が競合し
たときには、図15に示す表に従って2つずつ順次に競
合を解消することで、最終的に1つの条件に絞ることが
できる。なお、図15中に示す×印は競合が発生しない
ことを意味する。
【0082】処理状態がステップS140の絞られた条
件に当てはまらない場合に、所定の順序、または、処理
機能毎にそのメニュー項目の操作履歴をRAM11cに
記憶すると共に、操作頻度を集計してRAM11cに記
録しておき、このメニュー項目の操作頻度が大きい順に
優先順位を決定する。一方、処理状態がステップS14
0の条件に当てはまる場合には、この条件に対応した処
理機能の優先順位を高くなるように決定する。
【0083】次に、ステップS142では、現在の処理
状態をRAM11cに記憶する。次に、自動的に「目的
地設定」処理機能を起動する。このように、複数の条件
が競合した場合でもその条件の競合を解消することがで
き、処理機能の選択を容易にすることができる。
【0084】次に、図14(b)に示すフローチャート
を用いて、リカバリ処理時の動作を説明する。本実施の
形態のナビゲーション装置にあっては、図14(a)に
示すステップS142において、処理状態を記憶するR
AM11cが上述したような「目的地設定」処理機能を
起動する前状態を記憶している。
【0085】図14(b)に示すステップS143で
は、ステップS142での起動により処理状態に変更が
生じた後に、使用者により操作系15に設けられた「U
NDOキー」から入力があるか否かを検出し、この検出
がなされた場合には、ステップS144にでは、処理状
態を元に戻すようにしているので、装置による推測が外
れた場合にも、引き続いて誤った処理機能を実行してし
まうことは回避され、利用者が望む処理機能を提供でき
るようにリカバリ処理がなされる。
【0086】なお、本実施の形態では、図1に示す操作
系15を介して対象が指定入力される場合を示したが、
本実施の形態はこれに限られることなく、指定される対
象が図11に示す音声入力処理部19を介して入力され
る場合にも同様に適用することができる。
【0087】また、本実施の形態では、図6に示すよう
に最優先処理機能のメニュー項目63を複数のメニュー
項目群の最上部に表示するようにしたが、本発明はこの
ような場合に限定するものではなく、例えば、図16に
示すように「走行距離」処理機能にカーソル(網掛け表
示)によって即時に選択可能な状態に表示してもよい。
また、図17に示すように、「走行距離」処理機能を拡
大して表示してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1,2,3,4,6の実施の形態に
係るナビゲーション装置のシステム構成を示す図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るナビゲーショ
ン装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るナビゲーショ
ン装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係るナビゲーショ
ン装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明の第4の実施の形態に係るナビゲーショ
ン装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係るナビゲーショ
ン装置の表示画面の1例を示す図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係るナビゲーショ
ン装置の表示画面の1例を示す図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態に係るナビゲーショ
ン装置の表示画面の1例を示す図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態に係るナビゲーショ
ン装置の表示画面の1例を示す図である。
【図10】本発明の第4の実施の形態に係るナビゲーシ
ョン装置の表示画面の他の1例を示す図である。
【図11】本発明の第5の実施の形態に係るナビゲーシ
ョン装置のシステム構成を示す図である。
【図12】本発明の第5の実施の形態に係るナビゲーシ
ョン装置の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図13】本発明の第5の実施の形態に係るナビゲーシ
ョン装置の対話の1例を示す説明図である。
【図14】本発明の第6の実施の形態に係るナビゲーシ
ョン装置の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図15】本発明の第6の実施の形態に係るナビゲーシ
ョン装置における競合を回避する規則を説明するための
図である。
【図16】本発明の第1の実施の形態に係るナビゲーシ
ョン装置の表示画面の他の1例を示す図である。
【図17】本発明の第1の実施の形態に係るナビゲーシ
ョン装置の表示画面の他の1例を示す図である。
【図18】従来のナビゲーション装置のシステム構成例
を示す図である。
【図19】従来のナビゲーション装置の表示画面の1例
を示す図である。
【符号の説明】
1 GPSレシーバ 3 方位センサ 5 走行センサ 7 CD−ROM 9 CD−ROMドライバ 11 コントローラ 11a MPU 11b ROM 11c RAM 13 ディスプレイ 15 操作系
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡部 眞幸 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作入力に応じて、装置に階層化されて
    準備されている処理機能を起動するナビゲーション装置
    において、 操作者の操作入力を受け付ける入力手段と、 装置の設定状態を記憶する装置状態記憶手段と、 車両の運転状態を検出する運転状態検出手段とを備える
    とともに、 前記入力手段による操作者の処理機能の指定入力があっ
    た際に、前記装置状態記憶手段に記憶された装置の設定
    状態および/または前記運転状態検出手段により検出さ
    れた車両の運転状態に基づいて、次に実行されることが
    望ましい処理機能の優先順位を高くする優先順位決定手
    段を備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 【請求項2】 操作入力に応じて、装置に階層化されて
    準備されている処理機能を起動するナビゲーション装置
    において、 操作者の操作入力を受け付ける入力手段と、 装置の設定状態を記憶する装置状態記憶手段と、 車両の運転状態を検出する運転状態検出手段と、 装置に準備されている処理機能を階層化して記憶した処
    理機能記憶手段と、 この処理機能記憶手段に記憶されている処理機能をメニ
    ュー項目として表示する表示手段とを備えるとともに、 前記入力手段によるメニュー項目の選択入力があった際
    に、前記装置状態記憶手段に記憶された装置の設定状態
    および/または前記運転状態検出手段により検出された
    車両の運転状態に基づいて、次に表示されることが望ま
    しいメニュー項目の優先順位を高くする優先順位決定手
    段を備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 前記優先順位決定手段は、 既に起動されている処理機能の優先順位を低くすること
    を特徴とする請求項1または2記載のナビゲーション装
    置。
  4. 【請求項4】 前記装置状態記憶手段は、 前記入力手段による操作者の処理機能の指定入力の履歴
    を記憶する機能履歴記憶手段を備えることを特徴とする
    請求項1または2記載のナビゲーション装置。
  5. 【請求項5】 前記優先順位決定手段は、 前記機能履歴記憶手段に記憶されている履歴として、前
    もって目的地あるいは経由地に設定しているという条件
    が成立する場合には、現在位置から当該対象の固有位置
    までの走行コストを出力する走行コスト処理機能の優先
    順位を高くなるように決定することを特徴とする請求項
    4記載のナビゲーション装置。
  6. 【請求項6】 前記優先順位決定手段は、 前記機能履歴記憶手段に記憶されている履歴のうち経路
    探索処理機能が済み状態である場合に、指示される対象
    がこの経路近傍であるという条件が成立するときには、
    当該対象を経由地に設定する経由地設定処理機能の優先
    順位を高くなるように決定することを特徴とする請求項
    4記載のナビゲーション装置。
  7. 【請求項7】 前記優先順位決定手段は、 前記機能履歴記憶手段に記憶されている履歴のうち経路
    探索処理機能が済み状態である場合に、指示される対象
    がこの経路上であるという条件が成立するときには、当
    該対象までの走行コストを出力する走行コスト処理機能
    の優先順位を高くなるように決定することを特徴とする
    請求項4記載のナビゲーション装置。
  8. 【請求項8】 前記優先順位決定手段は、 前記機能履歴記憶手段に記憶されている履歴として、過
    去の所定回数以内の操作で当該処理機能の情報を出力し
    たという条件が成立する場合には、当該処理機能に関連
    付けられた情報出力処理機能の優先順位を高くなるよう
    に決定することを特徴とする請求項4記載のナビゲーシ
    ョン装置。
  9. 【請求項9】 前記優先順位決定手段は、 過去の所定回数以内の操作で指定した対象と今回指定し
    た対象が近傍であるという条件が成立する場合には、過
    去に指定した対象に関連付けられた情報出力処理機能の
    優先順位を高くなるように決定することを特徴とする請
    求項8記載のナビゲーション装置。
  10. 【請求項10】 前記優先順位決定手段は、 当該対象に関連付けられた情報のうち、過去の所定回数
    以内の操作で検索された情報と同じ種別の情報に関する
    情報出力処理機能の優先順位を高くなるように決定する
    ことを特徴とする請求項9記載のナビゲーション装置。
  11. 【請求項11】 前記優先順位決定手段は、 前記運転状態検出手段により車両が走行状態であると検
    出された場合には、目的地設定処理機能の優先順位を高
    くなるように決定することを特徴とする請求項1または
    2記載のナビゲーション装置。
  12. 【請求項12】 前記優先順位決定手段は、 前記運転状態検出手段により車両が走行状態であると検
    出された場合には、目的地設定処理機能を起動する機能
    起動手段を有することを特徴とする請求項11記載のナ
    ビゲーション装置。
  13. 【請求項13】 前記機能履歴記憶手段は、 処理機能を起動する前の処理状態を記憶しておき、処理
    機能の起動後に、操作入力によって処理機能の処理状態
    を元の処理状態に戻すことを特徴とする請求項4記載の
    ナビゲーション装置。
  14. 【請求項14】 前記優先順位決定手段は、 複数の条件が競合した場合には、所定のルールにより競
    合を解消する解消手段を有することを特徴とする請求項
    1または2記載のナビゲーション装置。
  15. 【請求項15】 前記優先順位決定手段は、 前記優先順位を決定したとき、処理機能の処理状態をメ
    ッセージとして表示するように指示する表示指示手段を
    有することを特徴とする請求項1または2記載のナビゲ
    ーション装置。
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